上林山栄吉 衆議院議員
27期国会発言一覧

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上林山栄吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは上林山栄吉衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

上林山栄吉[衆]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第24号(1955/06/07、27期、日本民主党)

○上林山榮吉君 ただいま上程されております昭和三十年度予算三案並びに民自両党共同修正案につきまして、私は、日本民主党を代表して賛成の意見を述べ、社会党両派の組みかえ案に反対を表明せんとするものであります。(拍手)  御承知のごとく、日本経済の今日の問題は、戦時中と戦後のインフレーションによってゆがめられたる経済の現状をいかにして正常な軌道に乗せて経済の自立を達成し、もって完全な政治的独立のための経済的裏づけを固めるかにあります。従ってこの予算案は、日本経済の現状に照らして大体適切かつ妥当なものと認められるのであります。その理由は、今日の段階では、一兆円予算の堅持は、日本経済の健全化のために、か……

上林山栄吉[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

上林山栄吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 運輸委員会 第4号(1955/03/29、27期、日本民主党)

○上林山委員 私は運輸大臣と国鉄総裁に一言お尋ねいたしたいと思います。日本も戦争が済んでもう十年になるのでありますが、国鉄の独立採算は昭和何年度ごろになったら完全にできるお見込みであるか。ことに新線建設を含んでの独立採算は、昭和何年度になったならば実施できるものであるか。この基本的な問題をまずお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 あまりにも断片的でよくわからぬのでございますが、基礎的な問題の質問は申し上げませんが、一応の見通しとして、新線建設を含んで昭和何年度ころになつたら、これは五年先でもあるいは十年先でもよろしいが、何年度ごろになったら一体完全に実施できる見込みかという、あくまでも見……

第22回国会 運輸委員会 第25号(1955/06/28、27期、日本民主党)

○上林山委員 本問題に関連して国会及び当委員会の権威のために、委員長に質問をいたしたいと存じます。それはどういう点であるかと申しますと、どの団体であったかはっきり記憶をいたしませんが、問題になった団体から、現職の国会議員諸君に対して顧問になってもらいたいという郵便物が届いた。それに対して顧問を承諾した者およそ七十数名であったかと思いますが、こういう事実があったかなかったか。委員長として承知しておるか。もし承知していないとするならば、私はこういう不正な競争が行われた問題に関連して、しかもその団体の顧問に就任するということは、それぞれの御意見はあろうと思いますけれども、適切でないと考えますので、こ……

第22回国会 運輸委員会 第31号(1955/07/19、27期、日本民主党)

○上林山委員 本件に対しては、提案の説明のあった通り、われわれとしても全面的に賛成でありますが、念のために一、二点承わっておきたいと思います。  まず第一点は、戦前の待遇よりも幾らか控え目に待遇をしたという点でありますが、金額にして三億円程度の負担を国がする程度、こういうふうになっておりますが、戦前と同じような待遇をするとすれば、国はどれほどの負担を国鉄に向ってしなければならないか。まずこの点を承わりたい。
【次の発言】 なお、これに類似した無賃乗車のもので、国鉄に国がその肩がわりとして負担しておる例は、どういう種類のものがあったでありましょうか。

第22回国会 運輸委員会 第32号(1955/07/20、27期、日本民主党)

○上林山委員 数日前から本法案に対して質疑をしたいという通告をしてあったのでありますが、審議の都合でこれができなかったのを遺憾といたしますが、ただいま簡単に質疑を試みたいと思います。  まず第一点は、昨年六月農協法の改正によって共済事業が法的にできるようになっておるのでありますが、本法案を提出するに当りまして、政府はこの点を考慮したことがあるかどうか。あるいはもし考慮したとすれば、この農協法の改正によって共済事業ができるという法的処置は、これは一種の特別法だと考えておるが、今出されておる法案もこれと同じ性質のものを取り扱う法案で、これまた特別法といわなければならぬ。特別法と特別法がここに競合し……

第22回国会 議院運営委員会 第14号(1955/04/30、27期、日本民主党)

○上林山委員 ほかの委員会から同様な申し出があっても、それは抑制してもらうということですね。
【次の発言】 さっきちょっと明瞭でなかったようですが、建設委員会とか通産委員会とかから申し出があった場合は、農林水産委員会の分は特別のケースということに時期的に考えたということで、ほかのは抑制してもらうということをはっきりきめておいた方がいいのじゃないですか。
【次の発言】 はっきりきめておかないと、ほかの委員会から特別のケースとして認めてくれといってきた場合、どうして断わるかということです。
【次の発言】 何かそこを含んでおかなければ困るでしょう。

第22回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第10号(1955/07/25、27期、日本民主党)

○上林山榮吉君 公職選挙法の一部を改正する法律案については、根本的に検討すべき点が多々ありますので、詳しい質問は後日に譲って、簡単な問題についてだけ質疑を試みたいと思います。  まず、第一点は、参議院の全国選出議員の選挙の場合の供託金でございますが、これを二十万円に増額した根本的な考え方といいますか、その点についてお伺いをいたしたいと思います。  私どもをして言わしむれば、供託金をやたらにふやしたからといって、選挙がりっぱに行えるとは考えていないのでありますが、そういう選挙をりっぱにやろうという意味から、もしこれを増額する必要があるとすれば、それより先に施すべき手段がまだ多々あるのじゃないか。……

第22回国会 商工委員会 第30号(1955/06/24、27期、日本民主党)

○上林山委員 非常に緊急を要する問題でありますので、委員各位の御了承を得まして、要点のみを質疑いたしたいと思います。  問題は委員長お示しの通り、日本本土と南西諸島、主として琉球との貿易に関連しての質疑であります。伝えられるところによりますと、琉球政府が日本から輸入するめん類、みそ、卵、食用油、茶、魚介類、大豆かす、衣料品など約十数品目の大衆必需品について、琉球政府の税法の改正の結果、物品税が大体二〇%課せられる、こういう確実な情報が入っておるのであります。対沖繩の貿易の昨年の総額は百七十億円程度であると言われておりますが、これが影響を受けるものはその約六〇%でありまして、百億円以上のものがこ……

第22回国会 予算委員会 第4号(1955/03/28、27期、日本民主党)【議会役職】

○上林山委員長代理 時間が経過しておりますから、できるだけ簡単に願います。
【次の発言】 阿部君に申し上げますが、申し合せの時間が経過しておりますから、どうぞそのおつもりでお願いいたします。
【次の発言】 井堀繁雄君。

第22回国会 予算委員会 第6号(1955/05/06、27期、日本民主党)【議会役職】

○上林山委員長代理 橋本君にお願いがありますが、持ち時間はすでに経過しておりますから、適当にお願い申し上げます。
【次の発言】 橋本君にお願いいたしますが、もう持ち時間を三十五分経過しておりますから、あと五分ぐらいでできるならばお願いいたします。
【次の発言】 橋本瀧伍君、適当に願います。

第22回国会 予算委員会 第8号(1955/05/09、27期、日本民主党)【議会役職】

○上林山委員長代理 静粛に願います。
【次の発言】 動議を採決いたします。田中君の動議に賛成の諸君の起立を願います。
【次の発言】 起立多数。動議は可決されました。  暫時休憩いたします。    午前十一時五十八分休憩

第22回国会 予算委員会 第9号(1955/05/10、27期、日本民主党)【議会役職】

○上林山委員長代理 政府の方でもう一ぺん答弁する考えはございませんか。
【次の発言】 一時まで休憩いたします。    午後零時七分休憩

第22回国会 予算委員会 第10号(1955/05/11、27期、日本民主党)

○上林山委員 これに関連して質問があります。ただいま中間報告を承わりましたが、先ほどその原因並びに措置について、政府の大体の方針は承わりましたけれども、もっと積極的に、あるいは適切ないかなる手を打たれておるか、この問題についてお尋ねをいたしておきたいと思います。
【次の発言】 議事進行の動議を提出いたします。本予算の性質にかんがみまして、議事を続行せられるよう、この際その動議を提出いたします。

第22回国会 予算委員会 第13号(1955/05/14、27期、日本民主党)【議会役職】

○上林山委員長代理 野田君、時間の関係がありますから、できるだけ結論をお願いいたします。
【次の発言】 時間が経過いたしました。
【次の発言】 事務的に説明いたさせます。
【次の発言】 野田君、すでに二十分経過いたしましたので、簡単に願います。
【次の発言】 まだ長くかかりますか。もうすでに二十分協定時間を経過しておるが……。
【次の発言】 野田君にちょっと申し上げます。もう協定時間はすでに二十五分経過いたしております。今回限りお願い申し上げます。
【次の発言】 野田君、発言を許しません。野田君、協定時間はもうすでに経過したし、理事の御相談も得ましたから、やめていただきたいと思います。

第22回国会 予算委員会 第14号(1955/05/16、27期、日本民主党)【議会役職】

○上林山委員長代理 事務的なことのようですから、政府委員から答弁するそうであります。
【次の発言】 政府委員に発言を許可いたしました。
【次の発言】 委員長代理は規則に従ってやっております。
【次の発言】 大臣が、政府委員をして答弁させますと言っておるのですから、御了解願います。
【次の発言】 委員同士の応酬はやめて下さい。
【次の発言】 馬橋君、もう時間がきております。
【次の発言】 その前に靖国神社関係で厚生大臣から発言を求められております。川崎厚生大臣。
【次の発言】 芳賀貢君。
【次の発言】 大臣はすぐ来るそうですが、ほかの大臣ではいけませんか。

第22回国会 予算委員会 第15号(1955/05/17、27期、日本民主党)【議会役職】

○上林山委員長代理 阿部君、時間の関係がおりますから適当にお願い申し上げます。
【次の発言】 阿部五郎君、結論にどうぞお願いいたします。
【次の発言】 春日一幸君。

第22回国会 予算委員会 第17号(1955/05/21、27期、日本民主党)

○上林山委員 私は民主党を代表いたしまして、二十九年産米に対する減収加算を認めなければならぬという農林委員会の申し入れの内容には反対ではありませんが、予算委員会の権威のため反対をいたしたいと思います。すなわち他の常任委員会から申し入れを行なって、予算の審議を中止せよというようなことは前例もないし、またこれを認めることによって悪例となる、こういうように第一に考えるものであります。  第二の点については、私どもといたしましては減収加算を認めなければならないという、その内容については賛成をいたします。でありますから、これが実現のためには積極的に協力を惜しまないものでありますけれども、なおこの際におい……

第22回国会 予算委員会 第31号(1955/07/15、27期、日本民主党)【議会役職】

○上林山委員長代理 この際井堀君に御連絡申し上げますが、本会議の都合で、通産大臣はしばらく座をはずしますから、御了承願います。
【次の発言】 井堀繁雄君、時間ですから簡単に願います。
【次の発言】 時間が参りましたから御協力願えませんか。
【次の発言】 井堀君、簡単に願います。
【次の発言】 井堀君に申し上げます。二十五分までが協定の時間ですから御協力を願います。
【次の発言】 井堀繁雄君の質問に関連し、池田禎二君より発言を求められております。これを許します。池田禎二君。


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 逓信委員会 第1号(1955/11/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山説明員 私今回郵政政務次官の任命を受けましたので、所管事項について懸命に勉強いたしたいと思っておりますが、何分浅学非才でございまして、委員各位の御理解ある御援助を得なければ、任務を全うすることはできないと考えておりますから、今後よろしくお願い申し上げます。(拍手)

第23回国会 逓信委員会 第2号(1955/12/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 森本委員の言われるような、条章に照らして歴然と不当労働行為がある、そういうものにつきましては、われわれといたしましても、そういうことが起らないように十分に処置していきたい、こういうように考えております。
【次の発言】 御指摘の通り、この問題はきわめて重大な問題でありますので、本省としても直属の郵政局等と連絡の上で一応の調査を終ったのでありますけれども、権威ある労働基準局あるいは法務局等の権威ある調査も行われつつある事態でありますので、これらのものとにらみ合せて、さらに研究の上で本省が乗り出していきたいものである、こういうように総合的に進んでいきたいと考えております。

第23回国会 逓信委員会 第4号(1955/12/08、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 森本委員から貯蓄増強の問題について適切な御意見がございまするが、大臣から基本的な問題についてお答えになりましたので、少しつけ加えてお答えいたしたいと思います。言うまでもなく一番大きな原因は、国家全体の経済の影響であるということは、これは否定できないと私は考えます。そういう影響から、中小企業に対しては事務当局から説明した通り、デフレの影響も出てきておりますし、労働者の面は、これは大体において横ばいの状態ではないかというように考えるのでありますが、ただ農村の問題として、期待をしておりました増収からくるところの貯金というものが、案外この期においては伸びなかった。しかしこの次の期にお……

第23回国会 逓信委員会 第6号(1955/12/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 地方の事情によっても、労働強化になるようなことは慎しまなければならない、私は前提としてはそういように考えますが、ただ労働強化にならないような調節を地方の特殊事情によって考えていくということは必要ではねいか、こういうように考えるのであります。たとえば農村の事情などを聞いてみますと、昼間参りましても、畑に行って働いておるので、勧誘しょうにも勧誘のしょうがないのであります。だからそういう場合においては、勧誘される側から言っても、夕食の済んだとろくらいに来てもらいたい、こういうのが一般の希望のようでございますので、そういう意味から考えて、私は特殊事情というものは相当地方の事情によって……

第23回国会 逓信委員会 第7号(1955/12/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 ただいま愛知議員からきわめて適切な、しかも示唆に富んだ御要望を承わったのでございますが、その趣旨を体しまして、私ども積極的にこういう事件が起らないような具体的措置を考えて参りたいと思っております。いずれまた詳しい具体的な案件等については御相談申し上げる機会もあるかと思いますので、御了承を願っておきたいと思います。
【次の発言】 おっしゃる通り管理者側に対してもあるいは従事員側に対しても適切なる処置をとるというのでございまして、あくまでも具体的事実について処置をとる、こういうふうに御了解願えるならば幸いだと思います。
【次の発言】 言うまでもなく森本委員の言われたようなことを総……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1956/02/03、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 海外同胞救援のために、郵政省としても積極的に協力をしなければならぬということは、いうまでもないことでございますが、ただいま、そのために記念切手を発行することが、どういう状態になるかということだけを、まず御説明申し上げたいと思います。  切手は、御承知の通りに非常に国際性を持っておりますので、これを慎重に取り扱わなければならぬのではないか、たとえば、竹島の問題について記念切手を云々といわれたときに、日本側が非常なる刺激を受けたことも事実でございます。またドイツが、御承知の通りに抑留者の援護のために発行した切手がソ連圏との間に非常にトラブルを起しまして、一時いろいろな支障を来たし……

第24回国会 大蔵委員会 第43号(1956/06/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 ただいま春日委員から御指摘になりました問題については、最近に至りまして事務当局から経過の報告を受けております。
【次の発言】 ただい京春日委員が御熱心に指摘せられた点については、私も全部同感だと申し上げたいと思いますが、報告を受けましてから、この問題は大蔵省あるいは外務省当局も関係があるから、よく事務的に調整をとって、できるだけ早く結末をつけた方がいいだろう、こういうことで、事務当局とも連絡をいたしまして、今申し上げた大蔵あるいは外務当局等とも調整をしてもらうように今日までになったわけでございます。しからばこれを払った方がいいのか、あるいはどう考えておるのか、こういう御質問だ……

第24回国会 逓信委員会 第4号(1956/02/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 森本委員の御質問になった郵便貯金法の第一条の法律の目的は、お示しの通りでございますが、言うまでもなくこの法の示すように、郵便貯金を簡易で確実な貯蓄の手段として奨励しなければならぬということは当然であると思います。しかしこの場合、国民の経済生活の安定をはかり、あるいは福祉を増進する方法としては、個人の場合もあるいは団体の場合もこれに含むものである。だから財政融投資の問題をきめる場合も、おっしゃるように基礎的には郵政大臣が大蔵省に対して、われわれの努力目標はこの程度であるということを当然主張されるべきであり、また主張してきたのであります。しかしながら一方また、財政融投資が国民の経……

第24回国会 逓信委員会 第5号(1956/02/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 非常にむずかしい御質問であると思うのですが、現在の予算制度においては、交付金あるいは補助金というような制度は非常にはっきりしているのでございますけれども、納付金というような制度が予算上の適当な言葉であるかどうかということは、これは御質問の趣旨がどうであったかわかりませんけれども、非常に不明確なものであるということは率直に認めていいのじゃないかと私は考えるのであります。しかしながら私どもの意図したところは、できるだけ固定資産税の性格と同じであるという解釈をある方面において主張しないようにするためには、こういう言葉の方が適当ではなかろうか、これは楽屋裏を正直に申し上げますとそうい……

第24回国会 逓信委員会 第7号(1956/02/16、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 先ほどから松井委員も指摘せられた通り、またただいまあなたも指摘された通り、この制度を永久にやっていくという考え方は公社の性格からして妥当でないということは、大臣の答弁された通りでありまして、私どもといたしましてもできるだけ早く、できるだけ多くの需要者の希望に応じたいという建前上、暫定措置としてのこの法案を審議しなければならない羽目に陥ったということを、すなおに認めて御了解を得たいと考えておるのでございますが、ただいま御指摘の債券の売買が行われておるが、これは不明朗じゃないか、こういう点については、それぞれ考えようもあるかと思いますが、これは社債市場に当然出し得る性質の株でござ……

第24回国会 逓信委員会 第9号(1956/02/24、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 ただいま議題となりました日本放送協会の昭和三十一年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案理由と、これらに対する郵政大臣の意見書の提出につきまして御説明申し上げます。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条の規定によりまして、国会の承認を受けるため協会から提出され、郵政大臣はこれに意見を付することになっているのでありますが、郵政大臣といたしましては、この収支予算、事業計画等につきまして、放送法の趣旨、放送事業の現状、聴取者の要望等、各方面からこれに慎重な検討を加えました結果、お手元にお配りいたしました通りの意見書を付して、国会の御審議をお願いすることになったの……

第24回国会 逓信委員会 第11号(1956/03/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 公社当局から郵政大臣の方に参考資料を提示して相談をいたしてあると聞いておりまするが、具体的にはまだ打ち合せをしていない状況であるというふうに承知をいたしております。
【次の発言】 調停案に対しては言うまでもなく尊重しなければならぬ、ということは、公社当局の意見と全く同じでございますが、総裁も敷衍いたしましたように、予算措置その他各般の事情というものを勘案して、いかにこれを実施するかということについてはただいま結論を得ておりませんので、その点は御了承を願いたいと思います。
【次の発言】 これは先ほどお答えした通り、先般郵政大臣の方に公社から書類によって提示をしてきておりますので……

第24回国会 逓信委員会 第12号(1956/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 協会の施設は富裕町村にあるので、今回の固定資産税の改正は、貧困町村救済の目的に反するのではないかというような御趣旨であろうと考えるのでございますが、これにつきましてお答えいたします。協会施設がかりに富裕町村に多くあると予定いたしましても、地方税収全体の額を増加させることが、結局貧困町村救済の道にも通ずるのではないかと考えておるのであります。このような場合には、政府において他の手段で貧富の町村間の調整を行うことが当然に考えられると思っております。
【次の発言】 松井委員からこの種の問題について種々御質問がございましたので、先ほどああいうお答えをいたしたのでございますが、ただいま……

第24回国会 逓信委員会 第19号(1956/05/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 非常に技術的、事務的にわたっておりますので、事務当局から御説明させます。
【次の発言】 きわめて適切な、しかも大きな理想を含んでの御意見を拝聴したわけでございますが、ラジオの普及に比べてテレビジョンの普及が非常におくれておる、しかも基礎的な、たとえばチャンネル・プランにしても、マイクロウエーブの建設にしても、受像機の量産にしても、ほとんど完成に近づきつつあるのに、経済的に恵まれない地方等が特に受像を見ることができない、これは困るじゃないか、何か根本的な対策はないかということで、まことに大事な問題でありますが、具体的に即答せよといいますと、これまた非常に考えなければならぬ点が多……

第24回国会 逓信委員会 第20号(1956/05/23、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 先般当委員会で御質問がございましたので、そういう趣旨の答弁をいたしたことは事実でございますが、そういう意向に従って研究を進め、できるものならば、予算関係等もあるから、その方面とも相談をいたしまして実現を期するように努力をいたしたいという、そういう趣旨の説明を申し上げたつもりでございますから、御了承願いたいと思います。なお研究の段階といたしましては、たとえば小学校、中学校あるいは公共的施設の全部に費用を入れるとすれば幾らくらいかかるか、あるいは何年計画くらい立てればそれを理想に近いものに持っていけるか、あるいはもし補助するとすればどのくらい補助したら果して需要に適するものである……

第24回国会 逓信委員会 第21号(1956/05/25、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 簡易保険の現在の保険金最高制限額十五万円は、現在の経済事情から見まして十分とは考えておりません。しかしこれが引き上げにつきましては、諸般の事情もありますので慎重に検討することといたしたいと思って、現在検討を進めておるところでございます。なおその額等については、そういうような趣旨から最後の結論を得ておりませんけれども、請願の趣旨に十分滑りように努力をいたしたいと考えております。
【次の発言】 政府の所見を申し上げたいと思います。地方産業振興のための融資については、現在においても地方債を通じ実行しており、明年度においては農林漁業金融公庫への融資も行われるので、さらに地力産業に寄与……

第24回国会 逓信委員会 第22号(1956/05/30、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 請願の地区は、利用予定人口が多く、不便が著しいと認められますので、利用上最も便利であると認められる西小山駅付近に近く無集配特定局を設置することとして取り運んでおります。なお右に伴い請願地区の不便も解消すると思われます。
【次の発言】 お答えいたします。請願の地に無集配特定局を設置することは、最近局にやや近く、設置標準に達しないので、現状においては実現は困難と思われます。
【次の発言】 お答えいたします。郵便年金は加入者の払い込んだ掛金の一部をもって事業経営に必要な人件費、物件費等に充て、その他はこれを積み立て運用利殖し、将来支払うべき年金に充当し、収支の均衡を得るように一定の……

第24回国会 逓信委員会 第23号(1956/05/31、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 お答えいたします。中津川支所に電話を架設する方法といたしましては、中津川郵便局の電話を共同電話とする、あるいはもよりの求名局または永野局の加入電話を新設するかの二方法がありますが、前者は中津川郵便局の電話が公衆電話でありますので、料金収納、通信の秘密の保護等の関係から、これを共同電話とすることは適当でないと考えられます。従って御要望に応ずるためには、求名局または永野局の加入電話を新設する方法によるわけでありますが、この場合は区域外加入となりますので、区域外部分の線路設備費を別に加入者に負担していただくことになりますので、地元と話し合った上御要望に沿うことといたしたいと思います……

第24回国会 逓信委員会 第24号(1956/06/02、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 非常にむずかしい御質問でございますが、私はあくまでも大臣の補佐役でございますので、大臣の指揮命令に従って一切のことをやってきておるつもりでございます。そういう立場から考えまして、できるだけ誤まりなきを期しなければならない。特に国会の御決議あるいは委員会等の御意向に対しても、努めてその御意思に沿うようにしなければならぬということを、事務当局諸君にも常に連絡をいたしておるつもりでございますが、なかなかふなれでございまして、十分その意の届かぬ点もあるかと思っておりますので、今後山本委員に限らず、そうした問題について山本委員の御発言の趣旨に沿うように努力いたしたいと考えております。

第24回国会 逓信委員会 第25号(1956/08/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山説明員 太陽族映画を中心にして、各民間の関係団体が自粛していこうという意図を示されておることは、私は郵政省としても歓迎すべき状態である、こういうふうに考えております。確かに御指摘の通りラジオにしても、特にテレビのごときは、そういう悪影響なしとせざるものも時には散見されますけれども、これは経営者の良識にあくまで訴えて自粛していっていただくということを根幹にしていくべきものであって、郵政省が何か具体的に成案をもってこれを規制していこうということまでには、ただいまのところまだ至っていない、具体的にもそういう成案をいまだ持っていない、もう少し事態を見た上で、おっしゃるような線に沿って善処してい……

第24回国会 逓信委員会 第26号(1956/08/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山説明員 この問題は御指摘の通り竹内委員から通常国会において御熱心なる御要望があったわけでございますが、われわれとしても文化政策の一端として恵まれざる方面に、できるものならこれを普及していきたいという意図を十分に持っております。それならば現段階においてはどういう処置をしておるか、こういうことになるのでありますが、御指摘の通り郵政省としても電波を監理しておる建前から、積極的に働かなければなりませんが、公民館、学校、こういう方面の担当は文部省の所管に属しますので、事務当局から文部省の関係官とこの問題について研究をしてもらいたい、こういうことで一方においては資料を集め、一方においてはこれは政府……

第24回国会 逓信委員会 第27号(1956/10/31、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山説明員 かねてから委員長はこの方面について非常に見識のある御議論をされているのでございますが、今回各国をお回りになったので、さらにみがきのかかった示唆に富んだ御意見であるようでございますが、ただいまの国際放送をどう考えるかというような問題を初め、これは緊急に可能な限りにおいて、政府としてもNHKなどと協議の上善処すべきものである、こういうふうにこれは真剣に考えております。簡単でございますがお答えいたします。
【次の発言】 たとえば国際向けの放送の時間をふやすとか、あるいは一、二本方向をふやしていくとか、そういうような問題については予算の許す範囲内において努力してみたいものだ、こういうふ……

第24回国会 逓信委員会 第28号(1956/11/01、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山説明員 この問題は非常に重要な問題でございますので、郵政省だけでここでどうするという言明をすることはいかがかと思いますので、大臣を通じて政府全体の問題として検討していただくように進めていきたいものだと考えております。
【次の発言】 全面的に能率が増進されたとは考えませんが、部分的には確かに能率が増進した点があると私どもは存じております。


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 逓信委員会 第7号(1957/02/27、27期、自由民主党)

○上林山委員 議事進行について。ただいま橋本委員から郵政当局に根本的な問題について御質疑があるようでございますが、ちょっとお伺いいたしたいのは、その他の重要案件もあるので、できるだけ大臣も御出席になる必要があるかと思うのですが、聞くところによると御病気であるということでありますが、いつごろになったら大体全快される見通しであるか、その点を公式に一応伺っておきたい、こう考えます。
【次の発言】 来週大臣が大体出てこられるという見通しであれば、それはそれとして承知をいたしますが、私は政務次官の前歴がある者として申し上げることは、これは遠慮した方がいいようにも思いますけれども、いい意味において一言申し……

第26回国会 逓信委員会 第9号(1957/03/11、27期、自由民主党)

○上林山委員 議事進行について。春季闘争の問題は、大局的に冷静に判断して、国民に迷惑を及ぼさぬように一日も早く解決をしなければならぬという趣旨については賛成でございますが、これとは別に、私の議事進行について委員長にお伺いをいたしたいのです。  社会党の熱心なる申し入れ等もあったと聞いておりますが、そういう事情で、両党が話し合って、常任委員長の五人が社会党に割り当てられた。当委員長には松井君が御就任になった。これはやむを得ないことでありまするが、両党が話し合った以上、お互いがこれを尊重して、委員会の運営というものをできるだけ円満に公平にやっていただかなければならないわけであります。不肖私も委員長……

第26回国会 逓信委員会 第10号(1957/03/12、27期、自由民主党)

○上林山委員 関連。森本委員の質問に関連して政府にお伺いいたしますが、中共並びに韓国方面から日本に放送されておりまして、非常に混信して困っておるという状態ですが、こういうものについては日本側はこれを承認していいのかどうか、これをあわせてお答えを願いたいと思います。

第26回国会 逓信委員会 第11号(1957/03/13、27期、自由民主党)

○上林山委員 まずNHK当局にお伺いいたしたいのですが、放送を始めるについては大体一年間にどういう番組を組むかというような、大まかな御計画があるのではないかと思っておるわけでございますが、テレビジョン放送について世間では教育放送に重点を置かないで、民放がやるような娯楽放送に重点があるようにいわれているわけです。これに対してはNHK当局として相当弁明もできるとは思いますが、そういうような状況にあるのです。この最近の国民の世論に対して三十二年度の計画とでも申しましょうか、たとえば教育放送の時間を多くとるようにするというようなお考えが実現されつつあるのかどうか、この点をまずお伺いいたしておきたいので……

第26回国会 逓信委員会 第19号(1957/04/06、27期、自由民主党)

○上林山委員 竹内委員の質問に関連して、少しばかりあいまいな点を質してみたいと思います。  テレビの免許について、言論の統制になってはいけないというので、今の話によると、一応電波当局としての試案みたいなものがあるようでございます。過去において新聞人がその知識経験を旺盛にいたすために、ラジオやテレビに貢献した点は、これは大いに認めなければならぬし、今後もまた相当これを活用していかなければならぬこともわかるのでありますが、ただいまの竹内委員の質問に対して郵政当局の答えを聞いておりますと、単にケース・バイ・ケースによって置局は決定するのである、免許を決定するのである、こういうふうに受け取れるのであり……

第26回国会 逓信委員会 第23号(1957/04/25、27期、自由民主党)

○上林山委員 本問題は、森本君が今御質問になっているのでございますが、局長の説明を聞きますと、大体了承できますが、どうも答弁の中に、そうじゃないだろうかと思いますというようなことがあるので、そういうことではかえって将来の運営に私は影響を及ぼすものだ、こう思う立場からもう少し関連してお尋ねしたいと思いますが、たとえば保険局長が各郵政局なり、郵政局がまた各普通局ないしは特定局なりに具体的に割当をし、さらにその局長がまた具体的にお前これだけやれと、こういう意味のものでは全然ないように考えるのだが、そういうふうに報告を受け、あるいは調査をされているかどうか。それから同時にもう一つは、その局においてばら……

第26回国会 逓信委員会 第27号(1957/05/14、27期、自由民主党)

○上林山委員 本請願にある、一カ月分の取扱い高百万円以上は無料とするという、現在の規定になっておる点でございますが、これは件数あるいは金額にして、無料になっておる部分がどれくらいになっておるかという点をまず第一に伺っておきたい。第二点は、最近専売公社がたばこの手数料について改正をしたわけでありますが、それと比較した場合に、これは相対的の御意見でけっこうだと思いますが、比較した場合に低きに失するのかどうか。相対的の経営としてお答え願えればそれでいいのでありますが、この二点についてお答えを願いたい。なおこのままでは金利、経営その他の関係で郵政当局としては困難である、こういうお答えでありますが、しか……

第26回国会 逓信委員会 第29号(1957/05/16、27期、自由民主党)

○上林山委員 本請願は、愛媛県知事あるいは松山市の商工会議所その他からも出ておりますが、さらに四国の四県の県会議長会からも熱心な要望のある問題でございます。電電公社の計画を見ますと、三十三年度の第二次五カ年計画の中に松山―徳島間が入っておる、こういうふうにいわれておりますが、御承知の通りマイクロウェーブは単に通信機関の充実をはかるばかりでなく、一方においてはテレビ設置等の関係もありますので、多少の困難はありましょうとも、政府としても電電公社としても本件の促進をぜひお願いしなければならぬ、こういう趣旨であります。なお具体的な問題については多くを申し上げませんが、三十二年度末までには、考えようによ……

第26回国会 逓信委員会 第33号(1957/09/16、27期、自由民主党)

○上林山委員 新大臣が就任されてからまだ一回も発言の機会がございませんので、私は新大臣を非常に信頼しておる立場から二、三の点について質疑を試みたいのであります。  まず第一に郵政省の機構改革の点でありますが、そのうちで一番重要な点は、何といっても電波監理局をどうするかという問題であろうと考えます。この問題についてはすでに他の委員からも発言がございましたが、私もその趣旨において大体同意見であります。他日電波事業というものが国内的に国際的に、あるいは関連事業までこれを拡大して考えるときにおいては、貿易にも非常な密接なる関係を持ってくる事業である、こういう大きな観点に立ってこれを考えますときに、現在……

第26回国会 内閣委員会 第43号(1957/05/18、27期、自由民主党)

○上林山委員 先日当委員会において返還財産金十丸の損害補償に関する請願を御理解をもって採択をしていただいたそうでございますが、紹介者としまして感謝をいたしております。  本請願の要旨は、鹿児島県大島郡十島村が米軍政下に置かれていた当時、同村唯一の財産であった金十丸は、昭和二十一年の二・二宣言により、運輸大臣の命によって米軍に接収管理されたのでありますが、接収のとき日本政府を通じてなされたものが、返還のときに当っては直接解除者十島村に対し、米軍利用中の一切の損害を要求しないこと、かつ日本政府への債務は払えという冷厳きわまる通告のもとに無料使用され、昭和二十七年七月二日、船体、機関ともに全然使用に……

第26回国会 予算委員会 第11号(1957/03/02、27期、自由民主党)

○上林山委員 私は、まず大蔵大臣にお尋ねしておきたいのでございます。  戦後から三十一年度までやむを得ない事情によって、まことに緊縮財政その他で行き詰まるような予算であった。しかし三十二度は、しばらくぶりに積極的な予算を政府が組みまして、国民としてはある意味においてはほっとした明るい気持を持っておるだろう、こういうように了承するのであります。そういう点から問題点もありますけれども、私は二、三の点について大蔵大臣に簡単にお尋ねしておきたいのであります。  まず第一に、三十二年度の予算は、一部は、見ようによってはインフレの予算ではないか、こういうことを言っておりますけれども、われわれは与党ならずと……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 逓信委員会 第2号(1957/11/04、27期、自由民主党)

○上林山委員 郵便貯金法の一部改正する法律案が政府側から提案されておりますが、われわれも貯金制限額を三十万円以上に引き上げたいという点、並びに定額貯金等に対する利子を引き上げて、民間金融との貯金の競争が公平にできるようにという建前において、原案に対しては積極的に賛成であります。これは従来われわれの強く主張しておったことでありますから、時宜を得た提案であると考えるのでありますが、これに関連いたしまして、せっかく貯金の制限額を引き上げ、ないしは定額貯金の利子を是正して貯蓄の奨励をする政府の意図にもかかわらず、これが全面的にお考えが及ばなかったのは、多少考えの足らないうらみがあるのじゃないかと思うの……

第27回国会 逓信委員会 第3号(1957/11/06、27期、自由民主党)

○上林山委員 関連。郵便貯金法の一部を改正して貯蓄の増強をはかろうとする政府の考え方は、われわれの考えと一致しておるので積極的に支持するわけですが、ただこの際一言大臣に強く要望を申し上げておきたいことがあります。それは民間の金融機関のサービスと郵便貯金の窓口のサービスとは雲泥の相違がある。その雲泥の相違か、郵便局の窓口が非常に親切な方であればいいのですけれども、世間のうわさではそれが反対なんです。非常に事務的で、役人的な気持で扱っておる。信用金庫なり銀行なんかに預金をしますと、窓口では、預金していただいてありがとうとか御苦労さんとかという言葉を言っておるのです。言葉に金はかからぬのです。ところ……

第27回国会 逓信委員会 第4号(1957/11/12、27期、自由民主党)

○上林山委員 特定局設置に関連してお尋ねしておきたいのですが、特定局を設置する場合に、大体ここからここまでという一応の基準を郵政局等で示しますが、それはただいま御説明になった趣旨から亨便人口なり、あるいは交通の利便なり、あるいは局間の距離等を調査して、大体この辺でよかろうという一応の基準を示すわけだと思うのでありますが、その場合にそこに適当な土地がない、しかし亨便人口からいっても百メートルくらい離れたところに置くことがかえって便利である。局間の距離もかえってよい場合があり得るわけなんですが、そういう場合は、はなはだしくその指定した地域に離れていない以上、常識的に考えて区域を行政的に事務的に拡大……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 逓信委員会 第3号(1958/02/14、27期、自由民主党)

○上林山委員 簡易生命保険法の一部を改正する法律案について質疑をいたしたいと思います。大臣が軽いかぜぎみで出席ができないからということでございますから、最上政務次官並びに事務当局に対してお尋ねをし、後日締めくくりとして大臣にお尋ねしたいと思います。  ただいま説明を承わりまして、現段階においては概略この程度でやむを得ないのじゃないか、こういうように考えられるのでありますが、ただ私どもが不思議に思うのは、なぜ当委員会においてもその他の方面においても最高限度は三十万くらいが適当である、あるいは物価指数その他を今日に換算したりあるいは民間の無審査の保険等を考慮するならば、三十五万円も場合によってはい……

第28回国会 逓信委員会 第13号(1958/03/12、27期、自由民主党)

○上林山委員 関連して。今までの大臣並びにNHKの会長との質疑応答を伺っておりますと、結局双方とも、最善の予算ではないけれども、次善の策としてやむを得ずこれを出したのである、こういうふうに受け取れるのでありますが、前提としてそう見ていいのであるかどうか、まずこれを伺っておきたい。
【次の発言】 そこで申し上げたいことは、最善の策でないから三十二年度だけはこうしたような組み方でいくが、三十四年度になったならば、新しい構想によって、たとえば料金値上げという原則的なものを含んだ予算書をNHKとしては出す、もしそうしたような予算書が郵政省に回ってきた場合言は郵政大臣としては適正なものなりとして国会に対……

第28回国会 逓信委員会 第14号(1958/03/14、27期、自由民主党)

○上林山委員 おととい会長に質問をいたしたのでございますが、時間の関係で本日に延びたわけでありますので、一応お伺いをいたしておきたいと思います。  御承知の通りにNHKは限られたる電波というよりも、むしろ国民の貴重な財産を割り当てられた上に、しかも聴取料、聴視料を取って公共放送をしておるということは、これはもう言うまでもないことでありますけれども、往々にしてこの基本がぐらつくことがあるように見受けられるのであります。これは経営者としてもその他の関係者としても慎重に、この点を大前提として物事を考えていかなければならない、私はさように考えるのであります。そこで私は会長にお伺いいたしたいのでございま……

第28回国会 逓信委員会 第18号(1958/03/27、27期、自由民主党)

○上林山委員 ただいまの問題に関連して一言お尋ねしますが、払い渡し局を指定して、その小切手を受け取った者が払い渡し局に幾ら入っておるのかと問い合すのか、あるいは小切手に五万円と書いてあるが五万円入っていますかと照会するのか、その辺の事情はどういうふうに考えておられるかを承わっておきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの答弁で私は大体了承できるのでありますが、御承知の通り秘密を保持するところに、相手方の信用の保持ないしは郵政事業における貯金その他の事業の拡充がなされるわけで、そういうものが起った場合に今のような答弁であるといいけれども、かりに幾ら入っておりますかと聞かれ、三万円入っております……

第28回国会 逓信委員会 第19号(1958/03/28、27期、自由民主党)

○上林山委員 関連して。先刻の大臣の答弁と原委員の質疑応答を聞いておりますと、もう少し明確にしておいた方がいいじゃないかという気がいたしますので、質問をいたしたいのでありますが、まず第一点は警官を出動させたことが非常に問題になっておるようでありますが、初めから団体で違法行為をやることが予想されている場合に、未然にいろいろな事件を防ごうという意味で警官の出動をさせることはそきるだけ避けなければなりませんが、そういう事態がはっきりしておる場合は、これを出動せしめることは決して不当なことではないとわれわれは思う。こういう点は明確にしておくべきであるが大臣はどう思われるか。それから第二点は職場大会、特……

第28回国会 逓信委員会 第22号(1958/04/03、27期、自由民主党)

○上林山委員 千葉参考人並びに高橋参考人に少しばかり御意見を聞かしていただきたいと思います。御承知の通り電波は国民の貴重な財産でございますが、それにもかかわらずNHKがやる場合は税金にも匹敵する聴取料を取っておる、民放の場合にはスポンサーが広告費を出して経営をやっておる、こういうことになっておることは御承知でございますが、そういう立場から今度の放送法も、たとえば世間の非難を受けておる放送の低俗化あるいは偏向的な放送、こうしたようなものを国民にかわってある程度軽い規制をする、こういうことであって、これに対して昨日も今日の参考人も、概してやむを得ないであろうという意味でお認めになっておるようでござ……

第28回国会 予算委員会 第3号(1958/02/08、27期、自由民主党)

○上林山委員 私は自由民主党を代表いたしまして、総理以下各閣僚に質問を試みたいと思います。  本年度予算案は、岸内閣としての初めての予算でありますが、政党内閣として、わが党の打ち出した重点政策を大体盛り込んでおるのでありまして、見ようもいろいろあるかもわかりませんが、大体において萎縮もせず、かつまた放漫にも流れず、大体よく見ると均衡のとれた予算であると考えるのであります。しかし反面、現在わが国の経済情勢が輸出を伸ばして国際収支を改善せねばならぬという至上命令的立場にあるので、財源の一部をたな上げして超均衡予算になっておるのは、昭和二十四年度のドッジ・ライン以来のことで、日本の財政としては全く異……

第28回国会 予算委員会 第8号(1958/02/19、27期、自由民主党)

○上林山委員 私は、自由民主党を代表しまして、ただいま議題となりました昭和三十二年度一般会計予算補正(第2号)及び特別会計予算補正(特第四号)の政府原案に賛成の意を表するものであります。  この予算の内容につきましては、さきに大蔵大臣から説明がありました通り、歳出におきましては、食糧管理特別会計の昭和三十一年度決算による損失の補てん百六十億円、及び今回新たに法律をもって食管会計に資金を設けることに伴い一般会計から百五十億円を繰り入れる経費を中心とするもので、食管会計改善の適切な処置であるが、その他、地方交付税交付金の増加額七十八億円、駐留軍労務者に対する特別給付金八千八百余万円、イルカ漁業の漁……


上林山栄吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院27期)

上林山栄吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 予算委員会公聴会 第1号(1955/05/19、27期、日本民主党)

○上林山(榮)委員 公述人に対して、二、三の点について、基本的なことだけを一応お尋ねしておきたいと思います。  まず第一点は、財政規模は、財源のめどさえつけば幾らでも膨張する性格を持っているわけでありまするが、最近一部に、銀行の支払い準備の積立みて割合を政府が強制的にきめて、この割合を政府が自由に操作していったらいいというような意見が伝えられておるのでありまするが、こういうふうにいたしていきますと、財源は幾らでも調達できることはできるのでありましょうけれども、こういうような構想を無秩序にやっていくということになれば、いわゆる財政投融資計画を放漫にして、インフレの要素を場合によっては含んでいくと……

第22回国会 予算委員会公聴会 第2号(1955/05/20、27期、日本民主党)

○上林山委員 公述人は非常に御多忙であられますから、予算全体を検討する時間も少なかったのではないかと思いますので、一言できるなら御意見なり御訂正なりをいただきたいと思うのであります。まず第一は、昨日も申し上げたのでございますが、減税の問題であります。現政府の減税の総額は、平年度において五百十四億円、ことしは途中からでありますから三百二十七億円の減税になります。そこで上の方の減税をやって、下の方の減税をやってないではないかという御意見を述べておるのでございますが、月額一万九千円、標準家族にして、この者が無税になっております。その他基礎控除にいたしましても、七万円から八万円にいたしてきているのであ……

第22回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1955/06/03、27期、日本民主党)

○上林山分科員 われわれ与党の委員は、本委員会において発言の機会もなくて、議事を進行するために遠慮して参っておるのでございますが、分科会でありますので、少しばかり質疑を試みたいと思います。  まず第一に、重要港湾のうちで県工事でやらなければならぬものを運輸省に委託してやっておるものとして、鹿児島港あるいは熊本の本渡瀬戸港などがあるわけですが、これは従来から所管外といいますか、直轄へ移管せよといいますか、そういう要望が非常に強いのでありまして、また両方ともこれはそういうふうにしてもさしつかえない時期にもう来ておる、こういうように考えたのでありますが、これが障害になっているのは一体具体的にいって何……

第22回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1955/06/04、27期、日本民主党)

○上林山分科員 ただいま相川委員から、災害に対する立法措置について適切な御意見があったようでございますが、それに対して政府の方でも積極的に考えたい、こういうことでありますので、ぜひそう願いたいと思います。ただいま農林関係において災害が非常に多い方面に対する議員立法をやろうじゃないか、こういう考えが台頭いたしまして、私もその世話人の一人でございますが、私はこの問題に関しては、建設省所管のものも含むべきであって、別々に出さずに総合的に出す方が、議員立法にしても政府提案にしても、いずれにしてもその方が効果があがる、こういう考えで、いろいろ会議等において自分の意見を述べておるのでございますが、政府の方……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第4号(1956/08/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山説明員 大きな問題でありますので、慎重に研究を要する点もあるだろうと思うのでございますが、一般論として申し上げることを許していただけますならば、NHKといわず、民放といわず、一般文化を高めるという意味において、あるいは放送の質を向上せしめるという点については、これは大いに自粛をし、それがやりやすいような方向に政府としても援助をしていくというような考を持たなければならぬと思いますが、事教育放送という部分に限ってもし御指摘であるとするならば、この点は今直ちにどういう方針で進んだらいいということは、ただいまの放送法を中心にしての建前もありますので、その範囲内において考えていく以外に方法はない……

第24回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第8号(1956/10/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山説明員 森本委員がたって言えということでありますから申し上げますが、ただいま大臣並びに事務次官がお答えした通りの段階である、こういうふうに承知しております。

第24回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1956/02/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○上林山政府委員 非常に大きな問題で、同時にまたきわめて大事な問題であると考えておりまするが、逓信委員会等においてもこの問題については熱心に審議されておりますし、また森本委員等も常に重大な関心を持っておられるようでございまするが、金融全体という立場から考えてみても、あるいはまた貯蓄全体という立場から考えてみても、それぞれの種類によって一方に偏在しますと、一方の方が手薄になるということも考えられるのでありまして、一概に突き詰めた的確な原因というものはなかなか申しにくいのでございますが、そうした制度とか種類とかいうものによって貯蓄全体の変動というものは自由に行われ得るものであるけれども、貯金がふえ……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 逓信委員会閉会中審査小委員会 第1号(1957/07/10、27期、自由民主党)

○上林山小委員 大臣ないし政務次官の御出席を得て質問をしたいと思ったわけでありますが、残念ながら御出席がありませんので、質問の趣旨を大臣、政務次官等にお伝えを願っておきたい、こいうう趣旨でまずお尋ねをしてみたいのでありますが、私は平井郵政大臣以下郵政省の幹部、梶井総裁外公社の幹部に対しては常に信頼をしておる者の一人でありますし、また今回の人事の異動についても、何らの他意のないものである、こういう前提に立って、なおかっただしておきたいのであります。  それは、両方の最高首脳者がおられないので、先ほどから申し上げる通り遺憾でありますが、元来公社を第一次的に監督すべき監理官、これが今までの沿革から、……

第26回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第2号(1957/07/03、27期、自由民主党)

○上林山榮吉君 関連して法務大臣と警察庁長官にお伺いしておきたいのですが、ただいまの御答弁で大体の方針はわかったわけでありますが、田中、松岡町議員の一身上の弁明を聞きまして、われわれは同僚の言としてこれを信用いたしておるのでありますが、われわれとしては、社会から暴力や汚職を追放するのにやぶさかでないし、検察当局や警察当局かその公平な立場から職責を全うすることについても、むしろ御援助を申し上げたいくらいの気持を持っているのであります。しかし、今お聞きの通り、具体的に人権じゅうりんの話をそれぞれ私どもは承知をしたのでありまして、これに対しまして法務大臣から一般的な抽象的な御方針を示され、警祭庁長官……

第26回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1957/02/12、27期、自由民主党)

○上林山分科員 岸首相代理に対しまして一言お尋ねし、できるだけその要望にこたえていただきたいと思うわけでございます。それは、首相臨時代理も御承知の通り、今や各国が科学陣を動員いたしまして、南極の探検を今までになく歴史的な意図をもっていろいろ競ってしておるわけでございますが、幸いに日本の探検隊も、去る日オングル島に上陸をいたしまして、政府としても非常に喜びをもってこれを迎えられたようでございました。聞くところによりますと、十五日に本隊はオングル島を離れて日本に帰国をし、かつ越冬部隊は基地をようやく完成して、これが残ることの可能性が十分にできた。こういうことで、南極昭和基地と銚子無線局との間にその……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1957/02/11、27期、自由民主党)

○上林山分科員 私も質問に入る前に資料を要求したいと思います。  先ほど新線建設の関係の予算の配分の資料の要求がございましたが、私もその点についてはもう少しく資料をととのえてほしいと考えておりますので、さようお取り計らいを願いたいと思うのであります。  次に、公務員住宅もしくは政府関係機関の住宅、ことに寮、あるいは夫婦者の寮にしても、あるいは個人の寮にしても、どういう運営になっておるか、その詳細を知りたいと思うわけであります。  もう一つ追加したいことは、三十二年度の計画の各空港別の予算の配分並びにいつごろできるかというめど。  以上三点について資料要求をいたしておきます。  では質問を進めた……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1957/02/12、27期、自由民主党)

○上林山分科員 道路局長がほかの委員会に呼ばれているそうで、便宜ここでお尋ねをいたしておきたいのであります。ただいま道路整備の問題についていろいろ質疑があるようでございますが、私もこれについて少しくお尋ねいたしておきたいのであります。  今お聞きいたしますと、一級国道は十カ年計画で舗装が全部完備する見通しである、こういう御答弁でありますが、そのお言葉の通り受け取って差しつかえございませんか。
【次の発言】 おそらくその辺であろうと私も御推察いたしたので申し上げるわけでございますが、そこで、さらに話を進めまして、十カ年計画を立ててみても完全にこれが実施できる見通しでないとするならば、私は、計画を……

第26回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1957/02/13、27期、自由民主党)

○上林山分科員 運賃の値上げは、国鉄が徹底した経営の合理化を前提としてやるのだということと、輸送力を増強するという点から、われわれはこの程度の値上げはやむを得ないと思う。しかし、これからあまりにひどい影響を受ける方面が二つばかりある。その一つは、先ほど岡本委員からも御指摘になったように、通学に対する割引料はもう少しくらいは温情をたれてやってもらわなければならぬということが一点、もう一点は、私はこの点に重点を置いてお尋ねいたしたいのですが、北海道、九州あるいは四国、この方面の遠距離にある貨物輸送の問題でございます。聞くところによりますと、あなた方の方では遠距離逓減の方式を今回改めるお考えを持って……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 予算委員会公聴会 第1号(1958/02/24、27期、自由民主党)

○上林山委員 時子山公述人に対しまして、少しばかりお尋ねをいたしておきたいと思います。先ほど川島委員の質問で、ある程度明らかになったのでありますが、たな上げ資金は、本質的には大体この方がいいのだ、今の日本の財政経済の状態から見て、この制度をとったことはけっこうなことであった。ただ、しかし財政法から見ると、補正予算なんかに移行する場合に疑わしい点なんかがあるから、この本質はいいことだから、これにピントを合せる意味で、財政法の改正をやった方がいい、こういう意味にとっていいのでございましょうかどうか。一説には、予算規模をもっとふくらまして、そうしてこれを減税に回した方がいいというふうな意見を述べる人……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1958/02/13、27期、自由民主党)

○上林山分科員 私は消防関係について、消防本部の御意見を伺いたいと思います。  御承知の通りに、消防は今日においては単に火を消すだけではなくて、火災の予防あるいは水防事業、その他の重要な仕事をやっておることは、よく承知せられておるところでありますが、そういう意味で、今回も市町村の消防に対して補助金を相当額ふやしておる点についても、私ども一応の敬意を表したいと思いますけれども、予算の面においてもまだ不十分であるし、かつまた消防本来の組織ないしはいろいろな体制を整えるという点からいきましても、まだまだ不十分である。これに対してもっと予算の面においても、あるいは消防組織法の改正等による体制を整えると……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1958/02/14、27期、自由民主党)

○上林山分科員 まず運輸大臣にお伺いいたしますが、公共企業体審議会から昨年答申があったことは御承知と思います。これは三公社に対する機構なり運営なりについての答申であります。そのうちで国鉄に関する部分について、運輸大臣は、あの答申は大体妥当である、こういうふうにお考えになっておるのか、あれは、妥当でない、こういうふうにお考えになっておるのか、まずその点を伺ってみたいと思います。
【次の発言】 盲従しているとか盲従していないとかいうことを聞いているのじゃないのです。せっかく公共企業体審議会が三公社の機構整備なり運営について答申を総理大臣あてにしておるのでありますから、これに対する運輸大臣の見解を伺……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1958/02/15、27期、自由民主党)

○上林山分科員 大臣は声があまり出ないそうだから、簡単に質問を行いたいと思います。  田中構想は、郵政省でいい意味でいろいろと発表せられているものが多いようでございますが、その中で、窓口改善のために、俗にいう四等郵便局を作って、郵政事業本来のサービスを末端にまで徹底していきたい、こういう構想を発表せられ、それぞれ苦心をせられつつあるようでございますが、この四等局の性格は一体どういうことになるのか。特定郵便局でももちろんないし、簡易郵便局でもないわけでありますが、一体どういう性格による四等局を設置しようとしておられるのか。もうすでに構想もまとまっているんじゃないか、こういうふうに考えられるので、……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1958/02/17、27期、自由民主党)

○上林山分科員 これは運輸大臣にも私が強く要望しておいたのでありますから、建設大臣もよく聞いて積極的に善処してもらいたいと思うのであります。  行政の盲点とでもいいましょうか、運輸省と建設省で交通事故防止の立場から踏み切りの共同の負担部分をきめて工事を進めていこうとする問題です。今日交通事故が非常に大きな問題になっておることは御承知の通りでありますが、そのうちでも、一番事故の分量の多いのは汽車の踏み切り、いわゆる建設省所管と運輸省所管の踏み切りが一番事故が多いところなんです。ところが、先ほど言ったように、これは運輸省がやるだろう、あるいは建設省がやるだろう、こういうことで、とかく工事がおくれが……



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データ更新日:2023/02/05

上林山栄吉[衆]在籍期 : 23期-24期-|27期|-28期-29期-30期-31期-32期
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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。