竹下豊次 参議院議員
3期国会発言一覧

竹下豊次[参]在籍期 : 1期- 2期-| 3期|- 4期
竹下豊次[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは竹下豊次参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

竹下豊次[参]本会議発言(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 参議院本会議 第16号(1953/06/30、3期、緑風会)

○竹下豐次君 只今議題となりました皇室経済法の一部を改正する法律案の内閣委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  先ず本法律案の内容を御紹介いたします。本法律案における改正の第一点は、第一条の皇室用財産に関する規定でありますが、この第一条の規定の内容は、本法制定の後、国有財産法等にも同趣旨の規定ができましたため、現在においてはこの条文を存置する必要がないものと認めて、第一条を削除いたすことといたしておるのであります。第二点は、皇室がなす財産の授受の制限に関する点でありますが、皇室がなす財産の授受のうち、外国との交際のための儀礼上の贈答に係る場合及び公共のためになす遺贈又は遺産の……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第57号(1954/06/02、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私は、只今議題になりました防衛二法案につき、緑風会を代表して賛成の討論をいたしたいと思うのであります。以下簡単に、賛成の理由を申述べたいと思います。  現在の国際情勢を見まするに、朝鮮戦乱は幾多の紆余曲折を経て休戦が成立し、現に政治会議の渋滞にもかかわらず、戦火は収まつております。先般、ベルリンで開かれた四大国外相会議においては、何ら具体的解決を見なかつたとは言え、最終的決裂は避けられ、現在ジュネーヴにおいて主要国家の会議が開かれておることは、諸君御承知の通りであります。かくのごとく最近における国際情勢の動きは、一触即発の緊張状態から脱却して、国際問題を武力によらないで、平和裡に……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 参議院本会議 第59号(1956/06/02、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私は緑風会を代表して、加賀山文教委員長解任決議案に反対の意を表するものであります。  加賀山君が、去る第十九国会において、教育の政治的中立確保に関する教育二法案の審議に当り、強い信念に基いて大いに活躍されましたことは、先ほど村尾君からお話のありました通りでありまして、諸君のよく御存じのところであります。昨年はまた、本決議案の提案者でありまする、大阪出身であったかと思いまするが、荒木正三郎君と協力して、大阪市立大学におけるアメリカ駐留軍の施設撤去問題解決に努力をいたし、ついにその目的を達せられる等、かねて文教に多大の熱意と努力を払ってこられたのであります。しこうして、本国会に教育関……

竹下豊次[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

竹下豊次[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 内閣委員会 第4号(1953/06/23、3期、緑風会)

○竹下豐次君 この問題につきましては前の国会におきまして一応御説明を伺い、今又重ねて伺つたのであります。私といたしましては移民の問題は積極的にできるだけ大きく取計らわなければならない問題だと思つております。そういう意味におきまして前国会におきましては大体政府の提案を了承しなければならない、かようなつもりでおつたのでありまするが、その後何新聞であつたかちよつと気が付いたのでありますが、向うに送られた者の成績が必ずしもこちらで希望しておつた通りには行かない、大変向うで苦しくて、そうしてまあ喜んで行つてみたところが、案外そうでないというようなことで、帰りたいというような希望を持つている者があるという……

第16回国会 内閣委員会 第8号(1953/07/06、3期、緑風会)

○竹下豐次君 改正案のこの四項と六項ですが、第四条第三項から第五項までというのがありますね。この対照表をちよつと御覧下さい。四項に「長官は、監察を行うため必要な範囲において」と書いてあつて、六項に「長官は、監察上の必要により」と書いてありますね。これはその内容が違いますか。
【次の発言】 国それからこの四項に「各行政機関の業務について」とあるが、これは国の行政機関だけでなくして、府県庁あたりなり或いは市町村あたりの行政機関も包含しますか。それとも国の行政機関だけですか。
【次の発言】 そうすると六項の公私の団体の中には地方自治団体、府県市町村というようなものを含みますか含みませんか。

第16回国会 内閣委員会 第9号(1953/07/07、3期、緑風会)

○竹下豐次君 恩給局に職員八十名、臨時雇七百二名、合計七百八十二名の新規増員が予定されておるということになつております。これはこの法案が通過いたしますれば相当多数の臨時職員その他を増員されなければならないということはよくわかるのでありますか、こんなに多数の臨時の傭員をお使いになるのはおおかたどのくらいの期間の御予定でありますか、お見込をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 どなたからでも結構です。
【次の発言】 それから図書の資料の整備ですね、これは総理府と申しましてもいろいろ違つた方面のまあ寄合世帯になつておるわけでありますが、その図書の資料を整備するということになりますと、現在の取扱とど……

第16回国会 内閣委員会 第11号(1953/07/10、3期、緑風会)

○竹下豐次君 この行政監察制度の今の機構のできまする際、或いはそれ以前から、監察の制度につきましては、もう各省大臣がそれぞれ自分の部下を指揮監督して監察をするのが当然のことである。つまりいわば内部監察ということもやつているのだし、やつている筈でもあるのだから、重ねてほかに第三者の立場に立つ今ある行政監察制度、総理府にある監察というようなことをしないでもいいじやないかというような意見も、政府部内にあつたかのようにも承わつておるのでありますが、ところが、建設省では、特にその点に力をお入れになりまして、内部的に監察制度を、よほどはつきりしたものをお作りになつているのだというようなことを承わつておりま……

第16回国会 内閣委員会 第12号(1953/07/13、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私文部省のかたにお尋ねしたい。お尋ねする前に、私がお尋ねいたしまする私の気持を先ず簡単に申述べまして一応の御理解を願つておいたほうが、あとでお答えを頂くときに都合がよいと思いますので、先ずそれから申し上げます。青少年問題協議会というのが現在できておるのでありますが、これは非常に青少年の問題は重大な問題でありまして、かねて政府のほうでも御心配になつておりました。たまたま又国会におきましても衆議院におきましては青少年犯罪防止に関する決議、参議院で青少年の不良化防止に関する決議というものが決議されまして、それに即応してこの協議会ができたわけでありますが、従つてその経過からいたしましても……

第16回国会 内閣委員会 第13号(1953/07/14、3期、緑風会)

○竹下豐次君 先般一応御説明を伺つたのでありますけれども、重ねて御説明を簡単にお願いしたいのですが、現行法に比較して行政官理庁の権限を強化するということになつておりますが、その強化される点がどれとどれが条文にはつきり現れているのかということをもう一遍簡単でよろしうございますから御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この第四項と五項の関係ですが、五項には第二条第十二号に規定する業務については、当該行政機関と協力して行くという協力ということが特に書いてありますが、第二条第十二号に規定する業務以外の問題につきましては、ほかの当該行政機関と協力する必要はないということになるのでしようか。第四項に……

第16回国会 内閣委員会 第14号(1953/07/15、3期、緑風会)

○竹下豐次君 一番初めに書いてあります目黒公邸開設に伴う維持管理要員、それはそういうことをやるのだから」ふやすのだという御説明だけでその理由の御説明がない。それは一つの例でありまして大したことはないが、そのほかの大部分はそういう御説明でありまして、何故にという御説明が大体抜けておつたと思いますから、それをずつと御説明を願います。
【次の発言】 漁業補償に二十五人いましたが、現在何人でやつておられるのですか。
【次の発言】 いま成瀬さんの御質問に対するお答えを聞きますと、もうそう遠くないうちにこの仕事の大部分が解決されるということに承わつたのでありますが、それならばむしろ臨時職員としておとりにな……

第16回国会 内閣委員会 第16号(1953/07/17、3期、緑風会)

○竹下豐次君 農林当局にお尋ねいたします。行政監察の状況をこの委員会でいろいろお話を聞くと同時に、会計検査院の結果につきましてもお話を承わつたのであります。いろいろ長いお話を承わりますると、会計検査院のお話によりますと、地方の自治体のいろいろな政府の補助の関係がある。この補助工事を地方でする場合におきまして、その初めの計画に齟齬はないか。正しからざる工事が各地で行われていた。或る県では自分のほうで調査した数の九割以上も好ましくない工事ができておる所がある。成績のいい所でもやはり一割くらいは不正工事がある。それをいろいろ調べてみると農林省関係の補助工事というものが特に成績がよくないというお話を承……

第16回国会 内閣委員会 第17号(1953/07/20、3期、緑風会)

○竹下豐次君 ちよつとお尋ねいたしますが、この改正案の第四条第四項の場合と、五項の場合を比較いたしまして、これは松永さんの御質問の中に或いは包含しておつたかと思いますが、四項の場合には当該行政機関と協力する必要がなく、調査したいと思えば実地に監察部から行つて調査することができる、こういうことになつておりましたね、五の場合には行政機関と協力してやらなければならないということになつておりますので、協力をしない、それをやめてもらいたいということを当該行政機関が意思表示をした場合には、書面による調査も実地による調査もできないというふうになるのじやないかと思いますが、そう解釈してよろしうございますか。

第16回国会 内閣委員会 第18号(1953/07/21、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(竹下豐次君) 只今から内閣委員会を開会いたします。  元南西諸島官公署職員等の身分、恩給等の特別措置に関する法律案を議題に供します。御質問がありましたらこの際……。
【次の発言】 ほかに御質疑ございませんか。
【次の発言】 大体本案に対する御質問はそうたくさん残つていないじやないかと思つておりますが、本件はまだ予備審査でありますので本件に対する質疑は打切りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 次に保安庁法の一部を改正する法律案を議題にしなければならないのでありまするが、保安庁長官は差支がありまして出席ができないそうであります。それで午前中はこの程度でやめまして午後行政……

第16回国会 内閣委員会 第19号(1953/07/22、3期、緑風会)

○竹下豐次君 増減について先ほど御説明伺つたのですが、どの仕事がどれだけ減るのかということだけではどの程度の仕事が減つて行くのか、或いはふえて行くのかちよつと見当がつきませんので、現在の定員がどうなつておるかということをちよつと御説明願いたいと思います。たとえて申しますと、調査統計事務の増加に伴う増が十一人でありますが、これの現在の定員が何人あつてどのくらい仕事がふえるから十一にふえるのかというその見当のつくような御説明を願いたいと思うのです。もう少し詳しく申しますと、商業統計の調査表の審査に従事する定員を八人ふやすということになつております。何人おつて足りないから八人ふやす、それを承わります……

第16回国会 内閣委員会 第21号(1953/07/24、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私先ず申しますが、本案の審議に関しましては各会派とも相当の修正をする必要があるということに意見が一致いたしまして、各会派共同の修正案を提出するということに相成つた次第であります。私にその理由を説明しろということでございますから簡単に申上げます。  行政監察の問題につきましてはすでに各主務省等におきまして内部監察等をやつておられる。その中にも相当に厳重にやつておられる所もあろうが、そうでない所もあるように見受けられる。内部監察では長い間の行政官庁における内部監察の実績から見ても、十分に監察の目的を達することが甚だ困難である。従つて第三者の立場においてそれらの各省等の内部監察のほかに……

第16回国会 内閣委員会 第23号(1953/07/27、3期、緑風会)

○竹下豐次君 ちよつてお尋ねいたします。今長島さんの御質問に対するお答えを承わりますと、文官のほうは軍人と違つて忠誠という意味が余り包含されてないのでこの存在は認めてもいいというお答えだつたのでしようか、よくはつきりわからなかつたのですが。
【次の発言】 従来の恩給法で文官と当時の武官と二つに分けまして、武官は忠誠という気持が非常に濃厚であります。併し文官はそうでないというようなことがどこかではつきりしておるのでしようか。一本じやないのでしようか。
【次の発言】 私はこの恩給制度の昔からの世界の歴史というものはよくわかりませんので、そのことについてはかれこれ言う資格もないわけでありますが、まあ……

第16回国会 内閣委員会 第24号(1953/07/28、3期、緑風会)

○竹下豐次君 今松原委員から御質問がありましたが、この移民局ということになりましても実質は十一人の局である。ほかの二十七人というのは別であつて移民直接の問題じやないわけであります。ただ十一人じや局にしちやあ少いから二十七人にしよう、多少つながりもあるから早く局にしようという、何人ですか十二人の局にするというような工作があるような疑いが起るのです。そういうことは非常によくないことと私は思います。今松原さんもそういう意味で御質疑になつたように思います。私も確かにその点はよくないと思います。  それから松原さんから官房に課を置いたらどうかというお話がございましたが、それも一つの方法でもありましよう。……

第16回国会 内閣委員会 第25号(1953/07/29、3期、緑風会)

○竹下豐次君 先ほど成瀬委員の質問に対しまして緒方さんが、この恩給法を過渡的なものとは政府は考えていないというお答えでございました。実はこの委員会におきまして本案を審議しております過程におきまして私だけでなく、多数の委員の諸君のお考えであると、私は一致した意見であると思つておるのでありますが、それは今度の恩給法案というものは相当に瑕が多い。完全でない。不公平もある。無理もある。理想的なものでないから、普通の場合であつたならば、もう少しゆつくり期間を置いて慎重に審議してきめなければならない案だと、こう思つております。併し何百万、一千万に亙る多数の人が首を長くして待つておられる。そういう人たちの気……

第16回国会 両院法規委員委員会 第1号(1953/05/27、3期、緑風会)

○竹下豐次君 そうですね。別に今日急いで作らなきやならない必要も今のところないでしようから、延ばしたら如何でございましようか。


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 内閣委員会 第1号(1953/10/30、3期、緑風会)

○竹下豐次君 理事の補欠互選の問題は、成規の手続を省略いたしまして委員長に指名を一任するの動議を提出いたします。
【次の発言】 元恩給金庫というのがありましたが、あれのありましたときのあの成績の欠点、長所というものがあつたと思いますが、どんなことになつておつたのですか。一応……。
【次の発言】 その当時ほど民間の人が協力するというようなことが困難ではなかろうかという今お話でございますけれども、それはこの前の金庫法がもう失敗である、うまく行かなかつた。だからというような意味でではないので、現在の金融の状況等からの御推察でしような。
【次の発言】 先ほどから質疑応答を承わつておりますというと、課長……

第17回国会 内閣委員会 第2号(1953/11/02、3期、緑風会)

○竹下豐次君 机上査定と実地査定ですね、これは当局のほうでは何か標準をきめて御査定になつておるのでしようか。大体その都度急ぐとか急がないとか、そういうふうなことでまちまちになつているのですか、仕事の種類にでもよつて……。
【次の発言】 工事の大きいものは実地調査するけれども、小さいものはもう机上でやるとか、そんな傾向もないでしようか。
【次の発言】 今度は九州のほうのお調べはついたと思うのでありますが、小さく地方別に見てどの地方はよく行つておるけれどもどの地方はうまく行つていないとか、そういうふうな傾向はありませんか。
【次の発言】 この所要人員は二百名ですね。定員の増加は行わない、本省各地方……

第17回国会 内閣委員会 第3号(1953/11/04、3期、緑風会)

○竹下豐次君 ちよ円と抽象的な方針が大体まあ示されておるようでありまするが、具体的にどの省をどういうふうにすべきであるとか、どの外局をどういうふうにすべきものであるとかいうような、そういう具体的な問題についてはちつともお触れになりませんので……。
【次の発言】 正式には抽象的な答申になつておるわけでありますけれども、審議会の会議の途中でいろいろな議論が具体的にも意見の交換が或る程度あつたのではないかと思いますが、政府のほうではその辺のことはよくやはりその席に同席されて聞いておられたわけでありましようか。
【次の発言】 審議会の開かれておる際に、政府の大臣以下の人たちは、どういう人が……、やはり……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 内閣委員会 第1号(1953/12/03、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私は野本議員と一緒に九月の六日の朝、東京を出発いたしまして、十一日まで新潟県下、それから山形県下の出先機関の視察をいたしたのであります。  先ず第一日は夕方新潟に着きまして、何ら調査する時間もなかつたのでありますが、翌日第一港湾建設局と陸運局の両局を視察いたしました。そこでは、平素この席で問題になり、聞いておりましたこと以外に特別に耳新らしいことを聞いた記憶がございません。陸運局のほうでは、人員が往年に比較して殖えておりますが、これは交通が非常に頻繁になりましたので、従つてそれに応ずるだけの人が殖えておるということは、これは止むを得ないことであろうと思いました。第一港湾建設局のほ……

第18回国会 内閣委員会 第2号(1953/12/07、3期、緑風会)

○竹下豐次君 文官が恩給を受けておる。その途中で犯罪人になつて拘禁されている。その取扱いはどういうことになつているんですか。恩給関係では……。
【次の発言】 そうしますると、戦犯であるからというだけでなくして、普通の恩給権者と同じ取扱いを受けておるということになるわけですね。
【次の発言】 これと同じような請願を前に取上げたことがありますか。
【次の発言】 この問題は、普通の恩給受給者も拘禁中は押えられているのだと、この場合には、国内の犯罪人じやないわけで、この戦犯とされていることが果して適当であるかどうかということから判定してみるというと、普通の受給者とは違つた考え方が成立つわけだろうと思い……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 内閣委員会 第2号(1954/02/02、3期、緑風会)

○竹下豐次君 この人員整理に関する件、閣議決定というのが出ております。これには別紙として先ほどからお話の出ている現定員、縮減人員、改訂定員と出ておりますが、これはどうなんですかね。行政機構の改革の案がまだきまつていないのだということになりますと、それがきまるとこの別表というものは又よほど変つて行くのじやないかというふうに思われます。特に私がお尋ねしたいのは、行政改革本部の案が大体通つて行くものとすれば、恐らくその本部のほうでお作りになつたこの数字だろうと思つておりますから、これは余り狂いは生じないだろうと思つておりますが、併し自由党の行政改革特別委員会でこしらえている案と、それから本部のほうで……

第19回国会 内閣委員会 第3号(1954/02/09、3期、緑風会)

○竹下豐次君 御説明のうちにあつたのを私が聞き落したのかも知れませんけれども、お尋ねいたします。現在すでに恩給をとつておる者、それから現在公務員をしておる者、それから現在未だ公務員になつていない、これから就職する者、この三通りになるわけですね。既得権は尊重するというお話でありましたが、先ず現在既得権を持つておる者のこの改正後の支給額というものはどういうことになるのでしようか。これはもう従来通りであつて新規定によることじやないということになるわけなんですか。
【次の発言】 そうしますと、死んだあと、半分とか或いは三分の一とかありますね。それと今度の新らしい法律と比較いたしまして、新らしい法律のほ……

第19回国会 内閣委員会 第4号(1954/02/18、3期、緑風会)

○竹下豐次君 まだ諮問される範囲まではきまつていないというお答えですが、併し公務員制度の改正ということになると、これに関連して恩給の関係も研究されることと思いますが、そういう重要なことになつて来ると、公務員全部に関することが審議会では当然審議される、切り離して審議ができないはずです。そういう意味から審議会をお作りになる以上、やはり広い範囲というものを初めから覚悟されて政府のほうでは国家公務員というお考えでおやりになるようですが、併し同時に地方公務員のこともこれは関連して審議会において審議する。それを地方のほうは今諮問しないのだからそれは後廻しということになつたら、審議会の会長になる人は動けない……

第19回国会 内閣委員会 第5号(1954/03/02、3期、緑風会)

○竹下豐次君 本調査費に二十四、五億かかるだろうというお話がございましたが、簡易調査だとどのくらいかかるのでございますか。
【次の発言】 現行法の前、簡易調査をおやりになつたですね。そのときには経済調査なんていうのは入つてなかつたような記憶があるのですが、それはどうでございますか。
【次の発言】 私それをお尋ねしました気持は、前に簡易調査ということでお調べになつた先例がある。その先例は今お話の通りでありまして経済調査など入つてない今度も同じ簡易調査という名前がつきますと、又先例がどうだとかいうことで余り窮屈に解釈されて必要な経済調査なども簡易調査に加えることがちよつと行きにくいということになり……

第19回国会 内閣委員会 第6号(1954/03/05、3期、緑風会)

○竹下豐次君 中村先生にちよつとお尋ねいたします。これは逐条の審議に入つてからのほうがいいのかも知れませんけれども、根本の問題ですからお伺いいたしますが、この「営利企業」というこの範囲というものは何かはつきりした定義でもあるのですか。
【次の発言】 「その他」という私、条文の解釈はよく分らないのですが、弁護士だとか医者だとか、そういうようなものが入りますか入りませんか。いろいろそういう具体的にお尋ねがあるだろうと思います。
【次の発言】 弁護士とか医者とかそれは思いついたんですけれども。
【次の発言】 先ほどの御説明を承わりましても、又この提案された今の時期から考えましても、何かそういう特別な……

第19回国会 内閣委員会 第8号(1954/03/16、3期、緑風会)

○竹下豐次君 ちよつとそれに関連して。今大臣のお答えのように一度不健康業務に従事して優遇された者がほかの職種、普通の業務に移つた場合にその収入を減らす、これはまあ大体ないだろう、よくわかります。普通の業務から不健康業務に移つた場合にすぐに一割とか二割とかいうような増給があるのでしようか。あるとすればそういう何か規定でもありますか、その点も一緒に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 関連して私は実例をお尋ねしたい。号俸が上るのか。私は規定を細かいことは存じませんのでお尋ねが少しぼけるかも知れませんけれども、移つた場合に実収額がふえて行くかどうかということをはつきり説明してもらえばいい。それが……

第19回国会 内閣委員会 第9号(1954/03/22、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私も矢嶋さんの御質問ですね、そういう感じを持つておるのです。現在の死んだ人だけを特別にお扱いになると、ただ情として死んじやつたから気の毒だからと言つてしまえばもうそれだけのことですけれども、恐らく今度栄典法が新らしくできるということになつた場合のことを考えてみると、よほど厳選されるということになりまして、戦争後この勲章というものが一応抑えられた以後に、国家のために或る程度の功労があつて、従来であつたならば勲三等のものが二等になるのか、二等のものが一等になるとかいうようなことがあり得るような程度の功労があつた人でも、今度できる新らしい栄典法が実施されるということになるとなかなかそう……

第19回国会 内閣委員会 第10号(1954/03/23、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私も警察関係の資料をお願いしたいのですが、先ほどこれで御説明願いましたけれども、自治体警察の現在の数です、その関係。自治体が今度県単位というようなことになりますのでそういうような資料をお願いいたします。

第19回国会 内閣委員会 第11号(1954/03/25、3期、緑風会)

○竹下豐次君 政府のほうで改正案を出す意思がないということはこの際だけのことで、将来はそういう考えは毛頭ないとそこまではつきり言つておられるのですか。我々委員会では現在人事委員会で立案されました際に、できるだけ不健康業務については従来の例のようにやはり残してもらいたい、又それができるのじやないかという期待の下に六カ月の制限を八カ月に伸ばして三月三十一日まで、四月一日からは新らしい法律によつて従来の通り継続して行くだろうという期待の下にやつたわけです。この間大臣はここで考えておられないということを言つておられましたが、あなたのほうではやはりこの際だけという考えで政府はお答えになつたのですか、それ……

第19回国会 内閣委員会 第12号(1954/03/26、3期、緑風会)

○竹下豐次君 大臣にお尋ねいたします。昨日の当委員会におきまして、恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案の審議に入つたのでありますが、これは御存じの通り、議員立法で衆議院から廻つて来たものでありますが、この案に対する政府のお考えをまあ聞きたい、こういうわけであります。実はこの前、大臣にこの委員会へおいでを願いましたときに、一応の御意見を承わつたことを記憶しております。そのときの御説明では、我々の希望に副う二とのできないような消極的の御意見でありましたので、これは困つたものだ、この調子で行つたら又来年の三月末になつたら法律の改正案を出したりなんか、又更にしてやらなければならないことにな……

第19回国会 内閣委員会 第13号(1954/03/29、3期、緑風会)

○竹下豐次君 この案の第一条、宮崎海員学校を口之津海員学校に改めるこいうことになつておりますが、これはこの前の御説明で口之津のほうは志願者なども大変多いからというようなお話がちよつとあつたように承わつておりますが、もう少しそれを具体的に、と申上げますのは、この宮崎は、戦争中のことでありますけれども、海軍の志願兵などが非常に多くておそらく各県の中で日本一多かつたということで大変ほめられたりしていることが二、三年引続いたことも記憶しておるのです。ただこの海員学校のほうについての希望に私記憶しておりませんから、口之津のほうとの比較などはちよつとすることができないのですが、この経過とその数字を少し細か……

第19回国会 内閣委員会 第14号(1954/03/30、3期、緑風会)

○竹下豐次君 昨日議題になりました法案つきまして、いろいろ運輸省にお尋ねしたのでありますが、昨日承わりました二とにつきまして散会後も私もいろいろ考えてみたのであります。そこで昨日申上げたことを繰返して申上げるようなことになりますけれども、承わりました要領、それからそれによりまして又私の考え方等かいつまんでこの席で繰返して申しまして、更に当局の御答弁を煩わしたいと考えております。昨日の御説明の中に曽つて宮崎海員学校の校舎であつた建物を返還するに至つた経過につきまして、宮崎の県庁側において手落ちらしいことがあつたかのように承わつたのであります。それは戦争前から昭和十二年から開校された学校が、戦争後……

第19回国会 内閣委員会 第15号(1954/03/31、3期、緑風会)

○竹下豐次君 大臣にちよつと簡単にお伺いしたいのですが、時間がなければ構いませんが、今のあなたの御提案に賛成なんですが、その前にちよつと時間を借りて。事務当局から大臣に御報告があつたことだろうと思いますが、お忙しいので或いは細かくお聞になつていないかも知れませんが、簡単に。昨日から私の質問に対してのお答え、政府委員のお答えになりましたことを申述べまして、もう一遍念のために大臣の御意見を承わりたいのであります。いろいろ門答いたしますのでありますが、昨日私が最後に質問いたしましたのは、私としては、宮崎を今度廃止されるなら来年度からでもですね、又復活するということを政府のほうで言明してもらいたい、そ……

第19回国会 内閣委員会 第16号(1954/04/01、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私原案に賛成いたします。私の要望はもうすでに数回の委員会におきまして申述べておりますので、この際繰返してそれを申述べる必要もないと思いますので省略いたします。ただ一つだけ申上げたいのは各地に設けられておりまする海員学校を中心にしてその地方における青年の海員思想の普及養成に特段に御配慮を願いたい。単に学校の生徒を教育するというような点だけでありませんで、広くその周辺の青年に思想を普及するという意味において特段の御配慮をお願いしたいと思うのであります。

第19回国会 内閣委員会 第17号(1954/04/06、3期、緑風会)

○竹下豐次君 先ほど八木さんの御説明のうちに総理大臣の意向を聞いてみたけれども云々というお話でございましたですね。それはいつ頃のことでございますか。
【次の発言】 まあ私もこの問題は先ほどお話がありましたように法律を作らずに済むことでしたらそのほうがいいんではないか、但し作らないで私企業の兼務というようなことをやめてもらわなければならないという前提の下に〇〇そのほうが体裁もいいんじやないか、又従来も私企業兼務はしないのが長い間の慣例であつたのが、終戦後又こういう例が開かれたということになつておるわけですから、元に返ればいいわけですから、而して法律を作らなければならないということは、それは吉田さ……

第19回国会 内閣委員会 第19号(1954/04/09、3期、緑風会)

○竹下豐次君 簡単に書下してもらうといいのですがね、ここで数字をいちいちたしかめたりなんか……ずつと書下してもらうと大変よくわかると思うのです。

第19回国会 内閣委員会 第20号(1954/04/13、3期、緑風会)

○竹下豐次君 御説明によりますと、密入国とか外国の船員などの残り、そういうものが対象になつておるようですが、もとから日本に長くおりました者で、日本のいろいろな政治、治安とかいうようなことのために好ましくないと思われるような外国人の退去命令というようなことは、この出入国管理令では取扱われないというようになつているのですか。
【次の発言】 現在のところ私の頭に浮んでおりますのは、近頃東京都で問題になつております朝鮮人学校の教育ですね、これも新聞で見ますと都の要求が入れられたようでありまして、一応おさまつた形になると思うのでありますが、私今日までの学校の状況など別に詳しく調べたわけでもございませんけ……

第19回国会 内閣委員会 第22号(1954/04/16、3期、緑風会)

○竹下豐次君 先ほどからのお話を承わつておりますと、個々の場合をそれぞれ研究して許可するかしないかを決定するというお話でありましたが、現在までのところでも、もうその方針で当然これはやつていらつしやることと思います。それで、今後も慎重に検討されての上でやられることでありましようがもう今日まで慎重にされておるとするならば、今後だつて今の程度におやりになるのではないか、こういうふうなことが一応想像されるわけで上りますが、そうでなくして、もう少し引締めるとかというようなことでも現在検討しておられるのでありましようか、その点はどうですか。

第19回国会 内閣委員会 第23号(1954/04/19、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(竹下豐次君) じや速記を始めて下さい。  それでは理事補欠互選の件を議題に供します。  本委員会の理事の割当数は三名で、うち二名の自由党よりの理事が欠けているのでありますが、自由党の都合で本日は一応一名だけの理事の補欠を互選いたしておきたいと存じます。理事の補欠互選は如何取計らいますか。
【次の発言】 矢嶋君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。委員長は理事に長島銀藏君を指名いたします。
【次の発言】 次に法務省設置法の一部を改正する法律案を議題にいたします。質問の続行をお願いしたいのでありますが、その前にかねて要求してありました資料がお手許に配付してある……

第19回国会 内閣委員会 第24号(1954/04/20、3期、緑風会)

○竹下豐次君 この間ちよつと私表を作つて頂くようにお願いしたのですが、この高松事務所、これは取扱件数はこの表によると出国が一ということであとは零ということなんですね、こんな少い所に事務所の必要がどうしてあるのかというように思うのです。それから高知は出国一と、あとは零なんですね。これは事務所ではないようですね、これは港として指定されていると思います。こんな少い所にどんな必要で事務所がおかれたのですか。
【次の発言】 私の疑問は、この高松の事務所の近所に新居浜とか宇野とかいろいろありますね、このすぐ近くの新居浜にいたしましても件数が相当に多い。そうして事務所でお取扱になつている仕事は今お話の通りで……

第19回国会 内閣委員会 第25号(1954/04/26、3期、緑風会)

○竹下豐次君 ごの神戸の事務所の定員は八十四名ですね。それから先ほど説明を承わりますと、下から六行目の九千五百七十五人、このためには収容所が事実あるということでしたが、その八十四人のうちに収容所の仕事に従事しておられる職員は何人ですか。
【次の発言】 東京では警視庁に収容すべき者を集めている。神戸では収容所があるのだというお話ですが、それはどうして収容所という名前をおつけにならないのですか。言い換えれば横浜と同じような制度になさらないで事務所のうちに包含させるということにしていらつしやるのですか。何か特別の関係がございますか。

第19回国会 内閣委員会 第29号(1954/05/08、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私は極く簡単にお尋ねしたい点は、今度行政機構改革それから整理等の問題が実は私などの予期しておつたほど大仕掛けに案が出て参りませんで実はがつかりしておるわけであります。橋本さんが所管大臣の時であつたと思つておりますが、当内閣委員会におきましてはどうも現在の機構が複雑過ぎる、それから役人の数も多過ぎるといろいろ機構の改革なり事務の整理なり或いは人員の整理などもしなければならないというのが世論であるというふうに認めた人が大多数と申しますより殆んど全員でありまして、そうして結局政府の提案に大分修正いたしましたが、それに加えましてできるだけ国民の総意に副うように大々的な機構改革その他方法を……

第19回国会 内閣委員会 第31号(1954/05/11、3期、緑風会)

○竹下豐次君 塚田長官にお尋ねいたします。  行政機関職員定員法の一部を改正する法律案第二条の第二項に、「前項に定める大蔵省の職員の定員の外、保税倉庫その他関税法規の適用上これに準ずる特殊の取扱をする場所に派出して税関の事務の一部を処理させるため、税関に必要な職員を置くことができるものとし、その定員は、政令で定める。」ということに規定してあるわけでありますが、これはまあ御存じの通り曾つて定員法できめてあつたものを一度政令に委ねるということに変えて、それから又法律できめるということに現在通りなつているのであります。それを又今度は政令できめるということで、これが而もここ数年間にたびたびお変えになる……

第19回国会 内閣委員会 第32号(1954/05/12、3期、緑風会)

○竹下豐次君 野上さんにちよつとお尋ねいたしますが、郵政のほうに結核患者が大変多いというお話でございました。前に承わつたと思つておりますが、ほかの役所の結核患者とそれから定員との関係、比率などについてもあなたのほう同様にお調べになつておりましようか。つまりほかの役所とあなたのほうとを比較して、特に郵政関係のものに結核患者が多いかどうか。或いは少いかというような調べをなすつたことがございましたら。
【次の発言】 と申しますのは、相当に多いのですから、ほかは一層多いからあなたのほうもいいじやないかというようなことを申上げるわけじやありませんが非常に参考になると思います。それからお調べがありましたら……

第19回国会 内閣委員会 第35号(1954/05/15、3期、緑風会)

○竹下豐次君 ちよつと関連してお尋ねしますが、新聞によると三十万以上の都市には自治体警察として残し、他は府県とか国家警察に移すというように取扱う、こういうふうに見えておりますが、今まで自治体警察で使つておつた通信施設というものに関係がある職員を、国家のほうの定員に組込むというような問題も起りませんか。少数だろうと思いますけれども。
【次の発言】 若し山下さんのお許しがありましたら関連質問さして頂きたい。実はその問題を私はあとで時間がありましたら質問したいと思つておつたわけであります。丁度今その話が出ましたからこの機会に御質問したい。  この常勤労務者、非常勤労務者の問題は、この内閣委員会の開か……

第19回国会 内閣委員会 第36号(1954/05/17、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私はちよつと朝この会議を開かなかつた際の御相談につきましての私の認識が今の矢嶋先生のお話と違つておるのであります。それはもう十分たてば本会議が開けるようになつておつた、そして質問もそう長くはかからない、答弁もすぐ済むだろう、そう大したことはない、実はここで開いてもいいのだけれども、併しそんなに長くかからないならば一遍開いて本会議に行つて又帰つて来て開くというようなのは、総理に対する質問時間も非常に短いのだから、余り意味をなさないから、すぐ済むことならば一つ開会を見合せようじやないか、あつちが済んでからやればいいじやないか、こういう話であつた。あと十分ということは私がちよつとお尋ね……

第19回国会 内閣委員会 第37号(1954/05/18、3期、緑風会)

○竹下豐次君 岡村さんのお話の冒頭に思想というものが非常に大事だということになつておりますので、私なども本当にその通りに考えます。たとえ戦をするにいたしましても国民が戦う気がなかつたらこれは敗ける、どんな武器がありましても。そうすると先ず平和というものはどんなものであるか、戦争というものはどんなものであるかという根本問題を国民がよく考えて、平和を守るために或る程度の武力を要するとか要しないとかそういう問題から解決して行かなければならんと思つております。ところが現在の日本の国民の状態におきましては、これはもう日本人だけでない、世界人類の文化がまだ非常に低級でありますから遺憾ながら私はそうせざるを……

第19回国会 内閣委員会 第39号(1954/05/20、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私は国防会議等の問題そのほか二、三総理にお尋ねしたいと思つておりましたが、先にそれぞれ質問応答がありましてその上この問題につきまして総理にこの席でお伺いいたしましてもはつきりした御返事を得ることはできないと思いますので、すべてあとで長官にお伺いしたいと思つております。ただこの際総理に対しまして二、三私の希望を申述べながらお答えを頂きたいと思うのであります。  総理は憲法改正は好まないというお答えをしておられたのでありまするが、この憲法の問題と現在私ども審議しております二法案とは非常に密接な関係がありまして、世間もかなり多数の者が憲法違反の法律案ではないかということを言つておるので……

第19回国会 内閣委員会 第40号(1954/05/21、3期、緑風会)

○竹下豐次君 今の文民という言葉ですが、まああの言葉ができたときに私も法案の審議に携わつたわけであります。一体アメリカが軍人に対する言葉としてシヴィリアンという言葉を使つたので、そのときにもう旧軍人はあるけれども日本には軍人はないのだから、みんな日本人はシヴィリアンなんだ、それに妙な言葉をことさらに付ける必要はないのじやないかという意見が支配的だつたのです。然るにアメリカがどうしてもそれを翻訳しろ、こういうわけでありまして、私の記憶によると川村竹治さんが考え出しまして文民という言葉を作り出したのです。変な言葉だなあといつてみんな笑つたのですが、それでもよかろうじやないか、そのうちアメリカも引揚……

第19回国会 内閣委員会 第41号(1954/05/22、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(竹下豐次君) お答えいたします。今小酒井委員長が八木委員の御希望を満たすために副総理に面会に行つておられます。
【次の発言】 もう五分たつたら一時半になりますから、相当の時間がたちましたし、そうして緒方副総理に対する質問はもう大体済み、政府の態度も国防会議の問題につきましては大体はつきりしたように思いますので、これで暫らく休憩されまして、それから午後又会議を続行されて、保安庁長官に対する一般質問に入るということにお取計らいを願いたいと私は思います。(「賛成」「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 休憩前に引続きまして委員会を開会いたします。庁設置法案とそれから自衛隊法案、両案につきま……

第19回国会 内閣委員会 第42号(1954/05/24、3期、緑風会)

○竹下豐次君 国防会議の問題は防衛庁法案の極めて重大なる部分を占めておるのでありますが、この点につきましては、後日法案が提出された際に十分に検討することにいたしたいと思いますので、今日はこの問題についての御質問はいたしません。併し、政府はこれから法律の立案を急がるるわけでありますので、その節是非御考慮を煩わしたいと思うので、私の考えを簡単に申述べて、それからほかの問題の質問に移りたいと思います。  内閣の責任を明らかにするために、閣僚のみを以て会議を組織するという政府の考えは一応正しいと思つております。従つて、会議を諮問機関とする点には異議はありませんが、これと同時に、総理の専断を抑制するだけ……

第19回国会 内閣委員会 第49号(1954/06/01、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私は緑風会を代表して政府原案に賛成の意を表するものであります。  近時世界の趨向は、国家間の紛争を武器によらないで平和的交渉によつて世界の平和を求めたいという傾向にあることは、朝鮮の休戦やジユネーヴ会議の状況を見ても明らかであります。併しながらそれだけの理由を以て我が国が防衛態勢を整える必要がないと言うことはできないのであります。無防備で平和が保てるならそれが望ましいことは申すまでもないことでございますが、世界文化の程度が今日のごとく低級でありましては、日本ばかりひとりみずから高うしてなすところもなく、いたずらに平和を待つてはいられないのであります。被統治民族の悲哀は歴史が証明い……

第19回国会 内閣委員会 第50号(1954/06/03、3期、緑風会)

○竹下豐次君 御説明によりますると、調査、連絡、調整に必要なる事項を審議する、こういうことになつておりまして、現在各省でそれぞれ別々に研究しておる、その体制はそのままに認めて行く、で、連絡調整をする事項を審議するのだ、こういうことに承わつたのでありますが、私など素人で技術のことはわかりませんけれども、素人ながらの察しを申しまするというと、航空技術に関する機関を一手に集めて研究を進めて行く、例えば航空技術研究所というようなものをこしらえて、そこで計画もし、仕事もして行く、それにはいろいろな問題の施設これからしなければならないこともありましようし、現在各省で持つている施設をそこに吸収して行くという……

第19回国会 内閣委員会 第51号(1954/06/09、3期、緑風会)

○竹下豐次君 恩給局長に念のためにお伺いいたしますが、先ほど衆議院の修正案について詳しい御説明を承わりました。そのうちに井野委員からの質問に対して、この修正こよつて増額される金額がおよそ五、六百万円くらいであるという御説明があり、そのほかに数字をいろいろお並べになりまして御説明がございましたが、それは恩給局のほうでお調べになつたのと数字は合致していると了解してよろしうございますか。
【次の発言】 なお修正案にありまする修正の条項ですね、これはその通りに修正しても政府のほうとしては実質的に別にお困りになるというようなことはありませんでしようね。それから、仮に差支えないということに仮定するならば、……

第19回国会 内閣委員会 第52号(1954/06/10、3期、緑風会)

○竹下豐次君 大蔵省関係の保税倉庫等の派出職員と手数料の徴収との関係について、前にお尋ねいたしたのでありますが、その御答弁がはつきりしない点がありましたので、更に重ねて御説明をお願いしたいと思います。それからそれと一緒に、定員法で現在その関係の人員が定めてありますのを、今度政令に委ねたいという法案になつているのであります。で、その問題についてもこの前質問いたしておきましたが、併せてお答え願いたいと思います。
【次の発言】 了承いたしました。次に、この昭和二十九年二月二十日付で各都道府県知事宛に自治庁の次長から、地方公務員の人員整理について通牒が出ております。これにつきましては、もう年度も変りま……

第19回国会 内閣委員会 第53号(1954/06/14、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私は石原委員から提案されました修正の部分を含めまして原案に賛成の意を表するものであります。  政府におかれましては、昨年の初め頃から機構改革、事務の簡素化、事務の整理等について大々的な計画をお立てになるということになつておつたように承わつていたのでありまするが、その後いろいろの事情で、最初の御計画通りに進まれないでだんだん計画が縮小され、漸く今回の原案のような程度に落ちてしまつたのであります。この間におきまして多数の公務員は非常な不安を抱きましてそのためにそれぞれの事務の運行に相当の支障が起つたことであろうと私などは考えております。誠に遺憾に存ずる次第であります。今回の定員法の改……

第19回国会 文部委員会 第閉会後8号(1954/08/26、3期、緑風会)

○竹下豐次君 この須藤さんのお気持を一番初めにおつしやいましたことを私記憶しております。徹底的にやらもけれはならないということを承わつたことは記憶しておりますが、併しこの報告書を審議してまとめて決定した時には、この報告書自体にはあなたもやはり一緒に御賛成下すつた、かように私は了解しておつたのですがね、これはもう……。
【次の発言】 私も今日か明日のうちに委員会の意見の決定をするほうがいいのだと、かように考えております。これはやはりこの暑いのに招集されたのは、予算編成の時期に間に合うようにということが大きな狙いでなかつたのではないかと思います。大体この閉会中の委員会の招集ということは、よほど重大……

第19回国会 文部委員会 第閉会後10号(1954/09/16、3期、緑風会)

○竹下豐次君 先ほどから福島長官のお話を承わつておりますと、先方においても相当に誠意を示しておるけれども、まだいつ引揚げるという確答はしておらない。併し従来は来年十月頃になつたならば引揚げることができるであろうというような心持ちであつたらしいというのが、今度は六月頃までには何とか引揚げることができるであろうというようなふうに考えられるふしもありますと、こういうふうに承わつたのでありますが、ところがその委員長のあなたがスミス少将と会われて、先ほどの報告によりますと、先ず六月頃には引揚げることができるであろうと思うというようなスミス少将の意思表示は御報告の中に現われていないのでありまして、ただ今日……

第19回国会 文部委員会 第閉会後12号(1954/09/18、3期、緑風会)

○竹下豐次君 審議会のほうに大学制度の問題のみならず一般的な諮問をするというお話でありますが、いつ御諮問になりましたか。
【次の発言】 そうすると、審議会ではほかの学校の問題は別として、大学の制度の問題について審議の状態はどの程度に進んでおりますか、御存じありませんか。
【次の発言】 それぞれやはり審議会でもつて分科会といいますか、小委員会といいますか、そういうものを拵えておやりになつておる。そうしますと大学の制度の問題などにつきましても、もう、年半たつておるわけでありますから、相当に進んでなければならないはずだと思うのです。併しなかなか重大な問題でありますから、早急に意見をきめということも、……

第19回国会 文部委員会 第閉会後13号(1954/09/20、3期、緑風会)

○竹下豐次君 この問題につきましては、大分議論を重ねたのでありますから、そうくどくどしく申上げる必要はないと思います。私初めに大臣の話を承りましたときに感じましたことは、三百数十億という金額について大臣はそれはとてもじやない、そういうふうに頭に入れられて、それを小分けして何年の間にどういうふうにというところまで余り深くお考えにならなかつたのじやなかろうかという感じもしたのです。それからもう一つは富裕な家庭の子弟に無償で給食するという問題につきましても、大臣のお言葉を本当にもうきまつた大臣の意見であるか、或いはそういう意見が相当に考えられるのだが、自分はまだきまつていないというようなつもりでおら……

第19回国会 文部委員会 第閉会後15号(1954/09/22、3期、緑風会)

○竹下豐次君 亀山会長さんにお尋ねいたします。この新制大学の問題につきましては世論もまちまちであります。これは御存じの通りであります。私など聞いております範囲におきましては、どうも今のような状態では困るのじやないか、これを何とかこの際研究を重ねてみて、必要があつたならば大学の学制等いろいろ改正しなければならない点もあるのじやないか、併しそれは、まだ私としてはもとより研究も届いておりませんので、どうしたほろがいいというような意見を持ち合せがないわけであります。この際研究を重ねて行く必要があるというような考えを持つておるわけであります。この委員会におきましても、私のみならずこれは大事な問題であるか……

第19回国会 文部委員会 第閉会後18号(1954/10/08、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私はこの問題のこの際の取扱いについての、三省の態度につきまして簡単に私の希望を申上げておきたい。幸い昨晩委員長と関係代表者たちとお会いになつてお話合いの結果、自治的に一つ解決することに減点を以て努力するということが約束されたわけであります。本気になつてこの際は熊本にお帰りになつてそのほうに努力をされることだろうと私は信じます。それから今日まで相当に長い期間両方で争つておられたようでありますが、その間には相当に強い感情も加わつておつたこともあるんじやないかという点も想像されます。ところが相当に長くかかつてもなかなか解決しないという今日におきましては、両方ともそういう感情的な問題はす……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 文部委員会 第2号(1954/12/06、3期、緑風会)

○竹下豐次君 関連して質問いたします。只今のお話わかりましたが、今御説明のこの方針をおきめになりましたのはいつでございますか。
【次の発言】 そうしまするというと、現在のところでは、別に文部省のほうで二年課程のところを四年に引上げるようにということを慫慂されるとかというような実例は今日までのところにはないわけですか。
【次の発言】 それでこの二、三年の間に二年課程が四年になりましたのは幾つございますか。
【次の発言】 今日まで約十校くらいが二年課程から四年課程に切換えられているというお話でございましたね。
【次の発言】 そうすると四年課程にするためには予算の関係が伴つて来るわけですね。


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 文部委員会 第3号(1954/12/20、3期、緑風会)

○竹下豐次君 委員長、ちよつと速記をとめて下さい。


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 文教委員会 第閉会後1号(1955/10/05、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私から第一班の調査報告をいたします。  第一班は、最初堀委員と安部委員と私の三人の予定でありましたが、堀さんが中共の国慶節に出席されることになりましたので、安部さんと私と二人になりました。一緒に調査室から吉田さん、文部省から宮沢事務官がおいで下さいまして、調査の助けをしていただいた次第であります。九月十五日から二十一日までの七日間、岐阜、三重、兵庫の三県を視察いたしました。調査の対象は、各班共通に定められましたように、大学関係、僻地教育、定時制高校の教育、それから文化財関係の四つの目標でありましたが、各県平等にこの四項目について調査をすることは、限られた時日ではとうてい不可能であ……

第22回国会 文教委員会 第閉会後3号(1955/10/07、3期、緑風会)

○竹下豐次君 ただいま加賀山委員から、現在の大学の制度をそのままにしておいては困るではないかというような意味の御質問がありまして、それに対して大臣の御答弁がありましたが、この問題は実際一日もゆるがせにすることができないほど重大なる問題であると私は思っておりまして、この春の委員会におきまして大臣に、少い言葉でありましたが、私もそういうことを申し上げて、それについて一応の答弁を得たことを記憶いたしております。で、その後、半年余りたちましたので、ことに通常国会もさし迫っているこの際のことでありますから、大臣の方でもこの問題をどうしなければならないかということについて、もう大方見当をおきめになり、通常……

第22回国会 文教委員会 第4号(1955/05/14、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(竹下豐次君) 山田さん、ちょっと半ばですが、先ほど皆さんの御同意を得まして、一時を限度ということになっておるわけであります。まだ鹿児島の松元事件というのを承わることになっておるわけであります。時間があまりなくなるわけであります。今の問題は先ほども私のちょっと発言しましたように非常に重大な問題で私個人としてもいろいろ意見もあります。しかしほかの方もおありだろうと存じますので、ほかの機会にまた延ばしていただくことにしまして、きょうはすぐに松元事件の方に移るということにいたしたいと存じますが、それでいかがでございますか。
【次の発言】 それでは文部当局にも重ねてこの問題につきましては十分御研……

第22回国会 文教委員会 第5号(1955/05/17、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私大臣に希望申し述べたいと思いますが、矢嶋委員の御質問に対する大臣の御答弁によりましてそのお気持はよくわかりました。またそうであろうと私などは想像しておったわけなんです。ただ人事の問題というものは非常に敏感にみんなに響きますのでありまして、よほど注意しなければならない大事な問題だと思います。私も今の矢嶋君の質問の問題が新聞に出ましたときに、これはまずいなという感じを受けたのであります。先ほど大臣のお話のように政務次官も事務次官も大臣の御相談相手になられて、そして人事に関係されるということは、これは当然すぎることでありまして、もし今日まで政務次官に相談をかけずに事務次官だけの仕事の……

第22回国会 文教委員会 第6号(1955/05/19、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(竹下豐次君) 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 ほかに御質問ございませんか。
【次の発言】 ほかに御質疑ございませんか。ほかにないようでありますから、本日はこれで散会いたします。    午後零時三十二分散会

第22回国会 文教委員会 第9号(1955/06/02、3期、緑風会)

○竹下豐次君 いただきましたこの資料に、二十八年五月一日現存、4に利用状況というのがございますね、これはみんなで千五百万人余りですか、載っておるようですが、これは学校の生徒がこのうちどのくらい占めておるものでしょうか、大体の見当で結構です。
【次の発言】 それから博物館の数がふえておるということを先ほど承わりましたが、二十八年前、何年カ分の統計はお手元にありませんですか、増加事が知りたいわけです。
【次の発言】 館がふえたのは別な場所にできるわけですね、こういう問題に関する理解が進みますというと、同じ館で相当にふえつつあるのではないですか利用者が。それがどういうことになっておりますか、館の数が……

第22回国会 文教委員会 第10号(1955/06/07、3期、緑風会)

○竹下豐次君 この間の文部大臣の御説明のうちに、「従来の講習は学芸員の資格取得の道を開いたものでありますが、わが国の博物館の実情に応じ、博物館職員の学芸員資格取得の便宜をはかり、学芸員の充実を一そう促進するため、文部大臣の認定制度に改めようとするものであります。」という御説明を承わったのでありますが、これは講習をしないで文部大臣が認定しても従来今日まで講習を受けた者と比較して同等以上の実力を有する者が多くなってくるのであるから、認定制度に改めてもよいと、こういうふうに了解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 お伺いしてよろしゅうございますか。

第22回国会 文教委員会 第11号(1955/06/09、3期、緑風会)

○竹下豐次君 大臣にお尋ねいたしたいと思います。ごく簡単にお尋ねいたしますので、ごく簡単にお答え願います。  国立学校だけの問題でもありませんが、短期大学の問題ですね、これがどうも私などの聞いておる範囲におきましては、いろいろ世評に上りまして、評判のよくない部分があるようであります。で、昨年の夏の末ころであったかと思っておりますが、この委員会におきまして、私ちょっとその問題につきまして稲田大学学術局長のお話を承わったこともあるのであります。結局、私がその際申しましたことの大筋は、どうも今のままの学制ではいろいろ難点もあるように承わっておるので、必要があったらこの制度を改正していくということに考……

第22回国会 文教委員会 第13号(1955/06/16、3期、緑風会)

○竹下豐次君 関連いたしまして。今大臣のお答えのうちに、短期大学の制度の問題について中央教育審議会ですかで、このままにしておいたらどうかという意見があるということでございましたが、それは正式に何か諮問に対する答申がありましたのでしょうか。それともそういう意見を持っておる人もあるということなのでございましようか。
【次の発言】 関連しまして。先ほど短期大学の問題につきまして、中央教育審議会から答申になったということを聞きましたが、実は私は答申になったことを今日まで知らずにいたので、この間もああいう質問を申し上げた次第でございますが、今ちょっと拝見いたしますと、相当長い答申のようでありますので、後……

第22回国会 文教委員会 第14号(1955/06/21、3期、緑風会)

○竹下豐次君 お尋ねいたします。現在財団法人日本学校給食会というのがありまして、そこで給食の世話いたしておるのでありますが、これを今回おやめになりまして、日本学校給食会というのを新たに設立される、こういう案になっておるようであります。もとより何かの必要があってこういうふうに制度をお変えになることであろうと思いますが、現在の財団法人日本学校給食会がうまく運営ができ得ないのでありましょうか。おそらくそうであろうかと思いますが、もしそうだったら、その状況をまず承わりたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明を承わりまするというと、別に現在の財団でもって運営にあやまちがあったとかいうようなことが……

第22回国会 文教委員会 第15号(1955/06/23、3期、緑風会)

○竹下豐次君 緊急の問題は委員長何ですか。
【次の発言】 ちょっと懇談を……。
【次の発言】 関連して。荒木さんの今の御心配、私もごもっともな心配だと思っております。ただ、ただいまのところでは私はこの問題を考えておりますのは、余剰物資のもらい受けということにつきましても、相当にお話が進行しておるというような実際の状態になっておる、それも一つ頭の中におかなけりゃならない、それからまたもらわずに済むことでありましたならば、もらわないで向うの申し入れを拒絶すると、こちらから願わないということが最も望ましいところでありましょう。しかし日本の食糧事情その他一般に経済関係等を考慮いたしましても、この際ほか……

第22回国会 文教委員会 第23号(1955/07/21、3期、緑風会)

○竹下豐次君 ちょっとお伺いいたします。小中学校の危険校舎の改築に着手されました最初の年度はいつからでございますか。
【次の発言】 その当時の改築を要する危険校舎の坪数は何万坪ということになっておりますか。
【次の発言】 そうすると、現在改築を要するものが約百三十万坪、そんなお話でございましたね。百二十万坪ですか。
【次の発言】 そうしますと、あと百二十万坪現在残っておるということになりますから、二十八年度、二十九年度の改築の前例から推していくとするというと、とてもまだ長くかかるという計算になるのですか。五カ年計画というお話ですけれども、それで改築ができる計算になるのですか。


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 文教委員会 第4号(1955/12/12、3期、緑風会)

○竹下豐次君 今の安部さんの御提案ですが、意見を聞くこと、参考人を呼ぶということ、自由民主党としてもここにいらっしゃいませんし、委員長の方でよくその方ともお話し合いの上で理事会を開いて皆さんと一緒に相談するようお取り計らい願ったらいいだろうと思います。


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 議院運営委員会 第閉会後4号(1956/09/22、3期、緑風会)

○竹下豐次君 関連いたしまして。先ほど上林さんからの御質問がございましたが、私など緑風会といたしましては、国会の召集を最初に要望いたしました際は、日ソ交渉の問題は持ち出しませんで、参議院の構成の問題ということを主として要望したわけであります。その後日ソ交渉の問題がだんだん進んで参りまして、そうして昨日はまたその問題も加えて開会を早くしてもらいたいということを要望したわけであります。先ほどからの御質問、お答えを伺っておりますというと、主として日ソ交渉に主力を置いての質問応答のように伺っておりますが、この構成の問題についても、やはりその問題が今消えているわけじゃないのでありまして、政府としては両方……

第24回国会 文教委員会 第1号(1955/12/20、3期、緑風会)

○竹下豐次君 今秋山さんのお考えを拝聴したのでありますが、ただこの際それを急いでおやりになることがいいのか、しばらく事態を見ておやりになるのがいいかということを考えなければならぬと思うのです。委員長のお話しによると年内に何とか妥結するようにという注文はつけておられ、向うでもその気になっているようだというお話しでありますが、もうしばらく様子をごらんになった上で今秋山さんからの御提案のことは考えるという程度でどうかと思いますけれども、秋山さんその点はいかがでございますか。だいぶ向うは、おそらくかようなことを申しますのはでき得べくんばこういうふうに地方の問題については参議院の委員会としては、あまり立……

第24回国会 文教委員会 第5号(1956/02/28、3期、緑風会)

○竹下豐次君 京都にウイルスの研究所をお作りになる、特にその方の権威者が京都に数人おられるからということでありまして、まことにけっこうなことだと思っておりますが、先ほど名前をおっしゃいましたけれども、私ちょっと聞き落しましたが、その先生は大学の教授で講座をお持ちになって相当にお忙しい方だろうと思っております。現在察するに、講壇に立ちながら、そして一方大学の研究所で研究していらっしゃる、こう思います。ところが今度それがまた組織が大きくなりまして、一そう深い研究を、また広くしなければならないということになりますというと、研究の方が忙しくおなりになるだろう。そうしまするというと、逆に講座の方は、学校……

第24回国会 文教委員会 第6号(1956/03/01、3期、緑風会)

○竹下豐次君 もと学士院というのがあったのを学術会議ができましたときに統合されて学術会議になったというわけですか、そのときの経緯を少しお話していただきたいと思います。
【次の発言】 一度独立しておった学士院というのが必要によって学術会議に統合された、それが多少もととは違いますけれども、まず大体もとあったような日本学士院に婦っていかなければならぬということになりますと、帰っていかなければならない理由が那辺にあるかということなのです。国際会議に加入するという問題につきまして考えてみますと、先ほど局長のお話を承わっておりますると、戦争中もずっと加入はしておったのだ、しかし交通の関係などで事実出席して……

第24回国会 文教委員会 第7号(1956/03/06、3期、緑風会)

○竹下豐次君 学術会議の選挙の問題についてお尋ねしたいと思うのですが、現行の制度によりまするというと、日本学術会議法の第十七条から二十一条であったかと思っておりますが、第四章に五カ条だけ規定がありまして、それを受けて選挙規則というものができておるわけであります。この選挙は全国にわたる広い選挙であります。ただ有権者が少いという点がほかの選挙と比べて特に違った点でありまするが、非常に地域は広く行われておる。しかも非常に重大な問題に関係して論議される国家的の大会であるということになっておるのでありまするが、この選挙規則をみましても、まあ罰則というものもありませんし、ほとんど……、非常に楽にできておる……

第24回国会 文教委員会 第9号(1956/03/13、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私も原案に賛成するものでございます。ただ簡単に希望をこの際申し述べておきます。  学術会議がきわめて重大な意義を有している機関であるといことは誰しも疑いのないことなのでありますが、しかるに従来のその会議の委員の会員の選挙を見まするときに、好ましくない選挙運動が行われたようでありまして、それは広く世間の非難の的になっておったと思います。数年前にこの学術会議は、もうやめた方がいいじゃないかという議論すら、ある方面には行われた時代もあります。それにはいろいろな理由があったように思いまするが、少くともこの選挙が公正に行われないであろうということに関する疑惑が特に多かった、言いかえれば正し……

第24回国会 文教委員会 第11号(1956/03/20、3期、緑風会)

○竹下豐次君 今の高橋さんの質問に関連してお尋ねいたしますが、登録しないものは受けにくくなるということは、登録制度がない場合よりも受けにくくなるということではないと、登録制度があるために登録制度があるにもかかわらず登録しなかったものは、その制度がない場合に比べて不利益な状態に陥るという意味のお答えですか。
【次の発言】 そうすると、登録した方はプラスになる可能性は大いにあるけれども、登録しないからといって、登録制度があるがために不利益になるというお考えではないのですね。

第24回国会 文教委員会 第15号(1956/04/12、3期、緑風会)

○竹下豐次君 今夫婦が先生をしているときに女の人にやめてもらいたいという問題が質疑応答されておるようですが、そのほかに御主人は県庁の役人をしている、奥さんは学校の先生をしているというような場合もあるし、学校の問題と離れますけれども、同じ県庁のうちで夫婦で稼いでいる人もあるだろうと思います。あるいは親子で働いている人もあるだろうと思うのです。それはいろいろな場合がある。そうすると問題は学校の先生だけの問題ではない。収入がある程度以上あるから片方をやめてくれというのなら、どこの役所でもすべて……やはりその調子が合わないというとおかしなことになります。今学校の範囲内で質問応答されておるようでございま……

第24回国会 文教委員会 第19号(1956/04/26、3期、緑風会)

○竹下豐次君 ただいま議題になっておりまする法案、それから教科書法案、いずれも世論の中心になっておりまして、まことに重大な問題であると思うのでありますが、私ども見まするところ賛成論、反対論かなり深刻に論争されております。新聞等で見まするというと、かなり反対の気勢が上っておるようでありますけれども、私などといたしましては、それを必ずしも世論だというふうには思えておりません。原案そのまま賛成でなくても、あるいはその一部分には修正の個所があるらしいというようなふうの考えの人もありましょうが、大体この案は適当であるというふうに思えておる国民も相当に多数あるように伺っておるのであります。ある人は今度の案……

第24回国会 文教委員会 第20号(1956/04/27、3期、緑風会)

○竹下豐次君 中教審は二十人ばかり委員かおいでたと居っておりますか、何人ぐらいお呼びになるおつもりですか、全員お呼びになる……。
【次の発言】 私はここで理事会で御相談になるということに、別に異議はないのでありますけれども、ただ申し上げておきたいことは、二十人も呼ぶということになったら、これは大へん時間を要することだろうと思う。それはとうていできない。さればといって二十人もいるのに、二人か三人呼んでもむだだと思う、その代表者の意見でも何でもありません。それで二年前と今と違っているかということを一人か二人の人が言ったところで、何ら権威のないものは、全く参考にはならないことはないかもしれませんけれ……

第24回国会 文教委員会 第25号(1956/05/09、3期、緑風会)

○竹下豐次君 ちょっと関連して。高橋さんと吉田さんの御質疑に対する大臣のお答えがございましたが、私も実はこの矢内原学長の告辞を読みまして、実は「教育の自由を尊重することは、」こう書いてあるところには、私としてはばってんをつけておるのであります。で、大臣が一口に大へんりっぱなものだと思うということを、そういう御意見を御発表になるということは、世間ではいろいろな誤解を招くのではないかということを私は心配いたします。これを読んでみますると、「言論の自由・思想の自由・教育の自由を尊重することは、」云々と書いてありまして、前の二つは、これは憲法にはっきり書いてあることであります。それと並べて何らの区別も……

第24回国会 文教委員会 第31号(1956/05/21、3期、緑風会)

○竹下豐次君 そういうふうに理解しております。ちょっと話は返りますが、ただ、あすの会議で何を取り扱うかということにつきましては、はっきりした約束がなかったと思っております。(「逐条の日程」と呼ぶ者あり)逐条をやるということもなし、逐条をやらないとも約束がありませんでした。ほかの問題を取り扱うことも、また逐条の問題を取り扱うことも、これは禁止的な約束ではなかったと私は記憶しております。ただ湯山さんのお気持では、日程で幾時間かかるかという問題について、きょうできればきょう、きょうできなかったらあすというお話がありましたので、そのお気持をお察しするというと、その前に逐条の審議に入るというお考えはなか……


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各種会議発言一覧(参議院3期)

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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 内閣委員会行政機構の整備等に関する小委員会 第閉会後1号(1953/11/24、3期、緑風会)

○竹下豐次君 この出先機関を、府県のほうに委譲すると申しますか、そういうことになりますというと、その身分はどういうことに、都道府県知事の下におつて地方の公務員と、こういうわけだろうと思いますが、そうでございますか。
【次の発言】 そうしますと、地方の財政との関係、その点は調査会ではどういうふうの論議が出ておりますか。財政の関係等と直接の関係があるのではないかと思いますが……。
【次の発言】 もう一ぺん申しますと、国の出先機関、つまり国家公務員が地方の吏員になるということになると、国家のほうは財政が少くてすむということになりますが、定員が減りますから、地方のほうは殖える、結局地方のほうは費用は余……

第17回国会 内閣委員会行政機構の整備等に関する小委員会 第閉会後2号(1953/11/25、3期、緑風会)

○竹下豐次君 公共企業体になつてからよくなつたという点を三つお述べになりました。その最後のピースの製造の例をお引きになりまして各工場が大変熱心になつたと、これはそうだろうと思つておりますが、官営が公共企業体になつたからという本質的のものじやないのでしようね。ただその後指導がよろしきを得た、監督がよろしきを得ただけという違いじやありませんか。何か公共企業体になつたがために統制するために都合がよくなつたということがあるのですか。
【次の発言】 バットとかピースとかいろいろありますね。私はたばこをのまんのでよくわかりませんけれども、各種類で、全部でなくともいいのですが、どのたばこが本数にしてどのくら……

第17回国会 内閣委員会行政機構の整備等に関する小委員会 第閉会後3号(1953/11/26、3期、緑風会)

○竹下豐次君 簡単なことをお尋ねしたいのですが、電報局の無電の取扱いの指導監督はどこでしているのですか。

第17回国会 内閣委員会行政機構の整備等に関する小委員会 第閉会後4号(1953/11/27、3期、緑風会)

○竹下豐次君 今選挙の関係の御質問が出ました。私も選挙のことについてお尋ねしたいと思います。実は私、学術会議の会員の選挙については深く研究しておるわけでもございませんけれども、先ほど会長のお話の中で一端が窺われましたが、いろいろ噂があります。私の聞きましたとところでは、文科系統、特に文学とかいう方面は世間から見て、或いは自身から言つて利害関係というようなことは余り考えられないような部面だというと、非常にきれいに行つておるようですが、併し工学とか何だとか会社方面だとかに繋りのあるような学者の間においては相当弊害がある。これは私も学校を卒業して十年ぐらいたつておるまだ学者の卵でありますが、そういう……

第17回国会 内閣委員会行政機構の整備等に関する小委員会 第閉会後5号(1953/11/28、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長代理(竹下豐次君) それじや只今から内閣委員会の小委員会を開会いたします。科学技術行政協議会の事務運営に関する件を議題に供します。科学技術行政協議会事務局長千秋邦夫さん、次長の鈴江康平さん、調査課長の鈴木嘉一さんが説明のためにおいで下すつております。先ず千秋さんにお願い申上げたいのでありますが、科学技術行政協議会は、日本学術会議と密接に協力して、科学技術を行政に反映させるための諸方策や、各行政機関お互いの間の科学技術に関する行政の連絡調整に必要な措置を審議するために、総理府の付属機関として設けられたものであります。この協議会が昭和二十四年一月に発足して以来今日に至るまで約五カ年間に、ど……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 文部委員会学校給食法案に関する小委員会 第閉会後1号(1954/08/19、3期、緑風会)

○竹下豐次君 私は文部委員に新らしく入りましたので、こういう問題については予備知識が殆んどありませんので、今の御説明も実は細かく聞き取れなかつたようなことで、誠に遺憾に存ずる次第でございます。現在の予算はごの問題に関して文部省に幾らあるのでございますか。
【次の発言】 そうしますというと、この今の議員提案で審議されているものがそのままに承認されるとしますならば、通過するとすれば、現在の予算に比べて、文部省と農林省と合せた総額というものがどのくらいの割合で増加するという見込になるのですか。細かい数字でなくても、大きい見当で結構でございます。

第19回国会 文部委員会学校給食法案に関する小委員会 第閉会後2号(1954/08/20、3期、緑風会)

○竹下豐次君 先ほどのお話で、役牛が働く日数というものは僅かのものである、乳牛に働かせるということにしたら大変いいというようなお話でした。私もそれができれば大変結構なことだと思いますが、ただ私は全く素人ですから極めて簡単なお尋ねですけれども、ちよつと素人として疑問になりますのは、それがために乳の出方が減りはしないかということなんです。実は私など牛乳屋さんから聞いたところによりますと、非常に乳牛というものは敏感なもので、乳を搾つてくれる人のやさしい人か気の荒い人かということによつて大分違うということを聞いておりましたが、二、三年前に私の知つた青年が牧場に行つて働かしてもらいたいから世話してもらい……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

竹下豊次[参]在籍期 : 1期- 2期-| 3期|- 4期
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