このページでは、神本美恵子参議院議員が提出した質問主意書に関する情報をまとめています。質問主意書の提出数、質問主意書の件名、質問と政府からの答弁の冒頭部分を一覧にしています。質問と答弁については参議院ウェブサイトの本文に飛ぶことができます。
19期(2001/07/29〜)
独占禁止法に定める事業者の範囲に関する質問主意書
第154回国会 参議院 質問主意書 第16号(2002/03/14提出、19期)
質問内容私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(以下「独占禁止法」という。)の適用を受ける行為主体は、原則的に事業者及び事業者団体であるが、特に、事業者の範囲については、独占禁止法第二条第一項で「事業者とは、商業、工業、金融業その他の事業を行う者をいう。」と定義されているだけで、必ずしも明確ではない。
二〇〇二年四月以降、学校五日制がスタートされるに当たって、NPO、NGOによる学校外での子どもを…
答弁内容一及び二について
私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和二十二年法律第五十四号。以下「独占禁止法」という。)第二条第一項に規定する「商業、工業、金融業その他の事業を行う者」(以下「事業者」という。)とは、一般に、「なんらかの経済的利益の供給に対応し反対給付を反覆継続して受ける経済活動」を行う者をいうと解されている(平成元年十二月十四日最高裁判所判決)ところ、ある者が事業者に該当するか…
結核診断に関する質問主意書
第156回国会 参議院 質問主意書 第22号(2003/04/17提出、19期)
質問内容二〇〇三年四月から子供に対する結核対策は、乳幼児に対するツベルクリン反応検査とBCG予防接種の実施は以前からのままであるが、小学校一年・中学校一年生に対しては、ツベルクリン反応検査とそれに基づくBCG予防接種の廃止に代えて学校での健康診断の強化などに変わることが決まった。
「学校保健法施行規則の一部を改正する省令案」に関するパブリックコメントの結果(二〇〇三年一月一七日)を公表した文部科学省のホ…
答弁内容一について
学校においては半世紀以上にわたり徹底した結核対策を実施してきたことにより、小学校及び中学校の児童生徒のり患者の数は著しく減少していると認識しており、今後とも、児童生徒の健康の保持増進を図るとともに学校教育の円滑な実施のため、引き続き結核対策に取り組んでいくことが重要であると考えている。
二について
「結核部会・感染症部会の共同調査審議に係る合同委員会報告書」(平成十四年六月五日厚…
21期(2007/07/29〜)
障害者権利条約の批准に関する質問主意書
第171回国会 参議院 質問主意書 第79号(2009/03/09提出、21期)
質問内容障害者権利条約は、二〇〇六年一二月国連で採択され、二〇〇八年五月に発効した。日本政府は二〇〇七年九月二八日に署名し、批准が待たれている。
障害者権利条約第二四条の内容と、日本の障害のある子どもの教育法の整合性について、以下、質問する。
一 障害者権利条約の第一条で「障害者とは、長期にわたる身体的、精神的、知的、感覚的な損傷によって、他者との平等に基づく、十分かつ効果的な社会参加が、さまざまな障…
答弁内容一について
障害者の権利に関する条約(仮称)(以下「本条約」という。)第1条の規定の中で、機能障害について、様々な障壁との相互作用により、社会への完全かつ効果的な参加を妨げ得るものとしている。一方、学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)第七十二条に規定する特別支援学校の目的は、障害のある幼児、児童及び生徒に対して、幼稚園、小学校、中学校又は高等学校に準ずる教育を施すとともに、障害による学習上又…
22期(2010/07/11〜)
子ども・被災者支援法に基づく基本方針策定に関する質問主意書
第183回国会 参議院 質問主意書 第77号(2013/04/11提出、22期)
質問内容「東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を守り支えるための被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律」(以下「子ども・被災者支援法」という。)が昨年六月に成立して一年近くが経過するが、いまだに第五条に基づく、「被災者生活支援等施策の推進に関する基本的な方針」(以下「基本方針」という。)が策定されていない。そのため、東日本大震災から既に二年が経過するにもかかわらず、原…
答弁内容一から四までについて
東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を守り支えるための被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律(平成二十四年法律第四十八号。以下「法」という。)第五条第二項において、同条第一項に規定する基本方針(以下「基本方針」という。)には、「第八条第一項の支援対象地域に関する事項」を定めることとされており、この支援対象地域については、法第八条第一項に…
放射線に関する副読本に関する質問主意書
第183回国会 参議院 質問主意書 第95号(2013/05/10提出、22期)
質問内容東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故により、多くの放射性物質が大気中に放出された。放射線が人体に与える影響に関する確固たる数値基準は存在しないため、放射線被ばくを可能な限り少なくすることが求められていることに鑑み、放射線による感受性の高い子どもたちは、生きていく上で避けられないものを除き、できる限り放射線被ばくを避けていくべきであると考えられている。
現在、文部科学省において、放射線に関する…
答弁内容一について
お尋ねについては、中学校学習指導要領(平成二十年文部科学省告示第二十八号)の社会科において、「環境やエネルギーに関する課題を取り上げ」ることとし、その解説において、「我が国は・・・風力発電や太陽光発電などの新しいエネルギーの開発に努力しているといった程度の内容を取り扱う」こととし、中学校学習指導要領の理科において、「人間は、水力、火力、原子力などからエネルギーを得ていることを知る」こ…
23期(2013/07/21〜)
モザンビークでの三角協力プロサバンナ事業に関する質問主意書
第186回国会 参議院 質問主意書 第27号(2014/02/25提出、23期)
質問内容二〇〇九年に合意されたモザンビーク北部ナカラ回廊地域における「日本・ブラジル・モザンビーク三角協力によるモザンビーク熱帯サバンナ農業開発プログラム(ProSAVANA-JBM)」(以下「プロサバンナ事業」という。)は、日本の耕地面積の約三倍に当たる約千四百万ヘクタールを対象地域とし、そこには四百万人以上の農民とその家族が暮らしている。その九十九・八九パーセントが小規模農家(以下「小農」という。)で…
答弁内容一について
お尋ねの「投資ファンド」が、御指摘の「ジェトゥリオ・ヴァルガス財団」(以下「FGV」という。)により検討されてきたことについては承知しているが、その内容等については政府としてお答えする立場にない。
二について
御指摘の「レポート」は、モザンビーク政府と「ナカラ回廊農業開発マスタープラン策定支援プロジェクト」(以下「マスタープラン策定支援プロジェクト」という。)に関係するコンサルタ…
関東大震災時に起こった朝鮮人等虐殺事件に関する質問主意書
第189回国会 参議院 質問主意書 第34号(2015/02/18提出、23期)
質問内容大正十二年(一九二三年)九月一日に起こった関東大震災時には、朝鮮人や中国人、日本人が虐殺された(以下「朝鮮人等虐殺事件」という。)。それらの虐殺事件については被害者の姓名の多くや被害者数、事件の具体的な様相などについて不明なままである。大正十二年十二月十四日の衆議院本会議では、田淵豊吉議員が、政府が「朝鮮人殺傷問題」に一言も触れないのは問題であり、被害を受けた朝鮮人に謝罪し遺族を救済すべきだと述べ…
答弁内容一から三までについて
お尋ねの「調査」、「結論」及び「救済措置や賠償などの措置」については、調査した限りでは、政府内にこれらの事実関係を把握することができる記録が見当たらないことから、お尋ねについてお答えすることは困難である。
出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案及び同法の在留資格取消制度に関する質問主意書
第189回国会 参議院 質問主意書 第207号(2015/07/15提出、23期)
質問内容本年三月六日、政府は出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案(以下「本法律案」という。)を提出した。本法律案では、出入国管理及び難民認定法(以下「現行法」という。)第二十二条の四第一項を改正し、在留資格取消制度の事由を追加するとしているが、既に現行法の下で実施されている在留資格取消制度の運用状況との関わりから、以下、質問する。
一 本法律案では、在留資格取消の対象について、所定の活動を継続…
答弁内容一について
出入国管理及び難民認定法(昭和二十六年政令第三百十九号。以下「入管法」という。)第二十二条の四第一項第六号に掲げる事由による在留資格の取消しを行った件数は、平成二十四年から平成二十六年までの三年間の合計で百五十六件であり、その在留資格別内訳は、「公用」三件、「投資・経営」一件、「技術」三件、「人文知識・国際業務」十八件、「企業内転勤」二件、「技能」四件、「技能実習第一号ロ」二件、「技…
一九四五年八月十四日の閣議に関する質問主意書
第189回国会 参議院 質問主意書 第218号(2015/07/29提出、23期)
質問内容今年は戦後七十年ということで様々な歴史的検証が行われている。歴史を構成するのは、一つは記憶であり、もう一つは記録である。戦争を体験した人が減少する一方で、記録の重要性はこれ以後も増すことはあっても減少することはない。
記録の第一のものは国家の持つものである。国家の統治行為、命令などを誰が、いつ、どのように発したかは極めて重要な歴史資料である。戦後七十年を経てなお続いている近隣諸国との歴史認識の溝…
答弁内容一について
お尋ねの昭和二十年八月十四日の閣議で決定した案件としては、現在確認できる範囲では、詔書案(終戦の詔書案)、内閣告諭、塩ノ専売ニ関スル事務ノ委譲ニ関スル件、詔書喚発ニ際シ恩赦奏請ノ件、軍其他ノ保有スル軍需用保有物資資材ノ緊急処分ノ件、外地、満州及支那ニ所在スル生産設備等ニ対シ破壊行為ヲ厳禁スル件及び外務省所管赤十字国際委員会特別寄附金第二予備金ヨリ支出ノ件がある。
また、お尋ねの「出…