小林孝平 参議院議員
3期国会発言一覧

小林孝平[参]在籍期 : 2期-| 3期|- 4期- 5期
小林孝平[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小林孝平参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院3期)

小林孝平[参]本会議発言(全期間)
2期-| 3期|- 4期- 5期
第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 参議院本会議 第6号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 私は日本社会党を代表いたしまして、只今議題となりました政府提案、昭和二十八年度第二次補正予算三案に対し、反対の討論を行わんとするものであります。  政府は、昭和二十八年度の本予算を漸く七月に成立せしめたあと、僅か半歳を出でずして第一次、第二次補正予算をそれぞれ臨時国会を開いてこれを提案せざるを得なくなつたのであります。而も当初予算はいわゆる三派共同修正により完膚なきまでに修正を受け、第一次補正予算についても、同じく三派の要求によつて国会提案後組替えを行わなければならないという醜態を暴露したのであります。今回の第二次補正予算については、さすがの改進党も、お供は御免だと、これに反対を……


■ページ上部へ

第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第7号(1954/01/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 私の本来の質問をいたします前に、我が党荒木議員の質問に対する吉田総理の答弁が未だなされておりませんので、この点について吉田総理の具体的な御答弁を求めるものであります。現在諸般の政策に関連して、いわゆる愛国心の実体が何であるかを明確にする必要に迫られておるのであります。この点について一昨日荒木君より質問いたしましたのに対し、吉田総理はまともな答弁をされなかつたので、議長は、院議に諮り、その措置を決定し、政府と議長間に完全なる了解点に達し、総理より再答弁をいたすことに相成つていたのであります。然るに吉田総理は、昨日の本議場において荒木君の質問に対し、私の答弁は言葉が足りなかつたことを……


■ページ上部へ

第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 参議院本会議 第5号(1954/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 只今議題となりました昭和二十九年の台風による漁業災害の復旧資金の融通に関する特別措置法案につきまして、委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。  先ず提案の理由について申上げます。  本年八月以降、数次に亘つて台風が我が国を襲い、各地に多大の人的、物的損害の発生を見るに至つたのであります。即ち八月十八日、十九日に、主として中国、九州地方を襲つた台風第五号を初めとして、九月上旬、中旬に前後して台風第十二号及び第十三号が中国、九州地方を再び襲い、引続き九月中旬に、主として東海地方を中心として台風第十四号が襲来し、最後に九月二十五日、二十六日にかけて台風第十五号が北海……

第20回国会 参議院本会議 第6号(1954/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 只今議題となりました請願十三件、陳情一件に関して、水産委員会における審議の経過を御報告申上げます。  請願第三十三号、第八十六号、第百七十号、第二百二十九号、第二百四十五号は、いずれも漁港修築予算増額に関するもの、第百十九号は漁港の国庫補助に関するもの、第百四十号、第二百十九号は漁港の指定に関するものであります。次に、請願第百三号は合成繊維漁網綱購入資金融通に関する請願でありまして、沿岸漁業者に合成繊維漁網綱の購入資金を融資して漁獲の増進を図るため、農林漁業金融公庫の事業中に資金計上の措置を講ぜられたいというのであります。請願第百二十号は漁船建造資金増額に関する請願でありまして、……

小林孝平[参]本会議発言(全期間)
2期-| 3期|- 4期- 5期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院3期)

小林孝平[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期-| 3期|- 4期- 5期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 電気通信委員会 第6号(1953/07/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 ちよつとお伺いいたします。今回のこの電話料の値上げは相当世論の反対も強いのでありまして、このような情勢でこの値上げの問題を取上げられたには、よほどはつきりした必要性を認められた上のことであろうと考えておるのであります。又、これに関する正確な基礎資料も十分整えられておることと思うわけでありまして、このような大幅な値上げをするなら、同時に公社の経営についても相当思い切つた経営の改善、合理化を考えられておると思うのであります。それでまあ経営の合理化というと、すぐ人員の整理というようなことを考えられるのでありますけれども、私はむしろこの電話につきましては、この従業員に適正な給与が与えられ……

第16回国会 電気通信委員会 第9号(1953/07/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 進藤さんにちよつとお伺いいたしますけれども、先ほどのお話に五ヵ年計画を六ヵ年なり七ヵ年計画にするというような考え方はまあ許されないというような非常に強く言い切られておつたように思いますが、私は料金が非常にいろいろ問題になつておるときであるから、もう少し料金を下げて期間を延ばしてこの計画を達成するというような考え方もあながち悪くないことと思います。先はどのお話では非常に強く言い切られたのですが、特にそういう理由はございますか。

第16回国会 電気通信委員会 第12号(1953/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 今回のこの電話料の値上げに上りまして、これが一般の物価に対する影響はどういうふうになるかということお尋ねいたしたいと思うのです。これは公社からお出しになりました、公社のあり方という印刷物を見ますと、この三十六頁には、この値上げによつては余り一般物価にインフレを促進するような懸念は少しもないと思われるというように書いてあるのであります。尤もこの今のこの印刷物を見ますと、これは故意か偶然か知りませんけれども、電話の加入者は全国民中僅か十四万であるというように書いてありまして、十四万だからインフレを促進するような懸念はないと、こういうように書いてありますけれども、実際はこの加入者は百五……

第16回国会 電気通信委員会 第18号(1953/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 只今議題になつております三法案中、公衆電気通信法案及び有線電気通信法及び公衆電気通信法施行法案の両法案の一部を修正する動議を提出いたします。この修正案は社会党両派の所属委員の共同提案でありますが、提案者を代表して私から説明いたします。  先ず修正案を朗読いたします。    公衆電気通信法案に対する修正案公衆電気通信法案の一部を次のように修正する。  第百五条第一項各号を次のように改める。    一 構内交換設備及び内線電信電話機並びにこれらの附属設備であつて公社による設置が困難であるもの又は加入者の業務の性質上若しくは設備の構造上特殊の保存を要するもので、公社が定める基準に適合す……

第16回国会 電気通信委員会 第21号(1953/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 この法案はまだ十分内容を承知しておらんものですから、間違いがあるかもわかりませんけれども、私はこの間から考えておるのは、先ほども新谷委員からお話があつたように、この法案の改正案の立案に当つては、放送協会とは余り連絡がなく行われたということでございますけれども、こういう重要な改正をやる以上は、もつと十分今後打合せて頂きたいということは、私も強くそういうことを要望したいと思います。今津島委員或いは委員長からも指摘されました理事の問題なども、私はこういうような理事の増員などというものは、ただ大きいから殖やさなければいかんというような、極めてあいまいな説明というものはちよつと理由がないの……

第16回国会 予算委員会 第4号(1953/05/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 私は農林大臣、通産大臣、大蔵大臣に御質問いたします。最初に農林大臣にお伺いいたしますが、今回の暫定予算の中に新麦の価格対策の費用が盛られておるのか盛られておらないのか、お尋ねいたします。若し盛られておらないなら、これは七月分の暫定予算に組まれるのか、本予算に組まれるのか、お尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 本予算に組むということでございますと、私は時期的にこれは間に合わないと思うのであります。それはともかくといたしまして、今の麦の生産者価格、生産者が売るいわゆる自由価格でありますが、この自由価格は、小麦については政府の買上価格と大体同様でありますが、大麦、はだか麦は政府の……

第16回国会 予算委員会 第6号(1953/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 私は農政問題について二、三総理大臣にお尋ねいたします。首相は施政方針演説において、国民生活の基本をなす食糧については総合的な自給度向上を図ることが必要であると述べられ、食糧増産に対する政府の決意を示されたのであります。而も日頃、首相みずから農政の権威を集め、顧問会議を開き、その意見を聞いて需給調整の確立に並々ならん努力を払つておられるのであります。ところがこの顧問会議を初めとしまして、農林省或いは農業関係団体揃つて一致しての要望は、食糧増産に対する基本法を制定せよという声であります。そこで増産を達成するためにこの食糧増産に対する基本法が必要とお考えになるか、必要でないとお考えにな……

第16回国会 予算委員会 第7号(1953/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 私は日本社会党を代表いたしまして、本暫定予算案に反対するものであります。以下簡単にその理由を申上げます。  先ず第一にこの暫定予算には防衛支出金、保安庁経費を計上しているのであります。これは日米安保条約に反対し、且つ事実上の再軍備である保安隊に反対している我が党としては、絶対に認めがたいところであります。  次に四、五、六月と三カ月も暫定予算が施行されているのでありまして、今ここに又七月も暫定予算が施行されようとしているのであります。かかる状態からいたしまして、七月の暫定予算にはでき得る限り日本の経済や国民生活に対して配慮をした政策が織り込まれて一向差支えないのみならず、むしろ当……

第16回国会 予算委員会 第19号(1953/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 只今の政府の御説明にはいろいろはつきりしない点が多々あるのでありますけれども、私はこの際具体的に例を挙げまして、今後予算審議に当りましてどういう政府は態度をとられるかということをお尋ねいたしたいと思うのであります。昨日の政府の答弁によりますと、この予算の説明に当りまして、修正部分については、それは参考人というか何というかわかりませんけれども、ともかく修正発議者に意見を述べてもらう。そうして政府はそれに対してはいろいろ意見を言う。これは困つたものだ、仕方がないとか、感心しないとか、そういうことを政府は言う、こういうふうに法制局長官は答弁されておるのであります。そこで私は具体的にお尋……

第16回国会 予算委員会 第20号(1953/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 関連でありますから、簡単にお伺いいたしますが、この予算の費目にどういうように使つてもいいというような金が二百億円もあるということは、一体こういうことでいいのですか。二百億円もこういう莫大な経費が、完遂したものに出すのか、完遂しないでも、そういう人にも出すのかという二つの解釈があつて、今後これは、或るときは政府の意見では参議院できめて下さい、或るときは今後運用に注意して何とかやる、こういうようなことを言つて、何に使うかわからない金が二百億円も宙ぶらりんにあるということは、一体こんな予算の審議ができると思つているのか。若しそういうことであれば、今政府の提案されました一般会計、特別会計……

第16回国会 予算委員会 第21号(1953/07/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 本年は災害が頻発しておると思うのであります。本年の気象状態は非常に不順でありまして、只今までの気象状態からいたしますと、今後相当の日照りがありましても豊作にならんことは専門家がほぼ一致してそういう見解をとつておるのであります。従つて今後相当の本年は不作が予想されておるわけであります。そこで現在までに西日本或いは和歌山等の災害に対しましては、内閣においては災害対策本部を設置されまして、総合的に考慮されまして、河川或いは農漁村等に対しましての対策につきましては、目下それその関係大臣が一生懸命に対策を講じておられるのでありまして、私はこの結果万遺漏なきものと信じておるのであります。そこ……

第16回国会 予算委員会 第22号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 只今井野委員からお話がありまして、政府から統一的見解が発表されればそれで終るというふうな話でございますけれども、私はそれは先ず第一の条件でありますけれども、それだけでは終らないと思うのであります。私は仮にこの三派の共同修正案の通りに政府がやるといたしましても、こういう八百円の問題については将来なお検討すべき点が多々あるのでございまして、私は先般総括質問の際に委員長まで、三浦政策審議会長を参考人として呼んで頂いて御質問をいたすことを申出たのでありますけれども、議事を順調に進行させる都合上、他日に譲る、一般質問の際に譲る、こういうことにいたしておつたのであります。私は本日劈頭至急呼ん……

第16回国会 予算委員会 第25号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 私は、本日は供出完遂金八百円に関連しまして、消費者米価との関係について主としてお伺いいたしたいのでありまするけれども、丁度郵政大臣がお見えになつておりまするので、ちよつとその前に簡単に関係のことをお伺いいたします。今回予算が修正されました結果、食糧増産の関係の経費が、或いは義務教育費関係の経費が相当多額になりまして、このために増額になりまして、それに伴なつて、地方では経費々相当負担しなければならん、こういうことになつておるのでありますが、大体この予算が修正になりました結果、地方が負担しなければならない金というのはどのくらいになる見当ですか。

第16回国会 予算委員会 第26号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 労働大臣大変お忙しいところでございますから簡単に御質問いたします。  先ず最初に今回の予算で大幅な修正が行われたのでありまするけれども、そのうち米価に関係いたします完遂奨励金として石八百円今度は農民に渡されるという問題につきまして、労働大臣はどういうふうな関心をお持ちでありましようか、それをお伺いいたします。それは私は全然関知しないとこあである、こういうふうにお考えになるか、或いは多少の関心をお持ちになるか、その辺をお伺いしたい。
【次の発言】 只今のお話では、ただ関心を持つていて、そうして成るべくそうならないようにということを考えておる程度でございまして、何ら積極的に労働大臣と……

第16回国会 予算委員会 第27号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 昨日申上げておきました電話料金の値上げに伴うところの今回の電信電話に関する三法案が参議院の本会議を通過いたしたのでありますが、これに伴つて政府関係予算の一部を修正しなければならないような事態が起きたわけであります。それでこれについて郵政大臣、大蔵大臣にお尋ねいたしたいと思いますが、その前に委員長にお願いしておきたいのは、この問題はこの予算審議が決定後起きた問題でありまして、その際に、質問の割当時間などの決定をなされる際に、突発事故その他新たなる事態が起きたときは、このほかに特別に考える、こういう申合せになつているのでありますから、これからの質問は、我が党に割当られたる腰間以外の時……


■ページ上部へ

第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 電気通信委員会 第閉会後1号(1953/11/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 ちよつと御参考までにお伺いいたしたいのでありますが、この八つの裁定のうち、先般の委員長の御説明では電電等の公社は、経理上から考えて実施の線は中の上くらいという、こういうようなお話でございましたけれども、この八つの正確の順位というものはないかも知れませんけれども、大体どういうふうに、非常にたやすいのはどう、むずかしいのはどうというようなことをちよつとお知らせ願いたい。
【次の発言】 その他の国鉄、専売、郵政というのはどの程度のものを言うのですか、見るのですか。
【次の発言】 関連してお尋ねいたしますけれども、政府の提案説明によりますと、「これらの経費は、昭和二十八年度政府関係機関収……

第17回国会 電気通信委員会 第閉会後3号(1953/11/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 今この三十五億円の件ですが、従業員が特別の努力を払つて収入を上げるというお話でございますが、具体的にどういうふうな結果によつてこういうふうな莫大な、能率を上げる結果、こういう金額が出るのですか、具体的におわかりになりますか。
【次の発言】 いや、その大部分が、大部分じやないかも知れませんが、かなりの部分が従業員が特別の努力を払い能率を上げた結果こういう増収が生れて来る、こういう御説明があつたようでございますね。
【次の発言】 三十五億の中にはそう大きな金額は正確なものは含まれておらんかも知れませんが、今のお話では更にこの三十五億は従業員が特別に努力した或いは能率を上げた結果収入が……

第17回国会 電気通信委員会 第閉会後4号(1953/11/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 政務次官にお尋ねいたしますけれども、今回の政府のこの伸裁裁定を国会に上程した事由説明資料というこの提案理由を見ますと、「これらの経費は、昭和二十八年度政府関係機関収入支出予算に含まれておりませんので、給与総額につきましては予算総則第二十三条の金額を超過することは、明らかでありますから、これを支出することは、予算上不可能であります。」、こういうことが書いてあるのですけれども、この国会の承認を求める際には、経理上、予算上これを変更しなければならない場合に、国会の承認を求めなければならない。こういうふうに法律には書いてあるのです。だからこれは当然初めから国会の承認を求める際には、そうい……

第17回国会 予算委員会 第2号(1953/11/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 先ほど委員長は、このあと風水害特別委員長の説明を聞くというお話でございましたけれども、私は聞き落したかと思いますが、この委員長の報告のあと、当然我々の質疑を許さるべきものと考えるのでありますが、その点如何ですか。
【次の発言】 当然この委員会でそういう重要な発言があるのでありますから、我々の質問を許すのは当然だと思うのです。従つてこの時間を適当に定めまして、直ちに委員長の報告されたあと、我々の質疑を許されたいと希望いたします。(「賛成、反対」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 この委員会で、それなら特別委員長はどういう発言をするかわからないのです。勝手な発言をされて、我々がそれに対して……

第17回国会 予算委員会 第3号(1953/11/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 先ほど新谷委員から三党協定の全文を出して頂くことを要求されたのでありまするけれども、今回の政府の修正はこの協定に基いてやられたのでありまするから、当然これは予算の審議の初めに当りまして、資料として提出されなければならん書類だろうと思うのであります。昨日特に中田君からこれを要求されたのに未だに提出されていない。必要があれば出すというような、非常にこれは怠慢だと思う。政府は三党と国会外でこういうやりとりをやりましたから、もう参議院の審議は必要はない、こういうふうになめているのじやないかと思う。そういうことでは非常に困ると思います。間に合いませんければ取りあえず一つ読んで頂きたい。(「……


■ページ上部へ

第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 電気通信委員会 第1号(1953/12/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 今大臣の御説明によりますと、「その後政府におきましては、仲裁裁定はできるだけこれを尊重する建前から、」云々と、こうおつしやいましたけれども、これは、当初は仲裁裁定は政府として実施するつもりでなかつた、こういう意味ですか。
【次の発言】 大臣はそうおつしやいますけれども、この前の裁定を国会に上程した事由説明資料、これによりますと、これらの経費は、昭和二十八年度政府関係機関の収入支出予算に含まれておりませんので、給与総額につきましては、予算総則第二十三条の金額を超過することは、明らかでありますから、これを支出することは予算上不可能であります。と、こう言つておられるのです。こんなことは……

第18回国会 電気通信委員会 第4号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 私は只今議題となりした議案につきまして修正の動議を提出いたします。  即ち修正の案文を朗読いたします。   公共企業体等仲裁委員会の裁定の通り完全実施するものとしてこれを承認する。  以上であります。  簡単に理由を御説明いたします。申すまでもなく公労法の精神に基きますれば、政府は今回の仲裁裁定に対しまして完全にこれを実施する責任と義務があると考えるのであります。然るにこれを政府は只今のところでは、その一部を実施するというような態度をとつておられるのでありまするけれども、我々といたしましては、只今申上げた理由に基きまして、完全に仲裁裁定通り実施するというふうに決定するのが当然であ……

第18回国会 予算委員会 第3号(1953/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 総理大臣は、国力の許す範囲において自衛力の漸増を図ると、しばしば言つておられます。これは十分よくわかりましたが、この漸増の過程において、一体どこで戦力になつたのか、或いはなるのかということは、一体誰が判定するのかということをお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 国民が判断するとおつしやいますけれども、今のような政府のやり方でありますれば、漸次漸増して行く、いつまでたつても、これは戦力でない、こういう考え方の下に漸増して行く結果、国民がこれはもうすでに戦力であると考えておつても、どんどん事態は進んでしまう、すでにそれは憲法に違反しておるという事態にまでなつても、仕方がないとい……

第18回国会 予算委員会 第5号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 議事進行について。今般政府が公共企業体職員に対する仲裁裁定に関する国会の決議を求める件を提案されたのでありますが、これに関しまして重大なる疑義が生じました。本日の参議院における関係各委員会におきましても、この疑義のため参議院の委員会における議決ができないという事態に立ち至つたのであります。併しながら、本来ならば、この疑義を明らかにしてから、この議決に入るのでありまするけれども、諸般の事情を考慮しまして、一応議決をいたしまして、この委員会において更にその疑義を明らかにし、政府の所信を質すということにいたしましたので、この際、政府の所信をお伺いいたしたいと思います。(「そういう質問を……


■ページ上部へ

第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 水産委員会 第閉会後1号(1954/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) これより委員会を開会いたします。  本日は俊鶻丸のビキニ海域調査に関する件を議題に供します。  ビキニ水爆調査船としての俊鶴丸が全国民注視の下に五月十五日東京港を出航して以来、約五十日の長期に亘つてビキニ環礁を中心とした洋上八千海里をつぶさに調査されて、去る四日全員恙なく帰航されましたことはすでに皆さん御承知の通りであります。調査団が無事調査を了えられましたことは私ども何よりのことと存じております。  この際お諮りいたしたいのでありますが、この調査に当られたかたがたの中から十二名のかたに只今御出席を頂いておりますが御紹介いたします。向つて左から調査団団長、水産庁南海区水……

第19回国会 水産委員会 第閉会後2号(1954/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) これより委員会を開会いたします。  昨日に引続き、俊鶻丸のビキニ海域調査に関する件を議題に供します。  只今御出席の政府のかたは水産庁の岡井次長、増田海洋第二課長、厚生省の楠本環境衛生部長であります。安藤国務大臣は二時頃より出席される予定であります。御質疑のあるかたは順次御発言を願います。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 私ちよつと関連いたしましてお尋ねいたしますが、先ほど水産庁ではこの俊鶻丸の派遣に要した経費は外務省に要求したということでありますけれども、外務省からアメリカには要求してありますか。
【次の発言】 そういたしますと、ほかの点もあれですか、アメリカに……

第19回国会 水産委員会 第閉会後3号(1954/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) これより水産委員会を開会いたします。  この際お諮りいたします。先日委員の異動で理事の一名が欠員になつておりますが、只今この理事補欠の互選を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。つきましてはこの理事の補欠互選の方法は成規の手続を省略して委員長の指名によることに御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは秋山俊一郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 本日の議題はビキニ被爆事件に関する件でございます。只今御出席の方は安藤国務大臣、水産庁清井長官、ほかに外務省のアジア局長と大……

第19回国会 水産委員会 第閉会後4号(1954/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今から委員会を開会いたします。  本日の議題は、ビキニ被爆事件に関する件であります。本日出席のかたは、岡崎外務大臣、安藤国務大臣、保利農林大臣、水産庁の清井長官、増田海洋第二課長、厚生省の楠本環境衛生部長、大蔵省の鈴木主計官であります。  只今まだ外務大臣だけおいでになつておりますが、外務大臣は他に所要がありまして、十一時までこの委員会に出席されるそうでありますので、時間の関係もありますので、最初に外務大臣から御説明願つて御質問頂きたいと思います。  それでこの件に関しましては先日並びに昨日いろいろ審議をいたしましたのでありまするけれども、その際特に外務大臣にお尋ねい……

第19回国会 水産委員会 第閉会後5号(1954/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今より水産委員会を開会いたします。  ビキニ水域における水爆実験に関します補償の件を議題に供します。  本日は外務大臣、農林大臣、大蔵大臣、安藤国務大臣、水産庁長官の出席を求めておりますが、只今御出席の政府のかたは水産庁長官でございます。外務大臣、安藤国務大臣は閣議終了後、十一時頃出席の予定でございます。
【次の発言】 只今千田委員から御希望がございましたが、さよう取計らつてよろしゆうございますか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  只今外務大臣が見えられましたので先般の補償の問題に……

第19回国会 水産委員会 第閉会後6号(1954/07/31、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今より水産委員会を開会いたします。  本日の議題はビキニ被爆準件に関する件でございます。  本日の政府側の出席者は保利農林大臣及び清井水産庁長官であります。農林大臣は只今お見えになつておりませんけれども、間もなく御出席の予定であります。  最初に昨日千田委員から農林省に要求がありました冷凍まぐろ及びまぐろの罐詰の対米輸出数量について水産庁長官から御説明を願います。
【次の発言】 農林大臣がお見えになりましたので、ビキニ被爆の件につきまして、これから御説明を願うことにいたします。  先般来岡崎外務大臣、安藤国務大臣からこの件についていろいろ事情をお聞きしたのでありまする……

第19回国会 水産委員会 第閉会後7号(1954/08/09、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今から水産委員会を開会いたします。  ビキニ被爆事件に関する件を議題に供します。只今政府から出席されておりますかたは、安藤国務大臣、水産庁の清井長官であります。なお保利農林大臣は衆議院の決算委員会のほうに出席されておりますので、後刻出席の予定であります。安藤国務大臣は十一時までここにおられますから、そういう御予定で御質問を願います。御質疑のあるかたは、順次御発言を願います。
【次の発言】 安藤国務大臣から、その後の経過の御報告を願います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。    午前十一時三十八分速記中止

第19回国会 水産委員会 第閉会後8号(1954/08/12、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今より水産委員会を開会いたします。  本日の議題はビキニ被爆に関する補償の件であります。只今御出席の政府側の関係者は、水産庁長官清井正君、大蔵省理財局地方資金課長牧野誠一君の両君であります。最初に委員各位に御報告いたしたいことがございます。八月九日の委員会で皆様御承知の通り、政府は国内対策の内容は勿論、生産者等に対する融資の額についても発表の時期に至つていないというような答弁でありましたから、同日の午後三時に私と楠見委員、島村委員の三名で大蔵省に参りまして小笠原大蔵大臣に会見して、ビキニ水爆実験に伴う損害の補償に関し国内対策を速かに決定するよう申入れましたところ、小笠……

第19回国会 水産委員会 第閉会後9号(1954/09/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今より水産委員会を開会いたします。  先ずビキニ被爆事件に関する件を議題に供します。只今御出席の政府のかたは安藤国務大臣、秋山外務政務次官、清井水産庁長官でございます。最初に安藤国務大臣からその後の経過等について御説明を伺いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それならば、安藤国務大臣にお尋ねいたしますが、本件、即ち水爆被害の補償につきましては、これまで本委員会において日米間の交渉を速かに妥結するようしばしば督促しておつたのでありますが、事件発生以来六カ月を経過してまだその決定をみないことは、政府の怠慢というよりほかに仕方がないと思うのであります。そ……

第19回国会 水産委員会 第閉会後10号(1954/09/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今より水産委員会を開会いたします。  ビキニ被爆事件に関する件を議題に供します。只今出席のかたは清井水産庁長官であります。なお安藤国務大臣並びに岡崎外務大臣は後刻見えられるはずであります。  なおこの際第五福龍丸の無線長久保山愛吉君をお見舞に参りましたので、そのことを簡単に御報告申上げます。  一昨日の委員会で皆さんの御賛同を得ましたので午後一時半私と千田委員、森崎委員が委員会を代表いたしまして東京第一病院に久保山君を訪問いたしました。もとより本人は面会謝絶となつておりますので院長室に坂口院長、栗山副院長、小山内科院長、熊取主治医に久保山君の母親しゆんさん、妻すずさん……

第19回国会 水産委員会 第閉会後11号(1954/09/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今より委員会を開会いたします。  最初に国連軍による漁業損害補償に関する件を議題に供します。調達庁から大石不動産部次長、佐藤補償第二課長が出席されております。御質疑のあるかたは逐次御質疑を願います。
【次の発言】 次は昭和二十九年五月の北海道における暴風雨による漁業災害の復旧資金の融通に関する件を議題に供します。
【次の発言】 次は水産当局から昭和三十年度予算編成に関連する水産施策の概要についてお話を承わりたいと思います。
【次の発言】 今松岡金融課長が出席されておりますので金融関係の問題について御質問があれば併せてお願いいたします。

第19回国会 水産委員会 第閉会後12号(1954/09/20、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今より水産委員会を開会いたします。  本日は最初に台風十二号の被害状況につきまして水産庁から状況をお伺いすることといたしたいと思います。
【次の発言】 次に最近漁獲物に相当放射能を含んでおりまして、急激に八月になつてその数字が多くなつておりますので、その実情並びにその理由等につきまして、厚生省から説明を聞くことにいたしたいと思います。
【次の発言】 私から二、三お尋ねいたします。最初にビキニの東北海域に汚染が甚だしいというようなお話でございますが、これはもう少し具体的にはどういうことでございますか。その他の地域に比べてここは特に甚だしいというのですか、最近ここが甚だし……

第19回国会 水産委員会 第閉会後13号(1954/09/21、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今より水産委員会を開会いたします。  最初にビキニ被爆事件に関する件を議題に供します。只今宅藤国務大臣がお見えになつておりますので、安藤国務大臣から賠償問題に関するその後の経過を御説明願いたいと思います。この点につきましてその後の経過を安藤国務大臣から御説明を願いたいと存じますが、この際特に一つお尋ねいたしたいのは、今問題になつているアメリカから日本に支払われるというこの金はどういう性格の金であるかということをお尋ねいたしたいと思います。先般外務大臣はこれは賠償金であるというお話でありましたけれども、先般来の御説明では、内容をアメリカは言わないで、一括して八十万ドル乃……

第19回国会 水産委員会 第閉会後14号(1954/09/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今より水産委員会を開会いたします。  先ず初めに私から御報告申上げることがございます。それはビキニの水爆実験によつて被害をこうむりました第五福龍丸の無線長久保山愛吉君が、人類最初の水爆犠牲者として、去る二十三日逝去されましたことは、すでに皆様の御承知の通りでありますが、このことは我々日本国民として、又水産関係者として誠に痛恨に堪えないところでありまして、皆様と共に深く哀悼の意を表する次第でございます。  委員長といたしましては、委員会を代表いたしまして、二十四日取りあえず東京第一病院に弔問を申上げましたので、ここに御報告申上げておきます。  次に、本日委員会を開会いた……

第19回国会 水産委員会 第閉会後15号(1954/10/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今から水産委員会を開会いたします。  まず台風被害の状況に関する件を議題に供します。本件に関し只今御出席になつております農林中央金庫理事多賀谷松雄、農林漁業金融公庫理事伊藤博君の二名を参考人として決定し、質疑を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。  それでは先ず水産庁から被害の状況等の御説明をお願いいたします。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 伊藤理事に申上げますが、只今御説明のありました申請件数と決定件数、その件数と金額の資料を御提出願いたいと思います。

第19回国会 水産委員会 第閉会後16号(1954/10/11、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今より水産委員会を開会いたします。  本日は昭和三十年度水産関係予算に関する件を議題に供します。最初に水産庁よりこれに関して説明をして頂くことにいたします。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 じや本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十一分散会

第19回国会 水産委員会 第閉会後17号(1954/11/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今より水産委員会を開会いたします。  最初にビキニ被爆事件に関する件を議題に供します。安藤国務大臣がお見えになつておりますので、その後の日米交渉の経過を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 御質問ございませんか。
【次の発言】 この際ちよつとお諾りいたします。ビキニ被爆事件に」関する問題は、当委員会としても慎重審議して参つたのでありますが、未だこの対米折衝が結論に達しないし、又今までの外務当局の折衝等の経過を見て参りますと、当委員会としても甚だ不満でもあり、又納得の行かない点が多々あつたわけであります。そこでこの際更にこの問題につきまして、国際法並びに民法関係の専……

第19回国会 水産委員会 第閉会後18号(1954/11/10、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今より水産委員会を開会いたします。  本日はビキニ被爆事件に関する件を議題といたし、参考人の方々から御意見を承わることにいたしました。  当委員会といたしましては、ビキニ水爆事件発生以来、本件に関し、しばしば委員会を開催いたし、閉会中も引続き十数回に亘り委員会を開催して本問題を審議検討いたし、先には全会一致の決議を以て、原水爆保有国の実験並びに使用禁止と、我が国の水産業に及ぼした損害に対する完全補償に関し、政府は速かに米国と交渉して、適切なる措置をとるべきことを要求して参りましたが、その後の経過を見ますと、依然として何ら適切な解決を見ていないことは、誠に遺憾とするとこ……

第19回国会 水産委員会 第閉会後19号(1954/11/13、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今より水産委員会を開会いたします。  最初に二十九年度の災害に関する件を議題に供します。水産庁長官よりこれに対する対策の、今までに決定いたしております対策の概要を御説明を願います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午後零時十二分散会

第19回国会 水産委員会 第閉会後20号(1954/11/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今より水産委員会を開会いたします。  最初に漁港の整備計画に関する件を議題にいたしたいと思います。漁港の改訂整備計画の国会の承認を求める件が未だに行われておらないのでありますけれども、これを速やかに国会の承認を受けまして、漁港全体の整備計画の円満なる、円滑なる実施を図つたほうがいいと考えるのでありますが、この件に関しまして清井水産庁長官よりその経過の大要を最初に御説明を聞きたいと思います。
【次の発言】 ちよつと待つて下さい。今の漁港の問題に関連してですか。
【次の発言】 私から一言お尋ねいたします。  この整備計画は第一次計画が不備であるというので、更に総合的に漁港……

第19回国会 水産委員会 第閉会後21号(1954/11/29、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今より水産委員会を開会いたします。  北洋漁業に関する件を議題に供します。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  次は南支那海における日本漁船に対する銃砲撃並びに撃沈に関する件を議題に供します。外務省の中川アジア局長が見えられておりますので、外務当局からその内容並びに経過の大要を御説明願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 今のに関連してちよつとアジア局長にお尋ねいたしますが、あなた今国民政府側に照会しておる、そうして国民政府が自分のほうでないということを言えば、即中共側であるということになる、こうおつしやいまし……

第19回国会 農林委員会 第32号(1954/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 去る七日食糧庁では  米の各生産府県の関係部長を招集されまして、今後この六月から五日分、県によつては三日、四日或いは五日分を外米の配給をするという決定をされたそうでありますけれども、これに対する概略の御説明をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、七日の会議は意見を聞くというだけで、その方針を示したわけじやありませんですな。当日の出席の係官の話によれば、こういうふうにきめたから承知してくれというような話であつたように聞きましたが。
【次の発言】 実質的の問題に入る前に、もう一度お尋ねしておきたいのは、今の長官の話は極めてあいまいでありまして、これは当然これをやる……

第19回国会 農林委員会 第34号(1954/05/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 去る七日に農林省では米の生産県の主管部長を招集されまして、二十日乃至十八日の米の配給のうち、十五日は従来通りその生産した内地米を配給するけれども、あとの三日乃至五日は外米を廻して配給するということを指示されたようでありますが、私はこの問題について農林大臣に二、三お伺いいたしたい。  最初にその問題に入る前に、農林大臣にお伺いいたしたいのは、農林大臣は現行の米食率を維持するということをしばしば言明されておるのでありまするけれども、それは現在もそのお考えには変りはございませんか。今年は場合によつてはその現行米食率を変更される意思が多少でもおありになるかどうかをちよつとお尋ねいたします……

第19回国会 予算委員会 第10号(1954/03/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 私は日本社会党を代表いたしまして防衛問題を中心にいたしまして総理大臣の御意見をお伺いいたしたいと思うのであります。最初に私は最近の吉田総理のおやりになることを見ておりますと、非常に過度に権力が総理大臣に集中する傾向が顕著であるように思うのであります。具体的に申上げれば先ず第一には多数党の首領として与党を統率することによつて国会を支配し、憲法第七条の衆議院の解散権で常に国会を威嚇しておられるということであります。第二番目には総理は閣僚の罷免権を通じて行政各部を完全に支配しておられる。更に第三には最近警察法を改正しまして警察国家の再現を企図せられまして、強大なる警察権を掌握せんとして……


■ページ上部へ

第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 水産委員会 第1号(1954/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今から水産委員会を開会いたします。  先ずお諮りいたします。第十九国会閉会中、継続調査いたしました水産政策に関する調査の審議未了報告書を規則に基き議長宛提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さよう決定いたしました。  なおこの報告書の案文及び手続等につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、さよう決定いたします。  なおこの報告書には多数意見者の署名を附すことになつておりますので、この際御署名をお願いいたします。   多数意見者署名     千田  正 ……

第20回国会 水産委員会 第2号(1954/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今から水産委員会を開会いたします。  昭和二十九年の台風による漁業災害の復旧資金の融通に関する特別措置法案を議題に供します。本案は一昨日衆議院より送付され、本付託と相成つております。質疑のあるかたはお願いいたします。  別に御発言もございませんようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のあるかたは賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 他に御発言ございませんか。別に御意見もないようでございますから討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。


■ページ上部へ

第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 水産委員会 第1号(1954/12/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今から委員会を開会いたします。  お諮り申上げます。本委員会といたしまして、参議院規則第三十四条第二項に基く調査承認要求書を議長宛提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  つきましてはこの要求書の案文の作成並びに提出手続等は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さよう取計らいいたします。  本日はこれを以て散会いたします。    午前十時四十六分散会

第21回国会 水産委員会 第2号(1954/12/16、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今より水産委員会を開会いたします。  最初に漁業用石油外貨割当に関する件を議題に供します。只今出席の政府委員は川上鉱山局長、それから山本政務次官でございます。御質疑のあるかたは御発言を願います。
【次の発言】 政務次官はちよつと衆議院のほうの委員会が開かれますので、そちらにちよつと御挨拶に行かれるのですが、政務次官に何か御質問ありませんか……。政務次官が今率直に何も知らないとおつしやつたのですが、御答弁を聞いてもおつしやつた通りどうも千田委員の御質問に対する答弁がちよつとちぐはぐなんです。それで研究などといつておられる段階じやないのですよ。もう時期的に急速にこの問題を……

第21回国会 水産委員会 第3号(1954/12/20、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) 只今より水産委員会を開会いたします。  最初に、本日は漁業用石油外貨割当に関する件を議題に供します。本件につきましては前回これを審議いたしまして、通産当局からこの問題に関する具体的の施策について本日御説明をして頂くことになつておりますので、最初に通産当局から御説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 まあ今日は決議をやるとか、やらんとかいうのは別にまだ御相談しておりません。今日の委員会の議事の主なる点は、こういうふうに現に全漁連のほうから石油の入手について、量的にも又価格の面についても非常に不満であるという要望があつて、このままではどうにもしようがないから外貨の割当を直……

第21回国会 水産委員会 第4号(1955/01/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) ただいまより水産委員会を開会いたします。  本日はビキニ水爆被害事件に関する件を議題に供します。ビキニ被爆事件の補償に関しては、事件発生以来日米両国政府が折衝を続けて参りましたが、今月初め慰謝料として二百万ドル出すということで両国政府の間に妥結を見るに至ったと伝えられております。この際この交渉妥結に至った経緯及びその内容、更に国内措置として今後この二百万ドルの配分方法等についての政府の見解を承わりたいと存じます。本日出席の政府側の方々は水産庁岡井次長、増田生産部長、増田海洋第二課長、又内閣審議室田上参事官、外務省床次政務次官、中川アジア局長、下田条約局長、最初に外務当局……

第21回国会 水産委員会 第5号(1955/01/23、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) ただいまより水産委員会を開会いたします。  ただいま出席の政府側の方々は通産省川上鉱山局長、農林省水産庁岡井次長、増田生産部長、丹羽海洋第一課長、増田海洋第二課長、小池水産課長、大蔵省の北島税関部長、間もなく厚生省の楠本環境衛生部長が見えられますが、以上の方々であります。  まずビキニ被爆に関する件を議題にいたします。この問題につきましては、昨日の本委員会におきまして、千田、森崎その他の委員からきわめて重大なる質問が政府に対してなされております。本日はこれに対してまず根本官房長官から政府の所信を承わって、その上で質疑応答を重ねたいと考えておりましたところ、はなはだ遺憾な……

第21回国会 水産委員会 第6号(1955/01/24、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(小林孝平君) ただいまより水産委員会を開会いたします。  最初に北洋漁業に関する件を議題に供します。  まず、水産庁の岡井次長より北洋漁業に関する件を御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 今政務次官の出席を求めております。
【次の発言】 私はいただいておりません。
【次の発言】 申し上げます。一度も水産庁長官は就任以来水産委員会には出席いたしません。
【次の発言】 ただいま内藤政務次官がお見えになりましたので御質問をしていただくわけでありますが、内藤政務次官にちょっと申し上げますが、只今北洋漁業に関する件を議題……


■ページ上部へ

第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 地方行政委員会 第閉会後6号(1955/10/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 先ほど小柳委員から話がありました問題は、現に非常に紛争が起きているのです。いろいろ売ったとかなんとかいう問題は現に起きて、非常に混乱しておるのでありますから、小柳委員からそういう見解を何らか政府から発表していただくことをお願いされましたけれども、これは政府はそういうことをやられるかどうか、どういう形でやられるかということをはっきりお尋ねいたしたいと思います。そういうことをやっていただかなければ、これはいつまでたってもごたごたやっているのです、現に。
【次の発言】 ともかくそういうような実情が現に出て、非常にもう混乱しているのです。それで今そういう、法務省としてはおやりになるという……

第22回国会 逓信委員会 第閉会後1号(1955/11/10、3期、日本社会党)

○小林孝平君 大臣はもう今の放送プログラムに規制を与えなければならぬという前提で今お話をされているのですが、大臣はどういう根拠に立って今のNHKの番組が公共の福祉に反するというふうにお考えになっておるのか、それをお聞きしたい。
【次の発言】 そう別に現在のものが大きに悪くなければ、よけいな規制を加えて、問題になるようなことを強くやろうとされる理由はないじゃないかと思うのですね。しかも今お話を聞いていると、規制の方法等は外国ではこういう例があるからこうしたいと、こういうふうに規制をすることを既定の事実として、やり方について見解を述べていられるのですが、本末転倒しているじゃないか。よいとか悪いとか……

第22回国会 農林水産委員会 第閉会後11号(1955/10/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 今会議で主張されるのに最も強い根拠は、海上で猟獲しても種族は絶滅しないというその資料を提供してやられるという話なんです。ところが今、政務次官の最後のお話しを聞いておると、そういう資料ははっきり認められたものがないのだ、こういうお話しで、一方では今後水産庁が資料を集めて、その会議に持ち込むと、こう言っておられるのですが、一体そういうみんなを納得させるような資料が大体あるのですか。
【次の発言】 そこで水産庁で今集めているのは、そういう納得させる自信がおありなのかどうか、それからそういうものは純粋に科学的な問題だから、会議の前にでも十分広く世界に訴えて発表したらどうなんです。その会議……

第22回国会 農林水産委員会 第15号(1955/06/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(小林孝平君) 改良普及局関係の予算に関連いたしまして数点お尋ねいたします。河野新農林大臣になられてから、農林政策の重点を従来の食糧増産中心主義から流通過程の合理化に重点を置くということになりまして、新農林政策として発表されたようでありますが、これは非常に重要な問題であって、こういう方針に基いて農林省の予算が編成され、非常に農村関係からは不満を買っておるわけであります。それでこれらの点につきましては、私はあらためて農林大臣にこの委員会、あるいは予算委員会で一つ徹底的にお尋ねいたしたいと思っておるのですけれども、きょうはとりあえず改良局関係の問題についてお尋ねいたします。  第一点は……

第22回国会 農林水産委員会 第16号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 ちょっとお尋ねいたしますが、今回新たに被害調査を拡充してやられることになったわけでありますが、これは一体理想的というか、あなたがこういうことをやればこれだけ要るというふうに考えられる人数はどのくらいなんですか。
【次の発言】 面積及び作況関係の仕事から五百五十六名を振り向けるということですが、そうするとだいぶんこの仕事をやめるのですか。大体この仕事をどれだけの人が扱っておるのか、そのうちの五百五十六名と、こういうことですと、全体は幾らであって、そうして今度どういうふうに仕事をやめるのか、具体的に一つ……。
【次の発言】 ちょっと今聞き落しましたが、総体の数をもう一度……。

第22回国会 農林水産委員会 第17号(1955/06/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 この常勤労務者の千七十四人とありますが、これは実定員はどれくらいになっておりますか。
【次の発言】 これは全部補充してないのですか。欠員があるのでしょう。
【次の発言】 九〇数%というと何人ぐらいになるのですか。
【次の発言】 これは相当欠員になりますが、これを補充されないのですか。
【次の発言】 そうすると当然認められた数を、この予算上の金が不足だから欠員にしておくというのは、理窟に合わないのじゃないですか。これは大蔵省に必要な定員は認められておるのだから、それに必要な十分の経費がくるように要求できないのですか。
【次の発言】 そうすると、これはだんだん昇給して行けば、それは人……

第22回国会 農林水産委員会 第18号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 今度新たに作られましたサイロの問題について最初にお尋ねいたしますが、このサイロの運営あるいはサイロ関係の作業というのは、従来の食糧庁の職員のやっているサイロとは全く違うわけなんですね、そこで今事務の繁閑に応じて従来の職員を配置転換をしてやると言っておられますけれども、機械の運転の管理とか、あるいはその他船舶の給水等の作業、あるいは具体的にはいろいろの機械の作業、特に電気関係の機械の操作などということは、全く従来の食糧庁の職員の経験しないところであって、またその専門家がおらぬわけなんです。それを配置転換して見てもできないのじゃないですか、仕事は。こういろやっぱり専門の人を配置しなけ……

第22回国会 農林水産委員会 第20号(1955/06/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 十四ページの運営方針の「ハ」の「サイロ施設の運営に関する採算は食糧管理特別会計においてこれを他の部門より独立せしめ、その損益を明確ならしめるものとする」、これは書いてあることはわかりますが、どういうことですか。
【次の発言】 この二十ページの「イ」の「非常勤職員中の二十一名は近日常勤労務者に昇格の予定である。」、近日というのはいつごろなんですか。
【次の発言】 この財源は一体どういうことになっておりますか。
【次の発言】 この配置転換がやられるのですが、その配置転換をされたあと欠を生ずるわけですが、その職場の運営はそれで差支えないのですか。これはこの前委員長からお話がありましたけ……

第22回国会 農林水産委員会 第22号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 関連。通産省の方では、この割当をしない原則を確認したということでありますけれども、私はこれはすでに事務的に処理すべき問題ではなくて、非常に大きい政治問題だと思うのです。そこで先ほど鉱山局長の話では、大臣とも相談し、民主党の政調会においてもいろいろ相談があったようだ、こういうことでありましたが、一体河野農林大臣はこの問題について積極的に陣頭に立って通産大臣と折衝されたのですか、まずそれをお伺いいたします。
【次の発言】 これはきわめて怠慢だと思うのですね。こういう重大な政治問題になり、特に当委員会として、当時は水産委員会で、私は水産委員長をやっておったとき手続上したと記憶いたしてお……

第22回国会 農林水産委員会 第26号(1955/07/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 三点お尋ねいたしますが、第一点は前にもお尋ねいたしましたけれども、予約の数量が二千三百五十万石に達しなかった場合はどうされるのか、これは農林大臣は達することを予定してやると言われますけれども、実際問題として達しなかった場合はどうされるかということが第一点、第二点は……まあ第一点から一つ。
【次の発言】 それでは、またお尋ねいたしますが、次は今度のきまりました米価は、必ずしも生産者の納得する価格でなかった、そこで減税と、今後生産費を引き下げるような措置を講ずる、こういうお話なんです。そこで今回石当り千四十円、この減税は昨年と比べて具体的に供出農家の減税額はどれだけ低くなったか、具体……

第22回国会 農林水産委員会 第27号(1955/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 いろいろお尋ねしたいのですけれども、基本的な問題を最初に三、四お尋ねいたします。今のこの砂糖の消費でございますが、最近は原糖を輸入して全部精製されたものを国内の消費に充てているのですけれども、以前は日本は国内においては黒糖を消費し、さらに台湾から赤ざらめが入ってきて、それを相当消費していたわけなんです。最近は全部精製されて精製糖として消費されておるんですけれども、こういう関係についてどういうふうに農林省はお考えになっておるか、もっと精製しなくとも一般の国民に、希望しているものもあるし、また積極的に消費さしたらどうか。
【次の発言】 今おっしゃった菓子の原料や、そういうものとして相……

第22回国会 農林水産委員会 第34号(1955/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 私はこの問題をいろいろ解明する一つの前提といたしましてお尋ねいたしたいことがあるのですが、こういうふうな相当の混乱を来たし、しかもそれが生産者にもあまり関係がない、消費者にも直接関係がない、しかも相当迷惑は受ける、こういうような状態が、今の御答弁を聞いていれば、今後もあるかもわからない、しかもそれは世間でどう考えるかわからない、こういうような御答弁なんです。私はこのアズキのごときは上場禁止をやったらどうかと思うのです。それで今のこういう混乱を来たし、さらに関係者はもうけたとか、損したと言って大騒ぎをしておる。今後もこういうことが起るかもしれない。こういう状態では、私はこの法律に基……

第22回国会 農林水産委員会 第36号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(小林孝平君) ただいま農林大臣から詳細な説明をいただきまして、かなり了解いたしたのでございますけれども、実は今御説明がありましたことに対して御質問いたしたいと思うのでありますが、その前に、ただいま農林大臣がおっしゃったように、農林大臣は原則として全部予約してもらい、そうして実際問題として予約したものと予約しないものとの差のないようにしたい、そのために価格は一本にするのだということを、しばしば強く言明されていたわけなんです。それで、われわれは実際は価格は一本できまったものと了解しておったのでございますが、一昨日の当委員会においての食糧庁長官の説明、並びにその説明の際お示しになった米……

第22回国会 予算委員会 第3号(1955/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 私は予算に直接関係した問題につきましては、先般来の閣僚の御説明を聞いておりますと、研究中であるとか、あるいは答えられないとかいうことで、ほとんど答弁になっておりませんので、これらにつきましてはいずれ本予算の審議の際にお尋ねいたすことにいたしまして、本日は憲法に関する問題、防衛に関する問題並びに日本の自主独立に関する問題の三点について総理大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  最初に憲法問題についてでありますが、総理は憲法改正について強い希望を持っておられます。この点についてお尋ねをいたしたいと思います。まず今回の総選挙の最大の結果は、申すまでもなくあなたを始めとする保守党の企図す……

第22回国会 予算委員会 第15号(1955/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 三月二十四日の衆議院の本会議におきまして、総理大臣は、原爆実験は中止すべきものであると考える、実験には今日でも反対すべきものだと思うと発言されたのであります。そこで私は三月二十九日の当委員会におきまして、これは総理大臣が原爆実験は中止すべきものであるという発言をされたのは非常に重大な発言でありまして、それまでの自由党内閣の方針とは全く違いまして、新たな方針を言明されたというふうに考えまして、総理大臣に対しまして、アメリカに実験禁止の申し入れをされますか、こういうふうにお尋ねしたのであります。ところが総理大臣は、すでにアメリカに申し入れをしてある、こうおっしゃったのであります。これ……

第22回国会 予算委員会 第16号(1955/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 外務大臣はもうどのくらいでおいでになりますか。
【次の発言】 最初にただいま自由党は公債発行を中心とした予算の組みかえ案を作りまして、民主党と交渉中であると聞いております。そこでこれはただいま交渉中でございますから、こまかいことをお尋ねしようとは思いませんけれども、暫定予算の審議に非常に関係がございますので、一点だけお尋ねいたしたいと思います。  政府はこの暫定予算はデフレ地固めを前提として組んだものということをしばしば説明されておるのであります。ところがただいまの自由党のこの組みかえ案では、公債発行をてことして、直ちに拡大均衡に持って行こうとしておる様子であります。これは非常に……

第22回国会 予算委員会 第21号(1955/06/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 そういうことをいつまでやっていてもこれは議事が進行いたしませんから、議事を進行させるために、総理大臣も大蔵大臣もわからないと言われておるのですが、わからないはずはないと思うけれども、まあ百歩を譲って、これがわからないならこれから聞いてわかった上で答弁してもらったらいいと思う。こんなことをいつまでやっていてもさっぱり進展しません。委員長、すみやかに休憩をして、そうして総理大臣、大蔵大臣は提案者から十分意見を聞いて、そうしてここで説明されたらいいじゃないですか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)そんなことをいつまでやっていても仕方がありませんよ。

第22回国会 予算委員会 第24号(1955/06/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 農林大臣は先ほど自由党も、それから社会党もそれぞれ米価の問題について研究中であるから、十分その意見を聞く、こうおっしゃったのです。これは農林大臣として従来かつてない重要な発言であろうと思う。具体的にどういう形で各政党のこの米価に関する意見を聞かれようとするのか、それをお伺いいたしたい。
【次の発言】 そういうことは、従来からも行われているのです。今回農林大臣が特にそういう発言をされましたから、従来のような通り一ぺんのことでなく、非常に重要な参考としてこれを取り上げる、そういう決意のもとに発言されたと思うのであります。それで従来と違ってどういう取扱いをされるか、そういう取引と言われ……

第22回国会 予算委員会 第25号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 私は予約制度並びに米価問題についてお尋ねいたしますけれども、その前に、先般の補正予算の審議の際に、米価の追加払いの三十三億円の金につきまして、この三十三億円は食管会計のどの部分から出すかということを、農林大臣に資料を出していただくようにお願いをいたしました。農林大臣は出すとおっしゃっておったのですけれども、それから相当の期間がたっておりますがいまだ資料の提出がございませんが、これはどういうふうになっておりますか、お伺いいたします。
【次の発言】 これはその際の審議の際にも非常に問題になりまして、食管会計にそういうような余分がないのではないか、非常にまだ出すのが困難ではないか、こう……

第22回国会 予算委員会 第26号(1955/06/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 ただいま委員長から御報告がありました通り、私は昨日この「社会党の中にも」と、この点につきまして、この「社会党の中にも」というのは、前後の事情から考えまして、米価審議会の委員であることは明らかであります。そこで米価審議会の委員は、社会党左派から石田宥全代議士、右派から川俣清音代議士の二名が出ておりますが、そのいずれがこういう発言をしたかということを改めて農林大臣にお尋ねいたします。
【次の発言】 私は、軽い問題ならば、そういうふうなただいまの釈明で満足いたしまするけれども、速記録には、「中には、社会党の諸君の中にも、九月にきめた方がよろしいとおっしゃっている人もあるのであります。従……

第22回国会 予算委員会 第27号(1955/06/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 先日来の米価に関する質問を続けたいと思います。  最初にお伺いいたしたいのは、十六日の日に一萬田、廣川会談で、米価の決定は国会後ときまったと新聞紙は伝えているのでありますが、ところがきょうの新聞を見ますと、昨夜の閣僚懇談会で、予算審議中にも米価の決定を行うことに話がきまったと伝えられているのであります。一体農民はどちらがほんとうなのか、どうなんですかということをみんな心配しているのでありますから、これは一体米価の決定はどういうふうになったのか、それぞれお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 早くきめるということはわかったのであります。今私がお聞きしたのは、新聞紙では、十六日に……

第22回国会 予算委員会 第35号(1955/06/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 最初にお尋ねいたしますけれども、明日米価審議会に諮問される案はどういう案でございますか、どういうことを具体的に諮問されるのですか。
【次の発言】 さらに後ほど具体的にお尋ねいたしますが、その前に今の一万六十円のこの案は、これは政府案の最終的なものであると考えてよろしうございますか。
【次の発言】 大蔵大臣にお尋ねいたしますけれども、あなたは一万六十円のこの案についても相当強硬に反対されたか、あるいは職を賭されたかしりませんけれども、まあ心ならずも賛成されたようでありますが、この米価審議会でもっと高くせいと言われた場合に、あなたはそれは相当考慮される余地があるのですか、あるいはない……

第22回国会 予算委員会 第38号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 関連。私は今の酒税の増徴に伴うその使途につきましては、主税局長からの答弁では不満足だ。大蔵大臣からの御答弁をお伺いいたします。単に事務的に、これは三十一年度の収入になるから今年は使えない、だから仕方がないという答弁では困る。本質的に、今この奨励金をさらに出さなければならないという議論も多分米価審議会で強硬に主張されておると思うのです。その財源がないということでおそらくこの値上げを政府は拒否されておるだろうと思う。そこで現実にこういう膨大な酒税の増徴があるのですから、これを使うという方法は単に事務的にこれは数カ月おくれるから使えないという答弁では困ると思います。大蔵大臣の明確なる、……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 農林水産委員会 第12号(1956/02/28、3期、日本社会党)

○小林孝平君 農林統計調査機構に関連しまして、数点今のところ問題になっている点をお尋ねいたしたいと思います。  最初には、今年度から実施いたしました農業共済に関連いたしまして被害調査を統計調査部でやることになりまして、新たに六百四十八名の被害調査補助員を置くことになっております。この問題についてお尋ねをいたしたいと思います。この被害調査員は、この前農林省のこれが新たに設置されるとき当委員会での説明は、この身分は常勤的非常勤職員であるというふうに説明されたのであります。われわれはこういう調査は正規の職員をもってやるべきであるということを主張いたしましたが、予算的の関係その他でやむを得ず常動的非常……

第24回国会 農林水産委員会 第15号(1956/03/08、3期、日本社会党)

○小林孝平君 今の改良局長の御説明ではっきりいたしましたけれども、念のため今後のこともありますからお尋ねいたしますが、こういうふうに昨年度と予算の組み方を変えた理由でございますね、こういうふうにした方が地方では使いやすいだろう、地方の実情に応じて予算を使いやすいようにするためにこうしたと、こういう御説明でございますが、それはどういう意味なんですか。
【次の発言】 そうしますと、今回もそういうふうに従来通り指示をしましても、試験場によっては、人件費を事業費にしてくれというような希望があったら、それに応ずるのですか。
【次の発言】 さきほど改良局長の御説明では非常にはっきりしたんですけれども、今の……

第24回国会 農林水産委員会 第18号(1956/03/15、3期、日本社会党)

○小林孝平君 この機会に、食糧の管理に関係いたしまして、ちょっとお尋ねいたしておきたいと思います。  最初に三十一年産米について米の統制をはずすのかどうかという点についてお尋ねします。この問題は政治的には農林大臣にいずれお尋ねいたしますが、私は事務的にどういうふうに事務当局は考えていられるかということをお尋ねいたしたいのです。事務当局が統制撤廃を三十一年についてはどういうふうに考えているか、また事務当局としては統廃を具体的に研究したことがあるかないかという点について伺いたい。
【次の発言】 そうすると、三十一年産米については統制撤廃はあり得ないと考えて差しつかえないのですか。

第24回国会 農林水産委員会 第28号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○小林孝平君 その念書に違反した場合どういう措置が講ぜられるかということは、今御研究中だということですが、いろいろの場合があると思うのですが、一体常識的にどの程度のことがやれるのですか。いろいろお考え中でございましょうからあれですけれども、そのいろいろの場合を一つ……。
【次の発言】 関連して。今局長は改良普及員を使ってこれをやる、十分やるからそういうようなことのないようにやり得るというお話ですけれども、このために仕事が非常にふえているのに現実に改良普及員は今度二・五%ですか減員になるわけですね。むしろこれをやるために相当増員しなければならぬのに減員になって、しかもさっきから問題になっているこ……

第24回国会 農林水産委員会 第33号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○小林孝平君 大臣は非常に御多忙のところ御出席され、ごあいさつになったのですが、本日は就任早々でございますので、農政問題プロパーの問題についてはいずれ他日お尋ねすることにいたしまして、本日はむしろ大蔵大臣として従来の立場に立ってお答えを願えればけっこうだと思うのです。  それは米価の問題でございますが、米価の問題については、河野農林大臣は田植え前の五月中にきめるということを言明されております。また事務当局も当委員会においてはっきりと五月中にきめると、こういうふうに言われておるのです。この米価の問題については、昨年は参議院の予算委員会において、大臣はこの問題が非常に紛糾した際に御関係になっており……

第24回国会 農林水産委員会 第36号(1956/05/17、3期、日本社会党)

○小林孝平君 議事進行について。さっきから同じことを繰り返して、慎重にやるとか、できるだけすみやかにやるとか、そんなことは聞かなくてもわかっているんです。これだけ人を集めておいて、そんなことを何時間もやられては、こっちも忙しくてしようがないのです。答えられないなら、私は事務当局で答えられませんというのならわかる。慎重にやります、できるだけすみやかに――どっちが大臣だか、わけがわからない。終りには、大臣の答弁を検討いたします――どっちが大臣だかわからぬじゃないですか。(「全くだよ」と呼ぶ者あり)委員長はちょっと注意したらいいと僕らは思うのです。


小林孝平[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期-| 3期|- 4期- 5期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院3期)

小林孝平[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期-| 3期|- 4期- 5期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 内閣・農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 今お話を開いておりますと、農林省の統計関係の、その人間が他に比して多いと言われましたけれども、それは人数は絶対量は多いかもしらぬけれども、どういう基礎に基いてあなたは多いと言われているんですか。
【次の発言】 その絶対量が多いとか何とかいうことは、ちっとも定員がどれだけ要るかということの議論にはならないんです。先ほどからお聞きしていますと、あなたのさっきから言われていることはちっとも理屈にならないことを、ここで審議の参考にならないことを言われている。人数が多いことは表を見ればわかるんです。それは日本の農業の特質から考えて、農林統計というようなものを作らしていて、人数が多いというこ……

第22回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1955/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○小林孝平君 港湾関係のことについて一つお尋ねいたします。  新潟の新潟港の砂丘の決壊の問題でありますが、この問題については、先般衆議院の運輸委員会並びに参議院の運輸委員会に地元から陳情を出しまして、参議院の運輸委員会においては、運輸大臣も出席されてその陳情を聞かれたはずでございますが、この問題を具体的にどういうふうに処理しょうとされておりますか、お尋ねいたします。
【次の発言】 これはただいまいろいろ申されたのは、従来の事業の継続として考えられているものなんです。ところが最近非常に急速にこれが決壊をいたしておりますので、こういうやり方をもっと急速に、これを事業を完成するようにやる御意思はあり……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 外務・農林水産委員会連合審査会 第1号(1956/03/08、3期、日本社会党)

○小林孝平君 ちょっと田村先生にお尋ねいたしますが、非常に有益のお話を聞きまして感謝をいたしておりすすが、一点だけお尋ねいたしたいのは、先生は先、はどこの今回行われます水爆実験は李ラインの問題と比較されましてお話がありました。李承晩ラインの問題につきましては私たちも非常に不法でもあり、また困ったものだと考えますが、先生はこの今回の水爆実験は李承晩ラインの問題と比較すればむしろ李承晩ラインの方が危険であるというようにお話しになりましたが、それはどういう根拠に基いてどういう比較対照をとられた結果、李承晩ラインの方がむしろ水爆実験より危険だという断定を下されたのかお尋ねいたしたいと思います。



小林孝平[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期-| 3期|- 4期- 5期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

小林孝平[参]在籍期 : 2期-| 3期|- 4期- 5期
小林孝平[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 3期在籍の他の議員はこちら→ 3期参議院議員(五十音順)  3期参議院議員(選挙区順)  3期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。