相馬助治 参議院議員
2期国会発言一覧

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相馬助治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは相馬助治参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

相馬助治[参]本会議発言(全期間)
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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第52号(1951/06/04、2期、日本社会党)

○相馬助治君 私はここに日本社会党を代表いたしまして、只今議題に供せられておりまする警察法の一部改正案に関し、吉川君説明にかかる日本社会党提案の修正案に賛成いたしますると共に、政府提案を修正いたしましたるところの委員長報告にかかる原案に対しまして反対の意思を表明するものでございます。(拍手)  昭和二十二年制定せられました警察法による新警察の制度は、戰前の日本の病根でありましたるところの強大なる中央集権的国家警察の機構を地方住民の自治的な機関に還元することによりまして、真に民主的な社会を建設せしめようと意図したものでございます。曾つての不幸なる戰争によりまして多くの犠牲を拂つた結果、ただ一つか……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 参議院本会議 第22号(1951/11/26、2期、日本社会党第三控室(右))

○相馬助治君 私は只今の島君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今のカニエ君の動議に賛成いたします。

第12回国会 参議院本会議 第24号(1951/11/28、2期、日本社会党第三控室(右))

○相馬助治君 私は日本社会党を代表いたしまして、只今議題に供せられております三法案に対して反対の意思を表明するものでございます。(「社会党さつきやつたぞ」と呼ぶ者あり、笑声)  御案内の通りに、現在の政府職員の現行給與は本年一月から実施せられて今日に至りましたが、その後の経済事情の推移、殊に生活費が極めて嵩んで参りました今日におきまして、上げることはこれは極めて当然であります。只今の木下君の演説に対しましても、與党の諸君からいろいろ批判が出ておりまするけれども、とにかく現在公務員の俸給については考えなくちやならんという時代をすでに過ぎていると私たちは指摘せざるを得ません。振返つてみますると、本……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第3号(1951/12/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今の松浦清一君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第12号(1952/02/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私はこの際、地方財政窮乏打開に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 一国の運命を一人の最高主権者の掌中に託し、或いは一党の運命を一人の首領にかけるということは、絶対主義的旧式政治体制の著しい特色であると私は存じます。而してかかる絶対主義的旧制度は新憲法下の民主政治の敵であるとすることも又異論のないところであろうと思うのであります。ヨーロツパにおきましては、中世紀以降の治乱興亡の歴史は、現実の教訓として、我々に対しまして、ただ一人の最高主権者の手に一国の運命を託するの愚を明らかに教えておるものでありまして、あらゆる反動的支障を克服して、主権在民の確信は国民一人一人の……

第13回国会 参議院本会議 第15号(1952/02/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の荒木君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第24号(1952/03/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今の高田なほ子君の動議に私は賛成いたします。
【次の発言】 議事進行について……。
【次の発言】 私はこの際、採決に入る前に、特に吉田内閣総理大臣の本会議出席を要求いたします。(拍手)このことは議運の了解事項でありますし、仮に出席することがどうしても不可能な場合におきましては、議長において全員が了解付くように報告を私は要求いたします。
【次の発言】 只全議題と相成りました私立学校振興会法案につきまして私は社会党第二控室を代表いたしまして賛成の意思を開陳せんとするものであります。  私立学校が、数的に見ましても、質的に見ましても、我が国学校教育上に極めて重要な地位を占めて参りまし……

第13回国会 参議院本会議 第31号(1952/04/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の木下君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第35号(1952/05/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は社会党第二控室を代表いたしまして、只今の木村法務総裁の報告に連関いたしまして若干の問題を質問いたしたいと存じます。  メーデーの当日皇居前広場において惹き起されました事件は、それが講和発効直後のことでもあり、国際的影響並びに国内的影響の重大性を思い見ますときに、又将来の健全な労働運動の発展という観点から眺めてみましても、誠に残念な出来事であると存ずるのであります。(「同感」と呼ぶ者あり)今日、日本において民主主義の危機が訪れつつあると言われておりますが、我々はかかる暴力に対しましては、その理由如何によらず、絶対にこれを許し得ないと存ずるものでありますと共に、この暴力行為を通じ……

第13回国会 参議院本会議 第38号(1952/05/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私はこの際、早大事件に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 世界に向つて民主国家であることを呼号しておりまする我が国であるにかかわりませず、先般の騒擾事件といい、今回の相次いで起きた大学における暴力沙汰といい、これらは誠に歎かわしいことでありますと同時に、つい先だつて私はこの場においてメーデー事件について質問をいたし、本日又会派を代表して同一種類に属する質問をせざるを得ないことを先ず極めて悲しく思うものでございます。何と申しましても、今回の事件のような性質のものは、その事態を正確に把握する必要があると存じまして、我が会派は直ちに実地調査をいたしますと同時に、警視総……

第13回国会 参議院本会議 第48号(1952/06/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今議題となりました一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案両院協議会成案に対しましてなされました議長の草葉君の報告に対しまして、数点に亘つて私は不明確なる点を質し、その答弁を頂きたいと思うのでございます。御案内のように両院協議会は傍聴を国会法九十七條によつて禁ぜられておりまする関係を以ちまして、その審議の過程におきましても、我々として明確にこの耳を以て聞くわけに参らない点がありますので、それらの点をも考慮されて、一つ親切なる答弁を期待するものでございます。  この地域給の問題は、今日生活に困つておりまする全国の公務員にとりましては重要な問題でありまして、この規定に照……

第13回国会 参議院本会議 第60号(1952/07/02、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 発言をしたいのです。二つの発言を自席からしたいのです。(「必要なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 議事進行について。一点は議事進行、一点は傍聽雰の問題。(「必要なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 中山君の発言は甚だ穏当を欠くと存じます。(「そうだ」と呼ぶ者あり、拍手)本人において取消される場合は別といたしまして、議長において適当に処理されることを要求します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)  第二の問題、私は傍聽券の問題について、この際、議長に質問をいたしたいと存じます。国民注視の破防法案がここに審議されておる。新聞やラジオで国民は全部この事実を知つておる。従つて、常識的に考えれば、……

第13回国会 参議院本会議 第65号(1952/07/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の矢嶋三義君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第66号(1952/07/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は社会党第二控室を代表いたしまして、ここに議題となりました日本電信電話公社法案並びに同施行法案に対しまして賛成の意を表し、同時に国際電信電話株式会社法案に対しましては反対の意思を表明するものでございます。  御承知のように、我が国の電気通信事業は、創始以来すでに今日まで八十年間、その間、国営形態をとつて参つたのでありまするが、この国営事業において、官庁組織の煩雑、官僚制度の弊風等に禍れまして、その施設の整備拡充及びサービスの提供はすでに国民の要望に応えることができずに参りまして、電話の新設のごときに至りましては約七十万の申込が澁滯しているのに対しまして、年々僅か十万程度の消化に……

第13回国会 参議院本会議 第68号(1952/07/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の高田なほ子君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第69号(1952/07/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今議題と相成つておりまする義務教育費国庫負担法に関しまして、委員長報告の修正議決全文に対し反対、並びに荒木君外一名提案にかかる修正案に対しまして賛成の意を、社会党第二控室を代表して表明せんとするものであります。皆さん御承知のように、日本憲法の二十六條は、嚴粛に次のごとく謳つております。国民はその能力に応じ教育を受ける権利がある。更に進んで、その義務教育は無償でなければならない。従いまして、国民のこの重要なる権利であり且つ義務でありまするところの義務教育に対しましては、国家は当然教育の一定の規模と内容とを保障するために財政の裏付けをするということは、極めて当然なことであろうと……

第13回国会 参議院本会議 第71号(1952/07/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今の小林孝平君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 只今議題となりました請願第二千九百六号外十四件、陳情第一千二百六十三号について、文部委員会における審議の経過並びに結果につき御報告申上げます。  請願第三千百二十二号外四件は、教育委員会法の一部改正法案を速かに成立せしめ、市町村教育委員会の設置を一カ年延期して欲しいというものであります。現行の地方財政並びに教育の実情に鑑みまして、右法案の速かな成立施行を要望しているのであります。又請願第三千六号は、農村財政困窮の折から、町村教育委員会をやむなく設置するとしても、その場合は郡又は地方事務所單位の程度となるように努力して欲しいと……

第13回国会 参議院本会議 第72号(1952/07/30、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今議案に供されておりまする会期延長の問題に関しまして、私は社会党第二控室を代表いたしまして、少くともこの段階において民主主義の精神を守るべく、又国会の権威を守るべく、而も又議会政治の円満なる運行を期待いたしまするがために、單に党派を代表する者でなく、国民の名において、この会期延長に対しまして絶対反対の意思を表明せんとするものでございます。御案内のように、今国会に相成りまして、第一回においては三十日、第二回においては十四日間、而も第三回におきましては、それが参議院の意思を何ら顧慮することなく、参議院の決議を見ることなく十日間の延長を決定いたしたのであります。而も第四回におきまして……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 参議院本会議 第1号(1952/10/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今の木村守江君の動議に私は賛成いたします。
【次の発言】 只今の両院法規委員の選挙は、成規の手続を省略して、議長において指名せられんことの動議を提出いたします。

第15回国会 参議院本会議 第3号(1952/11/08、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の千葉信君の動議に賛成いたします。

第15回国会 参議院本会議 第8号(1952/12/03、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の栗山良夫君の動機に賛成いたします。

第15回国会 参議院本会議 第9号(1952/12/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の菊川君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今の岡田君の動議に賛成いたします。

第15回国会 参議院本会議 第11号(1952/12/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は日本社会党を代表いたしまして、只今議題となりました中小企業年末金融促進に関する決議案に対しまして賛成の趣旨を表明するものでございます。  私どもの党は常に中小企業育成に関しまして不断の努力を払つて参つたものでありまして、その立場に立つて、本件に関しまして、私どもはこの際、強く政府の誠意と注意とを喚起したい諸点があるのでございます。只今栗山君も縷々触れられておりまするように、戦後日本の地方の中小都市に特徴的に現われた新たなる事態というものは、巷にパチンコ屋と闇金融業者の氾濫しておるという事実でございます。これに対しまして中小企業者は重税と金融難の面から相次いで倒産にまで持込まれ……

第15回国会 参議院本会議 第23号(1953/02/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の安井君の動議に賛成いたします。

第15回国会 参議院本会議 第24号(1953/02/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今の矢嶋三義君の動議に私は賛成いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表いたしまして、只今上程となりました義務教育学校職員法案に対しまして、特に政府の基本的態度並びに国庫負担制度の内容及び教職員の身分規定等に関しまして、矢嶋君、堀越君の質問と相成るべく重複を避けながら、木村君の質問とは全然重複いたしませんが、吉田総理初め関係閣僚に対し若干の質疑を行いたいと存ずるのであります。  先ず吉田首相に対して三点に亘つてお伺いいたします。我々はこの重要法案に対しまして、当然吉田首相の出席を予定したのでありますが、所労に加えるに風邪引きであるというので、議運は止むなく副総理を当てるこ……

第15回国会 参議院本会議 第26号(1953/02/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 議事進行について発言いたしたいと思います。
【次の発言】 私はこの際、議長に、吉田首相の本会議欠席について質問します。二十三日に義務教育学校職員法という重要法案が提案されて、自由党初め各党から、全部、首相を要求して二日間に亘つて質疑が行われた。その際において首相は出席をしなかつた。而も二十三日には議運において所労及び病気のために休むということをおつしやつたが、緒方副総理はこの本会議において所労のために休むという説明をしておる。大体理由が違う。而も今日只今、労働大臣説明の通りに重要法案が上程されて、私どもの党においては我が党を代表して原君が質問をいたし、首相を要求をしている。首相が……

第15回国会 参議院本会議 第28号(1953/02/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の藤原道子君の動議に賛成いたします。

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委員会発言一覧(参議院2期)

相馬助治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 地方行政委員会 第1号(1950/07/14、2期、日本社会党)

○相馬助治君 今の委員長の説明の予定案について二つの前提のお願いをして、一つの修正を加えて、私賛成したいと思います。二つの前提になるお願いというのは、これは第一は、前の議会から審議された法律案であるということは私共知つておりまするが、ここにこの第八国会においては新たなる角度から私達は十分なる審議をして参りたいと、こう考えております。そこででき得ることなら、やはり余りにも明瞭なことは、重複は避けたいと思います。従つて提案者側においてこの前の国会において議論し盡された公聽会の記録であるとか、或いはこの基礎を成したシヤウプ勧告であるとか、こういつた資料については、我々に対して少しも早くこれを取揃えて……

第8回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1950/09/20、2期、日本社会党)

○相馬助治君 今の神戸先生の随筆風のお話だけでは、我々質問するめどが掴めませんから、是非資料をお示し願いたいと思います。それをよく見て私共もお聞きするところは聞いて確かめたいと思います。我々は新聞にこう出ておるからといつて質問をするのもどうかと思つて迷つておるので、その辺委員長から適当にそちらにお連絡願います。
【次の発言】 さつきの岩木委員の手ぬるいということも、強硬な意見を出せという意味じやなくて……私は岩木さんと同じ意見です。リアルに現在の状況を説明なさつたというが、国会の論議に鑑みても税種、税目の決定その他において民主党と言わず、緑風会と言わず、賛成なさつた方でも非常に矛盾は認めている……

第8回国会 地方行政委員会 第閉会後3号(1950/09/21、2期、日本社会党)

○相馬助治君 通産省の次官も来ておられるのでお尋ねしたいのですが、一時中止と言つておりますが、これが法律が廃止になつて、競輪というものは一切やらせないということになつた場合に問題が幾つか残つて来る中で、私は宇都宮ですが、宇都宮なんかでは他の競技場に直ちに直るような考え方を十分に盛り入れてあのちやちな競輪場ですが造つておりますが、そういう所でない所もあると思いますね。そういう所でぽんと廃めさせられると、地方が財政の面から破綻を来たす場合がありますね。そういう仮定では答えられないかも知れませんが、そういう場合に通産省では地方財政に対して弁償的な措置をやらなくてはなりませんか。又やる意思があるのです……

第8回国会 地方行政委員会 第閉会後5号(1950/10/16、2期、日本社会党)

○相馬助治君 この際岡野国務大臣に要求というか、お願いするが、結論的に言えば、今鈴木、西郷両委員が申したことに盡きるのですが、私は突込んで、細かいところの給與関係の問題についてだけお尋ねして御決意を伺つて置きたいと思うのであります。給與関係について何故申すかと申しますと、継続的な事業その他の費用と異なりまして、国家公務員の給與べース改訂又は年末手当の支給ということになりますれば、当然地方公務員、教職員を含めて地方公務員も上げてやらなければならないのであります。昨年の年末に起きた事実というものを、岡野国務大臣もよく御存じだと思うのです。即ち教職員を中心としたこの各県知事を相手にとつた猛烈な労働攻……

第8回国会 地方行政委員会 第6号(1950/07/21、2期、日本社会党)

○相馬助治君 連関して一つ。中田委員の質問の中に挾んで一つ連関しておることですが、お聞きしたいと思います。只今中田委員の質問によつて、この地方税法案が通過いたしまするというと、税金を徴收する面からも、又その外のいろいろな面から問題が可なり多いと思うのです。その場合に今の小野政務次官のお話ですと、地方財政自治の財源としたり、いろいろしたいと、こういうふうにおつしやつておられますが、もつと根本的な方向に目を向けられて、府県の再編成或いは市町村の合併、要するに自治体の形を大きくする、そういつた方向に政府では持つて行く用意があるか、私の聞くのは今のような府県、今のような市町村、そして私栃木県ですが、貧……

第8回国会 地方行政委員会 第閉会後6号(1950/10/17、2期、日本社会党)

○相馬助治君 議長にお尋ねしたいのですが、勧告書の中に、災害復旧事業というものは被災施設の管理者がそれぞれの責任と負担とにおいて行うことが原則である、こういうふうに書いてございますが、今度の災害地なんかも視察して見て、こういう原則というものはまるきり日本の場合には逆であつて、いつどこに起るか分らない災害ではありまするけれども、台風が通過した場合に、従前に起きていた被害というものはやはり或る帶状をなして、どうしても同一傾向の県を通過しているということがはつきり言い得ると思うのであります。これは社会保障的な考え方で、それは又地方の財政が非常に彈力性がないというところから、これは当然国が全額負担する……

第8回国会 地方行政委員会 第7号(1950/07/22、2期、日本社会党)

○相馬委員 一人々々やりますか。
【次の発言】 附加価値税について非常に含みのあるお話をなさいましたが、地方税としては或るものは特徴がある。併しまあこれは非常にむずかしい法律である。そこでここ一年ぐらい取るのを延期することは極めて結構である、こういうことをおつしやつたのですが、それに含めて、私共としてはこの附加価値税というものはどうもまずいと、こう考えておるのであります。あなたの今のお話ですと、その後の方では体系を崩すことはまずいと、こういうふうにおつしやつておりますが、附加価値税をこのまま二年も三年も研究だからというて徴收をやらないで置いて、そして差当り止むを得ずしてあの事業税というようなも……

第8回国会 地方行政委員会 第閉会後7号(1950/10/18、2期、日本社会党)

○相馬助治君 次官は勿論地方行政調査委員会の今度出しました国庫補助金制度の改正に関する勧告書というものを御用意になつていると思う。この資料で災害復旧費の問題ですが、これでは五枚目に書いてありますが、この災害復旧費で(三)に書いてありますが「破壊箇所一ケ所当りの災害復旧費の額が都道府県及び五大市にあつては十五万円、市町村(五大市を除く。)にあつては十万円に充たないものは、災害復旧事業とは見なさないこととし」と、こういうふうに書いてある。それでこの金額をどういうふうに、どの程度の線で切るかということは非常に問題ですが、それを暫くおくとしてこの市町村において「十万円に充たないものは」というのは大方農……

第8回国会 地方行政委員会 第8号(1950/07/24、2期、日本社会党)

○相馬助治君 地方税法案の審議の過程における現段階において、私は自治警察の機構の問題について特に総理大臣にお尋ねしたい。御承知のように、「一千億減税」ということが自由党の本部のところに大きな看板が出て国民を喜ばせておりますが、これについて先程西郷委員の質問に対する総理大臣の答弁は、あれは自由党の方のことで政府自体としてはまだ数学的にそこまで行つていないというお話ですが、併しこれは現実の問題として絶対多数を持つておりまする自由党としては、その総裁である吉田さんが総理大臣なのですから、強力にこれは国政に反映されるべきが至当であると我々は了解いたしております。從つて参議院の大蔵、地方行政の連合委員会……

第8回国会 地方行政委員会 第閉会後8号(1950/10/19、2期、日本社会党)

○相馬助治君 只今委員長のお話で、一応分りましたんですが、問題は鈴木委員と共に私も見ての感想ですが、條例というものも文章の上からは一つの基準に則つてやられておるようですが、然らば減免の基準をどこに置くか、例えば家屋の大破、全壊或いは一部破損というような標準をどこに置くかということになつて参りまするというと、非常にこれはむずかしい問題であろうと思われますし、そういうふうな水浸しになつた家をモデルとしてそのまま置くというわけにも行かないというところから、写真に撮つてこれが標準であるというような説明を我々も受け、又一部実例についても見て参つたのです。そういうふうな基準から見てやがて政府がカバーしてや……

第8回国会 地方行政委員会 第9号(1950/07/25、2期、日本社会党)

○相馬助治君 小笠原君の言うたことと、私すつかり同じなんですが、昨日の経過は御承知のように、高橋委員は責められたけれども、併し委員長の取りなしで委員長が不穏当と、速記録を調べて判断した場合には、処置してよろしいかということに対して、潔く高橋委員は賛成された、委員長に任せられている。そこでこれは非常に委員長として責任が大きいと思うのです。大体これを不穏当と見るか、不穏当と見ないかなんですけれども、自由党がよつて基盤としている資本主義階段が云云というような意味のこと、これは逆に又我々の社会党に対して言うならば、勤労者の政党だと言つている社会党がよつて立つて、いる労働組合の中にも、破壊をこれ事として……

第8回国会 地方行政委員会 第閉会後9号(1950/10/25、2期、日本社会党)

○相馬助治君 私たちは、これについては本当ならば、もうちよつと具体的な金額まで入れて強硬な要求を本当は持つている。併しながらこの参議院の地方行政委員会として、全会一致で行くという建前と、もう一つは、金額を現わすためにはその基礎になる資料が必ずしもまだ我々十分でない、こういう観点から特に第一点の満場一致で行きたいというので、金額をここへ明示しないで、こういう抽象的な文句の要望書になることに、小委員会に出た私もやや不満ながら同調したのであつて、これは緑風会が自由党に要望したことに少し輪をかけて、我々のほうは強力に、現異常である自由党に本趣旨実現のために努力して頂きたいということを考えております。

第8回国会 地方行政委員会 第閉会後10号(1950/10/26、2期、日本社会党)

○相馬助治君 岡野国務大臣にお聞きする前に、荻田局長に一つお聞きしてそれから……。資料が集まらないためにこの條例による減免の分についで考えられないということになると、あなたのところで集まるように努力していて集まらないのですか、それとも下からの申請を待つておられるのですか。それをちよつと。
【次の発言】 従つて今のところでは早急に出せというようなことはまだ何とも言つていないわけですか。
【次の発言】 岡野国務大臣にお尋ねします。今局長が説明しておる通り、全くこれは我々にして見ると遺憾千万でございます。で、この特別平衡交付金で條例による減免の分を賄えるということを言つておるが、私共が同僚鈴木、岩木……

第8回国会 地方行政委員会 第11号(1950/07/27、2期、日本社会党)

○相馬助治君 この三百四十一條の五号の価格というところの「適正な時価をいう」というふうに書いてございますが、この固定資産税が市町村の普通税で、そうしてこれを評価する当時の責任者が市町村ということになつて参りますると、これを法律で書く場合には、こういうふうに書く以外には、ちよつとどういうふうに書くのかといううまい考えを私自身もありませんけれども、一体この適正な時価というものは、例えばここに一つの事業の用に供された機械がある。これを評価して支拂うときの値段なのか、それとも十万円で買つた機械が十年間で以て一年に一万円ずつ価値がなくなつて行くという場合に、二年使つた場合にはこれは八万円と計上するのか、……

第8回国会 地方行政委員会 第閉会後11号(1950/11/16、2期、日本社会党)

○相馬助治君 途中からで、同僚の小笠原委員とダブることがあるかも知れませんが、はつきりこの点を聞いて置きたいと思いますことは、先に両院を通過して国家公務員法ができましたその当時の討論過程の中に、明らかにこういうことを人事院の総裁が言つているのです。というのは、教職員というのは財政がどこで賄われるかという点、それから一般公務員と職階制というものを等しくしないという点、それから任免監督の権というものが人事院にあらずして、特別な法規によつてできている教育委員会というものによつて万事が行われている、こういう特殊性に立つて、教職員に対しては当然地方公務員法というようなものが将来問題になつたときには、別な……

第8回国会 地方行政委員会 第12号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○相馬助治君 大臣には後で総括的な問題として附加価値税の二年延期の問題を聽く考えでおりますが、今西郷委員の質問の問題で、揚足をとるようですが、特に小野政務次官に一応予備的に聽いて置きたいことがあります。この附加価値税みたいに評判の惡い税金はないのです。労働者もこんなものは嫌だと言うし、資本家でもこんなものは嫌だと言う。こういうあつちの端からこつちの端まで嫌だというようなものは、なかなか類例のない珍しい惡いものだと考えます。併しこの地方税法案という大きな体系の上から、止むを得ずこの附加価値税というものが置かれているのである。私はこういうふうに一応同情的に了解していたところが、今小野さんは、これは……

第8回国会 地方行政委員会 第閉会後12号(1950/11/17、2期、日本社会党)

○相馬助治君 これは東京の消防庁の総監に、そういう統計ができりておりましたら承わつておきたいと思つてちよつとお伺いしますが、消防の仕事は機械だけでなくて、結局やはり煎じ詰めると優秀な人を集めなければならん、それで近頃できた警察予備隊にあなたの方からどのくらいな人数が全国的に行つているか、又将来そういうものにどんどん行く傾向にあるかどうか。若しあるとすればそれを消防庁自身としては何か対策というか、そういうものを考えているかどうか。具体的に言えば積極的にはもう少し給與の面を上げで貰わなければならんということなり、又はそれは余り好ましいことではないが、法規的に改正して貰つて行けないようにふん縛つて行……

第8回国会 地方行政委員会 第13号(1950/07/29、2期、日本社会党)

○相馬助治君 委員長は質疑打切りをまた宣しないのですね。
【次の発言】 実は社会党としては只今政府提出の原案並びに衆議院で修正して参りました修正案に対して満足すべき段階に到達しておりませんので、他の政党にも二、三に呼び掛けまして、何とかして野党連合の修正案を提出すべく今日まで努力を重ねて参つたのですが、只今の状況におきましては、各党が全部一致して修正案を出すという段階に参りません。従いまして今のところ私共の日本社会党としては独自の修正案を提案することに相成りますので、この際今までの政府原案の質疑を最初の約束では打切ることになつておりますが、修正案に関する質疑等もあろうと思うので、その連関におい……

第8回国会 地方行政委員会 第14号(1950/07/30、2期、日本社会党)

○相馬助治君 前に私が小野政務次官に質問した中に、附加価値税の問題について、政府としては将来考慮して行きたいという発言があることは大臣も御承知だと思うのですが、要するに府県税たる附加価値税が、世界どこの国でもまだやつたことがなくて、税制学者の間でも、非常に問題があるというようなことも聞いておりまするし、いろいろな点から問題になつていることは大臣もよく知つていられると思うのです。そこでこの二ヶ年間これが停止されている間に十分この附加価値税そのものについて、政府はやはり研究を進められて、必要とあらば修正案を出す用意がなくてはならない。こういう意味で私は政務次官に質問したのですが、十分考えて行きたい……

第8回国会 文部委員会 第4号(1950/07/25、2期、日本社会党)

○委員外議員(相馬助治君) ちよつと関連して伺いたいのですが……。
【次の発言】 工合がいいのです。私地方行政委員会の相馬です。只今官房長官が、教員の政治活動が参議院の選挙において非常に活撥であつたというので、政府としては調査しておるということは事実であると、こう只今岩間委員の質問に対して答えておりますが、如何なる機関を以てこれは研究しておるか。推察するところによると、いわゆる国家警察で調べる方法もあるでしよう。それから文部省にやらせるという途もあるでしよう。教育委員会に指示して、教育委員会にやらせるという途もあるでしよう。要するに如何なる機関を以てこれを調査しておるか。このことを先ず官房長官……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 決算委員会 第1号(1950/11/24、2期、日本社会党)

○相馬助治君 その前にお尋ねしたいことが一つあるのですが、この公団関係の継續審査を小委員会でおやりになるという今のお話ですが、小委員会では証人喚問等が可能であるという見解ですか。
【次の発言】 私は單に小委員会を作つて、関係各官庁から資料等を要求して、それについて調べるということだけでは本問題は解決しないし、ただ單に時日を費やすに止まるので、そういうふうな意味のものであつたならば、この際根本的に調査態度というものを本決算委員会として打立てる必要があるのではないかという含みを以て只今お尋ねしたのですが、それでは後程それに関して御意見を申上げることにして保留して、このことは委員長にお尋ねすることは……

第9回国会 決算委員会 第2号(1950/12/04、2期、日本社会党)

○相馬助治君 今カニエさんのおつしやつたこととは別個ですが、どだいこの小委員会が生れますときに、私はこういう厖大な内容、又非常に微妙なる問題を取扱うのに小委員会では事足りない、なぜならば、小委員会は証人の喚問等もできないからであるというので私は反対したのですが、そのとき自由党の小委員会設置を提案なさつたかたの御説明にも、そのような証人喚問の必要があるときには、小委員会の要求によつて委員会においてこれに同意して証人喚問というような手続はやれるのであるから、小委員会で以て毫も差支えない、このような御答弁があつたので、私は当時小委員会を結成することに賛成したのでありまして、小委員会において十分議を練……

第9回国会 地方行政委員会 第1号(1950/11/25、2期、日本社会党)

○相馬助治君 私は岩木さんの言つた通りに、とんでもないことだとやつぱり思うのです。それで何も強調する必要がない。打つちやつておいたらどうですか。というのは、向うに行つたら何もこれをここで地方行政委員が論じて議論を一つにして、これをおれ達のほうに寄こせ。そんなことを言う必要がないのです、と思うのですが……。

第9回国会 地方行政委員会 第2号(1950/11/29、2期、日本社会党)

○相馬助治君 同僚小笠原委員の質問で、地財委の事務的な立場からの説明はわかりました。了解ではなくてわかりました。で野村委員長に重ねてお尋ねして置きたいことは、この教職員待遇改善に要する経費の四億何がしという金は、教職員が待遇上今非常にまずいから、それで上げてやらなければならないという、こういう性質のものじやないのです。御承知のように前からの関係をお知りだと思いまするが、当然法的に、地方の財政措置としてそれだけを法的に上げてやらなければならないように義務付けられているわけなんです。従つてあとで委員長が給與ベース改訂による増加のところで考慮するのかという小笠原委員の質問には触れておりませんが、これ……

第9回国会 地方行政委員会 第5号(1950/12/02、2期、日本社会党)

○相馬助治君 只今の鈴木政府委員の御説明で、この法律の目的というものがはつきりするわけですが、私どもがこの地方公務員法の審議に当つて常に考えて見なくてはならないことが一つに、この法律の親法案とも言うべき國家公務員法というものが先に成立しておるというこの現実です。國家公務員法が成立いたしますときにもいわゆる民主的にして能率的な運営をさせるために諸般のいろいろ規定を設ける一方、その國家公務員の福祉及び利益の保護というものは十分行われる、こういうことが規定されて百二条の政治活動の制限というようなものも現われて参つたわけでありまして、これは法律の体裁から言つても内容から言つても、当然この二者がバランス……

第9回国会 地方行政委員会 第6号(1950/12/03、2期、日本社会党)

○相馬助治君 只今鈴木政府委員から御説明になりました地方自治庁公務員課が発表いたしました地方公務員法施行に要する経費所要額調ですね。これを見まして総括的に申しましで、極めて間に合せに作られたという印象を受けるわけです。従つて率直にお尋ねしたいことは、昨日の私の質問に連関いたしまして早急にこのようなものを作つたものであるか、当初より地方自治庁として予定していた案であるか、その辺について一応承わりたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これは理想案というよりは、最小限度この程度の構成の人員ならばやり得るであろうという、そういう見通しを持つて作うつた案だとこういう意味ですか。

第9回国会 地方行政委員会 第8号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○相馬助治君 只今の伊能さんのお話について二、三の点を質疑いたしたいと思います。先ずあなたには一つの仮定の問題に立ちまして、この人事委員会は県が共同して持つくらいにせよというようなお話ですが、本委員の質問に対して、地方自治庁の見解は明らかになつております。即ち県はおよそ三十万人以上の人口を有する市は必置機関であると言明しております。従いまして、この問題に関する限りは、県並びに二十万以上の都市は必置機関であるという政府の意図が明らかなのであります。で、そういう場合には、財政的裏付が必要であるという御意見につきましての質問に対しましては、現政府は財政的裏付をする意思のないことをはつきり表明しており……

第9回国会 地方行政委員会 第9号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○相馬助治君 先ず本問題は、先に本委員会で決議した内容が緊急を要する問題か、重要であるか、重要でないかということを第一点として考えたいと思う。これは緊急にして重要なることは論を待たない。緊急にして重要なことをここで決議したのであるならばこれをどう持つて歩こうが、どう処置しようが、ともあれこれを最も効果あらしめるということに対して万全の措置をこれは講ずるべきであることはこれ又論を待ちません。いわんや両院法規にそういう持出し方が抵触する面がはつきり調われておるならばいざ知らず、これが解釈上適法の条項がないからちよつと取扱が困るというのではこれは極めて常識的に考えても、その決議を最も効果あらしめると……

第9回国会 地方行政委員会 第10号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○相馬助治君 湯川君に二、三点お尋ねいたしたいと思います。  あなたの論をずつと聞いておりますと、單純労務者であるとか、地方公務員である教職員というのは特別職に入れる方がよろしい、こういうふうに、具体的内容としては先の公述人である都労連の委員長の河野さんと同様の具体的内容を聞いたのですけれども、その前に総括的におつしやつた話の中に、国家公務員法と見合つて法の建前から国家公務員法が改正にならないならば特別職をもつと狹めて、即ち特別職に入れるものをもつと少くせよ、こういう意思が発表せられておりまするが、どちらをあなたは最終的に主張されんとするものであるか、改めてお尋ねして置きたいと思います。

第9回国会 地方行政委員会 第11号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○相馬助治君 一つお尋ねして置きたいのですが、地方選挙は自治の根幹をなす重大な問題だと思う。で今度のこの地方公共団体の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案というものですね、政府提案になつて出るまでに、皆様に対して、即ち自治庁或いは全国選挙管理委員会等から御意見を徴する、皆さんの意見を聞くという機会が與えられたでありましようか。或いは書類等によつてですね、皆さんの意見はどうだという諮問的なことがあつたでございましようか、それとも何もありませんでしたでしようか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 事情はよくわかりましたが、このことはあとで政府に尋ねます場合にも重大なる問題でして、……

第9回国会 地方行政委員会 第12号(1950/12/07、2期、日本社会党)

○相馬助治君 私は八日ときめたのですから、八日のうちに十二時までかかつても、誠心誠意を尽してこれをあげるというのが我々の責任であろうと思うのです。従いまして地方行政委員会がこれについて一日延ばせなどということを本日新らしくきめるということは、それ自体の権威を失墜するだけでなく、義務感を喪失したものの言うことであつて、私は本委員会はそんなことを議すべきでない、それは目標に向つてこれをあげるべく努力してこそよろしいのであつて、本委員会はそんなことを今後議題に供する必要はない。そのためにこそ理事もあり、それから委員長もあるのであります。本問題は自由党においてやはり主としてお考えなさるべき問題でござい……

第9回国会 地方行政委員会 第13号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○相馬助治君 逐條的に言つたほうが能率的じやないですか。
【次の発言】 ここは基本法で非常に大切でなんだな。だから皆さんの意見に任せますよ。一條ずつやつたほうが行つたり来たりしないで能率的でいいと思う。
【次の発言】 この第六條の二項においてですね、「前項の任命権者は、同項に規定する権限の一部をその補助機関たる上級の地方公務員に委任することができる。」とこうありまするが、この上級の公務員というのは具体的にどんな範囲まで考えているかということが一つ、なお委任の範囲については、あらかじめ政府側としてはその制約について何か考えていることがあるかという点、二点を一つ……。

第9回国会 地方行政委員会 第14号(1950/12/09、2期、日本社会党)

○相馬助治君 この際鈴木政府委員に一点お尋ねして置きたいと思うのでありますが、先ず国家公務員に対します人事院勧告の例においても明らかでありますように、真に本法案が地方公務員の福祉を守ろうとする基本的な意図を持つといたしますならば、当然給與に関しましてなされる人事委員会の勧告のですね、実質的効果というものを法制化する必要があるのではないかとこう考えまするが、それを明文化しなかつた理由、而も又こういうふうにして実質的効果は挙げ得られるとお考えであるかどうか。この二点についてこの際お尋ねいたして置きたいと思います。
【次の発言】 進行をお願いします。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第閉会後1号(1951/07/10、2期、日本社会党)

○相馬助治君 只今派遣議員の報告が行われましたが、丁度この期間に私ども地方行政委員会では、地方行政の実態並びにこの事務再配分に関して視察を行いましたところ、丁度そこに市町村長、市町村の議会の議長というようなかたが集まりまして、たまたまこの選挙法改正について、いずれの場所においても発言がございました。これは專門的でございませんので、只今三委員の報告に聞きますと、全部網羅されておることが断片的に聞かせられたのですが、特にこの市町村長の立場から強く意見が表明された点だけを簡単に御参考までに報告しておきたいと存じます。  第一点は、何らかの規定を設けて決選投票をやめにしてもらいたい、こういうことなんで……

第10回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○相馬助治君 お尋ねいたしますが、法の不備から生じた選挙違反というものが実に公々然と今般行われたと思うのです。それが只今御報告がありました戸別訪問の問題も然り、連呼のために労務者を狩り集めて、狩り集めた労務者に賃金を支払うことによつて実は買收が行われるというようなこと。それから政党が、例えば自由党が自由党という大きな幔幕をめくらした自動車を県内に馳せめぐらせて、警察の近くでは自由党の候補者に投票してぐれ、山の中に行きますというと、公々然として誰々に投票してくれと言う。これは例として自由党だけを言うたので、自由党だけという意味ではありません。そういうようなわけで、法の不備から選挙違反というのが公……

第10回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1951/07/11、2期、日本社会党)

○相馬助治君 手続の基準、指導した基準、何人が担当したか、どういう基準でどういう……。
【次の発言】 私ども先般鹿児島、熊本を歩いて参つて、日頃考えていたことを、市町村側の要望を聞いていよいよ身につまされて成るほどと思つたことに関して、基本的な問題を一つ地財委の委員長にお尋ねして御意見を伺つておきたいと思うのです。それは今の地方自治の問題は挙げて財政の問題でございまして、熊本県にしろ、鹿児島県にしろ大体十億程度の金が足らん。それでもうこれはどうにもならないから、帳面すらのバランスを合せて予算を作つているというような始末で全く自信がないというようなことを言つている。でそれにからんで懇談会等になり……

第10回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1951/07/12、2期、日本社会党)

○相馬助治君 この警察法の改正に伴う指導の問題で、小笠原君からいろいろな点を尋ね、又意見を付せられたようですが、私も過去の実態で一点を申上げて、この際斎藤国警長官に一点お願いして置きたい点があります。私は今度の警察法改正について、各県においては隊長が長官等の指示を頂いて帰つて下部の人たちを集め、市町村の理事者等を集めて指導なさつておりますが、どういう話がされたかということについて、私も二つばかりの実例を聞いたのですが、隊長も非常に苦慮しておる点は、これを機会にして国警が勢力を伸すんだというような影響を下の者に酌取られては困るという顧慮から、そういう点については触れずに、極めて事務的なものを話し……

第10回国会 地方行政委員会 第3号(1950/12/14、2期、日本社会党)

○相馬助治君 議事進行について。杉村先生に対する関連質問があつたらそれだけは取上げて頂くとして、これだけのお歴々が参考人としておいで下さつているので、一人の先生で議論が白熱しますと、委員が何を考えているかということもわかつて、あとの参考人の方々がいろいろおつしやる場合に非常にやりずらいのではないかと私は思うので、一通り先生方の御意見を聞いて、そうして総合的に取扱われることをお願いいたします。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 私は澁谷さんに一つお聞きしたいのですが、この同時選挙が殆んど技術的に四つあつてはむずかしいというお話ですが、それは一つに越したことはないと思うのです。選挙管理委……

第10回国会 地方行政委員会 第閉会後3号(1951/07/27、2期、日本社会党)

○相馬助治君 先ほど小笠原委員がおつしやつたように、行政委員長にこれが取扱は一任されましたが、特に私は小委員として委員会に臨んでいて深く感じた一点を申上げて、具体的にこれを責任を以て委員長から地財委に要望して頂きたいと思う点がございます。それは、今度の小委員会において地財委員会の事務当局が我々に示した資料は、親切にして而も相当努力のあとのあるもので貴重なる資料であつたと考えます。然るにこれに反して、委員会においては、委員長も出席せず、その他委員の答弁にしても私は極めて不満足であります。即ち熱意が奈辺にありやを疑うものでありまして、いよいよ地財委員会はもつと政治力を発揮して、今日窮乏に瀕せる地方……

第10回国会 地方行政委員会 第閉会後4号(1951/08/15、2期、日本社会党)

○相馬助治君 これは西郷委員長の責任において、なお小委員長の高橋委員の御意見等も認め、又協力する形が必要と認める場合にはさようされて、委員長に一任することを私は希望いたします。
【次の発言】 私は高橋議員並びに専門員宛の法貴調査員と共に鹿児島県及び熊本県の地方行政の実態について視察いたしました。以下速記録にとどめて頂くことにいたしまして、種々申上げたい意見はあるのですけれども、以上を以て報告を終りたいと思います。

第10回国会 地方行政委員会 第5号(1950/12/16、2期、日本社会党)

○相馬助治君 その前に一点私から申上げますが、この通常国会に入つてから行政書士法案が再提案され、通過してこちらに回付されておるようでありますが、これはこのままにして置くと、六十日間経てば一方的に成立する危險性があるのですが、今までの審議の過程に鑑みますると、先般提案者である衆議院側が参りまして、その面前においてこの行政書士法案に対しましては、殆んど党派を乗越えて反対的な、修正的な相当強烈な意見が開陳されたのでありまするが、今度衆議院で再び提案され可決された行政書士法案は、一点の、一字一句の修正もなしておりません。これは考えようによりますと、前にこの委員会において提案者側の出席を求めて、我々が真……

第10回国会 地方行政委員会 第7号(1951/02/02、2期、日本社会党)

○相馬助治君 私は先ず第一番に、本法案の提案者である衆議院議員の川本君に一点尋ねてお答え願いたいところがございます。御承知のように第九国会の終末において幾つかの法案が、衆議院で通つたものが参議院では成立を見なかつたのでありますが、その中にこの行政書士法も含まれておりました。この行政書士法が通らなかつたというのは、單に時間的なために、余裕がないために通らなかつたというのではなくて、川本君自身あの委員会にお臨みになつて、我々の討議されておるところをお聞きなされたはずでありますが、党派を超えて、自由党のかたの中にも、民主党のかたの中にも、緑風会のかたの中にも、又我々も、本法案を全然我々は否決するとか……

第10回国会 地方行政委員会 第9号(1951/02/06、2期、日本社会党)

○相馬助治君 私は日本社会党を代表いたしまして、只今西郷委員より修正されました修正案、その他は衆議院回付によります行政書士法案の原案、この一括されたものに対しまして賛成の意を表するものでございます。  この際考えてみますることは、この行政書士法案なるものが、衆議院において先の国会において成立し、参議院においてこれが成立を見なかつたのでありますが、その理由は極めて明白なるものがあると思うのであります。即ち建築書士法案、司法書士法案と運のものとして、行政書士法案の成立を見なければならんと提案者は先にも説明されたのでありまするが、我々が素朴な立場から考えてみましても現在の行政の民主化ということを考え……

第10回国会 地方行政委員会 第11号(1951/02/12、2期、日本社会党)

○相馬助治君 私は岡本委員長に一つ要求して置きます。それは先ほど西郷委員、小笠原委員が質問したことと、殆んど同様のことを、他の委員のかたから質問が仮りになければ私自身ではやる予定です。恐らく西郷委員、小笠原委員からしてそういう質問があると思いますので、岡野大臣と、それから文部大臣と、それから財政委員の委員長代理である木村地方財政委員と、この三人のかたが同席した委員会を我々持たなければこの問題の解決点に至らない。こう思いまするので、三人の同日同時の出席を委員長に要求して置きます。(「異議なし」と呼ぶ者あり)その次に私は木村委員長代理にお聞きしたい点が一点ありますが、その次に辻田局長に聞きたいので……

第10回国会 地方行政委員会 第12号(1951/02/16、2期、日本社会党)

○相馬助治君 本日この委員会が文部大臣並びに岡野国務大臣、それから地方財政委員会の委員長の御出席を求めて、我々がいろいろ質疑したいと思いますことは、過去の経験に鑑みて、六三制実施等につきましても、その法律案の意図するところは極めてよろしきものであり、日本の民主化のためにこれは非常に効果あるべきはずのものであつたにもかかわりませず、財政的な問題でこの理想案が種々なる悩みを来たしたということは、事実が我々にこれを教えておるところでございます。従つて只今吉川委員も申されましたように、私は本法案に賛成なんですが、ただ問題は現在の地方財政の状況下において、一体この法律案が成立した曉において、財政的な措置……

第10回国会 地方行政委員会 第15号(1951/02/20、2期、日本社会党)

○相馬助治君 先ほど両総監のお話を聞いておりまして、今度の警察法の改正問題をめぐつての自治体側の御意見としては至極御尤な幾つかの点があつたということを私も了解します。ただ私は具体的な地方の自治警察の姿をいささか知つている者として、この際両総監にもお願いしておくと共に、私個人の考えを一つ申上げて、こういう点では御協力は私はできない、こういうことをはつきり申しておきたいことがございます。それは何かと申しますと、今度の改正が大橋法務総裁のとつている態度であるとか、或いは与党側の動きであるとか、誠に腑に落ちない幾つかのものがございます。けれども地方の弱小町村にあるところの自治警察が解体して国家警察に吸……

第10回国会 地方行政委員会 第21号(1951/03/09、2期、日本社会党)

○相馬助治君 国警長官より技術的な、詳しい説明があるという今の総裁のお話ですが、是非承わつて置きたいと思うのです。併しその前にこの長官の説明が終つてまだずつと総裁はここで我々の質問を受けて、十分そういう時間があるのでしたならば委員長にその取扱を任せるのですが、そうでない場合には私ども基本的な問題でこの際総裁に二、三質疑したいことがありますものでありますから、その辺委員長どうぞよろしく取計らつてもらいたい。
【次の発言】 先ず私は法務総裁に伺いたいことは、先の国会におきまして、本委員会において、法務総裁は秘密会を以て警察制度改正に対する政府の心組みを我々に発表せられました。事極めて重大であります……

第10回国会 地方行政委員会 第34号(1951/05/08、2期、日本社会党)

○相馬助治君 事務局のほうへお聞きするのですがね、福永さん、本法改正に関連して何か参議院の地方行政委員会に請願めいたもの、そういうものが参つていますか。
【次の発言】 そうするとこへこの資料として只今配られたもののほか、最近にはそういうものはないと、こういうわけですね。
【次の発言】 私は提出者の前尾さんに尋ねて見たいと思いますが、この一部改正は、関係各省並びに国家警察、自治警察、それから一般の地方自治体、そういう方面では全部この改正を要望している、こういうふうにこちらでは了解してよろしいのですか。今までの交渉の経過、その他を概略でよろしいからお話願いたいと思います。

第10回国会 地方行政委員会 第36号(1951/05/15、2期、日本社会党)

○相馬助治君 総括的な質問をしたいために、法務総裁が出席するまで休憩いたしたいと思います
【次の発言】 続いて質問いたしますが、この法案は提案理由説明の中で、現下治安の実績に鑑み云々ということを言つておりますが、新聞その他で伝えられておるところから見ますと、予算の都合によつて国警の定員増加の計画というものが、猫の目玉のように変つて来ておるように承知いたしております。そういたしまするというと、これは政府の無定見によつてこういうふうに変つておるのであると我々は考えざるを得ないのでありますが、又一面考えて見ますというと、必要なのではあるけれども、財政的な面からの苦情によつて止むを得ず変えるのであると……

第10回国会 地方行政委員会 第40号(1951/05/22、2期、日本社会党)

○相馬助治君 この地方自治法の一部を改正する法律案の提案理由を昨日お聞きいたしまして、本法案に私は反対するというのではございません。ただ只今西郷委員からも質問されましたように、実際に地方自治をやつて行つて不便を感じて、東京都が緊急必要であるという観点に立つて、こういう改正案を出したということはよく了解いたしますが、立法府に席を置く我々として一体こういうようななしくずし的な法案の改正というものが、将来どのような影響を持つのであろうかということを極めて私はおそれるわけです。従つて提案者にお尋ねしたいことは、地方自治庁とどういうふうな連関を持ち、どのような相談の上でこれを出されておるかということを提……

第10回国会 地方行政委員会 第41号(1951/05/23、2期、日本社会党)

○相馬助治君 私は須貝先生に一点お尋ねしたいのですが、須貝先生のお話を結論的に見まするというと、この程度ならばよかろう、併し心配の点もあるからそれは附帯決議を附けることが望ましいというお話でございまするが、この問題に関しましては梅田先生が御指摘になつておりまするように、国警というものは自警に傷越しているということを一般民衆、それから当事者、これらが観念的に考えているということは否定できない現実でございます。そういたしますと、今度の改正案なるものは、やはり私は進歩的なる方向に対しての一つの堂々とした政府の抗議であろうというふうに考えておるのでありまするが、須貝さんはこの程度なら止むを得ないという……

第10回国会 地方行政委員会 第42号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○相馬助治君 塚本先生に、今般の警察法の一部改正に伴つて、先生の御意見の前段を要約いたしますと、自警並びに国警間における運営について支障のあつた点を直すことは極めて必要であろうが、さればといつて制度にまで手をつけるということはかなり問題であるという御意見のように拜聽いたしました。そこで私個人の意見としても、今度の改正は運営について支障のあつた面を直して、能率化されるということが先ず大切ではないかというふうに考えておりますが、塚本先生の御意見としては、現在の自警、現在の国警という制度をそのままにして、運営上の技術面を直せば足れりとされるのであろうか、それとも現在の自警、即ち弱小自警を含めての現在……

第10回国会 地方行政委員会 第43号(1951/05/25、2期、日本社会党)

○相馬助治君 中田委員の提案に賛成します。一つ附加えたいと思いますことは、しばしば私申しておることですけれども、警察制度の問題は国の性格に関する第一番の問題であるということを言つておるので、警察予備隊の、直接のこれを担当する大臣と申しますか、それは内閣総理大臣である。こういうような意味合いも含めまして、特に吉田内閣総理大臣が本委員会に出席なされて、そこで我々は概括的な質問を是非やる機会を持ちたいと思つておるのでありまして、従いましてそういう意味合いも含めた今の中田委員の提案に賛成をするものであります。
【次の発言】 只今の委員長の御見解でございますが、今まで予備審査であつたために、率直に申しま……

第10回国会 地方行政委員会 第45号(1951/05/28、2期、日本社会党)

○相馬助治君 この際大蔵大臣に一点お尋ねして置きたいと思います。今回  この警察法の一部改正法案が審議に供せられておりますが、この中に国家地方警察の定員が増加されることになつております。結局警察学校におる者の五千人ということでありますが、増加されることになつております。そこで私どもが当初新聞その他の情報を以て耳にしたところによりますと、三万人の増員であるとか、或いは一万五千人の増員ということが噂されたのでありますが、結局いたしますところ、この今回提案されたような五千人の増員ということになつて現われて来ておりますが、大蔵大臣としてこれらの定員の増加に関しまして今までどのような交渉を受けられたかと……

第10回国会 地方行政委員会 第48号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○相馬助治君 議事進行について…。只今民主的なる方法によつて質疑打切りの動議が比較的多数を以て成立をいたしました。極めて結構なことでございます。問題は、私は岩木さんの提案そのものを折角民主的に成立したその動議を否定するものではありませんが、私は打切りには従つて賛成でございますが、ただ人道的立場よりいたしましても、すでに一時十分前であります。私は詭弁を弄しているのではなくて、今後委員長の取扱いにおいて予定されておりますのは、民主党から緑風会の同調を得まして岩木並びに鈴木両氏提案にかかる修正案が用意されているやに聞いております。従つて我々はこの修正案に対する質疑をも行わなければ、十全なる討論が不可……

第10回国会 文部委員会 第閉会後5号(1951/08/13、2期、日本社会党)

○委員外議員(相馬助治君) 地方行政委員会の相馬ですが、発言をお許し下さいました委員長並びに委員各位に敬意を表するものであります。文部省に一点伺つておきたいと存じまするのは、今地方行政委員会といたしましては、この地方財政につきまして、小委員会を持つて特に平衡交付金及び地方起債の枠等についての数字的検討に当つておるのでございまして、その際私どもが明らかに地財委よりされました資料によりまするというと、昭和二十六年度の修正地方財政計画というものが五千八百二十二億に余る計画を地財委が作りまして、それを大蔵省との折衝の過程において見ますると、国庫補助金の増額として五十五億、地方債の増加として二百四十八億……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 議院運営委員会 第20号(1951/11/17、2期、日本社会党第三控室(右))

○相馬助治君 今加藤君からの明日本会議を開いてほしいという理由が、大体の輪郭が説明になつたわけです。各委員はこれについて未だ賛成とも反対とも言つていないわけであります。(「まだまだ」と呼ぶ者あり)從つてこれが反対であつて、議長の意思と本運営委員会の意思とが齟齬した場合には、議長が如何考えるか知りませんけれども、(「その通り」と呼ぶ者あり)このことについては、今小笠原君が言うように、緊急必要があると認めたから、さようにして取扱うということは、未だその時期にないと私は思う。
【次の発言】 小笠原君の御発言を私が誤解しておるのではなく、小笠原君の今のお話は、夜中に開いて云々というお話でありますが、私……

第12回国会 議院運営委員会 第21号(1951/11/18、2期、日本社会党第三控室(右))

○相馬助治君 只今の小笠原君の意見に賛成です。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第12回国会 議院運営委員会 第24号(1951/11/27、2期、日本社会党第三控室(右))

○相馬助治君 私たちはやはり申合せに先ず第一忠実であるべきであると思う。從つて我々は話を聞くわけに行かんから、こちらから官房長官を呼ぶのでなくて、自発的に來て立場を説明して了解したならば、我々も相談に乘つて協力して、木村さんの言うような精神でやりましよう。それまではそういう精神にはちよつとなれないですね。(笑声、「その通り」と呼ぶ者あり)

第12回国会 議院運営委員会 第25号(1951/11/28、2期、日本社会党第三控室(右))

○相馬助治君 内閣委員長が見えたようですが、とにかく私は小笠原君の意見に賛成です。というのは、理由はちよつと違うのですが、午前中の話は三日間あれば大分いいものができる予定だという意味で、三日間に必ずできるとも委員長は言つてないはずなんです。三日間なら必ず引受けるとも言つておらない。それからこの議運で仮に一日ときまれば甚だ審議その他は不満足ではあるけれども、その一日で上るかも知れないということも内閣委員長の言葉の中から読み取れると思うのです。從つて今内閣委員長にここで話してもらつて、幾日間やつたらいいでしようかということでなくて、もう我々の意思できめて、その会期中にそれでやつてもらうように努力し……

第12回国会 地方行政委員会 第1号(1951/10/12、2期、日本社会党第三控室(右))

○相馬助治君 只今同僚岡本委員の質問の中の特別区の問題ですが、これは現在の特別区を、地方行政調査委員会議はどういうふうに見ておるかということも質問の一つの趣旨だと思うのですが、もつと根本的なことは、これは将来どうあることが正しいというふうに考えるかということのほうが、私は大きな意味を含めて質問されておると思うのです。現実には自治区であるか、行政区であるか、極めてはつきりしないものである、こういう御見解ですが、それは我々もよくわかつておるわけですね、地方行政調査委員会議というものは、当然現実を見つめながらも、啓蒙的な意味で建設的な意見を吐くべき私は使命を持つておると思う。  従いましてこの問題に……

第12回国会 地方行政委員会 第2号(1951/10/29、2期、日本社会党)

○相馬助治君 私は法務総裁に基本的なことをお尋ねして、その上で国警長官にお尋ねしようとしたのですが、法務総裁が見えないので、長官に二点お尋ねしたいと思います。  先ず第一点のこの行政整理の問題ですが、国家警察も自治警察も双方五%減であると、こういうふうに伝えられております。ところが国家警察のほうは五%減だけれども事実上は出血がない、なぜかと申しますれば、自治警より編入されるものを当初国警側では一万人と推定していたと聞いております。事実は一万三千有余編入されて来た。こういうことから事実上国警では五%の行政整理ということは、当初の目論見からすれば全然出血なしということに言い得ると思うのです。国内の……

第12回国会 地方行政委員会 第3号(1951/10/30、2期、日本社会党)

○相馬助治君 中田委員から再度に亘つてそれを尋ねても、局長は歯牙にもかけていないとおつしやるようですが、現実の問題として、地財委としては二百億の平衡交付金の増額、それから起債の粋の増加、百五十億、それから節約その他で八十八億見込むとして、とにかく三百五十億のものを要求して、現実に通つたものは百億の平衡交付金の増額、起債百億の枠が広がつた、こういうことであつて、この二つの間にははつきりとした食い違いがあるはずであつて、それは地財委としては大蔵当局からどういう説明を聞いておるか、納得したか、しないかは別ですよ、どういう説明を聞いておるか。そうして又大蔵省がこういうふうな主張をされて、政府決定に至る……

第12回国会 地方行政委員会 第5号(1951/11/05、2期、日本社会党)

○相馬助治君 今の委員長の質問、委員会が聞いたことは、ページにして何ページか、この資料は誠にはつきりしないのだが、短期融資とありますね、第三の見出し、その次のページの所に行つて小さな番号で四、その他の短期融通、以下調整融資と、こういうふうに書いてありますね、これは何ですか。
【次の発言】 そうすると、税收入を見合いとした融資をここでその他の短期融通と書いてあるので、それ以外のものではないのですか。いわゆる平衡交付金、補助金それから税收入、これらを見合いとした融資以外に何も特殊な融資というものはないのですか。
【次の発言】 私さつき聞いたことでどうも不思議に思うのだが、例えば短期のほうから見て、……

第12回国会 地方行政委員会 第6号(1951/11/06、2期、日本社会党)

○相馬助治君 只今のに連関した問題ですが、いずれ岡野国務大臣が参つてから聞いた上で質問をするのが順当ですけれども、先ほど銀行局長のお話の中に触れて一点お尋ねしておきたいことがあります。  先ず第一は資金計画上かなり無理があるというお話ですがそれは暫くおいて、法律的にこの種の短期融資は困難であるというお話が只今ありましたが、これは昨日大角君から縷々その点については我々も意見を聴取いたしました。大角君の意見も概括的に法律的にはこれはかなり問題が存じているというこういう結論でした。そこでこの際局長に重ねて伺つておきたいことは、我々としてこの問題を見ますると、いわゆる政治的了解がなされたというこの短期……

第12回国会 地方行政委員会 第8号(1951/11/08、2期、日本社会党)

○相馬助治君 これは各党派が相寄つてこういう線が決定したのですから、是非ともこれが本会議に上程される場合には、各会派もこの立場から、この決議案のよりその精神を遂行せしめるために、当然賛成討論をすべきだと思う。特に私が希望したいことは、この際一つ自由党も是非とも代表を送つて賛成討論をされて、いよいよこの決議案をして権威あらしめるものにして頂きたい、こう思うのです。
【次の発言】 これは私どもとしても、この問題は非常に大きな問題なので、皆様とこうして協力してここに決議案ができたのです。一党派とすればそれぞれの意見はあるのです。あるけれども、こういうふうにまあ我々も同調しているのであつて、我々は賛成……

第12回国会 地方行政委員会 第9号(1951/11/13、2期、日本社会党第三控室(右))

○相馬助治君 只今の金丸さんにお尋ねしたいのですが、先ほど同僚の小笠原君が矢柴さんに質問した点でも明らかになつたように、国家公務員に倣つてこの際給料を考えた場合に、地方公務員のほうが高いのだという大蔵省の見解というものは、全く為にせんとする資料を集めて、とてつもない未熟なことをやつて、皆様がたを結果において苦しめていることに相成つているので、我々も極めて遺憾としている次第です。その上に今般この国会から見ておりまして非常に我々が憂慮しております問題は、従前、地方財政委員会及び地方自治庁は、大蔵省側の国家公務員に比較して地方公務員は高いという論を論難していたのです。ところがこの頃は大蔵省のその説に……

第12回国会 地方行政委員会 第11号(1951/11/15、2期、日本社会党第三控室(右))

○相馬助治君 この際文部大臣に二点ほど伺つておきたいのです。地方財政平衡交付金が常に政府の経済政策によつて左右せられまして、地方財政委員会の勧告すら無視されて今日に至つているわけでありまして、このために地方財政がもう極度の窮迫状態に立至つていることは文部大臣もよく御了解のところだと存じます。その地方財政の窮迫が、直ちに財政的に弱い教育の面に皺寄せをせられまして、今般政府が補正予算で措置するようなままで参りまするならば、誠に地方の教育遂行上重大な支障を来すであろうということが我々には心配されるのでございまするが、そういう前提に立つて一つ伺つておきたいと思いますることは、現在の補正予算、政府提案の……

第12回国会 地方行政委員会 第13号(1951/11/21、2期、日本社会党第三控室(右))

○相馬助治君 この申入書の処理の方法をお聞きしないとわからないのですが、この申入書は単独で、これだけでこの各宛名のところに出す予定なのですか。
【次の発言】 恐らくここに書いてある五人の人たちは、この委員長の申入れを受けて、これを何らかの形で下部に指示するだろうと思うのですが、その場合突如としてこういう申入書を見て、参議院の地方行政委員会が何の必要があつて、こういうことはもう十分考えていることとしても、私は、何の必要があつて、又緊急にどうしてこういうものが出たのであろうかということを、案外新聞等を見ているようでも見ていない向も多いので、下部では奇異の感に打たれるのではないかと思うのですが、具体……

第12回国会 地方行政委員会 第14号(1951/11/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私遅れて来て誠に申訳ないのですが、昨日私も発言を求めて、行政整理についての質問をしてお聞きしたのですが、今のお話で、岡本委員からの説明では、調査をして後ほどこれを取上げるということで了解がついたようですけれども、私は今のこの段階が一番委員会として結論を出すべき時期だと、こういうふうに政治的に考えているわけなんです。勿論自由党側としてはむずかしい事情があろうかと存じます。高橋先生なんかのお話は、政府の考え方というものを便宜上ここでお述べになつたので、勿論その通りだと思うのです。ここは政府の出先機関じやなくて独自な委員会なのですし、御案内のように農林委員会も、聞くところによると文部委……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 議院運営委員会 第1号(1951/12/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 いろいろ議論が行われておるけれども、小笠原君の言つておるように、どういうわけでこういう新たなる提案がなされるのかという、すべての人が納得する、それに異論はあつても、成るほどこういうふうにせざるを得ないのだという一つの条件がここに提案されれば、それは論議になると思う。そういうのが提案されないから原さんのような意見が出て来る。私などもこういうことについて一つ具体的に考えておることは、事務総長にこれはどうなんですかと聞きたいのですけれども、議論が錯綜しておるので事務総長にも聞けないが、発言の通告なんかも本会議が始まつたと同時に共産党、労農党も、三十分、一時間やらせろということになると、……

第13回国会 議院運営委員会 第2号(1951/12/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今の小笠原君の提案に全面的に賛成します。理由は別に申上げません。
【次の発言】 現実の問題として、常任委員の数が決定したのですね。今の大隈委員の話は、外務委員の増員ということだけきまつてるのですが、具体的に決定しろということらしいですね。念を押しておいて下さい。
【次の発言】 名前は後刻私が申します。
【次の発言】 再任のようですが、過去一年間の本人の出席状況及び特別なる発言等について官房長官は資料をお持ちですか。

第13回国会 議院運営委員会 第3号(1951/12/14、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 これは今度だけ差当りこういうふうにしておいてくれということであれば、事ここまで運んで来てしまつたのですから、止むを得ず引下るという点もあるかと思いまするが、只今の議長の報告によりますると、衆議院側の見解のほうが正しいのだ、従つてこれを以て一つの先例としたい、こういうふうに相成りますると、問題は私は別な意味でも重要だと思うのです。国会法の第八條に「国会の開会式は、会期の始めにこれを行う。」と、こう書いてあるのであります。どう考えても、召集されて議案の審議にすぐに入つている、こういう状況下においては、議案の審議が非常に緊急欠くべからざるときには、それが開会式の前に行われるというような……

第13回国会 議院運営委員会 第4号(1951/12/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は小笠原君とは別ですが、承認するについて私は前提として一つのことを申上げておきたい。私は承認したいと思いますが、国会職員の中の者から私は公式的には聞きませんけれども、こういう話を聞いておる。一音にして言えば、乏しきを憂えず、等しからざるを憂うという一つの言葉で代表される。国会職員の俸給が切り替えになりました場合に、これは国会そのものの責任でも、私は事務総長の責任でもあろうとは思つておりませんが、いわゆる人事院規則が出たときに、その人事院規則の示すところによつて採用し、俸給を決定した場合に、他の官庁に見られないアンバランスがこの国会に生じたことは御存じのことだと思う。これが法規を……

第13回国会 議院運営委員会 第5号(1952/01/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 今懇談会に入るということを宣言しようとされておりますが、この問題については異議ないのですから、大臣の施政演説を聞くことは三時から聞くということをきめて、そうしてそれから木村さんのお話のように懇談会に入る、そういうふうに一つ……。

第13回国会 議院運営委員会 第11号(1952/02/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 社会党第二控室のほうからは曾祢益君を今日是非発言さして頂きたい。

第13回国会 議院運営委員会 第14号(1952/02/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 この際一点お尋ねしておきたいと思いますが、第一にこの行政協定の基本をなす安保條約というのは、主権国家同士間におけるこれは相互協定であつて、元は、サンフランシスコで締結された平和條約とは根本的に違うことは今更言うまでもないと思います。もう一つは、批准された場合に議論されましたように、当然行政協定の内容が明らかとなつていなければならないと主張したのですけれども、これも国際的にいろいろむずかしい段階で、止むを得ずとして国会はこれに対して批准した。こういう経過を取つておると思うのです。そこで当然行政協定についての政府の発表を見ますと、決定された分についてなしくずしにだんだん報告している。……

第13回国会 議院運営委員会 第16号(1952/02/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 今賛成意見を出された水橋さんと須藤さんに申上げるのですが、先ほど来小笠原君と私と同じような発言をしたが、別にこれは打合せたのでも何でもない問題です。この問題は御案内のように、緊急質問の取扱いについては考えなくちやならないじやないかということは、実を申せば自由党あたりからぼつぼつ出されおる。それは今私どもとしては、今お説の通り、緊急質問は飽くまで私はやはり緊急性に則つて、会派の数なんかに拘束されることなくやられる今までの参議院のやり方のほうが正しかつたと思う。ところが、それだからと言つて今後五、三人の会派自身が、三人だつて何百万の支持者があるから、おれたちは三人だと思つて舐められて……

第13回国会 議院運営委員会 第17号(1952/02/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 残念ながら緊急性を計る尺度は本院にないわけですね。そこでこういうことをまあ議論して行つたのでは果しがないと思うのです。それでこの前に私は保留しようと主張したわけは、三人のところ、二人でやるからけしからんというような理由では全然なくて、行政協定によつて三人質問しておる。而も共産党からも一人聞いておる。そこで説明によれば行政協定に持つて行つてそれに連関しての質問なんだ。ただタイトルだけがああいうふうに出ているのだという前段の御説明があつたので、私はそれならば話す必要はなかろうと、こういうふうに言つていたわけです。それで私は実は現在ここへ来るまでに、共産党はこの質問をみずから御撤回にな……

第13回国会 議院運営委員会 第19号(1952/02/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 昨日私どもの会派では、小笠原君の提案事項に対しての意見が開陳された折に、山下君からこれは調査案件として外務委員会に付託すべきものでなくて、むしろ進んでこれは可否の態度を決定する議案として強力に措置するようにすることが、行政協定の姿からしても妥当であるという意見を述べたわけです。これは直ちに以てその意見がこの行政協定の案件を取扱う手続上のことを言うたのではなくて、参議院としてはそうあるべきであるということを述べたのです。この意見については、私どもとしては国務大臣の報告を聞いていよいよ参議院自身としてはそうなくてはならんということをまあ確信を深めておる。特にこの手続の問題については小……

第13回国会 議院運営委員会 第20号(1952/03/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 これは毎回の例によれば、あえて委員長の説明を待つまでもなく、状況によつて賛成するなり何なりして参つたわけですが、この前に同委員会から議員派遣の要求がありましたときに、折から国会開会中なので、かかることは如何であろうかということで委員長の特別出席を求め、事情を聞いて、緊急止むを得ざるものと認め止むなく、止むなくですよ、(笑声)我我は賛成したわけです。私はあの賛成した場合にもう事情止むを得ず、委員長の説明もあるので、この派遣だけと、こういう気持で賛成したのです。かかることと相成るならば、あのときに私は念を押して、この際だけですぞ、こういうことを言うべきであろうと、自分では今後悔してい……

第13回国会 議院運営委員会 第21号(1952/03/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 中村委員の発言は、その従来の慣例を破れ、この枠を外すということを積極的に希望して言つているのではないのです。これは中村委員の一人の考え方ではなく、私どもの会派でこれが議論と相成りました。その際にやはり例外々々と言つて認めて行くのでは困るから、而もいろいろな実情等から、今般は議運の中においても、私どもの会派の反対にもかかわらず賛成しようじやないかという空気もやや強げに見えるのです。そこで若しそうだとするならば、やはり原則的なものを直して、そうしてこれは認めて行きたい。そのことによつて又そういうことが陸続として行われて、議会の運営に支障を来たすならば、再び原則をきめなければならないの……

第13回国会 議院運営委員会 第24号(1952/03/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今の承認を求める件についての理由が述べられましたが、その理由ですべてが盡きておるのですか、それとも率直に補足的な説明を何が加える余地があるものですか。あるとするならば、議運が紛糾してからでなく、私は聞かせて頂いたほうがよろしいのではないかと思うのであります。
【次の発言】 只今議決を求める理由を聞いたのですが、どうも肯定する満足な十分な理由として我々は聞き取れないのです。併しまあこの懇談会中にやや明らかになつた特殊な事情もあるようですから、ここでこれ以上議論せずに、各会派に持帰つて態度をきめて、次の議運においてこれを決定する、こういうことに処理して行くほうが適当じやないかと思い……

第13回国会 議院運営委員会 第25号(1952/03/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 先に防衛力について吉田首相が、それから行政協定について木村法務総裁が失言しましたが、私は失言だと思わないで、失言の部分が真実だとこう思つておるのです。それで岡崎国務相としての立場上、同じ質問に対して一生懸命縷々述べているので、その労苦は多としますが、私はどうしても次の二点だけを甚だ愚問のようだが聞いて置きたい。それはアメリカでは大統領が上院の承認なしに或る種の協定を締結し得る慣習が発達しておりますが、日本ではそうではないことはもう明らかであります。そこで今般の行政協定については、手続その他についてもアメリカ側からちよつとむずかしいことになるのですが、積極的な示唆に類するものがあつ……

第13回国会 議院運営委員会 第28号(1952/03/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 これはこの前話合いがあつて、委員会の独自の見解によつてやるということに原則がきまりましたが、私はここの場で反対する理由の何ものも持つておりません。持つておりませんけれども、これはこの前私はそういう話合いになる際にも反対しておきましたように、こういう開会中に若しも陸続として議員が出張するようなことに相成るならば、これは当然又その申合せの線を考え直さなければならんと思うのです。従つて、僕はこれについても申合せがあるから賛成するのであつて、私は議運の一人としてはこういうことは好ましくないという考えは未だに変つておりませんので、それを附加いたしまして賛成いたします。

第13回国会 議院運営委員会 第29号(1952/03/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 これはちよつと事務上の手落で私が発議者になつておりませんが、特に私の会派からも発議者が含まれているので私が代つて訂正を一つ出したいと思いますが、文書の。
【次の発言】 ここの先ず本文は、いいですか。
【次の発言】 「日本国とアメリカ合衆国との間の」それ以下削除いたします。
【次の発言】 「日本国とアメリカ合衆国との間の」次の「安全保障条約第三条に基く」を削除する。
【次の発言】 本文も。
【次の発言】 事務総長の御説明了承いたしました。誠にその通りでございます。従つてこれは実質的にはもとより話合いはできておるのでありすけれども、形式的にはそういう手続をふまなければ正式に訂正が行わ……

第13回国会 議院運営委員会 第30号(1952/03/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 今の事務総長の報告の問題はどういうものですか、一切のものを含んでおるのですか。

第13回国会 議院運営委員会 第31号(1952/03/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 議員のほうからそういう申出があるというお話でございますが、準備ができておると思いますので、この種の調査の特殊性に基いて今小笠原君の言うように措置せられんことを希望し、賛成いたします。

第13回国会 議院運営委員会 第35号(1952/04/14、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 四番目の小泉君の日航もく屋号墜落事件に関する緊急質問については、本日運輸大臣が同問題について当院に報告なさるというので、これは百私どもの考えとしては緊急質問をやめたほうがよろしいのじやないかというふうに考えたのですが、緊急質問する当人の意思としては果してその報告が満足すべきものであるかどうかは予定できない、從つて緊急質問を保留しておきたい、保留ということは緊急質問をする機会をやはり依然として残しておいてもらいたい。こういう御発言があつた。併しこの問題については私として考えがあるので、ちよつと本人と相談中なのでまず一、二、三を一つ取扱つて頂きたい。

第13回国会 議院運営委員会 第37号(1952/04/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私たちは時間の都合上、殆んど時間の都合上、本質的には理解できない幾つかの問題を含みながら、先ほど小委員会においては議長に協力して本日破壊活動防止法案についての取扱いについての態度を一決したわけであります。ただこの際政府のとつた態度につきまして、なお念を押したい点がございまするので、次の議運の機会に是非とも官房長官の出席を私は要求します。(「賛成」「異議なし」と呼ぶ者あり)なお代人を差し遣わす場合においては次の機会に讓るほかないのであつて、代人は絶対にお断りするということを附加えて委員長より要求して欲しいと存じます。

第13回国会 議院運営委員会 第38号(1952/04/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 今の総長の話を聞いて私も確めておかなければならないが、それはどこでどういうふうにきめたかといううことの前に、私の要求は次の議運の際という要求でありまして、その辺だけは明確にしておきます。本会議がないのにもかかわらず、特別に議運を開いてやらなければならないような拘束的な意味の発言は私はしておりません。
【次の発言】 その問題について官房長官が出て来ておられるようでありますから、私は前に委員長を通じて要求しておきました点について一点政府に質したい点がありますので、官房長官に質問を一ついたしたいと思います。
【次の発言】 この際官房長官に一点お尋ねして、その上でいささか見解を披瀝したい……

第13回国会 議院運営委員会 第41号(1952/04/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は、まあよくわからないのですが、文章の体裁から行くと、一頁から二頁の間、「私どもは、この上ともすべての力と手段を平和的進歩にささげ、」とありますが、「平和的進歩にささげ、」これは何やらおかしく感ずるのだが、これは私だけでしようか、どうするかということがありませんので、この「平和的進歩にささげ」ということだけで……。
【次の発言】 文章ですよ、意味はいいんです。「平和的進歩」という言葉自体が、これは大分新らしい言葉ですね。(笑声、「これは新造語だな」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私は、参議院の式辞というのは新聞に出るでしよう。それで学校の先生がたのほうで取上げるのですよ、私、自分……

第13回国会 議院運営委員会 第44号(1952/05/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 今の政治情勢から考えてそういう緊急質問が出ることは、私も極めて当然なように考えられる節がございますが、先だつてメーデー騒擾事件にからんで各党から発せられた緊急質問は、名前をつけますればやはりこの第四控室から出ている名前でやられた緊急質問というようなふうにもとれる内容を持つたものであることはまあ御承知の通りであります。従つてこの緊急質問に私は反対する意思と持つておるのではないが、この際やはり第四控室のほうから、首相は出ないということは先ほどはつきりしたので、首相が出なくてもこれを、やるのかどうか。その場合の御返事の緊急度というものも考慮されて、やはりこの際おやりになる御意思であるか……

第13回国会 議院運営委員会 第45号(1952/05/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 加藤君から、質問をする会派でお寄りになつて適当に相談ができないかという意味の御発言だつたのですね。それは結論的に申しますと、無理であろう、こう考えます。現実の問題として……。ただ時間をつぶすだけであるし、まあ無理であろう。私はただ考えられることは、小笠原君が言つておるように、各会派が遠慮するというようなそういうことを暫らく抜きにして、この前に緊急質問についての申合せというか、それがありますね、その観点からやはり一応眺めて見る必要があるかないか、あるとすればそれはどうするか、又何とか正規の議運で話合いがまとまるかどうか、いわゆる申合せの線に沿つて眺められるというならば、話合いができ……

第13回国会 議院運営委員会 第47号(1952/05/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 この問題については、原則となる場合には、私は極めて問題であるから、加藤君が今言つたと同じような趣旨で私はこの前反対したことを記憶しております。併しあのときは一応先例、原則として認められた。従つて私は今後、議運として当然しなければならないという場合には問題になるのですが、加藤さんも抽象的におつしやつたが、今回は私はやはり筋を通すということになれば、派遣することが至当だ。こういうふうに存じますが、加藤さんの言つている意見については、私は議運の立場からは至極賛成であります。今般の決定については、私はやはり反対するわけに参らぬと思うのであります。従つて私は賛成するのであります。加藤さんの……

第13回国会 議院運営委員会 第49号(1952/05/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 この要求書の中には、私も文部委員なる故を以て派遣議員の中に含まれておりますが、問題は議運の立場から別だと思うので、そこういうことは承知の上で次のことをはつきりして置きたいと思います。先般議員派遣要求書が出たときに、各常任委員会の自主的な決定に基いて、それを議運は拘束するものではないというような一応の今までの話合いの筋からそれを承認したわけですが、そのときに自由党の加藤君から議論が出て、一体会期中に各委員会から、勿論必要度は緊急なんでしようけれども、陸続として議員派遣の要求が出る場合も予想せられるわけです。この問題については基本的に議運として考えてみなければならないのではないか、そ……

第13回国会 議院運営委員会 第50号(1952/05/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今の小笠原君の二つの、あとの段にお願いしたいのです。事実はもう明瞭なので、本会議の邪魔をしないようにするというので、今晩出発して月曜日の朝に帰るということになつておる。従つて小笠原君が後段に言つたように補充して、補充した場合にそれで以て認めて頂く、こういうことに、一つして頂きたいと思います。
【次の発言】 ちよつと待つて下さい。
【次の発言】 私は、文部委員長の退席を待つて下さいと言つたのは、こういう疑義が出るから、言つておるのです。実際、この話を途中からお聞きになつたり、それから又文部委員長のお話のように、議運に持つて行くことを正式に決定していないと、こういう角度から言うなら……

第13回国会 議院運営委員会 第52号(1952/05/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 あなたの会派の立場から言えば、そういう希望があることは御尤もだと思いますが、この案件は、こちらは難なく全会一致で決定したものであるし、且つ、これをどういうふうに両院協議会に出して来るかということになれば、この際はやはり前例通りにやるのがいい悪いじやなくて、前例通りにやる以外に途は私はないと思うのです。ただ自由党なり緑風会なりが、あなたがたの小会派との話合いの上で一名譲ろう、譲つてもらおうというような、これは問題はおのずから別ですけれども、それはここでちよつと問題にならないと思うので、自由党なり、緑風会なりから自発的に割愛するという意思の表明のない限りにおいては、一つ前例通り御決定……

第13回国会 議院運営委員会 第53号(1952/05/30、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 中村さんは、仮定の事実を前提として反対の気運が強いということを言つておるんで、私どもの会派では満場一致このことには絶対反対です。従つてこの理由は中村さんが言つたように、本院でこの人事問題を否決して云々というふうなことになれば、問題は別な問題になるから如何でしようかと、こういうことを親切に申したので、加藤さんの答弁は答弁になつていないと思う。それを併し追及して、答弁になつていないからどうこうということはないが、中村さんも、それはそれとして了解すると思うのですが、併しまあ困つたことに相成るということだけは、はつきり申上げておきます。我々は反対です。

第13回国会 議院運営委員会 第55号(1952/06/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 この会期延長のことを議する場合に、前提になる二つの大きな方向があろうかと思うのであります。というのは、当委員会では会期延長の事態が生ずることが困るという建前からたびたび官房長官を本席に呼んで、政府提案の重要議案の予定を聞き、これをまあ督促していたわけです。然るに閣内の意思が統一しなかつたり或いはそ他いろいろな事情があつたと思うのですけれども、予定された重要法案が、当然会期中にはあがらないような形で出されて来て、一にかかつて会期延長をせざるを得ないように本院を追込んだのは、これは政府の責任であろうと思うのです。このことは明確だと思うのです。  それから第二には、この前に一カ月の延長……

第13回国会 議院運営委員会 第57号(1952/06/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 ちよつと速記を止めて下さい。

第13回国会 議院運営委員会 第59号(1952/06/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 ちよつと速記をとめて頂きたいと思います。
【次の発言】 今速記が休んでおるうちに事務局から実際の経緯を聞いて、成るほど各会派に持帰つてきめる以外に手はないと思いますから、私は社会党第四控室で言うように、各会派に持帰つて、この次は何でもかんでもきめると、こういうことにしたら如何でしよう。

第13回国会 議院運営委員会 第61号(1952/06/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 今のその議員団の問題は、後刻又考えるとしても、先ほど岩崎君から出ている話のことを、それをここで議するのですか。議するとすれば、私は前提として質問をしたいことがあるのです。
【次の発言】 若しその辺の事情がわからなかつたらば、事務局でお調べ頂くとして、わかつていたらば、一つ御答弁を総長からお願いしたい点があるのですが、衆議院の郵政委員がその会議に行くことを決定したという今のお話ですが、衆議院というハウスに招請状があつて、そうしてその選定の方法だけが、ただ郵政委員会がそれを請負つて、そこできめて出すというようなことなのか、それとも又、郵政委員会が自発的にその会議の重要性や何かを考えて……

第13回国会 議院運営委員会 第62号(1952/06/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 常任委員長懇談会の結果をお聞きすることは、私も異議がないのですが、聞く時期ですが、これについてさつき小笠原君が、聞く時期が問題であるとおつしやいましたが、小笠原君の場合には、この辺で聞いておこうという御意見ですが、私はこの会期延長の問題が議題となつて、それから聞いてよろしいと、こう考えておる。  それでその会期延長の議題が、どういう形で誰から出るかということは、法規の上ではまあ、おのずから明らかですが、先ほどの委員長のお話では、それらのことも勘案して、この際常任委員長の懇談会の話を聞こうじやないかと、こういうことのように我々は聞いたのですが、私はもつと基本的にこの問題は、参議院規……

第13回国会 議院運営委員会 第63号(1952/06/30、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 いろいろ議論もありますが、私はここで今日議論しようとは思いません。議長の職権を以て本会議が開かれておるというような、普通の状態でございませんので、結論的に申しますれば、衆議院が一方的にきめて来たこの段階においては、参議院としては何とか本日中に本会議を以てその態度を、賛否は別としましても、議決しなければならない。こう考えております。但しわからない点は、その前提としてお尋ねしなければならないので、以下私は二点議長にお尋ねいたしますが、意見ではないのであつて、お答え願えばそれでよろしいのですが、先ず第一点は、参議院規則第二十二條によりますれば、「臨時会及び特別会の会期は、議長が衆議院議……

第13回国会 議院運営委員会 第64号(1952/07/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今のこの瞬間には、まだ文案が一致を見ない状況でありますから、従いまして殆んど駄目だと思うんです。併し先ほど申しましたように、入れる場合には小委員会に話すようにしたい。一つお願いしたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第65号(1952/07/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は今日直ちにこれを要求するのではないのですが、先般の毎日新聞を見ますと、増田幹事長談として、この院内の職員の中に共産党と連関を持つ政治的グループがあつて云云という記事が現われていたようでございます。共産党員が職員の中にあることは勿論自由ですし、それはそのこと自身は合法的だと思うのです。ただ問題、特に超党派的な立場に立たなければならない職員の中に、事実そのようなことありとするならば、これはなかなか問題は別な意味で問題であろうと思います。これは本来ならば事務総長にここで尋ねるべきであろうかとも思いますが、私は今日はそういう質問はいたしません。増田幹事長に、適当な折に、議運にお出かけ……

第13回国会 議院運営委員会 第67号(1952/07/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は、実際結論を言うと、加藤さんの言うようにすることが一番穏当だと思うのです。併し又別な面から見ますと、これは先方様に通知をして、やはり調査の目的を完遂するためには準備期間が必要だと思う。私は先程加藤さんがそこでちよつとささやかれた各委員会、問題があるということですね。これは各委員長においてもつと慎重に行く人を確かに当つて、それから日にち等も腰だめでなくやつて、そうして検討されるということを前提として、やはり内諾は与えておいたらいいと思う。
【次の発言】 運輸委員会において諮られたときの審議の状況、経過はどうですか。加藤君責任を持つて言えますか。

第13回国会 議院運営委員会 第70号(1952/07/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 矢嶋君が指摘しているように、異例になるかも知れないが、これは確かに異例ですが、従つて人事委員会が了承するならば別として、こういうものは筋を立てて、止むを得ざる場合には異例は止むを得ないが、やはり菊川君が今申されているようにやることのほうが妥当だと、私はこう考えます。
【次の発言】 いい智慧かどうか知りませんが、こうしたらどうでしような。菊川君の通りにやる、但し議運の委員長より人事委員長にこれは好意を以て、明日職員からこういうことを聴取する、従つて人事委員会の委員の諸君は出かけられて、その事情を聴取されたならば如何なものであるか、こうしたことを申しておく。これで以て名案であるかどう……

第13回国会 議院運営委員会 第71号(1952/07/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 水橋君の前段は、本日の議事を運営して行く上において必要なので、私も賛成なんですが、総長に資料を要求するなら別ですが、そちらにそういうことを聞いて行くということになると、議事が又非常に輻湊して来ると思うので、それは参考人の陳述を終つてから我々としては聞くなり、それからなお、この参考人の陳述を聞く上において、それがどうしても必要だというなら、むしろこれはこちらに向つて、あなたたちはもらつたんですかということを聞くべきだ。
【次の発言】 今の宮川君のお話の中に、たびたび出て来た当局ということですが、この法律案は形式的に言えば石田博英君ほか一名の提出の法律案となつておりますが、その場合の……

第13回国会 議院運営委員会 第73号(1952/07/25、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 木村さんの御説明に補足さしてもらいます。あの通りですが、これはこういうわけなんです。義務教育費国庫負担法の前に、特に雨天体操場というようなものが問題になつてですね、当初、自由党の議員提出の法案には、この法律に対して、特別に国費で以て支出することが明記されていたのです。その後自由党の議員提出の修正案になりますると、これらの具体的な條項が外れたのです。従いましてこれを補足して、必要に迫られて総花的にこれがまとまつたのですが、今聞いてみますと、成るほど小笠原君が言うように、正しくは積雪寒冷濕潤の意味だと思いますが、内容的にはそれを含んでいると思うので、表現の不備はあるかと思いますが、是……

第13回国会 議院運営委員会 第76号(1952/07/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 そういう取計いを一つお願いいたします。
【次の発言】 小笠原君の動議に賛成いたします。それで事務的立場から見た数字の按分を、小笠原君の動議に賛成ならば提示してもらいたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第77号(1952/07/30、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 一つお尋ねしますが、今の議事部長の説明というのは、当然議長の承認を得た一つの見解であろうと存じます。然らば兼岩君からこういう訴状が出たときに、かくかくの理由を以てこれは返却すべきものであるという措置がなされるのがまあ一応常識であろうと存ずるのであります。そのような措置がなぜなされなかつたか。それが正しいと飽くまでもお考えになるのか。なぜなされなかつたのであるか。これがお尋ねの第一点であります。で、そのような措置をなされなかつたというこの現実のこの問題は、国会法及び参議院規則の規定するところによれば、今言つたような形態も成り立つけれど、新たなる一つのケースとして、十分にこれは議運に……

第13回国会 議院運営委員会 第78号(1952/07/31、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 関連質問……。今の小笠原君の発言中、委員長の出席要求を求めないというような意味に了解する言葉がありますが。
【次の発言】 という意味の発言もありますので、私のその時間的な節約をするという意味で、私も是非、委員長の出席を求めて尋ねなければならない点があるのでありますけれども、事務当局において、その辺の事情がおのずから解明されればよろしいのであつて、お尋ねしたいのですが、小笠原君のは、委員会が開かれるまでの経過のことについての質問だと思います。私は委員会が開かれたのちに、どのような経過をとつてああいうことになつたか。その概略を聞きたいのです。というのは、その聞きたいという理由は、野党……

第13回国会 地方行政委員会 第4号(1952/02/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 中田委員が交渉の経過を尋ねて、私その答えによつてお聞きしたいことがあつたのですが、それが今報告になりませんので、前に戻つてさつき岩木委員が質問していたことに関連してお尋ねしたいことがあります。御案内のようにこの附加価値税というものがこの前の地方税改正で延期されたというのは、いろいろな意味においてれを立案された地財委、自治庁、これはお困りだつたと思う。率直に言つて一つの税体系というものの中から附加価値税のところだけ、延期されてしまつた。従つて泥縄式に事業税の復活をさせなくちやならない。そうして又この事業税をとるについては農林漁業等については免税の区域を設けてこれを措置するというよう……

第13回国会 地方行政委員会 第5号(1952/02/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 斎藤長官から報告された二つの事例については、まだ捜査の段階にあるので、具体的なことは微妙であるから報告でき」ないというお話で、その点は御尤もであろうと存じますので、それは又いずれ必要に応じては秘密会等を要求してお尋ねするとして、私は一般的にこういう問題を考える基本的な一つの参考として、この際二、三の点を伺つておきたいと、こう思うのです。  先ず第一点は、今いろいろ述べられたように、共産党側で、共産主義者のグループから暴力革命を肯定するような論文、或いは指令に類するようなものが数多く出ておるということを聞かせられたのですが、これは御案内のように、共産主義理論の中に暴力革命を肯定して……

第13回国会 地方行政委員会 第8号(1952/02/21、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 今の説明の中でちよつとお聞きしておかなくちやならないのは、はつきりした補助金、それから起債の枠、そういうものを見合にした融資と、それから税金で取つて埋めなくちやならない融資と、こうあるというお話ですが、まあその通りですが、これが会計年度末における操作は税金を引当てて融資した分については一旦銀行からでも借りて、そうして埋めておいて四月に又肩代りする措置に相成ろうという御説明でしたが、平衡交付金等で確実に入るという見通しのものについては、そういうふうな操作はさせないでそのまま続けて行く、こういうことを意味しておるのですか、御説明を……。

第13回国会 地方行政委員会 第9号(1952/02/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 内閣官房から発表になりました二月六日附の今国会提出予定法案の中に、自治庁関係のものも大分あつて、それでそれらもいずれも二月中旬までには作業を終つて国会に出すというふうに予定されておりますが、自治庁関係のものだけでなくて、この国会には非常にその提出法案が遅れておりますが、その中でも一番問題なのは、私は機構改革に伴う地方行政の各般に亘る所要の法案、こういうものが当然予想されるのですが、この地方行政委員会にかかると予定される全部の法案を列記して、それを書類にしてこの委員会にお示しになつておかれたらどうかと思うのですが、どうでしようか。

第13回国会 地方行政委員会 第11号(1952/02/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は吉河局長とそれから警視総監に少しお尋ねしておきたいと思います。今吉河局長からの御説明で補足的に承知しておきたいと思いますことは、私は東大のうちには合法的に届出を了した今日細胞がないことに相成つていて、而もこういう現実の活動が続いているという御報告ですが、それらの活動をしている主体的な事務所ですね。そういうものは学園内に設けられていると推定されるか、然らずかということが一つ。それからそういう印刷類は学園内において印刷されているか然らずかという問題、それからそういうビラは東大の学生を対象として配布されておることは明らかでありまするが、他の狙いをも持つているか、即ち同種のビラが他の……

第13回国会 文部委員会 第11号(1952/02/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(相馬助治君) 委員外の発言を許して頂いたことを感謝します。この問題の鍵は瀧尾局長の良識と決意、そうして勇気、これによつて大きく今後左右されると思う。私は地方行政委員でありまして、今後このことの成行きに関しましては、この紛争と別に、地方行政当然の責務という意味で、参議院の地方行政委員会は別途これを問題にする考えですけれども、それは好みません。この委員会を一つの契機として、これが急速に解決されることを我々は希望しております。そこで私は、先ほど中川議員があなたに対して希望されたことがあります。私はそれに対して瀧尾局長の御決意を承わつておきたい。即ち二つの観点について御決意を承わつておき……

第13回国会 文部委員会 第16号(1952/03/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 議事進行について……、参考人のかたのお話を委員長求めておりますが、参考人をお呼びしましたときに、学長並びに総監よりいろいろな質問を受ける前に総括的なお話をしたいという御希望によつてさよう取計つておるのですか。それとも委員会自体としておいで願つたので、総括的な御意見を先ず承わりたいと、こういうのですか。どつちですか。
【次の発言】 私は問題の所在点はこの前の委員会でほぼ明らかであろうと思うのです。むしろその後に法務委員会等の様子や何かを見て、私どもとしては総括的なお話を聞く前に質問したいことがたくさんあるわけなんです。それでまあ議事進行の上でそういうふうに私は発言したのですが、委員……

第13回国会 文部委員会 第18号(1952/03/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私、近藤局長に一点だけ伺いたいと思います。先ず私立学校の現在の状況から見て一番問題であることは経営上財政の問題をどうするかということだと思うのです。従つてこの私立学校振興会というこの法案を作ろうとする意図も、そういう意味で財政的な面について時宜に適したようにこれをカバーしてやることだと、こういうふうに考えているわけであります。そういう基本的な立場に立つて第五條を見ますと非常にこれは彈力性のある條文になつております。で、この彈力性のある條文というものは、国の財政がゆたかであつてそうしてその時々に応じて振興会側の意思というものが十分にくまれる可能性に立つ場合においては、彈力性のある條……

第13回国会 文部委員会 第19号(1952/03/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 この際文部省に伺つておきたいと思いますことは、この私立学校振興会法案というものを作ることは、私立学校関係者のために思恵的に作つてやるべき性質のものでなくて、日本が文化国家であるということを言つておる限りにおいては、政府みずからがこれは積極的にこういう法律案を作り、その財政的援助をしてやらなければならないということは白明の理だと私は思うのであります。従いまして、私はやはりこの法案では第一章、特に第五条関係が要をなすと、こういうふうに考えておるのです。従いまして第五条に連関いたしまして、二、三の質疑をいたしたいと存じます。先ほど荒木委員の質問に対して局長の答えの中に、戦災関係の費用の……

第13回国会 文部委員会 第20号(1952/03/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 国立学校設置法の一部を改正する法律案というのは当然なさなくてはならない。このいわゆる実施細目的なことを規定する法律案ですから、このものそれには私は別段の意見を持つていないのです。ただこういう一部を改正する法律案が提案されたその基盤をなしておる問題として私二点伺つておきたいのです。第一点は、広汎に国の大学というもののあり方を基本的に文部大臣はどこかに諮問して十分研究されておるのでありましようし、又文部省自身として、いわゆる政府自身としてと言つたほうがいいかも知れませんが、考えていられると思うのです。そういうコンクリートされた案がまだあろうとは思つておりませんが、それについてはどうい……

第13回国会 文部委員会 第21号(1952/03/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 昨年教科用図書の給與に関する法律案が出た時に、一番大きな欠点として委員会において大体まとまつた意見として表明されたものは、今ちよつと大臣も触れられましたが、地方自治体に財政負担をかける。即ち法的な義務拘束によつて地方の自治体では金を出さざるを得ない。こういうことは極めて迷惑である。こういうふうにいう地方自治体の言い分も誠にその通りである。こういう意味でそこに問題が焦点となつて現われていたと思うのです。私は当時教科用図書の給與そのものに反対ではないけれども、一体文部省はこういうことに力を注ぐよりも、もつと広汎に義務教育費を国庫負担にするのだという努力をやるべきであつて、こういうふう……

第13回国会 文部委員会 第23号(1952/04/03、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 局長にお尋ねします。同僚の矢嶋、高橋両委員の質疑で一応明らかになつたようですが、重要な問題なので重ねて聞いておきたいのですが、只今議題に供されている法律を制定するということの意味はわかります。これは当然の仕事でありましよう。そこで今度は日本人が外国に持つている著作権についてはこちらからとやかく言う筋のものではなくて、好意に期待するのであるという説明も、今の段階においては事実の問題として了解されなくはありません。併しこういう権利に関する問題を先方様の好意に期待するとしても、ただ漫然として手を束ねて好意に期待するなどという手は、政府としてはこれはとるべき途でないことも又おのずから明ら……

第13回国会 文部委員会 第26号(1952/04/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 今岩間さんが言つたように、課長に聞く範囲を超えておるからということについては私も同感ですが、外務省にやはり一言課長さんに申し伝えて私はこの議案審査の上で便宜ならしめたいと思いますことは、この前の委員会で、問題になつたのは全部政治問題なんです。いわゆる連合国民の著作権の日本にあるものをこれを面倒を見てやらなくちやならたいということについては異議がないが、それに見合つた形で日本人が外国に持つておる著作権の保護がどういうことになるのかということについて文部当局としては、文部省の仕事の範囲外であるから、それに対して自信あるこうだああだということは言えないわけです。そこで一方においては、日……

第13回国会 文部委員会 第27号(1952/04/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 今この議案になつておりまする連合国及び連合国民の著作権の特例に関する法律案を日本で作らなければならない目的の一つは、平和條約に規定されておる條文だけではこれらのものの著作権の所在及びその権利その他について明細でない点があるから、それを細かく規定するという意味でこういうものを作らなければならないということは我々もわかつておりますが、併しこの法律案が連合国及び連合国民の著作権を確保してやるという精神に出ておることは御承知の通りです。そこでこの法律案をこちらで作るに当つては、我々としてははつきり平和條約の第十四條の(V)に示されておるところの「連合国は、日本の商標並びに文学的及び美術的……

第13回国会 文部委員会 第28号(1952/04/25、2期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○理事(相馬助治君) ちよつと稻田局長の答弁の前に……。矢嶋さん今委員部の報告によりますると、文部大臣からはその問題について回答が来ているそうであります。ただ法務総裁から来ていないために、これを委員会に諮らなかつたのだそうです。

第13回国会 文部委員会 第30号(1952/05/08、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 文部省へ伺つておきますが、この委員会で岩間委員から外務事務を担当していた岡崎国務大臣に質問があつて、この著作権に関して日本側が不利でないのかという質問に対して、最初條約局長その他は、何ら不利にはなつていないというような詭弁を弄していたんですね。現に事実は如何ともすることができず、遂に西村條約局長は兜をぬいで曰く、誠に不利であつて私もこれを極めて遺憾としますと、こういうようなわけだつたのです。そこで私が伺いたいことは、この立法に当つて、政府側は外務省の意見をよく叩き、外務省の今後の肚をよく確かめていなかつたのではないか。逆に言いますと、外務省は條約を締結する前の作業の面において、文……

第13回国会 文部委員会 第31号(1952/05/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今議題になつております件の神戸商船大学を設立するという具体的な事項に関して二、三の質疑をいたして御答弁を煩わしたいと思います。  第一は、この神戸商船大学を設けることがよろしいかよろしくないかという問題は、単に学校の問題でなくて日本の大きな経済上の政策、即ち商船建造計画並びにそれに伴う海外貿易の発展等々を睨み合せて参りますときに、かかる大学は必要であるとか乃至はこの段階では必要としないとかいうことに相成つて来ると思うのです。従つてこれは提案理由の際にも述べられているようでありまするし、且つ資料等によつてもその概略は私も承知いたしているのでありまするが、商船の国家の建造計画をどの……

第13回国会 文部委員会 第32号(1952/05/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私はこの問題に対して財政措置が非常に大切だと思つて、大蔵大臣の出席を要求しておつたのでありますが、只今主計局次長が見えられたというので、特に具体的な問題について主計局のほうにお伺いしたいと存じます。その前に発議者に二点伺つてからやりたいと思いますが、先ず第一点はですね。今問題になつておるのは大学を開くか開かないかである。而も計画を見ると、本年度からもう生徒を募集して学校を始めようとするにもかかわらず、四月十六日に衆議院に提案されております。従つてこれから両院を通過するのを常識的に数えて見ましても、相当の日時を要することは、これはおのずから明らかでございます。而も又議会においてこの……

第13回国会 文部委員会 第33号(1952/05/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 非常に立派な刷り物のようですし、又一通り見ると非常に明快なようですから、これを速記録に載せることにして、了承できないでしようか。
【次の発言】 反対討論を先にやつたほうがいいだろう。
【次の発言】 私は只今議題に相成つておりまする連合国及び連合国民の著作権の特例に関する法律案に対しまして、社会党第二控室を代表して賛成の意思を開陳いたします。  本法律案は、平和條約発効に伴いまして、その平和條約の規定のみにおきましては一般国民の理解に不十分な点もあり、且つ又実施上の細目についても欠けるところありとして、政府提案を以てここに議題に供せられておるのでありまして、この根本的な趣旨におきま……

第13回国会 文部委員会 第34号(1952/05/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 速記をとめて下さい。
【次の発言】 今問題になつている問題がいいか悪いかということになれば、自由党の内部にもそういう特例法案がないほうがいいと思う人があるからこういうことになつてしまつたので、これは意見の食い違いで、そこで議論をして幾ら叩いてみても片付かない問題であろうと理窟の上では考えるのですが、大臣に私どもが先ほどから各委員が触れている問題は、この法律案がいいか悪いかなどという問題ではなくて、全く我々は筋の了解に苦しんでいるわけです。それは衆議院、参議院において全会一致で通つて、その場合に我々が考えたことは、この前は両院協議会で問題になつた問題であるから、これは簡単には片付か……

第13回国会 文部委員会 第35号(1952/05/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今議題と相成りましたユネスコ活動に関する法律案について、私は社会党第二控室を代表して賛成の意思を表明いたします。  御承知のように今日世界における日本の置かれている位置から考えまして、世界平和と人類の福祉に寄与するためにもこのユネスコ活動が果すべき使命というものは実に重いものであろうと存ずるのであります。国際連合に加盟していない日本が、昨年七月正式にユネスコに加盟したということは実に重要なる意味合いを持つものでありまして、その意味合いにおきまして、本法律案を制定いたしまして国内委員会を作り、単にその国内委員会はユネスコ活動に関する助言、企画、連絡及び調査のためにあるというのでな……

第13回国会 文部委員会 第37号(1952/05/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 本委員会の決定に従いまして、第一班として木内委員並びに私、並びに専門調査室より吉田調査員の三名が予定通りに出発をいたし、予定通りの日数において所期の調査を完了いたしました。以下極めて概括的にその報告を申上げたいと存じます。  先ず私どもは愛知大学に関しましては、学長、法経学部長、補導部長、生徒代表、これらの者に面接をいたしますると共に、事件が発生いたしました実地の場所につきまして詳細に調査をいたしました。次いで豊橋市の警察署に参りまして署長に面接をいたし、詳しく当時の状況並びにその後の経過を聞きました。不幸にして事件の当事者でありまする内田、遠藤両巡査は非番でありましたがために、……

第13回国会 文部委員会 第38号(1952/05/29、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 局長の今の答弁ですね、それは非常に大切だと思うのです。大臣の考えは別として局長自身としては新発田の現実その他から考えて、これは変え得る問題である、こういうふうに了承して差支えございませんですね。  それからこの問題については、どうも近藤局長の答弁はここで考え、思い付きにぽつりぽつりと言つているようだが、前後の関係上稻田局長はよく知つていると思うのです。稲田局長もですね、この問題について発言あらばつわきでちよこちよこ内緒話をやつていないで聞かして頂きたい。
【次の発言】 矢嶋君の資料要求は、近藤局長のほうに向いてなすつたから、近藤局長にそういう答弁がありますから、私は改めてこの矢嶋……

第13回国会 文部委員会 第48号(1952/07/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 その前に簡単に関連して、今岩間君の質問の財政に関連する問題ですが、この際文相に確めておきたいと思います。この法律案が本会議に行つて、委員会の否決を覆して可決されるかも知れない。そういうことはあり得ないと思いますが、あるかも知れないが、殆んど望めないと思うのです。そうすると現行法が生きて来る。これは文相が先ほどからおつしやつたような通りです。その代り現行法が生きて来る場合に、当然五十億乃至は六十億程度の国費を使つて選挙が施行されなければならない。而もそれは国費だけじやなくて、地方の財政をもこれに附加して使われることになつて、厖大なる費用が出て来る。当初予算にはそういう費用は盛られて……

第13回国会 文部委員会 第49号(1952/07/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 昨日来議運の委員として、議運で微妙な問題を取扱つておる関係上欠席しておりまして、以下質問することが或いは重複することがあるかと存じまするが、その場合には、遠慮なくその旨を御返答下されば結構でございます。私は先ず提案者に二、三の点をお尋ねしてそれを基礎といたしまして、地財委の木村委員も見えておるようでありまするので、木村委員にお尋ねする、こういう順序で参りたいと存じます。先ず與党内の微妙な空気の中にこういう議員提出の法案を用意され、而もこのために検討された提案者に対してはお世辞抜きに深甚な敬意を表します。問題はこのような国の教育の基礎を定める重大法案が、議員提出の形で出ておりまする……

第13回国会 文部委員会 第51号(1952/07/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私はこの際文部大臣に若干の点の基本的な問題についてお尋ねしておきたいと存じます。先ず只今議題となつている法案のこの第二条を読む限りにおいては、各府県の実績に応じてその二分の一を支給するということが明記されております。而も提案者を代表しての提案者の説明並びに質疑において明らかになつたことも、それを確保するということを申しております。その限りにおいては非常に結構なことでございまするが、ここに最高限度は政令で定めるという規定が入つて来ておりまするし、現在の日本の置かれている財政の実情並びに日本が将来置かれるであろう財政的な運命、こういうものから考えて見るというと、直ちに以てもう最高限度……

第13回国会 文部委員会 第52号(1952/07/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は社会党第二控室を代表して、只今議案と相成つておりまする義務教育費国庫負担法につきまして、衆議院回付にかかる原案に反対いたし、なお堀越儀郎君提案にかかる修正案に対し反対いたし、只今荒木君説明にかかる修正案に対し賛成の意思を表明するものであります。  先日私はフイヒテの書かれた「ドイツ国民に告ぐ」を敬虔な気持を以て読返して見ました。書かれておりますることは、戦いに敗れたドイツが、真により立派なドイツを建設するためには、他の民族に頼つてはならない。みずからの力によつて起上らなければならない。みずからの力によつて起上るということの具体的なことは、教育を尊重することである。即ち教育を尊……

第13回国会 文部委員会 第54号(1952/07/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今提案になつている法律についてはいろいろな経路をとつて、政府提案が衆議院において修正され、ここでまあ我々も最終的な審議に入つたわけですが、私は総括的にはこれに反対するものではないのであります。ただこれに賛成するためにも最近、特に過去のことについて森田局長に伺い、これからのことについての構想について委員長にこれを伺つておきたい。  先ず文部省の一部局で取扱つていた仕事を、前に文化財保護法という法律を作つて行政委員会とし、強大なる権限を与えたということは、非常に私は進歩であり有意義であつたと思うのです。そこで森田局長にお伺いしますが、この法律によつて今日まであなたたちが仕事をして来……


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第14回国会(1952/08/26〜1952/08/28)

第14回国会 議院運営委員会 第1号(1952/08/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 菊川さんのお話は、主常に筋の通つたことで、その通りなんだが、それは或る前提が片付いた場合の話だと思う。私は水橋さんの言つていることは、或る意味においては、政府を攻撃しているようだが、そうでたくて、私はむしろ議長に協力していると思うのです。というのは、内閣総理大臣の演説をやれと言つておるのじやない。早急にやるならば、いろいろ聞きたい。特にまあわが会派の補正予算に関する緊急質問などというのは、池田さんが立つたら、おのずから明らかになるのであつて、早急におやりになるならば、その時間的な睨合せはむずかしいけれども、何も私は好んで緊急質問を、そんなにがたがたやる必要はないのじやないか。早急……

第14回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1952/08/31、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 今の事務総長の説明、よくわかりました。従いましてこの中央選挙管理会の委員の候補者の氏名というものは、事務局において明示されたものがあると思います。これは当然配付してもらわなければならん。それからこの緊急集会が持たれたということを、私はラジオを聞いて極めて当然だと思つた。而も今度は、その議題が中央選挙管理会の委員だけの任命のために持たれたということを聞いて、実は唖然とした。私は別な目途を以てこの集会が或いは持たれたのじやないかと、こういうふうにすら思つたわけです。従つてこれはかなりデリケートな問題ですが、これらの点に関して、この際、政府の所信をつまびらかに承わつておかなければならな……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 議院運営委員会 第1号(1952/10/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 この会期については、前の懇談会でも意見が出て、私どもの希望したところと一致しておるようですし、本院としてはそれぞれ常任委員長の懇談会等を開いて、成規の手続を進められるであろうと存じますが、この六十日という会期には賛成です。
【次の発言】 私はさつき態度をはつきり示しましたが、これは小笠原君から、質問の形で出されているように、確かに疑問は存する。それから今の小笠原君から議長の見解を述べろということですが、私はこの問題は、議長の意思を代表して、さつきの総長の説明を聞くと、議長を代行して意思を代表してきたものだ。こういうふうに私は了解する。その総長の説明によれば、各会派満場一致、衆議院……

第15回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1953/03/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 事が円満に行つている際に、こういう発言をするのは如何と思うが、私は今の議長の報告のうちの前段に現れている緒方官房長官の言葉は、もう一度念を押して議長にお尋ねしておきたいと思います。それは別途、私は問題にしたいからです。即ちこういうことで、前例にないことであり、手続上疑義があるというこの表現は、行き過ぎであるという内容をも含めてのことと、議長は了承して聞いて来られたのですか。それから又そういう発言に対して議長は、そのままそれには何もおつしやらずに、お戻りになつたのですか。
【次の発言】 議長の今のお話はわかりました。  これは緒方副総理が、そういうふうに言つたということについては私……

第15回国会 議院運営委員会 第2号(1952/10/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 そうすると、その今のお話の裏のことというのは、立太子式までに開会式を終るものときめておるわけですね。向うの考え方は。
【次の発言】 三日まで自然休会の形にして、その後に組閣を待つて衆議院は本会議を開く。というのは衆議院としては常任委員の選任をしなければならないから当然だと思いますが、参議院としては差当りそういう必要はないのであるし、立太子式までにどうしても開会式を開かなければならないという必然的な理由があるなら別として、それもなさそうに思うし、私どもとしては、開会式をやつて、おつつけ施政方針演説等もやるというならば、それは今言つた期間に開会式をやることもよろしいと思うが、そうでな……

第15回国会 議院運営委員会 第3号(1952/11/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 今小笠原君の提案は、理事会でその方法を練つて、再びこの議運にかけるということを意味しておるのか。それともこの議運としては理事会で方法をきめ、そのきまつたことによつて執行することまで、ここで議決しておこうというのか。どちらですか。
【次の発言】 そういう意味で、理事会に一任するという形に賛成いたします。
【次の発言】 これは分けて、大蔵と並びに地方行政委員会の議員派遣の問題は、地方行政委員会の場合には、本会議との連関があるということは、委員部長報告の通りですが、これは前例があることなので、その二つの委員会については、部長報告の通り承認すべきだと私は思います。  それから労働委員会の……

第15回国会 議院運営委員会 第閉会後3号(1953/03/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 それは具体的に代表している方でもありますし、これは非常に名案だと私は思います。やはりこれでこの議員生活を一応終られる方からして頂けば、私は又よろしいと思いますので、小笠原君の御発言に賛成いたします。
【次の発言】 ちよつと速記をやめて下さい。
【次の発言】 今の草葉さんの提案は二つに分れているようですが、私はその第一点のほうについて一点、提案者の具体的な意図をお尋ねしておきたいと思うのであります。成るほど常任委員会の差替えは、ここで今までやられて参りましたのは非常に形式的であつて、議長に任せてもいいのではないか。こういうふうな考え方が当然出るようなことの運びになつていたと思うので……

第15回国会 議院運営委員会 第4号(1952/11/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 今の報告にあつた議員派遣の問題は、法務委員会の問題は議運で要求したように直つて来ているから、これは通すべきであろうと存じます。それから労働委員会の委員長からの要求は、一班が委員長が一人で行くようになつておりますから、従前の例等に鑑みてどういう事情かを一つ委員長に聞かれて、それで特別な事情がある場合には許可するということにして、これは八日の議運にもう一度出して頂くという意味合で、この会においては保留されることを希望いたします。それから建設委員会の委員長からの要求二点は、費用の点がいささか超過しているようですけれども、これは予備費等から手当ができると存じますので、その点総長から伺つて……

第15回国会 議院運営委員会 第5号(1952/11/08、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 前からの話合いによつて、労働委員長の要求は一班が一名であるということはまずいということが言われたわけですけれども、事情を聞いてみれば止むを得ないように存じますので、労働委員会の要求も承認すべきだと思います。他の三件については、その予算の範囲内であると存じますので、三件とも私は許可すべきだと存じます。賛成いたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私はこのことについては意見を申しませんでしたが、赤木さん、菊川さんがおつしやつておるように、私の会派もそれと同意見なんです。事情とするところは、緑風会の今の説明とちよつと違うので附加えておきます。  人の任命とそれから文化財保……

第15回国会 議院運営委員会 第6号(1952/11/24、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 小笠原君の御意見に賛成をいたします。
【次の発言】 これは党内のことで、ここで発言が自分自身としてはどうかわかりませんけれども、私は衆議院から、参議院の議運として何ら私の会派ではこの話を聞いておりません。従つて、是非とも一日延ばさなくちやならないのだということを、私どもの党としては別にこれは議論をしておりません。従つて、私は全く白紙な立場に立つて、先ほどの官房長官の答弁その他を聞いておりました。  従つて、どうしてもこの際常識的に考えても、政府の立場も、私は渉外関係でそういうような取決めをしたというのだから了解します。官房長官の言つていることも了解しました。従つて時間的には、どう……

第15回国会 議院運営委員会 第9号(1952/12/03、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 今矢嶋君のおつしやつたこの一と二の問題について、吉川君のほうで中田君の意思を体してやつてくれるならば譲つて頂けるというお話ですが、是非そのようにしたいと思いまするので、中田君のほうは私どもの吉川君に、この点については、一つこのたびはお任せ願いたいと存じます。  そこで二十分要求してございまするが、これは前例によつて十五分に時間を短縮せしめられるであろうと存じまするが、右のような状況でございまするので、特にこの際五分これに追加して要求通り二十分を吉川君にお与え願いたいと存じます。(「異議なし」と呼ぶ者あり)それじやとにかくその点よろしくお願いいたします。

第15回国会 議院運営委員会 第10号(1952/12/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 文部委員会から五人の派遣の承認を求めるように出ておりますが、これは御承知のように、新潟大学の新発田分校の問題について、非常に問題がこじれておりまして、そこへ持つて来て、政党等もそこに入つて来て、問題がいよいよ政治問題化しておるわけなのです。  そこで文部委員会としては各会派から一人どうしてもこの問題は出したいということであつたのですが、木村さん、矢嶋さん、私ども議運関係の者もおるのですから、八人も九人も出して見てもここで必ず問題になるであろというので、しぼりにしぼつて五人だけお願いしようということになつたのです。それからなおこの問題は、他院の問題ですけれども、衆議院の文部委員会も……

第15回国会 議院運営委員会 第12号(1952/12/15、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 前回、これが保留になつていたのですが、産金政策について、この際緊急に政府に質したいという本人島君のたつての要望でございますので、何とぞ発言をお許し下さるように処置願いたいと思います。
【次の発言】 かようなこともあるかと存じまして、本人のほうが最もよろしいと思うので、特に島君にここに来て頂いておりますので、委員長よろしかつたら、本人から趣旨を弁明させられたいと思います。
【次の発言】 いろいろな事情を考え、事の重大性に鑑みて、これは我が会派として本会議に取上げたのですから、何とぞその辺は一つ御了解願いたいと思います。
【次の発言】 小笠原君が今言つた意見ですが、御承知のようにこの……

第15回国会 議院運営委員会 第13号(1952/12/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 今小笠原君の申したように、郵政委員会のほうに付託するのが至当だ思います。いろいろ部長から説明がありましたけれども、これに類似することは、特に地方行政委員会においてもこれは多々あることであり、その他にもこういう前例があるのですから、議論の必要なくそのように取計らいたいと思います。
【次の発言】 それは、この席は議運であつて、この法案をどこに付託するだけが問題であつて、これは当然郵政委員会に付託する。こういうことになつた場合に、その委員会においてそういうことが具体的に問題になると思うので、それは私どもは、先ほど申しましたような主張をやはり主張としては持つております。

第15回国会 議院運営委員会 第14号(1952/12/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 独立後法規的にも整備をしなければならない航空関係の問題、それからいろいろ政府の一貫した施策一般を含めて、そういう立場から、それに対する総合的な政府の見解を尋ねたい。こういうのであります。
【次の発言】 そういうことも含まれているのです。

第15回国会 議院運営委員会 第15号(1952/12/22、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 ただ会議の形から、委員長が諮つておるのは三月三十一日まで会期を延長したい。それがどうだと。こういう提案に対して、今小笠原君からそれには反対である。だから二日くらい延すべきであるという、二つの内容を含めた一つの意見であるか、提案であるか、出ていると思うのです。ただ会議の形の上からして、今日、日中に開かれた数度の理事会において、各会派の態度は一応表明されておるが、最終的な態度というのは、正式に表明されていない。従つて先ず前段においては、会期大幅延長に対して、各会派としてどういう意見を持つかということを処置されて、第二においては、小笠原君のお説のように、それを幾日延すかということを諮ら……

第15回国会 議院運営委員会 第16号(1952/12/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 ちよつと速記をやめて……。
【次の発言】 只今の小笠原君の意見、大体賛成です。ただ来年二十一日頃を目安にして云々という件については、そのように取運ぶのが順序だと存じますが、一応各会派の事情もあろうと存じますので、大体その線に沿つて各会派の意向を取りまとめて、明日の理事会でその目安をはつきりさせる。そういうふうにして、小笠原君の意見のように委員長において取計らわれるように希望いたします。

第15回国会 議院運営委員会 第18号(1952/12/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今議長のお話で、本会議を今日持たざるを得ない状況というものがはつきりいたしまして、我々もこれを了解するものですが、考えてみれば今回のこの措置というものは、極めて異例に属すると我々は考えるのです。前にたびたび約束をして二十四日一ぱいで打切るという大体の話合いができていたにもかかわらず、非常に重要な法案を審議せざるを得ないという状態になつて、政府側の要請に応えて本会議を持つわけでありまして、今後、我々議運自身としても、こういう問題を十分考えて、このようなことのないようにお互いにいたして行きたいと思いますので且つ又今の議長の発言にも明らかでありまするように、極めて異例に属するものとし……

第15回国会 議院運営委員会 第19号(1953/01/20、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 小笠原君の今の御意見に賛成いたします。さように一つ取運んで頂きたいと思います。  私が一点希望しておきたいことは、予算の問題にからんで、国会関係の予算が問題となつて、或るものは削られた、或るものは見込まれておるというようなことを我々は新聞で散見しておるわけです。これらについても、この際総長から大体の経緯を理事会において承わりたいと思うので、その用意をされて一つ、理事会を開いて頂きたいと思います。

第15回国会 議院運営委員会 第21号(1953/01/30、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 外務委員会が沖繩の実情を見るというそのこと自体については、私は別に疑問も何も感じておりませんが、同じような意味合いで通商産業の委員等も向うに行きたい。或いは農林関係の者も、将来の日本の食糧増産計画その他と睨み合せて見たいという、いずれもしかつめらしい理由を附して続々行くことが予想されるということになるとすれば、これは一常任委員会が行くべきではなくて、別な角度から参議院として行くというようなことも、考えられないでもないと思う。従つてそれは、まあ我々は議運で今お話を聞いただけですから、事務的な折衝その他をお進めなさることに反対するものでもないのでありますが、それは非常に結構だというこ……

第15回国会 議院運営委員会 第24号(1953/02/03、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 ちよつとお尋ねしたいのですが、発議者は各党各派を網羅されておるのですね。
【次の発言】 柏木庫治君ほか発議の決議案については、各会派に持ち帰つて、明日までに結論を出して、明日の議運においてこれを決するように希望いたします。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。

第15回国会 議院運営委員会 第25号(1953/02/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 これは要求通り承認して取扱うべきだと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第15回国会 議院運営委員会 第26号(1953/02/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私どもの会派から、小泉君が緊急質問を要求して参つておりますが、先に御了解を頂いて緊急質問を同じ問題で小泉君が取上げた。そのときの問題は、国内の航空に関する自主性の問題について尋ねたのであります。そのときに明らかに運輸大臣は、国内の商業線については国内の会社にこれを行わしめて、日本政府の自主性を損ずることなくやるという言明があつたのであります。ところがその後の動きで、確かな情報によると、それと全く反する事態が生じつつあるので、その点に関して特にこれは刻下の重大事であり、且つ又緊急を要するので、是非発言したいと、こういうことでございます。  ちよつと速記をやめて頂きたい。

第15回国会 議院運営委員会 第27号(1953/02/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 確かに、今大隈君が言つた約束を我々も了承しているわけです。而も改進党、民主クラブも両方了解したのですから、今諮つた点は、委員の我々は異議があるべきところじやないと思う。私は賛成いたします。
【次の発言】 議場には配付になるのですか。
【次の発言】 事務局としては取扱上困るでしようが、何らそういうものが準備されていないということになるから。非常におかしいのですけれども、これは印刷が間違つた。印刷がミスだからあとで直したということにして、了解しましよう。
【次の発言】 それはわかりますが、今日の手続上は、前のものが無効になつて新たなるものが提案されたというので、参事をして議長は読まし……

第15回国会 議院運営委員会 第29号(1953/02/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 小笠原君の、今の意見に賛成します。
【次の発言】 これは先ほど、理事会できまつたように一つ諮られることを希望いたします。そこで、先ほどきまつたことを整理して、一応総長のほうから伺いたいと思います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 私のほうでは、前回保留になつていた小泉秀吉君の緊急質問の発言を、是非この際、各位の御了解を得たいと存じます。  そこで一つの取扱い上といたしましては、この文書で配付になつているもののうちの四までを一括して取扱われ、そうして五、六は先ほど速記がないときに、小笠原君と加藤君が言われましたように、次回に保留という取扱いを希望したい。

第15回国会 議院運営委員会 第30号(1953/02/23、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 これは当然こういうふうな本会議の様子を委員長においても知つておるはずですが、これはよくやるでありましようから、そういう了解の下に許可しようではないですか。
【次の発言】 この際、一言発言しておきたいことがあります。  先ほどの小委員会で明らかになつたのですが、本日吉田首相は欠席だそうでありますが、聞くところによりますると、所労に加うるに病気ということで、この後段の病気ということを聞いて、止むを得ないと存じますが、本院が重要法案に鑑みて特に本会議において提案理由の説明を聞き、質疑を尽したいということが今後も予想されるので、こういうときには特に内閣総理大臣は、軽い病気なら押しても出席……

第15回国会 議院運営委員会 第36号(1953/03/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 この緊急質問に関して、私どもの小林亦治君の緊急質問を是非この際お許し願いたいと思うのです。でこれは次の本会議を希望しているわけです。六日に予定される本会議を希望しておるわけであります。是非一つお認めを願います。
【次の発言】 ちよつと待つて下さい。私から今、一つ話が出してあるので、それを若し何だつたら、おきめ願つてお話願いたいと思うのです。
【次の発言】 この問題については、実はこれは長い間この緊急質問は晒し物のような恰好になつてしまつたのですが、最初これを出したときから若干事情が違つております。と申しますのは、政府は委員会を通じてこの案件について、大体考えていることの所信めいた……

第15回国会 議院運営委員会 第37号(1953/03/06、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今の議員派遣の問題は、委員長が京都府出身であるというようなことで、問題もあろうと思いますが、特別委員会であるということと、それから今度はその特別委員会が目途としている案件の使命達成上、どうしても舞鶴でなければならないという状況を勘案して、特例として委員長も同地に派遣することをこの際認めて、私は今の要求に同意します。
【次の発言】 労働委員会のは特別な例と思うのですが、そういう都合があるならば、これは、私は内諾を与えるべきだと思います。それから前の案件には賛成します。
【次の発言】 我が会派は、これに賛成いたします。

第15回国会 議院運営委員会 第38号(1953/03/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 今、小笠原君か言つたような意味で、私も同じように賛成します。
【次の発言】 念を押して置きたいのですが、今のことは、国会法の小委員会があるのですが、この議運を運営する具体的なことについてのいろいろの問題ですか、それとも、国会法の小委員会に持ち込むような基本的な問題ですか。

第15回国会 議院運営委員会 第39号(1953/03/11、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 この間の本会議で、法律案が成立しようとするときに、関係の責任者の大臣も次官も見えないというようなことがあつて、議場が少し騒がしかつたことがあつたわけでありますが、これはどういうことになるかわからんのですが、事務局で連絡すべき性質のものなのか向うが、省がみずから進んで来べき性質のものなのか、私そこの辺のことを知らんので、ともかくああいうようなことのないようにして頂きたい。

第15回国会 文部委員会 第3号(1952/11/27、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 先般当文部委員会より文化財保護の現地調査のために京都奈良のほうに出張を命ぜらました木内、木村並びに不肖三委員と専門委員室より吉田調査員、なお現地におきましては堀越儀郎、高橋道男の両氏がこれに参加して下さいまして、十七日より二十一日に至る五日間ほぼ所要の目的を達し得る調査ができたと存じているものであります。その詳しいことに関しましては文化財保護の一般状況並びにその視察によつて今後文化財保護のために法改正に俟たなければならない面及びこれを取扱う人的の面についての考慮並びにこれが財政的な援助、そのような問題につきましては報告書を以て委員長の下に提出し、これを速記に載せて頂く処置をおとり……

第15回国会 文部委員会 第4号(1952/11/28、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 予定されている議題に関してですね、高橋委員長がまだ出席しないようだから事務当局をして急がせて、その間懇談することを要求します。

第15回国会 文部委員会 第5号(1952/12/02、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 さようなる処置は技官はやつておりません。
【次の発言】 吊したまま置くわけにいかないから……
【次の発言】 胴体のほうも吊したまま放置したというふうには我々の調査ではなつておりません。
【次の発言】 私さつき申したのは、さようなることはない、さようなることがあるということは調査してないと、こういうことですから、訂正しておきます。技官のかたがさようなことをしたのじやないというのじやなくて、さようなことをしたということは調査してないと、こういうことですから。
【次の発言】 今の木村さんの問題については私たちはその通りなんです。ただあのときには、私が報告いたしましたように、松原君自身も……

第15回国会 文部委員会 第7号(1952/12/05、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 その内容に入る前にちよつと文部大臣に関連して質したいことがあるが、挾ましてくれませんか。ちよつと速記を……。
【次の発言】 議事進行について……。議事進行に名を借りて言うのでないのですが、全部聞いて下さればわかる。先ほど文部大臣のお答えで、例の日教組の座り込みについては、他の代議士のかたが斡旋してうまく行く予定であるというお話がございましたのですが、うまく行くとすれば、あれからもう大分時間がたつたので、もういろいろ行かなくちやならないと思うのですが、大臣は一つこの委員会が終るまでに、秘書をしてそちらのほうがどうなつておるか、一つお調べを願つて、その通りに行つておるかどうかを確かめ……

第15回国会 文部委員会 第9号(1952/12/16、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私ちよつと遅れて参つて委員長のお話を聞かなかつたので、或いは食い違いがありましたら御答弁なさるときに一つ訂正してお話し頂いて結構ですが、只今事務局長からの説明を聞いて協定を読んで見て、率直に申して私は意外であるという一曹で表現したい。と申しまするのは、日本の古代美術は特に絵画においても、木彫類においても繊細であつて、而もいわゆる堅牢という点から見れば、西洋人の考えているところの美術観とは根本的に違つている。それから又日本の地理的環境が極めて濃度が高く、それに適応した形においておのずから美術品が生まれている、今日まで保護されて来た、こういうことになつている。この日本の古美術をアメリ……

第15回国会 文部委員会 第10号(1952/12/17、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 しつこいようですが、その点をはつきり念を押しておきたいことは、形の上から言えば地方の財政措置を、一般の地方公務員である教職員に対してこういうふうにやれということを自治庁長官と相談をして、通達の形か何かで出される予定があるかどうか、具体的にその点を承わつておきたいことが一つと、それからもう一つは大臣は地方自治庁長官であつたので、それで従前は文部大臣が勝手にそういう通達を出してもなかなか地方財政では賄えないという立場を堅持されて、むしろ文部大臣のそういう動きに対しては、国家財政の規模の上から反対されていた立場があつたと思うのです。これは当時としてはやむを得なかつたと思うのです。今度は……

第15回国会 文部委員会 第11号(1952/12/18、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 この問題については、是非とも事項別に区切つて取扱われるように希望いたします。それから時間の関係を以て恐らくここに昼食に入ると思うのでありますが、そののちにおきましても、私どもといたしましては、お二人の参考人のかたがたに耳を傾けて頂いて、お二人のかたがたから御意見を伺いたいという点もございまするので、委員長においてそういうことをお考え下さつて、参考人のかたがたで、時間的な都合等が若しもあるならば、そういうことも一応考慮されて取扱われるように希望いたします。
【次の発言】 私はこの際下村先生に三点ほどお尋ねして、重ねて脇本先生に又三点ほどお尋ねしたいと思います。下村先生のお話下さいま……

第15回国会 文部委員会 第12号(1952/12/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 議事進行でちよつと。私は前の委員会から特に予算問題について大臣に箕岡をすることを委員長に通告しております。ところが関連質問で次から次と出て来ますが、今日は私は何でもかんでも大臣に質問するのですから、但し予算委員会のこともあるので、私をして涙を呑んで質問を延期させることのないように取計らうように前以て要望しておきます。
【次の発言】 二十八年度予算がその政府部内における作業の面でどの程度に進んでおるかということをお尋ねしたいのです。具体的に聞きたいポイントは、閣議でどのように運んでいるかということが一点、それから第二点は大蔵省がいつ頃内示する予定であるかということを一つ、お答え下さ……

第15回国会 文部委員会 第13号(1953/02/10、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 成規の互選の手続を排しまして、委員長に選挙の方法については勿論、それから当該党派との話合いが付いておりましたら、その個人的な人名に関しまして指名権をお願いいたしたいと思います。委員長一任。
【次の発言】 お話中誠に総務課長には恐縮でございますが、我々がもらつたプリントの「要旨」という所に、内容まで簡単ですが明記されておりますから、御説明は、このあとの分については問題の存する所、而もこのプリントから漏れている所というようなことを中心にして簡単にお願いしたいと思います。
【次の発言】 そこに大学局長が見えるようですから、文部大臣いないのですから、政府委員席に着いて下さい。  今総務課……

第15回国会 文部委員会 第14号(1953/02/19、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 ちよつと速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 先般資料として配られた昭和二十八年度予定経費要求事項別表によつて、先般西田君並びに本日課長よりの説明を聞いたわけですが、この資料の三段目の「昭和二十八年度要求額」というのは、これはミス・プリントですか、それともこれを国会に向つて承認を要求している額と、こういう意味ですか、これは何ですか。
【次の発言】 第一段の義務教育費国庫負担制度の実施に伴う費用の問題については、伝えられるところによれば文部省は画期的な法案を出すということを聞いておるのです。これについてはもう実にぼう大にして而も深刻なる質問の幾つか……

第15回国会 文部委員会 第20号(1953/03/13、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 関連して……。今の同僚高橋議員の質問は、この第三条の表の二つの学部が合体していたものをそれぞれ独立される場合に教授、助教授の定員の面から増員があるかという質問に対して別段増員がない、こういう回答で、その限りにおいてはわかりましたが、私はそれに念を入れて一点尋ねたいことは、経費の問題はどうなるのであろうか、即ち従来法経学部といつたものを法学部と経済学部と二つに分けたことによつて当然予想されることは、経費が高くなるということです。経費が仮に高くなるという場合を文部省自体が認めるならば、その経費は今回の当初予算その他においてどういうふうに手当してあるか。又従来文部省はこの種の改善に当つ……

第15回国会 予算委員会 第35号(1953/03/12、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 矢嶋君の質問に関連してお尋ねいたしますが、この点は非常に重大だと思うのです。国の責任において義務教育費、即ちこの場合は教職員の給与を国で賄うという場合には、好むと好まざるとにかかわらず、一種の定員定額制を政治のやり方として、財政措置のやり方として、大蔵省自身はそういう方式を予算計上上とらざるを得ないでしよう。これは運命的なものを持つておると思う。併し文部大臣は経過年度として二十八年度だけは定員定額制をやるが、その後は現員現給で組んで行くのだからいささかの心配なし、こういうことをおつしやつておる。その点から見ると、我々は安心ですけれども、別に国の財政の責任者である大蔵省からは、そう……

第15回国会 立太子の礼及び成年式につきたてまつる賀詞案起草特別委員会 第1号(1952/11/08、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 私は只今の草葉君の動議に賛成します。


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各種会議発言一覧(参議院2期)

相馬助治[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 建設・地方行政連合委員会 第1号(1950/07/26、2期、日本社会党)

○相馬助治君 今赤木先生の質問したことにちよつと連関いたしますが、私提案者に二つの点をお聞きしたい。第一点は地方自治法というものがあつて、いろいろな法的措置がこれで行われるわけでありますが、こういうふうな特別立法が相次いでどんどん起きて来ることも一応予想されます。勿論このことは、私、京都と奈良の都市が外資獲得の現段階において極めて重要であるということは、十分認識の上に立つてこういうことを申しているのですが、ともかく地方自治法の全体的体系を破る一つの危險性があるというふうにも一応考えられるわけです。そこで提案者としてはこれらの連関をどういうふうにお考えでありましようかということを一つ私教えて頂き……

第8回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第1号(1950/07/17、2期、日本社会党)

○相馬助治君 只今の鈴木政府委員の説明を聞いていますと、その中の言葉に、附加価値税なるものの説明で、先の国会に説明したからして簡単に止めるとこういうことが言われております。その言つている意味は分ります。私達はそういうことが一つあるからして、今度この国会に新らしく送り出されてここに参り、そうしてこれは又法案の提出の手続上から言つても新たにここに提案されておる。併し我々も又今の置かれておる立場から、前の関係も知りたいからして公聴会の記録であるとか、特に参議院において廃案になつたのであるから、その反対討論の代表的なものであるとか、そういう参考意見等を資料として欲しいということを私は地方行政委員会の方……

第8回国会 通商産業・地方行政連合委員会 第閉会後1号(1950/09/26、2期、日本社会党)

○相馬助治君 同僚議員の質問によつて大体通産大臣のお気持は分つたのですが、結論的にはつきり一言承つて置きたいことは、私はずつと地方行政委員会のいろいろ討議のときにも、政務次官がいらつしやつてのお話のときにも、同僚議員の話の中にも、止めるのか止めないのかということを盛んに聞くのですがこういう法律を議員が作つておるのだからして、大臣にしろ次官にしろ、止めますとか止めませんとかいうことはできないことは当り前だと私は考えておる。ただ併しこの際今までの経緯から考えまして、昭和二十三年の七月に競輪法が問題になつたときに、私は当時衆議院におりましたのですが、実を申せば私は反対はしたのですけれども、かくまで盛……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第1号(1950/11/30、2期、日本社会党)

○相馬助治君 議事進行について。委員長の取扱は少しくおかしいと思う。岩間君の動議云々と言われておるが、矢嶋委員が正当の理由を附して本日の議事打切の動議を出し、千葉委員がこれに対して賛成してこの動議は成立しているのです。委員長が或る見解を述べられたから事態は紛糾して各委員の発言となつた。従つてこの矢嶋委員の動議を坂上げて、それが否決された場合において理事が集まつて今後のやり方を考えてやつたらいいのであつて、先ずこの際は議事法によつて矢嶋委員の動議を取上げて、これに対する処置をとることを要求します。(「その通り」と呼ぶ者あり)

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第3号(1950/12/04、2期、日本社会党)

○相馬助治君 成るべく発言を少くしようということで来ておるのでありますが、只今何回か天野文部大臣が立たれての答弁に、事情が止むを得ない、こういうことをおつしやつておる。その止むを得ない事情とは何であるかということを解明しない限りにおいては、本問題は解決しないわけであります。  もう一つ私どもがこれについて問題としておりますのは、そこに大臣も坐つておられて、地方公務員法の立法に当つて十分なる意見を述べられたように、いろいろ答弁をなされたのでありますけれども、楽屋裏はそうでない、我々は知つておる。事実は何よりも雄弁であつて、自治庁の答弁を聞いて見ましても、地方公務員法が出て来るというと、この法律を……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第4号(1950/12/07、2期、日本社会党)

○相馬助治君 申合せによつて職員組合の希望する点について、当該の理事者と話合いがまとまらない。従つてこの職員の福祉を保護する積極的な規定を地方の條例によつてそれは定めた方がいいだろう、こういう大臣の答弁です。そういうことは本決案に抵触しないかというのが原委員の質問なんです。従つてこれを具体的な例にいたしまするならば、人事委員会の勧告によつて給與の改訂等が勧告された場合には、当該の市町村長は必ずこれに服しなければならない、服さない場合にはその職をやめなければならない。こういうような條例をきめ得ることも現実にはあり得ると思う。そういうことをして差支えないのであるか。これを具体的に一つ御返事を頂きた……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第5号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○相馬助治君 同僚岩間君の要求は極めて尤もだと思う。というのは、四日ほど前から是非とも内閣総理大臣の出席を要求して、そしてその答弁次第によつては自分は次の質問をするという意思を二回かに互つて岩間君は発表しておるわけです。そこで今委員長が議事進行の都合上から、内閣総理大臣の出られない理由を述べられたのでありまするが、それは内閣総理大臣の都合であつて、私はこの際むしろ委員長としては、どの程度に内閣総理大臣の出席要求について誠意を盡されたかをもう一度ここで述べられて、そうして不満でもあろうが、それで承諾すると岩間君が言えばよし、そうでない場合は又別途これは考えなければならんという意味合からも、一つ委……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 運輸・地方行政連合委員会 第1号(1951/05/17、2期、日本社会党)

○相馬助治君 仮にこの競走法案が両院を通過して法律になつた場合に、直ちにこの実際の競走が行えるというふうに仮定いたしまして、船舶局のお知りの範囲内において結構でありますが、競走に十分なモーターボートがあるのであるかどうか、それからもう一つ問題は、資料に出ておりますが、競走者は非常にむずかしい條件を備えていなければ、むずかしい或る特殊の條件を備えていなければならんとこう考えますが、そういうものと見合つて競走場の設備及びその場所、そういうものが現在でも直ちに使用できるものが十分にあるとお考えになるかどうか、船の問題、場所の問題、これの御見解を承わりたい。

第10回国会 建設・内閣・地方行政・経済安定連合委員会 第3号(1951/05/17、2期、日本社会党)

○相馬助治君 私はこの連合委員会を見て非常に奇怪な感じに打たれる。というのは只今吉川さんが政府側の見解を聞きたいと、こういうふうに申しておりますが、最終的にはそういうことか非常に必要であろうとは存じまするか、たくさんなかたが発議されてかかる法案を提出しておいて、今日まで経過したこの委員会を見ると、石川さん一人被告席に立たせたようなあんばいであれこれといろいろな議論が展開されております。私はこの法案の発議者として署名を求められたときにはつきりと申しましたことは、これは非常に賛成であるけれども、我々は国会議員としての立場から国の総合的立場に立つてそういうことを考えて行かなければならない。そういうも……

第10回国会 地方行政・法務連合委員会 第2号(1951/05/16、2期、日本社会党)

○相馬助治君 この際田中警視総監にお尋ねして置きます。先ずその前に、この警察法の改正案が問題と相成りまして、その直後において全国自治体公安委員会のいわゆる全公連それから全警連が立上つてこれに対して反対の運動を起しました際に、一般の地方の公安委員及び地方自治体警察の人々はこの二つの反対の動きに対して非常なる注目をいたしましたと共に、先般田中総監並びに鈴木総監が本参議院において陳述された速記というものが全国にやはり伝わりまして、非常にこれらの人に意を強うせしめていたと、こう思うのでございます。ところがその後だんだん事情が変化いたしまして、国警側において田中総監等とたびたびの打合せをいたし、何か一種……

第10回国会 地方行政・法務連合委員会 第3号(1951/05/21、2期、日本社会党)

○相馬助治君 議事進行です。只今羽仁委員からこの連合の委員会をもつと回数を殖やしてやつて欲しいということに対して、委員長から速断的にこれをお断りするような意見が出ておりますがこの警察法の一部改正ということは実に大きな問題であつて、單に警察法云々の問題でなくて警察の問題は国の性格の問題に響くことでございますし、且つ又この重要な法律案が地方行政委員会だけに付託されておるということについては相当そのこと自身にも問題があろうと私は考えておるのでございます。そういうような意味で特に法務委員会の委員の希望でございまするので、是非とも今の羽仁委員の動議を委員長は取上げられてその希望を協えさせてやりますように……

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 第閉会後1号(1951/07/23、2期、日本社会党)

○相馬助治君 私は一つこの際、要求しておきたいのは、特に人事院総裁の出席を求めたい。その理由は御案内のようにベース・アツプの勧告をするといつておりますが、まだしておりません。閣議決定等が新聞等に報ぜられておるのを見ますと、国家公務員の分は考えるが、地方公務員の分は、地方が自主的にこれをなすべきであるというような基本線を打出しておるやに承知しております。従つて私は資料として要求するということが、現実にまだ勧告していないのですからむずかしいでしようから、こういう用件を以て人事院総裁を呼び出す。こういう用件というのは、近く行われんとするベース・アツプに関係して、それらの資料をこの小委員会が承知したい……

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 第閉会後2号(1951/07/24、2期、日本社会党)

○相馬助治君 今の西郷委員の質問したことに関連して、雑收入が修正後は大分多くなつておりますが、これを具体的に山本さんにお尋ねしたい。競馬とか競輪とかいうようなものの收入は、地方財政上実際のところ寄與するところが少いことが多いということを地方側からよく我々陳情等で承わつておる。即ち收入はあるけれども、殆んど競輪なら競輪、そのことのために支出してしまつて、金は入るけれども、大蔵省が言うように財政收入等を見積るわけには行かないのだ、それは出てしまう、こういう説明を我々は地方側から聞いておるわけです。そこでこの雑收入の、今数字の殖えた中に競馬であるとか、競輪であるとかいう、そういうものから生ずる財政收……

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 第閉会後3号(1951/07/25、2期、日本社会党)

○相馬助治君 そのことで……。これは小笠原君一人の意見でなくて、私たちも重要だと思います。権限だとか理窟を言えば、シヤウプ勧告にまで遡れば市町村にうんと平衡交付金をやるほうがシヤウプ勧告の線に沿つていて、地財委は当然なことをやつているのだから、ただ問題は今になつてあつちがやり過ぎだこつちが足りないということになつているから、我々としては、小委員会としては計数的なものを御見解を承わりたいとこういうわけですから、出してもらいたい。
【次の発言】 それはなるのですよ。

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 第閉会後4号(1951/07/26、2期、日本社会党)

○相馬助治君 資料に津田沼ありますか。
【次の発言】 何ですね、今主計局長のお話の通り、平衡交付金を増額する予定がないというお話ですが、昨日我我が大蔵省側の説明を聞いた中に、平衡交付金の分配が府県に薄く、市町村に厚いということの話をされたのであります。これはその分配の基準が惡いということを啓蒙的な意味で言つたのであるか、それともそういうことをこう立論を大蔵省がしていること自身が、平衡交付金というものは上げる必要がないという一つの根拠として言つておるのか。我々はしばしば……、昨日は判断に苦しんだのです。併し今主計局長の話を聞いていると、平衡交付金を上げるつもりがないと、こういうお話ですが、先ず一……

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 第閉会後7号(1951/08/14、2期、日本社会党)

○相馬助治君 関連して……、西郷委員からお尋ねしたことが、この小委員会で非常に重要な一点なんです。即ち地方財政を助けるために平衡交付金を増すか、起債の枠を拡げるか、補助金を増すかのこの三つですが、補助金を増すとうことはちよつと問題は別として、今の起債の枠が拡がるか拡がらんかということが我々として非常に大きな関心事なんです。そこであなたの説明を聞くと、昨年度本年度分に食い込んだ三十億だけは、これは当然見てやらなくちやならん、理論的にそうです。それはあなたが原則論として言うたと思うのです。当然三十億を見るという場合に、見方が二つしかないと思う。即ちこの三十億をこの際補正するか、それとも又ずるずると……

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第2号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○相馬助治君 同僚小笠原委員の質問に関しての勧告の問題でありますが、事極めて重大だと思うので、私は一点念を押して増田大臣の見解を再度質しておきたいと思います。と申しまするのは、私ども地方行政委員会におきまして神戸委員会の勧告書をめぐりまして数次研究を重ねております。この神戸委員会の勧告の底をついて流れておる根本精神は何であるかと申しますれば、一言にしてこれを言うならば、地方自治の確立振興、これでございます。そういうふうな建前から眺めて見まするというと、先ほど同僚佐多委員の質問に逆襲いたしまして増田大臣が勧告書もこう言つておるじやないか、即ち直轄工事というものは当然国がやることが正しいという勧告……

第10回国会 内閣・地方行政・農林・水産・建設連合委員会 第1号(1951/05/30、2期、日本社会党)

○相馬助治君 増田大臣がいられないので私は具体的なことについてこの際質問をしておきまして、基本的な問題については後ほど増田大臣に対して質疑を行いたいと思います。先ず第一に、こういう開発という言葉やその内容から考えて、これは当然後進地域に対する国家の投資であります。従つてこれは基本的な問題として現場から歓迎こそ受けるとも反対される筋合でないはずであります。ところが現に政府案に対しまして現地側から強い反対の声が上つておりますと共に、新聞その地に現われている世論から見ましても、これに対して反対の空気の強いことは政府側においてもよく了承していると思うのです。従つて現地側から強く反対されるその一つのポイ……

第10回国会 農林・地方行政連合委員会 第1号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○相馬助治君 私はこの際この議題になつておりまする法案について関係の深い農林省に対して二、三点お尋ねしたいと存じます。先ず第一点は、この提案理由の説明を読みまするというと、なかなか広汎な目的を持つておりまして、当然農林省がやらねばならない仕事を裏から、財政的に援助するという一つの目的を明示しております。そこで私は第一に疑問に思いますることは、犬の伝染病の予防であるとか、家畜の改良増殖ということに関しましてこの種の手段をとらなければ必要経費を得ることができない現在の状況であるかどうか、これが質問の第一点七あります。で、次の問題といたしまして、今までこの提案理由の説明書に記載されてありまするような……

第10回国会 文部・地方行政連合委員会 第1号(1951/02/13、2期、日本社会党)

○相馬助治君 私はこの際文部大臣に逐次五つほどの点について質問するのです。先ず第一に、地方公務員法の成立に伴つて教育公務員特例法の一部を当然改正しなければならん状況に立至ることは私も認めるところでありまするが、この機会を利用して、教育公務員特例法をして、より反動的な方向にこれを改悪せんとするのではないかと思われる点が二、三あることを遺憾としておるものであります。そこで私は第一点としてお尋ねいたしたいと思いますることは、地方公務員法が本日より実施されることに相成つております。ところがこの特例法は本日までに通過成立しておりません。従いましてこれは一体どういうことになるのであろうかということを我々は……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 地方行政・法務連合委員会 第1号(1951/11/16、2期、日本社会党)

○相馬助治君 私はこの際、署長と公安委員長の阿方さんにお尋ねしたいと思います。先げ第一に高橋署長さんにお尋ねしたいと思いますことは、署長が正式文書を以て当院に報告されておる中に、告訴云々の内容を漏らした点はいささか当を得なかつたという表現がございます。私はこれを読んだときには「警察が告訴云々といつたことは行過ぎであるということを反省してかかる表現をとつたと、こう見ていたのです。ところが只今の証言を聞きますと、告訴云々を言つたことは捜査上その他いわゆる警察の手続としてこれは失敗であつた。だから当を得なかつたのだというふうにも聞きとれるのでございますが、その点現在の署長の見解を承わりたいと思います……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 内閣・文部連合委員会 第1号(1952/05/09、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 只今の問題に関連してですが、文部大臣が内閣の承認を経て任命するということだけでございますが、勿論この問題については高田委員が質問したように、メンバーまで予定されているなどというふうには私も考えられないわけです。併しどういう構想でこれは任命するのかという点を私は考えられておると思うのです。具体的に申しますれば、いわゆる労働委員会あたりの委員の構成にしても、使用者側であるとか労働者側であるとか或いは学識経験者であるとか、こういうふうな構成をまあなしております。で本委員会はそういうふうな明確な利益代表者のような者を以て組織するものでないことは私も承知しております。これを逆な面から見ると……

第13回国会 文部・外務連合委員会 第1号(1952/03/26、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 当然その資料が出て来ると思うのですけれども、ユネスコ国内委員会準備会の答申書が作成されるまでに非常に論点と相成つた点、ですね、それからその論争の大要、いわば準備会における問題点の会議録、これを一つお取寄せ願いたいと思います。

第13回国会 法務・文部連合委員会 第1号(1952/03/04、2期、日本社会党(第二控室・右))

○相馬助治君 最終的には基本的人権の擁護ということが、本委員会が時間的に見ますと基本的人権を無視したようなことになつて証人に非常に恐縮に存じますが、二、三の点を伺いたいと思います。  岩間委員の言われた言葉に、現象は問題じやない、原因が問題なのだ、こういうことでございまして、私も同感です。従いましてこの点に関しましては後に野口証人に一点伺うだけで、あとは私はこういうふうに世論に大きくうつつておりまするこの段階では止むを得ませんから、承知の上で現象の面で伺つておきたいと存じます。  第一に、先ず矢内原学長にお尋ねしたいのですが、先般本院の地方行政委員会で文部大臣以下文部省側、それから田中警視総監……



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データ更新日:2022/12/18

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