杉山昌作 参議院議員
2期国会発言一覧

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このページでは杉山昌作参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

杉山昌作[参]本会議発言(全期間)
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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第29号(1951/03/24、2期、緑風会)

○杉山昌作君 只今上程せられました請願四十三件、陳情十八件につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本委員会におきましては特に小委員会を設けて審議に当らせましたが、小委員会におきましては、請願人又は紹介議員から趣旨の説明を聞き、又政府のこれに対する意向も聴取した上、更に質疑応答を重ねる等、慎重に審議をいたしたのでありますが、その結果は次の通りであります。  先ず請願第二十八号、第七十八号、第百五十六号、第百六十六号、第百八十四号、第二百六十六号、第四百八十四号及び陳情第七十四号、第七十五号、第九十四号は、いずれも絹織物等の高級織物に物品税を新たに課することに反……

第10回国会 参議院本会議 第35号(1951/03/31、2期、緑風会)

○杉山昌作君 只今上程せられました請願二十九件及び陳情四件につきまして、大蔵委員会におきまする審議の経過及び結果を報告いたします。本委員会におきましては、特に小委員会を設けて審議に当らせましたが、小委員会におきましては、紹介議員の説明並びに政府の見解を聽取し、更に質疑応答等値重なる審議をいたしたのであります。而してその結果は次のごとくであります。  先ず請願第千四百十五号、第千四百十六号は、停年又は病気等で勤務先を退いた場合、退職金は将来に対する唯一の保障でありまして、退職時の臨時余剰の収入ではないのであるから、これに対しましては所得税を免除せられたいとの趣旨であり、請願第千三十八号は、帝国造……

第10回国会 参議院本会議 第49号(1951/05/30、2期、緑風会)

○杉山昌作君 只今議題となりました請願及び陳情につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本委員会におきましては特に小委員を挙げてこれが審議に当らせたのでありますが、小委員会におきましては、紹介議員から趣旨の説明を聴取し、更に政府の見解を質す等、愼重に審議を重ねた次第でありまして、その結果は次の通りでございます。  先ず請願第千四百五十四号、第千五百八十八号、第千六百二十九号、第千六百四十九号及び陳情第四百十一号は、いずれも退職金は退職者の将来の生活に対する唯一の保障でありまして、臨時余剰の所得として直ちに消費して差支ないというふうなものではなく、将来に蓄えて順……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 参議院本会議 第14号(1951/11/07、2期、緑風会)

○杉山昌作君 私は只今の動議に賛成をいたします。
【次の発言】 私は只今の動議に賛成いたします。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第3号(1951/12/15、2期、緑風会)

○杉山昌作君 只今議題となりました国家公務員法等の一部を改正する法律案の人事委員会におきまする審査の経過並びに結果を御報告申上げます。  本案は衆議院議院運営委員長石田博英君の発議による同院の提出案でございまするが、その要旨は、国会の職員は、去る二十三年十二月の国家公務員法の第一次改正法律附則第十一條の規定によりまして、本年十二月三十一日までは一般職に属する職員とされておりまするが、この期限満了後も引続き一般職として置くか、又はこの際特別職に切替えるか、いずれかに決定しなければならないのでありまするが、国会の職員が一般職として人事院の管理の制約を受けますることは、国会の独立性と自主性に鑑みて不……

杉山昌作[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

杉山昌作[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後1号(1950/08/01、2期、緑風会)

○杉山昌作君 二十六年度の予算の資料が海外引揚者住宅の補助の経費と、それから生活困窮者に対する経費と、これは両方とも計上したいというわけですか、二つ資料がありますが……。
【次の発言】 生活困窮者に対する方へは引揚者の方は入つていないのでございますか。

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後3号(1950/09/22、2期、緑風会)

○杉山昌作君 次の一万円というのはこれは何ですか。何か外のこういうふうな類似のものが、埋葬料は一万円というようなことに変つておるのでございますか。
【次の発言】 外の方には何か一万円以下或いは一万円以上なんというのはないのですか。
【次の発言】 さつき一番初めのお話では大蔵省で今補正予算を組んでいるんだが、復員関係の方に若干余裕があるので、こういうふうなことで復員関係の方で必要な経費は、この際確保するような措置を講じないと……というお話があつたのですが、今の岩動君のお話ですと、所要財源を新たに設けなければならないというのでありますが、そこらが大体の打合せ等ができていないのですか。

第8回国会 大蔵委員会 第3号(1950/07/21、2期、緑風会)

○杉山昌作君 この表の二十五年三月末の百三十五億ですか、これは帳簿価格になつているのでございますか。
【次の発言】 そうすると、これを実際に今評価して見たら百二十一億以上であるか、以下であるかという問題が起きて来ると思います。そうするとその場合の引継いだ損得というものは船舶公団と国、国だけが実施しておるのだから構わないというような恰好になるのですか。

第8回国会 大蔵委員会 第閉会後3号(1950/10/03、2期、緑風会)

○杉山昌作君 私は油井委員と一緒に参つたのであります。大阪、神戸、京都、高松というふうなことを予定いたしておりましたのですが、丁度高松はキジア台風ですかが参りまして船が出なかつたというようなことで、高松へ行くことができませんでその間関西に留まつておりまして、関西地方だけを廻つて帰つたような次第でございます。金融関係の事項につきましては、油井委員の方から御報告を申上げますので、私は租税行政に関する分についてだけの御報告を申上げたいと存じます。  調査いたしましたのは、大阪の国税局と西宮の税務署に参りましてそれぞれ国税の徴收状況その他を調査いたしました。別に大阪におきましては金融産業界の人々三十数……

第8回国会 大蔵委員会 第閉会後6号(1950/11/08、2期、緑風会)

○杉山昌作君 この免許基準の三から六あたりは数字ではつきりしているんですが、これは免許基準であると同時に、結局現在あるものを指導監督もする、大体こんなことも無論頭に入れておるのでありましようが、四、五なんというのは何でございますか、現在組合も大体これに合つているのでございますか。現在の組合はこれに及ばないようなものが相当あるのでございますか。


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 決算委員会 第2号(1950/12/04、2期、緑風会)

○杉山昌作君 今のお話を伺いますと土地は一万三千坪、建物二千六百坪ということですが、これはその建物なり土地の分全部なんでございますか、利用し得る所だけ選んだわけでございますか。
【次の発言】 これは何か大蔵省のほうでは、この御答弁を拝聴しますと、この結果においてこのようなことになつたのは甚だ遺憾である。結局安かつたということになるのだと思うような恰好ですが、そうすると、こういうようなのは改めて何か決定の仕直しをするのですか。そうしなければ不当な損害を与えたという結果になるのですが。
【次の発言】 こういうことはやはり利用度というのですが、結局まあ検査院のなにを見ますると、会社側の都合により使用……

第9回国会 大蔵委員会 第3号(1950/11/28、2期、緑風会)

○杉山昌作君 この酒税の税率の引下げによりまして、小売価格の方は何でございますか、税が下つただけこのまま正確に下げるのでございますか。途中の冷売人の手数料とか何とか、そういうところに多少の調整があるのでございますか。

第9回国会 大蔵委員会 第6号(1950/12/01、2期、緑風会)

○杉山昌作君 只今の政府委員の提案の理由の御説明なり、或いはこの法案を提出したこと自身から考えまして、政府の意図奈辺にありやということは大体想像されるのでありますけれども、大事な問題でもありまするので、一つ根本的な塩の問題についての御見解を承わつておきたいと思います。御承知のように、塩は絶対必要でもあるしということであるが、同時に又外国の塩のほうが日本の国内塩よりも安く入つて来るというような事情がありまして、その間に立ちまして国内塩業をどうするか、塩の自給をどうするかということはこれは古くからの大きな問題なのであります。併しながら国内の塩が不足したために、国民はその健康を害するというような問題……

第9回国会 大蔵委員会 第8号(1950/12/05、2期、緑風会)

○杉山昌作君 塩はその重要性に鑑みまして、将来如何なる事態が起りましても、國民の食糧塩に事欠くというようなことがない事態に平素からして置くということは絶対に必要だと思うのであります。ところが國内製塩の生産の基盤であるところの塩田及びその附属施設は海岸にありまして、しばしば風浪、暴風のために大決壊をするのであります。ところがその決壊は場合によりましては非常に大きなものでありまして、とても塩業者の自力を以てしては復旧ができないという事態が起るのであります。こういうような事態が起きましては、従来も冒頭に申上げましたような方針から、國内塩業の維持という点から予算措置のみを以て相当の補助金を交付して来た……

第9回国会 大蔵委員会 第11号(1950/12/08、2期、緑風会)

○杉山昌作君 先ほどの話によりますと郵便料金の値上げをすれば独立採算ができると、これは何の商売でも売るものがありさえすれば客商売はそうなるのが当り前でありますが、これにもおのずから限度がありましようが、何かそういうふうなことかできなければできないで、機構の改正、人員の整理というふうなことでできないものか、郵便年金を上げさえすればできるということでなしに、上げないでもできるかどうか、そういうことの御検討なんか今までなさつたことはないのですか。

第9回国会 大蔵委員会 第12号(1950/12/09、2期、緑風会)

○杉山昌作君 この保險料は結局金利に入れて借りた人の負担になる、こういうことになると金利が高くなるのですが、その場合、借りる人が自分の借りるものは保險の中に入るのか入らないのかということは分らない。そうすると保險で入るのでも、入れなくてもいいようなものを、銀行のほうでは、お前のほうの保險に入れるのだからということで、一般中小金融に対する金利を吊上げる、余分な金利を取るというような傾向になる虞れはないのですか。
【次の発言】 そうすると、ちよつとその借入れるほうの人は、お前に貸した金は、これは保險に入るのだということを、金融機関のほうでははつきりさせるわけですか。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 議院運営委員会 第閉会後3号(1951/08/15、2期、緑風会)

○杉山昌作君 私は先ほどの兼岩君の「日本民族独立」の問題ですが、まあこれは兼岩君のようなおかたも国民の一部にはあるかも知らんですが、併し大体において今までは占領されて最高司令官は天皇及び政府の上にあるとはつきり言われて、一から十まで支配を受けて来たのが、今度これが全部取れるのだ。そして兼岩君のお話の外国の軍隊の駐留の問題もありますが、これも向うに占領されているという強制ではなしに、主権国家としてのちやんとした協約によつてあるもので、前例を言えばイギリスなんかもアメリカの兵隊が駐留しておりますが、それがためにイギリス国家が独立国家でないということを考えている者は一人もない、そういう意味から、兼岩……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後1号(1951/06/29、2期、緑風会)

○杉山昌作君 それじや日本の内地に何かそういう手がかりのない人は全然引揚げを許さぬのですか。そんなのはどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 ちよつと……。今度補肥予算に組むという段取りにはなつておるでしようから、大体今のレートを、今までの審議状態から見て……。それから外務省のほうでどれだけ借りているかという確認のあれがあると思います。それを合せたもので補正予算の大体の見当を付けておりますか。
【次の発言】 その満洲とか、朝鮮或いは上海の事情に明るいというのは、向うに住んでいた商人か何かですか、或いはその地の金融でもやつていたというかたなんですか。

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1951/01/31、2期、緑風会)

○杉山昌作君 それと同時に、提案には委員全部が提案者になるという工合に重々しくやつて頂いたらと思いますか……。

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後2号(1951/07/19、2期、緑風会)

○杉山昌作君 在外財産対今の引揚げた時の問題になるのですが、そうすると、例えばアメリカとかイギリスでしたら、戦争が始まつたらすぐ引揚げる。そのときに残して来るのですが、それが中国、台湾となると、戦争になつていよいよ敗戦となつて引揚げて来る。そうなるとどこの時期をつかまえて調査することになるのですか。

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号(1951/02/26、2期、緑風会)

○杉山昌作君 只今までのお話は大体資料の収集の問題なんですが、これがなかなか外国の資料を集めてそれをよく精査してということは相当時間がかかると思うのです。でそれと並行して、何といいますか、資料が来なくても日本は日本人の、又いろいろ今までの資料関係の集積等もあるのですから、それで一つ遺家族関係の或いは傷痍軍人関係のまとまつた法案の草案というそういうものから、やはりどしどし事務的に心がけて作られて行くほうがいいと思いますので、このほうは大体この前の会合のときに委員長に御一任申上げたことになつておりますが、まだあれから日もたつておりませんので、別に御腹案もないかと思いますが、そんな点は何か御腹案でも……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後5号(1951/08/02、2期、緑風会)

○杉山昌作君 先ほど連盟会長に対する御答弁として読まれた中に法律上の問題がありましたのですが、それについて内村君から質問されてまだはつきりしない点があるので伺いますが、今度の講和条約に調印をして批准をした国は講和になるのだから、捕虜とか抑留とかいう問題は無くなつてしまうのだ、だから普通の国際法律といいますか、慣例に従つて若しやればどんどん帰つて来るのが当り前です。領事や大使も送るのだからそんなことは問題ないのだ、それから不幸にして調印をしない、或いは批准をしない国が若しできたとすれば、その国とはポツダム宣言によるところの降服条件というものがまだ継続するのだから、そうすればポツダム宣言の九項によ……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第9号(1951/03/28、2期、緑風会)

○杉山昌作君 初めのほうは国家義務に斃れた戦歿者の遺族、及び国家義務に従事した戦歿者の未帰還者留守家族、こうなるわけですか。
【次の発言】 石川さんのおつしやるのは、義務の強制に基くという言葉がなくてもよかろう。私もちよつとそんな気がします。

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第10号(1951/05/11、2期、緑風会)

○杉山昌作君 昨日総理大臣が本会議で、講和条約ができた以後に、その講和条約が多数講和になる、全面講和ににならない。その場合にソ連なり、中共なりと不幸にして講和が遅れるというような場合、ソ連、中共におる未復員者の復員については、引続きどうするか、こうするかというようなことを十分ダレス氏にお願いしたというようなことがあつたのでありますが、ただその内容についてはそのときにはお話がなかつたのでありますが、講和ができましても、ソヴイエトなり、中共なりと仮に講和ができていないということは、戦争状態が継続しておるわけで、そういう場合にはやはり従来のように国連を通す、或いは第三国を通すというふうなことで、引揚……

第10回国会 大蔵委員会 第3号(1951/01/29、2期、緑風会)

○杉山昌作君 今の工業塩の輸入の問題ですが、本年度が三十九万七千トン原塩が入つておるので、今日すでに契約ができて、船の手配までできた、まあ三十万トンだということですが、これだけあつたら大体本年度あたりは工業塩としてソーダ工業あたりはまあ何とかやつて行けるということになるのでありますか。
【次の発言】 さつきの価格の問題ですが、工業塩の問題が今出ておりますが、如何にもソーダ用塩に隠れた補助金をやつて、一般の人の負担がという問題もあつたようですが、これはまあ御尤もな意見だと思いますが、もう一つ食料関係の塩の値段ですが、漬物用の塩、それから味噌、醤油の営業者のやつているやつ、それから水産物の塩漬にす……

第10回国会 大蔵委員会 第5号(1951/02/07、2期、緑風会)

○杉山昌作君 この清算といいますか、決算の手続関係を伺いたいのでございますが、十六億九千七万七千円を、今度一般会計から交付するということになりますと、現在はこれは借金か何かになつておるのでございますか。私の申上げたいのは、鉱工品貿易公団の清算のときに十六億九千七万七千円欠損だというようなことで、一般会計に引継ぐというような方法では結了できないものかということなんです。
【次の発言】 それからこれだけの交付金をもらつて、九月一ぱいで清算を結了するというのですが、先ほどのお話の、まだ刑事事件についての求償の問題もある。それから売掛金等もあつて、これも回収に努力をするということになりますと、それらが……

第10回国会 大蔵委員会 第15号(1951/03/06、2期、緑風会)

○杉山昌作君 大蔵大臣にたばこの値下げ問題に関連して二つ、三つ御質問申上げたいと思います。大臣は、先だつての財政演説、今年の四月からたばこの値下げをやりたい、その趣旨は所得税その他の減税と相待つて、国民負担の軽減、合理化にあるのだという意味の御説明をなさつておるのでありますが、その値下げは、何をどういうふうにするのかということと、それとその趣旨をもう一度繰返して御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると国民の負担の軽減、合理化というよりも、下げても消費が殖えて、本年度程度の税收入を確保する、むしろ、財政收入の確保ということのほうが、中心で計画されたように思います。というのはもう一つは……

第10回国会 大蔵委員会 第16号(1951/03/07、2期、緑風会)

○杉山昌作君 今のことについてちよつとお伺いいたしますが、この法律施行の際まで償還を終つたもの以外のものは、全部一般会計の負担にしてしまうということになるわけですか。
【次の発言】 そうすると繰上償還は、全部二十六年度一カ年で償還する計画になつておるのでありますか。
【次の発言】 これは法律の形式の問題に関連するので、主計局のほうにお尋ねするのでありますが、これは開拓者資金融通特別会計法ですか、そのほうでこの資金は借入れるなり、或いは公債を発行してやるのだ。だけれどもそれでは健全財政の立場から工合が惡いと思うから、二十四年度からこういう恰好でやつて来たと、こう言うのでありますが、そういたします……

第10回国会 大蔵委員会 第17号(1951/03/08、2期、緑風会)

○杉山昌作君 この内容で承わりたいのですが、第三條で貸付の利率が非常に違つている。高いものはまあ一割ぐらいまでになつております。安いものは六、七分ということです。一体それはその事業の收益といいますか、支拂能力が例えば農地の改良でしたら四分五厘、それからしまいのほうの塩田の改良だつたら六分、一分五厘の差があるわけですが、それだけの負担能力の差があるということは計算上から出て来て、こういうことになつておるのですか。
【次の発言】 收益を見てというお話ですが、只今のこの資料を拝見いたしますと、一番初めのところでは、灌漑排水は率については初めから年利四分五厘ということを仮定して、そうして左のほうで行き……

第10回国会 大蔵委員会 第22号(1951/03/15、2期、緑風会)

○杉山昌作君 請願及び陳情に関する小委員会におきまする審議の顛末を御報告いたします。  小委員会は去る二月二十日及び三月八日の二回に亘つて開催いたしまして、紹介議員又は請願人から請願の趣旨、事情等の説明を聞いたり、又政府のこれに対する意見等をも聴取し、更に質疑応答を重ねる等、愼重に審議いたしましたのでありますが、その結果は次の通りであります。  先ず請願第二十八号、第七十八号、第百五十六号、第百六十六号、第百八十四号、第二百六十六号、第四百八十四号及び陳情第七十四号、第七十五号、第九十四号は、いずれも絹織物等の高級織物に新たに物品税を課することに反対するとの趣旨であり、請願第八号は喫煙用具の物……

第10回国会 大蔵委員会 第28号(1951/03/27、2期、緑風会)

○杉山昌作君 今のやつに関連して二十三億金が要るのに十四億しか剰余金がないのですが、あとはどうするのですか。
【次の発言】 これは別途関税定率法の変更がありまして、従価税になりましたのですが、値段の決定についてはいろいろ問題が起きると思うのでありますが、ここにありまする通り訴願なり訴訟なりというふうなものも、無論値段についてもその対象になるわけだと思いますが、そういうふうな面倒なことでなしに、もう少し課税価格と申しますか、輸入価格の決定について民意というのでございましようか、民間と協議してきめるというようなやり方について何かお考えを持つておられましようか。

第10回国会 大蔵委員会 第30号(1951/03/29、2期、緑風会)

○杉山昌作君 御説明申上げますが、昨日ここでも話が出ました、すべての産業近代化に要する機械の輸入を一年間無税にしようという法案でありまして、昨日もお話が出ました通りに、時間一ぱい上げるまでに一生懸命やろうじやないかということで、通産省、大蔵省のがたがたと相談いたしまして、案文を作つたわけであります。一応読んで見まするならば、  6 関税定率法別表輸入税表第十六類に掲げる機械類のうち左に掲げる要件をそなえるもので、政令で定めるものの輸入税は、政令の定めるところにより、昭和二十七年三月三十一日までの輸入については、これを免除する。   一 新式又は高性能の産業用機械類で、わが国において製作が困難で……

第10回国会 大蔵委員会 第31号(1951/03/30、2期、緑風会)

○杉山昌作君 請願及び陳情に関する小委員会におきます審議の顛末を御報告いたします。  一昨二十八日第三回の小委員会を開きまして紹介議員の説明並びに政府の見解を聴取し、愼重に審議をいたしたのでありますが、その結果は次の通り決定いたしました。  先ず請願第千四百十五号、千四百十六号は停年又は病気等で勤務先を退職いたした場合、退職金は将来に対する唯一の保障でありまして、退職時の臨時余剰の收入ではないのでありますから、これに対しては所得税を免除せられたいとの趣旨であり、請願第千三十八号は帝国造林株式会社の造林地帶は不便な山岳地帯にあり、立木価格は安く、且つ森林法施業案によつて自由に伐採売却ができない実……

第10回国会 大蔵委員会 第32号(1951/03/31、2期、緑風会)

○杉山昌作君 私は只今提案になつております五法案に賛成するのであります。併しながらこの法案の今日までの審議の経過を見まするに、この法案が、殊に資金融資法案がすべての資金を統一して運営するということにつきましては、長きに亘つてこれをやるときには、将来における資金の吸収に支障があるのではないかということを恐れるのであります。併しながら、今日の事態におきまして、統括運用するということは最も必要なことであると思うのであります。  この意味におきまして、只今お話のありました通りに共同修正の議も出たのでありますが、そのことが実際において行うことを得ないということになりまして、只今は然らば立法府としては断固……

第10回国会 大蔵委員会 第40号(1951/05/23、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(杉山昌作君) この際ちよつと……、昨日木村委員から御要求がありました、つまりレギユラー・ウエイについて回答が出ておりますので、この際吉田政府委員から一つ御説明を願いたいと思います。

第10回国会 大蔵委員会 第41号(1951/05/25、2期、緑風会)

○杉山昌作君 租税債権で收入金を納付することが困難な場合の措置は別にありますか。
【次の発言】 そうすると貸付金債権はどういうことになりますか。

第10回国会 大蔵委員会 第42号(1951/05/26、2期、緑風会)

○杉山昌作君 請願及び陳情に関する小委員会におきまする審議の経過及び結果を御報告申上げます。  去る二十四日第四回分小委員会を開きまして、紹介議員から趣旨の説明を聴取し、更に政府の見解を質す等慎重に審議をいたしたのでありますが、その結果は次の通りであります。請願第千四百五十四号、第千五百八十八号、第千六百二十九号、第千六百四十九号、陳情第四百十一号はいずれも退職金は退職者の将来の生活に対する唯一の保障であつて、臨時余剰のものとして費消すべき所得ではないから、これに対して所得税を免除せられたいとの趣旨であります。請願第千五百五十三号は、美容業者の所得の本質は勤労の対価として給与所得と同様のもので……

第10回国会 大蔵委員会 第43号(1951/05/28、2期、緑風会)

○杉山昌作君 請願及び陳情に関する小委員会は本日の会議を含めまして前後五回開催いたしたのでありますが、その顛末はすでに大部分を報告申上げたのでありますけれども、なお報告されていない部分をここに報告申上げます。  先ず請願第二百二十八号、第四百十九号、第四百五十三号、第千九十二号、第千四百五十五号、第千六百十五号、第千六百八十六号、第千八百四十一号及び陳情第二十九号、第百号、第二百二十号、第三百十一号は、いずれも漁業制度の改革によつて消滅せしめられた漁業権に対して交付される補償金に対して課税することは漁業界の経済的建直しの障害となり、漁業制度改革の措置を画餅に帰せしめる虞れがあるからこれを免税せ……

第10回国会 大蔵委員会 第45号(1951/05/31、2期、緑風会)

○杉山昌作君 今の説明を承わると、漁業法制定当時の立法上のミスといつてもいいと思うのです。今後漁業法施行法を改正して、この免税の規定を設けるというふうなことができるかできないか、その点についてお伺いしたいと思いますが、特に両方の御意見を承りたいのです。


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1951/08/17、2期、緑風会)

○杉山昌作君 只今お話の委員長の互撰につきましては、成規の手続きを省略して前の国会のときの委員会でお打合せができております通りに、前の千田委員長を今度も委員長に推薦いたしたいと思います。さように御決定願いたいと思います。更にもう一つ附加えまして千田委員長と、仮にさように御決定になりますると目下渡米中でありますので、何かと不便がありましようから、その代理に紅露委員をお願いするというふうな動議を提出いたします。
【次の発言】 只今のお話ですが、大体一国会ごとに代るというふうな前例があるようであります。今度代るべきのを再び千田先生にお願いするということ、これはそうしますと、仮に十月頃国会になるとすれ……

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後4号(1951/10/05、2期、緑風会)

○杉山昌作君 今の第一点に関連してですが、第一点の問題ですが、つまり最高七十万円は一人か二人かあつたものと思う、五十万円が二、三人あつたかと思う、こういうお話ですが、これは二千三百件か幾らかですが、平均したら一体どのくらい切られたかといういことですね。これは全体の総数から言つて十三万の中で二千何件ということになりますが、切られた本人から言うと、一体どのくらい切られるかということは、本人にとつて非常に大きな利害関係があると思います。そういうようなこともこの次お話を願いたいと思います。今わかつておれば今でも……。
【次の発言】 そうすると、それが十分の一というわけですね。

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後5号(1951/10/06、2期、緑風会)

○杉山昌作君 ちよつと関連してですが、今の三割の補助といいますと、結局本年度国費が五億円ということになると、七億円で五千百七十八世帯分を作る、大体そういう計算になるわけですか。

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後6号(1951/10/09、2期、緑風会)

○杉山昌作君 別に何も、それで結構ではないかと思います。
【次の発言】 今の問題は、私実は議運の委員でして午前中に委員会をやりまして委員会を設置することに、議運としては決定いたしました。決定いたしましたが、ただ今度講和条約の特別委員会を作るか作らないかというふうなことがありまして、そうなりますと人数の割当がどうなるかというふうなことがありまして、人数をどうするかというふうなことは未定でありますけれども、引揚の委員会は重要だから引続きやるということだけは決定いたしております。御報告いたします。
【次の発言】 それがこちらへ案が付託されていないのにこちらで公聴会を開きましても余り意味がない、ただ我……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 議院運営委員会 第8号(1951/10/25、2期、緑風会)

○杉山昌作君 明日の定例会議にはほかにたくさんの案件があるのでございますか。
【次の発言】 そうしますと、明日常例によつて十時から始めて大体十二時に終るということになるのですが、全体の割振りはほかに案件がなければないように、あればあるように、十時から十二時までに終るという枠をきめて、この時間をお考え頂いたらどうかと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第12号(1951/11/02、2期、緑風会)

○杉山昌作君 今お話の中で法案の審議と言いましたけれども、法案の審議というのは必ずしも逐條審議というのではないので、その法案の提案理由説明、その影響如何ということまでやはり法案の審議だと思うのであります。従つてやはり今菊川君のおつしやつたような、委員会とは逐條のものを審議するというのではないので、やはり委員会ではそういうふうな大きな影響の問題なんかも当然やるべきことであります。これは本会議と委員会に二重に審議するということになり、併しながら委員会は御承知のように或る限られた委員だけであるし、従つてその関心のある委員だけになりやすい、実際問題として……。従つて国民に対しても、委員会のことはそう活……

第12回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1951/10/19、2期、緑風会)

○杉山昌作君 只今の紅露委員の動議に賛成いたします。

第12回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第4号(1951/11/10、2期、緑風会)

○杉山昌作君 只今局長のお話ですと、この借金は法律問題と実体の問題とは違うのだ、法律問題としてはこの借入金返済の実施に関する法律によつてそういう債務が創設されたのだ、こういうような御解釈のように承わつたのですか、併しこれはこの前の在外公館等借入金の返済の準備に関する法律を見ましても、更にその前の在外公館等借入金整理準備審査会法を見ましても明らかなように、この借入金はすでに政府の借入金として外務大臣の認定によつてはつきり国家の債務としてできているわけである。今度の法律によつて初めて債務ができたのではない。今度の法律は債務を創設するというような法律的意味があるのじやなしに、この前の返済の準備に関す……

第12回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号(1951/11/14、2期、緑風会)

○杉山昌作君 先ほどの高碕さんのお話のうちに、この金は政府から返すべきもので、或いは政府からとつてやるべきもので、当然政府が責任を負うべきものというふうなことを、これはそのときの事情として、或いは我々今日から考えても常識的或いは道義的には無論そうだと思うのですが、これを純粋に法律的に考えましたときに、一体そのときの債務者は誰であつたろうか。政府が債務者として金を借りたものだろうか。あとで政府から取つてやるんだからと言つて誰かが借りたものなんでしようか。その点はどういうふうにお考えになつておりますか。

第12回国会 人事委員会 第3号(1951/10/27、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(杉山昌作君) それでは只今から委員会を開会いたします。  本日は請願、陳情が相当件数参つておりますので、これの審議をいたしたいと思います。先ず専門員のほうで、出ている請願、陳情を一つ読み上げて御説明を願います。
【次の発言】 只今説明のありました地域給に関する百六十四件の請願につきまして、何か御意見ございましたら、お述べを願います。
【次の発言】 只今一括採択して、議院の議に付して内閣に送付することにしたいという御意見がございましたが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めまして、さよう決定いたします。
【次の発言】 只今の問題につきまして、何か御意見ございましたら……。

第12回国会 人事委員会 第8号(1951/11/16、2期、緑風会)

○杉山昌作君 委員長藤林先生は御都合でお帰りのようですから、その他のかたは午後までしまいまでおられると思いますから質問はあとでまとめてやつたほうが好都合ではないかと思いますから……。
【次の発言】 それではお帰りを急いでおられるかたについてだけしたら如何ですか。

第12回国会 人事委員会 第11号(1951/11/21、2期、緑風会)

○杉山昌作君 官房長官がおいでですから一つ伺つておきたいのですが、この人事院の勧告についてですが、今まで人事院がしばしば勧告しても政府は予算その他の事情で勧告通りの給與の案ができないというふうなことで、そういう案はできて來なかつたわけであります。ところが我々から考えますと、勧告はああいうふうに人事院というものがちやんとあつて、相当な組織を持つて丹念に勉強してきめたんだから、これは政府が当然これを尊重すべきだということになる。從つて政府から国会へ提案された案を審議するにも、その勧告がどうなつておるかということが相当審議の資料として問題になるわけです。これが政府へだけ勧告してあつた場合には、まあ国……

第12回国会 人事委員会 第14号(1951/11/27、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(杉山昌作君) それでは休憩前に引続きまして会議を開きます。
【次の発言】 ちよつと千葉委員に申上げます。官房長官は御用があつて四時ちよつと前くらいには帰りたいと言つておりますが……。
【次の発言】 どなたか岡崎さんに……、じきに帰られますが。

第12回国会 人事委員会 第16号(1951/11/30、2期、緑風会)

○杉山昌作君 只今のは請願者なり或いは請願の趣旨を伺いますと、これは具体的にどうということが書いてない、趣旨としてはこうあるべきものだと思いますので、その趣旨において採択されたらどうかと思います。
【次の発言】 今のは所得税を免除しろということのようですから、これはむしろ大蔵委員会の問題じやないのでしようか。
【次の発言】 これは今のお尋ねの数字も相当の数字に上りましようが、今度の行政整理の対象でなしに、現に今まで退職しておる人もあるし、それから今後普通の退職をする人の中にもそういう者はあるのですね。今の請願者だけの問題というよりも、非常に大きな広い問題だろうと思う。特にこれは別途元軍人であつ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第7号(1951/10/31、2期、緑風会)

○杉山昌作君 時間外になりまして甚だ恐縮でございますが、簡單に要点だけを申上げてお尋ねしたい。大蔵大臣は、明年度の財政の規模は、大体補正後の本年度予算と同額八千億円の線にとどめたいということをしばしば言つておられるわけであります。このことは歳入という方面から考えますと、結局政府は八千億円程度の歳入を予定しておる、それ以上あえて必要としないのだということになると思うのでありますが、これを逆に申しますると、国民は八千億円程度、本年度と同じ財政負担をすればいいので、財政負担は加重されない、こういうふうなことになると思うのであります。大体今回の講和によつて、講和後国民は予算が殖えやしないかということを……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第12号(1951/11/07、2期、緑風会)

○杉山昌作君 私は第六條の(b)項についてちよつとお伺いしたいと思うのですが、この(b)項、即ち「日本国軍隊の各自の家庭への復帰に関する」條項は、これは我々国民、殊に留守家族の切なる念願から最後になつて挿入して頂いた規定でありまして、非常にその点は感謝をいたしておるのでありますが、我々その時分或いは現在でもそうですが、まだ復帰していない人々の多くはソ連の地区にある、或いは中共地区にあるというふうに聞いております。又留守家族の者は皆そう考えております。ところが甚だ不幸なことに、この條約にはソ連からは調印を得ておりませんし、中国はこれに参加していないということになりますと、将来ソ連なり、中国がこの……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第15号(1951/11/10、2期、緑風会)

○杉山昌作君 私は第十一條に返りまして甚だ恐縮ですが、お伺いいたしたいと思います。大体この戰争犯罪というようなものは、これは戰争という極めて特殊な状態の下において行われました行為に対しまして、戰いに勝つた国、敗けた国民という、これ又極めて特殊な情勢の下に行われた裁判によつて処断されたものでありまして、一口に申しまするならば、戰争の本当の特殊現象である、こういうふうに考えるのです。従つてこれは戰争状態が終了いたしまして、平和の回復と共に、当然全面的に解消せらるべきもの、殊に、今度の平和條約がいわゆる和解の條約であり信頼の條約であるという精神から考えましても、今度は、講和すると同時に、この戰犯の問……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 議院運営委員会 第1号(1951/12/10、2期、緑風会)

○杉山昌作君 将来と申しましても、こういうふうな事態が起きるのは又丁度一年先でなければならんと思いますが、非常に先々の話でありまして、今赤木さんが懇談のときにも申されたのですが、今官庁の粛正であるとか、仕事を一生懸命やろうとかいうことを世間でも言うし、国会もそういうふうになつておるときに、国会が、先ずきまつたところから順々に建直して行くほうがよかろうと、そういうふうな御意見です。従来のように、国会が十二月の二十四日、五日に召集になつた時代におきましては、議席の指定その他だけやつて、開会式をやるひまもないから、休会明けということもありましようけれども、今日は十二月の十日よりも早く開く、十二月の上……

第13回国会 経済安定委員会 第1号(1952/01/29、2期、緑風会)

○杉山昌作君 私、今度初めてこの委員会にお仲間入りさして頂いたので、前にどうなつているか存じませんが、例の日米経済協力の問題、或いは東南アジア開発の問題、こういうふうなものは、案本を中心にしていろいろ協議会ができておる、或いは今度更に日米協力については大きな委員会といいますか、もできるというようなことのように聞いておりますが、そういうふうなものがどんな機構になつて、どんな相談をしているか、具体的にどんな計画になつて、どの程度進んでおるかというような問題、これは従来もずつと御研究、御聽取になつている事柄ですが、又新らしい段階にもなりますると、それは立法とは別にそういうふうなものを政府の説明を問い……

第13回国会 経済安定委員会 第8号(1952/03/27、2期、緑風会)

○杉山昌作君 「国際的に供給が不足する」という言葉が、これがどうもあいまいな言葉なんですが、世界の総生産額と総所要額と言いますか、消費額、それを比べて見れば消費のほうが多いというようなのが国際的に供給が不足だというとはつきりするのですが、世界の総生産額と総消費額と比べると、必ずしも生産額が少くはないものでも、例えば軍事上の、戰略上の理由から輸出を禁止しようというふうなものもあると思うのです。そうすると、そういうふうなものは或る国が戰略上の必要から輸出の制限を行う、或いは輸出の禁止をしておるというものは、やはり生産消費の面から行くと、生産が多いものでも、この第二條一項の二号に該当するものとしてや……

第13回国会 経済安定委員会 第14号(1952/06/10、2期、緑風会)

○杉山昌作君 今の問題、ちよつと伺いますが、新株引受権を売つたその代金ですか、これは新株引受権を売つた時から起算してということになりますか。
【次の発言】 ええそうです。今の新株引受け権の譲渡ですが、これはまあ今のお話もあつた通り、日本の商法では認めていない、まるで特別なもので、こういうふうなものを商法の改正というふうなことでなしに、こういうふうな特別のところで改正をする。殊にこれはまあ外国人に限りそういうふうな新株の譲渡が認められるということになると、日本人の株主は認められない。株主が平等に待遇されていいはずなのに、一部の株主だけが認められるというようなことにもなるかと思いますが、それらにつ……

第13回国会 経済安定委員会 第16号(1952/06/12、2期、緑風会)

○杉山昌作君 私はこの外資法の改正案は、現下の事情から見まして外資の受入体制を整えて外資の導入を促進するという意味で賛成でありますが、ただその趣旨から考えましてまだ不十分であると思われる条項がありますので、その修正の動議を提出いたしたいと思うのであります。でその修正案文はお手許に御配付申上げてある通りでありますので、その朗読は省略さして頂きますが、要旨は二つであります。一点は、外国の投資家が株式又は持分を取得してから三年間はそれの売却代金或いは清算によるところの分配金を海外へ送金できないという、三年間という据置期間がありますが、この三年間を年に短縮したいということが一点。  それからもう一点は……

第13回国会 経済安定委員会 第19号(1952/06/17、2期、緑風会)

○杉山昌作君 何か公益度、どちらのほうが公益度が大きいかということは、これは認定の問題になつて、この規定の問題じやない、実際の適用の場合と思うのです。結局そうなると、そのときは意見の相違というふうなことにもなりますが、そうすると今仮に従来の水利権を持つておる人よりも、新らしく出願したほうが公益が大きいという判定を政府でされる場合に、行政訴訟とか訴願とか、何か従来の人が不当に水利権を取られたということのないような救済の途はあるのでございますか。

第13回国会 経済安定委員会 第23号(1952/06/26、2期、緑風会)

○杉山昌作君 私は修正案を提出いたしましたので、その趣旨の説明をさせて頂きます。この修正案は、お断りしておきますが、私が自由党及び民主クラブと協議をいたしまして決定いたしたものであることを附加えておきます。修正案は只今お手許へ配付してございますので、便宜朗読は省略させて頂きたいと存じますが、大体修正案の狙いを申しますると、今度の電源開発促進法そのものは、電源開発をやるんだと、誠に結構なことであるし、その方法として電源開発株式会社という政府出資の特殊会社を作るということも方法論として私は賛成いたすものであります。併しながらこの開発会社を余り重く見るがために、従来からやつておりまする民間の会社の開……

第13回国会 経済安定委員会 第25号(1952/06/28、2期、緑風会)

○杉山昌作君 本日は又すぐに本会議も始まるかと思いますので、その審議に入りましても中途で切れるようなことになりはしないかと思いますので、次回にお廻しになつたらどうかと思います。

第13回国会 経済安定委員会 第26号(1952/07/09、2期、緑風会)

○杉山昌作君 岩手県の姉体村長とか、福島県の下川崎町長なんというのが総体の増額をも要求しておるのでありますか。
【次の発言】 この陳情の八街八十一と及び陳情九百四十九号については、すでに法律が参議院を通過しちやつているので、これはまあ陳情の趣旨とは違つた法律案になつておるけれども、今更どうということもできますまい。従つてこれは不採択ですね。  それから陳情千二百三号は、これはまあ法案の審議にもそういうふうな趣旨のことが話合いにも出たし、今後もそういうことを頭に置いて運営するということになつておりますが、これはまあその通り採択というようなふうなことで如何かと思いますが……

第13回国会 人事委員会 第2号(1951/12/14、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(杉山昌作君) 只今から委員会を開会いたします。  お手許にありまする国家公務員法等の一部を改正する法律案を議題に供します。先ず提案者の提案の理由を伺います。
【次の発言】 ちよつとこの際お諮りいたしますが、本案のこの審議については後刻改めてすることにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 次にお諮りいたしますが、この休会中に国勢調査のために議員派遣の問題がありますが、これは至急事務局のほうへ提出しなければなりませんので、どなたとどなたに行つてもらうか、どこへ行くか等のことは委員長に御一任を願いたいと思いますが、御異議ありません……

第13回国会 人事委員会 第3号(1951/12/15、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(杉山昌作君) 只今より会議を開きます。先ず国家公務員法等の一部を改正する法律案を議題に供します。この法律案につきましては昨日懇談会におきまして衆参両院の事務当局及び参議院の職員代表のかたからの意見を聴取し、それに基きまして愼重に検討をいたしたのでありますが、大体質疑はそれで盡きたものと考えまするが、質疑終了ということに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それではこれより討論に入ります。なお修正意見がございましたら討論中にお述べを願いたいと思います。
【次の発言】 ほかに御意見は……。
【次の発言】 ほかに御意見がなければ討論は終結したものと認めて御異議ありませ……

第13回国会 懲罰委員会 第1号(1952/07/07、2期、緑風会)

○杉山昌作君 只今の理事の互選は、成規の手続を省略いたしまして、委員長において指名せられんことの動議を提出いたします。

第13回国会 予算委員会 第8号(1952/02/21、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(杉山昌作君) 只今から委員会を開きます。  昨日加藤委員、中山委員からの御要求がありました大蔵大臣、通産大臣、外国為替管理委員会委員長を呼んで貿易についての話を聞きたいという問題につきましては、大蔵大臣は御病気のようだし、通産大臣も所用があつてちよつと出席しかねるということでありまするので三人揃わないと話合いもできないと思いましてこれは次回に延ばしたいと思いますので御了承を願います。  日程によりまして本日は公共事業費、地方財政平衡交付金につきまして政府当局の説明を聞きたいと思います。先ず建設省の金子会計課長。
【次の発言】 次に河川局長の目黒君にお願いいたします。

第13回国会 予算委員会 第10号(1952/02/25、2期、緑風会)

○杉山昌作君 社会局長さんにお尋ねいたしますが、生活扶助費とか、住宅扶助費或いは医療扶助費、こういうふうなものに増加率月何パーセントと書いてありますが、この増加率というのは、そういうふうな扶助を受けなければならんような困窮者が月々これだけ殖えるというのですか。つまり生活がだんだん苦しくなる人が多くなるという意味なのか、それともそうじやなしに、従来そこまで手が廻りかねたが、今度は予算があるから、或いは調査が整つたからだんだん殖やして行くというのですか。
【次の発言】 増加率の数字を出すのは実績かも知れませんが、そういうのをどういうふうな解釈をしておられますか。困窮者がだんだん殖えて来たという解釈……

第13回国会 予算委員会 第12号(1952/02/27、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(杉山昌作君) 只今から会議を開きます。  日程によつて政府側の説明を聴取する前に、先般出張された議員の報告を伺うことにいたします。
【次の発言】 只今の報告に関連しまして何か御質問ございませんか。……別に御質問もないようですから、次に移ります。
【次の発言】 本日は先ず国家地方警察費につきまして、政府当局の説明を伺います。
【次の発言】 御質問ございましたら……。
【次の発言】 承知いたしました。
【次の発言】 皆さんに申上げますが、実は本日の会議は大体政府の委員のほうから事務的な説明を伺うという趣旨であつたのでありますが、只今委員同士の間においての論議のようなことになりましたのですが……

第13回国会 予算委員会 第28号(1952/03/26、2期、緑風会)

○杉山昌作君 私は只今の内村君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今議題となつておりまする昭和二十七年度の予算三案に対しまして、緑風会を代表して賛成をいたすものであります。  本予算案につきましては、憲法第九條に違反して、戰力の創設乃至は増強を内容とする費額が計上してあるという理由を以ちまして、又憲法第七十三條に違反して国会の承認を経ずして締結した行政協定に基く費額を計上しているという理由を以ちまして、本予算案も又まさに憲法に違反であるとの議論がありまするけれども、私は、政府が本予算案にその費額を計上して実現を期しているところの治安及び自衛のための施設は、直ちに以て憲法第九條に言う戰……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1953/03/18、2期、緑風会)

○杉山昌作君 緊急集会の進め方と言いましようか、議事の取扱い方に関連して申上げたいと思うのですが、この公報によりますと、緊急集会は政府から提案されるものは、予算案のほかに四件の法律案があるようですが、その最後の期限等の定のある法律につき当該期限等を変更するための法律案。この案につきましては、その内容はまだ提案になつておりませんけれども、ほのかに承知するところでは、この中に義務教育費国庫負担法の施行期限の延長ということが含まれるやに承わつているのであります。従つて、これにつきましては、そういうふうなことがほのかにわかつたということで、一昨日以来、各派それぞれ相当の論議があつたことは、御承知の通り……

第15回国会 議院運営委員会 第閉会後3号(1953/03/20、2期、緑風会)

○杉山昌作君 この問題は、先ほど小笠原君からもお話があつたし、草葉さんのお話もあつて、長い問題で、結局通常選挙の前に、選挙をしたらどちらが与党になるのか野党になるのか、多数になるのか、少数になるのか、一切そういうことが今後の問題だというときにやるのが一番適当であろうということで、今日まで延びて来た問題でありまして、従つて今日緊急集会の問題として適当であるかどうかということもお話に出ましたけれども、やはり今日をおいてこの問題を決定する機会はなくなるのじやないかと思います。最後にきめようという問題でありますし、併し議論をいたしましても、なかなかこれは、今までの経過から言つても、到底議論の尽きるよう……

第15回国会 議院運営委員会 第4号(1952/11/06、2期、緑風会)

○杉山昌作君 この緊急質問については今のお話の通り、政府の施政方針の説明がある前にするというのは確かに異例ではあると思います。併しながら、八月からずつと国民は政府の話を何ら表向き聞く機会がなかつた。又新内閣ができて云々という自由党さんのお話、誠に御尨もでありますけれども、この新内閣は自由党の内閣がほかの内閣になつたわけではない、同じ自由党内閣で、而も首班は吉田さんそのままずつと引続きということになれば、余りに政策がまるで白が黒になるというほどのことでもありますまいし、やはり多少そこに関連がありましようから、新内閣としていろいろ御検討の必要な部面も多々あることでありましようけれども、そう違う、白……

第15回国会 議院運営委員会 第8号(1952/11/28、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(杉山昌作君) 只今から議院運営委員会を開会いたします。  先ず第一は、常任委員の辞任の補欠に関する件を議題に供します。
【次の発言】 只今の件は、議事部長説明の通り決定して御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、理事の辞任に関する件を議題に供します。  更に議院運営小委員予備員の補欠に関する件二件を合せて議題に供します。
【次の発言】 只今の件は、各会派より申出の通り決定されることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。   ━━━━━━━━━━━━━

第15回国会 議院運営委員会 第15号(1952/12/22、2期、緑風会)

○杉山昌作君 私のほうでも同じような趣旨で、大体会期延長というものは、現に懸つている法案の審議に必要なということをめどにしてやるべきものであると考えます。それに従いますと、先ほど小笠原君から言つたように、大体各委員長のお話を承わり、或いは各会派の事情を承わつたところ、二日もあればできるのではないか、できないものは審議未了、若しくは継続審議、従来ともに先例のあるやり方でありますので、そういうふうにやつたらいい。二日間の延長でよかろうと考えます。

第15回国会 議院運営委員会 第16号(1952/12/23、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(杉山昌作君) 只今から会議を開きます。  先ず第一に常任委員の辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
【次の発言】 いずれも要求通り承認することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。   ━━━━━━━━━━━━━
【次の発言】 次に議院運営小委員の補欠に関する件を議題に供します。
【次の発言】 只今の要求通り、承認することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認めて、さよう決定いたします。   ━━━━━━━━━━━━━
【次の発言】 次に国立近代美術館評議員会評議員任命につき本院の議決を求めるの件を議題に供します。本……

第15回国会 議院運営委員会 第23号(1953/02/02、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(杉山昌作君) 只今から議運を再開いたします。  人事官任命につき本院の同意を求めるの件を議題に供します。官房長官御説明を願います。
【次の発言】 これは、例によつて各会派に持つて帰つて次の機会に決めるということにいたして御異議ございませんか。
【次の発言】 では、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時三十二分散会

第15回国会 議院運営委員会 第36号(1953/03/04、2期、緑風会)

○杉山昌作君 今の小笠原君の御質疑、非常に御尤もな点がたくさんあると思います。けれどもただ根本について考えまして、今度のこの事件なんかは、新聞の論調を見て御承知でしようけれども、これは君子の争いと見ておるものは殆んどないと思つております。そういうふうな情勢でありますので、衆議院において起つた事件に、更に参議院も又巻き込まれると、非君子の争いに巻き込まれるというふうな印象を世間に与えるということは、参議院としても決して適切なことじやない。  併し小笠原君の言われたような、今度の法案審議その他について、一応政府の意図その他を知りたいということはこれも御尤もだろうと思う。それでこれはなかなか普通の政……

第15回国会 大蔵委員会 第2号(1952/11/27、2期、緑風会)

○杉山昌作君 国民金融公庫のほうですが、先ほどの御説明に関連してでありますけれども、今年度末までには大体申込が三百億ぐらいになるだろう、それに対しての貸付の原資としては現在八億しか残つていない、それから今後一般会計からの繰入と資金運用部からの借入と合せて五十億、合計五十八億になる。又三月末日までに回収する分もあるのですが、大体回収する分は幾らくらいになりましようか。丁度三百億の申込に対して大体何割ぐらい賄い得るというようなお見込になりましようか。

第15回国会 大蔵委員会 第11号(1952/12/18、2期、緑風会)

○杉山昌作君 これは、農林委員会からの申入れの取扱いよりも、むしろ法律案そのものをまだ全然審議もしていない。その審議をしながらこれをどう取扱うかということにしなければならんかと思いますので、先ず審議を或る程度進めてからということでは如何でございましようか。

第15回国会 大蔵委員会 第12号(1952/12/19、2期、緑風会)

○杉山昌作君 先ほどの外資の借入ですが、従来の特別会計になかつたものを今度わざわざ入れたのは、近くそういう見込みがあるとか、可能性があるとかいう予想が付いているんでございますか。
【次の発言】 それから法案の二十三條の項に移るのですが、損益計算上利益があつたときには国庫に納付するのだが、損失が出た場合はどういうことになりますか。

第15回国会 大蔵委員会 第16号(1952/12/24、2期、緑風会)

○杉山昌作君 今の超過供出奨励金の分という中には、特殊の買取人に売渡すもの、それも入つておりますか。

第15回国会 大蔵委員会 第18号(1953/02/17、2期、緑風会)

○杉山昌作君 酒税法は大分厖大なものですが、逐条というと何ですが、ここが変つたというような御説明をお願いしたら順序がいいかと思いますが……。
【次の発言】 今条文を逐つてやつてもよろしうございますか。

第15回国会 大蔵委員会 第19号(1953/02/18、2期、緑風会)

○杉山昌作君 大体伊藤さんが詳しく聞かれたので、私の疑問に思つている二点だけ伺いますが、第九条関係なんですが、販売業の免許の問題ですが、これはまあ販売業を免許する必要があるということは、昨日の御説明でちよつと伺つたのですが、どうも税金は、庫出税を製造業者の所で取るのだから、販売業を免許するというふうな必要がどの程度あるのか、むしろ消費者側から言えば、販売業者がたくさんあちらこちらにあつたほうがよいということにもなるのですが、これはもう一度御説明願いたいのです。
【次の発言】 御趣旨はよくわかりましたが、何か昨年あたり、販売の免許はあと一年ぐらいでやめになるんだからというような話を御当局から伺つ……

第15回国会 大蔵委員会 第31号(1953/03/09、2期、緑風会)

○杉山昌作君 この前の審議のときに私欠席いたしておりましたので、或いは同僚委員からのお尋ねと重複するかも知れませんが、一点伺つておきますが、このたばこの定価というのは、御承知の通りに、何と申しましようか、品代金と税金が入つていると思うのです。それで従来同じ官業であり、或いは同じ公社であつても、鉄道や電信は赤字であるけれども、専売は黒字である。鉄道、電信の連中から羨やまれたりして専売は得意であつたろうと思う。ところが鉄道とか電信のほうは、これは税金のほうは何もない。これは本当の原価計算から出たサービスである。ところが原価計算から出たいわゆるサービス料に相当する品代金というものに消費税が入つておる……

第15回国会 大蔵委員会 第34号(1953/03/12、2期、緑風会)

○杉山昌作君 先ほど御説明願つた順序で伺いますが、初めに二十七条の第二項ですが、これは先ほど投資はこういうものを考えておるというお話がありましたが、あれですと、大体現に専売公社でやつておる施設を現物出資するということでありますが、これとは逆に民間でやつておる事業に資金的に投資をするというふうなこともお考えになりますか。
【次の発言】 それからいずれの場合でも投資となれば、これは株を代りにとることになると思いますが、大体政府が今まで民間事業に投資するようなときには株については配当を或る程度免除するというのですか、遠慮するというようなことをやつておるのが多いと思います。電源開発会社にしても然り、併……

第15回国会 大蔵委員会 第35号(1953/03/13、2期、緑風会)

○杉山昌作君 先ほどの御説明だと、会計の利益金が二十六年度は十三億余円、二十七年度に十四億円ばかりあるということですが、これは何か為替売買の差益のようなものなんですか、或いは予約の手数料というものなんですか。
【次の発言】 それはわかつておるのですが、予約手数料というのはこの金額の中では極く僅かなんですが、大部分のものは差益ということになりますか。
【次の発言】 今の焦げ付きの問題なのですが、どうもお役所の仕事というものはそういうことになるのですね。貿易公団から引継ぐときにはごつそりと百何十億か引継いで、この会計の担任者はそれをやつて、又六億幾らのあれをこの会計が潰れると一般会計の中に引つくる……


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 大蔵委員会金融政策並びに制度に関する小委員会 第閉会後3号(1950/10/02、2期、緑風会)

○杉山昌作君 先程お話の組合員以外の貯金でございますね、これはどこの信用組合でもやつておるのでしようか、そのやつておるところと、やつていないところとあるのかどうか、それから員外貯金をやつているとすれば、組合員の貯金と組合員外の貯金とは平均がどのくらいになるのか、それから員外の人で貯金をしている人には貸出をするということになりますと、貸出は大体組合の員外へは全体のどのくら  い行つておるかというようなことは分りませんか。

第8回国会 大蔵委員会租税行政に関する小委員会 第閉会後1号(1950/08/31、2期、緑風会)【議会役職】

○副委員長(杉山昌作君) それでは今から租税行政に関する小委員会を開会いたします。本日は先ず第一に高橋国税庁長官から、先般米国視察より帰られたので米国における租税制度及び租税行政について、又その御視察の結果我が国の制度なりやり方についての御感想といいますか、そういうふうなものについての御説明をして頂きたいと存じます。初めにそれをお願いいたします。
【次の発言】 それでは今の御説明に関連いたしまして何か御質問がございましたらどうか。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 それでは午前の会議は大体この程度にいたしまして午後は一時からいたしますが、午後……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 経済安定・建設連合委員会 第5号(1952/06/07、2期、緑風会)

○杉山昌作君 今の問題はどちらが上か下とかいうようなことよりも、実際私ども電源開発でやつて行きますと、これは治山治水で非常に関係があり、電源開発が利水上非常に困るというときには利水を担当している国の行政機関の長は安本長官に申入れて調整をしてくれろ、こういうことになつている。安本の総裁は調整をするときは電源開発の審議会の意見を聞いてきめる。これは利水上非常に影響がある問題だからして国土総合開発法によつて、やはりこれは今度総理大臣に調整をしてくれろという申出をする、そうするとそのとき総理大臣は国土開発審議会の意見を聞いて、こういうんです。同じ問題が二たところの、一つのほうは経済安定本部総裁に調整を……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 建設・大蔵連合委員会 第1号(1953/02/16、2期、緑風会)

○杉山昌作君 私はこういうふうなことを法律できめるのがどうかということを根本的に考えるのであります。この法律を見ますと、問題は二条と三条で、政府は道路整備のために五カ年計画を立て、その財源にはガソリン税相当額を毎年計上しろということにあると思います。従つてこれは国民の権利とか義務をきめるものではなくて、ただ単に政府の施策を指図するだけの法律なんです。ところが今日政党政治で、田中さんなんかの所属している自由党の内閣であれば、政府に指図するならわざわざ国会で法律を以てしなくてもその政党の政綱、政策でこれを政府に実行させることがより以上政党政治の本領だと思う。そういたします。と、こういうことをやる必……

第15回国会 建設・大蔵連合委員会 第3号(1953/02/20、2期、緑風会)

○杉山昌作君 今委員長、それではそのようにということですが、その前に申上げたいと思つたのですが、今のお計らいは両大臣が御出席に若しならなければ、やはり引続いて連合委員会をお開きになるということを前提として出て来られるまでは、出ておられる人に対する質疑だけを続行する、こういうふうに解釈してよろしうございますね。
【次の発言】 建設、大蔵両大臣のお揃いのほうがいいのですが、私は建設とか大蔵とかいうことよりも、内閣の一人という立場で御質問申上げたいと思います。  今提案されている法案の内容は、御承知の通りに政府の権限を設定するとか、或いは国民の権利義務にかかわる問題ではなく、道路の改修というものは非……

第15回国会 大蔵・労働連合委員会 第2号(1952/12/19、2期、緑風会)

○杉山昌作君 先ほど賀來局長のお話の中に、公労法の十六條の二項の改正の問題でありますが、あれは大した改正はなかつた。たつた「事由を付して」という二、三項が入つたに過ぎないと、非常に軽くあれをお扱いになつておるように受取られたのですが、寅は「事由を付して」の修正は、これは両院協議会において、緑風会から提案したものなんです。そのいきさつを申上げまして、賀來局長のお考えを少し変えて頂きたいと思うのですが、十六條の修正につきましては、一番すつきりした修正は、予算上不可能な裁定があつた場合には、政府はその裁定が奥行し得るような予算を組んで出すと、若しその予算が組むことができない場合、これは財源がなくてめ……

第15回国会 労働・大蔵連合委員会 第1号(1952/12/16、2期、緑風会)

○杉山昌作君 この労働金庫の貸出の状況ですが、参考書の二十二頁を見ますと、個人貸よりも団体対象のほうが多い。而も団体対象貸付の半分以上は賃金資金になつておる。これは結局、なんですか、労働組合の所属の組合員が工場の賃金不払等のために生計に困つている場合に、工場の払う代りに労働組合が金庫から借りて組合員に貸してやるとこういう意味のやつでございますか。
【次の発言】 その賃金不払が、まあ工場が経営が悪くてという場合もあるし、又現に行われているストライキのような場合を考えますと、ストライキで所属の組合員が賃金が入らない従つて生計に困るからといつて、やはりそういうときも労働組合としては労働金庫から金を借……



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データ更新日:2022/12/18

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