このページでは中島隆利衆議院議員の45期(2009/08/30〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は45期国会活動統計で確認できます。
○中島隆利君 社会民主党の中島でございます。 社会民主党・市民連合を代表いたしまして、財政演説及び今年度の第二次補正予算について鳩山総理に質問をいたします。(拍手) 質問の前に、我が党も、ハイチで起きました大地震で被災に遭われましたハイチ国民の皆さんに、心からお見舞いを申し上げます。政府におかれましては、十分なる支援を行われるよう求めます。 最初に、政治と金をめぐる問題により現職の国会議員が逮捕される事態に至ったことは大変に残念であり、疑惑については国民に十分な説明責任を果たすとともに、企業・団体献金の禁止も含め、一層の政治資金の透明化に向け、今国会で必要な法改正を行うべきと考えます。総……
○中島隆利君 社会民主党・市民連合の中島隆利です。 ただいま議題となりましたAPEC首脳会議に関する報告について、菅総理にお伺いします。(拍手) アジア太平洋地域は、世界の成長を担いつつある一方、この地域に先進国もあれば途上国も多く含まれているように、経済格差や貧困問題も存在しております。今回、横浜ビジョンで、二〇二〇年に向けて、自由貿易圏、FTAAPの構築を目指すとしましたが、経済の自由化だけでアジア太平洋地域の持続的な発展が可能なのかどうかは、さらに検討する必要があります。 鳩山前総理は、経済協力に加え、環境分野も含めた人間のための経済の一環として、東アジア共同体構想を打ち出してこら……
○中島隆利君 社会民主党の中島隆利です。 社会民主党・市民連合を代表し、ただいま議題となりました国税二法案に対し、菅総理にお伺いします。(拍手) 最初に、公債発行特例法案について質問します。 来年度当初予算は、過去最大の九十二・四兆円、公債発行額は昨年と同規模の約四十四兆円で、公債依存度は四八%になります。 政府の財政運営戦略では、歳出の大枠は七十一兆円以下、新規国債発行額を四十四兆円以内に抑えるとしてきましたが、そもそもこの枠は、どのような基準、考えで設けられたのでしょうか。歳出を決めて赤字公債の額を決めるやり方は、公債発行の限度をなくし、強い財政とは相入れないものではないでしょうか……
○中島隆利君 社会民主党の中島隆利です。 私は、社会民主党・市民連合を代表し、二〇一一年度第二次補正予算案について質問をいたします。(拍手) 東日本大震災の発災から四カ月が経過しました。しかし、今なお十万人近くの方が避難生活を強いられ、瓦れき処理の進捗率も三四%にとどまっています。 また、福島第一原発事故の影響も深刻です。 先日、社民党は、原発震災・被曝ホットラインに取り組みました。短時間にもかかわらず、百件余りの深刻な相談や意見が寄せられました。放射能汚染に対する国民の不安を示すものです。 ここに加え、放射能、セシウムの暫定規制値を大幅に超えた牛肉が流通したことは、国民の不安をさら……
○中島隆利君 社会民主党の中島隆利です。 私は、社会民主党・市民連合を代表し、政府提出の二〇一一年度第三次補正予算につきまして、賛成の立場から討論を行います。(拍手) 総理は本日にもTPP交渉に参加する意思を表明すると報道されています。TPP交渉への参加については、多くの農林漁業者、医療関係者などが反対を訴え、各自治体からも、慎重、反対の決議が相次いでなされています。 国会の議論を諮らず、国民に明確な判断材料を提示しないまま、総理が交渉参加を表明するとすれば、それは、逆立ちしたリーダーシップと言わざるを得ません。拙速な判断で過ちを犯すことのないよう、冒頭、強く求めておきます。 さて、あ……
○中島隆利君 社会民主党の中島隆利です。 社会民主党・市民連合を代表し、ただいま議題となりました政府提出の復興庁設置法案について、総理にお伺いします。(拍手) 東日本大震災復興構想会議の今月十日の会合で、五百旗頭真議長が、政府の復興施策について、率直に言って遅過ぎると苦言を呈しました。議長のこの指摘をまつまでもなく、震災から八カ月以上たって復興対策の司令塔の仕組みが議論されるというのは、余りにもスピード感が欠如しています。 総理、復旧復興がおくれているとの指摘に対し、どのような認識をお持ちですか。 一つだけ例を挙げてお聞きします。 今回の震災に際し、三千億円を超える義援金が寄せられま……
○中島隆利君 社会民主党の中島隆利です。 社会民主党・市民連合を代表し、二〇一一年度一般会計補正予算及び特別会計補正予算につきまして、賛成の立場で討論をいたします。(拍手) 冒頭、沖縄防衛局長の講話問題、福島第一原発事故をめぐる政府会議の議事録未作成、さらには年金改革の試算公表をめぐる政府の対応は、極めてずさんと言わなければなりません。政府として国会と国民に対する説明責任をしっかりと果たすよう、厳しく指摘しておきます。 さて、今回の第四次補正予算は、東日本大震災被災者らの二重ローン対策費の設定や生活保護費等の負担金の追加、中小企業金融関係経費による支援などが盛り込まれていることから、賛成……
○中島隆利君 社会民主党・市民連合を代表し、消費増税関連二法案について質問をいたします。(拍手) 深刻なデフレ不況で、国民生活は疲弊しています。国税庁の民間給与所得調査の結果を見ると、リーマン・ショック前の二〇〇七年度と二〇一〇年度の比較で、平均年収がマイナス二十五万円。十五年前の九七年と比較すれば、実に五十五万円以上の減収となり、家計を冷え込ませています。 ここに加え、年少扶養控除の廃止と成年扶養控除の縮小、健康保険や厚生年金保険料の引き上げ、来年一月からの復興特別所得税など、負担増のメニューはメジロ押しです。 この折に、額にして十三・五兆円という戦後最大級の増税をすれば、国民生活や家……
○中島隆利君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律案に対し、質問をいたします。(拍手) 私たち社民党は、生活再建施策の推進や国民生活の混乱の回避、緊急の景気対策などの観点から、特例公債の発行そのものを否定するものではありません。 しかし、法案が早く成立するように努力し、地方財政や国民生活に影響が出ないように手だてを講じる責任は政府・与党にあります。その努力をせず、国民生活へのしわ寄せが出るから早く法案を通してほしいというのは、虫がよ過ぎます。 前国会の最終盤、民主党は、委員会設定や法案の審議、採決……
○中島隆利君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、公債特例法案について、政府原案及び民主党、自民党、公明党提出の修正案のいずれにも反対の立場で討論を行います。(拍手) 反対の第一の理由は、地方財政や国民生活に影響が出ないように手だてを講じる責任は政府・与党にあるにもかかわらず、民主党の強引な国会運営によって前国会で廃案となり、また、あすの消費税の増税を優先させ、きょうの歳入を脇に追いやったことへの反省が見られないことです。 反対の第二の理由は、一般会計のうち四〇%を超える部分を赤字国債で賄う異常な構造となっているのに、所得税、法人税、資産課税における不公平税制の是正を行う姿勢や、大型公共……
○中島(隆)委員 社民党の中島隆利でございます。さきの総選挙で初めて当選をさせていただきました。委員長以下各委員の皆さん、今後の御指導、よろしくお願いをいたします。 本日は、私の地元の課題であります水俣病問題を中心に六項目、割り当てが二十分でございますので、はしょって進んでいきますので、よろしくお願いいたします。 七月に水俣病被害者の救済及び水俣病問題の解決に関する特別措置法が成立をいたしました。社民党は、この法案に対しまして、加害企業であるチッソの企業再生イコール分社化を進めることを最優先し、すべての水俣病患者の救済、補償にはならないのではないかという懸念から、賛成には至りませんでした。……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 議員になって初めての質問になります。委員長を初め各委員の皆さん、よろしくお願いいたします。 私の質問時間が割り当て二十分でございますので、質問の項目を順に追って質問させていただきます。 さて、前原大臣以下政務三役におかれましては、就任以来、新たな政策の指針を打ち出し、あるいは日本航空の再建という難題に精力的に取り組んでおられることに、まず敬意をあらわしたいと思います。 特に、前原大臣、馬淵副大臣、三日月政務官におかれましては、就任早々、九月二十六日、川辺川ダム現地を視察され、地元住民と関係市町村の皆さんと直接お会いになり、懇談をして……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 この法案につきましては、さきの議会でも一度議論をされたということでありますが、私は、今回初めてでありますので、数点にわたって御質問をさせていただきたいと思います。 ことしの四月の北朝鮮によるミサイル発射、さらには五月の核実験の実施は、理由のいかんを問わず、地域の安全を損なう、到底認めることができない行為と言わなければなりません。その意味で、ミサイル発射と核実験を国際社会が強く批判し、北朝鮮に自制を求める国連決議一八七四の趣旨、方向性については理解するところでございます。その上で、法案の内容について四点ほど質問させていただきます。 法案……
○中島(隆)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの江藤拓君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、城島光力君が委員長に御当選になりました。
委員長城島光力君に本席を譲ります。
○中島(隆)委員 社会民主党の中島でございます。初めての質問でございますので、どうかよろしくお願いをいたします。 さて、蓮池薫さん御夫妻ら五名の拉致被害者が帰国を果たされて既に七年が経過をいたします。この間、その他の被害者の方々の帰国、さらには拉致問題の真相究明が進んでいないこと、ひとえに北朝鮮の責任に帰する部分が大きいわけでありますが、まことに遺憾であり、残念なことと思っております。この政権下で拉致問題を解決したい、そしてまた解決すべきだとの思いから、何点か質問をさせていただきたいと思います。 新政権が発足をして、従来の拉致問題対策本部が廃止をされまして、総理以下関係四大臣による新たな対……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 最初に、地球温暖化についてお伺いをいたします。 コペンハーゲンで開かれたCOP15の政治合意を受けまして、一月三十一日を期限といたしまして、各国が温室効果ガスの削減目標を提出いたしております。報道では、七十カ国を上回る国と地域が目標数を提示したとされております。世界規模で見て、温室効果ガス排出量の約八割をカバーする国と地域が目標を示したと評価がある一方で、排出削減義務を負う仕組みづくりは今後は難航するのではないか、こういうことも指摘をされております。 そこで、COP15でも大変苦労をされました小沢大臣は、各国によるその後の経過と目標数……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 冒頭、総理におかれましては、五月一日の水俣病犠牲者の慰霊式に歴代総理として初めて御出席をされました。犠牲になられた方々への哀悼の意を表し、被害拡大についての国の責任を認め謝罪をされたことに、地元選出の国会議員の一人としてまず心から感謝を申し上げたいと思います。 総理は、慰霊式の五月一日を水俣病問題解決の新たな出発の日にしたいと述べられました。その言葉どおり、すべての被害者が救済される全面的な解決になるように一層の御努力をお願い申し上げて、質問に移らせていただきたいと思います。 総理は、就任直後の昨年九月、国連気候変動首脳会議で、温室効……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島でございます。 本日は、三名の参考人の皆さん、貴重な御意見をいただきまして、まず心からお礼を申し上げます。私も、何点かにわたりまして、参考人の皆さんに質疑をさせていただきたいと思います。 まず、今回の環境アセス法、施行から十年を迎えての改正であります。この間、地球温暖化問題、生物多様性の保全など、国民の環境に対する関心は飛躍的に高まっております。自然環境といかに共生していくかが社会の大きな課題となっております。 そこで、その意味でも、今回の法改正は環境に配慮した事業の実施を図る上で、前進していることは間違いないと思うんですけれども、今後に向けての課題も今……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。 最初に、建設業の現状に対する認識と今後の対策についてお伺いをいたします。 現在、建設業とそこで働く方々は、大変厳しい状況にございます。総務省の労働力調査の臨時統計を見ますと、二〇〇〇年に六百五十三万人を数えていた建設業の従事者が、二〇〇九年には五百十七万人に減少をいたしています。十年間で百三十六万人が急激に減少をいたしております。事業所・企業統計を見ても、二〇〇一年から二〇〇六年にかけまして、この期間は景気回復期間ではあったわけでありますが、事業所の数が約六万減っております。 また、昨年十二月に公表されました平成二十年の建設業構造基本調査の調……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 前原大臣は、就任早々、八ツ場ダム、川辺川ダム建設中止を打ち出されました。ダムによらない治水対策の検討に着手をしていただきました。公共事業はとまらないと考えられてきたわけでありますが、推進中の事業が中止があり得るとの判断を下したことは大きな意義があると思います。それだけに、今までも質問ございましたが、大臣以下政務三役の方々、ダム建設の是非をめぐって苦しんできた地元住民の方々の理解を得るために相当の御努力をされている、これについては非常に敬意を表したいと思います。 そこで、まず、八ツ場ダムの事業費についてお伺いしたいと思いますが、総事業費が……
○中島(隆)委員 社民党の中島でございます。先ほど来、五人の参考人の皆さん、貴重な御意見をいただきまして、まず心からお礼を申し上げます。 いろいろな視点で問題点があることを理解させていただきました。その中でも、このダムが五十数年、高度成長時期から、ダムをつくるために推進をされてきたということの御指摘もございました。そしてまた、治水、利水の目的が、余りにも計画が不十分ではなかったかということもわかりました。 しかし、その中で、きょう地元から参加されています豊田さん、地元の皆さん方が、水没地域の皆さん方が、五十数年にわたって翻弄され、苦しんでおられる現状もわかりました。私も川辺川ダムという、地……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島でございます。 川村議員の質問に重複する点があるかと思いますが、私の視点で質問させていただきますので、よろしくお願いをいたします。 昨年来、国の直轄事業に対する地方負担の問題では、大阪府知事や香川県知事など都道府県から厳しい意見が噴出しました。このことが今回の法案に強く反映されているものと推察をいたします。 負担金問題をめぐっては、昨年だけではなく、過去におきましても都道府県から見直しを求める意見といったものが出されてきました。平成九年の地方分権推進委員会第二次勧告を見ますと、直轄事業の維持管理費の負担金については、段階的に縮小を含めて見直しを行うとされ……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 日本航空の再建問題についてお尋ねをいたします。前原大臣が参議院に出席ですので、副大臣以下、御答弁をお願いしたいと思います。 去る一月十九日に、日本航空が会社更生法の適用を東京地裁に申請いたしました。企業再生支援機構のもとで再建が行われるわけでありますが、安全確保を第一としつつ、三年間で企業再建という目標が達成できるよう、一層の努力をお願いしたいと思います。 さて、日本航空が抱える負債総額は、グループ三社で二兆円を超える大規模なものとなりました。金融を主力事業としない企業としては過去最大の経営破綻ではないかと思います。日本航空といえば、……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。本日は、六名の参考人の皆さん方、貴重な御意見をいただきまして、まず心からお礼を申し上げたいと思います。 まず最初に、山内参考人にお伺いいたします。 山内参考人は交通経済の専門家で、航空行政にも大変詳しいと伺っております。昨年は、JALの経営改善のための有識者会議の委員も務められております。新しい政権のもとで、有識者会議が廃止となりまして、その後JAL再生タスクフォースが設置をされ、そして現在では企業再生機構の方向で今検討が進められております。 そこで、有識者会議のメンバーに選ばれた山内参考人ですが、JALの経営の行き詰まりの原因、これま……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島でございます。質問の順番も変わりましたが、昼休み、十二時に入りまして時間が制約されているということで、大変申しわけありませんが、六点、項目としておりましたけれども、三日月政務官に大変申しわけありませんが、前半の二点については次回に譲りますので、あと後半について質問させていただきます。特に今、地元の金子先生からありました荒瀬ダム問題等も含めて、私から、若干観点が違いますので、質問させていただきます。 まず、補助ダムの見直しについてです。三点目から入ります。 ことしの夏、中間の取りまとめを出しまして、それに基づいて検証対象であるダムの見直しに取りかかる、こうい……
○中島(隆)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの江藤拓君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、城島光力君が委員長に御当選になりました。
委員長城島光力君に本席を譲ります。
○中島(隆)委員 社会民主党の中島です。 本日は、外務大臣御出席でございますので、最初に二点ほど、岡田外務大臣に質問をさせていただきたいと思います。 ことしになってから、中国共産党の王家瑞対外連絡部長が訪朝をし、逆に北朝鮮の外務次官が訪中しております。また、米国では、北朝鮮問題を担当するボズワース特別代表も中国、韓国、日本を訪問し、日本では岡田大臣とも会談をされたとお聞きいたしております。これらの動きの中で、六カ国協議の再開準備が近いうちに整うのではないかと報道されています。先日、五日には、社民党の福島党首が会談いたしました程永華中国大使も協議再開の障害が除去されつつあるという認識を示しま……
○中島(隆)委員 社民党の中島隆利でございます。 私は熊本出身でございます。本日は国土交通大臣お一人に御質問をいたしますが、地元の問題も含めて御質問いたしますので、どうかよろしくお願いいたします。 現在、今後の治水対策のあり方に関する有識者会議がこれまで四回の会議を開き、精力的に活動されていることを承知いたしております。この中で私が注目したいのは、一つは、河川区域だけに着眼した治水対策から流域全体に目を広げた治水対策に重点を移したらどうかという提案がございました。もう一つは、森林がもたらす洪水低減効果に触れている点であります。 ともすれば、これまでの災害対策は、治山、治水、砂防といったよ……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。 私に与えられた時間は十分でございますので、仮配分問題の一つに絞って質問させていただきます。 仮配分については、自治体も、来年度予算案を編成するために、国の公共事業の配分がどの程度の額になるのか、できるだけ早い機会に知りたいのは当然であります。その意味で、国土交通省と都道府県の間で配分額の調整が行われること自体、否定するものではございません。 しかし、今回は、民主党を通じて民主党の各都道府県連に通知がされ、しかもその資料に、知事要望ありとか県連要望ありとの記載がなされ、自治体にも連絡をされております。このことは極めて遺憾で、強い違和感を抱かざる……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 最初に、海上保安庁のヘリ墜落事故関連について質問をさせていただきます。 今回の事故で五名の方が亡くなっておられます。亡くなられた方に心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。 今回の事故では、海上保安庁に安全対策検討委員会、そして広報の改善に関する検討委員会が設置されまして既に議論が始まっておりますが、所管の国交省として、議論の経過に責任を負い、二度とこのような事故が繰り返されないように万全な対策をまず冒頭にお願いしておきたいと思います。 そこで、ヘリコプターの飛行の安全対策についてお聞きいたします。 今回の事故は、低空飛行した……
○中島(隆)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの江藤拓君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、中山義活君が委員長に御当選になりました。
委員長中山義活君に本席を譲ります。
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 金賢姫元死刑囚の来日の問題についてお尋ねいたしますが、これまでほとんど質問されておりますので、重複を避けて何点か質問させていただきたいと思います。 大韓航空機爆破事件の実行犯として、金賢姫元死刑囚が今回来日をしました。元死刑囚は、爆破事件を起こし、なおかつ日本人名義の偽装旅券を使った容疑者でもあります。本来ならば上陸拒否の対象者であります。 千葉法務大臣の記者会見などによりますと、今回、出入国管理及び難民認定法の第五条の二、すなわち上陸の拒否の特例に沿って入国を認めたということだと思いますが、上陸の拒否の特例として入国を認めた理由につ……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 馬淵大臣は、ごあいさつ、所信表明で、国土交通行政は日本の背骨をなしているというふうに申されました。国民生活のありように直結しているというふうに私も思います。大臣を初めとする政務三役におかれましては、国土交通行政の改革や当面する諸課題に全力を挙げて取り組んでいただけると強く期待しているところであります。 また、鹿児島県奄美地方を襲った豪雨災害について、被害に遭われました方々に心からお見舞いを申し上げ、同時に、国土交通省といたしまして、ライフラインの復旧と万全の対策を講じるよう、強く冒頭に要請しておきたいと思います。 さて最初に、今後の治……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島でございます。 法案の質問の前に、これまでビデオの問題について御指摘がありましたが、私の方からも一言要望を申し上げておきたいと思います。 これまでの御指摘で、大臣から、情報漏えいについては徹底的に調査をするという決意を述べられました。 この問題につきましては、予算委員会で理事会だけに公開、こういう意味でなされたわけでありますが、この問題については、外交面でも極めて悪影響を与える、間違いないというふうに思っております。 先ほどからの答弁の中でも、ビデオの保存が地検、あるいは海保、あるいは第三者のどこかを確認する、こういうことでございます。ビデオの本数につ……
○中島(隆)委員 社民党の中島隆利でございます。 本日は、港湾関係を最初に質問、そしてまた大臣に冒頭にと思いましたが、中座されますので、二点目の方から質問をさせていただきたいと思います。 来年、港湾法の改正が予定をされております。そこで、この問題を取り上げるために、我々社民党は博多港を視察しまして、本日、私は、何点か質問を予定しております。 そこで、二点目の、民営化に当たりまして、港湾の公共性の関係について副大臣にお尋ねしたいと思います。 博多港を先日視察いたしました。ここはもう既に、平成五年でしたか、第三セクターで運営をされております。福岡市が資本五一%を保有、残りの四九%を民間会社……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 政治と金の問題、選挙制度の問題について大臣にお伺いをいたします。大臣は民間出身で職務を担っておられる大臣でございますので、国民の目線で率直な御意見をいただければ幸いであります。 最初に、いわゆる政治と金、国会議員の政治資金をめぐる疑惑の問題についてお尋ねをいたします。 政治と金をめぐる疑惑は国会審議に影響を与え、今、国民の中では、一体国会は何をやっているんだ、こういう国民の不信を助長する悪循環になっております。今から二十五年前に議決をいたしました衆議院議員の政治倫理綱領には、冒頭で「政治倫理の確立は、議会政治の根幹である。」としていま……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 提出されました政治資金規正法、政党助成法の改正案に質問する前に、法案提出者に、昨今の政治と金をめぐる問題につきまして認識をお伺いしたいと思います。 先日も、一般質疑で総務大臣にお聞きをいたしました。国会議員の政治資金をめぐる疑惑が相変わらず取りざたされております。国民の政治不信を助長しているものと考えます。国会議員の政治と金の問題というと、一つは、政治資金規正法などでやはり抜け穴が存在をしているのではないかということ、もう一つは、疑惑を持たれた議員が国会の内外を問わず国民に疑惑を払拭する、そういう説明責任を果たしていない、この二つの問題……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 本日は、大変お忙しい中、参考人の五名の皆さん方、貴重な御意見をいただきまして、まず感謝を申し上げたいと思います。 これまでの質問で若干重複する部分があるかと思いますが、三点についてそれぞれお尋ねしたいと思います。 先ほど、家族会の飯塚さん、横田さん、増元さんからそれぞれお訴えがございました。飯塚さんは田口八重子さん、そしてめぐみさん、それからるみ子さん、三十二年から三十三年という長きにわたって今の経過を踏まれている。その苦しさ、悩みについて、本当に察するに余りあるものがあると思います。 私も、今政府が行っております、毎週放送されてい……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 質問の前に、震災対策の雇用対策について、一つだけ御要望をさせていただきたいと思います。 震災から二カ月がたっておりますが、先日、私ども社民党で現地の視察を行いました。私も岩手、宮城を視察させていただきました。そこで避難されている方々に何カ所かでお会いしてお話を聞きました。その中で一番訴えられましたのは、やはり仕事がしたい、仕事ができるようにしてほしい、こういう訴えを涙を流しながら必死に訴えられました。 そこで、震災による失業者が今十万人を超えている。今、連日ハローワークには十万近くの皆さん方が相談に行かれている。相談に行かれても、恐ら……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。
私は先日、二月二十三日、予算委員会で大畠大臣にお伺いしました内容について、確認を含めて、川辺川ダム問題、五木村再建法案の点について質問させていただきたいと思います。
先日の予算委員会で、大臣は、川辺川ダムを一つのモデル型として法案化して検討していきたい、こういう御回答をいただきました。そこで、この生活再建法案が今後考えられるわけですが、川辺川ダムの建設中止に伴う協議の結果をベースとして進められるのかどうか、まずそこをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 進捗状況を見ながら検討するということですが、協議が調っていないから再建法案を提出す……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 未曾有の災害で犠牲になられた方々に、まず心から哀悼の意をあらわしたいと思います。まだ安否が不明な方が一万人以上おられます。一日も早い発見と被災地の復興、一刻も早く進むように、政府並びに国会にも、全力を挙げていくことが必要ではないかというふうに思っております。国土交通省を初め職員の皆さん、連日日夜この復興に向けて大変な努力をされていることに対して、心から労をねぎらい、また、被災地に思いをはせ、さらに頑張っていただきますように心からお願いを申し上げておきたいと思います。 我が党も踏切道改良促進法には賛成でありますが、冒頭に被災地の問題につい……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 東日本震災で亡くなられました方々にまず心からお悔やみ申し上げ、また、被災を受けられました方々にお見舞いを申し上げたいと思います。 まず、今回の東北地方を襲った地震と津波では、多くの港湾労働者の方々も、亡くなられたり行方不明になられて大変な状況にございます。そういう中にありましても、港湾関係で働く労働者の団体の皆さん方は、現在の救援物資の海上ルートの確保やあるいは救援物資に係る港湾荷役作業に全力を挙げて今取り組んでおられます。 港湾関係で働く労働者は、今回の法改正による港湾経営の民営化や規制緩和が自分たちの労働条件にどのような影響を与え……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。東北地方太平洋沖地震について質問いたします。 東北道や常磐道での交通規制解除に加えまして、鉄道貨物の輸送や港湾使用の復旧も進められてまいりまして、物資輸送の改善が進んでいるわけでありますけれども、しかし、被災地によっては、依然として物資が不足をしたり、あるいはライフラインの復旧がおくれているという状況も、現地からはたくさんの声が上がっております。冒頭に、万全な体制を引き続きお願いをしておきたいと思います。 そこでまず、今回の大地震で幅広い地殻変動が起こっておると思います。冒頭、最初に若井議員からも質問がございました。国土地理院では、電子基……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 最初に、東日本地震に関連して何点か質問させていただきたいと思います。 大規模災害からの復旧に際して公共交通優先の対策を講じることにつきまして、これまで委員会でも要請をしてまいりました。しかし、被害の全容が明らかになる中で、公共交通機関が受ける被害の大きさに改めて私も驚いております。 日本バス協会の資料によりますと、震災で、岩手、宮城、福島の三県だけで、営業所の社屋などの損壊が三十三棟、使えなくなったバス車両が百四十両に達しています。鉄道では、岩手開発鉄道や福島臨海鉄道では復旧のめどがまだ立っていない、こういう状況にあります。 それか……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。
今回の法改正は、これまで答弁がありましたように、高円賃、高専賃、高優賃といった制度が廃止されまして、登録制によるサービスつき高齢者向け住宅に一本化されるわけであります。
過去、例えば、高齢者優良賃貸住宅の目標数を十一万戸と定める閣議決定が行われました。そして、約三万五千戸にとどまっている現状にあります。今回の法改正によりまして、良質の高齢者向け賃貸住宅の確保にどの程度の効果が期待されるのか、これについてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 大臣には、質問した後、後段、最後に要望を申し上げたいと思います。
日本社会は高齢化の真っただ……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。 最初に、災害復旧のための土木工事を県、国が代行する法案についてでありますが、対象となる事業が、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法で規定された事業となっています。どれも復旧のために緊急を要する事業だと思います。他方、今回の大規模災害では、例えば宮城県の村井知事が、単なる復旧ではなく再構築だと述べておられます。独自の災害復興計画を立案して、十年をかけて復興に当たると言っておられます。 そうしますと、今後の復興は、震災前の状態に戻す復旧とは限らないわけでありまして、もちろん、土木工事の代行は被災した県や市町村が要請するものですから、被災県と、県、国……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 私は、まず最初に、瓦れき処理における国の支援状況について三点質問させていただきたいと思います。 一昨日から二日間、被災地であります岩手県、宮城県を、社民党、党首を代表として、一緒に視察させていただきました。両県の知事、それから宮古市長、名取市長、石巻市長とお会いをいたしました。復興復旧に向けて切実な要望を受けたわけでありますが、本日は、その視察を通じて、現地の強い要望に基づきまして質問をさせていただきたいと思います。 瓦れき処理についてでございますが、岩手、宮城、福島の三県だけで、車や船舶を除いて、瓦れきの量が二千五百万トンに上ると言……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 二法案の質問の前に、最初に一問だけ、日本航空の再建問題に関連してお尋ねをしたいと思います。 日本航空は、三月の二十八日に、銀行から融資を受けました二千五百四十九億円をもって、七年間かけて分割返済する予定だったんですが、負債を一括返済して、更生手続が終了いたしております。他方、昨年末に日本航空は、パイロットと客室乗務員合わせて百六十五人を整理解雇いたしました。その人数は、百四十六人がその後解雇無効を訴えて、今訴訟が起こっております。これだけ早期に更生手続が終了し、当初の希望退職目標を上回る早期退職があった中で、大量の整理解雇は極めて遺憾だ……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 最初に、旧国鉄に関する法案ですので、関連して国鉄改革のJR不採用問題についてお尋ねをいたします。 旧国鉄の分割・民営化から二十三年が経過をいたし、昨年の四月九日、民主、公明、社民、国民新党の四党で不採用問題の政治的解決に向けた要請を政府に行い、政府も解決案を受け入れました。 そして、採用差別があってはならないとする国会決議がこれまで行われております。これは当時の中曽根総理の答弁でありますが、一人も路頭に迷わさないという答弁もなされているわけでありますが、不採用者のうち、千四十七人もの方々が四半世紀にわたって解決を求めてまいりました。 ……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 最初に、被災地で、住宅や車あるいは工場の設備などローンを組んでいた方が、震災でこれらの資産を失って、改めてローンを組まざるを得ない二重ローンの問題について、まずお聞きをしたいと思います。 この問題につきましては、先日、日弁連からも提言が出されているようでありますが、端的に申し上げまして、二重ローンによって生活が困窮し、被災者や中小企業が将来の見通しが立たなくなるようなことのないよう、債務免除などの措置がとれないかどうか、お尋ねをしたいと思います。 また、被災地の金融機関からは、当初ローンの減額や再融資の申し出が後を絶たない中、融資をし……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 今回の東北地方太平洋沖地震で犠牲に遭われた方々に、まず心から哀悼の意をあらわしたいと思います。 特に、我が党も対策会議を開きながら支援対策の要望をいたしておりますが、一万四千人にも上る安否不確認の方がいらっしゃいます。一刻も早い発見と、それから五十二万人にも上る避難されている方がいます。的確な物資がまだ届いていないという状況もありますし、ライフラインの確立について万全な対策をまずお願いしておきたいと思います。 重複をしないように質問いたしますが、特に、今佐々木議員からもありましたように、六カ月という設定がされたわけでありますが、非常に……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。 ほとんど質問項目が重複してしまっておりますが、冒頭に一つだけお願いをしておきたいと思います。 選挙期日の延長については今回三回目を迎えるわけですが、先ほど来お話がありますように、復興復旧、とりわけ新しい町づくりを進めるためには、新たに選出された議員やあるいは首長によって進められるべきだというふうに思っています。しかし、今の状況からすると、選挙どころではない、こういう声がたくさんあるというふうにお聞きいたしています。今回延期されて、期日どおり年内にできるように、そのためには復旧復興を一刻も早く政府が総力を挙げる必要があると思いますので、この点も改……
○中島(隆)委員 中島隆利でございます。 本日は、大変お忙しい中、わざわざ国会に足を運んでいただきまして、参考人の皆さんの貴重な意見を聞かせていただきました。大変ありがとうございました。 私からも、それぞれ参考人の皆さん方に少し質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、八木、斉藤、永易参考人さんに、それぞれ同じ意見をお聞きしたいと思います。 今回の法案は、加害者である東京電力救済の性格を非常に持っているというふうに思っているのですが、この点についてお尋ねをいたします。 特に、今回の法案については、東電による賠償に事前の上限を設けないという点では評価できると思うのですが、賠償の……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。 まず、災害廃棄物処理の現状認識について、環境大臣と議員立法提出者にお尋ねをいたします。 災害廃棄物処理の進捗状況は、七月二十六日時点で、被災三県での瓦れき仮置き場への搬入率は、先ほど来指摘されておりますが、四三%にとどまっています。石巻市では二〇%であります。瓦れき処理は復旧復興の前提条件ですし、発災からもう五カ月が経過をいたしております。非常におくれていると言わなければなりません。 しかし、先日の本会議の質疑で、環境大臣は再三にわたって、仮置き場への搬入は着実に進んでいる、国が代行することで一層の効率化が期待できると答弁されておりますし、先……
○中島(隆)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの江藤拓君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、奥村展三君が委員長に御当選になりました。
委員長奥村展三君に本席を譲ります。
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 昨年十一月に北朝鮮が韓国の延坪島を砲撃しました。武力行使をもって主権国家を脅かし、なおかつ民間人にも攻撃を加えたことは許しがたい暴挙だと言わなければなりません。しかし、このことをもって、朝鮮学校への高校無償化適用の審査手続を中断させ、あるいは支援金の支給がないまま新年度を迎えたことは大変大きな問題だと思います。 文科省は、朝鮮学校への支援金支給の審査基準として、教育には外交上の配慮はしないとしていたはずです。また、手続中断の理由として、枝野官房長官が、不測の事態に備える、我が国の国民の生命財産を守ると国会で答弁していたようでありますが、……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。
本日は、松本外務大臣、御多忙の中、御出席でございますので、大臣にお聞きしたいと思います。
最初に、この間のG8外相会合、日中韓サミットについて、これまで各議員からも質問され、御回答されておりますが、私からも再度、この二つの会合についてお尋ねをしたいと思います。
松本大臣あるいは菅総理は、北東アジア情勢、拉致問題について、どのような提起を行い、どのような評価を得たのか、端的にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 恐らく、外交問題としては中東、アフリカ情勢に、日本の問題では特に先日の東日本の大震災等あるいは原発事故に世界の目が向……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 本日は、雇用問題を中心に質問をいたしますが、前段に、事業仕分けなど、独立行政法人や政府関連公益法人の事業見直しから生ずる職員の雇用問題について、まずお聞きをしたいと思います。 昨年の四月と五月に行われました事業仕分けの第二弾、これは独立行政法人と政府関連公益法人の事業が対象でありました。本日御出席の枝野官房長官、蓮舫行政刷新担当大臣とともに、当時与党でありました社民党から私も参加させていただきましたが、その際、私は、独立行政法人や公益法人に対する官庁からの天下り、さらには、関連団体やあるいは財団との不透明な契約あるいは受注関係について徹……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 冒頭に、先日起きましたニュージーランドの地震の被災に遭われましたニュージーランド国民の皆さん、また、日本の国民の皆さんも被災をされています。心からお見舞いを申し上げたいと思います。日本留学生の方々等の早急なる救出に政府は全力を挙げて取り組んでいただきたいと思います。 本日は、せっかく総理が出席されておりますので、まず、私は地元の熊本県の川辺川ダム、荒瀬ダムの問題について、最初に何点か質問させていただきたいと思います。 政府が八ツ場ダム、川辺川ダムの建設中止を打ち出して一年半が経過いたします。これまで大規模公共事業を中止するルールが存在……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 私は、まず最初に、日本航空の再建、経営問題についてお聞きしたいと思います。 ただいま穀田議員からも、それぞれ現場の状況を訴えられて質問がございました。私も、重複する点があるかと思いますが、現場の状況を訴えながら、私の視点から質問をさせていただきたいと思います。 今回の再建計画、日本航空は、三月末に更生手続を前倒しして終了いたしました。この過程については、当初希望退職目標を上回る早期退職、今ありましたように実現をいたしました。早期退職等も実現をし、さらにはパイロット、客室乗務員が百六十五人も整理解雇される、しかも裁判までなされている、こ……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。
東日本大震災と阪神・淡路大震災との大きな相違点は津波被害にありました。東海、東南海、南海地震などの大規模地震を想定し、津波防災をできる限り進めていくことは賛成であります。その観点から何点か質問させていただきます。
最初に、津波防災とは直接関係ありませんが、宮城県石巻市では、地盤沈下の影響で、大潮はもとより満潮時に川の水が逆流して市街地を冠水させていました。この冠水対策はどのように進められていますか。また、国はどのように支援を行ってきましたか。簡単に御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 なぜこのような質問をするかといいますと、今回の東日……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。
最初に、山岡大臣に拉致問題に関する八項目の対応方針についてお尋ねをいたします。
菅内閣から野田内閣にかわったことを受けまして、新内閣が拉致問題にどのような基本方針をお持ちなのかについてお尋ねをしたいと思います。
とりわけ菅前総理が拉致問題対策本部に、本部長であった昨年の十一月に指示をされました拉致問題に関する八項目の対応方針が現内閣でも踏襲されるのかどうか、あるいは八項目の方針に追加されるような内容があるのかどうかをまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 担当大臣として、この八項目に沿って行動していただきますけれども、北朝鮮の拉致……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 横田めぐみさんが十三歳で拉致されてから、この十一月で三十四年が経過をいたします。めぐみさんに関する正確な情報を入手し、一刻も早く帰国していただく、そのための努力が必要であります。先ほど坂本議員から関連の質問がございました。重複いたしますが、少し質問させていただきたいと思います。 ここ一、二カ月の間、めぐみさんに関する情報が連続して報道されています。二〇〇五年初めまでめぐみさんが生存していたとする脱北者の証言もございます。めぐみさんの娘さんが結婚していたとの情報、そして、韓国誌、週刊朝鮮が入手した二〇〇五年の平壌の住民の情報資料にめぐみさ……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 最初に、川辺川のダムによらない治水に関連して質問いたします。 川辺川ダムの建設中止に伴い、ダムによらない治水を検討する場が設置され、二〇〇九年一月に第一回が開催されました。以降、五木村の生活再建をめぐって検討する場の協議の中断期間がありましたけれども、昨年九月に再開されまして、その後、幹事会も二回ほど開かれております。 第九回の検討する場において、直ちに実施する対策と、引き続き検討する対策が確認をされました。直ちに実施する対策として、萩原地区の堤防補強や下流部の掘削、かさ上げ対策未実施地区での宅地のかさ上げなどが決まっています。これら……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。 最初に、本法案と災害対策基本法など災害対策関係の他の法律との関連についてお尋ねをいたします。 東日本大震災の際、首都圏で起きた大規模な帰宅困難者の問題を踏まえますと、今後予想される首都直下地震などへの対応策を早急に確立すべきであると思います。ただし、災害対策としては、災害対策基本法が既に存在をいたします。本法案では、支援措置の対象になるのが都市再生緊急整備地域に指定された六十三地域に限定されています。災害対策基本法の枠組みを使えば、対象も広がり、あるいは地域防災計画の中に都市部の安全確保の仕組みを組み込むことも可能であったのではないかというふう……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。
最初に、三月末をもって終了した東日本大震災に伴う東北の高速道路無料化についてお尋ねをいたします。
例外として、原発事故の避難者が九月まで、沿岸部の被災地での瓦れき処理のボランティア車両が六月まで無料となります。しかし、被災地の復旧復興はまだこれからであります。
さまざまな工事に関係する車両あるいは観光客を呼び戻すためのバスなど、東北の高速道路の無料化は、需要も期待も大きかったのではないかと思います。なぜ三月末で中止されることになったのか、その理由をまずお尋ねいたします。
【次の発言】 高速道路無料化が震災発生時の緊急的な措置で、阪神・……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 本日は、三人の参考人の皆さん方、大変貴重な御意見、そしてまた、いろいろな御質疑に御丁寧な御回答をいただいていること、まず心からお礼申し上げたいと思います。 私も今まで、この事故の背景あるいは経緯、そしてまた、今の質疑の中で感じるわけでありますが、今回の重大な事故が、規制緩和によって、この業界、貸し切りバスあるいはツアーバス業界が大量にふえ、そしてそこに対する監査、指導が行政として十分にいっていない、しかも業界内でも実態が把握できていない、こういう本当に重層した構造の中で起こっているということをつくづく感じたわけであります。 そこで、そ……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 私は、まず最初、イランの核開発問題の今後の見通しと日本の対応について、外務省中東局長にお尋ねをいたします。 イランの核開発、とりわけウラン濃縮活動が継続されていることに対し、アメリカ、EUは大変厳しい姿勢をとっています。軍事利用の可能性も含め、核が拡散していることには強く憂慮せざるを得ないのは事実であります。他方、日本は、原油輸入をイランを含めた中東に強く依存しているため、頭が痛い問題であります。 そこで、最初に、日本政府としてのイラン核開発問題に対するスタンスと、解決に向けた見通しを簡単に説明していただきたいと思います。 先ほど穀……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 羽田新大臣に、国土交通行政に関する基本的な姿勢を何点かお尋ねしたいと思います。 最初に、ダム事業の見直しについてお尋ねをいたします。 民主党政権は、無駄な公共事業の見直し、とりわけ、コンクリートから人へという姿勢でダム事業の見直しに積極的に取り組んでこられました。しかし、できるだけダムによらない治水への転換として始められた八十三ダムの検証は、八ツ場ダムも含め、ほとんどの事業が継続判定となっています。 現在進められているダム事業の検証は、今後の治水対策のあり方についての中間取りまとめに基づいて実施されていますが、当初から、検証主体がダ……
○中島(隆)委員 社民党の中島隆利でございます。 最初に、九州北部を襲った豪雨災害についてお尋ねをいたします。 冒頭に、今回の災害に遭われまして亡くなられました皆さん、また被災された皆さん方に心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。 同時に、政府、わけても国土交通省におかれましては、ライフラインの復旧に全力を挙げていただきたいと思います。まず御要望申し上げておきたいと思います。 さて、今回の豪雨は、私の地元の熊本県を初め、福岡県、大分県などに大きな災害をもたらしました。熊本県阿蘇市の乙姫では、最大時、一時間に百八ミリ、二十四時間では五百ミリを超える雨量を観測いたしました。熊本……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 提案されている都市の低炭素化促進法ですが、二酸化炭素の相当部分が都市部から発生している中、都市部におけるCO2削減や省エネを進めていくこと自体に異論はありませんが、疑問点の点を含めまして少し質問をさせていただきたいと思います。 最初に、本法案における低炭素建築物の認定や低炭素まちづくりの対象となる地域ですが、市街化区域及び非線引き都市計画区域内と定められているものと承知いたします。そうしますと、人口でいうと約九千九百万人で、総人口の約七七%をカバーするわけでありますが、国土の面積ではわずか五%にすぎません。 なぜ今回の法案に示された主……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。
最初に、領海等における外国船舶の航行に関する改正法案について質問をいたします。
今回の改正で、やむを得ない理由がないまま停留や徘回を行う外国船に対し、立入検査を省略して退去命令を行うことを可能にしました。これにつきまして、領海内で外国船舶が国連海洋法条約で定められた無害通航に違反するような行為をとった場合、他国ではどのような措置をとっているのか、今回の改正のように立入検査を省略して退去命令を行うことが一般的なのかどうか、その点についてお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 関連して質問します。
今回の改正によって、外国船舶に対して、勧……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利です。 きょうは経営再建中で再上場を目指すJAL問題の審議でありますが、最初に、八月二日に宮城県の東北自動車道で三十一人がけがをした高速ツアーバス事故についてお尋ねをしたいと思います。 四月の関越自動車道で起こった高速ツアーバス事故を受け、監査を行った上で緊急対策を講じて、七月三十一日から高速ツアーバスから高速バスの新制度への移行を始めた途端の事故であります。少なからず衝撃を受けたわけであります。 この事故についてですが、事故を起こした運転手が軽度の脳梗塞を患い、医師から運転を控えるように言われていたという報道がありました。さらに、運転手の乗務時間が……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 本日は、JALの経営再建についての質疑で、JALの大西会長を初め三人の参考人の方々においでいただいております。そして貴重な御意見を賜っていることを、まず心からお礼を申し上げたいと思います。 しかし、大変恐縮でございますが、最初に一問だけ、去る八月十五日の終戦記念日に、羽田大臣が靖国神社を参拝した件についてお尋ねをいたします。 さて、閣僚の靖国参拝につきましては、憲法二十条の政教分離の原則に抵触しているのではないのかとの指摘がかねてからあります。さらに、一九七八年に靖国神社が太平洋戦争のA級戦犯を合祀したことにより、国会議員とりわけ閣僚……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 本日は、四名の参考人の皆さん、貴重な御意見を賜りまして、まことにありがとうございます。 まず最初に、亘理参考人、土居参考人に、移動の権利についてお尋ねをしたいと思います。 これまでの御答弁で、お二人とも、交通権、いわゆる移動の権利の保障が重要であるということを述べられております。 交通基本法は、社民党の前身である社会党時代の一九八九年に党内で法案をつくり、二〇〇二年と二〇〇六年にも民主党と法案を共同提出いたしました。 交通は、生活に必要な衣食住をインフラとして支える極めて重要な要素であります。憲法に規定された健康で文化的な最低限度……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 最初に、総理にお伺いいたします。 二〇〇九年の総選挙で社民党は、民主党、国民新党とともに、政権交代を掲げて戦いました。そして、選挙後に連立政権が発足をしました。総理、このとき三党で結んだ政策合意で最重点とした課題は何だったか、御記憶ございますでしょうか。 三党合意は、小泉構造改革に象徴される政権交代前の政策によって国民生活、地域社会が疲弊したことを指摘し、連立政権は、家計に対する支援を最重点と位置づけ、国民の可処分所得をふやし、消費の拡大につなげることを最重要課題といたしました。 社民党は、米軍普天間基地の移設問題をめぐって政権は離……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 本会議が入りまして、五時以降のきょうの最後の質問になりましたが、委員の皆さん、また政府の皆さん、大変お疲れでしょうが、よろしくお願いしたいと思います。 最初に、厚生労働省がことし三月に行った社会保障に係る費用の将来推計の設定に関連してお尋ねをいたします。 この改訂版の将来計画によりますと、年金、医療、介護、子ども・子育て支援の社会保障四経費の公費負担が、二〇一二年で四十・六兆円になります。今議論しています一体改革の諸施策を実施いたしますと、二〇一五年には公費負担が四十五・四兆円、二〇二五年には六十・五兆円にまではね上がります。消費税は……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 本日は、大変お忙しい中、被災地福島地域の皆さん方、復旧復興に日夜努力されております皆さん、そしてまた貴重な御意見をいただきました。心からお礼を申し上げたいと思います。 最後になりますが、私の方から少し質問をさせていただきたいと思います。 それでは、まず最初に、金澤陳述人にお尋ねしたいと思います。 先ほど来御報告がありました、大震災それから原発事故、被害を受けながら、本当に、地域医療、南相馬市立病院の中で大変な御苦労をされているお話をお聞きいたしました。七万人の人口が当時一万人にも減り、そして現在では二万人もまだ減っている、こういう状……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 最初に、福島公聴会で出された消費税否定等の意見について、まず岡田一体改革担当大臣にお尋ねをしたいと思います。 一昨日、福島と神戸で地方公聴会が開かれました。私は福島の公聴会に参加させていただきました。一体改革について、被災地で復旧復興を担う方々から貴重な意見を拝聴することができました。 そこで、公聴会で出されました意見から、二点ほど質問をいたします。 公聴会では、鈴木白河市長が、震災からの復旧復興、産業と雇用の立て直しが重要であるというふうに指摘をされました。一体改革の先送りがここで要請をされました。次に、福島県商工会連合会の轡田会……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 本日は、四名の参考人の皆さん、貴重な御意見を賜りまして、まことにありがとうございます。 私も数点お尋ねをさせていただきたいと思います。まずは、小塩参考人と小峰参考人にお尋ねいたします。 世代間の所得移転についてでありますが、参考人は、高齢化社会において社会保障を持続的に維持していくためには、今回の消費税五%引き上げでは足らない、消費税や保険料の引き上げが必要と指摘されております。世代間の所得移転、すなわち現役世代が高齢者を支える割合を減らしていくことが重要と述べておられます。 確かに、厚生省の社会保障に係る費用の将来推計を見ますと、……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 現在、民主、自民、公明、三党の修正協議が行われています。社民党は協議に参加していませんから、どのような協議が行われているかについては報道ベースでしかわかりません。こうやって質問に立っているのですが、大幅な変更がなされるかもしれません。政府案に対し質問することがどれほどの意味を持っているのか、大変疑問であります。 委員会の審議途中で、その修正協議で協議の日数が結構かかると思いますし、この際、委員会審議のあり方について、委員長、おかわりでありますけれども、ぜひ委員会の中で十分検討していただきたいというふうに思います。 さて、報道されている……
○中島(隆)委員 社民党の中島隆利でございます。 きょうは四野党の質問で、消費税反対の立場での質問が続きますので、重なる部分があるかと思いますが、お許しをいただいて、質問させていただきたいと思います。初めて一時間という時間をいただいておりますので、よろしくお願いいたします。 まず質問の前に、最初に、修正協議の質疑のあり方について、これまでのあり方について一言指摘をさせていただきたいと思います。 修正協議は、民主、自民、公明三党で行われました。修正の話し合いをすること自体に我が党は批判を加えるわけではありませんが、修正決議で政府案が大幅に変わる、あるいは新規の法案も出てくるということであれ……
○中島(隆)委員 社民党の中島隆利でございます。 本日は、四名の参考人の皆さん、貴重な御意見を賜っておりますこと、まず心からお礼を申し上げたいと思います。 私も衆議院の選挙制度改革協議会のメンバーでございますが、一票の格差をめぐる違憲状態、これについては最高裁の判決を重く受けとめるべきだというふうに思っておりますし、格差是正もこの選挙制度改革の中で行うべきだという立場であります。 そこで、今まで質問の中で回答されました参考人に、まず曽根参考人と加藤参考人にお尋ねしたいと思います。 というのは、現行制度で五回の選挙が実施されました。民意の集約ということで、政権交代可能な二大政党ばかりがこ……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島でございます。本日は、参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。 私からは、先ほど特定失踪者の問題で御報告がありました竹下さんに御質問させていただきたいと思うんですが、竹下さんの妹さん、平成十四年から問題を告発されて、訴訟までされた。失踪者が四百七十名以上、先ほどの話では九百名ぐらいいるんじゃないかと。そういう代表者のお立場で、この訴訟をして国に対して求めた、こういうお話でございました。 そこで、この訴訟を取り下げられた経緯、ちょっとお聞きいたしておりますが、特にその中で政府が、古川さんの安否確認に最大限の今後努力をする、それからさらに、拉致と確認されれ……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 外務大臣に、最初に質問させていただきたいと思います。 四月十三日に、北朝鮮は、国際社会が強く懸念する中でミサイル発射を強行しました。国連安保理は、この事態を受けまして、四月十六日に、ミサイル発射が国連安保理決議違反であるとした議長声明を発しました。 その後、北朝鮮が核実験を強行するのではないか、このように懸念をされていましたが、現時点までは核実験が行われておりません。この過程で、北朝鮮は、一旦、核実験は計画すらしていないと述べたかと思うと、最近になって、核問題を全面的に再検討しなくてはならないと、核実験を示唆するような発言をいたしてい……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 私は、質問に入る前に一言、沖縄防衛局長の講話問題について触れておきたいと思います。 五日告示の宜野湾市長選挙を前に沖縄防衛局長が職員に対し選挙絡みの講話を行ったことは、これ自体が、公職選挙法あるいは国家公務員法に違反する権力の横暴だと考えます。 防衛省の調査では、公職選挙法に違反するものではない、特定候補者への呼びかけはなかったとしていますが、職員の宜野湾市内の選挙権を有する親族、しかも、家族、いとこ、親戚がいるかどうかを調査したということは、明らかに選挙に関与する目的であったのではないか、こういうふうに思われます。 そこで、補正予……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 最初に、八ツ場ダム建設問題の決定と民主党のマニフェストの関連について、官房長官と国土交通大臣にお尋ねいたします。 二〇〇九年総選挙の民主党のマニフェストにおきまして、「川辺川ダム、八ツ場ダムは中止。時代に合わない国の大型直轄事業は全面的に見直す。」と明記されています。私ども社民党も、総選挙後の政権に参加させていただき、この考え方には強く共感をしておりました。 私自身も長く地元の川辺川ダムの建設中止に携わってきただけに、今回の八ツ場ダムの建設再開問題については落胆せざるを得ません。 そこで、建設再開とマニフェストの関係についてお尋ねを……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。 最初に、私の地元であります熊本県の八代市に関係する港湾問題について質問をさせていただきます。 去る十月二十日に、八代市では毎年開催しておりますが、全国花火大会が開催されました。今回で第二十五回になるわけでありますが、約三十万人の人出でにぎわいました。この花火大会に合わせまして、約千五百人の中国人の観光客を乗せた大型クルーズ船が、上海から八代港に入港いたしました。 この取り組みにつきましては、経済団体と市行政が今年三月から誘致活動に取り組みまして、尖閣諸島の問題をめぐる日中間の関係が冷え切っているさなかであったわけでありますが、大変心配……
○中島(隆)委員 社会民主党の中島隆利でございます。
最初に、法案提出者に、二〇一〇年に執行された参議院選挙の一票の格差に対し、最高裁が下した判決についてお伺いをいたします。
最高裁は、十月十七日、二〇一〇年七月に執行された第二十二回参議院選挙の一票の格差が五倍に達したことを違憲状態とし、より適切な民意の反映が可能になるような、一部の選挙区の定数増減にとどまらず、都道府県単位の区割りを改めるなど現行の仕組み自体の見直しが必要だ、こうしております。
この判決についてどのような認識をお持ちなのか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 参議院の選挙制度改革につきましては、亡くなられた西岡前議長の……
○中島(隆)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの江藤拓君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、松原仁君が委員長に御当選になりました。
委員長松原仁君に本席を譲ります。
○中島(隆)分科員 社会民主党の中島隆利でございます。
最初に、赤松農林水産大臣に質問させていただきます。
昨年十二月二十二日、大臣は、今後国営事業としては水源確保のための新たなダム建設は行わないと談話を発表いたしました。なぜそのような結論に至ったのか、最初にお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 大臣が新たなダム建設を行わないと発表したその日でございますが、農林省所管のただいまお話がありましたように百九十のダム、総点検した結果が公表されております。
それによりますと、建設中の十五ダムのうち九ダム、率にすると六〇%、完成している百七十五ダムのうち三十六ダム、こちらは率にして二一%でござ……
○中島(隆)分科員 おはようございます。社会民主党の中島でございます。 分科会の最初の質問の機会を与えていただきまして、心からまずお礼を申し上げたいと思います。 補正予算の審議でも、短時間ではございましたが細野大臣に質問をいたしました水俣病問題について、引き続き質問をさせていただきたいと思います。 まずは、二月二十七日に福岡高裁が判決を下しました水俣病溝口訴訟についてお尋ねをいたします。 判決は、溝口チエさんに対する熊本県の棄却処分の取り消しを命じ、患者認定を義務づけました。 同時に、認定基準について一定の合理性を認めつつも、判断基準を満たさない症状が水俣病であることを否定できるわけ……
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