このページでは玉木雄一郎衆議院議員の47期(2014/12/14〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は47期国会活動統計で確認できます。
○玉木雄一郎君 民主党提出、農業協同組合法の一部を改正する法律案について説明します。 私は、本年一月十三日、農林水産委員会の閉会中審査で、全国農業協同組合中央会、全中の監査制度をいじることでなぜ農家所得が向上するのかと農林水産大臣に質問しました。あれから四カ月、何度も同じ質問をしてきましたが、今に至るまで一度も明確な答弁はいただいていません。 また、全中が地域農協の自由な経営を妨げている具体例を示してほしいと質問しても、今に至るまでただの一例も示していただいていません。 さらに、准組合員は悪だといったステレオタイプの批判のもと、事業をばらばらにしようとする政府・自民党の改革案は、農家の所……
○玉木委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、山本拓君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。
まず、JAの改革についてお伺いをいたします。
通告はしていないんですが、佐賀の県知事選挙が終わりました。この結果についていろいろな分析がされておりますけれども、中には、JAの改革、それに対する反発が地元であって、そのことが自民党、公明党、与党の推す候補の敗因の一つになったというふうにも報道されておりますけれども、この点について、JAの改革と今回の佐賀県知事選挙の結果についての大臣の御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 私も、JA改革が何か争点になって、それが敗因だと思っていないんですね。
ただ、実は、我が党のことを申し上げてあれなんですが、前回……
○玉木委員 おはようございます。民主党の玉木雄一郎です。 本日は、沖縄に米軍が上陸してから七十周年、七十年目という節目の日であります。我が国の平和と繁栄を願ってそのとうとい命をささげられた、民間人も含む全ての先人たちに心からの哀悼の誠をささげながらきょうは質問したいと思っております。 まず最初にお伺いするのは、先般、中谷大臣とも御一緒させていただきましたけれども、私、去年に引き続き、硫黄島に、日米合同の慰霊祭に参加をさせていただきました。ことしは、中谷大臣そして塩崎大臣、岸田大臣は来られませんでしたけれども中山副大臣と、二人の閣僚が参列をされて、その意味では節目の大変すばらしい式典だったと……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。
先ほど翁長沖縄県知事と安倍総理の面会が終了したというふうに承知しておりますけれども、今の段階で、もし、その概要なり御紹介をちょっと、一時間ぐらいたっていると思いますので、何か進展があったのかどうか、紹介できる範囲で結構ですので、防衛大臣、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 先ほどもありましたけれども、大臣もぜひお会いになって、丁寧な話し合いをぜひ進めていただければと思っております。
それでは、私も、先ほどの大串委員に引き続きまして、AIIBについて質問したいと思います。
今、岸田大臣のお話を伺っていまして、私も、緊迫感というか、切迫感がもう少し……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 予想より早く始まってしまいましたので、少し動揺しましたけれども、大臣、よろしくお願いいたします。 まず、先般の2プラス2についてお伺いしたいと思います。 大変お疲れさまでございました。四月の二十七日だったと思いますけれども、総理訪米の直前に2プラス2ということで行われまして、日米の同盟を強化していくという視点からは意義のあるものだったと私も思っております。 ただ、一つだけちょっと懸念がございまして、お伺いしたいと思うんですが、2プラス2自身のステートメントは読みました。ただ、私が少し気になったのは、その2プラス2の後の四人の大臣、長官で行われた記者……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 質問させていただきます。 安倍政権は今、安保法制の議論を進めております。国民の生命財産、権利義務を守っていく上で、安全保障も極めて大切です。しかし、あわせて社会保障の分野も極めて大事でありまして、この分野における国民の権利をしっかり守っていくこと、このことについても安倍政権として力を入れていただきたいと思いますが、今回の件は、そのことに疑義を抱かざるを得ない問題が発生したと考えております。年金制度に対する根本的な信頼が揺らぐ、いわば年金制度のまさに存立危機事態と言ってもいいような事態だと私は考えています。 そこで、本件の事案に関して、再発防止、そして……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 先日に引き続きまして質問させていただきます。 我が党の大西委員からの質問にもありましたけれども、漏えいの対象が百二十五万件にとどまらない、そのとおりだと思います。お伺いしたいのは、潜在的にどこまで広がる可能性があるのかというこの数字を教えていただきたいんです。 百二十五万件は、警察が発見して、とりあえずこれだけ出ていましたということなんですが、私が伺いたいのは、五月八日から完全にネットが遮断された二十九日の間、外部からのアクセスが可能な共有ファイルサーバーに置かれていた情報の総数はどれだけありますか。
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 山井委員に引き続きまして、質問させていただきたいと思います。 今、対策費の財源の問題が出ましたので、この点について私も質問したいと思いますが、これは財政当局に伺いたいと思います。 私の理解では、税金か保険料か、いずれかで対応せざるを得ないと思うんですが、まずお伺いしたいのは、既定経費、今、進行年度の予算がありますけれども、これは当然、今回の事案の発生を予測せずに編成された予算だと思います。ですから、財務省にお伺いしたいんですけれども、新たな予算措置、例えば補正予算であるとか予備費であるとか、あるいは来年度の予算も視野に入ってくると思いますが、いずれに……
○玉木委員 玉木雄一郎です。おはようございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 きょうは、特定船舶の入港禁止の実施の承認がかかりますので、拉致問題についてまず冒頭伺いたいと思います。 きのう、私、予算委員会で安全保障、特に集団的自衛権の問題について安倍総理とやりとりをさせていただきましたが、対北朝鮮について我が国がどう安全保障の観点で向き合っていくのかは極めて大事であります。その前提として、北の核開発、ミサイル開発をいかに封じ込めていくのか、このことがまず根っこになければいけないと思っております。 そこで、お伺いいたします。 昨年の七月、約一年前でありますけれど……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 林大臣と、再びこうして質疑ができることをうれしく思っております。 今、国士である福島先生から、いろいろな農政への思いがありましたけれども、私も、今の安倍農政について違和感を感じている者の一人であります。 特に、この言葉がどうかなといつも思うことがあるのは、棚田のことを総理が語るときに、息をのむように美しい棚田と言うんですね。これは観光客の視点です。 私は、棚田とか近くにもあるんですけれども、私が棚田を見るときに何を感じるかというと、山からイノシシがおりてこないかなと思うんですよ。この面積でどうやって機械を入れられているのかな、どの道を使って上から下までやっ……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。よろしくお願いいたします。 基本計画についての質問を幾つかしますが、まず最初に、農地集積バンクについて。 お手元に資料を配っておりますが、一を見てください。これは予算委員会あるいは当委員会でも何度も出した資料でありますけれども、二十三万ヘクタールの公募、借り受け希望があるので、しっかりとマッチングを進めていこうということで、さまざまな方策、予算的な手当てもとられてきたと思います。 年度がかわって、きょうは四月十五日になりました。二十六年度末時点での初年度、農地バンクの執行の実績について教えていただきたいと思いますけれども、三月末時点での面積ベースでのマ……
○玉木委員 玉木雄一郎です。
まず、競馬法の質問をさせていただきたいと思います。佐々木委員からもるる質問がありましたけれども、私は規制の側に絞って質問をしたいと思います。
改正法三条の二で、海外競馬の競走のうち、公正確保の措置が講じられているものを農林水産大臣が指定して、海外競馬の勝馬投票券の発売をするということなんですが、この法律に書かれている公正確保の措置が講じられているというのは、具体的に、農林水産大臣、どのように、何を誰が確認して公正性を担保するんですか、お答えください。
【次の発言】 適正なルールがしかれている、体制がある、これを確認することは当然だと思うんですね。大切なのは当て……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 質問をさせていただきますが、今、石田先生からGIの話があったので、同じ四国なので、ちょっと一つだけ大臣に申し上げておきたいんです。 法律を通しました。今、施行されて、全国にこの新しい制度の説明をしているんですけれども、農政局単位で説明しているんですね。問題は中四国農政局です。中四国農政局なので、農政局管内で一個でやればいいといったら、いつも岡山とか広島でやって終わりなんですよ。何で四国に来ないんですか。ですから、石田先生もこうしておっしゃったので、四国でも説明会をぜひやってください。これを要望して、そういう方向で進めていただいているとは仄聞しているんで……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 まず、質問の冒頭、このように遅い時間に質問の時間がずれ込んだことについては、これは与党の責任であります。いろいろな予定が入っていた先生方もいらっしゃいます。我々同僚議員の中でも、それをキャンセルして、この時間帯に開くということをお願いした先生もいらっしゃいますし、維新の党の皆さんにおかれては、大変重要な党内の会議があって、参加できないというようなことにもなっていることを考えると、今後このようなことがないように、やはり法案を提出し、それを成立させていくのは、一義的には与党の責任でありますので、政府・与党の責任でありますので、ぜひ、こういうことがないように、御留意を……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 いよいよきょうから農協法等の改正法案の本格審議が始まりますけれども、改めて、先週、八人の参考人の皆さんにお話を聞いて、本当によかったなと思いました。それぞれに見識をお示しいただき、与党の推薦の方、野党の推薦の方、ともに本当に審議に役立つ発言をしていただいたと感謝を改めて申し上げたいと思います。 しかし、聞けば聞くほど、私は、今回の改革が、何のための、誰のための改革なのかということがますますよくわからなくなったというのが正直な気持ちであります。大変重要な改革と呼ばれているわけですから、その趣旨、目的を明確にしていく、後世に恥じない改革案としてきちんと仕上げていく……
○玉木議員 池田委員にお答えしたいと思います。 昨年も、池田委員からは大変建設的な御質問をいただいたことを覚えております。 今の農協の行政の下請的な役割についての質問でありますけれども、これまで農協は、減反の徹底を初めとしてさまざまな行政代行的な仕事を事実上やってきたんだと思っております。私は、そのことは意味があったと思うし、もう少し積極的に、関係機関が連携する中で、もっと積極的な役割を果たしてもいいという側面もあったと思います。 ただ、今般提出されている政府案を見ますと、そういったものよりもむしろ、各単協が自由に、独自に、より機能を発揮できるようにということを言ってはいるんですが、ただ……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 まず、きょうは、ちょっとTPPのことを一点確認してから本題に入りたいと思います。 六月二日、国連で人権問題を担当する国連の専門家十名が、TPP交渉が食品の安全あるいは健康保護といった分野での人権への悪影響がある、また交渉の秘密性を懸念する、こういった趣旨の声明を発表しています。 政府は、この声明が提言するように、国会議員や国民が賛否を検討できるよう、交渉テキストを公開すべきではないかと考えますけれども、西村副大臣は、以前、この公開についていろいろな検討をしてみるとおっしゃいました。この声明も踏まえて、その後の公開に向けての検討状況はどうなっているのか、お答え……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。
農政、そして農業を取り巻く環境は激変をしております。
きょう、朝、日本時間の朝でございますが、アメリカで、大統領に一括交渉権限を与えるTPA法案が通過をいたしました。これによって、TPP交渉は加速していくものだと考えます。甘利担当大臣はこれを受けて、TPP交渉は、来月の合意は可能であるという発言をされておりますけれども、総理も、これは同じ認識でしょうか。
【次の発言】 今、総理は大きな前進というふうな言葉を使われましたけれども、中身がいいものであれば前進させればいいと思いますが、悪いものであれば前進させるべきではないと思います。問題は、今交渉が進んでお……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 まず、TPPについて質問したいと思います。 先月末、私もハワイのマウイ島に赴きまして、TPP閣僚会合の場におりまして、いろいろ現地でも情報収集をいたしました。交渉に当たっている日本の役所の皆さんも含めて、私は、率直に、よく頑張っておられるという印象を受けましたし、各国の中でも相当よく洗練された交渉団だと思いましたし、そこは評価をしたいと思います。 一方で、今回、合意に至らなかった一つの理由は、一言で言うと、日米で、大国二国で合意すればあとの小国は押し切れるんじゃないかという、若干傲慢な、少し強気過ぎる姿勢が最後で破裂したのかなと感じました。 最終的……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。
篠原さんに引き続き質問させていただきます。
ちょっと今の続きを少しやりたいんですが、森山大臣が、オバマ大統領から安倍総理、あるいはビルサック農務長官から森山大臣に対して、豚マルキンを初めとした国内対策に対して不満の意が示された、その見直しの要求だということの報道なんですけれども、正式にはないということをきのうもお答えになりましたし、先ほどもお答えになりましたけれども、では、裏からちょっと聞きますが、非公式にはそういう要請、要望、要求があるということでよろしいですね。
【次の発言】 先ほど篠原さんがさんざん例を挙げて言いましたけれども、報道されたことが結……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 まず、本日は補正予算の問題点について伺いたいと思います。 最初に、昨年の補正予算、国会でも何度も私は質問いたしましたけれども、厚生労働省の短期特別訓練事業、パネルの一を見てください。これは去年の補正予算で計上された予算ですけれども、ことしと同じように、残り年度が大変少ない中で予算を計上して、それを無理して執行する中で起きた事件だと私は思います。総理も覚えていらっしゃると思いますが、執行見込みがないということで、約半額の七十億円は国庫返納いただきました。 これに関して、先日、執行を担当した厚生労働省の職員二名が官製談合防止法で書類送検されたという報道が……
○玉木委員 玉木雄一郎です。
まず、地方創生についてお伺いいたします。
石破担当大臣は、累次にわたって、この地方創生、今までと全く違う取り組み、あるいは従来の取り組みの延長線上にはない、次元の異なる大胆な政策を力強く実行していくと何度も発言をされておられます。
財務省にいただいた資料で、二十七年度、これから審議が始まりますが、この予算の中で、約七千億の地方創生予算があると思いますが、この予算、異次元の地方創生予算になっていますか。
【次の発言】 よくわからない説明です。
資料の一を見てください。これは、皆さんのお手元には細かい資料もつけておりますけれども、行政事業レビューシート、レビュ……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 引き続いて、総理の任命責任についてお伺いをしたいと思います。 お手元に資料を配っておりますので、それをちょっとごらんいただきたいと思います。 まず、資料一で、これは先週私が安倍総理と直接やりとりをさせていただいた際に、総理はこのようにおっしゃっておられます。「西川大臣は説明責任を果たしておられる」とおっしゃっています。 それから、週がかわりまして月曜日、我が党の後藤祐一議員の質問に対して安倍総理は、「まだ十分に国民の皆様から御納得いただいていないのも事実」ということで、完全に西川前大臣が説明責任を果たし切れていないような、そういったニュアンスを含むお答えを……
○玉木委員 おはようございます。民主党の玉木雄一郎です。
まず、通告にないんですけれども、総理、深夜の帰国で、シンガポール、本当にお疲れさまでございました。
報道によりますと、朴槿恵韓国大統領とお話をされたという報道がありましたけれども、どういうお話をされたのか、特に、今話題になっておりますけれども、アジアインフラ投資銀行、いわゆるAIIB、こういったことももし話が出ているのであれば、あわせて御紹介いただければと思います。
【次の発言】 ありがとうございます。
それでは、本題に移りたいと思います。
きょうは、年度末ということで、行政改革の観点から、予算の効率的執行という観点で、主に二点……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 社会保障と安全保障について質問いたします。 まず、安全保障について。 安全保障環境の変化については、私も認識を同じくしております。動的防衛力、ダイナミックディフェンスという概念を入れたいわゆる二二大綱、二十二年大綱は、我々民主党のもとで策定をし、その多くを今も引き継いでいただいていると思っています。また、四月には、安全保障法制についての党の考えを我々としてもまとめました。その基本理念は、近くは現実的に、ただ、遠くについては慎重にというのが基本的な我々の方針であります。 よって、喫緊の課題である島嶼防衛、これに対応するために、領域警備法、これは、法案をまとめ……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 小川議員に引き続いて質問させていただきます。 まず、この八月は、日本国民が一年の中で最も、過去、そして戦争ということを考える月の一つだと思います。 まず二点、総理に伺いますが、七十年談話に関する有識者懇で、満州事変以降、大陸への侵略を拡大したということの記述がありました。十六人の委員のうち異論は二人あったということですけれども、特に満州事変以降の大陸での軍事的な展開、拡張、これを有識者懇は侵略ということで指摘をしましたけれども、総理は、この満州事変以降の大陸での活動について、侵略だとお考えになりますか。
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 まず、きょうはTPPについてお伺いいたします。 まず、交渉に当たられた甘利大臣、そして事務方の皆さんに心から敬意を表したいと思います。私は、アトランタ、その前のハワイ、またシンガポール等々、交渉の現場にも行きましたけれども、皆さんよく頑張っておられました。このことは率直に評価をしたいと思います。 ただ、合意内容そのものの評価はまた別であります。きょうは、守るべきものをがちっと守れたのか、攻めるべきものをがんがんと攻めているのか、このことについて検証させていただきたいと思います。 まず、攻めるべきものを攻めているのか、このことについてお伺いします。 ……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 私は、まず冒頭、北朝鮮の核実験について伺います。 そもそも二年前に、拉致問題に関して特別調査委員会ができた、このことをもって我が国独自の制裁を解除いたしました。この件について、私は、他の委員会でも何度も取り上げておりますけれども、結果が出ていない以上、制裁を復活すべきではないかということを従来から申し上げております。 もちろん、拉致とミサイル、核、これは三点セットで解決をしていかなければなりませんけれども、ただ、結果がない中で制裁を緩めるということは、ミサイル開発そして核開発を許してしまう、あるいはその余地を与えてしまうというおそれがあるわけでありま……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。よろしくお願いいたします。 私、もう与党時代から含めて五年間以上このTPPにかかわってまいりましたので、きょうこうしてTPPの関連法案を議論できること、感慨深いものがあります。 ただ、午前中の与党の先生方のやりとりを聞いていて思ったことは、TPPがバラ色のようなお話もされるし、食の安全も全く問題はない、そういう話がありましたが、私は、正直、確信が持てません。なぜなら、その確信に至る情報がないからです。 まず、安倍総理に伺います。 おとといの本会議で、TPP協定の各協定の内容や趣旨、解釈について、引き続き丁寧に説明してまいりますと答弁されましたが、この……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。 まず冒頭、先般の熊本を中心とする地震の災害、亡くなられた方にお悔やみと、そして、今なお多くの方が被災されて苦しんでおられます、心からお見舞いを申し上げたいと思います。 それと、先般、南阿蘇で、山荘で亡くなられた方が発見をされましたけれども、私の地元の東かがわ市の四十二歳の大変若い方であります。他人事ではないということで、改めて心が痛みます。 そういう中でこうしたTPPの審議を進めていかざるを得ないことは、私は若干残念であります。なぜ残念かというと、きょうもこうして質問しますけれども、どうしても被災の話をせざるを得ないし、一方で、TPPの委員会ですから……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。
きょうは、予算委員会に引き続きまして、財務金融委員会で時間をいただきまして質疑をさせていただきたいと思います。しっかりとした骨太の議論を少しさせてもらいたいと思っています。
予算委員会に引き続きでまずお伺いしたいのは、黒田総裁、マイナス金利の情報漏えいの問題、何度も予算委員会でも質問しましたけれども、この調査の現状、そして、まとまったら公開して報告するというふうに以前おっしゃいましたけれども、これはいつごろ公表される予定なのか、あわせてお答えください。
【次の発言】 来年度の予算の審議中には出していただけますか。
○玉木委員 おはようございます。民進党の玉木雄一郎です。 私は、きょう、先般の予算委員会に引き続きまして、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックの招致をめぐる疑惑について質問したいと思います。 私も、スポーツが好きな人間として、また、これは馳大臣とも議論させてもらったこともありますが、オリンピック応援団の一人として、この間の報道や、さまざまな疑惑と言われるものが取り沙汰されて、大変残念であります。 まず、これは通告はないんですけれども、遠藤大臣、御意見、御感想を伺いたいんですけれども、海外のメディア、最近、私はこの件が出てからいろいろチェックしていますが、こういうことがありました。ト……
○玉木委員 おはようございます。民主党の玉木雄一郎です。 まず冒頭、軽減税率の財源について総理にお伺いしたいと思います。週末、総理がテレビで発言をされておりますので、これは大変重要だと思います。冒頭にお伺いしたいと思います。 資料の一にありますけれども、先週の我が党の山井議員との話の中で、一兆円の軽減税率の財源については、社会保障から一兆円、我々は削りませんよ、消費税引き上げ時に約束している社会保障制度の充実はちゃんと行っていく、こうおっしゃいました。 週末、テレビの番組では、安定的な財源をしっかり確保していきたい、その際、社会保障に回っているものを切ることはないとおっしゃいました。 ……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 今ほどは大西議員から政治の信頼についての話がありましたが、きょうは私、金融政策と財政政策の信頼性に関して質問したいと思います。 まず、一月二十九日、マイナス金利の導入が日銀の政策決定会合で決まりました。そのことが発表されたのが同日十二時三十八分。しかし、その十五分前の同日十二時二十三分に、某メディアのウエブ版にマイナス金利の導入についての記事が掲載されました。 情報が漏えいしているのではないかという疑いがあります。株価や為替に対して大きな影響を与える日銀の政策決定会合の内容が正式公表の前に漏れる。黒田総裁、誰が漏らしたんですか。
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。
まず冒頭、昨日行われました人工衛星と称する北朝鮮のミサイル発射について質問をいたします。
まず、このミサイル発射は、我が国の平和と安全に対する重大な脅威でありまして、また国際社会、そしてその秩序に対する明白な挑戦であって、断じて容認するわけにはいきません。北朝鮮に対して厳しくまず抗議をしたいと思います。
その上で、まず政府にお伺いをいたします。
今回の実験は成功したというふうに分析をされておられますか。いかがでしょうか。
【次の発言】 二〇一二年にも同様の長距離弾道ミサイルとされる実験が行われましたけれども、前回と比べて、発射能力、こういった北朝鮮……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。
まず冒頭、高市総務大臣にお伺いいたします。
昨日、我が党の奥野議員からの質問に対して、政治的な公平性を欠く番組、個別の番組を放送したと総務大臣が判断した場合には電波の停止もあり得るというような発言をされたと理解しておりますけれども、それはそれでよろしいですか。
【次の発言】 電波の停止も否定できないということを、今明確に答弁いただいたと思います。
具体的にお伺いしたいのは、きのうも奥野委員から質問があったんですけれども、特定の政治的見解のみを取り上げて相当の時間にわたり繰り返すとか、そういうことが例示されますけれども、相当の時間というのは極めて恣意的……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは経済、財政を中心に質問させていただきたいと思いますが、その前に、先週、政治と金の集中審議で我々の同僚議員が甘利前大臣について質問しましたけれども、その中でさまざまな疑問が新たに出てきました。 まず、総理にお伺いします。 甘利大臣がやめられてから二週間以上がたちました。一月二十八日だったと思いますが、甘利大臣は辞任会見でこのようにおっしゃっています。秘書が金額交渉等に介入したことはないというふうにおっしゃっていますけれども、この説明を安倍総理も信じていらっしゃるという理解でよろしいでしょうか。
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、皆さんありがとうございます。きょうは大変貴重な御意見を聞かせていただきまして、改めて感謝を申し上げたいと思います。 ある意味、私は、共通の話があったと思うんですね。その共通の話というのは、オーバーキャパシティーです。つまり過剰供給。このことを、バブル崩壊以降、改善するどころか、むしろそれを助長してきた側面が、今の人口減少、特に地方においてそのマイナス面が非常に出てきているのではないのかな、そう思います。 その上で、まず尾崎社長、そして古川理事長、三谷社長にお伺いした上で、最後に蓮井理事長にお伺いしたいんです。 尾崎社長にまずお伺いしたいの……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 総理にまずお伺いします。 きょう緒方委員も質問しましたけれども、昨日の我が党の岡田代表に対する発言、これを改めて見ますと、子ども手当について発言をされていて、民主党の中でこういう発言をした方もおられたんだと思いますが、つまり、子ども手当というのは、両親や家族からいわば養育費が払われるということではなくて、まさに国家から直接子供たちに養育費が行くことによって、自分たちは両親に対し何の義務を感じる必要がないという議論もあったわけでありますと。 平成二十二年三月十六日、我が党の福田議員の賛成討論の中で、これを例として挙げていますが、この中で、いろいろなことを書いて……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。 まず、熊本を中心とした地震で亡くなられた方に心からお悔やみを申し上げますとともに、今なお被災されている多くの方々に対して心からのお見舞いを申し上げたいと思います。 その上で、我が国の名誉と尊厳に関する重大な問題が先週から報道または発表されておりますので、きょうはその点について質問したいと思います。 二〇二〇年東京オリンピックの招致をめぐる買収疑惑であります。 私も、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックの成功を祈る一人でありますが、このオリンピックに関しては、新国立競技場の建設計画の見直し問題、またエンブレムの見直し問題、また、新しい国立競技場……
○玉木委員 玉木雄一郎です。
同僚議員に引き続きまして、議論を進めたいと思います。
まず、総理にお伺いします。
新潟県知事選挙の結果が出ましたけれども、原発再稼働とあわせて、このTPPの議論、特に、何度も指摘がありましたけれども、情報が十分出てきていないこと、一体どのようなことになるのかという不安感が選挙結果に一定の影響を与えたと思いますけれども、総理はいかがお考えでしょうか。
【次の発言】 通常国会の少しおさらいをしたいと思います。
何度も出てきていますけれども、この真っ黒に塗られた文書でありますが、我々も、外交交渉過程を全部出せと要求したことは実はありません。我々が問題にしたのは、……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。
まず、三笠宮崇仁親王殿下の薨去に対し、心から哀悼の意をささげたいと思います。
さて、山本大臣、例の強行採決の発言があって、陳謝をされました。十月十九日のTPP特別委員会での御発言でありますが、このようにおっしゃっています。私は、これはすばらしいことをおっしゃっていると思います。国民の皆さんにこのTPPの合意内容について丁寧に説明し、国民の皆さんが全員納得をいただけるまで御審議を頂戴したい、この思いは今も変わりませんか。
【次の発言】 安倍総理も同じ認識でいらっしゃいますか。
【次の発言】 総理、今時点で、今の現在の時点で国民の皆さんが全員納得をいただけ……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。 早速、岸田大臣にまずお伺いします。 冒頭、前回の私の質問に対して、タリフエリミネーションという協定文の訳が関税に係る約束、どう考えてもそれはおかしいんじゃないかといって質問したら、いろいろなお答えをいただきましたけれども、結局、寄託国のニュージーランドのホームページが間違っていたという、私はニュージーランド政府から感謝されるかなと思うんですが、ただ、大丈夫かなと思いました。この点が一点、非常にびっくりしたこと。 もう一つびっくりしたのは、昨年、現地時間十月五日の大筋合意の後、リーガルスクラブ、各国が法的なチェックをした後で条文が変わった部分があったと……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 まず、中間管理機構の予算についてお伺いします。 私自身、制度設計にも携わりましたので、この予算の執行については、予算委員会初めさまざまなところで質問をしてまいりました。二十五年度補正予算で最初に予算がついて、二十六年度、七年度、八年度、そして二十九年度の概算要求にも出ております。 地域を回っていますと、北海道から鹿児島までいろいろ回っておりますが、中間管理機構の農地のマッチングについてはちょっと私は余りいい評判を聞かないんですね。数字を見ると結構いい感じのところもあるんですけれども、実態はなかなか、現場で聞くと、苦労もされているし、実績が上がっていないなとい……
○玉木委員 年金の話はよくようかんの話に例えられます。 世代間公平の話は、これはどの党であっても非常に年金を考える際に重要かつ難しい問題だと思っております。給付を削るという話はどの政権も非常にやりにくい話ではありますが、ただ、そのことが将来世代の給付の原資になるとすれば、現役の今の高齢者の皆さんにどれだけ我慢していただくのか。これが将来の財源になるからこそ、一体幾ら減るのかという議論については、やはり新たな制度、法案をつくる際にはしっかりとした議論をしていく必要が私はあると思っています。 今回、ちょっと整理をしたいんですが、何が新しくなるのか。大きく二つありますけれども、賃金スライド、物価……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 まず、無年金者対策について質問いたします。 二十五年から十年に年金受給資格を緩和するということは、我々も民主党政権下から、これは重要な課題だということで取り組んでまいりました。三党合意の大きな柱でもあり、そして、消費税の税率アップが予定どおり行われていれば来年四月から実施されるということでありましたし、非常に大事なことだと思っております。 まず、改めて確認しますけれども、これに必要な財源について、年間どれぐらいなのか。次の消費税税率一〇%へのアップまで、トータルどれぐらいかかるのかということについて教えていただければと思います。
○玉木委員 玉木雄一郎です。 引き続き、年金の質問をしたいと思います。 いろいろなことをこの間議論してまいりましたけれども、世代間の公平を図っていこうというのは、これは別に与野党を超えて共通だと思います。ただ、私は二つ問題があると思うので、冒頭申し上げたいと思います。 それは、前も申し上げましたけれども、我が国の賦課方式をベースとする年金制度は、一つのようかんをどの世代で分け合っていくのかということなんだと思います。 その中においてまず一つ目の問題は、制度が予定していた以上にもらう世代があると、制度が予定していた以上にもらえない人が出てきて、この辺のバランスをとりましょうということで今……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。 年金の質問をさせていただきます。 この間いろいろ議論させていただいて、二つのことがわかりました。一つは、まず、今の高齢者の年金に対する影響については、減ることはあってもふえることはないということです、この法案で。もう一つ、マクロ経済スライドの徹底で、将来の高齢者、今の若者ですね、彼らの年金も、減ることはあってもふえることはないと思います。 改めて確認します。 二〇一四年の財政検証の際に提案されたAからHのケースがあります。いずれのケースにおいても、今回の法案が通ることによって、その二〇一四年に示されたあの八つのケース、いずれのパターンでもいいです、……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。 この間、審議をやってまいりましたけれども、例えば、SBSの価格偽装の問題についての調査結果も出ていません。きょう私は質問しますけれども、そんな中であすにも採決という話が出ておりますけれども、きちんと出す資料は出していただいて、慎重審議をやるべきだと思いますので、冒頭、このことを申し上げたいと思います。 きょうは、まず年金について伺います。 まず、資料一をごらんください。 この間、私は全国をいろいろ回っていますと、国民の皆さんは心配しています。年金はどうなるんだ、巨額の運用損が出ていて、いろいろ報道されているけれども、どうなんだと。この週末も聞かれま……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 前回に引き続き、年金の給付を抑制する法案について、いわゆる年金カット法案について質問いたします。 冒頭、総理の前回の私に対する発言及び同僚議員の井坂議員とのやりとりの中での発言について、まずお伺いしたいと思います。 この年金カット法案、よほど都合が悪いんでしょう、せっかく私、建設的な提案を申し上げたと思っているんですが、どうもそれを都合よく曲解し、しかも、衆議院だけではなくて参議院でもけなすような発言をされているのは大変残念であります。 国民の生活に大きな影響を与える議論ですから、それぞれ立場、考えはあると思いますが、冷静に議論を建設的に積み重ねていくこと……
○玉木委員 玉木雄一郎です。
小野寺大臣、御就任おめでとうございます。活躍を心から期待したいと思います。
北朝鮮情勢について、まず伺います。
情勢が緊迫してきているのではないかと大変憂慮しております。北朝鮮はグアム島周辺への包囲射撃を行うという意図を表明し、また、トランプ大統領は核兵器の使用も示唆する、相互に威嚇の応酬がエスカレートしていると思われます。
日本の防衛大臣としてこの緊張感の高まりをどう認識しているのか、危機は差し迫っているのか、御認識を伺いたいと思います。
【次の発言】 もう一度伺います。
観光客が多くグアムに日本からも行く季節です。事態は切迫しているという認識はないと……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 森友学園への国有地の売却の問題について質問したいと思います。 財政法九条では、国の財産は適正な対価をもって譲渡または貸し付けられなければならないという規定があります。ですから、今議論になっている大阪の豊中市の国有地の、当初貸し付け、後に売却に変わりますけれども、いずれにしても、貸し付けの値段が正しかったのか、売却の価格が正しいのか。とりわけ、八億円を超えるとも言われている地下埋設物の除去費用についてその適正性が問われているので、特に航空局を中心に質問したいと思います。 その前に、二点、まず確認したいと思います。 森友学園が経営している塚本幼稚園での教育の内……
○玉木委員 玉木雄一郎です。
森友学園の問題を中心にお伺いしたいと思います。
まず、石井大臣、明治時代の北海道開拓使官有物払い下げ事件というのを御存じですか。
【次の発言】 当時、北海道開拓使の長官であった黒田清隆、彼が、同郷薩摩の政商五代友厚らがつくった関西貿易商会に安値、無利子でさまざまな官有物を払い下げて、世論の大きな批判を浴びて、これが中止となります。そのことがまた明治十四年の政変につながっていくという事件でありますけれども、当時、千四百万円の官有物を三十九万円で払い下げる……(発言する者あり)
【次の発言】 こういった内容でありました。
事ほどさように、こういったことは古今東西……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 本村委員に引き続きまして、冒頭、北朝鮮の緊迫した状況に対する対応について伺います。 先般、四月十六日にミサイルが発射されました。結果として失敗ということだったんですが、私が問題だと思うのは、この第一報を日本国民が知ったのは、朝八時前後、韓国聯合ニュースが発したニュースを日本のメディアが報じたこと、多分、これが一番最初だったと思います。 後に、同日午後三時ぐらいに、防衛省から正式に、朝六時二十分ぐらいにミサイルが発射されたという報告がありましたけれども、そもそも、極めて緊迫した状況の中で、我が国の国民も関心がある。そのときに、日本の政府から情報を得ることなく、……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 まず冒頭、地元案件を一件、質問したいと思います。 二日前に坂出市長が三選をいたしまして、それで、今月中にも坂出北インターチェンジのフル化の申請を国に上げるということであります。これは、太田前大臣にも大変御尽力をいただきまして、法律改正も伴いながら、フル化の予算にスマートインターチェンジの予算が使えるようにするなど、いろいろ工夫をしながらこの間進めてきた案件であります。 以前、この委員会でも何度も質問させていただきましたが、ただ、早くても五年ぐらいかかるということなんですが、何とか、市長の新たな任期の四年ぐらいではぜひ供用開始できないかなと。地域経済の発展、あ……
○玉木委員 おはようございます。玉木雄一郎です。 お手元に資料を配っているので、大臣にも見ていただきたいんですが、森友学園に対する国有地の売却の話であります。何回もこの質問をしてきましたけれども、そろそろ決着をつけたいなと思っております。 まず、資料の一のところであります。 これは、予算委員会に提出をいただいた資料の中に、財務省の、いわゆる八億円の値引きの根拠となる決裁書の中に幾つか出てきますが、なぜ値引きをしたのかというところは、上の方に書いていますが、下段です、「国が事前に学園に交付した資料では想定し得ないレベルの生活ゴミ等の地下埋設物が発見された。」ということが理由ですね。これは何……
○玉木委員 玉木雄一郎です。
農業外国人の就労解禁についてまず伺います。
政令事項が多いので、法案を読んだだけでは、どういう外国人がどういう農業分野に入ってくるかが皆目わからないので、与党の先生方の審議の中にもありましたけれども、もう一回、ちょっと整理して教えてください。
在留期間はどれぐらいを考えていて、帰国も可能なのか、家族帯同が可能なのか、そして、どのような農作業、つまり、全ての農作業に従事可能なのか。そういった基本的な、入ってくるであろう農業者の性質、性格について、今、政令事項として考えていることを教えてください。
【次の発言】 移民との関係の整理をきちんとしておく必要があると思……
○玉木委員 玉木雄一郎です。久しぶりの農林水産委員会で、懐かしい思いがいたします。 きょうは、幾つか、この間、農政に関して気になること、また、土地改良法を中心とした閣法の内容についてお伺いしたいと思います。 農政は与野党ないと私は思っております。現場に適応した農政をどうやっていくのか、これが与野党を超えて問われることだと思いますが、若干、政局的な対立が少し目立つのが残念だなと思うこともありますので、そういった観点も踏まえて、きょうは質問したいと思います。 まず、日米FTAについて伺います。 ペンス副大統領が来日をされ、記者会見の中で、今回の日米経済対話がFTA交渉につながるだろうという……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 収入保険について質問させていただきます。 この間、与野党の先生の質疑を聞いていて、非常に私は前向き、建設的な議論が行われていて、大変いいなと思っております。私も、この収入保険、所得保険という形で当初我が党の中でも考え始めて、長い歴史があるので、こういう一つの形になってきたことについては大変高く評価をいたしております。 ただ、少し思いを申し上げますと、先ほど佐々木先生からもあったように、いわばコストを加味した岩盤と、そして収入の変動ということをセットで、岩盤プラス収入保険ということで初めて営農継続できるような安定的な所得が確保されるということを考えておったので……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。よろしくお願いいたします。 まず、給付型奨学金について伺います。 画期的な第一歩だと評価をしております。 まず、この対象人数と財源について伺いたいと思うんですが、本格実施するのが平成三十年だと思いますけれども、そのときに何人を対象にするのか。そして、高校の数は全国に公私合わせて五千ぐらいと思いますけれども、大体一クラス一人ぐらいが対象になるのか。このイメージをまず教えてほしいのと、そして、本格実施になったときの安定財源、恒久財源、これがどうなっているのか。毎年の予算編成の中でやりくりをして、それで見つけていくのか、何か明確な安定財源があってやるのか。こ……
○玉木委員 玉木雄一郎です。
冒頭、大臣、通告しておりませんけれども、教育勅語について伺います。
大臣の発言で、教育勅語を道徳教材に用いることもできる、否定しないという発言があったやに思いますが、事実関係はいかがでしょうか。
【次の発言】 憲法に反しない場合には道徳教材に用いることも可能だということですか。確認です。
【次の発言】 歴史の史料として使ったりすることは当然あり得ると思いますね。
ただ、これまで、我々の先輩方が衆参で決議をして、排除決議、失効決議、それぞれ衆参でやっていますけれども、そこでさまざまな議論がなされた上でこの決議があり、それを戦後、我々は守り続けてきたということが……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 今の教育勅語なんですが、教育勅語の一部には真理性があるんですよ。いいことを書いているんです。 このことは、昭和二十三年の六月二十日、衆議院会議録第六十七号に、これは松本さんが趣旨弁明で言っていますね、「われわれは、その教育勅語の内容におきましては、部分的には真理性を認めるのであります。」と。親孝行とか兄弟仲よく、これは普遍性、真理性があるでしょう。しかし、「それを教育勅語のわくから切り離して考えるときには真理性を認めるのでありますけれども、勅語というわくの中にあります以上は、その勅語そのものがもつところの根本原理を、われわれとしては現在認めることができないとい……
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。 きょうは、いろいろ質問しようと思っていたんですが、加計学園が新設する獣医学部の問題について絞って質問させていただきたいと思います。 けさ報道がありまして、その報道をお手元にお配りしていると思いますが、加計学園が今治市の国家戦略特区に新設しようとしている獣医学部について、文科省が、特区を担当する内閣府からこれは総理の意向だと聞いているなどと言われたことを記した文書を作成し、現在もその文書が文科省の幹部の間で共有されていると報じられています。 こうした文書が現に存在するのかどうか、大臣、お答えください。
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。
先ほど、小野寺委員とのやりとりで、少し確認したいことが一点ありましたので、通告はありませんけれども、総理にお伺いしたいと思います。
トランプ大統領になって、TPPが永久離脱ということになりましたけれども、二国間FTAについてどういう態度で臨むのか、いま一度、総理のお考えを聞きたいと思います。
報道によると、二月十日にも日米首脳会談が行われるやにも聞いておりますが、日米FTA、求められたら、これは拒否されますか、受けられますか。
【次の発言】 ということは、受ける可能性があるということですね。
○玉木委員 玉木雄一郎です。
締めくくり総括をやらせていただく予定でありましたが、今のような状況ではとても締めくくれません。
まず、小川議員からも指摘がありました天下り問題の件について、改めて常盤高等教育局長に伺いますが、人事課長だった時代に、今回指摘をされているような、OBを経由したあっせん行為に何らかの形でかかわった、あるいはそういうことが過去も含めて行われていた、その認識はございましたか。
【次の発言】 では、個人の御認識をお伺いしますが、今回問題になっている文教フォーラムの理事長である嶋貫氏については、この方を知っていますか。
○玉木委員 玉木雄一郎です。 午前中、いわゆる共謀罪のことで少し紛糾しましたので、一点だけ確認させていただいて、文科省の天下りの話に入りたいと思っております。 今、我が党内でもいろいろな検討をしておりますけれども、私は、基本的には、条約は批准すべきだと思っています。そのために、条約上の義務を果たすために国内法で何か対応することがあるのであればそれはきちんと埋めていくというのは民主党政権時代からの一貫した方針でありますけれども、問題は、埋めるべき穴はどういうものがあるのか、埋めるときにどのような国内法の対応をすれば必要かつ十分になるのかということが問題になるんだと思います。 そこで、いろい……
○玉木委員 最近、国会の議論が随分荒れているように思います。 きのうも予算委員会で私は質問しましたけれども、金田大臣と共謀罪の議論をしました。前とは全然違う新しいものをつくるといいながら、どこが新しくなるんですか、どこが違うんですかと聞いたら、法律を出していないから答えられないと言って、全くお答えいただけません。 総理、きょう、金田大臣が我々の議論を封じるような紙をつくって、それをメディアに流して、予算委員会でのテーマを大臣が指示するような、これはやめろというようなことを言うような、そういう紙をつくってやったこと、撤回はされましたけれども、きのう事務方も、来てもらって説明を受けたら、全く答……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 稲田大臣に一問だけ確認をさせていただきたいと思います。 今の後藤委員の続きですけれども、十月三日に開示請求があったんですけれども、当然その前に削除されていたということを後藤委員の前回の質疑のときに大臣は答弁されました。先ほども後藤委員から説明があったように、これは実は、削除しようと思うと、最低三カ所で削除しなければいけませんし、紙とデータの二種類のものを削除しないと削除したことにはなりません。 十月三日以前にそうした削除が行われ、つまり逆だったら大変ですからね。開示請求が来た後、ああ、困ったといって削除していたら大変なので、それ以前に削除したということを大臣……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 後藤委員に引き続いて少し確認をさせていただきたい、一問、質問を稲田大臣にさせていただきたいと思います。 ちょっと復習ですが、南スーダンの施設隊で日報をつくり、それを陸自指揮システムという掲示板のシステムに上げて、そこからダウンロードできる状態にして、それを陸上自衛隊の中央即応集団、CRF、また、後でわかったんですが、統合幕僚監部というところにダウンロードして、都合四カ所、最低でもデータが存在するという中で、どこをどのように削除して、大臣がおっしゃっているのは、十月三日よりも前と承知をいたしております、二月十四日の大臣答弁でこういうふうにお答えになっていますけれ……
○玉木委員 玉木雄一郎です。
その続きをやります。特別会計の予算についてお伺いします。
これは時系列からいうと、もともと賃貸借契約だったものが売買契約に昨年の六月二十日に変わっているわけですね。ということは、昨年度は売買契約を前提に保証金と、あるいは賃料の予算が計上されていたと思いますけれども、空整勘定ですね、これは事実関係はいかがですか。
【次の発言】 二千七百三十万円が二十八年度はきちんと計上されていますね。それが、年度の途中の六月二十日に売買契約に変わったので、今年度は補正予算を三回組んでいますが、その六月二十日以降、補正事由として賃貸借契約に基づく二千七百三十万円を外して、売買契約……
○玉木委員 玉木雄一郎です。 まず、天下りについて一問伺います。 私が以前の予算委員会で指摘を申し上げました文科省の省内調査、何かあれば自己申告しろ、あるいは他の職員が法令違反になるようなことをやっていればそれをきちんと報告しなさいという中で、ただしその場合には証拠をつけないといけないということが調査票に入っていて、こんなことを書いていたら誰も正直に言ってこないというふうに指摘を申し上げました。そこで、午前中、与党の議員からもそういった質問があって、大臣から答弁がありましたが、これは端的にお答えください。こういうおかしな調査の方法をやめて、調査をやり直すんですか。
○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。
総理、内閣支持率が低下をしていますが、これはなぜ低下をしていると総理はお考えになりますか。
【次の発言】 答弁の姿勢ということでありました。
私は、地元に帰っても、また、全国を回っていろいろな人の声を聞くと、総理、二つですよ。えこひいきと全省庁挙げた隠蔽体質、私、この二つではないかなと思うんですね。
きょうは、総理が真摯に説明をするということで、各種選挙、都議会議員選挙、そして昨日の仙台市長選挙、こういったことも踏まえてきょう答弁にお立ちになっているんだと思いますけれども、午前中聞いていて、余り変わらないな、これまでと説明の丁寧さが変わらないなという……
○玉木分科員 民主党の玉木雄一郎です。
きょうは、地域経済の活性化という観点から、地元の幾つかの案件も挙げながら、質問また提言したいと思います。
まず、大臣にお聞きしたいんです。
地方創生、今、安倍政権としても力を入れて取り組んでおられます。ローカルアベノミクスとも言われますが、この地方創生というのは、例の第一の矢、第二の矢、第三の矢でいうとどれに当たるんでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございます。
私もそうだと思いますね。第二の矢、いわゆる財政支出の部分と、第三の矢、いわゆる民間投資を喚起するという本来の第三の矢の非常に重要な役割が、地方の経済の活性化においても、あるいはおいて……
○玉木分科員 民主党の玉木雄一郎です。きょうはよろしくお願いいたします。
まず、毎年質問させていただいております、地元の坂出北インターチェンジのフルインターチェンジ化について伺いたいと思います。
機構法、法律の改正によりまして、いわゆるスマートインターチェンジの予算をインターチェンジのフルインター化にも活用できるようになったというふうに理解しておりますけれども、それは正しい理解なのか、また、その場合に、地元負担なくランプの内側については整備ができるという理解でいいのか、この点、まず事実関係を教えていただけますか。
【次の発言】 ありがとうございます。
これは太田大臣とも何度も法改正の前か……
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 四人の公述人の皆さん、本当に貴重な意見、ありがとうございました。大変参考になりました。 短い時間ですので端的に質問をしていきたいと思います。 熊谷公述人にまずはお伺いしたいと思うんですが、私は、成長をどうしていくのか、小幡先生は、成長というのはどうかなという話もありましたけれども、定義のいかんにかかわらず、成長をどう考えるのかということは大事だと思うんですが、一つ、七重苦とよく言われましたよね。私も、これはいろいろ過去分析したことがあるんですが、その中でも、一つ、高い法人税、これについて実はずっと注目してきているんです。 例えば、これは有名な話です……
○玉木分科員 民主党の玉木雄一郎です。 香川県が連続しますけれども、おつき合いをよろしくお願いいたしたいと思います。 まず、坂出北インターチェンジのフル化についてお伺いしたいと思います。 これは、私は太田前国土交通大臣にも大変お世話になりまして、今回、四年連続、五回目の質問になります。なかなか進まなかったものを太田前大臣のリーダーシップで大変前に進めていただきまして、今年度から四者、県と市と道路会社、そして国も入って準備会が今開催されておりまして、先月一月までで三回既に準備会が進められておりまして、事業が前に進んでいるということは大変ありがたいと思っております。 早期実現を願う地元の要……
○玉木分科員 玉木雄一郎です。 先ほども同僚議員の今井雅人議員とのやりとりを聞いていまして、今回、学校法人森友学園への国有地の売却の問題について、なぜこれほど時間がかかって、そして時間をかけてもすっきりしない、国民の多くも納得しないと言っている一つの理由は、やはり情報が適正に出てこないことではないかと思います。特に、折衝記録、先ほどもありました政治家等とのそうした折衝記録について、もう破棄されていて、ないということが極めて不信感を招いているんだと思っています。 役所の皆さんもそれなりにきちんと説明の努力をされようとしているのはよくわかりますが、ただ、一方で、例えば籠池前理事長はいろいろな資……
○玉木分科員 玉木雄一郎です。 決算行政監視委員会ですので、きょうは、特に森友学園に対する一億三千二百万円の有益費の支払いの根拠について、少し焦点を絞って質問したいと思います。 その前に、まず冒頭お伺いしたいのは、年度がかわりました。年度がかわったことによって、三月三十一日までに小学校の用途に供することができない場合については原則更地にしてこの国有地を戻すという約束だったと思いますが、もう三月三十一日が過ぎております。一部報道によりますと、上物二十億円、土地十一億円、総額三十一億円で買い手がつくとの報道もありますが、確認させてください。更地に戻すことなく転売することも可能でしょうか。
○玉木分科員 おはようございます。玉木雄一郎です。 まず、二十九年度予算案のフレームについて聞きたいと思います。大枠です。 本来、来年度の予算案というのは、消費税増税を前提に、さまざまな歳出歳入にわたった事業を組み合わせてつくるということだったんですが、消費税増税が新しい判断で延びてしまいましたから、新しい考えのもとでつくっていかなきゃいけないということで編成されているんだと思います。 私、今回、予算案を見まして、いろいろな工夫が、きれいな言葉で言うと工夫なんですけれども、ちょっと悪い言葉で言うと、いろいろな、よからぬ作業といいますか、そういったものが加えられて、薄氷の財政再建を演出する……
○玉木分科員 玉木雄一郎です。 まず、天下りについてお伺いをいたします。 二月二十一日に、文科省から中間まとめという形で調査報告が発表されました。衝撃の内容だと思います。これまで言われてきたいわゆる組織的な違法あるいは脱法天下りが、明確に、公式に文科省において認定された報告だったと私は思います。その意味では一定の評価をしております。 この報告書の中に出てきますが、天下りの引き継ぎ書というものが作成されていたという記述がありますけれども、であれば、嶋貫氏がこれまで国会等でも話をしておりました、こういったあっせん行為はあくまで個人的なボランティアあるいは人助けだ、こういう前提は私は崩れたので……
○玉木分科員 玉木雄一郎です。
まず、地元案件二件について質問します。
今回で七回目の質問ですけれども、坂出北インターチェンジのフル化の進捗状況について伺います。
夏にも実施計画が取りまとめられるというふうに認識をしておりますけれども、現在の状況を教えてください。
【次の発言】 三カ所ぐらい、候補地、どこになるのかということで検討が進められたと伺っておりますが、大体一カ所に絞られてきたという認識なんです。前回、十一月に私は同じ質問をしましたが、同じような答弁ですね。もう少し前にぜひ進めていただきたいなと思います。
前回、御答弁いただいた際に、完成までに平均的には五年程度かかるということ……
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