高良とみ 参議院議員
3期国会発言一覧

高良とみ[参]在籍期 : 1期- 2期-| 3期|- 4期
高良とみ[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは高良とみ参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
高良とみ[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

高良とみ[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 外務委員会 第1号(1953/05/22、3期、緑風会)

○高良とみ君 失礼いたしました。この外務の仕事ではございませんけれども、多少外務に連関のあることだと存じますが、伺いますところによりますと、在華同胞の帰国特別委員会ができるように伺いますので、一つ外務におかれましてもこういう国際性を帯びた問題に対して一つ御考慮と御支援頂きましたならば、このことがもう少しで完遂するところだと存じますので希望を申上げて、各委員方と委員長の御声援を特別に希望したいと思うのであります。この特別委員会というものは必ずできるものと思いますけれども、併し問題は外務関係のものもあることと存じまするので、一ついろいろな問題もありましようが、困難を克服して行くように希望する次第で……

第16回国会 外務委員会 第2号(1953/05/28、3期、緑風会)

○高良とみ君 只今委員長の御発言のように、その案文については委員長に御一任し、理事の御相談もあつたことでありまするから、適当に内容の含まれることを委員会が了解しておれば、それを調査事項として御要求願いたいと私は思うものであります。只今の委員長の御発言に賛成いたします。
【次の発言】 その自然休会中に少しこの行政協定の実施状況を視察をする承認を本会議に御要求頂いて、この外務委員からそこに視察をすることにいたしたらば如何かと存じますが。
【次の発言】 はあ。演習地もそうでありますが、それに含む一般的な基地といわれるもの、殊にまあ北海道方面から東北方面及び各港湾方面は、前の外務委員でも御調査になつた……

第16回国会 外務委員会 第3号(1953/06/19、3期、緑風会)

○高良とみ君 航空小包について少し御説明願えますか。料金の差又は目方の限度みたいなものを。
【次の発言】 航空小包は従来通りでありますか。それとも今度価格、目方に限度がありますか。どのくらいまでのもの。
【次の発言】 更に今度の条約によりまして、今まで行かなかつた地域にも普通小包なり航空小包が行くようになつたという変化はありませんか。
【次の発言】 更にお伺いしておきたいのは、今度のベルンにお集りになつたのですか、そのときに来なかつた国もございますか。出席しない国又は今度の万国郵便条約に入らなかつた国があるでありましようか。特にこの沖繩、大島等がそれに入つているかどうかということを伺いたいので……

第16回国会 外務委員会 第4号(1953/06/25、3期、緑風会)

○高良とみ君 この前視察いたしました御報告を申上げたいことと、PDのかかつておりましたものに対する特別調達庁の御説明を承りたいこととを申上げたいと思つたのですが、なお理事会で御研究を頂きたいと思います。その敷地及び契約等の経過を伺いたいと思います。
【次の発言】 なお水産庁からも水産資源のほうと行政協定の実施状態の関係とを承りたいと思います。特に北海道、東北地区に関することを承りたい。

第16回国会 外務委員会 第7号(1953/07/07、3期、緑風会)

○高良とみ君 国際航空協定を実施するということになりますると、日本の空港の設備、或いは本屋等がこのような状態では、とても国際的に各国から来る飛行機を受入れするのには不十分ではないかと考えられますが、そういうことに関する国際協定から生ずる要請と、それに対する日本側の運輸省か建設省が対応する予算等はどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 それは国内問題ですから、いずれ伺うことにしまして、今のお話のあつた民間航空機関であることは了承するのでありますが、それの誘導権等は在日米軍に所属するのでありますか。即ち軍がその飛行場を、空港を支配し、そうしてその中を民間航空機関が使わせてもらうということに……

第16回国会 外務委員会 第9号(1953/07/10、3期、緑風会)

○高良とみ君 外務大臣が遅れられるようなら政務次官がおられますので、こちらから通告しておきましたことについて、なお伺つてよければこれは捕虜の保護に関する法案と多少関係がありますので伺いたいと思います。一般質問……。
【次の発言】 私の質問はむしろMSAというより、前の、先ほど御提出になつた三法案の関連事項かと思いますので、この一般質問は後にお廻しになつたと思いますが、私としては、ちよつと先ほど通告しておきましたが、特にソ連地区における抑留同胞の件について外務省の方針を政務次官から伺えましたら、こう思います。
【次の発言】 私は伺いたいのは、今回のジユネーブ条約の捕虜或いは文民の保護、病人の保護……

第16回国会 外務委員会 第10号(1953/07/13、3期、緑風会)

○高良とみ君 新聞の一部報ずるところによると、アメリカにおける三十何カ国かの軍隊の指導者がアメリカの企画に従つて訓錬を受けておるということでありますが、それらの国々がわかりましたら一つ資料としてお出し願いたいと思います。
【次の発言】 このMSAの問題と共に、日本にも設置されるであろう顧問団の規模というようなものについて何かお考えがおありでありますか。それから又その年限というのは、来年度にもMSA援助が来るとは私はアメリカの国会における証言ではちよつと思われないのですが、併しそれは又形を変えてずつと何年かやられる可能性があるか、その点についてのお見通しを伺いたい。

第16回国会 外務委員会 第11号(1953/07/14、3期、緑風会)

○高良とみ君 この条約によつて、日本のようなぶどうの生産額がそう多くない国として非常に利益を得ることがあるのでありましようか。  それからもう一つは、これに参加しておらないアメリカなどから各種の飲料品が日本に入つて来ておりまするが、それらの商品のレツテルについては万国工業商標権として保護するものであつて、十分に国内の飲料品の販売の状態は保護され得るのでありましようか、その二つをお伺いしたい。
【次の発言】 私もこの協定を承認することに異議はございません。ただ希望といたしましては、日本その他の国が守るこういう国際的な信義にかかわる条約に対して、アメリカその他未加盟国がやはり入るようにして、各国間……

第16回国会 外務委員会 第12号(1953/07/16、3期、緑風会)

○高良とみ君 私は全然違う立場から伺いたいと思うのですが、白紙の立場でこれを発言して、いろいろな戦力問題や、或いはアメリカの世論等、その他世界のMSAを受けた国の意見等は一応ここに伏せておきまして、只今早速お配り頂きましたこのアリソン大使と岡崎外務大臣との会話の内容に少しく私了解し得ないところがございますので、少し御説明を頂きたいのですが、先ほど義務であると言われたことで、これはまあ新らしく、道義的な義務のみでなく法律的な義務に、このMSAを結べばそういうことになると、私はそう解釈したのですが、その通りでよろしいですか。
【次の発言】 それから、その義務というのは、八ページに書いてありますとこ……

第16回国会 外務委員会 第14号(1953/07/21、3期、緑風会)

○高良とみ君 先ほどの二十一條のガツトの説明でありますが、さつき御説明になつたときには、ガツトの税率については日本はその恩恵を受けるのであるというふうな御説明を伺つておきまして本文を読み、或いは原文を読みますと、そういうふうにはどうにも書いてないように思うのです。つまり同協定に基いて取りきめた利益を与えなくてもよいということなんであつて、これが日本には与えるということの保障はどこに害いてあるのですか。つまりその意思によつて協定の当事国となつていない国で入りたくないという国に対しては与えなくてよいということは書いてあるのでありますが、入りたい国には皆与えるということがどこに書いてあるのでしようか……

第16回国会 外務委員会 第15号(1953/07/22、3期、緑風会)

○高良とみ君 関連質問。今杉原委員からお述べになりました、インドと通商航海条約を結ばない、もう少し暫く延ばしたいという真意がどこにあるというふうに御了解になつておりますか。
【次の発言】 今回審議いたしております日本とアメリカとの友好通商航海条約の中の、資本の導入に関しての措置として一部分には財界などでは、これは又東南アジア諸国に対しても日本はそういう立場をとりたいという意味を持つておるかのような解釈をよく見るのでありますが、そういう点でインドなどもアメリカとの通商航海条約に対して、ただ今御指摘の問題なんか引つかかるとするならば、日本に対してもやはり同じような点で疑念、或いは困難を感じておるの……

第16回国会 外務委員会 第16号(1953/07/23、3期、緑風会)

○高良とみ君 一般質問の中に含まれると思うのですが、尤もこの経済的な特権関係がありますから、主としてガツトの特権及びそれに対処してのココムの実情について一応説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 この日米友好通商航海条約の中の特に貿易に関する問題と、それから関税に関する問題ですが、特に通産省のほうからガツトの内容について、今までの説明の中で余り頂いてありませんので、これが日本に適用されるのは一年後であるにいたしましても、その特質について少しく詳しい説明を伺いたいのであります。
【次の発言】 先日の御説明では、アメリカが一年間諸種の関税に関しては決定を延期しておるというお話がありまして、そのあ……

第16回国会 外務委員会 第18号(1953/07/28、3期、緑風会)

○高良とみ君 関連質問ですが、そういう場合に、その州に居住すると言いましても随分移動もあることでありますし、結婚等のためにほかの州の籍に移ることもあると思うのですが、今まで例えば日本に来て医師をやつていた、或いは教師をしていた人が、宣教師等で、そしてほかの州に移つた、ところがその州では、たまたまそれがアリゾナであつたとかアラバマであつたために、そこでは、まあ恐らくこのことは一例でありますが、そのために又その教師たる職業を日本において禁ずるというようなことを考えておられるのでしようか。
【次の発言】 条約は成るべく平等であつたほうがいいのですが、そういう場合に報復的な意味で、向うのような州の立法……

第16回国会 外務委員会 第20号(1953/07/30、3期、緑風会)

○高良とみ君 浅間山の方は地震の研究所その他の理由で取りやめられたように了承しますが、間違いはありませんか。
【次の発言】 引続きこの妙義山の方はまだ中止の可能性があるとすれば何パーセントぐらいとお見通しでしようか。
【次の発言】 妙義山を山岳演習地として使おうとしておる部隊は、富士山麓を使つております部隊とは又違うのでありましようか。
【次の発言】 せつかくごの多数請願の趣旨が出ておることでありますから、浅間山の場合と連繋した地域でもありますし、すでに富士山麓、又あとで請願に出ると思われます北海道地区でも駒岳その他の山岳等が殆んど民生に関係がないという地元当局からの陳情なども来ておりますので……

第16回国会 外務委員会 第21号(1953/07/31、3期、緑風会)

○高良とみ君 この通商航海条約は初めから御説明のあつた通り、最初のものであるからテスト・ケースとして模範的なものであるというお話がありましたが、それに帰りましてそうしますと、今後締結されるよその国との条約もこの模範に従つて大体その線において締結して間違いはありませんか。
【次の発言】 その一、二の例といたしまして、例えば旧株は三年間は留め置いておりますが、今後相当な外資法によつて日本の旧株を取得する自由が出て来た場合に、日本の事業が相当な程度まで外国資本に支配されるということにならないようにする保証についても、どの国がこういう締結をしても大丈夫でありますか。

第16回国会 外務委員会 第23号(1953/08/04、3期、緑風会)

○高良とみ君 ちよつと伺いますが、外務大臣としては、先日の国会の決議案に従のて中国貿易はできるだけ制限を緩和し、且つ西欧並みのところまで制限を緩和して行く努力をするという本会議においてお約束があつたわけでありまして、この問題についてはもうすでに他の委員からお話があつたかも知れませんが、そく聞するところによりますと、MSA交渉においてアメリカは依然として日本の中国との貿易に対して強力な反対を表明しておられるように聞くのでありますが、そういう事実がありますかどうか、先ず伺いたい。
【次の発言】 そうしますと一度も出たことがないというふうに了承してよろしいと存じますが、今後ともにやはり日本がMSAと……

第16回国会 外務委員会 第24号(1953/08/06、3期、緑風会)

○高良とみ君 何か小さい条約が幾つか残つているのじやないのでございますか。それを批准することがあるのじやないのでございますか。それは、いつおかけになりますか。
【次の発言】 そのほうを今簡単に行きませんですか。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 関連いたしまして、今の乳製品でありますが、すでに御承知の通りに、濠洲及びカナダからバター類がたくさん入りますために、北海道バター、大島、三宅島バターの値下りをいたしまして、消費者側としては喜んでいいことかも知れませんが、ああいう場合に、濠洲、カナダからああいうものが入るというものは、あれは何かはかの日本から輸出したものに対する交換であつたので……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 外務委員会 第3号(1953/11/02、3期、緑風会)

○高良とみ君  只今のアメリカ合衆国と日本との間の安全保障条約第三条に基く行政協定に伴う刑事特別措置法のことなんでありますが、ここに御配付になつた中に刑事特別措置法の一部を改正する法律案の提案理由説明というのがあるのでありますが、ですから安全保障条約第三条に基く行政協定に関しては、国会にお諮りにならなくていいと了承して間違いないのですか。
【次の発言】 どうもわからないのですが、そうすると刑事特別措置法の一部を改正する法律案という司法関係のものは国会に御提出になるけれども、それの元になつている、今回の国連軍に対する刑事裁判権の行使に関する議定書に似たようなアメリカとのかようなるものは、それは国……

第17回国会 外務委員会 第4号(1953/11/04、3期、緑風会)

○高良とみ君 この国連軍との協定ができるまでの刑事違反の件についてはどういうふうな線で、どういうふうに扱つて来ておつたんでしようか。
【次の発言】 そうすると今のお言葉の国際法一般原則に従つて放任されておつたという場合は、法務府が実際に当つておつたんでしようか。例えば刑政長官通達で日本が自発的に取扱つて来たというような事例があるんでしようか。それとも若しかあちら側との話合でやつたか、そういう点をお伺いいたします。
【次の発言】 その国際法一般原則と言いましても、それは日本が講和発効後それを完全に実施し得るような状態になかつたと了解して間遠いないわけですか。つまり国際法一般の原則というのは属地主……

第17回国会 外務委員会 第6号(1953/11/06、3期、緑風会)

○高良とみ君 この議定書でありますが、この議定需自身についての私どもの意見は別といたしまして、この議定書が出発しておりまするところの国連軍の一般協定は、吉田・アチソン交換公文によつてのみされたのであつて、そうしてこれは国会に国連軍の駐留継続ということに対しては、今まで承認を求められたことがないと了承して間違いないですか。
【次の発言】 そうしますと、この一般協定において、そういうことがきめられていないということは、原則から申しますると、外国軍隊の国内に駐留することに対することは、而もそれは軍事行動をする目的を持つておるという軍隊を駐留させることは、憲法の条項等からいいましても、何か特別な委任が……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 外務委員会 第2号(1953/12/02、3期、緑風会)

○高良とみ君 先ほどの御説明のあつた、法務省では弁護士に制限をつけたいという、或いは建設省は建築士に制限をつけたいということについては、未だ研究中であつて、いつそれが出て来るかということはわからないのですか。
【次の発言】 そうすると、先ほどの公けの福祉に関するというものの中に、御説明によりますと、アメリカではノータリー・パブリツクを禁止しておるのであります。すでに日本の会計士の資格を得たものとして公認会計士が日本にあるわけです。アメリカ人で受けておる者が、これについてはやはりこれは一応受けたものの資格をやはり制限する御意向があるのですか。

第18回国会 外務委員会 第3号(1953/12/03、3期、緑風会)

○高良とみ君 次回の前に、もう少し今の御説明は外郭的なものですが、今度これに行かれたかたに、内容で規制的なものであつても、例えばカナダとか、キユーバとかそういうような国とどういう関税にするというようなことについて、いろいろ交渉があつた。かように伺つておりますが、その内容について、こういう経過でどんなふうにしてこういう各国とは内約をした形にしてこうなつたという経過を、何か経済局のかたから伺いたいので、この次にお出で願うようにして外郭を了承したいと思うのですが、ですから早いほうが結構と思います。

第18回国会 外務委員会 第4号(1953/12/04、3期、緑風会)

○高良とみ君 先ほどカナダと日本の貿易の伸展、将来性のことのお話があつたのですが、十対一というふうな状態が今度のガツト仮加盟によりまして主にどういうふうな方面のものが関税が下つて行くというようなお見通しなんですか、少し内容について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、そういう小さな雑貨品と食糧品を主にしたカナダとの貿易においてよほど伸展するというお見通しなんでしようか。先ほど十対一というふうな日本の状態であるがこれがよほど伸びるというようなお話があつたが、もう少しキヤピタル・グツズとか或いは造船方面とかそういう方面で伸びる見通しがありましようか。

第18回国会 外務委員会 第5号(1953/12/07、3期、緑風会)

○高良とみ君 私よく今の小麦の買付はMSAでするということの範囲はまだよく把握してないと思うのですが、それと若し完成兵器を日本が受入れた場合に、やはりカントリー・チームというものがそれに附随して来て、その兵器の使用方法又はそれの修理に対して監督をするということは、これは避けられないことと了承して間違いありませんか。
【次の発言】 そうしますと、只今お話の筋から申しますれば、この中から農産物即ち小麦等の買付けの範囲において経済面を持に御担当になつておるわけでございましようか。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務委員会 第3号(1954/02/22、3期、緑風会)

○高良とみ君 このインドネシアとの交渉ですが、ちよつと遅く上りましたけれども、沈船引揚交渉がここまで至る経過ですね、日本との平和条約にもこの役務賠償については当該連合国と速かに交渉を開始するように書いてあるのですが、フィリピンに関してはいろいろ戦犯その他の問題があつたために遅れておりました理由もよくわかりますが、インドネシアに関してどうしてこんなに遅れたかというその主だつた理由を挙げて御説明願いたいのです。先ほど御説明のあつた賠償総額がきまらないとか、或いは今後の二国間の平和条約についての話合がここまで行くことは了承しますけれドも、その間インドネシアの国情がこういう役務賠償を話合いするのに遅れ……

第19回国会 外務委員会 第5号(1954/03/04、3期、緑風会)

○高良とみ君 私は只今提案されました国際諸条約を承認することに賛成いたします。併しこれは近来国内問題のみでなく、我々の生活全般が国際的な機関によつて多くの高い水準と進歩的な立法を要求されている、それに対する義務への参加であるということを私ども一同がもう一遍再確認をした上で賛成するのであります。今まで長い間の国際労働機関及び条約の内容を見ましても、我が国の現状からは多くの及ばないものがあることを認めざるを得ません。特に社会保障の最低基準に関する条約百二号、或いは母性保護に関し男女同一労働同一賃金或いは青少年の夜間作業、坑内労働等に対する制限、女子及び母性の夜間坑内労働等に対する禁止等を考えまして……

第19回国会 外務委員会 第7号(1954/03/11、3期、緑風会)

○高良とみ君 アメリカには別に御計画はありませんか、これ以上。
【次の発言】 この附則でコロンビア、アフガニスタン及びイラクの日本公使館に関する部分は国交回復後と書いてありまするが、一例を伺いたいのはアフガニスタンとの国交回復はどの程度進んでいるのでございましようか。
【次の発言】 イラクについてもそういう状態なんでしようか。
【次の発言】 こういう国交未回復国は向うに駐在するアメリカ大使館とかそういう第三国を通じてやつておられるのですか、それとも直接のルートがあるのですか。
【次の発言】 イラクのクレームですが、これは昔のぺルシヤという国ですが、これのいろいろ建物等について日本がイラク国民所……

第19回国会 外務委員会 第10号(1954/03/23、3期、緑風会)

○高良とみ君 私遅くなりまして失礼いたしました。非揚のため舞鶴に行つておりましたので、このMSAの進度について御討議があつたそうですが、先週は総理もお見えにならないと了承しておつたので、大変遅くなつたりいたしましたが、これを十分審議いたしますようにお取計らい願いたいと切に希望いたしますから、前にも御意見があつたと存じますが、なお加えて希望を申上げます。
【次の発言】 どうぞ十分時間を頂きたいのです。

第19回国会 外務委員会 第11号(1954/03/25、3期、緑風会)

○高良とみ君 田畑学長御存じの通り、今までそのほかに多くの憲法違反と考えられる事件がありまして、これが提訴されましたけれども、最高裁判所におきましては、具体的なこれによる被害をこうむつた人がない場合には、これは受理しておらないわけなんです。それで提訴なさつたかたがたがこれは今よく御存じで、そういう場合に今日の最高裁判所が憲法を擁護するときに一つのリザーヴエイシヨンを持つているということがございますから、その点では最高裁判所そのものの本質に対しても検討しなければならないと思われるんです。  それからもう一つ伺いたいのは、多くの国では国策が曲り角に参りますと国会を解散して、時の総理からも、又野党の……

第19回国会 外務委員会 第12号(1954/03/26、3期、緑風会)

○高良とみ君 新谷さんに一言だけお伺いしておきます。先ほど東南アジア地方に日本の武器に対するノスタルジアがあるというようなお話がありましたが、その当時の日本の軍隊が持つて行きました武器は相当時代遅れのものではないかと考えられるのであります。それを今度修理だけでなくて日本から新らしい武器を域外買付でもらいたいというのはビルマ、タイ、そういう二、三カ国だけのことではないでしようか。或いはフイリピン等も希望を持つておられるか、或いはインドネシアは勿論ないだろうと私は考えるのですが、そうすると兵器生産の販路というものは、台湾を含めた極く狭い範囲の注文しかないと考えるのでありますが、それが第一点。

第19回国会 外務委員会 第13号(1954/03/29、3期、緑風会)

○高良とみ君 その信託委任統治地区であるから、特にこれに関して閉鎖区域を宣言する特権があるというように、それは二つ結び付けて考えてよろしいのか或いはどこでも自分の水域なり何なりにおいては、やはりそういうクローズド・エリアを作ることは公流のどの海上であつても海軍の演習と同じようにできるのか、その点御説明を願います。
【次の発言】 少しあとに戻りますが、日本が信託委任統治をしていたときでも、クローズド・エリアを宣言していたものでしようか。そから第二には、それを一九四七年に宣言したときに、安保理事会へ報告したということは、そのクローズド・エリアを作る場合には安保理事会がこれを承認するとそれができるの……

第19回国会 外務委員会 第14号(1954/04/01、3期、緑風会)

○高良とみ君 関連しまして。只今お話のあつたことで、今後気長く国際管理へまで持つて行くように、大臣のお言葉によれば微力ながらとおつしやつたのはそういうことと了解して間違いないかと思うのですが、そうしてそれには方法として、世界各国に訴えてということでありますが、殊に被害者であり又地域的に近い濠州とかニュージーランドとかそういう国とのそれぞれ多少外交的な関係もありますが、そういう国と一緒になつて、或いはインドのようなアジアの各国と、あの辺まで灰が行くとは思いませんけれども、そういうふうな地域的安全保障という考えから行きましても、そういう面で何か御努力なさるような意思がないかどうか。或いはまだそうい……

第19回国会 外務委員会 第17号(1954/04/08、3期、緑風会)

○高良とみ君 ちよつと関連して。それは大臣はどういうふうに御解釈になつておるか伺いたいんです。どちらが正しいか。
【次の発言】 一つだけ。自衛権の問題で国務大臣の御説明で、国際法上のものとしての自衛権と、もう一つあるようにおつしやつたのですが伺いそこねましたが、国際法上の自衛権でない個別的、個有の自衛権というような考え方があるのでございますか。
【次の発言】 それですが、国際法上の自衛権は大変に制限されて来たように私どもも伺つておるのでありまして今国際法上の自衛権とおにしやるのは、自由諸国或いは国連等がこれは明らかに侵略と認めるとか、戦争をしてもよろしいというような決定があるまでの間の抵抗とい……

第19回国会 外務委員会 第18号(1954/04/09、3期、緑風会)

○高良とみ君 関連いたしまして。そうしますと今のインドネシア、ペルーはもつと輸出をしたいという要望があつて、それだけ認められなかつたから入らなかつたのですか。
【次の発言】 年々砂糖の輸入量がふえて来ておるようですが、農林省に伺つたほうがわかるかも知れませんが、この増加はどのくらいまで行くお見通しでしようか。それから外貨を使つた砂糖を、もつと生産方面、或いは缶詰とか或いは食糧、果物の加工とか、そうした面に転化して輸出をするような方策については、通産省なり農林省なりで相当のあれを持つておられるのか、或いは輸入しただけは皆消費してしまうような方策でしようか。

第19回国会 外務委員会 第20号(1954/04/12、3期、緑風会)

○高良とみ君 午前中から御説明を頂きまして疑問に思いました点も大変に明らかになつた点が多くて感謝しております。三つの問題を挙げておきましたが、一番初めの水爆実験に関することにつきましては、先ほど岡崎外務大臣から御説明順いたわけであります。けれどもこれはほかの同僚議員からも御質問がございましたが、非常に日本としては平和国家であるということ、又力の誇示乃至はそういう原子兵器事を背景においてする武力の恐喝をソ連、米国両方が若ししておるとしますならば、そういうデモンストレーシヨンに対しては平和国家はもつとほかの方法をとつて人道的な道をとつてもらいたいということを申出るのには日本は非常に重要な地位にある……

第19回国会 外務委員会 第21号(1954/04/13、3期、緑風会)

○高良とみ君 この国際法上からみまして、一つの国の軍事演習のようなものが近隣に影響を及ぼした場合には、これは補償の責に任ずるほかに、その両国の間で特別な交渉をしなければならないと考えるのですが、そういうことについての条件等についてお考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 国際法の上からみまして、例えば新らしい兵器の発達によりまして現実にいえば水爆とか原爆とかいうふうなものの実験によつて、公海を航行中のよその船その他に被害を及ぼしたときに、国際法上からこれをどういうふうに大ずかみに考えておられるか、その点について先ず伺いたいと思います。

第19回国会 外務委員会 第23号(1954/04/17、3期、緑風会)

○高良とみ君 数分だけ長官がお帰りになる前に。だんだんこの討論でいろいろなことがわかりましたのですが、長官の先ほどのお話振りですと、日本の今のアメリカが期待するほどの人員を、陸上兵力数には自由制度ではできない。まあ裏から言えば徴兵制度でなくては十八万とか二十三万というようなものはできないというお話でありましたが、それだけお伸ばしになる意思があるのか。端的に申せば徴兵制にしても二十三万ぐらいなければ国を守れないというような御研究ができているのでしようか。
【次の発言】 そうすると、徴兵制度は現在の慰浜下においてはできないというふうに伺いましたが、今回のMSAの協定の中に御存じの通り自国の防御力を……

第19回国会 外務委員会 第24号(1954/04/19、3期、緑風会)

○高良とみ君 木村長官はこの間の今防衛力として増加しつつある人員は、二十三万人くらいまでならば徴兵制でなくてできそうだというお話であつたのでありますが、その場合にやはり秘密保持等のために憲兵というようなものを必要とするようになるのではないか。これは長官に伺うのが本当でしようが、外務省としてはどういうふうに考えて来ておられますか。
【次の発言】 その理由はどこにありましようか。やはり相当検査して歩かなければならないのでしようが。
【次の発言】 まあ今のところはそういうことだと私は存じますが、若し木村長官その他が言つておられるように、将来国の秘密をも守るように秘密保護法を拡張して行くようなときにな……

第19回国会 外務委員会 第25号(1954/04/26、3期、緑風会)

○高良とみ君 この第一条の一項の説明の際に不要になつた武器のみをという説明がこの前大臣からあつたのでありますが、そういう意味をどの中で読み出そうとしているのでしようか、御説明を願います。
【次の発言】 今の御説明ですと利用価値のなくなつたものを、ということでありますが、それはこの前の御説明では日本において不要になつたものを、という意味であり、今度の御説明では利用価置のなくなつたものを第三国に援助として出すということで、ちよつと了解できないのですが、その点は役に立たなくなつた武器ということでございましようか、どうですか、ちよつともう一遍御説明願います。

第19回国会 外務委員会 第26号(1954/04/27、3期、緑風会)

○高良とみ君 あとで出て来ると思いますが、三等級に区分されるというその内容を少し御説明を頂きたいのです。
【次の発言】 そうしますと、Fのほうの二階級のところについては了解いたしますが、一番上の七名についてでありますが、最上位の将校即ち団長というようなものは、どういう階級の将校ですか。大将級か中将級か少将級か、ぞの辺はわかりませんか。
【次の発言】 その第一級の人たちは、この外交官の中でも領事以上の、つまり大使、まあ公使並みぐらいのところまでの待遇を受けるのでありますか。
【次の発言】 これらの顧問団の待遇として日本側で負う責任はどういう程度のものですか。財政的に、又は自動車とかそういう運営費……

第19回国会 外務委員会 第30号(1954/05/10、3期、緑風会)

○高良とみ君 関連して。その主な一億円の輸入関係の国を指摘して頂きたい。或いは台湾とかどういう国からか、外貨の、こちらからの輸出するものとの関係等もありましようから、ちよつとどういう国はどういう予定でいらつしやるかを教えて頂きたい。
【次の発言】 関連して。そうしてその農家で未熟果を収集してそれを農家で阿片を採るんですか。それとも厚生省指定のところに集めて化学的な処理で採るんですか。
【次の発言】 最近の事情がこんなふうですから、できるだけその間の処置をほかに流れる余地のないように、麻薬の取締官がいたにいたしましても、なお虞れがないとしない点があるように思われるのですが、これからもつと世情の或……

第19回国会 外務委員会 第31号(1954/05/11、3期、緑風会)

○高良とみ君 連関いたしまして。そうしますと、只今のお話、総括して伺つたんですが、大体カナダ方面からは農産物、又今までの鉄鉱石も多少加えて、或いは水産物などそういう農水産鉱物のような原料を日本が入れて行く可能性が非常にある。そうしてこちらから出すものはパイプとかレールとか、或いは加工した缶詰類というようなもので、大体そんなふうな形に原料を供給するマーケットとしてのカナダというふうに、殊にそれは太平洋岸であるというふうに考えて間違いないのでございますか。
【次の発言】 伺つておきたいのは、先ほどお話があつた建設資材にしましても、セメント、パイプその他の輸出するものにおいて、価格をアメリカ品或いは……

第19回国会 外務委員会 第32号(1954/05/13、3期、緑風会)

○高良とみ君 只今の集団安全保障法についてなお一点だけ伺つておきたいのですが、大臣の言われるのは国連の集団安全保障の枠外であり、日本が兵力を提供しないで、併しサポートするとおつしやる意味は何か朝鮮戦争のときのような経済的な、又軍事施設その他を利用する面で日本に利益のあることならばサポートするというような意味でしようか。
【次の発言】 まあその点ではやはりいつも私が申上げて意見の違いになると思うのでありますけれども、アジアに戦争を持つて来ないというような一定の日本の道義的義務があると思うのです。それは共産側の侵略があつたらということになりましようけれども、少くともアジア地区の戦争の影響を成るべく……

第19回国会 外務委員会 第33号(1954/05/17、3期、緑風会)

○高良とみ君 前例御質問申上げましたことを総括いたしまして二つの点についてお伺いしたいのです。外務省から御返事願いたいのですが、この国連軍の活動について起る漁業補償の件については、米軍並には今まで行われていなかつたと了解いたしますが、今回の提出予定の土地等の使用及び漁船の操業制限の法律案において補償される見通しがあるでしようか、それが一つ。  それからもう一つは、大蔵省に伺つていいと思うのですが、国連軍駐留に伴う代表施設の事業費として地方からは約三十八億円以上のものが、どうしても代替施設として道路、港湾埋立地、工場施設等について要望が出ているのですが、私の了解しますところでは過日宮澤委員からの……

第19回国会 外務委員会 第34号(1954/05/18、3期、緑風会)

○高良とみ君 十三条ですが、著作権について一例を伺いたいのですが、著作権のロイヤリティに対して従来は日本で二〇%、外国で一〇%かけておつた。それを今度合せて十五%にする、こういうふうに御説明になつたのでしようか。
【次の発言】 そうすると翻訳などの場合には、例えば米国人がニューヨークでそういう本を出して、それに対しては向うで一応税金を納め三〇%払つておつたものが、今度日本でそれが翻訳された場合は、今までは二割ぐらいかかつておつたと私も思うのですが、今度それに対してそれは非居住者ですから、日本側では非居住者の一五%、今度はその翻訳権の二〇%を日本政府に対して払う必要はない、そこのところをアメリカ……

第19回国会 外務委員会 第36号(1954/05/25、3期、緑風会)

○高良とみ君 関連質問ですが、只今外務大臣は、その点はアメリカははつきりしておるということでありましたが、大臣の御答弁の中にしばしばそういう場合に、他のアジアの部分に侵略があつたときたこちらは手を拱ねいておるのは、世界の平和を維持する途でないというようなお話がありましたので、そういう場合はやはり国民は非常に心配しておると思うのです。自分の国にあつたというような場合には、この前のMSAの討議のときにしばしば問題が出ましたが、それは今問題外にいたしまして、アジアの他の部分に侵略があつた場合には、やはり集団安全保障のプリンシプルに従つて、日本もできるだけのことはするというところに集団安全保障の望まし……

第19回国会 外務委員会 第38号(1954/05/27、3期、緑風会)

○高良とみ君 今防衛二法案がかかつているようでありますが、それをそれと離して、この艦艇だけ貸与するものを承認していつてもどういうふうに使われるかがわからないものですから、意味がないじやないかと思うのです。それで私どもこういう軍の組織その他についてはよくわかりませんが、二、三点お伺いしておきますのは、よく言われておりますように、今までの日本の軍隊にあつたことでありまするが、上官の命令でなくして、或いは上官の職務上の命令に違反して自衛隊の部隊で多数共同して反抗するような者があつた場合に、これに対する刑罰は僅か三年以下の懲役又は禁錮ということになつておるようでありますが、そういうふうなことで日本の今……

第19回国会 外務委員会 第39号(1954/05/28、3期、緑風会)

○高良とみ君 私は今のアメリカのパブリツク・ローの百八十八号を細かに拝見いたしましたところが、デイストロイヤー以下のものを大統領は二十五隻に限り貸与する権限を与えられているのであつて、それ以上の艦を貸すことはできないとちやんと書いてあるのです。併し長官は、前からできるならば航空母艦も練習用に借りたいというような御意向を御発表になつておりますが、それはMSAの範囲でもないでしようし、それからこの中でもないとしたら、どういう形で以てそういうものを借りる可能性があるとお考えになつておられるか、それが一点。もう一つ、できるならば巡洋艦も一隻ぐらいは借りたいという御意向も発表になつておるのでありますが、……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後2号(1954/08/10、3期、緑風会)

○高良とみ君 私も要望することがあるのですが、先ほど環境衛生部長から、何か国民の側において黄変米に対して誤解があるようなお話でありましたが、どういう点を指して誤解と言われるのか知りませんが、消費者としては極めて正解すべくあらゆる努力をし、こういう暑い時期にもかかわらず婦人団体その他いろいろ勉強して来ております。農林省や厚生省を訪ねて、できるだけ正確な知識を得ようとして勉強しております。若し誤解の点がありますならばそれを明らかにすることを希望いたします。従来までにバターを輸入すればその中に大腸菌が入つており、或いは酸敗した油脂が入つて来たりして、相当食糧の国際関係においても御尽力になつております……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後6号(1954/10/06、3期、緑風会)

○高良とみ君 お話を伺いまして、いろいろ伺うことが多かつたのでありますが、一つ、二つなお疑問に思います点は、広島の患者さんたちの相当重症であつて死亡でない方たちが、その環境にもよりましようけれども、あとで白血球の数がまたずつと高く回復しておる。それに反してこのビキニの東大に入つておられる患者さん、数名おると存じますが、その回復がひところはよくても、また最近少し下つておるという表を先ほど御説明いただきまして、それから推し計つて考えますと、広島の場合は一時でありましたから二マイルから外におつた人は一時灰をかぶつたでありましようが、それで逃げたり、戦後の治療態勢はよくなかつたにもかかわらず、それで生……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後15号(1954/11/12、3期、緑風会)

○高良とみ君 只今委員長から御丁寧な御挨拶があつたわけでありますが、私どもも実情を申しますならば、森農林委員長から、私どものほうの会派の中の打合せのときに、厚生省所管の法令の改正について申出があつたのでありますが、勿論これは厚生当局が当委員会に提案されるものと考えておりましたので、あえて委員長にも申上げなかつたことで、私どものほうとしても落度があつたと、只今反省いたしておる次第であります。併しそれについて厚生当局が、どうして早くこういう緊急事態になるまで、当委員会に、或いは委員長に申入れがなかつたかということも一言御説明を承わつて、そうして今後に戒めるとともに、適当な緊急の対策を立てるぼうがよ……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後16号(1954/11/15、3期、緑風会)

○高良とみ君 私は宮田先生にフランスやその他社会保障をやつている国の支払いのことを、保険経済の支払いのことをお伺いできたら仕合せだと思うのでありますが、聞くところによりますと、大体フランスあたりは、診察に患者が参りますに千フラン持つて行く、大体初診料が千フランと了承しているのですが、日本よりは非常に高い。そうしまして、その受取を持つて行くと、その金をすぐ患者に払つてくれる。又薬局に行つて薬代を払つて来ると、又それも払つてくれるというような、能率のいいやり方をしている。若し日本でそれをやりますときに、やはり政府管掌とかその他の組合で、それを払わなければならないわけですが、その点が、ヨーロツパの或……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後17号(1954/11/16、3期、緑風会)

○高良とみ君 大臣にお伺いしたいことは、農林委員会に去る土曜日に御出席になりまして、農林委員会の衆参両院の決議の趣旨をできるだけ実行に移す御意思であるような御発表があつたやに承わるのでありますが、その真実がよくわかりませんので、どういうお答えがあつたのか、大変失礼でございますが、もう一遍この委員会にお聞かせ頂きたいと思うのであります。  それから第二にはその内容が、できるだけ御趣旨に副いますとおつしやつたようでありますが、それは只今小委員長から御報告のあつた種類のものをお指しになつたのか、或いは農林委員会が要求いたしておりますような、低温殺菌と高温殺菌と二本建で行くことが農林委員会の決議のよう……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後19号(1954/11/25、3期、緑風会)

○高良とみ君 先ほどの関連なんですが、ここに厚生省が薬務局薬品関係で以て提出されておられる密輸出入事件というのがありますが、これは十五件ありますが、これは昭和二十七年以来やつておつて、二十七年、二十八年、二十九年というふうにずつと続いておることでありますから、こういうのがたまたま出て来れば、二十七年からずつとやつておつたが発見されずにいたということを示しておるものですから、これを一つの例として考えて来ますと、まだこういう例が非常にたくさんあるのではないかというふうに考えられるのであります。そうすると、先ほど御指摘になつたエフェドリン、サントニン、ストマイなんかの輸入を、もう少し厳重に監査しない……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後20号(1954/11/29、3期、緑風会)

○高良とみ君 討論の一部といたしまして、只今小委員長から報告のございましたように、小委員会が善意と譲歩の結果合致されました話合いによつたところの日にちの差延べにつきまして、私は修正案を緑風会の希望によりまして出したいと思います。で、その修正案を読ませて頂きます。    医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に対する修正案医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   『「別に法律で定める日」』を『「昭和三十一年四月一日」』に改める。  以上のように改めるのであります。これについて委員長から皆さんにお諮りを願……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 厚生委員会 第1号(1954/12/04、3期、緑風会)

○高良とみ君 今回ヴエトナム及び中共地区からの引揚状況を調査するために、私と横山委員が派遣されることに決定されまして、両名は斎藤参事を同行して去る十一月二十九日から舞鶴へ出張いたし、翌三十日興安丸で舞鶴に入港帰還されました引揚者を出迎え、その状況を調査いたして参りましたので、簡単に状況を御報告いたします。  今回の引揚者六百四名を乗せ、去る十一月二十七日塘沽を出帆いたしました興安丸は、三十日午前六時舞鶴に入港いたしたのでございます。  今回の引揚人員総数は六百四名で、うち越南地区からの引揚者七十一名を除いては、大部分中共地区の元旅順、大連、安東、いわゆる旅人地区の居住者が他の地域に数年来移動さ……

第20回国会 厚生委員会 第2号(1954/12/07、3期、緑風会)

○高良とみ君 関連して……。大蔵省に同時に伺いたいのですが、農業協同組合やその他のいろいろな組合が、いろいろ使い込んだりして、いろいろな困難があるというときに、やはりその再建整備法で以て国におんぶして片付けているということが多いように最近伺うのでありますが、そういう点からいつても、この八条にありますような財団法人或いはその他のものが組合を持ち、或いはやはり再建整備法によつてそれを整備して行くような方法が、或いはあるのだろうと思いますが、その点御一緒にお答え願いたい。
【次の発言】 只今のお話で、この法案については、衆議院で審議されたときに、大蔵省との御相談はなかつたのですか、その点。


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 厚生委員会 第2号(1954/12/22、3期、緑風会)

○高良とみ君 本島参考人に伺いたいのですが、いろいろ学校給食なども、ご指導なりご関係のようでありますが、そういうところでは配達された牛乳を、低温の殺菌と申しましようか、そのまま児童に飲ませておられるか、或いはこれを更に加熱して飲ませておられるか、ということを伺いたいと思います。どうも私見ていますと、諸外国のように、消毒したものを台所に配達されると、そのまま台所からコツプに入れて飲むという習慣は、日本にはないように私ども思うのですが、その点、家庭においての御観察と、或いは学校、乳幼児に当る場合のご観察を伺いたいのであります。
【次の発言】 こちらの質問の趣旨は、それを更に加熱して、何といいますか……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 社会労働委員会 第5号(1955/05/12、3期、緑風会)

○高良とみ君 大連の医務従業員の方については、前からだいぶ問題があるようでありますが、一ころ医者の方、衛生、予防工作の方々が鉄条網を張った向うに居住されておって、家族がほかの地区から面会に行っても面会できないというようなことも、だいぶあったのですが、今の実情はどうでしょうか。もちろんこれがソビエトから中共に返されたというようなこともありましよう。大連、旅順……大連はそれほどでないというお話がありましたが、大連、旅順関係の事情を少しお聞かせ願いたい。今どのくらい大連に残り、旅順にどのくらい残っておるか。
【次の発言】 それで旅順関係はどうなんですか。そうして、あなたが最後の医務肉係者の引揚者でい……

第22回国会 社会労働委員会 第10号(1955/05/27、3期、緑風会)

○高良とみ君 関連質問。失業の数が出ておりますが、そのうち婦人の数はどのくらいになっておりますか。
【次の発言】 それもやはりこの職安へ職を求めに来た婦人の数だけと了承してよろしゅうございましょうか。
【次の発言】 それからその職業補導所に来た人たちもある程度の失業者ですが、それは加算されておりますか、おりませんか。
【次の発言】 総計をちょっとおっしゃっていただきたい。大体の、昨年度の総計を、三割という……。
【次の発言】 この次に資料をお出しになりまするときに、審議庁か何かお出しになるときに、昨年度までの婦人で職安へ来た人の数、年次的な数、それから職業補導所へ来た人の数、そういうもののいろ……

第22回国会 社会労働委員会 第35号(1955/07/29、3期、緑風会)

○高良とみ君 先ほどの御質問に関連することでありますが、外国でも病気をいたしまして錠剤を投与される場合、決してその箱ごと与えたり、そういうことはしませんし、そういうものを処方でもって何日分なんという、必ずピルを三粒あるいは二粒、三日というのはほとんどない、二日くらいしか与えてくれない。そしてその状況を見てまた必ず来い、こう言いまして、非常に注意深くしておりまするから、たとえば睡眠剤におきましては、二日以上続けて飲むことは許可することがないものですから、それを間違って患者がほかのものと併用して弊害を起すということがない。その他のことにおいて、非常に厳密である。それを二日分を四日分与えたりした薬剤……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 運輸委員会 第18号(1956/04/19、3期、緑風会)

○高良とみ君 私、それに関連して、ごく概括的なことですが、少し当局から御返事伺いたいことがあるのです。それは損害保険、火災保険等に関して、倉庫の管理権というものは、警察関係及び監督の関係はどういうふうになっていますか。それを伺いたいと思います。すなわち、倉庫にもし火災が起ったときは、それは所有者の損害であるのか、あるいは荷主にもそれが及ぶのか、そういうことについて一般的なことをまず伺いたいと思います。
【次の発言】 まあ、預かるときに、倉庫業者は船会社から荷を受けて、これに対して船会社は保険ふうけた形でもって預かるのだと思うのですが、そのもう一つもとに荷主があるわけであります。そして火災あるい……


高良とみ[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院3期)

高良とみ[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 外務・農林連合委員会 第1号(1953/07/08、3期、緑風会)

○高良とみ君 衆議院の小麦価格の問題のときに、何か最近小麦が大分海外へ輸出されたようなことがございましたのですけれども、その数量、価格を伺いたいのですが。
【次の発言】 そうしますと、小麦協定に入つて政府の御説明によると非常に安い小麦が入るというふうに考えて、そうしてそれを売られたときはドルでもつて韓国、沖縄等に、或いは台湾もドルかも知れませんが、そういうふうにしてドルで入れたものをドルでして、そうしてそこでさやをとつて輸出するというようなことも将来も考えておられるのでありましようか。
【次の発言】 この協定において安いもので入れたのは国内に流す、併し先ほどから各委員からお話のあつた通り、百万……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務・労働連合委員会 第1号(1954/03/02、3期、緑風会)

○高良とみ君 今日労働大臣の御出席がないことは私としても遺憾に思うのであります。ふだん労働行政について立入つてこの労働国際条約に関しても御方針を伺う機会を持たないのでありますが、若しできますならば労働省から来ておられる方に二三特に婦人の労働等について御方針を伺いたいのであります。十分に見て勉強しておらない点もありましようが、「炭鉱における坑内作業の最低就業年令に関する勧告」というのがありますがこの九十六号、それと共にこの中に労働する者の粉塵或いはガス、フユームその他の人体に有害な物資と接触することについての勧告があります。こういうものが日本でも最近けい肺問題等で出ておりますので、これについてこ……

第19回国会 厚生委員会社会医療関係の諸問題に関する小委員会 第閉会後1号(1954/08/16、3期、緑風会)

○高良とみ君 ちよつとお伺いしたいのですが、今の五万円以下、三万、二万、一万というのは弱小保険医であつて、これはどのくらいの単位ですか。これは生活ができますかこれで。
【次の発言】 資料として頂きたいのですが、恐れ入りますけれども、全国の保険医の分布の状態の統計、それから最高、保険医として最高の収入と最低の収入の人の一月の扱う診療の数ですね。それからそれの診療の種類及び保険医としての課税も、わかればいいのですが実態をつかみたいと思います。
【次の発言】 併し取扱つた数はわかりますね。
【次の発言】 今の、数学的に資料としてお出し願いたい、或いは御説明願いたいことがあるのです。それは先ほど局長か……

第19回国会 厚生委員会社会医療関係の諸問題に関する小委員会 第閉会後4号(1954/08/31、3期、緑風会)

○高良とみ君 先ほどの病院側からの御発言がありました中に、病院に来られる方たちの病気の内容は余り細かく出てなかつたのですが、この間うちからの御説明によつて、大分ストレプトマイシンとかパスとか、そういう抗生物質の問題があるために、結核治療、結核診療というものを、もう一つ病院の扱う患者、保険の患者から分けた場合にもう少しはつきりして来るのじやないですか。そういう点が御考慮の中に入つているのですか。それをひつくるめてこういう点数の価格などが出ているのですか。
【次の発言】 それで済生会とか或いは日赤、こういう御調査になつた中で、結核患者の占める率はどのくらいに大体考えておいででしようか。

第19回国会 厚生委員会社会医療関係の諸問題に関する小委員会 第閉会後5号(1954/09/02、3期、緑風会)

○高良とみ君 保険医の三五%くらいで、二十七年度の納税の総額、二十八年度、九年度の見込の総額はどのくらいになるのですか。
【次の発言】 更に保険医でない医師全体の納税の二十八年度の総額はおわかりですか。
【次の発言】 先ほど御説明のあつた最後の方針として示された収入額は或る程度でとめておくということの御趣旨をもう少し説明して頂けませんか。
【次の発言】 もう一点伺います。その前に言われた医師に普通不可欠であるという施設についても考慮するというような御説明がありましたね……、
【次の発言】 そうしますと第一、第二等は大体似たりよつたりの条件たろうと思うのです。そうしてそれから第三のものも大体大蔵……

第19回国会 法務・外務連合委員会 第1号(1954/04/06、3期、緑風会)

○高良とみ君 極く少しであります。
【次の発言】 梶原委員も今質問を数点持つて急用でちよつと出ました。これは次長の方でもいいだろうと思います。私のは長官に伺つておいたほうがいいと思うのです。お忙しいところ済みません。……それじや次長に伺います。大体この刑の構成ですが、第三条と四条と五条と六条との軽減の度がどういうことになつているのですか。片方は十年以下或いは五年乃至は二年、そうして第六条の軽減又は免除する。自首をした場合にはその秘密が重要な秘密が漏洩した上でも、それは免除するというようなことは、どうも非常に重いのから非常に軽くなるというところがちよつと疑問に思います。その点一つ御説明頂きたい。



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データ更新日:2022/12/18

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