草葉隆円 参議院議員
1期国会発言一覧

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草葉隆円[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは草葉隆円参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

草葉隆円[参]本会議発言(全期間)
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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 参議院本会議 第52号(1948/06/23、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 私は民主自由党を代表いたしまして、本決議案に対して双手を挙げて賛成するものであります。地方出先機関は、一日も速かに整理しなければならないということは、地方自治法施行以來、強い國民の輿論でありまして、諸君も齊しく痛感されておるのであると存じます。然るに本問題が今日まで未解決のままに遷延されておるということは、どういうわけであるか、本日この決議案が本院に上程されなければならない状態に相成つたことを深く我々は考えねば相成らんと存ずるのであります。  中央官廳は地方自治が確立いたしまして以來、恰かも自分の手足がもぎ取られたような感を起して、整理どころか、むしろ増強する傾向を示して参つたの……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 参議院本会議 第13号(1948/11/17、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 只今上程になりました海外残留同胞引揚促進に関する決議案につきまして、発議者を代表して、その提案理由を説明いたします。  先ず決議案文を朗読いたします。    海外残留同胞引揚促進に関する決議   終戰以來今日まで六百万人の引揚が実施されたことは連合國の好意によるもので我等の厚く感謝するところである。しかし今なお四度の冬を外地に過しつつある同胞は五十余万を算える。その引揚の速かなる完了は、留守家族はもとより全國民の熱望である。   連合國の積極的努力によつて、この冬期間においてもこれら残留同胞の送還を継続されるよう要望してやまない。   政府は本決議に基き直ちに万全の策を講ずべきで……

第3回国会 参議院本会議 第15号(1948/11/26、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 只今上程になりました引揚同胞対策審議会設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の趣旨説明を申上げたいと存じます。  本法案は、現行の引揚同胞対策審議会設置法第三條の「審議会は委員長一人及び委員十五人」とあります十五人を「二十人」に、五名増員いたしまするのと、第二項に臨時委員制度を設けますため、「特別の事項を調査審審するため必要があるときは臨時委員十人以内を置くことができる」という一項を加えまして、更に第四項に「委員は関係各省の次官、引揚援護廳長官」とありますその次に「経済安定本部副長官」というのを加えまして、更に第五項に「臨時委員は関係各廳の官吏及び学識経驗ある者の中か……

第3回国会 参議院本会議 第16号(1948/11/27、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 只今議題となりました引揚者に対する住宅建設の請願につきまして、特別委員会の審査の経過並びに結果を御報告申上げます。  特別委員会におきましては、これらの請願並びに陳情を小委員会に付託しまして、数次に亘り愼重審議の結果、それぞれ更に本委員会におきましてこれを審査し、その結果、いずれも院議に付して内閣に送付すべきものと決定いたした次第であります。先ず引揚者に対する住宅建設の請願でありまするが、これは北海道苫小牧市長の田中正太郎君外四名より、同市が引揚者の收容によりまして、最近人口が六千三百十戸、三万七百余人に増加を來し、そのために、これら急激に増加をいたしました引揚者の定着の第一條件……

第3回国会 参議院本会議 第18号(1948/11/30、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 只今議題となりました請願一件、陳情二件につきまして、特別委員会の審査の経過並びに結果について御報告を申上げます。  請願は、請願文書表第三百二号にありまする東京都北多摩郡田無町東京都引揚者團体連合会会長より引揚者に対する住宅建設に関する請願であります。願意の大体は、引揚が正常なる國民生活に復帰いたしまするためには、生活の基礎でありまする住宅の建設が第一でありますに拘わらず、最近の情勢はなかなか困難でありまするから、引揚者が組織いたしました住宅組合につきまして、第一に國有施設の拂下、第二に國有地の貸與、第三に資金の貸付、第四に建築資材の配給を願いたいというのであります。陳情の一つは……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 参議院本会議 第1号(1948/12/01、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 只今の矢野君の動議に賛成いたします。


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 参議院本会議 第28号(1949/05/16、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 只今議題となりました決議案につきまして、発議者を代表いたしましてその趣旨の説明を申上げたいと存じます。  先ず決議文を朗読いたします。    未亡人並びに戰歿者遺族の福祉に関する決議   夫を失つた婦人は所謂未亡人と呼ばれ、封建的因襲のままに社会的冷遇をうけ、か弱き女手にいたいけな子供や老人を背負い、社会混乱の渦中に漂流し、或いはいばらの道に難行し、その生活苦を原因とする悲惨事件は、近時一層の深刻さを加えているが、これが福祉に関する施策は皆無に等しい。   又一家の主柱を失い、人生の光明を失つた所謂戰歿者遺族の多くは、精神的にも物質的にも、その窮状は看るに忍びざる状況にあることは……

第5回国会 参議院本会議 第30号(1949/05/20、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 私は星野芳樹君の懲罰の動議を、その内容を説明するに当りまして、本日、星野議員が本議場におられませないことを誠に遺憾に存ずる次第であります。(「眞直ぐ向いて言え」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)実は在外同胞引揚問題に関しまする特別委員会におきましては、御案内のように先般來いわゆる吉村隊長事件に対する調査に当つて、各委員、殊に世論の相当大きな焦点となつておりましたので、一層愼重に審議をして参つたのであります。そうして、その最後の結論を得つつありまする際に、我々はその結論を求めんとする委員会におきまして、遅々としてその進行が進まず、これらの点を憂慮いたしておつたのでありまするが、本……

第5回国会 参議院本会議 第37号(1949/05/28、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 (「しつかりやれ」と呼ぶ者あり)私は本日悲痛なる心情を以ちまして本懲罰動議を提出せざるを得ないことを悲しむ次第であります。私は最も愼重な態度と議員としてのみずからの嚴正なる批判とを以ちまして本動議を提出いたしましたことを、どうぞ十分御了承を賜わりたい次第であります。帝國憲法はすでに(「何、帝國」と呼ぶ者あり、笑声)廃止され、暴力は否定され、(拍手)新日本の基本たる憲法は民主主義日本の基礎を確立いたしまして、この基本によつて國権の最高機関として、將又國の唯一の立法機関としての國会は、他の如何なる機関にも比し最も重大なる使命を有しておりますることは、私が今更多言を要しないところであり……

第5回国会 参議院本会議 第38号(1949/05/30、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 極く簡單でありますから自席から発言することをお許し願います。
【次の発言】 私の先日の懲罰動議に対しまする趣旨説明の中に、かくのごとき暴力議員はこれを追放除名すべしという言葉がありましたが、追放除名ということは懲罰委員会の権限に属しておりまするから、この際誤解を生ずる虞れがありまするので、除名云々の言葉をこれを取消しいたしたいと存じます。
【次の発言】(続) 追放除名という言葉はこれを取消したいと存じます。(拍手)


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 参議院本会議 第34号(1950/03/29、1期、自由党)

○草葉隆圓君 本員はこの際、在外同胞引揚問題に関する特別委員長の報告に基きまして、政府に対し本件に関する真相を究明し、適切なる処置をとるべきことを勧告することの動議を提出いたします。(「賛成」「反対」と呼ぶ者あり、その発言する者多し)
【次の発言】 (「肩張つてやれ」「気取つている、少し」「默つて聞け」と呼ぶ者あり)私が只今この問題について動議の説明をいたしておりまする只今の時間も、ソヴイエトにおきましては我が幾万の同胞が(笑声)ノルマの下に汗を流して働いております。(「その通り」と呼ぶ者あり)而もその留守家族は、終戰以来すでに五年、血涙を呑んで同胞の帰還を待ち佗びているのであります。(「本論……

草葉隆円[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院1期)

草葉隆円[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 厚生委員会 第1号(1947/07/04、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 只今の小林君の動議に賛成いたします。委員長(塚本重藏君) 小林君の動議に御異議ありませんか。委員長(塚本重藏君) 御異議ないものと認めます。それでは理事といたしまして、今泉政喜さん、谷口弥三郎さん、宮城タマヨさん、以上三名の方を理事にお願いいたしたいと思います。御異議ありませんか。委員長(塚本重藏君) 有難うございました。本日はこれを以て散会いたします。    午後一時五十四分散会  出席者は左の通り。    委員長     塚本 重藏君    理事            谷口弥三郎君            宮城タマヨ君    委員            中平常太郎君      ……

第1回国会 厚生委員会 第4号(1947/08/05、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 前囘から、改正されます保健所の問題について色々質疑が取交わされておりますが、今後十分でないと存じます点、以下数項について伺いたいと思います。第一は、從來の保健所と今度改正になります保健所との根本の観念についてどういう相違があるか。これは從來の保健所は或いは人口政策確立要綱に基いた人口増加の一つの重要なる体系の中に織込まれたり或いは又体力管理の中心機関となつたり、結局言葉を換えて申しますと、日華事変以來太平洋戰爭に至りますまでの富國強兵の一つの保健行政の中心機関となつて來たと存じます。今囘新らしく憲法が制定されまして、いわゆる憲法の根本義に基いて、國民の健康にして明朗なる旗幟を目標……

第1回国会 厚生委員会 第5号(1947/08/06、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 その前にこれに関係する施設を視察して、そうして今のような方針をおとりになつて頂きたいと思います。

第1回国会 厚生委員会 第6号(1947/08/07、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 今の提案の理由の説明についての質疑でございますが、よろしうございますか。提案者の説明に対する質疑ですが……。
【次の発言】 青少年の禁酒法の制定につきまして、小杉議員が永らくこのために奔命これ努め、殊に今囘参議院議員として御当選になりましたが、その主要なるスローガンとして掲げられて從つて当選直後にこれを本院に御提出になり、今審議にかかりましたことは私共衷心より敬意を表する次第であります。この問題につきまして、いろいろな意味から、青少年の禁酒ということが、誠に必要でありますることは、御説明の通りでありますが、御説明に対しまして、私尚二、三了解に十分でない点がありまするから、この機会……

第1回国会 厚生委員会 第7号(1947/08/09、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 ちよつとお尋ねいたしますが、第二條の「監察医が檢察を開始した後」という、これはどういう意味でしようか、これだけの文句はない方が、間違いなしでいいんじやないかそれで、それは多分第一條によりますと、既に監察医が檢案又は解剖をした死体であつて、そうしてそれが許された死体を学校に交付する、交付してそれを受取つた学校が、更に「監察医が檢案を開始した後」とこういうことになるこの條文から申しますと……。それでこれはむしろない方がいい、受取つてから四十八時間以内と、こういう意味じやないですか。
【次の発言】 実際上はよく分りますが、條文としてむしろ監察医が檢案を開始してから、必要によつて解剖に処……

第1回国会 厚生委員会 第8号(1947/08/19、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 以上の三案は十分委員会等で檢討いたしました結果、原案の通り直ちに採決を以て御決定になるようにお進めを願いたいと思います。
【次の発言】 丁度緊要な一、二の問題がありますので、この機会にお尋ねをし、又お願いを申上げておきたいと存じます、実は八月五日の本委員会におきまして、医務局長にお尋ねをし、十分その意を得ましたから承知をいたし、又大変喜んでおつたような次第であります。現在もそうであります。それは國立療養所並びに病院の患者の有料問題についてであります。去る八月五日の委員会におきましては、この点につきまして各方面から局長にお尋ねをいたしまして、最後には現在と変らない状態において全部事……

第1回国会 厚生委員会 第12号(1947/08/30、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 要綱を中心にして御報告申し上げます。私はこの調査に参りました第一に、調査の態度をどういふ態度でするか、その次に、調査の実際の状況はどうであるか、その結論はどうであるか、この三つについて御報告申し上げますと主として東京府下の福祉施設兒童問題というものを本日は御報告申し上げますが、それに対する私の調査の態度は第一に、戰災地と非戰災地との比較におきまして、施設の状態はどういうことが大都市と、戰災市と非戰災市とどう違うか。指導者に対する問題はどうか。殊にこの兒童問題に対する指導者の諸君がどういうふうな方針を持つておるかということに対して、戰災地の施設と非戰災地である京都とどういうふうに違……

第1回国会 厚生委員会 第13号(1947/09/18、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 先回委員会の御指名によりまして関西の各地を視察しながら、今回御提案になつております兒童福祉法法案を具さに檢討して参つたのでございまして、その結果に基きまして、二三の点について御質問申し上げたいと存じます。  第一はこの大きい戰争がありました後においての兒童の各種の問題について、殊に今回政府がそれらの兒童に対する福祉の点を十分にしようという意味において、本法案を御提出になつたと存じまするが、そういう若しや観点であると考えますると、法案の内容が誠に貧弱ではないかと直感をいたす次第であります。で本法案を御提案になつた趣旨、或いは根本方針というものが実際問題として奈辺にあるか、ただ從來の……

第1回国会 厚生委員会 第14号(1947/09/18、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 お尋ねしますが、國民医療法を改正される御予定じやないんですか。
【次の発言】 私が國民医療法の改正のことを申上げたのは、医師会、歯科医師会及び日本医療團の解散等に関する法律案という規定をお出しになるよりも、國民医療法を改正するという法律をお出しになる方が適当ではないか、こういう意味であります。
【次の発言】 そうです。その内容をそういうようにしてやる……。
【次の発言】 國民医療法の中に医師会、歯科医師会を、第何章ですか、二章、三章に出し、そうして第二章、三章、四章、五章とありますが、その中で医師会、歯科医師会並に医療團というものが相当関係をしておりますから、むしろ國民医療法の中……

第1回国会 厚生委員会 第15号(1947/09/19、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 その前に今の委員のことを……。
【次の発言】 社会事業振興に関する小委員会の設置につきまして皆さんにお諮りをして御賛成を得たいと思いますが、現下の我が國の情勢は、いわゆる片山首相の言を借りて申しますと、経済的の最後の段階に入つておつて、最も重要な時期に相成つておるというのでありますが、それと同時にその状態における國民の苦労というものは我我の想像以上でありまして、殊に戰争被害を受けました國民におきましては尚更であります。このときに社会政策を確立して、速かにこれが対策を実施しなければ又いずれの時にかこれを爲す、という重要な時期であろうと存じます。  いわゆる一方におきましては、経済的……

第1回国会 厚生委員会 第16号(1947/09/20、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 ちよつと伺いますが、予めこの紹介議員には何日の何時頃からこれを開くから、説明されるようにという御通知はあつておるわけですね。

第1回国会 厚生委員会 第17号(1947/09/22、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 私も今のこの二つの條項について、先程來の厚生大臣の御答弁に対して更に伺いたいと存じます。厚生大臣の御答弁を伺つておりますと、今囘の関東の水害によつて、堤防が切れる用意とか、或いは空俵ということを予想してお話になりましたが、この災害救助法は私はそういうものは予想していない、こう思うのであるます。むしろ食糧とか被服とかそういうものであつて、土木工事の材料は本災害救助法の眼目でない。從つて只今米倉委員からいろいろとお話のありました点について、從來のこの國民の経驗から申しますと、戰争の空襲による、あの戰災者保護というものが、主として食糧、衣料というようなものを政府が備蓄をなしておる。今囘……

第1回国会 厚生委員会 第18号(1947/09/25、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 敗戰後の困窮いたしました國民生活の打開のために、政府は経済の実相をよく國民に知らして、諸諸の経済緊急対策を実施しながら、一方に國民に耐乏生活を求めて進んでおられるのでありますが、只今総理大臣の御答弁を伺いますと、高度民主主義の徹底ということによつて、社会政策を十分浸透する、そうして当面のこの経済の破局を救つて行くということが、先ず何よりも急務であるから、それを救つた後で社会医療に全力を盡すというような御答弁のように私は拜承いたしましたが、その点につきまして、尚二、三の実例を挙げて御質問申上げ、総理の御所見を拜承いたしたいと存じます。  現在の國民生活は誠に非痛な程苦しい状態である……

第1回国会 厚生委員会 第20号(1947/09/29、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 誠に時節柄重大な災害扶助法案でございますから、愼重に取扱つて行かねばならないと存じまするが、それと同時に最も急を要する情勢にあると存じまするので、以下私の意見を申上げ、中には或いはいろいろ又御都合によつては、政府の御所見等をこの意見に対してお加え願いますことは誠に結構だと思います。從來の罹災救助基金法等の関係から考えますと、災害の範囲というものが余りに技術的と申しますか、事務的に亘つておりましたが、今度の政令、命令等で定められます場合におきましては、非常災害の範囲を、從來の弊を一掃した意味においてのことをお取扱い願いたいという点であります。なにかそういう点について、すでに範囲が内……

第1回国会 厚生委員会 第22号(1947/10/10、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 二、三の点について御質問申上げます。前回御質問申上げました際に、兒童福祉委員会は現在では諮問機関になつておるが、成るべく普通の諮問機関ではなく、どちらかというと執行機関的な性格を帶びるように、これを一つ具体的に進めて行こうという厚生大臣の御答弁でありましたが、これは具体的にどういうふうに御進めになる御意思ですか、この條文だけでありますと、ただ具申権を與えられておるというような形になつて参りますので、この点を伺つて置きたいと思います。  それから第十一條の「事務吏員又は技術吏員」と第十六條の「事務吏員又は技術吏員」というのは、同一の人を指して言うておるのか、又は全然別な意味であるか……

第1回国会 厚生委員会 第24号(1947/11/11、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 兒童福祉法案の質疑につきましては、予備審査以來熱心に、且つ実地調査までいたしまして進んで参りましたので、大体終了いたしたと存じますが、今囘の衆議院で修正された新らしい提案等の関係で二、三の点をこの機会に御質問申上げて置きたいと存じます。  第一は、兒童福祉司と兒童福祉委員のことが、はつきりと今囘改正法案において出て参りましたので、以前よりも余程十分なる機能を発揮することができると存じますが、その兒童福祉司は、その配置或いは人選、或いはこれの俸給、いわゆる待遇等についての御腹案がありましたら伺つて置きたいと存じます。更に兒童委員は全部民生委員だけに付けた名前に相成つたのでありまして……

第1回国会 厚生委員会 第27号(1947/11/20、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 只今の問題の中で、恩給法の改正について出ておりますることについては、さほど質問申上げる点はありません。ただこれに関連して、恩給法を改正されるについての全般の問題として一二の問題をお尋ね申したいと存じます。それは現在の恩給法の中で從來の傷痍軍人、いわゆる傷病者に対する問題についてであります。これはいわゆる憲法の第十三條なり第二十五條の趣旨から考えますると、昨年の九月現在における五項症以上の重傷の傷痍者と認められる者が四万数千人あるのでありまするが、その中で殆んど九十%は失職又は無職であります。然るにこれらの者と交官との恩給の比較を考えますと、これらの者の、從來の兵に相当する者が僅か……

第1回国会 厚生委員会 第28号(1947/11/25、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 成立さして、一應不在でも、大体の委員会の意向をまとめて。委員長から本人に、若し委員会で決まつたことがあるなら、それをお傳えして頂いて、処置をして頂かないと、もう時日がないと思う。
【次の発言】 兒童福祉法案の審議中に、小川議員の発言の内容中、いろいろと適当でない発言があつたように拜承いたしたのであります。実は、私丁度そのときは他に要件がありまして、委員会には出席いたし兼ねておりましたが、そういう点につきまして、いろいろ憂慮をいたしまして、調査をいたしたのであります。実は第一回國会におきましての國会議員の言動並びに各点からの議事に対する心構えというのが、最も愼重を期しながら、且つ新……

第1回国会 厚生委員会 第29号(1947/12/02、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 討論を省略して採決にお入り願いたいと思います。動議を提出いたします。

第1回国会 厚生委員会 第31号(1947/12/06、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 小委員長山下義信君に代つて小委員会の経過を御報告申上げます。  低調なる社会事業の振興を図るため、これらの施設、機関及び法規等の現状を調査檢討して將來の対策を樹立し、以て社会事業全般の整備及び拡充強化に寄與する目的を以て、九月十九日議長より社会事業振興に関する調査承認を得て、九月二十二日九名よりなる小委員会を設け、これが調査に著手いたしました。  何分調査の範囲が甚だ廣いので先ず兒童行政の一元化、当面の婦人問題についても各般の意向及び資料を蒐集致し、又吉原病院、幡ケ谷女子学園等の收容施設を視察して調査すると共に政府当局より意見を聽取いたしたのでありますが、何分にもこの問題は極めて……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第14号(1947/12/09、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 私ちよつと遅れて参りまして甚だ恐縮でございますが、だんだんお話を承つておりますと、この委員會で、而も今日議院運營委員會で、天田君が特別委員會についての御意見を、だんだん承つておりますと、誠に私はこれは遺憾なことである。殊にこの新憲法の下においてこの第一回國會で、二十一の常任委員會がありまするが、併しそれ以外においてこの引揚促進の特別委員會ほど、民主的な新憲法の精神をとつて、そうしてこの現下の日本の状態においての國會としての使命を達成するのには、最も重要な特別委員會であると存ずるのでありまして、殊にここの、参議院の特別委員會は、幸いに委員長を始め、他に多數實際の御體驗者もいらつしや……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第18号(1947/11/26、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 木村公述人の公述についてちよつとお伺いいたしますが、お話の中に、費用はむしろ税制を改革して地方自治體で持つ方がいいのではないか。外の大多數は國費そのまま持つ方がいいのではないかという御意見でございましたがその點について一つ。  もう一つは、私共も六つの管區ではなかなか困難であると存じまするが、加藤さんからも御意見があり、又その他からもありましたが、結局四國、東海というものを、管區に別に置かないと、いろいろな點において不便だということでございます。何か特にこのような實例がありますと、大變結構だと思います。


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 厚生委員会 第1号(1948/01/30、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 第一回委員会におきまして、重要な問題の処理として、社會事業振興に関する小委員会、医療制度に関する小委員会、住宅対策に対する小委員会と、三つの小委員会が設けられまして、厚生常任委員会の中においての法案の関係の事項を取扱つて参つたのでありますが、併し第一回國会の終了を以てこれらの問題が全部解決したのではなく、むしろ今後に残された問題が、而も重大な問題が相当沢山あるのでありまするから、第二回國会におきましても社會事業振興に関する小委員会、医療制度に関する小委員会、並びに住宅問題に関する小委員会の三つの委員会を設置されまして、それぞれ專門的に調査研究して、更に委員会の運営を円滑ならしめる……

第2回国会 厚生委員会 第閉会後1号(1948/10/06、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 ちよつと遲れて参りまして甚だ恐縮ですが、アイオン台風被害状況、二十三年十月六日の発表の人的被害の小計に二百七十二となつておりますがこれはどういう……人的被害が死亡が三百六十五で、その小計が二百七十二となつておりますが……
【次の発言】 分りました。
【次の発言】 それに関連して、政府の方で直接にやられたのは只今の御報告のようですが、政府が監督して赤十字を中心とする私團体の活動はどういうふうになつておるでしようか。又それと関連して、物品なり或いは給與というものがどういういう関連性と一体性を持つておるか、これは実は福井の時に随分問題になつて、そうして赤十字を呼んでいろいろ話もしました……

第2回国会 厚生委員会 第4号(1948/05/19、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 その視察の結果による本省なんかの方針その他について伺つてよろしうございますか。
【次の発言】 それでは前囘の委員会に私ちよつと差支えて出ませんでしたが、その報告の詳細を、或いは重複しておるかも知れませんけれども、二三の点につきまして、特に政府委員関係の方にお尋ねをし、又その御意見等を拜承いたしたいと思います。  第一は、ややもすると立法の精神が行政を通じてやつた場合に、十分徹底をいたしておらないという感を持つたのであります。殊に兒童福祉法の実施につきましてはその感を深くいたしたのでございますが、これは詳細な実例について二、三を上げて御説明を申上げると徹底するとも存じまするけれども……

第2回国会 厚生委員会 第5号(1948/05/25、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 只今私この前の委員會で御質問申上げましたことに對する御答辯を拜承しましたが、私の誠に遺憾に存じました點は、今の葵寮の問題にいたしましても、我々が視察しまして強く感じましたのは、只今の御答辯にありましたように、監禁、軟禁という事實があるということだけではなく、そういうことをすることを最善なりとする主張を持つておる、こういう問題であります。その主張の結果そういう方法が現れた。そうすると兒童福祉法の趣旨から申しますと、勿論只今のお話のように政令は三月の下旬で、具體的な法的細則は遅れたでありましようが、少くとも兒童に對する福祉法の大體眼目として持つておりまする點は、當然兒童福祉法の趣旨に……

第2回国会 厚生委員会 第6号(1948/05/27、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 二、三の点を伺いたいと存じますが、これは先に山下委員からも御質問がありました、重複するかも知れませんが、第一條には、國民の宗教的感情に適合し、且つ公衆衞生、その他公共の福祉の見地から、支障なく行われることがこの法の目的であるとありますが、ところが、この法律は事務的な法律であつて、ただ火葬、改葬墳墓、墓地云々こういうものであつて、これはこういうふうに許可を受けて、そうしてその中に或いは死者なり、或いは燒骨を納める手続はこういうようにせい、調べる場合は、それを拒んじやならないぞというだけであつて、余りにも墓地、埋葬等に関する法律としては、日本古來の宗教的な國民感情というものをちつとも……

第2回国会 厚生委員会 第8号(1948/05/31、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 私は大体この「墓地、埋葬等に関する法律案」につきましては本案に賛成いたしますが、ただこの本案は第一條にも示してありまするように、國民の宗教的感情に適合し、且つ公衆衞生その地公共の福祉の見地から、支障なく行われることを目的とするのでありますが、その取扱の内容は事務的な取扱の部面が多いのでありますけれども、故人の霊の永久の安息の地としての墓地その他の取扱としましては、宗教的、人道的、或いは道徳的に十分愼重なる取扱等をせねばならないと強く感ずるのでありまするから、政府におきましては、これが執行に当つては十分その点を留意をされて宗教的、人道的、道徳的に少くとも故人の歴に聊かも取扱上誤まり……

第2回国会 厚生委員会 第9号(1948/06/08、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 次回に延して十分檢計したいと思います。

第2回国会 厚生委員会 第10号(1948/06/10、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 兒童福祉に關する請願の第五として、兒童福祉行政は兒童福祉法により統一せられたい、こういう一項を請願されておるのであります。兒童福祉法は滿十八歳未滿の兒童にすべて適用されるものでありますが、犯罪少年は裁判所法により裁判に俟つことは當然でありますけれども、それ以外の兒童の處置に關しては、すべて兒童福祉法により統一的取扱いをなされるように願いたい。從つて、兒童福祉法の制定に當りましては、その附則において、この問題が相當論議されまして、犯罪少年は別でありまするが、その他の者に對しては、兒童福祉法の施行によつて、兒童福祉行政を大體これによつて統一する方針の下に政府も進んでおり、又當時の司法……

第2回国会 厚生委員会 第11号(1948/06/12、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 二、三の點について、御質問申上げたいと思いますが、性病豫防法は、先程の説明において、大體了承いたしましたが、私は、これには大きな疑問を二、三持つのであります。それは、かような國勢下で、性病を豫防するのに、又各市町村に診療所を拵える。勿論代用病院又は代用診療所を可能とするけれども、先には一方におきましては保健所というものを作り、そこで主として結核をやる、そうして、それを強化して行く。今度は性比のためには性病專門の診療所を拵え、何々のために何々の專門の病院を拵えるというような行き方が大變妥當なりや。むしろ診療所なか診療所、保健所なら保健所というようなものを中心にして、そうしてそこにい……

第2回国会 厚生委員会 第12号(1948/06/16、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 第六條、第七條については、すでに御質問がありました。併し更にその御質問に対する御答弁が徹底しなかつたと思いますが、第六條では、医者が診断して、その性病に罹かつている場合に、保護者に対して、性病の治療に関して必要なる指示をする。それからその患者の氏名、住所、或いはうつした者、或いはうつす虞れのあつた行爲をしたという者を、二十四時間以内に文書を以て都道府縣知事に届出る。若しくは届を出さなんだら、医者を三千円の罰金に処し、若しくは虚僞の答えをした者は六ヶ月以下乃至二千円以下の罰金に処する。これは相当重い処罰を受けることになつている。併し先の御答弁では極くそれは簡單に済ますようなお話であ……

第2回国会 厚生委員会 第16号(1948/06/25、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 第一條の関係で利益を受ける者はどのくらいですか、先つきのお話では第二條によつて理髪師が二万、理容師五千とおつしやいましたが。
【次の発言】 大麻の第四條の第二号の「医藥品を施用」するのは、大麻を配合した処方箋を交付することを含むかということをお尋ねします。
【次の発言】 そうしますと、大麻の取締法の中で、全体について私はどうしても不可解な点が一つあります。それは大麻の取扱者という者は栽培と研究者である。この十二條には取扱者でない者は他に讓つてはいけない。そうすると、これからできた品物はどこがどう取扱い得るか、この條文には一つも出ていない。以前の條文、旧法には出ておる。

第2回国会 厚生委員会 第17号(1948/06/26、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 その前に一應この質疑を打切つて、討論の形に入りになる方がいいのではないですか。
【次の発言】 最後に、姫井委員の御質問の中にありましたことは、これは大変今後の國民保險の動きに重大なものと思いますが、結局医藥品を相当十分といかんまでも或る程度配給してやるという方法が確立されないで、それで現在医藥品等配給統制規則というのを中心に、その他の医薬品の関係規則によつてそれぞれやられておると思います。或いは開業医或いは病院おのおのそういうふうにしてやられておると思いまするが、今度連合会というものに対して外の医療機関より幾分か優先的に医療品の配給をやられる計画をお持ちになつておるかどうか。それ……

第2回国会 厚生委員会 第18号(1948/06/28、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 質疑を以上で打切つて討論を省略して、直ちに採決に入りたいという動議をいたします。
【次の発言】 議事進行について…。今上程されております藥事法案、民主委員法案、共に重要な法案であり、まだ質疑は大変多いと思います。從つて質疑は、至つてその要旨を一つ要領よく、又政府の答弁は簡單明瞭にお願いして、又同じ質問を繰返さないように、一つ委員長にお取計らいを願います。
【次の発言】 先程厚生大臣に御質問申上げましたように、一面、今回の会期に提案されておる医藥、或いは医療関係の法案は、誠の國民生活に重大な影響を來たすものでありまするから、我々は十分あらゆる角度からこれを檢討して掛からねばならない……

第2回国会 厚生委員会 第19号(1948/06/29、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 只今の藥事法の第六條、衆議院の修正も、それから最初の案も同様でありますが、更新を受けなければその効力を失う。藥剤師の免許はその手続をしなければ効力を失ふべきものか、むしろその身分に附いておるものではないか。單に手続をとらなかつたために、その持つておる技術的資格を失うということは、私共どうしても不可解であります。殊に藥劑師がいろいろと処分を受けた、第五條によつて、處罰を受けた場合に、その処罰は、いろいろありましようが、或る期間業務停止等によつて、例へば十一月に業務停止を受けて、その期間が六ケ月とする場合においては、ここで言ふ期間内にその手続ができない、業務停止の処罰を受けておるから……

第2回国会 厚生委員会 第21号(1948/07/01、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 質疑を打切り討論を省略し、直ちに採決に入られたいとの動議を提出いたします。

第2回国会 厚生委員会 第22号(1948/07/02、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 私は本案につきまして、次の修正案を提出いたします。  第二條中但書を削り、次のように加える。「その実地習練について必要な規定は、省令でこれを定める」  第三條中但書を削り、次のように加える。「その実地習練について必要な規定は、省令でこれを定める」  第二條中の施行期日「七月一日」を「八月一日」に改める。以上のような修正の動議を提出いたします。  その理由は質疑や懇談に際して詳細になつておりますから、くどく申しません。まだ他にも修正すべき点があるかも知れませんが、会期も切迫しておりますから、この程度にいたします。が、ただ昭和二十八年までには試驗制度の復活を希望しまして、修正以外の点……

第2回国会 厚生委員会 第23号(1948/07/03、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 関西、中部、東北、九州というように、もつと積極的に増設されんことを希望して、本案に賛成いたします。
【次の発言】 私も本案に賛成いたします。本案にまだ不完全なところもあると思いますが、次の機会に改正を希望して賛成いたします。

第2回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1947/12/11、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 委員長選挙は無記名投票によつて選挙されたいという動議を提出いたします。
【次の発言】 自由党は淺岡信夫君を推薦いたします。

第2回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1948/01/21、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 それは御一任してはどうです。

第2回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第4号(1948/01/29、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 各位からいろいろの話がありますように、今ここで委員会を作るということよりも、先程淺岡委員のお話のありましたように、一應この委員会の全員と、農林委員会とが、開拓問題を中心にして一つ十分協議をして、その上でなさつた方がいいではないか。北海道ばかりじやなしに、各縣におきましても、現在も引揚者がすでに開墾に從事して土地等を提供されておりますが、その問題だけではなく、その後における資材、肥料、飼料というようないろいろな問題で、相当困つておる場合もあります。そういうことも同時に研究の問題に入つて來ましようから、先ずこの次ぐらいに、開拓問題を中心にして、農林委員会との合同協議会を開いて、その上……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第3号(1948/03/22、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 一つ委員長よりお願いします。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第閉会後4号(1948/10/08、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 今委員長のいわれるようにやつて、後は正式にやれば……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第8号(1948/04/02、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 二、三の點について只今の説明に基きまして御質問申上げます。只今中井委員からも質問がありましたが、この災害救助法との關係において、消防團令の第一條の救護というのとどういうふうに關係しておりますか。災害救助法では、府縣知事が或る組織を平素から持つてない。そうして災害の起つた場合救護に當る。この消防團の指揮監督は七條に、消防本部を置きまする市町村では、消防團は消防長なり或いは消防署長が行動をする、その管下に置くことができて指揮をする。その他の消防本部を置かない市町村はどういうふうになるのか。先の災害救助法の場合においては、府縣知事がそれらの組織の中に入つた者を指揮監督することができます……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 厚生委員会 第2号(1948/11/11、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 新内閣の林厚生大臣、始めての御挨拶並びに御抱負を機会に、一、二お願いを申上げ、又御意見等も拜聽いたしたいと存じます。  私は從來、只今もお話がありましたが、厚生行政の全体の行政面における比重が、誠に政府として軽き感があつたのであります。併し敗戰後の日本の現在から考えると、行政の上におきましても、厚生行政は地味ではあるけれども、最も重要なものである。幸い今回は、國務大臣であります林大臣が厚生大臣としてお就きになりましたし、又政務次官は、それぞれその党の重要なるメンバーをすぐつてお出しになつておりまするから、今回こそ、この厚生行政が政府の全体の面においての比重の最も重いものとしての行……

第3回国会 厚生委員会 第5号(1948/11/25、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 委員会の御決定によりまして、大阪並びに京都の調査について、只今谷口委員からその殆んど全部を御報告がありましたので、あまり附加える点もないと存じますが、殊に大阪脳病院の問題につきまして、いろいろ思料されておる問題があり、又未解決の問題があると存じまするので、この機会に私も調査しました観点から御報告を申上げて、且つ委員会の今後の処置をお願い申上げたいと存じます。  で大阪の脳病院に起りました問題の全般につきましては、只今谷口委員からの詳細な御報告で盡きております。私はこの問題を大体四つの観点から考えて参つたのでありますが、殊に動ともいたしますと、こういう問題になると、刑事処置にのみ終……

第3回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1948/10/15、1期、民主自由党)【議会役職】

○委員長(草葉隆圓君) それでは一言御挨拶を申上げます。本日図らずも皆様の御推挙を忝けのういたしまして、我が國現下の問題といたしまして最重要であります在外同胞の引揚に関する特別委員会の委員長の要職に就きまする光栄を得まして、誠に御厚情に対しまして謹んで感謝を申上げる次第でございます。私至つて生來不敏でございまして、この重要なる職責の遂行に誠に心配をいたしておりまするが、どうぞ皆様方の御熱心なる御指導と御援助によりましてこの重要なる仕事の遂行に遺憾なきを期したいと存じておる次第であります。どうぞ今後とも宜しく御支援御指導の程をお願いを申上げます。一言御挨拶申上げました。(拍手)

第3回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1948/10/19、1期、民主自由党)【議会役職】

○委員長(草葉隆圓君) 只今より在外同胞引揚問題に関する特別委員会を開会いたします。前回の委員会で請願及び陳情処理小委員選任の件について委員長に御一任になつておりましたので、その委員を穗積委員、岡元委員、木下委員、駒井委員、淺岡委員、木内委員、細川委員、以上七名にお願いいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。  次に委員会運営について、法案審議の小委員を選びたいと存じますが、これも委員長に前会御一任になつておりましたから、北條委員、宮城委員、駒井委員、水久保委員、天田委員、伊東委員、星野委員、以上七名に決定いたしたいと存じますが、御異議ござい……

第3回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第3号(1948/10/22、1期、民主自由党)【議会役職】

○委員長(草葉隆圓君) これより在外同胞引揚問題に関する特別委員会を開会いたします。  本日実は委員各位の要望によりまして総理大臣、大藏大臣、厚生大臣、農林大臣その他の出席を求めておりましたが、総理大臣はどうしても五時頃までは手があかないということでございました。大藏大臣、農林大臣もどうしても本日は出席いたしかねる事情にある、厚生大臣は三時過ぎには是非とも出席するという御回答でありました。從つて総理大臣に代つて佐藤官房長官が出席いたしておられますから、この点御了承を願いたいと存じます。矢野委員から発言を求められておりますから、矢野委員。

第3回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第4号(1948/11/09、1期、民主自由党)【議会役職】

○委員長(草葉隆圓君) これより在外同胞引揚問題に関します特別委員会を開会いたします。  先ず二、三の問題について御報告を申上げて置きたいと存じます。休会前にいろいろお打合せを申上げておりました通り、休会中ではありましたが、去る先月の二十六日に委員打合会をいたしまして、そのことにつきましては、大体漁業資材に関します問題と、復金特融緊急措置に関しまする問題を中心に協議をいたしたのでありまするが、このことにつきましてはいずれ本日の議題とも関係いたしまするために、その内容はその際に御報告を申上げることに御了承を願つて置きたいと存じます。翌二十七日に東京都を視察いたしまして、午前十時から午後六時まで星……

第3回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号(1948/11/10、1期、民主自由党)【議会役職】

○委員長(草葉隆圓君) これより委員会を開会いたします。  先ず本日の議題につきましては、予めお手許に差上げて置きましたが、その第一の越冬対策資金については、御案内のように、前々委員会におきまして委員各位から引揚者の越冬対策には殊に緊急を要するものがあつて、速かにこれを解決しなければならない。殊に本年の新規引揚者は長期に亘る抑留後帰還されましたから、その生活の困窮状態は極めて逼迫しておる状態であるから、來るべき嚴寒に当つて越冬に必要な寝具、或いは燃料、或いは住宅の應急手当などを急いでしなければ、誠に悲惨な状態にあるということを縷々御開陳になりしまて、当時岡元委員からも数字を挙げて説明になつた次……

第3回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第6号(1948/11/11、1期、民主自由党)【議会役職】

○委員長(草葉隆圓君) これより特別委員会を開会いたします。請願書第二十六号、第二十七号及び第五十七号に付き小委員長の報告を御願いします。速記を止めて……。
【次の発言】 速記を始めて……。休憩いたします。    午後二時三十八分休憩
【次の発言】 再開いたします。引揚者厚生対策に関する件について質疑を行います。速記を止めて……。    午後二時四十分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……。暫時休憩いたします。    午後四時六分休憩
【次の発言】 再開いたします。速記を止めて……。    午後四時二十分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……。在資災害補償及び失業保險法に関する件についての……

第3回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第7号(1948/11/17、1期、民主自由党)【議会役職】

○委員長(草葉隆圓君) これより在外同胞引揚に関する特別委員会を開会いたします。先ず本庄の海外残留同胞引揚促進に関する決議案につきましては、本委員会におきまして各党派挙つて御熱意のある御協力を願いまして、満場一致可決いたしましたことをこの機会に厚くお禮を申上げる次第でございます。  本日の議題となつておりまする水産関係資材配給につきましては、都合によりまして明日に延ばしまして、第二の労働者災害補償保險法適用に関しまする問題を議題といたしたいと存じます。
【次の発言】 只今淺岡委員から本日決議になりました決議の要旨を、それぞれ只今お述べになりましたような方面に、殊に婦人議員から携えて決議の実行に……

第3回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第8号(1948/11/25、1期、民主自由党)【議会役職】

○委員長(草葉隆圓君) これより在外同胞引揚問題に関する特別委員会を開会いたします。  本日は議案といたしまして、第一に未復員者災害補償の問題、第二に、第三回國会の決議に対する政府の処置に関する問題、この二問題を中心に協議を進めたいと存じます。先ず第一の木復員者災害補償の問題につきましては從來本委員会におきまして、或いは未復員者、未帰還者、遺族、傷痍者に対する災害補償の問題として、相当詳細に突込んで檢討を進めて参つたのでありまするが、尚本日十分この点について、各委員並びに政府委員の方から御検討を進めて頂きたいと思います。
【次の発言】 只今までに政府委員として御出席になつておりまする方、並びに……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 厚生委員会 第2号(1948/12/12、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 二三の点を伺いたいと思います。第一はこの審議会は書記、幹事等を置いた常設的な事務局的なものを置いてずつとおやりになるという御構想でありますが、それにいたしますと事務費は六十七万三千円というお話でありますが、その費用で行けるかどうか、それからこれが議決をされますると、公布の日からということになつておりまするが、いつから発足する予定であるのですか、この点を伺いたいと思います。
【次の発言】 第三條によりますと「審議会は、委員四十人をもつて組織する」とあるだけでありますから、委員四十名が欠けた場合は、審議会というものは組織が欠けることになつて、從つて機能を停止するということになりはしな……

第4回国会 厚生委員会 第3号(1948/12/18、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 現在の國立病院、療養所に從事しておられます医師、看護婦等の中で定員よりも欠員が多くて、定員が少いというような結果を來して、國立病院では欠員が二一%としてあります。國立療養所では欠員が六二%、こういう数字になつて、欠員の方が多いことに表には現れておりますが、ことに看護婦の欠員が相当多い。で、看護婦の欠員の多いのは、いろいろ先程來お話がありましたが、外に、各看護婦を雇員、傭員というものから外して、普通の政府職員としての取扱でできるような法的改正はできませんか。つまり恩給制度をこれに加えるというような方法はできませんか、そういうふうな制度の改正によつて、身分保障をし、いろいろと災害、障……

第4回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1948/12/02、1期、民主自由党)【議会役職】

○委員長(草葉隆圓君) 一言御挨拶申上げたいと思います。本日皆樣の御推挙を辱けなくいたしまして、この在外同胞引揚問題に関する特別委員会の委員長の重責を御推挙頂きまして、誠に身に余る光栄と謹んで感謝を申上げる次第でございます。実は、第三回國会におきましての本委員会におきまして、皆樣の御支援によりまして、委員長の重責を汚がしたのでございますが、私といたしましては、この重大なる職責の遂行に誠に心配をいたしておつたのであります。幸いに理事各暁並びに委員各位の強い御支援と御指導の下に、第三國会を過し得ましたことを深く感謝を申上げまするが、併し御期待の通りに十分その職責を果し得ざるのではなかつたかと忸怩た……

第4回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1948/12/03、1期、民主自由党)【議会役職】

○委員長(草葉隆圓君) これより在外同胞引揚問題に関する特別委員会を開会いたします。先ず理事の互選をいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは理事は五名としまして、岡元君、木内君、三木君、駒井君、星野君にお願いを申上げたいと存じます。(拍手)  次に請願、陳情等の第三國会以來のものも残つておりますが、且つ今國会におきまして相当請願陳情があると存じますが、第三回國会のときには請願陳情のために小委員会を設けておつたのでありまするが、この取扱いにつきましての御意見を承わりたいと思います。
【次の発言】 小委員会は請願、陳情だけを正式の小委員会にしまして、あとは委員会の運営について企画部、渉外部、……

第4回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第3号(1948/12/08、1期、民主自由党)【議会役職】

○委員長(草葉隆圓君) これより在外同胞引揚問題に関する特別委員会を開催いたします。
【次の発言】 本日の案件につきましてはお手許に差上げておりまする問題でございますが、先ず第一に前回の委員会におきまして、東京新聞の本月一日附「声」の欄に、大田区埴原一丞氏が投書をしておられまする「嚴冬の引揚」という問題について、その内容を埴原一丞氏から具さに承知をして、その後この投書の内容を審査をしたいというので、本日証人として埴原一丞氏の御出頭を願つておる次第であります。これより「嚴多の引揚」の内容について、証人の埴原一丞氏からその内容の御説明を伺うことに、御異議ございませんか。

第4回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第4号(1948/12/10、1期、民主自由党)【議会役職】

○委員長(草葉隆圓君) 只今より開会いたします。星野委員から発言を求められております。発言を許します。
【次の発言】 只今星野委員から、一昨日の委員会において「暴漢」という言葉は不穏当である故に速記から取去り、その発言を取消すということでありまするが、これは速記から、この言葉は不穏当と存じますので、取消したいと存じます。御異議はございませんでしようか。
【次の発言】 只今の矢野委員のことについてちよつと御釈明申上げます。私が不穏当な言葉である。故に星野委員が取消されるということは、星野委員からこれに対して取消したいという発言を求められて、そうして私の感じは、又その言葉の中に含んでおりましたのは……

第4回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号(1948/12/14、1期、民主自由党)【議会役職】

○委員長(草葉隆圓君) これより在外同胞引揚問題に関する特別委員会を開会いたします。その前に私からちよつと御挨拶を申上げて置きたいと思います。実は昨日はこの委員会といたしまして、委員会だけではなく、参議院として、いや日本國全体といたしましても、誠に記念すべき日であつたと存じます。それは未復員者給與法の一部を改正する法律案、並びに特別未帰還者給與法案が、参議院から衆議院共に通過いたしましたことでありまして、このことは全く劃期的立法であろうと存じます。殊に特別未帰還者給與法を提案されて、岡元義人君外の皆さんの各党各派の協同提案として、御提案になりまして、その後でかねてお打合せを申上げておつた通り、……

第4回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第6号(1948/12/17、1期、民主自由党)【議会役職】

○委員長(草葉隆圓君) これより在外同胞引揚問題に関する特別委員会を開催いたします。先ず未復員者給與法の改正について岡元委員から関係御面と多大の御苦労による御折衝の経過を御報告願つてその問題を御協議願いたいと思います。
【次の発言】 給與局長、主計局長は連絡して出席する予定でございます。それから大藏大臣は只今連絡いましたから、もう暫くお待ちを願います。只今矢野委員、岡元委員の御発言のように、三案ありまする中で、第一案の妻を六百円、その他の子供を四百円とする案と、第二案の妻を六百円、その長子は六百円、子を四百円にする案と、第三案の平均五百円づつ扶養家族に與える案との中で、政府職員の扶養手当とスラ……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 議院運営委員会 第41号(1949/05/28、1期、民主自由党)

○委員外議員(草葉隆圓君) それではお許しを得まして私が懲罰動議を出しましたことを、一應御了承を願いたいと思います。  これは二十三日の夜半におきます。この議院運営委員会の開会中におきますカニエ邦彦君が加藤常太郎君を殴打されたという事件におきましてカニエ君。それからその直後開かれんとしました本会議場におきまする議長の入場前後におきまする騒擾の問題につきまして、中村正雄君、カニエ邦彦君、中西功君、板野勝次君、細川嘉六君、岩間正男君、原虎一君、天田勝正君、金子洋文君の諸君に対する懲罰の動議でございます。
【次の発言】 主な理由は一つは議長が議長席に着かんとするとき、今申上げました中村君、カニエ君、……

第5回国会 厚生委員会 第閉会後1号(1949/06/25、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 私も今の姫井委員のお話、又内閣審議会のいろいろ御報告を承つて、前々からそう考えておつたのでありますが、もともと厚生常任委員会に社会保障制度を作るときにも私その点を強調しておつたのでありますが、大体今まで社会保障制度の問題についての常任委員会の在り方、やつて來たやり方ということについて、從來から資料或いは説明を聽くというのでずつと参つておりまするが、幸いに各分科に分れ、それぞれ分科の或いは主任なりそれぞれの方法もお取りになつておる筈だと思うのですが、何かもう少し積極性のあるような常任委員会の社会保障調査というものに進めて行かないと、余り意義がないようなものになる。こういう点について……

第5回国会 厚生委員会 第2号(1949/03/24、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 こういう機会ですから、この機会に一つ御質問をし、お願いをして置きますが、前にも出ておりましたが、國立病院、國立療養所の職員について昨年の年末にどういう意味でございましたが千円の年末手当というような意味で、各省は数千円出すが、厚生省関係のこういう方面は金がないから、せめて千円一つ出して欲しいという交渉を、いろいろやつたが、その結果確か管理課長かどなたか大変同情されて、雇員は六月、三級官は九月頃に遡つて増員をしながら、それで増員の時期の俸給を支給するときに、その千円が渡るような方法で、年末に一つ出すような方法を取つたらどうだろうというようなことで、厚生省の事務官と、組合の職員とが各地……

第5回国会 厚生委員会 第閉会後2号(1949/07/25、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 まだ沢山ありますが、一應の説明を承わつたらどうですか。
【次の発言】 日傭労働者の就労状態、最近の状態というのを、東京のものはお話しになりましたが、その点について一つお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 引揚者の問題、いわゆる失業対計の問題について、これは從來から問題になつておりました引揚者は、失業保險の対象にするという点についての、その後の進捗はどうなつておりますか、その点を。もつとはつきり申上げますと、引揚者と雖も、從來俸給を貰つておる、その俸給が引揚げて來た途端に俸給が切れてしもうから、引揚げて來たことは、同時に失業だ、こういう観念も考えられるのではないか。いわゆる解……

第5回国会 厚生委員会 第4号(1949/04/06、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 未亡人の問題を中心にして各角度からこれを檢討して行くという立場から、今日御列席になつております政府関係の方へ伺いたいと思いますが、從來未亡人の問題を中心にして或いは兒童局、或いは社会局、或いは労働省婦人少年局というような、或いは大藏省その他というような方面で何か取上げながら相当のことを研究されたことがあるか、或いは研究される態度を取つておいでになるかということを一つ先ず伺いたいと思います。
【次の発言】 それでは済んだのですね。それじや違うことを……。
【次の発言】 私先に申上げたのは、実はそういう観点を政府が今まで取つたかどうか、又今度は各社会局、或いは兒童局、或いは労働省とい……

第5回国会 厚生委員会 第5号(1949/04/09、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 実は未亡人の問題につきましては、片山内閣のときに、成立後間もなく、総理大臣をこの委員会に引張り出して、当時私からもその他の委員からも強く要望し、殊に片山さんが在野時分に「國民に訴うる」という中に、未亡人の問題は最も早く國費の多数を費して解決すべきものである、ということを書いておりましたので、我々大いに期待しておりましたが、それが殆んどできずに済んだのであります。当時におきましても耐乏生活であるから國家が立ち直つてからこういう処置をつける、こういう答弁でありましたが、これに対して私共は、そうじやなしに、こういう問題を解決をしながら國家の立直りをやつて行かなければならぬ。國家の財政が……

第5回国会 厚生委員会 第閉会後5号(1949/09/16、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 さつきから段々各社会保障制度の委員の方々から御報告を承わりまして、何か今後そういう問題についての意見があるなら十分この際に申述べて参考に資したいというお話でありましたので、この機会に一つ申上げて置きたいと存じまするが、実は私共が社会保障制度審議会……。
【次の発言】 社会保障制度審議会における運営という点については、むしろ一日も早く社会保障制度が実現するということを大変期待している、從來の運営方法は不十分でありまするが、外部から見ておりまするとむしろ現行法の行詰りとか、現行法の欠陷に対する審議というものが多くとられているのじやないか。これは当然不十分であり欠陷があるというので、社……

第5回国会 厚生委員会 第閉会後6号(1949/09/17、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 この問題だけを続けて貰つた方がよいでしよう。
【次の発言】 先程の御答弁によりまする問題につきまして、これは大体商工大臣から昭和二十三年六月二十六日に許可を受けて、その許可の條件として総司令部から二つの團体以外に文部、厚生両省の指定する團体を加えるということになつておりましたが、この昭和二十三年六月二十六日の商工大臣が許可をする場合に厚生大臣に打合せをしたかどうかということを一つ承りたいと思います。從來かような場合にいわゆる社会事業團体に相当大量の資材を流すというようなことがあつたかどうか、又そういう場合には厚生省に商工省は打合せるか、若しや今後こういうことがある場合において商工……

第5回国会 厚生委員会 第閉会後7号(1949/10/24、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 愛兒の家の問題についての資金の問題について、先程来いろいろ御意見がありましたが、私共小委員会において実は愛兒の家の問題は大変遺憾の問題である。これについては日本の社会事業の今までのあり方、将来のあり方、資金の問題或いは共同募金の現在の状態なり、将来の問題なりというものの上に一つの大きな或るものを提供した問題であつて、従つて愛兒の家の問題は資金募集の問題そのものの本質を調査研究することも当然でございますが、そういう意味においてこの問題を取上げるということも必要であるというので、そういう観点からも見て来たわけであります。従つて今この問題をこの委員会において、あの金の一部を共同募金に持……

第5回国会 厚生委員会 第11号(1949/04/19、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 私ちよつと証人の方に伺います前に、委員長にお尋ねしたいと存じますが、尋問するという言葉が一遍ほど出ておりますが、我々は本日の証言は尋問じやなしに本当に未亡人問題に関する証言を求めて、この問題の解決に資して行くということであるから、むしろかような言葉を使うことは妥当じやないと思う。この点について、どういう意味の尋問であるかということを一つ伺つて置きたいと思います。
【次の発言】 私はその意味ならば、証言を求めるという言葉が妥当でない。甚だ私は証人を前にして恐縮でございますが、そういうふうに大変響きが強く聞えますから、この点をちよつと申上げて置きます。それからその問題はいずれまだ外に……

第5回国会 厚生委員会 第15号(1949/04/25、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 一應厚生年金保險法の改正の御説明を伺いたいと思います。

第5回国会 厚生委員会 第16号(1949/04/26、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 健康保險法の一部を改正する法律案は質疑を打切つて直ちに討論に入られたいという動議を提出いたします。
【次の発言】 討論を終結されて、直ちに採決に入られんことを希望いたします。
【次の発言】 厚生年金保險法等の一部を改正する法律案は、討論を省畧して、直ちに採決に入られたいと思います。

第5回国会 厚生委員会 第17号(1949/04/27、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 この改正法案を前回以來熱心に質疑應答されておりまするので、大体質疑も終了したかと存じまするから、質疑はこれを以て終了されまして、討論省畧直ちに採決に入られたいという動議を提出いたします。
【次の発言】 本改正法律案も先回から熱心に質疑應答を重ねまして、大体質問も終結いたしたと存じます。これを以て質問を終結されまして、討論を省畧し、直ちに採決に入られたいという動議を提出いたします。

第5回国会 厚生委員会 第21号(1949/05/10、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 大体只今の御説明で一應は了承いたしましたが、もう一つ念のために伺つて置きますが、謄写版刷のお配りになつたのと、昨日ですか、印刷して國立身体障害更生指導所設置法案となつておりますのとの、内容において、第二條の第二項が削除され、それから第四條が只今お話のように違つておりますが、これは第二條の第二項は「前項に規定する業務の外、厚生大臣は、必要があると認めるときは、労働大臣と協議の上、國立身体障害者更生指導所をして、労働大臣の委託を受けて職業補導を行わせることができる。」というのは削除になつておるわけであります。この点と第四條の只今の國家公務員云々の関係の点を一應伺つて置きたい。

第5回国会 厚生委員会 第24号(1949/05/17、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 一應本日はこの程度で質疑を打切つて後で議事の進行について御懇談を申上げたいと思います。(「異議なしと」呼ぶ者あり)
【次の発言】 先に申上げましたように本尾はこれで質問を打切つて後は懇談にお願いします。

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1949/02/12、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 引続いてこの派遣と、理事をお決め願つて頂く方が運営上都合がいいと思います。
【次の発言】 議員派遣の件は、前國会のまだ残つておる派遣の班が三班ありましたので、前國会ではそれで終了いたしましたが、精神的には続いております関係もありますし、昨日、本日懇談の際にも大体皆さん御了承願つておりますので、近畿班、中國班、四國班と三班にそれぞれ十二月乃至十日の範囲において、只今希望がありまするように、派遣することを委員長から議長宛に一つ御提出願つておきますと、大変結構ではないかと存じます。
【次の発言】 いま岡元委員の御発言の中にありましたように、前会の未復員者給與法の中の問題ですけれども、予……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後1号(1949/08/08、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 今回の引揚につきましては、私共昨年引揚中絶以來、その引揚の一日も速かならんことを、あらゆる方法で促進して参りましたものといたしまして、六月二十日の指令以來、待ちに待つておつたのでありますが、最近の引揚状況について、少くとも相当社会の輿論を或る意味において刺戟しておる報道が多いのでございます。從つて從來この委員会におきまして、第一の目標として引揚促進の完了ということをいたしておりましたものといたしましては、誠に遺憾な感を持つ次第でございますが、これについて今回の引揚に現われた特徴的なもの、これは巷間もうすでに相当詳細傳えられておりますけれども、まだそれ以外にも相当輸送関係において感……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後2号(1949/09/02、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 先程岡元委員の話のありました点について、國民金融公庫が市街地を中心にそういう通牒をやつておる。実際はそうでないけれどもというけれども、これは大変な問題であると思います。実際のお取扱いがそうであるならば、打合せ等で主としてこうして呉れということなら分るが、國民金融公庫という立場において、地域的に一つの差還を以て取扱いをするということは、これは大変な問題であると思います。寧ろそういう通牒はお取消になつて、そうして内部的の指示ならばこれは分る次第でございましよう。
【次の発言】 先程九州は市街地以外には絶対にないというので、これは余り極端過ぎると思います。

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第4号(1949/02/18、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 今のお話は一つはつきりと御回答を願いたいと思います。いわゆる政府原案が修正される御意思があるかないか、成るべく早くそういうふうな運びをお願いしたい。
【次の発言】 今の問題は淺岡委員のお話の通りに、実際にはつきりとした御処置をもう一つ願いたい。それは從來決定した問題も、只今お話のあつた線に沿わないような農地委員会が処置をした場合に、更に再檢討し直せというくらいの通牒を出して、もう一遍農地委員会で審議をやり直すくらいにやらないと、到底解決できない。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 さつきのお話で、更に決定したことでも一應もう少し審議して貰うくらいの熱意を持つて貰うといい、……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後4号(1949/10/24、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 私も先の細川、只今の両委員の大体御意見によつて、ここに引揚者によつて惹起されたということを消して、そうして京都駅前混乱事件とか、吊上げ事件というその原因はいずれ調べたでしようから、この報告書から削つてやつて行つた方が引つかかりがないし、又円滑に行くのじやないか。これが普通は報告書は委員長一任でどこでも参りますから、その程度で早く片附けて頂いた方が結構だと思いまして、今の御意見に賛成いたします。
【次の発言】 これは御尤もですが、大体これは一般に俗社会に新聞にも報道され、すでに檢察も済んだのでしよう。檢察も済んで一應まだ訴訟しておるけれども、大体それで俗語見たいになつておるし、私は……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第7号(1949/03/18、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 ちよつと龜井課長に伺いたいと存じますが、大体先のお見込みの住宅なり或いは食糧なり被服なりを換算して、平均五千、五百円として、大体予算幾らくらいというお見込みでしようか。
【次の発言】 これは先程來、矢野委員なり岡元委員から大体中心の点は、御意見で発表になりましたので、外の委員も大体同じと存じます。意見は、とにかく今度の引揚者から何とか是非実施したい。從つて一般邦人の問題も現在の立法範囲内において妥当ではないか。それから遡る結果だから、結局今度の引揚で一應進んで行つて、それが実現できるようにやつて頂きたいというのが恐らく先程お二人の委員なり、全部の委員の熱烈なる意見じやないかと思う……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第9号(1949/03/24、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 岡元委員の議事の進行に対しまする処理についての御発言、並びに細川委員のこれに対する御意見がありましたが、これは大体只今矢野委員からの御発言の内容におきまして、左程喰い違いなく進行ができるのではないかと存じます。第四に「その他必要な事項」というのを加えながら、成るべくこの問題が明瞭に相成りまするよう要望いたしたいのでございますが、それと同時に、本日は議題にありまする昭和二十三年十一月初旬の舞鶴における引掲者暴行事件ということについての証人の証言に限定して、一つ議事を進行する。從つてその範囲を逸脱せずに進んで行くことを一つお取計い願いたいと存じます。で先の岡元委員の発言の中にありまし……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第10号(1949/03/25、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 私共もまだ下中証人、佐々木証人の証言に対して御質問したいと思いますが、これは先の岡元委員の議事進行についての御発言のように、一應聞きまして、それからいくらでも聞けるし、又証言も求め得ると思いますから、岡元委員の動議のようにお取計らい願いたい。
【次の発言】 今の針ケ谷証人の御証言について、先のお話とは又列車が違うようでございますから、その場合に車輛長は河崎という人であり、輸送長はどういう人で、そうして鬪爭委員長はどういう人で、どういうメンバーであつたかというような点を、もう少し詳しく御証言を願いたい。
【次の発言】 それはどの辺から編成されて、どの辺で……。

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第11号(1949/03/29、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 いろいろ御意見のようですが、一應出張される議員の意向を聞いて、そして延期が不必要であるなら改めてやつたらよいと思います。近く延期してすぐやれると言うなら、延期の手続をすればいい、一應出張議員の、予定議員の御意見を伺つて決定されたらよいと思います。
【次の発言】 それでは先程申上げたように、委員長理事等において、当該出張する予定の方々と御相談願つて、日本中でありまするならば本日中に、その後のやり方は委員長並びに理事に御一任をして御進行願いたいと思います。
【次の発言】 成るべく速かな機会にはつきりやつて頂きたい。
【次の発言】 証人の喚問に当つて適当であつたかないか、当日欠席された……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第13号(1949/04/06、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 舞鶴暴行事件の証人喚問についての問題が、只今岡元委員並びに細川委員からそれぞれお話がありました。実は私共この証人喚問の問題は、この委員会としては相当重大な問題として眞劍に取扱つて來た次第であります。即ち去る十一月十三日に初めて細川君からナホトカからの引揚船並びに上陸地における暴行事件についての発言が委員会であり、或いは同様の質問趣意書がありましたから、十三人の人が行方不明になり、そのうち三名が亡くなつたというこのことは最も大きい問題としてこれを究明するために、これを中心に究明するために遂に先般の証人喚問ということに相成つたのでありまして、これは細川君の只今の御発言にもありましたよ……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第14号(1949/04/08、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 只今の報告を承わりますと、こちらの調査が不十分であつたということが分りますが、今後の証人の喚問等についてはかようなことのないように氏名、住所を十分調べてそうしてやつて頂くように願います。
【次の発言】 私も結論においては岡元委員並びに木下委員のお説に同感であります。ただ併し大丙証人は決して、重要度が少いのでなく、我々は大いに期待をしておる。併し全体としては恐らくもう今後更に一人を喚んでも、全体の今までのことがひつくり返るような問題は起るまいということは予想されますので、もうあの問題については改めて証人を再喚問する必要はないのじやないか。從つて木下委員なり岡元委員の動議に賛成いたし……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第15号(1949/04/12、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 先の長谷川証人の御発言によりますと、この告発は阿部証人がなさつたということでありますが、この機会に、控室におられます阿部証人をお呼び出し願つてその告発の状態を承つたら如何かと思います。
【次の発言】 阿部証人に対しまして、函館における告発の理由、その後の経過並びに当時の心境ということをお尋ねを願いたい。
【次の発言】 阿部証人に伺いますが、内容を極く簡單明瞭で結構でございますから、告発の時期、内容を……
【次の発言】 誰に告発されたのですか。
【次の発言】 船内に警察官が当時乘り込んでおりましたか。
【次の発言】 その内容はどういう内容ですか。

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第16号(1949/04/13、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 只今の清水証人の御答弁の中に、そういう集めて池田氏が話しましたときに、訓示か何かそういう話を用いられたか。言葉を換えて申しますと、我々は敗戰だがら大いに労働をやらんならん、それには少々の犠牲を出してもいい、そういうような意味の内容でも持つた、何か新らしい訓示があつたかどうか、この点を一つ伺いたい。
【次の発言】 もう一つこの機会に伺つて置きたいと存じますことは、清水証人は憲兵であつたかどうか。
【次の発言】 そうすると清水証人は変名をせないでも危険を感じられなかつたかどうか、こういう点を一つ伺いたい。
【次の発言】 もう、一つ、先の矢野委員からの御質問のお答えにありましたが、いわ……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第17号(1949/04/14、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 食事のことで小峰証人に伺いたいと存じます。小峰証人は糧秣受領人として毎日受領に行つておいでになつたようでございますが、その受領所は池田隊だけの受領所であつたか、ウランバートルに二十二の收容所がありましたうち、何箇所があなたの取りに行かれた所に同樣に取りに來ておつたか。他の收容所からもあなたの行つておられた所に何箇所か同樣に取りに來ておつたか、あなたの所だけであつたかということ……。
【次の発言】 いや、私の質問がはつきりしないようでありますが、あなた達の取りに行かれる糧秣受領所には、外の所から同樣に取りに來ておつたですかどうですか。池田隊、甲隊、乙隊同樣に……。

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第19号(1949/04/19、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 人民裁判の問題は、この間の証人喚問で私は大体一應のやつておつた事実、その他については証言を求め得たのではないか。從つて本委が会においては一應それに基いた委員会独自の立場からの檢討を加えられて、その檢討で異論がまちまちになるなら更にその異論を正すために証人を御喚問になることも結構と思いますが、一應は先日の証言を基にして委員会はこれを檢討する立場にお移りになつて、その上で必要があれば証人喚問ということもいいと思います。そういう意味においてこの委員会がこの間の証言を中心にして人民裁判の件をはつきりと一つ御検討願い、その上での問題にお進め願いたい、かように思います。

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第21号(1949/05/04、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 伺いたいのは、成るべく早期貸付をやりたいという御意見のようでございますが、具体的にはどういうこの御計画を第一四半期は、こうやつて行く、第二はこうというような具体的な方法をお持ちになつておつたら一つ御発表を願いたい、同時に我々も成るべく早期貸付をして強力に実施して頂きたい。その点を一つ。
【次の発言】 成るべく第一、第二殊に第一というのは沢山貸付を計画的にやつて頂きたい。それから手続その他は今度はどういうふうにやられる予定か。從來は庶民金庫ということで、お話しになつておりまするが、今度庶民金庫がなくなつてしまつて、金融公社になる場合において、先に木下委員からのお話の中にもありました……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第23号(1949/05/11、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 本日の議題に入りまする前に、一應委員長を通じて御相談を願いたいと存じますのは、実は平素この委員会が遺族の問題につきまして、或いは関係方面との折衝、或いは遺族弔慰法の立案等をいたして参つたわけでありまするが、衆議院におきましても、近くこの遺族問題についての本会議における決議案を上程する。從つてできるならば、この参議院も同樣な方法をとつて行きたいと存じまするから、遺族並びに未亡人援護に関する決議案というものを、本委員会の委員全部の提案によりまして、御承解を願えるならば、いろいろの関係で厚生委員会の委員諸君の共同提案もお願いして、成るべく衆議院と同日及びその前後最も近い機会に本会議にお……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第24号(1949/05/12、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 大分時間を経ちましたし、それから先の打合会では、一應昨の経過を先にやつて残りをやるということでありましたが、もうすでに午前中は僅かな時間でありますから、この際残つて貰つて、そして昨日の残りも、本日も一緒に議事を進行して頂く方が進捗いたすのではないかということを考えるのでありまするから、先程細川委員の動議のようにこれを決定されることを賛成いたす次第であります。
【次の発言】 時間の制限はなさらんようにして、成るべく各自委員が自粛的に質問をするようにして簡且つ核心に触れる問題を各自の自粛によつてやるということでお進めを願いたいと思います。

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第25号(1949/05/15、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 それでは一言はつきりいたして置きたいと思います。それは、議院に於ける証人の宣誓及び証言等に関する法律の根本的な問題は、ここで今議論する必要もない問題である。むしろ我々は最近、或いは先に法務廳総裁なりの御答弁等において、社会的な疑惑を起して來ておるから、我々が在外同胞引揚問題に関する特別委員会において、眞劍に外蒙の問題或いは人民裁判等の問題を取上げてやつて來ております。そのことに対して社会的なる疑義と、それから非難を受けるかのごとき方向がありまするので、この点に対しては我々委員会は純然たる國政の運行の線に沿つて、そうして我々に與えられている権利を最も忠実に國民のために進んでいるとい……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第27号(1949/05/19、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 それでは昨日は一、二の点が討論を要するということでございました。從つて本案は全部委員長理事に一任ということになつておりますので、討論を要する一、二点という点を、討論を要求される方からおつしやつて頂いて、それに向つて討論を順序を立ててお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 議事進行について発言したいと存じます。若き國民の云々のことが、これを討論の対象にしよう、一方においては決定した、削除していいという動議が出ております。私も削除に賛成いたしますが、ただこの一点に討論を集中したというのは、恐らくこの討論を希望せられる方が、この一点において、この吉村隊についての問題を論じようとされ……

第5回国会 懲罰委員会 第7号(1949/05/31、1期、民主自由党)

○委員外議員(草葉隆圓君) 只今松井さんからの御質問のカニエ議員に対しましては、加藤議員に対しまする暴行事件並びに議長阻止の事件。それから中西君に対しましては議長の阻止事件、副議長に対する職務阻止事件。板野君に対しては議長に対する阻止。金子君に対しましては副議長に対する職務の阻止。これだけであります。最初は九名という……、その九名の説明で申上げましたが、本院で採択の四名に対しまして、これだけの点と相成つた次第であります。御了承願います。
【次の発言】 私が最初申上げましたのは、実は九名としてある事実を申上げましたが、本院の採決の結果、採択は四名でございますので、四名に対しまする件の懲罰動議に関……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1949/11/01、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 速記を止めて下さい。
【次の発言】 この内容の個々の問題につきましては、私先程申上げたように、いろいろ意見がありますが、併し大体におきましては、狙うところは引揚げて来る人達に相当な……、成るべく手当を十分にして、そうして国家の財政と睨み合して行けるというのが根本なのです。それでこの一々につきましては、そういう意味においてもおのおのの委員において意見があると存じますが、結局この程度の範囲において大体委員長並びに理事において関係方面と十分お打合せになつて、そのお打合せの結果いろいろ移動がひどくあるときには委員会にお諮り願うということにして、これをここで幾ら細密に検討しましても、余り十……

第6回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第6号(1949/11/18、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 私はどちらでもよいが、ただ従来の慣例で起つてやつておつたのですから、従来の慣例で差支ないのじやないか。
【次の発言】 石堂さんに伺いたいと思いますが、大連労働組合についての発生なり、組織なり、活動なり、資金なりという点について、委員長をしておいでになりましたから、最もよく御存知だと存じます。又引揚げていらつしやるときに、その事務を次の人にお引き讓りになりますについての今後の問題というような点について、いわゆる大連労働組合ということについて成るべく一つ詳細に伺いたい。
【次の発言】 発言中ですが、そういう点は成るべく簡單に願います。


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 厚生委員会 第3号(1950/01/26、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 先に中平君のお話もありましたが、一応説明して貰つてあとは資料をフリノーにして廻して貰つたら如何ですか。
【次の発言】 局別に参るといいですね。
【次の発言】 よろしうございます。

第7回国会 厚生委員会 第6号(1950/02/01、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 ちよつとその前にそれに関連して……。今の生活保護費の増額の問題なり、人員の問題なり、或いは御質問なり、御答弁がありましたが、具体的に、例えば標準家庭において五千二百円であつた、それを仮に第何次改訂において五千数百円に幾分かずつ増した。今までこういつた傾向であつて、今後もまあ大体五千六百円くらいになると、こういう一つの考え方の場合に、一方におきましては国民生活というものを、いろんな基準によつてこれが最低限度であるからこれだけは費用を出さなければならん、その費用が五千二百円であり。或いは五千六百円であり、或いは六千円であるという考えに持つて行く、今度は一方それと離れて現在生活しておる……

第7回国会 厚生委員会 第7号(1950/02/03、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 院議を以ちまして派遣されました議員は、只今の委員長のお話のように、竹中七郎君、姫井伊介君と私と三人でございますが、事務局から木村専門員、政安調査員及び中原法制局第一課長に同行して頂きまして、特に地元議員たる山下義信君、又地元の関係者の皆さんがこの調査に関しまして大変に熱心に協力して下さいました関係上、調査上多大の便宜を頂きまして、調査は一月九日と十日と僅か二日間ではありましたが、本事件の重要な中心点はこれを明確にいたし得たことを、これらの関係者の皆さんに感謝の意を表します。  第一に調査の方法といたしましては、先ず出張の前に予備調査をしまして、予備調査に当りましては厚生省なり、或……

第7回国会 厚生委員会 第14号(1950/03/01、1期、自由党)

○草葉隆圓君 石原君の御発議によりまして、いろいろ皆さんの御意見を拜聽いたしましたが、この医療制度の問題はずつと前回の国会以來小委員会等を設けて進んで参つたのでありますが、当時の医療制度小委員会等と現在の環境内容とが大分、今の御定義の趣旨によつて内容が違つて來ると存じます。で、現在の情勢におきましては、医療調査団なり域いは医薬調査団なりによつて日本の医療問題の解決ということが強く取上げられており、又輿論の問題もここへ來ておりまするが、これは只今中平君のお話のように、医療合理化に関する小委員会としての設置をお願い申上げます。そうしてそれの中心は医薬分業の問題でありまするが、その他の医療合理化につ……

第7回国会 厚生委員会 第20号(1950/03/23、1期、自由党)

○草葉隆圓君 これは一つ今日直ちにというよりも、ここ暫く下見をしてこちらも研究しまして、その時期等は理事会でよくお打合せ願つて、そうして成るべくみんなの議員の希望に副うようにお取計らい願う方がよいのじやないかと存ずるのであります。従つて今日直ちに聽かんでも近々の機会に、十分その機会がありますので、理事会でその日取りをお打合せ願つたらどうでしようか。
【次の発言】 私も資料について現行法の実施の最も最近の資料を、そうしてその内訳に、許されておる最高限度を貰つているのがどのくらいで、最低はどのくらい貰つているか。或いは府県知事の特別の許可なり厚生大臣の特別な許可を貰つてやつているものはどのくらいか……

第7回国会 厚生委員会 第21号(1950/03/28、1期、自由党)

○草葉隆圓君 むしろ公聴会は質疑の前にされる方がいいじやないですか。委員の質疑の前に公聴会をするというのがすべての点から言つて、順序としてはいいじやないですか。
【次の発言】 それはどうも分つていることですが、形式ならいいですよ、公聴会を形式に取扱うのなら、併し真剣に公聴会の公述人の意見を聴くというのなら公聴会を先にやる……
【次の発言】 日取の手続は、もうこれは上程されてからの問題ならこれは別ですよ。事前審議でやらずに本調査になつてからというのなら、やはりそれと睨み合せてやらなければならんと、そうでなかつたら公聴会の公述人に意見をもうちよつと聴いてからというのなら、本当ならそれを先にした方が……

第7回国会 厚生委員会 第23号(1950/03/30、1期、自由党)

○草葉隆圓君 社会保險審議会、社会保險医療協議会、社会保險審査官及び社会保險審査会の設置に関する法律案はいろいろ御質疑がありましたが、一応以上を以て質疑を打切られたいという動議を提出いたします。

第7回国会 厚生委員会 第28号(1950/04/12、1期、自由党)

○草葉隆圓君 この問題直接じやないのですけれども、ちよつとこの機会に、関連があるので承つて置きたいと思いますが、併し質問外のようでありますからただ一言お伝え願つて置けば結構です。最近実は各地において、健康保険の医療の範囲において鐵灸等を契約しおてところ最近政府はこれを余り好まずに、それはその医師の監督の下にやるというので、直接契約しておるのも随分それを解除しつつあるような傾向にある。これは折角やつておつて、医師会とも了解してやつておるのですから、むしろ或る意味において善導する、助長していいじやないか。この点を一つよろしくお取計らいを願いたいと思う。この点だけ。

第7回国会 厚生委員会 第36号(1950/05/01、1期、自由党)

○草葉隆圓君 直ちに採決に入られんことの動議を提出いたします。

第7回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第15号(1950/03/16、1期、自由党)

○草葉隆圓君 委員長、傍聽の発言を禁止せよ。
【次の発言】 徳田証人は最初から、いろいろと今回の証言についての問題について、もうすでに世上明瞭になつたから再び必要ではないじやないかというような御意見等もありました。この委員会は、引続いてこの問題が尚日本国民の心の上にはつきりしなり点があるから、続けてこれを取上げて来た。こういう意味におきまして私二、三の問題を一問一答でお願いを申上げたい。日本共産党或いは共産党書記長として徳田証人が、四九年五月五日に帰還要請をした、この問題につきましては電報であろうとも航空便であろうともこれは大した問題じやない。大体内容は分りましたが、これ以外に日本共産党なり徳……

第7回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第17号(1950/03/22、1期、自由党)

○草葉隆圓君 大連の日本人労働組合の問題は、大分前からこの委員会でもいろいろ請願、陳情等がありましたために、本日のお二人の証人に対して、私は第一に、大体こういう観点から一つ証言を二、三の点について伺いたいと思います。この問題は引揚二十数万、我々邦人八千万人が、今までにないような大きいシヨツクと、それから関心とを持つておるという前提の下に、第一に、金品は民主的に本当に調達されたか、その調達された金品は正しく行使されたか、而もそれは在外公館等の借入金に相当する内容を持つているかというのが、根本問題であると思います。さつきからそれぞれの証人の証言を承つておりますると、その点について相当疑問の点があり……

第7回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第18号(1950/03/24、1期、自由党)

○草葉隆圓君 証人に伺います。カラカンダ地区の收容所においでになつた時期は、何月から何月頃ですか、それを一つ。
【次の発言】 それは二十三年ですか。
【次の発言】 九月十三日ですね。
【次の発言】 それからいつまでですか。
【次の発言】 はあ。
【次の発言】 二、三の点を引続いて伺いたいと思います。只今委員長から証言を求めましたのに対しまして、証人の答えがはつきりしない点がありますので伺いたいと思いますが、そうすると三月七日或いは八日に青年新報とか北方新報とかいうような名前で基の人が訪問した。それはアカハタの記者でも何でもなかつたわけでございますか。

第7回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第21号(1950/04/28、1期、自由党)

○草葉隆圓君 私の申上げたのが不十分であつたから明瞭を欠くと……それで結局この書状というものが、又これに類するものが取扱われる場合の共産党事務局、或いは書記局の機構はどういうふうな系統で、あなたのところに命令系統が来るか、こういうことを伺いたい。


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各種会議発言一覧(参議院1期)

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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 厚生委員会社会事業振興に関する小委員会 第1号(1947/09/25、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 小委員長の選挙は選挙の煩を省いて委員長より指名されたいという動議を提出いたします。

第1回国会 厚生委員会社会事業振興に関する小委員会 第3号(1947/10/09、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 幸い今委員長から大變結構なお話を承りまして、誠に私ども從來その主張を強くいたしておりました者としては、一縷の光明を得たような氣がいたします。元々兒童福祉法の審議に貰りまして、兒童福祉法の中に戰後の日本の兒童の行き方を取扱う強い方針として進められておりまするけれども、それが年齢を十八歳に延ばし、而も從來の少年教護法による不良少年を取扱うだけで、司法省關係のいわゆる少年保護關係の兒童を從來通りに分割をしておる、これで一體日本の將來の兒童の取扱い方を、兒童福祉法という立場において律することが妥當であるか、という根本問題が議せられて參つたのであります。從つて我々關西方面を調査に參りました……

第1回国会 厚生委員会社会事業振興に関する小委員会 第4号(1947/10/21、1期、日本自由党)

○草葉隆圓君 今の政務次官の御説明の中に、聯合軍総司令部からの指示というお話がありましたが、それは一体どういう指示でしようか、いろいろ資料を承りたいと思います。
【次の発言】 尤も昭和二十年の十二月二十五日に、軍人恩給停止の指令というものが一つありました。從つて今仰しやつたような意味における指示と関連して考えられると思うのですが、それのためにこのいわゆる戰爭犠牲者は、一般の人達と無差別平等に取扱うということは結構でございますが、その精神がややともすると、日本の関係においてむしろ逆作用を來たしているというような状態にありはしないか、却つて内面的には、誠にお氣の毒である、なんとかしなければならん、……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 厚生・労働・商業連合委員会 第1号(1948/07/05、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 只今厚生次官からの消費生活協同組合法案の提案の遅れたことなり、この取扱い方についての大体の御趣旨の御答弁がありましたが、実は我々参議院の厚生委員会としましては、三十に近い厚生省の提案の法案を、十分誠意を以で審議して参つたのであります。そうして同じく参議院の姫井議員からの生活協同組合法案というのが、議員提出として六月二十九日に提案され、それも審議せねばならない情勢にありましたが、緊急を要するものから三鷹審議をして行く。そうしていよいよこの第二回國会はもうあと七時間余りで済もうとしておる現状であります。昨日案は突如として消費生活協同組合法というものを政府提案として、その予備審査を当院……

第2回国会 司法・厚生連合委員会 第1号(1948/07/02、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 この少年法の改正につきましては、多大の御苦心を拂つておいでになる点に対して、敬意を表しまするが、実はいわゆる問題の少年、或いは不良少年、要保護少年と申しておりまする少年の、保護という立場から、從來のいろんな関係で、昨年兒童福祉法を厚生委員会において審議いたしました場合には、相当論点の中心になつたのであります。從つて兒童福祉法と今回の改正少年法との点において、第三條の第二項に今度後で追加されます分が入りませんと殆んが兒童福祉法の問題の少年、不良要保護少年に対する分と、本法の少年保護に対する最初の分との混淆が再び起るのではないか。これは大変この箇條によりまして我々は安心をいたしており……

第2回国会 文教・治安及び地方制度連合委員会 第1号(1948/06/22、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 いろいろの條項についての直接の問題は、その條章の場合に譲りまして、全体として二つの点について一應文部大臣の御意見を伺つて置きたいと思います。この教育委員会法は、ここにもありますように、公正な民意によつて地方の実情に即して教育行政をやるという意味においては、一方から考えますと、確かに進歩した教育行政の一つの画期的な措置であろうと存じますが、同時に又一方から考えますと、従來知事が持つておりました教育に関する権限を全部委員会の方に移して、而もその委員会は全然財政的なものを何も持たず、而もその委員会に移された教育の内容たるや、極く廣汎な意味の教育というもの、いわゆる社会教育という、もうあ……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 厚生委員会社会事業団体及び施設の振興に関する小委員会 第閉会後2号(1949/10/11、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 私前回ちよつと出席いたしかねましたので或いは重複しておるかも知れませんが、この点はお許しを願つて、先程田邊さんの御答弁の中にもありましたが、賣上の費用の中から大体五百万円を雜費その他の経費としてお受け取りになり、併し実際は六百十七万円程費用が要つておる、こういう状態でございます。この点について。
【次の発言】 そうすると、この経費の六百十七万円というのは、先程委員長からのお尋ねにもありましたが、事業を開始される前の費用を含めてでございますか。
【次の発言】 そうしますと、どうしても百十七万円というのは不足をするが、先程のお話では、大体内輪でいずれ再度をという約束である、この約束は……

第5回国会 厚生委員会社会事業団体及び施設の振興に関する小委員会 第閉会後3号(1949/10/24、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 小委員会を設置されまして、愛兒の家関係のいわゆる最近社会事業界に大きく問題になりました資金獲得のためのバザー開催に関する問題につきましては、数回に亘つて熱心にその原因その状況等を調査いたして参つたのでありますが、事件そのものにつきましてもいろいろまだ問題が残つておると存じまするが、併しこれは検察廳の関係に移つておる問題でもありまするし、委員会といたしましては、その社会事業団体なり、今後の社会事業関係の方向なりというものをこの問題からよく掴んで、今後このような問題が起らないように、且つ今後の社会事業団体の方向に向つての大きな支障を與えた問題として考えて行かねばならないと存ずるのであ……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 厚生・運輸連合委員会 第2号(1949/12/03、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 いろいろと運輸委員の方々からのお話もありまするし、一応大体のもう意見は出尽したと存じますから、合同審査は以上を以て打ち切つて頂くということにお願いします。

第6回国会 厚生委員会社会事業団体及び施設の振興に関する小委員会 第1号(1949/11/10、1期、民主自由党)

○草葉隆圓君 この機会に厚生省から御出席になつておりまするので、御質問申上げたいと存じますが、従来敗戦後諸外国からいろいろ物資の援助、救援を求めておりまして、或いはララ物資なり、ユニセフなりという方面の大変な援助を頂いておりますが、ことにユニセフ関係におきましては困窮、困難な児童万両に対して相当援助を受けでおるのでありますが、これに対して厚生省としてはどういう御計画と、どういう方法とでお進みになつておるか、この点を一つ承わりたいと思います。
【次の発言】 文部省と厚生省とのこの仕事の分担と申しますか、おやりになつておる点についても一つ伺いたいのですが。



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データ更新日:2022/12/18

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