山田節男 参議院議員
3期国会発言一覧

山田節男[参]在籍期 : 1期- 2期-| 3期|- 4期- 5期
山田節男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山田節男参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

山田節男[参]本会議発言(全期間)
1期- 2期-| 3期|- 4期- 5期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 参議院本会議 第22号(1953/07/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 私は日本社会党第二控空を代表いたしまして、今回の西日本大水害に対しましての過日行われました大野国務大臣の報告に関連いたしまして、政府責任者に御質問申上げたいと存じます。  先ず第一に、今回の空前の災害によりまして約七百名の人命を喪失いたしました。このことに対しましては、心から哀悼の意を表しますると同時に、家を失い、田を、畑を失い、又、家財商品等を失われました諸君に対しましても、心からなる同情の意を表するものでございます。  なお又、今回のこの災害に当りましては、米駐留軍はじめその他の諸外国から与えられた御同情に対しましても、国民を代表し、心からお礼を申上げたいと存じます。(拍手)……

第16回国会 参議院本会議 第27号(1953/07/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 只今上程されておりまする三法案に対しまして、日本社会党第二控室を代表し、ここに反対の意を表するものであります。  以下簡単にその理由を御説明申上げたいと存じます。先ほど久保同僚から反対の理由として述べられた部面は、勿論、私の反対する理由の全部を含むものであります。ただ、この三法案は、先ほど委員長からの御報告にありました通りに、昨年第十三国会におきまして、従来の国営の電信電話事業を公社並びに民営といたしまして、昨年より日本電々公社が発足し、又今年の三月より国際電々株式会社が発足いたしたのでありまして、これらの電信電話業務を監督規律する法律が生れるのは当然の帰結であります。併しながら……

第16回国会 参議院本会議 第36号(1953/08/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 私は日本社会党第二控室を代表いたしまして、只今行われました岡崎外務大臣のMSA交渉の中間報告に対しまして質疑をいたしたいと存じます。  岡崎外務大臣から、目下行われておりますアメリカとのMSAの交渉の経過を聞きまして、率直に申上げまする私の感じは、非常にアメリカが日本に対して甘いということであります。これは私は、果してそのように甘いかどうか、これに非常な疑点を持つのでありますが、御承知のようにこのMSAの性格というものも非常に近来変つております。トルーマン大統領の外交政策の基調、殊に対共産主義諸国に対しましては、いわゆる封じ込め政策、コンテインメント・ポリシイ、そして少くともこの……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第37号(1954/04/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 只今議題となりました国連軍との協定締結に関しまして、私は日本社会党第二控室を代表し、政府に若干の質問をいたしたいと存じます。  先ず第一に、本協定が締結されるに至りまするまで、その期間が全く異例の長期間を要しているということを指摘しなくてはなりません。講和条約発効と同時に、我が国は主権を回復いたしまして、独立国となつたのでありまするから、英連邦軍が国連軍の一部としてなお日本に駐屯を継続し得るためには、少くとも条約乃至協定に基く我がほうの合意承認がなくてはならんことは当然でございます。然るにこの当縦とらるべき措置が、条約発効後二十余カ月も在荷放置されたという理由は何であるか。この点……

第19回国会 参議院本会議 第38号(1954/04/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 只今議題になりました昭和二十六年度一般会計歳入放出決算、同じく昭和二十六年度特別会計蔵入歳出決算並びに昭和二十六年度政府関係機関の収入支出決算に関しまして、私は日本社会党を代表いたしまして、これに承認を与えることに反対いたすのでございます。以下その理由を簡略に申上げたいと存じます。  第一は、只今決算委員長が御報告になりました中にもありましたごとく、我々決算委員といたしまして、二十六年度の会計検査によりまする決算検査報告書を主題といたしまして、審議の過程におきまして幾多憂うべき事実を発見いたしました。その主なるものにつきましては、先ほど決算委員長の御報告にございましたから、ここに……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 参議院本会議 第6号(1954/12/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 只今上程されました会計検査院の機能発揮に関する決議案の提案理由を御説明いたします。  先ず最初に案文を朗読いたします。    会計検査院の機能発揮に関する決議   政府は会計検査院の機能を十分発揮せしめるため、万全の措置を講じ、もつて常時検査の励行に資し、且つ不当事項の発生防止、国費の節約、予算の効率的使用のため全力を尽すべきである。  右決議する。  次に決議案の趣旨説明をいたします。  我が国の財政の現状におきましては、何をおいても予算を有効適切に使用することが最も重要な問題でございます。然るに現実におきましては、およそこれと逆行し、経理の紊乱、不正乃至不当支出の多いことは、……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第23号(1955/06/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 ただいま議題となりました昭和二十八年度国有財産増減及び現在額総計算書並びに昭和二十八年度国有財産無償貸付状況総計算書に関する決算委員会の審議の経過並びに結果を御報告いたします。  まず本件の内容の概略を申し上げますと、昭和二十八年度において一般会計、特別会計を合計いたしました国有財産の増加領は四千九百四十二億余円、減少額は千五百十三億余円、差引純増加領は三千四百二十九億余円でありまして、年度末、すなわち昭和二十九年三月三十一日における国有財産の現在額は七千五百九十三億余円となっております。この内訳は、行政財産千四百三十三億余円、普通財産六千百六十億余円でありまして、行政財産をさら……

第22回国会 参議院本会議 第29号(1955/06/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 ただいま議題となりました昭和二十八年度一般会計予備費使用総調書(その2)外七件の事後承諾を求める件に関する決算委員会の審議の経過並びに結果について御報告いたします。  まず、本件の内容について大略を説明いたします。  まず、昭和二十八年度一般会計予備費使用総調書(その2)について申し上げます。昭和二十八年度一般会計予備費の予算額は三十億円でありまして、そのうち昭和二十八年十二月二十八日までに使用されました八億二千九百余万円につきましては、昨年四月国会が承諾を与えておりますが、今回は二十九年一月九日から年度末までに使用されました二十一億三千九百余万円につきまして承諾を求めているので……

第22回国会 参議院本会議 第42号(1955/07/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 ただいま議題となりました昭和二十八年度一般会計及び特別会計の決算並びに政府関係機関決算報告書につきまして、決算委員会における審議の経過及び結果の概要を御報告いたします。  右決算三件は、本年一月二十二日国会に提出され、今回審査を終えたものであります。  まず本件の内容の概略を申し上げます。一般会計においては歳入決算額は一兆二千百九十億余万円で、歳入予算額に比較いたしますと千九百十七億余万円を増加しております。歳出予算額は一兆二百七十二億余万円でありまして、これに前年度からの繰越額千百八十九億余万円を加えますと、一兆千四百六十二億余万円となり、このうち支出済みの額が一兆百七十一億余……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 参議院本会議 第12号(1956/02/20、3期、日本社会党)

○山田節男君 私はこの際、英連邦軍の引き揚げに伴う諸問題に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 去る十四日オーストラリアのメルボルン放送によりまして、英連邦軍が、来たる三月から起算いたしまして十二週間以内に撤退さするという放送が行われたのでございました。去る十六日広島県の呉市長並びに県知事等が、呉におりまする英連邦軍司令官にこれを確かめましたところ、その放送がほんとうであるということがわかったのでございまするが、これに関しまする幾多の労働問題、社会問題、産業問題等が生ずることは必至でございまして、この点に関し、鳩山内閣の所信を確かめたいと存じます。  まず第一に、鳩山首相に対し……

山田節男[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

山田節男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 決算委員会 第2号(1953/06/18、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 この問題について、前国会の決算委員会が実地検証をやるか、或いは参考人でも呼んで、この問題に対する内情を究明した事実があるのかどうか、お伺いしたい。

第16回国会 決算委員会 第3号(1953/06/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 これは建設省とそれから都の建設局長にお伺いいたしますが、大体この土地を貸付ける條件として建設省は仮の建築で、木造建築でいい、それから四カ年でそれ以上の契約の更新はしない、こういう條件で貸付けることについて、東京都においてはあそこは防火地区であるがために鉄骨でなくちやいかん、不燃性でなくちやいかんというので、建設省の趣意に従つて組立式の移動と言いますか、解体できる鉄骨の建物にした、こういうようなことになつております。この仕事の性質上あそこをコンクリートで固め、それから或いはガソリンの地下タンクを造るということは、これはその事業の性質から当然のことなのであり、従つて建設省の趣旨に従つ……

第16回国会 決算委員会 第5号(1953/06/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 いや、今の建設局長の言葉ですがね、この間も前の会で言つたように、この土地をエンパイヤ・モーター・カンパニーに渡す代として、建設省のほうにおいては麻布三連隊のほうにこの土地を用意しておきました、こういう話でありました。前回に私申上げましたように、東京都としてそのプランがあるならば、いまの問題になつた点は、ここは緑地帯にして置こう、小公園にして置こうという案になつておるからこそ、昭和二十七年の六月の十二日に明渡し要求をやつておるわけです。これは明らかに東京都としてはこれは飽くまでも元来の使途に使うつもりであつた。そうすると、都とすれば今の都市計画において、東京は非常に緑地帯が少いとき……

第16回国会 決算委員会 第6号(1953/06/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今吉岡参考人からの御説明になつた資料を今頂いて見ておりますが、全部読み過してありませんが、それについて見ると、ガソリン・スタンド、給油所は最初許可願いが出された六百五十坪の境界の外にあるわけですね。
【次の発言】 それはなんですか、許可願いを出すという、GHQのほうの科学局ですか。これに対しては向うは接収地用に、あなたのほうの申請されておる、許可される土地以外にそのタンクがかかるということは、GHQ当局がこれを許可したわけですか。許可した上でそれをお作りになつたのですか。
【次の発言】 これはGHQ当局が境界外に跨るということはもう承認したと、ところがその後の事態を見ましても、や……

第16回国会 決算委員会 第7号(1953/07/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 私今日まだ十分これを準備しておりませんので、質問申上げるまでに頭の整理ができていないのですが、次回に譲つて頂きたいと思います。

第16回国会 決算委員会 第11号(1953/07/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今の会計検査院長の御発言大体了承いたしましたが、先ほど言われた目下調査中の第六管区以外の第二管区、第八管区、こういつたようなものもまとめて報告書は本委員会に他日提出願えるのですか。
【次の発言】 了承しました。

第16回国会 決算委員会 第12号(1953/07/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今委員長の言葉に、大蔵大臣並びに建設大臣というお話がありましたが、この問題の起きた最末端は東京都なんです。ですから大蔵大臣、それから建設大臣と同じように東京都知事にも私は要望をされるべき筋合のものだと思う。
【次の発言】 これはああいう管財局の普通財産になつて、それから関東管財局に移転して、そうして公園に復元するということ、そういうことの最大の根拠は、委員長の今要望事項の説明の中にもあるように、エンパイヤ・モータースは東京都から一時使用許可を受けている、東京都としてはこれはただ一時使用の許可は公法上の行政措置だ、訴訟の対象にならない、東京都がちやんとこういう免許をちやんと出してい……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後3号(1953/09/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今の永井委員の質問に関連してでありますが、これはもう永井委員が指摘された通りに、結局当面の問題は、政府がこの特別措置法を裏付ける予算の処置をどうするかということにかかつていると思う。こうして今罹災地の者が家を失い、土地を失つて、明日にも困る。一昨日各班の報告を聞きましても、又緒方副総理も親しく罹災地を御覧になつた。この惨を極めたものを、これを一時も早く復活しなくちやならんということは、これはもう政府、国会の最高の今任務である。そこで私は今永井君の質問に関連してお伺いいたしますが、これは我々が今見た資料で判断いたしましても、大体六月、七月、八月にこうむつた水害による損害というものは……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/07/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 関連して、今阿具根君の御意見ですが、行政府が二十億出すか出さんかという問題よりも、私はこの委員会が設立されて委員となつて会日まで数回の委員会を開いて、未だに略中模索のような恰好になつておる。なぜかといえば、要するに我々は国権の最高府なんです。我々が取扱うべきものは、先ず第一に立法措置を如何にすべきか、第二は予算措置をどうするか、これは緊急融資を含めての立法措置に関連して、私は問題はこの二つしかないと思う。ところがこの委員会を開いても総理大臣も来ない。副総理も古私の知つておる限りは一回しか出ない。来たのは、今日も内閣の副官房長官一人だ。こういうふうなことでは、少くとも国権の最高の立……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後7号(1953/09/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今の三浦委員の質問は実は私も聞きたいと思うのですが、要するにこの六、七月の水害に対する緊急措置として特別法を作つたのは、我々法を作る者としてはやはり地域を主体にした。ところが途中からこういう地方鉄道、軌道並にバス企業体を主にした。これは当時壷井官房長が来られて、植竹委員がおられて、これは我我が並行してやるいわゆる地域というものをどうするか、地域別に我々はこれを議院からも付討されて、そうしてそれを対象としてこの法を作つた。ところが途中で運輸省からこういう地方の鉄道、バスというものについて事業体というものを持つて来た場合に、これは私は速記を御覧になればわかると思うが、飽くまで七月、八……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第8号(1953/07/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 国鉄のほうに、これは運輸省でもよろしうございますが、若し私の質問が重複しておつたならば、これは返答に及びません。今回の九州ですか、西日本の水害による国鉄の損傷の額はこれは莫大なものがあろうと思いますが、公社として国鉄が、これは予算も始まつておるわけでありますが、特に予算で賄えない、或いは予備費で賄えないものは、これは予算的にどういう措置をする方針なのか、それがきまつておればちよつとお知らせ頂きたいと思います。
【次の発言】 損害五十億円として自己資金でどのくらい賄い行るか、賄えないものは公債或いは政府からの借入資金、これが大体現在運輸省として国鉄に、そういう足りない金でどうしても……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第11号(1953/07/18、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 これは田中官房副長官に質問してみたところで、もう我々はそんなことはわかつておる話で、要点は、私の聞いたところでは、大野国務相は十九日、明日もう向うへ帰るということを言つておる。明日日曜です。それで私はこの間緊急質問で、一体このような特別立法措置、財政的にいえば予算措置もしなければならんような大きなものを抱えて、一体これは一人帰つて一人で仕事ができる自信があるかと、これは大野国務相は肚を叩いて、自信を持つておると言つておつたが、少くともこうして権威ある参議院の特別委員会が設けられて、過去十数回に亘つて熱心な各委員からの質疑応答があつて、そうしていろいろ案も御意見ももうまとまつておる……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第12号(1953/07/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 これは先ほど委員長も伺つたように大野国務相非常にお忙がしいのですが、今日各小委員会の委員長の報告があつたように、大体本委員会としては、もう財政措置、それから立法措置のための結論は出ておるわけです。そこで今大野国務相が明日又福岡のほうにお立ちになるというのでありますが、大野国務相が本会議で御報告になつた現地の切なる要望事項がございます。即ち、地方財政法の改正までしなくちやいかんのではないか、災害救助法の国庫負担の限度の拡大であるとか、或いは熊本の泥土の排除の問題、特に営農資金の問題、中小工業の金融問題、こういつたようなものにも本委員会でも触れて、立法措置とかいろいろなことが出ておる……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後12号(1953/10/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 私、途中から来たので、その前に或いは質問があつたかも知れませんが、今の永岡、井上両委員の質問を聞いておりますと、これは主客顛倒しているのじやないか。というのは、大体この法律を作る発端が、例の台風第二号の問題、そうして六月、七月の問題が起きた。併しながら台風第二号はこれは一応切離して、専ら六月、七月という、この異常中の異常の災害、いわゆる関東の大震災に次ぐこれは大災害、そこにこういう特別立法措置の必要がこの対策委員会のいろいろまあ協議の結果生れたわけなんです。法律は飽くまでこれは適用するというので、こうして今政令についても政府と衆参両院の緊急対策委員会が協議している。その立場からす……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後13号(1953/10/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 この文部省で指令しておる公立学校教育施設と私立学校施設の災害復旧の国庫負担、それから補助額の施行令というような案が出ておりますが、今日は新谷委員が見えておりませんから私むしろ新谷委員の代理のようになりますが、昨日、一昨日新谷君の話を聞いて、そういう所もあり得るか、殊に今町和歌山それから奈良県の山間部で、これは我々ちよつとそういうものもあるかなと思つたのですが、生徒が百人以下の例えば六十人、八十人というような所があるらしいのです。そうすると文部省の公立学校教育施設災害復旧それから私立学校の教育施設の第三条ですが、児童数に対して別表の第一に一人について五千円というような率が出ておる。……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後14号(1953/10/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 去る十月十四日より二十一日までの八日間に亘りまして、第一班として矢嶋委員長、藤野委員、藤野委員は途中井上委員と交代いたしました、並びに私の三名が、長野、冨山、岐阜、愛知、静岡の各県下における第十三号台風被害の状況の調査をいたしました結果を簡単に御報告申上げます。  先ず十五日長野県に参り、県当局の説明を聴取して後、被害の最も多い南安曇及び北安曇両部の現地を視察いたしました。第十三号台風による本県の被害は、すべて二百ミリ内外の豪雨による河川堤防の決壊その他によるものでありまして、特に穂高川、中房川、乳川等、数十ヵ所の破堤を見て、小範囲ながら総額二十三億八千余万円の被害を生じておりま……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後16号(1953/10/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今朝建設、文部、厚生、労働、地方行政に関する小委員会を開会いたしまして、松岡委員、永岡委員、寺本委員、田中委員、三浦委員並びに藤田委員のかたがたに御参集願いまして、昨日小委員会に付託されました法律改正案に対する論議を御協議を願つた点について、経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず第一に、このたい積土砂の排除に関する特別措置法の一部を改正する法律案でございまして、これは只今制定されておる本法の第十条に第二項として加える事項でございますが、これは本法によりますると、例えば港湾の堆積排土等によりましても、地方自治体が国庫の全額の補助を受けないで、その一部、即ちこの場合におきましては……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第17号(1953/07/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 農地局長にお聞きしますが、先ほどの補助率の増額の場合ですが、今の御答弁は若しこれを、現在被害が甚大である、異常な被害をこうむつた場合には十分の九を出しておる、ここに示してあるように、十分の八とか十分の九とかいうことになると、先ほど言われましたように、現在では一体被害を二割を見てあとの八割を査定するという話ですが、而もそれは人件費とかいろいろな関係、定員の関係でできないということになると、県市町村に任したほうがいいということを言われましたが、現在はもう全然それはやつておられないのですか。県にこのことの査定を委譲するということは全然ないのですか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第20号(1953/07/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 それでは小委員会の建設の部面だけの御報告を申上げます。これはお手許にあるように建設関係の衆参両院の対照表でございますが、これを以ちまして衆参両院の小委員会の打合会の結果、いろいろ閣議の事項できまつたこともありまするし、保留された事項がありますから簡略に御報告申上げます。  先ず第一に公共土木施設の災害復旧事業の問題でありますが、これは参議院の現行法通りに対しまして、衆議院のほうではこれは例のスライド・システムを採用してやる、これは参議院の小委員会でも衆議院の案を通すことになりましてスライド制をやる。ただその負担率をどうするかという問題については衆議院のほうでA、B、Cの三つの案が……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第21号(1953/07/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 昨日の衆議院における特別対策委員会との打合会によりまして、建設関係の結論を報告いたします。  昨日午前御報告申上げましたように、衆議院と参議院の意見の異なる点、この調整をいたすべく、昨日衆参両議院の委員長、理事、小委員長が集まつたのでありますが、建設関係に関しまする結論を御報告いたします。  先ず第一に問題になりました公共土木施設災害復旧の問題でありますが、これは衆議院の案に参議院が賛同をするということになりまして、これはいわゆるスライデイング・システム、そうしてその補助額はA、B、C案の三案のうちB案をとるということで確定いたしました。  次は単独工事の制限を緩和するか否かとい……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第23号(1953/08/03、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 赤澤小委員長からしてもらうべき筋合いですが、若上赤澤小委員長が御都合が悪ければ、運輸省から今の関係の説明員が来ているようですから、赤澤委員長に質問しなくても、運輸省関係に、この問題について質問するということができるならば御退場願つていいです。
【次の発言】 運輸省のかたにお聞きいたしますが、今度の災害によつて補助をしなくちやならんという対象には私鉄軌道の会社、それからバス会社、この中でまあ軽うじて収支が償つて、まあ無配にしても収支を償つているものが何会社あるのか。それから配当したものはどのくらい配当した会社があるのか。その点を一つお示しを願いたいと思います。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第25号(1953/08/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 この今可決されました附帯決議につきましては、衆議院とのあらかじめ了解があるわけですか。それとも参議院としてここで初めてこの附帯決議をこの法案に付けて出して向うに今から了承を求めるのか。或いは事前に了解がすでにできているのか。この点を一つお尋ねいたします。
【次の発言】 了解。
【次の発言】 本件に関しましては、すでに当委員会並びに本日午後行われました衆議院との常任委員長、小委員長並びに理事等の打合会におきまして、すでに質疑並びに討論は尽きたものと考えます。よつて本案に関しましては質疑並びに討論を省略されんことの動議を提出いたします。

第16回国会 電気通信委員会 第閉会後1号(1953/10/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 大体第一班の報告は委員長が報告された通りでありますが、なお一、二補足いたします。  第一の問題は民間放送の問題でありますが、殊に新潟、信越、富山、金沢の民間放送局を見たときに、このスポンサーと放送時間と、それから経営、これを比較して見た場合に、殊に新潟の場合においてスポンサーが、保全経済会のスポンサーが非常に金放れがいい、もうエア・タイムも次々と買つてしまつて非常にこのために助かつている、こういう話がある。そこで私はラジオ新潟の責任者にこのラジオのスポンサー、番組を編成するに当つても、民間放送は成るほど商業放送ではあるけれども、少くとも保全経済会とでうような政府が正当に認められな……

第16回国会 電気通信委員会 第2号(1953/05/30、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今回新任された郵政大臣から、殊に電通委員会の所管の放送事業、それから電信電話事業についての御所見を承わつたわけでありますが、非常な決意をされておるということがわかりましたし、又これも御存じだろうと思いますが、衆議院参議院両院とも、殊に電信電話の問題については、すでに数回に亘つて決議をいたしたというようないきさつもありますので、塚田新大臣としてはその決意のほどが十分わかるのであります。何と申しても今大臣の御説明もありましたように、電信電話事業、殊に電話事業の問題は、これはもう国会としてもどうしても何とかしなければならんという土壇場に来ているのじやないか。国会はすでに決議を以て再三に……

第16回国会 電気通信委員会 第3号(1953/06/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 公衆電気通信法で今度料金が引上げになるというようなことを新聞で聞いておりますが、そういうことになれば、前の一割引上げですか、一割五分ですか、今度二割五分かの引上げになれば、その具体的な根拠、これを数字で一つお示し願いたい、そういう資料を次回までに一つ……。
【次の発言】 さつき私お願いした資料の、土五%増収を図るという内訳がここに出ているのですが、この数字はわかつておりますが、それによつて電話施設その他の施設の改善といいますか、そういう案ですね、これによつて賄うという、借上げによつて新らしく充実するというか、拡充するというか、そういう部面の数字なり項目をお示し願えれば結構だと思い……

第16回国会 電気通信委員会 第7号(1953/07/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 先ず内国電報の料金ですがね、今度十字を六十円にして十円値上げすると。そうするとこれやつて大体何ですか、二十八年度以降の赤字は補填できるという意味ですか、今度の五十円を六十円に値上して。
【次の発言】 この十字を六十円で、五十円を二割上げたということになるのですが、こういう見方をしないで、最低料金が、曾つてもあつたように、十五字まで三十円ですから、十五字、十字でなくて十五字を単位として最低限度十五字の料金を取る。十五字まで打てば六十円だと、こういうようなやり方をした計算をするときに、料金の値上げ問題でそういう研究をしてみたことがありますかね、十字の電報数が全体のどのくらい占めるか………

第16回国会 電気通信委員会 第8号(1953/07/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今日わざわざ郵政大臣並びに電波監理局長の御出席を願つて御質問申上げたいことは、これは放送法の一部改正については、明後日ですか、委員会で提案理由の説明があり又その質疑が行われるそうでありますから、直接放送については御質問申上げませんが、大体電波行政を今後どういうふうにやるのだという政府の政策と申しますか、こういう点について大臣にお聞きし、又技術的の部面は長谷監理局長にお聞きしたいと思います。  先ず第一に、去る五月ですか周波数の再編成がありまして、大体その割当がきまつたわけであります。なお今後放送局の開設の申請が出ておる。そうすれば大体全国に三十以上のラジオ放送局ができるわけです。……

第16回国会 電気通信委員会 第9号(1953/07/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 古川さんにお聞きしますが、古川教授の言われた中に、こういう公共企業体の施設の改善、拡張に要する資金の調達についてでありますが、こういつたような商業資本とは違つて、固定資本になりますと非常に厖大なものでありまして、こういう場合には、経営学から言えば、資本の回転率ということは、まあこれはないことはないけれども、さつき先生のおつしやつた自己資金の調達という面から見て、スピードを早めることが非常にいいんじやないかと、こうおつしやつたのですが、このスピードを高めるということは、今割合に低いと言われる減価償却率を高めて、そうしてそれを自己資金に調達するという意味でおつしやつたのですか。そのス……

第16回国会 電気通信委員会 第10号(1953/07/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今議題になつた放送法の一部改正の法律案に関する資料は、私まだ調べておりませんから、次の会で又要求するかも知れませんが、公衆電気通信法案の審議のための資料を一つお願いしたいのです。それは一つは、昭和二十三年にPBXを電通省に独占的にやれという覚書のコピーを頂きたいということと、それからもう一つは、昨年の八月一日電電公社が公社になりまして、まだこれは満一年になりませんが、発足して六カ月間でもいいですから、これは勿論決算はできておらんと思いますが、何といいますか、六カ月間でもよろしいから大体電電公社の発足以来の経営形態といいますか、数字的に予算の処理の経過、それから事業、こういつたもの……

第16回国会 電気通信委員会 第11号(1953/07/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 お急ぎのようですから、今NHK関係の参考人への質問だけを聞いてよろしうございますか、お急ぎだつたら。
【次の発言】 この放送法の一部改正法案が出まして、大臣の提案理由の説明を聞きまして、まだ所管大臣への質疑を始める前に関係の当事者の今御意見を伺つておりまして、むしろ異例でありますが、併しこれは公聴会と同じような価値を持つて一応今御意見を承わつておるわけでありますが、今大体NHKの経営委員長並びに会長の御意見並びに御希望等で全貌はわかつたわけでありますが、なお今回政府がどういう理由でこういう法案を出したかと、過日の塚田郵政大臣の説明につきまして、政府の意向を確かめなければわかりませ……

第16回国会 電気通信委員会 第14号(1953/07/20、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 このPBXを政府、当時の電通省にPBXの独占化といいますか、これをやるために一九四七年三月二十五日の連合軍総司令部のメモランダムについてでありますが、このいきさつは大体国際電気通信株式会社及びその従属会社に関する覚書としての指令でありますが、これを私お伺いする前に、日本電信電話工事株式会社と日本電話設備会社、これは国際電気通信株式会社の従属会社なのか、或いはそうでなくて従来独立してあつたものか、この日本電信電話工事会社と電話設備会社、これはどういうものか、ちよつと御説明願いたい。
【次の発言】 この日本電信電話工事株式会社、それから日本電話設備株式会社、これはいずれも戦後PBXの……

第16回国会 電気通信委員会 第15号(1953/07/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今の新谷委員の質問に対する御答弁で大体わかるのですが、私もう一遍この修正案に対する根本的態度というものをはつきりしておいてもらいたいと思うのです。というのは、殊に橋本君は電電公社法を作るについても非常な努力をして頂いて、従来の公社即ち国鉄とか専売公社よりも非常に伸縮性を持つた自主的な経営を建前に行つたわけですね。従つて公社としては、国鉄とか専売公社に比べれば、そういう意味においては最も合理的な、最も能率的な、殊に電話サービスという国会の衆参両院の決議を数回まで経ておるという重大な使命を持つておる純然たる公社の建前でやらなきやならん、こういう法律を作つたわけです。作つて、今回こうし……

第16回国会 電気通信委員会 第16号(1953/07/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 これはまあ大臣、それから愛知政務次官、それから電電公社の最高幹部が来ておられますからちよつと確めておきたいのですが、最初政府が出しました二割五分値上案によつての資金計画、收支見積りを作つておるわけです。それで初年度におきまして七十五億というものを公募公債にするか、或いは政府からの借入金としまして七十五億円見積つておるわけです。先ほど津島委員からの大臣に対する質問、それから今石田理財局長のお話を聞きますと、結局郵政大臣としては、この二割五分電話料金を値上げすればもう政府の借入金の必要はない、七十五億というものはこれは案としては政府の借入金乃至公募債券ということを言つておるが、この七……

第16回国会 電気通信委員会 第17号(1953/07/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 関連質問ですが、昨日も質問したのですが、今回の二割の値上げで、百億の公募社債、併し百億の公募社債は無理でもあるし、二十五億は政府のほうで何とかしましよう。これは政府で私は引受けるものと了解しておるのですが、それにしても、七十五億ほどある。それで、昨日愛知政務次官が言われたように、七十五億の電信電話債券を市場に出して、これはシンジケートが受入れるかどうか。たとえ受入れても、これは時期が二十八年度第一四半期を過ぎちやつて、而も最悪な年末にかけて消化し得るか。昨年度、二十七年度の電電公社の二十億の社債も、これは実際上におきましては、マーケットで募集しておるのではないですね。二十億の中で……

第16回国会 電気通信委員会 第18号(1953/07/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 私は日本社会党第二控室並びに第四控室を代表いたしまして討論をいたします。  只今小林委員から上程されました修正案に対して賛成であり、衆議院送付の原案に対しまして反対であります。  以下苦干その理由を説明申上げたいと存じます。  顧みまするのに、日本の電信電話事業は、殊に終戦後甚大なる損害をこうむりまして、その施設の復旧改善を要しますると同時に、電話サービスの改善につきましては、国会におきましても異常な関心を以ちまして、すでに二回に亘る決議文を上提し、これを可決、満場一致を以ちまして可決いたしましたことは御承知の通りであります。で、この国民の切実なる要求に応えんがために、昨年の八月……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 電気通信委員会 第閉会後1号(1953/11/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 僕はもつと根本問題としてちよつと今井委員長の御所見を伺いたいが、実はこの公共企業体等労働関係法を二十三年に私が労働委員長として立法の任に当つた責任者として特にお伺いしたいと思うが、当時今井君は大蔵省の給与局長をしておつた。この立法についても相当いろいろ御意見を伺つて作つたのですが、爾来もうすでに足掛け五年たつて、毎年仲裁裁定というものが労働争議の、むしろこれは何といいますか、突破口になつておる。立法の趣旨に反した形になつておる。この種の、悪く言えば仲裁委員会はもうまるでトラブル・メーカーのように言う人もあるが、併し私は立法者の立場から、いろいろ五カ年間の仲裁裁定の扱いの政府、それ……

第17回国会 電気通信委員会 第閉会後2号(1953/11/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 この組合のほうの戦前の賃金復旧の問題について、全電通のほうではいわゆるラスパイレス方式をとつておるわけですね、それから経営者のほうではフイツシヤー方式を採用しておる。今頂いた全電通の書類を見ると、これはラスパイレス方式が最も広く採用されている云々と書いてあるのですが、これはどうですか、経営者とそれから組合側に戦前の賃金復旧の算定方法で二つに別れたというのでね。これはここに経営者の代表者もおられるが、組合がその方式をとられたということは、単なる他の組合がより多く採用しているから、そういう意味でとられたのか。或いは電電公社の実態から見て最も公平だという見地からとられるのか。それからも……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第7号(1953/11/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 社会党第二控室は議員総会に間に合ませんので役員会に相談して、そうして私のほうの議運委員も出て発言して、こんなことを約束いたしましたが、それは衆議院のほうで今委員長が言われたような理由で継続審議されるならば、社会党第二控室としてはやはり第二院としてそれをウオツチする意味で継続審査すべきものだと、かように決定いたしました。


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 決算委員会 第1号(1953/12/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今の小林委員の報告に関連して、例えば札幌の例ですね、一億円というものは実際はこれによると全部業者が負担した、そうしてその業者がここで営業する場合には売上げの千分の十を、寄付した者が千分の十も払つておるわけですか。
【次の発言】 誰がですか。
【次の発言】 だから結局そこに出店して営業する者が一億円というものを分担するのだから、営業者がまあ出資するということになるんですね。
【次の発言】 結論的に言えば、今小林君の言われたことに私も全面的に賛成です。更に理由を敷衍すれば、衆議院だけの調査、或いは衆議院の決算委員会の意見というものでは、完全な国会の意思ではないわけなんだ。少くとも国鉄……

第18回国会 決算委員会 第2号(1953/12/04、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 私遅れて来て、或いは質問が重複している点があるかも知れませんが、あればその点は省略して頂きたいと思いますが、この郵便逓送会社というものは何か法的根拠があるのか。或いは単なる株式会社として発足し、そして営業を進めているのか。この点をちよつと先ずお伺いいたしたいのです。
【次の発言】 これは終戦後、殊に混乱時代において相当な役目を果したということはわかるのですが、こうした日本郵便逓送株式会社、この問題については殊に公正取引委員会ができて、独占禁止法という見地から検討もなされ、又郵政省としてもこの問題の性質上そういう観点からの考慮をした、やはり研究されたことはありますか。

第18回国会 決算委員会 第3号(1953/12/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 さつきの小林委員の質問に関連して、国鉄の副総裁にお尋ねするのですが、さつき副総裁の説明によると、東京の鉄道監理局ですか、総管理人の欠員があつたためにこれを契機に人事異動をしたというようなことを言われましたが、我々参議院から見れば、鉄道会館のほうはなぜ加賀山君がやめた、なぜ立花君がやめた、殆んど期を同じくしてやつておるのです。そういうことを見れば、衆議院でああいうことをされたためにとにかく人事の異動をやつた、若し実際国鉄が責任を持つて将来……、民衆駅という名前も非常に私は問題があると思うが、そういつたものをやるならば、最初手をつけた責任者をむしろ元のポストに置いて責任を持つてやらせ……

第18回国会 電気通信委員会 第2号(1953/12/03、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今回の三公社その他現業の仲裁裁定の問題について、今国民の利害に非常に不満を与えておるのは、国鉄公社と電信電話公社の三割賜暇、この問題でありますが、先ほど靱副総裁は、これに対してできるだけの支障のないように努力をしておる、こうおつしやるのですが、国鉄は現にああいつたような、幹線の列車遅延その他運行不能、こういうような状態で、昨日でしたが長崎総裁は、労組がかような態度に出る以上は、公社としては実力行使に訴えなくちやならん。こういうことを言明しておるわけです。それで電電公社としては、今靱総裁の言われたことは、これは消極的部面であります。一体この仲裁裁定で起きている事態をどう拾収するかと……

第18回国会 電気通信委員会 第3号(1953/12/04、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 仲裁裁定の実施に関して遺憾ながら争議に入つて、すでに三公社の一つとしての電電公社も、過日来まあ合法線上での最大限度の線を出して一つの仲裁裁定実施の圧力を加えておるわけですが、このことについては、本委員会でも一昨日も大臣を呼んでいろいろ話を聞いたのですが、大体電電の代表者が電電公社の当局、或いは郵政大臣、或いは大蔵大臣等に若し折衝して、おられれば、大蔵省に関しても大体電電公社側からやつている交渉の経過を一応一つ我々に簡明に御報告願いたいと思います。
【次の発言】 その電電公社との団体交渉の問題ですが、今停滞の形にあると、そうすると私さつき御質問申上げたように、この主管大臣は郵政大臣……

第18回国会 電気通信委員会 第4号(1953/12/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 私は日本社会党第二控室を代表いたしまして、只今の小林委員の修正動議に賛成するものであります。  その理由は、そもそも公共企業体等労働関係法を昭和二十三年第三国会におきまして制定いたしまして根本の趣旨は、公共企業体の本質に鑑みまして、即ちこの公共企業体の事業は国民の経済の福祉に重大な関係を持つておりまするが故に、公共企業体の従業員の労働条件によつて起りまする苦情並びに紛争に対しましては、できるだけ平和的に、友好的にこれを調整するという一つの団体交渉の慣行を作るために本法律を作つたのであります。でありまするから、この公共企業等労働関係法の中におきましては、特に従業員の争議行為を禁止い……

第18回国会 労働委員会 第1号(1953/12/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(山田節男君) 委員長のお許しを得まして、折角福島調達庁長官、それから労働省の政府委員が見えておりますから、簡単に御質問申上げたいと思います。  それは御承知のように呉、それから山口県の岩国を主点とする英連邦軍の駐屯に伴う駐屯軍の従業員の問題であります。これは一昨年の七月だつたと思いますが、これが直接雇用に転換しまして、金は勿論向うで出すのであるから直接雇用だと……、その間労働組合或いは政府当局も非常に努力してもらつたのですが、とにかく御承知の通り直接雇用で今日に至つております。そこでいよいよ国連協定が近く結ばれるという段階になりまして、接収地の解除の問題、それから労務の管理方式の……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 決算委員会 第3号(1954/02/05、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 農林省は建設省と共に政府の部内では、最も予算的に言つて、相当建設関係の金を使い、又資材を使用するのですが、こういつたような不当な支出が行われないために、従来も相当な力を入れておられたということは認められておるわけです。これは単に農林省だけでなく、他の官庁におきましても、殊に終戦後非常に批難事項が多いと思う次第です。一方においては戦後における一般の風潮かとも思いますが、何といいますか非常にモラル・スタンダードが下つているから、こういうことが行われるので、反対にこういうことができないような監督或いは会計、殊に伝票、こういう組織が不完全ではありませんか、私、欧米の建設関係の一部を見まし……

第19回国会 決算委員会 第4号(1954/02/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 この七百八十九号の旭川営林局管内の奥士別の営林署、この問題とちよつと離れますが、上川から層雲峡のほうへ行くところに林野関係の軽便鉄道が敷かれておりますね、そうして同時にあれは層雲峡へ行くバスが通るかなりの道があるわけです。私一昨年北海道へ行つたときに、立派なトラツクで以て木材を運んで来る。もう殆んど材木の運搬はトラツクに依存して、軽便鉄道は全然使用していない。私どもちよつと見ても、週に一回ぐらいは通るか知らんけれども、全然使用していない。道路は非常に破損される。上川の村長の陳情を受けるくらい道路に対する費用が足らない、観光道路であり……、而も殆んど営林関係のトラツクです。私も数回……

第19回国会 決算委員会 第閉会後4号(1954/09/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 清水元会計課長は懲戒戒告となつておりますが、本人の申出によつて待命を承認したのですから、結局本件の解決といいますか、責任をとらすために清水会計課長を待命にした。こういうことは他の一般会計を扱う官庁の……、従来政府が、予算の不正な行為或いは批難に値する行為に対しての行政罰というものは、本委員会においてどうも軽過ぎるのじやないか、例えば懲戒であるとか或いは厳重なる注意、だとか戒告だとか、こういう程度で済まされて、而も本件以上の多額の金であつた場合でも大体その程度で済ましている。本件におきましては百万円足らずの金ですが、これは結果において、申出によつて待命を承諾した、そういうことであり……

第19回国会 決算委員会 第5号(1954/02/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 先ほどここへ新聞記者が二人ばかり来まして、今理事会で何をやつているのだ、結論はどうなりそうだという質問を受けたわけなんです。これはまあ新聞記者として、当然今日の決算委員会で今議案になつているものについてどういう態度を決するか、これはもう新聞記者も非常に注意しておるわけであります。で、今の理事会の申合せをそこに文書として読まれたわけですが、併しその文理解釈としても、精神解釈としても、これは如何ようにも解釈できる。悪く解釈すれば、これはもう参議院も特別扱いをする、衆議院のように。えて今日のジャーナリズムはそういうふうにとりたがる。ですから、新聞記者が私どものほうに来て、先ほど来こんな……

第19回国会 決算委員会 第閉会後5号(1954/09/03、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今の八木委員の質問に関連して更に質問をしたいと思うのですが、昨日ちよつと検査院長の説明によると、先ほど八木委員の言われた会計検査院の外米買付に関する調査の費用を出すことを断わられたということを明言しておるわけであります。今主計局次長のお話を聞くと、会計検査院の予算を出せば外貨を割当ててやれるかも知れんというような御説明なんですが、これ又先ほど八木委員が言われたように一千三百名、一般予算三億二千万円という極めて僅少な予算であつて、我々決算委員会としても、更に決算能力を強化拡充しようという建前からいつてもこの予算じや賄えない。そこでこれは私は再三この本委員会で述べたのですが、私は昨年……

第19回国会 決算委員会 第6号(1954/02/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 これは政府委員は出席されるのですか。長官か或いは農林大臣……。
【次の発言】 質問がありますが、私はやはり食糧庁の長官が来られてから質問したいと思います。
【次の発言】 じや説明員としての一応回答を求めて私は質問いたします。このタイに止まらず、大体多量に主食殊に米を輸入する場合の国に対しては、食糧庁は、その購入契約については、農林省食糧庁の関係の公務員が、その国へ行つていろいろ調査し、又契約に対しても監督するようになつているのですか。
【次の発言】 今七百七十二号で指摘されている不当事項の場合、即ちタイ国から約三十万トンの米、価格において百四十六億円という、こういう大きな購入契約……

第19回国会 決算委員会 第7号(1954/02/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 ちよつと関連して。その前に、人文科学関係の図書というのは、入札する場合に、これこれの本を買うというリストがあれば、各書籍については定価があるわけです。これはアメリカで言えば、卸売と、それから卸売から小売に行くのと、コミツシヨンがあるわけですね。殊にアメリカの場合はマージンが大きくて、例えば今年の三月に第一版が出て、九月に第二版が出れば、第一版はもう殆んど古本屋へ行つて買うのと同じである。例えば一九五四年版にしても、殊にアメリカはその点が非常に激しくて、マージンが非常に多いわけです。だから、この二十万ドルというと、三百六十円にして七千二百万円だから、これだけの人文科学の本を買うとい……

第19回国会 決算委員会 第閉会後8号(1954/09/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 昨日緒方副総理に対して、吉田首相の外遊について各方面から御質問がありましたのですが、私はなおその点に附加して二つばかり御質問を申上げたい。  第一は、吉田総理が第十九国会を終つて早々外遊される、そうしてアメリカ、カナダ、ヨーロツパの諸国を廻られることになつたのですが、吉田総理は向うから、一つ是非来てくれという招待がワシントン或いはカナダ、更にヨーロツパ諸国からあつたのかどうか、招待されてそれで行かれるのか、或いはちよつと親善に行きたいと自発的にこちらからお見えになるのか、その点を一つお伺いしたい。
【次の発言】 丁度五月の下旬から六月の中旬までに、エチオピアの皇帝、それからトルコ……

第19回国会 決算委員会 第9号(1954/02/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 もう一遍確認しておきたいのですが、今の説明によつて食糧麻袋株式会社の役員の中で、農林省の出身者は笹山、阪本、水川、曾我、金城、この五人だけですか。
【次の発言】 ちよつと関連して。この二十六年度の七百七十四号の場合の麻袋の購入は、入札とも、それから随意契約とも書いてないのですが、これはどちらですか。
【次の発言】 政府が購入する場合に随意契約ということなら、これは少くとも会計検査院の了解がなくては、これは随意契約できないのじやないのですか。その間の事情はどうなつておりますか。随意契約を許したということは……、随意契約で購入したということまは…。

第19回国会 決算委員会 第10号(1954/03/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 只今御指摘の八百三十九号から四十一号は、要するに災害復旧工事に名をかりて不当な処置をしていることを指摘されているわけですが、二十七年度の会計検査の報告を見まして、千五百二十号で、運輸省の工事の中で、必要のない工事を施行している。これは青森港の第三号燈浮標の災害復旧工事という問題については同じようなことが会計検査院から指摘されておるわけであります。こういつたように、今次長が非常にこんなことは繰返しません。こう言つておられるが、二十六年度において三件、二十七年度においても、これに類似したような、又見方によればもつと狭い一端も、青森港の第三号燈の浮標を完成しておきながら、今度災害復旧費……

第19回国会 決算委員会 第閉会後11号(1954/10/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 この今指摘されておる自衛隊の物品の購入に対する不当批難事項の指摘されておる点について感じますことは、自衛隊として大体これほどの多量のものを購入しなくもやならんということは、これはもう当然のことであつてただこれを如何に計画的に又経済的に購入するか、その所管は例えば調達局であるとか、とにかく調達に関する専門の部局があるだろうと私は思うのですが、 と同時に、今二十五で指摘されておるような機宜の処置をとらない――これはむしろ補給に関する問題でありまして、補給に対する計画性のないところに、こういう事態が起きて来るのだ。そういたしますと、やはりあれほど多額な物件を購入しなくちやならんという建……

第19回国会 決算委員会 第12号(1954/03/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 会計検査院が本委員会に、国会に報告している昭和二十六年度の不正行為の中で八百八十八から九百五号までについて、会計検査院のほうから御説があつたのですが、この大体根本原因は、比較的小さい郵便局であるが故に、こういう犯罪が起り易いのだという総論的な批評があつたのですが、この中で特定郵便局長が四名いるわけです。そうして特定郵便局長は、殊にその点において、金額の点において、大きな金を不正行為によつて行つているわけですが、その中で小石川局長の例を見ると、九十二万四千何がしの不正行為に対して五百円の回収しかしていない。それから九百一号の高知の江ノロ郵便局長三百七十五万に対して建か四十八万円しか……

第19回国会 決算委員会 第閉会後12号(1954/10/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 この問題と直接関係があるとは思いませんが、併し私はあるように解釈しておるのですが、日本は平和条約が発効してすでに二年半になつた。独立国家となると同時に、これは業務が縮小したというだけでなく、調達庁の任務が占領軍政下における場合と、独立国家になつて日米行政協定に基いての調達庁という政府機関としては、本質的に相当私は相違があると思う。そこでまあこれは一般の調達、向うのいわゆるPD、プロキユアメント・デイマンドによつて調達庁が調達の実施に当るのでありますから、一般的ないわゆる需品、向うからの何と言いますか、調達要求に関する基本的な契約というものは、これは勿論あるわけです。同時に労務に関……

第19回国会 決算委員会 第13号(1954/03/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今東委員の言われた郵便専用車、郵便の逓送を民間業者にやらせるということを、まあ質問応答がありましたですね。これは衆議院に附帯決議がついて、例の契約の公開についての法律が審議されたときに、附帯決裁がついたということも知つているわけなんですが、これは前にも私は大臣じやないけれども、他の局長に話したと思うのですけれども、やはりさつき東委員の言われたように、これは勿論利害得失があつて、民間でやる場合の長所も、これはあると思うのです。併しもうこれは日本でも次第に自動車の交通量が殖えている、そういう路線が非常に殖えている、これは事実です。そういうことになつて来れば、これはやはりそういう路線の……

第19回国会 決算委員会 第閉会後13号(1954/11/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 この根本問題として、こうしたような二十六、二十七年に亙つてイランの大麦買付けについてこういつたような非常に国損を生じておる。これはもうイランから輸入した大麦ばかりでなくて、米の場合には二十六年、二十七年、又二十八年度と黄変米、主食である米の購入においても莫大な国損を生じておる。今前谷長官と委員とのいろいろ応答を聞いておりますと、これは事実の一つの現象、こうして現われた結果を論議しておるわけで、責任の帰趨を誰にしても、そういう人は今日その衝に当つておらん。これは私はもう農林省として、殊に食糧庁として考えなくちやならんことは、こうして毎年主食の輸入に関して莫大な国損を来たすという、現……

第19回国会 決算委員会 第14号(1954/03/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今日もと食糧庁長官の安孫子君、それから細田参考人からいろいろ事情を伺つて、なお、会計検査院の小峰第三局長の説明等を聞いて、結局どうも我々はこの問題について、二十六年度の決算報告にある今議案になつておる七百七十四号の麻袋を購入したということの事情が、先ほど来の各委員からの御発言があつたように、どうもジヤステイフアイできない。尤もだという納得が行かない、これは非常に残念です。これは私結論から言いますが、従来食糧庁は食糧管理特別会計で、毎年一千五百億以上、二千億近くの金を使つておる。これは国会におきましても、食糧に関する特別会計は一つの伏魔殿であるということが言われておる。その例として……

第19回国会 決算委員会 第閉会後14号(1954/11/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 会計検査院の検査報告とはちよつと問題がずれるのですが、砂糖の輸入問題です。これは通産省のほうで外貨の割当、或いは輸入の、ほかの手続についても、通産省の所管になるのじやないかと思うのですが、砂糖が、現地の買入価格と、原糖を内地で精糖して、精製して売り出す小売価格の間に、余りに値開きがあるということをしばしば聞くのであります。これもつい一カ月前に日本タイムスの投書欄に、再三に亘つて非常に詳しい、何と言いますか、相当事情に通じたような日本人或いは外人の投書があつたのですが、砂糖の小売値段が高いということは、すでに主婦連合会等においても、値下げ陳情などやつておるわけです。砂糖の現地での輸……

第19回国会 決算委員会 第閉会後15号(1954/11/04、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 この六百号の案件の説明ですが、成るほどその当時の申しわけされる事情が、囚人を使つておつたとか、或いは世情が不安定であつたとか、或いは保管をする場所が一坪半しかなかつたから、小間切れ的に買つた。而もそれを高く買つたと、こう言われるのですが、少くともこれだけの工事になつて、千三百五十箱近くのものが要ると、これはまあ工事の規模から言えば当然予想されるわけです。今あなたのお話を聞くと、全く国民の税金を使ういわゆる行政府として、如何に経済的にやるかということを考えていない。そういつた面の弁明は一つもない。ただこれは申しわけに過ぎない。併し今あなたの言われたような条件は、それは囚人を使つてい……

第19回国会 決算委員会 第閉会後16号(1954/11/05、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 この批難事項の第五十九号の自動車に対する関税の問題で、これは通産省との関連があることになりますが、これは一応関税当局にお伺いしたいのです。例の安全保障条約に基く行政協定の中に駐留軍の軍人軍属並びにその家族に対する関税の特別扱いがあるわけですが、それを巧みに利用して、自動車のみならず他の物資もそうだろうと思うのですが、殊に自動車が、何といいますか、行政協定の関税に関する条項の抜け穴といいますか、ループ・ホールを利用して、二十八年度中においても少くとも一千五百台以上の自動車が輸入されておる、こういうことを日本タイムズで曾つて見たことがあるのですが、これは関税当局として、現在の行政協定……

第19回国会 決算委員会 第17号(1954/04/01、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 大蔵省にちよつと聞くのですが、この二十八年度の一般会計から災害対策予備金を約百二十億、百十億円ばかりやつておるのですが、これは昨年の六月、七月、それから九月の初めに第十三号台風、それから国会でも言われている問題だと思いますが、これは御承知のように、六月、七月の西の水害が起きて国会に特別委員会ができて、大野国務大臣が西日本、九州のほうに水害対策本部を設け、それから内閣の中にも特に緒方副総理が本部長官となつて、水害対策本部というものを作つたのであります。この人件費というものは相当なものだと思います。大野伴睦氏のごときは向うに随分長くおつて、又更に一応こちらへ帰つて又向うへ行かれたので……

第19回国会 決算委員会 第閉会後17号(1954/11/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 この五百二十六から五百三十二まで、ここに挙げられておる、「補助対象工事の実費が補助基本額に達しない」という例がここに掲げてあるわけですが、この差額は文部省のほうでこれを回収したのですか。
【次の発言】 回収したのですか。
【次の発言】 この二十七年度以降においては、教育委員会の、都道府県の教育委員会の権限を明記して、責任の所在を明らかにしたと言つてありますが、都道府県の教育委員は、これは各都道府県の選挙でやられるものであつて、飽くまでこれは地方自治体の教育委員である。そういつたような都道府県の教育委員会に査定、工事の費用の算定、それから成功認定、それからこれは私推察するのですが、……

第19回国会 決算委員会 第18号(1954/04/05、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 基準監督局の誰か来ておりますか、基準監督局の課長来ておるんじやない。
【次の発言】 委員長、これは各省の会計検査院の報告に基く決算報告の検査の審査のあとは、少くもさつき委員長の言われたように大臣が出て、少くとも本委員会で、我々がこの政治的な批判をし、将来過ちを犯さない、再び繰返さんために、我々として審査の結果は、これは大臣乃至次官に直接言うほうがいいんじやないか、本委員会の職務としましていいんじやないかと思います。今日見えておりませんから、職業安定局長もいませんから、見えているかたにちよつとお聞きしたいのですが、この労働基準局の行政の全般の通弊といいますか、これは丁度職業安定法が……

第19回国会 決算委員会 第閉会後18号(1954/11/08、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 通産省のほうも一応弁明が出ておりますが、なお、只今の会計検査院の報告に対して説明があればしてもらつて、それから質問に移つて頂きたいと思います。
【次の発言】 この千五百十五号の批難事項、ホテルに関する問題ですが、昭和二十五年の四月に民営に切替えになつて以来満四年半を経ておるわけですが、で、今の通産省から出されておる二十七年度の歳入歳出決算検査報告に関し国会に対する説明書、その説明書の中に未だにまだ、例えば有益費を評価して処置するという措置がとれていないやに説明になつているんですが、今日までどういう状態になつておるか、その点を一つ伺いたい。

第19回国会 決算委員会 第19号(1954/04/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 さつき大倉委員から質問された事項を繰返すようでありますが、副総理の見解をもう一遍明らかにしておきたいと思います。本決算委員会で昭和二十六年度の会計検査院からの決算報告書を審議しておるわけでありますが、その審議の過程においていろいろ発見し、又更に続いて提出されました二十七年度の決算の検査報告書を見ましても、累年予算の執行に際しての不正な行為が激増と申しますか、累増の傾向にある。このことは我々としましても非常に遺憾なことであります。而うして終戦後年を経るに従つて、こういう予算の執行が杜撰になるのみならず、不正な支出をされているということは、これは国民としても全く堪えがたいことでありま……

第19回国会 決算委員会 第閉会後19号(1954/11/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 ここの二十七年度の決算報告に出ている前後が、海上保安庁の経理が誠に紊乱を極めておる、海上保安庁の会計は伏魔殿だ、こういうような世評があつたところです。これは海上保安庁の会計検査について、会計検査院がそれを全部検査したのかどうかわかりませんが、ああいつたような、恰も伏魔殿であるかのごとき印象を与えたということは、これは誠に我々としても遺憾なことであります。ああいつたように、管区が全国的に散らばつておつて、相当の人員が配置されておる。従つていろいろな物資が要るわけです。そういつたような調達部面で、何と申しますか、本部のほうで一元的にもつと秩序正しくやらないところに、その人員の不足なも……

第19回国会 決算委員会 第20号(1954/04/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 この千百六十四号から千百六十七号に挙げられております不正行為ですが、この専売公社はたばことか、塩、樟脳というような物品を扱うのですが、ここに四点だけ会計検査院の検査の結果として不正行為を列記されておるわけですが、これは大体本社のほうで年間、例えば昨年度、この二十六年度でもよろしゆうございますが、二十六年度の一年間において、本社で例えば検査した結果どのくらいあるか。各専売支局といいますか、専売局で摘発されたような不正事項、例えば製造たばこ、ここに挙げられている製造たばこ、或いは塩、これは一種の窃盗ですが、これが一体どのくらい件数があつて、金額にしてどのくらいあるか、二十六年を例にと……

第19回国会 決算委員会 第閉会後20号(1954/11/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 この二十七年度の決算をみると、塩事業の会計ですが、約七億の欠損状態が出ておるわけですが、この欠損の主な理由、どうしてこういう欠損が出るのか。その原因を一つ伺いたい。
【次の発言】 二十七年度においては日本の船舶も余り使えなかつたかも知れないと思いますけれども、今日では船舶も相当あるわけですから、輸入先地へも船舶が相当行つておるのじやないかと思いますが、二十八年度以降においてはこれほどの欠損は塩事業に関しては出ていないと思うのですが。
【次の発言】 日本の製塩は、湿気が多いのと、その他の事情で、製塩事業が非常にコストが高いということは、これはわかるのですが、併しこうして消費量の三分……

第19回国会 決算委員会 第閉会後21号(1954/11/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 先ず最初に総括的な質問をいたしたいと思うのですが、午前中会計検査院当局からここに千七百八十一号から千八百三号までの不当事項についての説明があつたわけです。我々今日まで政府の各省、それから政府諸機関の決算報告をいろいろ審査したのですが、日本国有鉄道の場合、これは数は二十数件で、誠に数は少いのでありますが、会計検査院の説明を聞きましても、非常に我々遺憾に堪えないことは、余りにどうも非常識と言いますか、我々としてどうも何と言いますか、非常識といつちや失礼かも知れんけれども、余りにこの事項が正規の、正当な管理をされてれば、こういうことは起り得ないんじやないかというものが起きているというよ……

第19回国会 決算委員会 第閉会後22号(1954/11/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今の委員長の御発言異議ありませんが、この際ちよつと飯島君の御報告に関連して、前谷長官がお見えになつておるからちよつと質問しておきたいのです。
【次の発言】 はい、了解いたします。

第19回国会 決算委員会 第閉会後23号(1954/11/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 大丸の営業時間の問題について、通産省とそれから国鉄との見解といいますか、意見が違うように聞くのですが、この点についてどうでか。
【次の発言】 これは今日の世界の通勢からして、いわゆるシヨツプ・クロージング・アクトといいますか、商店が、日曜は勿論ですけれども、普通のウイーク・デーでも大体六時なら六時或いは五時半に閉鎖するのが今日の世界の通勢になつております。而もああいつた中央ステーシヨンの中に、構内といいますか、ああいうデパートがあるということは、これは世界でも例のない話で、私寡聞にして他の例を知りませんが、ああいう広場の狭いところで、而も経営者としてはあそこを一つ見込んで、相当な……

第19回国会 決算委員会 第24号(1954/04/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 ちよつと質問するのですがね。この今の議題になつておるのは二十六年度の一般会計、特別会計それから政府関係機関の決算の承認であるか、或いは会計検査院の決算の検査報告を承認するのか。どつちが只今議題になつているのか、今谷口委員の御討論を聞いてちよつと議題がはつきりしないような疑いがあるのですが、もう一度今議題になつておる点を明らかにして頂きたい。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 只今議題となつております昭和二十六年度の一般会計歳入歳出決算並びに同年特別会計歳入歳出決算、同じく同年政府関係機関歳入歳出決算、これに関しまして承認を与えることに反対であります。  以下理由を若干述……

第19回国会 決算委員会 第閉会後24号(1954/11/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 只今議題になつておりまする昭和二十七年度の一般会計歳入歳出決算、昭和二十七年度特別会計歳入歳出決算並びに昭和二十七年度政府関係機関決算報告書承認を求むる件に関しまして、私は日本社会党第二控室を代表いたしまして、以下述べまする意見を付しまして賛成をいたすものであります。  先ず本決算委員会におきまして、過去半歳以上に亘りまして審議の経過並びに結果、只今委員長からの御報告もありましたが、これを総括的に申しますならば、この決算報告に基きまして私どもの審査の結果の印象といたしましては、会計の政府機関並びに政府関係機関の予算の執行状態というものは、非常に乱脈を極めておるという結論をせざるを……

第19回国会 決算委員会 第25号(1954/04/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今天坊副総裁から、民衆駅等の運営委員会の答申案を御説明になつたのですが、本委員会として、私もそのことで特に申上げたのでありますが、今言つたように、こういつたような現存の民衆駅が、各個別に当つてみるというと、その民衆駅が各個別に異なつた内容を持つておる。まあ資金関係、それから或いは所有関係、即ち権利関係、こういうものが非常にまちまちになつておるからして、少くとも国有財産である公社の所有になつております。これは公物に違いないのすから、従つてそういう権利関係というものが非常に不明確な点が多い。而もまちまちになつておる。であるから、そういうものをひつくるめて、共通の一つのスタンダードとい……

第19回国会 決算委員会 第26号(1954/05/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今の鉄道会館の地下二階地上十二階というのをその七階で打切るのだと、我々が見学に行つたときの専務伊藤滋君の説によると、それは許可を得ておる。そして建築物の基礎は、先ほど答弁があつたように十二階の耐震、耐風の、基礎工事を十分やつておるという説明があつたのです。それでなお耐震、耐風の十二階の建物は日本で初めての高い建物だが、自信があるのか、技術的にそれは絶対自信があるのかと言つたところが、それは非常に新しい建築のやり方だ、我々が見ればわかるのですが、鉄骨は大きい瞥沢な鉄骨を使つてある。コンクリートを薄くすることによつていわゆる新しい建築法と言うか、何と言いますか、非常に抵抗性があつて、……

第19回国会 決算委員会 第27号(1954/05/10、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今の重点主義ということは私も議事進行から言えば勿論異議がありません。日にちもないことですから、止むを得ないことだと思いますが、ただこうして決算の検査報告は、政府の行政、それから特別会計、それから政府関係の諸機関の決算、こういう三つの厖大なものが出ているわけです。決算委員会としては、要するに政府がこの二十七年度に予算を執行したことについての、我々が検査に基いて審査をしているわけですから、重点主義は勿論これは止むを得ないと思いますが、その結果これを承認するか否かということについては、その重点的にやつたことは、政府のやつた予算執行全般に亘る承認事項になるということになるのでありますから……

第19回国会 決算委員会 第29号(1954/05/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 一点だけ、これは佐藤院長がお見えになつておるので私御質問申上げるのですが、この私の質問申上げる事項は、実は決算委員の同僚諸君に一応お諮りして、決算委員会の意見として申上げておいたほうがいいのじやないかと思つたのですが、ちよつと私他の委員会に出ておりますので、余裕がないので、私個人の資格で質問をいたします。  この我々がこの二十六年度、二十七年度の検査院検査報告を審議していろいろ問題があるわけですが、その中でこの農林省の食管特別会計、これは国費を使う費目としましては恐らく最大の費目である。年間、二十九年度の緊縮予算におきましても約一千六百億円というものが食管会計、而もそれは殆んど全……

第19回国会 決算委員会 第30号(1954/05/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今補償費の問題ですが、電電公社の使う専用建物の四億五千万円、そうして工事をするのは公共建物会社のほうは電電公社から四億五千万円でやれという、いわゆる全部請負であつて何と言いますか、こういう特殊の建物だから、公社の専用分についてはいろいろな注文がある。これは設計にして一時全部請負わすということも一つの方法ですが、電電公社としてはむしろそれは実費計算と言いますか、単独で、自己負担でやるのじやないが、併し公社の使う建物であり、いろいろな意味から請負でやればとかくまあ何と言いますか、手を抜くとか、そういう憂いがあるから、実費と請負と兼ね合せてやつたほうがいいのじやないか、そういうことも考……

第19回国会 決算委員会 第31号(1954/05/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 私ちよつと電通委員会に行きましたので、質問が或いは重複するかも知れませんが、重複しておりましたら御答弁の必要はありません。  過日、前回の委員会で問題になりました三ノ宮の電話局の建設に関しての公共建物建築株式会社ですか、公共建物株式会社、あそこの協定の部面で問題になつた例の補償の問題、これについて会計検査院の御見解の説明があつたのですが、この件について、私もこれはどうも公社という建前から、而も今後こういう類型の協定書が結ばれるということになる可能性が多いということになれば、これは何とかやはり形式上のみならず、内容上においてもこれは一つの基準、標準となるものでありますから、何かこれ……

第19回国会 決算委員会 第32号(1954/05/27、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 基本的の問題ですから……、今の郵務局次長の話を聞くと、一体この問題になつている郵便逓送の問題は、昨年の四月の即ち第十五国会で郵便物運送委託法の一部改正法案が出たときに、これは衆参両議院ともこの法案を通過する場合に五項目に亙る附帯決議というものが国会の意思として付けられておるわけであります。その間約一カ年間郵政省当局としては国会の附帯決議に基いてこれらの郵便物の逓送業務に携わるものに対しての監督なり、或いは殊に委託業務はできるだけ縮小して行け、こういう一致した衆参両議院の固い意味の附帯決議が通過しているわけなんです。今の郵務局次長の御答弁を聞くと、最近の貸借対照表或いは経理内容に亙……

第19回国会 電気通信委員会 第2号(1953/12/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 テレビジヨンを含めたエレクトロニツクス工業の対策要綱の中に、先ほど説明があつたように、日本は非常に技術、資材等において遅れており不便である、それで当面の問題としては、やはり特許の問題、パテントの問題が一番重要じやないかと思う。で、先ほどの説明によると、パテントについて、外資審議会において、その審議によつてパテントの購入といいますか、きめるということになつているんですが、これは一昨年、RCA、ウエステイング・ハウス、その他電信電話会社のパテント関係の問題が論議されたときに、アメリカではこの業者すべてが日本に対しては、特にパテントについては非常に犠牲的な気持を持つておられる。で、これ……

第19回国会 電気通信委員会 第閉会後2号(1954/09/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 私は電波行政、この放送を含めて、実は大臣に出て頂いて、これは吉田内閣の政策としての応答でないと意味をなさぬのであります。そういう問題について今左藤、新谷両君から御質問があつた点ももつと突き進んで内閣の意向を聞きたいと思うのでありますが、これは後日塚田大臣に出て頂きまして質問さして頂くということにして、主として技術的な面についてお伺いいたしたいと思うのでありますが、第一に、この私設無線局を日本電電公社のほうへ吸収するという問題があつたわけであります。それでこの経過、結論を私は詳しくしないのですが、少くともこの公衆電気通信というものは日本電電公社、国際電電株式会社、この両者がもう独占……

第19回国会 電気通信委員会 第3号(1954/01/28、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 これは大臣今日余り準備をしていらつしやらんというのですが、併しまあ大体実際上交渉願つた点で御報告願える点を御説明願えればいいと思うので、第一に電電公社の、ここにも大臣の説明に書いてあるように、今年度の超均衡予算で以て非常な圧縮予算を出した。従つて電電公社が昨年、一昨年ですか創設する場合に第一回の五カ年計画を持つておるわけです。これを見ると多少外国資金の借入等から非常な制約を受けまして内部資金も入るというように御報告になつているのですが、これは電電公社の当局者もおられますが、大臣として大蔵省に対して五カ年計画遂行、今度第三年度になるわけですか、に対して、どういういきさつでこういうこ……

第19回国会 電気通信委員会 第閉会後3号(1954/10/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 これはまあ大臣にお伺いすることじやないのですが、委員長、放送法ですが、私のこの前大臣がお見えにならぬので質問を保留した例の私設無線局吸収問題について長谷局長に、事務当局に一応質問をしましたが、大臣に対する質問は保留しておるわけですから、その問題からの質問を許して頂きたい、よろしうございますか。
【次の発言】 過日の電気通信委員会で、郵政当局においても長い間の懸案になつている例の日本電電公社が申出ている私設無線局の吸収問題これについての経過並びに政府の方針については、大体のところは長谷電波監理局長からお開きしておるのですが、なお郵政大臣としてこの問題の重要性に鑑みて、政府としての今……

第19回国会 電気通信委員会 第4号(1954/02/05、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 質疑もありますけれども、この間梶井総裁が欧米をお廻りになつて、御報告を受けるというような、御報告を受けるというよりか、お話を聞くというふうに了解しておるのですが、それは又別におやりになるのですか。若し梶井総裁が準備していらつしやらなければ、今言われたように議事進行をして頂きます。
【次の発言】 これは私は素人ですから質問するのですが、今梶井総裁のおつしやるお話によると、大体今日の世界の電話はクロスバー・システムに移行しつつある、こういうように私は伺つたのですが、日本でこれは現在ステツプ・バイ・ステツプ・システムをこのクロスバーに移行する場合に、そういう構想を持つておられるものとし……

第19回国会 電気通信委員会 第閉会後4号(1954/10/07、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 昨日塚田郵政大臣に、長い間懸案になつておりますところの私設無線局の吸収ということについて日本電電公社のほうから郵政省の当局に或る種の申入れがある、これに対する政府の所信を塚田郵政大臣にお伺いしたわけでありますが、今日は電電公社の総裁もお見えになつておりますから、実は我々この電気通信委員会の席上において、電電公社が、私設無線局による専用線、そういうものの開設がどんどん殖えるということは、公衆通信の独占体としての電電公社としても非常に困る点があるだろう、そういう点で政府当局に申入れがあつたと思うのですが、我々一個の委員としましては、正式にどういうような申入れで、どういう事情で郵政当局……

第19回国会 電気通信委員会 第閉会後5号(1954/10/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 これはまあ電電公社のほうからの御回答を得たいと思いますが、例の現在の電話のステップ・バイ・ステップ・システムについて、クロスバー・システムの普及といいますか、将来電話サービスの改善の一つとしてクロスバー・システムを採用する。昨年来、総裁初め指導部の間でいろいろ計画を、すでに高崎でクロスバーのシステムの試験をやるというようなお話を聞いたのですが、その後クロスバー・システムがどういう階段に来ておるか、簡単に御説明頂ければ結構だと思います。  なお、現在のクロスバー・システムというものが若しできないとすれば、将来日本の電話というものは、やはりステップ・バイ・ステップで行こうという御意見……

第19回国会 電気通信委員会 第6号(1954/03/09、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 この周波数の割当政策について実は大臣、それから監理局長、それから電波監理審議会の責任者に逐一質問したいと思つておりましたが、今電波監理局長がお見えになりましたので、先ず電波監理局長に具体的な御質問を申上げて、なお、大臣がお見えになつたならば政策に関しての質問をいたしたいと思います。  先ず第一に周波数の問題でありますが、第二次世界大戦後、殊に日本が独立国となりまして以来、日本の放送の方面におきましては、公共放送のほかに民間放送が非常な勢を以て発達して来て、テレビジヨンにおきましても公共、民間放送があり、放送方面におきますると同じような傾向が他の方面でも非常に顕著な発達をいたしてお……

第19回国会 電気通信委員会 第閉会後6号(1954/11/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 只今の二十九年度の予算の進行経過の報告を伺つたのですが、公社になつて以来の電話の架設の拡充強化、それからマイクロ・ウェーブの中継局の設置その他全般的な一つの年度計画を持つておられるのですが、只今の御説明による予算の進行程度は、公社が持つておられる年度プランというものに対して、大体十一月現在として、どのくらいのパーセンテージが進行しておるのか、今言われたように募債等が意のごとくならん、これはデフレの影響等もありましようけれども、物価は横ばいになつておるように私は思うのですが、大体今の御説明の予算の進行程度が、五カ年計画に対比して、百パーセントのものに対して大体どのくらい来年の三月末……

第19回国会 電気通信委員会 第7号(1954/03/18、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 郵政省に願いしておきたいことは、NHKの人件費ですね、これは三年間の人件費と全体の費用の比率ですね、この人件費の内容、これは職階別になつてもいいのですが、それと、できればこれはNHKにあるのじやないかと思うのですが、他の新聞、それから民放の関係の給与関係の対照したものが、今度の値上げの問題で相当詳細なお調べができておるのじやないかと思うのですが、この点は若しできていればできるだけ他の類似団体の給与の関係、それからできれば人件費、或いは広く言えば給与総額の全体に占める。パーセンテージを伺えれば、そういうものを一つ御提出願います。

第19回国会 電気通信委員会 第8号(1954/03/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 徳川さんに民間放送のまあ責任者としてお伺いしたいことは、さつき出演者の謝金を今年度NHKにおいて二五%上げる、そうしてNHKのほうで落語家の専属をやれば、ラジオ東京も五名かの落語専属家を置いた、これは若しおわかりになればNCBの出演者の謝礼ですね、これが全体のどのくらいの。パーセントを占めておるか、パーセンテージだけでもおわかりになりませんか、二十七年、二十八年くらい。今年度はまだ完了しませんが、大体NCBが出演者の謝礼としてお支払になるものが全体の費用の何パーセントくらいかかつているかということはおわかりになりませんか。

第19回国会 電気通信委員会 第10号(1954/03/24、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 昨日私欠席しましたので質問の順序が重複してもいけないと思うのですが、今日の質疑はどういう事項に入る予定ですか。
【次の発言】 今日はどういう、この提出されている議案についての質疑応答をしたらいいですか。
【次の発言】 今の新谷委員の質問ですね、こういうことなんですよ。現在放送法からしても、NHKは最大限度普及しなくちやならん、いわゆるブランケツト・エリアを一日も早くなくさなくちやならん、然るに現在三十六万世帯以上のものがラジオを十分はつきり聞えないという数字が現われているのですね。ですから郵政省として、すでにNHKが約三十年の歴史を持つて、この小さい島ですよ、如何に山が多いとは言……

第19回国会 電気通信委員会 第11号(1954/03/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 昨日の電通委員会で新谷委員からの質問で郵政大臣と応答を重ねたわけでありますが、標準放送の難聴地域を改善するという件についてでありますが、今ここに提出されておるこの資料を見ますと、その難聴地域の改善計画によると、総計費において十四億六千六百何がし、これに対する維持費が二億七千三百五十八万円になつていますが、昨日もいろいろ大臣からの、或いは電波監理局長からの説明と回答を聞きましても、又新谷委員並びに津島委員の質問の趣旨から申しましても、やはり日本放送協会としたならば、サ―ビスを改善することが第一でなくちやならんことは勿論でありまして今の御説明を聞いても、そういう方面に大体この予算の重……

第19回国会 電気通信委員会 第14号(1954/03/29、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 私ちよつと欠席いたしましたので、私の質問が、他の委員がすでになされた質問と重複しておりましたらば、御回答に及ばないことですが、二、三質問いたしたいと思います。  過日、これは新谷委員からお話がありまして、或いは回答があつたかも知れませんが、この難聴地区の解消に対するNHKの計画でありますが、この間私ちよつと岡部参考人からお聞きしたときに、それは二十九年度においては、放送設備建設改修費の五億五千万から出すことになるというようなお話を聞いたんですが、この放送設備の建設改修費というものは、この中に相当説明があつて、果して難聴地区の解消のための施設の改善或いは新らしい放送局を、或いは中継……

第19回国会 電気通信委員会 第16号(1954/04/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 これは大沢局長にちよつとお尋ねするんですが、会計検査院として二十七年度の決算を検査されて、たしか不当事項、批難事項があつたように思うのですが、今の新谷委員の、質問に関連してこの法律上の公社ではありませんが、公益法人であつて一つのパブリツク・コーポレーシヨンと考えていいわけです。会計検査院として決算を検査される場合に、今の新谷委員の言われたようなことをどう考えるか。これを郵政省のむしろ決算が、やはりこういう公益法人或いは公社の経理に対しては、これは各官庁と違うが、併し会計検査院としても一つの標準がなくちやいかんと思うのですが、この点について会計検査院はどういう考えを持つているか。そ……

第19回国会 電気通信委員会 第19号(1954/05/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 まあこの古い法律の廃止ですがね、これは料金に関しているのだから、少くとも昨年の公衆電気通信法の審議された場合に、こういう問題は出なくちやならんわけなんだ。ですからこの法律がもう明らかに、何といいますか、盲腸みたいな存在であつて、実際上の効力はない。併し今これを整理しなくちやならんということになれば、この電信電話料金法ですか、これもかなり古いというようなこと、これも昨年公衆電気通信法ができることによつて、この明治二十三年からの古いものがなくなつちやつたわけですね。当然そのときにもうこの問題も併せてこれは郵政省として出すべきものじやないか。そのとき出ないで、今突然として、ついでという……

第19回国会 電気通信委員会 第20号(1954/05/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 私のお尋ねしようとする点は、これは決算に直接関係ありすせんが、例のNHKがテレビジヨンの放送をするに際して、このラジオの経理とそれからテレビジヨンの経理とは弁別してやるべしと、こういう国会の意向もあり、又実際上そういうようにやつておられるのでありますが、二十七年度の決算ではこれは正式放送始まつて時日もたつておりませんし、予算の執行上から見て、もとよりラジオとそれからテレビジヨンとを比較してみて我々の意図しておるテレビジヨンとラジオとの経理を弁別するということについての推測をすることは少し時期が早過ぎると思いますが、併し我々の、国会としてラジオとテレビジヨンとの経理を別にすべしとい……

第19回国会 電気通信委員会 第22号(1954/05/25、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 これはまあ毎日は初めて見たのですが、ニッポン・タイムスで一週間ほど前出て、私は聞きたいと思つておつたのですが、警察で傍受したと言つておるのですが、而も附近の警察署で傍受したという、そうするとあそこだと、目黒の警察、それから交番所が、古い駐在所が一カ所ある。警察で傍受しておつた。そうして会話は全一部レコードに取つてあつたということを、出発の間際、一、二二カ月前になつて、そういうことが発見されたのだというように書いてある。これは目黒、或いはほかに最寄の警察があるかも知れないが、そこを十分調査して、警察の側で傍受したということは絶対ないということを確信を持つて言えるのかどうか、この点一……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 決算委員会 第1号(1954/12/04、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) 只今から第一回決算委員会を開会いたします。  本日は理事の補欠互選について先ずお諮り申上げます。  今国会初めに大分委員のかたに異動がございましたので、それに伴いまして、只今理事に五名の欠員ができておるのでございます。その補欠互選をいたしたいと存じますが、先例によりまして、成規の手続は省略いたしまして、委員長から指名選任することにいたしたいと存じまするが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それでは委員長から大倉精一君、菊田七平君、石川清一君をそれぞれ理事に補欠選任いたします。  ほかに御発言がないようでありますならば、本日はこれにて散会……

第20回国会 電気通信委員会 第1号(1954/12/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 これは塚田大臣にお聞きするのですが、まあさつき言つたような防衛庁関係のマイクロウエーブの設置云々という問題が巷間に伝えられておることは事実です。そのことについて、約二カ月前にこの問題を当委員会で議せられたときに、電波法の第四条第二項の解釈問題、このときに当委員会において我々法律を作つたものと塚田大臣の解釈、見解と多少違つておつた。これを文書で一つ出して頂く、出しますということになつて、もう荏苒二カ月も経過してれるのですが、その経過ですね、今日お出しになれるのか、出せないのか、この点について一応大臣の、もう二カ月有余に亙つておるのですから、一応大臣の見解を、ここで法的、最後的の見解……

第20回国会 電気通信委員会 第2号(1954/12/03、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 塚田郵政大臣にもう一度御質問申上げるのですが、例の電波法第四条第二項の解釈について、ここで前回、前々回でしたか、資料を出すとおつしやつたときのあの大臣の御意見が、内閣の法制局では正しいというのではないけれども、そういうふうにも解釈ができるというような御説明であつたのですが、併しながらやはり法制局の長官が一緒に来て説明しないと非常にわかりにくいということを昨日おつしやつたのですが、 そのことは、これは私は少くとも法制局としては、決して法律を曲解するとか、牽強附会のためということではないと思うのですが、そういう極めて難解な、大臣がお読みになつてもわからないような説明かあつたということ……

第20回国会 電気通信委員会 第3号(1954/12/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 私遅刻をして参りまして、すでに郵政大臣からこの御決議に対する御所見といいますか、決意のほどを述べられたと思いますが、我々はすでに二カ月以前から御要求申上げておる電波法第四条第二項に対する解釈、次に文書による解釈の提出を待たないでこういう決議をしたわけです。あの決議の中には、これは衆参共に電通委員会において、電波法第四条第二項というものは、大臣が、ほかにも解釈し得るのじやないか、それについて肯定するがごとき内閣の法制局の解釈があつた、かようにここで御報告になつているわけです。併し過日の衆参両院におきまする決議は、もう大臣のおつしやつた他の法律解釈によるということは、立法精神に反する……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 決算委員会 第1号(1954/12/13、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) それでは只今から第一回決算委員会を開会いたします。  本日は調査承認要求についてお諮りいたしたいと思いますが、本件につきましては前回通り、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査承認要求書を提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないものといたしまして、委員長のほうにおいてさよう取計らうことにいたします。要求書の内容につきましては、これも前国会通りにいたしまして、手続その他委員長においてお取計らいをいたすことにいたしたいと存じます。  何かほかに委員におかれて御発言ございませんか。  ほかに御発言ないようでございまするから、委……

第21回国会 決算委員会 第2号(1955/01/21、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第二回決算委員会を開会いたします。本日は国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査といたしまして、黄変米に関する件、国鉄民衆駅に関する件を議題といたします。これら二件につきましては、いずれも第十九国会閉会中継続審査として審議して参ったところでありますが、外米買付状況並びに買付の方法、民衆駅の契約に付随する諸問題等につきましては、なお調査の必要を認め、調査事件として今後に残されたところのものでございます。  初めに黄変米に関する件を議題といたします。本日はかねて当委員会においてその必要を認め、種々実現に努力いたしました外米買付に関連する検査院の海外出張官が帰……

第21回国会 決算委員会 第3号(1955/01/24、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) 只今から第三回決算委員会を開会いたします。  本日はまず昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算、同特別会計歳入歳出決算、同政府関係機関決算報告書を議題といたします。  これら決算三件につきましては、一昨二十二日本院に提出され、同日当委員会に付託せられたものでございます。それではまず政府から説明を求めます。大蔵政務次官遠藤三郎君。
【次の発言】 ちょっと各委員諸君に御報告申し上げます。  ただいま本会議は休憩となりました。  それでは続いて二十八年度決算検査報告につきまして、会計検査院から概要の説明を願います。
【次の発言】 以上二十八年度の決算の説明並びに検査報告の概要を聴……

第21回国会 電気通信委員会 第1号(1954/12/13、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 これは武知郵政大臣に就任早々お伺いするのですが、あなたが塚田郵政大臣と事務を引継ぎされたときにいろいろ重要事項が説明されたと思うのですが、その中に衆参両院の電通委員会で問題になり、決議文までも出さざるを得なかつた事情にある某民間会社によるマイクロウエーブの施設ですね、このことについて、何か塚田前大臣から武知郵政大臣に事務引継ぎがありましたか。
【次の発言】 実は丁度吉田内閣が壊滅する直前委員会が開かれました。丁度補正予算の審議等、塚田大臣に当委員会に出てもらつて実は質疑応答の半ばにして遂に総辞職になつたわけであります。今大臣が御報告になつたのが真相であつて、塚田前大臣が極めて正し……

第21回国会 労働委員会 第1号(1954/12/15、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 明日、例の駐留軍の不当労働行為に関する問題、若し明日の午後ということになれば、これは時間的に参考人を呼ぶということはむずかしいかも知れませんが、一人は東京都内、一人は青森県の大三沢の米軍基地の湯川某ですか、若しこの委員会で御了承頂ければ、青森県の方が間に合わなければ、東京都内の当事者ぐらいは、一つ呼んで頂いたらどうかと思うのです。この点一つお諮り願つて……
【次の発言】 お願いします。


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 決算委員会 第1号(1955/03/25、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) それではただいまから第一回の決算委員会を開会いたします。  速記をちょっとやめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。  それではただいまから本委員会の理事の互選を行いたいと存じますが、理事の数、それから選任の方法等につきまして、皆様の御意見を承わりたいと思います。
【次の発言】 ただいま青柳君から提出されました御動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは本委員会の理事の数は六名と決定いたしまして、その選任につきましては、私から御指名申し上げます。  青柳秀夫君、谷口弥三郎君、野本品吉君、岡三郎君、中川幸平君、石川清一君、以上六名の方……

第22回国会 決算委員会 第2号(1955/03/30、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまより、第二回決算委員会を開会いたします。  まず本委員会におきまして今後の審議をどういうふうに運ぶかということについてお諮り申し上げたいと存じます。すでにお手許に届けてありますように昭和二十八年度の決算検査報告もございまするし、またこれに対しまする政府の説明書も本日お配りいたしておるのでありまするが、過去の決算委員会の審議の経験から見まして、なるべく会期中有効に審議をいたしたいと考えまして、去る二十八日に理事会を開会いたしまして、いろいろ御審議願つたのでございまするが、本日は本委員会におきまして、まず今後の審議の方針をどういうようにきめるかということについて、御……

第22回国会 決算委員会 第閉会後2号(1955/10/11、3期、日本社会党(第二控室・右))

○委員外議員(山田節男君) この民衆駅の問題については、当委員会も相当な関心を示して、なお今日継続審議になっておるわけですが、国鉄の方でこの民衆駅の運営委員会を作られたわけなんですが、今回こういったような新宿という帝都の現在並びに将来においても最も交通上重要な一角に、こういう民衆駅というものを建設するということについては、これは都市の、首都建設委員会というもの、運輸省の交通政策というもの、それから新宿区なら新宿区としてのいろいろなものもあるだろうと思うのですが、そういったようなものの総合的にいろいろな意見を開いて、ことに将来の首都交通、交通政策という立場から考えて、単なる国鉄だけの問題ではない……

第22回国会 決算委員会 第3号(1955/05/10、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) では、ただいまより決算委員会を開会いたします。議題に入ります前に、皆様にお知らせ申し上げたいことがございます。かねて、懸案になっておりました外米の陸揚げ状況視察に関する件でございますが、別に日程を差し上げましたように、明日東京の芝浦港にタイ米を約一万トン積載して入港する船がございますので、この機会に一つわれわれ視察いたしたいと思うのでありますが、日程にありますように、明日十二時半、玄関を出発しまして、大体、午後五時に終了するような日程になっておるのでございますが、皆様の御参加をお願い申し上げます。なお、御出席願える方は、事務局の力に本日中に御連絡願いたいと存じます。  ……

第22回国会 決算委員会 第4号(1955/05/16、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) 只今より決算委員会を開会いたします。  本日は、前回の委員会におきまして二十八年度決算につきまして総括的な質問を大蔵省当局にいたしたのでありますが、前回は正示主計局次長にいろいろ詳しい点について御質問が行なわれたわけでありますが、本日は大蔵大臣に御出席願いまして、大臣のこの二十八年度の決算に対しまするいろいろな総衆的な御質問を残されておるわけでありますから、一萬田大臣に御質問願いたいと存じます。  なお、大蔵大臣に申し上げますが、前回の当委員会におきましては一般会計予算の翌年度への繰越金の問題、これが約一千二百億円余りあるわけであります。これに対するいろいろな理由もあり……

第22回国会 決算委員会 第5号(1955/05/18、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第五回決算委員会を開会いたします。  昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十八年度特別会計歳入歳出決算、昭和二十八年度政府関係機関決算報告書を議題といたします。  本日は調達庁の部と北海道開発庁の部を審議することにいたします。調達庁の部から審議いたします。まず調達庁担当大臣の西田隆男君から御説明をお願いいたします。
【次の発言】 次に会計検査院の説明をしていただきたいのでありますが、西田労働大臣はちょっと病院のほうへも行きたいので退席したいという御希望がございますので、西田国務大臣に対する御質疑があれば、この際お願いいたします。

第22回国会 決算委員会 第6号(1955/05/20、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) それではただいまより第六回決算委員会を開会いたします。  昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十八年度特別会計歳入歳出決算並びに昭和二十八年度政府関係機関決算報告書を議題といたします。  本日は大蔵省所管の租税関係の部と自治庁の部とを審議いたします。まず租税関係の部の質疑を行ないますが、平田国税庁長官から御説明を求めます。
【次の発言】 次に会計検査院側の説明を求めます。
【次の発言】 ただいま国税庁関係につきまして平田長官並びに会計検査院の説明を求めたので御質疑願うわけでありますが、川島自治庁長官がお見えになりましたので、案件は一件しかございませんので、途中であ……

第22回国会 決算委員会 第7号(1955/05/23、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第七回決算委員会を開会いたします。  議題に入る前にお諮りしたいことがあります。今回会計検査院法の一部を改正する法律案が五月十八日に内閣委員会に付託されました。本法律案は、当決算委員会におきましても、非常に関心を持つ法律案でございますので、いかようにこれを取り計らったらよろしいかお諮りいたします。  これは例によりますと、もしこの法案に対しまして、内閣委員会と連合審査会を催したいという御希望があれば、内閣委員長に申し込みをしなくてはならぬわけです。法案の内容につきましては、前回にもちょっと御説明申し上げたと思いますが、定員の増加、それから検査事項の、すなわち……

第22回国会 決算委員会 第8号(1955/05/25、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第八回決算委員会を開会いたします。  昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算、同じく特別会計歳入歳出決算、同じく政府関係機関決算報告書を議題といたします。  前回に引き続きまして、保安庁の部を審議いたします。ただいま防衛庁よりは杉原長官、壇原次長、石原経理局長、久保装備局長並びに木村営繕局長が見えております。なお会計検査院側は上村検査第二局長が見えております。  杉原長官は、衆議院の予算委員会の方へ招かれておられまするので、途中で退席を要求されております。従いまして総括的な質疑のおありの方は、まず杉原長官に御質疑のおありになる方からお始め願いたいと存じます。それ……

第22回国会 決算委員会 第9号(1955/05/27、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第九国決算委員会を開会いたします。  本日、理事会を開きてましたので、その結果を御報告申し上げまして御了解を得たいと存じます。  理事会の議題となりました第一の点は、水曜日に決算委員会を従前のごとく開くかどうかという問題でございますが、過日議運におきまして、水曜日の午後は原則として休む、あらゆる常任委員会の開会をしないという実は申し合せがございましたので、それに基きまして、議運におきまして、水曜日の午後開催の件については再考を求めてきたわけであります。理事会には佐藤委員部第一課長も呼びまして、いろいろ御審議願ったのでありまするが、やがて法案が各常任委員会に続……

第22回国会 決算委員会 第10号(1955/05/30、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) では本件につきまして大蔵省側から説明を求めます。福田資金課長。
【次の発言】 御質疑のおありの方はお願いいたします。  委員長から会計検査院の方へちょっとお尋ねいたしますが、今ここに参考として出されている、大蔵省理財局長からお答えしたことに対して、昭和三十年四月十三日に、報告といいますか、通牒が出されているわけですが、この改善された点は、会計査査院の御意見によって、そういうように変えたのか、その一点と、それから今、福田課長からいろいろ技術的な困難な点を述べられたわけです。会計検査院として、会計監督上、あるいは会計学の方面からみて、こういうふうにしたらいいのじゃないかとい……

第22回国会 決算委員会 第11号(1955/06/01、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第十一回決算委員会を開会いたします。  昭和二十八年度一般会計歳入歳出決第、同じく特別会計歳入歳出決算、同じく政府関係機関決算報告書を議題といたします。  本日は厚生省所管の部を審議いたします。厚生省からは、川崎厚生大臣のほか、山口公衆衛生局長、安田社会局長、曽田医務局長、堀岡会計課長、なお、会計検査院側からは上村検査第二局長が見えております。  まず川崎厚生大臣に御説明をお願いいたします。
【次の発言】 川崎厚生大臣は衆議院の予算委員会の方へもおいでにならなくちゃならぬそうでありますから、まず厚生大臣に御質問のある方は御質問をお願いいたします。  委員長か……

第22回国会 決算委員会 第12号(1955/06/06、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第十二回決算委員会を開会いたします。  議題に入る前に、本日理事会におきまして御協議願った結果を御報告申し上げます。  先ず第一に、決算委員会の開催期日の問題でありますが、従来月、水、金としておりましたが、本会議も将来予定通りに開かれるということも想像できますので、水曜日は当分休みまして、その代り木曜日に、ですから月、木、金と、このように三回やはり従来と同じように開く、かようにいたしたらどうかということに理事会は決定いたしました。  それから、来たる木曜日には、先ほど申し上げましたように決算委員会の定例日でざざいますが、この日は内閣委員会と会計検査院法の一部……

第22回国会 決算委員会 第13号(1955/06/07、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまより第十三回決算委員会を開会いたします。昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十八年度特別会計歳入歳出決算、昭和二十八年度政府関係機関決算報を議題といたします。本日は農林省所管のうち、食糧管理特別会計を審議いたします。会計検査院の検査報告批難事項は千八百五十号から千八百六十四号まででございます。本日は河野農林大臣、清井食糧庁長官、伊達監査課長、桑原業務第二部長、会計検査院側からは小峰検査第三局長並びに吉田農林検査第一課長がお見えになっております。大臣は衆議院の予算委員会で非常に御多忙であられるのを、特に御臨席願つて、時間は大体二十分以内と、こういう御注文でお……

第22回国会 決算委員会 第14号(1955/06/10、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第十四回決算委員会を開会いたします。  議題に入る前に理事会の協議の結果を御報告申し上げてお諮りいたします。第一に防衛庁の視察の件でございますが、過日防衛庁の本庁並びに練馬の陸上自衛隊を視察いたしましたが、横須賀の海上自衛隊の視察が残っておるわけでございますが、防衛庁から送って参りましたスケジュールによりますと、朝九時半から出て、夕方の五時東京着という実は日程を作って参っておりますが、各位に諮りましたところ、のちほどこれはお諮りいたしますが、農林省、建設省の架空二重査定工事の補助金関係の参考人を呼ぼうということもございますので、むしろその方を先にして、海上自……

第22回国会 決算委員会 第15号(1955/06/13、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第十五回決算委員会を開会いたします。  昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算  昭和二十八年度特別会計歳入歳出決算  昭和二十八年度政府関係機関決算報告書  を議題といたします。  本日は運輸省所管の部を審議いたします。検査報告批難事項は第一千八百九十八号から第一千九百九十六号までであります。  ただいま出席の方は、運輸大臣三木君、大臣官房会計課長梶本君、考査室長多田寿夫君、海運局長粟沢一男君、船舶局長甘利昂一君、港湾局長黒田静夫君、海上保安庁長官島居辰次郎君、会計検査院よりは小峰第三検査局長がお見えになっております。まず運輸大臣より説明を求めます。

第22回国会 決算委員会 第16号(1955/06/16、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第十六回決算委員会を開会いたします。  昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算  昭和二十八年度特別会計歳入歳出決算  並びに昭和二十八年度政府関係機関決算報告書 を議題といたします。  本日は郵政省所管の部と、労働省所管の部を審議いたします。  まず郵政省の部から審議いたします。検査報告批難事項は、第千九百九十七号から第二千十五号まででございます。郵政省の方からは、松田大臣が、後刻約三十分ぐらいしてこちらへ見えるそうであります。ただいま見えておりまするのが、向って左から西村資材部長、青木監察局長、小野貯金局長、八藤経理局長、四名が見えております。会計検査院側は……

第22回国会 決算委員会 第17号(1955/06/17、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第十七回決算委員会を開会いたします。  昭和二十八年度決算中、公共事業に対する国庫補助(負担金の経理)に関する件に関しましては、架空工事及び二重査定工事につきまして、農林省関係三件、建設省関係二件、運輸省関係一件を選びまして、町村長及び県の担当部長を参考人として出席を求め、意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  また参考人の人選その他の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさよう決定いたします。

第22回国会 決算委員会 第18号(1955/06/20、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第十八回決算委員会を開会いたします。  昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十八年度特別会計歳入歳出決算並びに昭和二十八年度政府関係機関決算報告書を議題といたします。本日は日本専売公社並びに日本国有鉄道の部を審議いたします。  まず日本専売公社の部から始めます。批難事項は第二千二百六号から第二千二百九号までであります。  なお、本日は日本専売公社から入間野専売公社総裁、内藤審査部長、西山生産部長、石田販売部長、大谷醜業課長、高村需給課長が見えております。なお検査院側は大沢検査第四局長が見えておりますが、まず日本専売公社入間野総裁から説明を求めます。

第22回国会 決算委員会 第19号(1955/06/23、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第十九回決算委員会を開会いたします。  議事に入る前に、理事会の申合せ事項を御報告申し上げて御了解を得たいと存じます。  別紙差し上げておりますが、第一には来る月曜日に、六月二十七日に参考人を呼ぶ件でありますが、農林省、建設省、運輸省、計七件になっております。その中で和歌山県の御坊市の市長が、都合がありまして三十日の朝でないと東京に出向できないから、こういう連絡が昨日ありましたので、これは事態やむなしと見まして三十日に出頭を願うことにいたしまして、他の六件に関しましてはそれぞれお呼びした方が見えることになっております。それから当日は加うるに、関係政府委員、検……

第22回国会 決算委員会 第20号(1955/06/24、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第二十回決算委員会を開会いたします。  昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算  昭和二十八年度特別会計歳入歳出決算  昭和二十八年度政府関係機関決算報告書  を議題といたします。  本日は日本電信電話公社の部を審議いたすことになっておりますが、その前に、地方公共団体が国庫補助金、負担金を不当に申請した場合の刑法上の解釈問題について審議いたしたいと存じます。まず奥野参議院法制局長に説明を求めます。
【次の発言】 ただいまの奥野法制局長の御説明に対して御質疑のある方は御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 ほかに御質疑ございませんか――ではただいま承わった奥の法……

第22回国会 決算委員会 第21号(1955/06/27、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第二十一回決算委員会を開会いたします。  昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十八年度特別会計歳入歳出決算、同じく昭和二十八年度政府関係機関決算報告書を議題といたします。本日は公報にも記載してありますように、公共事業に対する国庫補助金、国庫負担金の経理に関し、参考人から意見を聴取することになっております。まず、参考人としてお呼びした皆さんに対して、委員長から本委員会にかわりましてごあいさつ申し上げたいと存じます。  時節柄非常に御多端な折柄にかかわらず、しかも遠路大へん御迷惑とは存じましたけれども、本委員会の招待に快く応じて今日御出席下さったことに対し……

第22回国会 決算委員会 第22号(1955/06/28、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第二十二回決算委員会を開会いたします。  昭和二十八年度一般会計予備費使用総調書(その2)  昭和二十八印度一般会計災害対策予備費使用総調書(その2)  昭和二十八年度特別会計予備費使用総調書(その2)  昭和二十八年度特別会計予算総則第十条に基く使用総調書  昭和二十九年度一般会計予備費使用総調書  昭和二十九年度特別会計予備費使用総調書  昭和二十九年度特別会計予算総則第八条に基く使用総調書  昭和二十九年度特別会計予算総則第九条に基く総調書  以上八件並びに昭和二十九年度一般会計国庫債務負担行為総調書を一括して議題といたします。政府委員として正示大蔵省……

第22回国会 決算委員会 第23号(1955/06/30、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第二十三回決算委員会を開会いたします。  昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算、  昭和二十八年度特別会計歳入歳出決算並びに昭和二十八年度政府関係機関決算報告書  を議題といたします。  本日は去る六月二十七日の委員会に引き続き公共事業に対する国庫補助金、国庫負担金の経理に関し参考人から説明を聴取いたします。本日参考人として御出席の方は、和歌山県農地部長小川文良君並びに同県御坊市長管原清六君であります。なお、農林省からは、武田会計課長、桜井建設部長、大塚災害復旧課長が見えております。なお、会計検査院側は小峰検査第三局長が間もなく出席することになっております。 ……

第22回国会 決算委員会 第24号(1955/07/04、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第二十四回決算委員会を開会いたします。  昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算  昭和二十八年度特別会計歳入歳出決算  昭和二十八年度政府関係機関決算報告書  を議題といたします。  本日は通産省の所管の部を審議いたします。検査報告批難事項は第一千八百八十一号から第一千八百九十七号までであります。  本日御出席の方は石橋通産大臣のほか、出雲井会計課長、岩武官房長、鈴木重工業局長、成田工業技術院会計課長、徳永企業局長、秋山中小企業庁振興部長、菊地アルコール事業長、会計検査院側からは上村検査第二局長が出席いたしております。  まず石橋通産大臣の説明を求めます。

第22回国会 決算委員会 第25号(1955/07/07、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第二十五回決算委員会を開会いたします。  まず本日の理事会で申し合せました事項を御報告いたします。  今朝内閣委員会との連合審査会がございまして、今内閣委員会に付託されておりまする会計検査院法の一部を改正する法律案、これにつきまして今朝本決算委員会からの質疑が行われたのでありまするが、私の方から内閣委員長の方へ申し入れをいたしまして、もしこの会計検査院法の一部を改正する法律案に対して決算委員会として申し入れ事項があった場合には、これを決算委員長から内閣委員長に申し入れをするということにいたしまして、内閣委員会の審議の都合がございますので、今日の午後の間に一つ……

第22回国会 決算委員会 第26号(1955/07/08、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第二十六回決算委員会を開会いたします。  昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算  昭和二十八年度特別会計歳入歳出決算  昭和二十八年度政府関係機関決算報告書を議題といたします。  本日は国庫補助金、国庫負担金の経理に関する件を議題といたします。  ただいま御出席の方は、鳩山内閣総理大臣、花村法務大臣、一萬田大蔵大臣、竹山建設大臣。なお、河野農林大臣と川島自治庁長官は後刻お見えになることになっております。会計検査院長東谷君、それから大蔵省主計局長森永貞一郎君、法務省刑事局長井本臺吉君。今川島自治庁長官がお見えになりました。なお、参議院の法制局長、大蔵省主計局次長……

第22回国会 決算委員会 第27号(1955/07/11、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第二十七回決算委員会を開会いたします。  議事に入る前に本日の理事会におきましてお諮り申し上げた事件について御報告申し上げます。  第一には当委員会の今後の日程の問題でございます。本日は保安庁、ただいまの防衛庁関係を審議いたします。それから十二日の火曜日は農林省関係、それから十五日の金曜日の午後一時から日本開発銀行並びに厚生省の部を審議して頂きまして、それから来週の月曜日の十八日午後一時から国鉄関係を審議いたすことにいたします。それから各省の警告決議、審査報告書の議決でございますが、これを十九日を二十一日の木曜日に繰り延べまして、各省に対する警告決議及び審査……

第22回国会 決算委員会 第28号(1955/07/12、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) それでは、ただいまから第二十八回決算委員会を開会いたします。  二十八年度一般会計歳入歳出決算  昭和二十八年度特別会計歳入歳出決算  昭和二十八年度政府関係機関決算報告書を議題といたします。  本日は農林省所管の部を審議いたします。検査批難事項は、第九百三十号から第千八百八十号までであります。この件につきましては、前回におきまして一応質疑終了ということになっておりますが、なお、本日あらためて残った問題についての御質疑をお願いいたしたいと存じます。なお、本日出席の政府委員は、向って右から、農林省の武田会計課長、小倉改良局長、渡部農地局長、清井食糧庁長官、大坪農林経済町長……

第22回国会 決算委員会 第29号(1955/07/15、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第二十九回決算委員会を開会いたします。  まず委員会の議事に入る前に今後の当委員会におきまする決算審査の取扱いについて御協議申し上げたいと思います。  実は前回の委員会でお諮りしました今国会中に各省の、あるいは特別会計、政府関係機関の決算報告の審査の報告をすべきかどうか、理事会にお諮りいたしまして、本委員会にお諮りしたんでありますが、そのときに多少御意見のある方もございました中に、ごもっともなような点もありますので、あらためて当委員会に懇談して御相談申し上げよう、こういうことになっておりましたのであります。その前に一つ今後の日程でございますが、きょうが十五日……

第22回国会 決算委員会 第30号(1955/07/18、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第三十回決算委員会を開会いたします。  昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算  昭和二十八年度特別会計歳入歳出決算  昭和二十八年度政府関係機関決算報告書  を議題といたします。  本日は前回に続きまして、日本国有鉄道の部を審議いたします。なお、検査報告批難事項は第二千二百十号から第二千二百三十四号まででございます。本日、国鉄当局からは十河総裁、石井経理局長、唐澤営業局長、佐藤施設局長、小林資材局長、篠原臨時財産監理部長並びに総裁室鵜澤法務課長が見えております。なお、会計検査院側からは大澤検査第四局長、大蔵省は柳澤主計局司計課長が出席されております。

第22回国会 決算委員会 第31号(1955/07/21、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第三十一回決算委員会を開会いたします。  先ほど懇談会で申し上げましたように、明二十二日午後一時から大蔵、決算連合審査会に参加いたしまして、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律案を審議いたすことになっておりますので、御出席をお願いいたします。  まず、昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算  昭和二十八年度特別会計歳入歳出決算  並びに昭和二十八年度政府関係機関決算報告書 を議題といたします。  本日は保安庁の部を審議いたします。批難事項として検査報告書に載っておりますのは、第十八号から第四十七号まででございます。本日防衛庁から御出席の方々は、増原次長、……

第22回国会 決算委員会 第32号(1955/07/26、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第三十二回決算委員会を開会いたします。  昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算  昭和二十八年度特別会計歳入歳出決算  並びに昭和二十八年度政府関係機関決算報告書  を議題といたします。  前回までに質疑をいたしまして、質疑は一応終了したのでありますが、委員懇談会並びに理事会におはかりいたしました結果、審議の締めくくりといたしまして当委員会として、ただいまお手元に配付しました案のような警告決議を行い、政府の反省と自粛を促そうということに相成ったのであります。この警告決議案に御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議はないものと認めて、さよう決定いたしました……

第22回国会 決算委員会 第33号(1955/07/28、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第三十三回決算委員会を開会いたします。  お諮りいたしますが、国家財政の経理及び固有財産の管理に関する調査を従来より調査して参りましたが、会期も切迫し、調査を行うことは困難となりましたので、本院規則第五十三条によりまして、継続調査要求書を議長に提出一いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さよう決定いたします。  なお、要求書の内容及びその手続等に関しましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさよう決定いたしました。

第22回国会 決算委員会 第34号(1955/07/30、3期、日本社会党(第二控室・右))【議会役職】

○委員長(山田節男君) ただいまから第三十四回決算委員会を開会いたします。国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を議題といたします。まず第一に、来たる休会中における委員派遣の問題でございますが、予算とにらみ合せまして五班の行く場所を研究いたしまして、五班編成をしてみたのですが、予算の関係でそのうち四班行く。決算委員会は特に人数が多いからというので、第一班、第二班が三人ずつ、第三班と第五班が二名ずつ、第一班が中部、近畿、第二班が中国、四国、第三班が九州、第五班が北海道になっておるのであります。そこでいろいろ御希望の班を御指定願ったわけでございますが、一応ここへ行くように、行きたいという希望……

第22回国会 文教委員会 第4号(1955/05/14、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今回の紫雲丸の惨事に関連して、今日各委員から修学旅行の問題についていろいろ御意見があったのですが、先ほど松原委員それから矢嶋委員からも、この修学旅行の根本問題について禁止すべきじゃないかという、あるいはそういうことを考えるのは愚である、こういう御意見があったように拝聴したのですが、私は長くヨーロッパにおった者として、私自身も小学校、中学校の修学旅行の非常に楽しい思い出を今もって非常に価値あるものだとはもちろん思うのですが、しかし文部省として小学校、中学校の、いわゆる修学旅行に汽車、船等を利用するのに二日、少くとも三日以上の修学旅行は考えるべきじゃないか、ことにヨーロッパ、アメリカ……

第22回国会 文教委員会 第8号(1955/05/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 今の山内次長からのお話を聞くと、行政協定によって設けられておる合同委員会、即ちジョイント・コミッティーのいろいろ意見を交換し、日本側の要求があった場合、これに対して一つの議事録と言いますか、ミニュート・ブックがない、メモ程度のものだ、これはちょっと私は常識をはずれていると思うのです。御承知のように日米安全保障条約に基く、またこれを裏づけておる日米行政協定の少くとも最高の合同委員会で日米の代表がいろいろ苦情処理機関とし、あるいは調整機関としておるものに議事録がないということは、これは私は非常に手落ちだと思うのです。ことに重要なそういう基地問題とか、そういう不動産、土地の接収、ことに……

第22回国会 文教委員会 第23号(1955/07/21、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 先ほど義務教育学校で百二十万坪、高等学校で三十万坪危険校舎があると、この危険校舎と見なすのは大体五千点以上だというのですが、これは、文部省で実施調査して、その中で何%ぐらいあるのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 それは何%ですか。たとえば坪数でもって、百五十坪に対して実地査定が何%ですか。
【次の発言】 今小林局長の御答弁を聞いても、大体危険校舎と見なすべきもののほとんどこれは八〇%というものは机上査定での危険校舎と見なしておると見て差しつかえないのじゃないかと思います。そこで、いわゆる危険校舎に対しましては、今言ったように、国庫の補助金を出しておられるわけです。で、私……

第22回国会 文教委員会 第24号(1955/07/26、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 ただいま議題となっておりまする公立小学校不、正常授業解消促進臨時措置法案に対しまして、私は日本社会党第二控室を代表して賛意を表するものであります。  本法律案は従来ならば地方の自治体、公共団体のみずからの手をもってこの問題を解消する努力をいたすのが当然でありまするけれども、地方財政の逼迫並びにことに都市におきまする人口の集中の傾向がはなはだしいというような事態からいたしまして、地方公共団体みずからの手をもってこれを解消し得るということはとうていできない。これがために今回これを法制化いたしまして、国庫補助によって解消しようという趣旨であります。私はこの点につきまして、この法の趣旨に……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 決算委員会 第2号(1955/12/09、3期、日本社会党)

○山田節男君 これは四百六十ページくらいで、通読をまだしておりませんが、今の監察部長の概略な説明を聞いて、あるいは報告書の中に漏れているのじゃないかという点についてただしますが、まず第一に国鉄の経営の根本としていわゆる収入源である路線、御承知のようにもう今日の路線は非常にバス、国鉄経営のバスあるいは民間経営のバスが発達して、それと競争するようになっちゃって、鉄道線の収入が非常に下っているというのが一般的傾向じゃないか、その点も、いわゆる現在の国鉄の経営している鉄道路線、これを再配置ということはできないけれども、これをやはり改廃するというようなことによってもう少し経営の合理化をする方法があるんじ……

第23回国会 決算委員会 第3号(1955/12/13、3期、日本社会党)

○山田節男君 今の吉野運輸大臣の御所見わかるのですが、三木運輸大臣のときに、就任早々国鉄の制度の整理といいますか、それから能率の増進、こういったような方面に非常な御注意を持たれて、たとえば三木運輸大臣の肝いりで何か経営調査会を作られた、これはもうすでに設立されてから相当の月日がたっているわけです。今どういうような過程にあるか、この経営調査会がどういう段階にあるかということをちょっと……。
【次の発言】 それから今回国鉄の経理等について行政管理庁から勧告案が出ておるわけです。それに対して国鉄当局も、反駁といいますか、をやられておるわけです。運輸大臣としては今お話を聞くと、そういうところもあるか、……

第23回国会 逓信委員会 第2号(1955/12/13、3期、日本社会党)

○山田節男君 私もこの委員会にすっかりごぶさたしておって、特に二十二臨時国会で問題になっている日本電電公社法の一部改正法案ですね。この審議には私直接携わっておりません。速記録を見て審議の状況を拝察しているわけです。これは村上大臣にちょっとお聞きしますが、鳩山第三次内閣は新内閣であって、第二次内閣のときの松田郵政大臣がどういうことを言ったか、これは私よく知りませんけれども、今のあなたの希望というか、ということは、いわゆる鳩山第三次内閣の大臣としての御発言だろうと思いますが、それに違いないですか。
【次の発言】 そうすると、第二次鳩山内閣の松田郵政大臣があなたにこの点についてどういう事務引き継ぎを……

第23回国会 逓信委員会 第4号(1955/12/15、3期、日本社会党)

○山田節男君 本件について当面直接問題になる国有財産として、管財局の方で国有財産として取り扱っておる国際電信電話株式会社の株券の問題について、この本件が衆議院において上程され、そして今日に至るまでの間におけるこの株券に対して大蔵省としてどういう処置をとり、また衆議院から、あるいは郵政省の方からどういうふうな申し入れがあったか。その経過を詳細に一つ報告してもらいたい。
【次の発言】 これは正示君が管財局長に就任されて以後のことを伺ったのですが、その前の窪谷君が管財局長をしておられたときに、大体この問題を衆議院の方で議員立法として、その出す事前に窪谷管財局長に対して、こういう法律できめられている株……

第23回国会 逓信委員会 第5号(1955/12/16、3期、日本社会党)

○山田節男君 ただいまの大蔵大臣の御答弁で、ただいま津島委員からの御質問に対して、この質問は実行するとこういう御答弁があったのですね。これに違いありませんね。それで昨日正示管財局長から、株の処分に対してここで質問があった際に、今年度の予算支出においてこの株の処分の金を支出するようになってない、それでは予備金でやったらどうか、予備金も非常に寡少であって余裕がないと、こういう話なんです。そこで今津島委員の言われたことは、一体今予算上これが支出が不可能であれば、また予備金も不可能であれば、補正予算を組むかあるいは他の方法がありはしないかと、こういうのできのう質問が終ったわけなのです。そこできょう大臣……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 決算委員会 第4号(1956/02/16、3期、日本社会党)

○山田節男君 今五名の証人申請をしておられるというが、その五名はだれだれですか。
【次の発言】 この虎の門の借地権については、これは足かけ四年前に当委員会で当時のニュー・エンパイア・モーター会社の責任者、それから都の建築局長、その他大蔵省の当時の阪田管財局長、かなり広範な参考人を呼んで本決算委員会で詳細調べが出ているわけです。それであなたも御承知だと思うのですが、大体国有財産の今日非常にあいまいな……、また一方から土地を使用する者からいえば、一応合法的な措置をとられておるわけなんです。そこに本決算委員会として、当時の大蔵大臣、それから管財局長、それから都の関係職員、こういう人を呼んだのです。今……

第24回国会 決算委員会 第9号(1956/03/15、3期、日本社会党)

○山田節男君 まあ各委員からいろいろ御質疑があり、それぞれ当局の答弁があったのですが、私一つ確認をしておきたいことは、この問題になった会計検査院の事務総長名の自粛の通牒ですが、これを出された動機は会計検査院の先ほど言われた内部監査というのですか、監査の結果、どうも年々というか、そういった検査事務官の中で今通牒によって示されているような自粛の要綱に相当するようなものが年々ふえる、あるいは絶えないというような意味から、ああいう事務総長名の自粛の通牒を出されたのかどうか、この点もう一ぺん一つお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 先ほど大倉委員からも質疑があったのですが、会計検査の事務官が出張……

第24回国会 決算委員会 第12号(1956/04/04、3期、日本社会党)

○山田節男君 私は開発銀行の方へちょっとお伺いいたしますが、今、白川君の質問並びに意見があったのですが、先ほど小林総裁の御意見によると、この二十九年の決算報告の第二千二百四十六号におきまして、不当貸付として、批難事項としてあげられておるのでありますが、こういう類似のものはたくさんあるというようなお話だったと思います。率直のところ、ただいま白川君の会計検査院当局に対する質問応答を見て、この批難事項としてあげられている開発銀行の不当貸付、二千二百四十六号に対して、これはどうもあれですか、やはり不当……、一つの批難事項に値するというように率直にお考えになるかどうか、この点一つお伺いいたしたいと思いま……

第24回国会 決算委員会 第19号(1956/05/26、3期、日本社会党)

○山田節男君 これはさっき久保君の質問に関連してですが、ここに出されている土地建物交換調、これは私はちょっと不動産売買の専門家じゃないが、これを見て、どうも数字上の遊戯というか、ことさら数字を合わせるように、バランスを十万円ぐらいに作ったような、これは直観的に思うのですが、これは誤りかもしれません。そこでさっきの久保委員の質問に対して佐藤局長は、不動産管理、売買、それから交換については、あくまでもビジネスだ、きわめて厳正にやる、こう言われた、ところが今の山崎説明員の話を聞くと、退職してから二カ月の期間はおいてやろう、しかし事実は四カ月も半年も、一年もいる、そこが非常に矛盾するのです。これはやは……

第24回国会 逓信委員会 第2号(1956/02/03、3期、日本社会党)

○山田節男君 この成績を見ると、全くわれわれ予想外な価格で売れているわけですが、まず第一に大株、多数の株を買った日興証券、それから野村証券、それから大和証券、こういう証券会社の買った株は、証券会社自体が買ったのか、あるいは委託で買ったのか、その真の株主になるべき人の、何か行く先がわかれば一つ知らしていただきたいと思います。
【次の発言】 これは前国会の委員会でこの株式を本委員会で売るべしという趣旨に従って売却することになったときの正示管財局長の見通しとして、大体証券市場が今好況にある、今大体この線だろう、こういう自信のあるお言葉があったわけであります。実際こうしてかみ合せて見るというと、申し込……

第24回国会 逓信委員会 第4号(1956/02/14、3期、日本社会党)

○山田節男君 今問題のあるお年玉はがきですが、この金をどうするかという問題について、法案を出されるというのですが、これは多少意見もまじりますが、これは従来の金の使い道は、今郵務局長の言われたような内容だと私は知っているわけです。ああいう一年に一度お年玉はがきというものを出して、今年のごとく六億円以上の金が集まる、これの使い方ですね。今も問題になっておるように、これも一つの助成金として補助金的に使うのがいいか、そうでなくてとにかくせっかくあれだけのまとまった金が入るならば、もっと一つか二つまとまった仕事を計画的にやる。これは私たとえば戦後の西ドイツ、ポーランド、この間ソ連に行ったが、ソ連も富くじ……

第24回国会 逓信委員会 第5号(1956/02/21、3期、日本社会党)

○山田節男君 これは大臣に対する質問ですが、これは電波監理、電電公社がおられるから、その方からもお答えいただけると思いますが実は呉を中心とします国連軍が撤退することになりましたが、いろいろな問題が起きておるわけです。昨日の緊急質問で時間がなかったので十分できなかったのですが、国連軍がいわゆる国連協定によって日米行政協定とほとんど同じような地理関係で日本に駐留しておったわけです。そうするとその国連協定の中には、やはり日米行政協定と同じように現地通信に関する日本政府と国連軍との合意があるわけです。そこでいよいよ撤退をするということが決定いたしたのですが、これは国連軍が呉、岩国あるいは東京と、駐屯地……

第24回国会 逓信委員会 第6号(1956/02/28、3期、日本社会党)

○山田節男君 村上郵政大臣にちょっと御質問をするのですが、これは私、実は前々国会でこの審議をされたときは委員でなかったのです。いろいろ速記録なんかを見まして大体承知しておるのですが、大臣も御就任後そういうものも責任上十分読まれたことと思うのですが、それで、これは御承知のように、この法案が第一案から第五案までぐるぐる変ったということ、本院に出されるまで……。その過程も私はよく御存じだろうと思う。それで何といいますか、本委員会としてはいまだかつてない超党派で出たものを、これをやっておったものが、甲論乙駁で二回も継続審議になった。そのあとあなたが郵政大臣につかれて、そこでいろいろな法案が出て、これは……

第24回国会 逓信委員会 第8号(1956/03/13、3期、日本社会党)

○山田節男君 これは私前回欠席しておりますので、あるいは質問が重複しておった場合には、あえて御答弁を求めません。後日速記で見ますからそのおつもりで御答弁を願いたいと思います。  第一は、去る三月七日に、衆議院の逓信委員会の付帯決議の中にも述べられておるように、電話設備費負担臨時措置法というのは立法以来時限立法です。従ってこれは一つの臨時の制度であります。そこに時限立法にするという目的があるのだと思います。で、衆議院の付帯決議を見ましても、ここに書いてあるように、「電話加入申込者等受益者の負担にまつことは、事業の公共的性格からいって、努めて避けなければならない。」これは私はこの付帯決議は非常に正……

第24回国会 逓信委員会 第10号(1956/03/20、3期、日本社会党)

○山田節男君 ちょっと議事進行ですが、この法案について衆議院から三月七日付の付帯決議がついているのですが、これはやはり衆議院送付のこの法案に付帯決議がついていれば、これは従来の参議院の議事規則によればこれは一応どう扱うかということを何しないと、今の反対討論、賛成討論の中に、今聞いてみるとその趣旨は入っているようだが、討論と付帯決議とはおのずから違うのでありまして、その取扱いをどうするかということを、一応やはり採決に入る前にきめておかないと、やはり、これはまずいのじゃないのかと思います。これをちょっと研究してもらいたい。

第24回国会 逓信委員会 第11号(1956/03/22、3期、日本社会党)

○山田節男君 今の久保委員の質問に対する濱田監理局長の答弁ですが、予備金の本質からいって、今監理局長は、経済事情の変化があった場合ということを言われるのですが、それはたとえばなんですか、インフレーション、極度のインフレーションが起きて、現在の給与ではどうしてもいけない、こういう場合には予備金を使用し得るというのか。これは御承知のように電電公社法を作ったときに、給与総額の伸縮性を持たすということ、非常にこれは問題となったのです。当委員会としては、経済上の激変があった場合には、給与総額に対して伸縮性を持たせろという一項を持たせた。これは予算問題とは別として、給与という問題でやったのです。今の濱田局……

第24回国会 逓信委員会 第16号(1956/05/10、3期、日本社会党)

○山田節男君 あの株は一株千株券になっておりますか。
【次の発言】 そうすると、千株券とか五百株券というものは、全体の率からきわめて少いわけですね。
【次の発言】 今の津島委員の質問に関連しますが、大体大蔵省が株券を処分したときも、結局大半は、大半というか、最大多数というものは証券業者が一応これを落札するという結果になるだろうと思うのですが、そこで株の細分化、一株券、十株券が多ければ私闘間ないと思いますが、大蔵省が先般売却したときに質問したのですが、今回電電公社が売り出されても、額面を割るということは、これは絶対にない。大蔵省が売った場合に平均価格がたしか六百二円か三円だったと思いますが、少く……

第24回国会 逓信委員会 第17号(1956/05/15、3期、日本社会党)

○山田節男君 きょうは大臣並びに電波監理局長が所用のため出席をされておらないわけですが、実は今、質問通告もいたしましたように、来たる六月に実現さるべき標準放送並びにテレビジョンの周波数の再編成に際しての郵政省当局の根本的な方針といいますか、態度を、周波数割当に対する態度というものを承わりたいと思うのです。今も各委員からあまり技術的のことにわたってはという意見もあったようです。ごもっともな話でありますから、しかもきょう、あす、これに関して公聴会も開かれておるというようなことで、公聴会の結論によっては、政府のまた根本的方針が若干変るということもこれは予期されますが、今日まで政府が標準放送の周波数の……

第24回国会 逓信委員会 第18号(1956/05/29、3期、日本社会党)

○山田節男君 今の説明ですと、電話の加入権は担保にできるということになっているのですか。中小企業の特別の場合には慎重考慮して決定するということですが、それは現行法でできるのですか。
【次の発言】 そうすると、現行法ではできないから、そういう中小企業者の金融に特に必要なものの一つの何といいますか、カテゴリーを作って、そしてこれを担保にできると、そういうふうにするという御趣旨ですか、今の御答弁は……。
【次の発言】 それは、これをわれわれ採択するか否決するかという問題で、今の答弁だとどうもはっきりしないんですがね。おそらくこの願意は、さっき説明があったように、明らかに中小企業者の金融のためにやりた……

第24回国会 逓信委員会 第19号(1956/06/03、3期、日本社会党)

○山田節男君 本件に関して今久保、新谷両君の発言がありましたが、私も賛成です。ただこれは標準放送の場合に、ああして周波数の割当の免許ということの政府の方針が何というか、今、新谷君が言われたように、周波数の割当なんかも無計画とは言わないが、非常に今回でもいろいろ苦労されたと思うのですが、テレビジョンに関しましては、ことに民間放送ということについては、民間のテレビの放送の周波数の割当は、よほど慎重にやってもらわなければならぬ。ことにこれは私から申し上げると、全国のネットワークができるテレビジョン、具体的に言えばNHKのようなこういう公共的なものをまず第一番にやりたい、それからテレビジョンの場合は東……


山田節男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
1期- 2期-| 3期|- 4期- 5期

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各種会議発言一覧(参議院3期)

山田節男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
1期- 2期-| 3期|- 4期- 5期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会・建設連合委員会 第1号(1953/07/31、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 只今議題となりました昭和二十八年六月及び七月の大水害による災害地域内のたい積土砂の排除に関する特別措置法案の提案理由を御説明申上げます。  本年六月及び七月に亘りまして停滞する梅雨前線のもたらした降雨のため九州、南近畿その他の地方に大災害の起つたことはすでに皆様よく御承知のことと存じます。特にここの地域においては河川の欠壊及び土砂の崩壊により異常に多量の土砂が市街地、農地等に流入し、たい積している状態であります。これらの土砂の排除につきましてはすでにそれぞれ地方当局等によつて各方の器材、人員を動員して日夜努力が続けられておりますが、地方当局の財政力、各個人の資力にもおのずから限度……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第1号(1954/02/16、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 小峰第三局長にちよつと質問するのですが、只今の農林、建設、運輸、この二十六年度並びに二十七年度のいろいろ検査された結果を述べられたのですが、これは我々が大体予想しておつた以上に乱脈を極めております。まあ一事が万事であつて、これを押して行けば、政府の各省の行政部門に亙る支出というものが、如何に無駄なことが多いかということがわかるのであります。  そこで会計検査院として、こういつたような批難事項が殖えないように、これはまあ先ず第一に各官庁の会計の、何と言いますか、扱い方、それから現品の扱い方、それから現地検査のやり方、こういうようなものを大体政府の各省、各エイジェンシーがやるものに対……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第3号(1954/02/23、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 これは今港湾局管理課長、それから会計検査院の第三局長、両方の立場からいろいろ御意見を聞いたのですが、二十六年度が然り、二十七年度の会計検査院の決算の検査報告を見ても、やはりこの補助金に関する不当事実と言いますか、減つていない、で先ほど管理課長がいろいろ言つておられましたが、昨年ですね、二十八年度の六月七月に非常な風水害が西日本、近畿、その他の地方にもあつたのでありますが、昨年のように非常な、殊に港湾に関して災害がひどかつた、従つて支出する額も相当多いし、たしかこの風水害に対する、台風十三号を含めてですが、たしか運輸省関係の特別措置法もあつたように思うのですが、運輸省としてはこうい……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第4号(1954/03/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 次回の小委員会で、予算委員会で忙しいと思いますが保利農林大臣を短時間でもいいですから呼んでもらいたい。

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第5号(1954/03/04、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 この決算小委員会で補助金に関する審査をしてる途中でありまするが、私はこの際会計検査院長にこの審査に関連して若干御質問申上げたいと存じます。  大体決算委員会、殊に本小委員会が取扱つている補助金の決算に対する会計検査院の報告に基いて、いろいろ説明を聞き、又その関係当局者の責任者からいろいろ説明を聞いているわけですが、どうも我々として殊に国会における決算委員として不信といつちやおかしいですけれども、この決算に対する一つの国の行為といいますか、並びにこれに協力する国会の、殊に決算委員会の関係、或いは立場といつたものが、実際問題として不可解な点がありますので、この点を一つ院長から責任ある……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第7号(1954/03/12、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 会計検査院の第二局長にちよつとお伺いするのですが、この二十七年度の一般会計からの補助金ですね、この二十六件まあ指摘されておるのですが、二十八年度の殊に昨年の六月、七月の例の風水害、台風十三号を入れての国会でいろいろな特別措置法を作つたのですが、この中でたしか文部省関係の特別措置法があつたのですが、どうですか、今二十八年度の少くとも風水害による補助金の会計検査ですね、やつておられますか。
【次の発言】 そうすると、まあ二十七年度はこの災害復旧に対する補助金の経理当を得ないもの二十六件あるわけですが、現在では特別措置法による政令に定めた都道府県は会計検査院はまだ調べておらないというの……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第10号(1954/04/02、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 この二十六年度についての建設省の補助金関係の今説明が会計検査院それから建設省からあつたわけですが、二十七年を見ると、やはり補助金関係に対する批難事項が殖えておるとも減つていない。更に昨年の六月、七月以来水害、而もこれは異常な水害であり、又九月の初めには第十三号台風があつて、これも建設省関係は厖大な災害復旧事業を処理しなければならんわけです。我々最近殊に西日本、それから近畿、中部等から昨年の六月、七月の水害の救済のための参議院、衆議院の特別委員であつた人々に対して、かなり強い請願、陳情を寄せられておるわけであります。というのは地元からの陳情の共通点を申せば、昨年の六月、七月のあの水……

第19回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第11号(1954/04/06、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 これはまあ補助金制度そのものが、我々がこうしていろいろと調べて参りまして、まあ実に今日の、何と申しますか、大きく言えばもう地方行政の政治道徳の頽廃、それの一つの大きな原因になるように思うのですが、併しまあこれは今日の行政組織から言えば、補助金制度、いわゆる国庫から地方の公共団体に補助金を与えることは、これは甚だ私は必要だと思うのですが、今のようにこの会計検査院も言われましたが、現に昨年の七月に会計検査院長が建設大臣に宛てての、今問題になつているこの国庫が負担する工事の査定の問題、それからこの支出負担行為をする者の職責、それから成功認定、これらについての非常に不完全な点を指摘されて……

第19回国会 建設・水産連合委員会 第1号(1954/05/19、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 関連して。今の秋山委員の言われた質問に関連してですがね。先ほどの下田条約局長、それから調達庁の山内総務部長の御説明によると、今議題になつている法案は国連の協定が日本の政府によつて受諾されて、いわゆる批准行為が済んで効力が発生した後にこれによるいろいろな補償問題を実施して、それまではいわゆる平和条約が発効後国連協定の効力が発効するまでの間のものは全部見舞金で処理する、こういう説明であつたように私は了解しております。然るに今附則のほうでは特別損失の補償に関しては安全保障条約の効力発生のひ以後過去に遡及しているわけです。然るに漁船の操業禁止等によつて起る補償については国連協定の効力が発……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 大蔵・決算委員会連合審査会 第1号(1955/07/22、3期、日本社会党(第二控室・右))

○山田節男君 実は本法案が出されまして、参議院の決算委員会としては、これはもうわれわれ待望久しきものであった。超党派でもって一日も早く通したい、当大蔵委員会におきましても、この法律案はもう超党派で一日も早く通すことにしたいということで、一昨日青木委員長と私とが衆議院の大蔵委員長のところへ参りまして、この法案を一日もすみやかに通されたいと、今、岡委員の言われたような意を体しまして強く要請いたしました。さらにまた各政党から衆議院の政調会、政策審議会、国会対策委員会を通じて、実は各会派別に講じて参っておるというような実情であります。それから今、岡委員の御意見がありましたが、こういうような事情もありま……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 地方行政・逓信・建設委員会連合審査会 第1号(1956/04/10、3期、日本社会党)

○山田節男君 ちょっと最後に。さっきから政務次官や草野政府委員からの話を聞いて、この電電公社の問題ですが、三公社の問題の中で電電公社は最後に、昭和二十七年の国会で私たちは立法に携わったわけですが、その前に私たちアメリカに行って、パブリック・コーポレーション、いわゆる公社ですね。コーポレーションでなく、パブリック・コーポレーション、それからパブリック・ユーティリティということ、これを私はカリフォルニアの公社法、カリフォルニア州の公社法をモデルにとったのです。そこでこの電電公社法を作る場合に、原案は納付金制度があったわけです。国鉄にもあるわけです。それで公社の本質、経営の本質からいって、そういう納……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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