山尾志桜里 衆議院議員
48期国会発言一覧

山尾志桜里[衆]在籍期 : 45期-47期-|48期|
山尾志桜里[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山尾志桜里衆議院議員の48期(2017/10/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は48期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院48期)

山尾志桜里[衆]本会議発言(全期間)
45期-47期-|48期|
第196回国会(2018/01/22〜2018/07/22)

第196回国会 衆議院本会議 第39号(2018/06/19、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾志桜里君 立憲民主党の山尾志桜里です。  まずは冒頭、昨日からの近畿地方における地震で命を落とされた方々と御遺族に対し心からのお悔やみを、そして被害に遭われ厳しい状況に置かれている皆様に心からのお見舞いを申し上げます。  本日は、立憲民主党・市民クラブを代表し、民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律案につき、反対の立場から討論いたします。(拍手)  反対の理由は、本質的な一点です。  今回創設される特別寄与制度の対象から事実婚や同性パートナーが排除されていること、そして、その判断が象徴する現政権の冷たさ、人権意識の致命的な鈍感さを容認できないからであります。  高齢化が進む中、一人一……


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第197回国会(2018/10/24〜2018/12/10)

第197回国会 衆議院本会議 第5号(2018/11/13、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾志桜里君 立憲民主党の山尾志桜里です。  立憲民主党・市民クラブを代表して、入管法一部改正案に対して質問いたします。(拍手)  移民国家と言われるスイスの小説家マックス・フリッシュは、このように述べています。我々が欲しかったのは労働者だが、来たのは人間だった。  これまで日本社会は、日本で働く外国人の四割以上を技能実習生あるいは留学生と呼び、労働者として受けとめることすら拒んできました。ましてや、生身の人間、生活者として尊重し、ともに生きる環境整備は、本格化するのがこれからです。  この根本的な問題を放置したまま、人材不足を理由に、粗雑な新制度を提示し、日本社会としての議論も準備も成熟し……

第197回国会 衆議院本会議 第9号(2018/11/27、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾志桜里君 立憲民主党の山尾志桜里です。  外国人労働者受入れ拡大を内容とする入管法改正案に対し、立憲民主党・市民クラブを代表して、反対の討論をいたします。(拍手)  国家の覚悟が問われる法案が、国会に提出されてみたら何も決まっていなかった。中身が決まっていない法案が通ったとき一体何が起きるのか、お話ししたいと思います。  決まっていない一点目。受入れ見込み数です。  外国人労働者の受入れ拡大法案ですから、何人拡大するかは議論の大前提です。閣議決定のとき、数字は示されていませんでした。閣議決定の後に、五年間で三十四万五千人という急ごしらえの数字が提示されました。その上、審議を始めたら、この……


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第203回国会(2020/10/26〜2020/12/05)

第203回国会 衆議院本会議 第5号(2020/11/12、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾志桜里君 国民民主党・無所属クラブの山尾志桜里です。  会派を代表して、日英EPAについて質問します。(拍手)  農業分野については野上農水大臣に、そのほかについては茂木外務大臣に伺います。五分という持ち時間を守れるように早口で失礼いたします。  冒頭、バイデン氏を次の大統領に迎えることとなったアメリカとの関係について一点伺います。  先ほども茂木大臣は、日米同盟を更に強化すると発言されておられました。確かに、日米同盟の強化は極めて重要です。しかし、それは、日本と米国の対等性の強化、ひいては日本という国家の自律の強化につながるべきだと考えます。安倍政権は、集団的自衛権の一部容認というカー……


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第204回国会(2021/01/18〜2021/06/16)

第204回国会 衆議院本会議 第12号(2021/03/12、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾志桜里君 国民民主党の山尾志桜里です。  会派を代表して、ただいま議題となりました在日米軍駐留経費負担に係る特別協定について質問します。(拍手)  今回、事実上一年間、バイデン新政権と向き合いつつ、国内でもこのホスト・ネーション・サポート、HNSを国民的議論に付す時間ができました。これを契機に、情報公開を進め、金銭の負担から責任の分担へと、日米同盟の深化に向けたアプローチの手法を多角化すべきです。  そこで、まず、情報公開について伺います。  今回の令和三年度の米軍駐留経費の日本側負担は二千十七億です。米国側の負担金額は幾らでしょうか。そして、日本側の負担割合は何%でしょうか。万が一明ら……

第204回国会 衆議院本会議 第17号(2021/04/02、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾志桜里君 国民民主党の山尾志桜里です。  会派を代表して、RCEPについて質問します。(拍手)  今回の加盟国には、中国とミャンマーが含まれます。現在進行形で自国民に対し重大な人権侵害を行っている国と、今、経済連携を前進させることが本当に妥当なのか、厳しい判断が突きつけられています。  まず、合意時点と状況が激変したミャンマーについてです。  国軍は市民に対する発砲や空爆をエスカレートさせ、今日までに七歳の少女を含む五百人以上が死亡しています。  今後、日本として、ミャンマー国軍によるRCEP発効を万が一にも認める可能性があるのでしょうか。人権国家として、自国民を殺りくする国軍と、対話は……

第204回国会 衆議院本会議 第22号(2021/04/16、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾志桜里君 国民民主党の山尾志桜里です。  国民民主党・無所属会派を代表して、出入国管理及び難民認定法等改正案について質問します。(拍手)  収容の長期化を解決すべきという目的には賛成です。ただ、その原因を、外国人による送還忌避に矮小化することには異議があります。  入管側の難民認定消極主義、そして認定待ちなどの間の全件収容主義、こうした入管側の問題にも大いに起因していることを認めるべきです。  したがって、第一に、認定すべき難民は認定する、第二に、収容判断と収容環境について人権状況を改善する、その上で、第三に、帰るべきなのに帰らない送還忌避の方には帰っていただく、こうした三つの方針に基づ……

山尾志桜里[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院48期)

山尾志桜里[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第195回国会(2017/11/01〜2017/12/09)

第195回国会 法務委員会 第3号(2017/12/05、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 立憲民主党・市民クラブの山尾志桜里です。  まずは給与法のことからお伺いをしたいと思いますが、今回の給与法の改正、今回は引き上げの提案ですけれども、引き下げの場合も、それは場合によってはあり得るという成り立ちになっていますので、お伺いをしたいと思います。  法務大臣、日本国憲法のもとで、全体の公務員の俸給引き下げを行う場合に、法改正で裁判官全体について報酬を引き下げること、これは、裁判官の報酬について、在任中、これを減額することはできないと明言をした憲法七十九条に抵触するのではないかという論点がございます。この論点についていかがお考えですか。


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第196回国会(2018/01/22〜2018/07/22)

第196回国会 法務委員会 第5号(2018/03/30、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  きょうは、裁判官の定員法の質疑でありますが、私の方からは、裁判官が、いわゆる永田町に勤務をし官僚としての経験を積んだ後に、また裁判官に戻っていくというシステムの現状について、少し問題提起をするような二十分にしたいと思います。  きょうは法務省の小野瀬民事局長においでをいただきました。  小野瀬局長、法曹としてのスタートは、法務省あるいは検察庁でいらっしゃいますか。
【次の発言】 ありがとうございます。  お手元の資料に、小野瀬局長のキャリアパスを配付させていただきました。昭和六十一年四月に裁判官として任官されて、判事補ですね、現在四月ですから、三十二……

第196回国会 法務委員会 第6号(2018/04/04、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  私の方からは、先日の続きになるんですけれども、一つは、やはり判検交流が象徴する内閣と司法のゆがみを一つ一ついかに解決していくかというテーマでまずはスタートをしたいというふうに思います。  資料一をごらんください。これは先週の質問のときに出した資料と同じですけれども、裁判官出身の訟務検事については縮小していくという方針が民主党政権時代に出されて、それを上川大臣含めて、維持する、縮小するという方針を維持するという答弁をいただいているということが前提になります。  これは、表を見ていただくと、改めて、訟務検事のうち裁判官出身者、要するに、この真ん中の列です……

第196回国会 法務委員会 第8号(2018/04/13、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  きょうは、できれば超党派で前進をさせたい、そして法務大臣以下政府の皆様にもぜひ積極的に取り組んでいただきたい二つの政策について御質問したいと思います。  一つが、いわゆる司法面接、そしてもう一つが、司法修習生の貸与金の返済時期を延期するという御提案であります。  まず、司法面接であります。先日も質問させていただきました。  子供が犯罪の被害者、場合によっては目撃者などになったときに、繰り返し厳しい状況を供述させられることによる心理的な負担をできる限り軽減すること、そしてその供述の信用性をしっかりと確保すること、この二つの政策目的を達成するために、法務……

第196回国会 法務委員会 第11号(2018/05/11、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 上川大臣に伺います。  ただいまの質問の続きですけれども、世論調査について、平成三十年度中にも、是非は問わないが浸透度を問うようなことを検討するとおっしゃいました。  そうであれば、この法案がまだ成否がわかる前に、なぜ現時点での国民の意識の是非を問わないんですか。
【次の発言】 大臣、今の質問は、全く民事局長に答弁をさせるような質問ではないと思います。大臣の直近の答弁についての御質問です。  改めて伺いますけれども、私たちは別にやみくもに反対と言っているわけじゃないんです。実際、賛否を決めておりません、立憲民主党も。  ただ、今のような形で答弁をごまかさないでいただきたいし、率直に……

第196回国会 法務委員会 第12号(2018/05/15、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  それぞれの参考人の皆さん、きょうは本当にありがとうございます。  私、今回の議論に当たって、三点のことを気にしております。それに沿って御質問したいと思います。  一点目が、今回のこの動きが、いわゆる一人親家庭や親のもとで暮らすことができない子供たちにとって決して不利益になってはならないということ、二点目が、若者、若年消費者の保護の問題、三点目が、少年法と安易な連動があってはならないということでございます。  一点目についてお伺いをいたします。  中村参考人、養育費の問題なんですけれども、この委員会でも、既に成年に達するまでというような合意がなされてい……

第196回国会 法務委員会 第15号(2018/05/22、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  本日は本当にありがとうございます。私の方からも、限られた時間、できるだけ有効に使わせていただきたいと思います。  まず、伊藤参考人にお伺いをいたします。  消費者契約法、今特別委員会の方で、できるだけ共通項を探し出して、与党と野党でいいものにしようと私たちも頑張ってはいるのですけれども、かなり、私たちからするとちょっと歯がゆい出来事が起きております。  このことをちょっとお伺いしたいんですが、契約法の閣法の提案であります四条三項の三号と四号、つまり、社会生活上の経験が乏しいことから不安を抱いているとか、社会生活上の経験が乏しいことから恋愛感情を抱いた……

第196回国会 法務委員会 第16号(2018/05/25、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  高木厚労副大臣にもお越しをいただきました。  きょうは、高木厚労副大臣には、児童養護施設の入所年齢とこの成年、未成年の概念についてお伺いをしようと思っております。本当は先に質問しようと思ったんですけれども、ちょっと、この間のこの成年引下げをめぐる法務委員会の議論と単親、一人親家庭の養育費との論理的な関係を、少し法務省との質問を先行させていただいた上で、パラレルなところがあると思いますので、副大臣にはお伺いしたいと思います。  法務大臣に、この間の法務委員会の議論や参考人の質疑を通じて私が感じていることを少し申し上げたいと思うんですね。  ちょっと、今……

第196回国会 法務委員会 第19号(2018/06/08、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  今回の法案ですけれども、私が懸念をしているのは、やはり最初の動機が少しよこしまだと、いろいろな判断、手続に無理が出て、中身がゆがんでくるということが出ているんじゃないかと懸念しています。  そもそもこの法案の起こりというのは、これはもうみんながわかっていることですけれども、最高裁で嫡出子と非嫡出子の相続分の不公正を是正すべきという判決が出て、それに対して、例えば、二〇一三年の十月三十一日、これは毎日新聞ですけれども、社説で、「自民党は思い上がるな」、こういう社説が出ております。  つまり、こういった最高裁判決が出た後に、自民党の法務部会が、伝統的な家……

第196回国会 法務委員会 第20号(2018/06/13、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  参考人お三方、本当にありがとうございました。  まず、窪田参考人にお伺いをしたいと思います。  窪田参考人は、途中からこの相続部会の部会長代理になられて、ある意味取りまとめる立場にあった、あるいはなったという面があるんだと思うんですけれども、その部会長代理という立場を離れて、一専門家、民法の専門家として、この今問題となっている特別寄与制度における親族要件、これがあるものとないもの、どちらがよりよい、望ましいというふうにお考えですか。
【次の発言】 乙案というのは、つまり、親族要件を外した方がいいという案で、先日、委員会でも御紹介をしましたけれども、パ……

第196回国会 法務委員会 第21号(2018/06/15、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 立憲民主党を代表し、民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律案につき、反対の立場から討論します。  反対の理由は、本質的な一点であります。  今回創設される特別寄与制度の対象から、法律上の親族には当たらない事実婚や同性カップルが外されていること、そして、その判断が象徴する安倍政権の差別的態度、人権意識における致命的鈍感さを私たち立憲民主党は容認できないからです。  現行法制では捉え切れていない相続人以外の方が……(発言する者あり)静かにしていただいていいですか。何か問題があるなら、後で言っていただけますか。  現行法制では捉え切れていない相続人以外の方が献身的に介護や看病などの貢……

第196回国会 予算委員会 第16号(2018/02/22、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  裁量労働制のデータについて、いよいよ、裁量労働制の方が一般の働き方より労働時間が長くなるのではないか、こういう懸念のデータしかなくなってまいりました。総理は、にもかかわらず、おとといもですか、裁量労働制をとれば、子供の送り迎えやリフレッシュなどの半日休みが自在にとれるというような答弁をされておりますけれども、そもそも、送り迎えが必要な小さい子供を持つ親は、送り迎えをする前提として、保育園に入れてほしい、これが今の喫緊の課題であります。待機児童問題、安倍政権で直近三年連続その数をふやし続けているわけですけれども、この解決なしに、子供を持つ親、とりわけ母……


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第197回国会(2018/10/24〜2018/12/10)

第197回国会 内閣委員会 第8号(2018/11/30、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 おはようございます。立憲民主党の山尾志桜里です。  私は、皇室制度の問題、これは三権分立とあわせて権力と権威の分立をもたらすものであり、日本社会の安定と安寧のために手放しがたい重要性を持つものだと思っています。しかも、歴史が育むものですから、一度途絶えたらつくり直すことのできない繊細さを持つ制度で、だからこそ、みんなで丁寧に守っていく必要があると日ごろから思っています。  そんな思いを持っていることもあり、本日、皇室典範特例法第二条の規定による天皇の御退位、そして新しい天皇の御即位に関して、即位の日となる来年の五月一日、そして即位礼正殿の儀が行われる十月二十二日を休日とする本法案に……

第197回国会 法務委員会 第4号(2018/11/16、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  まず冒頭、この委員会の持ち方、委員長含めまして、抗議をさせていただきたいと思います。  私どもは、この外国人受入れが給与法の後に閣法として控えているということは当初から認識をしておりましたので、しっかり、最低限の議論の土台を整えて、正常な形で円満にスタートしたいということで心を砕いてまいりました。二点ですね、前提となる。  一点目が個票です。これは、出すことが決まったんだから始めていいではないか、こういうことではないんですね。本会議の質疑入りのときに出してあるべきものだったんです。だけれども、百歩譲って、この委員会のスタートラインではこれは出ていてほ……

第197回国会 法務委員会 第5号(2018/11/21、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  私たち、この新制度の根幹をなす技能実習制度、その問題点を浮かび上がらせる大事な聴取票、その一つ一つをきちっと把握して、正確な分析をし、その問題点を把握して対応策を考える、そういうすべを持たないまま、すなわち、手書きせよ、コピーはだめ、こういう状況の中で、こうやって技能実習を根幹とする新制度の質疑に立ち、そして、それを恐らく山下大臣自身も正確に把握されないまま、答弁を求め、それが議事録に残っていく。  大変に遺憾でありますが、しかし、職権でこの時間が立ちましたので、私たちとしては、やはり、この質問に立たせていただいて、国民の皆さんに、そして場合によって……

第197回国会 法務委員会 第6号(2018/11/22、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  本日はありがとうございました。  まずは、指宿参考人にお伺いをしたいと思います。  在留管理政策と共生政策は別物であり両輪であると。そして、この両輪について、やはり法務省単独の一元管理は難しいというか、ふさわしくないのではないか、やはり多文化共生庁が必要ではないかというお話を伺いました。私も方向性としてそう思います。  その中で、ちょっと具体的に伺いたいのは、私も、感覚では、それこそ日本に来てくださっている外国人の方が暮らしのトラブルや問題を抱えたときに、出国入国の手綱を握る役所にその暮らしの相談ができるだろうかという素朴な疑問もございますし、ちょっ……

第197回国会 法務委員会 第7号(2018/11/26、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 きょう、予算委員会の集中審議、総理に私も質疑をしましたけれども、明らかになったのは、この外国人受入れ制度の拡大、中身が何も決まっていないということです。  技能実習制度の未来も決まっていない。上限は決めない。受け入れる人数は決まっていない。永住資格を持つかどうかも決めていない。単純労働とは何かも決まっていない。答えられないとまで総理は言いました。  そういう中で、一つ一つ法務大臣に確認をしていきたいというふうに思います。  まず、技能実習制度についてですけれども、大臣、この「失踪技能実習生の現状」、やり直しペーパーはお持ちですか。(山下国務大臣「はい、持っています」と呼ぶ)よろしい……

第197回国会 法務委員会 第10号(2019/01/23、48期、立憲民主党・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  早速ですけれども、ちょっと順番を入れかえて、先にTカードの問題について質問をさせていただきたいというふうに思います。  皆さんお手元の資料で、右下に番号を振っています、資料十の一、要するに、Tカードの運営主体でありますCCCが出したお知らせですね、それを見ていただきたいと思います。  六千七百万人の会員数を持つTカード、国民の二人に一人が持っているという計算になりますけれども、二〇一二年に捜査機関からの要請を受け、それまでは令状があったときだけ提供してきた個人情報を令状なしでも提供する方針に転換していたことが明らかになりました。  まず、警察庁に伺い……

第197回国会 予算委員会 第4号(2018/11/26、48期、立憲民主党・市民クラブ)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  私は、外国人受入れ制度の拡大について、主に総理大臣にお尋ねをしたいと思います。  委員長にお願いいたします。  これから私がお伺いすることは、外国人受入れについての本質的な問題、国民がやはり非常に気にしているテーマ、このことについて総理の認識を問う、あるいはこれまで総理がされてきた答弁の中身を確定させる、こういうことに三十分を使いたいと思っていますので、ぜひ適切な采配をしていただいて、そしてまた、法務委員会では、私ども、総理入りの審議を求めていますけれども、与党の皆さんにまだ認めていただいておりません。このことについて総理自身の認識を聞く貴重な、大事……


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第198回国会(2019/01/28〜2019/06/26)

第198回国会 内閣委員会 第3号(2019/03/06、48期、立憲民主党・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  きょうは、企業主導型保育のこと、そして令状なしの個人情報提供と、二点質問させていただきたいと思います。  まずは、保育について。  質問に入る前に、宮腰大臣、今、役所がうその数字を言うわけないと言いましたけれども、その認識は改めていただいた方がいいと思います。  必ずうその数字を言うとか、悪意を持ってかどうかはわかりません。でも、これまで起きてきたことを見ると、政府が認めている限りでも、ミスを隠したり、現状をよりよく見せるために、やはり誠実とは言えない数字を出してきたということが複数回あったわけですね。  それが役所のせいかどうかはまた別の問題ですけ……

第198回国会 内閣委員会 第5号(2019/03/13、48期、立憲民主党・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  前回に引き続き、やはり、このデジタル社会の中で、どうやって自由、人権と、あるいは安全やビジネスというもののバランスをとっていくかという問題提起をしたいと思っています。  まず、皆様のお手元に、たくさんの資料をつくったんですけれども、まず、資料一という横長の資料を開いていただけますでしょうか。これは質問の前提ですので、聞いていただければ結構です。  この三月七日の日本経済新聞なんですけれども、大変よくまとまっているので、ちょっと共有したいと思います。  まず、一番右上にあるんですけれども、EUのGDPRが世界に波紋、個人データの保護を厳しく企業に求めて……

第198回国会 内閣委員会 第9号(2019/03/27、48期、立憲民主党・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  本日はありがとうございます。よろしくお願いします。  まず、松田参考人にお伺いをしたいと思います。  私自身も、あるいは立憲民主も、幼児教育の無償化そのものに反対をしているわけではないということは多分御承知だと思います。  実際、先生がおっしゃっているように、やはり教育に係る経済的負担の軽減というのはこの国にとってとても大事で、少なくとも、それをやれば、結果として、うまくやれば少子化対策にもつながるんだろうというところは共有しているので、それは前提に先生にお伺いしたいのは、ただ、やはりこれは順番を間違えると、むしろ待機児童数を増加させたり、あるいは保……

第198回国会 内閣委員会 第11号(2019/04/10、48期、立憲民主党・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主の山尾志桜里です。  私、引き続き、デジタル社会の中で、公的部門による個人情報へのアクセスと、あるいは民間による個人情報へのアクセスや流通を、それぞれどうルール化し、そしてルールが守られているかどうかチェック体制を構築するかという問題意識で御質問をします。  きょうは、公的部門による個人情報へのアクセスが問題となる事例として、引き続き、スマホゲーム業者が持つ個人の位置情報を令状なしに取得しているのではないかと疑問が呈されている事案について取り上げます。  もう一つ、民間企業による個人情報のアクセスが問題となる事例として、ジャパンタクシーという配車アプリ会社と日本交通というタ……

第198回国会 内閣委員会 第15号(2019/04/26、48期、立憲民主党・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  まず、このデジタル手続法案なんですけれども、大体どれぐらいのボリュームのものをどれぐらいの期間でやり遂げようとしているのかということを知りたいと思います。  このデジタル手続法案、今はオンラインしてもよいと許容しているルールを、改正によってオンラインをすべしと要求するルールに変えるというのが骨子だと思うんですけれども、対象を確認したいと思います。  法令に基づく行政手続の全てが対象になって、国の手続は義務化、国以外の自治体などの手続は努力義務化、こういう整理でよいでしょうか。事務方で結構です。お答えください。

第198回国会 法務委員会 第2号(2019/03/08、48期、立憲民主党・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  五十九分の時間を、二つのテーマ、一つがGDPRの問題、もう一つが、私、ちょっと来週の恐らく政省令の質疑でどこまで時間がとれるかわからないので、時間がある限り政省令の方も少し触れていきたいと思っておりますが、まずは前半の方でしっかり議論をさせていただきたいと思います。  今、松平議員は、インターネットの悪用による人権侵害ということで、これは先日の山下大臣の所信表明でも、インターネットを悪用した名誉毀損、プライバシーの侵害を解消するため、個別法規も駆使しながら、丁寧に取り組んでいきますと。こういう問題意識を共有していると思うんですけれども、インターネット……

第198回国会 法務委員会 第3号(2019/03/13、48期、立憲民主党・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  きょうは、外国人の政省令の関係、前回の質問で、四政務官が新たに精査をしたけれども全部同じ数字になった件から始めたいというふうに思います。  皆さんのお手元に資料をお配りしました。少し復習をさせていただくと、資料一、これが、二〇一八年十一月十六日、つまり法案成立前のこの法務委員会において示された受入れ見込み数、黄色で塗っておりますけれども、数であります。一枚めくっていただいて、資料二の一、これは、もう国会が終了して、法案が法律となり、二〇一八年十二月二十四日に閣議決定された分野別運用方針についてに示された五年間の受入れ見込み数であります。  前回の質問……

第198回国会 法務委員会 第5号(2019/03/22、48期、立憲民主党・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  まず、定員法のことについて質問をします。  この定員法ですけれども、専門的な事件に対応させるためとか裁判の迅速のためという立法趣旨とこの増員の因果関係については、本当にここにきちっとした因果関係はあるんですかと、るる、毎年指摘があるところです。  私もその問題意識は持っておりますが、私としては、もう一つ、訟務検事の問題ですね。裁判官だった人が国の側に立って検事をやる、訟務検事をやる、そして場合によってはまた裁判官に戻っていくという、この制度がなくならないということであります。  裁判の迅速とかいうことで定員をふやすのであれば、まずこの訟務検事という問……

第198回国会 法務委員会 第6号(2019/03/26、48期、立憲民主党・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  皆様のお手元の資料の、二枚めくっていただいた、「失踪技能実習生の現状」、このペーパーの記載について、きょうは十五分、集中的に質問させていただきたいと思います。  まず、私の問題点を申し上げます。この赤囲いの失踪の原因の記載、これが一つ。その下の聴取結果、聞き取りのままという記載ぶりが二つ目。この二点であります。  一点目は、要するに、契約賃金以下、最低賃金以下、これに基づく失踪をあたかも実習生側の帰責に位置づける評価、表現方法は、当然のことながら、政務官のプロジェクトチームなるところで改めていただくのが当たり前であるということ。  もう一点は、この聴……

第198回国会 法務委員会 第8号(2019/04/03、48期、立憲民主党・無所属フォーラム)

○山尾委員 参考人の皆様、きょうはありがとうございます。  立憲民主党の山尾です。  私の方から、まず、今も議論になっていました子供の引渡しの強制執行について。  私、議論を聞いていますと、論点を二つ提示したいんですけれども、まず一つは、補助者として、立会人としてよりも、多分、補助者として、専門家を確保ができるのかどうか。もう一つが、確保したとして、現場のみならず事前ミーティングも含めて、きちっと専門的な関与を持てるのかどうか。ちょっとこの二つに分けてお伺いをしていきたいというふうに思っております。  まず一点目の、専門家としての確保の論点なんですけれども、これは松浦参考人と山本参考人にまずお……

第198回国会 法務委員会 第9号(2019/04/10、48期、立憲民主党・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  私、十五分の時間をちょっといただきまして、前回、参考人質疑で、ちょっとみんなが驚いたり対応が必要だなというふうに思った、やはり子の引渡しの強制執行における児童心理の専門家の関与状況、それと女性の執行官というのがいないというこの二点について、少し数字を委員会で共有して、今後、さまざまな解決の礎にしていきたいというふうに思って、時間をいただきました。  まず、子の引渡しの強制執行における児童心理の専門家の関与状況、皆さんのお手元の資料をごらんください。  平成二十九年で既済の百七を分母にすると、立会人であれ補助者であれ、児童心理の専門家が関与した件数が七……

第198回国会 法務委員会 第16号(2019/05/15、48期、立憲民主党・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  私からは、一般質疑で繰り返し取り上げていますけれども、やはり個人情報のルール化の問題を取り上げていきたいと思います。  知らないうちに個人情報が爆発的に取得をされていて、知らないうちにそれが分析をされていて、そのデータの蓄積と分析結果がもはやビジネスには不可欠な価値を持つようになっている。そういう中で、そのデータが民から民へと移転されたり共有されたり売買されたりする。本来はそのデータというのは別に犯罪捜査に使うことを目的にとられているわけじゃないんですけれども、そういった結果として蓄積されているという状態の中で、それが捜査結果に利用されていくことの功……

第198回国会 法務委員会 第18号(2019/05/22、48期、立憲民主党・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  本当に参考人の皆さん、ありがとうございます。やはり、こうやって参考人の皆さんがそれぞれの立場から、本当に子供たちのため、社会のためという思いでお話をしていただくと、法務委員会も、ふだんは余り見ていない方もいるかもしれないですけれども、ふだん以上に、本当に与党、野党を超えて、やはりいい制度をつくって、いい社会にしていこうという、そんな気持ちでこの国会審議ができることに心から感謝をしたいと思います。本当にありがとうございます。  まず、私、やはりサヘルさんに最初にお伺いをしたいと思います。二つお伺いをしたいと思います。  これまでサヘルさんがさまざまな場……

第198回国会 予算委員会 第10号(2019/02/20、48期、立憲民主党・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  きょう、私は、今の政府は、行政の情報は隠すことが多いように思いますけれども、国民の個人情報を吸い上げることには随分と貪欲ですね、貪欲に過ぎるんじゃありませんかというお話をしたいと思います。  それは二つあって、一つは、自衛官募集のためといって自治体から情報を吸い上げること。もう一つは、捜査のためといって民間業者から情報を吸い上げること。  まず、後者の方からいきたいと思います。ちょっと順番を変えます。  まず取り上げるのが、民間業者のTSUTAYAさんです。ユーザー人口六千四百万人、国民の二人に一人が持っています。Tカードをお持ちですかというふうに言……


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第200回国会(2019/10/04〜2019/12/09)

第200回国会 法務委員会 第2号(2019/10/23、48期、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  法務委員会での質問、何回も立っているんですけれども、思うのは、できれば追及するよりも対話をした方が建設的な委員会質疑になるんだろうなということを思っていまして、河井大臣といい対話をして、河井大臣を、ちょっと言葉を選ばずに言えば、野党議員としてきちっと活用をして一つでもいい政策を実現するということが、私の、個の、法務委員会の自分なりの目標設定であります。  ただ、対話をするにも、質問したことに対して紙だけの答弁をされてちぐはぐだと、結局対話にならず、そうすると追及になってしまうので、ぜひ、厳しいテーマも、あるいは御自身が掲げている話しやすいテーマも、で……

第200回国会 法務委員会 第8号(2019/11/15、48期、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム)

○山尾委員 立国社会派の山尾志桜里です。  ちょっと二問、きょう大きなテーマを用意しましたけれども、前後を入れかえたいと思います。最初に香港のデモについて、その後に裁判記録のことをやりたいというふうに思います。  まず、皆さんのお手元の、きょうは資料が大部なんですけれども、右下、十四ページとあるところから見ていただければと思います。ここから四枚ほど、最近の新聞記事を用意しました。  この十四ページの記事は、十一月四日の未明に、香港のデモに、抗議活動に参加していた学生が立体駐車場で倒れているのが見つかり、死亡が確認されたという記事であります。「当時、現場周辺では警察が催涙弾を使ってデモ隊の強制排……

第200回国会 法務委員会 第10号(2019/11/20、48期、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  きょうは、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  まず、神田先生にお伺いをしたいんですけれども、私は、三百四条の一項二号、三号の追加内容規制、そして三百五条の同種の規定、これについては大変問題を感じています。その立場からの質問ということになります。  まず、最初に質問なんですけれども、もしこの法案が通った場合には、この三百四条の例えば二号、株主が専ら人を困惑させる目的で議案の提出をした、ごめんなさい、逆ですね、この法案には当たらない、今回、名誉侵害とか侮辱とか困惑というカテゴリーが明文化されていますけれども、この三百四条には当たらないんだ……

第200回国会 法務委員会 第11号(2019/11/22、48期、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム)

○山尾委員 ただいま議題となりました両修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。  修正の趣旨は、株主提案権等の濫用的な行使を制限するための措置に関する改正規定中不当な目的等による議案の提案を制限する規定の新設に係る部分を削るものであります。  原案におけるこれらの規定は、株主提案権の行使事例の中に権利の濫用に該当すると思われるものが見られ、裁判例においても人を困惑させる目的等による株主提案権の行使を権利の濫用と認めるものがあったことなどを踏まえ、このような権利の濫用に該当し、拒絶することができる場合を明確化することにより、株主総会を全体として活性化させ……


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第201回国会(2020/01/20〜2020/06/17)

第201回国会 法務委員会 第3号(2020/03/11、48期、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム)

○山尾委員 立国社会派の山尾志桜里です。  冒頭、私からも、三月十一日、東日本大震災、たくさんの方がお亡くなりになり、そして、御遺族の方を含めて、心から哀悼の意をささげたいと思いますし、そして、そこから先、本当に苦しみながらも生活再建のために頑張っている皆さんに、この法務委員会の一員としても、今後とも寄り添えるように一層力を尽くしていきたいと思っております。  まず、私からは、きょうは、新型コロナの関係で、今ちょうど、この法務委員会と並行してでしょうか、特措法の改正案が審議されておりますので、この法務委員会でも、これは私権制限をどうコントロールするかという点で、人権保障を大きなテーマとする私た……

第201回国会 法務委員会 第5号(2020/03/18、48期、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム)

○山尾委員 立国社の山尾志桜里です。  今、宮下副大臣のお話を改めてこの委員会で伺いました。  宮下副大臣にまずお伺いをいたします。  ちょっと素朴な疑問なんですけれども、三月十一日のこの法務委員会で、私と宮下副大臣の質疑の中で、さきにおっしゃられたような、報道内容に指示することはあり得るという答弁をされた。そして、三月十三日にこのことが改めてちょっと大きな論点として浮上して、午前中は、参議院の内閣委員会、そしてこの法務委員会でもこのことが取り上げられました。このときは、宮下副大臣は謝罪、撤回はされていないんですね。謝罪、撤回をされたのは三月十三日の午後一時四十一分から始まったこの法務委員会の……

第201回国会 法務委員会 第10号(2020/05/22、48期、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム)

○山尾委員 山尾志桜里です。  森大臣に伺います。  私は、この問題を取り上げ続けてきて、できるだけその間、黒川検事長という人的な要素には、やたらには触れないようにしてきました。それは、人に注目してさまざまな報道ベースで法務委員会で意見交換するよりは、やはり制度の話として、きちっといい制度を組み立てていきたいというふうにずっと思っていたからです。  きょうの質問に当たっても、そういった制度論を、検察の独立を維持しながらどうやって独裁を歯どめられるのか、そういう制度論を話したいと思って準備をしておりましたが、こういう状況になって、結局、そういう属人的な、報道に基づいた事実関係を法務大臣と意見交換……

第201回国会 法務委員会 第11号(2020/05/26、48期、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム)

○山尾委員 おはようございます。  私、今の質疑を聞いていましたけれども、この検察定年延長問題をめぐる一連の出来事の核心は、黒川さんのかけマージャンではなくて、森大臣の請議に始まった違法な閣議決定だと思いますよ。きょうはその話をしますけれども、その前に、もう一つ、ちょっと今やらなきゃいけないことがありますので、香港の問題を最初に取り上げさせていただきたいと思います。  森大臣、伺いますので。まず聞くことは、中国政府による香港への国家安全法案の一方的な導入の動きに対しての大臣の事実認識と評価を伺います。準備をしておいてください。  少し説明します。  今、こうした動きに対して、国際社会から非難を……

第201回国会 予算委員会 第10号(2020/02/10、48期、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  きょうは三つテーマを用意しましたけれども、ちょっとお手元の質問要旨の順番を変えさせていただいて、最初に皇位継承についてスタートをさせていただきたいと思います。これは本当に落ちついた雰囲気で議論したいなと思いますので、済みません、まずは菅官房長官、このテーマでよろしくお願いをいたします。  これは、先送りできない課題と言われながら先送りされ続けているわけですけれども、まずは概括的な質問です。官房長官、さまざまな国家の課題の中で、皇位継承をどう確保するかという問題の重要性、その優先順位、それをどのように考えていらっしゃるか、官房長官の言葉で説明をいただき……

第201回国会 予算委員会 第14号(2020/02/19、48期、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム)

○山尾委員 立憲民主党の山尾志桜里です。  今聞いていましたけれども、竹本大臣にしても森大臣にしても、やはり大臣の答弁が軽過ぎて、すぐ変わるから、本当に信用して議論ができないことを大変残念に思っています。  その上で、きょうは三つ、皇位継承と、あと、国外での自衛官の起こしてしまった過失についての法の欠缺、そして検察官の定年延長の問題、この三つを取り上げます。  この三つのテーマに共通して私は申し上げたいのは、問題を先送りせずに、必要ならきちっと国会で議論をして、法律の手当てで実行していこうということなんです。やりたくない議論を先送りしたり、やっていない議論をもうやったふりをしたり、あるいは法改……


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第203回国会(2020/10/26〜2020/12/05)

第203回国会 外務委員会 第2号(2020/11/13、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党・無所属会派の山尾志桜里です。  まず、香港の民主派議員四名の資格剥奪についてお聞きしたいと思います。  先ほど渡辺周議員の質問に対して茂木大臣は、重大な懸念を強めている、もたらす影響を注視していきたいというふうに、加藤官房長官のコメントと全く同じだったので、これが菅政権としての一致したコメントだと思うんですけれども。  ただ、昨年来からの一連の出来事、そして今回、民主派議員の資格剥奪という民主主義と法の支配のちゃぶ台返しのような、こういうことが行われていることについて、やはり、重大な懸念を強めているということだけでは人権国家の価値観外交として余りに弱いんじゃないかなとい……

第203回国会 外務委員会 第3号(2020/11/18、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  私が言うまでもなく、外交において言葉の選択は極めて大切で、言葉が変わっていく背景には必ず何らかの外交的な意図があるということだと思います。  二〇一六年に日本が自由で開かれたインド太平洋戦略を打ち出した時点では、明確に戦略という言葉を使っていました。その後、戦略という言葉を使うことをやめて、自由で開かれたインド太平洋構想と呼び名を変えています。さらには、最近は構想という単語すらも外して、自由で開かれたインド太平洋というふうに言及されるようになりましたし、実際、この外務委員会でも、所信表明を始めとして、大臣も外務省の方もずっと、自由で開かれたインド太平……


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第204回国会(2021/01/18〜2021/06/16)

第204回国会 外務委員会 第2号(2021/03/10、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  ミャンマー、ウイグル、そして香港と、コロナ禍で各国がどうしても内向きになっていく中で、一部の地域で悪化する人権弾圧やあるいは権威主義ということで、きちっと国会で議論することが何より今大事だと思うので、今日は人権外交について質問したいと思います。  まず、これは大臣に伺いたいんですけれども、ちょっと先ほどの、国軍が外相に任命したワナ・マウン・ルイン氏の呼び方なんですね。  先ほど、午前中の最初の答弁では、外務大臣、この方のことを外務大臣というふうにおっしゃっていて、緑川委員の質問では、当局によって指名されている外務大臣と言われている人というふうにおっし……

第204回国会 外務委員会 第3号(2021/03/17、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  ベトナム・ダナンの事務所の総領事館への格上げ、自由で開かれたインド太平洋構想の実現のために重要な地域の要衝ですので、今回の法案には賛成をいたします。  その上で、在外公館というのは機密が行き交う外交のとりでですので、ここの職員から秘密漏えいがあってはならないという観点からお伺いをいたします。  皆様のお手元に資料を配付しました。一番最初のところ、J―CASTニュースですけれども、ピンクの部分を目で拾い読みしていただければと思います。  去年十二月ですけれども、中国共産党員の名簿だとされるデータベースが流出をしたということです。そして、その中には、各国……

第204回国会 外務委員会 第4号(2021/03/19、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  今日は長い一日ですけれども、最後のバッターですので、よろしくお願いいたします。  ちょっと最初に、今朝の毎日新聞の朝刊で、ブリンケン国務長官の、日本にいた際のメディアとのオンライン記者会見のことが出ていまして、包括的なことなので、ちょっと茂木大臣にお伺いをしたいと思います。  この記事によると、ブリンケン国務長官が、このHNSの今後の交渉に関して、今後ですね、「複数年を対象にした協定になるだろう。非常に複雑化した環境の中、多くの意味で安全保障のコストはさらに高くなっている」と指摘をしたと。これは、日本のメディアとの東京都内でのオンライン記者会見の中で……

第204回国会 外務委員会 第5号(2021/04/02、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  前回、中国にある日本の大使館における中国人の職員の採用について、中国共産党の方であるというリスクもあり、是非再検討してほしいというお話をしました。その際に、茂木大臣の方からは、それこそ、映画の中で清掃員がスパイのような役割を果たしているというような事例も出てきまして、映画の話です、改めて、私、その現地職員、二百八十二名採用されている中で、どういう手続で採用され、どういうお仕事をお願いしているのかということをやはりしっかり把握したいというふうに思いました。  お手元の資料を御覧ください。これは、在中国日本大使館における中国人職員の募集要項、ホームページ……

第204回国会 外務委員会 第6号(2021/04/07、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  人権国家の標準装備として、一つは、政府に人権侵害を理由とした制裁手段を与える人権侵害制裁法、そしてもう一つ、G7の中で日本を除いてスタートをし、あるいは検討が始まっているのが、企業に人権尊重を一定の形で義務づける人権デューデリジェンスの法制化、この二つが今両輪として、各国家がこういったツールをそろえようとしているわけです。  今日は、後者の人権デューデリジェンスの話をしたいんですけれども、ちょっとその前に大臣に一点だけ。人権侵害制裁法の話をこの委員会でも大臣と議論をしているわけですが、総理が、延期されましたけれども、今月訪米をされます。ここで、日米が……

第204回国会 外務委員会 第7号(2021/04/09、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  今、茂木大臣、中国が主導権を握る形にならないという答弁がありましたが、改めて、ちょっと本会議の代表質問でお答えをいただけなかったので、大臣に御質問いたします。  我々が今承認を迫られているRCEP、この加盟国の価値観や対中外交姿勢をかいま見る一つのファクトだと思います。  昨年、国連人権理事会で、六月三十日でしょうか、香港国家安全維持法について、懸念表明に参加をした国、支持表明に参加をした国、沈黙をした国。今回、RCEP加盟国十五か国について、懸念に参加した国はどこなのか、支持表明に参加した国はどこなのか、沈黙した国はどこなのか、お答えください。  ……

第204回国会 外務委員会 第8号(2021/04/14、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  参考人のお三方、今日はありがとうございます。  まず一点目です。浜中参考人にお伺いをしたいと思いますが、先ほど、今回、電子商取引には紛争処理がないというお話とか、電子商取引についてはやはり日本の明確なビジョンというのを持つべきじゃないかというか、持っていないんじゃないかというようなお話もありました。  そこでお伺いをしたいんですが、今回、電子商取引の分野で、安全保障上の理由とか公共政策上の理由とか、例外がかなり広く認められるんじゃないか、それを懸念として捉えるべきなのか、今回はこれでよかったんじゃないのというふうに捉えるべきなのか。今後、この電子商取……

第204回国会 外務委員会 第10号(2021/04/23、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  日印ACSAから始めたいと思います。ジェノサイド条約はその後にしたいと思います。  今話を聞いていますと、ACSAによってインドの国軍と自衛隊との連携領域が法的に広がるわけではない、ただ、ACSAによる円滑な連携は結果としてインド太平洋地域における日印の安全保障上の連携を強化するということにつながるというふうに理解をしております。  茂木大臣に伺います。  インド太平洋地域と重なるいわゆる中国の一帯一路構想に関して、一昨日、中国外交部の汪文斌報道官は、一帯一路は決して債務のわなではないと発言をしたと報じられています。  基本的なことなので、茂木大臣に……

第204回国会 外務委員会 第11号(2021/04/28、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  投資協定については、もう八人目の質問者でありますし、先ほど、パブコメの努力義務については浦野委員からも指摘がありましたので、一点、ただお伺いしたいと思うんですね。先ほど小熊委員も指摘していましたが、中国の一帯一路構想の文脈で、債務のわなという問題、そして、それと関連をして、やはりアフリカ諸国との間の投資協定の取組について、これを伺いたいと思います。  役所の方から、中国は、アフリカ諸国で発効済みが十九本、署名済みが十五本、合計三十四本と伺っていますけれども、日本では、発効済みの協定数は何本で、署名済みで発効前というものが何本、そして交渉中の国が何か国……

第204回国会 外務委員会 第12号(2021/05/12、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  今日は、ジェノサイドと水際対策、結構この委員会で頻繁にこの二つをやっているんですけれども、この二つとも、状況が継続していますし、国際社会の取組も動いていますので、今回も、この二点、やらせていただきたいと思います。  まず、ジェノサイド条約についてなんですけれども、ちょっと大臣に時事通信の記事から伺いたいと思うんですが、時事通信、五月五日に、このジェノサイド条約の批准について記事が出まして、こういう記事になっていました。与野党から政府に対してジェノサイド条約批准を求める声が上がり始めた、外務省幹部も、何もしないわけにはいかないと関係省庁との検討を始める……

第204回国会 外務委員会 第13号(2021/05/14、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  まず、台湾とICCATについてお伺いします。  WHOへの台湾のオブ参加については、これまでも議論がされていましたが、先ほど来の指摘もありましたけれども、ICCATにおける台湾の参加プロセスを見ておくことは有用だと思うんですね。特にICCATにおいては、二〇〇三年に協力的非加盟国として台湾が参加することになったプロセスでは、当時、ICCATの常任議長は日本人の宮原さんでありましたし、かなり積極的な役割を果たしたんだろうというふうに思います。  そこで、役所でも結構です、伺いますが、このときのプロセスと日本の関与、そして、そのときの中国の反応ですね、こ……

第204回国会 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(2021/06/07、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  まず、私たち国民民主党のこの法案についての原案の方針は、こういうものでした。つまり、郵便投票のリスクもちゃんと認識しているけれども、投票権の保障には万全を期したい、だから郵便投票拡大の範囲というのは不在者投票もできない対象者に限る、すなわち、自宅で療養したり待機をしている患者、濃厚接触者、帰国待機者、ここに対象を絞って郵便投票を可能にする、これがよかろうというふうに思って提案をしてきました。  それが今回、自民党原案にはなかった十四日間の自宅待機要請を受けた帰国者、これが私たちの提案をきっかけに入ったことはいいことだと思うんです。ただ、他方、先ほどか……

第204回国会 内閣委員会 第2号(2021/02/01、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  まずは、このパネル、そして議員のお手元の配付資料を御覧ください。この資料ですけれども、自民党と立憲民主党とで合意をしたと報じられている特措法の内容、これを表にしたものです。  私たち国民民主党は、この内容で足りるという合意はしていないんですけれども、聞いているところでは、恐らくこの内容で、今日のどこかの時点で自民党と立憲民主党の共同提案として出される運びになっているのではないかというふうに仄聞をしております。  この自民と立憲の修正合意案には、前進も確かにあります。ただ、本質的に改善されていない重大な問題が残っているので、限られた時間ですので、それを……

第204回国会 内閣委員会 第15号(2021/04/07、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  今日は、この子ども・子育て法案、ずっと皆さん言われていることですけれども、子育て予算を削って子育て予算を捻出しないでという話と、そろそろ、待機児童問題、量から質へと焦点を広げていきませんか、こういう話をしたいと思っています。  ただ、その前に、せっかく内閣委員会ですので、重点措置も実施されている今、やはり改正したコロナ特措法に様々な問題が出ていて可視化されていると思いますので、最初、そこから入りたいというふうに思います。  四月五日から大阪、兵庫、宮城で重点措置が実施されて、一部地域では、マスク会食に応じない客の入場禁止、あるいはアクリル板の設置など……

第204回国会 内閣委員会 第17号(2021/04/09、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  一昨日もこの委員会で質疑に立たせていただきました。今回、児童手当、六十一万人分の子供の支給を打ち切って、その財源でもって四年後の待機児童解消を図るというこの法案、極めて問題が多いというふうに思っています。  その上で、一昨日は、やはり待機児童問題で、この五年間で、カウントのやり方の問題は残っているけれども、待機児童の数自体は半減をしたということを一定程度評価をした上で、今後は、待機ゼロだけを追求するのではなくて、やはり待機ゼロ政策のしわ寄せでばらつきが出た保育の質の向上、こちらに視点も広げていただきたいということを質問しました。今日はこの続きをさせて……

第204回国会 内閣委員会 第33号(2021/07/14、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  金融業界への圧力と酒販業界への圧力、このことについて、八日に唐突に発表されて、世論の反発から、九日には金融機関への圧力は撤回。政府内の調整文書を私が内閣府からいただいて公開したのが十二日。それによって、西村大臣の単独プレーということではなくて政権全体の問題ではないかという文脈で報道が始まり、昨日十三日には酒販業者さんへの圧力も撤回となりました。  そこで今日は、十五分という時間ですので、二点、飲食店をスケープゴートにした措置が残っているように私は思っていますので、撤回を求め、質問をしていきたいと思います。  お手元、資料四を見てください。八日の西村大……

第204回国会 予算委員会 第8号(2021/02/10、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  今日最後のバッターになります。テンポよく充実した議論をしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  まず最初に、水際対策の話なんですけれども、ちょっと二つ、大きな穴が空いているのではないかというお話から始めます。  皆さんのお手元に、外国人入国者数及び日本人帰国者数の推移という資料を配らせていただきました。法務省からいただいたものです。  まず、法務大臣ですかね、伺います。  これは書いてあるんですけれども、一月十四日から全ての新規ビザの発給を停止するということで、基本的に入国禁止が始まったわけですけれども、この一月十四日から二十一日の……


山尾志桜里[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
45期-47期-|48期|

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各種会議発言一覧(衆議院48期)

山尾志桜里[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
45期-47期-|48期|
第200回国会(2019/10/04〜2019/12/09)

第200回国会 憲法審査会 第2号(2019/11/07、48期、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム)

○山尾委員 立国社会派の山尾志桜里です。  発言の機会をありがとうございます。  せっかくこの国会でこうやって憲法審査会が開かれましたので、冒頭にこの審査会の今後の議論の進め方について私の意見を申し上げて、また、視察報告の方も意見、質問を申し上げたいと思います。  この視察の討議が終わった後なんですけれども、恐らくCM規制、手続規制の議論に入っていくんでしょうし、私は入っていくべきだと思います。この審査会の場で民放連に量的規制の意思がないということは明らかになったと思いますので、次は、この投票法をつくったときの中心的な方が民放連の意思についてどんな前提で立法したのかということをみんなで確認をし……

第200回国会 憲法審査会 第3号(2019/11/14、48期、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム)

○山尾委員 立国社の山尾です。  馬場さん、ありがとうございます。  憲法審査会の場では、一方的な演説とかいうよりは、こうやって質疑のやりとりの中で対話を国民に見せていくのが大事だと思いますし、建設的だと思います。  まず、私は、議論をしようと言い続けていますし、自由に議論をしようというふうに言い続けています。この前者と後者は少し意味合いが違います。  議論しようと言っているのは、ごく普通のことですけれども、国民に憲法の議論を見せて、課題や論点を知らせて、考えてもらう材料を提供して考えてもらう、その役割は議員にあるというふうに思っています。国民は愚かじゃないですし、少なくとも議員より愚かだとい……


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第201回国会(2020/01/20〜2020/06/17)

第201回国会 憲法審査会 第1号(2020/05/28、48期、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム)

○山尾委員 立国社会派の山尾志桜里です。  先ほど石破委員から札幌弁護士会でのシンポジウムのお話がありまして思い出しました。二〇一九年の一月十二日、雪の札幌で、本当に大ホールいっぱいの市民の方がいらして、隣室に中継の部屋もつくられるようなイベントでした。やはりそういった形で、方向性が異なる意見を持った者や議員がセットになってさまざまな場所に足を運んで議論を尽くすということは、すごく有意義なことだというふうに思いました。  きょうなんですけれども、CM規制について、とりわけインターネットCMの話がきょう出ていますので、私も考えを申し上げたいと思います。  ただ、一点、今の国民投票法では投票運動の……


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第203回国会(2020/10/26〜2020/12/05)

第203回国会 憲法審査会 第2号(2020/11/19、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  まず、国民民主党として、憲法審査会の進め方についての基本的な意見を申し上げます。  憲法審査会は、ほかの委員会のように内閣に対して大臣の答弁、出席を求めるものではありません。まさに立法府に属する国会議員相互の議論の場ですので、何か内閣に問題が起きても、基本的には立法府として粛々と議論を深めるべきだと思います。したがって、木曜日の定例日は原則として毎回開催すべきだと思いますし、来週も当然開催すべきだと思います。  また、諸事情できょうは一時間ということですが、週に一度しかない上、一時間では、意見の発表会で終わってしまって、なかなか議論が深まらないと思い……

第203回国会 憲法審査会 第3号(2020/11/26、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  この自由討議の対象、憲法と国民投票法の二つ、つまり、中身と手続の二つが対象になっているので、区別してお話ししたいと思います。  まず、手続法である国民投票法についてです。  この国民投票法については、七項目、そして二項目というように、公選法並びで投票機会を拡大していくもの、基本的に答えの方向性が出ているものと、CM規制やネット規制やインターバルのように、自由と公正のバランス調整が必要で、今後課題も答えも変化していく可能性が高いものと大別されると思います。  とりわけ、この後者なんですけれども、デジタル技術、AI、アルゴリズム、ビッグデータ、こういった……

第203回国会 憲法審査会 第4号(2020/12/03、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  私から質問三つなんですけれども、ちょっとその前に、今、本多委員から期日前投票の投票時間の弾力的な設定についてお話がありました。  私の考えですけれども、この趣旨というのは投票機会の拡大であって、投票可能延べ時間の拡大ではないと思うんですね。投票の延べ時間を延ばすことが本質ではなくて、住民の生活実態を一番よく知っている自治体ごとに柔軟に時間を設定することで、投票機会を新たに創出したり、本当にその住民が投票しやすくするという、まさに投票環境の整備だと思うんです。  だから、例えば朝早い学生さんが多ければ、それは時間を早く設定したり、帰りが遅い通勤者の人に……


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第204回国会(2021/01/18〜2021/06/16)

第204回国会 憲法審査会 第1号(2021/04/15、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾です。  まず一点、井上議員にお伺いをいたします。  投票法、七項目なんですけれども、本多委員から引き続き指摘がありましたが、私から二点申し上げると、一点目は、一般の選挙と憲法改正の国民投票、人を選ぶ、そして政策を選ぶ、その点に違いはあっても、やはり投票の機会として同じように重要だという点に違いはないと思うんですね。そう考えていくと、少なくとも、投票の機会をどのように保障するのかということについて、違いを見出すような理由は今ないというふうに思うんです。  なので、一般の選挙のときに同様な法改正に賛成をしていったのは、結局、投票機会の充実のためには、国が一律に決めるよ……

第204回国会 憲法審査会 第2号(2021/04/22、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 おはようございます。国民民主党の山尾志桜里です。  私からは二点質問したいと思います。  まず、一点目ですけれども、先国会から本多委員から提起されている本多論点といいますか、今日は今井さんも加わって疑問を呈されましたけれども、論点として提示されている以上は、きちっと議論をして整理をする必要があると思いますので、このことについて馬場委員に質問をいたします。  国民投票については、公選法並びの手続保障ではよくないんじゃないか、国民投票については、自治体に任せるよりも、一定程度国がルールを一律決めた方がいいんじゃないかというような問題提起と受け止めていますけれども、私は手続保障も二つに分……

第204回国会 憲法審査会 第3号(2021/05/06、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾委員 国民民主党の山尾志桜里です。  ちょっと事前に通告した質問とは違うことになりますが、お許しください。  立憲民主党から突然の検討条項の修正案が出てきまして、しかも、なぜかこの修正案の質疑の機会がございません。先ほどの幹事会でも、立憲民主党から、是非この修正案についてその内容、その意図するところを国民に伝えたい、だから質疑をしてくれという申出もありません。むしろ、幹事会では、自由討議を今日やらなくていいのではないかというような話も出てくる中で、極めて、この修正案について、私自身、質問したいことがたくさんございます。でも、時間の関係もありますので、二点、北側委員にお尋ねをし、もし可能で……

第204回国会 予算委員会第三分科会 第2号(2021/02/26、48期、国民民主党・無所属クラブ)

○山尾分科員 国民民主党の山尾志桜里です。  私、今日は、刑事記録の保存の件から始めたいと思っています。  上川大臣が法務大臣になるとこの記録の保存や公開が進んで、大臣が替わると止まってしまうという印象があって、せっかくの機会ですので、私の中で、ここはいいんだけれども、大臣がもしかしたら目が届いていないところで残念な事態も起きているということを指摘をし、議論したいというふうに思っています。  まず、大臣、二〇一八年九月の二十八日、刑事参考記録のリスト化と開示ということを決めて、実際、今それが実行されています。そして、今、私の手元にこの直近のリストが、八百五十四件、参考記録として保存が決まってい……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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