このページでは西銘恒三郎衆議院議員の49期(2021/10/31〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は49期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(西銘恒三郎君) 福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、福島の復興及び再生を一層推進するとともに、我が国の科学技術力及び産業競争力の強化に貢献するため、福島において取り組むべき新たな産業の創出等に資する研究開発等に関する基本的な計画を内閣総理大臣が定めることとするとともに、福島の創造的復興の中核的な役割を担うものとして、研究開発、研究開発成果の産業化、これらを担う人材の育成等の業務を行う福島国際研究教育機構を新たに設立するものであります。 次に、この法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、内……
○西銘国務大臣 島尻議員から沖縄子供の貧困についてのお問合せでございます。答弁いたします。 沖縄の子供の貧困が深刻な状況にあることから、平成二十八年、当時の沖縄担当大臣であった島尻議員の強いリーダーシップによりましてこの事業が開始されたものと認識をしております。 具体的には、放課後の学習支援、あるいは夕食の提供を受けることなどができる子供の居場所の設置、そして、貧困家庭に訪問をして支援を行う子供の貧困対策支援員の配置を中心に事業を進めてきております。現在、子供の居場所は百五十五か所設置をされておりまして、年間で延べ約三十万人の子供が利用をしております。 今月、委員の御指摘のように、私も、……
○西銘国務大臣 沖縄振興策に関わるものですから、お答えさせていただきます。 今、赤嶺委員のお話にありました屋良先生の教え子が西銘順治であり、台湾のところで教えているときの、山中先生が教え子であり、そういう御縁で、この沖縄国会で、赤嶺委員の先輩の瀬長亀次郎も、私のルーツの父も、西銘順治も沖縄国会にいたことを思い出しながら、今、赤嶺委員の質問に答えさせていただきたいと思います。 安倍政権以降の政府においては、平成二十五年の十二月、当時、総理の発言に基づいて、従来よりも一段と高い水準の予算を確保し、沖縄振興に取り組んできたところであります。具体的な事業を一つ一つ目に見える形で実現してきたものと思……
○西銘国務大臣 沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣として、所信を申し述べます。 本年五月、沖縄復帰から五十年の大きな節目を迎えます。 この五十年間、政府においては、沖縄の特殊事情に鑑み、各種社会資本整備や産業振興など、振興策に取り組んでまいりました。沖縄県民のたゆまぬ努力もあり、県内総生産や就業者数が全国を上回る伸びを示すなど、沖縄振興は着実に成果を上げてまいりました。しかしながら、全国最下位の一人当たり県民所得や全国と比べて深刻な子供の貧困など、沖縄の自立的発展と豊かな住民生活の実現に向け、なお解決すべき課題が存在しています。 このような中、昨年十月の担当大臣就任以来、令和四……
○西銘国務大臣 山岸委員御指摘のように、岸田総理も述べられているとおり、御高齢となられた元島民の方々、平均年齢で八十七歳と承知をしておりますが、その方々の思いに何とかお応えをしたいという強い思いはあります。
しかし、現時点の、毎日の報道、テレビ報道、新聞報道等にもありますように、この状況を鑑みれば、この事業の具体的な展望につきまして、今申し上げる状況にはないと考えております。
【次の発言】 外務省の話合いもありますし、現場の実施団体との話合いもありますが、そういう状況が、今この現時点の状況で進展していないという状況でありますので、それ以上の答弁が今はできない状況であります。
○西銘国務大臣 杉本委員にお答えいたします。 一括交付金は、沖縄の振興に資する事業に広く活用されてきております。今後も様々な政策課題に沖縄が主体的に対応していく必要があること、また、沖縄県を始めとする地元の自治体や地元の経済界などの関係者からの要望も強くありました。 このようなことから、令和四年度政府予算案においても一括交付金制度を継続させることといたしまして、七百六十二億円を計上したところであります。具体的な予算額の内訳につきましては、ソフト交付金は三百九十四億円、ハード交付金は三百六十八億円となっております。 一括交付金は厳密な積み上げになじむものではありませんが、市町村が今年度と同……
○西銘国務大臣 まず、昭和四十七年の沖縄の復帰以降に、政府においては、社会資本の整備や各種産業振興など、沖縄振興に鋭意取り組んできたところであります。県民の努力もあり、県内総生産が全国を上回る伸びを見せるなど、沖縄の経済は着実に成長してきております。他方で、全国最下位の一人当たりの県民所得や子供の貧困問題など、まだ解決すべき課題は存在をしております。 政府としては、これらの沖縄の特殊事情に起因する課題がなお存在することを踏まえ、本日御審議いただいている法律案を提出しているところであります。この十年の期限内に法が目的とする沖縄の自立的発展と豊かな住民生活が実現されるように、全力で取り組んでまい……
○西銘国務大臣 北方四島交流等事業につきましては、御高齢になられた元島民の方々の思いに何とかお応えしたいという気持ちに変わりはございません。しかしながら、現時点のロシアによるウクライナ侵略という状況に鑑みますと、遺憾ながら、当事業の具体的展望について申し上げる状況にはないと考えております。
なお、御高齢になられた元島民の方々の思いを踏まえつつ、政府として、関係団体の意見を伺いながら必要な支援を検討していきたいと考えているところでございます。
【次の発言】 橘委員におかれましては、党の調査会の幹事長として、また、ただいま幅広い見地から、沖縄振興に深い理解を示しながらの御質問、非常にありがたく思……
○西銘国務大臣 復興大臣及び福島原発事故再生総括担当大臣を拝命しております西銘恒三郎です。 東日本大震災の発災、そして東京電力福島第一原子力発電所の事故から、三月十一日で十一年となります。 震災によって亡くなられた方々に改めて心から哀悼の意を表しますとともに、御遺族の方々や被害に遭われた全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。 東日本大震災復興特別委員会の開催に当たり、復興大臣として所信を申し上げます。 この十一年間、被災地の方々の御努力や関係者の御尽力により、復興は着実に進んでいる一方で、地域によって状況は様々であり、いまだ避難生活を送られている方を始め、様々な困難に直面している方……
○西銘国務大臣 三月十一日を復興大臣という立場で迎えました。改めて、被災地のことを思い、その職責の重さを実感し、本当に身の引き締まる思いであります。 就任に当たり、総理より、現場主義に徹したきめ細やかな対応により復興に全力を尽くすよう指示されており、これまでに被災三県を十五回訪問し、七回の車座対話などを通じて地域の実情をお伺いしながら復興に取り組んできたところであります。 こうした中で、例えば地元からも高い期待を寄せられている福島国際研究教育機構の設立に向けて、復興大臣が中心となり、政府一丸となって検討を進め、今国会に法案を提出するなど、各種の施策を着実に進めてきたところであります。 今……
○西銘国務大臣 福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、福島の復興及び再生を一層推進するとともに、我が国の科学技術力及び産業競争力の強化に貢献するため、福島において取り組むべき新たな産業の創出等に資する研究開発等に関する基本的な計画を内閣総理大臣が定めることとするとともに、福島の創造的復興の中核的な役割を担うものとして、研究開発、研究開発成果の産業化、これらを担う人材の育成等の業務を行う福島国際研究教育機構を新たに設立するものであります。 次に、この法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一……
○西銘国務大臣 亀岡委員にお答えいたします。 これまで、福島イノベーション・コースト構想に基づく廃炉、ロボット等の研究・実証拠点等の整備、さらには医療関連、航空宇宙などにも拡大された取組を通じて、浜通り地域等に新たに進出した企業と地元企業が連携して研究開発に取り組むなど、産業集積の芽が出始めております。最近では、委員御指摘のとおり、南相馬市の工業団地において医薬品、ワクチン製造工場の建設も始まったと承知をしております。 福島国際研究教育機構は、こうした福島イノベーション・コースト構想を更に発展させ、各施設等の取組に横串を刺す司令塔として位置づけられております。今後、現地の研究機関や企業等と……
○西銘国務大臣 金子委員御指摘のように、令和三年三月の福島県からの照会に対しては、御指摘のとおり、約三千九百通ぐらい、三二%が不達で戻ってきております。 これを受けまして、復興庁では、令和四年の四月上旬、照会した四十一都道府県全てからの報告を受けまして、現在、集計作業中であります。 自治体からの避難者数の報告に当たっては、平素より、把握した最新の状況を御報告いただくよう依頼をしております。所在確認の結果は、順次、公表人数に反映をされております。 実態の正確な把握のためには適切な届出が必要であり、この三月には、平素の呼びかけに加え、委員御指摘の政府広報によるバナー広告を実施しております。 ……
○西銘国務大臣 沖縄振興の観点からお答えしたいと思います。 北部振興につきましても、離島振興と同様に沖縄振興の大きな課題の一つであります。今お話のありました南部地域の市長選挙でありますけれども、この市長選挙も住民の一番身近なところでのリーダーを選ぶ選挙ですので、住民の意思を謙虚に受け止めたいと思います。 御案内のように、今年は沖縄が復帰をして五十年の節目を迎えます。この重要な節目に、引き続きまして担当大臣として、総理から日頃から言われているように、市町村長、地元に出向いて、現場の声を聞いて、地元の方々としっかり情報交換しながら、強い沖縄経済の実現に向かって、沖縄振興、法案の検討もいたしてお……
○西銘国務大臣 亀岡委員には、日頃から復興行政に御理解、御協力を賜りまして、感謝を申し上げたいと思います。 今お話しの国際研究教育拠点は、創造的復興の中核拠点として、福島を始め東北の復興に向けた夢や希望となるとともに、我が国の科学技術力、産業競争力の強化に資するものと考えております。新拠点における研究テーマにつきましては、総理からも関係大臣に対し、国の内外に誇れる研究テーマの具体化を指示されております。 現在、放射線科学、創薬医療など五つの研究分野について、福島浜通り地域に整備する実証フィールドを活用した研究成果の社会実装、産業化、そして、連携大学院制度等を活用した人材育成の取組も見据えな……
○西銘国務大臣 北方墓参を含めまして、北方四島交流等事業につきましては、私、根室を訪問した折にも強い要望があることを感じております。 日ロ両政府間、そして我が方と四島側の実施団体間でも、再開に向けた調整を行ってきております。現時点では、ロシア側、政府側及び四島側、実施団体側ですけれども、新型コロナの現状を理由に事業の再開に応じておりません。 政府としては、事業の重要性に鑑み、可能な限り早期の事業再開に向けまして、コロナをめぐる状況の推移を見極めつつ、政府間そして双方の実施団体間で協議を継続していく考えであります。引き続き、一生懸命努力をしてまいりたいと思っております。 以上です。
○西銘国務大臣 早坂委員にお答えいたします。 本年三月で発災から丸十一年となります。被災地の方々の絶え間ない御努力により、復興は着実に進捗しております。 一方で、地域によっては状況は様々であります。 まず、地震、津波被災地域におきましては、災害公営住宅や高台移転の整備が完了し、復興道路、復興支援道路が全線開通するなど、インフラ整備はおおむね完了しております。 一方で、様々な事情によりまして、一部に継続中の事業、例えば、道路、河川、港湾あるいは農地整備、漁港、海岸等、継続中の事業も残っていると承知をしております。 また、被災者の方々の心のケアやコミュニティー形成等のいわばソフトの施策に……
○西銘国務大臣 令和四年度復興庁予算について御説明申し上げます。 復興庁におきましては、第二期復興・創生期間において必要な取組を精力的に進めるため、地震、津波被災地域において、被災者支援など、きめ細かい取組を着実に進めるとともに、原子力災害被災地域では、帰還環境の整備、生活再建など、本格的な復興再生に向けて取り組み、また、これらに加えて、福島始め東北地方が創造的復興を成し遂げるための取組を進めるための予算として、東日本大震災復興特別会計に総額五千七百九十億円を計上しております。 以下、その主要施策について御説明申し上げます。 第一に、被災者支援については、避難生活の長期化や恒久住宅への移……
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