東隆 参議院議員
4期国会発言一覧

東隆[参]在籍期 : 2期- 3期-| 4期|- 5期
東隆[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは東隆参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

東隆[参]本会議発言(全期間)
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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 参議院本会議 第6号(1958/10/17、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、ただいま上程されている漁港の整備促進に関する決議案に対し、日本社会党を代表して賛成するものであります。  漁港こそは漁業活動の基地であります。無謀な戦争によって喪失した漁船を、沿岸の漁民は戦前の水準にまで回復させたのであります。当然漁港整備の要求が起き、この要求によって生まれた法律が漁港法であります。漁港法は第七国会で審議され、昭和二十五年の五月公布されたのであります。従って、当面の問題は、漁港整備のために政府が予算を増額して計画を遂行することにあるのであります。ここにわれわれが注意しなければならない一事があります。それは、この漁港法が政府の提案でなく、議員の提案であったという……

東隆[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

東隆[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 農林水産委員会 第2号(1956/11/20、4期、日本社会党)

○東隆君 今の問題に関連して資料を私はほしいのですが、外米の関係で黄変米の経過、そういうようなものを明らかにした数字をほしいのですが、その資料を要求します。
【次の発言】 時間もだいぶ過ぎているようですけれども、だいぶありますが、どういうふうにしますか、午後。
【次の発言】 では、午後……。
【次の発言】 私は、冷害、特に北海道の冷害を中心にして、お伺いをいたしますが、ことしは北海道は非常な災害でございます。そこで九月の二十八、九日ごろに実は取りまとめまして、そうして中央に対するいろいろな陳情その他、九月の下旬から始まったわけで、そうしてそれに対するいろいろな緊急対策その他を講ぜられたことに対……

第25回国会 農林水産委員会 第3号(1956/11/27、4期、日本社会党)

○東隆君 私は今、田中さんの御質問で非常に疑問を持つのは、北洋漁業の問題、特にソ連が制限を加え出したのは、私はやはりアメリカの南西太平洋の方の実験、あれを契機にして、日本が実験の中止方を申し入れ、それに対して、やるんだとこういう回答をしたときに、ソ連が北洋漁業の制限を加えた。それからその答えに従って、そいつがなお具体的な形でぶつかってきた。アメリカが公海の自由をたてにとって実験をやり出すと、直ちにソ連がああいうことをおやりになってきた。その犠牲になっているのは、日本が犠牲た。こういう形が出ていると思う。  それで、あすこのところに根本的な問題があるのであって、私はこの問題を解決するのに、河野さ……

第25回国会 農林水産委員会 第5号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○東隆君 ただいま議題になりました昭和三十一年度の食糧管理特別会計の借入限度等に関する法律案及びこれに関連する問題について、この際大臣から政府の方針を確かめておきたいと存じます。  今次の冷害等の災害に当面して、本年度産米の予約米概算金の取扱いについて、最善の努力にもかかわらず、不測の災害によって予約米の政府に対する売り渡しが困難となった農家について、その農家の受け取った概算金は、その事情がきわめて切実であり、かつ当然の措置と考えて、私どもは、被害の甚大な農家であって予約米概算金の返済が困難となった者に対しては、その返納を延期し利息を全免することを要望したのであります。ところが、政府は、国と被……

第25回国会 農林水産委員会 第6号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○東隆君 いや、もう私は質問はありません。
【次の発言】 関連して。私は今までのお話を聞いて、まあ北海道、北海道とだいぶ出ますが、冷害対策そのものに対する根本的な考え方が私は違っておるのじゃないかと思います。それはたとえば天災融資なんかの場合でも、町村を指定したり、あるいは郡を指定するときに条件を出されておりますけれども、これはどういうことかというと、なるべく削ろうという考え方から出発をしておる。困っておるものに資金を融通するという考え方が、なるべく金を少くするためにいろいろな条件をつけられている。従って、実際に苦しんでおるところのものに金が行かない、こういうような形になっておると思うのです。……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1957/06/06、4期、日本社会党)

○東隆君 私はこの前のときには、このオーレオマイシンを禁止したのは、ペニシリンのショック死、そういうものを動機にして、ペニシリンだけでなく、オーレオマイシンまで禁止した、こういうふうに聞いておるわけです。そこで、これに対する有毒という反証は日本においてはあがっておらない。そういうものを委員会に諮って、原案をお出しになって、厚生省が政令にそれを規定する、こういう形でもって進められたと思うのです。従って、この際厚生省はその禁止を解いて、しかる後にこの研究その他を続けていくのが、これが当然ではないか、こういうふうにこの前、実はだいぶ主張をしたわけなんです。で、楠本環境衛生部長はそれに対しても、うなず……

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1957/06/07、4期、日本社会党)

○東隆君 水産庁の次長さんに伺いますが、この漁業の方で使うのは、上期の方が少いのですね。下期の方が非常に多いということになると、この原料は、一体四万キロの原油、これは何を尺度にされてきめられたのですか。
【次の発言】 そこで、その四万キロですね、四万キロを計算するときに、どういう計算をされるのですか。その四万キロを計算をするときに、その始まりから終りまで、その期間ですね。
【次の発言】 鉱山局長さんに伺いますが、この四万キロというものを上期でもって計算をしなければ、下期の扱いその他において計算上に非常に常に基礎を六月なんかにとられておりますね、下期の計画も立ちませんし、いろいろな問題が起きてく……

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後3号(1957/06/08、4期、日本社会党)

○東隆君 実は、先ほどお話があったのですけれども、根室近海の漁業は非常に不安定で、戦々きょうきょうとやっておるのですが、そこでこれに対して、先ほど、拿捕されたものその他についての交渉をおやりになったようです。これのみによっては、決して安全操業なんということはできない、これが現実の状態なんです。そこで私どもは、正式な交渉を一つ開始してほしい。それはこの前の北洋漁業の委員会、協議会ですね、あれに一つ提案をしてやってもらいたい、こういうふうな要望を実は当時非常な要請もありましたのでやったのでありますが、しかし、これは一つも取り上げられなかったのです。そり後においても、一つも漁業の安定操業に対する道が……

第26回国会 農林水産委員会 第4号(1957/02/05、4期、日本社会党)

○東隆君 先ほど説明されたのは、少々おかしいと思うのです。たとえば硫化鉱を京浜に持ってくれば船の方が高い、大阪の方へ持っていけば船の方が安いのだ。船に当然鉄道のものがかわらなければならぬ。そうすると、遠距離になれば船の方が安くなる。そういう関係からいえば、説明とは逆のことになるんじゃないですか。  それからもう一つ、その問題と、それからいろいろ御説明を聞きますと、たとえば例を申しますと、コンブを例にあげた。コンブを函館から仙台までのときを考えると、コンブなんかというものは、これはかえって大阪の方が中心だ。根室から仙台までと考えてくると、あそこの数字は非常に違ったものになる。だから、適当に私ども……

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後5号(1957/07/10、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、脱脂粉乳の問題をお聞きしたいんですが、だいぶ学校給食に回ったのがやみに流れておるというような話も聞いておるんですが、今後海外からの輸入の見通し、それから国内製品でどういうような需給関係になっておるか、そういうものをお話し願えませんか。

第26回国会 農林水産委員会 第7号(1957/02/19、4期、日本社会党)

○東隆君 私は先ほど説明されたときに、このごろ貨物運賃で頭が一ぱいになっておりますが、一三%値上げでは困る。こういうように説明されたのですが、事実は一三%になっておらぬのです。もっともっとひどい。おそらく調整されたものでも一六%以上になっておるでしょう。ひどいのは二〇%以上にもなっている。そういうことを考えたときに、先ほど貨物運賃の値上げについて林野庁が言われたけれども、あの発言は、熱がないという表現にもなると思うのですが、交渉、その他は内部的にどういうふうになっておるのか、その点をお聞かせいただきたいのですが。
【次の発言】 そういう説明じゃなかった。それはあとで速記録をごらん下さればわかる……

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後7号(1957/09/09、4期、日本社会党)

○東隆君 北海道の道北、道東における漁船の捕獲あるいは臨検が相変らず続いておって、漁民はもとより、関係方面は非常にこの解決を何とかしてほしい、こういって心配をいたしておるような次第です。それからまた、最近ではソ連は監視の手をますます強めておる状態になっている。そのために、タラであるとか、帆立とか、その他の道北、道東の海草漁業が壊滅的な影響を受けるのじゃないか、こういう心配がまた起きておるのです。この近海の漁業が安全に操業できるようにならなければ、これは北海道の世界の三大漁場の一であるというようなものは、完全に壊滅に帰するわけです。これがもし操業が安全にやれるとすると、ざっと六十億くらいの水揚げ……

第26回国会 農林水産委員会 第8号(1957/02/21、4期、日本社会党)

○東隆君 実はジャガイモの調査ですね、ジャガイモの調査で、私は非常に残念に思っておることは、用途別の調査がないのですね。従って、用途別によって品種も非常に違っておるのです。北海道のジャガイモは、ちょうど九月の初めには大てい掘ってしまう。そういう状況の場合に、澱粉の価格が決定されるのは十月の末ですね。そんな関係で、ジャガイモの澱粉を、できるだけ一ヵ月くらい、カンショ澱粉より早く価格を決定していただきたい、こういう希望を持っておる。ところが用途別の調査がないものですから、いつも決定をみないわけですけれども、基本的な調査を、そういう用途別、その他のことを入れて、そうして調べておく必要があるのじゃない……

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後8号(1957/09/10、4期、日本社会党)

○東隆君 南九州班は、青山委員、島村委員と私の三名でありまして、去る六月三十日から七日間の日程をもって、宮崎県及び鹿児島県を視察いたしました。  視察並びに訪問個所を申し上げます。宮崎県においては、宮崎県庁、日南市役所、油津漁港、大堂津漁港、日南市細田地区、都城市役所、都城市荘内地区、同取添地区のシラス地帯、飯野町役場、同町シラス地帯及び小林市役所等であります。鹿児島県では、末吉町高松谷地区のシラス地帯、福山町牧之原地区のボラ地帯、国分市のタバコ耕作地帯、隼人町の干拓事業、鹿児島県庁、鹿児島中央卸売市場、鹿児島漁業協同組合連合会、東市来町役場、東市来町江口漁港、市来町酪農地帯及び串木野漁港等で……

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後10号(1957/10/09、4期、日本社会党)

○東隆君 農林省は、小麦の輸入、農産物の代価くらいは、国内で生産した農産物をもって埋め合せよう、輸出をして埋め合せようというような考え方を持っておられたようでありますが、大臣は今どんなお考えですか。
【次の発言】 そのお考えから申しますると、海外から国内でもって生産されるものを輸入するのは、私は非常に残念なことだと思います。それで端的に申しますると、今河野経審長官は、余剰農産物の輸入、そういうような問題を問題にしておりますが、アメリカの余剰農産物である小麦、特に小麦の中でも軟質小麦、これは国内に指導の方法その他によっては、相当多量に生産をする余地がある。そういうふうに考えたときに、農林大臣は余……

第26回国会 農林水産委員会 第11号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○東隆君 私は実は、畜産の関係は、安い飼料とそれからできた畜産物をスムーズに処理する関係が確立すると畜産は発達する、こういう考え方を持っておったのです。しかし大勢を考えてみると、やはり酪農にしても、その他のものでもですが、農家は卵も、あるいは牛乳の一滴も、これを金にかえて、そして結局腐った魚を買って動物資源を、蛋白を求める、こんなような形が、これが全体の状況でないかと思うのです。そういうような意味で、やはり農家の食生活を改善するということを根本に置いて、酪農の振興を考えていかなければならぬのじゃないか。それによって初めて国民の体位も向上するし、その他各般の問題が解決されていく。そういうような関……

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後12号(1957/10/11、4期、日本社会党)

○東隆君 この対策の効果は、実はもう少し早く現われるといいと思いますけれども、これの効果がずっとおくれて参りますと、もうすでに乳製品業者、それから地元ですね、生産農家との間に、価格の引き下げの交渉を始めておる。それでこれらの経過ですね、わかっている範囲で一つ教えてもらいたいのです。
【次の発言】 これがちょうど大カン練乳の砂糖消費税の免税の廃止に関連をしておりますので、だいぶ各地とも先鋭化しておるのじゃないかと思いますが、それに対する何か特別な手を打つことをお考えになっていないのですか。
【次の発言】 今の問題で、新しく酪農地帯の学校に普及をさせるというような、そういうような措置を講ずる考え方……

第26回国会 農林水産委員会 第13号(1957/03/05、4期、日本社会党)

○東隆君 実は輸出品に不良品があるというような問題は、検査の是非の問題よりも、私は、輸出する業者が多くて、そうして自分の扱っておる品物を輸出するために値段を崩すわけですね。そういうような問題が非常に多いために、私は、粗悪品その他がやはり流れていく、そういう情勢が非常に多い。そういうような関係で、輸出するものについては、特に農林水産物なんかはやはり一本に統一をして、そうして輸出をするというような態勢をとらぬ限りは、農林水産物なんかはうまくいかぬのではないか。それからほかの工業生産品、ことに小さなものについて、ある程度まとめなければ、今のように業者が外国の輸入業者と、競争をして、そうしていろいろや……

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後13号(1957/10/29、4期、日本社会党)

○東隆君 ちょっと、それに関連して。今佐賀県その他の被害状況を通して藤野さんの質問がございましたが、北海道で、ことし、北見地方と十勝の両地方は、やはり水稲は五分作程度という状態になっております。これは、理由は、昨年皆無作であったために、水稲の中心地である十勝、上川等から、わせの品種を持ってきているわけです。しかし地域の関係から、わせを持って行っても、これらの地方に行っては、なかて、あるいはおくてになる、このような関係で、これはいかんともいたしがたい事情で凶作になった。このようなことでありまして、これらの資料等は、道の方から出ると思いますが、あわせてお考えを願いたいと思います。

第26回国会 農林水産委員会 第14号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○東隆君 今澱粉の話が出ましたが、砂糖とも関連が非常に多いと思うのです。そこで、砂糖の原糖の輸入をもう少しふやしてくれという要望がだいぶ業者の方からあります。しかし、この際は私はふやすべきでなくて、そうして澱粉との見合いにおいて数量を決定すべきじゃないか、かえって減らすべきじゃないか、こういう考え方を持ちますが、どんなようなお考えになっておりますか。
【次の発言】 それから麦の輸入の問題ですが、余剰農産物の受け入れが中止になったようですが、従って、今年の麦の輸入量は小麦の協定の範囲くらいにとどめるというような考え方で進むわけにはいきませんか。それとも、余剰農産物として入ってきているものを加えた……

第26回国会 農林水産委員会 第閉会後14号(1957/10/30、4期、日本社会党)

○東隆君 先ほどですね、市場法の改正についても考える、こういうお話ですが、きょうのいろいろな論議をたたかわした中からも、開設者はこれはもちろん問題でないのですが、会社その他の関係のものは、やはり営利を目的にしておるものですから、従って、こういう公共性を多分に持たなければならぬものが、営利を追求するものによって構成をされておる、こういうことから過度の競争なり、いろいろな問題が起きて参るわけであります。従って、市場法の改正ということを前提に置いたときに、私は、少くとも構成しているところのものは利潤を追求しないと、こういう性格を持たすべきだと思う。そのためには、今のような情勢で進んで参りますると、非……

第26回国会 農林水産委員会 第15号(1957/03/12、4期、日本社会党)

○東隆君 この検査機関ですが、検査機関のうちで強制検査のところで、協会ですね、これは何か法律か何かによってできておるのですか。
【次の発言】 強制検査にする、あるいは任意検査にするというような場合に、これはあとには関係がないようですけれども、何か立場というのですか条件というのですか、そういうようなものがあるのですか。冷凍水産物に関する限り、あるいはカン詰、びん詰に関する限り、強制検査、こういうふうになっておりますが、その場合に、今までの立場として条件か何かなければ、これをはっきりさせるわけにいかぬでしょう。そういうような問題はどうなんですか。

第26回国会 農林水産委員会 第16号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○東隆君 私、今までのやり方ですね、この会計法を設定することによって利益になる点ですね、仕事を総合的にやるとかいろいろな問題があると思うのですが、そういうような非常にいい点ですね、そういう点はどういう点ですか。一つお知らせ願えませんか。
【次の発言】 経理あるいはその他の方面のことはよくわかりましたが、農地局長の方でどういう点が――これで利益になる点ですね、いい点ですね、それを一つお教え願えませんか。
【次の発言】 はなはだ何ですが、これによって今まで農林省が、何といいますか、事業をやる場合に、農林省の一般会計その他の成立の場合はこれが問題になりましたが、その後においては一本でもってやっていく……

第26回国会 農林水産委員会 第17号(1957/03/15、4期、日本社会党)

○東隆君 化学肥料だけですか。
【次の発言】 この表の中で三角のついているのがあちこちございますが、これは何ですか。
【次の発言】 マイナスということですか。
【次の発言】 この現行公共割引一覧表の中にないものは、一般の形でもっていくわけですね。
【次の発言】 私は、例をとってみますと、無機質の肥料は七月までですか、特別な措置が行われるようですが、有機質肥料、特に魚かすあるいは植物かす、こういうものを中心にしたものは、これは当然大きく考えなければならぬものじゃないかと思います。これがはずれております。それから畑作物のうちで豆類が、大豆だけが載っております。あとのインゲン類だのそういうものは、私……

第26回国会 農林水産委員会 第18号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、今河野さんの発言で、衆議院の方から付帯決議が出ておりますが、そのうちで「特配分の外月四日分に相当する準内地米の配給ができるよう措置すべきである。」と、こういうふうになって、付帯決議の案文が純粋の純でなくて準備の準の字になっているようですが、従って私は、今の河野さんの発言を一つこの際生かして、われわれの方では一つこれを純粋の純に直して付帯決議をつけたい、こういうふうに考えておりますが、これはあとで御相談願いたいと思います。
【次の発言】 個々の貸付予定計画表をながめてみたときに、今までのやり方が、補助金と金融の関係と二つ相待って、農業政策の方面における大きな眼目にしておったと思う……

第26回国会 農林水産委員会 第19号(1957/03/22、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、農業の方には適地通産というのがありますが、林業の方ももちろん適地適産があって、木材、広葉樹と針葉樹の場合に、やはり土地を選ぶ問題であるとか、そういうふうなものはあるんじゃないかと思いますが、その点はどうですか。
【次の発言】 私は、パルプの資源に、針葉樹でなくて広葉樹を用いることができるようになったと、こういうことを聞いているのですが、一応今回の改正を少し見方を変えて見ますと、広葉樹の、しかも立地条件として非常にいいところにある広葉樹が、しかも幼木が伐採をされる危険が多分に起きてきつつあるのではないか、こういう問題が考えられるのですが、これはどういうふうに考えられますか。

第26回国会 農林水産委員会 第20号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○東隆君 ちょっと関連して。今の場合に農民が負担をするというのですが、逆にですね、この多目的ダムでもってたとえば電源のために水道を通す、水を供給する、そして非常に冷水がたんぼに流れてくるので、そのために非常に大きな損害を受けるような例が、寒冷地にはたくさんある。そういう事態がたくさんあるのです。それはいつも電気会社と折衝をするのだけれども、なかなかうまくいかない。それに対する何か救済の規定がこの中にありますか。

第26回国会 農林水産委員会 第21号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、先ほど建設大臣が、協議をしていく場合に農林大臣とよく話し合いをする、しかもその間には何か覚書のようなものがあるように聞かれたのでありますが、何か覚書のようなものが両省の間にあるのですか。
【次の発言】 私は、その覚書は、帝国憲法時代における官庁が非常に強いときには、私はこの覚書は非常に有効だと思います。しかし、その有効な覚書も、実は水道を中心にしての厚生省とそれから建設省の間の昔の内務省時代のもので、これは非常に効果を発揮していない。そこで、そういうような効力のあった時代においても、覚書というものが効果を発揮しないときに、今の時代に、私は、官庁という所がそういうようなものをきめ……

第26回国会 農林水産委員会 第22号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、この特定多目的ダム法案を研究してみますと、農林省関係のものが、どちらかと申しますと、受益というよりもかえって被害を受ける場合が非常に多いように考えられますので、一応、建設大臣がお見えになっておる機会に、それらの点をただしておきたいと、こう考えるわけであります。  そこで、基本的に、昨日お答えがあったのでありますが、灌漑その他の関係については基本法であるところの河川法に規定をされておるので、この特殊立法として作ったのだから、農林関係の問題についてはこれを省いてあるのだ、こういうようなお話があったわけであります。そこで私は、この基本法であるところの河川法というものができた当時を考え……

第26回国会 農林水産委員会 第23号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○東隆君 私はこの第一条、この場合に、病虫害、そういうようなものを入れることも、入れたって一向差しつかえないのじゃないかと思います。というのは、この資金を融通するというのは、ただ問題は低利のものを融通する、そういう問題になると思います。それで、たとえば、ことしは雪が多くて、裏日本からずっとにかけて非常に雪が多い。融雪期に洪水の起る可能性がある。そういうものが入っていない。それで、そういうような問題を考えてくると、範囲もだいぶ広げてもいいのじゃないか、こういう考え方を持つわけですね。それで解釈をこの際相当広げておかれる必要があるのじゃないか、こういう点、この一点です。  それから問題は、国が利子……

第26回国会 農林水産委員会 第24号(1957/04/04、4期、日本社会党)

○東隆君 私が質問いたそうと思ったものにだいぶ触れられているのでありますが、私は、少くとも農林省が手をかけられてからの開発計画、それに関連した仕事、これはあまり成功していると思わない。それで百五十万町歩の可耕地のうち、北海道に七十五万町歩くらいあるのですが、これの開拓を考えてみますときに、今取り残されている土地というのはほとんど特殊土壌地帯ばかりだと思う。酸性土壌、あるいは泥炭地、あるいは重粘土地帯、こういうようなものでもってほとんど占められている。そうして成功した農家というのは、どういうような農家が成功しているかというと、これはみんな条件を備えている農家が成功しているのであって、それは第一番……

第26回国会 農林水産委員会 第26号(1957/04/09、4期、日本社会党)

○東隆君 ただいまの話を伺いまして、早く対策を講じなければ、早場米地帯としての新潟の水稲作は非常に危険に瀕しておると思うのです。そういう意味で、ぜひ早急に対策を立てていただきたい、こう考えるわけであります。  で、河野さんは、便乗組が出ると、こういうふうに今言われましたが、実は私、北海道の方を、昨日道の方に言って調べさせたわけです。で、無電でみな来ておりますが、それによりますと、裏日本側の方は全部雪が多いのです。ことに昨年の暮れに根雪になったときに非常に早かったもんですから、今年は雪が非常に多いわけです。で、北海道で一番おくれておる、これは宗谷線あるいは道南の方です。十日から二十日というのが、……

第26回国会 農林水産委員会 第27号(1957/04/11、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、大蔵大臣がおいでになりますから、お聞きをいたしたいのでありますが、この特別会計によって、私は、ある程度継続的に国の出すべき分その他は確立をしていくと、こう考えますが、継続的に進めていくことができると思うのですが、それに対して、大蔵省の方はそのように考えておられますか。
【次の発言】 そこで私は、実は心配をしていることがあるわけであります。八日の本会議の席上で大蔵大臣は、これまで農林関係には非常に助成を厚くしてきた、そこでそれを削って、中小企業方面にやるのだ、こういうふうな意味のことを発言をされたわけであります。そこで私は、これに何もそれをくっつけるわけでありませんけれども、土地……

第26回国会 農林水産委員会 第28号(1957/04/12、4期、日本社会党)

○東隆君 土地改良関係の団体を民主的な機構をもってやられるということについては、賛成なんですが、そうなって参りますると、私は、土地改良事業関係でもっていろいろ紛議が非常に起きてくると思う。現にたくさん紛議が起きておるのですが、そういうような問題を解決するために、何か私は審議をするような、調停をするような機構が内部に、あるいは外にあってしかるべきじゃないか、こういうような点を考えるのですが、この点はどういうようなお考えでおやりになるのですか。
【次の発言】 私は、そういう点では、何か審議会のようなものをお考えになった方がいいんじゃないか、こういうことを考えますが、それは別として、その次に、監査関……

第26回国会 農林水産委員会 第29号(1957/04/17、4期、日本社会党)

○東隆君 今、千田さんの言われたことは、これは非常に大切なことなんですが、イルカを漁獲する業者が転換をする場合、転換をしないであくまでイルカをとるのだというその立場を強く主張した場合には、どういうことになるんですか。
【次の発言】 その場合に、イルカをとることが非常に、今の処理の仕方とかその他の関係からいって、利益にならない、その一点だろうと思うのですが、そういうことなんじゃないですか。
【次の発言】 私は転換をするのに二つの方法があると思います。それは、一つは今のような転換の方法と、それからもう一つは、イルカの漁獲そのものが利益になるような方途を講ずるということも、これはほつちらかしておくと……

第26回国会 農林水産委員会 第32号(1957/04/23、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、寒冷地農業対策として官房に一室をこしらえられ、そして生産方面の条件を整備されるについていろいろな調査を進められる、そういうようなことは非常に大切なことだと考えますし、かえっておそきに失しておったのではないかと、こう考えるのです。そこで問題は、私は、やはりこれの効果を上げるためには、経営形態なんかの問題ももちろんありますが、現実の問題としては、非常に農家が負債をしょい込んでおる。それでこの負債をたな上げするとか、その他の方法を講じなければ、おそらく開拓農家にしても、帰農家にしても、なかなか更生ができないと思う。負債整理の関係の問題が一つ、前提条件としてある。  それからもう一つ、……

第26回国会 農林水産委員会 第33号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○東隆君 私はこの七十何条になりますか、アウトサイダーを規制する問題ですが、これは厚生省の内部の協同組合を扱っておる関係の所、そちらの方とよくお話し合いをされておるのか。それから任意加入でありますから、強制加入でないとおっしゃっているのですから、当然生活協同組合、あるいはその他の共済会であるとか、その他がやっておるものがあろうと思いますが、そういうようなものがアウトサイダーに立っておる場合に、それに対して規制を加える、こういうお考えになりますると、私は厚生省内部において、生活協同組合に関する限りはお話し合いが行われておると思う。従って、その内容を、一つどういうようなお話し合いをされたか、それを……

第26回国会 農林水産委員会 第34号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○東隆君 これは簡単なんですから……。明治とそれから雪とが指定を受けるために競争をしておることは、お認めになりますか、青森地区で。
【次の発言】 それならば、施設を明治と森永が両方とも実は譲り受けをやっておるわけです。その場合に、親近感を持っておるところと取引をすることは、これは公正取引に反することですか。たとえば明治の場合は、東北乳業が青森県明治乳業会社に変り、それが今度は明治乳業に変ってきた。それから県策会社とそれから全販連の工場は、これは雪ときわめて親近感のある全販連に移ってきておるわけです。それから県策会社も、もとよりそういうような形になって移ってきたわけです。これは親近感のある所と取……

第26回国会 農林水産委員会 第36号(1957/05/08、4期、日本社会党)

○東隆君 今のに関連して。こういうことが非常にいつも問題になっておる。それは、平年作あるいは豊年の場合には、完全粒が非常に多いわけです。それから冷害あるいは凶作等の場合には、砕け米や青米が非常に多くて、商品にならないものが非常に多い。しかも、そういうようなものも生産数量の中に、冷害の年には常に入れられておる。従って、許容量はこれは問題でないんですけれども、それ以上のものが生産量の中に入れられて計算をされた場合に、これは不当な評価が起きてくるわけです。それで立毛を中心にして、そうして抜き取りでもって坪刈りをやる。それは必ずそういうような結果になるのですね。その場合に、常に何%かを将来を予測をして……

第26回国会 農林水産委員会 第38号(1957/05/11、4期、日本社会党)

○東隆君 重政氏の意見に私も賛成です。従って、こちらの方で連合審査をやることを強硬に申し出るように、もし必要がありますならば、いろいろな条項をあげて、そして重ねて申し入れをしておく、こいうことが必要じゃないかと考えます。

第26回国会 農林水産委員会 第39号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○東隆君 今の清澤さんの質問に対してお答えになった中で、独占を排除することによって会社が二つになった方が酪農民の利益になる、こういうふうにお考えになっておるようですが、この点はそういうお考えですか。
【次の発言】 その農民の利益に反するという、そこの問題なんですが、これは過去において非常にいろいろな問題があった。その点は清澤氏も先ほど言われたんですが、これは北海道において、過去において、明治、森永、それから酪連、これの争いですね、これの歴史を見れば、火を見るよりも明らかになってくるわけであります。というのは、利益になるときには、営利会社は牛乳を獲得するために、無利息の資金を融通をするし、あるい……

第26回国会 農林水産委員会 第40号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○東隆君 臨時特例の廃止に関連をしてでありますが、畜産関係の方は、これは効果を上げてですね、そして法制に盛られる、こういうことになりましたが、農家単位のことをやるこの臨時特例、これは廃止をただ単にされる。私は、農業災害補償法そのものの意味というのは、これは農村における唯一の社会保障、こういうふうに考うべきじゃないか。従って、農家の救貧法ともいうべきものであって、農民の貧乏になるのを防ぐと、こういうような意味で、これは唯一の私は農民に対するりっぱな法制、こういうふうに考えているわけであります。こういうような意味で、農家を単位にして補償をすると、こういう制度が、これが農業災害補償法においては実に最……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1957/12/10、4期、日本社会党)

○東隆君 私はこのお話を伺って、米が自給の度合いに到達するようなお話と、それから小麦輸入がふえていくだろう、こういうことなんですが、審議の過程において、こういう問題は触れたことがなかったんですか、われわれの生活水準が上っていきますと、結局主食としての米麦というものは非常に減っていく、こういう問題ですね。これは、農業従業者が減るという線だけではなくて、全体として私は米麦を食べる量というものは、これは滅っていくと思う。われわれがごちそうを食えば、米はそんなに食わなくたって済むんですから、これは非常に重要な要素になると思う。従って、現在の米の生産というものを土台に置いても、人口の増を考えなければ、米……

第27回国会 農林水産委員会 第2号(1957/11/07、4期、日本社会党)

○東隆君 今いろいろお話がありましたうちで、議員を通してやるのはよろしい、こういうお話でありまして、私ももとよりそのように考えるわけであります。そこで問題は、私は、農民の意思というものを、やはり相当まとめなければならぬと思う。その場合に、今法律的に認められておるものとすれば、農業協同組合、それから農業委員会法による農業会議所、この二つがあるわけで、農業協同組合の方の関係における政治活動ということについては、先ほどお話がありましたように、これは経済の方面を主としてやります。その方面についての仕事に関連をした問題については、おそらく主張していいと思います。その以外の問題については、これはなかなか容……

第27回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1957/12/11、4期、日本社会党)

○東隆君 実は恩給制度を年金制度にかえるというだいぶ話が進んでおるのでありますが、それで、もしそういう考え方に出発いたしますと、私は、この際、官吏あるいは農協あるいは市町村、それからそういうような一連の関係において、たとえば交流人事というような関係、そういうようなことが行われると思うのです、それで、おそらくこの制度を確立して、交流人事が行われないというようなことがあるとするし、これはもう非常に職場が私は固定したものになってしまって、そうして集約された業績等は行われないと思う。従って、創設をする場合でありますから、一応考えなければならぬと思うのですが、大望の有史の時分と、今の民主主義の憲法のもと……

第27回国会 農林水産委員会 第3号(1957/11/08、4期、日本社会党)

○東隆君 私はこの際、麦価の問題を中心にしていろいろな問題が、農業経営あるいはその他の方面に非常に影響があると思いますが、そこで現在まで、ことにMSAによる余剰農産物の輸入から始まって、正式の余剰農産物、そういうようなものに関連し、あるいは外麦の輸入そういうようなものに関連して、非常に大きな変化が起きているのじゃないか。特に河野農政の時代に顕著な開きが起きてきているのじゃないかと、こういうように考えるのですが、その経過を一つ、どういうふうにまあ動いておるのか。価格とそれから数量、作付ですね、そういう方面にどんなふうな影響を及ぼしているか、そいつを一応お伺いいたしたいと思います。

第27回国会 農林水産委員会 第4号(1957/11/11、4期、日本社会党)

○東隆君 これは、商社とそれからメーカーと考えるときに、農業協同組合の連合会なんかが直輸出をする場合、そういう場合はどうなりますか。
【次の発言】 例をとってみますと、たとえばハッカのようなもの、取卸油から脳を製造する、そしてそれを輸出する。こういうふうになりますと、メーカーですね。
【次の発言】 輸出を振興させる方法として、輸出水産業振興法というのがありますね。その法律程度の内容を考えておられるのですか。
【次の発言】 もう一つは、アウトサイダーの問題はお話しになったのですが、貿易業者が抱き合せでもって農産物を輸出する、こういうような場合に、非常に影響が大きいと思います。抱き合せ貿易ですね。……

第27回国会 農林水産委員会 第5号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○東隆君 農産物には、御承知のように、農産物価格安定法によって農産物価格の支持をされて、価格の安定に大へん効果を上げている。ところが、水産の方面では、ほとんどございません。特に沿岸漁業を中心にして考えてみますときに、一つもそれに対するところの施策が行われておらないと、こう言ってもいいのじゃないかと、こう思います。そこで、それにはやはり、先般法律の改正を見ました例の共済会の関係と、同時に、水産物の価格を安定させることが必要だろうと、こう思うわけで、水産物はやはり牛乳なんかと同じように、なまものでありますから、これを対象にした価格の支持その他は困難であろうと思うので、私は少くとも漁業協同組合の系統……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 決算委員会 第3号(1958/02/10、4期、日本社会党)

○東隆君 私は善意に解釈すると、この問題は会計年度と、それから事業との間に問題があると思うのです。それで三月三十一日までに仕事をやらなきゃならぬ、こういうことですが、こういうような問題はたくさんあろうと思うのです。そこで設計の変更をやるという時期が私は非常に問題になると思う。それで一月ぐらいに設計の変更ができれば問題でないのですが、暖冬異変というような形でもって設計変更ができないと、そういう形におそらくなっていると思う。そういう場合にそれを補正をする何かやり方があるのですか。もしないとすれば、これは考えなきゃならぬ問題であると思うのです。

第28回国会 決算委員会 第4号(1958/02/12、4期、日本社会党)

○東隆君 これは、この書類を見ますると、問われておるものの所属しておる船は、これは皆非常に馬力の多い、そうしてトン数の非常に大きい東光丸、照洋丸それから俊鶻丸、これに関係をしておるのが実はそこに出ておるのです。それから、もちろん全体として役所関係の方は、これは全体の関係から出ておると思います。それで結局、石油の取引関係から出てきておるわけですね。その場合に、利潤を追求することを目的にしておるところの販売会社等を相手取ってやりますと、これは私は入札あるいはその他いろいろの方法を講じても、こういうような禍根は容易に絶ち得ないと思う。そこで、問題は、重油に関しては全漁連が扱うようになっておる。それで……

第28回国会 決算委員会 第8号(1958/03/03、4期、日本社会党)

○東隆君 私は会計検査院と、それから通産省の方にお聞きをいたしますが、ここに現われている不当事項は、たとえば試験研究等に対する国庫補助金の経理当を得ないもの、こういうふうなところに現われております補助金の額は、これは非常に、どちらかというと百万円以下、そういうような金額のものが多いわけです。それで一方いただいております工作機械等試作補助金交付状況及び成果、こういうプリントを見ますと、この中で、これは総額が二億四千二百万円補助金が出ております。そしてその中身をしさいに見ますと、今ちょっと拾ってみたのですが、日立精機がそのうちで三千九百万円、それから芝浦機械製作に四千三百五十万円、それから三井精機……

第28回国会 決算委員会 第15号(1958/03/26、4期、日本社会党)

○東隆君 私は役務に関する事項千九百六十五号から六十六号、これに関係をしたものでお伺いをいたしますが、専用自動車の配車計画は、私は情実を避けて、そうして十分に調査の上に配車の計画を立てるべきである、こういう考え方を持つものでありますが、その点ここに現われたものは私は情実が非常にあるだろう、そこからこういうような案件が起きておると思うのです。従ってこの案件は、大臣の前の方の時代でありますが、大臣は非常に浪曲などをやられて人情大臣と、こう言われるそうでありますが、これ以上情実的にやられると大へんなことになるので、そういう点についてどういうふうにお考えになっておるか。  それからさらに、これに似通っ……

第28回国会 決算委員会 第17号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○東隆君 私は禁酒、禁煙の模範青年なんですが、(「専売局から言うとあまり感心されないね」と呼ぶ者あり)あまり感心されない者なんですが、実はニコチンを専売公社が売っていることは問題にしませんが、例の肺ガンの問題ですね、それに関連してたばこに使っておる紙が問題になるそうですが、私は科学操作をして紙が問題になるのだというふうに聞いておる。そこで、できるだけ自然の繊維を使っておやりになったらどうか、こういうふうな関係で、これは国内で生産されるところの亜麻なんかは非常にいいのじゃないかと、こういうようなお話も聞いているわけです。そこでそういうことになりますと、そっちの面なんかも農業なんかと関係をして相当……

第28回国会 決算委員会 第20号(1958/04/14、4期、日本社会党)

○東隆君 私は社会局長がおられませんから、大臣に伺いますが、このお配りになった三十一年度内部監査業務実績調の二十ページに厚生省の機構図がありますが、私は端的に生活協同組合の指導育成、あるいは監査、そういうようなものが実は非常にぼやけてきておるのじゃないか、こう思いますので、どんなお考えでもって臨まれておるか、この際お伺いをいたします。
【次の発言】 生活協同組合はどこでお扱いになっておるのですか。
【次の発言】 いや、局でなくて、何か課でもございますか。
【次の発言】 聞くところによりますと、生活課では今没頭をされておる仕事があるようですが、どれくらいのパーセントになっておるのですか、生活協同……

第28回国会 決算委員会 第22号(1958/04/18、4期、日本社会党)

○東隆君 だいぶおそくなりましたから簡単に伺います。これは農林省あるいは建設省どちらかに関係があると思いますが、はっきりしないのですが、静岡県の沼津市の、市の中にある狩野川、その狩野川に放水路をこしらえる、こういうので、その放水路から出る水でもって内浦湾ですか、あそこの湾の漁業が非常にだめになる、こういうわけで、事前に補償を一、二億五千万円補償をしておる。ところがその補償された額が非常に不明朗な使い方をされて問題になっております。そこで、これは建設省に関係されておる仕事かどうか、その点を最初にお伺いします。
【次の発言】 その二億五千万円の補償は、これは事前の補償のようでありますが、まだ放水路……

第28回国会 決算委員会 第23号(1958/04/21、4期、日本社会党)

○東隆君 今の問題に関連して伺いますが、この二百十八号ですね、これは私は十勝沖震災のあのことをお忘れになっておるために、こういうようなことになったんじゃないかと思う。豊頃はこれはやはり震災のときの中心地帯になっておる。そのために、相当普通の調査要項では入らないようなものが該当の中に出てきておると思う。そんな関係で、会計検査院の方でお調べになったときには該当からはずれると、そして事実は危険校舎だと、こういうことから出てきたケースじゃないかと、こう思うんですが、そうだとすると、会計検査院の方で見方が悪かったということになりますし、それからもしそうでないとすると、文部省の方で手落ちがあったということ……

第28回国会 決算委員会 第24号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○東隆君 外務省の方は批難事項その他ございませんが、しかし私はこれは会計検査院の方でお調べになっておらなのだと、こう思いますが、この点会計検査院の方からお答えを願いたい。
【次の発言】 在外公館のことについては書面検査をされておる。こういうなにですが、支出をした場合の証憑書類ですね、どういうふうなことでそれをお調べになっておりますか。
【次の発言】 外務政務次官が見えておりますから伺いますが、海外の方の証憑書類を作る場合に、向うの方ではサイン屋というのがあって、そしてそれがサインをすれば、それでもっていいような、そういうようなものがあるということを聞かされておるのですが、もしそういうようなこと……

第28回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1958/06/03、4期、日本社会党)

○東隆君 今簡単な御報告があったのですが、だいぶ疑問がありますので、お伺いをいたしますが、遠協が解散の決議をしたのは、昨年の五月に決議をしておるわけです。ところが、聞くところによりますと、手続をいたしましたものを、県でもって押えておる、こういうふうに聞かされておるわけであります。そこで、県で抑えておる理由は、どういうところにあるかというと、私は、やはり水産業協同組合法の七十何条でしたか、あの例の財産の処分の関係の法律、その関係にからんでくるのじゃないか、こういうふうに考えますが、もしそれにからんでくるとすると、二つの組合に分割をするというそのことが、かえって問題になる、従って水産庁は、前の総会……

第28回国会 農林水産委員会 第4号(1958/02/11、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、大臣に、農地対策についてお伺いをいたそうと思うのでありますが、午前中、北村委員から質問もありましたので、それ以外の方面についてお伺いをいたそうと思います。農林大臣は、農地を解放されておりますので、その間のことを、身をもって体験しておられますし、そういうような点で、今の農地制度の解放後における現状、そういうようなものについて、いろいろ御感想があろうと思うのです。それで、私は、今の農地関係は後退しておるのじゃないか、解放時代におけるやり方から考えてみまして、非常に後退をしておるじゃないか、ことに農地委員会をもってそうしてやっておったあの時代、それが今農業委員会になって、しかも農林省……

第28回国会 農林水産委員会 第7号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○東隆君 今の第一条の関係ですがね、お答えがあったのですけれども、この法律が大正七年に出ておるために、戦後における法律を作る何といいますか、法律作成の技術といいますか、そういうようなものから見て、これは非常にはずれておるわけですね。それで、第一条からもうすでに違反者が出ておる。こういう形になってきているわけです。この二十五の表を見ますと、「空気銃による狩猟法令違反事件調」というのによると、第一条からもう違反者が出てきておるわけであります。それで、この法律は、あくまで違反者をこしらえるような法律になっているわけですね。それで、前提が目的をはっきりさしていないというところに、先ほど話がありましたが……

第28回国会 農林水産委員会 第8号(1958/02/21、4期、日本社会党)

○東隆君 ちょっと関連して。鈴木君の質問した問題で、こういう問題があろうと思います。政府の財政投融資関係のものは、農林漁業金融公庫と、こういうことになって、長期の資金は結局農林中金を通らなくなったのは廣川大臣のときだろうと思います。それでこれは官僚統制という面もあろうと思ういますが、私は非常にあの盛り上げられたときがおそらく今鈴木君が言ったような連合会にする機会ではなかったか、従ってそういうような点で、もし金庫をこのままにするならば私は当然あの公庫の金を中金を通して流す、そうして長期の資金と短期の資金をかね合せてやり得るところの体制に農林中金を作り上げていかぬければ本物でないと思います。それを……

第28回国会 農林水産委員会 第9号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○東隆君 この協同組合法の改正を通して、この中に隠れておる問題は、協同組合に課税をするという問題なんです。協同組合の事業に課税をするという問題が、ここに隠れておるのであります。そこで、根本にさかのぼって、私は、協同組合の非課税の原則ということを常に主張をいたしておりますので、その立場から伺いたいと思いますが、日本における以前の産業組合その他に対して、これは協同組合そのものが利潤を追求しない仕事であるために、おそらく協同組合の発足以来、協同組合の事業そのものに対しての利益、そういうようなものはないのでありますから、従って、それに課税をしない、こういうのが、これが基本の原則で、世界的にそういうこと……

第28回国会 農林水産委員会 第12号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○東隆君 この整特措置法に関係して特殊農協ですね。特殊農協が対象になっておりますか、そのようなものはあるのですか。
【次の発言】 協同組合の指導の方面から考えて、特殊農協をどういうふうにお考えになっているのですか。
【次の発言】 今、総合農協に特殊農協が団体加入をするのがいい、こういうお話があったのですが、私はそれには非常に賛成なのであります。ところが、特殊農協の形でもって郡区域、あるいは一つの種類をとりますと、かえって大きな区域ができるものがだいぶあるわけです。しかも、それが酪農のような場合でありますと、農協から離れて、そして特別な会社と原料乳の奪い合いをする、そういうようなものをこしらえる……

第28回国会 農林水産委員会 第13号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○東隆君 説明をいただいたんですが、私は、協同組合という立場から考えてみましたときに、本来ならば、森林組合法も、それから水産業協同組合法も、農業協同組合法も、また、今の厚生省の管轄になっておる消費生活協同組合法も、また、中小企業者等の協同組合法も、協同組合法という一本の法律で実はやるべき筋合いのものだろうと思う。それが、占領政策のもとにおいて、日本で発達しておったところの産業組合、それを基盤にして農業会ができておったわけでありますが、それが非常に指導者原理に災いをされておったために、それを是正するために、農業協同組合法というものを単独に出してそうしてやる、従って、必要な面がございまするから、順……

第28回国会 農林水産委員会 第14号(1958/03/07、4期、日本社会党)

○東隆君 今、柴田委員が質問した例のパイロット・ファームの関係ですが、おおむねうまくいっておりますが、あの中の道路ですね、一番重点になっておる道路が非常に幅が狭いと思います。おそらく牧草を積んだ馬車がすれ違いかできないような道路になっておるわけです。これは非常に残念なことなんで、今後の計画その他が進められるときには、あの道路はもう少し大きくしていただかなければならぬと、こう思うわけです。これはパイロット・ファームについてのなにですが、先ほど柴田さんか言われる通りに、既入植者の農家との開きが非常に出ておるわけです。そこで、どういうような問題があるかというと、もうすでに新しい方は土地の整地がもう全……

第28回国会 農林水産委員会 第18号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○東隆君 戦前、実はニューヨーク等に蚕糸局の出先があったようですが、今あれはあるんですか。
【次の発言】 この貿易関係から見て、生糸の問題は、どちらかというと、だんだん斜陽のような状態であります。そんな場合に、もう少し力を入れるようなお考えはないですか。今のあっせんその他プロパガンダの促進、そういうものについて少し力を入れるようなお考えはありませんか。
【次の発言】 もう一つ。総合繊維の資源として、私は国内で生産されるものを優位に考える必要があろうと思いますが、その場合に、綿との関係ですね、これは相当競合する面があると思うのでありますが、その点はどういうふうにお考えですか。

第28回国会 農林水産委員会 第19号(1958/03/19、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、先ほどお話になった協議全会ですね、協議会をこしらえられるようですが、それの構成はどういうことになりますか。協議会をこしらえられるというのですが、その構成の中に、どういうものが入ってくるのですか。
【次の発言】 われわれとして問題にしているのは、生産者とそれから輸入された肉との間に問題があるんで、それで、やはりこの協議会というようなものを作られるのは、これは何かその協議会に対して、ただ単に諮問とか、そういうようなことをなさる意図ですか。
【次の発言】 実は、私は輸入したものでもって作ったコンビーフを食べたことがある。コンビーフをカン詰でこしらえたそれを食べたことがある。それから輸……

第28回国会 農林水産委員会 第21号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○東隆君 これの延長その他については、今お話があったのですが、非常に消極的なお話のように伺いまして、それで、これと同じようなもので愛和用水という公団、それから機械開発公団、これは同じように……。出発は、森林開発公団は少しおくれたのですね。そんなような関係で、私は愛知用水は、これは特定の場所ですから問題ないと思うのですが、機械開発公団は、将来、相当設備を持っておりますから、そいつを活用して他の方に及ぼすことができる。森林開発公団の場合は、表面に出ておるのは林道やそういうようなものを作ること、そういうことになっておりますが、機械設備、開発に必要な、そういうようなものをお持ちになっておらないのですか……

第28回国会 農林水産委員会 第22号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○東隆君 私はこの法案がまだ海のものとも山のものともわからない昨年十二月、その時分にこの委員会で一応いろいろ討議をした際に、この制度に公共性を持たせなければならぬ、公共性を持っておるが、ゆえに年金制度が確立されるという根拠がある、こういうお話が皆さんから出たはずです。そこでその公共性という点からいって、今度関係する農業協同組合法以下九つのいろいろの法律によってできる団体、これらは私は公共性という点において決してほかのものに一箒を輸するものではない、こういうような考え方を持つのですが、たまたま専務費の問題でもって学校法人の関係ですね、それに比べて少いものになった、こういう事態が起きたのは、私は当……

第28回国会 農林水産委員会 第23号(1958/03/28、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、今の千田君の質問に関連をしてお伺いしますが、大臣も御承知の通り、私はコーオペラティヴ・ソーシャリストをもって自認しておる。そこで問題は、厚生省の中にある生活協同組合、それから通産省の中小企業者等の協同組合、私はこれは協同組合の中に入るものだろう、こう考えておる。今回のこの農業団体関係のものは農業協同組合、これを中心にして、自余のものは協同組合ないしはもっと公共性を持ったもの、しかも今の憲法のもとにおける、民主主義の機構のもとにおける公共団体、こういう形で、利潤の追求をやっておらないということが、私は条件だろうと思う。そういうような団体からでき上っているものが、今回のこの中心にな……

第28回国会 農林水産委員会 第24号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○東隆君 私はこの問題を考えたときに、非常に疑問がたくさん出てくるのですが、主として評価の問題、これは、分配に関連する評価の問題になってくると思うのです。そこで普通、農業の場合だったら、地主と小作人の関係でもって解決がつくと思う。ところがこの場合には、費用負担者が入ってきておる、従って、地主と小作人と、それから資本家と、こういう三つが入ってくるわけですが、小作人に相当するものは、実は森林組合であるとか、あるいは県であるとか、そういうようなものがなるわけです、この場合は。そこで、問題は、どういうことになるかというと、非常に小作人に相当する造林者が強くなる、こういうことは、先ほどの堀本氏の話によっ……

第28回国会 農林水産委員会 第25号(1958/04/02、4期、日本社会党)

○東隆君 私の考えておることは、立木に対しての持ち分を持っておるということは、これはわかるのですが、私は、計算をするときに、非常に費用負担者の方に歩がいいと、こういうおそれが多分にある、こういうことと、それからもう一つ突っ込んで申しますると、この契約の当事者の中に、国が造林に対して助成金をかりに出すとしたら、その助成金は一体だれの持ち分になりますか。
【次の発言】 その助成金を造林者に与える方法は考えられないのですか。造林者に助成金を出す。造林をするという者に助成金を出すのだ、こういうことになりますと。造林者そのものは、国家の助成金に相当する部分だけが実は持ち分の算定のときに基本になる。ところ……

第28回国会 農林水産委員会 第26号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、先日名古屋の方の市場を見て参りましたが、問題は、やはり生産者、出荷者の組織が非常にまずいということです。小林さんもおられますけれども、結局、協同組合が扱っておるものは青果物その他。くだものなんかはようございますけれども、蔬菜面なんかになって参りますと、ほとんどタッチしていない。従って名古屋のような場合には、地元の者が個人で持ち出してきておる、こういうような物が多いわけです。旅荷が非常に少くて、そして地場の者がめいめい勝手に出しておる、こういうような形のものが非常に多くて、これがまた混乱を起すもとになっておるようです。そこで問題は、やはり出荷者の組織の問題が、これは非常に大きな問……

第28回国会 農林水産委員会 第27号(1958/04/04、4期、日本社会党)

○東隆君 市場法の改正を通して、私どもは、実のところを申しますと、視察をし、それから参考人の意見を聴取して非常に感じたことは、この卸売市場法全般を当然改正しなければならぬと、こういうような考え方をいよいよ深くしておるわけでありますけれども、そこで、あとで大臣が見えたときに、はっきりただしたいと、こう思いますが、まだお見えになりませんから、そこで簡単に理由を述べておこうと、こう思うわけです。  この法律は、御承知の通りに、大正十二年にできた法律で、それから以降、大きな戦争が控えておる、こんなような関係で、情勢は非常に変ってきておると思うのです。そこで、この法律を全面的に改正しなければならない、こ……

第28回国会 農林水産委員会 第28号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○東隆君 先ほどから市場の信用保持というお話がだいぶございましたが、市場の信用の保持をするためには、卸売人の資産の内容をよく知るということは、これは重要な要素だろうとこう考えますが、私はそれ以外に、市場における価格を形成する場面におけるいろいろな行為といいますか、そういうようなことにはこれが非常に信用の保持に大切だろうと思う。その場合に、せりを中心にして価格が形成されるのでありますが、このせりに該当しないものが相当たくさん出てくるわけです。たとえば大きな漁業をやっている会社が値段をきめて市場に出す、定価で出す、指値で出す、こういうことになりますと、委託をして販売をするそういう形とは全然違う形の……

第28回国会 農林水産委員会 第29号(1958/04/09、4期、日本社会党)

○東隆君 私はこの際、中央卸売市場法の一部を改正する法律案に賛成をいたします。賛成に当って、希望事項を申し上げます。その第一は、この法律そのものが、先ほど藤野委員から付帯決議案として出された条項、これは当然のことでありまして、この法律が非常に古くできた法律で、今の時勢にそぐわない点が非常に多いことは、これは周知のことでありますので、調査会等を設けてそうして徹底的にやり、そうしてりっぱなものを作りあげることについては、大賛成をいたすものであります。その次に、私どもが現状の卸売の業務にかかる長きにわたる悪習慣を排除し、そうして取引方の改善を行うことは、一日も早きを要するものであります。従って長い間……

第28回国会 農林水産委員会 第30号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○東隆君 酪農振興基金法案に関連して、私は昨年の五月に、この委員会でもって、農林大臣あるいは官房長官、あるいは公正取引委員会の委員長あてに申し入れをいたしましたが、それの措置のやり方が、農林大臣とそれから公正取引委員会の委員長との連名で、委員長あてにきておりますので、その中に疑問の点がございますから、それに関連をしてお伺いをいたそうと思います。  第一番目の問題は、芦野談話に関連をして、農林省とそれから公正取引委員会でもって妥協をしたところのものがあります。それは、共販の形態には買取販売、無条件委託販売、それから条件付委託販売がある、こういうふうに書いてそうしてその次に、「「芦野談話」で問題と……

第28回国会 農林水産委員会 第31号(1958/04/11、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、最初に委員長にお伺いをしますが、私どもの方のいろいろの法案を審議する場合に、設置法に関係をする法案は大てい内閣委員会にかけておるわけでありますが、これは漁業制度調査会設置法と、こういって付則で、付則の二項で水産庁設置法の一部を次のように改正すると、こういうふうにして、実のところを言うと、これは常識から言うと、内閣委員会にかけるべき筋合いのものでないかと、こう考えますし、聞くところによりますと、衆議院の方で、これは内閣委員会の方でもって審議をされている。こういう経過になっておりますから、参議院の方の議運でいろいろな問題があったろうと思いますが、委員長御承知だろうと思いますので、そ……

第28回国会 農林水産委員会 第32号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○東隆君 移住局長がおられますからお伺いをしますが、先ほど森さんの質問に対してお答えになったうちで、移住会社はコマーシャル・べースに立っているのでという言葉がありましたが、私は移住、特に農業者に対して資金を融通されるときに、これは普通の企業と違いまして、長期の資金で低利の資金でないと、土地の獲得その他ができないと思う。そこで、お話を伺っておると、どうやら同じような形でもって資金の融通をされるように考えられますが、その点はどういうふうにおやりになりますか。
【次の発言】 今おやりになっておるのは、年限はどれくらいのものをお出しになっているか。それから金利、それから農業以外の移住者との、何と申しま……

第28回国会 農林水産委員会 第34号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○東隆君 今のお話では、私どもの期待しておったところは一つも満足されておらないのです。委員長どういうふうにお計らいになりますか。(「そんなことではだめだ」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私はこの間の委員会で、お答えを願う範囲は、もう少し具体的なものがここに提示をされると、こういうふうな了解の十に進められておったと、こう思うのですが、委員長は、今の程度のものでようございますか、重ねて私は委員長にお伺いします。
【次の発言】 みんなXYZで、お話しになったことは、これは具体的なものは一つもないわけです。それで、原資が高いということ、原資が短期間でそうして高くなるということは、これはもうわかり切ってお……

第28回国会 農林水産委員会 第35号(1958/04/18、4期、日本社会党)

○東隆君 この改正のところで、今まで強制規定であったものを「買い取るべき旨の指示をすることができる」こういうふうに直されていますね。でありますが、私は今御説明を聞いて、需給の関係を御説明になりましたが、しかし、だいぶまだ心配な点がありますので、政府が「買い取るべき旨の指示をすることができる」とこうなっておりますが、指示するためには予算を必要とすると思うのですが、聞くところによりますと、予算を削ってしまわれておる、こういうふうにも聞いております。そこで、「買い取るべき旨の指示をすることができる」と、こういうふうになって、そして予算を削ってしまうと、これはやらないというふうに解釈するよりほかに手が……

第28回国会 農林水産委員会 第36号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、この肥料の輸出関係の問題ですが、これはちょうだいをいたしました資料のうちで、昭和三十一、三十二肥料年度硫安需給表という一枚刷りのものかあるのですが、この中で、硫安の方の輸出の量が、三十二年度ですか、これは八月から十二月までのトータルが二十二万八千トンですね。二十二万八千トン輸出をしておる。それから一月から三月までの間にこれは三十五万トンくらい出しておるのじゃないですか。そういう数字になりますね。それで、八月から十二月までの五ヵ月問は、二十二万八千トン、一月から三月までの問に三十五万トンかりに出る、こういうことになりますと、これは国内における肥料需給の関係からいって、使用時期に非……

第28回国会 農林水産委員会 第37号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○東隆君 関連。堀さんの質問で、七月ないし八月のころにと、こういうことなんですが、それがもう少し、できるだけ早くやるという、こういうお答えをいただいたんですが、その前にお話しになった同じ場で問題にすることができる、こういうことになった、こういうお話ですが、私はほったらかしておくと、ますます両方でけんかがひどくなると思うのでありまして、陳情攻めでもっておそらく水産庁の方は大弱りをされるのだ、それで、農林省の方で調査をされたときには、これによって決定をするという御意思であったろうと思う。ところが、その後いろいろなまた陳情が出てきて、そしてよろめいたのが水産庁じゃないか、こう実は考えるわけです。私は……

第28回国会 農林水産委員会 第38号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○東隆君 藤野さんから懇切な質問があったのですが、私は、やはり政務次官が答弁したことと食い違いを生じたと、こういうことになったことは、はなはだ遺憾なんであります。ことに大臣がモスクワへ行っておられるものですから、政務次官の答弁は、これは私は大臣並みの答弁だと、こういうように聞いておる、それが答弁の食い違いを生じたと、こういうことになっておるのでありますが、中身は、やはり農林省が弱かった、大蔵省に対して弱かったと、こういう点が非常にここへ出てきておるようであります。それで、私どもはこの法律が出ましたときに最初議員提案でもってこれが提案されたと、こういうことになっておりましたのが、それがいつの間に……

第28回国会 農林水産委員会 第39号(1958/04/25、4期、日本社会党)

○東隆君 やはりオホーツク海の締め出しの問題に関連をするのですが、説をなすものが、結局ソ連がやはり千島あるいはカムチャッカ、あの辺の武装をするそのために母船が近海に行くことは非常にじゃまになる。だから、日本の母船をあそこから排除している、こういうことを言っておる人があるわけです。これは、世界週報の最近の号にもそういうふうに載っておりました。私は、これは今の米ソ問の関係から考えると、これは当然なことだと思うのです。そうだとすると、私どもは米ソの争いの中に入ってますます狭められていくと。こういうことになってくるわけです。そういう点に起点を置くと、そこで母船によるところのサケ、マスの漁業はできない。……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 決算委員会 第2号(1958/06/13、4期、日本社会党)

○東隆君 関連して。私は通産省に伺いますが、業種別排水処理状況というプリントがここに参っておるわけでありますが、これによりますと、その紙パルプの関係の排水の処理状況、そういうものはこの中に入っておりますかどうか、お答えを願いたい。
【次の発言】 水産庁の方でお配りになった昭和三十一年度における水質汚濁による漁業被害、こういうプリントがございますが、その中で紙パルプ関係のものが九十一件ございます。それは総体四百七十八件のうち九十一件になるのですが、こういう非常に大きい割合いのものがこの処理の中にないのだ、こういうのでありますので、これは非常に不思議に感ぜられるわけです。そこで通商産業省では紙パル……

第29回国会 決算委員会 第閉会後3号(1958/09/09、4期、日本社会党)

○東隆君 私はこの際、大蔵大臣がお見えになっておりますし、はなはだ古い話でありますが、未解決になっておりますのでお伺いをいたしたいと思います。実は国有財産の虎の門公園の関係の問題なんでありますが、これは昭和二十八年に第十六国会に問題になりまして、この決算委員会で審議をいたしました。それから総括的に参議院の院議で決議をいたしました。その決議の案文は、国有財産虎の門公園地の原形復旧に関する決議として、東京都所在の国有財産虎の門公園地は、その一時使用許可条件の通り、すみやかにこれを原形に復旧せしめ、公園地として国民一般の利用に供すべきものと認める、よって政府はすみやかにこれがため適切なる処置を講ずべ……

第29回国会 決算委員会 第閉会後5号(1958/09/11、4期、日本社会党)

○東隆君 北海道班の報告をいたします。  本班は、八月十二日から二十日までの九日間、平島、大竹両委員と私が参加して、三十一年度決算報告事項中農林省所管第三百五十一号、第九百五号、第九百六号、第三百七号の四事項について、その発生原因と事後にとられた処置等を実地に調査してきますとともに、かねて本委員会において審議して参りました航空管制の問題、風倒木の処理状況、根室周辺の漁場における安全操業の実情、北海道庁における補助行政の諸問題につきまして、調査して参りました。以下簡単に各事項について報告をいたします。  まず、第三百五十一号について申します。本件は北海道における代表的な総合日開発事業として実施中……

第29回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1958/07/31、4期、日本社会党)

○東隆君 カリのところですが、大部分海外から入っているように思うんですが……。
【次の発言】 これはどうなんですか。非常に数量が少いんだけれども、輸出しておりますね。
【次の発言】 政務次官がピリオドを打ったようですけれども、牛乳の一円値下げについて、これは大都市だけおやりになるつもりですか、それとも地方の方も進めるおつもりですか、その点を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 私はこの際、先ほど非常に製糸関係に似ておるということを言われましたが、私は牛乳の関係は実は電気会社に非常に似ておると思う。それで、水力発電所のある所に無点灯区域がある、そして酪農の非常に盛んなところの付近に実は乳を飲……

第29回国会 農林水産委員会 第2号(1958/06/20、4期、日本社会党)

○東隆君 今、自作農創設資金のことでお聞きをしようと思っておったのですが、お聞きになったのでわかりましたが、まだはっきりしないのは、これは七十五億のうち、五十二億、これがお話によりますと、普通のときだと半分くらい、二回にやるのだと、こういうお話でありましたが、七十五億だと、大部分のものが減るようになります。従って、災害関係のお見込みになっておる、それを十億程度でもって埋め合せをされると、こういう計算をされても、まだだいぶ、せっかく七十五億にふえたにかかわらず、一般のものは非常に減ったのではないかと、こういうふうに考えますが、何とかこれをもう少しふやす方法はないのですか。

第29回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1958/08/01、4期、日本社会党)

○東隆君 この三十三年産春繭の繭価協定の状況の表がありますが、この表の中のその他のところですね。集荷指導費の関係ですが、これはお話によると、製糸会社の方で従前はまかなっていた、そういうことでまだ決定をしておらない。こういうふうに書いてありますが、ここに出ておる例から言うと、宮崎県の場合はもう一応価格の中から差し引いて控除しておる。こういうのですから、これはもう明らかに生産者の方にかかってきておるわけですね、宮崎県の例は。それから山梨県の方はまだ発表されておらない。こういうのですが一これも宮崎県のように初めから差引をしておるのかどうか、その点もわかりませんか。それから静岡県の場合には追って協議を……

第29回国会 農林水産委員会 第3号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○東隆君 今の六月二十日に沈澱池ができた、突貫工事でこれができた、こういうことがあるのですが、その後においても排液が無害だということが立証されなければ放流をさせない、こういうことになっておりますが、しかしこれは、会社の方は一日も早く操業をしたい、こういう考え方に立っておると思いますし、非常に問題があろうと思う。従って、これを決定するのには、どういうような形のものでそれを決定をされるのか、その辺のことをお伺いいたします。
【次の発言】 今、企画庁の方でお考えになっておるのは、二月の五日ごろにお出しになった、――これはアドバルーンを上げられたのじゃないかと思うのですが、水質汚濁規制の基準に関する法……

第29回国会 農林水産委員会 第閉会後3号(1958/09/10、4期、日本社会党)

○東隆君 先ほどからの話で非常に疑問があるわけですが、通産省の方は、水産庁の方に協議をしてと、こういうお話ですが、その公式文書はそうではなくて、通産省の方から農林経済局長の方に協議をしておるやに聞いておりますが、そうして水産庁と経済局長の間でもって話し合いをしておる。従って、その問に非常に食い違いが起きてきておる、こういうふうに考えるわけですが、その経過はどういうふうになっておりますか、両方からお聞きいたします。
【次の発言】 私は、書類が必要だろうと思うのですが、その際に、水産庁長官から農林省経済局長に対してお答えになった内容は、先ほどお話のあった内容のものとは違うような気がする。公文書の中……

第29回国会 農林水産委員会 第4号(1958/06/26、4期、日本社会党)

○東隆君 今お話しになったところではっきりしますが、私は国鉄はやはり貨物自動車を当然やらなければならぬ。ところが、それを運営の圧迫があるとか何とかいうことで、そうして結局汽車輸送の方面に影響さしている、これが私は現実の姿である。従って、独立採算を、単に鉄道だけでもってやろうとするところに無理がある。従って、国鉄は当然貨物自動車を併用していかなければならぬ。それをおやりにならない。そうして赤字になるから、そこで遠距離の八百キロだかを、五百キロにへずる。そうして無理なことをされているわけです。だから、新しい時代に向って、そうしてどんどん道路が整備されて、そうして新しい輸送機関ができれば、そっちの方……

第29回国会 農林水産委員会 第閉会後4号(1958/09/11、4期、日本社会党)

○東隆君 酪農の問題をする前に、ちょっと藤野委員のところで問題になりました点についてお伺いします。それはバレイショ澱粉の価格の支持ですね、これを九月中に支持してほしいという意味で昨年だいぶいろいろお願いをして、そうしてそういうような手続を取っていただいたわけです。その際に、ビートは春に支持されるわけです、ビートの価格は。そこでバレイショ澱粉の場合もやはり春に価格を支持することによって値段が引き合わない、こういうような場合には、おのずから作付を減少する、そういうような問題が起きてくると思う。従って価格が一定をいたしておりまするならば、農家は生産の増強のために一生懸命に励む、こういうような問題が生……

第29回国会 農林水産委員会 第6号(1958/07/01、4期、日本社会党)

○東隆君 この法案は、私は、いろいろなむづかしい問題があると思うのですが、実質的な生産制限のやり方、これはどういうふうな方法でおやりになるのか、お聞きしたいのです。
【次の発言】 今のお話になった経過はわかるのですけれども、農家の場合における生産意欲といいますか、そういうものは、価格の安定をされればされるほど、生産意欲が強くなると思うのですが、形はですね。その場合に、制限をされた何といいますか、種ですね、これが配給の問題でも全然問題が起りませんか。農家において分配するとき、二割減で分配をするのでしょう。
【次の発言】 それで、この養蚕農家は納得するのですか。

第29回国会 農林水産委員会 第7号(1958/07/02、4期、日本社会党)

○東隆君 私はこの法律を見ますと、製糸業者の条件が非常によくなっておりますけれども、養蚕農家の方面については、ただ千四百円を準備すると、こういうようなことに対して、これははっきりしたところが出ておりませんけれども、その点が一つ考えられる一思うのであります。ところが、そのことをやるために、実は自主的統制であるとか、いろいろな形でもって生産制限の問題にまで及んでおるわけで、これは非常に今回問題を解決するのには都合がいいかもしれませんけれども、将来に向って養蚕農家の安定という方面については、これは非常に大きな欠点になるのじゃないか、こういうふうに考えるわけであります。そこで、どうしても養蚕農家の力を……

第29回国会 農林水産委員会 第8号(1958/07/03、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、社会党を代表いたしまして、繭糸価格の安定に関する臨時措置法案に対しまして、修正案を出します。その修正案の案文は、お手元に配付いたしてあります。一応朗読をいたします。    繭糸価格の安定に関する臨時措    置法案に対する修正案   繭糸価格の安定に関する臨時措置  法案の一部を次のように修正する。   第二条第一項第四号中「第五条第  一項」を「第六条第一項」に改め、  同条に次の一項を加える。  3 会社は、前項に規定する日まで   は、農業協同組合連合会から第一   項第二号の事業に係る乾繭の売渡   の申込があったときは、これに応   じなければならない。   第九条を……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 決算委員会 第1号(1958/10/06、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、商魂たくましい貿易業者が、特に輸出入両方やっておる業者が、その場合に、実は農林水産物関係のものは、その貿易の場合に非常に安く抱き合せのような形で輸出をされる。そういうような場合が非常に多いのじゃないか。そうすると、農林水産物の場合は外貨の獲得率が非常に大きくって、これは非常に輸出の方面では重要な役割を持つものだとこう考えておりますが、そこでこのジェトロですね、これは、輸出ばかりの方をやっておるようですけれども、この場合に輸入の面をある程度監督をし、あるいはチェックをするような、そういう面はどういうような形でおやりになるのですか。私は、二十億、国は全額出資をしておる、こういうふう……

第30回国会 決算委員会 第2号(1958/10/08、4期、日本社会党)

○東隆君 今、お話が出ましたから関連して伺いますが、昨年国鉄の運賃が上げられました。そのときに結局輸送の場合に近距離のものがほとんど貨物自動車によって置きかえられていって、そのために国鉄の収入は結局、遠距離輸送、そっちの方面にみな行くのだ、こういうお話もございましたが、私はこの際国鉄は近距離輸送の方にバス運営、それから貨物自動車、こういうものは当然出ていかなければならぬ。ところが今の政府のお考えは、非常に民営圧迫というような声をおそれて、そうして国道なんか実のところ申しますと、私営がばっこしている、こう見ていいと思う。それで、少くとも国鉄あるいはその他が、大きな区域内において独立採算、こういう……

第30回国会 決算委員会 第5号(1958/10/24、4期、日本社会党)

○東隆君 もう片づいておる問題かもしれませんが、昨年愛媛県であったと思いますが、流下式の場合に、風の吹くときに能率が上るものですから、そこで流下式でもってどんどんおやりになった。そのために作物に相当被害を与えた。こういうケースがございましたが、それの補償の問題で、だいぶやかましかったのですが、当時まだお答えがなかったのでありますが、その後どういうふうになっておるか、お聞かせ願いたい。
【次の発言】 今の場合に、もうほとんど昨年のケースはもう妥結をしてしまっておるのですか。
【次の発言】 その場合に、公社とそれから業者との関係ですね。それは何かいろいろな問題で、公社の方で補給をするとか何とか、そ……

第30回国会 決算委員会 第6号(1958/10/29、4期、日本社会党)

○東隆君 私はこれははなはだ私事にわたって申しわけがないのですが、電話の加入者として私がもと経験がある。それは昭和二十七年に私は札幌で電話の加入申し込みをいたしました。そうしたところがそれがなかなつきませんで、そうして昭和二十八年の五月過ぎてから実はついたのであります。それで当初に申し入れましたときに調査をする、こういうお話で調査をいたしまして、そうして何か返事があるだろう、こういうことを期待いたしておったところが、返事が参らぬわけであります。それで伺いますと、新しく電柱を六本立てなければだめだから、それであなたのところはやめてしまいました、こういうお話でありました。そこで私は参議院議員をやっ……

第30回国会 決算委員会 第7号(1958/10/30、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、この残額の多いという点で、先ほど御説明がありましたが、日本の国は北と南に非常に長く延びておりますので、気候の制約を非常に受ける。東北、北海道の方の積雪地帯なんかは非常に気候の影響を受けております。従って、住宅の建設は九月以降になると非常にむずかしい、冬期間に住宅を建設する庶民住宅なんというのは、これはほとんどない、こういっていいと思う。それで、そういうようなことを考えますと、少くとも六月ごろからはもう家をこしらえる、こういうことにならぬければ、実際はせっかくの制度がうまくいかないのではないか。それから冬期にわたりますと建設費も非常にかかって参りますし、予算も完全に狂ってしまう、……

第30回国会 農林水産委員会 第5号(1958/10/16、4期、日本社会党)

○東隆君 先ほどの報告の中で倒伏あるいは穂発芽ですね、こういうふうな面が非常に多いのですが、これは今回の災害の関係につきましては、査定の場合に非常に考えなければならない問題であろうと思います。それと共済関係、その辺はこれは非常に考えなければ、今までの共済関係の関係でいくと圃場を中心にして査定する、そんな関係で直接農家は大きな被害を受けておるのにかかわらず、共済関係はおのずから違った形でもって査定を受ける、こんなような形が出ておる。そこで、それを救済するような考え方がどこかに出ておりますか。それをどういうふうにして救済をして、そして実際の災害を受けたものにそれを補償するような形ができるか。この点……

第30回国会 農林水産委員会 第9号(1958/10/23、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、今、分けられましたが、今、島村さんの言うように、出荷団体関係は、これは非常にむずかしい問題があると思うんです。で、農林水産委員会で非常に問題になるのは出荷団体関係です。これと生産者につながる、直接つながっている出荷団体、これが大きな問題になってくると思うんです。そこで、それとそれから中央卸売市場との関連における金融関係の問題ですね、これは銀行金融とそれから協同組合関係の金融、これが二つに截然と分れてくると思う。そういうような関係を、かえって金融の面で流通の面をやりますから、その場合に、そっちの方面を相当重視していかなければならぬ、調査の対象というものがどういうところに向っていく……

第30回国会 農林水産委員会 第10号(1958/10/28、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、先ほどのこの期間の問題ですが、私は、農林経済局の仕事の中で一番、何というか、ヴィヴィッドなものはこの面じゃないかと思う。従って、生鮮食料品に関する恒久的な調査会を将来持つべきじゃないか、そういうようなことを考えるのですが、今経済局が流通部面に対して相当手を広げておると思う。新しく市場関係の課を設けておる。従って、それの裏打ちをするような組織を農林省はお持ちになることが、将来において大きな仕事、りっぱな仕事をやることになると思う。非常に短期間のものでは、そういう使命を達成し得ない。それで、少くとも政務次官はそれくらいな抱負がなければならぬと思うのです。その点で、私は心持をざっくば……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 決算委員会 第3号(1958/12/19、4期、日本社会党)

○東隆君 今お話を伺った点は、それでいいと思いますが、実は二キロですね、北海道における二キロ以内と、こういうことになりますと、これは、もう北海道の実情からいったら問題にならんわけです。そこで開拓地、開拓部落ですね。そういうようなものが、これが医療その他社会施設、こういうようなものが、ほとんど無視されておりますから、せめて通信機関を整備する必要があるんじゃないか、こういう考え方を持つわけです。それを何らかの形でもってやり得る方法がないか、こういう問題なんです。  それで、例のあのラジオの共同聴取なんかも、これはもう相当自費でもって入っているところもある。これは別途に相当な効果をあげておりますが、……

第31回国会 決算委員会 第5号(1958/12/23、4期、日本社会党)

○東隆君 私は税の関係を中心にして、例の農家の法人化の問題について大臣の所見を伺いたいのでありますが、実は農家を法人化することによって非常に減税をされるのであります。白色申告よりも青色申告の方が減税をされることも、これも事実でありますが、法人化することによって非常に減税をされる、これも明らかなことになっております。そこで私どもの農林水産委員会において大蔵省関係の人は、農家の法人化することに対しては反対を表明されなかった。ところが農林省の方では、農地法関係でもってそれは好ましくない、こういうような答弁をされた。ところが先日国税局関係でありましょうか、全国の会議を開催をされたときには、農林省の方で……

第31回国会 決算委員会 第9号(1959/03/11、4期、日本社会党)

○東隆君 私は先般三十一年度の決算の委員会で大蔵大臣に例の農業法人の問題をお聞きいたしました。そのときの大蔵大臣のお答えは、いろいろお話がございましたけれども、きわめて消極的なものであった。ところが、最近、農林省とお話し合いをなすってある程度きまったようでありますが、そのきまったところをお話しを願います。
【次の発言】 私は今の御説明で、相当進んだと解釈するのでありますが、この前の大蔵大臣のお言葉の中に、いろいろ共同作業であるとか、その他のことはこれは十分に進めていくことができる。しかし、コルホーズの形態をとるようなのに、これはできないんだ、こういうお話があったわけであります。私どもはコルホー……

第31回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1959/06/19、4期、日本社会党)

○東隆君 ひょう害は普通の災害なんかと違って非常に部分的です。しかも帯状にずっと被害がある。こんな状態で、普通の災害のような、たとえば何分の二以上はどうだとかこうだとか、ああいうふうな条件をつけるわけにはいかない。その災害を受けたところはきわめて深刻なものがある。だから、普通の天災融資法のあのいろいろな条件なんかを持ち出していったら、おそらく融資はできないことになるかもしれない。それから、その他の助成関係についても補助関係についても非常に困難な問題があると思う。この際、深刻な被害農家を救済するというような方法を講ずるための考え方ですね。こういうような考え方を、一つどんなお考えをお持ちになってい……

第31回国会 農林水産委員会 第4号(1958/12/20、4期、日本社会党)

○東隆君 最初に修正案の案文を読みます。   繭糸価格の安定に関する臨時措置法の一部を改正する法律案に対する修正案   繭糸価格の安定に関する臨時措置法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第三条第二号の改正規定を削る。   第五条第三項の改正規定中「二百億円」を「二百五十億円」に改める。  趣旨の弁明をいたします。政府はさきにこの繭糸価格の安定に関する臨時措置法を出される場合に、昭和三十三年度においては、春蚕と同じように夏秋蚕についても考えることを農林大臣は説明をされておるわけであります。ところが、この改正案によりますると、繭の買い入れ価格は千二百円、そうしてそれに見合って……

第31回国会 農林水産委員会 第6号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○東隆君 私がお聞きしたいのは、この水産業協同組合法、あるいは漁業法、こういうものが制定されたときは、やはり占領下でありますから、だいぶ弱体化の方向に法律を作られた気配がないか、こういう問題があると思います。たとえば、農業協同組合法の場合なんかには、法律そのものの中では大して問題でないけれども、農林省の方でとった措置の中には、たとえば役員の問題であるとか、そういうような問題、あるいは縦割りの問題とか、いろいろな問題があったわけです。それと同じようなことが、やはり沿岸の漁民の協同組合の組織とし、実はそれを強力なものにしていくために都合の悪いようなやり方がたくさん出ている、こう思うわけです。そこで……

第31回国会 農林水産委員会 第7号(1959/02/12、4期、日本社会党)

○東隆君 農林政策に関連いたしましてお伺いいたしたいことがありますので、第一番目に、私は麦の問題を中心にして、畑作振興に関連をしてお伺いをいたしたいのであります。と申しますのは、国内における食糧の自給態勢の確立と、そういうような意味において、水稲の方面はこれは相当な成績をあげておると思うのであります。ところが、麦の問題になりますると、これは非常に問題がたくさん御承知のようにあるわけで、しかし、私は、今のように海外から麦を輸入をしてやったのでは、食生活の改善というような問題もこれは意味をなさないと思う。やはり国内に生産されたものを中心にして、粉食あるいは酪農食、そういうようなものが入っていくこと……

第31回国会 農林水産委員会 第10号(1959/02/26、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、この農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に対て、社会党を代表して賛成をいたします。  そこで、この法律の改正は、資金の増額とそれから森林関係、造林関係の融資に関連をした二点でありますが、資金の、資本の増額については、これはもとより当然のことであります。そこで、造林関係の問題でありますが、今までの金融公庫から融資をした関係はどういうふうになっておるかと申しますと、組合、個人、会社と、こういうふうに分けて参りますると、累年の傾向は、組合、個人、会社と、こういうような順序は実のところを申しますと逆の形になりまして、本来ならば組合を重点に置いてやるべき筋合いのものだろうと、こう考え……

第31回国会 農林水産委員会 第12号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○東隆君 私はもう少しですね、せっかく「家畜死廃病傷共済の概要と実績」というプリントが出ているので、今のお話をお伺いしたんですが、これちょっと説明していただけませんか。
【次の発言】 今の9の新旧国庫負担方式の比較のところが平均になりますから、おおよそこれは金額がわかろうと思うのですが、この項目の金額を一つ知らしてくれませんか。
【次の発言】 この家畜保険関係で問題になるのは、私は診療所の関係だろうと思うのですが、そこで診療所は、大てい共済組合の付帯事業として診療所を持っておるところが、北海道なんかはもうほとんど全部がそういう形になっておりますが、その場合に、家畜共済に関する事務費を政府はお考……

第31回国会 農林水産委員会 第13号(1959/03/05、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、社会党を代表して、ただいま提案されております農業災害補償法の一部を改正する法律案に対して賛成をいたします。  それから、ただいま堀本委員が説明されました付帯決議案についても賛成をいたすものであります。  今回の改正は、いまだ農業災害補償法の目的としておるところを完全にわれわれが意図しておるようには実現をしておりませんが、その段階であると、こういうように認めて賛成をするのであります。元来私は、家畜の共済というような場合においては、死廃に対して考えるよりも、その予防的な意味において、病傷に対して重点を置いていくことが、これが農家にとっても、また国全体から考えても、私はそこに重点を置……

第31回国会 農林水産委員会 第15号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○東隆君 今提案をされております海岸砂地地帯農業振興臨時措置法の一部を改正する法案に対して、社会党を代表して賛成をいたします。  この法案は議員立法として提案をされたのでありますが、過去の成績は決してりっぱなものではないと思うのであります。従って、議員提案の法案に対して政府は今後十分に考えることが民主主義の議会においてはこれは当然のことなんでありますが、その点について、国の施策のやり方はきわめて消極的である。この点は非常に是正をしなければならぬと思うわけであります。従って、私は次の問題にも関連をいたしますけれども、畑地農業改良促進法の一部を改正する法律案が次に提案をされるようになっておりますけ……

第31回国会 農林水産委員会 第16号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○東隆君 ただいま提案をされております北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法案について、社会党を代表して賛成をいたします。  この際、私は、政府に要請をいたしたいと思います。それはこの法案と同時に社会党は負債整理の特別措置法案を提案をいたしておるのであります。その理由は、凶作、冷害その他によって非常に膨大な負債を背負い込んでおる北海道の農家の負債の整理をしなければ、私は営農の振興その他をやりましても、これはなかなか所期の目的を達しない、こういうふうに考えるわけであります。従って、このたびの法案によるところの政府の意図しておるところを十全に生かすためには、やはり前提として負債の整理が必要であ……

第31回国会 農林水産委員会 第17号(1959/03/13、4期、日本社会党)

○東隆君 日本硫安輸出株式会社ですね、これが結局、輸出をするときの価格が高いときには、赤字ができないことになろうと思うのですけれども、今、この最近の傾向をお話しになりましたように、海外の方には安いものですから、そこでだいぶ赤字ができておるのじゃないかと思います。その赤字に対して政府はどういうような態度で臨むのか、そういう問題と、それから、その赤字を少くするためには、どういうことをやればいいかというと、やはり国内の価格を上げるより仕方がない。それは農民の犠牲によってやらんけりゃならぬ、こういう問題になってくるし、それから、それをもしやらないとすれば、結局、国でもって補償をしなきゃならぬというよう……

第31回国会 農林水産委員会 第18号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、二、三点お尋ねをいたしますが、それは、先ほどから東北のビートの問題が問題になっておりますが、工場を入れることは、これはケイン・シュガーの方の経験者でもこれは問題でないと思うのです。ことに政府が買い上げるということを前提におけば、工場は喜んでどこへでも入っていくと思う。問題は、農家がいかにしてビートを耕作するかという問題が、これが一番大きな問題になっておると思うのですが、そういう点を考えて参りますると、私は北海道を中心にして、橋頭堡を東北の方に伸ばすときに、一体どういうような形でもって攻めていったらいいか。こうして、やはり過去の経験を十分に持った工場が東北に入っていって、そうして……

第31回国会 農林水産委員会 第19号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、日本社会党を代表して、本法案に賛成をするものであります。  なお、この機会に農業共済基金の重要性にかんがみ、この業務の円滑、健全な運営について、政府の善処を促すために、各派の共同によって、次の付帯決議を提案いたしたいと思います。決議案文を朗読いたします。    「農業共済基金法第三十九条第一項の特別積立金の処分等に関する臨時措置法案」付帯決議(案)   政府は、農業共済基金について次の事項に関し遺憾なきを期すべきである。  一、今回提案せられた臨時措置法による措置にかかわらず、今後必要に応じ基金の資本金について政府の出資の増加に努めること。  二、基金の業務内容に検討を加え、農……

第31回国会 農林水産委員会 第20号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○東隆君 各委員が心配をされていることについて、まだはっきりした御答弁を得ておりませんが、しかし、それ以上は一つなかなか容易でないと思いまするから御努力を願いたいと思うので、そこで私は港湾法との関係、今回の法律改正によってできてくる対象になる港湾は港湾法との関係が非常に密接になってくると思う。また、密接な連係をとらんければ私は所期の効果を発揮することができないと、こう考える。というのは、技術の面においても、それから港湾そのものの、今度はどちらかというと非常に大規模なものを前提においているわけでありますから、従って普通の港湾との関係が非常にできてくるのじゃないか、こういうふうに考えるのですが、こ……

第31回国会 農林水産委員会 第21号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、お二人がおいでになるときが大へんいいと思うのです。実は、同様のケースが、水産関係で衆議院に二つ法案が出ておるのです。先ほど農林大臣は、竜を描いたけれども点睛を失った。これは予算の関係だろうと思います。それは、水産業改良助長法案、それから漁業協同組合整備特別措置法案、この二つが今衆議院の段階でもって提案をされておるわけです。この法案は私は、農林大臣も賛成されると思うのです。しかも、これに対しては、三十四年度においては予算を必要としなくてもこれはやり得るものだと思うわけです。しかも、私がこれを同じようなケースだと、こう申し上げるのは、実は沿岸漁業の振興という点について、今の政府の施……

第31回国会 農林水産委員会 第22号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○東隆君 私は日本社会党を代表して、この法律案に賛成をいたします。御承知のように、日本における酪農は、戦前においてはある特定の地域その他において発達を見ておったのでありますが、しかし、それも戦争によって酪農の方面の、特に牛乳の生産という方面は、カゼインの生産、こういうようなことに、バターを生産することはこれは主たる生産ではなくて、カゼインを生産するために非常に新鮮な牛乳を要求しました。そのような関係で酪農地帯というものは、都市近郊というような交通の便利な所に制限をされるというような形でもって非常にゆがめられた形になったのであります。戦後酪農は次第に進展をして参りましたけれども、処女地に酪農が入……

第31回国会 農林水産委員会 第23号(1959/03/27、4期、日本社会党)

○東隆君 この日本蚕繭事業団法のこの事業団ですね、これは新しい使い方であろうと思うのですが、何かほかに例がございますか。
【次の発言】 私は、この団という名前を使われたことや、それからこの事業団の仕事の内容をずっと見ますと、農林省の中の一部局のような仕事をやるように見えて仕方がないのです。それで、先ほどから小笠原委員がだいぶ質問されましたが、非常に官僚的なシステムがこの中にずっと出ているような気がして仕方がないのです。ちょうどドイツのライヒスネヤ・シュタンドを日本で訳すときに、団を使っておりまして、食糧職分団というふうに訳したようですが、その団に非常に似通っているような気がするのです。で、あま……

第31回国会 農林水産委員会 第24号(1959/03/31、4期、日本社会党)

○東隆君 私は、この調査会を問題に出されるに当って、その前提に例の農業の基本法の問題があるだろうと思うんです。農業の基本法、こういうようなものを中心にして調査会を設置するというようなことになったのじゃないかと、こう思うので、私は、農業基本法と調査会の関連、これをはっきりさせていただきたいんです。
【次の発言】 そこで、この調査会を総理府に置いた理由はどういうわけなんですか。
【次の発言】 そうすると、この調査会の委員あるいは臨時委員その他の関係は、何ですか、農林漁業に関係をしておる学識経験者、そういうようなものでなくて、非常に広範な範囲からお選びになると、こういうお考えですか。


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各種会議発言一覧(参議院4期)

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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第2号(1956/12/01、4期、日本社会党)

○東隆君 私は十二時までに済みますけれども、しかしだいぶ時間も遅くなっておりますし、首相もお見えになっておりませんので、秋山さんの方から質疑があるそうですから、少しおやり下すって、それから私全般の問題、首相から質問を続けていきたいと思いますので、そのようにお取り計らい願いたいと思います。
【次の発言】 私は外交その他のことについては、あまり承知いたしませんが、北海道から出ておりますので、従って根室を中心にしていろいろ起されているところの問題その他について、実は十分に承知をいたしているわけであります。国後島におけるところのソ連の探海灯でありますか、探照灯は、対岸の標津の漁家その他の窓を明るくして……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 社会労働・農林水産委員会連合審査会 第1号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○東隆君 私は前に戻るようでありますが、この法案の、前の国会に提案をされておりまして、引っ込められたその法案と、それから新しい今回提案されている法案の間の変化ですね。これは先ほど田中議員が……政令を条文に移した項目がございましたが、それ以外にまだあろうと思うのですが、その点をお話し願いたいのであります。
【次の発言】 今お話しになったことは先ほどからの話でほぼ了解をいたしたのでありますが、まだほかに税制関係でだいぶ変っているように考えておりますが、それは旧法では、登録税法の免除だけでありますが、新法では、そのほかに、法人税法、地方税法、租税特別措置法、商工組合中央金庫法、それから中小企業信用保……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 商工・農林水産・建設委員会連合審査会 第1号(1958/12/19、4期、日本社会党)

○東隆君 先ほど清澤君が質問をしたところに関連をするのでありますが、先年、経済企画庁が水質汚濁防止に関する勧告をされたことがあると思うのです。そのときの立法の考え方は、企画庁でもって立法をするお考えだったのですか、それとも、よその官庁にそういうものを考えさせるおつもりだったのか、そういう点をお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 今のお話ではっきりするのですが、経済企画庁そのものが、企画と調査、こういうことが中心になっておるために、この法律が実は非常に弱い法律になって、行政面において威力を発揮しない形になっている、こういうふうに考えるのですが、その点はどういうふうにお考えですか。



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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