田村文吉 参議院議員
1期国会発言一覧

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田村文吉[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田村文吉参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

田村文吉[参]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 参議院本会議 第23号(1947/08/18、1期、緑風会)

○田村文吉君 先程來政府委員の御説明によりますと、戰災、疎開による喪失家屋及び引揚者の需要戸数を合せますと、合計三百三十二万戸が早急に補給を要することになつておるのであります。この外に戰時中からの自然供給不足数が百八万戸も当然補充せねばならないというのであります。この戰時中の自然供給不足の百八万戸は、仮にいわゆる耐乏生活を更に暫らく継続する意味において辛抱せらるべしといたしましても、戰災者と引揚者のための三百三十二万戸だけは、一日も早く建ててやらねばならぬ絶対的必要に迫られておるのであります。(拍手)然らばこれに対して今日まで幾ばくの家が建てられたか申しますと、終戰第三年を迎えた八月の今日まで……

第1回国会 参議院本会議 第55号(1947/11/21、1期、緑風会)

○田村文吉君 今回の民法の一部を改正いたしまする法律案に対する修正案を提出いたしましたので、その理由内容を御説明申上げたいと存じます。  婚姻に当りまして子供が生れるまで、或いは家風に合うか見定めるまでといつた意味合から、直ぐに届出でしない慣習が地方によつては相当廣く行われ、知らず識らず長年月に亘り婚姻の届出を怠る例が多数あるのであります。その外にも道徳的の善悪は別問題といたしまして、多くは男子の怠慢と不都合によりまして、内縁関係のまま事実上の夫婦であるものもその数少くないのであります。このような事実上の、夫婦関係、即ち内縁の夫婦関係に民法上いかなる保護を與えるかの問題は、古くから民法改正上の……

第1回国会 参議院本会議 第62号(1947/12/05、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は緑風会を代表いたしまして、本決議案に対する賛成の意見を開陳いたしたいと存ずるのであります。  実はこの問題は、今日かようにどん底に追い詰められましてから本決議案を出しまするようなことは、少しく六日の「あやめ」の嫌いがあるのでありますが、併し先月は衆議院おいて電力危機突破に関する決議案が行われておつたのでありまするし、この状態はすでに昨年から、又今年の春、今年の夏の状況から見ましても、当然起こるべき運命であつたのでありまするから、必ず何らかの施策が行われて、この冬は我々はこのような目に遇うことなく済むものと考えておつたのでありますが、遂に今日このような状況に立ち至つて参つたので……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 参議院本会議 第21号(1948/03/23、1期、緑風会)

○田村文吉君 今年一月一日我々の最も尊敬するマツカーサー元帥は年頭の辞において、「占領は如何に慈悲深く有益なものであろうと、精神的高揚の代りを勤めることはできない。」と言われたのでありまするが、つらつら今日の世相を見ますると、未曾有の敗戦に引続く連合軍の占領という、國民の曾て予期せざる精神的の衝撃によりまして、一時の放心虚脱状態は止むを得なかつたとは申せ、終戦後満三年を迎えんとする今日、而も連合軍最高司令部においてもあらゆる方面に亘り、自力更生による日本改造再建の設計と、これが実行に関する援助を與えられつつあるにも拘わらず、國民精神は以前として低調を免れず、すでに礼儀は失われ、法律は軽んぜられ……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 参議院本会議 第4号(1948/12/06、1期、緑風会)

○田村文吉君 総理はその施策方針演説の中に、講和会議促進態勢に関してお話になつたのでありますが、終戰以来すでに三年有半、心ある大多数の國民は閉門謹慎の態度を以て、口には出さなくても、一日千秋の思いを以て、平和的な、自由な独立國家の招来を祈念しておるのである。又産業界の人々は賠償問題が一日も早く決定せらるることによつて、過去の不幸は不幸と見とめ、新たなる勇気を奮い起こして再生日本の経済復興を仰望しておる次第であるのに、三年有半の今日に至るも、尚いつになつたら講和会議が開かれるのやら皆目検討が付いておらんのであります。山河敗れたりと雖も、食乏しきと雖も、日本國民はその過ちを悟つて平和建設のために、……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 参議院本会議 第17号(1949/04/20、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は「概念論は止めろ」と呼ぶ者あり)縁風会を代表いたしまして原案に賛成するものであります。(拍手)  次の点におきまして三点の不満があるのでありますが、(「誰が修正案を発案した」と呼ぶ者あり)在來陷り易かつた予算の分捕り主義、或いは運動主義と申しましようか、さような弊風を一擲いたしました点において、第二に、この予算は絶対黒字の健全予算であります。(「何故修正案を出すのだ」「修正する必要はないのじやないか」「そうだそうだ」「默つて聞け」「しつかりやれ」と呼ぶ者あり)  次に私はこの予算に不満の点があつたと申上げました点を申上げます。(「よく分つておる」「どうして反対しない」と呼ぶ者……

第5回国会 参議院本会議 第31号(1949/05/22、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は緑風会を代表して簡單に本案に賛成の理由を述べんとするものであります。  ここに提案されました労働組合法及び労働関係調整法の改正案は、労働組合の民主性並びに自主性に対する規正と、使用者側の不正労働行爲の取締及び労働委員会特に在來の中立委員の権限の擴大等、これを終戰直後でき上つた旧法に比べて若干でも整頓改善を示したものとして賛意を表する次第でありまするが、ただこの改正が労資間の権利義務を明らかにせんとする、いわゆる取締及び規正の末梢に流れて、ややもすると欧米組合法の模倣を整備するに過ぎなかつた点において、聊か失望を感ぜざるを得なかつたのであります。なぜかならば、日本には日本特殊の……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 参議院本会議 第14号(1949/11/18、1期、緑風会)

○田村文吉君 先ず大蔵大臣にお尋ねいたします。  第五国会におきまして、いわゆるドツジ・ラインに沿うて画期的な本年度予ざをお立てになり、インフレ克服を企呼せられまして、幸いに概ねその目的に近付きつつあることに対しましては敬意を表するものでありまするが、当時私共から御警告申上げたような金融の不円滑がますますその度を強め、折角本年三月まで上昇線を辿つて来た生産指数も四月以後は六十七、八%の線に停頓するようになりまして、今後来るべき冬季の電力飢饉に際会いたしまして、生産指数は更に低下、逆転する虞呉があり、一般産業界の危機を招来するのではないかと危惧されておるのであります。生産指数並びに物価指数は停頓……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 参議院本会議 第28号(1950/03/15、1期、緑風会)

○田村文吉君 只今上程となりました決議案の趣旨説明を試みたいと思います。  先ず決議案を朗読いたします。    積雪寒冷地帶に対する負担の妥当公正化に関する決議案   国土の約六〇%を占める北海道、東北、信越、北陸地方及びその他の積雪寒冷地帶は、人口密度も低く、住民は窮乏を極め、産業の開発、文化の普及が甚だしく遅れている。   その原因は自然的悪條件によることもとよりながら、政治の分野においてこれら地帶の住民に対する歴代政府の施策がその当を得なかつたによることも大であると言わなければならない。   平和的新日本建設のためにも、人口及び失業問題解決のためにも、この地域に住む住民の上に公平な考慮を……

第7回国会 参議院本会議 第37号(1950/04/03、1期、緑風会)

○田村文吉君 緑風会大多数の意見を代表いたしまして賛成討論をいたします。  緑風会は新予算において、国税、地方税を合せて若干の税負担の軽減されておることは認めるのでありまするが、我が国国民の負担が尚著しく不当に高額でありまするために、国民が塗炭の苦しみを嘗めつつある現状に鑑みまして、歳入の部におきまして所得税八百三十億円を減額し、これに見合う歳出において公債五百億円の償還を延期し、鉄鋼補給金百三十億円、食糧輸入補給金二百億円を削減する修正案を立てたのでありましたが、不幸にして諸般の事情によりまして、遂に諸君の御審議を願うに至らなかつたことを甚だ遺憾と思うものであります。私は税は幾らでも安い方が……

田村文吉[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院1期)

田村文吉[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 鉱工業委員会 第1号(1947/07/02、1期、緑風会)

○田村文吉君 さつき大屋さんからのお話も至極御尤もなことでありますが、皆さんが一々お会いになつて知るということも困難な問題だろうと思いますから、適當な候補者がおありになりましたら、御決定になる前に、只今お話のような墾談式のものでも結構であります、又正式にお諮り下されても差支ないと思います。委員の意向を御参酌下されて御決定下さる、こういうことで如何でございますか。

第1回国会 鉱工業委員会 第7号(1947/08/19、1期、緑風会)

○田村文吉君 これを拜見いたしまして、直覺的に感じましたのは、金の位が變つて來たのでありますから、相當にすべてを御訂正になるのはわかつておりますが、年限の若いのと古いのに對するお上げになりました率等が皆變つておりまして、それについての御説明がはつきり承れなかつたように感じますが、これを一應少し御説明頂きたい。  それからもう一つ、大分この戰爭ですべての状況も變つて參つておろうかと考えますので、この機會に發明、實用新案、意匠、登録等に對する現在の件數及び傾向等を若しデータで頂くことができれば、大變仕合せだと思うのであります。
【次の発言】 丁度今審議中でございますから、この機會に御印刷になりまし……

第1回国会 鉱工業委員会 第8号(1947/08/27、1期、緑風会)

○田村文吉君 甚だ私素人で、調べておりませんから、こういう質問を出すと考えますが、各種の陳情書が澤山參ります。それに對して本件の如き問題は、假に小委員會なり本委員會で尤もである、こう考えた場合に如何ようにこれを取扱われることができますか。その邊について他の委員會にも澤山例があると思います。運營の上においてどういうふうにこれが取扱われるようになるのでありますか。これを大體伺つてからこういう問題を一つ處理して行つて頂きたいと思います。私は餘りよく知らんものでありますから伺うのでありますが……。
【次の発言】 今小委員、小委員というお話がありましたが……。

第1回国会 鉱工業委員会 第10号(1947/10/03、1期、緑風会)

○田村文吉君 二つのことを商工大臣にお尋ねいたしたいのであります。その一つは、只今の平岡委員の御質問に対しまして大臣から、國管にすればどうして石炭が余計出るかという答弁として、それならば國管にしなかつたならば果して余計出るか、こういうことが答えなれないと同じに答えられない、こういうようなお言葉に承つたのでありますが、それで私はそれに対しては、昭和二十年の終戰の当時の一ケ年の出炭量が二千二百三十三万トンでありまして昨年の出炭量が二千二百五十二万トンと相成つております。今年の四月から九月までの出炭量が千二百九千三万トンこれは九月の下旬のまあ推定でございますけれども、千二百九十三万トン、これを昨年の……

第1回国会 鉱工業委員会 第16号(1947/11/08、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は今の亞炭の小委員の一員であつた關係上、只今委員長から委員の一人からこういう意見があつたと、こういうことがございましたので、その意見を皆さんの前に御開陳して置くことも無駄でないかと考えますので、一應申上げて置きますが、この今の配炭公團から除くという問題と、それから亞炭増産に關する請願と大體その狙つておるところは一つでないかと思うのでありますが、現在或る縣における状態から見ますと、四百圓で仕入れられた亞炭が六百圓、或いは五百圓で仕入れられた亞炭がその土地で使う場合に七百圓、約二百圓以上の差があるのでありまして、在來これを自分で掘つて自分で使つております場合には、一トンについて二百……

第1回国会 鉱工業委員会 第20号(1947/11/27、1期、緑風会)

○田村文吉君 先刻小林委員からの御質問がありまして、商工大臣の所信をお質しになりました中に、經營者も全面的に反對であり、勤勞者の方でも、昨今の状勢では、外の意味において全面的に反對のような空氣に見えるが、そうするとせつかく業者の増産意欲を發揮させてやるという商工大臣の始めの御趣旨が通らなくなるのではないかというようなことについての御質問がありましたのですが、その點についての大臣の御答辯を、私も承りたいと考えておつた問題でありますが、重ねて大臣の御答辯をお願いしたいと思います。
【次の発言】 皆さまの御贊同を得まして、商工大臣にお尋ねをいたしたいのでありますが、昨今の電力事情の窮迫は御承知の通り……

第1回国会 鉱工業委員会 第21号(1947/11/28、1期、緑風会)

○田村文吉君 二、三の点についてお尋ねを大臣にいたしたいと思います。先刻來御説明が断片的にあつたようでありますが、指定炭鉱であることと、非指定炭鉱であるということは非常に違いがあるわけです。そこで今度の國管案の眼目となるところは指定炭鉱の問題だろうと私は考えております。指定炭鉱の標準については初めは五万トンとか十万トンという標準を大体考えておつたようですが、その後さような標準をとつてしまつて、修正案には、能率、生産費、品位、出炭量等に基いて、これを六ケ月ごとに、管理委員会にお諮りになつてそこで商工大臣が指定するということになつておるわけですが、大体どういう御標準をお持ちになるのか、これは簡單な……

第1回国会 鉱工業委員会 第24号(1947/12/02、1期、緑風会)

○田村文吉君 先般來石炭の國管案が出ましてから、商工大臣の御説明その他を伺いましても、今度の國管案は全く増産のための國管案である。こういうふうに承つておつたのでありまするが、午前中の総理大臣の藤井君に対する御答弁の中に、石炭だけではないが、重要産業に対しては、國家がこれに関知し、場合によつては積極的に経営するというようなことが今日の時代としては必要なことであると、こういうふうの御答弁があつたのでありまするが、これは或いは結果においてそれが増産になるから、國家が関知し、或いは國家がその経営に参加し、或いは経営するということが増産になるからなさるという御意味で御答弁になつたのでありますか。それとも……

第1回国会 鉱工業委員会 第26号(1947/12/04、1期、緑風会)

○田村文吉君 議事進行についてお尋ねいたしたいのですが、私の御質問申上げることは十五分か二十分かかると思うのであります。まだ外におありのようでありましたら、中食後にお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 大臣がお見えになりましたらと思つておりますが、その前に一つ平井さんに伺つておきます。  問題の第三條でありますが、先刻から度々この問題についての應答が行われたのでありますが、私ははつきりどうしても呑み込めない点があるのですが、「生産協議会の議を経て定められた事項以外の事項について、」云々というふうになつておりまするが、「生産協議会の議を経て定めらはた事項以外」というのは、どのような事項が想……

第1回国会 鉱工業委員会 第27号(1947/12/05、1期、緑風会)

○田村文吉君 簡單な問題で一つ伺いたいのですが、今の修正案のこの六ケ月に決めるという意味は、定期的に六ケ月毎にやるという意味ですか、一つの炭鉱は期の途中でも指定され、或いは指定解除されることがあるわけですか、例えば年度初めにこれをやる時に、四月なら四月一齊に指定炭鉱にする、六ケ月経つてから指定か非指定か決める、こういう意味でありますか。期の途中でも一つ一つの炭鉱が六ケ月毎に指定を受けるのですか。
【次の発言】 議を経てという文字が沢山使われておりますが、これは同意を得てとかいうことを全く同じでありますか、或いは違う点がありますか。
【次の発言】 その点を少し御説明頂きたいのですが、同意を得てと……

第1回国会 鉱工業委員会 第28号(1947/12/06、1期、緑風会)

○田村文吉君 只今の問題について、分らない点を伺いたいのでありますが明年の四月からこの法律が施行になりますると、三千三百万トンでありまするか出炭をしなれけばならん。それにはいろいろの命令指示を行なつて行かなければならん、こういうことになるわけでありまするから、大体明年度の予算には、この金額は國会にどの位の金額をお出しになりますか。又その金額を出さなければ、出炭の計画は立たぬ。こういうことになるだろうと思うのでありまするが、凡々どのくらいの金額を御予定になつておりまするか、伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、予算が決まらない丙は、補償を伴う命令は絶対出せない。又その金額が非常に……

第1回国会 鉱工業委員会 第29号(1947/12/08、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は修正案に全面的に贊成する者であります。その修正案は、只今中川君から提出されました修正案であります。  大體この臨時石炭鑛業管理法案が國會の議題と相成りましたことは、私は甚だ實は遺憾に考えておつたのであります、と申しまするわけは、今日の日本の國民があらゆる各種の統制機構によりましてがんじがらめに縛られて參つておりますることが、著しく個人の創意工夫を減退せしめて、經濟の復興に甚だ妨害をしておるような状況下におりまするときに、餘り大した效果もないこの石炭管理法案が、衆議院において、又今日は參議院に、囘付になりまして、愼重に審議をいたした次第でありまするが、御承知の、初め生れました案……

第1回国会 鉱工業委員会 第30号(1947/12/09、1期、緑風会)

○田村文吉君 これは衆議院からいつ囘付になつたものですか。
【次の発言】 これがもう今日一日しかありません。今日ここでして今日の本會議に間に合いますか。
【次の発言】 それから政府委員にお伺いしたいのですが、配給公團は一トン當り幾らの手數料を貰わないと、公團が立つて行かないのですか。
【次の発言】 石炭と若干違いまして、亞炭の配給については多少公團の扱い方が、在來の關係等を尊重して、數量は必ずしも指定通り配給はされていないとういうよな疑いがあるのでございますが、石炭とその點については區別なく嚴重にやられておるのでありましようか。
【次の発言】 實際問題として、紐附きの關係がありますと、例えば自……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1947/08/05、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は或いはお伺いする場所が適當でないかも知れませんが、丁度厚生大臣がお見えになつておりますから、私考えておりますことを申上げて、御意見を伺いたいのでございます。それは恐らくは日本國民の全部の人が、殊に引揚者のお方、又戰災をお受けになつた方々が何となく割切れない氣持をもつておられますことは、假に私共が個人經濟で非常の災害を受けた、例えば地震のために家が潰れた、或いは火災で家を燒いた、こういう場合は、どんな人でもまずお隣りから炊出しを持つて來て、飯を食わす、どんな貧しい人でも豫算というものは無視して家を建てる、これが當然のことであるのであります。然るに今度の災害がたとい偶然な大きなこ……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第3号(1947/08/08、1期、緑風会)

○田村文吉君 なんだか御修正になつたものも、前のものですが、ちよつと遠慮なく申上げますと、「しかも今なお百萬に埀々とする同胞が、満二ケ年、異境の生活に、心身共に疲れ果て、更にこの上越年を想うとき、我々國民は忍び得ないものがある。」、まだ文格がちよつとおかしいように思うのですが、皆さんそういうお感じがお起きになりませんでしようか。
【次の発言】 今も申上げましたが、大體において表現の方法も、文字の數も、順序も、結構だと思うのでありますが、折角今も委員長のお話のように、非常に意義の深い歴史的の決議案でもありまするから、これはやはり場合によつたら委員の方々が各方面の方と御研究頂いて、多少の字句等の御……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第4号(1947/08/09、1期、緑風会)

○田村文吉君 昨日の私の發言の中に芦田外相がこういうことを言われたということを申しまして、當時速記をとつておられましたが、その字句だけを削除して頂きたいのです。

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号(1947/08/21、1期、緑風会)

○田村文吉君 北條君のお説に同感であります。
【次の発言】 私は村上委員から御提案に係る前半は非常に結構でありますから、至急委員長御選任の少数の委員の方に陳情、請願に關することを處理して頂くようにお取り決め頂きたいと思います。而してその次に本委員會の運營について各種の專門委員をおいたらどうかということは、かくあるべきことかとも考えますが、各種の問題が次から次えと起つて参りまするし、又陳情のいかんによつてはいろいろの問題が出てきようかと考えますので、今暫く專門委員の御決定はお待ちなされてよろしいのじやないかと考えます。
【次の発言】 少しく今の問題は研究の餘地もあるようでありまするから、法規上の……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第7号(1947/08/30、1期、緑風会)

○田村文吉君 先般参議院の自由討議のときに自分の所見大申上げたいのでありまするが、幸いに今日は總理が御出席になつておられまするから、この機會に重ねて所見を申上げまして、御意見を伺いたいと思うのであります。  御承知の通りに、政府でお調べになりました日本の今の住宅の不足數は、四百萬戸なのであります。私共は、その中いくらか戰時中に補完すべかりしものができなかつたという戸数を差引きまして、それはいろいろ空家等を融通し合うという意味で、互いに融通し合う、そういうことを計算しましても、絶對に家が不足しておるのが二百六十萬戸あるのであります。その二百六十萬戸に對して、今年豫算は、庶民住宅として十六萬戸だけ……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第14号(1947/12/09、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は前回、前前回、缺席いたしておりましたので、さような重大な問題が議せられておるということは知らなかつたのでありますが、今お話を伺いまして、この引揚問題は凡そ超黨派的に考えて、北におられる方々が一日も早く歸還されるように、そうしてその歸還された場合のこれに對する對應策を準備して置くということは、凡そ精神的には各黨派を超越して、今の山田委員のお話でも、島委員のお話でも、皆この御趣旨に御賛成のようでありますから、これはあまりどなたがどう仰しやつたとか、こう仰つしやつたとかいう問題に、かような時間を費すということは穩當でないと思いますから、早速この問題を運營委員會におかけ頂いて、そうし……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 鉱工業委員会 第1号(1948/01/28、1期、緑風会)

○田村文吉君 小委員会はやはり定数に拘束はありますか。
【次の発言】 過去第一國会の間、余り小委員会というもののなんだか効果がなかつたと言つちや悪いが、いつも寄りが悪いし、折角政府から政府委員の方においでを願つても、御説明を承わる方が僅か三人か四人では、貴重な時間を空費することになりますし、余りそういうものでなしに、どなたかその係のお世話役のような方があつて、專門々々の問題についての問題があるときには、お世話は下さるが、やはり全部の方が御出席なさるというようなことにして、特別に必要がなかつたら小委員会というものは私は無用ではないかと考えておるのであります。

第2回国会 鉱工業委員会 第7号(1948/06/10、1期、緑風会)

○田村文吉君 小林委員の御意見に賛成いたします。

第2回国会 鉱工業委員会 第9号(1948/07/02、1期、緑風会)

○田村文吉君 この機会に大臣にお尋ねいたしたいことが二、三あるのであります。第一にお飼いいたしたいことは、今年は石炭三千六百万トンの完遂を目指してお進みになつているようであります。最近までの状態は、極く最近においては若干回復いたしておりますが、最近までの情勢では余り芳ばしい成績でもないようでありまするので、この点非常に心配しておるのでありますが、三千六百万トンの完遂には大臣は自身を持つてお進みになつておいでになりますか、これをひとつ大臣に承わりたいと思います。
【次の発言】 了承いたしましたが、第二の問題としてお尋ねいたしたいのでありますが、それは昨年の國会当時におきましても、大臣はそれがため……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 労働委員会 第1号(1948/10/15、1期、緑風会)

○田村文吉君 賛成、賛成でありますし、今の人事委員会に付託されることになるだろうという船考えのようでありまするが、労働委員としては、重大な関係のあることでありますから、委員長には、成るべく早い機会に人事委員会と御連絡されて、政府の説明等を聞くというような場合、或いは政府以外の説明を必要とする場合もあるだろうと思いますが、成るべく早い機会に合同して説明を聞くというようなことにお取計らい頂いたら結構だと思います。

第3回国会 労働委員会 第2号(1948/11/09、1期、緑風会)

○田村文吉君 それは労働委員会と人事委員会だけでございますか。外にまだ入りますか。
【次の発言】 結構です。異議ありません。
【次の発言】 それはあれですか。なにかピックアプして、そのところを調査するということになるのですか。何か今までにそういう問題が ○二つなり三つなり起こつている、こういうことになんでうすか、どうなんですか。
【次の発言】 そんな場合はそうすると委員の一人からこういう問題を調査してほしいと言つた場合、委員会ではこれを採上げて調査しなくちやならない場合に、委員会が活動するのですか。
【次の発言】 こういうものの予算は別にしなくてもいいのですか。

第3回国会 労働委員会 第3号(1948/11/16、1期、緑風会)

○田村文吉君 質問してよろしゆうございますか。簡單に……。
【次の発言】 会計の問題でありまするが、公社となりますると、一つの資本金が決まるわけであります。今度工場を二つ、三つ建てるような場合には金が要るのでありますが、その場合すぐ増資をなさることになるのでありますか、その点を一つ……。
【次の発言】 多分そうだろうと思いますが、政府から長期の借入金をして工場の建設をなさるという場合には、簿記の方から申しますと、一方では政府が貸すから借入金であつて、一方には工場財産というものができる。こういうことになります。そこで長期の借入金の方法を取つて償還をなさらなければならんということになるわけです。仮……

第3回国会 労働委員会 第4号(1948/11/20、1期、緑風会)

○田村文吉君 政務次官にお伺いしたいのですが、この種の旅費は労働省関係ではこれ一つですが、類似の似寄つたものはありませんか。
【次の発言】 融通利く利かないでありませんが、これを出すと同時に、同じような性質のものがあればやはり同じように旅費を直してやらなければならんということになるだろうと思うのですが、そういうものを続いてお出しになるようになつているのですか。
【次の発言】 政令でお決めになつたり或いは省議でお決めになつたものは、もうお直しになつておりますか。
【次の発言】 今日の情勢から行きましたら止むを得ないものと考えますが、これ以上の討議を略しまして、即決可決あらんことを希望いたします。

第3回国会 労働委員会 第6号(1948/11/25、1期、緑風会)

○田村文吉君 議事の進行について……出席者も少ないようでありますし、まだこれからの御説明も相当時間がかかると思いますが、明日に続行して頂きたいと思います。

第3回国会 労働委員会 第9号(1948/11/28、1期、緑風会)

○田村文吉君 この陳情の趣旨がはつきり分らない点があるんですが、中小工場、商店の実情に鑑みて、或る一部適用の猶予期間を設けられたいということは、全面的に労働基準法を特殊の業者に対しては猶予して呉れというのか、或いは労働基準法の中の或る一部分を適用の猶予をして貰いたいというのか、その意味がはつきりしておりませんが……。
【次の発言】 先刻文書をお読みになりましたときに、その点は大分前段の方に書いてありますが、最後の結論の方ではやはりここに書いてあると同じような結論であるんですが、そこで陳情の趣旨は甚だはつきりしないんですが、前段の議論としては賃金とか時間とかいうような問題について不都合を感じてい……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 予算委員会 第6号(1948/12/10、1期、緑風会)

○田村文吉君 五十九億の問題について祕密会でお話ししようという話もあつたのですが。
【次の発言】 私も少し希望的な意見になるか知れませんが、大臣のお考えはどうかと思いましてお伺いしたいのであります。今年の夏くらいからは大体資材の問題は割合に潤沢になつて参つたことは先程委員の皆さんからお話があつたようであります。要するに金が無くなつて参りまして、家を建てたいが金がないというような現在の結果になつておるのでありますから、この場合に如何にして家を多く建てるかということが大臣としても御苦心のあるところだろうと思います。そこで私は少し考えております点は、今お話のごとく十五坪以下の家は府縣知事に委してある……

第4回国会 予算委員会 第7号(1948/12/11、1期、緑風会)

○田村文吉君 簡單な問題を一つお伺いしますが、人事院のお考えで進めて参りますと、次官の方の家族の生活費の千二百五十円、それから最低の生活をしておられるような方の生活費の千二百五十円というものを認めた上の御立論になるように考えるのでありますが、そういうお考えを以て給與の大体の方針をお決めになるつもりでありますか。今後のためにお伺いいたします。
【次の発言】 多分そういうお考でいらつしやると考えたのでありますが、昨日以來の質問應答の中に、基準に持つて來た各会社の役員とか認証官というものを標準にして次官級のものをとつて來たのだ、そこでそれには生活費という考え方でない別の考え方を持つて來たことになつて……

第4回国会 労働委員会 第2号(1948/12/07、1期、緑風会)

○田村文吉君 併し実際的にやつて頂きたいが、前國会において大体予備審査をやつておるのだから、今度はかような点が変つたということの説明で私はよろしいかと思います。一々提案理由の説明とか、逐條の説明等をやつておることは時間を空費するに過ぎないと思います。從つて前國会に提出されて予備審査されておるのだから、今度はどこが変つておるかという説明だけで進もうじやありませんか。
【次の発言】 今の元の二十七條の何ですが、七号の「労組組合の定める」云々というものがありまするが、これを削つてありますが、削つたままでいいのですね。
【次の発言】 前國会の時にお尋ね申上げたのでありますが、どうもいろいろその後私は考……

第4回国会 労働委員会 第5号(1948/12/12、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は結論において本案を無修正可決することに賛成いたすものであります。公務員法が決定されまして、公共企業体ができ上つた際としては、当然これに伴う法律が必要なのでありまするので、その意味において本法案が提出されたのでありまするが、只今門屋委員からの御意見の発表もありましたように、内容を仔細に点檢する場合、二、三の点に修正しなければならないかと考えるような問題もあつたのでありまするが、何分初めてできる法律でありまするから、暫くこれが運営を見ました上で、而も修正しなければならない場合には、修正をそのときに至つてやつても止むを得ない、こう考えまして、大体においてこの法案の趣旨及び体裁、内容……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 予算委員会 第6号(1949/04/07、1期、緑風会)

○田村文吉君 大藏大臣にお尋ねいたしたいのでございますが、簡單な問題からお尋ねいたしたいと思います。  今度の行政整理をなされることについて、この予算にはどういう関係になつておりますか。行政整理の結果どれだけの人が減る、それに対する退職金はどうなのか、こういうことはみんなこの中に含めてお作りになつておりますかどうか……。
【次の発言】 從いまして退職金その他のものもみな入つておりますか。
【次の発言】 二番目にお伺いいたしたいのは、今度政府で初めお作りになつたと傳えられている予算が、公共事業費とか、或いは地方交付金とかいうような方面で非常に減額になりましたことが、何かしら予算をちよつと拜見いた……

第5回国会 予算委員会 第8号(1949/04/09、1期、緑風会)

○田村文吉君 商工大臣に三、四の問題についてお尋ねいたしたいのでありますが、或いは前に御発表になつておりましたかどうか知りませんが、今年度の輸出、輸入の予定額は凡そどのくらいにお考えになつておりますか、現在外國の援助を頂いておるのでありますが、できるだけ輸出入の貿易のバランスの取れるということが、今日貿易外收入というものは援助金以外にはないのであります。でありますから、それが非常に必要だと思います。それが日本の自立をして行く肝腎な問題だと考えております。数字を前に御発表になつておりますかどうか、大体でよろしうございますが、若しお分りでございましたならば……。

第5回国会 予算委員会 第9号(1949/04/11、1期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつと高野さんにお尋ねいたしますが、只今御説明の中の第三項にありましたか価格補給金ですね。こういうものについてはどういう考えなのですか、価格補給金をやることによつて産業を維持してやらないと、つまり国の復興が遅れる、こういうような御趣旨に伺いましたが、補給金がなくても値段を上げて貰えば、補給金と同じような役目をするわけですね。その点については、値段が上つてもいいから補給金を止やめた方がいいというのか、或いは補給金はやはり殖し、又復金等も復活してやつた方がよい、こういう御意見か、その点御見解を一つ。

第5回国会 予算委員会 第11号(1949/04/13、1期、緑風会)

○田村文吉君 安本長官にお尋ねいたしますが、今日の新聞を拜見いたしますと、鉄その他の公定價格の買取値段の変更が発表になりまして、十二日から実行ということに相成つております。たまたま本國会で予算の審議が行われておりまして、而も歳出の最も大きな金額として價格調整費が計上されておるのであります。その價格調整費の一番大きなものはやはり鉄関係のものであります。今どのくらいの補給金を出すことによつて幾ら予算が殖えるかということで予算の問題を審議しておる最中に、すでに生産者價格を変更して御発表になりますということは、何かしら予算の審議をすることを阻止するかのような形に見えまするし、又阻止することではないまで……

第5回国会 予算委員会 第15号(1949/04/20、1期、緑風会)

○田村文吉君 提案者の一人といたしまして、小川委員の御質問にお答えいたします。今度の價格調整費の削減いたしました方法は、第一に特定事業向けの石炭の価格調整補給金三百三十七億円を削つたのでありまするが、これはすでに四月は日も経つておりまするので、五月一日から全廃するこういうことであります。第二項、第三項、第四項、第五項の鉄鋼價格、銅價格、肥料價格、ソーダ價格、この点の減額方法は全体で三割七分五厘を減少するのでありますが、この方法は四月から三ケ月間はそのままの補給金で扱いまして、それ以後はこれを半減にする。こういう計算の下に三割七分五厘の減額を計算いたしたのであります。第一の石炭價格の調整補給金は……

第5回国会 労働委員会 第2号(1949/03/29、1期、緑風会)

○田村文吉君 やはり同じことを申したかつたのです、政府はどういうふうにこれについてお考えになつておられますか。
【次の発言】 私が先つき政府の御意見を承りたいと申上げたのは、この問題は行政整理の問題から採り上げられて來た議論ならば、これは檢討するに非常に簡單な問題になるのですが、これは行政整理の問題の前に何か政府筋から出た放送じやないかと思うのですが、婦人少年局を廃めるとかいう話が出ておつたものだから、何か事情があるのか、ない方がいいという考え方が政府におありなさるのなら、どういう事情なのか、その事情をよく承つた上でこの問題を処理して行つた方がいいのじやないか、こう考えまして、若し順当な行政整……

第5回国会 労働委員会 第3号(1949/03/31、1期、緑風会)

○田村文吉君 滯納の問題でありますが、賃金の支拂がないために滯納になるのでございますか。
【次の発言】 相当の額になるのでございましようが、毎月お取りになるというようなことになすつた方が、滯納が少いというようになるのじやありませんか。

第5回国会 労働委員会 第5号(1949/04/23、1期、緑風会)

○田村文吉君 異議はありませんが、重要な法案でありますから、恐れ入りますが、前の法律との比較した案を一つ出して頂きたいのですが、出ておりませんか、出ておりませんでしたらば一つそれを……
【次の発言】 全部あるようですから了解しました。
【次の発言】 逐條審議も結構でございますが、大臣の説明されたのでまだ十分要領が分らんのですが、そういうことを一つ分るように一條一條説明して頂いたらいいと思います。
【次の発言】 時間がある限りは説明を聽いたらどうですか。説明だけして置いて貰つたらいいのですが。
【次の発言】 お忙しい方は仕方がないとして、伺えるだけ今私は伺いたいと思います。

第5回国会 労働委員会 第9号(1949/05/07、1期、緑風会)

○田村文吉君 この間からいろいろ緊急、緊切な御質問がありまして、それぞれ御答弁もあつたようですが、御答弁に満足の行かない点も多々あつたように思います。併しこの細い法案といつちや何ですが、一々重要な法案でありますが、四つもありますのに、更にその逐條内容について檢討するということが、ネダレクトされて続いているということは遺憾に考えますので、逐條審議を始める一方、その法案に関する一般重要質問は、大臣の必要な人を集めて、そしてその中に折り込んで行つて差支えないじやないか、願くは逐條審議をお諮り願うように動議を提出したいと思います。
【次の発言】 大体委員長の言われた扱いでいいと思います。兎に角逐條審議……

第5回国会 労働委員会 第10号(1949/05/09、1期、緑風会)

○田村文吉君 三十三條の二の卒業後六ヶ月経つた者は全然お入れにならないということは、事実問題としては随分昨年の卒業生が相当おつて、紹介を受けてやつておるのでございますが、これは六ヶ月でお切りになる必要はないのじやないかと思いますが、それに対して……
【次の発言】 分りました。第三十三條の四ですが、「料理店業、飲食店業、旅館業、古物商、質屋業、貸金業、両替店その他これらに類する営業を行う者は、職業紹介事業を行うことができない。」何故これだけの人たちにお互いにできる自由な仕事を禁止になるのでございますか。
【次の発言】 今の世界のあれで、決められたという職業はこれに書いてあるだけ明記してあるのです……

第5回国会 労働委員会 第11号(1949/05/10、1期、緑風会)

○田村文吉君 第六條の説明がちよつとはつり呑込めなかつたのですが、一般の公務員ではあるのだが、公共企業体が認可になつた場合には公務員法の一般職から除くということになるのですか。普通の仕事をしている場合にはやはり公務員としてのあれを受けるわけですか。どうなんですか。
【次の発言】 そうしますと、調停委員になつた場合には一般の仕事というものはもうできないことになるわけですか。
【次の発言】 そうすと副職禁止はできないから両方兼務されるわけでありますか。その職務の上のといいますが、つまり一般の仕事をしておる場合には、公務員法の規定を受けて、この調停委員になつた場合の行動だけが國家公務員の一般職から外……

第5回国会 労働委員会 第13号(1949/05/14、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は今の一般質問をやるということは無理からんことだと考えます。でありますから、ただ本会議にも可なり詳しい質問が沢山出ておつたのでありますから、一つ能率的に進行するようにお願いして、例えば明後日は何大臣と何大臣が來た。その翌日は何大臣が來ておつたというようなことを一つ能率的に、お互いが又質問の時間には必ず出席している。こういうようなことにして、二日間ぐらいは私は一般質問が必要じやないか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)こう考えます。(「賛成」と呼ぶ者あり)そこでただ在來のようなやり方でやると、ややもすると時間を浪費する嫌いがあるから、理事会の方で何大臣に対してどういう質問、と大体の質問……

第5回国会 労働委員会 第15号(1949/05/17、1期、緑風会)

○田村文吉君 私当時おりませんで甚だ失礼でしたが、暫く休憩されたらどうでしようか。

第5回国会 労働委員会 第17号(1949/05/19、1期、緑風会)

○田村文吉君 今の問題に関連して伺いたいのでありますが、今賀來さんは、これは余り職階的にはつきりと決めることはできない。無論私はそれが正しいと考えるのですが、前の政府委員の御説明に、例を上げて御質問があつたのに対して、例えば課長等は問題ないし、タイピストや何ぞは無論入らないのが普通だ、守衞も今のアメリカ式のゲツトキーパーであるならば入るけれども、そうでない場合は入らないというようなことを例を引いて御説明になりましたが、こういうようなことは今後誤解を招く虞れが多分にあると思う。いわゆるこの法の、接するという言葉をよく玩味して労働委員会が決定して貰う。こういうことを局長さんの御説明で私ははつきりし……

第5回国会 労働委員会 第18号(1949/05/20、1期、緑風会)

○田村文吉君 実はその問題について話合いをしておつたのでありますが、あまりに世の中がインフレーシヨンになつたといいながら、一日につき十万円の割合で勘定したという過料でありますが、これは所詮過料を拂うようなものは大きな会社は少いのでありまして、大体小さな会社や個人事業者あたりが多くなつて來ると我々は算定してあります。こういう人達は訴訟したくても、なかなか弁護士の費用も拂えないというような場合が多いのでありますのに、これは最高でありますから、必ずそれまでお取りになるというわけじやないにしても、まけるにしても仮に十日間怠つたら百万円になるので、その半分にまけて貰つても五十万円であり、三割まけて貰つて……

第5回国会 労働委員会 第19号(1949/05/21、1期、緑風会)

○田村文吉君 緑風会を代表して簡單に両案に賛成の理由を述べたいと思います。この度提案されました労働組合法及び労働関係調整法の改正案は、労働組合の民主性並びに自主性に対する規制を使用者側の不正労働行爲の取締及び労働委員会、特に在來の中立委員の権限の拡大等、これを終戰直後でき上つた旧法に比べて、若干でも整頓改善を示したものとして賛意を表する次第であります。ただこの改正が労資間の権利義務を明らかにせんとする、いわゆる取締及び規正の末梢に流れ、ややもすれば欧米組合法の模倣を整備するに過ぎなかつた点において、大いに失望を過ぜざるを得なかつたのであります。なぜかならば日本には日本特殊の憲法にふさわしい、又……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 予算委員会 第5号(1949/11/25、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は木村国務大臣に三つの問題をお尋ねいたしたいのでありますが、その三つの問題に入ります前に一つお尋ねしたいことがあるのでございます。それは本日の新聞に見えておりましたが、固定資産に関する税金が困難なためか、この一月から不動産の取得税を止めるつもりであつたものがそのまま残るではないか、又入場税でありますが、これも減額ができないのではないかというようなことが新聞に出ておりましたのでありますが、私は初めからこの年度の移り変りにつきましてどういうふうにこの点を御処置なさるお見込であつたろうかとお尋ねしたかつたのでありますので、この機会にこの関係を御説明頂きたいと思います。

第6回国会 予算委員会 第7号(1949/11/27、1期、緑風会)

○田村文吉君 大蔵大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、第一に明年一月一日から地方税である入場税、その他のものが率が下ります。その結果まだ新しい平衡交付金の制度は無論ありませんが、予算には九十億円の地方配付税の増加が見てあるのでありますが、それはそれに対する費用を見込んでの九十億でありましようかどうか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 次に伺いますが、先般本会議でもお尋ねいたしました問題でありますが、産業資金が非常に枯渇し状態にありますので、これに対して政府はどういうふうな御方針をお採りになるかということをお尋ねいたしましたのでありますが、それに対しましてできるだけ産業家は自己資金に……

第6回国会 予算委員会 第8号(1949/11/28、1期、緑風会)

○田村文吉君 安定本部長官にお伺いしたいのでありまするが、今度汽車の貨物運賃が上がりましたり、電力料金も近いうちに上るように伺つておりますと、すべての価格もそれに準じて大なり小なり変更なさらなけれならないことに相成るかと存するのでありまするが、途中で吸収をさせるから大した影響はないという御意見もありましようと思いまするが、理窟の上から言うと、とにかく変えなければならんことに相成るのでありまするが、そこでもう今日の段階におきましては、大部分の価格の統制は御廃止になつてもよろしいのではないかと我々は考えておるのでありまして、殊も第二次製品以下のものになりましては、その改定の煩に堪えないのみならず、……

第6回国会 予算委員会 第9号(1949/11/29、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は国の今後の産業政策の根幹の問題につきまして、一、二の問題を御提起申上げて、総理の御見解を承わりたいのであります。  連合国の援助により、又政府当局の御盡力でインフレも或る程度横這いの状態に相成つておりますようなわけで、過日の御演説の中にも、今後は日本の復興についての構想を立つべきであるというように承つておつたのでありますが、そこで私は今後日本の再建には、次の三つの問題が日本の国策として考えらるべきではないか、こう考えておりますが、尤もいろいろの産業について、各種の議論が行われておるのでありまして、又それぞれ重要なことには違いないのでありますけれども、余りに在来の計画経済のよう……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 通商産業委員会 第2号(1949/12/23、1期、緑風会)

○委員外議員(田村文吉君) 番外で質問お許し頂けますか。
【次の発言】 物価庁にお伺いしたいのですが、今物価庁がおいでにならんでも結構です。通産省の電気庁の関係で結構ですが、今の四・四に対する現在の新しい料金というのは決まつたのでありますが、これはずつと四・四以降もこの料金をお続けになる大体意向になつているのですか。或いは四・四でお切りになつて、改めて又考えられることになるのでありますか。その点或いはお分りになつていないでしようか。
【次の発言】 もうよろしゆうございます。

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第9号(1950/03/10、1期、緑風会)

○田村文吉君 参考人の方に質問申上げてよろしいですか。
【次の発言】 森山さん、ちよつと伺いますが、鉄鋼の割当が非常に窮屈になつておる一月は凡そ五〇%ぐらいしか割当がない。殊に関東製鋼の場合においては二五%しかいわゆる割当がなかつたというような御説明を承つたのでありますが、その五〇%の平均に対して関東製鋼の場合には二五%であつたということは、業者によつて大分そういう違いがあるのでありますか。
【次の発言】 もう一つ伺いますが、先程料金が五倍ぐらいになる、一月の実績でございますね、そういうお話でございましたが、それは一月だけが五倍ぐらいになるということもあると思いますが……。

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第20号(1950/04/28、1期、緑風会)

○田村文吉君 青木さんに伺いたいのでありますが、大変只今の御見解は、流石に実際に事業をおやりになつておる御体験から出た誠に傾聽すべき御意見と承つたのでありますが、ただ只今のお話の中にございましたように、十分立地條件を考慮して産業というものは分布されて行くことが当然のことであるのだから、従つてそれに伴つて地域差が起つて来るのは止むを得ないという御意見でありましたが、至極御尤もに考えますが、ただ今度度の再編成の中にいわゆる紐つきというのがございまして、東北とか、或いは北陸とか、そういう所に非常に豊富にある電力をそのまま関東とか、関西とかの現在産業の殷賑になつております地方に持つて来るということのた……

第7回国会 予算委員会 第3号(1950/02/11、1期、緑風会)

○田村文吉君 実質的の問題についてお伺いいたしたいのでありますが、今の七千八百七十七円が標準ということを一般に申しているのですか、その内容を簡單に一つ御説明を頂きたいと思います。基準とはどういうことを言うのですか、そういうことについて……。
【次の発言】 只今の御答弁ですが、時間外等のものは入つていないということになるわけですが、民間の給與をお採りになりましたときに、労働統計に出ておりますものは、大体実收入を見て参りますと思うのでありますが、それは基準外は除けてあるということがはつきりしておりますか。
【次の発言】 御比較をなさる材料として、その場合には官庁の場合も超過勤務手当を入れたもので、……

第7回国会 予算委員会 第6号(1950/02/27、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(田村文吉君) これより予算委員会を開会いたします。  本日は委員長が病気のため欠席せられておられますので、私代理させて頂きます。  議事を始めます前に皆さんに御相談がありますが、今後の審議の進め方につきまして、先般理事会で御相談があつたのでありますが、まだ衆議院の方では審議が結了いたしておりません。殊に尚これから三日間ばかりは酒税関係の問題で、大蔵大臣が主として衆議院の方に出席されるような状況下にありますので、さりとてこのまま審議を見送つておりますのもどうかと考えるので、お差支のない大臣方から逐次御出席を願つて議事を進めることに理事会で相談一決いたしましたが、御異議ございませんか。

第7回国会 予算委員会 第8号(1950/03/06、1期、緑風会)

○田村文吉君 簡單な問題から一つお尋ねしたいと思います。今まではインフレの時代でありましたので、各種のこの科料ではないか、延滞金というようなものが一日二十銭というようなものを取つておられる。例えば労災保にいたしましても、失業保險にいたしましてもそういうふうになつておりますが、今度所得税の改正によりまして、所得税の方では今まで二十銭のものを四銭に下げるというようなことに案が出ております。この労災保と失業保險の審議の場合に、特に私からその点が非常に苛酷であるということを申上げて、当時御注意を喚起いたしたのでありますが、現在では二十銭になつておるのであります。これは当然今度の国会に御修正なさる、修正……

第7回国会 予算委員会 第9号(1950/03/08、1期、緑風会)

○田村文吉君 農林大臣に簡單な問題をちよつとお聞きしたいのですが、いつもよく問題になるのは、現在の農家の売渡価格が四千二百何がしになつておりまして、消費者に渡ります時には、これを一升にいたしますと六十三円でありますが、その大体の計算を、細かい数字は結構でありますから、例えば超過供出が今日はどのくらい、それからさつきお話のありました報奬物資の配給に要する費用がどのくらい、簡單で結構でありますから……。一番私の知りたいのは、運賃その他の配給に要する費用が一石当り幾らについておるか、こういう点を説明願いたい。  唐突のことを申上げて恐縮でございますが、その前に農林大臣にお伺いしたいのですが、輸入食糧……

第7回国会 予算委員会 第12号(1950/03/13、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は今岩木君の動議に趣旨において賛成するのでありますが、ただ総理及び本多国務相が出ないうちは開会しないというふうに誤解されるようなことはどうかと考えます。仮に万一実際吉田総理が本当に病気で三日も四日も来られない場合は予算委員会をそのまま開かないでおられるかというような場合もありますので、この点はさような意味でないことに了解いたしまして、趣旨は今木村委員から述べられました通り、是非総理から出席されて話がない限りは進まないという意味で私は開会して行きたいと思います。尚私は今の動議の提出と共に別に動議として改めて決議しませんでも、十一日の日に動議が成立しておるのでありますから、本日はそ……

第7回国会 予算委員会 第13号(1950/03/14、1期、緑風会)

○田村文吉君 大体今の動議の趣旨は結構だと思いますが、私は休憩の動議を提出いたします。

第7回国会 予算委員会 第14号(1950/03/15、1期、緑風会)

○田村文吉君 大蔵大臣にお伺いいたしたいのでありますが、細かい点について尚後日お尋ねをさせて頂きたい点があるのでありまするが、今日は大体総括的の問題について三、四の問題をお伺いいたしたいと考えております。  先ず以て、今日の世相が経済的に可成り險悪な状態に相成つておりますことは、大蔵大臣も特にお認めのことであろうと考えております。成る程ドツジ・ラインに従つて大蔵大臣が勇敢に超均衡予算を作られた点につきまして、その手術の鮮かな点につきましては、私共は秘かに敬意を表しておるものでございまするが、国家の財政の均衡予算がとれたのは結構でありますが、個人の懷勘定の均衡がとれなくなつて参りましたので、これ……

第7回国会 予算委員会 第20号(1950/03/24、1期、緑風会)

○田村文吉君 今局長が見えられておるそうですから、井上さんに対する御答弁が済んでからで結構です。
【次の発言】 簡単な問題を一、二文部大臣にお伺いしたいのですが、前国会でも藤田委員からお尋ね申してあることと思いますが、尚去る十五日の日に積雪寒冷地帯における負担の軽減に関する決議案が皆さんのお力で通過いたしましたその際に、丁度文部大臣が御出席されておられまして、負担軽減に関する問題の原因の一つとして例を挙げました学校教育費の問題であります。校舎を建てる場合において、積雪寒冷地帯におけるものは、雨天体操場のようなものは絶対に離すことのできない必要品になつておる。即ち学童一人に対する坪数の上から行き……

第7回国会 予算委員会 第23号(1950/03/28、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(田村文吉君) それでは午前中に引続き会議を開きます。総理大臣に対する質問。内村君。
【次の発言】 経済安定本部長官に簡單な問題を二、三お尋ねいたしたいのでありますが、御承知のようにこの一月から電力料金が改正になりまして、約三割強の値上げに一応なつたことになつておりますが、それには相当地域差がついております点は、私共も分るのでありますが、ただこの地域差のつけ方が問題になると思うのであります。  第一に同じ同北、関東と申しましても、関東の方は電力の利用地でありますし、北陸東北方面は電力の供給地になつておるのであります。然るに、東京で電力を使います料金も、福島、新潟のような山の中で電力を使い……

第7回国会 予算委員会 第24号(1950/03/29、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(田村文吉君) 質問は終了いたしたようでありますから暫く休憩いたします。    午後三時九分休憩

第7回国会 予算委員会 第26号(1950/04/02、1期、緑風会)

○田村文吉君 第三分科会の報告をいたします。  第三分科会に審査を付託せられましたる件は、昭和二十五年度一般会計予算、昭和二十五年度特別会計予算及び昭和二十五年度政府関係機関予算中農林、通商産業、建設、経済安定本部各省所管の予算に関するものであります。これら付託せられました予算の説明は省略させて頂き、直ちに分科会における主なる質疑応答を御報告いたします。  先ず農林省所管の予算について、輸入食糧の予算を見ると、契約高としては、三百十六万三千トンであるのに、予算には三百四十万トン分が計上されている、これを金額で換算すると約八十億円余ることになる、これはどうするつもりかとの質疑に対し、政府側より剩……

第7回国会 労働委員会 第3号(1950/02/02、1期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつと速記を止めて貰つて……。

第7回国会 労働委員会 第10号(1950/04/24、1期、緑風会)

○田村文吉君 お分りでしたら、最近の両保険の未納関係はどんなふうになつておりますか。非常に殖えつつありますか。
【次の発言】 失業保険の方も……
【次の発言】 初め御制定になさるときから、私共はこの延滯金の二十銭というのは非常に高過ぎるというので、その旨御注意申上げましたのですが、国税筑收法の関係上止むを得ず二十銭ということになつておつたようでありますが、今回国税徴收法が変りましたと同時に、当然これは引下げられるのが正当かと考えますので、本案に賛成いたします。
【次の発言】 今の研修所の「けん」はどういう「けん」ですか、研究の研ですか。「しゆう」は修めるの修でありますか。

第7回国会 労働委員会 第11号(1950/05/01、1期、緑風会)

○田村文吉君 賛成いたします。


田村文吉[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院1期)

田村文吉[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 運輸及び交通委員会第一小委員会 第3号(1947/10/04、1期、緑風会)

○委員外議員(田村文吉君) 皆樣のお許しを得まして、紹介議員であります私から長岡鉄道の國有移管に関する請願の趣旨を敷衍させて頂きたいと存じます。本問題は今から三十余年前にこの鉄道ができまして、間もなくすでに國有移管の問題が出ましたので、たびたびこの問題につきましては、貴衆兩院に請願をいたして参つておつたのであります。本鉄道が重要な鉄道でありますということは、すでに三十有余年前に、社線としてできました鉄道であることからお考え下されましても、すでに相当の重要性を持つた路線であるということが御判断ができると考えておるのであります。併し遺憾ながら当時いろいろ政爭の問題がございまして幾度か國有になりそう……

第1回国会 鉱工業委員会鉱業小委員会 第1号(1947/08/12、1期、緑風会)【議会役職】

○假委員長(田村文吉君) これより小委員會を開會いたします。つきましては小委員長の互選を行いたいと思います。
【次の発言】 入交君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、それでは私から下條恭兵君を小委員長に御指名いたします。有難うございました。これで散會いたします。    午後一時三十五分散會  出席者は左の通り。    委員長     下條 恭兵君    委員            濱田 寅藏君            入交 太藏君            田村 文吉君

第1回国会 鉱工業委員会鉱業小委員会 第2号(1947/10/04、1期、緑風会)

○田村文吉君 只今北海道の石炭問題について陳情を承つたのでありますが私は大体において御尤もと考えます。そのゆえんは、在來すべてが統制に相成りましてからは、いわゆる惡平等と申しますか、價格の点、そういうような問題についてはすべて平等にするというような考え方がはやつて参つておりますために、地元で石炭が沢山出ておる、又その土地は石炭は出るが、一般の天然條件からいうと、非常に惠まれていないというような所で、たまたま石炭が出ておつてもやはり暖國におけるあらゆる生活條件のよいところの人と同じ規正を受けるというようなことに相威つておるということは、いわゆる惡平等でありまして、甚だ面白くない。こういうふうに私……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会第1小委員会 第3号(1947/10/03、1期、緑風会)

○田村文吉君 この機会に皆さんに私はお諮りをいたしたいのでありますが、食糧の不足の問題につきましては、いわゆる官民一途となつてこれが打開について努力をしておられるのでありまするが、住宅の問題については、どうも在來政府の方針におきましても、又一般の人々の考え方からいいましても、食糧問題に氣を取られたという関係でありますか、なんだか熱意がないような氣がいたすのでありますが、この住宅の問題を解決するということが、引揚者の一つの救済であり、又戰災者で今度の水害を受けた人に対しても大切な問題であつて、恐らくは國情を安定せしめるという上からいつて、どうしても放つて置くことのできない問題であると私は思うので……

第1回国会 財政及び金融・商業・鉱工業連合委員会 第3号(1947/10/30、1期、緑風会)

○田村文吉君 簡單な問題を伺いたいのでありますが、ここに基準要旨を拜見いたしまして、実際在來の事業経営をやつでおいでになる方々のお困りになる問題でないかと思うのは、随分いろいろな企業をやつておりまして、その中で甲の企業がその時世では引合わない、それで丁度そのときには乙の企業が大変よく引合つておる、その場合に甲におります。労務者を乙の方へ轉換したい、そういうことをして、在來事業は経営が十分行われておつたのでありますが、そういうような場合は共同計算という意味でこの基準から除外され得る見込がありますかどうか、そういう点についての御当局のお考えはどうでありましようか。

第1回国会 電気・農林・鉱工業・運輸及び交通連合委員会 第1号(1947/11/21、1期、緑風会)

○田村文吉君 私通告してあつた筈であります。
【次の発言】 安本長官は退席されたようでありますが。お見えにならんのでありますか。
【次の発言】 私の質問の要点は総理大臣に御出席の上で申上げたいのでありまするが……。
【次の発言】 それでは暫く総理がお見えになるまで待ちます。
【次の発言】 総理がお見えになりましてからお尋ねいたしたいことがありますが、それは留保さして頂きまして、商工大臣にお尋ねいたしたいと思います。電力問題の対策といたしましては恆久策と應急策とあるのでありますが、應急の対策に対しては燃料綜合対策をお立てになりまして、それぞれの政策をお立てになつておるようでありますが、その中で燃……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 決算・商業・鉱工業連合委員会 第1号(1948/03/29、1期、緑風会)

○田村文吉君 今程大臣から縷々御説明を頂きましたので、如何に中小企業というものが、今日の日本の現状において、この振興が必要であるかということは十分に納得もいたしましたし、又私共は常にそういうことは考えておるのでありまして、これはどなたも恐らくは異議のない点だろうと思うのでありまするが、ただ大臣の御説明の中で私共の十分に知り得なかつたのは、振興は必要であるが、何が故に企業廳というものを別に作らなければならないようなことであるか、これが十分御説明が頂けなかつたのでありまするが、專任にするということになればいいのだろうという大体の御説明でありまするが、大体この商工省というものは、昔から中小工業の專門……

第2回国会 決算・商業・鉱工業連合委員会 第2号(1948/05/26、1期、緑風会)

○田村文吉君 私は小委員會で申述べたのでありまして、或いは遅く参りましたので、委員長の報告の中にあつたかないか存じませんでしたが、これはやはり外局になさらないで、内局になすつて置くことが一番よいのではないかということを、各種の點から申上げたのであります。その中の主な點を申上げますと、この廰は非常に内容が、性格がはつきりしておりませんので、或いは相談所みたいな性格を持つておりますようなことで、資材の配給等無論関係は全然ないのでございます。そうすると、在來の、昔の商工省というものは、いわゆる中小企業を對象とした商工行政をおやりなすつていらしてたまたま近年物資の配給關係から、非常に物資の配給事務とい……

第2回国会 鉱工業・商業連合委員会 第1号(1948/07/02、1期、緑風会)

○田村文吉君 議事進行について……先日の会議の場合には、逐條審議はするけれども、併し関連する場合もあるから、それに対しても質問を許す、こういうふうに承わつておりましたが……。
【次の発言】 でありますれば、小林委員からの御発言を許してよろしいと思いますが……。
【次の発言】 私はどの條文ということでなしに質問いたします。この法案の狙いは、昨今閉鎖機関になりましたのは、つまり政府の配給等の業務を民間の團体が手傳うというようなことはよろしくないということから皆閉鎖機関になりましたし、今度の法律もそれが第一点でお狙いになつておるものと考えます。第二には独占には独占禁止法から因由した、企業者が團体を作……

第2回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会請願及び陳情に関する小委員会 第閉会後1号(1948/08/27、1期、緑風会)

○田村文吉君 矢野委員と大体一緒に各地方を廻りましたのでありますので、問題が重複しない点を成るべく申上げたいと存じます。  一番先に申上げたいのは、函館にかける引揚者の座談会で異口同音に言つておられましたことは、我々はここで仕合せと帰つて参りましたが、在來樺太に相当に日本人がおりました間は、この苦難の中も互いに助け合つて励み合つて來たのでありますが、だんだん引揚者が多くなつて來てあとへ残る人が少くなつた。その場合に若しこれが今年の冬を越さなければならないようなことが起ると、恐らく残つた三分の二は亡くなるものと考えて頂きたいということを申しておられたのであります。それは重ねて申上げると、いろいろ……

第2回国会 財政及び金融・商業・鉱工業連合委員会 第2号(1948/06/30、1期、緑風会)

○田村文吉君 簡単な問題を一、二お尋ねして見たいのでありますが、或いは不勉強でございまして、内容に書いてあるのかも存じませんが、この税金を拝見いたしますと、大体にいわゆる消費者に轉嫁することを目的として立てられたように考えるのであります。そこでただこれの実際になりますると、昔の営業税と同じことになるように我々は扱わなければならないように考える。この税金は若し事業者が支拂いました場合には所得税の課税標準にする場合に損失と計上することにお考えになつておりますか、損金には見ないのでありまするか、その点のお考えはどうなつておりますか。
【次の発言】 そういう解釈ですか。それからもう一つ、今の御質問の中……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 人事・労働連合委員会 第2号(1948/11/12、1期、緑風会)

○田村文吉君 段々皆樣の御意見を靜かに伺つておつたのでありますが、私はこの議事進行上についてお伺いいたしたいのであります。それは、公聽会をお聞きになるとすれば相当の日時を要する。それから、政府からは十六日までにこの法案を上げて欲しいと、こういう運営委員会において御相談があつた。この二つの事柄は全然矛盾いたしておる事柄でありますので、若し公聽会をお開きになるということであるならば、十六日までにはこの法案は上げられない、こういうことを御表明なさることに相成るかと考えます。過去において我々は、随分重要な法案を一日か二日で上げた経驗がある。誠に願わしいことでなかつたが、我々はさような苦い経驗を甞めてお……

第3回国会 人事・労働連合委員会 第3号(1948/11/13、1期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつとその前に……
【次の発言】 印刷にお間違いがありませんか。若しありましたら、先に一つ御注意願いたいと思います。
【次の発言】 今の給與の問題につきまして、先にちよつとお尋ねをしてもよろしうございますか。それともその方は後にして、この法の方の質問に入りますか。若しお許しを願えれば、丁度今御説明がありましたから、ちよつと給與の問題についてお伺いして見たいんですが……。
【次の発言】 詳わしく勉強したわけでありませんが、大体今の御説明について、ちよつと二、三点お尋ねして見たいのでありますが、我々も民間の建前から行きますというと、今の給與の立て方が甚だそぐわないような感じがするの……

第3回国会 人事・労働連合委員会 第4号(1948/11/15、1期、緑風会)

○田村文吉君 そうおつしやられると困るのですが、はつきり記憶いたしておりまする問題は、なぜ六大都市に対して、五割というような大きなものを附加しなければならんのであるのか。民間の一般から申しますと、二割或いは三割、又独身者に対してはその半額というような手当が行われておりまするのが普通でありまするのに、なぜ五割というような高額のものをお用いに相成つたのか、それが一つ。
【次の発言】 ええ。家族手当につきましては、一般の民間では、一人五百円というくらいのところが一般の常識に相成つておりますのに、突飛に一千二百五十円というようなことになさるということは、今後の民間の家族手当を著しく増額させる虞れもあり……

第3回国会 人事・労働連合委員会 第5号(1948/11/17、1期、緑風会)

○田村文吉君 どうでしようか、いろいろ御質問なさりたい点もあるかと思いますから……。
【次の発言】 質問を願うとなれば全部お願いすることになりますから……、各箇條的でなくとも……。
【次の発言】 今日の審議方法は、これは労働関係だけの質問に止めますか、それともそれ以外のお尋ねをしてもよろしうございますか。
【次の発言】 これは今度の改正に始まつたことではないのでありますが、第一條の第二項でありますが、「この法律は、もつぱら日本國憲法第七十三條にいう官吏に関する事務を掌理する基準を定める、」こうあるのでありまして、一体公務員というものをはつきりと、何か憲法か或いは又この法律とかによつて例えば雇員……

第3回国会 人事・労働連合委員会 第9号(1948/11/25、1期、緑風会)

○田村文吉君 次さな、字句の問題ですが、第二十八條の、「給與を百分の五以上増減する必要が生じたと認められる」のは、客観的に書いてございますが、人事院の認めた場合でいいのですか、どつちですか。
【次の発言】 それじやその用語は「増減する必要が生じたと認められるときは人事院は」でよいのでございますか。そういう意味ですね。
【次の発言】 第二十八條の「随時これを変更することができる。その変更に関しては、人事院においてこれを勧告することを怠つてはならない。」ということがありまして、給與準則の六十七條の方にも同じことがあつて「内閣総理大臣に提出しなければならない、」こうなつておりますが、これは同じ事柄で……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 大蔵・人事・労働連合委員会 第2号(1948/12/07、1期、緑風会)

○田村文吉君 算出額はどうしてお出しになりましたか、それを伺いたいと思います。今の個人々々の額は分つておりますが、この算出額をお出しになるときに、どういう数字をお用いになつたか……。
【次の発言】 そうです。それが終局において知りたいのでありますが……
【次の発言】 今総人員とおつしやつたのでございますが、総人員は実在の人員でございますか、予算に計上した人員でございますか、それを伺いたい。
【次の発言】 私は六千三百七円といい、五千三百円といい、見方が全然変つた方法から出て來ているのでありまして、これは個人々々にこういうふうの率で以て標準を決めて行く、これは実際に拂われる場合にはその基準によつ……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1949/04/19、1期、緑風会)

○田村文吉君 第四分料会で担当しました各省関係の予算を審議いたしまして、若干各種の点において検討すべきものが残つていないとは申されませんけれども、大体において、この予算は是認すべきものと考えますので、本員はこれに賛成いたすものであります。尚これが運用に当りましては、昨今各種の特別会計、或いは公共事業体に移動する時期に相成つておりますから、政府は十分にその点に留意せられまして、冗事のないように努めて頂くことを希望いたします。


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 運輸・労働連合委員会 第1号(1949/12/22、1期、緑風会)

○田村文吉君 末弘委員長さんにちよつとお願ねいたしたいと思うのでありますが、あの裁定なさいました理由書を拜見しますると、鉄道公社の職員がこの六月の再編成される時代に、むげに待遇を切下げられたということが書いてあるようでありまして、そこでその当時の情勢から見ますと、鉄道職員のバスの問題であるとか、或いは住宅の問題であるとかいうような点が、他の政府の公務員である逓信従業員であるとかその他のものに比べると、少しくよ過ぎるというような点から、そういうものを是正しなければならないというような点からやかましくされた点が一つと、もう一つは、鉄道が独立採算制をとれば経営上困難になるから十分一つ突きつめて貰いた……

第7回国会 運輸・労働連合委員会 第2号(1949/12/23、1期、緑風会)

○田村文吉君 加賀山総裁にお伺いいたしたいのでありますが、裁定の内容の中に国鉄の従業員が特別に賃金を切下げられておるというようなことを思わせるような文章がはつきり出ておるのでありますが、国鉄の従業員がこの前の六月の改組の場合に、特別に他の従業員、官公吏に比べて特別に引下げられておるといつておる裁定案は御承認になりますか。
【次の発言】 私の伺いたいことは、鉄道の従業員が特別の、外の公務員に比べて特にこの六月において切下げられておるとお考えになつておりますか、そうでありませんかということをお尋ねしたい。
【次の発言】 もう一つお伺いいたしたいのでありますが、それは現在の国鉄の実際の平均收入が如何……

第7回国会 予算委員打合会 第1号(1950/03/26、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(田村文吉君) 皆さんにお諮りいたしますが、休憩いたしたいと思います。午後は一時から再開いたしたいと思います。    午後零時九分休憩
【次の発言】 只今小林君の議事進行に対する発言がありまして、定足数に足りませんから、委員会が成立しないというような御趣旨でありましたが、暫く委員会を休憩いたしまして、休憩中に御出席の諸君を以て懇談会、或いは打合会なりをお決め下さることを提議したいと思います。
【次の発言】 運輸大臣に極めて常識的の問題からちよつと一、二お伺いしたいのでありますが、それは今度鉄道運賃二等の三倍が二倍に下るとか、遠距離の運賃が下るという話でありますが、そういうことによつて国鉄……



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データ更新日:2022/12/18

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