東隆 参議院議員
2期国会発言一覧

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東隆[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは東隆参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

東隆[参]本会議発言(全期間)
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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 参議院本会議 第10号(1950/12/09、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は第一クラブを代表いたしまして、上程せられております二十五年度の補正予算に対しまして心から反対を表明するものであります。(拍手)  理由の第一は資本の蓄積という点からでありますが、政府の説明によりますると、国の資本の蓄積は税金を以てこれをやるのであります。而もそれは名目の貨幣をリザーブするだけでありまして、国の資本を国家資本として投入することによつて大きく国民の福祉を増進するやり方ではないのであります。又民間の資本の蓄積をやる方法は、これは法人税を減額してそうして蓄積をやる、こういうふうに説明をされておるように聞いたのであります。我々はここに蓄積をされて行くところの資本がどういうよ……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第32号(1951/03/28、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は第一クラブを代表して、只今上程されている昭和二十六年度の各予算案に対し反対の意思を表明するものであります。(拍手)  我々は二ヵ月以上をこの予算案と取組んで来たのでありますが、時がたつに従い、審議を重ぬるにつれ、大蔵大臣が自信満々我々に説明をされたことがわからなくなつて参つたのであります。(「そうだ」「頭が悪いからだ」と呼ぶ者あり)恐らくそれは猫の目のごとく変る国際情勢の変化を考えないで、昨年十月頃の物価水準その他を基準とされて編成されたこの予算案を、非常識にも変更無用、補正無用と強く支持するところにあると思います。蔵相は言つている。「今度の予算案は今まで自分が手をかけた五回の予……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第25号(1952/03/27、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は第一クラブを代表して、只今上程されておる昭和二十七年度予算三案に対し反対をするものであります。  この際私は、私の反対討論に老宰相を初め各閣僚が傾聽をされることに敬意を表するものであります。(笑声、「八百長だな」と呼ぶ者あり)  各位も御承知の通り、本予算案は違憲の疑い濃厚な中身を持つておるのであります。與党の多数を以て強引に行政協定締結を前にして、衆議院の諸君は行政協定の報告すら受けずに無理押しに通過せしめられたそのものであります。(「そんなことはないよ」と呼ぶ者あり)参議院における予算の決定権は、政府が十分に承知しているように、衆議院優先でありますから、本予算は非立憲、多数党……

東隆[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

東隆[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第閉会後3号(1950/09/08、2期、第一クラブ)

○東隆君 今の場合にこれはどういうことになりますか。再編成をするに当つてそれに対して決定指令が出る、その決定指令とそれから議会で以て決定されたものとどつちが強いのですか。というのは決定指令が出ましても、いろいろな形で以て日発にいたしましても、発送電のそれに対する訴訟の手続ができるのじやないのですか。
【次の発言】 そうすると議会で以て仮に決定をいたしたものは、これは裁判になりませんね、この場合……。


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 建設委員会 第1号(1950/11/27、2期、第一クラブ)

○東隆君 大臣は北海道開発庁の長官をされておりますし、前に北海道におられたので、北海道の事情がよくおわかりだと、こう考えます。北海道には決壞すべきものがないところで災害が起きております。つまり堤防がなくてそして災害が起きておる、こういうようなところが非常に多いわけで、従つてこれは災害復旧ということによつて考えますと、自然に返るということになれば、これは恐らく災害復旧は零になるのじやないかと、こう考えるのですが、そういう意味で北海道の災害関係は大分後廻しにされているのじやないか。殊に前から大分災害があるのですが、そういうようなものが、実際は先ほどお話になつたように残されている、こういうような部面……

第9回国会 建設委員会 第4号(1950/12/05、2期、第一クラブ)

○東隆君 今討論打切の動議があつたのでありますが、私は先ほど赤木委員が申しましたように、次の通常議会において総合的な立場において検討をすることを条件に、この際、して置く必要があるだろうとこう考えます。それはたびたびこういう機会に接しまして、そうしていろいろ特別法ができて参りますけれども、それによつてできたものも單に祝辞を呈する程度のものになつてしまう。こんなようなこともありましたので権威を持つたものにして行きたい。こういう考え方から先ほど懇談のときにありましたような工合で、総合的な立場に立つてこの問題を考える。こういうことを一つ条件にして討論打切を願いたいとこう考えるわけであります。

第9回国会 予算委員会 第9号(1950/12/07、2期、第一クラブ)

○東隆君 先ほど羽生君からも質問がありましたが、興農臨時議会の中身は昭和二十六年度の予算の中にあるからそれを見てくれ、こういうお話なんでありますが、先ほどお示しになつたものを見まして、実は余りいい御馳走ではないと、こう考えるわけであります。もう少しまだほかにあるのではないかと、こう考えるのですか、御馳走のメニューをもう少しお話を願いたいのであります。
【次の発言】 メニューがわかりませんと、今回の補正予算は、実のところ申しますと、お晝に招待をする、こういうお約束をして頂いて、実は晝飯を食わないで来たのでありますが、お晝には遂に亭主である農林大臣はどこかに旅行をされておりまして、おやつの時間に帰……

第9回国会 予算委員会 第11号(1950/12/09、2期、第一クラブ)【議会役職】

○理事(東隆君) 続けていいのだそうです。
【次の発言】 私は第一クラブの者として、只今上程をされております二十五年度の補正予算案に対して反対の意を表するものであります。第一クラブは無所属議員と農民協同党の議員とを以て構成されておるものでありますが、議員総会を開催いたしまして、強くこの案に対して反対をすることを決めて、私に反対をすることを命じておるのであります。  第一点として私は資本の蓄積の問題について申しますが、この点に対して政府は国の資本の蓄積については、單に貨幣をリザーヴすることによつて国家資本の蓄積と考えておるように説明をされておるのであります。又民間資本の蓄積は法人税の減税によつて……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 建設委員会 第9号(1951/03/29、2期、第一クラブ)

○東隆君 この第六條の一箇所の工事の費用が十四万円に満たないもの、これは適用除外の分ですね。これは非常に問題があると思うのです。それで非常に大きな村を持つておるところですね。面積が非常に大きいところで、川なんかでも非常に長い川が貫流しているというようなところでは、十五万円以下の箇所がたくさんできて来るわけですね。それでそういう例が昨年の災害なんかにも大分ありますが、これには地方公共団体においてそのトータルが或る程度以上に達した場合には、それに対して何かいい方法がなければ非常にそれを直すのに困難だろうと、いう問題が起きて参ります。同時に小さいときにそれを直して置かないと、次に又大きくなるのですが……

第10回国会 建設委員会 第15号(1951/05/14、2期、第一クラブ)

○東隆君 その問題、少し前にして、ちよつとお伺いしておきたいのですが、これは今の北上川の問題、そういう問題を併せて考えたときに、非常にむずかしくなると思うのです。それで私は皆さんの考え方……、この国家行政組織法に関連をして仮に道州制のようなものを前提に置きますと、これは北海道は北海道で一つの総合開発計画を立てる。それから関東は、動脈である利根川を中心にして総合開発計画を立てる。東北はこれは又別のものを中心にして考えてもいいと思うのですが、必ずしも河川を中心にしてやる必要はない。天然資源だの、何だのを中心にして開発計画を考えた場合に、今の県は非常にこれは小さくて、これを中心とした考え方で以て進め……

第10回国会 建設委員会 第16号(1951/05/19、2期、第一クラブ)

○東隆君 私はこの法案に遺憾ながら反対をするものでありますが、趣旨その他については私は非常に賛成をいたしたいのでありますが、北海道の開発関係と利根川の開発関係を考えましたときに、そこには大きな相違が私はあると思うのであります。開発の余地を十分に持つておる所、又開発すべき資源を十分に持つておる所と、すでに十分に開けた所に対する開発の関係、これはおのずから違つて参ると思います。そういうような点で。若し総合開発問題を取上げるならば、利根川を中心にしての問題よりもまだ先に取上げなければならん地帯が日本の国にはある、こういう考え方を持ちます。と同時に、私はこの関係を考えましたときに、国土総合開発法を真剣……

第10回国会 建設委員会 第19号(1951/05/23、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は今、田中さんと少し角度が違うと思うのですが、これは結局官庁営繕の場合に庁舎というようなものを取上げた場合に、私は田中さんのような意見が出ると思います。併し各省が独自の見地で適応した建物を作らんならん場合には、これはおのずから違つたものができて来る。それから見ようによつてはその時代を画するような、やはりいろいろな方面で官庁用では独自の形体のものを作り出さなければならないと思います。画一的なものをそんなにこしらえる必要はない。そんなような意味から、私はこの法案の中で第九条のごとき場合においても、庁舎というようなものを特に取上げて今規定をするとするならば、田中さんのようなことを規定をす……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第4号(1951/02/16、2期、第一クラブ)

○東隆君 新設会社の人事の問題でありますが、これは具体的には統制をしないのだ、こういうお話でありますが、先般栗山委員も條件を付けていたが私は電力再編成の問題は非常にむずかしくて、そうして今日に至つておるわけでありますが、議会にも見えましたし、地方のほうにも見えました、日発と配電関係とこれは非常にむずかしい関係になつておつた。それで日本は昔からけんか両成敗ということをよく言つておるわけでありますが、日發のほうでは総裁副総裁がおやめになつた、そういうような関係で私はこの新設会社がスムースに将来進んで行くために、今の関係者がこれは交代したほうがいい、それが私は将来においても仕事をスムースにやつて行け……

第10回国会 予算委員会 第閉会後1号(1951/08/15、2期、第一クラブ)

○東隆君 第五班は矢嶋委員、永井委員及び私の三名でありますが、六月二十五日東京を出発いたしまして二十六日より四日間福岡県で、三十日より四日間長崎県で調査を行なつたのであります。この間、県としては福岡県及び長崎県、市といたしましては福岡市、長崎市及び佐世保市、町村としましては福岡県下の甘木町と夜須村、即ち合計七箇所の県、市、町、村を実地について調査したのであります。大体視察しました順序に従いましてこれら地方公共団体の財政状況を御報告申上げた上で最後に結論を申上げるということにいたしたいと存じます。  ちよつとお聞きしますが、大分長いのですが中味を一つ速記に載せて頂きまして結論を申上げたいと思いま……

第10回国会 予算委員会 第5号(1951/02/09、2期、第一クラブ)【議会役職】

○理事(東隆君) それではこれから開会いたします。今日は農林、水産関係でありますが、次官が見えておりますから最初に御説明を承わつて、それから進めたい、こう思います。
【次の発言】 只今の次官の説明に対して御質問の方はどうぞ。その前にちよつと申上げますが、今政府委員でお見えになつておるのは、農林省蚕糸局長の最上章吉君、林野庁長官の横川信夫君、水産庁次長の山本豐君、官房会計課長の伊東正義君、これだけ見えておりますから、ちよつと申上げます。
【次の発言】 食糧庁のほうからまだ見えておりませんので……。
【次の発言】 それでは藤野さんの御発議がありますが、最初に蚕糸局長の最上さんから一つ御説明を願いま……

第10回国会 予算委員会 第7号(1951/02/12、2期、第一クラブ)

○東隆君 これは簡單なことですが、屁理屈のようですが、この内訳ですね、この内訳で、内地と北海道と、こういうふうにお分けになつておるようですが、こうすると、北海道は植民地でありませんので、内地という言葉、これは何か別な言葉で表現をされるほうがよいと思います。  もう一つは、本省関係の費用を別に出されてはどうか。そうして見ると、いろいろな点で非常にはつきりするのじやないかと、こう自分は考えるのです。  それでそういう関係から見て行つて、この予算をもう少し細目に亘つて私見たいのです。詳しいものを、個人ででもよいのですが、出して頂きたい。

第10回国会 予算委員会 第10号(1951/02/16、2期、第一クラブ)

○東隆君 大臣がお見えになつておりますから、この際お聞きしたいのですが、郵政事業関係、それから電気通信事業関係ですが、これの民営の問題、民営にするか、しないかというような問題が大分問題になつておる。且つそれについては本会議でもお話がありましたが、この際、もう一度はつきりと一つ御心境を伺いたい。
【次の発言】 私は、現在でも実はこの仕事を進めて行くために、おとりになる中心的な考え方は、独立採算制の考えだと、どうしてもそれに近い考え方をおとりになるのじやないか、こう考えるわけでありますが、そういうふうにいたしました場合に、私は相当利益の上るところを考え、費用のかかるようなところにはこれは殆んど拡張……

第10回国会 予算委員会 第11号(1951/02/19、2期、第一クラブ)

○東隆君 社会局長さんに伺いますが、先ほどの御説明で、実は消費生活協同組合は殆んど附足りのような御説明でありました。予算面から見ますと四百四十億に対して消費生活協同組合については三百六十二万円、一万分の一ですか、それでは問題にならんのだと、こう考えますが、併し私は厚生省の仕事は殆んど消極的な仕事が多いと思いますが、そのうちで積極的な仕事と申しますと、この消費生活協同組合の仕事が積極的な仕事だと、こう考えて、それから又これを提案されたときの理由を御想像下されば、これは非常に新生日本には大切な一般大衆の運動だろうと、こう考えるわけで、これを実際は厚生省は生み放しにしないでやらなければならんと、こう……

第10回国会 予算委員会 第12号(1951/02/20、2期、第一クラブ)【議会役職】

○理事(東隆君) それではこれから会議を開きます。  今日は日程から申しますと、文教と治安でありますが、文教関係はまだ見えておりません。それで治安関係のはうで見えておりますので、法務総裁の大橋武夫君、それから警察予備隊本部次長の江口見登留君、それから法務庁経理部長の岡原昌男君、それで例によりまして法務総裁のほうから御説明を願います。
【次の発言】 ちよつと皆さんにお諮りいたしますが、只今見えておりますのは、先ほど申上げました法務総裁、それから予備隊本部次長の江口美登留君、それから法務庁経理部長の岡原昌男君、それから今追加いたしますが、特別審査局長の吉河光貞君、国家地方警察本部会計課長の三輪良雄……

第10回国会 予算委員会 第16号(1951/03/01、2期、第一クラブ)【議会役職】

○理事(東隆君) 西郷委員よろしうございますか。

第10回国会 予算委員会 第18号(1951/03/03、2期、第一クラブ)

○東隆君 先ほど木村君からお話のありました自主統制の問題でおりますが、これは終戰後に実は自主統制をやる形が生れかけたんであります。それは国家総動員法が廃止になつて、不足した物資の需給調整をやるために物調法ができ、これによつて民主的にそうして自主的にやり得る商工協同組合法が出て、とれでやつて行こうとしたと思うのであります。ところがこの商工協同組合の中に法人が加入をすることによつて、非常に商工協同組合法が民主的なものでなくなつて、そうしてこれによつて物資の需給調整をやることができなくなつて、そこで公団が生れたと、こう私どもは考えております。従つて先ほどカルテルか、そうでなければ官僚統制か、こういう……

第10回国会 予算委員会 第20号(1951/03/06、2期、第一クラブ)

○東隆君 只今お話になりましたうちで、国民金融公庫とそれから信用保險のほうの関係のことはよくわかつたのですが、商工協同組合金庫ですね、この関係はお話では余り高く評価されておらんということになります。私は中小企業者に対する金融、こういう面を考えたときに、この面を私は相当強めて行かなければ本当の意味における中小企業者には金融の途が開かれんのではないかと、こう考えます。市中銀行その他によつての金融は、もとよりむずかしいし、又新らしい制度によつて勿論出しますけれども、これも個人取引の形で行きますれば、資金はなかなか出ると思えません。そんなような考えで商工協同組合金庫ですか、この関係は、私は将来とも大き……

第10回国会 予算委員会 第29号(1951/03/17、2期、第一クラブ)【議会役職】

○理事(東隆君) 岩間君にちよつと申上げますが、大蔵大臣は今郵政と大蔵の連合委員会に出席しているので、もう十分ほどすると見える、こういうようなお話ですが、一応……。
【次の発言】 暫らく休憩いたします。午後は一時半から再開いたしす。    午後零時三十二分休憩

第10回国会 予算委員会 第31号(1951/03/24、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は北海道を中心として政府の施策について二、三、お伺いをしようと思うのであります。北海道は戦後に残された四つの島のうちの二番目に大きな島であつて、御承知のように未開発資源も相当ありますが、豊富なこの天然資源は根こそぎ持ち出され、この傾向は今後ますます甚だしくなるのでないかと、こう恐れておるのであります。北海道独自の経済力がないために、政治的な変革や経済上の変動が行われるときには最も大きな影響を北海道は受けておるのであります。良きにつけ悪しきにつけ大きな影響のあるのは丁度風船玉のあの弱い所が一番先に膨れて、そうして果ては破けて行くようなものなんで、ゴム風船のような北海道というより、日本……

第10回国会 予算委員会 第32号(1951/03/26、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は運輸大臣に二点伺いたいと思います。一つは戦争中に撤去された線でまだ回復していないものに対してどういうふうに考えられておるかということと、もう一つは、先ほどお話がありました民間航空の問題、この二つをお伺いしようと思いますが、一昨日私は総理大臣に、北海道は植民地的な待遇を受けておつて、そうしてウイーク・ポイントがあるのだ。それでそのウイーク・ポイントに対して政策を早期に施せば、立派な政治ができるのだ。こいう観点から治安の問題或いは公企業が独立採算制をとる場合には、非常に辺鄙な所には不都合なことが起るから、そこでそれの調節をどういうようなふうにするのか、こういうようなことを中心にしてお……

第10回国会 予算委員会 第33号(1951/03/27、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は農業協同組合再建整備法案についてお尋ねをしたいのですが、これは大分長い間まさに官民一致で以てこれの成立に努力をして来たのでありますが、予算も明日限りで以てどちらかにきまるわけでありますが、どうしてもこの際はつきりしておかなければいかんとこう考えます。殊に政府は予算の補正等に対しては非常に反対でありますので、若しこの法案が不成立になり、又それに対する予算措置が講ぜられないといたしますと、法律ができたといたしましても二十七年度になる。このような問題がありますので、私はこの機会に農林大臣に農業協同組合再建整備法案の経過とそれから農林大臣の決意、これをお伺いいたしたいと思います

第10回国会 予算委員会 第35号(1951/03/31、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は第一クラブの者といたしまして、昭和二十六年度政府関係機関予算補正(機第一号)に賛成を表します。  併し条件乃至希望を申述べたいと思うのであります。それは長期金融、殊に不動産銀行といいますか、そういうようなものは性格を全部変えてしまつた今日でありますので、この種のものができて、……大きく産業の開発のためにできることは、これはもう当然なのであります。併し今回のこの審議の期間は甚だしく短縮をされておるわけでありまして、十分に検討が加えられないということ、それから又復金が解散をされた後において、その回収だの何だのそういうような問題が、非常に今までのものよりもまだ監督されない下において行わ……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 建設委員会 第8号(1951/11/06、2期、第一クラブ)

○東隆君 失業対策のいろいろな土木関係の仕事をやつておるのを見ておりますと、砂利を運んだりなんかいろいろな場合に、当然、相当馬であるとか或いはもう少しトラックなんかを使つたほうが非常に能率が上るようなところを、無理をして人手間を使うような、そういうやり方をやつておりますが、これは私は失業救済という本来の目的に忠実になるためだとは考えますけれども、併しそれは仕事のたくさんあるところと、ないところとはおのずから変えなければならんと思うのですが、そういう点はどんなふうなことになつておりますか。私は北海道なんですが、北海道には非常に仕事がたくさんありまして、そうしてできるだけ少い金で以て大きな仕事をや……

第12回国会 予算委員会 第9号(1951/11/05、2期、第一クラブ)【議会役職】

○理事(東隆君) それではこれから委員会を開会いたします。  今日は公共事業費と平衡交付金の関係でありますが、例によりまして関係方面から説明をいたしてもらいます。最初に農林省の農地局長さん。
【次の発言】 只今の農地局長の説明に質問がございましたら……。質問がないようでしたら、林野庁……。
【次の発言】 佐多君に申しますが、今経済安定本部の建設交通局次長今泉君が見えています。
【次の発言】 それでは経済安定本部建設交通局次長にお願いします。
【次の発言】 佐多君、若し質問がなければ続けて安本から全般の説明を……。
【次の発言】 それでは続けて建設交通局次長から全般について伺います。

第12回国会 予算委員会 第11号(1951/11/07、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は、先般越中島のほうに伺いましたときに、長官から予備隊は軍隊でもないし、警察でもない、こういうお話を聞いておりました。先ほどから軍隊化の問題で大分質問がありましたが、私はその軍隊化の傾向が非常に多いと思いますが、これに対して軍隊化しないような、どういう方法をとられておられるか、それを伺いたいのであります。
【次の発言】 今の状態における予備隊の量と質で十分に治安の目的を果し得る自信があるとお考えですか、それとも将来もつと充実をして行かなければならん、こういうお考えがどちらか、お伺いをしたいのであります。
【次の発言】 私は今の状態において、国費の使い方等から考えても私は予備隊はネセ……

第12回国会 予算委員会 第12号(1951/11/08、2期、第一クラブ)【議会役職】

○理事(東隆君) それではこれから委員会を開会いたします。  今日は給与、行政整理、雑件を中心にしてやります。最初に人事院のほうから説明を求めますが、人事院からは給与局長の瀧本忠男氏が来ております。
【次の発言】 大蔵省のほうから一つ給与に関係して御説明を願います。
【次の発言】 矢嶋君に申しますが、大分この問題で時間をとつておりまして、あとにまだ行政整理の関係のもありますから、簡単にお願いします。

第12回国会 予算委員会 第14号(1951/11/13、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は日本が次第に警察国家になりはしないかと心配でなりません。それは言論の自由ということがどうも妨げられているようでならんのであります。私は総理大臣が折角の新生日本を警察国家にするという考えはないと思いますが、日本は警察的封建時代を経て明治維新になつたのでありますが、戦争前の日本では共産主義者はもとより穏健な社会主義思想家も、自由主義者すらもが断圧の手を免れませんでした。当時の協同組合である産業組合ですら断圧を加えられたのであります。このような経験を持つておる日本は、一つの政治革命を経たのではありすが、なかなか頭の切替えができませんので、ややともすると反対の方向に突き進もうとしておるの……

第12回国会 予算委員会 第22号(1951/11/24、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は農林大臣、大蔵大臣、安本ですが。
【次の発言】 最初に二、三お伺いしますが、それは先日の本会議でありました、国会の審議権尊重に関する決議案の決議に対する農林大臣のお答えというよりか発言ですが、あの内容は実は私ども甚だあの場合における発言としては感心できませんでしたのでもう一度お伺いをいたしたいのであります。  政令によつてやるか或いは法律によつてやるか、この問題なんであります。その場合に農林大臣は政令によつてやるといたしましても、それは権限が十分に皆さんによつて認められておるのだからこれでやるのだ、こういうようなお話であつたのでありますが、併しあの決議をしたゆえんのものはそういう……

第12回国会 予算委員会 第25号(1951/11/30、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は只今上程されております補正関係の諸案に対しまして、第一クラブの総員を代表いたしまして反対をいたします。  最初に私は、大蔵大臣が説明をされました、「今後における経済運営の基本方針として、私は安定と能率と発展という三つを挙げたいと思います」こういうことを言われておりますが、これに対しては異議はございませんが、これの説明を聞いておりますと、腑に落ちない点があるのであります。自由主義経済というのは、計画や統制は嫌いなのであります。蔵相の言う「秩序ある健全な経営を営むという」「安定を維持する方法」とは正に反対のことを言つているので、「犬が右向けば尾は左」にきまつているのであります。次に経……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 建設委員会 第22号(1952/04/04、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は提案者にちよつと伺つておきますが、これは実は特殊土壌という言葉は非常に広範囲なもので、私はこれじやまずいと思うのです。それで却つて土壌浸蝕による地帶の災害防除とか、そんなふうなことに直すのが却つていいんじやないかと、こういう気もいたしますが、そういう気持もあるかどうかを一応聞いておきます。
【次の発言】 私は今これをすぐ直すというような、そういう意味じやないのです。併し特殊土壌というものの中には非常に広範囲なものが入つているので、それは土壌学を御覧下さればおわかりになると思いますが、それも却つて日本のような地帶でありまするから、火山灰地帶が非常に多いわけです。それで却つて火山灰地……

第13回国会 建設委員会 第29号(1952/04/24、2期、第一クラブ)

○東隆君 この場合の土地の問題水面なんか入りますか。
【次の発言】 そうすると、こういう問題はどうなりますか。以前進駐軍が演習をしておつた所、それから海上と連携をとつて演習をしている、そういうような所が、恐らく今回は駐留軍のものとして指定を受ける虞れはありますね。そういうような場合に、そこに住んでいる農家ばかりじやなく漁家が非常に多いと思うのです。その面における補償、そういう面はこれでやりますか。

第13回国会 建設委員会 第31号(1952/05/07、2期、第一クラブ)

○東隆君 私はこの法案の審議に当つて、收用に際して価格賠償を原則にするように説明をされております。それで、これは非常に農民その他を初め、この問題については換地の問題その他について不安が非常に多いだろうと思うのです。そこでこれらの問題について、法文においては価格賠償を原則にしていると言つても、それに対して十分に措置を講じなければ、これは非常に困難な問題を起すと思いますので、その点をはつきりと何らかの形で條件  にして、そうして賛成をいたしたいと思います。

第13回国会 建設委員会 第42号(1952/05/23、2期、第一クラブ)

○東隆君 いや私は先ほどの赤木さんの意見に賛成をいたしておりますから、明日出席しなければ次回に何を願います。

第13回国会 建設委員会 第55号(1952/06/19、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は建設省の関係の仕事は技術に中心を置かなければならんと思うのです。それで度々恐らく政変も行われると思いますが、その都度私は予算その他の面において非常に大きな変化を及ぼす、かようなことがありますと、折角の仕事ができなくなりますので、どうしても技術を中心にしてやつて行く、このことを筋金を入れておかないと大変だと思いますので、赤木君の提案に私は賛成をいたします。

第13回国会 予算委員会 第11号(1952/02/26、2期、第一クラブ)【議会役職】

○理事(東隆君) それではこれから委員会を開会いたします。  日程によつて進めたいと思いますが、先ほどから日本輸出銀行の専務理事の山際正道さん、それから日本開発銀行理事矢田部章さんが見えておりますので、先に廻して日本輸出銀行のほうから御説明を願いたいと思います。山際正道君。
【次の発言】 質疑ありませんか。
【次の発言】 御質疑ありませんか。……なければ日本開発銀行について、銀行の理事の矢田部氏が来ておりますので説明を求めます。
【次の発言】 御質疑ありませんか。
【次の発言】 木村君と吉川君、(必ず出して下さい。」と呼ぶ者あり)それでいいですか。

第13回国会 予算委員会 第14号(1952/03/04、2期、第一クラブ)

○東隆君 政府が土地担保金融制度を準備しておるようなことが新聞に出ておりますが、私は農業の投資に、長期金融の場合に土地担保の金融制度をこしらえることは、往年の不動産銀行の小作人農家になつたようなああいう状態を起し、折角の農地改革の成果を壊してしまうのじやないかと、こういう考え方を持つておりますが、理事長さんは土地担保金融制度についてどういうお考えをお持ちですか、お伺いをいたします。
【次の発言】 私はその不動産金融の制度の前に、やはり借金を拂うのには、農業経営から挙つた余剰で以て沸つて行くよりほかに方法がないというように思います。そのためにはどうしても中心になつて働く人の生命が、これが一番大切……

第13回国会 予算委員会 第19号(1952/03/14、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は十勝沖地震はこれは治安に対するテストケースだと考え、これを中心に質問をいたそうとしておるのでありますが、先日来の問題で一、二明らかにしておきたいことがありますので、それを最初にお尋ねをいたします。  総理大臣は十日の本委員会において、委員長の要請に応えて、近日中に戰力ならざる自衛力漸増の限界について憲法の許す範囲のものを提示することを引受けられたのであります。今後の審議上大変好都合かと存じますが、只今の予備隊の裝備はことごとく米軍がこれを使いなさいと適当な場所に置いてあるのであつて、日本で施設をするものは、通信施設やトラツクやブルトーザーやというような、これは武器ではないものにつ……

第13回国会 予算委員会 第23号(1952/03/20、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は先般総理大臣に質問をいたしましたときに、主務大臣をして説明をさせる、こういうような御答弁があつた問題についてお伺いをしようとこう思つておつたのでありますが、その第一点は行政機構の問題なんでありますが、その行政機構については、まだお見えになつておらんわけですが、それでそれに関連してその次の問題は、実は文部、建設、それから農林三省に関係をした問題を取上げているわけであります。それでその問題もあとに延ばされるので、私としてはあとの問題は実は附けたりのつもりであつたのでありますが、取りあえず金融関係の問題で大蔵大臣に伺いますが、例のマーカツトの声明はああいうような内容ではないとこう言つて……

第13回国会 予算委員会 第27号(1952/03/25、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は行政機構の改革と地方制度のことについてお聞きをするつもりでありましたが、先ほど民主クラブの鈴木さんから行政機構の改革についての質問がありました。それでその問題は簡單にしますが、ただ一点実は鈴木氏に対するお答えの中に、何か委員会のようなものを作られて、そうして行政機構の改革を進めるのだ、こういうお話があつたわけであります。総理の一月二十三日の演説には実は「行政機構関係について申述べますが、政府は講和の成立を機として、現行の複雑厖大な行政機構に根本的検討を加え、極力行政の簡素合理化と共に国費の縮減を行い、簡素且つ能率的な行政機構に改めるがため、国家行政組織法及び各省設置法等の改正法律……

第13回国会 予算委員会 第28号(1952/03/26、2期、第一クラブ)

○東隆君 私は第一クラブを代表して只今提案をされております予算の各案に対し反対の意思を表明するものであります。  本予算は違憲の疑い濃厚な内容を持つておるのでありますが、衆議院における本予算は、與党の多数を以て行政協定締結を前にして無理押しに通過せしめたものであります。参議院における予算の決定権は、政府が十分に知つておられるように衆議院優先でありますから、本予算は行政協定の内容を衆議院に報告する前に多数を以て通過せしめた非立憲、多数党横暴の上に通過したものであります。政府の陋劣なタクテイツクスであると言わざるを私は得ないのであります。これは国民を愚弄したのであるとあえて私は言うのであります。ア……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 農林委員会 第3号(1952/11/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は今北海道という話もありましたが、北海道のほうから考えますと、今農林大臣が御説明になつたいろいろな施政方針の中の項目が、どうも日本の国が東西に長いような考え方で施策をされておるように考えられる。日本の国は南北に長い、従つて気候の関係、その他に非常に影響を持つところの農業の方面は、非常に違つて来るわけであります。そのような関係で、第一の食糧自給の促進の項においても、私は余りに米麦中心主義に、これが立てられておると思う。私はこれから農地の拡張をやり、改良をやり、そうしてそこにできるものは、私は米麦ではない、それ以外のものができるので、これを主食の中に当然含めて考えることによつて、自給態……

第15回国会 農林委員会 第6号(1952/12/05、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○理事(東隆君) それでは前回の食糧増産五カ年計画と只今の食糧自給促進法案と一括して質疑をいたします。
【次の発言】 只今のところ一応今日で以てこの関係の部分を切上げたい。
【次の発言】 いいですか、ほかに御質疑はありませんか。ないようでしたら……。
【次の発言】 ほかにないようでしたら、私ちよつとお聞きしたいのですが、それは、この計画は米麦を中心にして、それに必要な各方面の総合的な条件を計画されておる、こういうふうに考えるのですが、私は農地の上にできる食糧は、農産物、それから畜産物があると思うのですが、それをマッチさせなければ食糧の自給は到底できるものじやない、こういう考え方を持つわけであり……

第15回国会 農林委員会 第7号(1952/12/08、2期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 土木の災害復旧の補助の関係では、たしか北海道の八割くらいの例があると思います。それから特別の震災関係その他によつて八割以上或いは農林漁業施設なんかが南海震災などでそういう例がありますが、この際この超過事業関係を全部除いてしまいますと、災害関係では北海道は全国と一律になつてしまうわけですね。この関係から行くと……。そうだといたしますと、非常に北海道の場合には困難が起きて来ると思います。というのは一戸当りの経営面積が非常に大きいものですから、災害にぶつかつた場合に数カ所十万円以下とゆうものが起きて来る場合がある、又十万円以上のものがが一戸の農家の中に出て来たりする、こういうことがたくさん……

第15回国会 農林委員会 第11号(1952/12/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 この湿田単作地域農業改良促進法案の範囲は、これは全国に跨つておるのですか。只今のお話ですと何県と、こういうような表現をされておりましたが、それから又頂いております資料から見ますと、北海道なんかは入つておらんようです、東北は入つておるようですが。私は湿田というようなものは、これは全国に跨つておるものだと思いますし、又積雪単作地帯における場合の湿田というものは、これは却つて惨めなものでありまして、土地を立派なものにするのには、やはり排水を完全にしなければならない。殊に春秋の期間がなくて、年中水浸しになつておる。こういうふうな所で作物が成育するはずがない。そういう非常に悪い條件を持つておる……

第15回国会 農林委員会 第13号(1952/12/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 この法案に賛成をいたしますが、てん菜を栽培するごとによつて、北海道、殊に亜寒地帯における農業経営がこれで確立をして行くと、こういう意味で私は非常に重要な法案だと、こう考えるわけであります。このてん菜には、実は論議をされていない問題で重要な問題があるわけであります。それは肥料の問題でありますが、窒素質肥料として硫安が、これはてん菜には非常に害になる、却つて生産を阻害するようなことになりますので、これが栽培が進むに従いまして恐らくはチリー硝石輸入の問題が起きて来ると思います。そういう面においてこれは海外から輸入する肥料でありますので、特にこの点について留意をして頂きたい、こういうことを附……

第15回国会 農林委員会 第14号(1952/12/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は二、三お伺いしたいのですが、この湿田が単に水田ばかりを意味しているものかどうか、それで且つ地下水の高い田畑を意味しているのか、どういうのか伺いたい。
【次の発言】 そうすると、この改良をする団地の大きさ、そういうようなものが何か制限があるわけですか。
【次の発言】 そうすると、仮に二十町歩以下でもいいと思うのですが、それ母上はこれはやれるわけですね。  それでは、私はもう一つ別な問題ですが、今水田間作という問題が非常に行われているわけです。それは水田の  一部を畑にして、そうしてそこに飼料作物を栽培するとか、或いは畑作物の栽培をする、そういうことをやることによつて水田は非常に収益……

第15回国会 農林委員会 第17号(1952/12/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 今のお話は計画を一つの契約の中に入れてやるというお話なんですか。それで例えば補助事業の対象として、電気工事まで補助事業の対象に移すというようなお取計らいはできないのですか。
【次の発言】 私はこの法案に賛成をいたしますが、試験場が例の何がしとかいう人の考えによつて国立と地方にこれが分れまして、地方の試験場は非常に弱体化しております。従つてこういうようなことによつて強化をされることに私は非常に賛成をするものであります。この機会にもう少し考えなければならないのは、大学のいわゆるエクステンシヨン・ワークとしての関係、これがもう一つ加わりまするならば、もつと大きな仕事ができるだろうと、こう考……

第15回国会 農林委員会 第21号(1953/02/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私はそれに異議はないのでありますが、先ほど藤野さんからもお話がありましたが、この疏通関係の問題は今国会において何らかの解決を急速にしなければならん問題だと思うのであります。中味は勿論再建整備でやつて行つてもいいのでありますけれども、併しその範囲は私は経済面の変化によつて大分違つて来ている。例えばここにある固定化在庫品の資金化の問題について考えて見ましても、私は以前は購買事業面においての問題が重点だつたと思うのであります。併し経済の変化によつて却つて販売事業面なんかに非常に大きな問題があろうと思うのであります。それは農業会の解体に伴う農業協同組合ができる過程において、購買事業の面におい……

第15回国会 農林委員会 第24号(1953/03/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 今のお話ですと、再建整備を組合を中心に進める、而もその場合に再建整備法関係の理由が非常に薄弱化するようなことからどうも積極的にやれない、こういうようなお話があつたように私は聞いていますが、経済方面における、殊に農業協同組合関係については非常に大きな変化があるわけです。それは再建整備法が出る状態の場合には農業会が解体をして農業協同組合を作る、その場合に一番損失が現われたのは何かと申しますと、事業面では購買関係の事業が非常に大きく出た。それから販売関係の方面の仕事はどちらかと申しますと、統制経済が進んでおりましたので比較的ぼろが出ておらなかつた。ところが農業会の資産の分割の場合には、そう……

第15回国会 農林委員会 第25号(1953/03/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律に関連して二、三お伺いをいたしたいと思いますが、この第四条の規定の改正、これは問題ではありませんが、これに関連して附則の変更によつて農山漁村電気導入促進法の第四条の規定の改正をやつておるわけであります。この規定を見ますと、政府は「貸し付けるものとする。」と、こういうふうに第四条に規定してあるものを改正をいたしまして、「貸し付ける場合には、」云々と、こういうふうに公庫が自由裁量で以て貸付けることができるように書いてありますが、これは農山漁村電気導入促進法を制定した場合に非常に強くやろうとしたものを何かこれによつて緩和をしておるように思いますので、ど……

第15回国会 農林委員会 第27号(1953/03/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私はこの法律を見ますと、飼料業者が製造をする品質をよくすれば従つてそれを使う農家がよくなるのだ、こういう考え方の下にこの法案ができ上つておるように見るわけで、その通りに直接農家のため、こういうような意味がぼかされておるように考えられていたしかたがないのでありますが、その理由としてこのやり方で行きますと、大きな飼料製造業者に非常に特権を与えるような形になるんじやないかと思うのであります。例えば輸入飼料、その他の配給、その他も恐らく大きな飼料製造業者に特権的に与えられるとこういうような形が当然起きてくると考えますが、その点はどうなんですか。

第15回国会 農林委員会 第28号(1953/03/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 この法律によつて優良品種の普及とそれから更新ですね、これはおおよそ何年くらいかかつたらできるくらいの計画になつておりますか、原原種圃から原種圃へ行き、原種圃から採種圃へ行つてそれから一般の農家に渡る、そして更新をされて行くわけですが、それの。
【次の発言】 それで私は八年乃至十二、三年の、前の試験過程、育種の過程は、これは別としまして、原原種圃から採種圃まで行つて、そうしてその間が仮に五年かかる、こういう場合に、五年かかつても、これは採種圃で以てできるという段階ですね。採種圃で生産されるという段階になるわけですね。だからその全体の農家の何を更新をするのには、結局採種圃の面積、必要な量……

第15回国会 農林委員会 第29号(1953/03/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 協同組合が資金を借りる場合には、これはお話があつたのでありますが、私は大体協同組合から組合員に貸す場合に、非常に条件がつきますと大へんむずかしくなるのですが、昔ありました農業動産信用法という法律があつたわけです。あの法律を生かすほうが非常にいいのじやないか、こう思うのですが、その方面の何か御研究がございますか。
【次の発言】 私は農業動産信用法の運営が却つて組合員に面倒だと、こういうのは、登録の関係であるとか、いろいろな問題があるわけです。そのために非常にむずかしいというのですが、今の家畜共済の場合をもう一つ進めて、協同組合で家畜保険の仕事をやるということを考えますと、農家は今抵当に……

第15回国会 予算委員会 第18号(1952/12/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は沿岸漁業の開発発展とに関連して北洋漁業について質疑を行いたいと思います。  長い占領下の間に北洋漁業が閉鎖をされてしまつて、沿岸の漁族は実のところを申しますと底曳網の関係で殆んど取尽されてしまいました。こういうような関係になつているのが現状でないかと思う。そこで沿岸の漁家の生活を維持して行くために、どうしても北洋の漁業の開発をして行かなければならん。こう考えますが、これは非常に今の状態といたしましてはむずかしいと思うのであります。それに対して水産庁のほうでどういうふうにお考えになつているかお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 沿岸漁業の開発の発展を期するために、今のお話により……


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