東隆 参議院議員
3期国会発言一覧

東隆[参]在籍期 : 2期-| 3期|- 4期- 5期
東隆[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは東隆参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

東隆[参]本会議発言(全期間)
2期-| 3期|- 4期- 5期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 参議院本会議 第25号(1953/07/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 只今議題となりました昭和二十六年度一般会計予備費使用総調書(その2)ほか五件の事後承諾を求める件に関する決算委員会の審議の経過並びに結果について報告いたします。  初めに本件の内容について大略を説明いたします。  先ず昭和二十六年度一般会計予備費使用総調書(その2)について申上げます。  昭和二十六年度一般会計予備費の予算額は十億円でありまして、そのうり、昭和二十六年十二月七日までに使用されました八億千五百余万円につきましては、昨年四月、国会が承諾を与えておりますが、今回はそれ以後年度末までに使用されました八千五百余万円につきまして承諾を求めているのであります。  次に昭和二十六年度……

第16回国会 参議院本会議 第28号(1953/07/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 先ず決議案を朗読いたします。   東京都所在の国有財産、虎の門公園地は、その一時使用許可条件の通り、これを原形(公園)に復旧せしめるため、政府は、速かに適切なる処置を講ずべきである。   右決議する。  提案の理由を説明いたします。東京都千代田区霞ヶ関三丁目にある虎の門公園地は、国有地であり、明治四十五年以来東京都が公園用地として内務省から無償貸付けを受け、これを公園に使用して来たのであります。終戦後、最初は連合国軍に接収されていましたが、昭和二十三年十二月にこの土地はニュー・エンパイヤ・モーター株式会社に使用を許可することを条件に接収解除になりました。接収解除の理由は、連合国側の必……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 参議院本会議 第6号(1953/12/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 日本社会党第二控室を代表して、公共企業体等労働関係法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの関係八件については、只今の関係者委員長報告に反対の意を表しますと共に、永岡光治君ほか六十四名提出の修正案に賛成をするものであります。(拍手)  その理由は二つあります。裁定そのものが常識的なものでありますから、その理由も極めて常識的なものであります。  先ず第一に言わなければならんことは、公共企業体等労働関係法は何故に立法されたかということであります。この法律こそ、国家、地方の両公務員法を制定して、憲法によつて保障された一般公務員の争議権を奪つて人事院勧告の制度を設けたと同様、公共企業……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第9号(1954/02/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私はこの際、千葉県県豊海町における米軍の漁船威嚇射撃に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 去る十二日の朝刊は、一斉に、九十九里浜禁止海域の漁船に米軍が威嚇射撃をしたことを報じております。「日米行政協定で立入りが制限されている千葉県山武郡豊海町にある米軍豊海射場、これは元片貝射場と言つた所でありますが、この沖合の禁止区域を侵す漁船に対して、これまで基地及び県当局から再三にわたつて警告が発せられていたが、十一日午後二時、同射場では禁止区域に出漁中の漁船に対して、ついに威嚇射撃の実力行使を行い、退去を求めた。」こう千葉発として四段抜きで大きな活字で見出しを書いてあるのであ……

第19回国会 参議院本会議 第22号(1954/03/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 只今上程されている株式会社以外の法人の再評価積立金の資本組入に関する法律案に対し、日本社会党を代表して反対の意を表明するものであります。以下反対の理由を述べます。  本法律案は、昭和二十六年四月、法律第百四十三号を以て公布された再評価積立金の資本組入に関する法律が、営利を目的とする株式会社の資本組入について規定しているのに対して、株式会社以外の法人について、前と同様その再評価による資本組入を規定しようとしているのであります。株式会社と株式会社以外の法人、この二つの中に見過してはならぬ問題が伏在しているのであります。見過してはならぬ問題とは何かと申しますと、それは、一見この法律案は、株……

第19回国会 参議院本会議 第24号(1954/03/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 只今議題になつている所得税法の一部を改正する法律案以下八つの法案について、日本社会党第二控室を代表して、反対の意思を表明いたします。  今回の政府の税制改正の要綱を伺いますと、経済情勢及び国民負担の状況に顧みて、第一として租税負担の調整、第二として資本蓄積の促進、第三として奢侈的消費の抑制、第四として国際収支の改善、第五として地方財源の偏在是正、この五つにあるといたしておるのであります。この五つの項目は、政府が今回の税制改正に際して、振りかざした名目であり、その限りにおいて、聞えは大変よいと思います。  併し政府の租税負担の調整ということは、直接税を減じて間接税を殖やしているだけであ……

第19回国会 参議院本会議 第39号(1954/04/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私はこの際、緒方国務大臣の発言に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私はこの際、日本社会党第二控室を代表して、去る二十三日、本議場においてなされた緒方国務大臣の発言に関し緊急質問をいたします。  参議院は、本月二十三日、「法務大臣の検事総長に対する指揮権発動に関し内閣に警告するの決議案」を、自由党を除く過半数を以て可決いたしました。この決議案は、参議院内における与党に比較的に同調していた緑風会の提案になり、その提案の過程においては参議院の改進党が原案を提示したものだと言われております。これに対し、自由党を除く各党派が本決議案に賛意を表し、可決せられたものであります。……

第19回国会 参議院本会議 第42号(1954/05/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東君 日本社会党第二控室を代表して入場税法案に反対の意思を表明いたします。  入場税は、大衆課税の標本であります。民主的な文化と健全な娯楽を国民に与えるためにも、この提案されている入場税法案を葬むることが、最も正しい措置であると確信するものであります。然るに政府は地方財源の偏在是正を理由にして、地方税から国税に移管しようとしておるのであります。そこには廃止の意図などは毛頭もありません。却つてその徴収機構を拡大しようとしておるのであります。  なぜ、政府はかくのごときことをあえてするのでありましようか。それには理由があると思うのであります。地方から財源を奪い取つて、中央集権的な権力政治をいたそ……

第19回国会 参議院本会議 第54号(1954/05/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 社会党第二控室を代表して、只今上程されておる企業資本充実のための資産再評価の特別措置法案に対し、反対の意思を表明いたします。なお、委員長報告は、大蔵委員会において修正議決されたものでありますが、これに対しても勿論反対であります。  以下、反対の理由を明らかにいたします。インフレの影響によつて企業資産が不当に低く評価されておるため、水膨れ配当を行なつています。これは自己資産を資本が食い潰しをしておるのであります。そこで政府は、本法によつて強制的に再評価を行い、終末をつけようとしておるのでありますが、この措置はいささか時期を失しておることは、小笠原大蔵大臣も認めておるところであります。西……

第19回国会 参議院本会議 第56号(1954/06/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は日本社会党左右両派を代表して、上程されている協同組合による金融事業に関する法律等の一部を改正する法律案に対する只今の委員長報告に反対の意を表すると共に、衆議院より回付の原案に賛成をするものであります。  半生を協同組合関係の仕事に携わつて来た私は、本法案の運命について至大の関心を持つものであります。事案は極めて簡単なものであります。即ち、中小企業者等の協同組合法で設立されている信用組合或いは信用協同組合が、員外の預貯金の受入れができるようにするための法律改正案なのであります。同僚議員各位に、先ず聞いて頂きたいことがあります。それは昭和二十六年六月十五日に信用金庫法が公布になるまで……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 参議院本会議 第2号(1954/12/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は、日本社会党第三控室を代表して首相と大蔵大臣の演説に関連して質問をいたします。  すでに首相は引退を決意されていますので、首相の引退が飛ぶ鳥あとを濁さずということであつて欲しいのであります。即ち首相の政治的良心に訴えて過去にあつた暴政、不明朗なこと、過誤等に対し、この際釈明すべき責任があり、まさにこの臨時国会こそ最もよい機会と存ずるからであります。  第一に明らかにしたいことは、政府は如何なる理由によつて臨時国会の開催を遅らせたかということでございます。衆議院は今年六月、臨時国会の開催を憲法第五十三条に基いて要求しておりますし、我が参議院も過半数の一意を以て臨時国会の要求をしてお……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第5号(1955/03/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は、当面の農業問題に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は社会党第二控室を代表し、当面の農業問題について緊急質問をいたします。  河野農林大臣は昨年末鳩山内閣が成立したときに、第一声として米の統制撤廃と砂糖の専売を主張されました。そうして民間の反揆か業者の反対か政治的な考慮かわかりませんが、どうやら米の方は食管制度の改変によって、三十年度産米だけは統制撤廃はやらぬようであります。砂糖の専売については、あの不明朗な粗糖輸入に関連して、抜本的改革ができるとひそかに期待をしておりましたが、いつの間にか消えてしまいました。その消えた先を探索しますと、選挙のときに民主党が……

第22回国会 参議院本会議 第22号(1955/06/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は社会党第二控室を代表して、ただいま上程されている案件につき、総理大臣並びに関係閣僚に若干の質問を試みます。  私は今から三十有余年前に、精神分析学を研究したことがあります。(笑声)この学問は、ヒステリーの研究から始まった学問でありますが、今回のこの日米間の協定には、常識をもってしては理解できない節が非常に多いのであります。いうならば、ヒステリー的症状の協定であります。  まず、この協定の前文なるものが、われわれには理解しにくい、はなはだしく怪奇なものであります。アメリカの「農産物の販売及び日本国によるその購入から生ずる相互の利益を考慮し、日本国における学校児童の福祉計画を拡大する……

第22回国会 参議院本会議 第27号(1955/06/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は日本社会党第二控室を代表して上程されている案件に対して最初に反対の意思を表明いたします。(拍手)  私は先日当議場でいたしました質問で、この協定はヒステリー的症状を呈していると申しました。委員会その他の審議を通して、私はいよいよヒステリーの症状は重態であるとの感を深くいたしたのであります。アメリカの余剰農産物を、アメリカができ得る限り有利に処理しようとするのは当然のことであります。このアメリカの意図がいかに扮装をこらして現われてくるかを見破る眼力が政府になければならないはずであります。民主党内閣が、向米一辺倒の自由党の外交によるアメリカ余剰農産物の受け入れという遺産を相続いたしま……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 参議院本会議 第6号(1955/12/14、3期、日本社会党)

○東隆君 ただいまの選挙は、いずれもその手続を省略いたしまして、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 参議院本会議 第56号(1956/05/30、3期、日本社会党)

○東隆君 私は、提案理由の説明に先立って決議案を朗読いたします。    決議案   本院は、国務大臣河野一郎君を戒  告する。  右決議する。(拍手)  非常に重要な案件でありまするから、もう一度決議案を朗読いたします。    決議案   本院は、国務大臣河野一郎君を戒  告する。  右決議する。  私は、あえて二度決議案を朗読いたしたのでありまするが、この問題は、きわめて重要な問題であり、一人の人、人格を持った人に対するところの問題でありまするから、詳細にわたって説明をすることが、御本人にとって当然のことであろうと思うのであります。しかるに、先ほど動議を出されまして、十分間、こういうような制……

東隆[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

東隆[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 運輸委員会 第4号(1953/06/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は災害のたびに一応考えるのですが、今回の場合も交通関係その他が非常な打撃を受けて、明治の初めのような状態にこれはなつておるわけです。そして中央に集まる災害関係というものは大分遅れておるのではないか、こう思つております。それで昨年の例の十勝沖の震災の場合にやはりこういう状態になつたのですが、あの場合に短波の無線で以て非常に敏速に実は災害関係がわかつた。鉄道には鉄道電話が張りめぐらされて、そして非常に平素は便利なんですが、併しこういう機会に短波の通信網を私は確立する必要がある。そして敏速にそれに対する手当をすると、こういうことになれば、私は関門トンネルなんか非常に常識的だけれども、入口……

第16回国会 運輸委員会 第5号(1953/07/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は昨日議題になりました海上衝突予防法案の第十三條に関係したことでお聞きをしたのでありますが、政府委員からのお話では、保安庁関係の船舶についてのいろいろな予防関係のことは、主として一般の原則に従うのだ、それで特例を設けないのだ、こういうようなお答えがあつたのです。併し常識的に考えてみましても、海上保安庁関係のものは、これは海軍を持つておらない日本、空軍を持つておらない日本、これと同様に陸軍を持つておらない日本において、警察或いはその他のものが特別な装備を持つのは、私はこれは当然だと思うのです。簡単に消防の場合に交通法規を無視するように、赤い消防自動車がぶつ飛んで行くように、私は少くと……

第16回国会 運輸委員会 第8号(1953/07/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 これは農業における農業災害補償法によるあの保険の場合に国がやつておるようなあれと非常に似ておると思うのですが、そういう解釈運輸をしてようございますか。
【次の発言】 私は零細な船主が保険しやすいようにやるこの法律は大変いいと思うのですが、もう一歩進めて、この保険によつて船そのものが一応抵当としての資格ができるわけですね。従つて抵当物件としての価値ができるのですから、これを対象にして金融の途を求める、こういう方面に何かいい方法がありますか。
【次の発言】 私は保険をすることによつて船を一応登録する、そうしてそれによつて抵当物としての確かさを付けて、その上に金融の対象にして行くという方法……

第16回国会 運輸委員会 第10号(1953/07/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 第十三条の問題でありますが、この第十三条から参りますると、勿論日本の国内における海上でありますが、海運は差支えはないのでありますから、関係はことごとく国外のものになるわけでありますので問題はないわけでありますが、併し日本には独自の形で海上保安庁があり、これに関連して保安機構ができております。従つてこの機構に関する限りは、私は行動の自由を或る程度維持する必要がある、こう考えますので、さきの委員会でこの第十三条の第二項について読替えをする必要があるのではないか、こういうことを申上げたのであります。即ち第十三条の第二項の最初のほうの、「海軍その他の軍」という所を「海上保安庁」と、それからそ……

第16回国会 運輸委員会 第13号(1953/07/17、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は提案者に伺いますが、これは具体的に鉄道を敷設するという計画を持つておるものがあつて、それの要望でこの法案ができておるのですか、それを伺いたいのです。
【次の発言】 私は若し今提案者のおつしやつたようなものでありまするならば、この法律は作らないほうがいいと、こういう気がするわけであります。又若し提案者の説明と反して、具体的に敷設をする線があるのだ、こういうようなことになりますると、これはやはり相当問題のある法律になつて来ると、こういうふうにも考えられるわけであります。私はそこで鉄道監督局長のほうに聞きますが、国有鉄道は今独立採算制を非常に強く主張をされておるのではないかと、こういう……

第16回国会 運輸委員会 第16号(1953/07/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 この経営の主体をパブリツク・コーポレーシヨンにするか、国営にするか、或いはこういう特殊会社の形をとるか、これは今大臣がお話になつた大臣の信念は私は了承いたします。意見が違いますけれども、それはそれでいいのですが、国際方面に進出することによつて、私は航空事業なんかはやはり国際的な資本がこれに関係をする機会が非常に多くなつて来ると思う。それでこの場合に、政府が出資をする分はこれは一向差支えないのでありますが、民間が引受ける株式は、これは日本航空株式会社法の条文ですか、商法の第二百四条ですか、「株式ノ譲渡ハ定款ノ定二依ルモノ之ヲ禁止シ又ハ制限スルコトヲ得ズ。株券ノ発行前二」云々、このような……

第16回国会 運輸委員会 第18号(1953/07/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 この法律に非常に関連があることでありますが、お伺いをしておきたいことは、在来農業協同組合がやつておりますトラックの輸送について特免のため、協同組合の本質を非常に阻害をされておるような点があるのでありますが、これは伺いますと、農林委員会のほうで大分お話が妥協点に到達しておるように聞いておりますが、その点この機会に御発言を一つお願いしたいと思います。
【次の発言】 私はこれで満足だと思いますが、ただ一点政府が買上げたものですね。それを運びますときに、農協はこれを運びますときに在来は大分困難だつたようですが、この点はこれで解決が付きますか。

第16回国会 運輸委員会 第19号(1953/07/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は附則の第二項ですか、「地方鉄道補助法及び北海道拓殖鉄道補助二関スル法律は、廃止する。」と、こういうふうに附則のほうに書かれてありますが、この法律は前のいろいろのお話から参りますと、北海道拓殖鉄道補助法によるものと、それから地方鉄道補助法による二つを中心にして拡大をして行つておるように考えます。併しそのうち地方鉄道補助法によるものはすでに補助がないようでありますから、中心は北海道拓殖鉄道補助がこれが中心になつておると思うわけです。そういうような関係でこの法律を中心にして拡大をして行くことから、府県の大きな部分にこの地方鉄道の関係でいろいろな補助その他の問題が起きて参りますると、一定……

第16回国会 運輸委員会 第21号(1953/07/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 今の配当の一割ですが、これは非常にむずかしい問題なんであります。例えば資本の再評価をやる場合、それから増資をする、これはもう当然起きて来るのじやないかと思うのです。そうすると、これは永久に問題が解決されない。それからこの場合に元金のほうの回収は相当延ばしてもいいという方面もありますが、こんなふうに考えると、非常にやり方によつては無利息の金をたくさん借りたというようなことも出て来るので、この辺はどうなりますか。
【次の発言】 今の、政府が監督をするという点ですが、私はこれを見まして、二十三条ですか、実は罰則が三万円というのは、これはまさか自己資本の増額を、蓄積をやるのに都合のいいように……

第16回国会 決算委員会 第1号(1953/05/28、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) それではこれから決算委員会を開きます。  私は委員長になりました東であります。字句通り浅学非才で経験もございませんが、皆さんから御支援を頂きまして、仕事をやつて行きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  早速皆さんにお諮りを申上げますが、これから理事の互選をいたしたいと思います。その方法は如何ようにいたしますか。
【次の発言】 只今の宮田さんの動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 異議がないようでございますから、それでは委員長より理事のかたを指名いたしたいと存じます。  理事の数は六名であります。先例により順次指名をいたします。自由党から長谷山行毅君、松平……

第16回国会 決算委員会 第2号(1953/06/18、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) 只今から決算委員会を開会いたします。  初めに皆様にお諮りをいたしたいことがございます。それは昭和二十五年度決算の審査方針及びその取扱いに関する件、並びに小委員設置に関する件等についてでありますが、これらは去る五月二十八日の理事会で決定されている事項がありますので、本日これを御報告いたしまして、御審議の上御決定を頂きたいと思います。  昭和二十五年度決算三件の審議に関しましては、すでに前国会において殆んど質疑を終了いたしております。検査院批難事項第二号乃至第六号及び第百四十二号の質疑を残すばかりになつておるのであります。それでこの国会において二十五年度決算の審査は、その方法……

第16回国会 決算委員会 第3号(1953/06/22、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) それではこれから決算委員会を開会いたします。  今日お集まりを願つておるのは、大蔵省の管財局長、建設省の計画局長、それから関東財務局長、東京都の建設局長、同じく公園緑地部長、それから検査院から検査院事務総長の池田直氏、それから検査第一局長の池田修藏氏、これらのかたが見えております。先日の委員会で、前の国会中における経過については専門員その他から説明があつたので、それで今日はその後の経過について一応お集まりを願つておるかたのほうからお聞きをして、そうして皆さんに質疑その他をして頂きたい、こう思いますが、よろしうございますか……御異議がないようですから、最初に東京都の建設局長の……

第16回国会 決算委員会 第4号(1953/06/24、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) 只今より決算委員会を開会いたします。  本日は公報を以て御通知いたしました通り、昭和二十六年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十六年度特別会計歳入歳出決寡、昭和二十六年度政府関係機関決算報告書を議題に供します。  先ず政府から御説明を願います。
【次の発言】 愛知大蔵政務次官は時間の都合があるようでありますから、次に昭和二十六年度国有財産増減及び現在額総計算書、及び国有財産無償貸付状況総計算書を議題に供しまして政府の説明を願います。
【次の発言】 それでは次に、昭和二十六年度の決算について、会計検査院より検査報告について御説明を願います。

第16回国会 決算委員会 第5号(1953/06/25、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) それではこれより決算委員会を開会いたします。  昭和二十五年度決算、会計検査院検査報告批難事項第百四十二号に関する件を議題に供します。  本日出席される予定者は、皆様のところにお配りをしてありますように、大蔵省から小笠原大蔵大臣が見えることになつておりますが、もう少ししたら参ります。管財局長の阪田泰二君、説明員として関東財務局長井上義海君、建設省から、建設大臣はいずれ後刻参ります。計画局長澁江操一君、会計検査院から事務総長池田直君、検査第一局長池田修藏君、東京都から参考人として建設局長瀧尾達也君、参考人として同局公園緑地部長花房利市君、同じく建築局長藤本勝滿露君、同局指導部……

第16回国会 決算委員会 第6号(1953/06/29、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) それではこれから第六回決算委員会を開会いたします。  昭和二十五年度決算、会計検査院検査報告批難事項第百四十二号に関する件を議題に供します。今日お見えになつておるかたを申上げます。参考人として東京都副知事岡安彦三郎君、このかたは都市計画東京地方審議会委員を勤めております。それから東京都建設局計画部長、都市計画東京地方審議会幹事塩沢弘君、それから会計検査院事務総長の池田直君、建設省計画局施設課長佐藤昌君、これだけ見えております。まだ建設省の計画局長の渋江操一君、大蔵省の管財局長の阪田泰二君が見えておりませんが、後刻見えると思います。  それでは前回に続いて御質疑を願います。な……

第16回国会 決算委員会 第7号(1953/07/01、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) これより第七回決算委員会を開会いたします。  公報でお知らせしてあります日程の順序を変えまして、二号議案でありますが、財政法第三十六条の規定により国会に提出され、去る六月二十七日、当委員会に予備審査として付託されました昭和二十六年度一般会計予備費使用総調書(その2)、昭和二十六年度特別会計予備費使用総調書(その2)、昭和二十六年度特別会計予算総則第七条及び第八条に基く使用総調書、昭和二十七年度一般会計予備費使用総調書、昭和二十七年度特別会計予備費使用総調書、昭和二十七年度特別会計予算総則第九条及び第十条に基く使用総調書、以上六件を一括して議題に供します。先ず政府の説明を求め……

第16回国会 決算委員会 第8号(1953/07/03、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) それではこれより第八回決算委員会を開会いたします。  二十六年度決算三件、裁判所及び終戦処理関係の分を除いた総理府の分を議題に供します。  本日は都合によつて、初めに警察予備隊関係批難事項第二十一号より第二十五号まで、及び二十七号の一部並びに二十九号を問題にします。只今見えておりますのは、この予備隊関係としましては、保安庁経理局長窪谷直光君、会計検査院検査第二局長上村照昌君が見えております。それでは最初に専門員から説明を願います。
【次の発言】 それでは検査院のほうから御説明を願います。
【次の発言】 それでは警察予備隊関係ですが、保安庁の経理局長に説明を願います。

第16回国会 決算委員会 第9号(1953/07/06、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) 只今より第九回決算委員会を開会いたします。  本日は二十六年度決算三件を議題に供します。初めにこれにつきまして一般的な質疑の通告がございますので、これを許可いたします。
【次の発言】 植竹君に申しますが、会計検査院のほうでは余り大つぴらに出したくないような意向ですから、個人的に一つ資料を頂戴するように私のほうから取計らいますから。
【次の発言】 未報告の分というのがどれくらいな数になつておるのか、私は未報告のものに報告のものを加えたものが全体というわけじやないかと思いますが、全体検査をされた数は、これは勘定の仕方でいろいろになるんですからわかりませんけれども、一応未報告の分……

第16回国会 決算委員会 第10号(1953/07/08、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) 只今より第十回決算委員会を開会いたします。  本日は初めに財政法第十五条第四項の規定により、国会に報告されました昭和二十七年度一般会計国庫債務負担行為総調書を議題に供します。先ず政府の説明を求めます。
【次の発言】 本件に関しましては、本日はこの程度に止めまして、質疑は次回に譲りたいと思いますが、御異議はございませんか。   (「異議なし」と呼ぶものあり〕
【次の発言】 異議がないようでございますから、次に昭和二十五年度決算三件を議題といたします。  本日は去る六月十八日決算審査に関する小委員会に委託審査といたしました昭和二十五年度決算会計検査院検査報告、架空経理関係批難事……

第16回国会 決算委員会 第11号(1953/07/10、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) 只今より第十一回決算委員会を開会いたします。  本日は初めに前回の委員会において決定いたしました通りに、第六管区海上保安本部不当経理に関する本委員会の要望事項につきまして、それぞれ会計検査院長並びに所管大臣であります運輸大臣に対しまして申入れをいたしますと共に、両君より御答弁を得たいと存じます。申入れの要望事項につきましては、昨日文書を以ちましてそれぞれお手許までお届けいたしましたが、重ねてここで朗読をいたします。最初に会計検査院に対する要望事項を専門員より朗読いたさせます。    第六管区海上保安本部不当経理に関する参議院決算委員会要望書、   現在第六管区海上保安本部不……

第16回国会 決算委員会 第12号(1953/07/15、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) それではこれより第十二回決算委員会を開会いたします。  昭和二十五年度決算、会計検査院検査報告、批難事項第百四十二号虎の門公園地の件を議題に供します。  この件につきまして、理事会等においていろいろ相談いたしまして、要望の内容について委員長に一任をされておりましたので、草案を作つておりますので、その草案を一応専門員から朗読をさせます。
【次の発言】 今読上げましたことについて御質疑ございませんか。
【次の発言】 これはこういう意味です。大蔵省から建設省に普通財産に移して処分をするように進めて来たんです、あの土地を。それを「詰問」とここに書いてありますけれども、質しましたとこ……

第16回国会 決算委員会 第13号(1953/07/17、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) これより第十三回決算委員会を開会いたします。  最初に皆様にお諮りをいたしますが、本委員会の理事でありました平林太一君が六月二十九日委員を辞任せられていましたため、理事一名欠員となつていましたが、本日同君が本委員に復帰せられましたので、再び同君を理事に選定いたしたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 ではさよう決定いたします。
【次の発言】 次に、先日の委員会における虎の門公園に関係する件について会計検査院の池田第一局長より発言を求められておりますので、発言を許します。
【次の発言】 只今の池田第一局長の発言に対して御質疑もあろうかと思いますが、これは一つ……

第16回国会 決算委員会 第14号(1953/07/20、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) 只今より第十四回決算委員会を開会いたします。  初めに昭和二十六年度一般会計予備費使用総調書(その2)、昭和二十六年度特別会計予備費使用総調書(その2)、昭和二十六年度特別会計予算総則第七條及び第八條に基く使用総調書、昭和二十七年度一般会計予備費使用総調書、昭和二十七年度特別会計予備費使用総調書、昭和二十七年度特別会計予算総則第九條及び第十條に基く使用総調書、以上六件を一括して議題に供します。これらの案件は財政法第三十六條の規定によりまして承諾を求めるために国会に提出され、去る七月十四日本委員会に付託られたものであります。これにつきまして、政府の説明は去る七月一日予備審査の……

第16回国会 決算委員会 第15号(1953/07/22、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) 只今より第十五回決算委員会を開会いたします。  本日は初めに前回の理事会におきまして決定を見ておる事項がありますので、報告いたしますと共にお諮りいたしたいと思います。  先ず昭和二十五年度決算三件の取扱に関してでありますが、本件につきましては質疑を終了するということに理事会の決定を見ておりますが、理事会の決定の通り質疑を終了することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは昭和二十五年度決算三件につきましては、質疑を終了することに決しました。
【次の発言】 それから決算審査に関する小委員であつた平林君が六月二十九日委員辞任のため一名欠員となつてお……

第16回国会 決算委員会 第16号(1953/07/24、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) 只今より第十六回決算委員会を開会いたします。  本日は昭和二十五年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十五年度特別会計歳入歳出決算、昭和二十五年度政府関係機関収入支出決算、以上三件を議題に供します。これらにつきましては去る七月二十二日質疑を終了いたしております。本日はこれら三件につきこれより討論に入ります。つきましては一昨日来配付いたさせております審査報告書案は、去る二十二日の理事会において了承されたものでありますが、朗読を省略いたしまして、これを会議録に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認め、さよう取計らうことにいたしま……

第16回国会 決算委員会 第17号(1953/07/29、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) 只今より決算委員会を開会いたします。  本日は都合により、初めに昭和二十六年度決算三件の取扱いについてお諮りいたします。これら二十六年度決算三件につきましては、審査の慎重を期するため、閉会中においても継続して審査をすることの要求書を提出することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて昭和二十六年度決算三件については継続審査の要求をすることに決定いたしました。要求書の作成については委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。

第16回国会 決算委員会 第18号(1953/08/03、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) それではこれより第十八回決算委員会を開会いたします。  昭和二十六年度決算三件を議題に供します。本日は会計検査院検査報告批難事項、大蔵省の分百二十九号及び百三十号から百三十二号まで、四百五十六号及び四百五十七号、これを問題に供します。大蔵省主計局司計課長柳澤英藏君、官房会計課長木村秀弘君、それから官房地方課長太田源藏君、管財局国有財産第二課長牧野誠一君、管財局特殊財産課長根本守君、検査院からは検査院検査第一局長池田修藏君が見えております。最初に専門員のほうから説明を求めます。
【次の発言】 会計検査院のほうから説明を求めます。

第16回国会 決算委員会 第19号(1953/08/06、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) それではこれより第十九回決算委員会を開会いたします。  最初に皆さまにお諮りをいたしたいことがございます。理事松平勇雄君から理事を辞任いたしたいとの申出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。それではさよう決しました。  つきましては、この際松平君の補欠として理事の補欠を一名互選いたしたいと存じます。互選は成規の手続を省略して、委員長から指名選任いたしたいと存じますが御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。それでは委員長から植竹春彦君を理事に指名いたします。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第27号(1953/08/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 北海道に第一次、第二次、第三次と被害があつたわけであります。この中には第二次までが入つているわけですね。
【次の発言】 実は七月三十一日からやつたのだと思います。御存知だろうと思うのであります。その部分のほうが実は被害が非常に大きかつたものです。それでその分を合せてこの中に入ろうとしているわけですね。それでそんな関係から思うて、未報告の分の中に相当なものを計上してもらわなければいかんと思うのですが、期限かなんかつけられて、調査せられるような御構想がありますか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第28号(1953/08/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 先ほどからのお話ですと、問題は、北海道がお考えにまだなつておらんようですけれども、北海道の場合、この災害復旧関係は実際のことを申しますと、八月一ぱい遅くとも九月くらいまでに仕事ができないと、あともう十一月になると、これはもう雪が降つて来ます。それで殆んど問題にならなくて来年の春にこれはものすごい融雪による災害が起きて来る。それでどうしても災害関係の復旧の仕事は、要所要所はどうしても今のうちにやらなければならん。こういう問題で実は第三次の災害が、ひつかかつておるわけです。この六、七月の何にひつかかつておりますので、できるだけ早く解決をつけないと大きな問題になると、こう考えておりまするが……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1953/11/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 今の士別の問題ですが、それは何ですか、七月末だという意味ですか。
【次の発言】 それとも何か条件がありますれば、その条件を満足すれば対象になる、こういう意味ですか。
【次の発言】 士別は士の士別のほうでしよう。あそこは水害の相当ひどい所でですが、農業関係のほうの立法の地域の指定にはたしか入つているはずです。それでたばこだの何だの北海道にない所は、そういうものは当然これは問題にならないのですが、建設省関係、それから農林漁業関係、そういう方面の特別立法、これは大概あそこは入つていると思います。
【次の発言】 それはたしか三ヵ町村に跨がつている軌道です。それで政令の地区になつていると思いま……

第17回国会 決算委員会 第1号(1953/10/30、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) 只今より決算委員会を開会いたします。  本日は初めに閉会中の継続審査事件並びに継続調査事件の未了報告書についてお諮りいたします。昭和二十六年度決算三件並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、諸般の事情により閉会中審査又は調査を進めることができなかつたのでありまするが、本院規則第五十五条により、それぞれ未了の旨の報告書を提出いたさなければなりませんので、これら審査及び調査の未了報告書の作成につきましては、委員長に御一任願うこととして御承認願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。それではさよう取計ろうことに決……

第17回国会 決算委員会 第閉会後1号(1953/11/09、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) それではこれより閉会中の第一回決算委員会を開催いたします。  最初に理事打合会できまりました事項を御報告します。第一班は福井、富山、金沢、それから第二班が沼津、豊橋、尾張一宮、京都、それから第三班は門司、松江、天王寺、三ノ宮、……三ノ宮はこれは電電公社関係、それから四班が札幌、取りあえずこの四班を編成することにいたしました。それから参加者の希望その他は事務のほうで今皆さんのところにお聞きをしておりますから、それによつて決定いたしたいと思いす。それから期間、参加の範囲、日数等も決定いたしたいと思いますから、そういうことを委員長に御一任をして頂きたいと思うのですが、御異議ござい……

第17回国会 決算委員会 第2号(1953/11/02、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) 只今より第二回決算委員会を開会いたします。  本日の議題につきましては、先の委員会におきまして、日本国有鉄道民衆駅の調査に関する件を続行することになつていたのでありますが、他に調査の急を要する事項がありますので、一昨三十一日の理事会におきましては、本日は予算の執行状況に関する件を議題として調査を進めることになりました。この点御了解を頂きたいと存じます。  予算の執行状況につきましては、補助金、予算の査定と監査、既定経費の削減、出納整理期間締切後の国庫剰余金の問題等の相互関連につきまして、当決算委員会におきましても国費の効率的使用に寄与するため、この間の事情を明らかにしなけれ……

第17回国会 決算委員会 第3号(1953/11/06、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) 只今より第三回決算委員会を開会いたします。  初めに皆様に御報告いたしますが、前回の委員会において決議いたしました、災害復旧費の効率的使用に関する政府への申入れの件は、委員長において次のごとくに作成の上、一昨四日、内閣総理大臣に送付、同時に農林、風水害両委員長にそれぞれ送付しておきました。ちよつと読上げます。    災害復旧費等の効率的使用に関する要望書   本決算委員会は、決算の審査にあたり、年々批難事項増大の傾向があり、特に災害の復旧費等においては、不当使用の甚だしいものがあるのを遺憾としている。仍つて、政府は、今次災害の復旧費等の使用に当つては、その効率的使用に充分意……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 運輸委員会 第1号(1953/12/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 大臣がおいでになつておりますので、国鉄の仲裁について、大臣が現在どういう処置をとられているか。今までの経過、それをお聞きします。
【次の発言】 裁定では、八月実施ということになつております。それを一月から実施する。こういうようなことから、結局裁定を履行しないというところに一つの落度があると思いますが、そこへ国鉄がストライキに近いようなことをやつても、これに対して高圧的に出られない、こういうような点があろうと思います。その辺の解釈はどういうふうにされておるか。それをお聞きしたい。
【次の発言】 国鉄総裁もそれから運輸大臣も裁定の完全実施をしたいのだ、こういう御意思なんですが、ところがこ……

第18回国会 運輸委員会 第4号(1953/12/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は、衆議院から回付された案件に対して反対をいたします。それと同時に修正の動議も出したいと思いますが、その反対の理由を述べます。  この公共企業体等労働関係法がなぜ制定をされたか。こういう本旨を考えて参りますると、私は第三十五条が原則であつて、但書は、これは但書を政府は強行するというようなことによつて、今回のようないろいろな事情が起きて来るわけであります。而もこれは毎回繰返しておるのでありまして、これの責任は法の不備もあるかも知れませんけれども、政府の私は責任だと、こういうふうに考えて、又今回のような場合に、衆議院のほうでは労働委員会で以てこの案件を一括して審議をしておるようでありま……

第18回国会 決算委員会 第1号(1953/12/02、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) 只今より第一回決算委員会を開会いたします。  初めに、本委員会の運営に関し、昨日の理事会において打合せを見た事項がありますので、この際御報告いたします。  只今本委員会には付託事項として昭和二十六年度決算三件、調査事件といたしまして、御承知の通り日本国有鉄道民衆駅管理に関する件を初め、虎の門公園地問題、会計年度改正に関する問題、郵便逓送車に関する問題、対米債権等の諸問題が調査すべきものとして残されております。これらの調査事案につきましては、今国会におきましては会期の関係もありますので、先ず調査中であります民衆駅、それから虎の門公園地のその後の経過、対米債権についての経過及び……

第18回国会 決算委員会 第2号(1953/12/04、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) 只今より第二回決算委員会を開会いたします。  本日は国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査として、郵便逓送自動車請負契約に関する件を議題といたします。  本件につきましては、運送委託契約の方式、請負業者、運送委託線路及び委託業務を郵政省の直轄とすることの可否について検討を要すると思われますので、先般来専門員をして調査いたさせてありますので、先ず専門員の説明を求めます。  只今、郵政省のほうから郵務局長の松井一郎君、輸送課長竹下一記君、検査院のほうから検査第四局長大沢実君、これだけがみえております。それでは専門員のほうから御説明を願います。

第18回国会 決算委員会 第3号(1953/12/07、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) 只今より第三回決算委員会を開会いたします。  議事の都合上、初めに調査報告書の件についてお諮りいたします。国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査につきましては、閉会中、  一、国有財産虎の門公園地の原型復旧に関する件  二、郵便逓送自動車の請負契約に関する件  三、日本国有鉄道民衆駅に関する件  につき調査を進めましたので、これら三件につき経過を報告することとし、その作成は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議はないと認めます。  報告書につきましては、さよう取計らうことに決しました。  それでは例により本件につき御署名を願い……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 運輸委員会 第2号(1953/12/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は二、三点大臣にお伺いをいたしたいのですが、これは嘘か本当か知りませんけれども、昔は一番関係のないところに管轄をしてもらう、こういうので、気象台関係の仕事は文部省にあつたと思うのです。その後戦争なんかで以て軍の圧力が加わつて、気象台の報告は、御承知のように公式に詳しくは発表もできませんし、それからデータなんかも洋上方面なんかで非常に必要なんでありますけれども、その場合も実は非常に困難なところを通過して頂戴をしておつた、こういうのがこれが過去における状況だと思います。それで運輸省に所管されるようになりまして、私は大変いいところに行なつておると、こう思うのですが、この定点の問題を中心に……

第19回国会 決算委員会 第1号(1953/12/10、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(東隆君) 只今より第一回決算委員会を開会致します。  本日は、調査承認要求の件につき、お諮りいたします。本件につきましては、前国会通り国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査承認要求をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  要求書の内容につきましては、これも前国会通りとし、委員長において作成することにいたします。
【次の発言】 次に、小委員の設置についてお諮りいたします。  本件については、去る十六国会以来設置することとなつていたのでありますが、短期国会が続きましたため、設置を見るに至らなかつたのであります。今国会におきましては、前……

第19回国会 決算委員会 第3号(1954/02/05、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 この問題を通して平川さんに伺いますが、人的構成ですね、私は干拓事業のようなものになつて来ると、相当専門の技術を持つた者が、特に土木方面の技術を持つたものが相当必要であううと思います。ところが農林省関係とすれば、農業土木関係の専門の技術者が必要であると思う。そういうことで設計をした者との間に、これは非常に設計を通していろいろな資材とかその他の関係のものに合理的なものがない、こういうふうな面があるのではないかと思うのですがどうですか、そういう面は……。そのためにはつきり設計ができていないそういうような関係でこういう不合理な面が出て来る、そういう面はありませんか。

第19回国会 決算委員会 第13号(1954/03/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 大臣に伺いますが、郵政事業特別会計は独立採算制になつておる。そこで独立採算制ですが、これをやりますと、私は郵政関係の仕事のような非常にこれは国民のいろいろな文化面その他各方面に関係のある仕事ですが、これは中央、非常に交通に便利なところ、そういうようなところには非常に厚くなつておる。そうして辺鄙なところ、交通通信の非常に不便なところ、そういうようなところは従つて経費も非常にかかる。そういうようなところは、独立採算制をとると、当然そちらのほうは不便になつて来るのみならず、その方面に働いておる者は過重な労働を課せられる、そういうようなことが、これは当然起きて参ります。それでそのことは大臣も……

第19回国会 決算委員会 第14号(1954/03/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私も少し伺いますが、安孫子さんよく知つておりますが、これは聞き辛いことなんですが、安孫子さんが就任をされたのは二十六年のいつ頃ですか。
【次の発言】 そうすると第一次吉田内閣ですね。それからやめられたのは二十八年。
【次の発言】 二十八年じやないのですか。
【次の発言】 選挙が二十八年。
【次の発言】 二十八年……。
【次の発言】 そうじやないでしよう。
【次の発言】 そうするとこの千五百一号というのは関係がない。
【次の発言】 それは丁度この七百七十四号の問題のとき、先ほど大臣と関係がないと、こういうような話もございましたが、この問題の前における大臣は広川さんです。それから二十六年……

第19回国会 決算委員会 第閉会後14号(1954/11/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は先ほどの価格の決定、市場価格によつて基準をきめると、こういうのですが、国有林は私は或る意味において独占的な供給者という意味から、そういうような意味で独占的に価格を決定し得る立場にあるのじやないかと、こう思うのです。例えば……、そういう大きいのですからね、それで価格の安定をやつぱり或る程度考えなければならん。そういうようなことを考えると、市場価格に追随をして価格を決定するというよりも、一定の国の収入を挙げるために、却つて価格をきめて、そして逆に市場価格をリードする、こういう考え方のほうが適切でないかと思うのですが、国有林関係から見ればそつちのほうが重要なことでないかと、こう思うので……

第19回国会 決算委員会 第19号(1954/04/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は先日の大蔵政務次官が言われた言葉を、実はこの改正前の第二項を忘れたというと少し強過ぎますけれども、閣議決定の場合にそれを除いて決議をしてしまつた、落してしまつたのだと、こういうふうに聞いておつたわけです。それで今日のこの委員会では、その関係がもう少し進むと思つておりましたけれども、決定までに至りません。そこで私は考えるのですが、二十八年の八月の十四日の閣議決定は、私は災害関係に対する予備費の使用を中心にしておるのは、当時の情勢を考えると、当然追加予算をするために臨時国会を開催すべき情勢にあつたろうと思う。予備費はできるだけ少いのが、立派な予算を編成する意味においても正しいのですか……

第19回国会 決算委員会 第閉会後22号(1954/11/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 食糧庁長官がおられるので、向うの通産省の中にあるSAMBですね、そこの長官がウー・ソー・サン・シユエとかという人ですが、この人に会つたときの話は、先ほど飯島君からありましたので、そのうち特に申上げておきたいことがありまするので申上げますが、それはどれぐらい玄米で出せるかという質問をしたのです。それに対してウー・ソーサン・シユエ氏は、三分の一ぐらいは出せるということを言つているわけです。それで今年の何は二十万トソ乃至三十万トソ買うことになつているのですから、その割合は交渉によつてはできると思いますので、この点お聞きおきを願つておきたいと、こう思います。  それからもう一つ価格の問題です……

第19回国会 決算委員会 第25号(1954/04/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 今の答申のところですが、それの第六の財産の帰属のところですが、私は第一段のほうの「財産は工事費の負担にかかわらず国鉄の所有にすることを原則とする」、ここで切つてしまつて、あとのほうはこれは余計なことだと、こう考えるわけです。それでこのあとをつけたのは、今の現状のものを生かすためにここにつけた、こう解釈をしたほうがいいと考えますが、なぜそういうことを申すかというと、私は地方の民衆駅とそれから東京近郊の民衆駅を比較してみた場合に、地方の民衆駅が殆んど国鉄の所有になつておるわけです。帰属は国鉄の所有です。にもかかわらず、東京近郊に関する限りは国鉄の所有になつていない。なつていない分が非常に……

第19回国会 決算委員会 第28号(1954/05/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私、今島村さんのお聞きになつたことに関連するんですが、民衆駅で店舗をやつておるような場合に、矛盾があると思うのは、やはり公共団体が中に入らないでやつた所に非常に多いですが、協同組合ですか、それからもう一つ直接にやつた会社組織のようなものが一つあるわけです。その二つが喧嘩をやつておるんですね。例えば秋葉原のものも結局一つ主体がありまして、そうしてそこに店を持つておるものが協同組合を組織して、そうしてその間で以て喧嘩をやつておるのです。秋葉原の場合はそういう問題。それから高円寺の場合はデパートを持つて来ておる。たしか白木屋が入つておるはずです。そうしし結局白木屋が中に入つたことによつて、……

第19回国会 決算委員会 第32号(1954/05/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私はこの際伺いますが、委員長が今申したように、私の立場は、郵便物運送委託そのものが私は大分問題があろう、こういう考え方を持つております。その第二条を読みますと、「郵政大臣は、郵便物の運送等を他に委託することが経済的であり、且つ、郵便物の運送等に関する業務に支障がないと認めるときは、この法律に定めるところに従い、これを他に委託することができる。」、こういうふうに二条に規定をされております。併し規定をされておりまするその以前に、委託をすることを本旨にしてこの条文はできておるのでありまして、私はその法律をこしらえる前に遡つて「経済的であり、且つ、郵便物の運送等に関する業務に支障がないと認め……

第19回国会 大蔵委員会 第閉会後2号(1954/08/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 今の問題に関連して。私は今あとでお話になつたような農民だの中小企業者が同じように石炭を使つておるわけです。それでやはり生活費の方面を考えて行く必要がある。それで物価は北海道は御承知のように二割ぐらい高いのです。向うのほうに主税局長おいでになつたからおわかりでしようが、たばこは別ですが、大抵のものは二割ぐらい高い。そんなような状況で、当然私は石炭代のそのものに対する税を減免するというような考え方じやなくて、何か特別控除額を設定をして行く必要があるのじやないか。それで、これに対しては金額はまあエックスですけれども、三万か五万ぐらいの間に考えてやるならば、これは全般に通ずるわけであります。……

第19回国会 大蔵委員会 第閉会後3号(1954/09/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は大蔵主税局とそれから自治庁のかたが見えておりますのでお伺いしたいと思いますが、先ほど豊田さんから質問のありました点に関連をして問い質しておきます。私は協同組合は、これはいろいろございますが、これは同じものだと、かように考えております。そこで協同組合に対する非課税の原則、これは当然できないかと、こう考えておりますが、その意味から中小企業者に対する法人税に関連しての措置、これを私は同様にやるべきものではないか、こういう考え方を持つております。それの基礎は日本の協同組合は、これは戦後に実はいろいろな方法で以て協同組合法の立案についていろいろやつたわけですが、占領下において、先ず取上げら……

第19回国会 大蔵委員会 第閉会後4号(1954/09/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 丁度話が開発のところに行つたので、伺いたいのですが、北海道の開発をするのに特殊会社をこしらえてやる、それに対して大蔵大臣は賛成をされておるのを新聞で見たのですが、私は特殊会社をこしらえてやるよりも、公社案で行くべきだという考え方を持つております。それで大蔵大臣は理由として述べられたことは、一兆億の予算でやつて行くのだ、その範囲でやつて行く場合に、やはり特殊会社の形態をとつたほうが便利だ、こういうような理由以外に、何か理由がございましたら、それをお聞きしたい。
【次の発言】 大蔵大臣の個人的な意見のようでありますが、併し大分私は有力に将来動いて来ると、こういうふうに考えますのでお伺いを……

第19回国会 大蔵委員会 第13号(1954/03/04、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は昭和二十九年度税制改正の要綱に関連して伺いたいのです。最初は不動産の関係なんですが、不動産の所有権ということについて、例えば農地改革後における耕地ですね。自作農になつておりますが、その場合における所有権と、それから山林の所有権、或いは立木の所有権ですね、これには大分中身は隔りがあると思います。例えば農耕地の場合ですと、抵当を設定することができます。抵当権というものをね。農耕地の場合、それから売買の自由の制限をされておるわけです。こういう所有権というのは先ずないので、考えようによると、私は農耕地の所有権というのは、所有権でなくて、完全な耕作権だ。完全な耕作権を農家が持つている、こう……

第19回国会 大蔵委員会 第21号(1954/03/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 この法律をお作りになつた効果、狙つておる効果は、一体どういうことを狙つておるのですか。
【次の発言】 そうすると、この株式会社以外の法人の中には、営利を目的にした法人と、それから営利を目的にしない法人とが二つ入つておるわけです。それで却つて同一に見られてこれらの措置を講ぜられることによつて、例えば協同組合の場合はこれによつて配当その他の問題を中心にして課税の問題が出て参ります。そんなような問題で、この法律によつて協同組合なんというのは非常に不便な扱いを受けるのじやないか、こう考えますが、その点はどうですか。営利を目的にした法人と、それから営利を目的としない法人とをごつちやにしてあるわ……

第19回国会 大蔵委員会 第22号(1954/03/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 只今議題となりました冬季積雪地域における予算繰越の特例に関する法律案の提案理由を申上げます。  御承知のように北海道及び冬季雪の深く積る地域におきましては、おおよそ十一月頃から翌年三月末頃までの間は、寒気、積雪又は荒天のため、土木工事その他の屋外工事は殆んどできないか、又はできても非常に工事費がかさむのが常の状態であります。従つて、でき得れば、このような時期には屋外の土木工事等を行うことをやめ、四月頃から十月頃までの工事適期にできるだけ工事を進行せしめるようにすることが合理的であり、又、経済効果も多いのであります。  ところが予算の執行状態を見ますと、予算の配賦が遅れるのが常であるば……

第19回国会 大蔵委員会 第25号(1954/03/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 先ほど成瀬君に答えられた中で、安全保障諸費は施設のほうには使わない、こういうふうにお答えになつておりますが、これは今後使わないという意味ですか。
【次の発言】 この頂いておる刷物の区分のところに、五番員に通信施設、それから六番目に保安施設、こういうのがありまして、このうち通信施設は二十八年度に出しております。それから今後の使用分についてもかなり出ておる。それから六の保安施設、これはありませんか、将来この金が使用見込みが立たない時に、いろいろの方面にこれが使われる惧れがあるのでございますが、今ここに掲げてある中身をいずれはつきりさして頂けるだろうと思いますが、それ以外には何も出てないの……

第19回国会 大蔵委員会 第27号(1954/03/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 財政法の特例についてお伺いしますが、この経費の最初のときの考え方は、当時の速記録を見ますと、この経費は治安の確保を期するため、警察予備隊及び海上保安庁に計上した経費のほか、更に特段の措置を講ずるため計上したものである、こういうふうに実は説明をされて、そして概略の中身を、予算委員会で大蔵大臣がなかなか中身を示さないのを強引に中身を示さしたのが、これが当時の状況だろうと思うのです。それで、その当時示された中身のものと、それからその後に使つたものとを比較して見ますと、大分違つて来ておるわけです。それで特に違つておるのは、営舎の移転その他の問題なんだけれども、こういう方面に使う金は、これは考……

第19回国会 大蔵委員会 第30号(1954/03/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は内藤さんに伺いますがこの第八条の五の二項の修正ですが、これは現行法をそのまま存置してそれに生活協同組合乃至連合会、又は私は望むらくは中小企業等の協同組合等もこの中に入れたほうがいい、案文の整理からいつても存置のほうがよかつたじやないか、こういう考え方を持つのですが、衆議院のほうではどんな意向だつたのですか。
【次の発言】 ちよつとお伺いいたしますが、中小企業者等の協同組合法に対する改正の意向があるのではないのですか。それで新聞などに発表しているが、今年は若し新聞に書いてあつたことが事実だとすると、私は協同組合から大分離れるように思う。それは或る程度の出資を、出資をたくさん持つてい……

第19回国会 大蔵委員会 第32号(1954/04/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 先ほど、外資導入の場合なんかも考えてこうい制度をこしらえられた、こういうことを伺つたのですが、それもあると思いますが、端的に言うと、どうなんですか。その株主に対する正当な利益を擁護するためにこの制度を設けたのか。それとも国家が会社から正当に税金をとるためにこの制度を設けたのか。どつちのほうに重点を置いているのか、それをお聞きしたいのですがね。
【次の発言】 それでは私はお聞きしますが、飽まで株主の利益を擁護するためにこの制度を設けた、これに重点が置かれておるのだと、こういうわけですね。そうすると、私、疑問を起すのは、飽くまでこの制度は株式会社の内部において、監査役と取締役との関係から……

第19回国会 大蔵委員会 第38号(1954/04/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 大蔵大臣にお伺いいたしますが、私は三月の十八日に冬季積雪地域における予算の繰越の特例に関する法律案の発議をしたわけであります。そうしてこれの説明を実はやつたわけでありまするが、そのときに政府のほうで、近く財政法等の一部を改正する法律案を出すからという話がありまして、その通り財政法等の一部を改正する法律案が提案をされておるわけであります。そして、その私の発議をしたものに対しての説明について、大蔵省のほうから当時出そうとする法案の内容について説明があり、そのときに私のほうの案に対する批判をしつつ説明があつたわけであります。それで私は政府が大変いい法案を出されたと実は考えておるわけでありま……

第19回国会 大蔵委員会 第39号(1954/05/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 今のような場合、非常に僻地の場合、輸送料だとかいろいろ関係で、フイルムを持つて行くのに相当かかるんです。そういうようなところでは、講演を中心にして考えてみても、相当額がかさむんじやないか。だから、そういうような場合も、実費支弁だとか、いろいろな形で出て来ると、思いますが、そういうような場合に、どうです、こういうことをおつしやつたほうがいいんじやないかと思うんですが、講演と映画の会、こういうような場合にはこれは税を坂らない、(笑声)映画と講演の会というようなときには税を取るんだ、こういうようなことをはつきりさしておいたほうがいいんじやないかと思いますが……。

第19回国会 大蔵委員会 第41号(1954/05/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私ジエツトの関係のことで、一番先にこれはとこう考えたのが、航空機連盟というのがありますね、この航空機連盟が旬報か週報か出しております。そしてその週報の二月頃のものだと思いますが、それにジェット機に十一億割当がきまつた、勿論これは内輪でしようけれどもきまつた、こういうようなことが出ておつた。これは何か通産省とその他の関係、いろいろの打合せじやないか思うのですが、従つてもうすでにその頃からジエツト機製造のいろいろな会社なり、そういうところで目論見なり何なりがずつと進められていると思うのですが、その経過がどんなふうになつているのか。  それからもう一つは、最近の新聞紙上で、日本がジェット機……

第19回国会 大蔵委員会 第51号(1954/05/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 これは取締り法規ですから、少し心配になる問題があるのですよ。保険業法があるのですから、保険の関係にはこれは問題はない。そこで共済関係の仕事が大部分であります。それで、これも取締ろうと思えば広義に解釈するとやれそうなんです。そこで協同組合等がやる分はこれはやり得ると思います。これに引つかからないと思うのですが、共済関係のもぐり式のようなものも大分出て参ると思いますが、それは私どもはこの法規で引つかけるべき筋合いものではないと考えますが、その点はつきり一つお答え願いたいと思います。

第19回国会 大蔵委員会 第52号(1954/05/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は今提案されておる企業資本充実のための資産再評価等の特別措置法案に反対をいたします。なお小林君の提案の修正案についても反対をいたします。  私どもはこの企業資本充実のための資産再評価等の特別措置によつてどういう結果になるかということについては、これは労働者方面における影響が極めて大きいということ、従つてその分だけ資本家の方面に非常に有利に展開する、こういうような点で根本的にこの措置法案に対して反対の意思を持つておつたのでありますが、たまたま衆議院において政府の原案が大きく修正をされて参院のほうに回付されました。その衆議院における修正が極めて不合理な形においてなされておるので、政府の……

第19回国会 大蔵委員会 第53号(1954/05/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 今、銀行局長の話を聞きまして、これはやはり中小企業者の協同組合法ですね、これに非常に関係がある。それで中小企業等協同組合法のほうの主務省のほうから一つおいで願つて、両方から聞いたほうがいいと思う。ちよつとお呼びを願いたいと思う。

第19回国会 大蔵委員会 第54号(1954/05/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は今提案されている法律の中心問題である員外の預金受入に関する事項について伺いたいのですが、昨日銀行局長は、信用協同組合はできるだけ信用金庫になるようにしたほうがいいのじやないか、こういうお話があつたわけでありますが、私は信用金庫にも相当条件があるので、なかなか、職域を中心にしてできているところの組合或いは小さな地域を中心にしている信用協同組合、あれは容易に信用金庫になれない、こういうふうに考えますが、これは企業庁のほうではどういうように考えますか。
【次の発言】 私は、今の振興部長のお答えは、協同組織というものの在り方から考えると、信用金庫によつてそういうような員外のほうはやればい……

第19回国会 農林委員会 第6号(1954/02/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 農薬について……。
【次の発言】 植物防疫所に関することなんですが、私は二十九年度に盛込まれておるところの予算を見まして、これでは国際植物防疫条約の関係でやつておる程度の仕事くらいしかできないのではないかと、こう考えますが、北海道の特産物である種馬鈴薯の検疫その他のことに関連しては、この程度の予算では、これはなかなかやれるものではないと、こういう考え方を持ちますが、そのためには食糧事務所の職員の中で資格のあるものを広汎に動員するとか、或いは改良普及員を広汎に動員をするとか、そういうような関係のことをお考えになつておられるのかどうか、私は現地でこの問題について非常に悩みが大きいのを承知……

第19回国会 農林委員会 第7号(1954/02/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は織物消費税、これは反対なんですが、先ほどの問題もありましたが、羊毛の場合は私は原毛に課税をするほうがいいのじやないか。そして輸出に対しては戻し税をする。こういうことにすると私は国内で生産される羊毛は大変都合がいいじやないか、こう考えますが、これは閣内をまとめるという意味でなくて、農林大臣としてそういう態度がいいじやないかと、こう思いますので、特に農林大臣として今申上げたことにお答えを願いたい。

第19回国会 農林委員会 第11号(1954/02/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私のほうから便宜砂糖行政の是正に関する申入の案文を読み上げまするから、御賛成を願いたいと思います。    砂糖行政の是正に関する申入   物価の低落に関する政府の期待にもかかわらず、諸物価は高騰を続け、かかる騰勢は生活必需物資に著るしく、特に甚だしきは最近砂糖において見る暴騰である。   而も、かかる情勢は、今後における外貨事情等を勘案するとき、寒心に堪えないものがある。   今日、砂糖価格の暴騰は、国内における砂糖需給の逼迫に基くものであると見ているようであるが、併し、その主因が、政府における砂糖行政の失当にあることを否むことができない。   即ち、外貨予算の執行よろしきを得ず、或……

第19回国会 農林委員会 第12号(1954/03/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私はこの機会に、砂糖に非常に関係がある飴、それから澱粉、これは食糧庁の下にあるわけで、而もこれに辛くもなるし、甘くもなるのですが、これの三つについての調和した政策を立てなければ問題にならんと思います。澱粉は御承知のように農林省が大分手持を持つておりますし、それから飴は砂糖の関係で非常に今仕事がむずかしくなつておると思います。戦争中或いは戦後においてはキヤラメルが七割は飴を使つておつて、三割が砂糖、今完全に砂糖が七割で飴が三割、こんなようなことになつている。それで今の状態として、私は当然外貨を節約する意味においても澱粉を有効に使つて甘味料を作り上げる必要がある。それは国内において生産を……

第19回国会 農林委員会 第51号(1954/06/03、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 時間がありませんし、しんがりでありますから、簡単に結論を申上げます。  占領政策下における農業関係団体の政策、これは行き過ぎもありますし、又極めていいところもあるはずであります。で、私はこの両法案がその基本が土地問題を中心にして考えられておるということは、これは非常に大切な事柄であります。あらゆる農村の問題が土地問題に集中しておる、こういうことは私は真理だと、こう考えておりますが、その意味で農地改革後における農家が転落をしないように、自由なる農民の意思を以て農業協同組合を作る、これは占領軍の命令でこれができたのですから、これは非常によいと思う。ところがその後において農業協同組合は大分……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 大蔵委員会 第3号(1954/12/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 先ほどの評価の問題で、作報の数字、これは問題はすべて郡までこれを延ばす、こういうようなお話ですが、郡まで延ばされても、今の作報の損金をとつてそうしてやつてゆくあのやり方では、大まかな情勢はわかると思うのですけれども、農業共済の関係には非常にこれをとられることは迷惑なんだ、こういうふうに考えるのですが、それで農業共済の場合に考えられる数字として基本になるのは私は三つあると思うのです。今の作報の数字と、それから食糧事務所が調べる数字があるわけです。それからもう一つは、町村を通して都道府県でもつて調べる数字があるわけですが、この三つがあるうち、都道府県で調べるものは、平年作或いはその他のと……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 水産委員会 第2号(1954/12/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 ちよつと関連して……。私は今の質疑の中で、大きな疑問を持つていることは、鉱山局長が言われた言葉で、配給の系統を乱すと、こういうようなことが言われているわけです。それで在来のこの石油類関係の配給は、これは今の一元化されたやり方によつて非常に問題を起しているわけです。それは農村の関係、それに漁村の関係もこれは同一なんです。それで農村にしても、漁村にしても協同組合ができて、そうして当然必要な物資の配給をするための組織ができているわけです。その組織に当然乗せてやるときに、闇に流れたり、横流しをしなくても済むわけです、それに乗せないで、一つの商業的機構の中に乗つけて行くことに問題があるわけです……

第21回国会 水産委員会 第3号(1954/12/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私も少しお聞きしたいのですが、この配布になつた資料の中に最近の重油市況調、これを見ますと北海道が一番高くて中央が一応安い値段だ。それで私は営利業者の配給と協同組合の配給の違いはどこにあるかというと、協同組合関係の配給はこれはプール計算をやるのです。従つてどこにつても同じ値段にしよう、こういうのを理想にしておるわけです。従つて石油の値段等については距離の遠い所、非常に不便な所、そういうような所にも実は近い所のほうの犠牲において安い価格のものが行く、こういう所に協同組合を作つておる利益があるわけです。若しこのままで以てやつて行けばどういうことになるかというと、北海道では高いところの資材を……

第21回国会 水産委員会 第5号(1955/01/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は今の問題で疑問を持ったことは、南方だけでなくして北方のほろで水爆その他の実験をやっている。ことに十二月六日から八日くらいの間に、北方でもってやった、こういうようなことを学者が言っております。それから新潟なんかの報告ですと、雪に非常にたくさんカウントがある。しかもその雪を掘った下にあるホウレンソウが非常に害がある、こういうようなこともあるのです。そこでこのマグロの検査の中止をしたということは、これは南方だけの話ですか。今のお話を伺いますと、私は広範にやはりやらなければならぬのじゃないか、ことに予告をしないで、そうしてぼんぼんやっておるのですから、そうだとすると、これを中止するのは間……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 農林水産委員会 第3号(1955/03/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私も伺いたいと思うのですが、先ほどの業者が細分されているというのを、これを減す考えだというお考えですが、私はもちろん減すほうがいいと思いますが、これは商社関係を減すべきで、そうして加えるものは全漁連のようなものを加えて行けば一本で間に合うのですから、こういうようなものをふやしていって、そうして商社を減していく、こういう考え方をとるのがこれがいい、そういう考えになるのです。  それから先ほどの適正価格で配給ができるかどうかわからないと、こういう問題ですが、これは私は商社が配給をするよりずっと安い価格で配給ができるという考え方で全漁連が外貨の割当を要求しているのであって、この心配は私はな……

第22回国会 農林水産委員会 第4号(1955/05/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は今お二人のお話を伺っておりますと、通商局長さんの方は貿易を金の方で行く、それから水産長官の方のお話は需給関係ですね。そこで私は非常に問題があると思うのですが、片貿易になってもいけないのです。その場合に国内の生産者を助けてやっていくというために別なものはとれませんか、韓国から、たとえば……。
【次の発言】 以外です。米を考えてみれば相当解決がつくと思うのですが、これは通商局長さんの方では金を中心にして考えますからこれはでて来ないのですが、農林省として考えた場合に、米を入れるということをやれば相当解決がつくと思うのですが、この問題はどうなんですか。

第22回国会 農林水産委員会 第閉会後4号(1955/09/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 関連質問。
【次の発言】 ただいま田中さんから北海道の水害についてお話がございました。私は北海道の者として多少つけ加えてお願いを申し上げたい、お聞きを願いたいと、こう思うのであります。北海道から道議会議員その他が参りまして、八月の水害について陳情を申し上げることになっておりますが、まだ参っておりません。そこで多少陳情の趣旨も含めて申し上げたいと、こう思うわけでありますが、御承知のように、今年は北海道は水害が非常に多うございまして、七月中に三回、それから八月中に四回、それから九月になりまして、また一度大きいのが参っております。そういうようなわけで、今日は八月中の災害についてでありますが……

第22回国会 農林水産委員会 第閉会後5号(1955/09/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は草資源の改良をやる所は、たとえば日本で考える場合に、平地でありますと火山灰地、泥炭地、あるいは軍粘土地帯・酸性土壌地帯、こういうようなまあ特殊土壌地帯がこれは中心になると思う。それから平地外を考えると、海浜であるとかあるいは岳麓地帯、そういうような方面に重点を置いて行かなきゃならぬと思いますが、その場合に、私は先ほどの馬を牛に乗りかえる場合に、単に草資源の方面ばかり考えるのでなくして、実は牛の種類なんかを相当考えなきゃならぬと思うのですが、もう少し傾斜地でもって十分に今まで成績を上げたものが世界の中にある。そういうふうなものをやはり導入する必要があるのじゃないか、こういう考え方を……

第22回国会 農林水産委員会 第閉会後6号(1955/09/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は先ほどから飯島君がお話になりましたのに関連して、酪農の発達をさせるために当面考えなければならない問題があると思うのです。それは、一種の酪農ブームというようなものが続いたと思うのであります。そのあとに非常に低調になって、価格の問題などもありまして、飼料は決して安くない。こういうようなことでしわ寄せは大部分酪農家に及んでいく、こういう形でありまして、私先日田中啓一氏と共に北海道の主要なところに寄って、農政懇談会を開催したのに出席をいたしました。その節に各会場で出た問題は、牛乳の価格を維持してもらいたい。牛乳の価格がある程度維持されなければ酪農というものは、これは発達しないのである。こ……

第22回国会 農林水産委員会 第閉会後7号(1955/09/17、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は続いて質疑をしたいと思います。今回のこの石油の関係はスムースに行かなければならぬと、こう考えます。三者のお話を伺っていると、なめらかに行かなければならぬはずだ。ところが、なめらかに行かぬところに問題があると思いますが、私は一番問題になるのは、やはり懇話会の問題でないかと思う。そこで先ほど千田君が懇話会の性格についてお聞きになった。それに対してお答えがございました。親睦の目的あるいはP・Rのこともやるんだ、こういうお話がございました。政府は意思を十分に表明をされており、それから国会ももとより意思を政府に申し入れをしておるのでありますが、懇話会はこの動きを十分に知っておると思う。その……

第22回国会 農林水産委員会 第閉会後8号(1955/10/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 希望配給価格を百二十円にする問題について奥さんからお話がございました。私も百二十円にするのは、配給の建前からいって、政府は食管会計の赤字をなくするために考え出されたことであって、そうしてほんとうに国内の食糧問題を考えた場合には、それとは別な形が出るのではないか、こういうふうに考えているわけであります。そこで私は少し地方の問題になるかもしれませんが、生産県は従来十五日内地米を配給いたしておったわけであります。そこで北海道について考えてみまするときに、今まで北海道は消費県として扱われておりました。そこで消費県として足りませんので、内地米は非常に少くなって、そうして大部分のものは輸送その他……

第22回国会 農林水産委員会 第9号(1955/05/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は河野さんが最近農家経済の安定を中心にして考えておるのだと、こういうお話でありました。私は大へん必要なこととこう考えるのですが、その場合に、私は国内でもって生産しておる農畜産物に対しては、今お話をなさったような形だけでは、私はかえって農家の経済の安定にはならんと思うのであります。多角経営その他の方法だけでは、私はなかなか農家の経済の安定はできないと、こう考えるわけであります。というのは、海外からの輸入が考えられますから。そこで、たとえば、MSAによる余剰農産物の輸入、これ一つ考えてみましても、非常に関係する方票が大きいわけであります。そこで、単にそういうものばかりでなくて、たとえば……

第22回国会 農林水産委員会 第10号(1955/05/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は既設の農協と、それから開拓農協との関係ですね、これは私は大変将来問題になってくると思うのですが、開拓農協は今平均どれくらいの規模になっておりますか、組合員はどれくらになっておりますか。
【次の発言】 私は非常に小さいもの、それから大きいものはこれは別でありますが、小さいものは既設の農協に加入をして、そうして非出資の農業協同組合というような形でもってやって行くのが、これが一番いいのじゃないか、こういう考え方を持つのですが、そういうような場合に、いろいろな法律その他の問題もあると思うのですけれども、農林省は私はかえって開拓農協の設立を非常に強要したんではないかと思うのですが、そういう……

第22回国会 農林水産委員会 第閉会後10号(1955/10/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 今般農地改革機械公団法による機械の現況、集約酪農の現況、国有林の現況等調査のため当委員会から青森県及び岩手県に派遣をされましたことについて御報告を申し上げます。  一行は関根久藏委員、三浦辰雄委員並びに私の三人のほかに西村調査員を加えて四名でございますが、去る九月十八日東京を出発いたし、六日間の日程をもって両県を視察いたしました。なお岩手山ろくの集約酪農地域においては本委員会の千田正委員が、青森県上北の機械開墾地域においては飯島連次郎委員が現地において同行調査せられました詳細な報告を申し上げることにいたしたいのでありますが、詳細は詳しく書いてありますので、それは一つ別途御報告を申し上……

第22回国会 農林水産委員会 第11号(1955/05/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は先ほどからのお話で不安な点があるのですが、私はこの場合に三十二億九千万円ですか、これの金を解消するために行われる措置として、内地米の買入価格と、それから配給する消費者価格との差額、それから輸入する外米の価格との差額、ここで操作をするよりほかに方法がない。そうすると、結局どういうことになるかというと、できるだけ内地米の買入数量というものを減ずるおそれがあるわけです。目標としてですね。そうして輸入の数量をふやすことが結局解消する一番いい方法じゃないかと思う。そうすると、今現在の場合において生産者価格はまだきまっておりません。それから数量は決定しておりません。そうして海外から買うものも……

第22回国会 農林水産委員会 第閉会後11号(1955/10/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 台風災害の方に加えてお聞きをいたしておきますが、北海道の八月、九月の災害に関係して急速に対策をあるいはしていただきたい、こう考えるわけでありますが、八月までの災害については九月の末日までに資料をおそろえになって、そうしてこの対策を練ると、こういうお話でございましたが、もうすでにでき上っておるものと、こう考えております。そこで九月にも災害がございましたので、私ども要望いたしております点を申し上げますが、それは農業経営資金及び農業協同組合資金の融通並びに農業災害資金の償還猶予の関係であります。この問題については特にいろいろ申し上げておりますが、二十八年、二十九年度に冷害その他の災害を受け……

第22回国会 農林水産委員会 第13号(1955/05/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は、今価格の問題がございましたが、価格とそれから数量、これは非常に関連がある問題で、やはり価格を決定すると同時に数量も決定をしないと、これはどういう問題になるかと申しますと、食管会計の赤字をなくするために結局どういうことをやるかというと、価格を高い価格に決定をいたしますときには、結局数量を減すよりほかに赤字を解消するための方法がないわけであります。食管会計はそういうところに追い込まれている。そこでどういうふうにしてこの制度をうまく運用してたくさん集荷をするか、こういうことを考えて行くには、食管会計にとらわれて価格の決定をするのも困りますけれども、数量においてもどうしても困る。こうい……

第22回国会 農林水産委員会 第15号(1955/06/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 委員長のお話がありましたからいいと思うのですけれども、この事件の場合に私は防衛庁関係が実は被告のような位置に立っておると思うのです。そこで局長に一緒にやってもらっても仕方がないと思います。それで私はもう少し防衛庁を対象にして調査を進めることが必要じゃないかと思うのです。そういう意味で、それに協力をするという意味はそういうふうに解釈をしていただきたいと思うのです。

第22回国会 農林水産委員会 第18号(1955/06/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 これはどういうことになるんですかね。サイロが二カ所できるようですが、着地検査の場合とサイロの場合と仕事が非常に違っておりますから、今お考えになっているところから行くと、農林省の定員を、本定員の方は着地検査の方は当然ふやさぬ。それからサイロの方の場合はおそらく現業的な仕事でありますから常勤労務者である、こういうような考え方が強いわけであります。そこでサイロの場合に、私はこれは一時保管の形で、そうしてそこからおそらく小口に麻袋だの何だのに入れて運び出したり、いろいろな問題もできてくる。それで、ここには常設的にやはり人がいなければならぬ。事務系統の者とか、それから実際にいろいろな仕事をやら……

第22回国会 農林水産委員会 第20号(1955/06/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私今の問題に関連してお伺いしておきたいのですが、それは公取委員会の関係、独占禁止法に触れて中止をした、こういうことになっておりますが、私は多年協同組合関係でこの仕事ができないか、こういう問題を考えております。それでこの問題はいつも挫折をしてしまった問題なんです。協同組合関係でこれをやるということになれば、独占禁止法に当然触れることはないと思います。そういうような関係で、生産者から消費者へという関係を考えたときに、ある程度のものは協同組合に売って生産者の利益を擁護することができる。このやり方は実は昔の帝国農会時代から問題があったわけですが、とうとう協同組合でこれがやり得ない形になってき……

第22回国会 農林水産委員会 第21号(1955/06/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は手にある一羽のスズメの方が外に飛んでおるスズメよりいい……。それで先ほどのお話しですと、来年プラス・アルフアの形でもって篠津その他に出す、こういうようなお話でございました。私はやはりこの二十日に発表された農林省の資金計画案は各省との連絡の不十分なときに出したものだと、こういうお話でございますけれども、しかしこれの原因をなしておるのは大蔵省にあると思う。大蔵省は大分前から今回の円資金は主として愛知用水に注ぐということをこれは各種の会合で発表をいたしております。ことに北海道の開発問題を中心にしての会議等においても、そういうことが強く発表されております。その結果、それでは日本の開発、農……

第22回国会 農林水産委員会 第22号(1955/06/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は大臣を呼ぶことにも賛成でありまして、その前にちょっと伺っておきますが、私は石油に関する鉱山局長の仕事の範囲がどこまでか一つお聞きしておきます。どこまで石油に関して鉱山局長として仕事をされるか。
【次の発言】 先ほど、今年五月ですか、去年の五月ですかわかりませんが、輸入業者は原則としてふやさないことに決定をした、こういうお話がありましたが、これはどこでおきめになったのですか。
【次の発言】 もう一つ伺いますが、通産大臣と鉱山局長は話をされた、こういうことでありますが、その場合に石油の外貨の割当を全漁連が申し出ておるが、これには割当をしない方がいい、こういう積極的な意思でもって相談を……

第22回国会 農林水産委員会 第24号(1955/07/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は長官の今言われた御報告は、これは常に中をとられて、だいぶ努力をされたようでありますけれども、業者の方は一つもこれによって、損失というと語弊がありますが、損失を受けておらぬわけでありますが、といいますのは、割当が十万トンふえて、しかもそれを確実な売り先がはっきりきまっている、こういうことになり、しかも外貨がそれだけ割り当てられると、こういうことになって業者としてはこれはもう非常に何というか、有利な解決です。ところが全漁連が主張をしておりましたところからは、これは非常に遠い。全漁連の主張は、外貨の割当をほしい、こういうのであります。従ってプラス十万トンの形でもって出てきた外貨だけは、……

第22回国会 農林水産委員会 第25号(1955/07/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は本法律案に賛成をいたします。この法律は当然一般土地改良その他の方面にプラス・アルファーの形でもって、予算その他が準備をされて、そうして積極的に仕事が進められなければならない法律であったと思うのであります。ところがその後この法律と同じような趣旨のもとにいろいろな特殊立法がたくさん作り上げられて、そしてこの法律制定の趣旨が非常に弱められたようなきらいがあります。従ってこの方面の仕事が積極的に進み得なかったこともそういうような方面があると思うのでありますが、今回五カ年延長されたことによって私はこの法律が制定をされた当時の趣旨を十分に一つ政府は取り上げて、そうしてこの方面に対するところの……

第22回国会 農林水産委員会 第26号(1955/07/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 これは単につなぎ資金その他の方法によってやるのではなく、新しく法律その他を作られる御意思があるかどうか、御質問したい。
【次の発言】 私北海道だけについて申しますが、北海道の場合は御承知のようにもう作付も済んでおる。そうしてだいぶ進行した過程においてやられた。御承知のように一毛作でありまして、そのあとに植えかえをするということももちろんできませんし、それから早急に代作を考えてもあまりいいものがない。従って今年度の問題は非常に大きな問題になってくると思います。従って前の法律よりも広汎な方面にこれは伸びて行かなければならぬものじゃないかと、こういうふうに考えておりますが、そういうものも当……

第22回国会 農林水産委員会 第27号(1955/07/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私はこの間お伺いしたのですが、株式会社でこしらえられた方が都合がよい、こういうお話がございましたが、まだ少しはっきりいたしません。なぜ株式会社の形式をとられるか、私は公社にした方がかえって受け入れする方面からいいのではないかと、こういうふうに考えますが、その辺もう少しお伺いいたしたい。
【次の発言】 私は今お話を聞きますと、かえって逆のことになると思いますので、今大東亜戦争を中心にしての満州の満拓なんかお話がありました、これはやはり侵略の意図が十分にあったわけです、従って、農民そのものは剣を持ちませんのですが、剣をもってやはり征服をしたのだ、そういうようなことを考えて見ますと、剣をも……

第22回国会 農林水産委員会 第28号(1955/07/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 今のに関連をしてでありまするが、十八条の改正になった条文の八号ですね、「前各号に掲げるものの外、農林漁業の生産力の維持増進に必要な施設の改良、造成、復旧又は取得に必要な資金であって主務大臣の指定するもの」これで先ほどお話しになったように自作農創設維持の資金も貸せると思うのです、この範囲で。それも実はこの中に入れておるつもりなんですか、どうですか。
【次の発言】 そういたしますと、新らしい予定をされております自作農創設維持の方の関係のものはどういうことになるのですか。この中には規定はまだされておらないのですか。
【次の発言】 それでは私重ねてお伺いいたしますが、この八号のところでもって……

第22回国会 農林水産委員会 第30号(1955/07/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 今問題になっておるのですが、農林大臣もお見えになりましたから、大へんいい機会でありますから伺いますが、ただいままでのお話では、結局農業災害補償法に関係したような部面のものも農業協同組合にやらせる。こういうようにお話しになっておるのであります。そこで、私はやはりこの場合に問題になっておるのは、この法律の改正によってやるのは家屋共済とそれから生命共済のこの二つが中心ではないか。それで、それ以外のものはまず漁業協同組合ではなかなかやれないものじゃないか。こういうふうに考えます。そこで、われわれとしてはやはり農業災害補償法に相当するところの漁業災害補償法をこれは急速に作り上ぐべきであると思う……

第22回国会 農林水産委員会 第31号(1955/07/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は水産業協同組合法の一部を改正する法律案に対しまして賛成の意を表します。それと同時にただいま森君からの発案になります付帯決議案に対しましても賛成をいたします。この際私は審議の過程を通しまして希望を申したいことがありますので、そのことを申し添えます。それは水産業は農業と同じように原始産業でありまして、天災その他によって非常に影響をされるところが多いのであります。従って農業における農業災害補償法と同じように、漁業にも災害補償に関するところの制度ができ、そうしてこれは場合によっては全部国家補償、こういうような形、あるいは十分に大きく国家が補償をするという形でもって、一つの共済制度が確立さ……

第22回国会 農林水産委員会 第33号(1955/07/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 河野農林大臣は今度アメリカに行かれるようでありますが、これは前の吉田さんですと、なかなかはっきり断言をされませんでしたが、どうですか、参りますか。
【次の発言】 河野さんはアメリカに行かれるそうでありますが、私は今回の余剰農産物の受け入れは、あれは政府がもし食糧増産ということにほんとうに眞意があるならば、私はもっと違った計画がなされていると、こう考えます。そういうようなことで、私は政府に食糧増産についての考え方が欠けておったと思う。そのような関係で、ことにあの余剰農産物の種類等は、私どもとしては、食糧増産には実に害毒を流すようなそういうような種類のものが非常に多かった。そこでアメリカ……

第22回国会 農林水産委員会 第34号(1955/07/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 一つ私も農地開発機械公団と、それから愛地用水公団、この二つを、これは一緒に審議をされた方がよい、こういう考え方を持ちますので、そこでこの二つの法案が、これは大へん似ております。それで私は一つの方は、これはやはり水系を中心にして、その開発のやり方を一つ考えております。それからもう一つの方は、水系ではなくて、機械を中心にして開発をしよう、この二つの形があるだろうと思いますが、そこで法案そのものは大へん似通っておりますけれども、これを一つ比較対照したものを、審議の便宜をはかるために、一つ用意してもらいたい、こう思うのです。  それから私はこの際ついでにお聞きいたしますが、政府の方ではこの二……

第22回国会 農林水産委員会 第35号(1955/07/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 この第五条の今のお話で、私はほぼこの法律を提案された意味がわかるのですが、転飼養ほうについて 実は北海道は非常に岐阜県、愛知県等からたくさん養ほう業者が転飼をして来るわけであります。そうしてこれは御承知のようにミツバチは南方の方ではみつを貯蔵しないそうです。従ってみつを採集するのには北方の方が一番いいので、従って岐阜県あるいは愛知県の養ほう業者が北海道の方に移動転飼をする、こういう形になっておるのだと思いますが、その場合に第四条の三項でもって「都道府県は、その区域内における転飼につき、条例で規制をすることができる。」これは私は北海道の道内でもって養ほうしている者と それから道外から入……

第22回国会 農林水産委員会 第37号(1955/07/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 第二条の四号ですね、「疾病、負傷、災害その他省令で定めるやむを得ない理由」ここに、税金を払えない、こういうような場合にこれを入れることができるかと、こういう問題です。そういうようなものを入れられますか。
【次の発言】 私は農林政務次官もおいでですからお伺いたしますが、これは担保がなくなったわけです。従ってこの金を貸す場合非常に選択をされるおそれがある、実は非常にほしい者が貸りられないというような場合が起きてくると、これは融通の目的が達せられないわけです。そこで担保にかわるべきもの、これはその経営農家の信用であります。しかし信用は私はもうすでに相当なくなっていると思います。それでこれは……

第22回国会 農林水産委員会 第38号(1955/07/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は重政さんとは考え方が少し違うのであります。というのは、本年度は御承知のように暫定予算が二回もありまして仕事が非常に遅れております。ことに北海道を中心に考えてみましても仕事は非常にやりづらい形になっておると思います。従って一定の計画のもとに仕事を進める場合に、本年度使い切れなかったから、こういうのでそれを削るというような問題になって参りますと、これは計画は初めから壊れてしまう。しかしこれは削るものでない。もし重政氏の考え方を生かすとするならば、私はもう少し大ワクで、農業の開発という方面にほかの方のものが使い残りができるというような場合には、それを農業の方に向けてくるのが、これが当然……

第22回国会 予算委員会 第35号(1955/06/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 時間がございませんから、単刀直入にすぐ質問いたします。先ほど木村君がやみ米が一千万石以上、こういうことになっておりますが、政府の方で、平年作においてやみ米がどれくらいの数量になるか、これは保有米あるいは供出予約によって出る数量、これを算定しますと出ると思いますがどの程度になるか、それをお伺いします。
【次の発言】 保有量は幾らくらいになっていますか。
【次の発言】 約七、八百万石から一千万石というお話しでありますが、相当な数量がやみに流れておりますが、政府はこのやみに流れておる数量をなくするために、当然おやりにならなければならんと思いますが、どういうようなことをおやりになってなくしょ……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 農林水産委員会 第2号(1955/12/05、3期、日本社会党)

○東隆君 農地局長を呼んでいただきたい。

第23回国会 農林水産委員会 第3号(1955/12/06、3期、日本社会党)

○東隆君 経済局長さんもおられまするし、それから農地局長さんもおられますので伺いたいと思いますが、先の国会で通過をいたしました自作農維持創設資金融通法、これに関連をしてお伺いをするのですが、当時政府が初めに企図されたような農地担保金融、こういうような考え方のもとに法案を用意をされて、そうして名前は自作農維持創設資金融通法、こういう形でもってお出しになったと考えるわけでありますが、衆議院、参議院でそれに徹底的な修正を施して、そうして農地旭保金融としての意味をとってしまった、こういうふうに私は実は考えておるのですが、との点はどういうふうにお考えになっておるか伺いたい。

第23回国会 農林水産委員会 第5号(1955/12/09、3期、日本社会党)

○東隆君 私は今森君が質問したと同じような中身になりますが、質問その他を通して聞きますると。大てい北海道の方は積寒地帯は非常に仕事が進んでおる、こういうお話でございましたが、そういう形でもって南の方にしわ寄せになるのじゃなかろうか、こういう質問がきょうもあったわけでございます。本会議で……。私はその点について、直接北海道におりますからよく知っておるのですが、例年会計検査院から調べに参りますのは、北海道では大てい六月以降です。七月くらいに大ていなりましょう。それはどういうわけかと申しますと、冬季間にやった仕事は、これは竣工いたしたとしてもこれは完全にできておりません。そんな関係で、大てい手直しそ……

第23回国会 農林水産委員会 第6号(1955/12/13、3期、日本社会党)

○東隆君 私は先ほどの重政先生とか皆さんの御質問に関連をするのですが、先ほどお話しになった通達をするという場合に、農林大臣のお考えは、どうも日本の国を東西に長いようにお考えになっておられるのじゃないかと、こういう疑問を持つわけです。それは日本の国は南北に長いので、おそらく予算を使用する場合に非常に問題がある。私は昨年北海道のいろいろな仕事によって批難事項が大分出ました。そこでその理由はどこにあるかと、こういうことを考えたときに、会計年度がこれが非常に災いをしているわけで、特に秋から春にかけて仕事をやらなければならぬ農業関係のいろいろな仕事、こういうような仕事はちょうど今の会計年度のために実はぶ……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 農林水産委員会 第12号(1956/02/28、3期、日本社会党)

○東隆君 私は先ほど小林君の質問、これは当然だろうと思うのですが、それに関連して機動力を発揮するという点で自転車を配置することで質疑がかわされたのですが、自転車はもうすでにげたのような形になっておるんでありまして、少し気のきいた農家はオートバイなんかを大てい持っておるわけで、そういうようなところに自転車を配置して機動力を発揮するというのはもうすでにおかしい話で、私は、いろいろ事情があると思いますけれども、この際自転車を一台配置してそれで満足されるようなそんな統計調査を私は大へん残念だと思うわけです。そこでオートバイを一つ配置をするという計画をおやりになるかどうか、そのことを一つお聞きしたいので……

第24回国会 農林水産委員会 第13号(1956/03/01、3期、日本社会党)

○東隆君 森さんの今質問されたところで私も疑問があるのですが、これは何ですか、ふすまとそれからふすまに代替をされるものと、そういうようなもので大きく競合してくる面があると思うのですがね、この中に。その中で何が一番大きく競合して参りますか。
【次の発言】 先ほどこの八月、九月のころにふすまが非常に安くなるのは、青草が出たりその他いろいろ問題があるのですが、これは精粉関係の調節をするとかなんとかいうことはできないのですか、この場合。
【次の発言】 私は夏の間に、もちろんふすまが悪くなりますし、その他の関係で工場がすぐ市場に出すという、こういう問題があるために値段が安くなっておると思う。そこで問題は……

第24回国会 農林水産委員会 第14号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○東隆君 今農林大臣のお話しのありましたことで、なお疑問が起きるのは、先般お話しになりました新農村建設に関連をして、今までの関係は自給度の向上に中心を置いたけれども、国際的に農産物価格その他が安くなったから、そこで転換をするのだ、経営の合理化をやるのだ、こういうようなお話しで、今それに関連したお話しがあったわけであります。私はこの考え方について非常に疑問を持ちますのでお伺いをするわけであります。  それは転換をすると、こう申しましても、私は水田その他一毛作をやっておる地帯においては、転換は非常に困難ではないか、ことに水田の関係は転換がこれは非常に困難ではないか、そういうことを前提におきますると……

第24回国会 農林水産委員会 第15号(1956/03/08、3期、日本社会党)

○東隆君 今の融資関係でお伺いをいたしたいのですが、自作農創設関係の資金は二万件でほぼ二十一億、こういうお話でありますが、これはあくまで各都道府県に割り当てをされて、そうしてその結果集められたのでぴちっと数字が集まるのは当然のことだと、こう思うのです。そんなふうな関係で、これは政府が約二十五億今度考えられて、そうしてこれをまた前の通り割り当てられると、またそれと同じものが出てくるのじゃないか、こう一応考えるわけであります。従って要望その他に対する考え方は、これは私下部の方で非常に苦労していると思います。その点はこれをどういうふうにお考えですか。

第24回国会 農林水産委員会 第19号(1956/03/16、3期、日本社会党)

○東隆君 私は、この法律は大正十二年にできた法律であるために、最近できる法律と構成上だいぶ違っておるところがあると思うのです。たとえばこの法律の目的を実は大上段に振りかざすのは適当でないと思いますが、それはこの答申の第一が、非常にはっきり書かれていると思います。それでそういうような点でこれは根本的に直すという考え方があったようでありますが、それを単に条文の改正でもってとどめた理由は何かほかにありましたか。
【次の発言】 私は築地の魚市場その他を回ったときに、いろいろな疑問が起きてくるのです。たとえば最終の消費者というものはこれは台所になるわけですが、そこで買うところのものもこれはもう毎日のよう……

第24回国会 農林水産委員会 第21号(1956/03/22、3期、日本社会党)

○東隆君 ちょっと関連して。三橋さんの質問をされた件を具体的に私はお聞きしたいのですが、農協でもってこの配給をするときに、農家の延長だと、こう考えてそうして取締りをしないでやることができますか。この法律によって取り締るのじゃないのですか。
【次の発言】 その場合に、私はさらにもう一つ。全購連になりますと、なおはなはだしい取締りがある、こういう問題が起きてくると思う。もし全購連が配合肥料をこしらえるということになれば取締りの対象に当然なりますね、私はそこに非常に問題があると思う。というのは単肥配合することを優位に考えておるんだ、こういうふうに言われますけれども、それに対して農協が単肥でもって配合……

第24回国会 農林水産委員会 第23号(1956/03/27、3期、日本社会党)

○東隆君 この際お聞きしたいのですが、前の農林漁業組合再建整備法の場合に漁業関係が入っておったわけであります。それから連合会の場合も入っておりますが、今回の場合は漁業協同組合関係はオミットされておるわけです。そこでこの不振農協の現状その他において説明を付されておる内容はこれはかえって漁業協同組合の方がおそらくひどいのではないか、そうしてかえってそっちの方に力を注がなければならぬと思いますが、今回の案に載っていない理由、一緒にやらなかった理由がどういうところにあるか。それから私はこの法案が出るに際して、漁業協同組合関係のものが、いつも水産関係は農林関係の方で計画をしたやつに便乗をしてそうしてくる……

第24回国会 農林水産委員会 第24号(1956/03/29、3期、日本社会党)

○東隆君 私は類似市場にも関係があると思うのですが、第十条ですか、十条によって卸売市場における卸売の業務をなす者の、売る者の許可の場合ですね、この前質問を申し上げたときには協同組合の連合会は許可を受ける対象になり得る、こういうお話があったと思いますが、しかし、考えてみると非常にこれは困難な条件があると思います。都道府県の連合会の場合には、これは可能なことが考えられますけれども、しかし、それには都道府県の連合会の区域がありますから、従ってよその区域の協同組合が出荷をしたものについては扱えない、こういう制限があると思う。それから全国段階のものがかりに卸売の指定を受けた場合に、今度は全国段階の場合に……

第24回国会 農林水産委員会 第35号(1956/05/15、3期、日本社会党)

○東隆君 先ほど溝口さんからいろいろ言われまして、私大へん卓説だと思うのですけれども、私は開拓というものは、今までの開拓のやり方がいろいろ歴史的な変遷があると思うのですが、最初は人間が中に入れるぐらいな程度の所へ入っていって開拓をする。その次には馬が入っていけるような所を開拓する、それから次は車が入っていけるような所、その次にはトラクターだの何だの、そういうようなものが入っていけるような地帯が開発をされていく。そういうような過程をたどっておるのじゃないかと思う、開発の歴史を見ますとですね。それで前は、人間をまるで放牧したような状態で、北海道の開発なんかはそういう形でもってやったんじゃないか、こ……

第24回国会 農林水産委員会 第39号(1956/06/03、3期、日本社会党)

○東隆君 私はこの際お伺いしたいのですが、公共事業費関係の場合には、事故繰り越しの場合非常にむずかしい条件がありまして、財政法の一部改正をやって、そうしてあらかじめの事故繰り越しをしなければならぬ分については、たしか一月末くらいまでにあらましの概略の部分を計算して、そうして地方財務局との間に合議をして、そうしてそれでもって大蔵大臣の承認を得たと、こういうことにして次年度に繰り越すと、こういうような形で進めておると思うのです。現在は積雪寒冷地帯その他の場合において非常にこういうような繰越しをしなければならぬ場合が多くて、そうしてこれがこういうような措置がなければ、会計検査院などのやり玉に上げられ……


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各種会議発言一覧(参議院3期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第1号(1953/06/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 読んで頂いた、はうがいいのではないですか。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第1号(1954/02/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 飯島さんの話もなんですが、私はこの間違つたものを罰するという、その点も当然必要だと思うのですが、この場合に考えなければならんことは、会計検査院とそれから各省との間に批難事項に対する見解の相違があるのがあるのです。こういうようなものや、それから会計検査院の検査の場合においても、情状酌量をしなければならんようなものが相当あると思う、それは私はそういうようなものは、背後に法律が悪いとか、或いは制度が悪いとか、そういうようなものが相当あると思う。それで前の原形復旧の問題なんかは、これは原形復旧をすることは、それ以上のものがやつて来たときには又やられるということなんで、常識から考えてもおかしい……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第6号(1954/03/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は今の直接と間接の事業の施行の関係ですが、その場合に建設省関係と農林省関係の場合ですね、これは当然分けて考えなければならん。というのは、大きい仕事は国でやつておりますし、それからその次に位するのは都道府県でやつております。それから直営の場合ですね、それで主として間接の方向に向けるべき筋合いのものは、これは事業の分量からいうと、農林省とそれから建設省の関係では、これはもう非常な違いがあると思うのです。それで農林省関係のものは対象が非常に小さいものが多いのですから、件数が非常に多い。こういう関係からいつて、どうしても間接に施工する形をとらなければ、直接で以てやろうとする場合は、非常に人……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第7号(1954/03/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は少しお伺いをしたいのですが、学校関係、文部省関係の一般の補助金関係は、私は当然教育委員会その他が中に入つてやるのが大変いいと思うのですけれども、営繕に関係をした部面ですね、建設方面のようなもの、そういうような面に関係することになると、勿論文部省の直轄の学校、その工学だの、設計だののほうから、そちらのほうからやられるということになれば私はいいと思いまするけれども、併し実際にそれが工事に移される、こういうようなことになると、私は文部省はもうすでにそつちの方面についての監督をしたり、それから指導をしたりする資格が私はなくなつておるんじやないかと思うのですが、そこで問題は建設省や或いはそ……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第8号(1954/03/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 水道条例というのは明治時代に出て、そうして大分今の時代に直さなきやならんようなところがあると思うのですが、これは何ですか、今両者のほうでおのおの案を持つておると思うのですが、厚生省のほうはどうなんですか。
【次の発言】 それで私はこの問題を両方で突つばつて行つても、これはなかなか解決のつかない問題で、結局困るのは国民が困る。こういうことになると思うのですが、それで先ほど厚生省のほうからお話がありましたように、大きな水道と、それから小さな水道ですか、簡易水道とそれからもう一つは大きな水道だろうと思いますが、そういう二つに分けて考えるならば、丁度建設省と農林省との関係で丁度そういうような……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第10号(1954/04/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は感じを申上げたいのですが、これは今ここへ出ているいろいろな関係のものは、現行の法規がまだ改正にならない前の状態ですがね、それで原形復旧とそれから改良工事、これが区別されない前に原形復旧を主としてしなければならん、こういう意味での法規だと、そして而もその補助の対象になるのが十五万円以上、こういう制限付のときですね、それでそういうような場合に、これは非常に不自然なことがあつたので、二十六年に法律の改正をして新らしい法律を出したわけですね。それで今の現行法規になつて、そしてここに出ておるのは、その法規がまだ今の、現行法規でもつてやつたわけじやないわけですね。だからこれは私は法律の不備か……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第11号(1954/04/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 飯島さんから詳細な何がありましたが、私は少し方面を変えてお聞きしたいと思いますが、この補助金関係の何をずつと続けて参りまして考えたことは、会計検査院を充実して、そうして検査をますます強くやればやるほど、こういう事案がますます殖えて行くのじやないか、それからそうかといつてやめるわけには行かないと、こういう非常に疑問を抱くわけです。それで少し方向を変えて見たときに、建設省と農林省関係で、建設省よりも農林省関係のほうが多い、こういう問題ですね。それでこの問題については、私は建設省関係が主として対象が非常に公共的な色彩を持つたものが、工事その他各方面のことをやるものを対象にしてやつておるわけ……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/06/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私は先般の本会議で質問をいたしましたが、そのときに、ただほどおそろしいものはない、こういうことを言ったわけであります。しかし私は、先ほどから委員各位の質問を問いて、ただほど高いものはないと、こういうような感じがいたしたわけであります。私は、日本の自主的な立場において決定をすべき範囲のものはほとんどまだ未確定にあり、それから確定をしているものは先方の意思が十分に働いているものばかりが決定をしていると、こういうふうに申し上げてもいいんじゃないかと、こういう感じがいたしたのであります。それで私は、まず最初に、一億ドルのうち一千五百万ドルが贈与、それから八十五百万ドルのうち三〇%が先方の使う……

第22回国会 内閣・農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/06/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○東隆君 私もつけ加えて申し上げたいのですけれども、食管特別会計も、それから統計関係も私は同じだろうと思うのですが、この前の人員整理をやった場合に、一応この限度を割らないように、何か約束か何かができているのじゃないかと思うのですが、そのへんほどういうふうになっていますか。
【次の発言】 これは統計の場合を考えてみましたときに、当時人員整理の問題がありましたときに、結局農林省の方、その他の本省の方で主張されていることは、結局統計を、国際連合の農地統計調査ですね。単にそこに報告をする程度のものができればいいのだ、こういうふうな関係でその当時大幅に整理をしようとした、そういうような問題がありましたが……



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データ更新日:2022/12/18

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