高良とみ 参議院議員
4期国会発言一覧

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高良とみ[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは高良とみ参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
高良とみ[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

高良とみ[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 運輸委員会 第3号(1956/11/27、4期、緑風会)

○高良とみ君 局長に質問したいと思うのですが、この前、港湾局長に、日本の玄関口である港湾の秩序について一、二御質問申し上げたのですが、私もその実情等について、つまびらかに知らなかったのだけれども、日本の港湾というものはどこであれ、北海道であれ、裏日本であれ、皆これは日本の玄関口で、そこにおいて今日のような港湾労働者あるいはその業態というようなものに、ただいまお話のあったような値引きであるとか、公定価格以下のものしか受けないでいくというような、道義の頽廃があることは、それが従ってこの前申し上げましたような倉庫から盗み出したり、いろいろ国際的に恥かしいことがずいぶん起りつつあると思うのです。これは……

第25回国会 運輸委員会 第4号(1956/11/29、4期、緑風会)

○高良とみ君 この前から問題を提出しておいたのでありますが、国際的に非常に影響の大きいスエズを通っての海運の状況について、いろいろ報告書には概要が出ておりますけれども、一体、日本の運輸省というよりも内閣の方針はどういうことになっておるのですか、大胆から一応伺っておきたいと思うのです。このスエズ問題に対する日本の態度は非常に不明朗であって、国際的にも、一体日本は何を考えておるのかわからないというような印象を与えてきておるのでありますが、それらについて、内閣においても基本的な政策はお立てになったことと思います。その場限りの出たとこ勝負で、ああなればああなる、こうなればこうなるということでなくて、や……

第25回国会 運輸委員会 第5号(1956/12/04、4期、緑風会)

○高良とみ君 自動車局長いらっしゃる間に伺っておきたい二、三の点があるのですが、いずれあらためて次の通常国会で伺いたいと思います。しかし先ほどから問題が出ております運転手の労務管理、これは私どもはずいぶんいろいろな機会に調べてもみるのでありますが、基本給もないし、それから今まで八月までは二十四時間勤務でもって、ずいぶん悲惨な姿を多くみる、こういうものを比べますと、世界で言っておりますように日本くらい自動車をむちゃくちゃに安く、むちゃくちゃに運転をしておるところがないというのが国際的な評判であって、先ほどお話のあった中で一応私気にしたのは、ガソリンも少くなってきますし、それから多少金利を安くする……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1957/07/29、4期、緑風会)

○高良とみ君 それでは国鉄がおいでになっておりませんけれども、大臣もそういうことを御存じだろうと思うのですが、いわゆる日中線というのが今まで、先ほどもお話が出ておりましたように、市民の役をしていたものが急に地方との話し合いなくして、この七月一日から回数を一日二回にしてしまった。それからそれに対する地元のおもだった人たちとの話し合いの結果、数次にわたって私ども視察しました後に七月十一日か十三日かにまた話し合ったのですが、これは国鉄東北支社というのがいろいろあっせんをとりましたけれども、依然としてその市民の要望とはるかに遠い状態にありまして、貨物は四つもある駅のどちらかへ持っていけ、ほかの無人駅に……

第26回国会 運輸委員会 第閉会後5号(1957/09/28、4期、緑風会)

○高良とみ君 大臣お忙しいでしょから、私短時間にお伺いしておきたいのは、国民は運輸省に国鉄その他飛行機もあれば自動車、あらゆるものの輸送に対しておまかせしておるけれども、もういろいろ、国内の労使の対立もそろそろ解決していくべき時期であろうと思うが、運輸省の頭の中にも、この国際観光とか、国際旅客船とかいろいろ考えておられる、そういう時代なんだと思うのです。そういう国際的な立場から日本の国内の輸送状態や、またこの戦災から立ち上ったいろいろ未完成のところなんかありますけれども、ときどき私どもは、まあ婦人の立場からことに考えるのですが、最近も国鉄の本年度の御要求も、あるいは運輸省の御計画も伺っておりま……

第26回国会 運輸委員会 第7号(1957/03/12、4期、緑風会)

○高良とみ君 ただいまの局長のお話ですと、そういう口ぶりもあったし、またこの第六の説明には、そういう地方の港湾の自治の制度ができると、国は港湾の管理経営の第一線から退くということが書いてありますが、そういう御趣旨になるのですか。国は――といってもどの程度に退くというお考えたのでしょうか。
【次の発言】 しかし、国の関与する権限は、国全体の立場から必要な事項に限定してあるということをうたってありますが、やはり国としても関与すべき部門が相当残るのではないかと思うのです。その限度というようなものを一つ御説明願いたい。これはあなたの方の港湾法の説明書きを読んでいると――それでは具体的な面から伺いたいの……

第26回国会 運輸委員会 第8号(1957/03/14、4期、緑風会)

○高良とみ君 一つだけ伺いたい。きょういただきました資料によりますと、大倉委員の御要求によって出たアメリカのメモランダムなるものでありますが、この運輸方面の港湾局長なり、あるいはそのほか運輸省として、こちらにあるところの道路運送法、港湾運送事業法というものがあるということ、そうしてそれをよく向うにわからせる努力が非常におくれていたのではないかということを心配するのです。日にちから言いましても、これが実施されたのが三十一年の一月一日から実施されるように向うも了承したので、アメリカ人も合理的なところがあると見えまして、ちゃんと修正案として、日本にあるところのこういう法律に従ってなさるべきものである……

第26回国会 運輸委員会 第13号(1957/03/27、4期、緑風会)

○高良とみ君 ただいまの石井常務理事のおっしゃったそのPRの材料として今まで最近私に下すったいろいろの国鉄のこの老朽施設の改善等についての図解は大体わかりいい、そういう式に、いろいろな入札はこれだけである、それでこういう鉄はこうで、木材は、まくら木は今度はセメントにしたらこうなったというようなことをわかりよくまとめて下さらないと、この国鉄に対する疑惑というものはなかなか解けないと思う。ぜひ一つ膨大な資料でしょうけれども、数字でなく、さらに加賀山先生の言われたことに追加して希望するのでありますが、図解がお上手なようですから、(笑声)ぜひそういうふうなパンフレットを、中学校から高等学校の下級の社会……

第26回国会 運輸委員会 第24号(1957/05/16、4期、緑風会)

○高良とみ君 この小型船舶は、ちょうど海のタクシーみたいなものだろうと私は考えているのでありますが、それがただいまほかからも話があった通り、荷主あるいは運送業者の下に搾取、圧迫を受けやすいし、また実際に一般国民の立場からしますと、事故が多いし、暴風雨、台風などのときには、こういう小さな小型は非常な犠牲を払っていることは、これは日本独特の姿であって、また世界に有名なことであります。驚くべき状態だと思うのでありすが、これが今回こういう衆議院の提案によりまして海運組合をお作りになりますことは、趣旨において非常に賛成であります。まことにけっこうなことで、むしろおそきに過ぎた感じがあると思うのであります……

第26回国会 社会労働委員会 第閉会後1号(1957/06/10、4期、緑風会)

○高良とみ君 厚生省に伺いたいのですが、環境衛生部長としても非常に仕事が多いと思うのですが、私どもはぜひ今度の水道問題にしても、地下からきたり、災いは船からもくるし、空からもくるのですが、一体港へ入る船、あるいは防疫の方面、何かPRは十分とってあるのですか。昔はよく発しんチフス、コレラ、ペストになれば厳密なもので、入れないとか……。世界各国にあるインフルエンザ・センターを作っても、それは要するに、情報を交換してニュージーランドなんかのことを心配するよりは、日本や香港、台湾やシンガポールから入れないということを十分考えておられるかどうかという点を伺っておきたいのです。そうして入ってから何十万人が……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 運輸委員会 第2号(1957/11/05、4期、緑風会)

○高良とみ君 この交通安全に関する問題は非常に広範でございますから、本日一日というわけには参りませんが、二、三、予算及び今度の通常国会にお出しになる法案等についても伺っておいて、至急に御準備願いたいと思うのです。で、前から折々交通安全の重要なことは申し上げておいたんでありますが、本年度の施策のときに、大臣にも御質問しました通り、昨年、本年の日本における交通事故というものがあまりに急激に増加しているわけですが、三倍半以上というようなことは、交通量や人口の圧力というようなことももちろん考慮に入れても、やはりこれは運輸行政の上で重大な問題だと思う。それに対して、今までの交通安全に関する御努力は末端の……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 運輸委員会 第2号(1958/01/28、4期、緑風会)

○高良とみ君 海運局の方でおわかりでしょうが、南海丸は荒天時の航路をとったというところをみると、すでに荒天であるということを知って出港したと、こう認めて間違いないのですか。
【次の発言】 どうして小松島の営業所がそれを受けなかったかということは、何か無電の故障があったとか、あるいはその他落度について、お調べになったのでしょうか。
【次の発言】 徳島の午後五時の気象注意報ですけれども、これはどの程度だったのですか。きょうもだいぶ汽車の中で皆の話では、東京地方でも、湘南地区でもあと強風が非常に吹いたのですけれども、そのときの気象庁――あなたの方へお伺いして恐縮ですが、小雨程度、それからそんな強風と……

第28回国会 運輸委員会 第4号(1958/02/11、4期、緑風会)

○高良とみ君 ただいま議題となりました委員派遣報告のうち、南海丸遭難事件に関する派遣について、その概要について御報告いたします。  一月二十六日午後六時三十分、南海丸はSOSの発信以来、その消息を断ったのでありますが、二十八日午後一時沼島南方二海里の地点において、漁船住吉丸によって発見され、一般旅客百三十九名、船員二十八名、合計百六十七名が、一名の生存者を見ることもできず、遭難したことが確認されたのであります。  当運輸委員会においては、事態の重大なることにかんがみ、現地に急遽委員を派遣し、その実情を調査するとともに、遺家族に対する深い慰弔を表するため、三十一日天田運輸委員長、江藤理事、松浦、……

第28回国会 運輸委員会 第6号(1958/02/20、4期、緑風会)

○高良とみ君 またあとでこの踏切りについては詳しい法案が出てきたときに質問をする機会もあると思うのですが、今準備の過程でお伺いしておきたいのは、今内閣にある交通事故防止対策委員会の結論を得てとおっしゃるのですが、その得た内容の中に、それはもう得ておられるのでしょうか、どうでしょうか、まずそれを伺いたいのです。
【次の発言】 踏切り等に関しては、世界各国、ことにヨーロッパでは交通問題に対するヨーロッパ共同の委員会を設けて、学者を動員しておるようですが、技術家のほかに医者、心理学者なども動員しておるようですが、御承知のように国際道路マークがあるわけですね。これは所管が警察庁であるというふうにお思い……

第28回国会 運輸委員会 第7号(1958/02/27、4期、緑風会)

○高良とみ君 関連してちょっと伺いますが、そのヘリコプターは長官、取れなかったのですか、ここに上げてある七機を配置してありますが。というのは、これは昨年からの七機であって、本年は一つも増機してないのですか。落されたのですか。
【次の発言】 それはどうですか、前のお約束とちょっと違うようですね。
【次の発言】 この間うちからいろいろ教えていただきましたけれども、今度のいろいろ御努力になって、数値予報や、あるいは同時に写真でおとりになることもけっこうなんですが、前から不思議に思っているのは、ここにあります名古屋地区以西の二十八カ所に受画装置を装備するということなんですが、このことは日本の、私ども常……

第28回国会 運輸委員会 第9号(1958/03/06、4期、緑風会)

○高良とみ君 私は柴谷委員の御提案に賛成するものでありますが、その前に、運輸大臣が先ほども零細船員の福祉、あるいは最低賃金のことのために御尽力になっておられるし、また、この問うちの洞爺丸の死傷のことについても、どうしても御自分の在任中に事故を防止したい、事件を防止したいという熱意を持っておられるので、私はあわせて承わるのですが、このあらゆる交通事故、これは陸ばかりでなく船のことも、あるいは鉄道のことも全部の運輸に関する事故のことを追及していきますと、いつも逃げられるのです。そしてまことに恐縮ながら、私は、この間も監督局があれだけ、二十七年の監督局長通達を出しておりますから、踏切りを検査し、それ……

第28回国会 運輸委員会 第10号(1958/03/11、4期、緑風会)

○高良とみ君 国鉄当局に私伺っておきたいのは、この車内の秩序、清掃等について予算上処置をなさったことが今まであるんですか。予算上そういうものがちゃんと頭を出したことがあるんですか。
【次の発言】 どういう施設をなさるおつもりであるか、それをもう少し詳しく伺いたいんですが、それはいろいろ現場を見ますると、箱をこしらえても、すぐたたいてこわしてしまうとか、座席の下へ置いてみても、これも不成功であったとかいって、今大体の旅客列車を見ますと、ほとんど清掃に関する施設というものがないように見受けられるんです。最近幾らかの列車には、たばこの吸いがら等を入れるものがあるようでありますが、ないのが多い。特二な……

第28回国会 運輸委員会 第11号(1958/03/13、4期、緑風会)

○高良とみ君 少しおそくなりましたが、この資料ですが、やはり防衛庁と、それから防衛庁をめぐるふだん連絡がとれにくい点もおありになるだろうと思いますが、もう少しはっきりした点で、運輸省外の関係のあるものを一つお調べになりましてこの次に一つ確実なものをちょうだいしたいと思います。民間の方がいろいろごてごてしておりますが、お役所同士の連絡ということをいつも私ども気にしているのですが、どうぞそうお取り計らい願います。
【次の発言】 二、三お伺いしておきたい。多少関連もあることでありますが、第七条にある航空写真のことでありますけれども、これは写真を許可するというのでありますが、こういうふうに軍に関係のあ……

第28回国会 運輸委員会 第12号(1958/03/18、4期、緑風会)

○高良とみ君 この問題は、私は、一つさっそくに鉄道電話ででも現地及びその他お呼びになりまして、午後に一つ、皆さんが心配していることですから、国鉄からお話を至急に伺うことにして、今は時間もあれですから休憩にしていただけば、この話し合いが少しでも進むのじゃないかと思いますので、あえて議事進行をお願いしたわけであります。

第28回国会 運輸委員会 第13号(1958/03/20、4期、緑風会)

○高良とみ君 一、二お伺いしておきたいんですが、新潟の貨物の輸送力と運送業との割合ですね、それが十分需要を満たしているんですか。この報告を見ますと、よほど割引をして荷を受けている白ナンバーがあるということなんですが、そのバランスの点はどういうふうに見ておいでですか。ただいまのお話ですと、これから調査してということでありますが、大体おわかりになっておられると思うんですが。
【次の発言】 できましたら、一つ年々違うでしょうけれども、需要と、それからそういうことについて、お帰りになりますれば、年々の炭だの魚だの木材だのの輸送の状態をお調べ願えるんじゃないかと思いますが、そういうものを拝見して、それか……

第28回国会 運輸委員会 第14号(1958/03/25、4期、緑風会)

○高良とみ君 未収容が十体あったのですが、どういうことになったというふうに考えておられるのですか。遺族は依然として待っておられると思うのでありますが、それは流失したのですか。魚にでも、フカにでも食べられてしまったのか、どういうことになったというふうに考えられておりますか。
【次の発言】 当委員会から見舞及び調査に行きましたときも、遺族が遺体は最後まで捜査してもらいたいという要望もあったことはお伝えしてある通りでありますし、両議院議長あてにも請願が出ているわけですが、一つ十体といえども、やはり人命に関することでありますから、徹底的に捜査を、サルベージなり、何なりでやっていただきたい。やっておられ……

第28回国会 運輸委員会 第15号(1958/03/27、4期、緑風会)

○高良とみ君 本年度の海難審判庁予算は幾ら増額になっているのですか。ここに統計が出ておりますけれども、これだけではあまり少いように思うのですが、これだけしか増加できなかったのですか、ちょっと御説明願いたい。
【次の発言】 今度の改正によりまして、だいぶ審判官の人員がふえる形になるのでありますが、それに見合う費用というのは、どのくらい見積っておられますか。
【次の発言】 そうしますと、額が変っただけで、待遇に少しの変化もなく、手当等も増なしでいこうというわけでありますと、わずか本年度の増は二百二万くらいしかふえてないのですが、それでは、議会からたび要望のあった海難審判を促進するという要望にこたえ……

第28回国会 運輸委員会 第16号(1958/04/01、4期、緑風会)

○高良とみ君 関連して。今、運輸大臣からお話を伺って、よく御趣旨わかったのです。ところが、その羽田の飛行場は拡張しないと大型のジェット飛行機は入らないように伺っておったのですが、さっそくにレニングラード交響楽団を乗せたソビエトのスピードのある航空機が入るのに、今の羽田の施設で十分なのでございますか、その点伺いたい。
【次の発言】 関連して恐縮ですが、この前、インド航空と日本との協定が申し込まれましてから長いこと放置されておった。というのは、その間にいろいろな調査もあったのでしょう。仄聞するところによりますと、申し込みをしてから一年近くも決定がとられなかったことがあります。今後、こういうソビエト……

第28回国会 運輸委員会 第20号(1958/04/18、4期、緑風会)

○高良とみ君 関連してちょっと。これは国鉄総裁なり、あるいは監督局長に伺ってもいいのですが、まあ今回のような非常な不祥事は、これは御注意なさると思うのです。両方にも落度があったかもしれませんが、まあ今までは、多少は、プラット・ホームから墜落死とか、あるいは押されて落ちたというようなこともないではないのです。そこで、今後の国鉄の設備について、それはこの列車にはこれだけ乗ると思っていても、案外団体などがどやどやと来て、婦人や子供が押し出されることがしばしばあるのです。そういうときに、ホームにいる係が、とっさの処置として、私どもよく考えるのは、せめて細い白いひもでも、あるいは鎖のようなものでもさっと……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1958/07/31、4期、緑風会)

○高良とみ君 南海丸の審判をやっているようで、まだ決定していないことですからお答えになりにくいかと思うのですけれども、新聞報道で気がつきましたことは、技術面から言いますと、南海丸の排水孔が設計よりも小さかったということを責任者自身は言っているわけです。そういうニュースを御存じでございますか。
【次の発言】 その排水孔を小さくしたために、ああいうあらしにあいますと、上にかぶった水のはけが小さくなるということにはならないのですか。
【次の発言】 なお、これについて海難審判の方の決定もあることでしょうけれども、また、その点が今までのこの委員会の調査などにもあまり出ていなかったのでありますから、資料を……

第29回国会 運輸委員会 第2号(1958/06/16、4期、緑風会)

○高良とみ君 今回の事件は非常に児童の犠牲の量が多いのでありますが、私ども都市においては自動車局長が言われるように、バス等は一たん踏切り停止のほかに、車掌は一々下りてそして向うに渡って、それからまた自分が乗車するというように非常に丁寧にやっておるのでありますが、ある意味からいうと、年若い車掌諸君の責任に負っておるところが多いのであります。私はその点自動車局の御指導もよろしきを得ていると思うのでありますが、ただこの場合も、経験時間が四ヵ月くらいの年若い女性が、その全責任を負うようなことになったのでありますから、その点は特に自動車局も今後車掌の勤務状態、あるいはこの責任を十分負えるかどうかというよ……

第29回国会 運輸委員会 第閉会後2号(1958/08/01、4期、緑風会)

○高良とみ君 運輸委員の派遣の御報告を申し上げます。  今回、大和委員長と私の二人の運輸委員が北関東及び東北地方の陸運事情等視察のため、七月二十四日から六日間、群馬県、新潟県、栃木県及び山形県に派遣されましたので、視察の結果を簡単に御報告申し上げます。  まず、訪問個所を申し上げますと、群馬県では高崎鉄道管理局及び群馬陸運事務所を、新潟県では国鉄信濃川発電所を、栃木県では宇都宮駐在運輸長並びに宇都宮駅を、山形県では県庁をそれぞれたずね、輸送事情及び電力事情を聴取して参りました。以下項目別に申し上げます。  まず初めに、国鉄の輸送の現状について申し上げます。  高崎管理局管内について申しますと、……

第29回国会 運輸委員会 第閉会後3号(1958/08/18、4期、緑風会)

○高良とみ君 時間がおありにならないようですが、詳しいところを伺っていないのですけれでも、ただいままでのお話を伺いまして、この日本の非常に悪い気象状況、まあ地勢に負うところがあり、そういうことが原因であって、山に衝突したとか、あるいは天候が悪かった、そういうことでなくして、今度はこういう大へんな不幸なことが起った。当局としては非常に傷心し、また善後処置を講じられておるということはわかるのでありますが、その原因として会社側に経営上の困難があった、要するに貧乏であったがために十分な機関士も乗せることができないとか、フロートの設備が不十分であったとか、積荷の過重であったというようなことがいろいろ考え……

第29回国会 運輸委員会 第5号(1958/07/02、4期、緑風会)

○高良とみ君 拝見いたしました資料で大体御構想の点は大へんよくわかりました。ただ、新長期経済計画という面からいいますと、この御計画がどういう期間になされるような御予定なんでありますか。この特別会計を御設定になりまして、着手なされるのか、来年度の予算をお作りになることとどういう関係にあるのですか。あるいは、もう浚渫等は急ぐべきものがあるんではないかというふうに考えられるわけです。しかし、これは全面的に来年度予算の中にお組みになって、直ちに着手なさるというおつもりなんですか。その点を伺いたいのが一つと、それからこの投資総額が千億円というのもあるし、もう少し小さい内輪の四百数十億という点もありますが……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 逓信委員会 第6号(1958/11/04、4期、無所属クラブ)

○高良とみ君 小松さんは、お急ぎのようですので、ちょっと話のつなぎ合せで伺っておく方がいいと思うのですが、それは最近、東南アジア方面、インド方面を御旅行だったそうでありますが、あちらの方面に対する日本の国際放送は、アメリカのように一つの言葉でいく所より、さらにまして、私は必要じゃないかと思うわけです。あちらの方面の人たちは、新聞等で日本のことを知ることは全然ない。従って日本は、自動車は作っていないでしょうとか、最近できたインドネシアでは、日本の自動車が来ていないので、日本は自動車はできていないだろうとかというくらいの程度で、それは知識が普及していないということのほかに、放送をもってすれば、広告……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 外務委員会 第2号(1959/02/10、4期、無所属クラブ)

○高良とみ君 一つ二つ、時間がおありにならないようですが、アジア方面のことについてお伺いしたい。  従来、アジア協会に対して、外務省は多少の援助をいたして働いておられたのですが、今回それを解組されて、アジア経済研究調査会かをお作りになったようですが、その御構想を一つ伺いたい。どれだけ拡大なさるおつもりなのか、予算面等で約五倍程度のものではないかと見たのですが、その程度でとどまるものでありますかということを一つ。
【次の発言】 そうしますというと、全部通産省にあったものを少し強化なすったという程度であると。外務省から漏れ承わるところによりますると、幾分その同じような性質の経済調査機関を強化なさる……

第31回国会 外務委員会 第14号(1959/03/31、4期、無所属クラブ)

○高良とみ君 いろいろこまかなことをあげておられるのでありますが、これは国民の要望であり、ことに地方におられる、あるいは病院におられる方方の、人の幸福を思っての要望だろうと思うのでありますから、こういうものは、大意において御採択願って、政府に御送付願った方がいいのではないかと、私は、婦人あるいは病弱者の立場から欄間に行くと、そういうことを特に痛感させられますので、そういうふうなことにお取り計らい願うことを私は希望いたします。
【次の発言】 三百三十八号の請願は、しかしながらその読み出しとして、別に国会決議をまずせよという請願ではなくて、やはり原水爆実験禁止に関する請願にそれをつけ加えて、今の国……


高良とみ[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院4期)

高良とみ[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 建設・運輸委員会連合審査会 第1号(1957/04/16、4期、緑風会)

○高良とみ君 私かねて建設省の方に伺いたいと思っていたのですが、せつかく巨額の国費を投じて建設されている道路ですね、たとえば国道第一号にしましても、一体どれくらいの深さを掘り下げてそうして基礎工事をやつておられるのか、その点をよく伺いたいので、どこの国の道路を見ても、あんなに年中掘つくり返している道路というものはない。掘つくり返したところを見ると、わずか八インチかそこらしか掘つくり返してない。ですからせつかく片側交通をとめて、どこでも、東京都内でもあるいは郊外でもそうですが、修理したら、また次には今度は修理しなかった方がひびが入るのでありますが、一体日本のこれから建設なさる、あるいはまた修理し……

第26回国会 建設・運輸委員会連合審査会 第2号(1957/05/07、4期、緑風会)

○高良とみ君 現在の日本の、ことに東京などには二、三駐車場を実施しているところがあると思うのでありますが、そういうものはどのくらいな料金を取っているのか。ちょっと十六ページを拝見したのでは、実施例としては現行では該当なしというふうなことになっているのですが、これはここだけの説明だろうと思うのですが、現状の私立の駐車場であって料金を取っているものが半郊外的なところにもありますし、都心では日比谷のアメリカン・ファーマシーの下などにもありますが、それはどのくらいの料金を一時間について取っておりますか。
【次の発言】 今度の法案ではこまかく大型とか、小型とか、あるいはその他の三輪車みたいなものについて……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第1号(1958/03/20、4期、緑風会)

○高良とみ君 新倉氏が大へん御心配になっていたようですが、運転者諸君が常に会社の悪口を言っているというふうには私どもとっておらないのです。私どもかなり数年前から気をつけて乗ると、出発する前に会社の名前をマークをとって、大和なら大和、そしてちょっと聞いておく、そして運転中に話しては非常に注意をそらしますから、事故のもとだと思うから、そのときにしゃべらないことにしている。それから向うへ着いてから、あなたの運転状態はどうであった、ついては、あなたは八時間労働しているか、家族手当はもらっているかというようなことを聞いたのでありますが、最近かなり自分の会社をほめている運転手諸君に会いまして、二、三、名前……

第28回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第2号(1958/03/25、4期、緑風会)

○高良とみ君 大体経過は仄聞していますけれども、一ぺん、経過の速記なんかがあるでしょうが、それを提出していただけないでしょうか。内閣にある事故対策小委員会の経過の記録を出していただけないでしょうか、こまかい点について検討してみたいと思うのですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 第一線に働いておられる警視庁及び全国を指導しておられる警察庁としましては、常に私ども国会の中で調査しますよりも実態をよく知っておられるわけなんです。ただ、少し御訪問して伺ってみますと、免許を許す方の運輸省関係は、これは自動車局長にも関係することですが、非常に人手が少くて、どんどん許可を出している。そこへもってきて車の種……

第28回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第4号(1958/04/15、4期、緑風会)

○高良とみ君 私は、陸運局の現に当られる方に、今同僚の皆さんから言った質問や要望を伺うことは、その事実報告を基礎にしてまた判断してみたいと思うのですが、一、二ふだんからお考えになっていることを伺いたいと思うのです。それは東京陸運局はこの日本の交通の大脳のまさに脳溢血が起ろうとしておるような所を持っておられるのですが、問題を局限してハイヤー、タクシーにしぼりましても、これは手の中に入れるときに、どっちをつかもうと思っていらっしゃるのですか。業者を一つのまとまったものとして――今の御報告を聞いていても、大体会社はこうしていきますというお話ですが、会社別に扱おうと思っておられるのか、あるいは経営者を……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1958/03/24、4期、緑風会)

○高良とみ君 文化財委員長の御都合もあるそうでありますから、その方から先に私の質疑を進めさしていただきたいと思います。文部大臣がおいでにならないのでお答え願えませんかと思いますが、大臣からもあとから関連してお話伺います。  文化財保護委員長にお伺いしますのは、日本の古典、古文書等に対して、これを国民の若い層が解釈し、あるいは読了することの能力がだんだん落ちておると思うのでありますが、それに四分科会一難騨対して文部省として、あるいは文化財保護の方面においては何か保存の方策が立っておりますのかどうか。私の伺いたいと思いまする要旨は、要するに古いものの保護及びこれを文化財として国民に伝えていくという……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1958/03/25、4期、緑風会)

○高良とみ君 お急ぎのようでありますが、ちょっと一、二貯蓄面についての日銀総裁の御意見を伺っておきたいと思います。  まあ生産、金融それぞれ重要な問題がありますが、貯蓄奨励については大勢の職員を持ちになっておると思うのでありまして、よほど昔話では、よくこの婦人消費者の面に対して貯蓄運動がかなり組織的にいっていたのでありますが、最近の、昨年度なども貯蓄のスローガンについて募集されて、大蔵省でしょうか、日銀でしょうか、だいぶそのスローガンをおきめになった。端的に申しますると、本年貯蓄のスローガンは、大蔵省の屋上などにも書いてありますが、どうも語呂が悪くて国民にぴんと来ないのです。で、ああいう点でも……

第28回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1958/03/26、4期、緑風会)

○高良とみ君 今の関連もあるのです。今の各種の病院に勤務しております者の代替の看護婦、助産婦、保健婦を入れようと思っても、十分な人が養成してない。それですから、予算措置がある所があっても、労働省関係は予算を取ってあるかもしれませんけれども、大部分の大学病院その他においても、そういうことはしてない。そこで、その点を私どもは今労働基準局に御希望申しておきたいことは、何だか自分の関係の省だけはまあ目を通すけれども、全国で、労働基準法がいかに守られていないかということについては、十分御存じだと思うのであります。そして石田大臣は、この点についてはお若いのだし、労働観念もほかの古い閣僚よりも進んだ考えを持……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 運輸委員会交通事故防止に関する小委員会 第1号(1958/06/25、4期、緑風会)

○高良とみ君 ちょっと伺いますが、運行管理者の「いづれかに該当し、かつ、陸運局長の行う教習を終了した者」というものの中のイとハですね、イとハの本質的な違いはどこにあるのでございますか。乗車定員十一人以上の自家用車というのと、片っ方は、ただ事業用自動車というだけの違いで、経験年数も一年で、実務というようなことで、運行管理を両方とも要求しているわけですね。そうすると、イとハはどういうふうに仕事の性質が違うのですか。ちょっと御説明いただきたい。
【次の発言】 そうしますと、ハの方は「自家用自動車二両以上又は自家用自動者十両以上の運行の管理」というと、これは、たとえば官庁なんかのような場合、この自家用……



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