岡部常 参議院議員
1期国会発言一覧

岡部常[参]在籍期 : | 1期|- 2期
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このページでは岡部常参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

岡部常[参]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 参議院本会議 第30号(1947/09/15、1期、緑風会)

○岡部常君 大分時間もたちましたし、又数人の弁士によりまして、かなりに廣い範囲において論じ盡されたように思います。私は重複を避けまして私の所見の一端を述べたいと存ずるのであります。今までお立ちになつた皆さんのお話を聞いておりまして、この問題解決の必要は十分に認められておるのでありますが、皆さんの御懸念になつておりまする元といたしましては、どうも新憲法が実施せられ、新國会が生れ、新らしき形式によつて内閣が成り立つておる今日において、今尚古き形が存して、それがどこやらに底力となつておるということを御心配になつておるように受取れるのであります。私は本問題につきましても、やはり同樣の疑念を持つ者であり……

第1回国会 参議院本会議 第50号(1947/11/12、1期、緑風会)

○岡部常君 私は成るべく重複を避けまして異なつた観点から数点に亙りまして総理大臣並びに大藏大臣に御質問申上げたいと存ずるのであります。  第一に挙げたいのは終戦処理費の問題であります。これがすでに同僚諸賢よりたびたび論ぜられおりまするように、この大予算の中で三十何パーセントという大きな部面を占めるものでございます。この大予算に対しまして現在の内閣はその編成権をいかに行使しておるか。又いかにその提出権を行使しておるかという点についてお伺いいたしたいのであります。この終戰処理費は非常に多額でもあり、廣汎に亙つております。私不敏にいたしましてその内容をよく判断しにくいのであります。大きな予算には、や……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 参議院本会議 第30号(1948/04/06、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程せられました檢察廳法の一部を改正する法律案の審議の軽過並びに結果について御報告申上げます。本案は檢察廳法の第二十三條の改正てありまして、同條には、檢察官が心身の故障、その他の事由に因り職務を執るに堪えないときは、檢察官適格審査委員会の議決を経てその官を免することかてきることになつております。併し檢察事務が國家の利害休戚に関係するところが非常に重大でありまして、これを処理する檢察官の能力や品質等は十分吟味されなければならないところでありますから、單に心身の故障及びこれに類する事由のみならず、職務上の非能率及びこれに類する事由によりまして、その職務を執るに適しないときにも、その……

第2回国会 参議院本会議 第37号(1948/05/06、1期、緑風会)

○岡部常君 先ず行政代執行法について申上げます。  本案は行政執行法を廃止いたしまして、新たに行政上の代執行に関する法規を整備せんとするものであります。現行行政執行法は、古く明治三十三年の制定にかかるものでありまして、その内容におきましては、例えば行政檢束の規定のごとく、過去の歴史におきまして、暗い陰影に満ちているものがあります。その他これを新憲法の光の下に照らして見まするならば、調整を要するところが少ないからざるものがあると思われるのであります。よつてこれが調整につきまして、政府におきましても種々研究を進めて参つたのでありますが、その結論といたしまして、この際行政執行法を全面的に廃止いたしま……

第2回国会 参議院本会議 第39号(1948/05/21、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程せられました戸籍手数料の額に関する法律案についての委員会の経過並びに結果を御報告申上げます。  本年一月一日施行を見ましたところの戸籍法を改正する法律におきましては、その第五條第二項によりまして、「手数料の額は、別に法律でこれを定めるとされております。ただ同法第百四十三條には、「この額は財政法第三條の規定の適用あるまでは、政令の定めるところによることを妨げない。」とされており、同條は、財政法第三條の特例に関する法律により、現在のところ一般には適用がないことになつておりますので、現行の戸籍手数料規則は現在その効力を認められておりまするが、成るべく速かに戸籍手数料規則を法律に切……

第2回国会 参議院本会議 第53号(1948/06/25、1期、緑風会)

○岡部常君 只今議題になりました請願の第三十四号外一件、陳情の第四号外一件、計四件の委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。  請願第三十四号、仙台高等裁判所郡山支部設置に関する請願は、郡山市長本間善庫君の提出でございまして、その趣旨は、裁判所法によつて裁判所の構成と事件の管轄が変更されましたため、交通不便な地方の者には、経済事情や交通難から控訴の申立を取止めることになりまして、憲法第三十二條の趣旨にも反しますので、地理的に見て東北の要地であり、発展的必然性として訴訟件数も増加の傾向にある郡山市に、仙台高等裁判所の支部を設置せられたいというのであります。  それから同じく請願……

第2回国会 参議院本会議 第54号(1948/06/28、1期、緑風会)

○岡部常君 只今議題となりました民事訴訟法の一部改正する法律案の司法委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  日本國憲法の大改正に伴いまして、民法、殊にその親族、相続の部面に相当な改正が行われまして、これに関連する裁判機構にも著しい改革がもたらされましたのであります。昭和二十二年法律第七十五号「日本國憲法の施行に伴う民事訴訟法の應急的措置に関する法律」を制定いたしまして、日本國憲法及び改正民法並びに裁判所法の施行上必要止むを得ない部分に限りまして、民事訴訟法に対する應急的措置を講じたのであります。而してその間に現行民事訴訟法を根本的に檢討して、本格的の改正を加えるために、……

第2回国会 参議院本会議 第55号(1948/06/29、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程になりました請願第九百六十二号外一件、陳情第百六十七号外二件の司法委員会における審議の経過及び結果について御報告申上げます。  先ず登記事務の簡易化等に関する請願第九百六十二号の趣旨は、現行の登記申請手続は極めて複雑で、一般民衆の不利迷惑は言語に絶するものがあるから、実質の影響のない形式的な手続を今少し簡易化して欲しい。又不動産登記について添附する書類は市町村役場より発給せられるものが非常に多いから、不動産登記事務は市町村に移管することが適当である。寄留法は現実に即せず、励行されておらんから廃止すべきであるし、各種の願書、届書類に対する進達期間処理期間を制定して、事務の澁滯……

第2回国会 参議院本会議 第57号(1948/07/01、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程に相成りました三法案につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を御報告いたします。  先ず第一に、日本國憲法の施行に伴う刑事訴訟法の應急的措置に関する法律の一部を改正する法律案について申上げます。刑事訴訟法の應急的措置に関する法律は日本國憲法の施行せらるるに当り、現行刑事訴訟法に新憲法の要求する最小限度の應急的措置を講ずることを目的として制定せられ、一應昨年末を以てその効力を失うこととなつていたのでありまするが、その後諸般の事情によりまして、刑事訴訟法の改正が遅延しておりました結果、再度に亘り有効期間の延長を見まして、現在では、本年七月十五日からその効力を失うこととなつてお……

第2回国会 参議院本会議 第58号(1948/07/03、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程に相成りました二法案につきまして、委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  先ず第一に、判事補の職権の特例等に関する法律案について申上げます。本案の内容は裁判所法で一人前の判事になるには、十年間、裁判官、檢察官、弁護士等の職にあつたことを必要とするように定められておりますため、判事の不足が二百名に達する有様で、民事刑事の事件の処理に困難しておる現状であります。前に述べました在職十年経過の条件に満たざる者は、判事補として地方裁判所の限られた事件は、独りで処理できない等の制限があるのでありますが、当分の事態に対処いたしまする方便として、五年以上の経驗を持つ……

第2回国会 参議院本会議 第59号(1948/07/04、1期、緑風会)

○岡部常君 只今議題となりました裁判官の刑事事件不当処理等に関する調査につきましては、中間報告として先般尾津事件の報告をいたしましたが、ここに松島事件の調査報告をいたします。  本件は世にいわゆる松島丸事件とか言われまして、捕鯨船であるとか或いはキヤツチヤーボートであるとかいうふうに誤つて傳えられておりまするが、実は千葉縣木更津市に船籍を有しまする第二厚生丸という、百五十トンの遠洋漁業用の漁船の船長松島嘉久藏が、日本の漁業制限海域北緯二十四度線を越えて、遠く赤道の海域において「まぐろ」漁業に從事中、濠洲の軍艦に発見されて臨檢を受け、一方濠洲政府からは関係方面にその旨の通牒があり、嚴重な抗議がな……

第2回国会 参議院本会議 第60号(1948/07/05、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程に相成りました法案中、少年法を改正する法律案並びに少年院法案について、司法委員会における審議の経過と結果を御報告申上げます。  この法律は、少年の犯罪が激増し、且つその質がますます惡化しつつある現状に鑑みまして、少年に対する刑事政策的見地から少年法の全面的改正が企てられたのであります。今回の改正点は多岐に亘つているのでありまするが、その重要なる点を簡単に申上げますと、先ず現在の少年に対する保護処分は、法務廳の所管である少年審判所がこれを行つているのであります。然るに新憲法下における人権尊重の趣旨からいたしまして、これを裁判所の所管に改め、新たに設置された地方裁判所と同格の独……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 参議院本会議 第13号(1948/11/17、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程せられました二法案について、簡單に委員会の経過報告をいたします。  先ず第一に、副檢事の任命資格の特例に関する法律の一部を改正する法律案でありますが、御承知の通り、二級の檢察官たる資格を有する者の外、檢察廳法第十八條第二項によりまして、高等試驗に合格した者及び三年以上政令で定める二級官吏その他の公務員の職に在つた者で、副檢事選考委員会の選考を経た者の中からもこれを任命することができるのでありますが、その任命資格を有する者を以てその定員を充たすことが困難でありましたので、第一回國会において副檢事の任命資格の特例に関する法律を制定し、「副檢事は、この法律施行の日から一年以内に限……

第3回国会 参議院本会議 第17号(1948/11/29、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程になりました二法案について委員会の審議の状況並びに結果を報告いたします。  先ず訴訟費用等臨時措置法の一部を改正する法律案について申上げます。民事、刑事の訴訟費用及び執行吏手数料等は、それぞれ民事訴訟費用法、刑事訴訟費用法及び執達吏手数料規則の三法律の中に規定してありますが、戰時中の諸物價騰貴に應じて臨時的にこれらを増額するために訴訟費用等臨時措置法が制定せられまして、更に諸物價の引続く高騰に伴いまして、一昨年の九月及び昨年十一月と再三増額を見たのであります。然るにその後も経済情勢の変遷は依然として物價高騰を続けておりまして、現行手数料は全く実情に副わぬものとなつております……

第3回国会 参議院本会議 第18号(1948/11/30、1期、緑風会)

○岡部常君 只今議題になりました請願第二十三号外四件の法務委員会における審議の経過及び結果について御報告申上げます。  まず、郡山市に仙台高等裁判所支部設置の請願第二十三号の趣旨は、同市には福島地方裁判所郡山支部が設置され、便利にはなつたが、他面、裁判所法の改正によつて今まで地方裁判所に控訴していた一審判決に対する控訴は高等裁判所に申立をしなければならないことになり、從つて同地方の控訴は仙台高等裁判所に申立てなければならないのでありますが、現下の経済状態と交通難の時代においては、そのために控訴申立を差控えるような事態を生ずる虞れがありますので、地理的に見ても東北の要衝であり、又訴訟件数も増加の……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 参議院本会議 第20号(1949/04/28、1期、緑風会)

○岡部常君 本員は、この際、選挙法の改正に関する調査のため、選挙法改正に関する特別委員会を設置いたしまして、その委員数を二十七名とし、その指名を議長に一任するの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今上程に相成りました「罹災都市借地借家臨時処理法第二十五條の二の災害及び同條の規定を適用する地区を定める法律案」の法務委員会における審議の経過及び結果について御報告いたします。  罹災都市借地借家臨時処理法は、元來戰災都市の急速なる復興を図ることを目的といたしまして、戰災都市における借地権に関し特例を認めた法律でありまするが、その後これを改正いたしまして、第二十五條の二の規定を加えて、戰災のみなら……

第5回国会 参議院本会議 第32号(1949/05/23、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程になりました七法案につきまして、それぞれ簡單に法務委員会における議事の審議の模樣並びに結果を御報告いたします。尚、詳細につきましては速記録に讓りたいと思いますから、予めその点御了承置きを願います。  先ず第一に刑事訴訟法の一部を改正する法律案について申上げます。  この改正法案の第一点は、家庭裁判所の開設に伴う改正でありまして、家庭裁判所は少年に関係のある一定種類の成年者の刑事第一審事件も取扱うことになりました結果、特定の事項につきまして、家庭裁判所の裁判官に対し地方裁判所の裁判官と同等の権限を賦與する等、その他必要な範囲内で簡單な改正を加えました。  次に身体の拘束を受け……

第5回国会 参議院本会議 第35号(1949/05/26、1期、緑風会)

○岡部常君 只今上程せられました認知の訴の特例に関する法律案並びに弁護士法案の二法案につきまして、委員会における審議の経過並びに結果について簡單に御報告申上げます。  現在認知の訴は、民法の規定によりまして、親の死亡の日から三年経てば提訴することができないことになつておるのであります。今次の戰爭におきまして、親が戰地等で死亡したとき等について、その事実を知ることが困難なために、時日を経過し、訴の提起ができなくなる虞れがあるので、この点につき民法に特例を設け訴の提起期間の延長を図つたのが本法案の趣旨であります。委員会におきましては、原案に立法技術上多少不備な点があるのを発見いたしまして、この点に……

岡部常[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院1期)

岡部常[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 司法委員会 第2号(1947/07/10、1期、緑風会)

○岡部常君 今回新らしく殖えました数でありますが、どのくらいになりますか。それをちよつと承つて置きたいと思います。  それからこれはのちのちの、皆さんも疑問を抱いておられる方もあろうかと思いますが、判事がどういう人を以てお当てになるおつもりでございますか。そういうこともこの際、一應御説明願つておいたらどうかと思います。  それからついでに、新らしく管轄が決りまして、民間から希望を申し出るものがなかつたかどうか、その点もちよつと……
【次の発言】 從前の区裁判当に比較すると、どのくらい殖えましたか。
【次の発言】 俄かに沢山の判事を要するようになりましたので、相当人選などもお困りのことと想像され……

第1回国会 司法委員会 第5号(1947/07/28、1期、緑風会)

○岡部常君 今、小川君も触れられましたが、賠償のことに関しましては、政府でそんなに御心配になつているものとも私は考えないのでありますが、いかがでございましようか、額が上るというようなことを非常に御懸念になつているのでありましようか。
【次の発言】 この点につきましては、冒頭に鬼丸委員からもその弊があるというようなことで、怯懦に陷つてはいかんという御希望もあります。私もやはりその点を強調しておきたいと存じます。それからこれは無論補充費途に属することかと思いますが、その点お伺いいたします。

第1回国会 司法委員会 第6号(1947/07/30、1期、緑風会)

○岡部常君 私は、すでにこの委員会におきましても問題になつておりまする司法省の存廃に関連する問題をお尋ねいたしたいのであります。新聞紙上で承わりますると、すでに衆議院でもそのことが質問せられておるように伺つておりますから、そのことに対しましては重複を避けて、それに関連する一つの問題を質疑いたしたいのであります。  存廃は如何ようともあれ、今回の裁判所制度の改革によりまして、司法省内部にいろいろな変動が想像せられるのであります。それにつきまして私は行刑局の將來、行刑の在り方ということにつきましてお伺いいたしたいのであります。  或る新聞の記事によりますると、行刑局はそのままとするが、特に保護事業……

第1回国会 司法委員会 第7号(1947/08/01、1期、緑風会)

○岡部常君 罰金の件につきまして、私は刑法に限局せずすべてに法令を包含した点で、別に質問書を提出しておきました。先程佐藤政府委員の御答弁によりますると、現在の経済状態などを照し合せて、罰金をその時に應じて変更することは朝令暮改の謗りを免れないから、思わしくないようにおつしやいましたが、私は現在のような経済情勢にあればこそ一層その必要が感ぜらるると申したいのであります。又それに関聯いたしまして、時々法律を改正することはなかなか困難であるというようなこともおつしやいましたが、この点に関しましては、從前の政府のやり方からみますると、どうも一体にさういふことを議会にかけることを億劫がられておるのではな……

第1回国会 司法委員会 第8号(1947/08/05、1期、緑風会)

○岡部常君 やはり三十四條に関聯した問題でございますが、一方に五十八條累犯加重の規定を削除せられましてこの点非常に進歩的な立法であろうと考えるのでありまするが、飜つて、三十四條の十年経過ということをお定めになりましたこの十年というものは、一方において累犯加重というものを削除したのに対比いたしまして、余りに長いのではないかと考えるのであります。御承知の通り、從前この累犯加重ということによりまして、いわゆる前科者というものが随分悩み続けて來たのであります。又考え方によりますとこの規定あるがために、いわゆる毒を喰らわば皿までといつて、やけを起して、そうして余分な累犯者を生んだというのが、從前の刑罰法……

第1回国会 司法委員会 第9号(1947/08/06、1期、緑風会)

○岡部常君 私はちよつと反対でございます。今までも審議の経過を見ますと、あつちこつち、余りにあと先に順序なく論議されて、纒まりがつきにくいようでありますから、少くとも章別か何かでおやりになる方が纒まりがよいのではないかと思います。一條々々でなくてもよいのですが、何か纒まりをつけて行きたいと思います。
【次の発言】 これは、前にお伺いした方が適当であつたかも知れませんが、今度の改正の中に、あつて欲しいと思うことが、私は一つ抜けておるように感じますので、その点だけ申上げたいと思います。我が國における仮出獄の制度、これは今までの実績から見まして、相当の成果を挙げておると私は信ずる者であります。この運……

第1回国会 司法委員会 第10号(1947/08/07、1期、緑風会)

○岡部常君 先程尊属殺のお話が出ましたから、ちよつと伺つて置きたいのでありますが、尊属殺に対する加重刑というものに対しては、この立案に際して御考慮になりましたでありましよかどうでしようか。
【次の発言】 そういたしますと、その條文は存置せられまして、それとは違うかも知れませんが、「皇室ニ對スル罪」を全部削除するということになりまして、尊属に対する加重刑は認められ、皇室に対する加重刑というものは全然削除になる。而も新らしい憲法におきましては、やはり一般國民とは違つて、「日本國の象徴である」という言葉が使われておるのであります。尤もこの象徴という言葉が、これは憲法上もいかなる意味を持つかということ……

第1回国会 司法委員会 第13号(1947/08/13、1期、緑風会)

○岡部常君 鬼丸委員が、現在の司法官の生活を非常に御心配の余り、貴重なる御質問をいたされ、又それに対して大臣の御説明を得て了承いたしましたが、私はその近くにありまする、又或る意味において関聯の深い、而して又同じ司法省の屋根の下にありまする刑務官のことに触れて聊かお尋ねいたしたいと存ずるのであります。  先般私が行刑のことに対して御質問申上げましたことについて、大臣が十二分の関心を持つておられるという御答弁を得まして、私大いに満足いたした次第であります。從いまして、只今鬼丸さんが御心配になつたようなことについては、当然お考えの中に入れられておると存じまするが、從前の例からいたしますると、とかく隅……

第1回国会 司法委員会 第15号(1947/08/19、1期、緑風会)

○岡部常君 只今松井委員から心強いお話を承わりましたが、最近小菅に参りまして、私共が観察をし、又刑務当局から伺つたところによりますると、やはりあすこでは保釈責付が余りに少ないという感じを私共抱いて参つたのであります。大事を取るにも程々であると感じたのであります。もう少し大胆に運用なさつてはどうかということを痛切に感じて参りました。つきましては、從前保釈責付を実際上おやりになつて、その結果がどんなふうであつたか。逃亡或いは証拠湮滅というような事態でも起つたかどうか。そういうことの実績を私は実は調査して頂きたいと思うのであります。私想像いたしするに、そんなに惡い成績でないと実は考えておるのでありま……

第1回国会 司法委員会 第21号(1947/09/16、1期、緑風会)

○岡部常君 終戰以來滿二ケ年以上を経過いたしまして、この間における我が國の治安状態が誠に憂うべきものがあることは皆さん御承知の通りでございます。この憐れな治安状態が僅かに連合軍の占領治下ということ、MPの力によつて僅かに守られておるような次第であります。これは時節柄誠に止むを得ないことでございますが、この根本的問題を別といたしまして、警察力の消長、又檢察裁判の運び方、運營如何にかかる点が非常に多いのであります。私は当面の問題に関連いたしましてこの点には触れません。この点についても遺憾な点が多々あらうと思いますが、これらのいろいろの力の最後を締め括るもの、最後の締め括りをなしておるものは私は刑務……

第1回国会 司法委員会 第22号(1947/09/17、1期、緑風会)

○岡部常君 只今浦和弁護士会の陳情書ですか、伺いまして、誠に同感する者であります。所在に司法部のいろいろな事件が起りまして、殊に靜岡刑務所における不祥事は、天下の耳目を聳動しておると申しても差支ない程の大きいことなのであります。この事件勃発によりまして、やや世間の批評から遠のいたように考えられますが、先に浦和地方裁判所の檢事に絡る事件は、これ又なかなか忽せにできないことであると感ずるのでございます。この件につきまして先ず政府の当局のお方の御報告を頂きたいと考えるのであります。
【次の発言】 只今御説明を頂きましたが、このことに関しましては新聞紙上等にいろいろ風説が傳わつておるのであります。殊に……

第1回国会 司法委員会 第25号(1947/09/27、1期、緑風会)

○岡部常君 十四條に「訴追状には、訴追を受ける裁判官の官職、氏名及び罷免の事由を記載しなければならない」とあり、十五條には「何人も、裁判官について彈劾による罷免の事由があると思料するときは、訴追委員會に對し、その事由を明かに具し、罷免の訴追をすべきことを求めることができる」というふうに書いてございますが、その訴追者のことについては何も觸れておりません。これは何か外に手續の上で決められるのでありましようか。訴追者の身分を明かにするとかいうようなことは考慮されておらないのでしようか。
【次の発言】 本當の突き詰めたところは、訴追者が責任を明らかにしているか、明らかにしている手續をとつているかどうか……

第1回国会 司法委員会 第27号(1947/10/02、1期、緑風会)

○岡部常君 本日までに御説明になりました点に触れまして、少しく質問をいたしたいと思います。  第一といたしましては、改正案の第一條「私權ハ總テ公共ノ福祉ノ爲メニ存ス」という條文につきましては、すでに本委員会におきまして相当深い質疑應答が行われたのであります。特に総理大臣並びに司法大臣の出席も求めまして、その答弁も得たのであります。その結果といたしまして、相当明らかにはなつたのでありますが、まだ腑に落ちない点もあるのでございますこの條文は、公共の福祉ということが主体になつておるのでありまして、私権はこれを守るために生れて來たという感じを與えられるのであります。基本的人権たる私権が認めらるるに至り……

第1回国会 司法委員会 第28号(1947/10/03、1期、緑風会)

○岡部常君 改正案の第八百四十一條の規定についてお伺いをしたいと思います。未成年の子が禁治産の宣告を受けたときには、改正案におきましては、家事審判所が後見人を選定すべきことになつております。從つて父母以外の者が後見人に選任せられることもあり得るのでありますが、これを改めて父母共同して親権を行なつておるようなときには、その協議によつて後見人になる者を定め、その協議が整わない場合に、家事審判所に請求をして、父母のいずれかの一方を以て後見人に選任せしめるようにしてはどうかというふうに考えられるのであります。その点に関するお考えを承りたいと思います。

第1回国会 司法委員会 第29号(1947/10/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長代理(岡部常君) 速記を始めて下さい。
【次の発言】 この程度で休憩に入りたいと思います。午後は一時から再開いたします。   午後零時三分休憩

第1回国会 司法委員会 第30号(1947/10/06、1期、緑風会)

○岡部常君 私は今囘の司法省の改組の問題に関聯いたしまして、行刑関係の官廳がどういうふうになるかということについてお尋ねをいたしたいのであります。行刑の重要性ということにつきましては、先般司法大臣からも御意見を承りまして非常に心強く感じたことでありますが、もつと根本的に、一体行刑に関する官廳というものはどういう行政部面に属するのがいいかという問題、これは大いに考えなければならんと思うのであります。殊にこういう根本的の改革に当面いたしまして、それを更に檢討して見るということも意味があることだと存ずるのであります。  我が國の沿革を見ましても、明治初年より内務省系統に属しておつたのでありますが、そ……

第1回国会 司法委員会 第35号(1947/10/14、1期、緑風会)

○岡部常君 これは事句のことでございますが、今問題になりました二十四條「当事者双方のため衡平に考慮し」とありますが、衡平という字は英法のエクィティーから來ておるものと察せられますが、一体に文字を平易にするときとしては、衡平というものは法律的にはいい言葉だとは思いますが、何かもつと平易な表現があるじやないか從前の表現にしたらそれに何か合うようなものはございましようか。それをちよつとお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 そういたしますとこの條文は「衡平に考慮し、一切の事情を観て」とあつて、「一切の事情を観て」が「衡平」の後になつておりますけれども、むしろこの「一切の事情を観て」を上にして「衡平に……

第1回国会 司法委員会 第44号(1947/11/29、1期、緑風会)

○岡部常君 これは執達吏の手数料でありますかの点に触れておりますが、この経済事情の変動によりまして、代書人に対する手数料と申しますか、それはどういうふうになつておりますか、それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 了承いたしました。

第1回国会 司法委員会 第46号(1947/12/05、1期、緑風会)

○岡部常君 今議題になりました青年補導法案、これにつきまして、政府側ではどういうお考えを持つておられるか、承りたいと思います。

第1回国会 予算委員会 第8号(1947/09/26、1期、緑風会)

○岡部常君 只今御説明になりましたことに關連して、主として挙げてあります三宮家、秩父宮、高松宮、三笠宮家につきまして、どういうふうな内訳になつてこういう予算が計上せられましたか、その点を第一に承りたいのであります。  次に二といたしまして、皇族の身分を離れる皇族について一時金額による皇族費を支出するため、この金額の内容につきましてもう少し詳細に承りたいのであります。これは皇室経済法第六條の第六項でありますが、これに基いて出たものと存じますが、これはその後段に、「その皇族について第二項、第三項及び前項の規定により算出する年額の十五倍に相当する金額の超えない範囲内において、」云々と規定されておるの……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 司法委員会 第閉会後1号(1948/09/13、1期、緑風会)

○岡部常君 本事件は極めて重大なことでありまして、新らしい刑事訴訟法の趣旨から申しましても、本人の弁護権というものは十分に尊重せられておることを私は確信するのでありますが、実際今回警視廳に留置せられるようになつてから、弁護権はどういうふうに行使せられておるのでありますか。新聞で傳えるところによりますれば、すでに弁護人は選定されておるようでありますが、その弁護人と本人との関係はどういうふうになつておりますか。私実は惧れますのは、本人のための弁護ということも必要でありますが、新聞等に現われておりまするところから察しますると、或いはこれは弁護人と本人との間にそういうふうな材料がいろいろ話題に上つて搜……

第2回国会 司法委員会 第5号(1948/03/23、1期、緑風会)

○岡部常君 具體的の例なんですが、令状によつて刑務所に拘禁されておるような場合とか、或いは拘禁者というのは現實の刑務所長をいうのですか。或いは令状を發した者をいうのですか。ちよつとこの間からその點が疑問になつておるのですが。
【次の発言】 先程先生のお話で、實例として山下奉文の場合に、ヘイビアス・コーパスを適用しようというような論議があつたということですが、私もそのときのことを囘想いたしまして、餘りに形式的なという感じがしたのでありますが、今先生のお話を承ると、そうでなくして、むしろそこに英米法のいい所があるように受取つたのであります。その點に對してもう一度先生のお感じを承りたいと思つて…。

第2回国会 司法委員会 第14号(1948/04/06、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(岡部常君) これより委員會を開催いたします。先ず民事訴訟法の一部を改正する法律案の提案理由の御説明を願います。
【次の発言】 次に行政事件訴訟特例法案の提案理由の御説明を願います。
【次の発言】 本日はこれを以て散會いたします。    午後三時十九分散會  出席者は左の通り。    理事      岡部  常君    委員            大野 幸一君            中村 正雄君           大野木秀次郎君            奧 主一郎君            鬼丸 義齊君            松井 道夫君            松村眞一郎君        ……

第2回国会 司法委員会 第15号(1948/04/07、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(岡部常君) 司法委員會をこれより開きます。行政代行法案の提案理由を御説明願います。
【次の発言】 本日はこれを以て散會いたします。    午後一時四十七分散會  出席者は左の通り。    理事      岡部  常君    委員      中村 正雄君           大野木秀次郎君            奧 主一郎君            鬼丸 義齊君            宇都宮 登君            松井 道夫君            松村眞一郎君            宮城タマヨ君            星野 芳樹君   政府委員    法 制 長 官 佐藤 達夫君

第2回国会 司法委員会 第20号(1948/05/04、1期、緑風会)

○岡部常君 私は判事、檢事どなたでもよろしいのでございますから両方の方にお伺いいたします。それは裁判官の判事の方から見て、現在出ておりまする改正案に現れただけの差別、差等だけでもこれは認められないのであるか、判事側から見て認められないのであるかどうかという点、それから檢察官側の方に対しまして、やはりこの改正案に現れておりまする差等が忍べない程度のものであるかどうかという点でございます。殊に檢事のお方に対しましては他の行政官、殊に手近なところの法務廳の壁長、課長連と比較して非常に差等がついておるのでありまして、その点につきましては本廳側の政府委員から先程御答弁もあつたのでありまして、あの点は随分……

第2回国会 司法委員会 第21号(1948/05/05、1期、緑風会)

○岡部常君 裁判官の報酬等に関する法律案中第十三條に「当分の間一云云という文句がありますが、この「当分」というのはどういう意味になるか又將來はどうなりますか、ちよつとお伺いいたします。私実は想像いたしまするのに、これは只今は判事を以て簡易裁判所の判事を兼任をしておる。併し將來は別々の人間が判事に、そのうち簡易裁判所の判事に任命せられる。それまでの経過的の規定ではないかと思うのであります。
【次の発言】 今のお答えによりまして簡易裁判所の判事を速かに充実するおつもりであるということは看取できるのでありますが、さよう承知してよろしいのでありますか、どうですか。  それからもう一つは、仮にそういうふ……

第2回国会 司法委員会 第23号(1948/05/07、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(岡部常君) 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。懇談を止めまして、再開いたします。それでは、実はこちらの委員会の要求で法務廳から岡原人事課長、最高裁判所から石田人事課長の両氏がお見えになつておられますので、給與関係について御質問がありましたら、この機会を御利用願いたいと思います。
【次の発言】 皆さんに申上げますが、最高裁判所から來ておられますが、御質問がありましたらこの際……。
【次の発言】 それではこの程度で休憩いたします。午後再開いたします。    午後零時二十二分休憩

第2回国会 司法委員会 第35号(1948/06/03、1期、緑風会)

○岡部常君 今回提案されました刑事訴訟法を改正する法律案につきましては、前回に政府委員の御説明を伺いまして大体の御趣旨は拜承いたしましたが、私共といたしましてお伺いしたい点もありますので、順次申上げたいと思いますが、先ず第一に理由としてお挙げになりました新憲法に即するように改正する。殊に基本的人権という新憲法の大精神を酌み取つて提案せられたことはよく分るのであります。又それにつきましては緊急措置法によつてすでに十分お考えになり、又すでに一年間御施行になりましたことでもあり、それらも十二分に採入れられておることと承知いたすのであります。この点は我々としても滿幅の賛意を表する次第でありますが、この……

第2回国会 司法委員会 第36号(1948/06/04、1期、緑風会)

○岡部常君 先程裁判官、檢察官と法務廳の職員との給與の権衡問題について総裁がお答えになりました点で、一つの案としては或いは檢官を兼務せしめて、檢察官の俸給を給する途もあるんではないかというふうにおつしやいましたが、この点は私は大いに考え物であろうと存ずるのであります。これは從前においてはままあつたことであります。併しそれは会計檢査院或いは法制局等によりまして非常に批難せられたところであります。これはそれらの官廳によつて批難せられるまでもなく、面白くないやり方であろうと私は考えるのであります。新らしい憲法の時代におきましては努めてこれは避けなければならないと思います。会計檢査院が批難いたしますの……

第2回国会 司法委員会 第37号(1948/06/08、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(岡部常君) これより司法委員会を開会いたします。本日上程いたしますのは、裁判官の報酬等に関する法律案並びに檢察官の俸給等に関する法律案を一括上程いたします。前回に引続き質疑を継続いたします。
【次の発言】 他に御質疑がございませんか。
【次の発言】 別段御発言ございませんければ、これで……。
【次の発言】 御発言もございませんければ、質疑はこの程度で打切つて、討論、採決の段階に入りたいと思いますが、休憩いたしまして午後再会いたします。    午後零時二十四分休憩

第2回国会 司法委員会 第39号(1948/06/10、1期、緑風会)

○岡部常君 第三十九條についてお尋ねいたします。一項の後段でございますが、「書類若しくは物の授受をすることができる。」この「書類」というもの或いは「物」というものは、訴訟關係の書類、或いは訴訟関係の物という意味でありましようか、どういう意味でありましようか。
【次の発言】 そういたしますと「物」の中には飲食物といつたようなものも入るわけになるように思いますが、その點は如何でございましようか。
【次の発言】 只今の御説明によりますと、大體この法令の例として監獄法等を擧げられまして、今の御説明による飲食物というようなものの制限はおのずから監獄法に入るように考えられますので、その點分りました。私はも……

第2回国会 司法委員会 第42号(1948/06/16、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(岡部常君) これより司法委員会を開会いたします。本日は前回に引続きまして刑事訴訟法を改正する法律案について政府委員の御説明を願います。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午前十一時零分散会  出席者は左の通り。    理事      岡部  常君    委員            大野 幸一君            中村 正雄君            水久保甚作君            鬼丸 義齊君            宇都宮 登君            松井 道夫君            松村眞一郎君            宮城タマヨ君            星野……

第2回国会 司法委員会 第43号(1948/06/18、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(岡部常君) それでは本日はこの程度で散会いたします。    午後零時三十五分散会  出席者は左の通り。    委員長     伊藤  修君    理事            鈴木 安孝君            岡部  常君    委員            大野 幸一君            中村 正雄君            水久保甚作君           池田七郎兵衞君            鬼丸 義齊君           前之園喜一郎君            宇都宮 登君            來馬 琢道君            松井 道夫君            松村眞一郎……

第2回国会 司法委員会 第44号(1948/06/22、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(岡部常君) これより司法委員会を開会いたします。前回に引続きまして、刑事訴訟法を改正する法律案の質疑を続けます。
【次の発言】 大体一章の御質問がなければ次に進みたいと思います。どうぞあと御説明願います。
【次の発言】 本日はこれを以て散会いたします。    午後零時九分散会  出席者は左の通り。    理事            岡部  常君            鈴木 安孝君    委員            大野 幸一君            中村 正雄君            遠山 丙市君            水久保甚作君            來馬 琢道君         ……

第2回国会 司法委員会 第45号(1948/06/23、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(岡部常君) これより司法委員会を開会いたします。前回に引続いて、刑事訴訟法を改正する法律案の質疑を行います……。それでは説明を願います。
【次の発言】 それではこの程度で休憩いたします。    午前十一時五十八分休憩
【次の発言】 これより午前に引続きまして刑事訴訟法を改正する法律案の審議をいたします。政府委員の御説明を伺います。
【次の発言】 皆さんにお諮りいたしますが、今日は少し沢山御説明頂きましたから、研究した上で質疑をした方がよろしかろうと思いますので、今日はこれで散会いたしたいと思いますが、お差支ありませんか。
【次の発言】 ではこれを以て散会いたします。    午後四時十五……

第2回国会 司法委員会 第46号(1948/06/24、1期、緑風会)

○岡部常君 松島丸事件に関しまする裁判官の刑事事件不当処理等の調査に関しましては、來馬委員並びに本員が命を受けまして、六月十四日と十五日の両日、木更津市並びに千葉市に出張いたしまして、更にその補足的調査を行いました。その結果をここに御報告申上げます。詳細につきましては書面を以て御報告いたしますが、極くそのあらましを申上げたいと思います。  先ず日程を申上げますと、第一日、六月十四日には、松角檢事並びに石橋事務官の両人を証人として取調べました。又辛島判事、古賀判事に対しましては実情調査を行なつたのであります。第二日、六月十五日には、杉井卯之助並びに松島嘉久藏を証人として取調べました。又庄司久滿は……

第2回国会 司法委員会 第47号(1948/06/25、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(岡部常君) 政府委員に念のために伺いますが、この改正によりまして費用の点はどうなるのでありますか。
【次の発言】 別に討論なさる御意思もございませんようですから、これで修正案を議題といたしまして、御賛成の方の御起立をお願いいたします。
【次の発言】 全会一致と認めます。  修正案以外の点につきまして御賛成の方の御起立を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。多数意見者の署名をお願いいたします。
【次の発言】 報告は委員長にお委せを願いたいと思います。  本日の議題に上つておりませんが、高等裁判所設置に関する請願を議題にいたします。

第2回国会 司法委員会 第49号(1948/06/28、1期、緑風会)

○岡部常君 今回の改正案におきまして、死刑の執行が六ヶ月以内に行われることに相成りました。この点につきまして私、聊か疑念を抱いておるのでありますが、死刑の最近何年間か、まあ約十年間くらいの推移は、どういうふうな統計になつておりますか、その点御調査願いたいと思うのであります。相当な期間内に執行するというのも結構でありますが、何分人の生命に関することでありますから、愼重に愼重を期するということは、國家として勿論である。又死刑の宣告を受けた者、或いはその親削、友人というものが非常にそれに関心を持ちまして、從前とても再審の申立等が、随分行われておつたのであります。それが六ヶ月以内に片付くものであるかど……

第2回国会 司法委員会 第53号(1948/07/05、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(岡部常君) これより檢察審査合法案を上程いたします。
【次の発言】 如何でございましようか。
【次の発言】 それでは本案全部と問題とします。賛成の方は御起立を願います。
【次の発言】 全会一致を認めます。多数賛成者の署名を求めます。
【次の発言】 署名漏れはございませんか。それかは委員長報告はどうぞお委せを願います。
【次の発言】 これにて散会いたします。    午後十一時五十三分散会  出席者は左の通り。    委員長     伊藤  修君    理事            鈴木 安孝君            岡部  常君    委員            大野 幸一君       ……

第2回国会 予算委員会 第8号(1948/03/18、1期、緑風会)

○岡部常君 私は大藏大臣に財源の點につきましてお伺いいたしたいのであります。只今の國民經濟の状況から申しまして、財源を新たに求めるということの困難なことは察するに餘りあるのであります。すでに前國會におきまして、それが動機となつて、政府が變るというようなことになつたのでありまして、又その經過におきまして、閣議の席上において、或いは薄いシャツが引つ張り廻されたというような状況でありまして、これはますます今後においても困難になることは察するに餘りあるのでございます。今回の豫算面にも現れております。これ極く金額は小さいのでありますが、富籤發行者納付金というものが擧げられておるのであります。これは政府直……

第2回国会 予算委員会 第18号(1948/04/27、1期、緑風会)

○岡部常君 私は前内閣時代に總理大臣に對しまして、刑務所に入つておりまする囚人の勞働力を利用することを提唱いたしたのであります、その際に片山首相は、そのことを考えておるが、只今のところでは、その用意ができておらないからというお答えがあつたのであります。輕く扱われたわけでありますが、今囘の暫定豫算におきましては、北海道開拓のための豫算が計上せられておりますのであります。私は大變喜んでおるのでございます。これはどういう、何年計畫でおやりになりますつもりか、或いその全體の豫算はどういうふうになつておりますか、伺つておきたいと思います。
【次の発言】 その點は、政府委員が御承知でございましたら、大略で……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 議院運営委員会 第7号(1948/11/11、1期、緑風会)

○岡部常君 ご説明がございますか。
【次の発言】 私は、実は前回は途中から伺いましたので、はつきりいたしませんが、何でも後で聞くところによりますると、この事件は大分発覚して檢察廳の手が伸びてから時日が経過しておるように聞いておるのであります。私の聞くところが間違いなければ昨年からの事件のように承知いたしております。何故にこの頃になつて逮捕状云々という問題が出て來たか、この点私はちよつと疑いを抱くわけであります。殊に國会召集後ならばとも角、それ以前の日子が相当あつたように思う。捜査に着手されてから相当日子があつたように私は承知するのであります。その間の檢察廳の御活動はどんなものであつたか、この点……

第3回国会 議院運営委員会 第14号(1948/11/24、1期、緑風会)

○岡部常君 これまで衆議院先議の議案が会期終了間際に参議院に送付されるため、往々参議院において充分審査する余裕がなくなる場合があつたことに鑑み、今後かようなことを避けるという趣旨に基いて、差当つての重要法案である国家公務員法の一部を改正する法律案については、衆議院において二十七日までに議決して本院に送付方を申入れたいと思いますのでお諮り願います。
【次の発言】 大体御論議も盡きたようでありますが、私が提案したことについて一つ決を採つて頂きたい。
【次の発言】 これは極く簡單なことでありますが、先程申述べたことと、重複いたしますが、一体法案の審議につきまして、從前の例から見ますると、衆議院からこ……

第3回国会 議院運営委員会 第15号(1948/11/25、1期、緑風会)

○岡部常君 重複いたしますから、要約したところを申上げたいと思います。公務員法に関連いたしまする予算措置が、これは純粋に法理論的に見て公務員法と可分であるか、不可分であるかということにつきましては、これは相当議論のあるところであろうと思います。両論が立つのではないかと考えるのであります。殊に本日の新聞などをみますると、それが衆議院の方においても問題になつておるようでありまして、多分にこれは政治的の動きが加わつておるように感ずるのであります。実は昨日私が発議いたしましたのは、その予算的措置というようなことにまで触れずに、根本論といたしまして、議事の進行を何とかかして円滑に進めたい。而してこれは公……

第3回国会 法務委員会 第4号(1948/11/12、1期、緑風会)

○岡部常君 それに関連して、任用資格別の表、今の宮城さんの御要求に更に加えて、詳しく任用別による表を出して頂きたいと思います。宮城さんは警察官のだけ、その序でに詳しく出身職業別。
【次の発言】 そうです。詳しくお願いいたします。

第3回国会 法務委員会 第5号(1948/11/13、1期、緑風会)

○岡部常君 これは極く簡單明瞭な改正案でございますが、手数料の額を増すことですが、これは從前でも度々変えて、貨幣價値の変動に伴つて変えているように、今後もインフレは、必ずしも止まつたとはいえない、いな前途どうなるか分らんようなときになつております。その度々にと申しまして、その度々にやれればそれも結構ですが、恐らくこれは余程金の値打から見ると、かけ離れたときが相当あるのじやないか。これに対して何か、これはこの手数料だけには限りませんけれども、何らか政府の方ではいわゆるスライド・システムというようなものをお考えになつておられるかどうか。立案に際してそういうことを御考慮になつたかどうか、伺つておきた……

第3回国会 法務委員会 第8号(1948/11/20、1期、緑風会)

○岡部常君 只今のお話によりますると修習を了えた人間を祕書官にされると申されましたが、私まあ全部その点触れて見ておりませんから分りませんが、それはあの判事たる要件のあれですか、判事補の十年というその要件とはどういうふうになりますか、それは中断されるのではないのですか、通算されるような規定でもありますか。
【次の発言】 この判事資格が大変上つて結構ですが、そのためには判事補、十年という要件が限定せられておるのでありまして一今祕書官として任用されるというのは將來を非常に考えておやりになつたことと思いますが、或いはそこで反対に判事たる要件を得られないというようなことになりますと甚だ面白くないと思いま……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 議院運営委員会 第1号(1948/12/02、1期、緑風会)

○岡部常君 私もこの人事委員の重要性から考えまして、ときには内閣に対する一敵國になる場合もあるわけであります。殊にこの頃の政情と照し合せますと、いつ内閣が変るか分らない、人事委員の任期と照し合せますと、一層その点に、全般的の見方から見て、愼重にしなければならん。時々審査をしなければならんという必要が生ずるのではないかと思います。これはリコール制が恐らくないと思いますが、リコール制がないときのことを考えますと、一層これはあらゆる機会を利用して、私は審査を受けるのが必要じやないかと思う。國会の立場としてもそれをやるべきであり、又人事委員として本当に國家のために働く方ならば、そういう審査を経て、本当……

第4回国会 議院運営委員会 第12号(1948/12/17、1期、緑風会)

○岡部常君 その内容を私も審らかにはいたしませんが、聞くところによりますと、何か議員の一身上に関することのように承知しております。若しそうであるならば、或いは事態によつては秘密会にせられる必要があるのではないか……御考慮を願いたい。
【次の発言】 先程來中村君なりから、進んで政府が今回の措置について説明をするように要求されております。これは中村君も念を押しておられましたようですが、とにかく非常に事態が変更して参りましたので、是非とも我々は実行に移して頂きたいと思うのでありますが、前の施政演説が延び延びになつたようなことのないように、これはもう全國民の関心の的であるのみならず、世界的な関心事にな……

第4回国会 法務委員会 第閉会後2号(1948/12/27、1期、緑風会)

○岡部常君 ちよつと伺いますが、あなたの会社で、御令息は全部責任を負つておるわけですか。
【次の発言】 そうすると、あなたは何も……。
【次の発言】 あなたが。
【次の発言】 足袋の方はあなたが社長、被服の方は御令息が社長というわけですね。
【次の発言】 それで今の問題は被服の方だけですね。
【次の発言】 分りました。
【次の発言】 何かあなたは御商賣の関係、或いはその外の政治的な関係とかいうことで中傷されるような心当りはありませんか。
【次の発言】 何か新聞関係とか、そういうふうな方面でケチをつけられるというようなことはありませんか。

第4回国会 法務委員会 第3号(1948/12/09、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(岡部常君) 他に御質疑がございましたら……若しございませんようでしたら、次に刑事補償法の方に移りたいと思います。それでは刑事補償法を改正する法律案の逐條の御説明を煩わすことにいたします。
【次の発言】 この質疑は後にしたいと思います。  それでは次に、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する等の法律案及び檢察官の俸給等に関する法律の一部を改正する等の法律案の提案の理由を御説明願います。
【次の発言】 この法案につきましても質疑は後に讓りたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 明日は裁判所法の一部を改正する等の法律案、刑事訴訟法施行法案の両法を上げたいと存じます。これは本……

第4回国会 法務委員会 第閉会後3号(1949/01/07、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(岡部常君) どうぞお掛け下さい……丸山さんはお所はどこですか。
【次の発言】 職業は。
【次の発言】 農業の傍ら何か保護事業をやつておるわけですか。
【次の発言】 お年は幾つですか。
【次の発言】 本日もう御承知でもありましようが、甲府檢事正官舍の敷地問題、或いは法律專門学校の事件、或いは少年の町の問題、いろいろございますが、それに関して証人としてお呼びしたわけであります。先程宣誓をなさいましたが、宣誓の上は、それに違反いたしますと処罰されますから、その点は予め御承知置きを願つて置きます。
【次の発言】 お伺いいたしますが、只今の甲府檢事正池田九郎氏は御承知でございますね。

第4回国会 法務委員会 第閉会後5号(1949/01/09、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(岡部常君) これより委員会を開会いたします。本日御遠方からお出下さいましたお方に御挨拶申上げます。お忙しいところを御苦労樣でございます。当委員会におきまして仙台事件と称しておりますそのことについて、皆樣を証人としてお出を願つたわけであります。先ず宣誓をして頂きたいと思います。そこに書いてありますのを御銘々お読みを願いたいと思います。    宣誓書  良心に從つて眞実を述べ、何事もかくさず、又、何事もつけ加えないことを誓います。         証人 澁谷 順誠    宣誓書  良心に從つて眞実を述べ、何事もかくさず、又、何事もつけ加えないことを誓います。         証人 南出 一……

第4回国会 法務委員会 第8号(1948/12/14、1期、緑風会)

○岡部常君 貨幣價値の変動に対しまして罰金額が過少であるということは常に唱えられておりましたところで、本委員会においても夙にそのことが論ぜられたのであります。本委員も昨年経済事犯の罰金の不均衡、殊に短期の自由刑と比較してもその間に権衡の失しておることを指摘しておいたのであります。本改正を見るに至りましたのも実はそういうところから來ておると思いまして。その点は賛成であります。併し或る意味においてすでに遅かつたと考えるのであります。併しとにかくこういう案ができたことは大変結構でありまするが、今までの当委員会における各委員の発言によりましても、いろいろの点について欠点がないとは申せないのであります。……

第4回国会 法務委員会 第閉会後9号(1949/01/29、1期、緑風会)

○岡部常君 東京拘置所の黒田、清田看守にたびたびウイスキーなど送つておりますが、これは何か兄さんの方に行くようなことでもありますか。
【次の発言】 それは黒田、清田両人に対して……。
【次の発言】 兄さんの手を経て同じところにおる收容者に、被告人に行くというようなことはありますか。
【次の発言】 ないですか。
【次の発言】 随分たびたび重つておるようですね。
【次の発言】 本数にして相当になるそうですね。
【次の発言】 刑務所の中に入る懸念がありますしね。
【次の発言】 兄さんの手に入るとか……。
【次の発言】 それから野崎氏がお金を返されたということですね、その外のものも返されたとさつきおつ……

第4回国会 法務委員会 第12号(1948/12/23、1期、緑風会)

○岡部常君 お罷めになりましてから何かしておられますか。
【次の発言】 大分になりますか、退官してから。
【次の発言】 今後どうなさるつもりですか。
【次の発言】 今まで承りました事情だけでは、責任を感じてお罷めになつたと言いますが、どうもその仕末書だけの関係では普通のやり方から見ると少し潔癖過ぎると言いますか、そういうような感じもいたします。その点はどういうふうに……。どなたかから慫慂されたのですか。
【次の発言】 全然ないですか。
【次の発言】 よく分りました。それからもう一点伺いたいことは先程お答になりました、この昭和電工の関係がよく分るようになつて、これは現職の檢事がそういう者と交渉を……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 議院運営委員会 第閉会後2号(1949/07/07、1期、緑風会)

○岡部常君 ついでですから申上げます。警務部長の御人選は相当御考慮の末適当な方を御推薦になつたと思いますが、これに触れまして警務部の訓練でございますね。この前の國会において、まあ率直に言えば醜態を暴露しておるのでありますが、平素の訓練ということを十分やられておつたかどうかというと十分であつたとはどうも言えないように思うのです。今後ああいうことがございましては大変でございますが、絶無を期する訳に行きませんから、平素から相当肚を据えて訓練をせられることを希望いたします。それにつきまして事務局の方にどういうふうな御構想があり、又それから後に如何なる訓練せられておるか、お心構えを承知しておきたいと思い……

第5回国会 議院運営委員会 第6号(1949/03/25、1期、緑風会)

○岡部常君 前回にも暫定予算のことについてはお話がございましたが、それからはよほど情勢が変つて参りましたが、政府ではどういう御方針ですか、暫定予算に対するお考えは変つておるのでございますか。
【次の発言】 その種目別は大体どんなふうに了解しておるのですか、期間は大体半ヶ月ですね。
【次の発言】 重ねて伺いますが、それで大体の種目お分りでございましたら、種目をお示し願いたい。

第5回国会 議院運営委員会 第17号(1949/04/19、1期、緑風会)

○岡部常君 中村君、板野君の説に趣旨としては賛成いたしますが、その反対に、終りを五時とか、五時半とかするよりも、始めることをもつと励行して頂きたい。時間通りにやればもつと早く進捗する筈なんですが、これは議員の方も、政府の方もお互いに戒めて、始める時間を励行すればもつと能率的に行く。私はお二人のおつしやることも賛成ですが、この点一つお互いに自粛して行かなければならんと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第20号(1949/04/23、1期、緑風会)

○岡部常君 只今の厚生委員長の御説明によりまして、必要性はよく認識せられましたので、私はこの派遣に賛成いたすものであります。
【次の発言】 本件につきまして、法務委員会の決議の模樣を御報告をいたしまして、皆さんの御賛同を得たいと思います。これは先般首相に対する質問演説におきまして、柏木議員が列車内の旅客取締り状況について質問したのですが、それに対して法務総裁の答弁があつたことは御承知の通りであります。その質疑應答があつて後間もなく、郡山方面におきまして一つの事件が起つたのでありまして、これも御承知でありましようが、先ず深夜皆んな旅客が下車させられまして、その中一人の婦人が下された結果、心臓麻痺……

第5回国会 議院運営委員会 第28号(1949/05/11、1期、緑風会)

○岡部常君 早い方がいいです。

第5回国会 議院運営委員会 第32号(1949/05/18、1期、緑風会)

○岡部常君 税制問題については、先日一度緊急質問が行なわれておりますので、少くともこれは梗概だけでも聽きたいと思います。その上でなければちよつと判断できないと思います。余り重複するようになつては……。

第5回国会 議院運営委員会 第33号(1949/05/19、1期、緑風会)

○岡部常君 すぐでよいでしよう。
【次の発言】 議事部長の言われる政務次官の臨時設置法はとにかくとして、これは臨時ではありませんから内閣委員会に付託するというのが本当ではありませんか。
【次の発言】 それはいかなる理由で……。

第5回国会 法務委員会 第閉会後1号(1949/06/13、1期、緑風会)

○岡部常君 來馬さんがおつしやつたように、國政調査権乃至は法務委員会における、檢察並びに裁判の運営に関する調査、これに対しては世間は相当誤解しておる。誤解というよりは殆んどその意味を知らないと思うのです。それにつきましてあらゆる機会を利用して我々の態度を表明するということが必要だと思うのです。実はそれに関連しまして昨日の朝のラジオの放送で、「私達の言葉」の中に、鍛冶利一という弁護士が、例のウランバートル事件ですが、あれを参議院の法務委員会の仕事があるかのように言つて、それで批判をしていたのです。あれなんかは世間を相当誤解せしめる虞れがあるのですが、ああいう機会を捉えて、あれは法務委員会でやつた……

第5回国会 法務委員会 第閉会後2号(1949/06/15、1期、緑風会)

○岡部常君 今、即答は得られない模樣でありますけれども、私は聊か言葉尻を捉えるようになりますが、部内のことであればあるだけ、これは外に出ないうちはいいですけれども、外に出た以上は、部内のことであればあるだけにはつきりさせなければ、これは司法部のためによろしくないと思う。部内のことでもこういうことがあればこれを正しくするというところに、本当に人権擁護ということが私はできると思うのです。この点は私は、部内のことであるが故に、これは或いは話合いがついたからというようなことは、もうすでに段階を越えておりまして、この際はつきりさせないと、あとに悔いを残すようなことになりはしないか。私はこれは徹底的に明ら……

第5回国会 法務委員会 第閉会後3号(1949/06/16、1期、緑風会)

○岡部常君 松村委員のおつしやるのと関連するのですが、人権擁護局の立場でなくて、檢察の立場の方も一つ呼んで聞いて頂きたいと思います。恐らくこれは相当お調べになつた筈でありますから、立場の変つたところからも伺いたいと思います。
【次の発言】 御質疑がございましたら……
【次の発言】 ちよつと伺いますが、先程の御説明で少年係の專任の判事は六十八人……
【次の発言】 五十二名ですか。そうすると、一裁判所で何人か……二、三人のところが何個所かだけで、外はみんな專任が一人ずつでございますか。
【次の発言】 そうすると外の方が兼任されておるんですか。

第5回国会 法務委員会 第4号(1949/04/05、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(岡部常君) これより法務委員会を開きます。  本日は請願八件ありますから、それを審議いたしたいと思います。  先ず岐阜地方裁判所大垣支部を甲号支部に昇格の請願、これにつきまして紹介者から御説明を願います。
【次の発言】 最高裁判所の御意見を承わりたいと思います。
【次の発言】 以上の説明に対し何か御発言がありましたら、この際承わつて置きたいと思います。別段御発言がございませんければ、本件を会議に付するや否やについて御意見を承わりたいと思います。会議に付することについて御同意と認めてよろしうございますか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。又更にこれを内閣に送付することについて御意……

第5回国会 法務委員会 第5号(1949/04/19、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(岡部常君) これより委員会を再開いたします。本日ここに佐々木松夫に関する件につきまして、桐生政夫さんに證人としてお尋ねいたしますが、その前に宣誓をして頂きます。    宣誓書   良心に從つて眞実を述べ、何事もかくさず、又、何事もつけ加えないことを誓います。         證人 桐生 政夫
【次の発言】 御宣誓になりました上には、御承知でもございましようが、それに反しますると処罰を受けますから、御承知置き願います。
【次の発言】 御住所はどちらでございますか。
【次の発言】 年齢は。
【次の発言】 大体の御経歴を承りたい。
【次の発言】 大体でよろしゆうございます。

第5回国会 法務委員会 第6号(1949/04/21、1期、緑風会)

○岡部常君 議事進行について、ちよつと速記を止めてやつたらどうですか。
【次の発言】 ちよつと今の檢察廳でなく裁判所の事務員でございますか。
【次の発言】 その事件について大津の檢察廳は本來手を触れておらないわけでございますか。
【次の発言】 それでは適当な手を打つて頂きたいと思います。
【次の発言】 それにつきましては普通の状況でありますと、檢察廳において、どの程度の調査をしたかということを確めた上に、我々の委員会は活動すべきものだと思います。併しながら今回のは相当事情が緊急を要するように考えますから、やはりこの際適当な手を打つてやつて頂きたいと思います。

第5回国会 法務委員会 第9号(1949/04/28、1期、緑風会)

○岡部常君 先程建設省のお方の御説明で少し察することができましたし、又松村委員の御心配になつておる点もこういう点にあるのではないかと考えますので、將來のために私は申上げて置きたい。それは借地の場合は比較的問題が少いのじやないかと思いますが、これが借家関係において、殊にこれは都市において非常な差別があろうと思いますが、都会地においては、これは借地の問題では松村委員が御心配になつておるような紛糾ができないとは限らないと思うのです。その点につきまして、將來過ちのないようにしなければいけない。或いは松村委員が御心配になつておるようなトラブルがすでに起つておるのではないかと、私は実は懸念するのであります……

第5回国会 法務委員会 第閉会後9号(1949/07/29、1期、緑風会)

○岡部常君 委員長の御提案に賛成いたしますが、尚委員の氏名は委員長にお任せいたしたいと思います。皆さんの御賛成を得たいと思います。
【次の発言】 これも先程と同樣に委員長指名に願います。

第5回国会 法務委員会 第10号(1949/05/09、1期、緑風会)

○岡部常君 具体的の問題といたしまして最高裁判所の方のお方にお伺いいたしたいのでございますが、現在の司法研修所はどれだけの能力がありますか。又將來それはどういうふうな御意図がありますか。それらをお伺いいたしたいと思います。と申しますのは、やはりそういう予め採用試驗であるとか、資格試驗であるということをお決めになつて研修所というものを作つておられるかどうか。その点もはつきりさして置きたいと思います。
【次の発言】 大体三百名までには御拡張になるという御計画を承わりましたが、それは將來の裁判官、或いは檢察官、それは無論或る一定の限度を見込んでおられると思いますが、それでは在野の弁護士をどれだけ補充……

第5回国会 法務委員会 第11号(1949/05/10、1期、緑風会)

○岡部常君 第二百十八條の「指紋若しくは足型を採取し」となつておりますが、足型は何か現在の指紋法に対應するような新らしい方法を御採用になるのでありますか、その点御説明願います。
【次の発言】 第三百四十九條第四項の抗告期間は十四日になつておりますが、これはやや長きに失するかのように感じますが、どうも外のそれと、三日、四日、五日というものに比しまして、ちよつと外に例がないように思いますが、その点……
【次の発言】 但し……。但していうとおかしいが、後に但書もありますので、或いはそういう虞れがないのではないか。そういたしますといよいよ期間が十四日というのは、不必要ではないかという感じがあります。そ……

第5回国会 法務委員会 第12号(1949/05/11、1期、緑風会)

○岡部常君 松井委員の御質疑で大体趣旨は通つておりますが、尚私は具体的に少し問題を持つて行きましてお尋ねいたしたいと思います。風俗に関する問題は別といたしまして、それ以外の著しく反社会的の事件を取扱つたものというようなもの、これをもつと具体的に申しますれば、現行の日本國憲法を否定する、或いはその憲法下に成立しておりまするところの政府を倒すというようなことを主張するような記事でも出た場合、それをどういうふうにするかということにまで私は考えて行かなければならないと思うのであります。先程のこれは言葉尻を捉えるようになりますが、文部省の所管の方で法案を立てるといつたような程度のものならばよろしうござい……

第5回国会 法務委員会 第15号(1949/05/17、1期、緑風会)

○岡部常君 裁判所書記が裁判所書記官と改められますということ、これも誠に結構なことでありますが、又二級官が從前に比しますと著しく多くなり、又一級官もできたということは、これは非常に結構なことではありまするが、併しこれは、物には限度というものがありますので、その限度の点から見ますると、千五百四十六人の三級官に対して五百九十人、又それに対して一級官の三人というとこの比率は、外の官廳方面における比率と比べ併せましてどういうものであるか、どうも些か多過ぎるのではないかという感じがされるのであります。併しこれはまあ多いの越したことはないのでありましようが、從前いわゆる高等官、奏任官になることもなかなか困……

第5回国会 法務委員会 第16号(1949/05/18、1期、緑風会)

○岡部常君 この際ついでに承つておきたいのでありまするが、最高裁判所の問題を主としてお尋ねいたしますが、この前の國会で各判事に秘書官を設置せられることになつたのであります。その際に反対の意思を表明せられた同僚もありましたのですが、現在秘書官は全部充員せられておりますか。又その秘書官の中に判事出身の方がおられるのではありませんか。おられたならばそれはどの位な割合になつておりますか、承つておきたいと思います。  それから現在の裁判事務が非常に多忙を極めて処理陣営の不足ということは御尤もなことに私も感じておりますが、裁判所に実際出入りして見ますると、成る程忙しいことは忙しいと思いますが、机の上などを……

第5回国会 法務委員会 第17号(1949/05/19、1期、緑風会)

○岡部常君 念のためにお伺いいたしますが、委員の資格に官吏も含まれておりますか、どうですか。
【次の発言】 中央、地方、両方共……。
【次の発言】 この人選はまだ御発表になれますまいけれども、中央には何名官良を充てるというようなお考はなさそうに考えられますが、地方では実際現実の問題が沢山あると思いますので、これはやはりそれに関係の深い官吏をお使いになるつもりがありますか、どうですか。
【次の発言】 只今お尋ねの点も重複するように思いますが、会期切迫の折柄、成るべく重複の点は避けるように、我々お互いに自省しなければいけないし、委員長の方でもよろしくお取計い願います。

第5回国会 法務委員会 第18号(1949/05/21、1期、緑風会)

○岡部常君 松井君の動議に賛成いたします。


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 懲罰委員会 第3号(1950/04/04、1期、緑風会)

○岡部常君 先程島議員から御提案の件は、いわば起訴状に現れているものに限局するか、或いは希望条件も入れて審議するか、そのいずれかに委員会の態度を決めろということと私判断いたしましたが、島さん如何ですか、そうなんですか。
【次の発言】 先ずその点をお諮り下さつたらいいと思います。
【次の発言】 私は外の観点から、やはりこれは軽卒に判断ができませんから、やはり本人を喚問することが必要だと思います。
【次の発言】 いや、そういうことまでは私は触れませんで、慎重に調査する必要があると思います。殊に場合によつては精神状態なども、これは審査する必要があると思います。

第7回国会 法務委員会 第16号(1950/03/18、1期、緑風会)

○岡部常君 私も大畠議員、それから深川議員の御意見に賛成いたします。

第7回国会 法務委員会 第18号(1950/03/22、1期、緑風会)

○岡部常君 その請願者は前と同一人でございますか。

第7回国会 法務委員会 第20号(1950/04/06、1期、緑風会)

○岡部常君 ちよつと関連して……。大野委員が御質問なさいました佐藤昇から金が福田氏に渡つた時期でございますね。時期はいつでございますか。
【次の発言】 そうすると大野委員が福田代議士と言われたんですが、代議士ではない、まだ代議士になられる前のことでございますな。
【次の発言】 まだ名前が出ていないようでございますが、佐藤から金が五万円貰つたか、受取つたかした新聞記者の名前もまだ聞きませんが、それは分つておりますか。

第7回国会 法務委員会 第21号(1950/04/07、1期、緑風会)

○岡部常君 さつきもやはり日野氏が渡邊氏を……。
【次の発言】 さつきも「だつたと思う」という疑問だつたと思います。

第7回国会 法務委員会 第26号(1950/04/15、1期、緑風会)

○岡部常君 更生緊急保護法案第十條の「地方公共団体」というのはどういうことを予想しておるのでございますか、大体決まつておりますか、又厚生省などの了解は得ておられるのでしようか、それについて……。
【次の発言】 それでは自然に発生するのをお待ちになるような考えでございますけれども、或いは又更に、何か新しいそういう目的に適う団体のできることを、何か助成するとかいうようなお考えはお持ちになりませんか。

第7回国会 法務委員会 第37号(1950/05/02、1期、緑風会)

○岡部常君 私は羽仁委員の言われる政治道徳の方面にまでかけて云々ということに純理としては反対ではございませんけれども、この委員会の従前のやり方から判断いたしまして、そこまで拡げることは如何かと思うのです。従前においてもそういうふうに拡げれば拡げられないこともなかつたかも知れませんが、努めて法務委員会の調べとしては、裁判を極く限極された範囲に調査の手を進めておつたように考えますので、やはりこの事案につきましてもそれを主眼にして調査したのが私は本当だと思うのです。それでこの字句の点につきましては、そういう観点からいたして、先程遠山委員がおつしやつた説に賛成いたしまして、要職云々というような強い表現……


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各種会議発言一覧(参議院1期)

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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 決算・司法連合委員会 第1号(1947/11/28、1期、緑風会)

○岡部常君 私は先ず第一に名称のことを御伺いしたいと思います。名称が綺麗に、又大きくなることは大変結構でありまするが、最高法務廳というと、いかにもものものしい感じがいたします。最高と申しますれば、何かそれに次ぐもの、下のものがありそうに思うのですが、どうも法案を拝見しただけでは、下のものもないようでありますし、又これは内容を見ればよく分ることでもありますが、これを世間的に見ますると、内閣と対抗するものであるかのような感じもないとは申せないのであります。その点いささか危まれる点があるのであります。又更に今回の新憲法によりまして、司法権が独立して、最高裁判所というようなものが確立いたしましたことは……

第1回国会 決算・司法連合委員会 第2号(1947/12/02、1期、緑風会)

○岡部常君 今深川委員がお尋ねになつたことに関聯してでございますが、私も今挙げられました第一條の三項の後段の事柄は、これは一時的のものであろうと考えるのであります。又大臣の今の御答弁によりまして、そのことは殊にはつきりしたように思うのでありまして、これが恒久的な役所の設置の中に取入れられておりますることは、如何にも体裁から言いましても面白くないように考えるのであります。これは根本的の所属問題は別といたしましても、特別法の儘に置くとか、或いは少なくともこれの附則に入れるというような御考慮が欲しいように考えるのであります。この点についての御意見を承りたい。それから起きました序に、私は山下委員がちよ……

第1回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1947/08/20、1期、緑風会)

○岡部常君 私も波多野委員のお説に賛成いたします。

第1回国会 予算委員会徴税機関の予算調査に関する小委員会 第1号(1947/11/10、1期、緑風会)

○岡部常君 小委員長の互選は投票を用いないで木村禧八郎君を小委員長に指名されんことの動議を提出いたします。


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 司法委員会資格審査不実記載に関する小委員会 第閉会後4号(1948/08/11、1期、緑風会)

○委員外委員(岡部常君) お伺いいたしたいのでありますが、今承つたところだけだと、大まかに私ら感じたところでありますが、平野氏に限らず、誰でもが刑事被告人になりますと感ずるところが多いのじやないかと、こうまあ想豫するのでありますが、実際刑事被告人となつておる人々の中に、それと同様な場合が私は相当多いように考えられるのでありますが、どんな割合にありましようか。
【次の発言】 これは平野氏の場合がよいとか惡いとかいう問題は別といたしまして、その程度の症状で訴訟を延ばすとか、或いは審理ができないとかいうようなことになりますと、私はこれは刑事事件一般の審理ということに大変な影響のある大問題だと実は考え……

第2回国会 司法委員会青木事件に関する小委員会 第閉会後1号(1948/08/10、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡部常君) これより司法委員小委員会を開きます。吉田寛一君、すでに御承知でございましようが、青木繁吉氏に関する刑事事件につきまして、國会として調査するために証人として來て頂いたわけであります。証人は御承知の通り憲法並びに國会法等におきまして、正式の宣誓をして頂くことになつております。從いまして、それは特別法に定められました罰則の適用を受けるわけでございますから、さよう御承知を願いたい。  先ず宣誓をして頂きたいと思います。    宣誓書  良心に從つて眞実を述べ、何事もか  くさず、又、何事もつけ加えないこ  とを誓います。         証人 吉田 寛一

第2回国会 司法委員会青木事件に関する小委員会 第閉会後2号(1948/08/19、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡部常君) これより小委員会を開きます。  先ず規定によりまして宣誓をお願いいたします。      良心に從つて眞実を述べ、何事もかくさず、又、何事もつけ加えないことを誓います。         証人 青木 重臣
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。すでに御承知と存じますが、証人の御管下の八播浜における青木繁吉氏の裁判事件に関する証人として來て頂いたわけであります。  先ずお伺いしたいことは、青木繁吉氏と証人と何か個人的の御関係がございましようか。
【次の発言】 よろしうございます。どうぞ。
【次の発言】 公の関係では如何ですか。



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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