このページでは草葉隆円参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○草葉隆圓君 ただいまの藤田進君からの御質問に対しましてお答えを申し上げたいと思います。 藤田君は、先ほど御発言の中にありましたように、ともに議院運営委員会その他におきまして、国会の運営に、ともどもに従来からお世話になって参ったのでありまして、私自身たいへん尊敬をいたしておる次第でございます。ことにただいまの御質問は、まことに真剣な御質問でありました。 第一点の、二十八日の折衝では、与野党の間には、中間報告は考えていないと言うておったのではないか、それを突如として君の名前で提案したことは、まことに不可解である、という意味の御質問であったと存じます。しかしこれは、二十八日の夕刻、午後五時後の……
○草葉隆圓君 旧金鵄勲章年金受給者に関する特別措置法案の提案につきまして、趣旨説明を申し上げたいと存じます。 旧金鵄勲章年金令は明治二十七年勅令第百七十三号によりまして制定されたものでありますが、昭和十六年に至り、勅令第七百二十五号をもちまして廃止され、昭和十五年四月二十九日以降の叙勲者に対しましては一時金として公債が交付されることとなりましたが、同日以前の叙勲者につきましては、引き続き旧令による年金が支給されてまいった次第でございます。しかるに、終戦後、昭和二十一年三月に至りまして、この勲章年金の支給は、昭和二十年十二月末日を限りとし、一切廃止され、また、一時金として交付されておりました公……
○草葉隆圓君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題とされております昭和三十九年度一般会計予算外二件について、賛成の討論を申し述べるものでございます。 申すまでもなく、本年は、IMF八条国への移行、OECDへの加盟など、本格的な開放経済体制への移行を目前にいたしまして、わが国の経済体質の一段の強化を急務といたします画期的な年でございます。今日わが国がこのような重大な転機を迎え得るに至りましたことは、もとより国民の勤勉と英知のたまものでありますることは申すまでもないことでございまするが、一方におきまして、わが党の経済政策の成功の結果にほかならぬのでありまして、ともどもに御同慶にたえな……
○草葉隆圓君 ただいま議題となりました条約及び法律案について御報告を申し上げます。 まず、外交関係に関するウィーン条約は、国家間の外交関係の開設、大公使の派遣と接受、大公使館及び外交官に与えられる特権、免除等に関し、従来もっぱら国際慣行と礼譲により律せられておりましたのを、成文化したものでございます。また、関係議定書は、この条約の解釈または適用から生ずる紛争を、国際司法裁判所による解決その他の平和的解決手続に付すべきことを定めたものでございます。
○草葉隆圓君 議員野村吉三郎君の御逝去は、まことに痛恨にたえません。巨星墜つの感慨を深くいたすものでございまして、同僚議員といたしまして、つつしんで深く哀悼の意を表します。 顧みますれば、野村君は、昭和二十九年六月参議院議員に御当選以来、終始外務委員として重きをなし、また、自由民主党の参議院議員会長、外交調査会会長等をつとめられましたが、同君の円熟した人柄、広い視野、高邁なる識見は、接する者の敬慕を集め、参議院をして真に国民の信頼にこたえる良識の府たらしめる上に、常に大きな力でありましたことは、私どものひとしく忘れ得ないところでございます。 野村君は、明治十年和歌山市に生まれられ、幼にして……
○草葉隆圓君 ただいまの成瀬幡治先生の御質問に対しまして、お答えを申し上げたいと思います。 成瀬さんは、ただいまお話にありましたように、私と同郷であり、選挙も同時でありまして、最初からずっとお世話になっておる、まことに親しい間柄でございます。したがいまして、ただいまいろいろの問題につきまして御質問がありましたので、私の承知しておりまする範囲において、率直にお答えを申し上げたいと存じます。 一体、中間報告は、いままで何べんぐらいあったか。――ちょうど今回で、国会は、戦後の新憲法以来四十八回でございまするが、その四十八回の中で、参議院で中間報告をいたしましたことが、いままで九回でございます。し……
○草葉隆圓君 もう一つそれに加え、今後の移民の、その国と話し合いのついておるとかあるいは特に希望の持てる国とかいう資料。
○草葉隆圓君 免許証は、まだ日本は入ってないのですね。近く入る見込みですか。
【次の発言】 たいへんそのために不便を感じているのです、日本は免許証が認められないために。これは何か特別に支障のないところから早くやるような方法を進める見込みがあるかどうか。
○理事(草葉隆圓君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、外交関係に関するウィーン条約及び関係議定書の締結について承認を求めるの件を議題といたします。本件につきましては、すでに提案理由説明と補足説明を聴取しておりますので、これから直ちに質疑に入りたいと存じます。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと……。
【次の発言】 速記をつけて。
他に御発言もなければ、本件に対する質疑は終局したものと認めて御異議がございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
これより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願いたいと存じ……
○理事(草葉隆圓君) それでは、ただいまから外務委員会を開会いたします。 ただいまの理事会の決定について御報告申し上げます。本日は、まず関税協力理事会設立条約の質疑、採決、それをいたしまして、次に麻薬条約の提案理由説明を聴取し、それから当面の国際情勢について外務大臣に質疑を行なう予定と決定いたしましたから、御了承をいただきたいと存じます。なお、外務大臣は午前十一時から出席される予定でございます。 それでは、まず関税協力理事会を設立する条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。本件については、すでに提案理由説明と補足説明を聴取しております。ただいまから質疑に入ります。御質疑のおあ……
○委員以外の議員(草葉隆圓君) 伊藤さんの御質問ごもっともな点でありまして、第二十四国会以来ずっと第四十三国会まで請願が続けられ、御指摘の第三十一国会におきましては、内閣委員会で不採択という決定を受けたのであります。これとあわせてだんだんこういう立法に、第二十四国会以来、金鵄勲章年金受給者が、先ほど来賞勲部長の御報告のように、老齢者が多い、ことに年金受給者は一番多いのが日露戦争、満州事変でございます。あとはごくつけたり、こういう人たちは、それによって生活をするという年金のたてまえではなかったのでありまするが、実際はいただいている年金によってずっと終戦までは、大体これによって生活をしておったとい……
○委員以外の議員(草葉隆圓君) ごもっともの御質問でございますが、三十八回国会以来、衆議院で数回提案されて、あるいは継続審議、あるいは通過というようなことになってまいったのでございます。しかも場合によりますと、閉会直前の提案になったり、あるいは解散等のうき目をみたりというようなことで昨今は御質問のように数回これが重ねられて、しかもそのつど議員提案でやってまいりました法案で、そういう関係からむしろ衆議院では一応成立はした、しかし、法律として成立はしなんだけれども、院は通過した、そういうふうな関係で院としての一応の意思はあらわれているから、今度は参議院のほうからひとつ提案をして、何で政府提案にしな……
○委員以外の議員(草葉隆君) 旧金鵄勲章年金受給者は、先般来御審議で申し上げましたとおりに、また、政府、委員からも答弁しましたように、大体は当時におきましても下級職の方が多くて、しかも今回六十歳以上という人を、老齢者を中心に考えておる次第でございます。階級はずっと下位の方が多く、しかも年齢は六十歳以上でございまして、そういういろんな点から考えまして、大体従来から年金を授かっておりますることをたいへん喜びにして生活をいたしてまいっておられた方々と承知をいたしておる次第であります。それが御承知のように、打ち切られました後において、これに対する処置をたいへん強く熱望いたしておりまする請願等の点から考……
○委員以外の議員(草葉隆圓君) 本年の四月一日から支給を開始するというのでございます。
【次の発言】 さようでございます。
【次の発言】 あるいは全鶏勲章以外の場合はそういう世論調査があるいは当てはまったかもしれぬと存じまするが、私の承知しております範囲におきまして、かつての旧金鵄勲章受給者の多くは、最も多いのは七級、いわゆる兵階級の人であります。上のほうほどりょうりょうたるものだと思います。したがって、兵階級、一般的に考えますると、決して、まあ兵階級がすべてが困窮の人とは言えませんが、大体学歴が多くて、そうして裕福な階級ということは言えないのではないか、階級のやはり高いほうが学歴が多くて裕福……
○草葉隆圓君 いまの岡田さんなり渋谷さんの御質問に関連して。現地のほうへ参りますと、移民のいろんな事業のために移住事業団というのはわれわれたいへん大きい期待を持っておるわけです。ところが、実際問題はなかなかうまくいっていない。借りてから支払いの問題でも、ドル払いでなきやならぬとか、事実なかなかやりにくいようになっている。ですから、これはいろいろ御意見もあったわけなんですが、当局も御検討いただいて、予算よりも、根本的にその前の問題がある。ひとつ来年度ぐらいに飛躍的になし得るように、現地の事実やってる人たちが便宜を得るようなやり方をひとつおやりいただくとけっこうだと。去年ずっと回って見て、会計検査……
○草葉隆圓君 それに関連して。これはむしろそういう意味でなしに、日本の航空業務をある程度保護するという意味が入っていないですか。つまり、現在でもイタリアあたりへとまるけれども、ほとんどお客を乗せることはなかったのです、途中から。ごく日本の航空はへんぱな取り扱いを受けておる。向こうから来たときは中共に入って、上海なりあるいは漢口を通って東京へ来るというかいへん距離が短くなってお客がそれを多く使う。そうすると、日本航空のほうはそのほうに多く取られる。したがって、日本も同時に開始するなら別ですが、日航に大きく影響する。ソビエトの場合も同様だと思いますが、ソビエトも、ハバロフスクまでは日本の飛行機を使……
○委員以外の議員(草葉隆圓君) ただいま議題となりました医療法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明いたします。 この法律案の内容は、医療法第七十条の診療科名に新たに脳神経外科を加えるとともに、放射線科を独立の診療科名としようとするものであります。 近年における医学の著しい発展と進歩に伴って、現代医学がますます専門分科的に深まっていくという現状から見て、診療科名も、また公衆の利便をはかるためには、当然学問的基礎の上に立って、ともに推移していかなければならないと考える次第であります。 脳神経外科は、脳、脊髄及び末梢神経という重要かつ複雑な構造及び機能についての疾……
○草葉隆圓君 厚生年金保険法の一部を改正する法律案に対する修正案をまず朗読いたします。 厚生年金保険法の一部を改正する法律案の一 部を次のように修正する。 附則第一条ただし書中「第八十一条第五項の 改正規定(同項第四号に係る部分に限る。)は、 昭和四十年六月一日から、」を削り、「同年十一 月一日」を「政令で定める日」に改める。 附則第二条中「昭和四十年五月一日から」の 下に「、この法律による改正後の厚生年金保険 法第八十一条第五項中第四種被保険者に係る部 分の規定は、同年六月一日から」を加える。 附則第二十一条及び附則第二十二条中「昭和 四十年十一月一日」を「附……
○草葉隆圓君 ただいまより予算委員会第四分科会を開会いたします。
本院規則第七十五条によりまして、年長者のゆえをもって、私が正副主査の選挙の管理を行ないます。
これより正副主査の互選を行ないますが、互選は、投票によらず、選挙管理者にその指名を御一任いただきたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議はないと認めます。
それでは、主査に小平芳平君、副主査に大竹平八郎君を指名いたします。
主査の御着席をお願いいたします。
○草葉隆圓君 関連して。いまの交通事故に関連して、自動車の運転手のお話か出ましたが、教習所の日本の――日本のというとおかしいですが、教習所の現在の数、それから許可の基準、職員ですか、それと事業の内容の中に一般の法規とか運転とかいう以外に自動車道徳と申しますか、何か精神的な方面の何かあるか、そういう点をひとつ……。
【次の発言】 関連。私ここへ資料を持ってきませんでしたが、日本の自動車事故は世界じゅうで必ずしも大きくないと、中以下だと思うんです。しかしながら、車の台数に比較すると相当多い。ことにいまお話しのようにいろいろな分類からは下降をたどっておるとおっしゃるが、総体的にはずっとふえておる、年……
○草葉隆圓君 ちょっと関連して。保険関係でだいぶいまの内容、すべての問題が進展してまいったと思いますが、幸いに厚生省では保険庁という新しい庁ができて、そして全般的な見方をしている。ところが、この取り扱いの内容はまことに兆に近い何千億円という膨大なもので、しかも各府県では保険課と年金課というようなごく百名ほどの事務官でやっておるという、地方の組織がつり合っていないのではないか。これはもうそろそろ地方の整備をしていかないと内容の充実までいかないような段階になりはしないかと思うのですが、これに対する厚生御当局の御見解なり、あるいは御計画なりを伺いたいと存じます。
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