西川甚五郎 参議院議員
2期国会発言一覧

西川甚五郎[参]在籍期 : 1期-| 2期|- 3期- 4期- 5期- 6期- 7期
西川甚五郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは西川甚五郎参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

西川甚五郎[参]本会議発言(全期間)
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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 参議院本会議 第8号(1950/12/07、2期、自由党)【政府役職:大蔵政務次官】

○政府委員(西川甚五郎君) 千田議員のおつしやいましたこの借入金につきましては、大蔵省といたしましても、この引揚者の困難な状態をよく存じ上げていますから、一日も早く見通しを付けてお支拂いをいたしたいと存じておる次第であります。併しながらこれは相当支拂に際しましては財政上の影響もございまするし、又この具体案といたしましても、又この支拂に際しまして、先程千田議員からおつしやいました換算率の問題も、簡単なようでございまするが、実際に当つて見ますると相当むずかしいという点がございまして、又この在外資産の帰趨の問題、その場合にどうしたらいいかという見通し、これらを勘案いたしまして、何とか一日も早く見通し……

第9回国会 参議院本会議 第9号(1950/12/08、2期、自由党)【政府役職:大蔵政務次官】

○政府委員(西川甚五郎君) 井上さんにお答えいたします。先程井上さんがおつしやいました保健婦助産婦看護婦法というものは、看護婦等の素質を向上するために作られたものと存じます。でありまするから、これにつきましては特に先程井上さんのおつしやいます再教育につきましては、政府といたしましては財政の点よりよく考えまして、将来御希望に副うように懸命なる努力をいたしたいと存じます。(拍手)


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 参議院本会議 第10号(1951/10/26、2期、自由党)【政府役職:大蔵政務次官】

○政府委員(西川甚五郎君) 御質問の漁業制限に伴ないまする補償費の問題でありまするが、これにつきましては昭和二十五年度の予算におきまして一億二千四百万円を計上いたしました。これによりまして二十一年度から二十四年度までの損害に対して補償をいたした次第であります。二十五年度の補償につきましては、経費といたしまして二十六年度に最初五千万円を計上いたしたのでありますが、なお、この演習の地域が殖えます関係上、更に五千四百万円を増加計上いたしまして総額一億四百万円、それによりますと、二十四年度分の損害について補償いたしました額は八千四百万円でありますから、二十五年度の補償は二十四年度よりも二千万円殖えてお……

西川甚五郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

西川甚五郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 決算委員会 第2号(1950/07/19、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算及び同特別会計歳入歳出決算を会計検査院の検査報告と共に国会に提出いたしましたのでその大要を御説明申し上げます。  一般会計決算に計上いたしました歳入の決算額は五千八十億三千七百七十六万余円でありまして、これに対して、歳出の決算額は四千六百十九億七千四百六万余円でありますから、歳入歳出差引四百六十億六千三百六十九万余円の剰余を生ずる計算であります。併しこの剰余金額中には、昭和二十四年度に繰越しました歳出の財源に充てなければならない額が十六億七千五百七十九万余円ありますので、これを差引くと、結局昭和二十三年度一般会計の純剰余金は四百四十……

第8回国会 人事委員会 第閉会後2号(1950/09/22、2期、自由党)【政府役職】

○説明員(西川甚五郎君) トン当り三千円というのを三千五百円に伸ばそうというので、この二十六年度の予算におきましては組んでおります。そういたしまして二十五年度の分に対しましては、今度の補正予算において歳出面の中で最も取るべきものとして現在取扱つております。政府といたしましても又私といたしましても、懸命に努力いたしましてその方に持つて行きたいと思つております。

第8回国会 大蔵委員会 第3号(1950/07/21、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今より船舶公団の共有持分の処理等に関する法律案の提案理由を御説明いたします。  船舶公団は、本年四月―日を以て解散し、目下清算中でありますが、本年九月三十日までに清算を結了しなければならないことになつております。而して船舶公団は、他の船舶所有者との共有契約により船舶を共有しているのでありますが、この公団の持分は、共有者たる船舶所有者が十ヶ年以内に買い取ればよいことになつておるのであります。併しながら現在の海運界の現状では船舶所有春が公団の持分を直ちに買い取ることは困難であつて、その処分は長期間に亘ることが予想され、従つてその期間中は、船舶公団の清算は結了しないこと……

第8回国会 大蔵委員会 第5号(1950/07/24、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) ちよつと木村さんにお諮りしますが、個人の会社の内容になりますが、どういう点まで御請求になるのでしようか。
【次の発言】 そういたしますと、何月頃の状態の調査資料を要求されるのでしようか。
【次の発言】 九月です。
【次の発言】 承知いたしました。

第8回国会 大蔵委員会 第6号(1950/07/25、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 実は皆さんもよく御存じの通り、この船舶関係は最近まで大変不況にありまして、丁度繋船が約半数ぐらいあるという見込でございます。それでありまするから、今直ぐにこの船主が共有分を買取るというようなことは却つて今逃げているような恰好でございまして、そのためにそれともう一つは今価額が大変安くなつておりますが、これが又逆に、或る期間の中に、今は高いですけれども又下る時期がある、こういう問題も起つて来るのでございます。それでありまするからして、現在におきましては今の帳簿価格では買取れないというのが現実でございます。そういたしますというと、何年かの先を見ますと、この船が或いはもつと……

第8回国会 大蔵委員会 第7号(1950/07/27、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、税関の支署及び出張所の設置に関し、国会の承認を求めるの件について提案理由を御説明申上げます。  先ず第一に、最近における外国貿易の趨勢に対応し、税関行政の円滑な遂行を期する必要がありますので、東京税関支署羽田飛行場出張所及び門司税関津久見出張所を税関支署とすることであります。東京税関支署羽田飛行場出張所は近時航空機による輸出入貨物取扱実績の増加及び空港としての国際性に鑑み、又門司税関津久見出張所は近時の貿易の実績並びに税関行政上九州における東海岸地区には、税関支署が置かれていない現状に鑑み、今回両出張所を税関支署とする必要が……

第8回国会 大蔵委員会 第9号(1950/07/29、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました国有財産法第十三條の規定に塞ぎ、国会の議決を求めるの件について御説明申上げます。  これまで皇室の用に供せられておりました葉山御用邸附属地は、天皇、皇后、皇太后三陛下及び皇太子殿下の葉山御用邸御滞在時におきまして、馬匹の繋養、馬車の格納等の目的に使用せられていたのでありますが、今回この必要がなくなりましたので、用途廃止をしようとするものであります。この財産は、国有財産法上皇室用財産でありまして、総理府の所管になつておりますが、用途廃止せられますと総理府から大蔵省へ引継ぎを受け、大蔵省所管の普通財産となるのでありまして、大蔵省におきましては最も有効……

第8回国会 地方行政委員会 第閉会後10号(1950/10/26、2期、自由党)【政府役職】

○説明員(西川甚五郎君) これを読んでおる間どなたか……。


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 厚生委員会 第6号(1950/12/08、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) お答えいたします。社会保障制度審議会の試案によりますと、本年二十五年度におきましては八百八十六億ですが、そして実際に本年度は三百五十六億の予算も組まれておると思いますから、そこに五百三十億ほどの不足がありまして、この試案にお答えができないというような今日の状態でございます。それでありまするから明年度におきましても、実は厚生の社会保障制度の試案が出ます前に二十六年度の案も考えておつたのでありますが、試案が出まして再びこの問題について検討して二十六年度予算の編成を現在折衝いたしております。それでありますから二十六年度のこの中で一番問題になりますのは一多分医療費の問題だろ……

第9回国会 厚生委員会 第7号(1950/12/09、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) この問題につきましては、只今岡野国務相も申上げましたことでありますが、この問題につきまして自治庁並びに地財のほうとよく検討いたしまして努力をいたしたいと思います。
【次の発言】 今日疾病者の数も殖えまして、なかなか財政上むずかしいのでありますので、いたし方なく引上げの問題が起つておるのでありますが、この点につきましては、勧告によりまする保險の給付費の問題に対しまして、只今内閣においては鋭意検討中でございます。この結論を得まして、これと関連して懸命なる努力を申上げたいと存ずるのであります。又大蔵省当局といたしましても、その医療費の問題につきましては、将来懸命なる努力を……

第9回国会 大蔵委員会 第2号(1950/11/27、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました食糧の輸入税を免除する法律の一部を改正する法律案について、その提出の理由を御説明いたします。  米、麦、雑穀、でん粉、かん詰類等の食糧に対しましては、昨年法律第二百二十三号をもちましてその輸入税を本年一年間免除することといたしたのでありますが、わが国現下の食糧事情に鑑みまして右の食糧の職人税を更に一年間免除することが適当と思われますので、本法律案を提出いたしました次第であります。  次に国民金融公庫法の一部を改正する法律案について御説明いたします。  最近の金融情勢におきましては、国民大衆が生活の再建のための生業資金として、一般の金融機関から資金……

第9回国会 大蔵委員会 第3号(1950/11/28、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました所得税法臨時特例法案外三法律案につきまして提案の理由を説明いたします。  政府は、本年すでに国税、地方税を通ずる税制の大改正を行い、国民租税負担の軽減合理化を図つたのでありますが、国民の租税負担は、現在尚相当重いものがありますので、極力歳出の削減に努め、以つて所得税を中心として一層の軽減合理化を行うよう検討を加えて参つたのであります。然るところ昭和二十六年度予算におきましても、又本年度補正予算におきましても、相当の減税財源を生ずる見通しを得ましたので、先ず、昭和三十五年度補正予算に関連しまして、所得税につきまして、昭和二十六年上月一日から同年三月……

第9回国会 大蔵委員会 第6号(1950/12/01、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました塩田等災害復旧事業費補助法案につきまして、その提案理由を御説明申上げます。  国民生活必需品である塩につきまして、その生産用施設中塩田、濃縮施設又は塩田防災施設につき、暴風、こう水等による災害がございました場合には、従来は予算措置によつてこれらの災害復旧事業費の補助を行なつて参りましたが、財政補助は法律に基いて行うことが好ましい次第でありますので、第七国会において制定されました農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の例にならい、塩田及び濃縮施設にかかる災害復旧事業につきましては、その事業費の十分の五、塩田防災施設にかかる災害復……

第9回国会 大蔵委員会 第7号(1950/12/04、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました特別鉱害復旧特別会計法案の提出の理由を御説明申上げます。  従来、特別鉱害の復旧工事に関する納付金等の徴收及び復旧工事の費用の負担のための支出等の経理は、特別鉱害復旧臨時措置法に規定する特別鉱害復旧公社において行うこととなつておつたのでありますが、別途提出いたしまして御上審議を願つております通り、今回同法の一部を改正して特別鉱害復旧公社を廃止して國においてその業務を引き継ぐこととなつたのに伴い、これに関する政府の経理を明確にするため、特別鉱害復旧特別会計を設置することにしたのであります。本会計は、特別鉱害復旧臨時措置法に規定する納付金、受益者負担……

第9回国会 大蔵委員会 第8号(1950/12/05、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 先ず特別職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案につきまして提案の理由を御説明申上げます。  特別職の職員の給與については、従来一般職の職員の給與との権衡において、その職務の内容に応じた給與が定められて参つたのでありますが、今般人事院の勧告に基き一般職の職員の給與が改訂されることとなりましたので、特別職におきましても一般職と同様特別職の職員の給與に関する法律に所要の改正を加え、給與の改訂を行い、併せて國会閉会中に新たに特別職の職員となりました者を適用範囲に加えたいと存ずるのであります。次に、改正の要点を簡單に御説明申上げます。  第一に、國会閉会中新たに特別……

第9回国会 大蔵委員会 第9号(1950/12/06、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました国有財産法第十三条の規定に基き国会の議決を求めるの件について御説明申上げます。  この陵墓地は、第八十七代四條天皇の月輪陵外六十八基の陵墓の所在地として皇室用財産に残されていたものでありますが、今回用途廃止をしようとするもののうち土地二、〇五七坪は月輪中学校の敷地として、又九、四二五坪は日吉ケ丘高等学校の建築敷地として、京都市から開放の申請がなされているものでありまして、いずれも陵墓の所在地から相当の距離があり孤立した飛地でありまして、これを用途廃止しても陵墓管理上支障がないと認めら、れますので、今回その用途を廃止しようとするものであります。  ……

第9回国会 大蔵委員会 第10号(1950/12/07、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案提出の理由を御説明申上げます。  従来、輸入食糧につきましては、価格差補給金による価格調整は、すべて貿易特別会計において行われており、従いまして食糧管理特別会計といたしましては、国内生産者価格に相当する価格を、以つて、貿易特別会計から買入れて来たのでありますが、昭和二十五年度におきましては、米国対日援助物資として輸入される分については、米国対日援助物資等処理特別会計において価格調整をし、貿易特別会計及び新たに開始されました民間貿易により輸入される分については、いずれも食糧管理特別会計が輸入原価によつて買入れ、この会計において一……

第9回国会 大蔵委員会 第11号(1950/12/08、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました中小企業信用保険特別会計法案の提出の理由を御説明申上げます。  今回政府におきましては、中小企業者の行う事業の振興を図る目的を以ちまして中小企業信用保険法案を別途提出いたしまして御審議を願つているのでありますが、政府が、この中小企業信用保険制度を実施いたすことになりました場合には、その経理の状況を明確にいたしますため、一般会計と区分して中小企業信用保険特別会計を設けまして、これを経理するのが適当と考えられますので、この法律案を提出した次第であります。  次にその内容の概略を申上げますと、この会計の歳入歳出につきましては、保険料、中小企業信用保険法……

第9回国会 大蔵委員会 第12号(1950/12/09、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) この輸出銀行は、プラントものでは、即ち六カ月とか、長いのは五年間という相当かかるものが主に重点になりますから、短期の輸出じやなくして長期の輸出ということでありまして、一方輸入のほうは、相当いろいろ工作をやつておりますが、現在の段階においてはなかなかむずかしいという状態でありますが、この輸出銀行の本旨から言いますと、長期の金融という点でそこに少し感じが違つて来るのであります。

第9回国会 電気通信委員会 第2号(1950/11/30、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 実は二十六年度の建設関係の予算につきましては、ここにおられまする大臣並びに政務次官は実に心痛せられまして、たびたび大臣並びに私と会合いたしまして、この問題について何とか預金部のほうから少なくとも経費を持つて行きたいというので御相談を申上げてやつて参つたのであります。殊に大月の朝鮮動乱以来、建設関係のほうとか、或いはすべての建設に関係する資材が他の物価に比べまして上りかたがきついということもございまするから、この点につきまして、我々は最初記憶いたしておりますのは、百八十億を請求せられたと思うのであります。いろいろの財政上の都合を勘案いたしまして百二十億という線に最初な……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 運輸委員会 第7号(1951/03/10、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) ちよつと初めに申して置きますが、中途で速記をとめて頂きたい点があるかと思いますので、その点は御了承を願いたいと思います。  今の高木さんのお話、並びに先般来山縣さんからのほうのお話もありまして、これは船舶の問題でありますが、この問題について各方面よりいろいろお話もございますし、政府当局としては懸命に考えておるのであります。実はこの関税定率法というものは、大正十五年、今から二十五ほど前に一般にきまつたものでありますが、それから大した変化もなく今日まで参りまして、丁度今より三年以前にこの定率法を改正しようということに初めて話が出まして、それから三年間かかりまして今日まで……

第10回国会 決算委員会 第12号(1951/03/12、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました昭和二十四年度特別会計予備費使用の件外四件の事後承諾を求める件につきまして御説明申し上げます。昭和二十四年度各特別会計予備費の予算額は二百億二千七百六十余万円でありまして、このうち財政法第三十五條の規定によりまして昭和二十四年六月十四日から同二十四年十二月九日までの間に使用いたしました三十億五千八百五十余万円につきましては、第七回国会にその事後承諾を求める件として提出致しましたが、その後昭和二十五年一月十七日から同二十五年三月三十一日までに予備費を使用いたしました特別会計は、外国為替、厚生保險、船員保險、国立病院、食糧管理、農業共済再保險、森林火……

第10回国会 決算委員会 第18号(1951/05/10、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました昭和二十四年度国有財産増減及び現在額総計算書並びに国有財産無償貸付状況総計算書について、御説明申上げます。  先ず、昭和二十四年度国有財産増減及び現在額総計算書について申上げます。  昭和二十四年度中に増加いたしました国有財産の総額は、二千五十五億五千三百十八万余円であり、同年度事に減少いたしました国有財産の総額は、七百八十四億一千五百八十一万余円でありまして差引一千二百七十一億三千七百三十六万余円の純増加となつております。而して前年度末現在額一千二百五十六億五千百六万余円に右純増加額も加算した二千五百二十七億八千八百四十三万余円が、昭和二十四年……

第10回国会 人事委員会 第8号(1951/03/05、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案の提案の理由を御説明申上げます。  国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律は、昭和二十六年三月三十一日限り、その効力を失い。昭和二十六年度以降においては、別に法律を以て新たな恒久的退職給與制度を制定実施することになつているのでありますが、右恒久的退職給與制度実施準備の進捗状況に鑑みまして、取りあえず同法律の効力を一年間延長ずるため所要の改正を行うものであります。  以上の理由によりまして、この法律案を提出いたしました次第でありますが、何とぞ御審議の上速かに御賛成あ……

第10回国会 人事委員会 第18号(1951/05/26、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 実はこの問題につきましては、今千葉委員がおつしやる通り衆議院の大蔵委員会におきましても、各党から皆賛成を得まして、そうして修正案が出ておる。又参議院のほうでも同様と思いますが、それ以後におきまして、第十国会において司令部との折衝において一応皆さんの修正案がうまく行かなかつたのは事実でございます。それ以後におきまして、再びこの国会が再開せられましてから、この問題について相当衆議院のほうからもやかましく申されまするし、千葉委員或いは他の委員からも再三の御要望もありまして、その後司令部と大蔵省は折衝いたしましてやつて参つたのでありまするが、結局皆さん御存じの通り予算関係に……

第10回国会 大蔵委員会 第3号(1951/01/29、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 郵政事業特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律案ほか四法案提出の理由を説明申上けます。  先ず郵政事業特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律案提出の理由を御説明申上げます。  郵政事業特別会計におきましては、別途御審議を仰いでおりまする昭和二十六年度特別会計予算に計上してありますように、歳出総額五百七十一億七千七百二十四万五千円に対し、この会計固有の歳入額は五百三十五億九千三百四十一万円でありまして差引三十五億八千三百八十三万五千円の歳入不足を生ずることになるのでありますが、これは本特別会計の固有業務が……

第10回国会 大蔵委員会 第5号(1951/02/07、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました鉱工品貿易公団の損失金補てんのための交付金に関する法律案の提出の理由を御説明申し上げます。  鉱工品貿易公団は、昭和二十六年一月三十一日に解散し、昭和二十六年度中に清算結了の予定でありますが、その損失は、目下のところ、十六億九千七万七千円と予想されるのでありまして、この損失金の補てん財源として、同額を限り、昭和二十六年度において、政府一般会計から同公団に交付いたそうとするものであります。  以上の理由によりまして、この法律案を提出いたしました次第であります。  何とぞ御審議の上速かに御賛成あらんことをお願い申し上げます。

第10回国会 大蔵委員会 第6号(1951/02/13、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました所得税法の一部を改正する法律案ほか七法律案につきまして、その提案の理由を説明いたします。  政府は昨年中央地方を通する税制の根本的改正を行い、国民の租税負担の軽減合理化を図つたのでありますが、今日の国民生活の実情から考慮しますと、国民の負担はなお相当重いものがありますので、極力歳出を削減し本年重ねて大巾の減税を断行し、国民生活の安定、資本の蓄積に資することといたしたのであります。そのらち、酒税の引下、物品税の改正、砂糖消費税及び揮発油税の引下並びに給與所得に対する源泉徴収税額の暫定的軽減につきましては、先に第九回国会におきまして御審議を経まして、……

第10回国会 大蔵委員会 第8号(1951/02/16、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 承知いたしました。
【次の発言】 只今議題となりました公団等の予算及び決算の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案の提出の理由を御説明申し上げます。  公団等の予算及び決算の暫定措置に関する法律には、従来予備費及び予算の繰越に関する規定がなかつたのでありますが、今回これらに関する規定を新たに設けて、公団等の予算の執行を適正且つ円滑ならしめようとするものであります。  即ち予備費につきましては、公団等は、予見し難い予算の不足に充てるため、予備費をその予算に計上することができるものとし、大蔵大臣の承認を経て使用することができるようにいたそうとするものであります。  ……

第10回国会 大蔵委員会 第14号(1951/03/05、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました国家公務員のための国設宿舎に関する法律の一部を改正する法律案のほか十法案の提出の理由を御説明申上げます。  国家公務員のための国設宿舎に関する法律は、昭和二十四年八月施行されて今日に至つたのでありますが、この法律施行後の状況に鑑み、宿舎の設置、維持及び管理に関して完全を期し、その目的を達成するためには、国設宿舎を設置する機関、国設宿舎の設置維持及び管理に要する費用並びに宿舎の使用料の所属区分、使用料の徴收に関する規定等について所要の改正を加える必要が生じましたので、ここにその改正案を提出することといたしたのであります。  次に、その改正案の主なる……

第10回国会 大蔵委員会 第18号(1951/03/09、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 外国為替資金特別会計法案ほか一法律案の提出の理由を御説明申上げます。  政府の行う外国為替等の集中のための売買につきましては、従来それに関する経理を行うため外国為替特別会計を置き同会計において為替取引に伴う一切の收支を予算に計上して経理して来たのでありますが、今回更にその円滑を期するためこれを改正いたしまして、新たに外国為替資金を置き、外国為替等の売買を本資金の運用として行うこととし、その運営に関する経理を一般会計と区分して特別に行うため外国為替資金特別会計を設置することとし、以て政府の行う外国為替等の売買及びこれに伴う取引の円滑化に資することとしようとするものでご……

第10回国会 大蔵委員会 第19号(1951/03/12、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) この在外公館の借入金につきましては、今千田議員のおつしやる通りに当然政府の責任であり、又債権者も困つておられるということはよく存じ上げておりますが、諸般の事情によりまして今日まで延びて参りまして、政府といたしましてはできるだきるだけ早く返済をいたしたいと思つておつたのでありまするが、外務省における審議会の確定を見ますと、二十一万のうち三万というような調子でありまして、又これに関しましては、一番の問題はやはりその借入金の換算率、レートです。その換算率がどういうようにきめたらいいかというので、相当今日まで延びて参つたのであります。政府といたしましては、次に召集されまする……

第10回国会 大蔵委員会 第20号(1951/03/13、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題どなりました緊要物資輸入基金特別会計法案提出の理由を御説明申上げます。  政府におきましては、特殊需要に応ずるため緊急に取得することを必要とする外国で生産された物資の取得及び売拂を円滑にする目的を以て緊要物資輸入基金を置き、一般会計からの繰入金を以てこれに充てることとし、その運用に関する経理を一般会計と区分して行うために緊要物資輸入基金特別会計を設置いたそうとするものであります。  この会計におきましては、只今申述べました物資の取得及び売拂は、基金の運用として行うこととし、この会計の歳入歳出といたしましては、基金の運用によつて生じた利益の組入金、預託金の利子……

第10回国会 大蔵委員会 第21号(1951/03/14、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました資金運用部資金法案ほか三法律案の提出の理由を御説明申上げます。  今回政府におきましては、国の会計に属する積立金及び余裕金等の政府資金及び政府に準ずるものの資金の統合管理の実を挙げるため、預金部預金法を廃止し、新たに、資金運用部資金法を制定し、その統合した資金を確実且つ有利な方法で運用することにより、公共の利益の増進に寄與せしめることといたしたいと存じまして、この法律案を提出した次第であります。  この法律案の要旨を申し述べますと、次の通りであります。  一、郵便貯金及び郵便振替貯金のうち、常時の拂いもどし資金以外のものは、資金運用部に預託すべき……

第10回国会 大蔵委員会 第22号(1951/03/15、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました公庫の予算及び決算に関する法律案ほか一法案の提出の理由を御説明申上げます。  国民金融公庫及び住宅金融公庫の予算及び決算に関しましては、従来公団等の予算及び決算の暫定措置に関する法律が適用されていたのでありますが、これら公庫の業務の特殊性に鑑みまして、今回この法律を制定して、業務の円滑な運営に資し、且つ、予算の執行を適正ならしめようとするものであります。  次に本法の内容の要点を御説明申し上げますと次の四点であります。その第一点は、公庫の予算につきましては、原則としてこれを収益及び費用の收支予算といたそうとするものであります。即ち貸付金の利子その……

第10回国会 大蔵委員会 第23号(1951/03/19、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました復興金融金庫に対する政府出資等に関する法律の一部を改正する法律案提出の理由を御説明申し上げます。  今回改正しようといたします主なる点は、次の四点であります。  その第一点は、復興金融金庫の国庫納付金は、収益勘定からのものと資本勘定からのものとの二本建となつておりまして、その債権を保全するための費用につきましては、従来収益勘定で経理されていたのでありますが、この費用のうち本来債務者の負担すべきものは、債権保全費用立替金として資本勘定で経理するのが適当でありますので、今回これを資本勘定からの国庫納付金の計算に算入することとしようとする点であります。……

第10回国会 大蔵委員会 第24号(1951/03/20、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 昨日愛知委員から御請求がありまして、この法案の進捗状況をちよつと御説明申上げますと、現在衆議院で御審議を願つておりまするものが十六件でございます。そうして参議院では四件お願いいたしておりまするから、合計二十件現在御審議を願つておるのでございます。そのほかに最近出ますものといたしましては、塩の専売法の一部を改正する法律案、それから日本開発銀行法案、この二つでありますが、そのほかに議員提出のものが、納税貯蓄組合法と公認会計士法の一部を改正する法案、それから税務代理士法、これも議員提出であります。そのほかに損害保険料率算出団体に関する法律の一部を改正する法律案、これも政府……

第10回国会 大蔵委員会 第29号(1951/03/28、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました日本開発銀行法案につきまして、提案の理由を御説明申上げます。  我が国の経済基盤を育成し、その将来における自立を安定した基礎の上に招来するためには、重要基礎産業の所要資金、なかんずく長期設備資金の供給を円滑ならしめる必要がつとに認識されておつたのであります。これがため政府におきましては、将来とも長期産業資金を確保するため種々の施策を実施して参つたのでありまするが、先ず第一に、企業の必要とする長期産業資金は、本来増資或いは社債の発行のごとき自己資本の充実によつて調達すべきであるとの考えに立脚して、証券市場の育成、証券投資思想の普及などに努力して参つ……

第10回国会 大蔵委員会 第36号(1951/05/17、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました租税債権及び貸付金債権以外の国の債権の整理に関する法律案ほか一法律案の説明を申上げます。  租税債権及び貸付金債権を除く国の債権で、債務者が無資力のために当該債権に係わる収入金を納付することが著しく困難であると認められるものにつきましては、従来「租税外語収入金整理に関する法律」の規定によりまして、これを分賦弁済の方法による定期貸債権又は資力回復のときを弁済の期限とする据置貸債権として整理して参つたのであります。併しながら、同法は明治四十四年に制定されました法律でありまして、その規定によりましては、当該債権の処理に万全を期し難いうらみがありますので……

第10回国会 大蔵委員会 第37号(1951/05/18、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました保險業法の一部を改正する法律案ほか二法律案につきましてその提案の理由を御説明申上げます。  先ず保險業法の一部を改正する法律案について御説明申上げます。保險業法の改正点の第一は、いわゆる保証保險事業を保險業法上の保險事業として認めようとするものであります。保証保險事業は現に諸外国において保險会社によつて行われており、今日わが国においても一般から要望されているのでありまして、保險会社が物品納入者、被用者又は工事請負人等の一般契約上の債務者から保險料を受入れ、物品注文者、使用者又は工事発注者等の債権者が契約の履行に関して蒙る損害を補てんする事業であり……

第10回国会 大蔵委員会 第41号(1951/05/25、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました商法の一部を改正する法律の施行に伴う銀行法等の金融関係法律の整理に関する法律案につきましてその提案理由を御説明いたします。  昭和二十五年五月成立いたしました商法の一部を改正する法律は、本年七月一日より施行せられることとなつておりますので、これに伴いまして銀行法、貯蓄銀行法、信託業法、担保付社債信託法、無盡業法、銀行法の債券発行等に関する法律及び証券取引法の七法律中商法を準用している規定その他商法改正に関連する規定を改正するために、本法案を提案いたしました次第であります。ただこの場合、金融機関の特殊性に鑑み、商法の二、三の規定に特例を設けることと……

第10回国会 内閣委員会 第11号(1951/03/15、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました、大蔵省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明いたします。  昨年五月、大蔵省の機構等に関し、大蔵省設置法の改正が行われたのでありますが、その後事務の配分等につきまして、若干の改正を加える必要が生じましたので、本法律案を提案した次第であります。  その改正点の主なるものを申し上げますと、その一は、従来主税局において取扱つておりました大蔵省所管の税外諸収入の事務を大臣官房の所掌事務といたしたことであります。その二は、会計制度の統一的運営と国の会計事務職員の資質の向上を図るための研修を本省主計局において行うことを規定の上に明……

第10回国会 内閣委員会 第24号(1951/05/17、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました審議会等の整理のための大蔵省設置法等の一部を改正する法律案につきましてその提案の理由を御説明申上げます。  大蔵省関係の審議会等につきましては、只今各省より申されましたと同様の趣旨に基きましてその整理を行うことといたし、このため大蔵省設置法を初め関係法律に所要の改正を加える目的を以ちましてこの法律案を提案いたした次第でございます。  その内容を御説明申上げますると、先ず審議会等の廃止につきましては特別融通損失審査会、産業設備営団損失審査会、国民更生金庫損失審査会、復興金融審議会、地方特定契約審査会、財産審査会及び財産調査会はこの法律施行の日から、……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第4号(1951/11/10、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました在外公館等借入金の返済の実施に関する法律案の提案の理由を御説明申上げます。  在外公館等借入金につきましては、在外公館等借入金整理準備審査会法に基きまして、政府は、鋭意在外公館等借入金の確認事務を進めて参つておりますが、これが返済につきましては、先に制定されました在外公館等借入金の返済の準備に関する法律に基きまして、借入金を表示する現地通貨の評価基準、返済の方法その他借入金の返済の実施に関する事項を定める必要がありますので、先般の第十一国会にこれに関する法律案を提出したのでありますが、会期中に審議を終るに至りませんでしたので、今回重ねてこの法律案……

第12回国会 人事委員会 第4号(1951/11/02、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました昭和二十六年度における国家公務員に対する年末手当の額の特例に関する法律案につきまして、その提案の理由並びに内容の概略を御説明申上げます。  国家公務員に対しましては、国家公務員に対する年末手当の支給に関する法律に基き、毎年年末において、給与月額の半月分に相当する額を年末手当として支給することといたしておりますが、昭和二十六年度におきましては、諸般の事情に顧みまして、特にこれを若干増額支給することが適当であると存ぜられますので、本年度に限つて、年末手当の額を六割方増額することといたすため、本特例法案を提出した次第であります。  以上が、この法律案の……

第12回国会 人事委員会 第7号(1951/11/15、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申上げます。  今回の政府機関等の行政整理によつて退職する職員に対しましては、諸般 の事情に鑑み、特に退職手当を増額す ることが適当であると考えられますので、退職手当の支給についての特例を設けるため、国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律を改正することとし、この法律案を提出いたしたのであります。  次に、この法律案による改正の要点を御説明申上げます。  第一に、今回の行政整理により退職する職員で閣議で定めるものに対する退職手当の……

第12回国会 人事委員会 第10号(1951/11/20、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申上げます。  特別職の職員の給与につきましては、從來一般職の職員の給与との権衡において、その職務の内容に応じた給与が定められて参つたのでありますが、今般人事院の勧告に基きまして、一般職の職員の給与が改訂されることとなりましたので、特別職につきましても一般職と同様、特別職の職員の給与に関する法律に所要の改正を加え、給与の改訂を行いたいと存ずるのであります。  次に改正の要点を簡單に御説明申上げます。  第一に、内閣総理大臣等の給与につきましては、一般職の職員の給与改訂と権衡を図り、且……

第12回国会 大蔵委員会 第2号(1951/10/24、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました会社利益配当等臨時措置法を廃止する法律案につきまして提案の理由を御説明申上げます。  会社利益配当等臨時措置法は、終戰後我が国の経済が不安定で、企業経理の内容も極めて弱体であつた時期において、利益配当を規制し、会社経理の健全化を図ることを目的としたものでありますが、その後我が国の経済は、漸次安定を回復し、企業経理の内容も充実して参り、この法律制定当時の状況とは相当趣きを異にするに至つて来ているのであります。勿論、今後も利益配当の適正を期し、社内留保の蓄積を図ることが必要であることは申すまでもありませんが、配当規制に関するこの法律の趣旨は、先般施行……

第12回国会 大蔵委員会 第3号(1951/10/26、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました所得税法の臨時特例に関する法律案外三法律案につきまして、提案の理由を御説明申上げます。  政府は、すでに昨年及び本年の二度に亘り減税を断行し、国民の租税負担の軽減合理化に努めて参つたのでありますが、我が国経済は昨年勃発した朝鮮動乱と変転する国際情勢との影響を極めて強く受けるに至り、一方において、生計費の増嵩を通じて国民生活に影響を及ぼすと共に、他方において、法人収益の異常な上昇を来たす等、租税負担の配分上考慮すべき問題を生ずることとなつたのであります。  而して、本年度の租税その他の歳入におきましては、当初予算に比し相当多額に達する自然増収が見込……

第12回国会 大蔵委員会 第4号(1951/10/30、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました国民金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明いたします。  国民金融公庫は、一般の金融機関から融資を受けることを困難とする国民大衆に対して必要な事業資金の供給を行うことを目的として一昨年六月設立されましたが、その後四回に亘つて増資を行なつた結果資本金六十億円となり、本年八月末までに普通小口貸付八十三億八千万円を貸し付け、鋭意その目的完遂のため努力して参つたのであります。昨今公庫に対する資金需要は極めて盛んで、すでに本年度増資分二十億円は十月までに貸付を終り、十一月以降は既往貸付金の回収金のみに依存せざるを得ず、増大する……

第12回国会 大蔵委員会 第5号(1951/11/01、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました外国為替資金特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、その提出の理由を御説明申上げます。  現在外貨資金の運営につきましては、外国為替管理委員会が一元的にこれに当つているのでありまして外国為替銀行は外国に自己名儀の外貨資金を保有して輸出入取引を行うことができず、これら取引はすべて外国為替管理委員会名儀の外貨勘定を通じて行われ、輸出代金は直ちに外国為替管理委員会勘定に入金され、輸入信用状は原則として外国為替管理委員会勘定引当に発行され、輸入代金は同勘定から支払うこととなつているのであります。このような機構の下におきましては、外国為替管理委員会が……

第12回国会 大蔵委員会 第11号(1951/11/12、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申上げます。  現行の国家公務員等の旅費に関する法律に定める外国旅行のための日当、宿泊料、食卓料及び支度料の定額は、全権委員等のように特殊な使命を帯びて旅行する者に対し支給する旅費といたしましては妥当な額ではないと思われましたので、先般の平和条約締結のための会議に際しまして、同法の規定に基いて、臨時に、政令をもつて金権委員等に対する旅費の定額を一般の場合よりも増額いたしたのであります。  併しながら、かような措置は、最近の国会において法律が改正されるまでの暫定……

第12回国会 大蔵委員会 第12号(1951/11/13、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました食糧管理特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申上げます。  この法律案は、今回の補正予算に関連いたしまして、一般会計から食糧管理特別会計への繰入金の限度額を百一億八千七百余万円だけ拡張しようとするものであります。その内訳を申上げますと、第一は、昭和二十五年度において、農業災害補償法に基く農作物共済に係る麦類の共済掛金標準率の改訂に伴いまして共済掛金の消費者負担分の増加に相当する金額一億八千七百余万円を食糧管理特別会計が負担することとなりましたので、これに相……

第12回国会 大蔵委員会 第13号(1951/11/14、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました保險業法の一部に改正する法律案外三件につきまして、その提案の理由並びに内容の概略を御説明申上げます。  損害保險会社が巨額の保險契約を行う場合、一社でその危險を引受けることは到底不可能であり、危險の平均、分散を図るため、あらかじめ損害保險会社相互間において共同保險、共同再保險等の共同行為をしなければ、保險の引受を円滑に遂行し、保險需要を迅速確実に充たすことはできないのでありまして、このため損害保險会社の協定は、諸外国においても広く認められているところであります。  更に、現実の問題といたしまして、外貨建積荷保險においては、国際競争が激しく、我が国……

第12回国会 大蔵委員会 第15号(1951/11/16、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました糸価安定特別会計法案につきまして、その提案の理由を御説明申上げます。  今回、政府は、生糸の輸出の増進及び蚕糸業の経営の安定を図るために、繭及び生糸の価格の異常な変動を防止することを目的といたしまして、別途、今国会に繭糸価格安定法案を提出いたし御審議を願つているのでありますが、この繭糸価格安定法を実施いたすことになります場合には、生糸の売渡又は買入等、これに関する経営を一般会計と区分して、その状況を明確にいたすことが適当と考えられます。このため新たに糸価安定特別会計を設けることといたし、この法律案を提出いたした次第でございます。  次にこの法律案……

第12回国会 大蔵委員会 第17号(1951/11/20、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました昭和二十六年度における給與の改訂に伴う国家公務員共済組合法の規定による年金の額の改定に関する法律案ほか二法律案につきまして、その提案の理由を御説明申上げます。  国家公務員の給與につきまして、昭和二十六年十月分からその給與水準を改定することといたしたのでありますが、これに伴いまして本年九月以前に退職した共済組合の年金受給者に対する年金の額を、これを新給與水準を基準とするよう引上げる必要がありますので、この法律案を提出いたした次第であります。  次に、この法律案の内容の概略を申上げますと、先ず、年金額の改定でありますが、昭和二十六年十月分以降は、従……

第12回国会 大蔵委員会 第23号(1951/11/28、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました財政法、会計法等の財政関係法律の一部を改正する等の法律案について提案の理由を御説明申上げます。  この法律案は、国の行政事務の簡素化の一環として財政会計制度の簡素化を図るため、支出負担行為その他の会計上の制度及び手続を簡素にすると共に、会計職員及び繰越に関する制度を整備し、併せて継続事業の円滑な遂行に資するため、新たに継続費の制度を設けることを目的といたしております。以下、簡単にその内容を御説明いたします。  先ず、支出負担行為に関する制度の簡素化について説明申上げます。現行法では、各省各庁の長は配賦を受けた予算に基き、支出負担行為の計画を定めて……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 大蔵委員会 第10号(1952/02/07、2期、自由党)

○西川甚五郎君 もはや質問も盡きたと思いますから、質打切りの動議を提出いたしたいと思います。

第13回国会 大蔵委員会 第15号(1952/02/21、2期、自由党)

○西川甚五郎君 開拓者は山間なんかに多いのですが、昨年度はやかましく言つているのは「いのしし」とか「くま」が出る、それに対して柵をつける、これは国家から出るのですか。

第13回国会 大蔵委員会 第33号(1952/03/29、2期、自由党)

○西川甚五郎君 議事進行について……秘密会にして頂いて、傍聽人に一応退席して頂いたほうがいいと思います。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 大蔵・労働連合委員会 第1号(1951/11/02、2期、自由党)【政府役職】

○政府委員(西川甚五郎君) 只今議題となりました公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件について、その提案の理由を御説明申上げます。  本年七月四日、全專売労働組合は、日本專売公社に対し前回仲裁裁定の基礎となつた諸事情に著上い変化があつたとして、「賃金改訂に関する要求書」を提出したのであります。その要求は、  (一) 七月以降基準賃金を一万一千八百円とすること。  (二) 現行の二級一号を五千五百円とすること。  (三) 四月以降六月迄の赤字補給金として、現行基準賃金の一ヵ月分を支給すること。の三項目に亘るものでありました。  その後に両当事者は団体交渉を重ねたの……



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データ更新日:2022/12/18

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