このページでは相馬助治参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○相馬助治君 ただいま議長から御報告のありました通り、議員松沢靖介君は、去る六月八日病魔のため長逝されました。同僚議員としてまことに痛惜哀悼にたえないところでございます。ここに同君の生前を回想し、その功績をしのび、つつしんで哀悼の意を表したいと存じます。 松沢君は明治三十二年山形県に生まれ、大正十五年北海道帝国大学医学部を卒業、同時に同大学付属病院に残り、ひたすら医学の研さんを積まれ、昭和七年には「外科的結核における牛型結核菌の感染について」の論文をもって医学博士の学位を受けられ、その研究の成果は、日本医学界において今日においても高く評価されておるものでございます。昭和九年山形市の至誠堂病院……
○相馬助治君 ただいま議題となりました市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案、日本学校安全会法案の二法案について、文教委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。 市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案は、市町村の設置する定時制高等学校の校長、教諭等の給料その他の給与が、現行法第二条の規定に基づき、都道府県の負担となっているのを、今回、政令で特に指定するものについては、その設置者たる当該市町村が負担することに改めるとともに、これに伴う身分の取り扱い及び在職期間の通算等必要な経過措置を規定したものでありまして、これにより、同一市町村の教職員相互間における給与待遇の条件……
○相馬助治君 ただいま議題となりました新安保条約について、私は民主社会党を代表して若干の質問をいたしたいと存じます。 この新条約が純粋に防衛的性格のものであって外部から侵略のない限り実力措置は絶対にあり得ない旨を政府は強調しておりまするけれども、問題は、この条約は、岸内閣の政治生命を越えて、将来十年の長きにわたって決定的な効力を持っておるという事実でありまするし、実に日本民族の運命を左右するものであるというこのことを着目しなければならないと、かように感じます。しかも、問題なのは、この一つの新安保条約に対しまして、国民自体はどういうふうに見ているかということです。政府並びに自民党は、日本の平和……
○相馬助治君 私は民社党を代表して、池田総理並びに関係閣僚に対し若干の質問をいたしたいと存じます。 首相は、まずその所信表明におきまして、今回の総選挙が政策中心の論議にともかくも終始したことは、わが国の民主政治の一つの前進であると述べておりまするが、言葉としてはまさにその通りでございまするが、国民が注視している問題は、公約した諸政策が果してどのように実行されるかであろうと存じます。 従って公約は順次国会の審議をお願いすると逃げを打っておりますけれども、問題は、より緊要、緊急であり、根本的でなければなりません。 第一に指摘しなければならないことは、池田内閣の政治基盤というものは、その選挙公……
○相馬助治君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となっておりまする内閣提出法案、及び八木君外十四名から提案になっておりまするこれの対案ともいうべき法律案、これにつきまして、内閣総理大臣、厚生大臣及び発議者の代表者に対して、若干の質問をいたしたいと思います。 昭和三十六年度は、わが国の社会保障制度の歴史の中で、画期的な、一つの歴史的な年であろうと思います。多くの問題をうちにはらんでおりながらも、国民皆保険が達成して、すべての国民が医療保険の適用を受けることとなることがその一つであり、国民年金制度が皆年金という形でともかく実施に移されるということがその二であります。 社会保障の二大支柱である……
○相馬助治君 民社党を代表して、首相、大蔵、厚生の三大臣に質問いたします。 日本の社会保障制度の歴史にとって今年はきわめて重要な年だと思います。保険料納入によって、ただいま問題になっている国民年金の制度も曲がりなりにも発足し、また一方、医療保障の問題、国民皆保険の問題もここに出発したのであって、形式的に一応形は整えたけれども、問題はこれをどのように発展せしめるかであろうと思います。私は、六年ほど前にスカンジナヴィア諸国を歴訪する機会を得たときに、ちょうどスエーデンの、国民年金法の充実というものを柱とした見事な社会保障の充実した諸設備、制度というものを見て、深く感に打たれたのであります。弱いも……
○委員長(相馬助治君) ただいまより文教委員会を開会いたします。
まず、委員の変更について御報告いたします。
昨日、中野文門君、山本利壽君、矢嶋三義君が辞任され、後藤義隆君、小幡治和君、岩間正男君が選任されました。
また、本日、伊能繁次郎君、大野木秀次郎君、林屋亀次郎君、後藤義隆君が辞任され、吉江勝保君、植竹春彦君、迫水久常君及び井野碩哉君が選任されました。
【次の発言】 続いて理事の三選を行いたいと存じます。現在、当会員会には理事が三名欠けておりますが、本日は都合により二名だけ互選いたしたいと存じます。
なお、互選は、慣例によりますれば委員長の指名になっておりまするが、さよう取り計ら……
○委員長(相馬助治君) これより文教委員会を開会いたします。
まず、委員の異動がありますので報告いたします。
昨日、佐野廣君辞任、補欠として安井謙君が選任されました。
【次の発言】 先ほど開会いたしました委員長理事打合会の経過について簡単に報告いたします。
本日の議事の進め方について協議を行なったわけでありまするが、七月二日文部大臣から文教政策に関する所信表明を聞いたままになっておりますので、本日はこの所信表明に関連して文部大臣に質疑を行いたいと思います。右の通り取り運ぶことに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。では、質疑のある方より順次御発言をお願いいたします。
○委員長(相馬助治君) これより文教委員会を開会いたします。
本日の本会議の委員長選挙によって、私、再び文教委員長に選任されました。まことに不行き届きでございまするが、何分よろしく御協力のほどをお願いいたします。
【次の発言】 まず、委員の変更について報告いたします。
本日、植竹春彦君が辞任され、その補欠として北畠教真君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の互選を行いたいと存じます。
互選の方法は、慣例によって、委員長の指名によりたいと存じまするが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは委員長は、本委員会理事に北畠教真君を指名いたします。
○委員長(相馬助治君) これより文教委員会を開会いたします。 先ほど開会いたしました委員長及び理事打合会の経過について簡単に報告いたします。 本日は、まず今回の台風による文部省関係の被害についての報告を当局より聞き、これに対する質疑を行います。次いで板付基地周辺の騒音対策についての問題を取り上げることにいたします。 なお、明日の日程について大体相談をいたしました。明日は、日教組の専従者制限に関する件を第一議題にして質疑を行い、次いで学生生徒の学割に関する件についての質疑を行うことにいたします。 本日及び明日をそのように取り運びたいと思いますが、御異議ございませんか。
○委員長(相馬助治君) これより文教委員会を開会いたします。まず、板付基地周辺の騒音防止に関する件を議題にいたします。 議題に入る前に一言申し上げますが、昨日、本議題について調達庁並びに大蔵省の出席を求めましたところ、大蔵省側の出席なかったため、本日にこれが延期されたわけでございます。本件に関しましては、文部省からは小林監理局長、大蔵省からは吉岡主計局次長、新保主計官、調達庁からは、昨日のように柏原不動産部長が出席をしております。 なお、昨日大蔵省の関係官の出席を求めました経緯は、委員長より主計局長の出席を求めましたところが、局長並びに次長は公用出張のためにお留守でございましたので、大村主……
○委員長(相馬助治君) これより文教委員会を開会いたします。
委員に一部異動がありましたから報告いたします。
九月七日、安井謙君が辞任され、補欠として植竹春彦君が委員に選任せられました。
【次の発言】 先ほど開きました委員長及び理事打合会の経過について報告をいたします。
まず、本日の議事につきましては、先般の委員派遣による実地調査の結果を代表によって報告をしていただき、これに関連して重要案件について政府側に質問を願うことにいたしました。ただいま政府側よりは松田文部大臣、宮澤政務次官、内藤初中局長、文化財より岡田事務局長が御出席でございます。
なお、委員長・理事打合会において、前回の理事……
○委員長(相馬助治君) これより文教委員会を開会いたします。
まず、委員に変更がありましたから報告いたします。
九月三十日、村上義一君が辞任され、その補欠として常岡一郎君が選任されました。
【次の発言】 ただいま開きました委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。
先日来、懸案となっておりました教職員組合の専従者制限に関し、参考人の出席を求める件について協議を行いました結果、全国都道府県教育委員長協議会会長木下一雄君、都教育長協議会幹事長本島寛君の両君に、十五日に御出席願うことに意見の一致を見ました。なお、当日は出席者の都合により、開会時刻を繰り上げ、若干御迷惑とは存じまするが、……
○委員長(相馬助治君) これより文教委員会を開会いたします。
まず、委員の変更について御報告いたします。去る十四日、植竹春彦君辞任、大谷贇雄君が選任されました。
【次の発言】 本日は教職員組合の専従制限に関し、参考人から御説明をいただき、これに対し質疑を行うことになっております。本件に関しましては先般来、当委員会においてかねて論議を重ねて参りましたが、さらに問題の本質的解明に資するために、本日は参考人の出席を求めることになったわけでございます。時間は参考人の御都合によって、特に開会時間を一時間繰り上げ、終りは十二時半ということにいたしました。さよう皆様においてお含みの上、議事に対して御協力賜……
○委員長(相馬助治君) これより文教委員会を開会いたします。
委員の変更について報告します。
去る二十四日、秋山長造君辞任、東隆君が選任されました。
【次の発言】 調査承認要求についてお諮りいたします。
当委員会におきましては、従来も各国会において、教育、文化及び学術に関する調査の承認を受け、教育制度、教育行政、教育財政及び文化、学術の諸問題について調査を行なって参ったのでありますが、今期国会においても、今までと同様に調査を行なうことにしたいと存じますが、異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認めます。つきましては、本院規則第七十四条の三により、議長に提出する調査承認要求の作成につ……
○委員長(相馬助治君) これより文教委員会を開く会いたします。 先ほど開会いたしました委員長及び理事打合会の経過について御報告をいたします。 まず、委員会の開会日でありまするが、従前通り毎週火曜、木曜の二日といたすことに決定を見ました。 本日の案件につきましては、まず、昭和三十五年度文教関係予算について、文部当局から説明を聴取した後、質疑を行ない、次に、名古屋市名城大学に関する件について議題に供し、文部省に対してお尋ねすることにいたしました。 次に、伊勢湾台風に伴う教育関係の諸問題及び北九州炭鉱地帯における生徒児童の長期欠席の状況並びに必要と認めるその他の案件の調査のために委員派遣を行……
○委員長(相馬助治君) これより文教委員会を開会いたします。
委員の変更について報告します。
十一月六日、栗山良夫君が辞任し、荒木正三郎君が選任されました。
【次の発言】 本日の委員長及び理事打合会の経過について報告をいたします。
本日は、昭和三十五年度文教関係予算を議題とすることにいたします。
なお、先般委員長一任をもって御決定願っておりました議員の派遣の問題につきましては、十六、十七、十八、十九の四日間にわたり、二班を編成して一班を名古屋、大阪地方、一班を福岡地方に派遣することにあらためて決定をいたしました。
次回木曜日には、最近文部省から出ました教育白書を議題とすることに意見の……
○委員長(相馬助治君) これより文教委員会を開会いたします。 先ほど開会いたしました委員長及び理事打合会の経過について報告をいたします。 本日は教育白書について、当局よりの説明を聞き、後、質疑を行なうことになっております。 次回委員会は十一月二十六日午前十時より開会、派遣委員の報告を行なうことにいたしました。その他の案件につきましては、当日の理事会においてあらためて協議をいたすことにいたしました。 なお、さきに決定を見ておりました調査派遣につきましては、名古屋地方一班三名、二班福岡地方二名を議運において決定を見ましたので、さよう調査団を派遣いたします。 以上、報告の通り、本日取り運ぶ……
○委員長(相馬助治君) これより文教委員会を開会いたします。
まず、委員に変更があったので御報告いたします。
昨日、剱木、弘君が辞任され、補欠として鹿島守之助君が選任されました。
【次の発言】 本日の委員長及び理事打合会の経過について概要御報告いたします。
本日の会議に付すべき案件といたしましては、すでに前回、派遣委員の報告及び教育白書の二件を議題とすることに御了承を得ておりましたが、その後、十一月十四日、本学校安全会法案並びに市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案が衆議院から送付されて参りました。従って、それを含めて本日の議題として進めることについて協議を行ないましたところ、……
○委員長(相馬助治君) ただいまより文教委員会を開会いたします。 本日の委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。本日は、まず、付託になっておりまする二法案を議題に供します。次に、去る十一月二十七日の安保改定反対第八次統一行動における全学連の行動に関連し、質問の申し出がありましたので、本件は、本日の議事の劈頭にこれを取り上げることにしたいと思います。 なお、幼稚園教員の待遇改善に関し、衆議院文教委員会で決議を行なっておりますが、当委員会としても、何らかの意思決定を行なってはどうかという提案がございます。本件につきましては、理事会において検討してみることにいたしましたが、以上の通り、……
○委員長(相馬助治君) これより文教委員会を開会いたします。
委員に一部異動がありましたので報告いたします。
昨日、乗隆君が辞任、棚橋小虎君が選任されました。
【次の発言】 本日の委員長及び理事打合会の経過について概要報告いたします。
本日の案件といたしましては、まず、岐阜県教職員組合の専従制限に関する条例について取り上げることにいたしました。なお、これに関して実情調査のため議員を派遣すべしとの意見もありましたが、これは慎重に研究して処置することといたしました。次に、市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案及び日本学校安全会法案の質疑を継続することにいたしました。
以上の通り、……
○委員長(相馬助治君) これより文教委員会を開会いたします。 本日の委員長及び理事打合会の経過について概要を御報告いたします。 本日は、先日の委員会において議題となりました岐阜県における教職員の組合専従制限に関し、文部省において調査の上、できるだけ早い機会に報告することになっておりまするので、まず、本件を取り上げて、その報告を聴取することにいたします。 次に、日本学校友全会法案及び市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案について質疑を続行することにいたします。 なお、大学の自治に関し、意見を求めるため、茅東大総長及び適当な方を参考人として当委員会に出席を求めてはどうかという提案……
○委員長(相馬助治君) これより文教委員会を開会いたします。委員に変更がありましたので報告いたします。本日、井野碩哉君辞任、上林忠次君が選任されました。
【次の発言】 本日の委員長及び理耳打合会の経過について概要報告いたします。
本国会の会期も接迫して参っておりまするので、明日及び明後日、必要ある場合には文教委員会を開くことにつきまして、これを委員長に一任することに協議されました。
前回の委員会において、岐阜県における教職員のいわゆる専従制限に関する件を議題といたしました際、県教育長の教育委員会出席の有無及びその間の経緯について文部省において再度調査の上、当委員会に報告することになっており……
○相馬助治君 私はこの際、本法の内容に関連して、議長に対して一点お尋ねすると同時に、次にあらためて、再三前にも質問してありますけれども、議長の責任についてお伺いいたし、次に、これを補佐する副議長の責任について若干お尋ねしたいと思います。 まず第一に、議長は本法成立を深く期待しているかどうか。この一点を伺いたいと思うのです。御承知のように、本法は衆議院における議員立法の形をもって提案されております。審議して参れば参るほど、この法律というものは実に不可思議な内容を持つものであり、ある意味では全く効果のないものであるということもできるし、ある意味では非常なる威嚇法案であるというふうにも言えると思う……
○委員長(相馬助治君) これより文教委員会を開会いたします。
調査承認要求についてお諮りいたします。
当委員会といたしましては、各国会とも、教育、文化及び学術に関する調査として、教育制度、教育行政、教育財政その他文化及び学術に関する諸問題について調査を行なっておりまするが、今期国会におきましても、従来と同様、本件に関する調査を行なうことにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
つきましては、本院規則第七十四条の三により、議長に提出する調査承認要求書の作成は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○相馬助治君 先ほど委員長・理事打合会の席上でちょっと申し上げておいたのですが、私は二つの点をこの際文部省に向かって質問をしたいと思うのです。文部省が自発的に当委員会を通じて具体的なことを御発言になるならば、委員長においてお取り計らい下さってもけっこうです。 一点は、御承知のように、本年度、中学に入る子供、それから現在の五年生、四年生、この三カ年間は異常な人数が多い、いわゆるベビー・ブームと言われる年で、この子供たちの教育の問題は非常に大きな問題であろうと思うのです。文部省は依然としてすし詰め学級その他も完全に解決をしていない際に、こういう特異な姿に出会うのであるから、すでに何らかの具体案等……
○相馬助治君 関連して。今の岡委員の質問の点は、学校薬剤師をなぜ加えたかということですね。これはこういうふうに理解していいのですね。御承知のように、最近プールが各学校でも多くなった。このプールの汚染がひどいか、ひどくないかというような責任は、全部、学校薬剤師にあるわけですね。それから学校に井戸を掘った。ところがその水質が学校の学童の保健上よろしいか、よろしくないかということ、これも学校医でなくて学校薬剤師に責任があるはずですね。そういう意味でこれを加えたんだと、こういうふうに了解してよろしいのですか。
【次の発言】 何条かにあるはずですよ、条文は知らないけれども。
○相馬助治君 私は民主社会党を代表して、本法案に賛成いたします。しかし、事務職員がその職責上、給与体系上、また諸手当等の格差の問題、他の同じ事務職員の学校外の人事交流というような点、そういうものについてはきわめて恵まれざる立場にあることは実態であるし、そこに不合理な現実のあることも政府当局は認めていられると思いまするから、それらについては別途早急に改善の方途を研究し、実施すべきであるということを要請し、かつ期待して、本法案に賛成します。
○相馬助治君 関連。吉江委員の質問に関連して一つお尋ねしたいのですが、ただいまの答弁を聞いておりますと、特殊な留学生の受け入れの形ですから、向こうさまの意思次第で、ないしは向こうの意思が非常に優先するので、こちらとしては対策を十分立てられないのだというような意味の答弁に聞いたのですが、私が聞いているところによりますれば、このインドネシア賠償留学生受け入れに対して、当初外務省と文部省との意見が人員の点、それから受け入れの点、そういう点について何か一致しなかった段階があるやに聞いておりますが、その辺の経過が当委員会を通じて話されているならば後に速記録で調べて承知しますが、話されていないとするならば……
○相馬助治君 どうか発言者もすわつて御答弁下さるように、私もすわつて質問したいと思いますから、委員長お許し願いたい。 戦後、わが国が文化国家建設ということを強力に唱えて、一時、文化国家ということが一種の流行語となって国内を風廃した時代があったことは御承知の通りですが、今日いろいろな複雑な世相の陰に隠れて、文化国家建設ということが言葉の上では若干なおざりにされておりますが、また最近いろいろな面から文化国家建設というその趣旨がほうはいとして起きつつあることは御承知の通りであつて、戦争中においても、アメリカ自身がわが国の文化財に対して、戦略上の目的を抜きにした措置をなされたというようなこと、また、……
○相馬助治君 私、資料要求があります。ただいま提案された学校教育法等の一部を改正する法律案に関連して、私はこの際、ラジオ、テレビの教育放送についての現況について簡単でけっこうですから、資料を当委員会に御提示願いたいと思うのです。と申すのは、御承知のようにラジオ、テレビというものが教育上占める位置が非常に大きくなっておりますが、そのラジオ、テレビの監督機構というものの現況からして、はたして文部省、文部大臣の意図がこういうラジオやテレビに監督関係でその立場というものも明確でないと思うのです。と同時に、またラジオ、テレビを放送するもの自身も、これは省はどこですか、郵政省ですか、郵政省側との連携はだい……
○相馬助治君 去る三月二十五日の衆議院の安保特別委員会において、極東の範囲について政府の答弁がきわめて適切を欠き、かつ不誠実であるというので、野党委員の退場となって審議ストップの状況となっておりますが、これでは安保問題に対して注視している国民の疑惑は解けずに、審議が進むことを期待している国民に対して、これはまことに困ったことであるというふうにも一応考えられる、首相はこのことについてどのように現在お考えですか。
【次の発言】 委員長に期待するということより、問題はきわめて簡単であって、極東の解釈について再三にわたって答弁の変更を見ておる。本日も同僚の鈴木委員の質問に対して依然として明快な御答弁が……
○相馬助治君 関連して。私は加瀬委員が指摘しておることはきわめて重大だと思うのです。しかし、加瀬委員がちょっと言ったように、現荒木文部大臣の責任ではないかと、こうおっしゃったものだから、私から答える筋合いではないというふうにとられたのだと思うのだが、しかしこの問題は、当委員会としてはやはり徹底的にたださなければならない内容を持っていると思うのです。そこで加瀬委員、これはやはり当面の今までの遂行した責任者であった内藤初中局長も呼んで、同時に今村君なんかも比較的これに新しいからああいうふうな何かわからない答弁をするので、建造物の長だから勤評をやれるのだという飛躍的な論では何人も納得できない、むしろ……
○相馬助治君 この問題は何回も衆議院、参議院の文教委員会で取り扱って、しかもまた今日に至るまでにも解決をしない、この過程においては、若干文部省が本問題について認識を誤っていたのではないかという節が従来はあったと思うのですが、ただいまの質問に答えての福田局長の答弁はきわめて明快で、今日までのこの紛争の原因が明らかにやはり田中理事長にあるという立場をとっておられることは私は正しいと、こういうふうに思うのです。というのは、私は当時文教委員長であったために田中氏自身にも会いましたし、調停に立たれた河野勝斎氏にも前後三回ほど会って話を承りましたが、本問題について田中理事長の方は教職員組合の行き過ぎだとか……
○相馬助治君 関連して。安藤政務次官にお尋ねしますが、数度にわたって武見医師会会長等と話をしたと、こういう御答弁ですが、竹中委員の質問は、党と医師会がプライベートに話したかなんということを聞いているのではなくて、いつでも医療費の問題については、厚生省が官僚を中心としていろいろ積算の基礎をきめて、計画案を立てて、そうして発表して、発表してからいつでも問題を起こしてお医者さんが騒ぎ立てるという、患者の感覚からいたしますれば、何ともやり切れないような問題が起きて、問題を紛糾させて今日にまで至っているので、だから今度は、厚生省としては医療関係団体と話し合いをしたのかと、こういうふうに竹中さんが聞いてい……
○相馬助治君 私小柳委員の質問に関連して、これは重大な問題だと思ってお尋ねしたいと思うのです。 われわれも気づいておりましたが、今鹿島委員からの報告を聞いて、あらためて、この委員会として考えてみる必要があろうと思うことは、この国民医療の向上上、まじめな医者、まじめな薬剤師、こういう人たちの努力に対しても、この種の薬屋の乱売、廉売、そして今度は薬事法にも明らかに違反するようなスーパーマーケット式のこの種の店舗、こういうものが現行法規で取り締まれないというならば、われわれは立法府にある者として、その法改正を行なわなければならないし、小柳委員が義憤を持って結論的に申した通りの私どもは気持を強く持つ……
○相馬助治君 この際、端的に厚生大臣の御見解と決意を承っておきたいと思うのです。と申しますのは、現に一斉休診が行なわれて、今後もまた陸続として行なわれようとしておる。これは全国の患者の感覚をもっていたしますれば、実に大へんなことなんです。しかも日本のいろいろな階級の中でも、良識の人の集まりであるはずのお医者さんが、そうして普通はネコのごとぎおとなしい種類に属するお医者さんが、こんなにいきり立っているというこの事態を、私は簡単に見過ごせないと思うのです。そこで厚生大臣は着任以来努力されていることはわかります。筋を通そうとしていることもわかります。今の社会保険制度を抜本的に改正して、もろもろの矛盾……
○相馬助治君 この際、けい肺の問題について石田労働大臣に若干の御質問をしたいと思うのですが、申し上げるまでもなく、けい肺は全く国の産業の伸展上出て参った犠牲であって、その患者に対しては、国は積極的にこれを見てやらなければならない義務があろうと、こういうふうに私は基本的に考えます。現行のけい肺を救済する法律が施行されて一年以上たちましたので、この際、政府として何かこの問題について現在考慮している点があるかどうか、それらの点についてまず第一に承りたいと思うのです。
【次の発言】 けい肺の問題については、労働者をけい肺から守ってやるということが一つ大きな問題でありまするし、次の問題は、不幸にしてこの……
○相馬助治君 大臣に二点尋ねておきたいのですが、第一点は、今藤田委員が指摘した問題にからんでのことなんですが、今般政府がこういう積極的な法改正をするということに対しては私は率直に敬意を表します。これは大へんにいい改正です。ところが、問題の本質を解決していない。今この法律がもつ一番の欠陥は何かというと、藤田委員が指摘した問題なんです。せっかく国が思いやりをもってこれだけの法律を作ってやっても、入口のところを閉めておくから、プールの水を幾ら増してみても流れ出るというところに行くとうまい工合には流れないという問題があるのです。ですから、水の流れ口を若干手入れをしなくちゃならないということが本法の一番……
○相馬助治君 このたびわれわれの同僚議員の川上為治君を団長として、吉武、牛田、阿部、阿具根並びに私、現地より小柳勇委員が参加をされまして、三月十八日夜こちらを出発し、十九、二十日にわたって現地において大辻の炭礦の災害の調査をいたしました。団長より議長に対してその災害調査の報告はなされているはずでありますが、この際私は、この目でその災害を見て参ったものといたしまして、当局に対して若干の質問をいたしたいと思うのでございます。 この大辻炭礦の災害について、一般に知られておりまするように、今日犠牲になられた方々の遺体が搬出されたと新聞で報道されておりますが、私どもが調査を了したその時刻においては、二……
○相馬助治君 ちょっと関連して。 当委員会が日赤の責任者に来ていただいてその意見を聞くというのは、日赤関係の病院の経営の実態を調べていろいろな不当な点等があったならばそれを追及するというようなのが目的じゃ全くなくて、同僚の藤原委員が指摘したように、われわれも一つ気づいていることは、今度の全医療とあなたたちとの間の団交に現われている姿を見て、病院という経営個体の中で解決つく問題と、それから病院という経営体の中では片づかない問題と二つに分けて、病院の経営体内では片づかない基本的な問題、具体的にいえば国なり地方公共団体がてこ入れをしなければ病院長が幾ら従業員の手当を増そうとしても事実上できない、そ……
○相馬助治君 私は、労災病院のストの問題に対して患者側の立場に立っての訴えを聞いたものですから、一点御質問をして、この際石田労相の善処方を期待するものです。と申しますのは、ただいま同僚坂本委員の質問にも答えて、労災病院のストというものが他の病院のストよりも比較的表面的には平静に行なわれてきたという意味の発言がありましたが、そのことは確かにそうですけれども、現実の問題として相当長期間になったものですから、いよいよ現場では患者が不安に耐えられない状態が起きてきているのです。具体的に実例を申し上げますと、一昨日労災病院の鬼怒川病院から患者代表の大沢君というのがわざわざたずねて参って私に訴えるところに……
○相馬助治君 この精神衛生法の一部を改正する法律案を政府が提案して、この国費の補助の面、その他の面についてもずいぶん進歩しているという点については敬意を表しますが、この際、私は大臣にごく簡単に三点ほどお尋ねして所見を伺っておきたいと、こういうふうに思うのです。 この精神病というのは、社会に不安を起こす、家庭内に不和を起こす、そしてこれに貧困が伴うというような意味できわめて重要な問題ですが、一面この治療の面から見ますと、私の見解が誤っていなかったら、実はこのやり方によっては精神病だけは企業として成り立つ、こういう若干悪評めいたお医者さんがあることは事実なのでありまして、そういうふうな現実からし……
○相馬助治君 この阿具根委員の質問と藤田委員の質問の答弁の態度に現われておるように、厚生省は、この法律の、前に通過したときの立法、改正精神、並びにこれに附帯決議として乗っていたものの精神を体して努力を何にもしていないということを、ここにみごとに暴露しているのです。今申したこの指圧が入った歴史というのは、あん摩というものの概念は、押す、さする、なでる、たたくだと、それに押すがないなら指圧は入れることが当然で、療術師の問題とは切り離して、あん摩師というならば指圧は入れることが当然なんだというので入れたので、何も指圧の人を、療術師の中で特にすぐれたものだから指圧の者だけ身分を引き上げて入れたのでは全……
○相馬助治君 ただいま議題となりましたじん肺法の一部を改正する法律案、労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案及び労働基準法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及びその概要を説明申し上げます。 金属鉱山等粉塵を発散する職場に働く労働者は、現在の商度の医学をもってしても治療の方法のないけい肺という職業病に侵されますことは、すでに皆様の御承知のところであります。このけい肺については、第二十二回特別国会におきまして人道的見地に立って、特別保護法が制定され、次いで第二十八回国会において臨時措置として、その保護期間が延長され、さらに第三十四回国会において従来の特別保護法等が根本的に改正さ……
○委員外議員(相馬助治君) 重要な法案の審議の途中で委員外発言をお認め下さった委員長並びに委員各位に敬意を表します。 この際、安井大臣にお尋ねをいたし、特に善処方をお願いしたい件があって質問をいたします。 大臣すでに御承知のように、町村合併法の有効期間も残り少なくなって、この種問題について、それぞれ自治省が指導的立場に立って結論を急がなければならない事態は、私もよく了解をしているつもりです。ここに栃木県の桑絹村の分村の問題に関しまして、自治省から示された調停案に端を発して水利権に問題が波及して、田植期を前にして村の中にはただならぬ空気がただよっている状態でございまするので、栃木県側としては……
○相馬助治君 私は、一番最初に、首相に対してガリオア・エロア資金問題についてお尋ねをいたします。 総理は、渡米前に、重要問題について野党の党首と話し合いをするということをお考えのようでございまするが、事外交問題に関して首相がそうした態度をおとりになるということに対しましては、大へんにけっこうなことであり、これがよき慣行になることを私は期待しております。そういう際に一番問題になりますことは、現在政府が、首相の渡米を前にして、ガリオア・エロア両資金を対米債務とみなし、返済額の算定並びに返す方法について検討を進め、それぞれ交渉の段階に入っておるようでございまするが、この資金の返還問題に関して、明確……
○相馬助治君 私は、民主社会党を代表して、ただいま議案となっておりまする政府提案の両予算補正案に対し、意見を付して賛成の討論を行なわんとするものでございます。 すなわち今般の政府案は、本年三月二十七日に公労委が行なった仲裁裁定の予算措置を行なうものでございまして、政府が、ともかく今日の財政窮迫の中におきましても、この仲裁裁定に対して完全実施をせんとしたそのことに対しましては、政府の今後仲裁に対するよき慣例の確立されんことを期待いたしまして、敬意を率直に表するとともに、この点に関しましては、基本的に賛成をいたすものでございます。しかし、成立に付随して幾つかの点において私たちは不満の点を感ぜずに……
○相馬助治君 ただいま藤田委員から、社会保障のうちの一つの重要な柱である所得保障に関連して、きわめて適切な質問があったのであって、この問題については、ひとり厚生大臣のみをもって返答したり、確言を与えることは困難であろうと思うけれども、国民の所得の格差が池田内閣の所得倍増政策によって、残念なことながら、いよいよはなはだしくなる傾向にある今日、特に実力者内閣である現在の内閣、そしてまた、お世辞抜きに実力者である現厚生大臣が、この問題について強く閣議の中でも財政当局に対して発言をされて、初期の目的貫徹をわれわれは起党派的に期待いたします。 私はこの際一点だけ伺っておきたいのは、もう一つの柱である医……
○相馬助治君 議事進行上も、そういう的確を欠く冗漫な答弁しておったらあとのほうの審議に差しさわりがあるので……。
【次の発言】 今、議論されておることはきわめて重大だと思います。何としても私はさっき政務次官が率直におっしゃったことに敬意を表します。そこへすわると、えてしておざなりのいいかげんなことを言う人が多いが、森田さんが言うように、看護婦さんが将来に向かって明かるい希望の目を持っていないと僕は直観した、実に重大な発言であり、傾聴に値する発言だと思います。そこで問題は、今、待遇改善のことが問題になっておりますが、その待遇改善について国会で議論しているのは、官公立の看護婦さんだけを議論している……
○相馬助治君 今坂本委員の質問したことは非常に大事です。それで、大臣は努力したいと言いますが、私どもはそれは当てにならぬということを言いたい。灘尾さんの時代でなくて、前の大臣のことですが、今年度の予算を見ると一〇%上がる。したがって、患者にかぶせないなら二十四億要るということが明瞭なんだ。にもかかわらず十五億しか計上できなかったのです。それで九億というのは流されたような形になっている。しかし、これは予算の上では流されていても、これはだれが背負うかということになると結論的には患者が背負うような形になって現に現われている。そこへもってきてあと二・五%七月一日に上がり、今度の緊急増高で二・三三上がっ……
○相馬助治君 ただいま議題となりました五法案について、そのうち国民年金法の一部を改正する法律案並びに年金福祉事業団法案に対しましては反対の意思を、残された三法案に対しましては賛成の意思を民主社会党を代表して表明いたします。 まず、国民年金法の問題でありますが、ともかく今の時代におきまして、自民党内閣がこの年金制度を考え、老齢福祉年金をも含む年金制度を実現せしめたということに対しましては、私はこれに対して率直に敬意を払うにやぶさかでありません。問題はその内容であって、一体現在の物価、それに自民党が申しておりますところの経済の高度の成長を意味する所得倍増計画、これら一連の政策と見合った場合におき……
○相馬助治君 私はこの際、内閣総理大臣以下各閣僚に対して、若干の現在当面せる重要と思われる問題について質問いたします。 まず第一に沖繩の問題ですが、沖繩については、私は先般船田中氏を団長とする視察団の一員に加えられて、キャラウエイ高等弁務官の招待によって現地を見る機会に恵まれました。相当の心づかいをもって諸般の仕事をしていることを十分認めるのでございますが、沖繩の問題の中には非常に多くの悲劇的な要素が含まれておると思うのです。そうして、これは日本の政府が責任をもって解決しなければならない性質のものであろうと私は考えます。 まず、ただいまホワイトハウス派遣の調査団が沖繩訪問中でありまして、帰……
○相馬助治君 ただいま坂本委員が触れられた臨時医療報酬調査会法案の取り扱いについてお尋ねします。前国会の中央医療協法案については、議運からお仕着せの形で、衆議院と取り扱いを別にして、社労委員会で取り扱いました。今回は、本院においては、制度上内閣委員会が取り扱うという公式的な方式を排して、内容を熟知している社労委員会が扱うのが至当であるという理由によって、社労委員会において取り扱うべきだと思うのです。この問題の取り扱いに対して、社労委員長が何か御見解をお持ちでしたら述べていただき、委員間に非常に見解が違うようなことがあったならば、委員長理事打合会その他において、調節をしておいてほしいと思います。……
○相馬助治君 私は、この際、環境衛生法によって守られている理容の問題に関して、主としてその労働力の確保という角度から、具体的な事柄を中心として厚生当局に質問したいと思います。
まず最初にお尋ねしたいことは、東京都理容環境衛生同業組合が、先般営業法を主として、規制命令の申請書を東京都に提出したと伝えられていますが、厚生省はそういう事実を知っておりますか。そうして、また、それに対してどのように措置をされておるのか。
【次の発言】 御説明によれば、鋭意その申請書について基礎的な調査をなしつつあるとのことでございまするから、以下お尋ねいたしますが、環衛局長は、東京都が提出された申し出の内容を熟知され……
○相馬助治君 私は、民社党を代表して、ただいま議題になっておる児童扶養手当法の一部を改正する法律案に対して賛意を表するものでございます。 現在の社会保障制度を充実いたしまするためには、当然国民の所得を保障し、別に医療を保障するという、この二本立ての骨組みによってこれを前進せしめなければならないと存じます。現に議題となっておりまする児童扶養手当法そのものは、もちろん十分であるとは申しがたいものでありまするが、政府は、さきに母子福祉法を出し、これとまたあわせてここに児童扶養手当法の一部を改正するのでありまして、その方向とその内容については、私どもは賛成をいたすものでございます。もちろんこれに満足……
○相馬助治君 委員長、厚生大臣はどうしたのですか。
【次の発言】 ちょっと、これは質問でなくて……。
【次の発言】 関連して。
私は、この調査会法に基づいて基本的なことを尋ね、順次内容的なことに触れたいと、かように思ったのですが、今、徳永委員の質問に関連して、気づいたことについて、この際、総理府長官に一点ただしておきたいと思うのです。
ただいま保険局長の答弁で明らかでありますように、医療費の算定については、歴史的に見て、その経過からして、きわめて困難、しかも、微妙な段階を経て今日に至ったと、こういうことが明瞭でございます。そして局長の答弁の底を流れるものは、かように困難な問題を内蔵して今日……
○相馬助治君 私は、安田参考人及び園参考人にお尋ねをします。 まず、安田参考人にお尋ねしたいことは、社会保障制度審議会の答申によって調査会法案は、さきの医療協法案と不可分一体の形として出されたのだという立場と認識とをとられておるようですが、この場合におきましても、社会保障制度審議会が独自の意見として出したのではなくて、当時の厚生大臣から答申を求められて、ただいま議題になっておる調査会法案のことについて触れておるのです。こうした経過から申しまして、私どもとしてぜひお伺いしなければならないことは、この臨時医療報酬調査会法ができるということが前提とならなければ、先般生まれた中央医療協に支払者側とし……
○相馬助治君 この際、文部大臣に二点だけ伺って、所見並びにその心がまえをただしておきたいと思うのです。第一点は、今、同僚議員も触れられた問題ですが、この児童の保健管理ということの重大だということがわかっていても、通例的に養護教諭というものが教育の主体的なにない手ではなくて、何かそういう、もの的な、そうして付属物的な、あればないよりましなんだというような考え方が、長きにわたって教育界を、一般社会を支配してきたと思うので、これを直すことが文部省としても第一の責務で、今、小笠原委員が触れられたとおりですから、このことを法制的に具体的に一つ果たすように、積極的な具体案をより押し進めていく必要があると思……
○相馬助治君 先般来、オランダ軍人らしい外人がKLM機でわが羽田を経由して、現在紛争中の西イリアン地方へ多数旅行しているという事実が伝えられております。これに関連して、政府もその取り扱いに関して苦慮していると新聞が報じておりまするが、これに関してその経緯をまず外務大臣より承りたいと存じます。
【次の発言】 従前の経緯について、今外務大臣から報告を聞きましたが、おおむねその処置は正しかったと思うのです。しかし問題はオランダ政府が西イリアンにおける兵士の交替であるというような説明、あるいはまた、それは兵員の増員ではないからというような弁解めいたこと、そしてまた事実問題としては定期便を使って、いわゆ……
○相馬助治君 この際、私は池田内閣総理大臣並びに荒木文部大臣に対して以下の質問をいたします。 まず第一に、学校給食の問題についてでございまするが、従来ややもすれば、この学校給食の問題はごく小さな区々たる問題として、予算編成の中においても重大なポイントを占めたことはなかったように思います。しかし、この問題に熱意を持つかどうかということが、そのときの内閣の基本的な性格を知る意味においても重大な内容を持つものであると私は考えます。義務教育諸学校の完全給食を実施して、児童生徒の栄養を確保し、国民体位の向上をはかるということは、この際何にも増して必要であると、かように存ずるのでございまするが、現在学校……
○相馬助治君 今回の問題について、資金関係その他警備上の問題については、同僚議員からかなり突っ込んで質問が行なわれましたので、私は、特にこの問題をはらんでいると思うところの、また運営上、制度上相当考えていかなければならぬと思われる公安委員会の運営、そしてその責任、そういうものを中心にして若干の質問を行ないます。
まず第一に、都公安委員会長の堀切さんにお尋ねをいたしたいと思いますが、今回の事件に対して、どのように堀切委員長はこの問題を把握されているか、一応所見を承りたいと存じます。
【次の発言】 その報告を聞いて、了承したということの具体的内容は何を意味しているのですか。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。