草葉隆円 参議院議員
2期国会発言一覧

草葉隆円[参]在籍期 : 1期-| 2期|- 3期- 4期- 5期- 6期- 7期
草葉隆円[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは草葉隆円参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

草葉隆円[参]本会議発言(全期間)
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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 参議院本会議 第8号(1950/12/07、2期、自由党)【政府役職:外務政務次官】

○政府委員(草葉隆圓君) 只今千田君の御質問の中で、外務省関係のことにつきましてお答え申上げます。  在外公館借入金の問題につきましてはお話の通りであります。又只今総理から御答弁申上げた通りでございますが、昨年の六月一日に在外公館等借入金整理準備審査会法が公布されまして、昨年の暮、十二月の二十日にこれが施行令を実施いたしました。併しこれだけでは借入金提供者の請求の期間が不十分ということで、本年の三月更に一部改正をいたしまして、本年の五月十八日までに請求書を提出するということに相成りました次第でございます。その後、出ました請求の総数は、只今お話になりましたように、約二十一万件余りに達しておる状態……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第24号(1952/03/25、2期、自由党)

○草葉隆圓君 私は自由党を代表しまして本決議案に反対するものであります。その理由を、第一には国際法上から又純法理論的な立場から、第二は実際的な政治的な立場から、この二つの立場から時間の範囲内において十分検討いたしたいと存じます。  第一の場合におきましては、この理由書が只今配付になりましたが、理由書の第一より第三、なお第八の問題について、純然たる国際法的な理論的な立場から申上げたいと思います。(「大きいぞ」「君は知つているのか」と呼ぶ者あり)日本国憲法によりますると、内閣が国際的に又国家間に取り交しました取極は、ここにもありまするように、憲法第七十三條第三号によつて「事前に、時宜によつては事後……

第13回国会 参議院本会議 第48号(1952/06/06、2期、自由党)

○草葉隆圓君 只今議題となりました一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案両院協議会成案につきまして、その協議会の経過並びに結果について御報告申上げます。  協議会は五月二十九日、五月三十一日、六月二日並びに六月四日の四回に亘りまして開かれ、愼重且つ熱心に協議が行われたのであります。先ず衆議院側を代表して田中不破三君は、衆議院議決の理由につきまして、「一、参議院の修正は、衆議院議決の原案について部分的地域的には不均衡の是正が行われたのであるが、これを全国的に見た場合、なお不均衡が残つている。二、参議院修正は予算措置の確たる見通しもなく行われたものであり、到底実施は困難である。」とい……

第13回国会 参議院本会議 第73号(1952/07/31、2期、自由党)

○草葉隆圓君 只今議題となりました保安庁職員給與法案両院協議会成案につままして、その協議会の経過並びに結果について御報告を申上げます。  先ず衆議院を代表いたしまして青木正君は、衆議院が両院協議会を求められました理由につきまして、保安庁職員給與法案は、保安庁法案がすでに両院協議会の成案を得まして成立いたしておりまするし、明八月一日より施行されまする関係上、これと一体をなしておりまする職員給與法案は、是非成立させまする必要がありますることの点を縷々説明があつたのでございます。  次いで衆議院側におきましては、田中伊三次君より、衆議院人事委員会におきまして検討いたしました修正案について説明され、こ……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 参議院本会議 第16号(1952/12/24、2期、自由党)

○草葉隆圓君 只今議題となりました町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案についての両院協議会の審議の経過及び結果を御報告申上げます。  両院協議会における本院側の議長には私が、副議長には館哲二君が互選せられ、衆議院側の議長は福永健司君、副議長は石坂繁君に決定されました。協議会は本二十四日開かれまして、先ず衆議院側から、本院の修正案に対して不同意の議決をなしました趣旨及び両院協議会を求むるに至つた理由につきまして述べられたのであります。即ち十一月一日以後町村の警察廃止を決定した町村は翌々年の四月一日から警察責任の転移が行われることになり、その間すでに警察責任の転移の意思が決定さ……

草葉隆円[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

草葉隆円[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 外務委員会 第1号(1950/07/18、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 阿波丸事件の見舞金に関する法律案につきまして提案の理由を説明さして頂きます。  昭和二十四年四月六日の衆議院並びに参議院におきまして御議決を願いました「阿波丸事件に基く日本国の請求権放棄に関する決議」、これによりまして政府は国内措置といたしまして、本事件の犠牲者を慰藉するために適当な方法を講ずることが要望されたのであります。で政府はこの決議に基きまして、本事件の犠牲者に慰藉を表明する手段といたしまして、同船に乗つておりましたために死亡いたしました者の遺族並びに同船の所有者に対して県舞金を支給することが適当であると考えまして、所要の経費を昭和二十五三度の予算に計上いたし……

第8回国会 外務委員会 第3号(1950/07/27、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 前回の委員会におきまして、阿波丸事件に関して曾彌委員から御要望、御質問の点をこの機会に外務当局といたしましてお答え申上げておきたいと思います。  御意見の内容は、将来国会の承認と條約締結との関係をどういうふうに取扱うか、一般原則的な見解を表明しておくようにという御意見であつたと承知いたしております。條約につきましてはでき得る限り事前に国会の承認を得たいと存じております。批准を要しまする條約につきましては批准前に、又批准を要しないで署名のみによつて発効いたしまする條約につきましても、でき得る限り署名前に承認を得たいと考えております。但し一般国際慣例によりますると、御承知……

第8回国会 外務委員会 第閉会後3号(1950/11/17、2期、自由党)【政府役職】

○説明員(草葉隆圓君) 最近におきます国際情勢の特に主だつた問題につきまして御報告を申上げたいと思います。  まず第一に国際連合の最近の動きでございますが、九月十九日から開催されております第五回国際連合総会は、今回の問題といたしましては特に新鮮問題とこれに関連する総会の権限強化案が中心になつておるように思われるのであります。去る十月七日に本会議で可決いたしました朝鮮の統一及び復興に関しまするイギリスを含む八ヶ国提案が、四十七票の賛成に対しまして反対五票、棄権七票という圧倒的多数を以て可決されましてから、いわゆる三十八度線を越した国連軍の北鮮における作戰と相成りました。又国際連合総会の強化といた……

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後1号(1950/08/01、2期、自由党)【政府役職】

○説明員(草葉隆圓君) まだ、まとまつた個人調査はできていないそうであります。ただ全体的なものは一応分ります。それから今のお話で、いわゆる南方、パキスタン方面からも技術者を要望してきておるようであります。まあそれと関連してまだ具体的に交渉がうまくは行つていない次第であります。
【次の発言】 今のお尋ねの引揚総数のことでございますが、現存総数、これは五月一日となつておりますが、その後はまあ大して移動はないと思いますが、六百二十四万九千二百八十六であります。
【次の発言】 それは従来発表しておる通りであります。併しそれから引くわけですから、三十六万九千三百八十二であります。

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1950/07/30、2期、自由党)【政府役職】

○草葉隆圓君 これは継続審査をやるかやらんかというのが第一の問題で、継続審査をやるやらないと……恐らくこの第八国会にこの在外同胞引揚問題に関する特別委員会を設置する価値もなかつたのじやないか、たつた一日か二日のために置く必要があるにせよ、これは恐らく全員が継続審査を必要としながらこの二日か三日の会期で引揚特別委員会を設置する必要をお認めになつたのではないか、従つてその具体的な方法は一応の目安はつくでしようが、先ず置くか置かんかが中心問題で、置くならこれを最も有効に兼岩君の主張のように進んで行くにはどうするか、次の議題で取上げてそうしてこれを有効なように使つて行かなければならない。

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後2号(1950/08/02、2期、自由党)【政府役職】

○説明員(草葉隆圓君) これは帰還者の数並びに未帰還者の数という問題は、この特別委員会でもこれはしばしば問題になりましたが、併しその問題になりまする中心は、おのずから従来一点に集中しておつたと存じます。外のいわゆる太平洋戰争の地域について、今ここで過去の数字の基本から全部やり直しますと、これは又おのずから趣きが変つて参ると存じますが、日本政府といたしましては、従来持つておりまするあらゆる立場からの、これで最大の能力と考えられる立場からの資料を、只今引揚課長が御発表申上げた次第であります。
【次の発言】 これはどこの国が、例えば今鈴木委員からもお話がありましたが、我々の常識的には、甲の地区にまだ……

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後4号(1950/11/13、2期、自由党)【政府役職】

○草葉隆圓君 この機会にかねて大変問題になつておりました未復員者給與法或いは特別未帰還者給與法によりまする給與を受けておりまする者が、いろいろな事情で給與金の過誤拂或いは重複拂というようなことの発生しておりまするために、大変その家庭が困難を来たし、又その政府機関におきましても金の処理に困るという問題がありまして、私共が調査視察に参りまするたびに各府県なり。或いは当該者から強く訴えが出ておりまする事件が相当多数に上つておりまするので、政府なり或いは委員会としても何とかこの問題を具体的に処理すべきものではないか。最近これをいろいろ調べて見ますると、お手許に資料として差上げておりまするように、第一に……

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後5号(1950/11/20、2期、自由党)【政府役職】

○説明員(草葉隆圓君) 只今高良委員から御質問のありました在外公館の性格は、まあ在外公館そのものは現在の在外事務所は或いは戰前の在外公館と同じと存じますけども、実質的なり、或いは法的なりには相当違うと思います。現在は相当な制限を受けております。いわゆる全般的な在外公館としての使会は現在はいたしておりません。通商関係なり、或いは一部文化関係なりという程度でございます当時の在外公館はいろいろな意味におきまして、国の全部、或いは一部としての在外公館というものでございました。
【次の発言】 在外公館の借入金は、これは当然政府が予算の範囲内において支払うべきものという法律も通過いたしまして、又当然これは……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 外務委員会 第1号(1950/12/01、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 日本政府在外事務所設置法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を申上げます。  御承知の通り第七國会におきまして、日本政府在外事務所設置法が成立いたしまして、先ずアメリカ國内、ニユーヨーク、サンフランシスコ、ロスアンゼルス、ホノルル、シアトルの五カ所に在外事務所が設置いたされましたが、その後同法第二条第二項に基きます日本政府在外事務所増置令によりまして、今年の十月、ストツクホルム、パリ、リオデジヤネイロ、サンパウロ、カラチ、ニユーデリー、カルカツタ、ポンペイ、ブラツセル、モンテヴイデオに、又先月の十一月にはオランダのへーグにそれぞれ在外事務所が増置いたされたのでござい……

第9回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1950/11/22、2期、自由党)【政府役職】

○草葉隆圓君 特別委員長の選挙につきましては、従来からの慣例もありまするし、成規の手続を省略いたされまして、従来からの関係から申しますと今回は社会党でおやりを願いたいと存じますが、社会党の内村清次君を委員長から御指名願いたいという動議を提出いたします。
【次の発言】 理事は成るべく速かに御決定を願わないと、委員会の運営が困難になると存じますので、委員長の御指名によりまして、従来の教を御指名によつて御決定願いたいという動議を提出いたします。
【次の発言】 只今の千田委員の御発言には、私も賛成でございますが、会期が大変短かく、来月の八日まででございますから、一つ理事会で御相談を願いまして、大体何曜……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 外務委員会 第6号(1951/02/22、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 国民が……。

第10回国会 外務委員会 第7号(1951/02/27、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 在外公館の借入金は終戰後相当期間が長くなりまして、従つて借上げた、約二十一万件くらいあると思いますが、一昨年の国会で御承認を願つた審議会設置法によりまして、昨年の春までにその貸したほう、提供したほうは申請をするということになつて、それを整理いたしまして昨年の暮に大体二万件余りの確認書を出したわけであります。それが主体別にいたしますと約七百主体ありました中で九十三主体だけは約二万件の範囲で一応確認書を発行済であります。来月の終り頃に大体又二三万は確認書が出せる程度の準備を進めております。大体十四万件くらいが一応全体の整理をいたしました中では該当するのではないか、あとは非……

第10回国会 外務委員会 第8号(1951/03/14、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 鯨族の保護増大を目的とします国際協定の締結の必要につきましては、大分以前から提唱されておつたところでありまするが、これに関する主要な條約といたしまして、一九三七年の條約、及びこれを修正した諸議定書がありましたが、我が国は当時国ではなかつたのであります。我が国は当初は準備不十分のために、会議自体に参加することができずに、その後南氷洋で使用された母船の北太平洋への転用禁止を保留するというような、保留附で参加しようとするところまで参つたのでありますが、その後の今回の世界戦争の勃発によりまして、沙汰止みと相成つておつたのであります。捕鯨に関し戦後一九四六年十二月のワシントンで……

第10回国会 外務委員会 第9号(1951/03/28、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 日本政府在外事務所設置法の一部を改正する法律条の提案理由並びにその説明を申上げます。  御承知の通り昨年第七国会において日本政府在外事務所設魔法が成立いたしまして、先ずアメリカ合衆国内の五カ所に在外事務所が設置されましたか、その後、同法第二條第二項に基く日本政府在外事務所増置令によりまして、昨年十月スウエーデン国ストックホルム市、フランス国パリ―市、ブラジル国リオデジャネイロ市及びサンパウロ市、パキスタン、カラチ市、インド、ニユーデリー市、カルカッタ市及びボンベイ市、ベルギー国ブラツセル市並びにウルグアイ国モンテヴイデオ市に、又、十一月には、オランダ国へーグ市に、更に……

第10回国会 外務委員会 第11号(1951/05/16、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) ユネスコの分担金についての御質問でございますが、憲章の第九条第二項によりまして、この六月の第六回総会において幸いに加盟が承認可決されますると、一九五一年及び五二年度におきまする我が国の仮分担金の負担率が決定すると想像される。これはWHOの分担金と同様国民所得を基準として算出されると存じまするが、その具体的なことを一応考えますと、一九四九年の国民所得が、経済安定本部の調査を基といたしますと、一応私どもは七十五億ドルと予定いたしておりますから、これに対しまして一・七三%となると存じます。従いまして各加盟国の総負担率を一〇〇%といたしますると、超過分を調整するともつとあると……

第10回国会 外務委員会 第14号(1951/06/01、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 国会の承認、批准、署名というのは、従来からいろいろ御質疑があつておる点でございますが、殊に憲法七十三條の事前、事後の問題、政府は批准條項のついております條約につきましては署名後、批准の間において国会の承認を経、承認を経た條約につきまして批准をする。こういう順序で進むことが妥当であると考えております。従つて批准は国会の承認後内閣において批准をするという順序になつて来ると存じます。
【次の発言】 御質問の通りだと存じます。
【次の発言】 條約を締結するという権限が政府に與えられているその立場において批准を行うのであります。

第10回国会 厚生委員会 第22号(1951/03/30、2期、自由党)【政府役職】

○草葉隆圓君 本法案は誠に重大なる法案でありましたために、委員会としては小委員会に付託されて、十分検討して、而も小委員長から詳細なる御報告があつて、更に質疑が続行されておる次第でありまして、大体十分な審議を進めたと存じますので、質疑はこの程度で終了されたいという動議を提出いたします。
【次の発言】 先も申上げましたが、その後一、二なお御質問がありましたが、大体もう御質問も御終了になつているようですし、殊に本法案は重大な法案で、本委員会は小委員会まで開いて熱心に協議されました結果でございまするから、質疑を打切つて、直ちに討論に入られたいという動議を提出いたします。

第10回国会 厚生委員会 第32号(1951/05/26、2期、自由党)【政府役職】

○草葉隆圓君 これは午前中懇談のときからもいろいろ御意見もありましたが、結局先ほど来谷口委員からも、問題は誠に愼重を要し重大な問題であるから、一つの構想の問題についても政府は最も愼重妥当な態度をとらにやならんというほど愼重を期すべき問題だと考えます。従つて三月の二十四日に提案されましてから相当な期間を経ておりまするが、而も参議院が先議という形で審議が進められて来ておる。で、審議でありますから、会期はすでに第一回の延長をいたして、もう明後日で会期は終ろうといたしております。更に第二回の延長があるかないかということは、今から予想できない状態でありまするので、従つてこの問題の参議院としての取扱、この……

第10回国会 厚生委員会 第37号(1951/06/01、2期、自由党)【政府役職】

○草葉隆圓君 今の第四節の「児童相談所、社会福祉事勘所及び保健所」というこの項目は、これだけ見ておると、この児童福祉法に又新たに社会福祉事務所を置き、保健所を置くという解釈になつて来る。だから社会福祉事業法にある福祉事務所なり、保健所法にある保健所とは別個なものをここに児童福祉法において作る、こういう解釈をしないといかんことになると思います。
【次の発言】 医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律案の審議方法につきましては、去る五月二十六日の本委員会におきまして、閉会中といえどもこの法案の審議を継続するという意味において継続審査を行うことを議長宛に要求書を提出することに決定いたしたので……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1951/01/31、2期、自由党)【政府役職】

○草葉隆圓君 ちよつともう一つお尋ねしますが、委員長に。今のお諮りでしようか、御希望的な、最後こういうふうな結論に持つて行きたいというお話の中に、感謝というのはもう一つ具体的にどちらのほうに感謝が、その点が今の御質問にもありましたように、三人のかたがたに対する感謝か、国連に対する感謝か、とにかくはつきりしていないようですが。
【次の発言】 これは本会においてすでに議決をして、その線によつてこの動きが出て、一つはですよ、必ずしもそうばかりではないが、アメリカ、イギリス、濠州、三国が提案にはなりましたが、少くとも委員会ではこの国会のそういう意思表示をして、その線に向つてこのようになつた、そうしてま……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後2号(1951/07/19、2期、自由党)【政府役職】

○草葉隆圓君 今さきお話のありました点で、今日は委員の立場で一つ、対日講和草案の中から見ますと、いわゆる在外財産も、今度の日本の領土から割譲する地域と、そうじやない地域と二つに分けておる。割譲地域は第四条によりまして、いわゆる例えば台湾とが朝鮮、或いは千島、樺太方面の邦人の財産、こういうものと、それからその他の今さきのお話のいわゆる外地の財産、今は外地でありますけれども、当時の内地というものと区別して取扱う、そういう意味の割譲地は、第四条に今後両当局間で相談する、その点なかなか面倒なことだと思うので、どういう相談……、外地の問題であると思いますので、日本国と前記の当局との間の特殊取扱の主題とす……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後4号(1951/07/28、2期、自由党)【政府役職】

○説明員(草葉隆圓君) 引揚の問題につきましては、当参議院におきまして特に重大な関心と施策とを従来とも講じられ、従つて特別に在外同胞引揚に関する特別委員会を設置されまして、第一回以来毎会期にこの特別委員会を設置されまして、特別委員会といたされましては熱心に引揚促進並びにその他の処置について御検討を頂き、又政府を鞭撻して頂きましたことを衷心より感謝いたしておる次第であります。その後ソ連地区から未引揚者の問題につきまして、関係各国は全部引揚を完了いたしましたが、ソ連地区並びにソ連勢力圏内におきまする在外未帰還同胞が相当数残留いたしておる情勢から、引揚の問題の中心はそこに移されて参つたのであります。……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後5号(1951/08/02、2期、自由党)【政府役職】

○説明員(草葉隆圓君) 只今委員長のお話にありました全国留守家族代表の断食のその後の経過について申上げたいと思います。  先回の委員会の日から千鳥渕で全国留守家族代表者の断食が始り、その日委員の皆さんが現場を御慰問になり、又委員会の人とお話になつたその後の状態について申上げますると、二十六日であつたかと存じますが、首相官邸に全国留守家族の代表の一部の代表者のかたが首相に会見を求められましたが、総理は不在でありまして、面会ができなんだその途中におきまして、首相官邸の横で空腹のあまりそこで休まれて、そうして数人断食する恰好になりましたが、これは二十八日の夕方、手当のために処置をされるということで、……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後6号(1951/08/03、2期、自由党)【政府役職】

○説明員(草葉隆圓君) これは実は昨日でございましたか御質問がございまして、政府の見解をお答え申上げておいたのであります。でこの全協の方からの質問書の一項になつておる、従つてそれを文書で御回答申したことを更にここでお答えを申上げておきます。ポツダム宣言は、今後、平和條約に加入をした国の問題、それから加入をしない国との場合というようなことが今後取扱の問題の中心になつて来ると思う。加入をした国は、これは当然平和條約に肩替りをして来るだろうというような意味のことであります。加入をしない国は今後日本としては残るものと思われるという意味のことを昨日お答え申上げたのであります。

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第12号(1951/06/02、2期、自由党)【政府役職】

○草葉隆圓君 その前に、これはもう審議が始まつているのでしようか………。
【次の発言】 それでは只今途中から入りまして甚だ恐縮でございますが、この条文をお作りになりますまでの当委員会或いは厚生委員会その他におい(の御苦心を、只今も同僚の石川委員から縷々申述べられましたように、私ども大変感謝をいたします。殊に千田委員長はその折衝の衝に当つて誠にこれまでに作られたことに対しましての御苦労に対しまして、衷心より感謝をいたす次第であります。ただ二、三の問題について、先に委員としての一つ意見を申上げ、又御質問をいたしたいのは、先ほどもありましたこの戦傷病者等対策審議会というのは、再軍備なり或いは防衛なり……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第13号(1951/06/05、2期、自由党)【政府役職】

○草葉隆圓君 朝鮮からの婦人の引揚問題はこれは大変まだ将来にも残つて来る問題と存じますから、委員会でも十分一つ御調査を願うことにいたしたいと思います。在外公館等の借入金の問題は今急いでレートの決定の委員会を開いて、あのほうの委員会と一つ連絡を密にして頂いて、相当この委員会の意見等を反映するように御配慮を願いたいと思います。
【次の発言】 それからシベリア、ソ連地区における引揚の未完了の分については、或いはこの国会の休会中に国連等での動きがいろいろあろうと思います。そういう点についての動き等の場合におきます、或いは国際連合の三人委員会が設置されて日本に来るいろいろ具体的か問題があろうと思いますが……

第10回国会 内閣委員会 第25号(1951/05/18、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) これは実は先ほどの連合委員会でいろいろ御質問もございましたが、国際経済局を折角作るならもつと内容を十分にしたものをとこちらも考えましたが、これはいろいろな……いずれは講和後の機構において考えなくちやならん。取りあえずは現在の定員のままで一応局の新設ということにしてやつて行きたいというので、従来はこの関係が五十六名でありましたのを、ほかの局課から四十二名廻しまして、そうして九十八名の新らしい国際経済局というものを作りまして、従つて新らしい国際経済局におきましては、予算の増減は大体人員におきましてはないわけです。  八十名の増員におきまする地方在外事務所の問題でございます……

第10回国会 予算委員会 第2号(1951/02/06、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) ダレス特使が訪日されましてから、対日講和に関しまする、講和問題に関しまする点が内外におきまして相当注目の的に相成つておるのでありまするが、対日講和問題に関する関係情勢について申上げたいと存じます。  御案内のように、昨年九月十四日トルーマン大統領が対日講和の促進を声明されましてから、アメリカ国務省はダレス顧問を中心にしまして、対日講和の促進を期しながら、極東委員会加盟国とそれぞれ單独に会談を非公式に進められて参りまして、十月二十六日マリクソ連代表との会見を最後といたしまして、これらの国々とも会談を一応終り、いわゆる第一段階を終了したように思われるのであります。この会談……

第10回国会 予算委員会 第22号(1951/03/08、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 政府では今まで未帰還者の総数を三十六万九千三百八十二名と発表して参りました。この数字は終戰時におきまする戰闘或いは外国におりました、又外地におりました部隊及び邦人というものから引揚げて参りました数を差引いた数が三十六万九千三百余名。この三十六万九千の確実なる一人々々の数、状態を実はあらゆる方法で調査をいたしておるのでありまするが、現在まで判明いたしましたいわゆる個人々々の確実なる数は三十二万三千九百七十三名と相成つております。併しこれはソ連から実際の当時の捕虜、或いは抑留一般邦人なりの数を承知ができませんから、従つて日本で知り得る方法の最大の方法を以て調査する以外には……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 外務委員会 第1号(1951/10/27、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 日本政府在外事務所設置法の一部を改正する法律案の提案の理由を御説明申上げます。  今回の改正は、さきに政令で設置いたしました在台北日本政府在外事務所ほか四つの在外事務所を法律の中に規定いたしますことと、将来在外事務所を廃止する必要が生じました場合にこれを政令で廃止することもできるようにしますること、及び在外事務所の権限を拡大すること、この三点が改正の要点であります。  先ず第一に、台北ほか四ヵ所に政令で設置されております在外事務所を法律の中に規定いたしまして、第二條第一項の表を改正いたしますことについて御説明をいたしたいと存じます。  日本政府は、在外邦人の保護と通商……

第12回国会 外務委員会 第3号(1951/11/10、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 只今議題となりました「一九二〇年六月二十一日パリで署名された国際冷凍協会をパリに創設することを目的とする国際條約を修正する條約」につきましてこれを御承認を願う提案理由の御説明をいたします。  「国際冷凍協会をパリに創設することを目的とする国際條約」は、一九二〇年(大正九年)六月二十一日にパリで署名されましたが、この條約によりましてパリに国際冷凍協会という国際機関が設立されたのであります。国際冷凍協会は、冷凍に関する科学上、技術上及び経済上の知識の国際交流を目的としてその後活動を続けて参りましたが、我が国も一九二四年(大正十三年)三月四日にこの條約に対する批准書を寄託し……

第12回国会 外務委員会 第5号(1951/11/26、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 請願の戰犯者に対する案件でございますが、現在戰犯関係におきまして、十一月二十五日現在巣鴨に服役いたしておりまする者が千三百八十六名ございます。外地におきましてはフイリツピンに百十三名、濠洲のマヌス島に二百三十四名、この二カ所でございまするが、合計いたしますると千七百三十三名と相成る次第であります。これらの部分はいわゆる同胞でありますが、その一部分には朝鮮、台湾等の人も幾分含んでおると存じます。これらの同胞の軽減につきましては、この留守家族並びに国民の熱望と共に政府の強い関心と、これが軽減のための処置を從來ともとつて参つておつたのでありまして、從いまして、第一には外地服……

第12回国会 内閣委員会 第17号(1951/11/22、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 只今の御質問、この提案理由の説明が不十分であつたと存じます。従いましてそういう御疑念が生じたことと存じまするが、実は率直に申上げますると、いずれ来春は平和条約の効力の発生する時期と相成ると存じ、それまでに平和条約の内容に盛られておりまするいろいろな義務と申しまするか、そういう点についての準備交渉というものが成るべく近い機会から始めて行く。もうすでに御承知のようにそういう意味において開始をいたしておるのが二、三あるのであります、従いましてその効力が発生しまするまでの一つは準備的な、外交の正式な再開に備えた準備をするという点から考えますと、現在持つておりまする外務省の機構……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第4号(1951/10/26、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 只今議題となりました平和條約及び安全保障條約につきまして提案理由を御説明いたします。  先ず平和條約について申し述べます。御承知のごとく、わが国が一九四五年八月十四日にポツダム宣言を受諾いたしまして以来、我々は、日夜忠実にその條項を履行し、連合国、延いては世界のすべての国々との友好平和の関係が一日も速かに回復せんことを希望して来た次第であります。平和の回復のためには、これまで戰争状態にあつた国と平和條約を締結しなければなりません。我々はその日を鶴首して待つたのであります。併しながら我が国のこの希望は、我々の力では如何ともなしがたい国際間の情勢によつてその実現が延引に延……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第6号(1951/10/30、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 最も簡單にお答え申上げます。極東の平和と日本の安全のためであります。
【次の発言】 爆撃の基地にはならないと存じております。
【次の発言】 満洲爆撃があるかないかというようなことは、むしろ仮定の問題であります。従いまして、そういうことに至る場合においてはどうかという話であつて、その話に対する総理の答弁であつたはずであります。
【次の発言】 満洲爆撃を想定して、その場合にどこからか日本の或る部分の基地から飛び出すことを予想し、そうして兼岩君はそういう状態であるなら、その近所の人たちが再び爆撃を繰り返されるじやないかという御質問であろうと思います。だから私は、それは満洲爆……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第7号(1951/10/31、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 義勇兵につきましては昨日もそれぞれ御答弁申上げましたが、国際連合関係におきましては、さような制度がありませんから、從つて国際連合に対する義勇兵というものは考えられないと思います。  それから南北朝鮮の問題につきましての御質問に対しましては、御承知のように目下休戰会談が続けられ、日本といたしましては国際連合の精神からこの会談が速かに且つ適正に進みますことを希望する次第であります。
【次の発言】 中共との貿易関係の殊に形式的な方法という問題でございますが、実際的には、昨日又今日も総理から特に申上げましたように、望むことは只今通産大臣のお話の通りであります。ただ将來どういう……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第9号(1951/11/02、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) お話の通りだと存じます。実はこの前文にも又第五條でございましたか、にもありまするが、国際連合の加盟国として日本が申請する、そうしてその原則を守る、或いはその目的を守る。併し申請をしてもそれが国際連合に加盟できない状態が、現に十五カ国でございましたか、現在申請しておりまするが、或いは拒否権によつて、イタリーその他の五カ国の、今度の戰争での平和條約にもそれを謳つておるけれども、現実においては今日まで加盟ができ上つていない。こういう具体的な事実もある次第で、從いまして少くともこの調印をいたしました四十八カ国はこの意味を十分了承しておつて、現在の国連憲章によりますると、その手……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第10号(1951/11/05、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) これは外務省といたしましても、又政府といたしましても、只今條約局長が説明いたしました解釈をとつております。從いましてさようなことはないと存じまするが、この條約によつて日本国憲法を強いるものではない。全くそれとは別である。対外的に日本の完全な主権に対する連合国の承認をこの條項において現わしておる、かように解釈いたしております。
【次の発言】 これはいろいろ外交関係の御意見又御質問がありましたので、私からもお答え申上げます。現在の外務省といたしましては、御心配のような古い考え方をなお根に持つておるということは全然ございません。從いまして、最も新らしい、又世界の期待を裏切ら……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第11号(1951/11/06、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 御質問の第一点は、ここに第二條において領域を決定することに我々は承認するが、将来はどうするかという問題でございまするが、今回のサンフランシスコ会議におきまして、この平和條約を承認いたし、又連合国も共々に承認いたしました以上は、日本はこの條約を将来嚴守して参る勿論確信を持つて承認をいたした次第であります。第二の帰属の問題が未決定であるではないか。お説の通りであります。併しこれは連合国間、関係国間において話合が付かなんだから、未決定のまま日本は領有権、いわゆる権利、権原、請求権を放棄したという形になつておりまして、これらの帰属のことにつきましては、関係国間において将来決定……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第12号(1951/11/07、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 御質問のように、この第六條の(a)項によりまして、如何なる場合においてもその後九十日以内に撤退しなければならないとなつておりまするから、第五條の(c)項によりまする権利は当然持つてはおりまするが、一応この文面からいたしますると、撤退をするということが原則的になりまするので、その後第五條の(c)による自衛権の方法による集団の方法をとりましても、そこで一応撤退をするという前提の下になされることになりまするから、ダレスさんのサンフランシスコの演説にありました趣旨の通りに日本も解釈いたしております。
【次の発言】 お話のように、現在から考えますると、そういう感も起らぬでもない……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第13号(1951/11/08、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) お話のように去る六日から第六回国連総会がパリで開かれておりますので、日本といたしましても、これらの世界の関係におきまして、或いはオブザーバー、或いは他の適当な方法によつて出席を希望いたしている次第でございます。従いまして関係方面と十分折衝をいたしている段階でございます。許可があり、又国連総会からの手続ができまするならば是非出席をいたしたいと考えております。
【次の発言】 司令部の了解を経まして、ここ一両日前に手続は事務総長宛にとつた次第であります。従つていずれ近く何かの意思表示、多分許可されるのではないかと期待しております。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第14号(1951/11/09、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 外務省の立場からも、只今通産大臣からお話のありましたように、実は在外事務所の現在は、私も必らずしも満足いたしておりません。これは併しかような情勢下における、いわゆる最大限度と申しますか、一方から言うと最小限度と申しますか、それによつてやつておりますから、只今通産大臣からもお話のありましたように、通産省とは結局一体の考え方で、今後の日本の外交というものは、通商、航海その他のいわゆる貿易を中心にして行く以外には殆んどないくらいに貿易は大きい問題だと存じております。従いまして現在も在外事務所には商品の見本市なんかを展開いたしまして、今お話になりました通商関係の知識のある人々……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第15号(1951/11/10、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) このことは数日前にも御質問がありましたから、詳しく御答弁を申上げましたが。
【次の発言】 結局一口に申しますと、それぞれの国で処置いたしておりまするから、表面上はそう簡單に政府、政府の間においては困難な状態もあろうと思います。併し極力国民の熱意を反映させる、あらゆる方法を以て進んでおりまするから、相当見通しがあると存じまするけれども、併し全般について必ずしもそれは断言できないのであります。
【次の発言】 お話のように中国地区におきましては、中共地区におきましても、ソ連の発表によりますと、戰争犯罪関係、中共関係者を七百数十名送つたという発表がありましたが、併し中共関係に……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第16号(1951/11/12、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 貿易、通商、金融関係につきましては、今後の我が国の対外的な問題としては中心になる問題だと存じます。実は現在もすでにそういう方法をとつておりまするが、現在は御承知のようにスキヤツプが中心になつて或いは貿易或いは金融の協定を結ぶ、それによつて通産省はいたしておりまするから、大体現在はすでに二十四ほど結ばれて、その後にイギリスなりスぺインなりドイツなり、或いはフランスなりというようにだんだん進んでおります。こういう問題につきましてもそうでございますが、今後は殊にこの対外関係が中心になつて参りまするから、それにはどうしても国内の貿易体制というものが基本になつて来なければならん……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第17号(1951/11/13、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) アメリカ、カナダ、日本の漁業協定は先般御質問について御答弁申上げましたように、條約の第九條にありまする点から、條約発効前ではありますが、成るべく速かに国際間の漁業の問題についての了解点に達する意味におきまして、協議を進めて参つておる次第でございます。今月の五日から協議を始めまして、目下三国間において話を進めておりまするが、お手許にお配りいたしましたようなアメリカの試案が出まして、これについての説明並びに質疑応答が一応終了いたし、これら三国間においてのこれに対するいろいろ話合いを進める段階に只今参つておる次第でございます。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第18号(1951/11/14、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 只今兼岩君の御質問に対しまして、総理から仮定の問題、兼岩君は満州爆撃というのは一つの事実の問題としてお取上げになつた。併しこの議論は、御引例になりましたマツカーサ元帥が解任になりましたことにおいてのアメリカの国会での問答においても十分御承知でございましようが、これらの問題によつて解任の問題も論じられたのであります。従いまして、かような議論がありましたことはお話の通りでありまするが、それが起らないような問題のためにマツカーサー元帥の問題も起つたのであります。従いまして、さような問題、話題があつたから満洲爆撃が実現するといるのではない。実現しないような方法で問題を解決され……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第19号(1951/11/15、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) お話のように、兼岩君のほうから、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約の署名に際し吉田内閣総理大臣とアチソン国務長官との間に交換された公文の中にあります、この点だと思います。「連合国最高司令官の承認を得て、日本国に、施設及び役務を国際連合加盟国でその軍隊が国際連合の行動に参加しているものの用に供することによつて、国際連合の行動に重要な援助を従来與えてきましたし、また、現に與えています。」従つてこの現に與えておる現在の状態についての資料を提供せよ、こういう点であつたと存じます。この点につきましては、実は外務省関係におきましては、この資料は、この前も條約局長から申上げ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第20号(1951/11/16、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 武力援助は全然いたしておりません。
【次の発言】 駐留軍の数等は不明でございます。
【次の発言】 これも昨日お答え申上げました通りに、その分担もまだ不明でございます。
【次の発言】 住民のかたがたと十分連絡をとり、又その意見を聞きながら進めております。
【次の発言】 私が申上げた通りであります。
【次の発言】 その後におきましても、島民の人たちのいろいろの意見を十分聞きながら進めております。
【次の発言】 信託統治にするという点につきましては、只今法務総裁から御答弁になつた通りでございます。
【次の発言】 従来からしばしばお答え申上げている通りであります。重ねて申上げ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第21号(1951/11/17、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) この点につきましては一又は二以上の外部からの教唆、干渉の場合に、これに対する駐兵が或いは出動をする場合、これは全く日本政府の意思による明示の要請があつた場合に限るのでありますから、日本政府が明示の要請をいたさない場合におきましては、如何ようなる場合においても一方的に出動するということはあり得ないのであります。従いまして今後日本政府の要請が基本でありますので、この日本政府の要請の場合におきましては、十分注意をいたして要請すべきものだと考えます。
【次の発言】 かような場合には、日本政府が要請いたすときに初めて出動いたしまするから、従つてその要請は愼重を要しまするが、この……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 議院運営委員会 第18号(1952/02/28、2期、自由党)

○草葉隆圓君 只今小笠原君の御意見、御尤もであります。本日は内閣から官房長官が見えまして、憲法七十二条によつて報告をしたい、従つて、議運は報告を求めるかどうかという問題で、その内容の検討は本日の議題以外だと思う。従つて、本日は報告を求めるかどうかという問題について、私どもは小笠原君の御意見のように報告を求むべしということに賛成をいたしたい。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第13回国会 議院運営委員会 第63号(1952/06/30、2期、自由党)

○草葉隆圓君 実は、先ほど相馬君の御提案の参議院の審議権尊重ということは、勿論御趣旨は尊重します。至極賛成であります。これは只今私ども始めて配付を受けて、今その内容を拝見したのです。従つて私どもの自由党は、誰も承知いたしておりません。従いまして、これは趣旨は勿論賛成でありまするが、党に帰りまして、党議に諮つた上でお答え申上げますから、よく御趣旨を承知をいたしましてから、本日は日程に上げるということには取止めを頂きたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第76号(1952/07/29、2期、自由党)

○草葉隆圓君 自由党は、只今の小笠原君の意見に賛成をいたします。
【次の発言】 だんだんその問題について事実のお話を私のほうから申上げて、いろいろ御心配を願つておるのは恐縮でありますが、事実は今、安井君から申上げた通りでありますけれども、私どもここへ、議運に出ております関係者は、全力を挙げて責任を持つて衆議院の自由党を了解さすように努力をする覚悟であります。この点は御了承を頂きたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第77号(1952/07/30、2期、自由党)

○草葉隆圓君 御指名による御質問でございますので私からお答えを申上げます。実は一日の会期延長の真相は、私は衆議院でございませんから承知はいたしませんが、ただ、今までの状態を考えますると、私どもがこれに賛成をいたしまする心境は、実は参議院から送りましたいろいろな修正諸法案というものが、いろいろな事情のために本日の十二時までに審議完了という状態に立ち至らなんだ。誠にこれは遺憾でございまするけれども、そういう状態、従つて恐らくもう一日延ばしたら、私ども参議院がいろいろ修正いたしました問題、或いは又国会法の、参議院として送りましたような問題等に  つきましても、或いは参議院の意思が通る機会が多くないか……

第13回国会 厚生委員会 第4号(1952/02/07、2期、自由党)

○草葉隆圓君 速記をとめて下さい。
【次の発言】 私は先に懇談の席に先ず譲つて頂きたいと、こう申上げたのです。今委員長に聞いたら……。
【次の発言】 今の問題は、先ほど懇談でお話がありましたように、一つ委員長、理事つにおいて御相談願つて御決定願いたいと思います。

第13回国会 厚生委員会 第6号(1952/02/11、2期、自由党)

○草葉隆圓君 これは前回に、懇談会に一つ呼んでそうして参考にしようじやないかという御意見で、皆さん承諾されたと存じます。今の委員長の御報告のように旅行中で出席いたしかねる、旅行から帰つて来たら更に連絡をして、そうしてどうしても来ないときには重大な決意をするというと最初の話とは少し違つて来ると思います。むしろそうじやなしに、柔かくお取扱いになつて旅行もどのくらいの期間か、結局参考になり得る期間じやないと懇談の価値はないと思う。時間がずつとずれて参りますると、大した価値のない問題になつて参りまするから、そういう点も、これはこの前の懇談をいたしました際も、よく懇談してお互いに了解し合つたことでありま……

第13回国会 厚生委員会 第7号(1952/02/14、2期、自由党)

○草葉隆圓君 ちよつと伺いますが、今日は伊藤ひろ子さんが証人名簿に載つておりますが、どうなんですか。
【次の発言】 それでは証人のかたがたに二、三の点についてお伺い申上げたいと思います。いろいろ関係することが微妙な問題もありましようから、その点は十分質問者におきましても注意をいたしてお尋ねを申上げたいと存じておりますので、できるだけ一つはつきりとお答えを頂きたいと思います。  先ず石部証人に伺いたいと存じますか、先ほどのお話で、現在もなお知人が数名残つている。併しその健否なり、収容所は不明であるが、知人が相当残つているというお話でございましたが、その知人とお別れになつたのはどこの収容所で、現存……

第13回国会 厚生委員会 第8号(1952/02/21、2期、自由党)

○草葉隆圓君 ちよつとこの機会にその後の社会厚生関係のことを私余り存じませんから、或いはいろいろ相当な方法を講じられておるかも知れませんが、いわゆる未亡人対策として母子並びに児童の関係において、戦争関係の未亡人の問題はどうやらいずれ目鼻がつくだろうと思いますが、その他の一般の母子の関係はこれではいわゆる戦争関係では解決ができない。これに対しては相当やはり深刻な様相、問題が多々あると思う。国会でも従来母子福祉対策国会議員連盟などを作つて、これらの問題を一貫しながら進んで参りましたが、その一般戦争犠牲者の未亡人は解決しますが、その他の未亡人の問題はまだ重大な社会問題として残つておると思いますが、こ……

第13回国会 厚生委員会 第13号(1952/03/28、2期、自由党)

○草葉隆圓君 質疑はこれで終了して頂きまして……。
【次の発言】 討論を省略して採決に入つて頂きたいと思います。

第13回国会 厚生委員会 第16号(1952/04/24、2期、自由党)

○草葉隆圓君 すでに小委員会等において十分質疑応答、検討を重ねて参りましたので、質疑はこの程度で打切つて、直ちに討論に入られたいとの動議を提出いたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 以上を以て討論を終了して、直ちに採決に入られたいという動議を提出いたします。

第13回国会 人事委員会 第23号(1952/06/03、2期、自由党)【議会役職】

○理事(草葉隆圓君) ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。  それでは午前中はこの程度にいたしまして暫時休憩をいたします。午後一時から再開いたします。    午後零時七分休憩
【次の発言】 私は本案に賛成いたします。
【次の発言】 安孫子局長にちよつと伺いますが、大体政府の一般公務員は、御存じのように半月分のいわゆる夏季手当というのが出るという法律が通りますと、そういうことになります。だんだんお話によりますと、これは法律が提案されてから初めて知つたということでございますが、併し御答弁の中には、まだ年度に入つたばかりで、今後の運営状態によつては或いは政府と同様になし得……


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第14回国会(1952/08/26〜1952/08/28)

第14回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1952/08/31、2期、自由党)

○草葉隆圓君 只今相馬君のお尋ねの件に関しましては、実は参議院自由党といたしましては、各党と同じ態度で教育委員会法の取扱いについては参つておりましたことは、御承知の通りであります。その後いろいろな事情で、現在のような情勢になつておりまするが、現在の段階におきましても、本日も更に総会を開いて、これは各党の御趣旨のような線に沿つて、当然参議院自由党も進んで行きたい。こういう申合せを更にいたしたのであります。この点は念のために、よろしく御了承を頂きたいと思います。


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 議院運営委員会 第1号(1952/10/24、2期、自由党)

○草葉隆圓君 衆議院の模様は、大体もうすぐに本会議を開いて……、今開きましたそうですから、順序を経て議長、副議長の選挙を行なつて、直ちに首班の指名に入るという予定のようでございます。従いましてお話の六時までには、その運びになると思いますから、仮に六時を少し過ぎましても、六時前後にはできる。だから向うが済み次第に、六時迄には行けると思いますが、六時前後には、確かにやれると思います。

第15回国会 議院運営委員会 第2号(1952/10/27、2期、自由党)

○草葉隆圓君 この際事務局に伺つておくのですが、土曜日の午後、私外へ出ますと、デモ隊が来て交通の遮断をされたり、デモ隊の人に逢つたりしましたが、そのとき国会内部とどうも呼応しておるような形勢があつたように、はつきりわからんでしたが見えた。だから早速伺おうと思つていましたが、その時期がなかつたのであります。何かお気付きの点はなかつたか。私どもは、そういうふうに見、えたのであります。その点を一つお伺いしたい。
【次の発言】 その院内で旗を振つて、デモ隊と相呼応をしておつたという点について、どうも私、そういうふうな清勢じやなかつたか。あとで急いで聞きたいと思つたけれども、聞けなんだのですけれども、そ……

第15回国会 議院運営委員会 第3号(1952/11/05、2期、自由党)

○草葉隆圓君 いろいろ御意見がありますが、御尤もかと存じます。ただ先ほど来官房長官からもお話がありましたように、実際問題としては、本会議の開会或いは日取りというようなものと関係して参りますので、従いまして、できるならば政府が施政方針演説をして、それに対する案件のあとにおいて、できるならばやるほうがいいので、それまで、どうしても緊急性があつて待つておれないというような時間的な問題が起りますると、そのときに相談したほうがよいと思います。従つてこの点は与党野党というような意味じやなしに、参議院の議運としての立場から相馬君の今の御発言もあつたと存じます。従つて私どもも緊急質問を出しておりません立場から……

第15回国会 議院運営委員会 第閉会後3号(1953/03/20、2期、自由党)

○草葉隆圓君 今事務総長からのお話の中に、いろいろ交渉団体等のお話もありましたが、これはあとに廻しまして、名称が混同するという意味におきましては、第三控室のように承知しましたので、括孤して下に第三控室としてお取扱い頂くと混同を避けることができると思います。
【次の発言】 只今の問題につきましては、本日午前中、本会議での提案を皆了承いたしました関係があります。従つて只今の懇談会にもこの話が繰返されるようになつたのでありますが、この議運といたしましては、一つ只今のお話をはつきりと決定して頂きたいと思います。
【次の発言】 この問題につきましては、実は、或いは国会法の改正小委員会等を設けて、数回に亙……

第15回国会 議院運営委員会 第4号(1952/11/06、2期、自由党)

○草葉隆圓君 お話の緊急質問につきましては、只今相馬君からもお話がありましたように、昨日だんだんといろいろ御意見がありまして、自由党といたしましても、よく政府と話合つて、明日、いわゆる今日何分の政府の心持もお伝え申上げましようということであつたのであります。これは官房長官も先回の議運に出られまして、目下政策を盛んに練つておる、次の週にはこれをまとめて成るべく早い機会に政府の施策を国会に発表をいたしたいというので、目下盛んに各省それぞれ練つておるようであります。従いまして内閣といろいろ折衝をし、参議院の立場もよく伝えましたが、政府といたしましては、今申上げましたような政策を目下十分検討をし、施策……

第15回国会 議院運営委員会 第15号(1952/12/22、2期、自由党)

○草葉隆圓君 自由党におきましては、先刻来再三の理事会で、だんだんとお話申上げておりますから、もう今更、ここで申上げることは省略いたします。衆議院の申出の通りに賛成いたしたいと思います。

第15回国会 議院運営委員会 第17号(1952/12/24、2期、自由党)

○草葉隆圓君 実は本日来の議事につきましては、各党の大変な御協力によりまして都合よく取運んでおつたのであります。ところが衆議院が散会をいたしましたために、いろいろと皆さんがたに御迷惑をかけましたことについては、重々恐縮に存じます。  つきましては衆議院から回付して来る二、三の案件について、重要な緊急な案件もあつたはずでありますし、又こちらから回付する案についても同様でありますが、以上のような関係で、誠に恐縮ではございまするが、政府等も大変要望しておる案件等もありまするので、願わくば明日もう一日御出席を願つて、そうしてお進めを願うようにお取計らい願います。(「反対」と呼ぶ者あり)

第15回国会 議院運営委員会 第18号(1952/12/26、2期、自由党)

○草葉隆圓君 本日、本会議を開いて各党の御協力を頂いて、平衡交付金の議題を議することに相成りましたことに対して、与党を代表して厚くお礼申上げます。従つてその根本となります平衡交付金の二案の審議について、昨日来、いよいよ開くという方針が決定いたしまして、開会されまして、慎重御審議願い、只今お話の通りに自由党五名のうちで一名しか出席いたしませんでしたから、誠にその他の各党の諸君には申訳ないと存じております。私も、ずつと最後まで委員会にも出ました。又委員諸君にも御了解を願つて、定足数に達するように漸く相成つたのでありまするが、この間の事情につきましては、衷心より恐縮に存じます。又只今の小笠原君のお話……

第15回国会 議院運営委員会 第20号(1953/01/23、2期、自由党)

○草葉隆圓君 実は、先回のときにもいろいろ話を申上げて置たのでありますが、只今、官房長官から予算の提出が、二十九日一ぱいに印刷ができ上つて、三十日には提出ができるというお話でありますので、従いまして、提出と同時に、政府のそれぞれの施政方針演説及び所管大臣の演説をお願い申上げるようにお進めを願いたい、取運びを願いたいという意向であります。
【次の発言】 私、ちよつと今から二十分ほど前、二三十分前でしたが、その後の変化があると存じませんが、それまでには、私先ほど申上げたように、衆議院も三十日というので進んで行きたい。こういうので進めておるようであります。

第15回国会 議院運営委員会 第21号(1953/01/30、2期、自由党)

○草葉隆圓君 これは従来からも十五国会続けて来て、そうしてここで急にそういう形をとるということは、よほど慎重を期すべきものだ。従つて先ほど来各党派間の連絡というのも、承わると、私どものほうにもありませんが、ほかにもあつておらないようです。大体の御意見はこれで尽きたようですから、にわかに賛成するということはおとりやめ頂くほかはありません。
【次の発言】 午前中、たしか自由党の質問の件が保留であつたかと存じますが、自由党の質問は、今回は取止めることにいたします。  御了承を願います。   ━━━━━━━━━━━━━

第15回国会 議院運営委員会 第26号(1953/02/05、2期、自由党)

○草葉隆圓君 この問題は、只今小笠原君の御提案、よく了承いたしましたから、明日に一つ、保留という意味よりも延ばして頂きたい。保留と同じですが、延ばして頂きたい。
【次の発言】 この問題は、昨年末来いろいろ検討して参りまして、大変日時も過ぎましたが、この際は、もうかれこれを二つやめまして、大蔵委員会か建設委員会かどちらかにするという問題は、議運では建設委員会に付託することにお進みを願いたい。

第15回国会 議院運営委員会 第36号(1953/03/04、2期、自由党)

○草葉隆圓君 只今小笠原君のお話の中に、自由党の私を指しての御質問でございましたから、私からもお答え申上げます。  只今、木村君が申しましたのは、理事会以後のことについて、ああいう状態がありましたので、それを申上げながらお話をしたと存じますが、私理事会の決定は、只今相馬君のお話の通りに、午前中の理事会で決定しておる。若しこれを変える場合には、又理事会を開いてその上で御相談しないと変えられないと思いますので、理事会の決定は、その通りに存じております。
【次の発言】 先ほどの小笠原議員の御質問、お考えに対して、官房長官からお話がありましたが、これはいろいろ前からの経緯によつて観点が両方違つておると……

第15回国会 厚生委員会 第11号(1952/12/18、2期、自由党)

○草葉隆圓君 遺族援護に関します小委員会における請願陳情の審査の結果について御報告申上げます。  小委員会に付議されました請願二十九件及び陳情十件のうち、請願五百九十九、六百三十、六百三十一、六百三十二、六百三十三、六百六十二、六百六十三、六百六十七、六百七十九、六百九十二、七百二十六、七百二十四、七百二十七、三百十、二百七十一、三百九十三、四百六十六、六百四十五、九百五十一、八百十三、八百四十三、七百七十八、九百二十五、八百九十七、六百七十八、以上二十五件及び陳情百七十四、九十五、百二十六、二百八、二百十二、二百五十四、二百五十五、二百五十六、百七十一、以上九件は願意妥当なものと認めまして採……

第15回国会 厚生委員会 第15号(1953/02/05、2期、自由党)

○草葉隆圓君 委員長一任。

第15回国会 中共地域からの帰還者援護に関する特別委員会 第1号(1953/03/03、2期、自由党)

○草葉隆圓君 第一、第二は結構だと思います。第三の問題は、実は理事会を開いて、今後の委員会の運営を一つ、ずつと案を作つて頂きたい。その前にも、政府でいろいろやつておりますやり方を検討して行かなければならないし、その一つとして、只今須藤委員のおつしやつたことも当然必要だと思います。理事会をお開き願いまして、大体船が着くまでに、いろいろな点を御協議を進めるようにお取計らいを願いたい。
【次の発言】 今の御賛成を得た電報というのは、電文等は一つ委員長に御一任して、一つ相手のほうも御一任を申上げまして、お取計らいを願つたらとうか。

第15回国会 立太子の礼及び成年式につきたてまつる賀詞案起草特別委員会 第1号(1952/11/08、2期、自由党)

○草葉隆圓君 私はこの際、特別委員長の互選は成規の手続を省きまして、委員中の最年長であります、只今仮委員長席にお着きになつておる赤木正雄君を委員長に推薦することが最も適当と存じますので、その動議を提出いたしたいと思います。


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 外務・文部連合委員会 第1号(1951/05/14、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 国際連合教育科学文化機関憲章を受諾することについて承認を求むるの件の提案理由を御説明申上げます。  国際連合教育科学文化機関、いわゆるユネスコは今次大戦中にロンドンに参集していました連合国亡命政府の文部大臣を中心として構成された連合国文部大臣会議を母体として世界平和の維持を目的とする教育科学及び文化の世界的組織となることを目指して発足いたしたのであります。ユネスコ憲章は一九四五年十一月十六日にロンドンで作成されまして、翌四十六年十一月四日に効力を発生いたしたのでありまして、国際連合との間の協定によりまして、国際連合の専門機関となつておるのでございます。ユネスコは国際連……

第10回国会 水産・外務連合委員会 第1号(1951/03/06、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) これは只今長官からも御答弁申げましたように、哨戒区域がだんだんと要請によつて拡張して参つたような現状であります。従つて今後におきましても、十分総司令部等に対しまして拡張等につきましての懇請をして行くことには決してやぶさかではないし、又当然そういう方法をとつて参らねばならないと存じております。
【次の発言】 これはいろいろ証人からのお話もありましたように、現在必ずマッカーサー・ラインを忠実に守つておりましても、それによつて起つて来た拿捕事件というふうに考えられる節も多いのでありまするから、従つてこのマッカーサー・ラインというものに対して、或いは証人の御答弁、御陳情のよう……

第10回国会 内閣・外務連合委員会 第1号(1951/05/18、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 外務省設置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申上げます。今回の改正は、外務省に新たに国際経済局を設置することと、京都連絡調整事務局を廃止いたしますこと、及び地方連絡協議会を廃止するというこの三点が改正の点でございます。  先ず第一に外務省に新たに国際経済局を設置することについて説明申上げます。御承知の通り日本政府在外事務所はすでに十七カ所に開設されておりますが、これらのほか、目下ラングーン、リマ、メキシコ、ワシントン、オタワ、ロンドン、ジヤカルタ、スラバヤ等の開設が進捗中でありまして、リマ以下七カ所につきましては、今国会に日本政府在外事務所設置法の一部改正案を……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 外務・農林連合委員会 第1号(1951/10/27、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 只今議題となりました国際小麦協定につきまして、提案理由を説明申上げます。  この協定は一九四九年三月二十三日にワシントンで署名され、その存続期間は約四ヵ年後の一九五三年七月三十一日までと定められております。この協定の加盟国は前署名国の三十八ヵ国とその後加入いたしました八ヵ国を加えて四十六ヵ国に上つております。そしてこの協定に基きまして取引されます小麦量は世界における小麦取引量の全体の約七割に当つております。  この協定の目的は公正な安定した価格で、小麦輸出国には市場を、小麦輸入国には供給を確保することであります。我が国といたしましては、毎年百五十万トン以上の小麦を輸入……

第12回国会 外務・労働連合委員会 第1号(1951/11/10、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 只今議題となりました国際労働機関憲章につきまして承認を求めまする件についての提案理由の説明をいたします。  国際労働機関は、今次大戦までは国際連盟の一機関として活動して参りましたが、大戦後、連盟の解消と前後してその憲章を改正して独立の国際機関となり、且つ国際連合とも協定して、その専門機関となつている国際機関であります。  政府は、この機関に加盟することの利益に鑑みまして、機会あるごとに総司令部を通じて、この機関への加盟に努力して参りましたが、容易に成功するに至りませんでした。併し幸いに去る六月六日からジユネーヴで開催されました第三十四回の労働総会の直前に至り漸くこの総……

第12回国会 内閣・外務連合委員会 第1号(1951/11/05、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(草葉隆圓君) 外務省設置法案の提案理由を御説明いたします。  すでに御承知の通り、本年九月八日にサンフランシスコにおきまして、大多数の連合国と我が国との間に平和條約が調印されましたが、これによりまして、我が国は、近い将来において、主権国家として国際社会に復帰いたすわけであります。従つて、政府といたしましては、外交関係の再開のため鋭意諸般の準備をいたしておる次第であります。加ろるに、平和條約によりましてわが国の義務とせられております諸問題、例えば賠償、漁業、連合国財産の補償等のあるものにつきましては、すでに條約発効前の現段階におきましても、関係諸外国との下打合せが開始されて参る状態で……



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データ更新日:2022/12/18

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