赤木正雄 参議院議員
1期国会発言一覧

赤木正雄[参]在籍期 : | 1期|- 2期- 3期
赤木正雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは赤木正雄参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

赤木正雄[参]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 参議院本会議 第34号(1947/09/30、1期、緑風会)

○赤木正雄君 自由討議に当りまして各派の諸君からそれぞれ熱心に水害対策についてお話がありました。よつてここに一つの決議案を提出したいと思います。つきましては本院の規則第百五十二条第一項によりまして、これを表決に付すの動議を提出いたします。
【次の発言】 本日の自由討議に鑑みまして、水害に対する迅速な應急策と又治水事業の完遂に関してここに決議を必要とすることを痛感いたしました。先ずその決議案を読みます。    水害に対する迅速な應急策と治水事業の完遂に関する決議   政府は、水害罹災民の窮状に対し、急速周到な救済の途を計ると共に、災害復旧に対して果敢な処置を講ずべきである。   治水は、國土の保……

第1回国会 参議院本会議 第57号(1947/11/26、1期、緑風会)

○赤木正雄君 只今議題になりました請願並びに陳情に関する委員会の審議の状態並びに結果を御報告いたします。國土計画委員会に付託された請願並びに陳情は現業関係のものが非常に多いのであります。從つてこれらはよくその実地を調査研究しない以上は容易にこれを採択し難い。こういう関係がありますから、委員会或いは政府において十分調査したものを採択する。こういう方針を採りました。次に、よしんば採択しましても、種々の関係から数年間その実現が期し難いものは、採択の意味もありませんから、そういうものは採択いたさなかつたのであります。こういう見地からいたしましてこの結果を御報告いたします。  秋田縣米代川並びに阿仁川改……

第1回国会 参議院本会議 第63号(1947/12/06、1期、緑風会)

○赤木正雄君 只今議題になりました請願並びに陳情に対する委員会の経過並に結果を御報告いたします。各種の工事の施行に関する請願並びに陳情に対して、これが採択する方針は過日本会場において申上げたところと何ら変りありません。  那賀川改修工事促進に関する請願、庄内川改修工事促進に関する請願、鬼怒川上流改修工事に関する請願、埼玉縣大黒郡北部利根川堤防補強工事促進ことは、これらの土地が名名勝史蹟等を多分に持つ点から見ましても妥当と思えまして、これを採択の上政府に送付すべきものと決定いたしました。以上御報告申上げます。(拍手)

第1回国会 参議院本会議 第65号(1947/12/08、1期、緑風会)

○赤木正雄君 只今議題となりました横須賀港を開港に指定する等の法律案に対する委員会の審議の状況並びに結果を御報告申上げます。  この法案の内容は、横須賀、和歌山、下津、田邊、呉、廣島、坂出、新居濱、小松島、岩國、徳山下松、佐世保、舞鶴、酒田、稚内の諸港を開港に指定せんとするものでありますが、従來開港は関税法第九十九條に基ずく委任勅令によつて指定して参つたのであります。併し新憲法の施行に伴つて港域と共に法律によつて指定することを適当と認め、本法案を見るに至つたのであります。審議に当りまして、一委員から、いずれも港域が相当廣範囲に亘つておるため、港域に河口を持つ河川の改修施行上に制限を受ける虞れが……

第1回国会 参議院本会議 第66号(1947/12/09、1期、緑風会)

○赤木正雄君 只今議題になりました市街地建築物法の適用に関する法律案の國土計画委員会における審議の状況を御報告いたします。  公衆の利用することの多い特殊建築物は、保健衛生上又は保安防災上から、從來廳府縣令の取締法規によつて適宜の取締をやつて來ました。それらの廳府縣令も本年末月を以て失効することにたりますので、何らの規定もなくこれをそのままに放置することば甚だ危険であります。よつて取敢えず市街地建築物法の中で必要な規定を金國に適用することによつて、現在の特殊建築物に対する廳府縣令に法的根拠を與えんがために、この法案が出たわけであります。  審議に入りまして、特殊建築物としていかなるものを取扱う……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 参議院本会議 第5号(1948/01/23、1期、緑風会)

○赤木正雄君 堀内到君は熊本から選出されまして、第一の國会におきまして、國土計画最初の委員会におきまして、一番最初に登院されたのは、実に堀内君でありました。あの円満な御人格と多年に亘る御経驗を以て、あらゆる場合に、誠に妥當穩健な指示を我々一般に示されたのであります。昨年の夏、一度少し心臓が惡いというかどで、御帰郷されましたが、間もなくこちらに御登院されました。その際に堀内君は、自分は郷里の方にあらゆる事業を持つておるが、こういうふうに國会が忙しくては、とても郷里の事業に責任を取ることはできない。從つて自分は今度帰つた際に、あらゆる責任の地位を去つて來た。こういうことを私に申されました。この一言……

第2回国会 参議院本会議 第41号(1948/05/28、1期、緑風会)

○赤木正雄君 只今議題となりました請願及び陳情に関する委員会の審議並びに結果を御報告申上げます。  請願、白山地方開発及び手取川流域改修に関する件、利根川根本治山治水工事の起工促進に関する件、各種河川の改良並びに砂防工事促進に関する件、水害復旧事業費の起債に関する件、東國分村の堤防復旧に関する件、黒部川改修工事促進に関する件、大里郡東部吐息の水害対策に関する件、茨城縣の災害復旧費國庫補助に関する件、島田川上流改修工事促進に関する件、渡良瀬、思両川の築防公示に関する件、天神川改修工事促進に関する件、廣島縣の災害復旧土木費國庫補助に関する件、敷根村護岸復旧工事費國庫補助に関する件、厚眞川改修工事継……

第2回国会 参議院本会議 第52号(1948/06/23、1期、緑風会)

○赤木正雄君 只今議題となりました請願第十八より第百六十四まで、陳情、第百八十一より第二百二までの委員会の審議並びに結果について御報告申上げます。  これらの請願並びに陳情の中、港湾に関しては、工費が少額で十分な修築ができないために、その増額を願い、或いは今後機帆船の増加するに從つて、避難港の施設を要望し、又は災害を被むつた港湾の一日も復旧の早からんことを訴えたものであります。又河川に関しては、生活の安定、殊に食糧の増産の見地からしても、それぞれ地、方においては重要な河川が改修不十分のため、或いは未だ改修に着手されていないため、一朝降雨に遭遇すれば甚大な被害を招くことは明らかな状態であるから、……

第2回国会 参議院本会議 第59号(1948/07/04、1期、緑風会)

○赤木正雄君 只今議題となりました請願並びに陳情に関する委員会の結果を御報告いたします。  請願忠海港拡張工事に関する件御手洗港修築に関する件、府縣道三原、奧線の改修に関する件、大都市道路緊急整備に関する件、國道十五号線改修工事に関する件、新井、川奈間道路改修工事に関する件、新川渓谷地帯の観光産業道路改修工事國庫助成に関する件、太田、原野谷両川の堤防補修工事に関する件、最上川本支流の災害復旧工事促進に関する件、埼玉縣の水害復旧費国庫補助増額に関する件、亀沢川外二十八河川の砂防工事施行に関する件、山田川砂防工事施行に関する件、安永川外四十河川の砂防工事に関する件、鳥取縣下岩美外五箇郡内河川の砂防……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 参議院本会議 第6号(1948/12/08、1期、緑風会)【政府役職:建設政務次官】

○政府委員(赤木正雄君) 山田さんから、住宅新築の許可制を廃して自由にしてはどうか、こういう建設大臣に対する御質問に対して私から御答弁いたします。  御趣旨の通りに成るべく自由にしたいと思つていますが、主要生産資材の需給状態が、臨時物資需給調整法或いはこれに基きます指定生産資材割当規則をまだ廃止する状態になつていませんから、今暫らく万事を自由にするというところには立至つていません。これに関連しまして、建設大臣が許可をする場合におきましては原則といたしまして六十日域内に、又都府縣知事の許可権に属するものは三十日以内にこれを処理するように、目下関係方面とも折衝中であります。成るべく早く許可をして早……

第4回国会 参議院本会議 第9号(1948/12/11、1期、緑風会)【政府役職:建設政務次官】

○政府委員(赤木正雄君) 建設大臣に対する中平さんの御質問に対して、私からお答えいたします。第一の災害復旧が非常に不備で、これでは水害を防ぐことが困難である。こういうお話でありますが、御尤もであります。災害復旧は原則といたしまして、このまま放置して置くと又交通に直ぐ支障を來し、或いは耕地に非常に害を及ぼす。であるから取敢えず原形にこれを復旧するというのが災害復旧の原則であります。でありまするから災害復旧だけでは決して治水の完全を期することはできないのであります。もとよりこれに対しては、種々の根本計画を樹立して、ぞの結果災害を防ぐ、こういうふうに持つて行かなければ本物にならないと思つております。……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 参議院本会議 第11号(1950/01/26、1期、緑風会)

○赤木正雄君 私は主として治水問題につきましてお伺いいたします。  先ず第一に、治水政策について総理大臣のお考えを承わりたいのであります。昭和二十二年の九月三十日に、あの当時の大水害に鑑みまして、この席上で災害に対する決議を満場一致を以て決めました。その際、時の総理片山さんは、この席上から、單に災害復旧のみならず、治水の根本に対しても十分の策を立てると強く言われたのであります。その後、芦田内閣におきましても、芦田さんは又治水の根本を立てるということを強くお話になりました。この内閣でも治水問題を最も重要な政策とされておることは我々はよく存じております。併し果してその政策に盛られるものは、治水の如……

赤木正雄[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院1期)

赤木正雄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 議院運営委員会 第11号(1947/08/01、1期、緑風会)

○委員外議員(赤木正雄君) 私國土計畫委員會の赤木であります。今お話しの旅費の間違いの點は訂正いたします、しかるべく……。それからこの際水害調査に行くことにしましたが、御承知の通りに、水害直後に行きましても本當の原因は調査できないのであります。しかし今まで貴族院或いは衆議院でも水害のあつた度ごとに行つて、水害直後の状況を見るという考えで、それから一月も、二月も經つてから、もう一囘調査に行かれた例は少いのであります。私の考えますのには、水害直後の状況と、そうして交通機關の相當良くなつた二月、三月の後に又出掛けて根本的の調査をする、こういう二度の調査をしないでは、本當の原因は分らない、こう思つてお……

第1回国会 議院運営委員会 第35号(1947/10/14、1期、緑風会)

○委員外議員(赤木正雄君) 今お話の問題でありますが、今度参ります部分は利根川の下流部分です。大部分は栗橋下流の河川の状態、それは皆実地に行つた人はありません、恐らく詳しく見た人はなかろうと思いますので、その状況がどうなつているか、築堤の状態がどうなつているかということを調べてくることは、ひとり利根川のみならず河川全体に影響しますから、その意味でこの河川に沿うて詳しく調査しようというのであります。だからして水源の荒廃している状態はこの間の調査委員の報告でよく分つております。けれども河川そのものの状態はまだ十分に調査していない点もありますので、特にお願いしたわけであります。  尚申しておきますが……

第1回国会 国土計画委員会 第1号(1947/07/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) それではこれから國土計画委員会を開きます。第一に参議院規則三十條によりまして、理事の互選を行います。この委員会の理事の数は二名であります。
【次の発言】 只今の大山君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないものと認めます。つきましてはこの際原口忠次郎君、島津忠彦君、この二人を理事にお願いいたしたいと思います。それではこれを以て散会いたします。    午後二時十四分散会  出席者は左の通り。    委員長     赤木 正雄君    理事            原口忠次郎君            島津 忠彦君    委員            堀内……

第1回国会 国土計画委員会 第2号(1947/07/31、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) これより國土計画委員会を開きます。この間岩崎委員から御提案になつておりました東北地方の水害も、お聞きのように非常に大きいのでありますから、取敢えずこの委員会のうちから現地に視察に行つて戴いたらどうかと、こう思いますが‥‥。
【次の発言】 今、石川委員のお話の通りに、取敢えず成るべく早く現地の視察を願う、こういうふうに取計らつてよろしうございますか。
【次の発言】 それは後に諮ろうと思つておつたのです。先ずどれだけのお方が御視察を願うかという……
【次の発言】 懇談しましよう。速記を止めて‥‥    午前十一時三十九分懇談会に移る

第1回国会 国土計画委員会 第3号(1947/08/19、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) ではこれから委員會を開きます。今日はさいわい大藏省から見えておりますからして、御報告を聽く前にこの間兼岩委員から御質問の大藏省のことを御質問願います。兼岩さん。
【次の発言】 では御報告を願いましよう。御報告を願う前に、この委員會として、大變暑いのに方々御視察下さつて御苦勞さまでした。
【次の発言】 何か御質問はありませんか。
【次の発言】 今は原口委員からのお話しの通り、本日の委員會として第一に水害を採り上げてこれを處理したいとこういうふうに考えておりますから……。
【次の発言】 石川君。
【次の発言】 では引續き仙臺方面の……。

第1回国会 国土計画委員会 第4号(1947/08/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) それではこれから委員會を開きます。この前すでに委員會を開きまして、東北地方の災害のその後の状況をまだ詳しく存じませんから、どういうふうに承知されておるか。それを聽いてこの委員會としての態度を決めたいと、こう思つております。
【次の発言】 外にありませんか。では私から一つ……。内務省では四十二億圓を査定したと仰しやいましたが、今までは災害地に査定官が行つて、その査定した結果がなになにとなつておりましたが、この度の水害もやはり實地査定の結果が四十二億圓の災害の額になつたのでありますか。
【次の発言】 次に伺いたいのは、四十二億圓という金は査定が濟んでおりませんから、これを安……

第1回国会 国土計画委員会 第5号(1947/09/17、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) ではこれから委員會を開きます。ちよつとお諮りしたいのですが、今日は請願の問題を取り上げることになつておりましたが、その先に、いわゆる關東の大水害の問題から、先ず政府委員の意向を聞いて見たい、こういうふうな考を持つておりますが差支ありませんか。
【次の発言】 就きましてはその前にお諮りしたいことは、この水害の状況をやはり國土計畫委員としても一應見に行つた方がいいのではないか、こういう考を持つておりますので、行くならば群馬、埼玉、茨城、大體この三縣に對して五、六人の方にお越し願えれば非常に結構と思うのですが、いかがでしようか。これも時期の問題がありますが、やはりこの委員會と……

第1回国会 国土計画委員会 第6号(1947/09/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) ではこれから委員會を開きます。大藏大臣も内務大臣も御出席になつておりますから御質問を願います。  では私から一つ大藏大臣にお伺いしたいのですが、例の最近の大藏省が治水に關する豫算の問題、これに對して例の災害がありましたときには災害對策、災害復舊としてはお出しになるのですが、本當の治水問題に對しては餘り豫算を計上していない、又例の災害防除の經費と申しますか、これも相當お出しになつておるけれど、もともと災害防除經費が果して治水にどれだけ役立つておるか、今度の東北地方なり、關東の水害を見ても殆んどこれでは意味をなさない。水害が來れば當然これはあつてもなくても同じ結果になるので……

第1回国会 国土計画委員会 第7号(1947/10/03、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) それではこれから開会いたします。  昨日安定本部に呼ばれまして、安定本部の連中と同時にGHQに参りました。衆議院からは本間水害対策特別委員長が行きましたが、その用件は、二十二年度の公共事業の追加予算の問題でした。國なり、各府縣から必要とする金は全部そこに盛られてありました。それに対して安定本部はすでに査定して、これだけの金が今後二十二年度の追加予算として必要とする、それを結局GHQの方に説明するに過ぎなかつたのであります。併し安定本部で査定したものが、結論としては予算として現われて來ますから、安定本部で査定する前に、この委員会の要望がどれほど盛られておるか、非常に疑問が……

第1回国会 国土計画委員会 第8号(1947/10/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) それではこれから委員会を開きます。昨日の決議によりまして片山総理と安定本部長官に來て貰うことに段々手筈をしましたがちようど安定本部長官は御旅行中で、いらつしやいませんからして、安定本部長官がいらつしやらない以上は何だか十分意見を承ることができませんから、安定本部長官がお帰りになつたら昨日の問題に関する委員会を開きたいと思います。どうか御了承願います。固よりそのときに総理にも來て頂きますから、その点御了承を願います。  それから次にお諮りしたいことは、この間の自由討議の際にも、この水害の利根川堤防に対する査問会を開いたらどうかという御意見もあつたくらいでありますから、若し……

第1回国会 国土計画委員会 第9号(1947/10/08、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) ではこれから委員會を開きます。お諮りしますが、今日は総理は十一時には宮中の方にいらつしやる御用がございますからして、時間は非常に少いですが、どうかこの點を皆さん御了承願いたいと思います。速記を止めて下さい。    午前十時二十五分速記中止
【次の発言】 それでは速記を取つて下さい。
【次の発言】 他に御意見ありませんか。
【次の発言】 先程からの各委員からのお話によりまして、二十三年度の豫算を編成されるときに、參議院の決議をよく斟酌して頂きたい。長官に對する質疑はこれでよろしゆうございますか……それではちよつとお諮りしたいのでありますが、兼岩委員が御承知の通り御病氣です……

第1回国会 国土計画委員会 第10号(1947/10/10、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) では、これから請願に對する委員會を開きます。皆さんにお諮りしたいのですが、今日は河川を取扱いたいと思います。就きまして河川は河川に對する全體を先ず聽いて、それから處置をしたら如何かと思うのですが、どうでしようか。
【次の発言】 ではそういうふうにいたします。全體を一應聽いて、それからこの委員會として適宜處理する。こういうふうに。
【次の発言】 私の申しますのは聽いたものについて、一應ここで採擇するや否やを決めないで、河川は河川で全體をやつた方が統一を保つていいじやないかと、こう思います。  では請願の第九十六號、表六甲山系の治水事業促進に關する請願、請願者西宮市長表馬卯……

第1回国会 国土計画委員会 第11号(1947/10/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) ではこれから委員会を始めます。先ずその後の利根川の閉切り状態を國土局長から伺います。
【次の発言】 東京都内のは如何ですか。
【次の発言】 これに関する御質問はありませんか。尚その後の災害復旧緊急費と申しますか。そういう方の費用はどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて……。
【次の発言】 速記を始めて……。
【次の発言】 これは災害復旧補助で、災害に関聯して災害対策と申しますが、そういう方の費用は別に要求しておられないのですか。
【次の発言】 ちよつと私伺いたいのですが、この委員の打合せ会に秋田縣の土木部長が見えまして、あそこは河川が殆んど……

第1回国会 国土計画委員会 第12号(1947/10/15、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) これより委員会を開会いたします。昨日運営委員会の方から今囘の水害地の調査派遣について委員長の説明を求めに來ました。その結果この際なるべく二、三人の少数の人を派遣して欲しい、こういう要望があつたのであります。これについて皆さんの御意見いかがですか、お伺いいたします。
【次の発言】 他に御意見ありませんか。
【次の発言】 外に御意見ありませんか。御意見がなければ、今北條委員及び原口委員の御説もありますから、私から運営委員長に話しまして前と同じような方々の出張をなさるようにもう一度話しますから、どうか御了承を願います。それでは今日はこれで散会いたします。    午前十一時五十……

第1回国会 国土計画委員会 第13号(1947/10/20、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) それではこれから委員会を開きます。農林省の方から山林の問題について先ず聞くことにいたします。その後の災害の詳しい調査は今何かありますか。
【次の発言】 それを一應ここでお話下すつて、尚印刷を成るべく早い機会にこちらにお届け願いたのです。
【次の発言】 成るべく早くお届け頂きたいと思います。
【次の発言】 併しそれでもお手許に何か資料をお持ちでしたら御説明等承つてみても……。
【次の発言】 今お話の崩壞地の復旧の二十二年度の追加は七千八百九十一万二千円でしたね。先の林道は三ケ年ということになつておりましたが、これは何ケ年ですか。

第1回国会 国土計画委員会 第14号(1947/11/15、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) それではこれから開會いたします。今後の治水の方針として、殊に本日は内務省の砂防に關する方面を伺うことになつております。今後の方針をお願いいたします。
【次の発言】 これは相當詳細な基礎資料がありますか。
【次の発言】 先程山腹砂防は農林省でやつておるというお話でありましたが、これは砂防といたしましては、内務省も農林省も一貫してやられるということには何ら疑點がないと思うのですが、これに對して大臣はいかがでしようか。農林省に行こうと内務省に行こうと、そういうことを考えずに、治水治山の行政を一つの官廳に纒めてやる、そういう考えはいかがでしようか。

第1回国会 国土計画委員会 第15号(1947/12/03、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) 只今より委員會を開會いたします。  横須賀港を開港に指定する等の法律案について政府委員より提案理由の御説明を伺います。
【次の発言】 これより質疑に入ります。速記を止めて下さい。    午前十時四十分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。本日はこれにて散會いたします。    午前十一時十分散會  出席者は左の通り。    委員長     赤木 正雄君    理事            原口忠次郎君            島津 忠彦君    委員            堀内  到君            石坂 豊一君            小林 英三君       ……

第1回国会 国土計画委員会 第16号(1947/12/06、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) これから委員會を開きます。都會地轉入抑制緊急措置令を改正する法律案、この法律案の内容その他に關しては、過日の委員會において、政府當局より十分御説明を聴きました。又いろいろ質疑がありましたが、尚加えて御質問なさる方はありませんか……ちよつとこの際私からお尋ねいたしますが、廣島、呉の兩市は、明年から轉入抑制解除の法律案が閣議で決定されるようだが、兩方の市は、未だ食糧、住宅の需給が完全でないから、引續き繼續して轉入を抑制して欲しい、こういう請願が來ておりますが、この法律と關係しますが、政府はこれに對してどういうふうに考えておりますか。

第1回国会 国土計画委員会 第17号(1947/12/08、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) 只今より委員會を開會いたします。  先ず政府委員より市街地建築物法の適用に關する法律案の提案理由の御説明を求めます。
【次の発言】 では只今より質疑に入りたいと思いますが、御異議ございませんか、
【次の発言】 それではこれより質疑に入ります。速記を止めて……。    午後二時四十分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……、では本日はこれで散會いたします。    午後三時三十分散會  出席者は左の通り。    委員長     赤木 正雄君    理事            原口忠次郎君    委員            岩崎正三郎君            島田 千壽君  ……

第1回国会 国土計画委員会 第18号(1947/12/09、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) これより開會いたします。ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記をつけて 下さい。別に御質疑もなければ、討論に入りますが、何かこれに對する御意見ありませんか。
【次の発言】 別に御意見がなければ、これから採決に入ります。これを可決することにつきまして、別に御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは市街地建築物法の適用に關する法律案は、この委員會では可決すべきものと決定しました。それではこれを以て散會いたします。    午前十一時二十二分散會  出席委員は左の通り。    委員長     赤木 正雄君    理 事     島津 忠彦君    委 員        ……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 国土計画委員会 第1号(1948/02/05、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) これから委員会を開きます。この間の打合会で大体御了承を得て置きましたが、お手許に配りました案によりまして、東海、近畿地方の現地視察に行きたいと思います。大体この案によつて行くことにして御異議ないですか。
【次の発言】 それではこの案にして参ることにいたします。それで御出張を願う人数でございますが、五人ぐらいにしたらどうかと、こういう考えを持つておりますが如何でございましようか。尤も決して五人と制限したわけでありませんから、まあ多少の増減はあつても、これは何でもない。仮に五人にしますと、緑風会から二人、社会党から一人、自由党から一人、民主党から一人、無所属から一人、六人に……

第2回国会 国土計画委員会 第2号(1948/04/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) それではこれから委員會を開きます。この前の委員會で、この委員會の關係する部門で最も大きな問題に對しては小委員會を作つたらどうかと、こういう各委員の御希望でありました。從つて現在最も大きな問題といたしましては、災害復舊を含んだ治水問題と、それから住宅の建設を含んだ戰災復興問題、この二つの問題が當面の重大問題と考えます。よつてこの二つの問題に關する小委員會を作つたらどうかと考えますが、これに對して皆さんの御意見如何でしようか。
【次の発言】 御承知の通りに戰災復興は住宅も土地の計畫も含んでおりますからして、今北條委員の言われた通りに、戰災復興の小委員會を開くならば、それに關……

第2回国会 国土計画委員会 第3号(1948/04/16、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) これから委員會を開きます。この前の委員會で治水に關する小委員、戰災復興に關する小委員を作ることに決めました。その人選をこの委員會で決めることにして置いたのであります。次いでその人選は各會派から御選擇を願う。こういうことになつていましたが、各會派の申出によりまして、治水の小委員に對しては石川委員、國井委員、平沼委員、岩崎委員、安部委員、島津委員の六名にお願いいたします。戰災復興の小委員に對しては、門屋委員、兼岩委員、石坂委員、原口委員、大山委員、北條委員の六名にお願いいたします。これを以て小委員の件は終了いたしました。  引續いて道路橋梁の通水構造に關する法律案、發議者大……

第2回国会 国土計画委員会 第4号(1948/05/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) ではこれから委員会を開きます。本日は道路橋梁の通水構造に関する法律案、これを議題に供します。発案者大山委員から御説明願います。
【次の発言】 この法案に対する政府の御意見を一應お伺いいたします。
【次の発言】 他に御意見はありませんか……それでは質疑は大分進んだようですから討論に入ります。
【次の発言】 お諮りいたしますが、今の北條委員、又先程は兼岩、門屋、平沼、各委員からのお話がありますので、この法律案にもう少し敷衍して檢討したらいいじやないか、こういう御意見がありますから、この際審議未了にしておきまして、一應研究する、こういうふうにしたらどうでしようか。

第2回国会 国土計画委員会 第5号(1948/05/06、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) それではこれから請願に関する委員会を開きます。  請願第三百七十三号及ご第四百三十号狩野川放水路開さく反対に関する請願これに関して紹介議員尾形さんの御説明を先ず承わりたいと思います。
【次の発言】 速記を止めて下さい。    午前十時三十七分速記中止
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。本日はこれにて散会いたします。    午前十一時三十一分散会  出席者は左の通り。    委員長     赤木 正雄君    理事            原口忠次郎君    委員            岩崎正三郎君            島田 千壽君            平沼彌太……

第2回国会 予算委員会 第9号(1948/03/19、1期、緑風会)

○委員外議員(赤木正雄君) 私大藏大臣にお伺いいたします。  昨年の水害が如何に慘害だつたかということは、よく大藏大臣も御承知であります。つきましては、災害復舊に對して國から相當の補助をされておるということも、これは明らかであります。又昨年の災害復舊に當りましては、今まで曾て例のないことでありますが、災害の査定検査をする前に、すでに一部の補助をお與えになりました。それ程とにかく災害當時におきましては、前内閣は、この復舊に非常に努力をされておりました。併しその後經過を見ますと、十分の補助もありません。從つて災害復舊に當つている各府縣は非常に困つております。これもすでに大藏大臣はよく御承知のことと……

第2回国会 予算委員会 第14号(1948/04/01、1期、緑風会)

○委員外議院(赤木正雄君) 簡單にお伺いいたします。第一は、災害復旧の最も急を要するのは申すまでもありません。生産の上からいつて必要なことはこの前も申しました。併し一般の治水事業、例えば今直ぐ堤防を復旧して置けば、或いは堤防を作つて置けば、水害は起らない。併しこの提防をこのままに不完全にして置けば大水害が来るという場合に、これは災害復旧と同じように、或いはそれ以上に重要な仕事だと思います。今僅か十万円くらいの金を掛けて堤防の一部を完成して置けば、それによつて水も入つて來ん、從つて耕地も荒れないという場合に、経済の部面から見ましても、災害復旧以上にこの一般治水事業は重要に思う点もあります。これに……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 建設委員会 第1号(1948/10/15、1期、緑風会)

○赤木正雄君 如何ですか、理事の選任は委員長一任にお願いしたいと思います。

第3回国会 建設委員会 第2号(1948/11/10、1期、緑風会)

○赤木正雄君 これは今の通りです。この前もやはりこういうものは出したのです。


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 建設委員会 第1号(1948/12/09、1期、緑風会)【政府役職】

○赤木正雄君 この「当分の間」、と書いてありますが、これは現在の道路法は不十分でありますから、どうせ道路法は全面的に改正なさるだろうと思いますが、それまでのことを言つておられますか。或いは現在の道路が修繕される前のことを言われておるのでしようか、どういつたものでしようか。
【次の発言】 では道路法を全面的に改正なさる前と、そういうふうに解釈してよろしいのでございますか。
【次の発言】 それからもう一つ、補助を與えることになりますが、この修繕に対して……その補助の率はどれ程にするか。そういうふうのお考えを何かお持ちになつておりますか、補助の率の割合を。


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 決算委員会 第4号(1949/04/23、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(赤木正雄君) 建設省の前身でありました内務省時代におきまして、北海道に款項目の流用の不正、或いは鉄鋼その他の前渡に対しての不適当、又十八年度以降防空関係補助金に対し精算の遺漏等の御指摘がありました。これは御尤もと思いまして今後こういうことのないように建設省といたしましては十分注意いたします。以上政府の決意を申上げます。

第5回国会 建設委員会 第閉会後1号(1949/08/08、1期、緑風会)

○赤木正雄君 ここに頂いたこの復旧費は各府縣に災害査定に行つた結果によるものですが、或いは縣から報告して來たものですか、この数字は。
【次の発言】 そうすると今後又これより結果の数字は変り得るものと考えてよいのですね。
【次の発言】 それからもう一つデラ台風以ての流出その他の災害の表ですが、これはデラ台風以前でありまするから、この前の國会中にもすでに分つていた筈なんでありますがそれはどうなんですか。
【次の発言】 本年の災害は分りましたが、この前の議会でも二十三年度の災害復旧をどうするかということが非常に問題になつていたのでありますから、今手許になければ明日の委員会でも結構ですが、二十三年度の……

第5回国会 建設委員会 第2号(1949/03/31、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(赤木正雄君) 大臣に代りまして、私からこの國会に建設省といたしまして出す予算の法案を大体御説明申上げたいと思います。  第一は建設業法案であります。この法案を出す目的は、御承知の通りに建設事業は、公共の福祉に非常に関係を持つておりますが、この建設事業の良不如何によりまして、又その施行の過程の適否によりまして重大な影響があります。従つてこれを施行する者の資質如何、これは又その結果に非常に大きな関係を持ちます。そこで、これが業者の資質の信用ということも、実際、家を注文した方からも、或いは建てる方面からも十分留意せねばなりません。御承知の通りに終戰後隨分業者が殖えました。その中には多少如……

第5回国会 建設委員会 第閉会後2号(1949/08/09、1期、緑風会)

○赤木正雄君 先程から局長のお話を聞いて見ますと、失業者が出て來る。それから事業を計画する場合と、事業を予め計画してそれからそれに失業者を吸收する場合と二つあるようでありますが、今日の情勢では失業者が起つてから、それを需要面に持つて來るというふうな情勢にあるように了承したのであります。私はそれは非常に間違つていやしないか、いわゆる予め事業を計画して、而も効果的な事業を計画して、どこどこに行けば、こういう事業があるということがはつきり分つておるならば、それに失業者を持つて行くことができる。それの方が効果がある。又失業者が出てそれで事業を計画なさつても、直ぐ失業者が出たから直ぐ事業を計画してそこに……

第5回国会 建設委員会 第3号(1949/04/05、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(赤木正雄君) 二十四年度の公共事業費の総額五百億円のうち、建設省に関係しておりますものは、二百七十四億五千九百二万三千円でございます。その内訳の大体は、河川局関係といたしまして百七十五億八千九百九十七万三千円、都市局関係が九億四千六百二万円、道路局関係が五十六億三千八百二十一万円、建築局関係が二十五億、特別建設局営繕部関係が七億八千四百八十二万円、大体こういうふうになつておりますが、併しこれといたしましても尚はつきりいたしませんから、多少いろいろな関係からして狂いがあるかも知れませんが、その点は予め御了承願います。尚詳細のことは各関係の局長から御説明いたさせます。

第5回国会 建設委員会 第閉会後3号(1949/09/07、1期、緑風会)

○赤木正雄君 私はやはり災害対策の件について、安本から公共事業課長に來て頂きたいと思います。

第5回国会 建設委員会 第4号(1949/04/11、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(赤木正雄君) 今原口委員の言われるのは、私共もやはりこの委員会の委員としていたときも、やはり同感で、随分そのためには論議して來たんです。このことが実現できないのは実に遺憾でありますが、併し私といたしましても、又政務次官といたしましても、是非とも原口委員のお説の通りに実現したい。今後もどこまでも努力する方針でございますが、御了承願います。
【次の発言】 甚だ今ここでお見込と申上げましても、確実に申すことはできませんが、御承知の通りに行政交構の特別審議会か、そういうものができるようになりますから、それにも特にこの委員会で從來主張したこともどこまでもその審議会に私諮つて、いつどうというこ……

第5回国会 建設委員会 第閉会後4号(1949/09/08、1期、緑風会)

○赤木正雄君 私簡單にお尋ねいたします。奈良縣で本年度河川統制事業として、今の電化の件でありますが、この予算化を非常に要望されておりましたが、恐らく先程のお話も同じであつたことと思いますが、そうじやありませんか。河川統制事業としてその予算化を非常に要望しておりましたね。二十四年度のあれはこの事業ですか。
【次の発言】 では和歌山縣にお尋ねいたしますが、その件についてやはり流域変更になりますが、それに対して和歌山縣はどうしておられますかどうかをお聞きいたします。
【次の発言】 では重ねて言いますが、二十四年度は予算がございませんでしたが、あの問題については未だ和歌山縣は確たる同意を與えておらない……

第5回国会 建設委員会 第5号(1949/04/13、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(赤木正雄君) 局長が見えておりますから、詳細局長から申上げることにいたします。御了承願います。
【次の発言】 只今の原口委員の御希望といいますか、御質問と申しますか、これは厖大もと思いまして、現に衆議院でもそういう要望があるのであります。当然この参議院でも同じ御意見と思いますから、私共もこれは成るべくその線に沿うて行きたいように考えます。
【次の発言】 その問題は今も安本と折衝中です。
【次の発言】 今度厖大な失業者が恐らく出ると思いますが、これは何と申しましても建設省の所管に属する諸事業にそういう失業者を使うということは、一つはその事業を興す上からも、又実際失業者を收容し得るとい……

第5回国会 建設委員会 第閉会後5号(1949/09/09、1期、緑風会)

○赤木正雄君 予め私は午後の大臣に対する質問を保留いたします。その質問に関連して安本の御答弁を得たい、それをお許し願いたいと思います。
【次の発言】 私は今回の水害に鑑みまして、治水政策の方針と申しますか、自分の考えておるところをお話し申し、若しも私の考えが間違つておるならばどこが間違つておるというお教えを頂き、又仮に正しいとするならば特に大臣にお考え願いたい。そういう意味で質問と申しますか懇談と申しますか、とにかく一應述べて見たいと思います。  先ず第一に私考えますのにはこの一両年水害が御承知の通り殖えておる。この水害の災害原因につきましては洪水においておりますが、今朝もちよつと或る委員から……

第5回国会 建設委員会 第8号(1949/04/23、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(赤木正雄君) 今回特別都市計画法の一部を改正する法律案の提出理由を御説明いたします。特別都市計画の一部を改正する法律案につきまして、提出理由並びに改正の要旨をお話いたします。  先ず新憲法との関係におきまする第十六條の改正であります。御承知のように、戰災都市復興の基礎を建設するために、目下全國百十五都市の土地区画整理を施行しておるのでありますが、現行の規定によりますと、土地区画整理施行地区内におきまして、施行後の宅地の総地積が、施行前の宅地の総地積に比較いたしまして、一割五分以上減少するに至りましたときに限つて、その一割五分を超える部分について、政令の定めるところにより補償金を土地……

第5回国会 建設委員会 第9号(1949/04/26、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(赤木正雄君) 今回の建設省設置法案の一部を改正する案、これはこの委員会で長らく審議研究されたいわゆる大建設省と申しますか、建設行政の一元化と申しますか、それとは非常に隔りの多いものであります。從いまして我々建設省にいます者も、決してこの法案を以て満足するものではありません。たびたびこれまで研究した通りに、或いは港湾の問題、或いは逓信省の水力発電の問題、或いは農林省の漁港の問題、或いは砂防の問題、或いは開拓の問題、こういう一般國民と最も関係のあるものを一つの省に集めてこそ初めて省の効果も十分発揮し得られるものと存じております。併し只今のところといたしましては、それまで出す時期に至らな……

第5回国会 建設委員会 第10号(1949/05/07、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(赤木正雄君) 先づ屋外廣告物法案の提案理由及びその大綱を御説明致します。  現行の廣告物取締法は、明治四十四年の制定にかかりまして、その内容は、新憲法及び地方自治法の精神に照らして改正を必要とするものがありますので、これを廃止いたしまして、これに代つて本法案を制定しようとするものであります。  第一に現行法は、その建前といたしまして、廣告物に関する実質上の規制を頗る廣範囲に亘つて、包括的に行政官廳の命令に委任してまして、これに基き、実際上は、都道府縣知事が都道府縣規則を制定しまして、その規制を行なつております。このような廣汎な行政命令への委任を認めますことは、新憲法下におきまして、……

第5回国会 建設委員会 第11号(1949/05/09、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(赤木正雄君) 北條さんの御質問御尤もであります。別に提案理由を今の御説の通りにしたところが何ら変化がありませんし、法案の趣旨を変えることもないと思いますからして、今のお話のようにしたいと思います。
【次の発言】 先程原口に委員、或いは北條委員の御質疑に実は私も非常に同感の点があります。でありますからこの立案をいよいよ採択されましたときには、そのときに申しますが、一層その点は十分御趣旨に副うようにしたい、又その考えを持つております。

第5回国会 建設委員会 第12号(1949/05/10、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(赤木正雄君) 只今御審議になつております測量法案の中におきまして、第十一條第一号中「偏平率」とあるのは「偏平度」の間違いであります。又提案の理由の中の土地とあるのは陸地の誤りであります。只今正誤の手続をしていますが何卒この点御了承を願います。
【次の発言】 岩崎委員が申されました土然の交換分合は今後沢山あると思いますが、その問題はこれまでは取り上げておりません。これをはつきり言つて置きます。それを一々やつたらそう交換分合はできない。
【次の発言】 北條委員の御質問は、私は建設省に関係して以來非常に関心を以て何とかそういうふうにしたいと……、私も第一國会以來この委員におりまして、委員……

第5回国会 建設委員会 第15号(1949/05/14、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(赤木正雄君) 北條委員の御質問の岩手、福井、山梨、廣島、殊にこういう水害縣に今まで水害予防組合がなぜできないか、この御質問でありまするが、成る程岩手、廣島、これは最近非常に水害がひどく又やかましい縣なのであります。でありまするが、今まで余り水害に対して岩手のごときもそれ程関心がなかつたのであります。これが一つ又水害の起つた原因ではないかと思うのであります。又山梨縣のごときも、これも明治四十年、或いは四十二年、四十三年に大水害が起きました。その当時には相当にやつておりましたが、最近では余り水害がなかつた。尤も昭和十、二十年、二十三年のは防ぎました。最近はその意味で非常にやかましく言つ……

第5回国会 建設委員会 第16号(1949/05/17、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(赤木正雄君) 先程原口委員からの御希望と申しますか、これは至極御尤もと思いまして、例えて申しますならば、國庫の補助がない限り十分な水防上の活動もできません。從つて今直ぐは御承知の財政でありますから國の補助は困難と思いますが、適宜の時期が來たならば、申すまでもなく原口委員の御趣旨に副いたいと思います。尚地方自治の財政も非常に窮屈な今日でありますからして、これがために特に地方自治に対して沢山の金を取るというふうなことはしない方針であります。これを明らかにいたして置きます。

第5回国会 農林委員会 第24号(1949/05/21、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(赤木正雄君) 今池田委員の御質問ですが、この治水、水利の問題は、実は私在官中にも非常に難儀をした。私は在官のことを申しますとおかしいですが、その当時すでに農林省の利水事業と、内務省の治水事業を一本にした方がいいじやないかというような空氣のときにありました、それで私は、若しもお國のためになるなら、内務省の治水事業は農林省に行つてもいいんじやないか。又農林省の利水事業は、内務省に來た方がよければ來て貰つた方がいいのではないか。その時に勅任の技師が農林省に轉任になつても、これはお國のためにしようがないと言つて、私は大分強硬にそういうことに最も論議をした一人であります。今も私はその観念は相……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 建設委員会 第1号(1949/10/31、1期、緑風会)

○赤木正雄君 私は内容を詳細に審議しておりませんが、今承わつたところについて一つ御質問したいと思います。戦災復興都市計画事業に挙げられております先ず街路、これは百メートルのものは大分減つております。  それにいつて第一に気が付いた点は平市です。これが三十メートルから三十五メートルまでのものは従来一つ、改訂されたものも一つ、十八メートルから二十一メートルのものは従来なかつた、ここに一つ書いてありますが、先程の説明ならば大体縮小しておる筈でありますが、特に一つ殖えておるのはどういうわけですか。それを承わりたいと思います。それから横浜市でありますが、これは六十一メートルから八十メートル、下つて十八メ……

第6回国会 建設委員会 第5号(1949/11/28、1期、緑風会)

○赤木正雄君 ちよつと清水証人にお尋ねしますが、四十五メーターに幅を広げたこの趣旨は交通の緩和に重点を置かれるのか、或いは火災その他の防災に重点を置かれるのか、先のお話では主に交通緩和よりも火災に重点を置かれるようなお話のように承わりました。又福島証人のお話では交通緩和を非常に力説されましたが、証人はどつちにこれは重点を置かれるのでありますか。
【次の発言】 私はもう少し技術方面に立入つてみたいと思う、この方面で今まで火災にお遭いになつたことがありますか。
【次の発言】 この辺は民家といいますか、商店といいますか、大体平造りですか、二階建ですか、三階建ですか、大体どういうふうな構造ですか。

第6回国会 建設委員会 第6号(1949/12/01、1期、緑風会)

○赤木正雄君 先程から政府委員は、責任の所在を明らかにしたい……。これは御尤もと思います。そこで責任の所在でありますが、教育委員会に土木建築に関する責任を持たせるか、或いは現在のように責任をやはり土木建築の方のものに任せるかというこの問題でありますが、むしろ教育委員会は実際財政的においても、教育委員会そのものが、学校を建てるだけの財政を持つておるわけでありませんから、そういう方の責任は現在通り、県の建築課もありましようし、そういう方に責任を持たして、仮に台風で学校が壊れた、そのときこれはどうしてくれるか。それは教育委員会が強く知事におつしやいまして、それを財政的にも或いは技術的にも十分に持つて……

第6回国会 人事委員会 第6号(1949/11/24、1期、緑風会)

○委員外議員(赤木正雄君) 委員長及び委員各位のお許しを得まして、少しく試験関係についてお尋ねいたします。附則第九條による試験公告、この中の特に私のお尋ねしたいのは二十三頁にあります建設省の河川局砂防課長のことであります。この職類の問題であります。御承知の通りに今治水問題は大変やかましいものである、植林と砂防と河川工事とこの三つが集まつて治水はできるのであります。そこで砂防工事は一体どういう人がこれに與かつておるか、その問題なんです。この職類を見ますと、ここに土木と書いてあります。実際土木の人がこれをやつておるが、御承知の通りに土木工学では砂防に関する講義は一時間か二時間しかない。砂防に関する……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 建設委員会 第1号(1949/12/05、1期、緑風会)

○赤木正雄君 この問題につきましては我々がここで決めたところが、やはり各会派相当に考えを持つておりますから、でありますから、若しも各会派ですでにこの問題について御審議になつておられるならば、各会派の意向を私は先ず以て承りたいと思います。何でしたら私の方から申します。実は緑風会につきましては、この電力開発に関して特別委員会を設けるかどうかというものは問題になりました。それで私共の意向といたしましては、やはり常任委員会を成るべくその権威を持たせるとそういう意味から、例えば選挙対策とか或いは海外同胞引揚とか、こういう極く特殊のものは特別委員会を作りましたが、その他の問題について、現在ある常任委員会で……

第7回国会 建設委員会 第2号(1950/02/04、1期、緑風会)

○赤木正雄君 今日は法案の進捗状況を承わることになつておりますが、大体進捗状況は承つたようであります。ただ住宅金融公庫法案を御説明になりましたが、まだ決定していない分があり、これらは今日は予備審査はありませんが、決定したものを出して欲しい。こういうものを出して、又後に決定されると非常に複雑になりますから、成るべく早く決定されてお出し願いたい。  それからもう一つ。先程の災害の問題ですが、これは恐らく地方行政委員会とも非常な重大な関係がありますら、若しも皆様の御希望が容れられるならば、私は成るべく連合委員会にかけて、この災害を全額国庫でやる、こういう意見です。

第7回国会 建設委員会 第3号(1950/02/07、1期、緑風会)

○赤木正雄君 今の岩崎委員の見返資金の問題についてもう一度お尋ねいたします。百十億は、そういたしますと巷間では道路費に何ぼとか、河川費に何ぼとか、そう言われておりますが、まだ具体的にどの道路に幾らとか、どの河川、どの砂防に幾らと決まつたわけではないのですね。
【次の発言】 全然白紙なのですね。今局長のおつしやつたように、大体大蔵大臣が衆議院の予算委員会で御答弁になつたあの趣旨で突発的に起つたものに出す。こういう方針ですか。
【次の発言】 このすでに決められた予算以外に、見返資金の金が相当入つて来るだろうということを、地方で言つておるところもありますが、それは全然今まで考えられていない、こう考え……

第7回国会 建設委員会 第4号(1950/02/11、1期、緑風会)

○赤木正雄君 今日は大臣が見えておりませんが、この前大臣に、私質問かたがたお願いしたのです。それは折角建設省に立派な技官がお出でになつております、技官がありながら政府委員になさらんということは非常に穏当を欠く、少くとも技術上の元締として、法律問題は無論その他の問題に関しても、技官はやはり国会と密接な関係をおとりになる必要もありますから、どうしても技官は政府委員になられるのが本当だ、現に初代の技官においても二代目の技官においても技官が政府委員であつたのです。そういう観点からして、どうしても政府委員になつてほしい、又なられるべきが本当だということを申したのですが、今以て政府委員になつておられません……

第7回国会 建設委員会 第5号(1950/02/14、1期、緑風会)

○赤木正雄君 四国の沈下問題は、実地御調査なさつた方がこれは非常に重大な問題だから、特に小委員会を作つてほしいような御希望も沢山聞きます。そういう意味で小委員会をお作りの上、十分研究されたら如何かと思います。ただし災害も一緒にしますと、災害は方々に出ておりますからして、特に災害問題は絶えず来ますから、これはまあこの国会ではなかなか委員の方の御出席もそう十分に行かんと思いますから、これは切離して、やはりこの委員会で次から次にしたらどうか、こういうふうな考えを持つております。
【次の発言】 議事進行のために速記を止めて小委員会を決めたらどうですか。

第7回国会 建設委員会 第6号(1950/02/16、1期、緑風会)

○赤木正雄君 新聞によりますと、住宅は非常に自由になつて、相当の大きさのものが十分誰でも建てられ得ると言うなつたと聞いておりますが。又それに対して消防関係それから又いろんな異議があると聞いておりますが、それはどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 もう一つお伺いする。百坪以下の建築は自由になつたことは今分かりました。併し今まで仮に三十坪以下の建築は自由に建て得る場合におきましても、その街で料理店が多過ぎるときには制限されるとか、或いは宿屋が多過ぎるときには制限されるとか、建てる方から申しますと許される範囲の大きさでありますけれども、自由に建て得るものと思つてやつたところが、いよいよその……

第7回国会 建設委員会 第7号(1950/02/28、1期、緑風会)

○赤木正雄君 私が大臣にお伺いしたいことは、人事院ができまして職階制その他いろいろとすべての情勢が変つて来まして、これに関して建設省の人事にも影響することがありますので、私の考えを述べ、又大臣のお考えも承りたいと思います。過日各役所の課長以上の人の試験を人事院でしましたが、その分類、或いはすべていおいて決して妥当なものとは私は考えていません。これについて一言私の考えを申上げます。と申しますのは砂防課長のこの職類と言いますか、それに関してです。御承知の通りに砂防工事は土木工事の一部分ではありますが、施行する場所は禿山に樹を植えるとか、或いは山間の渓流に堰堤を作るとか、先ず土木工事の中でも一種特殊……

第7回国会 建設委員会 第8号(1950/03/03、1期、緑風会)

○赤木正雄君 田辺証人にお伺いいたします。現在井戸水が海水の関係と申しますか、非常に塩分があつた場合、水道を新しく設ければ、申すまでもなく立派な飲料水になりますが、現在ある井戸の付近に新しく井戸を掘りまして、或いはその井戸を尚深く掘るとか、そういう方法で飲料水を得るようなことはお考えになつておりましようか、どうでしようか。
【次の発言】 無論地形或いはすべての条件で違いますが、厚生省方面では単に水道を新しく設けることだけにお考えになつておりますか。場所によつては井戸を新しく掘ると、そういうようなお考えを持つておりますか。

第7回国会 建設委員会 第9号(1950/03/22、1期、緑風会)

○赤木正雄君 この前の委員会で、四十五メートルをもつと狭くして三十六メートルですか、それにすることができないかということを申込みましたが、その結果はどうなつておりますか。
【次の発言】 市長その他関係者がおいでになつたのは、この前の委員会から今日に至る間ですか。或いはそれまでのことですかどうですか。
【次の発言】 この前のこの委員会で、この問題が取上げられた場合にこのことを申したのです。それに対して計画なさる意向があるかどうか、それを再検討して下さい。この前の委員会は先ずこれは保留という形になつて終つたのです。それに対しての後答弁願いたい。

第7回国会 建設委員会 第10号(1950/03/25、1期、緑風会)

○赤木正雄君 それはどういう意味ですか。
【次の発言】 どういう点が関係があるのですか。

第7回国会 建設委員会 第11号(1950/03/29、1期、緑風会)

○赤木正雄君 今の問題は建設と非常に関係がありますからして、連合審議を御要求になつたらどうですかな。
【次の発言】 この方はどうなるのですか。今日はこれで措いて、又審議するのですか。

第7回国会 建設委員会 第12号(1950/03/30、1期、緑風会)

○赤木正雄君 第十九條の第二項に、公社の建設した住宅の維持に要する経費は国庫の負担とすることは明らかになつております。こういう観点からいたしますと、この前にも或る委員から質問が出まして、それは木造で建てるか、或いは大分セメントも自由になりましたから、むしろ鉄筋コンクリートの方が永久性もあつてよい。併しこれはいろいろな関係で木造に大体お決めになつておるようですが、やはりこの維持修繕費というものを国が出す場合には、若しも木造と、それから鉄筋コンクリートの家との初めの建築費が非常に違つた場合に、これを検討されまして、木造なら維持費がどれだけかかるか、それも検討されまして、木造よりも鉄筋コンクリートの……

第7回国会 建設委員会 第13号(1950/04/05、1期、緑風会)

○赤木正雄君 先程大臣に承つたのですが、速記が付きましたから尚重ねて質問いたします。私の質問の要点は、百二十五の戦災都市があつて、これは日夜非常に苦しんでおる、一日も早く復興して欲しいということを願つております。そういう場合に、成程別府というものは、これは観光都市として、地元の要望もありますし、無理からんことと思います。併し幸いに別府は、先のどなたかの質問の通りに、爆弾も受けていないので、先ず土地におる人は安全に住み得る状態と思うのであります。そういう状態であつて、一方は非常にその日を苦しんでおる。この二つを考えるときに、私はどうしてもその日の生活に苦しんでおるということは、先ず第一に国として……

第7回国会 建設委員会 第14号(1950/04/06、1期、緑風会)

○赤木正雄君 この第四條に普通財産を譲与するとありますが、この普通財産とは、この間提案者から申されました、特にあの市の関係の従来からあつたその部分と解釈するという意味において、この譲与する点については異議はありません。  次にこの前の委員会におきまして、特に建設大臣からしてお話がありました通りに、特に別府なるがため特別に、戦災都市その他多くの都市が困つている場合に、特に多くの金をここにやる、そういうことはしない、公平に予算措置をするというお話を私は信用いたしまして、この法案に賛成いたします。

第7回国会 建設委員会 第16号(1950/04/11、1期、緑風会)

○赤木正雄君 議事進行について。請願、陳情を審議しているんですがね。もう少し法案を審議して見まして、仮に採択しても、法案審議の結果、それはどうも採択することはできんというようなこともありましようし、或いはその法案審議をした結果、採択した方がいいということがありましようから、如何でしようか。もう少し法案を審議してから、請願、陳情を処理したらどうでしようか。

第7回国会 建設委員会 第18号(1950/04/18、1期、緑風会)

○赤木正雄君 この前に一応質問いたしましたが、改めてもう少い伺いたいと申しますのは、この間東京の実情を見まして、その際現にこの前の水害に鑑みてもどうしても利根川の方から考えなければいかんというようなお話がありました。そういう観点からいたしまして、やはり全国の全体の国土計画と申しますか、そういうものが立たない限り、東京だけでは完全な計画はできない。事実が示しておる通りに、水道の問題一つを考えましても、利根川から水を引張つて来る。これには東京だけではいけない、やはり群馬県の関係もありましようし、埼玉県の関係もありましようし、そういうふうな関係からしてこの首都建設法案でいろいろなやまされますが、やは……

第7回国会 建設委員会 第19号(1950/04/19、1期、緑風会)

○赤木正雄君 ちよつと懇談に入りたいと思いますので、速記を止めて頂きたいと思います。
【次の発言】 この法案に対しては相当論議いたしました。今日の国家情勢において、果してこれがいいか悪いかは十分検討する点もありました。併しこの際これを通すといたしまして、一つの仕事をするのに相当年限ということも重要なことと思います。その観点からして或いはこれを五年とか、或いは十年とか、年限を切るということも一つの考え方とは思います。併しいろいろな関係もございますから、これは少くともそういう年限を考えてやるべきものだ、こういうことを提案者の方でも十分お考えの上、特に修正しなくても、年限は修正したと同じような効力を……

第7回国会 建設委員会 第22号(1950/04/28、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(赤木正雄君) お諮りいたします。法案の審議は後日に止めまして、これから証人の意見を聴取したいを思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 証人の証言に当りましては、証人に対して、法律に基いて宣誓を行う場合は、証人に宣誓書を朗読させ、或いは署名捺印させることになつておりますが、すでに委員長の手許に署名捺印の宣誓書が出ておりますから、宣誓書の朗読を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 では省略いたします。ではこれから次々に証人の御発言を願います。尚証人に一言申しますが、委員長の許可を得て御発言を願いたいと思います。  尚証人に一言委員を代表して申上げます。本日は誠……

第7回国会 建設委員会 第23号(1950/04/29、1期、緑風会)

○赤木正雄君 昨日の質疑でもいろいろ問題がありましたが、第四條の問題であります。つまりこういう法案が各都市にでき得るものと想像せねばなりません。そういう場合に、この第四條のような規定を置きますと、国の財産に対して無償でこれを譲与するというふうなことになりますので、非常に弊害があろうと思います。でありますから、この法案全体はとにかく、私は少くともこの第四條に対して修正を試みたいと思います。その修正を説明いたしますと、この第四條の規定によりますと、熱海も伊東も国際観光文化都市建設事業の用に供するため、必要があると認める場合においては、国有財産法の五十八條の規定に拘わらず、その事業の執行に要する費用……

第7回国会 建設委員会 第24号(1950/04/30、1期、緑風会)

○赤木正雄君 この法案は非常に厖大な法案でありますから、少くともこの委員会にかかつた法案では……専門員としても十分研究していることと思いますが、専門員で研究されて変な、おかしいという点があるならば、専門員で研究したことをまず聴きたい。
【次の発言】 その問題は、この法案を審議する上に非常に私重大と考えますから、成るべく多く、折角見えておる府県の方々の意見を伺いたいと、こう私は思います。
【次の発言】 今広島からして、これに対して何分慎重審議をして欲しいという御要望でありましたが、併し審議の時日もそうありませんから、どういうふうにこれが審議が発展して行くかも知れません。その意味で、私は単にそうい……

第7回国会 建設委員会 第25号(1950/05/01、1期、緑風会)

○赤木正雄君 それは何ですか、どこから来たのですか。
【次の発言】 先程各府県から、むしろこれに反対の意向がある、それに対する陳情か請願か知りませんが、それを速記に留めて置くということでしたが、それを審議しておりますわけでありますから、どういう要点で反対か、それを聞かないと審議ができないと思います。
【次の発言】 この請願陳情にあります今のこの人員の問題ですね。これは私昨日質問したと同じことなんですが、結局人が殖えやせんかと、ところがこれには、仮定の説でありますが、この仮定に基いても非常に殖える、現在千人でよかつたものが、五千七十人になるということになりまして、昨日の局長のお話と大分齟齬してお……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第16号(1950/04/22、1期、緑風会)

○赤木正雄君 この水力発電の水利、使用料ですね、これは建設省にお願いいたします。それから……

第7回国会 予算委員会 第6号(1950/02/27、1期、緑風会)

○赤木正雄君 私は先ず治水問題についてお尋ねいたしたいと思います。治水事業は建設省で取扱つていますが、併しこれを査定されるのは安定本部でありますから、安定本部はどういう方針で今後治水事業を処理されるか、大臣の御所見を先ずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 單に五ヶ年計画のみならず、今後治水事業費としてどれ程の金が必要なんでありますか、河川事業費としてどれ程、或いは砂防事業費としてどれ程、又農林関係の治水事業費としてどれ程、これは五ヶ年の計画を承つたところが何ら意味がない。我が国の将来どれ程の金が必要なのであるか、それを承わりたい。

第7回国会 予算委員会 第8号(1950/03/06、1期、緑風会)

○赤木正雄君 この前の国会で人員整理に関連いたしまして、行政の一部が改まりました。併し根本の行政機構は成るべく次の国会でお出し願うように我々は要望したのであります。恐らくこの国会に根本の行政機構をお出しになるかと予期していますが、今以てお出しになりませんが、この国会にお出しになるお考えありや否や。又行政制度審議会というのがありますからこの審議会の結果をお待ちにならない以上は大臣としての御構想はお持ちにならないのか。先ずこの三点からお伺いしたい。
【次の発言】 今大臣のお話によりまして私はここでお尋ねしても或いは効果がないことになるかも知れません。けれども行政機構を最も急速に改める必要のある一、……

第7回国会 予算委員会 第9号(1950/03/08、1期、緑風会)

○赤木正雄君 私は人事院総裁に少しくお尋ねいたしたいと思いますが、それは総裁はすでに御承知のことと思いますが、過日行われました国家公務員法附則第九條による試験の問題であります。各官庁の本省の課長以上の者が試験されました。これに関して少しくお伺いしたいと思います。恐らくこの試験の精神は、公務員が能率的な運営をすること、又国家公務員法の精神に従いまして、人事院の指定による上級の官職に最も適格な人材を就任せしむるためと思います。又試験実施上の官職の区分は、職務内容の類似性、その他各要素による多くの職類に区分してありまするが、これも能率的の運営を保障しようとする国家公務員法の精神によることと思います。……

第7回国会 予算委員会 第17号(1950/03/18、1期、緑風会)

○赤木正雄君 文部大臣に簡單なことでありますが、お尋ね申上げます。科学技術振興のために、二十五年度からは国費を以て留学するものをお考えになつているような御答弁が書いてありました。私の希望といたしましては、御承知の通りに戰前からややもすると科学技術は欧米より劣つていました。殊に戰争中非常に劣りましたから、科学技術のために向うに勉強に行くことは非常に大事でございます。ただ行つて、その人が自分で研究したことを自分の頭だけに收めて置くということは余りに勿体ないのです。戰前にも方々に留学しましたが、ややもするとその報告書というものは非常に簡單なもので、殆んどお坐なりの報告書で、何らその報告書を見ても外の……

第7回国会 予算委員会 第19号(1950/03/23、1期、緑風会)

○赤木正雄君 私は農林大臣に先ず開墾の問題からお尋ねいたします。昭和二十年から二十四年の九月までに三十七万町歩の入植或いは増産のための開懇がされております。初め百五十万町歩の開墾を計画されていたのでありますが、後の残つた分は今後どういうふうにお考えになつているか、その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 最初の百五十万町歩の開墾地が殆んど杜撰なものであつた。実はむしろ私はその農林大臣と同じ意見なんです。この問題をちよつと貴族院の終りの頃に私も審議したときに、殆んど参謀本部の図面で、これは閣墾に適する、こういうふうな有樣でありました。私はこの議場でこれは全く計画性がないのだ、殆んど机上のプラン……


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各種会議発言一覧(参議院1期)

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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 国土計画委員会請願及び陳情に関する小委員会 第1号(1947/10/18、1期、緑風会)【議会役職】

○仮委員長(赤木正雄君) ではこれから会議を開きます。  請願第四十五号、黒瀬川並びに中川改修工事に関する請願。  請願人武則一水。紹介議員佐々木鹿藏。要旨、黒瀬川は源を賀茂郡志和村虚空藏山麓にある並瀧寺池に発し、下見川と合流、蛇行曲折し、準用河川中川に合流、西條盆地を右折左折して廣平野に出て廣港に流入す。水源山地の地質は花崗岩の風化せる眞砂岩にして、山腹は荒廃し禿裸地多く、一朝降雨時における洪水は多量の土砂を含み、急速に西條盆地の折曲流路を通過するため、護岸堤防等の決潰流失数々にして、被害は年々甚大なり。以上のごとき犠牲を拂いつつある現状なるを以て、当局に要望し、早急改修工事に着手せられたい……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 決算・国土計画連合委員会 第1号(1948/06/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(赤木正雄君) 大山君には発言を許可しておりません、……兼岩委員。
【次の発言】 その前にちよつと……。総理は今日は少しお時間があるそうでありますから、総理に対する御質問があるならばこの際お願いいたしたいと思います。
【次の発言】 先程原口委員から、動議がありましたが、併し尚質問があるかも知れませんが、明後日もう一度やることにいたしては如何でしようか。或いは原口委員の動議の通りにいたしますか。尚これは決算委員会に付託されたものでありますから、その点もお考え願いたい。
【次の発言】 如何でしようか、連合委員会としてやはりやつた方がよくないでしようか。

第2回国会 決算・国土計画連合委員会 第2号(1948/06/30、1期、緑風会)

○赤木正雄君 昨日小委員会を開きましたそれの御報告をいたします。この建設省設置法案は極めて我々の日頃の要望に適してない、國民の要望に適してない、これは小委員会でも強く言われました。又一委員からは、少くとも港湾のごときはとうしても入れるべきである、併し港湾を入れることに難色があるためにこの法案が通らないようなことでは誠に困るから、それならば、これを認めてもいいではないかというような御意見もありました。又兼岩委員のごとく、誠に完備した理想的の内容を含んだ機構を持つたものにするように、立派な成案をお出しになつたのもあります。かようでありまして、このままで通すか、或いはこの際國民の要望に適うように少し……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 建設委員打合会 第閉会後1号(1949/07/12、1期、緑風会)

○赤木正雄君 ちよつとお伺いしますが、第二図ですね。この山型ですね。これは多分風の方向と思いますが……
【次の発言】 それに丸いのと山とありますが、これはどういう違いになつておりますか。
【次の発言】 それからもう一つお伺いしたいが、今度整理される結果、ここにお示しになつておる測候場所ですな。これは今度の整理の結果……
【次の発言】 残る場所でしよう。これ以上に幾らあつたのですか、整理前には……
【次の発言】 整理のために特にこういう通報なんかに支障を來たすというようなことはありませんか。
【次の発言】 もう一つ、三図の降水量ですが、これは無論あなたの方で、この他に建設省の方の人もおられるであ……

第5回国会 建設委員打合会 第閉会後2号(1949/07/13、1期、緑風会)

○赤木正雄君 どうせこの順序によつてなさると思いますが、第五の緊急失業対策事業に対する助成、これについてちよつと大臣にお尋ねしたいと思います。そうしてこれは委員長からお話がありますか……、今の委員長の順序によつて行きますか。
【次の発言】 災害関係について少しく、お尋ねいたします。但し大臣の御答弁がなくても局長の御答弁で結構であります。大臣が近々の中に災害の実査にそれぞれ派遣するようにおつしやいましたが、今までの査定の結果を見ますと、査定したら、即ちそれが補助金があるものと、こういうように府縣が考えまして、その結果実際に補助金が行くことは非常に遅れていても、今申したように補助金があるという観点……

第5回国会 内閣・建設連合委員会 第1号(1949/05/09、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(赤木正雄君) 今鈴木委員の御質問の海岸提防、殊に熊本海岸にはこの問題が非常に多いのであります。こういうふうな問題をでき得るならば建設省で一元的に工事を施して行きたい。こういう意向を持つておりました。併し実情を調べて見ますと、農地関係と非常に密接不可分の問題が沢山ございます。今のところこれを全部建設省で或いは復旧工事のごとき、或いは新築工事のごとき、一元的に建設省だけで行うというところまでには進んでおりません。実際問題に当りましては、その適所々々において或いは建設省、或いは農林省、両方で施工することになつておりますが、でき得るならば、この次のいわゆる根本的の行政機構改革のときにでもこ……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 建設・地方行政連合委員会 第1号(1950/03/25、1期、緑風会)

○赤木正雄君 ちよつとお尋ねいたしますが、戦争のために日本の国土の再建をしなければならない。その場合にどういう性格の都市をどういう所に作るか。その根本の計画はまだ日本としてできていない。この首都建設のこの法案をお出しになる前に、まだ日本の再編成と申しますか、国土全体を挙げての再建計画、そういうものを先ず考えてから首都をどうするかということを考えなければならん。それに対してどういうふうなお考えをお持ちでありますか。国土の再編成、それなしには東京都ができる筈はない。これに対してお伺いします。
【次の発言】 では、この法案は東京都だけを主としてお考えになつて、国全体としての国土計画と申しますか、そう……

第7回国会 建設・地方行政連合委員会 第2号(1950/03/29、1期、緑風会)

○赤木正雄君 今北條委員の動議がありましたが、実はこの前の委員会で、現在の法案を、一応提案理由を承つて……これに対しても、大分要望なんかもしてあるようです。でありますからして、今これを後にして、別府の都市法案を先にされるということは不賛成です。
【次の発言】 最後に、もうこれで止めていいですが、この前の委員会に、この法案を審議する前に、どういう性格の首都をお造りなさるか、先ずこの案をお持ち下さい。これは固より形のある法文ですが、これに対しては、第一決定なさる首都の適性とか、そういうことをよく審議したい。であるからどういうふうの性格をお持ちになつておるか、或は図面でもいい。お持ちになつた筈だ。そ……

第7回国会 建設・地方行政連合委員会 第3号(1950/03/31、1期、緑風会)

○赤木正雄君 少しくお尋ねいたしますが、先程観光客を吸収してそれによつて得る利益が相当あるからという御説明がありました。成る程観光客も吸收しましよう。併し観光客を吸収するということならば。この別府、これを観光都市にした方が観光客を吸収するのにいいか、又日光或いはその他外人のよく知つている所に施設を十分した方が観光客をより多く吸収するか、これは非常に疑問だと思います。これは今政府にお尋ねしてもどちらが沢山観光客を吸収するかということは恐らく御答弁困難と思います。併しそういう観点から申しまして、別府に仮に一億円注ぐ、その金を別府のみじやなしに或いは熱海にも、或いは日光にも、或いは箱根にも分けて道路……

第7回国会 建設・地方行政連合委員会 第4号(1950/04/01、1期、緑風会)

○赤木正雄君 この前の前の連合委員会で、岡本委員から、それぞれ関係大臣をこの席においで下さるように要求いたしましたが、この前の委員会では二人の大臣が見えました。今日も継続の委員会ですから、当然大臣がお越しになるべきですが、如何でしようか。
【次の発言】 今日お越しになるのですか。
【次の発言】 では大臣が見えましたときまでに私の質問を保留しておきます。と申しますのは、私はこの法案が議院提出になつております。そうして無論法案は議院提出も政府提出でもこれは結構と思います。併し、この前建設大臣はこの法案は議院提出で而も非常に大事なもので、政府提出と同様に考えてこれを処理して欲しいというふうな御答弁が……

第7回国会 建設・地方行政連合委員会 第5号(1950/04/06、1期、緑風会)

○赤木正雄君 これは特に連合委員会の場合でなくて、この建設委員会だけの問題でもいいのでありますが、この際承つて置きたい。昨日東京都の現状を視察して参りました。その結果を見ましても、方々の道路のできかけておるものが中止されておる、こういうものを先ず早くせんならん、こういう切なる御希望がありました。要するに金がないために折角の立派な計画もできていない、こういう実情にあるのであります。でありまするからして、特に国から多額の補助を、この法案を作つて得ようという考えは、毛頭ないというふうな提案者の説明ではありましたが、実情はやはり多額の補助を貰つて、今まで計画していた都市計画を実現して行きたい、こういう……

第7回国会 大蔵・地方行政・建設連合委員会 第1号(1950/03/29、1期、緑風会)

○赤木正雄君 今の岡本委員の意見に賛成いたします。
【次の発言】 平和産業港湾都市、これはどういう性質の都市なんですか。先ずそれをお伺いしたい。簡單で字のごとしとおつしやればそれだけでありますが、これに対して特別のお考えがあるのですか。ちよつと分らんのです。
【次の発言】 平和産業港湾都市といたしましても、産業港湾都市といたしましても、大体趣旨は同じようですが、そこで聞きたいのは、産業都市なんでありますか、港湾都市なんでありますか。この四つの市はいずれも申すまでもなく軍港であつたのです。でありますからして都市の性格上としても港湾というものが主になるように思う。でありますから産業都市を主にされる……

第7回国会 大蔵・地方行政・建設連合委員会 第2号(1950/04/01、1期、緑風会)

○赤木正雄君 今日は政府委員がおりませんから質問いたしませんが、質問したい要点は、軍港として機能を発揮していたものが、今度は軍港はいらなくなつたのですが、これを廃されて、各種の港湾になりますが、その港湾の性格と今後の都市計画と、これをどういうふうに結び付けるか。そういうものを直ぐに廃されてもいいか、惡いか、今後の都市計画を、国全体の計画を立てる場合に、それについての建設省の意向を聽きたかつたのでありますが、今日は政府委員がおりませんから、私の質問は取止めておきます。

第7回国会 大蔵・地方行政・建設連合委員会 第3号(1950/04/26、1期、緑風会)

○赤木正雄君 二十五年度の災害のうち十五万円以上のものと以下のものがどれ程ありますか、お伺いいたします。
【次の発言】 金にしてどのくらいですか。
【次の発言】 その箇所数ですね。二%の箇所数はどれだけですね。
【次の発言】 二%は数にしては非常に少ないのでございます。又金額にしても十五万円以下でありますから少ないに決つています。併しそういう小さいものを放置しておくために、それが又来年の災害の原因となる、こういう結果になるのであります。でありますからして、二%そのものは数は少なくても恐らくは箇所数は相当にあろうと思います。その箇所数を無視して災害の全体の国庫補助ということはなかなかできない。そ……

第7回国会 内閣・建設連合委員会 第1号(1950/03/31、1期、緑風会)

○赤木正雄君 北海道の開発法案を見まして、北海道は成程外の土地と比べまして開発の遅れていることは認めております。併し、では外の、例えば四国、九州、本州東部地方、これがそれぞれ合理的に開はされているか、一つの計画的の下にすべての資源が開発されているかと言いますと、決してそうではない。でありますからして、この際に特に北海道だけなぜこういう法案をお出しになつたか、国全体を考え、例えて申しますならば、先ず第一に我々が考えるのは、この陽度、太陽の光です。陽光でございます。この陽光ということも第一考えなければならん。北海道は御承知の通りに九州に比べまして太陽の熱度も少い。宮崎県のごときは遥かに太陽さんの光……

第7回国会 内閣・建設連合委員会 第2号(1950/04/06、1期、緑風会)

○赤木正雄君 この前の連合委員会で私が、現在これは内閣の諮問になつておるかどうか知りませんが、北海道開発審議会と、それから国土開発審議会と、この両方が異なつております。その審議会の運営状況はどうなつているかこれをお尋ねしたのですが、それに対する状態を承わりまたい。
【次の発言】 今官房長官のお話の二つの審議会が鋭意審議されていることは分りましたが、この二つの審議会を二つにしないで仮に一つにした時にはどういう不利益があるのでしようか。
【次の発言】 北海道を一日も早く開発する、これは今長官のおつしやつた通りに誠にその通りでございます。併し国全体を北海道と言わず、四国と言わず、九州、本州全部を含め……

第7回国会 予算委員打合会 第1号(1950/03/26、1期、緑風会)

○赤木正雄君 私は大蔵大臣に治水問題についてお尋ねいたします。大臣が災害復旧に非常に御苦心しておられること、これはよく存じております。又この治水の問題は、制度の問題でもなければ又思想の問題でもない。正しい本当の原理に向つてこそ初めて治水ができるのであります。いわば原理に反していたしますならば、治水ができる筈はない。そこで今までの治水政策は正しい理論に乘つていたか否かというと、今までの実績がはつきり証明しておるので、一言言うならば、今までの治水事業は本当の治水の原則に乘つていない。でありますからして災害が年々起る。これは無論降雨にも因るのでありますが、その一方において治水そのものが当を得ていない……



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