このページでは山本公一衆議院議員の47期(2014/12/14〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は47期国会活動統計で確認できます。
○山本公一君 ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。 本案は、国政選挙の選挙権を有しているにもかかわらず選挙人名簿に登録されないために国政選挙の投票をすることができない者が、投票することができるようにするために、選挙人名簿の登録制度を改める等の改正を行おうとするものであります。 本案の主な内容は、選挙人名簿の登録について、現行法上登録されることとなる者のほか、市町村の区域内から住所を移した年齢満十八歳以上の日本国民のうち、その者に係る登録市町村等の住民票が作成された日から引き続き三カ月以上登録市町村等の住民基本台帳に記録されていた者であって、登……
○山本公一君 ただいま議題となりました法律案につきまして、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、本案のうち、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律に関する部分は、最近における物価の変動、選挙等の執行状況等を考慮し、国会議員の選挙等の執行について国が負担する経費で地方公共団体に交付するものの基準を改定しようとするものであります。 次に、公職選挙法に関する部分は、選挙人の投票しやすい環境を整えるための措置を講じようとするもので、その主な内容は、 第一に、市町村の選挙管理委員会は、選挙人の投票の便宜のため必要があると認め……
○山本公一君 ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。 本案は、船員の投票の機会を拡充するため、洋上投票の対象を広げるとともに、選挙において候補者の政策等を有権者が知る機会を拡充するため、要約筆記者に対する報酬支払いを解禁しようとするものであります。 その主な内容は、 第一は、洋上投票の対象の拡充であります。 本案は、一定の指定船舶に乗っている船員等に限ってすることができる洋上投票について、新たに指定船舶に準ずるものとして総務省令で定める船舶に乗っている船員について、洋上投票の対象とするもの等としております。 第二は、要約筆記者に対する報酬……
○山本公一君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 両案は、いずれも、衆議院小選挙区の一票の格差に係る累次の最高裁判決及び本年一月の衆議院選挙制度に関する調査会の答申を踏まえ、所要の措置を講じるものであります。 まず、細田博之君外四名提出の法律案について、その主な内容を申し上げます。 第一に、衆議院小選挙区間における人口格差を是正するため、都道府県別定数配分の方式として、いわゆるアダムズ方式を導入し、この改正については、平成三十二年の大規模国勢調査から適用されることとしております。……
○国務大臣(山本公一君) 四問御質問をいただきました。 我が国によるパリ協定の締約手続についてのお尋ねがありました。 外務大臣の答弁にありましたとおり、政府としては、パリ協定の署名が開放された当日である四月二十二日に署名を行いました。 また、本年五月のG7伊勢志摩サミットにおける首脳宣言を踏まえ、本年中の発効、本年中の締結を目標に、パリ協定の臨時国会での提出を目指し、同協定の国内実施の担保に係る検討を進める等、外務省等の関係省庁とともに、可能な限り迅速に作業、調整を行ってまいりました。 政府としては、臨時国会の審議日程の見込み等を踏まえ、十月十一日に閣議決定を行ったところです。 政府……
○国務大臣(山本公一君) 汚染者負担の原則についてお尋ねがございました。 東京電力福島第一原子力発電所事故に関連する費用を社会的にどう負担していくかにつき、復興拠点整備は、それまでの方針から国として前に踏み出し、復興のステージに応じた新たなまちづくりとして実施するものであること、除染とインフラ整備を一体的かつ効率的に実施するものであることといったさまざまな事情を勘案した上で、除染特措法ではなく福島復興再生特措法に基づいて実施することとし、国費で実施するとの方針になったものであります。汚染者負担の原則に矛盾するものではないと考えております。 なお、今回の方針が汚染者負担の原則に矛盾するもので……
○国務大臣(山本公一君) ただいま議題となりました絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律では、国内希少野生動植物種を指定して捕獲等及び譲り渡し等を規制し、保全を図っているところですが、特に里地里山などに生息、生育する絶滅危惧種については、これらの厳しい規制が環境教育や調査研究等に支障を及ぼし、かえって保全につながらないことが懸念されるため、こうした種の効果的な保存を進めるための新たな制度が求められています。 また、野生動植物種の生息、生育状況の悪化に伴い、生息域……
○山本委員長 この際、一言御挨拶申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、本委員会の委員長の重責を担うことになりました。
本委員会は、政治倫理を確立し、選挙制度をより公正で信頼に足るものに改正することにより、民主政治の健全な発達に寄与することを使命とするまことに重大な責務を担っております。
委員長といたしまして、委員各位の御指導、御協力を賜りながら、公正かつ円満な委員会の運営を行ってまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの黒岩宇洋君の動議に御異議ありませんか。
○山本委員長 これより会議を開きます。
この際、お諮りいたします。
第百八十九回国会、逢沢一郎君外六名提出、公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、提出者全員から撤回の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として総務省自治行政局選挙部長大泉淳一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○山本委員長 これより会議を開きます。
この際、総務大臣、総務副大臣及び総務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。高市総務大臣。
【次の発言】 次に、土屋総務副大臣。
【次の発言】 次に、森屋総務大臣政務官。
【次の発言】 次に、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として警察庁長官官房審議官露木康浩君、総務省自治行政局選挙部長大泉淳一君、総務省情報流通行政局長今林顯一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○山本委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律及び公職選挙法の一部を改正する法律案及び第百八十九回国会、黒岩宇洋君外三名提出、公職選挙法及び日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として総務省自治行政局選挙部長大泉淳一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これ……
○山本委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは、理事に伊藤忠彦君を指名いたします。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
第百八十九回国会、黒岩宇洋君外三名提出、公職選挙法及び日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提出者全員から撤回の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
○山本委員長 これより会議を開きます。
議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。
このたびの平成二十八年熊本地震により亡くなられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表します。
また、負傷された方々の一日も早い御回復をお祈り申し上げますとともに、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
ここに、亡くなられた方々の御冥福を祈り、黙祷をささげたいと存じます。
全員御起立を願います。――黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。御着席ください。
【次の発言】 理事の辞任についてお諮りいたします。
理事伊藤忠彦君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異……
○山本委員長 これより会議を開きます。
細田博之君外四名提出、衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律案及び今井雅人君外二名提出、衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として総務省自治行政局選挙部長大泉淳一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山下貴……
○山本委員長 これより会議を開きます。 細田博之君外四名提出、衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律案及び今井雅人君外二名提出、衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。 本日は、両案審査のため、参考人として元衆議院選挙制度に関する調査会座長佐々木毅君及び弁護士・自由法曹団常任幹事田中隆君に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言御挨拶申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席いただきまして、まことにありがとうございます。参考人各位におかれましては、それぞれのお立場から忌憚……
○山本委員長 これより会議を開きます。
細田博之君外四名提出、衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律案及び今井雅人君外二名提出、衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
両案審査のため、本日、政府参考人として総務省自治行政局選挙部長大泉淳一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。藤井比早之君。
○山本委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今国会、本委員会に付託になりました請願は二種五十六件であります。各請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、そのように御了承願います。
なお、お手元に配付いたしておりますとおり、本委員会に参考送付されました陳情書は、参議院選挙制度改革に関する陳情書外二件、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、参議院選挙制度の抜本的見直しに関する意見書外十二件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
まず、逢坂……
○山本委員長 この際、一言御挨拶申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、引き続き委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御指導、御協力を賜りながら、公正かつ円満な委員会の運営を行ってまいりたいと存じます。
何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの落合貴之君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
大塚 拓君 奥野 信亮君
田中 良生君 中川 俊直君
平沢 勝栄君 落合 貴之君
黒岩 宇……
○山本委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
お手元に配付いたしておりますとおり、今国会、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、公職選挙法の改正を求める意見書外八件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
まず、第百九十回国会、逢坂誠二君外七名提出、公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をするに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、そのように決しました。
次に
第百八十九回国会、穀田恵二君提出、政党助成法を廃止する法律案
及び……
○山本(公)国務大臣 環境大臣及び原子力防災を担当する内閣府特命担当大臣の山本公一でございます。 第百九十二回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境政策及び原子力防災に関する私の考えを申し述べ、御挨拶とさせていただきたいと存じます。 現在、環境行政の柱としては、大きく、東日本大震災からの復興・創生、循環共生型社会の構築の二つを基軸に考えております。 まず、東日本大震災からの復興・創生について申し上げます。 東日本大震災の発生から五年半以上が経過し、復興は新たなステージに入り、さらなる加速が求められております。私は、被災地の皆様との信頼関係こそが一番大切であるとの思いから、大……
○山本(公)国務大臣 どうもありがとうございます。 COP22に向けまして、一日も早く締結できるよう全力を尽くしてまいるのは言うまでもございません。また、気候変動交渉において、我が国はこれまでも全ての国が参加できる公平で実効的な枠組みとなるようにリーダーシップを発揮してきた、かように思っております。今後も、パリ協定の必要な指針の策定交渉や、JCMを初めとした我が国の知見や技術等を活用した国際的な取り組みを通じて、引き続き国際社会に貢献をしてまいりたい、かように思っております。 パリ協定の目標達成のためには、企業や自治体等の取り組みも不可欠なものだ、かように思っております。関連イベントへの参……
○山本(公)国務大臣 十一月七日から十一月十八日までの間、気候変動枠組み条約第二十二回締約国会議がモロッコ・マラケシュで開催され、私も閣僚級会合に出席してまいりました。この会議の結果について御報告いたします。 今回の会議は、パリ協定によって生み出された機運をさらに高め、各国が連携して行動をとることを示す重要な会合でした。私も、日本政府代表としてのステートメントの発表や、各国の閣僚とのバイ会談等の機会を捉え、パリ協定の着実な実施の重要性を訴えてまいりました。本会議を通じ、各国の首脳、閣僚が、一致団結して、後戻りすることなく、パリ協定の実施にしっかりと取り組む意思を明確に発信することができました……
○山本(公)国務大臣 ありがとうございます。 十一月の四日にパリ協定が発効いたします。そういうこと等も含めまして申し上げたいと思いますけれども、パリ協定の規定によりますと、協定の指針等がCMA1で採択されることとなっております。また、COP21の決定によれば、パリ協定特別作業部会、APAを設置し、CMA1で採択するための指針等の決定案を準備することになっております。 そのAPAの世界では我が国は今も議論の中心にいると思っておりまして、したがいまして、マラケシュの世界では、日本は、立場は若干あれでございますけれども、十二分にこの議論の場に入っていけると思っております。
○山本(公)国務大臣 松浪議員にお答えいたしたいと思います。 動物愛護管理法では、環境大臣は、関係行政機関の長と協議して、動物の飼養及び保管に関する基準を定めることができるとされております。これに基づきまして産業動物の飼養保管基準を定めていますが、この中では、産業動物の使役等の利用に当たっては、産業動物の安全の保持に努めるとともに、産業動物に対する虐待を防止することや、扱う動物種に応じて、産業動物の快適性に配慮した飼養及び保管に努めることなどが規定をされております。 環境省といたしましては、成長ホルモンの投与の有無にかかわらず、家畜の飼養保管に当たっては、産業動物の飼養保管基準に則した適切……
○山本(公)国務大臣 沖縄北部の三村、国頭村、大宜味村、東村、ここに広がる山原地域は国内最大級の亜熱帯照葉樹林でございまして、ヤンバルクイナなど多様な固有種や希少種が生息、生育する、豊かな生態系を有する重要な地域であると認識いたしております。
○山本(公)国務大臣 環境大臣及び原子力防災を担当する内閣府特命担当大臣の山本公一でございます。 第百九十三回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境政策及び原子力防災に関する私の考えを申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いいたします。 現在、環境行政の柱としては、大きく、東日本大震災からの復興・創生と循環共生型社会の構築の二つを基軸に考えております。 まず、東日本大震災からの復興・創生について申し上げます。 東日本大震災からことしの三月で六年が経過します。引き続き、被災地の復興を最優先の課題とし、取り組んでいかなければならないと考えております。 復興のさらなる加速化に……
○山本(公)国務大臣 私も船屋の端くれでございますから、非常に関心のある話でございます。 環境省では、今まで取り組んできましたのは、平成二十六年度から二十七年度において、小型の燃料電池船の技術開発を行いまして、先生の御地元の長崎県の五島沖において、洋上風力発電実証事業の余剰電力から製造した水素を燃料として活用する実証を行ってきたところでございます。 正直なことを申し上げまして、私も船屋でございますけれども、今まで、船の燃料、省エネの方にずっと頭が向いておりました。要するに、油の使用量によって営業成績にすぐ影響をしてまいりますから、いかにして油を使わないかということに頭を置いてきたのが正直な……
○山本(公)国務大臣 ただいま議題となりました原子力利用における安全対策の強化のための核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 原子力利用における安全性向上に向けた取り組みとしては、東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故の教訓を踏まえ、厳格な規制基準が策定され、各原子力施設について原子力規制委員会による審査が行われています。今後、これらの審査で確認された安全の水準が、施設の運転段階において継続的に維持向上されるためには、原子力施設に対する検査制度の見直しが不可欠です。また、国際的にテロ行為へ……
○山本(公)国務大臣 先生御指摘の過去の東京電力のさまざまなことについて、私も遺憾に存じております。
そういう意味において、今回の法改正がある意味で行われていくんじゃないかというふうに考えております。
【次の発言】 今、小沢先生御指摘のとおり、小沢先生が多分大臣のときに御決断をされたお話なのだろう……(小沢(鋭)委員「その後です」と呼ぶ)後ですか、ということだろうと思っております。
今御指摘のとおり、原子力規制委員会はいわゆる三条委員会でございまして、その独立性はやはりこれからも担保していかなければいけないとは思っております。思ってはおりますけれども、原子力規制庁の職員に対する人事権も、こ……
○山本(公)国務大臣 ありがとうございます。 福島、私が就任以来たびたび訪れさせていただきまして、現状を目の当たりにしてまいりました。見るにつけ、やはり、原子力事故というのは起きてしまうと大変な被害をもたらすものだということを改めて思っておりまして、今、比重がどうだということはなかなか数字をもって言いにくいんですけれども、ただ、私の気持ちの上では、環境大臣として、とにかく福島の皆さん方の復興のために少しでもお役に立ちたいという思いで、かなりの比重をかけていることは間違いございません。 一方、原子力防災担当大臣ということで、これは、とにかく私自身が、伊方が地元にございます。そのことを考えてい……
○山本(公)国務大臣 まず冒頭、皆さん方のお気持ちで白石徹君に対して黙祷をささげていただきました。私は同じ愛媛県選出の議員でございまして、大変ありがたく今受けとめさせていただきました。本当にありがとうございました。 そのことをまず申し上げて、今、田島議員の御質問にお答えしたいと思います。 私は、冒頭申し上げておきたいのは、私といいますか、環境省の最大の使命の一つが、やはり、国が約束をした国際約束、これを守るということのために環境省は何ができるのかということが最大の使命の一つだろうと私は思っております。そういう観点で、先般の蘇我の石炭火力発電に対しても環境大臣意見を申し述べさせていただきまし……
○山本(公)国務大臣 ただいま議題となりました遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 遺伝子組み換え生物等の使用等については、遺伝子組み換え生物等が生物の多様性に悪影響を生じさせることを防止するための措置等について規定した生物の多様性に関する条約のバイオセーフティに関するカルタヘナ議定書が平成十三年に採択され、我が国は、この議定書を国内担保するため、遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律を平成十五年六月に制定し、同年十一月にカルタヘナ議定書を締結し……
○山本(公)国務大臣 先般、NHKの放送で、南方熊楠の放送をいたしておりました。一度失えばもう取り返しがつかないという、南方熊楠の紀州田辺での活動のテーマだったんですけれども、今先生の御指摘のとおり、今回我々がやろうとしていることの最終目標は、まさに南方熊楠が守ろうとした、日本を守ろうということにつながっていくというふうに私は理解をいたしております。 その上で申し上げますと、今回、万が一遺伝子組み換え生物等によって生物多様性に損害が生じた場合にも適切な対応をとることができるよう、補足議定書をできるだけ早期に締結するとともに、改正法案をお認めいただいた場合には、その着実な実施に努めてまいりたい……
○山本(公)国務大臣 宮城県では、現在、約三千四百トンの指定廃棄物が県内約四十カ所に保管されている状況でございます。 指定廃棄物については、災害等のリスクの観点から県内一カ所に集約して安全に管理することが望ましいため、平成二十六年一月に三カ所の詳細調査候補地を御提示し、地元との意見交換を行ってまいりましたが、現時点で、詳細調査の実施について御理解をいただくまでに至っておりません。 その後、県の御提案によりまして、まずは八千ベクレル・パー・キログラム以下の廃棄物の通常処理について優先的に協議しており、詳細調査候補地の調査は当面見合わせることといたしております。
○山本(公)国務大臣 平成二十二年の改正法の施行から五年が経過したことから、法に基づき施行状況を検討した結果、まず、土地の汚染状況の把握が不十分であること、汚染の除去等の措置に係るリスク管理が不十分であること、リスクに応じた規制の合理化が必要であることが明らかとなりました。
これらの課題を解決し、土壌汚染に関する適切なリスク管理を推進するため、土壌汚染状況調査の実施対象となる土地の拡大、汚染の除去等の措置内容に関する計画提出命令の創設、リスクに応じた規制の合理化などの改正を行うものでございます。
【次の発言】 土壌汚染については、汚染があってもすぐに健康影響があるわけではなく、土壌に含まれる……
○山本(公)国務大臣 御指摘の生活環境及び生態系の保全については、環境の保全に関する重要なテーマだと考えております。がしかし、土壌汚染対策法の法目的に入れることについては、さまざまな課題があると認識をいたしております。関係者の意見を聞きつつ、将来的な課題として検討をさせていただきたいと思います。
【次の発言】 御指摘の助成制度は、将来必要な場合に助成できるように、やはり維持をしておくべきだと考えております。
引き続き、基金による助成の活用が進むように、都道府県等に対して制度整備を促すとともに、一層の普及啓発を行うことで基金による助成制度の利用を促してまいりたい。私も、説明を受けたときに、先生……
○山本(公)国務大臣 今、斉藤委員とそして局長とのやりとりを聞いておりまして、大変いい制度でありながら十分に活用されていないということにいささか危惧を覚えました。というのが、平成八年にでき上がった制度が、今まさに環境の時代と言われるときにそれがだんだんと会員数も減少しているということは、まさに時代の流れに逆行するというような感じを抱きました。 したがいまして、大変権威づけられたこの環境カウンセラーという、面接もあったり、書類審査もあったり、そして三年ごとに厳しい更新の手続もあります、そういう環境カウンセラーでありながら、社会的認知度も多分低いんだろうと思っております。 それはまさに、環境省……
○山本(公)国務大臣 野生生物の種の保存は、私は、人類共通の解決していかなければならない喫緊の課題だと思っております。
そういう意味において、今回の改正法案は、必要な措置を最大限盛り込んだものだと思っております。
お認めいただいた暁には、全力を挙げてその着実な実施に取り組んでまいりたいと思っております。
【次の発言】 御指摘のとおり、国内希少野生動植物種の保全を効果的に進めるためには、種の指定後、生息地等保護区の設定や保護増殖事業の実施等を着実に進めていくことが重要であろうかと思っております。
本改正案をお認めいただいた暁には、新たな生息地等保護区の指定や保護増殖事業計画の策定を実施して……
○山本(公)国務大臣 絶滅のおそれのある野生生物の種の保存は、我が国においても、また国際的にも、我々人類が解決していかなければならない喫緊の課題だと思っております。
今回の改正法案は、種の保存に関する国内外のさまざまな課題に対応するために必要な措置を最大限に盛り込んだものだと思っております。
改正法案をお認めいただきましたならば、予算、体制の充実を含め、その着実な実施に全力を挙げて、種の保存の取り組みを加速化していきたいと考えております。
【次の発言】 環境保全が財産権より優位に立つとは私は一概には言えないとは思っておりますが、御指摘のように、人々の環境に対する意識が従来より向上してきてい……
○山本(公)国務大臣 先生の御指摘のとおりだと私も思っておりまして、私もアメリカのあのレンジャーの姿に憧れていまして、ぜひ日本のレンジャーもああいう制服を着てやってもらいたいなと思っているんですけれども、なかなかそこまではまだ、レンジャーの諸君もあそこまではという意見もありますので、なかなかアメリカ的なレンジャーの制服には無理かなと思っておりますけれども、人数に関して言えば、どんどん私もふやしていきたいというふうに、かように思っております。 インバウンド一千万人の目標ということになりますと、やはり現地で自然環境の保護とそれからいわゆる観光という適正な利用の両立を図っていかなければいけない。そ……
○山本(公)国務大臣 御指摘のとおり、適切に処理、リサイクルされることを前提とした製品開発というのは重要であろうかと思っております。 循環型社会形成推進基本法や各種リサイクル法において、製造業者等に対して環境配慮設計に取り組むことを責務として定めております。これを受けて、例えば家電業界や自動車業界においても、環境配慮設計ガイドラインを策定、改定しながら、家電や自動車の減量化、耐久性向上、再生資源の使用促進等の取り組みが進められてきておるところでございます。 最近では、太陽電池モジュールについても、環境省と経産省が示したロードマップに沿って、昨年十月、業界によるガイドラインが作成され、廃棄段……
○山本(公)国務大臣 近年、経済発展を遂げるアジア各国における資源消費量の大幅な増大や循環資源のリサイクル技術の向上を受けまして、我が国においても、過去五年で有害廃棄物の輸出が二倍になり、輸入が七倍に増加しており、雑品スクラップの不適正輸出や廃電子基板等の循環資源のニーズが顕在化してまいりました。 我が国には世界に誇る先進的な環境技術が存在していることから、これを活用することで世界全体の環境負荷低減に貢献することが可能だと思っております。 江田さんが環境副大臣時代に尽力されたスリーRイニシアチブや、その流れを踏まえ昨年採択された富山物質循環フレームワークの方向性に沿いながら、廃棄物処理法と……
○山本(公)国務大臣 福山委員御指摘のとおり、環境省の体制というのは他省庁と比べましても脆弱であろうと思っております。それにもってまいりまして、昨今、非常に業務の範囲が広がってまいりました。その広がった業務というのがほとんどマンパワーを必要とする業務でございまして、そういう面からいくと、今の人員体制というのは極めて脆弱であろうと思っております。 先般、水俣へ行ってまいりまして、水俣にも環境省の職員が数十人配置をいたしておりますけれども、では、水俣のそういう環境省の職員を福島が足らないから福島に持っていく、そうすると水俣の方々はやはり落胆をされるだろうと思います。水俣を見捨てるのかというお声に……
○山本(公)国務大臣 おっしゃるとおり、国会の情勢が許しますと、私自身、会合に出席をいたします。プルイット長官に直接働きかける機会を持ちたいというふうに思っております。 私は、気候変動対策は新たなイノベーションの創出や経済成長につながるものと認識を従来から持っております。これは、言ってみればアメリカの新政権の目指す方向とも一致するものであろうと思っております。 先般のG7サミットにおいても、安倍総理から、パリ協定は雇用、成長、脱炭素を両立できるものであること、米国が引き続き気候変動についてリーダーシップを発揮していくことが重要であること等々を、米国に向けて日本の立場を明確な言葉で伝えていた……
○山本(公)国務大臣 まず、糸魚川の大規模火災で被災された方々にお見舞いを申し上げたいと存じます。 災害等廃棄物処理事業費補助金は、非木造、木造を問わず、明らかに廃棄物と観念できる全焼した家屋等の実質的な解体を含む撤去を補助対象といたしております。 糸魚川市では、本補助金の適用を受けられまして、全焼した非木造の家屋等の瓦れき処理を含め、実質的に被災者の皆様の負担をゼロにするものと承知をいたしております。 環境省としては、災害廃棄物処理が適正、安全に行われるよう、今後とも全力で支援してまいりたいと思います。
○山本(公)国務大臣 豊洲新市場において東京都が二年間にわたり実施をしてきた地下水モニタリング調査において、環境基準を上回るベンゼンなどが検出されたことは承知をいたしております。 東京都は、濃度が急に上昇した原因が不明であることから、今回の測定値を暫定値として取り扱い、今後、専門家会議の監督のもとで、複数の機関によるクロスチェックを実施しつつ地下水の再調査を行い、原因究明を進める予定と聞いております。 その上で、東京都において土壌汚染対策の安全性の検証等を実施しようとされているところですので、環境省としては、引き続き東京都の対応を注視してまいりたいと思います。 なお、環境基準ということが……
○山本(公)国務大臣 まず、稲津議員がお地元で海洋ごみ等についてボランティア活動をされていることに敬意を表したいと思います。 今御質問にございましたマイクロプラスチックについては、生態系への影響はもちろんのことでございますけれども、国際的な海洋ごみ対策の必要性がG7や日中韓三カ国環境大臣会合においても確認されており、まさに地球規模の問題だ、かように思っております。 このため、環境省においては、海洋中のマイクロプラスチックの実態把握のための調査を実施しているほか、その調査手法の国際的な標準化に取り組んでいるところでありまして、東南アジア諸国も参加するG20やAPECなどを通じて、海洋ごみ対策……
○山本(公)国務大臣 地元の方々からさまざまな御要望があることは承知をいたしております。その中で、森林の除染についてもいろいろな御希望があることを私どもは承知をいたしております。 その意味において、森林の除染については、広範囲にわたって実施をすることで、土壌の流出や地力の低下等の悪影響が懸念をされまして、現在の技術では難しい部分があります。関係省庁で取りまとめた総合的な取り組みに基づきまして、里山再生モデル事業や調査研究等に取り組んでまいりたいと思っております。
○山本(公)国務大臣 まず、帰還困難区域の特定復興再生拠点区域の整備に係る除染、解体費用として、平成二十九年度政府予算案に三百九億円を計上しているところでございます。 それから、先生の御質問でございました今後のことでございますけれども、現在、福島復興再生特措法の改正案が国会に提出されているところでございまして、環境省としては、改正後の法律に基づいて、復興拠点において必要な事業を進めてまいりたいと思っております。 したがいまして、復興拠点の規模、事業内容等については、改正後の福島復興再生特措法に基づき、国と関係自治体との間で具体的な検討が進められていくものと承知をいたしております。現時点で事……
○山本(公)国務大臣 平成二十四年度環境省主管一般会計歳入決算並びに環境省所管の一般会計歳出決算及び特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計の歳入決算について申し上げます。 歳入予算額は三十四億三千二百四十五万円余、これに対しまして、収納済み歳入額は五十五億八千百九万円余、歳入予算額と収納済み歳入額との差は二十一億四千八百六十四万円余の増加となっております。 次に、一般会計歳出決算について申し上げます。 当初予算額は二千三百四十七億一千六百二十万円余でありましたが、これに予算補正追加額六百二十六億八千四百七十五万円余、予算補正修正減少額三十八億二……
○山本(公)国務大臣 ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきましては、内閣府が島根県に是正措置を講ずるよう指導を行った結果、島根県は追加工事を行うなど所要の措置を講じたところであります。
今後なお一層、関係道府県に対し指導を徹底し、事業の適正かつ効率的な執行に万全を期してまいる所存であります。
【次の発言】 平成二十六年度環境省主管一般会計歳入決算並びに環境省所管の一般会計歳出決算及び特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。
まず、一般会計の歳入決算について申し上げます。
歳入予算額は六十四億四千十六万円余、これに対しまして、収納済み歳入額は百三十六億……
○山本(公)国務大臣 平成二十九年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算について、その概要を御説明します。 まず、予算の基礎となっている環境政策の基本的な考え方について御説明します。 東日本大震災の発生から、この三月で六年がたとうとしています。復興のさらなる加速化に向け、中間貯蔵施設の整備や除去土壌等の適正管理、搬出等の実施、放射性物質に汚染された廃棄物の処理に全力で取り組んでまいります。また、帰還困難区域については、復興拠点の整備につき福島復興再生特別措置法の所要の改正がなされた上で、必要な役割を果たしてまいりたいと考えております。原発事故による放射線に係る住民の方々の健康管理、健康不……
○山本(公)国務大臣 ありがとうございます。 パリ協定は、御承知のように、画期的な世界的な取り組みだというふうに私どもも思っておりまして、そういう意味において、さきのCOPにおきましても、既に、世界は脱炭素社会に向けて大きくかじを切っております。後戻りはできないというふうに思っておりますので、今後、米国において新政権がいかなる方向に向かおうとも、我が国としては、この問題、これまでもそうでしたけれども、これからも愚直に、愚直にやはり温暖化対策に取り組んでまいりたいというふうに思っております。 私は、さまざまな御意見もございますけれども、温暖化対策を進めることが新たなイノベーションを引き起こし……
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