山田節男 参議院議員
4期国会発言一覧

山田節男[参]在籍期 : 1期- 2期- 3期-| 4期|- 5期
山田節男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山田節男参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

山田節男[参]本会議発言(全期間)
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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 参議院本会議 第14号(1958/03/14、4期、日本社会党)

○山田節男君 ただいま議題になりました放送法の一部を改正する法律案につきましては、私は日本社会党を代表いたしまして、以下、岸総理、田中郵政大臣並びに大蔵、通産、文部の諸大臣に質問を申し上げたいと存じます。  その前に、この放送法とは、従来の日本におきまする放送文化の一つの憲法と申しまするか、この基本法が、改正をされることになったのでございまするから、私は、この放送法の制定当時の一つのエピソードを皆様に申し上げて、本論に入りたいと存じます。  顧みますると、昭和二十三年の六月でございました。芦田内閣のときでございましたが、私は当時、日本社会党の渉外関係を担当しておりました。GHQの通信部並びに民……

山田節男[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

山田節男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 社会労働委員会 第13号(1956/12/12、4期、日本社会党)

○委員外議員(山田節男君) それでは簡単に今の藤田君の質問に関連して、きょうは大臣も見えておりませんし、外務省関係が見えておらないようであります。ただ労働省の中西君が見えておるし、これは政府委員であるから……。で、この今の藤田君の質問、これは古い問題であって、結局結論をどうするか。これは一つの占領軍政下の宿命的な所産であって、今、特需課長が言われるようにいかんともしがたいと言われるが、これは私はむしろ労働省は雇用安定という意味からこれは強く主張せにゃならぬじゃないか。そこで今特需課長がむしろお教えを請いたいというような答弁ですが、幸い外務省が委員になっておる日米合同委員会の例の調達調整委員会の……

第25回国会 逓信委員会 第2号(1956/11/26、4期、日本社会党)

○山田節男君 何か、今大臣が退席されるというのですが、こう広範な所管事項に対する報告があったんですが、これに対する質問は、きょうは時間がなければ、よろしいですけれども、次回からやっぱり各論的に、各所管別の質問は大胆にしなくちゃならぬ質問が相当あると思うのです。ですから、そのことを条件として、私きょうは退席を了承します。
【次の発言】 これは大臣に質問したいと思いましたけれども、きょう電波監理局長がおられますから、電波監理局長の郵政相代理の御意見を伺いたいのですが、テレビジョンの放送についてですけれども、ここに大臣が報告されたように周波数の割当計画も鋭意考えておるのだと、この大体テレビジョンの免……

第25回国会 逓信委員会 第3号(1956/11/28、4期、日本社会党)

○山田節男君 関連して。今の組合側の全逓とか郵政とか、電気通信関係のいろいろ質問を聞いて私は感ずるんですが、占領軍政下、ちょうど私は労働委員長をやっているときに、公共企業体等労働関係法を作って、この問題の審議をはかって、これはGHQとの、ことに参議院の労働委員会と、それからGHQの経済科学局と労働課の連中と折衝した結果、こういう公共企業体の従事員は、何といいますか、公務員的な性格を持っている、そういう性質からいっても、これは労働争議というものを極力これを減らしていかなくちゃいかぬ、そういうようなことでああいう公共企業体の労働組合、官公労に対しては、労働組合の正規の権利を与えない、そのかわりああ……

第25回国会 逓信委員会 第5号(1956/12/03、4期、日本社会党)

○山田節男君 大臣の、今の新谷君の質問に関する郵政大臣の答弁に関して、まず最初に伺いたい。ラジオとテレビの兼営について、これは新谷君の言われたように、テレビジョンの開始が問題になったときに、本委員会としては、多年テレビジョンの研究も実験もやり、放送に関する経験をもっているNHK、公共放送の建前で、テレビジョンの放送をやれというのが本委員会の一致した意見だった。公聴会も開いたし、電波監理委員会の公聴会も、これはわれわれ新谷君と一緒にアメリカから帰ってきて、そんなに標準方式を簡単にしてはいけないということで、当時の富安電波監理委員長を叱咤して、あらためて同年一月から二週間にわたって膨大な公聴会をや……

第25回国会 逓信委員会 第8号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○山田節男君 それに関連して。次官からの答弁はいいのですが、ちょっと私、電電公社の責任者にちょっとお聞きしたい。その今のオートメーションと生産性向上といいますか、能率化ですね、この問題は、これは電電公社が発足して、もう第一次五ヵ年計画の間に異常な発達をしておりますが、少くとも第二次の五ヵ年計画には、これはもう言うまでもなく、ことに通信事業のオートメーション化ということは、これは急速なテンポで完成しなくちゃならぬ、これは絶対的な一つの課題になっておるわけですが、そうするということは、今も指摘されたように、いわゆる従業員の配慮といいますか、不要な労働人員ができるし、これは必然的な趨勢だろうと思うの……

第25回国会 予算委員会 第3号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○山田節男君 ただいま八木委員の御質問に関連して曾祢君からの御質問があったのでありますが、これは私は、昨年の九月二十一日にクレムリンで訪ソ議員が、これは自由民主党、社会党、共産党、労農党全会派を代表する衆参両院議員が集まってこの問題を話しましたときに、これはちょうど九月の十八日に松本君がロンドンにおられて、交渉を一時打ち切るということに決定した三日あとでございます。この問題をわれわれが提起しましたときに、フルシチョフ共産党第一書記が、歯舞、色丹は、これは日本の国民の感情から見てもほしがることはもっともと思うからこれは返す、日ソ国交が回復すればこれはすぐ返す、こういうことを育ったのであります。そ……

第25回国会 予算委員会 第4号(1956/12/12、4期、日本社会党)

○山田節男君 きょうは厚生大臣の出席を求めておりましたが、厚生大臣御用があっておいでにならないそうですが、大蔵大臣と厚生大臣に質疑をいたしたいのですが、厚生大臣がおられないと、ちょっと私は大蔵大臣だけの回答では全貌がきわめられないから、実は今議事進行で、天田委員から今後どうするか、もし厚生大臣がおみえになって、一つ大蔵大臣、労働大臣等に合せて質問いたしたいと思います。
【次の発言】 今申し上げたように、厚生大臣、労働大臣、大蔵大臣三者いられないと、私の質問の主題は健康保険の問題です。もし次回開かれれば、大臣がおみえになればそのとき質問さしていただくということで、私は、今日は大蔵大臣のみへは質問……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 逓信委員会 第2号(1957/02/07、4期、日本社会党)

○山田節男君 私は、松平、宮田両委員とともに一月九日から同十六日に至る八日間、福岡、熊本、大分の各県における逓信関係の行政並びに事業の運営状況を視察いたしましたので、その概況を御報告いたします。  まず、郵便関係についてでありますが、昨年九月までの町村合併に伴いまして集配事務の統廃合を必要とする局は二百三十局に上り、さらに今後合併予定のものを加えますと三百四十一局の多数に達するのであります。しかして昨年末までに統廃合を実施した局数は八局にすぎません。既存施設の統廃合に関しては、困難なる現地事情のあることは丁とするところでありますが、誤配、遅配、遅達等、郵便利用上の欠陥はすみやかに除去せられなけ……

第26回国会 逓信委員会 第閉会後2号(1957/06/11、4期、日本社会党)

○山田節男君 資料に関してですが、郵政省にちょっとお伺いしますが、郵政事業はもう世界で民営のものはないわけです。公社経営になってほとんど全部が公営になっているわけです。主要な国家、たとえばヨーロッパでイギリス、ドイツ、フランス、オランダ、スイス、それからアメリカ――北米ですね、この程度で郵政事業で現業官庁のこういったような養老年金制度という事業に関する何か資料があれば、従来できているものがあれば非常にけっこうだと思いますが、なければ、一つ何かポイントになるもので拝借できるものがあるかどうか、との点一つお伺いいたしたい。
【次の発言】 すると、従来郵政省の現業職員、それから公務員に対しては、恩給……

第26回国会 逓信委員会 第閉会後3号(1957/06/12、4期、日本社会党)

○山田節男君 本件に関する内容を持った問題は、これはおそらく昭和二十八年ごろだったと私、思います。オート・アラームの問題で、当時の電気通信委員会で論議したことがあるわけです。その後、無線機器が非常に発達したということは認めるものでありますが、最初に公述された米田参考人にお伺いするのですが、この問題は従来船主協会としては政府に――今日は郵政省の電波監理局がやってるわけですが、船主協会としては従来政府に対していろいろ強く、今あなたがおっしゃったことを申し出をしておられるだろうと思うのですが、しかるに、政府がこれを了承しないので、こういう議員立法になったのじゃないかと思うのですが、一体政府はどういう……

第26回国会 逓信委員会 第4号(1957/02/28、4期、日本社会党)

○山田節男君 このNHKの三十二年度の予算案について今説明があり、また数字的な要綱が示されているわけですが、これは審議の過程においていろいろ資料を各委員から提出を要求されるだろうと思うのですが、大体今ここに出ている資料以外に、今前田委員の言われたような問題にも関連し、その他こちらから要求しなくても、これは一年を通じこの予算審議ですから、具体的に数字以外のものも資料をむしろNHKから積極的に、自発的に当委員会審議の過程に拠出していただくように、委員長からNHKの方に御要求願いたい。
【次の発言】 今のよろしゅうございますか。  私は、実は今問題になっておるテレビジョン放送用の周波数の割当計画の基……

第26回国会 逓信委員会 第閉会後4号(1957/07/23、4期、日本社会党)

○山田節男君 これはきょう新大臣、新政務次官のごあいさつ、顔合せというのでお集め願ったのだと思いますが、一、二新大臣にこの際御質問申し上げたいと思います。  第一には、今大臣も御就任早々いろいろ御研究になっておるだろうと思いますが、例のテレビジョンの放送用の周波数の割当計画に対する基本方針、これは昨年村上前々郵政大臣が御在任当時に、昨年の一月に第一次のテレビジョン放送用の周波数の割当計画の基本方針を定められた。ところが、昨年十二月の下旬に、鳩山内閣が下野される直前に、これが電波監理審議会に出されたところが、内閣がかわりますので、電波監理議会としては、一応これを郵政省に返上したという話を聞いてお……

第26回国会 逓信委員会 第5号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○山田節男君 少し質問が各論から総括論に入りましたが、私はやはり全般的問題から承わりたいと思うのです。今永田会長もNHKの会長になられてすでに半カ年になっているわけですが、その間、海外に行かれて、欧米の放送事業もつぶさに調査して帰ってきておられるのです。今回の永田会長就任第一回の三十二年度の予算案を、最高の経営委員会を経てここにお出しになり、相当われわれとしては期待しておるわけです。と申しますのは、このNHKは御承知のように三十年の歴史を持っている。約九千人の職員を持ち、しかも、その職員は今日、日本における放送事業の最も練達であるスタッフを持っておられる。しかも、経営委員会については、メンバー……

第26回国会 逓信委員会 第閉会後6号(1957/10/11、4期、日本社会党)

○山田節男君 今の鈴木君 の質問に関連して一応御質問申し上げたいと思うのですが、過日ロスアンゼルスに電電公社、それから国際電電会社の生産性向上視察の一行が来ておりまして、まだサンフランシスコへ着いて一週間足らずの間に、サンフランシスコとそれからロスアンゼルスの電話会社の視察をやった。四日目に私は会ったのですが、君たちは一体どういうふうにこれを感じているか。ところが、これはお話になりません。とにかく非常なこれはオートメーション化です。これは私たちも今度は施設は見ませんでしたが、この前行ったときに見ても、ことに電信電話サービス業というもののオートメーション化、これはことに電子科学――エレクトロニク……

第26回国会 逓信委員会 第8号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○山田節男君 君今の新谷君の質問に関連してですが、これはちょっと私の申し上げることは鈴木君の意見と少し違うのですが、大体欧州総局それからアメリカ総局を作った当時、われわれ委員をしておりましたが、これは相当必要であったに違いないけれども、その動機というものは、私は多少この人事上の関係とか何かで、ああいうものを始めたのじゃないか、これは私の憶測ですよ。こうして百六十億足らずの年間予算において、たとえ一億足らずの、八千八百万円にしても、これはもう少しやり方があるのじゃないか。現に私はロンドンにも行き、アメリカのニューヨーク、ワシントン、パリ、こういう所へ行って見ますと、それぞれの中央放送局、たとえば……

第26回国会 逓信委員会 第9号(1957/03/20、4期、日本社会党)

○山田節男君 今までこれがあまり問題にならなかったということは、私は今持ってこないのですが、放送法の制定当時、議事録を見ればこれは重要な条項ですからいろいろ議論があったと思います。これは私の記憶する範囲では、要するに戦前からNHKの仕事としてやっておって政府は補助金として出しておった。ところが今度こういう法案ができて後も、今日までわれわれは増額しろということは言ってきた。もう少し金をふやせということを言ってきた。今度これだけ出ましたけれども、何年も郵政大臣はふやすふやすと言ってわずかしかふやさぬ。ですからこれはやはり今まで問題にならなかったことは、NHKの自体の仕事として国際放送をやっておった……

第26回国会 逓信委員会 第10号(1957/04/01、4期、日本社会党)

○山田節男君 今の新谷君の発言に関してですが、私は新谷君と二十六年にアメリカに行ったのですが、それから十三国会に、今新谷君が言われたように、オートアラームの問題をどうするかということで――当時長谷君が電波監理局長をしておったと思います。その当時、海員組合の方からたしか、公聴会ではなかったが、代表者をここに呼んで、反対するという意見を聞いたことがある。  そのときに、長谷君の説明があったときに、当時、昭和二十七年だったと思います。私たちがアメリカに行ったのは昭和二十六年で、終戦後しばらく日本には外航船はなかった。ところが、ようやく二十五年に三井船舶のニューヨーク航路が始まった。ところが、パナマは……

第26回国会 逓信委員会 第12号(1957/04/09、4期、日本社会党)

○山田節男君 今の鈴木君の質問に関連してですが、こういう見解は――大臣がもし御答弁できなければ松田監理官でもいいし、梶井総裁でもいいけれども、今鈴木君の言うことを裏からいえば、いわゆる公衆電気通信法の第一条、第二条、この第二条ですが、この公衆電気通信役務、これは英語でコンモン・キャリア、これが第一条、第二条にうたってあるのです。公衆電気通信役務とは何であるか、「電気通信設備を用いて他人の通信を媒介し、その他電気通信設備を他人の通信の用に供すること。」、しかも、一条によって公社あるいは国際電電株式会社は、これには「合理的」となっております。これは国際的には公平にして妥当な料金で料金を取って通信の……

第26回国会 逓信委員会 第13号(1957/04/11、4期、日本社会党)

○山田節男君 三十年度の業務報告書を見ての印象と申しますか、所感を申し上げたいのですが、御承知のように民間ラジオ放送、テレビ放送が非常に発達してきて第二年度、三年度に入っている三十年度のNHKの事業の概観を見て、私はやはり公共放送の建前として教育・教養の方に非常に重点を置かれておるということは、これは私は了とするのみならず、非常な努力が払われておるということを十分認識するものですが、従来民間放送の発達の状況を見ますと、東京市内において今日民間放送が短波放送を入れて五つある。そのプログラムを見ただけでも、かなり同類同系のプログラムが多いわけなんです。ただ、これをいかに公共放送らしくするかというこ……

第26回国会 逓信委員会 第14号(1957/04/23、4期、日本社会党)

○山田節男君 鈴木君の第一質問に関連して。これは政務次官として御答弁できる範囲でいいのですが、先ほどの鈴木委員からのお話があったように、岸内閣がいわゆる国民に対する広報活動として、商業放送だけを利用する、しかも、年間約五千万円の国費を使う、これは私は政治的に考えて、これは邪推かもしれませんが、商業放送であればもちろん有料であって、やはり金を払わなくちゃいかぬ。ところが、現行の放送法によりますと―これはNHKの放送法といってもいいくらいでありますが、しかし、その中にいわゆる政見の放送ですね、これは選挙の場合、これはもちろん両方とも無料である。これは政見の放送は、NHK当事者としてはあくまでも公平……

第26回国会 逓信委員会 第15号(1957/04/25、4期、日本社会党)

○山田節男君 これは官房長官にあらかじめ私の質問の要旨をお諮り願っておけばよかったかと思いますが、そういうようなことがなかったように了解しますが、まあ石田官房長官のおやりになっていることですから、一つ率直に御意見を承わりたい。  それは、石橋内閣が成立しまして石田氏が官房長官になられた。たしかその直後といいますか、石橋内閣に続いて岸内閣になっても石田さんは官房長官という地位にあられる。それで今度政府の、内閣の一種の広報活動にラジオ・テレビジョンの放送を利用しよう、こういう思いつきになっておる。そうして同時に、内閣にその広報に関する参与といいますか、そういうのをそろえられた。これは私は新しいやり……

第26回国会 逓信委員会 第17号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○山田節男君 これは大臣のおられるときにやろうと思ったのですが、これはまた別にします。大体この法案を作ったときの郵政省の心がまえについて、若干質問いたしたいと思います。この法案について、さっき手島君も言われたようですが、従来の公衆通信役務という観念からすれば、これは全くの一つの革命なのです。単なる有線放送電話というような簡単な法律だけで済ませる問題ではないと思う。そこで、この法律ができた由来と申しますか、理由が、電話の普及が遅々として進まない、しかしながら、通信業務の非常な要求が切実なものがある。いわゆる今日の有線放送電話というのは、必要が生んだ発明である。これを押えるというわけにいかない。で……

第26回国会 逓信委員会 第18号(1957/05/15、4期、日本社会党)

○山田節男君 ただいま郵政大臣の御答弁で、大体本法案の公職選挙法に関する解釈は了承できたわけでありますので、ただいまの大臣の御答弁で了承いたします。しかも、昨日郵政省の当局から、自治庁の方でもこの問題については、今大臣の御答弁のことについては、了解済みということでありますので、ただいまの大臣の御答弁で了承いたしますが、公職選挙法第五十一条の問題は、今御答弁の通りに解釈適用きるべきものと思います。なお、昨日も申し上げた通りに、現在までは、この有線放送はこれは別問題でありますけれども、電話等についても、地方公共団体の選挙の場合に、ある団体は許可をし、ある団体は許さないという、何と申しますか、一致し……

第26回国会 逓信委員会 第20号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○山田節男君 これは、ちょっと質疑しながらこういうことを聞くのは、ちょっと前後した質問でありますが、郵政省の当局にちょっと私聞きたいのですが、この提案理由の説明の中に書いてあるように、現在約二十六万名の職員の中で、十二万名は任官者で恩給法による、他の十四万名が共済組合法による、二本建になっておる。そうして一方においては、国家公務員共済組合法による共済組合がある、そうして今度ここに提案されたような郵政事業職員等共済組合法案というものを出されて、一面からいえば、これは非常に屋上屋を重ねるという感じがするのですけれども。それから今るる説明があったように、すでに公共企業体職員等の共済組合法が出ているわ……

第26回国会 逓信委員会 第21号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○山田節男君 本院の逓信委員会としましては、第二十六国会の最終でありますので、大臣の所管事項の一つについて、私、きわめて簡単な御質問を申し上げたいと思います。  これは、過日本院の予算委員会で郵政大臣並びに岸総理に御質問を申し上げた件でありますが、本年の一月二十一日に、平井郵政大臣はテレビジョン放送用の周波数の割当計画の基本方針、これを修正されまして、電波監理審議会に諮問を発せられたわけです。自来すでに半歳になんなんとする。それについての郵政大臣の御所信はすでに予算委員会で承わったところであります。で、きわめて私らとしてけっこうな御所信だと思うのです。しかし、私どもがこれを憂えます点は、大臣も……

第26回国会 予算委員会 第閉会後1号(1957/10/31、4期、日本社会党)

○山田節男君 第三班の御報告を申し上げます。  第三班は、北村議員、関根議員及び私の三委員でありましたが、六月二十五日から七日間にわたり青森、秋田、新潟の三県について、地方財政及び公共事業の現状並びに各関係鉄道監理局管内の輸送状況を調査いたしましたほか、青森県においては、農業及び林檎試験場並びに酪農関係事業、秋田県においては、八郎潟干拓及び秋田港改修事業、帝国石油八橋油田開発事業、新潟県においては、佐渡離島振興対策事業、新潟港改修及び海岸侵蝕対策並びに旧信濃川改修事業及び新郷川用水事業等の実情について現地調査いたしましたが、以下、その概要について御報告申し上げます。  まず、地方財政状況につき……

第26回国会 予算委員会 第17号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○山田節男君 私は岸総理兼外相に御質問申し上げたいと思いますが、質問の点は、国連に対する対策としての一、二の質問を申し上げたいと思いますが、その前に前提として、岸外務大臣は石橋内閣が成立いたしましたときに外相として御就任になった。しこうして岸内閣ができまするや、岸さんは総理大臣として外相をも兼ねておられる。これは以後の私の質問に関連いたしますから、一応最初に確かめたいと存ずるのでありますが、なるほどヨーロッパの、これはまあ二流、三流の国でありまするが、総理が外相を兼ねるということは、これは決して異例ではございません。総理は承わるところによると、国会が済めばワシントンへいらっしゃる、なおまた、東……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 逓信委員会 第1号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○山田節男君 ちょっと人事問題について関連質問したいと思ったのですが……。
【次の発言】 この人事問題についてでありますが、郵政大臣がもうすでに高級人事を決定されて、とやかく言う、そういうつもりで私は申し上げるのじゃない。今まで私過去十年間、少くとも大臣が、政府の高級人事の決定について批判したことは私は一度もありません。そういうことを申し上げるのじゃないのですが、ここで大臣が御報告になったように、今回の国際郵便連合会議ですか、これは非常に重要な会議だった。私は、過去松井君が何度も会議に出られて非常にポピュラーになっておるということは、これは私仄聞しておりました。ところが、今回こうしてみると常任……

第27回国会 逓信委員会 第5号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○山田節男君 実は、私は電気通信、電波関係について若干の質問をいたしたいのでありますが、過日大臣が所管事項の説明をここでされて、承わったのでありますが、それを中心として若干の質問をいたしたいと思いますが、その前に、先般の当委員会で国際電電の株を六十六万株郵政省の共済組合が持っておる、このことについて大臣は御存じなかったように私は承わっておりますが、このいきさつについては、もう大臣御承知のことだろうと思う。これは当時の大臣は村上郵政大臣でありましたが、これは本委員会で非常に問題になった。議員立法による株の所持ということで非常にこれは当委員会としては問題になった案件であります。それでこれが、電電公……

第27回国会 逓信委員会 第6号(1957/11/14、4期、日本社会党)

○山田節男君 大臣は時間をあまりお持ちにならないようですから、簡単に御説明願えればけっこうですが、この間の大臣の所管事項の説明資料に関しての質問として御答弁をお願いしたいのでございますが、御承知のようにNHK、民間放送がラジオにおいても、テレビにおいてもほとんど数においては相ひとしいくらいの数になってきた。将来番組というものを公共放送と民間放送とどうするか、これは各国で問題になっておるわけです。そこで、公共放送は教育的な放送をやればいいのだ、教育、教養をやればいいのだ、商業放送はいわゆる商業放送であるからして、娯楽だけやればいいのだ、こういうきわめて従来の素朴なプログラムのでき方というものが日……

第27回国会 予算委員会 第2号(1957/11/08、4期、日本社会党)

○山田節男君 関連質問。さっきの曾祢君の対中共貿易問題に対する御質問に関連して質問いたしたいと思いますが、先ほど総理の御答弁によると、今回の対中共貿易の協定が失敗に終った根本的のものは指紋の問題である、あるいは代表部員の人数、その他代表部の治外特権の問題で失敗してしまった、こういうふうに私は伺ったのであります。しかし、私は今回のこの対中共貿易問題の失敗した根本的な背景をなしているものは、これは先般、岸総理がアメリカへいらっしゃって、これはわれわれもその当時非常にこれを憤慨したのでありますが、少くとも日本の総理としてきわめて不用意な、中共を刺激するような発言があった、これが私は今回の協定の行き詰……

第27回国会 予算委員会 第4号(1957/11/11、4期、日本社会党)

○山田節男君 今日政府が速急解決しなくちゃならない当面の労働問題たくさんございまするけれども、私はその一部と申しまするか、駐留軍関係の労務対策について若干御質問を申し上げたいと存じます。この駐留軍の労務者の対策につきましては、一昨年英連邦軍を主体としまする国連軍が撤退をいたしまして、それがために一万数千名の離職者、失業者が出ました。当時鳩山内閣でございましたが、内閣に駐留軍労務者特需等の連絡協議会というものを作られまして、関係各省の責任者をもってこれを組織いたしまして、具体的な対策ができたわけでございます。それから自乗すでに二年有半たっているわけでございますが、この連絡協議会、連絡会議の性格か……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 逓信委員会 第3号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○山田節男君 過日本委員会での郵政大臣の所信の説明につきまして御質問いたしますが、まず第一に、過般われわれにもこの放送法の一部改正に関する要綱をお示し願ったのでありますが、これは、法案が出された後にいろいろ審議する順序になると思いますが、過日の郵政大臣の御説明に関連して、放送法の一部改正について若干御質問を申し上げたいと思います。  御承知のようにNHKもすでに来年度の予算の編成ということについて、もう着手もしているでありましょうし、結論も出ているのかもしれませんけれども、過般大臣の説明では、聴取料の値上げをする、これはテレビの予備免許を受けた施設の準備あるいはラジオの施設の改善と、こういう方……

第28回国会 逓信委員会 第4号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○山田節男君 今の郵便法による罰則はどういう程度のものですか。
【次の発言】 さっきのポストに放火し、信書を焼失した場合の罰則ですね、郵便法の罰則をちょっと伺いたい。
【次の発言】 罰則は。
【次の発言】 刑量はどうですか、罰金刑か体刑かそれを聞いておるのです。
【次の発言】 このポストに放火するという事件は、われわれ過般大阪の方に視察に行った場合に、郵政局長の方からそういう報告を受けておる。こういったような公共物の棄損ということは、これは何とも許すべからざる罪なんです。ことに信書を寄託されておる郵政省としては、ポストの放火とかあるいは信書が焼失されるということに対しては、これはなるほど今聞き……

第28回国会 逓信委員会 第8号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○山田節男君 今の説明に対しての、これは質問というよりかちょっと意見を伺うのですがね、この予算はもちろん最近お作りになったのでしょうがね、御承知のように放送法の一部改正法案が今上程されておるわけです。それによりますと、これは予算的処置としては多くの金じゃないと思いますが、たとえばこの送放受信の技術者の養成であるとか、あるいは放送番組を商業放送に提供する、あるいは番組編成の資料をNHKが要求があったら提供をしなくちゃならぬ、こういう方面についての予算は、今回のこの放送法の改正法案が通過すれば、NHKにまあ新しい任務が課せられる、そういったような、これは金額に少いかもしれませんけれども、これに対す……

第28回国会 逓信委員会 第9号(1958/03/13、4期、日本社会党)

○山田節男君 私は、日本社会党を代表いたしまして、以下述べまする条件を郵政大臣が早急に実現されるということを希望いたしまして、賛成いたします。  本委員会でこの議案につきましてはるる大臣の説明があり、各委員の質問もございました。今回の二十五万円に保険金の最高制限額を上げるこのいきさつにつきましても、郵政大臣からるる御説明を受けたのでありまするが、この議案は、従来ほとんど毎通常国会、最高制限額を上げるという修正案が出るのであります。これはもうすでに論議の必要はございませんが、その理由は、この委員会でいろいろ明らかにされましたように、必ずしも民業を圧迫する、あるいは金融界の一部の人人からこれに強い……

第28回国会 逓信委員会 第10号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○山田節男君 今の国際放送の問題ですが、あなたはこの三十五条のことだけをおっしゃいますが、たしか三十三条に、郵政大臣は、放送区域、それから放送事項を命令する、そういうことに対応しての三十五条であるということは疑いがない。それからもう一つは、政府がどうもその点に認識不足かと思うことは、この放送法が二十五年の六月に制定されて、従来の社団法人のNHKがこの放送法に基く一つの法人になった。ですから実質においては公社なんです。ですから、その公社という建前に立って国際放送を郵政大臣の命令のもとにやる、それから費用も国が負担する、これはたとえば外国の例を出しますが、イギリスの場合、やはり国家交付金という、グ……

第28回国会 逓信委員会 第11号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○山田節男君 このNHKの三十三年度の予算案それから事業資金計画について、一応郵政大臣に御質問申し上げたいと思いますが、この三十三年度の予算案は、これはテレビの予備免許が確認され、いよいよ公共放送の建前から申しても、三十三年度から少くとも三年間の間に、放送法の使命を達するために、全国的な一つのネットワークを完成しようということは、これは放送法によるNHKの絶対の義務になっております。そういう意味から申しますと、三十三年度のNHKの予算というものは、これはまさに画期的なものであって、従って所要の資金が非常に多いわけです。そこで郵政大臣が、かねてNHKの要望をしておった受信料の値上げについて心配さ……

第28回国会 逓信委員会 第12号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○山田節男君 前会の委員会で郵政大臣が御退席になったので、その続きとして二、三御質問申し上げます。  この三十三年度のNHKの予算の内容並びに郵政大臣の意見書につきまして、これをずっと一読しての感じですが、この間濱田電波監理局長に質問したのですが、NHKもFM放送を主要な地域に設置して、行く行くは全国の八〇%までカバーするものにする。これは公共放送の立場といたしましてFM放送もやりたいことは、これはもちろんわかるのですけれども、一方民間放送においてもやはりFM放送の申請をしておるように私は伺うのです。こうなりますと、やはり日本の将来はFM放送を公共、民間両事業形態でやるとか、民間放送も全国のネ……

第28回国会 逓信委員会 第13号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○山田節男君 このNHKの三十三年度の予算、事業計画並びに資金計画を郵政大臣の意見書を付して本委員会に提出されておるでありますが、今回の三十三年度のNHK予算は、これはどの方面から考えてみても非常時予算であり、また、このことに関しては責任は郵政省といえども免れないと思うのでありますが、本日はこの放送法に基いてNHKの経営の重要な施策の議決機関であり、同時にまた業務運営の指導統制の機関として最も重責を負っておられる経営委員の少くとも責任者に参考人として出ていただいて二、三質問を試みたいと思ったのでありますが、阿部委員長が御不快でふしておられるというので、急遽今日仙台から遠藤委員長職務代理に出向し……

第28回国会 逓信委員会 第14号(1958/04/01、4期、日本社会党)

○山田節男君 今の委員長の言われたこと了承いたしますが、この衆議院の申入書を見ますと、テレビジョンにつきましてはただ時限的に三十三年六月三十日、十四インチ以下を一割七分にする、これをただ時限をつけないということ、それからラジオについては五球を七球以下にする、こういう内容になっておるのでありますが、過日の本会議での放送法の一部改正に関しての質問に対して、大蔵大臣が物品税全般にわたって再検討を今する、もちろんテレビジョン、ラジオについてもそういう今の趣旨で検討する、こう言っているのですね、そういたしますと、衆議院のようなただ十四インチ以下のテレビジョンに対して今年の六月三十日、こういう時限をただ七……

第28回国会 逓信委員会 第16号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○山田節男君 今、議題になりました放送法の一部改正案につきましては、これは過日本会議でも質問があったように、また、放送法の一部改正の内容からいっても、これは国民一般の利害から見て非常に重大な問題でありますから、この議題については、一つ予備審査をする前に、公聴会か、あるいは参考人を呼んで、一般の国民の世論を当委員会で聞くということが重要だと思うのです。この点を一つお諮り願いたいと思うのです。
【次の発言】 公聴会がいいか、あるいは参考人でいいかということを一つおきめ願って、それでやはりこれは慣例によりますと、本議題について賛成、反対、そういうものを大体こっちが目安をつけて呼ぶ人選の問題もあるわけ……

第28回国会 逓信委員会 第18号(1958/04/09、4期、日本社会党)

○山田節男君 大臣の在席の時間が制限されておりますから、大臣に対する質問も一、三ありますけれども、時間の制約もあることでありますから、ごく簡単に、第一点だけお伺いしておきたいと思います。それは、今回の政府提案の電波法の一部を改正する法律案、この内容を見ますると、大体、免許、検査、手数料、この三つにしぼっておられるわけでありますが、申すまでもなく、昭和二十五年に本法ができまして以来、大臣も言っておられるごとく、非常に無線局の数もふえ、また、技術も発達しまして、それが一つの原因となって、今回の政府の改正案が出たわけであります。しかし、私らから見れば、放送法に対しての一部改正法案についても同じような……

第28回国会 逓信委員会 第19号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○山田節男君 先ほど鈴木委員の質問があって、あるいは大臣そのほか政府委員の御答弁で重複しておったら、もうこれは議事録であとで拝見しますから御答弁の必要はありませんが、先ほど鈴木委員から質問のあった例の第百四条の二の問題、先ほど大臣の答弁あるいは説明員の答弁がありましたが、この第百四条の二の「予備免許、免許又は許可」は無線放送局を含むことなんですか。
【次の発言】 そうしますと、郵政省に、ことに大臣の諮問機関として電波監理審議会というものがあって、これは単に技術的のみの審議じゃないので、放送法の定むる電波を最も能率的に、しかも公共の福祉に適合するようにこれを審議するわけです。ですから、大体大臣の……

第28回国会 逓信委員会 第21号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○山田節男君 午前中の当委員会におきまして、鈴木委員の質問に対し、電電公社梶井総裁の答弁中には不穏当と思える点があると思います。委員長におかれては、これを十分調査されて次回の委員会の劈頭にその適当な措置をとられんことをお願いいたします。  それで一言、私申し上げますが、この不穏当と見られる発言ということは、単なる一議員あるいは一党派に対する答弁でなくて、当委員会全体に対する一つの尊厳を汚すという意味において、私はこの件を特に委員長に強くお願い申し上げておきます。

第28回国会 逓信委員会 第22号(1958/04/22、4期、日本社会党)

○山田節男君 ただいま議題とされております公衆電気通信法の一部改正法案について、その根本問題について、郵政大臣に二、三御質問申し上げたいと思います。昨年の六月に有線放送電話法が公布されました。これは農林省の管轄になりますが、農山漁村におけるいわゆる農事放送施設の設置政策として有線放送電話の普及について非常な努力を払っておるのであります。今回出された公衆電気通信法の一部改正法中のいわゆる地域団体加入電話、この必要性は有線放送電話法の第四条に並べてあると同じ内容、すなわち有線電話設備をすることが著しく不便な所、そういう所にこの団体加入電話を設置し、その区域は郵政大臣がきめる、こういうことになってお……

第28回国会 逓信委員会 第23号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○山田節男君 この公衆電気通信法の一部改正について、昨日、大臣並びに関係者に質疑を重ねたんですが、結論的に申しますと、この改正案のねらっておる地域団体加入電話、これは趣旨は大へんに私けっこうだと思う。ただ、昨日私、大臣にも御質問申し上げましたが、公衆電気通信法の第一条に示してある、いわゆる国内の電信電話は、電電公社に独占企業として経営させる、そこへ、この法の修正によって何と申しますか、地域加入電話をなしますと、一種のPBX、交換電話、それに共同電話と混合した一種の変形的な電話加入制度というものが認められるわけです。これは厳密にいいますと、この公衆電気通信法の精神、これは必要やむを得なかったとは……

第28回国会 逓信委員会 第24号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○山田節男君 先ほど来光村あるいは久保委員から質問がありましたのですが、私が今大臣に御質問申し上げて、もし重複しておりましたら、時間の関係上御答弁要りません。  まず第一に、今回の電電公社の監事制度を設けるという理由が、電電公社が今度第二次五カ年計画をやる、今膨大な仕事をやるのであるから監事制度を設ける、こういう大臣の御説明があるわけです、提案の理由として。そういたしますと、昭和二十八年に電電公社が発足して、今日まで満五カ年間これだけの膨大な仕事を行なってきて、しかも、会計検査院からも批難事項として指摘されたものが実はありましたけれども、しかし、その質においては、そうは悪質な批難事項というもの……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1958/07/09、4期、日本社会党)

○山田節男君 この今問題になっておる三つのものは、みな宿舎なんですね。宿舎ですから移転する代替物ができれば、その建設も別段私は時間をとるものじゃないと思う。で、これはまあいろいろ委員の申されたように、昨年、院議で決議をして、政府を督励して、もうすでに一年になんなんとしておる今、丸山長官の言うように、これは事務折衝でやった。私もうこれは再来年の列国議会同盟があるなしにかかわらず、新憲法下の国会の議事堂の周辺に、今なお占領時代の遺跡をとどめておる、こういうものをとどめておるということは許すべからざることなのである。それで、一つの院として決議したわけだ、これは私は余段になりますが、たとえばボンなんか……

第29回国会 議院運営委員会 第閉会後2号(1958/08/11、4期、日本社会党)

○山田節男君 今の建設省の答弁ですけれども、ボイラー、暖房の施設は、今度代替建物を作った場合のスペースとか、その建物の機構がわかっているのだから、現在のボイラーとか、暖房施設で間に合うかどうか、これは私は専門家ならばわかると思うのです。だからアメリカさんの方でこれでいいと言えば、それで最上の条件で予定通り三月一ぱいにはできると、そういう点は何もアメリカに、こっちが代替建物を早くやれば早く向うに使わせられるのだから、その根本的な条件をもう少し、向うさんの意見ばかり聞かないで、あなたの方でも、技術家であれば、常識として代替の建物と現在の施設を見て、これは破損しておれば別問題だが、動いておるのだから……

第29回国会 逓信委員会 第2号(1958/06/20、4期、日本社会党)

○山田節男君 私は郵政大臣にこの際御質問申し上げたいと思いますが、ただいま郵政大臣から所管事項の説明をいただいたのでありますが、これは現状の報告でありて、今回の第三次岸内閣において郵政大臣の職を持たれる寺尾郵政大臣として、前大臣の田中大臣のとっておられた第二次岸内閣の郵政大臣としての郵政事業に関する方針、これはおそらく主要な点については、事務引き継ぎをされておるだろうと思う。そこで、これはせんじ詰めれば、寺尾郵政大臣の今後所管事項の将来の方針をどうするものであるかということのあらかたの筋道は、もうすでにお立てになっておるのじゃないか、これは本日とは私申しませんけれども、ことに、こういう重要複雑……

第29回国会 逓信委員会 第閉会後2号(1958/08/11、4期、日本社会党)

○山田節男君 政府委員に、さっき委員長から議題にされたカラー・テレビジョンのモスクワ会議における結論といいますか、これをわれわれに明確に資料になるような意味の何か御報告を願いたいと思うのですが。それからFMの放送問題については、政務次官から御答弁をいただきます。
【次の発言】 これはなんですか、標準方式の中で走査線とかそれから六メガ、七メガというメガ、それはしばしば、VHF、UHF、その利害得失ということについては議題になって論議されたわけでありますか。
【次の発言】 これは電波監理局次長やあるいは廣瀬政務次官がおられますが、大臣が見えればなおさらいいのですが、御承知のように今、政府としては、……

第29回国会 逓信委員会 第3号(1958/06/26、4期、日本社会党)

○山田節男君 時間が大へんおそくなりましたが、委員会もこれからあまり開く機会もちょっとないと思いますので、ちょっと二つだけお聞きしておきたい。濱田電波監理局長にお伺いしたいんですが、過日のカラー・テレビジョンの標準方式に関するモスコー会議の結論ですね。結論だけ一つ簡単にお伺いいたします。
【次の発言】 郵政大臣に、これは先ほど来、鈴木、それから光村君の質問に対する答弁があったのですが、日の浅い大臣が、これから御勉強になるということは、私はもっともだと思うんです。今、電波監理局長の御答弁にあるように、カラー・テレビジョンの方式については、まだ決定的な結論が出ていないわけです。しかるに政府は、現在……

第29回国会 逓信委員会 第5号(1958/07/01、4期、日本社会党)

○山田節男君 この問題についてもうすでに一時間時間がたっているのですが、この問題は今日委員会で採決しようということは、これはもう委員長理事打合会で与党野党の意見があくまで平行線で一致しない。それはこちらは党の問題として、党の国会対策できめたものが聞かれないということになれば、これは与党野党の国会対策委員長の話し合いになる。それで解決するほか道はないわけです。これは委員長理事打合会で何回も申し上げたように、あなたの方の国会対策委員会で参考人を呼ぶべきではない、こういうことになるならば、両党の国会対策委員会で話をきめよう、これよりほか道がないわけです。さっき委員長がおっしゃったように、参議院の常任……

第29回国会 逓信委員会 第6号(1958/07/03、4期、日本社会党)

○山田節男君 大臣に私質問申し上げたいのですが、この間の大臣御就任早々の当委員会で、私はテレビジョンの問題について御希望を申し上げておる。ところが御承知のように、国会も間もなく終りますし、閉会中の審査ということもありますが、以下御質問申し上げたいことについては、閉会中に事態がより悪くなるという懸念もありますので、本日わざわざおいで願って御質問申し上げるわけです。それは、大臣が今後の政策をおきめになる上について、前大臣、あるいは前々大臣の政策を受け継がれていくのですが、特に注意をしていただきたいという点を私は申し上げた。で、それが遺憾ながらどうも政府の思うようになっていないという事実がありますの……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 逓信委員会 第2号(1958/10/07、4期、日本社会党)

○山田節男君 今、森中君からいろいろ質問があるわけですが、大臣の今の御答弁のお気持もわかるわけです。まあ森中君の質問の要旨は、必ずしもその経過をここで逐一報告しろと、こういうんじゃないと思います。私は今日ここで新総裁、副総裁がお見えになって、われわれに紹介を受け、なお郵政大臣もおられるんでありますから、森中君の質問の件につきまして、まあ結論と申しますか、私は一言申し上げたい。  大体、戦後、鉄道、専売、それから電信電話事業、従来の国営をもっと民主的に国民に対するサービス業として、これをいかなる企業形態で経営するのがいいかということが、これは大きな問題になったわけです。で、寺尾郵政大臣も、またこ……

第30回国会 逓信委員会 第3号(1958/10/16、4期、日本社会党)

○山田節男君 関連して……。  今の、岩田君の答弁ですが、横田君がおられたかどうか、バンコックに海外駐在官を置くという前に、これは総裁に、直接聞いたし、アメリカでも、聞いたのですが、そのアメリカが、何か公社の方で一つ東南アジア、特にフィリッピンからヴェトナム、それからタイああいう方面に通信設備、ことにマイクロウエーブ、こういうものを一つやってくれないかということの話があって、そこで公社として公社法の建前上、できるかどうかということが、いろいろ議論されて、たしかそのときに公社で海外何とか経営調査室か何かできたんじゃないですか。そういったものができたように私の手元に配られてそして人員の配置がきめら……

第30回国会 逓信委員会 第5号(1958/10/28、4期、日本社会党)

○山田節男君 この三十一年度のNHKの決算について、郵政省の当局は、あらかじめ本委員会に出す前に検討されたと思うのですが、郵政大臣のこの決算に対する御意見はどうなんですか。
【次の発言】 これはNHKの副会長にお聞きしますが、支出の部面の業務費の八億何千万、これは、いわゆるラジオ、テレビジョンの加入者、いわゆるNHKとの契約の開拓のために使う金が相当あると思うのです。大体この業務の中で、そのためにいわゆる加入者の開拓、それからいわゆる受信料の徴収、それに対する費用は一体どのくらい要っているか、この業務費の八億何ぼの中で、これがわかれば一つ数字を示してもらいたい。

第30回国会 逓信委員会 第6号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○山田節男君 小松さんは、非常に謙遜して公述されたわけですが、あなたの御意見は、放送法の改正案に、今度出しております番組審議会、NHK、公共放送、それから商業放送の番組審議会は、法制化しなくてもいい、あくまでも自主的に、特にプレスコードとか、そういうようなもので、道義的に慎しんで、わざわざ法制化する必要はない、こういう御意見でしょうか。
【次の発言】 小松さんは、NHKの国際番組審議会の委員をしていらっしゃるのでしょうか。
【次の発言】 これは、小松さんは非常に国際人であって、そういうようなわけで、NHKが、あなたを国際放送の審議会の委員にお願いしておるのだろうと思うのですね。これは、NHKの……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 逓信委員会 第2号(1958/12/16、4期、日本社会党)

○山田節男君 関連して。これは横田副総裁が御就任のときに総裁と並べて私は意見を申し上げたのですが、今の鈴木君のるる質問に対して副総裁、その他各諸君の答弁を聞いて、私が感じますことは、この電信電話事業というようなのは、御承知のように科学技術が非常なテンポで発達して進歩するのですけれども、今後の電電公社の経営をいかに流線型化するかということ、私はあなたの就任のあいさつの劈頭において、いわゆるこれだけの膨大なオーガニゼーヨンを動かすにはオペレーション・リサーチを考える、こういうことを言っている。その間、内容をよく知りませんが、第二次五カ年計画を大修正しなければならぬということなんですね。これは私から……

第31回国会 逓信委員会 第3号(1958/12/18、4期、日本社会党)

○山田節男君 まず第一に、カラーテレビジョンの問題ですが、本件に関しましては、郵政大臣並びに電波監理局長から、しばしば政府の意向を表明されている。すなわち、カラーテレビジョンは技術的に、あるいは標準方式の決定等から見ても時期尚早である、この政府の態度は、まことに私たちもその妥当なことと信頼しているわけでありますが、御承知のように、政府がカラーテレビジョンの実験放送を公共放送であるNHKと、民間放送のNTVに許しておる。そうしておる現状において、片一方、民間放送に許されたカラーテレビジョンの実験放送というものは、しばしば新聞あるいはわれわれ国会議員に頒布されたパンフレット等を見ましても、一日もす……

第31回国会 逓信委員会 第4号(1959/02/06、4期、日本社会党)

○山田節男君 ちょっとその前に委員長の方に……。この今の大臣の御説明だと、NHKの予算案はできるだけ早い機会に提出すると、こういうお話なんですが、これがあまりおくれると、これは予算委員会も、もう少くとも中旬には参議院も始まるわけですから、ですから、NHKの予算案をできるだけ早く出す。だから、お見通しは大体いつごろになっているのか、それを一つ郵政大臣にお聞き願って、大体の予定を一つ立てていただきたい。
【次の発言】 さっきの質問に関連してですが、NHKの予算案を月の半ばごろまでに出すという御意見ですが、これはもうぜひその期日を守っていただきたいと思うのです。で、大体NHKの三十四年度の予算案には……

第31回国会 逓信委員会 第5号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○山田節男君 過日の郵政大臣の所管の事業に関する報告の中で、国際電電に対する事業報告がなかったのですが、これは私は、何ら報告する事項がなかったからそうなんじゃないかと思うのですが、従来の慣例となっておりますし、事業状況がどうなっておるかということを、する必要がないからなさらなかったのかどうか、この点を承わつておきたいと思います。
【次の発言】 これは、大臣からの御報告がありますように、ソ連、マニラ、豪州、その他の国と直接の無線電信電話、それから模写電送、テレックス等も開局されたのでありますから、この点はやはり、これは一株式会社でありまするけれども、やはり郵政大臣の管轄にある会社として、そういう……

第31回国会 逓信委員会 第6号(1959/02/17、4期、日本社会党)

○山田節男君 関連して、ちょっと今の問題……。  今の新谷君の質問に対する、まあ大臣の御答弁ですが、一体今、吉田内閣から岸内閣になって、教育放送を商業放送にも許す。これはたしか、前大臣の田中角榮君のときだったと思いますが、教育放送の一体、定義はどうするのだ、ことに商業放送に教育放送を許す、それには、教育番組が何%、教養方面的なものが何%、こういうような比率を具体的に数字で現わしているのですね。  これは、もう申すまでもなく、アメリカの局においても、非常に商業放送の発達したところでも、教育放送は、もう非商業的なんだ云々、という建前で、商業放送ではない。であるがゆえに、ある特殊のものは、まあいわゆ……

第31回国会 逓信委員会 第7号(1959/02/26、4期、日本社会党)

○山田節男君 この法律の根本問題に対する幾らかの問題がありますが、これはまた機会を得て、後日また質問をいたしたいと思います。  ただ、もう一つの根本問題として、御承知のように、この放送法、電波法に関する行政官庁として、昭和二十五年に電波監理委員会を作って、そうして一応総理府の外局というような立場において、そうして電波監理行政をやらせると、こういう建前になっておったのでありますが、その後、組織法の改正によって、電波監理行政が郵政大臣の一内局になった。で、このいきさつは、どうもその電波監理行政は、日本においては、こういう立法、行政、司法というきわめて広範な、しかも重要なことを扱うものとして、日本に……

第31回国会 逓信委員会 第8号(1959/02/27、4期、日本社会党)

○山田節男君 ちょっと今のに関連して。私も実は同じ質問をする予定になっておったので、時間の経済上ちょっと関連質問をしますが、今の番組審議機関を法制化する、そうしてその機関には一つの批判機関としての権能を持たせる、こういう建前になっておりますが、およそ番組という放送の最も重要な問題について法制化した機関がある以上は、これはただ批判するというだけでいいのかどうか。法制化された以上はこれを少くとも是正する。これはおそらく立案者の建前としては、あくまで民間放送なら民間放送の自主性を保とう、これは非常にいい意図だと私は思うのです。ところがこれからいよいよテレビが非常にふえまして、さなきだにスポンサーが競……

第31回国会 逓信委員会 第9号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○山田節男君 これは主として私御手洗さん、それから朝日新聞の熊本さんの御意見を聞きたいのですが、他の高田、金丸両氏にもお伺いしたいと思うのですが、この今、民間の放送、特にラジオ、テレビジョンが今春以来非常にふえた。ことに民間放送界ではラジオ、それからテレビが論説を持つべきだ、論説ですね、いわゆるリーディング・アーティクル、そういう意見があるわけです。これは御承知のように放送法の第一条で放送自由の、放送における表現の自由というものは不偏不党でなくちゃいかぬから、こういう憲法があるわけですね。これは御承知のように戦後においての新聞はさほどでもありませんが、しかし戦前におきまして数多くの新聞があって……

第31回国会 逓信委員会 第11号(1959/03/10、4期、日本社会党)

○山田節男君 ただいま議題になっておりますこの放送法の一部改正法案でありますが、これは総理も御承知のように、従来日本は公共放送一点張りであったわけでありますが、終戦後民間放送本許すということになりまして、昭和二十六年以来この民間放送というものが事業経営といたしまして非常な発達をいたしました。今日は公共放送のラジオが二百九局に対して民間放送は百一局。さらにまたテレビジョンにおきましても、これまた民間放送が始まりまして、この四月から発足すべく現在予備免許を与えられているテレビ放送局、これもまたNHKが三十八局、民間放送におきましても四十六局というものが実は発足するわけであります。総理御承知のように……

第31回国会 逓信委員会 第12号(1959/03/11、4期、日本社会党)

○山田節男君 この例の資料提供ですね。これについて、本案、放送法の一部改正法案の要綱がたしか村上郵政大臣以来われわれの方に来ています。おそらく、今回加えて六回か七回になります。その中で二番目だったかと記憶しておりますが、今なにを持っておりませんが、例の立ち入り調査ということが明らかにうたってあったわけです。これがだんだん変化してきて、衆議院では、業務報告を求めるのが資料提供ということになった。この一事をもちましても、これは私、鈴木君とそういう結果から同じような印象を得ているのであって、これは非常に私も不満です。なぜかと申しますと、一体、放送協会、NHKは、法律に基いての、これは一種の公共企業体……

第31回国会 逓信委員会 第13号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○山田節男君 ちょっと関連。  今の問題ですね、これも私もちょっと質問をしようと思っておったのですが、重大な問題だと思うのですよ。放送法には、この放送の表現の自由と、それから第三条によって、法律に基かなければ番組が干渉を受けない、こういうことになっている。で、そういたしますと、今、森中君が、言ったように、非常事態になりましても、政府はいわゆる国策の線――国際放送はこれはできないことなんですね。もしやるのならば、放送法の中に、たとえば非常時の場合には政府がこれを使用し得る、こういう明文がない限りにおいては、今大臣がおっしゃった通り、たとえば岸内閣が非常時態を宣言しても、これを政府の、内閣が自分の……

第31回国会 逓信委員会 第19号(1959/03/26、4期、日本社会党)

○山田節男君 私、今回まで予算委員会の関係上欠席しておりますので、もし私の質問が全委員の質問と重複した場合には御注意願って、時間の制約上協力したいと思いますから、さようお願いします。  今回のNHKの五カ年計画、昨年度始まった五カ年計画についての初年度の予算が、八十五円に値上げするという予想が実現できなかったために、非常な無理な収支予算を組まれた。少くとも三十億に上る赤字財政になっておる。そして今回第二年度に当って収支予算を組まれ、そして八十五円の値上げをしなければ、もう危機を越えることができない、こういう絶体絶命の状態におかれて、今度の予算案を国会に出されたわけであります。大臣のそれに対する……

第31回国会 予算委員会 第11号(1959/03/16、4期、日本社会党)

○山田節男君 関連。今の矢嶋君の関連質問に対しての藤山外務大臣の御答弁ですが、衆議院の方では、もう委員会を開いていないということですが、先ほど千田君の言われたように、昨日周恩来首相が社会党の代表団にああいったことを申した。すなわち、岸政府はもう相手にせず、政府と外交は切り離すことはできない、こういうことを言っておる。一面におきましては、この貿易というものは日本としてはもうこれは今日ほっておくわけにいかない。これはきょう正確な数字を申し上げることはできませんが、十日ほど前に、一九五八年度、昨年からことしにかけまして、フランスが約三百五十億Zフン、日本で申すと約一億ドル、それから西ドイツ、もちろん……

第31回国会 予算委員会 第14号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○山田節男君 関連。千葉君の持ち時間がなくなりましたので、関連質問として私最後に、私として最後に質問したいと思いますが、少し話が長くなりますけれども、どうも私は頭があまりよくないものでございますけれども、一昨日、ことに今日の岸総理並びに岸総理に対して陰の声を放送している林法制局長官、これは憲法学者としてどのくらいの権威があるかしれませんけれども、私はむしろ林法制局長官の頭を疑いたくなる。そこで私は、この憲法の制定の経過について、やや私の経験がございますので、これは岸総理なり林法制局長官に特によく聞いてもらいたい。  それは、昭和二十一年の、たしか七月の終りか八月だったと思いますが、今の国際連合……

第31回国会 予算委員会 第15号(1959/03/20、4期、日本社会党)

○山田節男君 大蔵大臣どうしましたか。
【次の発言】 大蔵大臣を申し込んだ。
【次の発言】 事務局にも言ったし、大臣にも言ったのですよ。
【次の発言】 私は、電電公社の電話の拡充につきまして本委員会で質問をいたしたい。  くしくも、この私が今質問申し上げる案件につきましては、電電公社を作りました昭和二十七年、公衆電気通信法を作りました二十八年当時は、佐藤大蔵大臣は電気通信大臣でありました。また、電電公社を作る動機となりました、寺尾郵政大臣は、これまた官営の電信電話事業を公社化するためにアメリカにいらっしゃった方で、現在郵政大臣、なお、公社発足当時から経営委員長であられた大橋八郎君も現在電電公社……


山田節男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
1期- 2期- 3期-| 4期|- 5期

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各種会議発言一覧(参議院4期)

山田節男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
1期- 2期- 3期-| 4期|- 5期
第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○山田節男君 関連して……。宮内庁長官は見えておりますか。
【次の発言】 今の天田委員の質問に関連してですが、皇室、三宮家に対して八百五十五万円、天田委員も言われたように、これを三つで三分配してみてもきわめて額が多いとはいえない。今天田委員の質問に対する応答によってわかるように、非常に宮家としては苦しいのじゃないか。しかもこの宮様は、三宮家とも今日唯一の皇族だというので、外交あるいは社交関係で相当いろいろなところに引っ張り出される。今日皇族としてそういう方面にできるだけ出られるということは、これは非常にいいことだと私は思う。これは話はこまかくなりますけれども、たとえば妃殿下のごときは、やはり女……

第26回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1957/03/30、4期、日本社会党)

○山田節男君 きょうの資料の説明以外の問題にちょっと御答弁できれば願いたいと思います。今朝の新聞にも出ておりましたが、裁判官の給与が一般公務員に比較して低いというようなことについて、何か大阪だったかどこかでそういう要望書か抗議書か知らぬけれども提出したことを聞いたのですが、前にもそういうようなことを私ちょっと聞いたのですが、申すまでもなく裁判官は独立の地位を保って公平な裁判をすることになれば、少くとも一般公務員程度の地位の保障と同時に給与の保障をすべきものじゃないか。これは新聞に報道されたようなことが果して事実かどうか。そうであるとすれば三十二年度の予算はこうして計上してあるのですが、もしその……

第26回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1957/03/31、4期、日本社会党)

○山田節男君 この年度の科学技術庁の諸般の計上されておる予算を見て二、三質問したいと思うのですが、まず第一に、この科学技術庁を組織して以来、何といっても科学技術の非常なテンポをもって発達していることは、これは申すまでもないことであります。ことに終戦後、日本は約十年間、もっと過去にさかのぼれば、一九三五年、国際連盟を脱退して以来、日本が国際社会からシャット・アウトされたようなときがある。それをまあ今日最もおくれている科学技術を、一日も早く諸外国のレベルに到達しようというのが、この組織を作ったまあ第一の私はこれは目的だと思うのです。そこで、もとよりこの基本的な科学技術の研究、あるいはその研究をする……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1959/03/23、4期、日本社会党)

○山田節男君 私も二、三御質問申し上げたいと思いますが、まず第一に、カモ猟の猟場は、これは皇室でお持ちになっているのか、あるいは国有財産になっているのか、どちらですか。
【次の発言】 そうすると、カモ猟で、たとえば外国の使臣あるいは閣僚等をお呼びになることは、これは宮廷の方の一つの交際といいますか、そういうような費用でまかなわれるわけですね。ですから、国有財産を皇室用財産として利用しているわけですから、国に何も使用料を払っているわけではないですね。その二点を一つ。
【次の発言】 かも猟は、これは世界各国にもない非常にユニークなものがと思うのです。そういう意味で、かも猟に特に外交団あるいは外国か……

第31回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○山田節男君 この会計検査院の来年度の予算は、今年度に比較して約四千万円の増加でありますが、これは、一般の各省の来年度の予算の増加額等の比率からいって非常に少いわけです。非常に謙遜な予算だと思うのですが、これは前にも参議院の決算委員会でしばしば問題にした点なんですけれども、これは、ことに農林省建設省は、検査官の数、旅費の制限というようなことで、検査件数が全体の一〇%か一五%というように聞いている。この予算で、ことに建設省、農林省というような方面の検査件数が十分に行われ得るものかどうか、その点をまずお伺いしたい。
【次の発言】 これはかつて参議院の決算委員会で特にやかましく言って、監察機構を各省……

第31回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○山田節男君 総理府関係、それから内閣関係を質問したいと思います。  総理府関係の予算の中で、放送等実施委託費という七千六百万円余り、この内容をちょっと御説明願いたい。
【次の発言】 これは、前からずっとやっておるのですが、この標準放送四百五十万円、それからテレビ二千万円、これは、主として民間放送にスポンサーとして時間を買ってやられるわけですが、ごく大まかでいいから、三十三年度でもいいし、大体種別にして、民間放送の、一番たくさん使われる民間放送会社とか、それから放送の内容ですね、これはもう概略の種別でよろしゅうございますから、ちょっと御説明願いたい。



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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