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小平芳平 参議院議員
「質問主意書」(全期間)

小平芳平[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧 | 質問主意書

このページでは、小平芳平参議院議員が提出した質問主意書に関する情報をまとめています。質問主意書の提出数、質問主意書の件名、質問と政府からの答弁の冒頭部分を一覧にしています。質問と答弁については参議院ウェブサイトの本文に飛ぶことができます。


質問主意書提出本数(参議院)




質問主意書・政府答弁書一覧(参議院)

9期(1971/06/27〜)

ポリ塩化ビフェニール(PCB)による環境汚染対策に関する質問主意書

第68回国会 衆議院 質問主意書 第2号(1972/01/26提出、9期)
質問内容
ポリ塩化ビフェニール(PCB)の人体及び魚鳥類の体内への蓄積をはじめとして、PCBによる環境汚染が世界的な論議をおこしつつあり、わが国においても各地でその汚染状況が問題となつている。
しかるに、PCBについては、現在までにどれだけの汚染物質が国内に放出されたのか、そしてそれが地域別、用途別にどのような分布をしたのかが明らかにされないため、国民は大きな不安にさらされている。
政府は、この際つぎの…
答弁内容
一 別添一
二 別添二
三 別添三
四 開放系に使用されるPCBについては、すでに昨年末で、その出荷の全面中止を指導しており、開放系の使用者に対しては、PCBの手持ち在庫があれば、PCB生産者に返却するよう指示している。
返却されたPCBについては、PCBメーカーをして、これを環境汚染のないような方法で、焼却処分等せしめることとしている。
また、今後の生産については、人体に直接触れること…

カネミ油症患者の救済に関する質問主意書

第69回国会 衆議院 質問主意書 第1号(1972/07/11提出、9期)
質問内容
カネミ油症患者は、すでに事件発生以来四年を経過したが病状は依然として一進一退をくりかえし、被害者とその家族は病苦と生活苦にあえいでいる。この間政府は、研究費の一部を補助した程度でなんらの対策も立てていない。この際政府は、次の基本政策を明らかにし、PCBによる環境汚染や将来にわたる被害の発生を未然に防止する必要があると考えるがどうか。
一、治療の研究
専門の研究機関を設置し、治療法の研究、病状の…
答弁内容
政府としては、PCB問題の重要性にかんがみ、諸般の対策を講じているところであるが、ご質問の事項については、次のとおり考えている。
一 カネミ油症の病状の実態のは握、カネミ油症の治療法の研究及び胎児に及ぼす影響の究明等については、各般の研究機関及び専門家の協力により実施してきたところであるが、専門の研究機関を新設することは必ずしも効率的でないので、今後さらに広範な研究機関及び専門家の協力を得て推進…

国民年金における老齢年金及び障害年金の改善措置に関する質問

第72回国会 衆議院 質問主意書 第3号(1973/12/07提出、9期)
質問内容
国民年金制度が発足した昭和三十六年四月一日からは、国民は一人残らず、年金の支給が受けられる制度的保証が与えられたことになつているはずである。ところが、地域、職域の別によつて加入すべき年金制度を異にしているために、国民の理解を困難にしているせいか、年金を受けられるものと誤信して保険料を納めつづけ、あとになつて、受給権のないことを知らされて、あわて且つ困つている例が現実に発生している。その例として、次…
答弁内容
一、御質問のような事例は、女子被保険者について極めて例外的に生じ得るものであるが、このような事例を含めて、現在の公的年金制度において現実に年金制度に結びつかない者の取扱いについては、脱退手当金制度のあり方、公的年金制度全体にわたる通算措置等の問題として、今後とも検討してまいりたい。
二、(1) 厚生年金の被保険者期間中に傷病にかかつた後、退職し、厚生年金の障害年金が支給される前に脱退手当金を受給…

未熟児網膜症の予防及び治療体制に関する質問

第72回国会 衆議院 質問主意書 第8号(1974/02/27提出、9期)
質問内容
未熟児網膜症の発生率は、未熟児一〇〇人に三人の割合(二・九%)と推計されている。わが国においては、二五、六一八人の低体重児が届けられているから(昭和四十六年度)年間七〇〇人もの未熟児の罹患が予想されることになる。しかも、この疾患は、治療の機を逸すると失明に至るものである。従つて、その発生率の高さにおいて、また障害の重さにおいて看過することのできない悲惨な疾患である。
しかし、最近の眼科医学は、こ…
答弁内容
一、について
昭和四十七年度までに行われた未熟児網膜症に関する調査研究の結果、効果のある治療方法として光凝固療法が有効であるとの新しい知見が得られたので、養育医療給付及び育成医療給付の対象疾病に加え、未熟児網膜症の治療の推進を図つてきたところである。
二、三、及び六、について
未熟児の眼底検査については、その必要性が認められているが、検査方法及び検査の間隔について現在なお研究段階にある。今後…

10期(1974/07/07〜)

砒素汚染に係る農用地の土壌改良等に関する質問

第75回国会 衆議院 質問主意書 第2号(1975/01/23提出、10期)
質問内容
砒素による健康被害の救済については、公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法の政令が改正され、宮崎県土呂久地区、島根県笹ケ谷地区において、計五十名が既に慢性砒素中毒症患者に認定されている。また、通産省は砒素汚染に係る休廃止鉱山の鉱滓、ズリ等の処理対策を進めつつある。
しかしながら、砒素汚染に係る農用地の改良等の面では、なんら対策が進められていないのが実情である。汚染地区の農民は、過去数十年にわ…
答弁内容
一、について
砒素による土壌汚染の実態については、砒素が特定有害物質として指定されたのち、砒素に係る土壌汚染対策細密調査の実施により、明らかにされるものであるが、現在までに、国及び都道府県が実施した各種の土壌汚染調査の結果等から推定すると、砒素による土壌汚染のおそれのある農用地面積は、全国で、おおむね数百ヘクタール程度と推定される。
二、について
砒素は、土壌中に高濃度で存在することによつて…

カネミ油症患者の救済に関する質問

第75回国会 衆議院 質問主意書 第4号(1975/02/14提出、10期)
質問内容
昭和四十七年七月十一日に私の提出した同趣旨の質問主意書に対し、同月十八日に政府の答弁があつた。しかるに約二年半を経過した今日においても、油症患者に対する救済は殆んど進んでいない。
政府はこの問題に対して、どのように対策を進めてきたのか。また今後どうする考えか、具体的に示されたい。
一 治療の研究
(1) 油症事件発生いらい、政府は病状の実態のは握、治療法の研究等のために、どのような施策を講じ…
答弁内容
一について
(1) カネミ油症の病状の実態のは握、治療法の研究等については、国は、昭和四十三年度より、患者の追跡調査、治療法の開発研究等を実施してきている。昭和四十三年度から昭和四十九年度までに支出した研究費は次のとおりである。
昭和四十三年度
米ぬか油中毒に関する疫学的研究   二〇〇万円
油症の発生防止及び診断治療に関する特別研究   二、二六五万二、〇〇〇円
昭和四十四年度
油症…

大腿四頭筋拘縮症対策に関する質問

第75回国会 衆議院 質問主意書 第5号(1975/02/20提出、10期)
質問内容
大腿四頭筋拘縮症対策に関しては、政府においても、(1)患児の把握 (2)原因の究明 (3)治療法の研究 (4)予防対策の確立 (5)患児に対する当面の治療等について、一斉健康診査の実施、研究班の設置、育成医療の適用等の措置が進められているところと承知しているが、現に患児を持つ親は、治療の可能性と予後の見通しに不安をいだき、また受療機会の確保と治療を受けるための経済的負担について心配している。
他…
答弁内容
一について
大腿四頭筋拘縮症に係る健康診査の実施状況(一月末現在)については、集計が終わり次第公表いたしたい。
なお、今後とも大腿四頭筋拘縮症に係る健康診査の実施状況の集計結果については、必要に応じ公表いたしたい。
二について
現在、厚生省の依頼により、大腿四頭筋拘縮症に関する研究班(班長日本大学医学部佐藤孝三教授)において、全国の指定育成医療機関に協力を求め、本症患者の治療方法及び予後等…

12期(1980/06/22〜)

下水道の整備等国土保全及び環境保全に関する質問

第93回国会 衆議院 質問主意書 第9号(1980/11/19提出、12期)
質問内容
今日、下水道は、生活環境の整備と環境保全への国民的要求の高まりの中で、国家的事業として大規模に遂行されている。今後、昭和五十六年から六十年の五年間にわたつて行われる第五次下水道整備計画の実施は総額約十七兆四〇〇〇億円という巨額の経費を必要とされている。
したがつて、国民の多額の税金を費して遂行される下水道事業が無駄なく効率よく、将来に対しても問題や禍恨を残さないように適正に行われなければならない…
答弁内容
一について
(1)及び(6) 下水道は、都市の健全な発達、公衆衛生の向上及び公共用水域の水質保全を図るため、都市における生活又は事業に伴う排水等の下水を排除し、処理することとしている。
このため、下水道法第十条は、公共下水道の供用が開始された場合には、当該公共下水道の排水区域内の土地の所有者等は、遅滞なく、その土地の下水を公共下水道に流入させるために必要な排水設備を設置しなければならない旨定め…

病院診療報酬のうち室料、給食料、看護料に関する質問

第95回国会 衆議院 質問主意書 第1号(1981/09/24提出、12期)
質問内容
国民の生命と健康を確保するために、医療機関の安定的健全経営は、医学・医術の進歩向上にもまして、重要な問題である。
人口の増大、人口構成の老齢化の背景の中で医療機関は消費者物価や人件費の上昇で医業に要する経費は増大し、特に病院の医業収支率が百を上まわつている現実から、その経営には不安定なものとなつているのである。
従来から病院診療報酬については、そのあり方及び算定基準について種々指摘されてきたと…
答弁内容
一の(1)について
病院の構造設備については、都道府県等において毎年定期的に医療監視を行つているが、おおむね医療法の規定に基づく基準に適合しており、不備がある場合には、その改善を指導しているところである。
一の(2)及び(3)、二並びに三の(1)について
室料、給食料、看護料等の診療報酬点数は、全体として医療機関の健全な経営が確保され、また、各診療科ごとの均衡が保たれるよう設定されており、こ…

下水道における下水の排除方式と環境保護に関する質問

第95回国会 衆議院 質問主意書 第2号(1981/09/28提出、12期)
質問内容
下水道事業は、わが国の公共投資の中でも最も立ち遅れている分野であり、今後、集中的な投資が行われ、その整備が一層促進されなければならないものと考える。
同時に、下水道の役割も局地的な生活環境の整備から公共用水域の水質保全などの環境保護へ、さらには、水循環サイクルの構成要素としての観点から水資源確保の一翼を担うなど、質的に大きく変革しつつある。
こういう際に、従来の下水道事業の下水の排除方式に一層…
答弁内容
一について
(1) 新たに下水道を設置する場合には、原則として分流式下水道を採用するよう指導している。
(2) 昭和五十四年度末現在における全国の終末処理場四百二十九箇所のうち、分流式(一部合流を含む。)は二百六十二箇所、合流式(一部分流を含む。)は百六十七箇所となつている。
二、三及び四について
既設の合流式下水道については、当該地域における降水量、汚水の量及び水質、地形、下水の放流先の…

保険診療報酬改定におけるマッサージ師の処遇に関する質問

第95回国会 衆議院 質問主意書 第13号(1981/11/28提出、12期)
質問内容
従来、保険診療上のマッサージは業務制限があり、病院勤務の有資格者が主としてマッサージ業務に従事してきたのである。
昭和五十六年六月一日に実施された改正理学療法点数では、従来あつたマッサージの項を削除し、マッサージを包括的に新規点数に含むとしたため、改定前は、医療機器使用とマッサージは別々に費用請求ができたが、改定後は、両方を使つて患者に治療をほどこしても、医療機器使用のみが診療報酬の対照とされる…
答弁内容
一について
理学療法については、患者の状態に合わせて個々の療法を体系的に組み合わせて行うことがより治療効果を高めると考えられることから、個々の療法を組み合わせた包括的な項目を設けて診療報酬点数を設定したものであり、この点数の設定は適切なものと考えている。
また、視覚障害者のあん摩マッサージ指圧師の雇用促進については、身体障害者雇用促進法第十七条に基づく特定重度障害者雇用率制度の運用等により、視…

※このページのデータは参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/13

小平芳平[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧 | 質問主意書



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