田村文吉 参議院議員
3期国会発言一覧

田村文吉[参]在籍期 : 1期- 2期-| 3期|- 4期
田村文吉[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田村文吉参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院3期)

田村文吉[参]本会議発言(全期間)
1期- 2期-| 3期|- 4期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第12号(1955/04/30、3期、緑風会)

○田村文吉君 私は内政に関する問題について、以下若干の質問を試みたいと思います。  戦争のために負うた心身の傷をなおし、わが国の自主独立の実をあげて参るために、さしあたり強力に推進されなければならない重要なる政策は数々あります。さればこそ、鳩山総理はその施政方針を述べるに当り、与野党間のいたずらな政争が繰り返されることの遺憾を表明し、みずから謙虚の心持ちをもって野党の協力を求めておられます。もちろん今日の政局の混迷は、洗ってみれば、過去における鳩山総理の率いる民主党が、またその責任の一半を負担すべきは当然でありまするが、さりとて、今日各党がいたずらに相手方を非難し、感情や党略のために政局の混迷……

田村文吉[参]本会議発言(全期間)
1期- 2期-| 3期|- 4期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院3期)

田村文吉[参]委員会統計発言一覧(全期間)
1期- 2期-| 3期|- 4期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 予算委員会 第4号(1953/05/30、3期、緑風会)

○田村文吉君 それでは大蔵大臣、通産大臣両方に関連のある問題を一つお尋ねいたしたいと思います。  経済界が全般的に何かしら暗雲低迷しているような感じを持つのでありますが、これが一面又政局不安の一つの原因ともなつておるかと考えるのであります。即ち昭和二十五年ぐらいにいわゆる安定しかかつた日本の経済が朝鮮事変のために、いわゆる朝鮮事変のブームのため物価が非常に上つた。或いは三割或いは五割、非常に急激に物価が上りました。その結果は日本の物価が国際物価の水準の上からいつて非常に高いものになつてしまつたということが、今日輸出振興の一つの大きな障碍と相成つておるように考えられるのであります。でございますか……

第16回国会 予算委員会 第5号(1953/06/23、3期、緑風会)

○田村文吉君 何パーセントですか。
【次の発言】 まとめてお願いしたいが、今御説明になりました細かいものを白書のようにして出して頂けませんか。鉱工業生産の内訳、農林水産の内訳も、細かい点を白書にして出して下さい。この次の審議に間に合うように……。
【次の発言】 さつきちよつと御説明ございましたが、あの経本のようで消費水準をお出しになる算式というものはできているのですか。なおお尋ねしたいことは、その算式が昭和九―十一の基準年度というものの算式と同じ算式でやられておりますか。
【次の発言】 できたらその農村と東京都内ですね。そういつたようなものに分けて一つ資料を預けませんですか。

第16回国会 予算委員会 第22号(1953/07/24、3期、緑風会)

○田村文吉君 先ず副総理にお伺いをいたしたいのでありまするが、道義の高揚ということにつきましては、今国会の初めにも唱えられましたが、以前から歴代内閣は常に言つておることなんであります。併し独立をなし遂げた日本の現在といたしまして、その道義の高揚という問題は誠に必要なことであるが、総理の意見から言いますと、そうかといつて戦争中における国民総動員をやつたというような意味における道義の高揚をやつても、恐らくは今日の若い人も納得しないだろうし、そういうことは面白くないと、こういうような言葉をお使いになつておるのでありまするが、併しどういろいろ考えて参りましても、今日の政治の行き方或いは経済の行き方、そ……

第16回国会 労働委員会 第2号(1953/05/29、3期、緑風会)

○田村文吉君 今のに関連して伺いますが、内閣の統計で六十一万の失業者が最近にあるというお話でございますが、内閣はどういう数字によつてそういう数字を出すんですか、その算出の基礎をちよつとお知らせ願いたい。
【次の発言】 ちよつと伺いますが、今の七分とか一割とかという賃金を増額したという理由は、労政局としては美質賃金が下つたから上げたということに御解釈なさつておりますか。そうでなくて大体が低いのを今度だんだん上げるという、いわゆる近頃のマーケツト・バスケツト・システムというか、そういうような意味で上つたのか、その御解釈はどういうふうにおとりになつておりますか。

第16回国会 労働委員会 第4号(1953/06/23、3期、緑風会)

○田村文吉君 この問題は、この前の国会の時分の話であつたのですが、今度も改めてお諮りになる、こういうのですか。
【次の発言】 私もその理事、委員長懇談会に当日出なかつたので、実は新聞で記事を拝見した程度しか知らん、そこで何でしようか、この前に今の工場の管理者とか或いはそれの事件の起つた当時における取締当局等の御意見というか、実情の説明を委員会としてお聞きになつたのでしようか。
【次の発言】 参議院のこの委員会としてお聞きになつておるのでしようかどうかということを私は伺つております。
【次の発言】 それは委員会としてですか、何か懇談会とか……。

第16回国会 労働委員会 第11号(1953/07/14、3期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつと議事進行。初め委員長のお話では、各項目に対する質問はあるだろうが、各委員の中に考え方があるならば早急にこの際申出ておいてもらいたいと、こういうお話のようでございましたから、私はその趣旨で一応進んで頂いて、それから質問に移るようにして頂いて、御意見がなければそれで私はいいと思うのですが、どうでしようか。
【次の発言】 関連して。私は先刻の委員長のお話がありましたので、一番先気が付いた問題は、やはり今のお話  のような金の問題だと思う。そこでこれは御承知でもございましようけれども、前年モラトリアムが、全国的に支払い停止があつたときに、各銀行は給料、賃金に対しては如何なる場合で……

第16回国会 労働委員会 第12号(1953/07/15、3期、緑風会)

○田村文吉君 今の公述人の選定につきましては、理事会にお諮りになることは御承知の上だと、さように了承してよろしうございますか。
【次の発言】 一応朗読して頂いたらどうですか。
【次の発言】 速記を暫らくとめて頂きたい。
【次の発言】 只今井上委員からの御動議もありましたが、もう五時になつておりますから、明日午前十時から、明日は本会議もありませんから……。私は実は今日質問をする用意をして参りましてそうして法制局長官にも労働大臣にも御出席を願うということであつたのです。併しいろいろ諸般の案件が相当幾つもかかつて参りましたので、それで今日はやめて頂いて、明日午前十時から、委員長に今のスト規制法案に関……

第16回国会 労働委員会 第13号(1953/07/16、3期、緑風会)

○田村文吉君 それから昨日の理事会の申合せは、昼前は引続いて電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する問題をやつて、昼から公述を聞くと、こういうふうに私承わつたのですが、その意味と承知してよろしうございますか。
【次の発言】 それでは一つお尋ねいたしたいことがあるのですが、先ず労働大臣に伺いたいのでありまするが、今度お出しになりました、御提案になりました電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律と、えらい長い文句の法律案件でございまするが、一部分のストライキを禁止するということで、或る意味からかようなふうにおつけになつた題目であるかと思うのですが、いわゆる憲法の……

第16回国会 労働委員会 第16号(1953/07/23、3期、緑風会)

○田村文吉君 どうでしようか委員の皆さんの質疑が終りまして、時間がごさいましたらお願いすることにいたしまして、先ず委員の質疑をやるということがいいのじやないか。
【次の発言】 質問がある、ないならないで委員の発言を先に……。

第16回国会 労働委員会 第18号(1953/07/25、3期、緑風会)

○田村文吉君 今資料の提出要求があつたようでありますが、審議の必要上必要なものはこれは揃えて頂くということは結構だと思うのです。併し今ちよつと、私は別に政府委員でもありませんけれども、常識的に承わつたところによりまするというと、例えば私企業である石炭業者の各炭鉱の原価を知り、或いはそれの占める労務費を知りたい、かような要求を今お出しになつても、これは事実上、又私ども常識として不可能です。そういうふうに考えますので、この問題はその資料を要求なさる方としては、できるだけ資料がほしい、こういうお気持もわかるのでありまするから、この問題は委員長と政府と、それから資料御要求の方々で一応あとで御懇談を頂き……

第16回国会 労働委員会 第19号(1953/07/26、3期、緑風会)

○田村文吉君 私も今宮澤君が言われましたように、この資料をそう重く考えて議論するということはどうかと考えておつたのでありますが、この資料を元としていろいろな論議をなさるということでありますと、一面私は緑風会の立場からこの資料が正確でないということを一言申上げておきたい。と申しますのは、二月五日に、「自由党政調会並びに与党労働委員、参院緑風、民主クラブ各代表と折衝の結果、次の見透しを得た。」、こういうことが書いてあるのでございますが、緑風会では代表としてかようなことに参加しておりません。或いは一、二の人か或いは又労働委員でおありの方が、或いはそういうことについてお話なすつたことがあるかも知れませ……

第16回国会 労働委員会 第21号(1953/07/28、3期、緑風会)

○田村文吉君 先に田畑委員も御一緒で御相談した問題でありまして、この問題そう複雑な解釈をすることはないと思うのであります。ただ今お言葉の中に、今委員長の御報告の中に必要な要求の大臣は必ず出席してもらいたいと、私は尤もだと思いますが、併し、今聞くところによりますと、通産相は今日四十度の熱を出している。かようなことは、必ずその大臣がお出にならないでも、かような場合には政務次官もいるし、代りの政府委員もいるのでございますから、そういうような方法をお互いにやはり考えていいということが政治の運用の常識でないか、こう考えてますので、田畑さんの御意見も多分そうであつたろうと思います。どんなに熱があつても、ど……

第16回国会 労働委員会 第22号(1953/07/29、3期、緑風会)

○田村文吉君 議事進行につきまして、只今田畑委員の御発言がございましたが、昨日の理事、委員長打合会議においては、昨日、今日の両日において各会派の一応の質問を終る、第一巡を終る、こういう打合せが根本をなしておつたのでありまして、従つてそれに対しては各大臣、要求した大臣に対しては出席をしてもらう、こういうことも併せて相談になつた次第であります。昨日の議事進行を見ておりますというと、大臣が退席をしたからすぐに質疑はやめる、こういうような形で終われたことは私は甚だ遺憾に思うのでありますが、大臣は予算委員会に行つたり他の委員会に出席しなければならんような場合もあるのでありますから、さような場合には政府委……

第16回国会 労働委員会 第25号(1953/08/01、3期、緑風会)

○田村文吉君 今の社会通念の問題でございますが、まあ私どもはいわゆる国民常識と考えていいと思つておるのでして、伺いたいのは、保要要員の引揚げ及び電気の停電ですね、これは一体終戦の前或いは戦争の始まる前等においていろいろ立法規定が変つて来ておると思うのですが、どういうふうであつたのですか、例えば戦争の始まる前はどうであつたか、戦争が始まつてからどういうふうに変つておるかというような、何か資料のお持合せがございましたらば御説明して頂きたいと思います。
【次の発言】 その当時においては恐らくはストライキというようなものは殆んどなかつたのだろうと思いますから或いはそういうあれはなかつたでしようが、併し……

第16回国会 労働委員会 第26号(1953/08/03、3期、緑風会)

○田村文吉君 私はこの機会に相馬さんからお話が出ましたことについて一言申上げたいと思います。それについて委員長からのお話もあつたようでありますが、ただ私は、相馬さんが最近に、今日からですか、この委員会にお入りになつたので、或いは事情をよく御存じないかも知れない、かように考えますので、私は申上げておきたいのでありますが、私どもの恐らくは緑風会の議運の小委員も中間報告に賛成しておるかも知れません。ということは、私は元来三十一日に予算の終結がつくだろうから、それと絡まないように、その前日までには遅くも一つ我々の結論を得ようじやないかということで、各種の出張旅行もできるだけ切詰めてやろうということで切……


■ページ上部へ

第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 予算委員会 第1号(1953/10/30、3期、緑風会)

○田村文吉君 本町は田村文吉、石坂豊一、戸叶武の三委員を以て構成し、これに長谷川専門員が加わつて、八月二十六日より九月三日に亘り徳島、高知の両県における県財政事情、県内経済事情及び電源開発情況等を中心に調査、視察して参つたのであります。以下その概要を簡単に御報告申上げます。  第一に、町県の財政事情でありますが、人口九十万未満、財政規模七十億円前後、又産業構造はいずれも農林業中心という点においてやや共通した外観を呈しております。併し更に立ち入つてこれを分析してみますと、そこに若干の相違が見られるのであります。  先ず徳島県財政について申上げますと、同県の財政は二十六年度までは朝鮮事変の好影響等……

第17回国会 予算委員会 第5号(1953/11/07、3期、緑風会)

○田村文吉君 私はこの際、総理大臣に対しまして、以下三つの問題につきまして、総理大臣の所信をお伺いいたしたいと存ずるのであります。  第一の問題は、結論から申上げまするならば、国防のための軍備の必要と、これに伴いまして憲法第九条の改正は、国のあらゆる政策に対して筋金を入れろという点からして、今日はつきりとして行かれろ時節が到達しているのではないか、総理はこれに対して表明されるときが来ているのではないかと、かように私は考えるのであります。細かく申しまするならば、総理は独立後の過去二年の間、若干その表現の方法は違つておりましても、日米安全保障条約によりまして、自衛力の漸増の一事を以て貫いて来られま……

第17回国会 労働委員会 第1号(1953/11/02、3期、緑風会)

○田村文吉君 今井さんにお伺いいたしたいのですが、先刻の御説明から行きますと、必ずしも各業種の賃金は均衡が取れるということを考えたのではなくて、経営者と労務者のほうの要求の程度を斟酌して決定されたと、こういうふうの御説明でございましたから、それでこの各業種を拝見いたしますと、相当にこの賃金の決定に矛盾がございます。ございますが、そういうことはもう考えないでやつたと、こういうふうに了承いたしてよろしいのですか。
【次の発言】 決して今井さんをお責めする意味で言つているのじやございませんございませんが、例えば大蔵省の印刷局では一万三千五百円ということに決定になつておつて、造幣局のほうでは一万四千四……


■ページ上部へ

第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 予算委員会 第5号(1953/12/08、3期、緑風会)

○田村文吉君 今回御提出になりました予算案に引続きまして二十九年度の予算が間もなく出て来るはずであります。さような意味におきまして多分に関連性がございまするので、私はこの際に今後の予算の編成について大蔵大臣、又関係して農林大臣はどういうふうの心がまえを持つて行かれるか、そういう点について二、三のお伺いをいたしたいのであります。  先ず農林大臣にお伺いいたしたいのでありますが、お断り申上げておきますが、私は二重米価というものには賛成しておるわけではありません、むしろ不賛成であります。でありまするが、米の生産者価格を二十七年度八千六百四十五円から今年度分は一万三百三十五円に、大よそ二割方の値上げを……

第18回国会 労働委員会 第1号(1953/12/01、3期、緑風会)

○田村文吉君 ついでに各常任委員会に配付されているだろうと思います資料を、各委員に一部ずつ廻りまするように申入れをお願いしたいと思います。


■ページ上部へ

第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 予算委員会 第4号(1954/02/26、3期、緑風会)

○田村文吉君 堀江さんに一つお尋ねいたしたいのでございますが、為替相場を変えることがいいとか悪いとかいう問題はまず別問題としまして、普通は余りこの問題には触れないようにしておりますが、一体為替相場というものを或る時期にきめた、例えば現在の一ドル三百六十円、こういうような釘付けにしておくことがどつかに無理を来していることはないのか。例えばその結果輸入の管理を完全に行なつておればまだいいんですが、なかなか輸入管理とか輸出管理というのは、貿易の管理が完全に行つていないというような場合において、結局為替が悪ければ悪くなつたと同じような結果になつてしまいはせんか、こういうような懸念を持つのであります。そ……

第19回国会 予算委員会 第10号(1954/03/11、3期、緑風会)

○田村文吉君 大分遅くなりまして、総理には或いは御迷惑かも知れませんが、三、三の問題が頗る私時節柄重大な問題であると考えますので、御答弁をお願いいたしたいと存ずるのであります。  物価の引下げということは総理も言つておられまして、これは輸出の振興をする、又これによつて民生を安定せしめるということは、これは国の要請であり、現下の政府の命題であると考えております。然るに政府はそれぞれに若干の理窟は無論ありましよう、ありましようが、鉄道運賃の一部を値上げしたり、煙草の一部分を値上げして予算に組入れておられるのでありますが、更に又電気料であるとか、或いは放送料金の値上げというような問題が次々と起つてお……

第19回国会 予算委員会 第19号(1954/03/22、3期、緑風会)

○田村文吉君 大蔵大臣にちよつと二、三のことをお尋ねいたしたいのでありますが、第三次再評価を強制なさる法律を近いうちにお出しになるのじやないか、こう思つておるのでありますが、その御趣旨には間違いございませんか。
【次の発言】 そこで第三次再評価をなさる場合において、私は基本的の問題として、第一今後の物価というものはどのくらいの程度まで下げるとか、或いは現在のままで維持して行こうとか、何か目安がおありになるのじやないか。例えば再評価を現在の実質価額の二割引程度まで再評価を認めようというようなことに伺つているのでありまするが、一体価額の基準或いは今後の物価の基準はどのようなふうにお考えになつている……

第19回国会 労働委員会 第閉会後1号(1954/07/06、3期、緑風会)

○田村文吉君 議事の進め方は、あれですか、ここにある順序、第一失業対策に関する件、第二、国鉄における労働問題に関する件というような順序が調査事項として出ているのですが、議案としては順序をどういうふうにお進めになりますか。
【次の発言】 そうすると、はつきりともう一度……。
【次の発言】 大臣の出席の都合もありますから、大臣の出席が遅れるならば、失業対策問題に関する件は、これは非常に私は広汎であり、是非両大臣の出席、場合によつたら大蔵大臣の出席も願いたいと考えております。順序を変更されても私はかまわないと思います。近江絹糸の問題なりを第一に取上げておやりになつたらどうでしよう。

第19回国会 労働委員会 第2号(1954/02/01、3期、緑風会)

○田村文吉君 甚だつかぬ話ですが、その当時の請願の内容を私は十分に把握していないのですが、恐れ入りますが、請願の趣旨と、それに対する意見書が付いているはずですが、それに対してどういう意見書が付いていたか、おわかりでしようか。
【次の発言】 そうです。何だか余りはつきりしないで御採択になつたような記憶があるのですが、果してそういうふうにはつきりと美唄ということを御明示になつていたかどうか。ちよつと国会の意思としてはどうであつたかということを、ちよつと記憶がはつきりしていないのですが、念のために一つお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 今の問題は、公平に善処せられたいというようなことを先国会……

第19回国会 労働委員会 第閉会後2号(1954/07/07、3期、緑風会)

○田村文吉君 必要に応じてやつたらどうでしよう。
【次の発言】 賛成ですが、それで今度の主要問題、大きな問題は、いわゆるデフレーシヨンというものが起つて来ておるので、経審にしましても通産省にしましても、この問題をどういうふうにして解決するのか、これは非常に大きな問題なんです。ひとりこれは労働省だけの問題ではなくて、一番最後にしわ寄せされて来た場合に労働省としてどうするのか、こういう問題をあとで私質問したいのですが、今日は幸い通産省の調整部長がお見えになつているそうですから、一つこの見通しを、決して御休裁でただ目先のことだけでなくて、どういうふうにしてこれは救済さるべきか、物価についてはどういう……

第19回国会 労働委員会 第閉会後3号(1954/08/05、3期、緑風会)

○田村文吉君 見えていられるのですか。
【次の発言】 余り長い時間でないように……。
【次の発言】 長官に伺いますが、今度北海道の米軍の撤退で八千名の失業者が大体出るということが書いてありますが、その通り了承してよろしいのですか。
【次の発言】 それからアメリカの陸軍の、二割五分ですか、三割の整理ですか、この問題と重複するのですか、しないのですか。
【次の発言】 そうすると合計はやはり二万八千人を越さないというふうに考えてよろしいわけですか。
【次の発言】 結局の数字が自然に退職する人もあるからそういうものを差引いて、二万八千数百名のほかにプラス空軍の関係、それからもう一つは直用というのが三千……

第19回国会 労働委員会 第閉会後4号(1954/08/06、3期、緑風会)

○田村文吉君 断片的に一つ伺つてみたいのですが、大蔵大臣の御意向では或る程度物価を下げつつある。そうして二割程度下げないと輸出というものの振興ができないような状況にある。二割下げるためには今年は六分とか七分とか下げるというようなことでいつておられるのですが、今のような不況の状況を、一体大蔵大臣の言われるように二年も待つているなんてことでは大抵のものは皆参つてしまうだろうと思う。そこでどうしても根本的に、どうして輸出の振興をして国内の産業を振興せしめるか、こういう問題が起つて来ると思うのです。そこで通産省でも或る程度お考えになつて、いろいろな方法をお考えになつているようでありますが、第一に国際貸……

第19回国会 労働委員会 第5号(1954/02/16、3期、緑風会)

○田村文吉君 丁度労働大臣が見えられておりますから、この機会にちよつとお伺いいたしたいのでございますが、今の日本の経済界の状況は非常な悩みに直面していると考えるのであります。特に基幹産業の物価というものは世界的水準において非常に高いというようなことのために、日本の経済界を如何にしてこれを軌道に乗せるかということは非常な問題になつていると思うのであります。これはひとり労働大臣たる御資格だけでなしに、閣僚の御一人として、今後の石炭とか電力とかというような問題の大きな基幹産業について世界的物価水準において非常に高いという立場にあるものをどうしたらいいか。石炭鉱業から行きまするというと労働問題が大きな……

第19回国会 労働委員会 第6号(1954/02/18、3期、緑風会)

○田村文吉君 丁度今お話が出たから……、私はもう阿具根さん、それから吉田さんの御質問、何か労働問題に相当関係の深い問題としてお取上げになつて御質問になつている……私は途中から来てとやかくのことを申上げるべきじやない、こう考えておつたものでこれからお伺いしようと、こう考えておつたのですが、今阿具根さんの御説明のようでありますと、砂糖の問題は、勤労者として物価、配給等の問題は非常に大きな問題である。無論そうでしよう、そうでありましようが、そうなると今井さんから言われたように酒もそうだ、たばこもそうだ、そうすると労働委員会に各産業の全部の人を呼んで来て質問をなさるということになりますと、これは私は少……

第19回国会 労働委員会 第閉会後6号(1954/09/10、3期、緑風会)

○田村文吉君 この問題はそういうふうに不幸にしてストライキまで発展したような場合に、解決なさる方法というのは何か手があるのですか、日本の国がやるということになるのですか、斡旋、調停の方法は何か開かれているのですか。

第19回国会 労働委員会 第7号(1954/02/23、3期、緑風会)

○田村文吉君 これは四角張つて言うわけではありませんが、成るべくこういう問題は理事会で相談して、そうして成るべく円満にものを運ぶようにお進めになることを希望するのです。こういう委員会の本会議にすぐそういうものをお出しになるというと、問題がまとまるものもまとまらなくなる、こういうことに考えますので、私は是非ない問題は別問題として、本日はこの問題は理事会で御相談をして、その上で参考人を呼ぶとか呼ばないとかいう問題が決定になり、それで委員会に掛ける、こういうやはり慣習を従前ではやつておるように思いますので、そのようにやつて頂きたい、こう思います。

第19回国会 労働委員会 第閉会後7号(1954/09/11、3期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつと国崎さんに今の問題についてお伺いしたいんですが、金利の負担は今一トン当りどのくらいですか。もう一つ償却をやつておいでになるか、いないか。やつていない炭鉱が多いと思いますが、大炭鉱では償却をやつておられると思いますが、それは一トン当り幾らぐらいにつきますか。
【次の発言】 償却はどうですか。
【次の発言】 いや、大炭坑はどのくらい見ておりますか。
【次の発言】 通産省でおわかりになつておりますか。
【次の発言】 この間、岩屋炭鉱のかたに証言頂いたんですが、そのときには金利は三百円から四百円までやつているというような話を伺つたので、今御説明のありました中にも、金利の負担という……

第19回国会 労働委員会 第閉会後8号(1954/10/26、3期、緑風会)

○田村文吉君 調達庁に伺いたいのですが、今の軍で主張しておられます退職金というものは一人当りにすると大体どのくらいの金額になつておりますか。それから組合で要求をしておられる八割増というものは、およそ一人当りどのくらいになつておりますか。又調達庁で中へ入つていろいろ御斡旋になつているので、必ずしもそれはきまつた線ではないと思うのですが、今までお話になつている線から言うと、一人当りどのくらいになるのか。併せて総体な金額でどのくらい違うことになるか。若しそれがわかればなお結構であります。ちよつとお知らせ願います。
【次の発言】 一人当り平均を出して頂けば結構です。

第19回国会 労働委員会 第閉会後11号(1954/11/16、3期、緑風会)

○田村文吉君 今の御質問に対して大臣のお答えになつたことは、一方で合理化をやつて原価は安くするということにはなるかも知れないが、それによつて失業者というものの救済にはならんのだ、こういうふうに私ども考えるのですが、そこでこういうときには、要するに需要を殖やすか、生産を殖やすかということを或る程度やらなければ今の差迫つた問題の救済にはならんと思う。或いは国の大きな方策としてデフレの一環としてはできるだけ合理化して炭価を安くするのだということも考えられないでもありませんが、今日の石炭企業というものの分布の状態及び構造を考えて来ると、或る程度までやはり当面は生産をコントロールし、需要を殖やして輸入す……

第19回国会 労働委員会 第閉会後14号(1954/11/26、3期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつと退席いたしますので先に一つ質問をお許し願いたいと思います。  今非常に石炭の値段の引合わないために、各炭鉱も休鉱をなさるかたもあり、貯炭も増加して行くというような状況下にあるのでありますが、この石炭の値段自体がどうしてこんなふうにほかの物価の割合に高くなり過ぎたために、国際物価に比べて高くなつたかというようなことにつきましては、先般来しばしば私はお伺いもいたしましたので、今日はこの問題に触れぬのでありまするが、いずれにいたしましても現在の状況下においては、需給の調節がとれないということが非常に炭価というものを安定させない、こういうわけでありますから、先ず需給の安定をどうし……

第19回国会 労働委員会 第20号(1954/05/07、3期、緑風会)

○田村文吉君 只今議題となりました請願、陳情の小委員会におきまする審議の経過並びに結果を御報告いたします。  最初に採択いたしました請願陳情につきまして申上げますと、先ず請願七百六号、千三百六十五号、千四百十八号、千五百二十五号、千八百四十号、陳情三百二十四号、三百四十三号、三百五十三号、三百七十五号、三百八十六号、三百九十五号、四百十号、四百三十八号、四百八十七号等、請願五件、陳情九件は、いずれも労働基準局等の地方移譲反対等に関するものであります。  次に請願千五百九号、陳情六十五号は、いずれも労働基準行政機構改革等反対に関するものであります。  次に請願二千二百六十三号、陳情二十五号は、い……

第19回国会 労働委員会 第24号(1954/05/20、3期、緑風会)

○田村文吉君 伺いますが、通産省の石炭局長さんお見えになつておりますか。ちよつと私は労働対策をお立てになる前に根本的なことを伺いたいのであります。  石炭の原価ですね、価格というものがほかの物価に比べて非常に高くなつている、こういうふうに考えております。というのはまあ今日一トン石炭が七千円とか八千円とかいう、最近まではそういう高い値段をとつておつたのでありますが、戦争の始まつた当時において一トン十円幾らの石炭であつたものが七百倍、八百倍までに暴騰したということ自体に石炭鉱業の非常に大きな危機が来ておる、こういうふうに私どもは考えております。つまり外油というものが入つて来て石炭の代りをするという……

第19回国会 労働委員会 第26号(1954/05/27、3期、緑風会)

○田村文吉君 私も今井上さんの御発言の通りであつたろうと思うのですが、とにかく本会議で報告をするということを前提にした話ではなくて、継続審査をすることについて一つ組もうじやないかというような話であつたと思うのですが、やはり若しか委員長の御発言のあれ誤解されるといけませんですが、この間の申合せは、先ず第一に継続審査にするということが一つ、その次には継続審査をするについて本会議に一応その説明をするということを了承したように伺つているのですが、大同小異でありますが、必ず本会議において三つの方法のどれかを選ぶということではなくて、継続審査をするについて本会議においてそれの説明をするということであつたと……

第19回国会 労働委員会 第28号(1954/05/31、3期、緑風会)

○田村文吉君 ちよと長いと思いますが、大変名文章で結構であると思います。


■ページ上部へ

第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 社会労働委員会 第3号(1955/03/31、3期、緑風会)

○田村文吉君 委員長が決定なさる前に、理事会にお諮りになってなさることが穏当だと思いますので、それを申し上げておきます。

第22回国会 社会労働委員会 第7号(1955/05/14、3期、緑風会)

○田村文吉君 今の結核の問題について、きのう感じたのですが、あるいは私は初めて社会労働委員になったので知らなかったのかもしれませんが、何か結核の趨勢がどんなふうに進んできているのか、そういうようなものを、文書でできておるのじゃないかと思いますが、そういうようなものがございましたら、一ぺん一つお願いしたいと、こう思うのですが、もしなければ、できるだけこまかい点を私は質問しなければなりませんから、そうでなくて済むように一つ結核、らいその他の重要な病気ですね、そういう問題がどんなふうに推移してきているか、そういうものを一つお示し願えればけっこうなんです。

第22回国会 社会労働委員会 第11号(1955/06/02、3期、緑風会)

○田村文吉君 二千二百七十名の人を採用することは、つき添い婦をやめるという条件のもとにこういうことをお考えになってあるわけなんですか。
【次の発言】 完全看護の意味で、専門の看護婦を置かれるという意味でなさること自体は私どもも異議はないのです。ないのですが、また一方から考えると、現在のつき添い婦というのは一体どういう人がつき添い婦をやっているかということを考えてみる場合に、今日の非常に就職困難な時代にそういうことをすることは、大きな政治の面からいってあまり感心したことじゃないのだということが、衆議院の決議になっているのじゃないかと私は思うのです。そこでそういう問題について、私どもは数が少しくら……

第22回国会 社会労働委員会 第23号(1955/07/07、3期、緑風会)

○田村文吉君 関連。外国ではあれですか、すべて看護婦とかそういうあれですね、それに女性とか男性的の名称をつけるのが習慣なんですか、どうなんですか。
【次の発言】 さっきお話のありました歯科衛生手という言葉は、どっか法律用語に出ているのですか。
【次の発言】 現在男の人はなくて、六百二十人が全部御婦人だというのですね、実際問題は。新規に歯科衛生手なんという文字をここに持ち出してくること自体がおかしいのだから。そうすると、やっぱり今の横山さんのお話じゃないけれども、もう事柄はよくわかっているのだから、こいつも衛生士というのを衛生手に改めた場合に、あなた方の方で非常に世論の反撃を受けるとか、何かそう……

第22回国会 社会労働委員会 第25号(1955/07/12、3期、緑風会)

○田村文吉君 あらためて成文で出していただくようにお願いいたしたいと思います。

第22回国会 社会労働委員会 第26号(1955/07/14、3期、緑風会)

○田村文吉君 政府委員に伺いたいのですが、文部大臣の指定している歯科技工士学校という特殊のものがあるのですか。またなければないで、文部省で歯科技工を教える総合的な学校というものがあるのでしょうか、ないのでしょうか。
【次の発言】 そうでもございましょうが、技術上、そういう技術を教えている総合的の学校があるんじゃないかどうかということです。
【次の発言】 そこで、修正案の提案者に伺いたいんですが、歯科大学なり、歯科専門の学校で教育を受けて歯科技術を修得した人が受験する資格を今度なくするということになるんですか。受験の資格はあるんですか、ないんですか。

第22回国会 社会労働委員会 第27号(1955/07/18、3期、緑風会)

○田村文吉君 恐れ入りますが、明日の審議の参考になりますように、今の定義を示していただいたのを印刷にしていただく、と同時にその中に、いわゆる類似行為の中にいろいろな名称がありますね、光線療法とか、あれは一体どういうようなことをやっているものかということのわからんのが中に一、二あるのでございますが、そういうものも一つおわかりになっていると思いますけれども、明日お知らせ願いたいと思います。

第22回国会 社会労働委員会 第28号(1955/07/19、3期、緑風会)

○田村文吉君 関連した問題で伺いたいのですが、大体今の御説明はわかったのでありますが、法律の上で二割を下らざるというようなことできめておる例はまだ他にたくさんございますか。こえざるということを言うものは理由があるのですが、下らざるという法律は、大蔵大臣の意向次第によっては、一〇〇%やっても一いいし、一五〇%やってもいいのだ、こういうことにも解釈ができるのですね。ことに国民健康保険はまだ全国に全部が適用されているわけではないので、これから非常にふえるのです。ふえる場合において、一体下らざるというような条文をお作りになることは、これはたくさん例があるのですか、ほかに。ちょっと私主計官に伺いたい。

第22回国会 社会労働委員会 第31号(1955/07/25、3期、緑風会)

○田村文吉君 先刻労働大臣が自分個人の考えでは全額国庫負担にしてもしかるべきものであるというようなことをお話しになったようでありますが、私はこの国会の議場で西田さん個人の御意見を伺っても仕方がないので、労働大臣としての御意見になるわけであります。でございますから、政府が提案した限りにおいては、三分の一が正当なりと考えて政府は提案したということ一本でよろしいので、それ以上に西田さん個人の御意見をお加えになることは、非常にわれわれの法案審議の上に混乱を来たす。この点は私はっきりとしていただきたいのですが、西田さんの個人の御意見ならばこうした席ではお述べいただかない方が私はよろしいと思うのであります……

第22回国会 社会労働委員会 第32号(1955/07/26、3期、緑風会)

○田村文吉君 議事進行について。このまま五分ぐらい休憩されたいのです。
【次の発言】 緑風会を代表いたしまして本案に賛成の意見を申し述べたいと思います。  このけい肺病に関する法律が検討されましてすでに数年に相なるのでございます。議員立法でもしばしば提案されて参ったのでありましたが、諸般の研究が一応行き届きましたので、このたび政府の提案を見るに至りましたことは同慶にたえないところでございます。私はこのまれなる病気、また外傷性脊髄病にいたしましても、珍しいこの病気に悩んでいられる不幸な人たちのためにこの法律が制定されるのは当然なことではあると考えまして、この一日も早からんことをこいねがって参った……

第22回国会 社会労働委員会 第33号(1955/07/27、3期、緑風会)

○田村文吉君 関連して伺いますが、今のあん摩師の学校で電気療法も教えておいでになるのじゃございませんか。
【次の発言】 あわせて赤外線を使うとか、そういうような問題も研究されたことはございますか。
【次の発言】 その今の電気の問題でございますし、また光線の問題でございますが、そういう問題は現実に今それで職を営んでいる人がある。これに対しては失業されては困るから三年の間に何とか一つ転業してもらいたい、こういうのが今度の法律の案でありますね。そこで、そういうように消極的に考えることも一つの方法であるが、また名前はあん摩師の学校であろうがどういう学校であろうがかまわないが、そういう電気とか光線療法の……

第22回国会 社会労働委員会 第34号(1955/07/28、3期、緑風会)

○田村文吉君 それに関連。今のお話は私質問された方ももっともな意見があると思うので、これはこの法律ができる時からの問題なのです。それで実際の扱いの上で事実労働者は保険料を払っていた。会社の方で仕事の金の都合がつかなんで納めておらなんだというような場合があった場合、実際の扱いにはそういうものを払うような方法の運用ができないものですか。しているのじゃないですか。
【次の発言】 もう少しメリット制を強くする考えはありませんか。
【次の発言】 条文のこまかい問題になるのでありますが、三十四条ですね、三十四条の五が一、二、三、四、五、六号までございまして、それから第二項ですか、第二項のあとに六と書いてあ……

第22回国会 社会労働委員会 第35号(1955/07/29、3期、緑風会)

○田村文吉君 動議を提出いたします。この辺で質議を打ち切って直ちに討論、採決に入られんことの動議を提出いたします。

第22回国会 社会労働委員会 第36号(1955/07/30、3期、緑風会)

○田村文吉君 おそく参りましたので、御質疑がすでにありましたのを重複するかどうかしりませんが、この問題については政府の御当局としては、ほかのかようなものの種類の増額をしてやるとかというようなものとの均衡が失われていくようなことはないか。もう一つは、この問題については文部省の育英資金の関係等々とよく連絡がおとりになれておるかどうか。提案者の方で、もしそういうことがとれておるということがおわかりならば、知らせていただきたいし、そうでない場合は当局の方から一つ御答弁を願いたいと思います。  総じて、こういうようなよくしてあげるというようなことは悪いことではないにきまっておるのですが、ただそれぞれのも……

第22回国会 予算委員会 第4号(1955/03/30、3期、緑風会)

○田村文吉君 今の電力料金の問題につきまして、通産大臣に伺いたいのであります。世界の物価水準から申しますと、家庭用の電灯料は、あまり差がないと言いたいが、日本ははるかに安いのであります。産業電力はほとんど世界の水準に近いところにまで値が上ってきておるのです。ところが今度おとりになりました措置は、家庭用の電力について、三割以上上るものはチエックしょう、こういうことでありまして、消費生活に対する非常に甘いお考えで、生産方面に対しては非常にからい。この点について今日日本の状態から考えてみますというと、生産というものを大いに増強していかなければならぬということで、電力に対しては特別の資金まで、われわれ……

第22回国会 予算委員会 第5号(1955/03/31、3期、緑風会)

○田村文吉君 今まで毎年組んで来られました予算の大綱を見て参りまして、今度お示しになりました予算の三十年度の骨格予算を拝見して、私は毎回実は申し上げてきているのでありますが、何かしらここで根本的に少し考え直しをしなければならない時期に到達しているのじゃないか。この問題がいわゆる経済閣僚ということで問題を常に経済閣僚だけの御答弁を伺っているのでありますが、総理として今非常に町には失業者があふれておりましたり、あるいはまた、学校を出た人が就職ができない、あるいはまた中小企業の人が非常に苦労をしておるとかいうようなことで、貿易の将来の見通しも実はあまり明るくないというような情勢下にございます日本の現……

第22回国会 予算委員会 第8号(1955/05/11、3期、緑風会)

○田村文吉君 通商局長さんにちょっと伺いたいのですが、大体の構想はわかったのですけれども、共産国家を相手にして貿易をする場合には、やはりこちらの方でも一手で売り、一手で買うというような組織が当然必要になって来ると思うのですが、それは第一にそういうふうにお考えになってお進みになるかどうか、これを一つお伺いいたしたい。それから別に共産国家でなくて、今日のような為替管理がみないすれの国もやかましくやっております場合、ややもすれば国内品同士で、さっきのお話のように乱売するというようなことになる場合に、共同販売所を作るとか、一手で売るとかいうような組織になるべくお進みになる御方針でおいでになるのか。それ……

第22回国会 予算委員会 第14号(1955/05/25、3期、緑風会)

○田村文吉君 今までに大きな意味における住宅政策に対して御投下になった資金は総額どのくらいになっておりまして、一年にどのくらいの利子なり、賃借料になっておるか、資料をいただいておるかもわかりませんが、もし大体おわかりでしたらお知らせいただきます。
【次の発言】 それの利息、あるいは家賃とかいうものの収入は一年間にどのくらい見込まれておりますか。

第22回国会 予算委員会 第17号(1955/05/30、3期、緑風会)

○田村文吉君 時間がありませんから簡単にお伺いいたしたいと思いますが、経審長官にまずお尋ねいたしたいのでありますが、経済六カ年計画をお立てになったのでありますが、この六カ年計画の性格であります。それは、すなわち計画なのでありますか、あるいは予想なのでありますか、あるいは希望なのでありますか、これを一つまず第一に承わりたいのであります。そこで計画であるとするならば、ある程度まで統制を用いていかないというと、なかなかこれの実行は困難だ。ちょうど絵にかいたぼたもちといいますか、そういうふうになってしまったんではそんな数字をなまなか見せていただいたことが迷惑です。こういうことなるのでございますので、大……

第22回国会 予算委員会 第18号(1955/05/31、3期、緑風会)

○田村文吉君 関連……。今のお話に関連しておりますが、今日本のあらゆる階層に対する給与の方法が、家族給というものがついておりまして、いわゆる生活給の性質が非常に多いのであります。だんだん変って参りましていわゆる能率給に移らなければならないということは当然なことではありますが、現在の給与の状況では、そういうふうに移りかねるというのが現状であろうかと思うのでありまするが、しかしいつまでもかようないわゆる家族給のような生活給を払っていくような形は正しくないと考えているのですが、大体政府ではそれに対してはいつごろになったならばそういうものはやめる考えをお持ちになっているのか、また、どうしてもやめられな……

第22回国会 予算委員会 第27号(1955/06/18、3期、緑風会)

○田村文吉君 関連。ただいまの高橋君の質問に対して、自治庁長官の御答弁が少し的をはずれておったかと思うのであります。高橋君の聞かれた問題は、今のように各省がセクショナリズムで地方の各種の問題をそれぞれ取り上げてやってきている結果は、地方を非常にこんぱいさせている結果になっているのじゃないか。すなわち中央集権をもっと地方に返したらどうか、こういうような御質問であったと思います。私もその問題について伺ってみたいと考えております。いろいろ地方行政の改革問題について意見がございまするが、私はきょうの高橋君の意見は非常に傾聴すべき意見であったかと思いますし、この点に思いをいたしませんと、どんな改革をなさ……

第22回国会 予算委員会 第38号(1955/06/30、3期、緑風会)

○田村文吉君 一番初めに文部大臣にお伺いいたしたいと思うのであります。最近にはあまり起りませんでしたようですが、昨年来、まあその前からもそうでありまするが、学校の火災ですね、火事が非常に多い。これはまあ国の税金で払われた学校が焼けてしまうと、ひとり児童が困るだけじゃない、その父兄、市町村、みな困る。それでなるべく一つ火災をなくするということが必要なことなのでありまするが、私は一つの案としてもう少し不寝番のようなものを学校に置く。それは相当経費がかかることになるけれども、一朝焼けたような場合を考えてみまするというと、非常に安い経費だ。いわんや昨今のように失業者が多い時代でございまして、いわゆる国……


■ページ上部へ

第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 社会労働委員会 第4号(1955/12/13、3期、緑風会)

○田村文吉君 委員長、今御質問申し上げていいですか。
【次の発言】 お言葉の中に、内地の人が想像していたのとはだいぶ違うということは、どういう意味でありますか。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 今の問題に関連してちょっと伺いたい。ちょうど今いい問題を山下委員から出されたと思いますが、よく水爆の実験がございますというと、たとえば遠くの方で何万カウント空気が汚染されたとか、水がどうとかという問題がよくいわれる。その場合の問題として、一体これが害があるのかないかということについては、もう害があると言う人もあるし、近ごろはだんだんなれっこになって、三万や五万のカウントがあっても何も害はない……

第23回国会 社会労働委員会 第5号(1955/12/15、3期、緑風会)

○田村文吉君 御質問の順序を整頓しておりませんので、あるいはちぐはぐな御質問になるかもしれませんが、労働大臣は労働委員長をやったり、労働委員の長い御経験もお持ちになっておりますから、十分に御認識を持っていらっしゃることと思うのでありますが、現在のこの日本の失業者の状態、それから同じ勤労者にいたしましても、収入の高下というものが非常に多いわけなんです。こういうようなことが、やはり物平らならざれば、何といいますか、非常に社会不安を招く原因の一つとも相なっておるものと考えるのであります。これは私労働省全体としての御意見としてまず伺いたいのでありますが、在来まあ紛議が出ました場合に仲裁をする、あるいは……

第23回国会 予算委員会 第7号(1955/12/15、3期、緑風会)

○田村文吉君 まずもって文部大臣にお伺いいたしたいのであります。国民道義の頽廃から考えまして、今日ほど文教の刷新が要望されているときはないと考えるのであります。在来ややもすると第二の国民を作るべき教育の問題が党派的に利用されたというようなこともないでなかった。こういう点を遺憾といたしておったのでございまするが、今日は国民多数の支援を得て成立いたしております鳩山内閣の文部大臣として清瀬さんが御就任に相なったのでありますので、私どもは実は総理大臣以上に文部大臣の今日の時代において重責であるということを痛感せざるを得ないような感じを持っております。そこでややともすると清瀬さんは保守反動だとすぐ反撃を……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 社会労働委員会 第7号(1956/02/14、3期、緑風会)

○田村文吉君 これは韓国人の問題云々でございますが、中小企業にはこういうことはえて非常に多いのでありますから、こういう問題のために一つ一つ出張して調査するということはいかがかと考えますので、一応これは理事会でお諮りなされて、理事会のほうでお話がまとまりましたらおきめ願いたい。今すぐここでそういうことを決定するのはちょっと早いと思います。いわんや労働省のお調べというのはほとんど出ておらぬわけです。もう少し進んで、理事会で御相談の上でいいということでございましたらその上で……。

第24回国会 社会労働委員会 第8号(1956/02/16、3期、緑風会)

○田村文吉君 ちょっと中野さんに伺いたいのでありますが、中野さんのおあげになった数字を厚生省の当局としてはお認めになっていただける数字なのでありますか、たとえば大阪では一八・五減ったとか。香川で一三・五減るとか、京都では一五%減るとかいう数字ですね。厚生省で、三月調査というものでやった数字でやったからそれで食い違いはないと、こういうことをお述べになったのですが、これは実は厚生省当局の方で、その数字は大体肯定のできる数字なのでありますか。
【次の発言】 そこで中野さんに…。そういう非常な常識的に考えてもあり得べからざるような食い違いがあるのですね。そういうものについては厚生省においでになって、そ……

第24回国会 社会労働委員会 第11号(1956/02/24、3期、緑風会)

○田村文吉君 ちょっと専門家ではない私どもには納得のいかない点があるのですが、なぜ初診料と注射料というものを含めたという考え方にならなければならぬのか。もしなんなら、初診料というものを下げて注射料を上げて、注射というものは損のいかないようにするというような方法はなぜとることができないものであるか、これはちょっとしろうとの私どもにはわからない。この間から伺っておりますというと、日本において注射というものが乱射され過ぎているというようなお言葉をちょいちょいほかの方からも聞いたのでありまするが、そういうことをとめるならとめるとか、あまりそういう方に走り過ぎることは悪いというなら、ほかにこれを制約する……

第24回国会 社会労働委員会 第16号(1956/03/16、3期、緑風会)

○田村文吉君 今の公共企業体労働関係法に重大な関係のある問題なんでありますが、これのこまかい審議の方法については、今お話があった通りで、追っておきめいただくのはけっこうでありますが、私根本的に、この問題について一つ疑いがある点がある。というのは、ちょうどいい機会で、一般の労働問題としての質疑をお許しいただいている際でありまして、ただいま局長がおられますので、私伺っておきたいと思うのでありますが、私どもの古い時代の考え方と言えば言えるでありましょうが、昔の大工であるとか、あるいは人夫であるとか、左官であるとかいうような人たちの賃金というものは、あるいは米三升あるいは米四升、米五升というような、あ……

第24回国会 社会労働委員会 第19号(1956/03/29、3期、緑風会)

○田村文吉君 簡単な問題ですが、平壌に四十八人が集結したということはどういう人たちがそこへ集められたのですか、集まられたのでありますか、それがおわかりになりますか。
【次の発言】 それ以外には帰りたいという人がないということに了解していいのでしょうか。
【次の発言】 犯罪か何かを犯したためにという名目で押えられているような人がいるのでしょうか、いないのでしょうか。
【次の発言】 関連。局長に伺いますが、今の山本委員の質問の、政府の、国会の承認を得るということは、将来予算上資金上等の問題が起る場合に関係することも考慮して国会の承認を得るというように、誤解じゃないが、ちょっと話を私は伺ったのですが……

第24回国会 社会労働委員会 第20号(1956/03/30、3期、緑風会)

○田村文吉君 関連しまして……。現在の委員の方々はどういう方々が委員になっておりますか、名前をちょっと……。
【次の発言】 昨年一年で何回くらいその会を開かれたのですか。
【次の発言】 審議会にかけられた事項というのは、どういうことをおかけになって、どういう審議会の答申をなすっておいでになりますか。全く無用なような形になっておるのでは、若干でも国費を使っておることでもございますから、注意していただかなければならぬし、今の山下委員からお話のあったように、全然、名前だけは連ねておるけれども、さっぱり出ておらぬというようなことで、その会が運営がうまくいっていないようならば、さらに三年間延長するという……

第24回国会 社会労働委員会 第22号(1956/04/12、3期、緑風会)

○田村文吉君 関連して……。今の委員の選任の問題ですが、なるべくこういう委員は裁判官のような位置を持っておられるというようなことになれば、非常に安心して労使双方ともまかせることができるし、信頼ができるということになるのだが、今のような問題は、御質問のあった問題は、委員の任期が二年ですね、二年たつとかわるわけです。で、かなり政党の勢力に左右されるおそれがあるのではないかというところが今の平林委員の質問の意味であると思うし、私も実はこの制度については非常に興味を持っているのでありますが、やがてはひとり公共企業体だけでなく、あらゆるものに対してこういう制度が願わしい。労働裁判のような、これは憲法の改……

第24回国会 社会労働委員会 第23号(1956/04/13、3期、緑風会)

○田村文吉君 簡単に政府原案に賛成いたしまして、修正案に反対の趣旨を申し述べます。  修正案の趣旨はかなりに私どもの気持がわかるような点が多いのでありまするが、それらは運用の面において十分注意してやってもらうならば、政府原案でやっていけるのではないか、こういうふうに考えますので、あえて修正案を作るまでもなく、政府原案に賛成する次第であります。労使間の紛争がややもすれば階級的の闘争になりましたり、あるいは政党の著しい摩擦と相なっておるようなことは、私非常に遺憾に考えております。国民の総幸福をこいねがう見地から考えたときに、政党が変ったからといって、この労使関係に関する限りにおいては、そう著しい相……

第24回国会 社会労働委員会 第30号(1956/05/02、3期、緑風会)

○田村文吉君 あまり勉強もしていないで伺って恐縮でありますが、今度の改正のおもな問題の中に、第六章の営業という問題がございます。そこで、営業する人が、衛生管理者のような者を業種によっては置かなければならないということになりますが、これは中小企業に関係するところが相当ございますか、ございませんか。たとえば、どういう種類のものが政令で指定の中に入るのでありますか、私のおそれるのは、中小企業者がこれがために非常に当惑するような事態が起らなければけっこうだがと思うのですが、どうなんでしょうか。
【次の発言】 もう少しく具体的に、一般の中小企業で作っております菓子類、まあ日本古来のお菓子でございますと、……

第24回国会 社会労働委員会 第31号(1956/05/04、3期、緑風会)

○田村文吉君 政府は三十五年までに国民皆保を提唱しておられますが、非常にけっこうなことでございますが、どういう方法で、またどんな形態に進めることを期待しておいでになりますか。具体的に言いますと、国民健康保険一本に近づけようというお考えをお持ちになっているのか、あるいは現在ございます健康保険は健康保険とし、また現在三千万人の保険に入っていない人たちに対しては新たな保険を考えているのか、まるく一本にまとめていこうというお考えを持っているのか、また、同じ健康保険の中でも、政府管掌の保険と組合の保険とございますが、こういうものをなるべく一本に近づけようというお考えを持っておられるのかどうか。その点につ……

第24回国会 社会労働委員会 第36号(1956/05/17、3期、緑風会)

○田村文吉君 最近に起りました非常に不幸なことであったと思うのですが、尾高大学教授が歯の治療を受けておりまする際に、ペニシリンの中毒のために頓死をされたということが新聞に伝わっておりました。まことにお気の毒にたえないことでございまするが、新聞紙の伝うるところによりましても、また私のさきに聞いておりましたところによりましても、この問題は今度がむろん初めてではないのでありまして、しばしばかような問題が起ってきているということでございます。  そこで原因のわかっていることで百人の人が死んだ場合には、これは一つただすべき方法は考えられるのでございまするが、原因がわからないで一人の人が死んだということで……

第24回国会 社会労働委員会 第39号(1956/05/24、3期、緑風会)

○田村文吉君 議事進行について。私はただいまの山下委員の御発言の通り、山下委員からこういう問題、こういう問題ということを大臣に対して私は提起していただくこと賛成であります。私は、ただせっかくの国会の議事をあまり実のない、まとまらない話になることは遺憾に思いますので、おそらくは五カ年計画というものに対しては、まだお立ちになっていないかもしれません。けれども、こういう問題について、ああいう問題についてという厚生行政の大綱についてははっきりと一つ、私どもも伺いたい点もございますから、まず山下委員から御発言を願い、それに対して御答弁を願う、それが本日無理ならば明日でもけっこうでありますから、そういうふ……

第24回国会 社会労働委員会 第40号(1956/05/25、3期、緑風会)

○田村文吉君 私、議事進行について発言いたしたいのでございますが、先ほど山下委員から政府に対して重要な問題についての御質疑があったのでございまするが、事きわめて重要な問題であるし、われわれもその中で知りたいという問題もあるのであります。しかし、会期も切迫している今日でございまするので、なるべく時間を節約していく必要もあると考えますので、明日さらに委員会を開きまして、質問の要領に対して政府の簡潔な御答弁、しかも明瞭な御答弁をお願いすることにいたしまして、本日は健康保険に関する質疑は一応打ち切りまして、次の、本日の懸案になっておりまする労働保険審査官及び労働保険審査会法案に移られることの動議を提出……

第24回国会 社会労働委員会 第41号(1956/05/26、3期、緑風会)

○田村文吉君 両方の御主張があるようでございまするが、私は、この問題が先般の委員会で問題になりました当時のことを十分に承知いたしております。そのときにおきまして政府には資料がない、何とか政府から資料を出す手はないかということで、ずいぶん追及をされましたのでございまするが、結局委員側の方で、それならばせめて公立病院だけでも資料をその辺ですぐとれるじゃないかというお話がございまして、そういうことになりましたのでございまするから、今日さらにあらためて、今度は民間の資料を出して下さいということをおっしゃることは、少しく私は難題であると、かように考えるのであります。私はこの動議には賛成できませんので、願……

第24回国会 社会労働委員会 第44号(1956/06/03、3期、緑風会)

○田村文吉君 ただいま議決をみました母子福祉資金の貸付等に関する法律の一部を改正する法律案に付帯いたしまして、左の決議案を各派共同提案をもって提出し、皆さんの御賛同を得たいと考えます。まず決議案を読んでみます。   母子福祉資金の貸付等に関する法律は、施行以来母子家庭の福祉増進上重要な役割を果しつつあるが、本法は母子福祉に関する施策の一部面を具現したものに過ぎない。よって政府はすみやかに母子福祉に関する総合法の制定に努力すべきであるが、とりあえず次期国会において左の点に関し改正措置を講ずるよう強く要望する。  (一) 佐宅補修資金の償還に関し据置期間を設けるよう努力すること。  (二) 地方財……

第24回国会 予算委員会 第16号(1956/03/15、3期、緑風会)

○田村文吉君 厚生大臣にお伺いいたしたいのでありますが、日支事変、大東亜戦争に基きまして、第一に軍人、軍属その他これに準ずべき者の戦病死者の数であります。それから第二に行方不明になっている者の数、第三に国外の残留者の数、それから第四に非戦闘員でありまして、たとえば内地で爆撃を受けたとか、あるいはまた外地で捕虜になってそのまま死亡してしまったというような統計数字を一度国会の記録に残しておきたいと考えますので、もう今日は大体明瞭していることと考えますから、御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 その他の数字についてはとおっしゃいますと、どこでそのお調べができ上ることになっているのでしょうか……

第24回国会 予算委員会 第20号(1956/03/24、3期、緑風会)

○田村文吉君 大へん総理にもお疲れのところをわずらわせて恐縮並んでありますが、私が最後の総括質問の光栄を有しているわけであります。きわめて素朴な質問でございまするけれども、今国民の大部分の人が感じていることを私は総理に訴えて、そして総理はどういうふうにこれを善処されようとしておるか、これを伺ってみたいと、かように考えております。  問題はきわめて素朴な問題でありまするが、保守と革新との二大政党ができ上りましたということは、一面今後の政党政治の運営の上においてけっこうなことであるというふうにだれしも考えております。私もまたその一員でございます。ところが、イギリスとかアメリカにおける、保守、革新と……


田村文吉[参]委員会統計発言一覧(全期間)
1期- 2期-| 3期|- 4期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院3期)

田村文吉[参]委員会統計発言一覧(全期間)
1期- 2期-| 3期|- 4期
第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 人事・労働連合委員会 第1号(1954/05/13、3期、緑風会)

○田村文吉君 二、三のことを伺いたいのでありますが、これは問題が非常に大きい問題であるのですが、現在のいわゆる公共企業体類似の官庁における給与の問題ですが、ひとりそれだけでない、公共企業体もそうであるし、民間もそうであるのですが、家族手当というようなものが未だについている。給与の体系というものが非常に複雑になつていると申さなければならんが、その中において一番各国に例を見ないような家族手当という問題でありますが、今度の法案の第五条によりまして、能率の向上によつて収入が予定より増加したような場合には、その金は大蔵大臣の了解を得た上で給付することができる。こういうようなことになつていますが、そういう……

第19回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1954/03/24、3期、緑風会)【議会役職】

○仮主査(田村文吉君) それでは只今から予算第二分科会を開会いたします。  年長者の故を以ちまして参議院規則第七十五条によりまして私が正副主査互選の管理をいたします。  これより第二分科会の正副主査の互選を行います。
【次の発言】 只今の御動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めまして、さよう決定いたします。  それでは私より主査に三橋八次郎君、副主査に武藤常介君を指名いたしたいと思います。
【次の発言】 先刻御説明頂いた中の特殊土壌地帯対策審議会ですね、そういうものはかなり農林省の関係と非常に重複しておるように考えられる面があるのですが、何か調査についての或る程度の限界はお……


■ページ上部へ

第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 内閣・社会労働委員会連合審査会 第1号(1955/07/19、3期、緑風会)

○田村文吉君 提案者に伺いたいのですが、将官、佐官の号俸の上げ方を遠慮されたことは、常識的にわかるのですが、これは文官とのつり合い上一向差しつかえないという理論的な何か根拠がございますか。
【次の発言】 大体そうしますと政治的の考慮のもとにこれが行われたので、理論的には必ずしも徹底したお考えではないというふうに了承いたしてよろしゅうございますか。
【次の発言】 政府の御当局に伺いたいのでありますが、まあ今度の軍人恩給等に対しては、当然にしてあげなければなるまいということは一般的には考えられておりますが、さて財政的な問題になってくると、これは非常に国民全般が頭が痛む問題になっております。こういう……

第22回国会 予算委員会公聴会 第1号(1955/06/16、3期、緑風会)

○田村文吉君 一つ伺いたいのでありますが、先生のおっしゃいますいわゆる財政の地固めという問題と、今度の自由党の修正案というものは対立的な問題として考えられるということでございますが、そこであなたにお伺いしたいことは、貯蓄という、減税ということは、いわゆる地固めという意味にお解しになるかどうか、むしろ例をあげて言うならば、今度の二百十五億全部がもし減税にこれが向けられたという場合においては、あなたのお考えになっておる地固めには遠いものか近いものか、そういう意味でちょっと御解釈をいただきたい。
【次の発言】 重ねてはなはだ恐縮ですが、仰せになる地固めという意味は、私どもはいわゆる歳出をできるだけむ……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 社会労働委員会保険経済に関する小委員会 第1号(1956/05/16、3期、緑風会)

○田村文吉君 ちょっと読んでいただきたいんですが……。
【次の発言】 あわせて徴収決定済額も……、これは昨年とことしのは比較はないんですか。
【次の発言】 ちょっと、一般社会保険というのは国民健康保険がこれに加わったというだけですね。
【次の発言】 年別のグラフはありませんか。これは月別ですね。年別のグラフがあると非常に参考になるのですが、ありませんか。
【次の発言】 厚生省で出ておりますか。
【次の発言】 件数ですよ。
【次の発言】 お作りになってなければけっこうでございますよ。
【次の発言】 三年間ですね。
【次の発言】 今の問題について、関連しているのですが、この請求額というのは、その月……

第24回国会 社会労働委員会保険経済に関する小委員会 第3号(1956/05/18、3期、緑風会)

○田村文吉君 参考人にお伺いする材料として、政府の方のきのう来の数字についてのことをお伺いしたらいかがかと思いますが……。
【次の発言】 少しゆっくと聞かしていただきたい。  それで私ども常識的に考えると、一年おきに非常に波を打っているという数字を今拝見したのです。従いまして、前年度の例をもって今年もすることが必要であるという御説明はごもっともです。しからば問題になるのは、なぜ前年度のある月の分のものをもってそれに乗数をかけてお出しになったか。これは予算を作る上において、毎年予算をお作りになるのは大体同じ月、同じ方法でおやりになっておるのか、私はそれを第一に伺いたい。そういう方法で毎年やって、……

第24回国会 社会労働委員会保険経済に関する小委員会 第4号(1956/05/22、3期、緑風会)

○田村文吉君 ちょっと伺いますが、入院料の三十円、あるいは外来の一日十円あるいは三十円、補綴の三十円というような数字は何ですか、全国みな一緒なんですか。
【次の発言】 初診料の五十円の負担というものも一緒なんですか、これは違うのですか。
【次の発言】 現在地方のあれじゃ違っているようですね、一部負担の金額が。
【次の発言】 なおお確かめしたいのですが、そういうことになりますと、物価の安い地方における入院料でも、物価の高い都会における入院料でも、本人の負担が三十円ということになりすというと、つまり地方の方では負担率が都会の人よりも多い、こういう結果になるのですが、それを御承知の上での御案ですか。

第24回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1956/03/19、3期、緑風会)

○田村文吉君 関連して。今の問題ですがね。ひとり参議院だけじゃない。衆議院であろうが、国の営造物全部に関して関係する問題だと思うので、私は秋山委員の言われたことは非常にもっともな点があると思う。これはただ参議院とか衆議院だけの問題じゃないのだが、一体国がそういうことについてはもう少しはっきりした態度をきめていく必要があるのではないか。今の法制下においてはやむを得ないということになるのですかね。
【次の発言】 ついででありますから、衆議院で今度できます新築は、庁舎の増築はどこなんでありますか。それから議員宿舎というものが今度できるのですが、これはどこへできるのでありますか。

第24回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1956/03/20、3期、緑風会)

○田村文吉君 何ですか、この非常に重大な仕事をおやりになっておるのですが、三十九人くらいの人で一体これだけの、お述べになったことだけでも大へんなんですが、これは経済企画庁あたりにむしろまとめておやりになるということの方が、何か合理的なような気がするのですが、そういうことは実際の運用上お差しつかえないのですか。
【次の発言】 いや、御希望なんでしょうが、私どもは資源調面会というものは中途半端でこれじゃいかぬが、しかし非常に重要なことをおやりになっておる。で、私はその仕事自体を非常に重大にアプリシエイトするのですが、さて実際おやりになりますと、洪水調査にしても事実あれだけの人たちで洪水調査なんかで……



田村文吉[参]委員会統計発言一覧(全期間)
1期- 2期-| 3期|- 4期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

田村文吉[参]在籍期 : 1期- 2期-| 3期|- 4期
田村文吉[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 3期在籍の他の議員はこちら→ 3期参議院議員(五十音順)  3期参議院議員(選挙区順)  3期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。