このページでは小林孝平参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○小林孝平君 私は、ただいまの田中君の動議に賛成いたします。
○小林孝平君 私は、ただいまの大谷贇雄君の発言に関しまして、議事進行の発言をいたしたいと存じます。ただいま皆様お聞きの通り、大谷贇雄君の発言に関しまして、参議院の議場は、いまだかつて見ざる異常なる雰囲気に包まれたのでございます。かくのごとき事態になることは、この演説前に多くの人が危惧いたしたところであります。はなはだ残念ながら、この危惧が現実となって現われたのでございます。われわれは、国会における言論は自由でなければならないというかたい信念に立ちまして、かねて、いかなる言論も自由に活発に国会において行われるべきであると主張いたしました。この根本方針に立って国会の運営を行なって参ったのでございま……
○小林孝平君 私は、ただいま上程されましたベトナムに対する賠償並びに借款に関する協定両件に対し、日本社会党を代表して反対討論を行なわんとするものであります。 申すまでもなく、賠償の本質は、戦争と、それによってもたらされる損害に対する贖罪の意味を持つものでありますが、同時にまた、賠償は結局国民の税金によって支払われるものでありますから、何よりもまず、国民が心から納得し、協力するものでなければなりません。ところがベトナム賠償に関しては、かねてから数多くの疑問点が指摘され、論議されてきたのであります。従って、この国会の審議を通じ、これにまつわる数々の疑惑や暗い影を徹底的に解明し、国民を十分納得させ……
○小林孝平君 私は、日本社会党を代表して、昨日行なわれた内閣総理大臣の施政方針演説に関し、主として、外交、経済問題について政府の所信をただしたいと存じます。 質問に入る前に、一言、政府に強く要望いたしておきたいことがございます。すなわち、今年は数次にわたる集中豪雨及び第二室戸台風の被害のため、関係地方民は非常な生活困難に追い込まれているのであります。今国会においては、政府は災害対策の予算並びに立法の措置をとられますが、関係罹災者が十分満足できるよう万全の措置をとられることを望みます。特に、わが党の見解といたしましては、現在の災害復旧の制度においては、個人被害の救済対策についてほとんど見るべき……
○小林孝平君 議事進行。大体この審議を始める際に当って、総裁が来て話をしなければわからぬ、この間の委員会の決議に対する総裁の意見を聞こう、営業局長の話を聞いても仕方がないという各位の意見だ、しかし、念のために聞こう、こういうことで聞いたけれども、話が徹底しないのに、営業局長にその命令を受けてやったかどうだなんということを聞くのは、この委員会の進め方にそもそも反しているのです。従って、私はもう営業局長に聞くのはやめて、総裁を呼んで聞けばいい。向うだって昼飯の休みはあります。だから、その昼飯の休みに総裁もしくは副総裁がここへ来て話をして、命令を受けたかどうかなんということを言うよりも、命令をしたか……
○小林孝平君 関連して。先ほどからこの八月三十一日の期限について論じられておりますけれども、この八月三十一日ときまりましたその根本的な理由は、この期限までに農林当局から資料を求めて、その資料によってこの運賃の改訂を考慮しよう、こういうことでこの八月三十一日が暫定的にきまったわけなんです。ところが、こういう経過でもってきまったこの八月三十一日を、あたかも絶対変えられないような言い分で、先ほどから、八月三十一日がきまっておるのだから、ともかくそれまでに全部解決をする、こういうようなお話になっているのが大体おかしいと思うのです。そこで、八月三十一日ときめたけれども、国鉄当局はどうであるかといえば、こ……
○小林孝平君 ちょっと速記……。
【次の発言】 これから農林省から災害の実情をお伺いすることになっておりますが、大臣が退席されるというので、大臣にお尋ねします。
今回の災害は非常に激甚だったということで、その総額はどれくらいになるかわかりませんけれども、一説によれば五百億程度だと、こういうふうにいわれておるわけです。それでそれがどういう、正確な調査を待たなければなりませんが、かりに五百億とすれば、従来と同じようなふうに、これが国が財政的援助をささえるということになれば、三・五・二の割合でやっても、およそ百五十億の支出を必要とする、こういうふうに考えられるわけです。そうすると今の予備費がすでに……
○小林孝平君 私、先ほど森君が質問されたのに答弁された中に、日通の経営状態についてお話がありましたが、日通は一割以上――今は一割二分ですか、一割二分の配当をやっておる。そういう相当な配当をやっておるのにこの値上げをする必要がないのではないかという質問に対して、その一割以上の配当をやっているのは、いろいろの操作をやっておる結果がなっておるのだ、こういうお話でありましたことと、それから適正利潤を確保するということは必要である、こういうお話でございましたが、一体適正利潤というのをどのくらい考えておられるのですか。日通についていえば、どのくらいの配当をやるということが、この適正利潤だと考えておられるの……
○小林孝平君 本協定の審議は、参議院の当委員会において本格的審議が始まっているのでありますが、従来の国会における本問題に関する審議の経過を見ますと非常に疑問の点が多々あります。また、私自身について申し上げますれば、本院の予算委員会において政府に質問をいたしましたけれども、十分な御回答が得られないままで今日に至っておるのであります。それで今、国民は全部この問題について非常に関心を持って見守っておるわけでございますので、私はこの審議と関連いたしまして、この審議に幾多の外務当局の説明だけでは納得できない点がございます。従って、どういう点か、一々ここで指摘しなくとも、委員長においてはよくおわかりのこと……
○小林孝平君 議事進行。本件の審議に関連いたしまして、今後、公聴会あるいは参考人を当委員会に呼びまして、いろいろ意見を聞いたりというようなことが行なわれると思いますが、それに関連いたしまして、私は、先般の当院の予算委員会において、このベトナム賠償に関する質疑を行なったのでございます。その際、質疑の内容からいたしまして、どうしても参考人として、日本工営の社長、外務省の調査員である久保田豊氏その他を参考人として予算委員会に招致して、いろいろ話を聞きたいということを委員長に要求したのでありますが、今回の予算委員会は災害関係の非常に急速を要する、成立を急ぐ予算でございました関係もあり、かたがた、当院の……
○小林孝平君 今、木村委員から御指摘がありましたけれども、私は、御指摘の通り常識なんですね。こういう統計を作るときは、その基準年度ですね、その基準というものはどういうものをとったかというのは、もう、しっかりした説明がなければ資料にならないのですね。こんなことは常識なんですね。今ごろになって、どうもその、どういう基準だかわからぬという、そんな資料では、今までの答弁でも大体その程度なんじゃないですか。もうこれは統計あるいは資料を作る常識じゃないですか。基準年度というものはどういう基礎に立って作るというのは、ともかく資料を作るもう基準ですよ。それがわからないようじゃ、問題にならぬじゃないですか。こう……
○小林孝平君 関連。事務当局が検討し━━検討するのは、それは事務当局でしょう。そうして政府がそういう心がまえでやったという、結局それは政府の決定したものでしょう。それは閣議でないけれども、政府としてそれは公式にこういうことできめた、こういうことだと思うのです。総理はずいぶん長くおっしゃったけれども、結論として、それはともかく政府は八月二十四日を開戦日ときめて、そうして交渉した、こういうことに解釈してよろしゅうございましょうか。 それからもう一つは、それに関連して、その賠償の交渉の当初から━━その当初というのは、何年の何月からかということを一つお尋ねいたします。二問お尋ねいたします。
○小林孝平君 ちょっと理事と相談したらどうなんです。
【次の発言】 説明員がわかるのかどうか、まあ一応相談したらどうか。ただ引っぱってきたって、説明員はそれを知ってるかどうかわからぬ。
【次の発言】 前から言ってるんだ。外務省の文章は難解、晦渋だよ、日本語は。英語は知らぬけれども、外国語は知らぬが、日本語はわからぬよ。もう一度国語の教科書でも一つ勉強したらどうか。委員長、どうかね、休憩したら。
【次の発言】 ちょっと外務省はどうかしているのじゃないですか。この間も私が日本工営の久保田氏は関係あるかといったら全然ない、こういうので、外務省のれっきとした調査員であり、公用旅券を出しているような人を……
○小林孝平君 私は、本日は、先日政府が発表されました秘密交換公文について主としてお尋ねをいたしますけれども、その前に、ちょっと政府のお考えをただしておきたいと思います。 このベトナム賠償に関する外務当局の国会における答弁は、著しく不明確、不十分であって、準備の不足を完全に露呈したことは、外務大臣御自身それから事務当局自身も、これを十分お認めになっているところでありましょう。このため、過般、川島幹事長は強く外務事務当局を非難したと伝えられているのでありますが、この川島幹事長の非難は全く見当違いであって、かりに注意を要する必要があったとしても、外務大臣自身が直接指示し、監督さるべきものであるはず……
○小林孝平君 久保田さんは、電力関係の技術者として非常に名声を博されているし、戦後は東南アジア方面において各種の仕事をおやりになっておられまして、私たちも非常に敬意を表している次第でございますが、ただいま国会でこのベトナム賠償の問題が審議をされておりまして、私たちは、あらゆる方面からこの疑義がないようにいたしたいと考えておるわけなんであります。非常に国民の中には、この問題についてなかなか納得がいかないという意見がございますので、私たちも、国会で十分これらの点について国民の納得できるようにいたしたい、こういうふうに考えまして、連日審議をいたしておるわけでございます。そこで、このダニム・ダムの久保……
○小林孝平君 なんで期待に沿えないのか、それがおかしいのだ。今の井上理事の言われたようなことが、今回のような問題が起こる原因なんです。理事会においてしばしばわれわれが総理の出席を要求した際に、総理はそんなにたびたび委員会に出すわけにはいかない、こういうことを言っている。 そこで私は、総理大臣にお尋ねしたいのでありますが、あなたは委員会もしくは本会議で出席の要求があっても、総理大臣はそうたびたび出席するものでないとお考えなのかどうか。自民党の理事はそういうことを理由にしてあなたに連絡をしないと思うのです。あなたの御所見をお尋ねいたします。
○小林孝平君 私は、昨日の亀田君の質問に対しまして、外務大臣の答弁が行なわれましたけれども、この答弁に関しまして委員会の運営上非常に重要な問題が生じましたので、政府の所信をただしたいと思います。
それは、昨日亀田君は事前協議事項に関連いたしまして……。
【次の発言】 議事進行です。
【次の発言】 質問するわけじゃないのです。そういうことがあったから――こういうことなんです。こういうことを言っているのです。そういう事前協議事項について質問をいたしました。その際に、装備の変更について亀田君は質問されました。相当長時間にわたって重要なる質疑応答がかわされました。その際に、亀田君は装備の重要な変更と……
○小林孝平君 私は、本日は南ベトナムに関する賠償の問題について政府にお尋ねいたします。この問題は非常に各方面から政府にただされておりますが、政府から明確なる御答弁がないままに今日までに至っておりますが、私は本日はいまだ比較的取り上げられない問題を別の観点から政府にお尋ねをいたしたいと思います。 最初にちょっと質問に先だちまして総理大臣にお尋ねいたします。去る十一月の六日の参議院本会議において、佐多議員の南ベトナムは全ベトナムの正統政権ではないのではないかという質問に対して、総理は「今日四十九カ国がベトナム共和国政府を承認しておりますのは、これは全ベトナムを代表する正統政府として承認しておるわ……
○小林孝平君 私が昨日質疑を留保いたしましたそのゆえんは、外務省のこれに関する調査はきわめて不十分、ずさんであるから、これ以上質疑をいたしても十分なる回答が得られないということと、もう一つは、この問題は、植村甲午郎氏、松下光廣氏、それから久保田豊氏の三人を、参考人として当委員会においでを願って、十分お話を聞けばこの真相が明らかになる。従って、これを呼ぶか呼ばないかきまらないうちは、質疑を続行することが不可能であるというので、留保いたしました。ところが、第一段の、外務省の資料が不十分であるということは、現在に至ってもなお私はそうだろうと思うのです。ただいま外務大臣が、きのうの、承認国のベルギーに……
○小林孝平君 議事進行。
【次の発言】 いや、休憩じゃないのです。
【次の発言】 当委員会はわれわれも非常に協力いたしまして順調に進んで、あと佐多委員の質問だけ残すことになったわけであります。そこで私は、先般ベトナム賠償に関連いたしまして、ぜひ日本工営社長、外務省調査員久保田豊氏外二名の参考人としての当委員会への出席を要求しておったわけでございますが、本日に至るまで委員長から何らのごあいさつもないのですが、一体どうなっておるのですか。これは承るところによりますと、呼んでもこの予算の審議には差しつかえないけれども、呼ぶと非常に困るから呼びたくないというような御意見であったそうでございますが、そう……
○小林孝平君 ただいま栗山君から休憩の動議が出ましたけれども、こういうことを直ちに採決でどうこうするということは、本委員会の運営上穏当を欠きますので、ちょっと速記をとめていただきまして、懇談をやりたいと思いますから……。
○小林孝平君 私は、ただいま行なわれております日ソ漁業交渉の問題並びにこれに関連いたしまして領海の問題、さらに、領海の問題は今回の新安保条約の条約適用範囲に関係いたしますので、この適用範囲の問題、並びにさらに関連いたしまして、事前協議の対象についてお尋ねを申し上げます。 最初に、日ソ漁業交渉についてお伺いいたしますけれども、これは目下交渉が行なわれておりますので、政府の立場も考えまして御質問をいたしますから、政府も簡明率直に御答弁をいただきたいと思います。 漁業交渉は、日ソ両国の主張がまっ正面からぶつかって、例年厳寒の候から桜の花の散るころまで約百日前後にわたって行なわれ、特に昨年はついに……
○小林孝平君 議事進行。私は……。(「まだ大蔵大臣の答弁が」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 そう。
この委員会における今後の運営を円滑に行ない、審議の促進をはかるため、審議に入るに先だちぜひ明確にしておかなければならない重大な問題があります。それは、政府委員としての内閣法制局長官の資格権限並びに委員会における言動についてであります。事実現に今林長官は、われわれがこれから申し上げようというような行動をやりましたから、これから申し上げます。
従来、国会の委員会において、われわれ委員が総理あるいは国務大臣に質疑を行ない、それらの人々から直接に責任ある答弁を求めているとき、林修三法制局長官は、われわ……
○小林孝平君 関連。
【次の発言】 荒木君の質問に関する……。
【次の発言】 あなた、勝手にそんなことを宣言して……。今、防衛庁長官が来たから、質問せいと言ったじゃないですか。
【次の発言】 だから、荒木さんの質問の途中でやろうと思ったけれども、それは理事の申し合わせで、なるべく質問が一段落したときやれと言ったから、それまで待っていたのです。
【次の発言】 荒木委員の質問に関しての関連ですよ。
【次の発言】 いや、総理大臣。
【次の発言】 あなた、勝手に、一方的にそんな宣言をして、何です。こっちは待っていたのだ。
【次の発言】 関連。
○小林孝平君 関連。ただいま荒木委員と総理との質疑応答を聞いておりますと、非常に重大な問題が出てきたわけであります。それは、荒木委員も指摘されましたように、日華条約の締結当時は、この中華民国は全中国を支配する唯一正当の政府ではないという立場でもってやっておいでになります。ほとんど現在までそういう立場をとっておられます。ところが、ただいまの御答弁は、あたかも昨年の暮締結されましたベトナムの賠償問題の際に、政府がとりました……法制局長官、ちょっと総理によく聞いてもらわなければならぬのです。終わってから相談して下さい。私はすぐ答弁していただかなくてもいいのです。よく相談してから答弁してもらってもいい……
○小林孝平君 関連。今、森委員から竹島の問題が質疑され、昨日も千田委員から質疑が行なわれましたけれども、条約の問題としてきわめて不明確な点がありますから一つお伺いいたします。 昨日の外務大臣の御答弁でも竹島は明らかに日本の施政下にある地域である、こういうふうに御答弁になっております。そして日本はこれに対して施政権を放棄したことはない、他に譲ったこともない、こういうことであります。さらに防衛庁長官の答弁からいたしましても明らかにこの竹島は侵略されている状態にある、日本が自衛権を発動するかどうかは別といたしまして、現に侵略をされている。従ってこれに直ちに日本は武力をもって処理するのでなく、外交交……
○小林孝平君 昨日午後行ないました私の新安保条約についての質問を続けます。 昨日は、主として第五条に関連して、政府のお考えを伺ったところ、政府の御答弁は、著しく明確を欠き、混迷をきわめ、とうていわれわれは納得することができないのであります。しかしこれらのすべてを、残されたわずかの時間で明らかにすることは不可能でありますので、これらは明日からの一般質問、あるいは安保特別委員会において徹底的に追及いたすこととし、本日は、ただ一、二の点をお尋ねをいたします。 そこで、まず政府の説明によれば、新安保条約によって、米軍は、日本防衛の義務を負うことになると述べているが、間違いはありませんか、藤山外務大……
○小林孝平君 関連。私も実はこの問題を千田君のあとでやろうと思っておったのですが、ちょうど出ましたからお尋ねいたしますが、この二国間の紛争を日韓両国が話し合うということはわかっておるのです。私が具体的にお聞きしたいのは、先般政府は、竹島の問題は今後これと同様なことが起これば第五条を発動する、こういうことを明言されましたから、アメリカはこれは竹島は日本の施政下にある領土であるということを確認しておるということははっきりしております。なおまたこれは朝鮮が、韓国がこれを占拠する前に、米軍は竹島を含む海域を演習場として日本から使うことをきめたこともあるのですから、そういう経緯からこれはアメリカははっき……
○小林孝平君 委員長、関連。 総理は、万全の措置を講ずるとか、あるいは今後の推移を見てとか、こうおっしゃいましたけれども、今の事態は、非常な急迫した状態であるわけです。そこで、ただいま職権あっせんの問題については、いろいろ労働大臣からお話がありましたが、そういうのんきのことを言っていては間に合わないわけです。 そこで私は、総理にお尋ねしたいのは、政府は、いろいろの問題で、経営者側とは、この石炭産業に限ったわけではないのでありますが、始終懇談をされております。またその関係が、尋常一様でない、非常に深い関係であることは、これは世人がひとしく認めるところであります。従ってそういう職権あっせんとい……
○小林孝平君 小坂外務大臣が就任されまして、今後新しい方針でおやりになるというので、いろいろそれぞれ違った立場から関心を持たれておるのでありますが、根本的には、就任早々でございますから、今後あらためて、機会を得てお尋ねいたしたいと思いますが、今ちょっと曾禰委員が質問をされましたのに関連いたしまして、ちょっと気になることがありますから、二つばかりお尋ねいたしておきます。 その一つは、領土問題に関連しまして、最近鈴木さんが向こうに行って、その結果、ソ連側が、南千島も安保条約をなくすれば返すというようなことを言ったと、それに関連して、外務大臣は、そういうことを言うことは、理論的に言えば、ソ連は潜在……
○小林孝平君 今回の春闘に関連いたしまして郵政、電電公社関係の職員に大量の処分者が出たわけであります。しかもそれはかつて見ないほど多数の人がその対象になり、しかもその処分は非常に過酷であると考えられるのでありますが、これに関連いたしまして、政府並びに公社側の御意見を承りたいと思います。 まず、今回の処分には、非常に早々の間に処分者を決定発表された関係上、中には明らかに誤りであるというように考えられるもの、あるいはその周囲の事情から考えて不当であると考えられるもの等多数あるのでありますが、これらについて具体的に一、二お尋ねをいたします。 まず、その前に大臣にお尋ねいたしますけれども、今回のこ……
○小林孝平君 議事進行。農林水産委員会の開催にあたりまして、一言農林大臣並びに委員長に申し上げたいことがございます。 それは、この国会は重要法案が輻湊することは予想されているのでありますが、もし農林大臣がほんとうに審議の円滑を望まれるならば、当委員会の要求ある場合は必ず出席されるようにしていただかなければ、私は審議が円滑に運ばないと考えるわけでございます。最近の農林水産委員会の実情を見ますと、農林大臣が当委員会に出席される回数はきわめて少ないのであります。他の委員会に比較いたしまして、非常にこれは少なくなっております。そこで、こういう従来のようなやり方であったならば、この重要法案の審議は、大……
○小林孝平君 ちょっと関連して御質問いたしますけれども、本年の雪害と、これに関連する天災融資法との関係ですね、これはどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 一体今までのところで、こまかいことはわかりませんが、おおよそどのくらいになる見込みなんですか、農林省としては。
【次の発言】 この十数億円というのは、どの地帯ですか。全部のあれですか。
【次の発言】 従来の例からいうと、四十億とか五十億とかというのが基準になっておるようですけれども、何もこれにきまったわけではなくて、もう少し少なくとも発動ができるわけなんですか。その点どうですか。
○小林孝平君 本年新潟県初め北陸、東北、北海道を襲いました大雪害に関係いたしまして、この被害地区に対しまして、強力なる国の救済の措置が講ぜられなければならぬのでありますが、これに関しましては、各委員会においていろいろ研究され、また近く参議院においては連合審査が行なわれまして、政府の基本的な対策を行ない、校訂することになっておりますが、この際私はその対策の一つであります天災融資法の適用に関しまして、農林大臣のお考えを承りたいと思うのであります。 この雪害の対策の一つといたしまして、天災融資法の適用を関係地方は強く望んでおったのでありますが、今日に至るまで、この適用がされるということが決定されて……
○小林孝平君 ちょっとこれに関連いたしまして、農薬のことについてお尋ねいたします。最近、三重県下においてブドウ酒に農薬テップを混入して大量に殺人をした事件があったのですけれども、この事件の発生によって、農薬の取り締まりをもっと厳重にすべきではないかという世論が高まってきておるわけであります。そこで、これは取り締まりも必要でありますけれども、農薬の使用というのは、農業関係からいえば非常に重要な意味があるのであって、むやみに必要以上に取り締まりをやると、角をためて牛を殺すということにもなりかねない、こういうことも心配されるわけであります。そこで、まず取り締まりを厳重にせいとか、いろいろのことを言う……
○小林孝平君 先般の当委員会においても一部質問をしたのでありますけれども、過日の三重県下における農薬による大量傷害事件を契機として、農薬の取り扱いについていろいろ問題になっているわけであります。そこで、警察当局、厚生省、農林省にそれぞれ所管事項についてお尋ねをいたします。
最初に、厚生省にお尋ねいたしますが、劇物毒物取締法による現実の農薬の末端における取れ締り状況というのはとういうふうにやられておるのですか。
【次の発言】 あとからまた聞きますけれども、ちょっと警察関係にお尋ねしますが、この農薬による事故というものはどういうふうになっているのですか。
○小林孝平君 安孫子さんにちょっとお尋ねいたしますけれども、午前にお述べになったところによりますと、知事会においてのこれに対する要望、いろいろ六点ばかりございましたが、大体それは満足すべき状態においてこれが施行になるようだ、こういうお話でございました。 そこで、それに関連してお尋ねいたしますが、知出会では、この従来のやり方に比較して、今度の公団によるやり方が関係者に不利にならないようにということを要望されておられたのですけれども、実は自治省の行政局長と林野庁長官の了解事項というものがあります。御存じだと思いますけれども、この了解事項を見ますと、「市町村の土地所有者としての分収割合は五〇%を標……
○小林孝平君 本日から農業基本法の逐条審議を行なうことになっておるのでありますが、その質問に入る前に、ちょっと農林大臣にお考えをただしておきたい、こういうふうに思います。それはこの農業基本法は農業憲法あるいは農業憲章というふうにいわれておるのでありますが、はたして、特に政府案について、そういうこの基本法が農業憲章あるいは農業憲法の名にふさわしいものであるかどうかということは、これからの国会の論議を通じて明らかになるのではないかと思うのです。大体この基本法の法律の性格上から、これが宣言法的な性格を持っておるので、内容に非常に具体性がないということもありますけれども、ちょっとと法文を読むときわめて……
○小林孝平君 委員長、ちょっと議事進行。きょう安田君は休んでおられましたから、この委員会の運営がよくわからない関係もあるのですけれども、今回のこの基本法は初めからわれわれ言っているように、非常に法律の内容から疑点がたくさんあるわけなんです。従って、系統的に質問をしなければ困るというので、関連質問はなるべく控える、やっても一たん落ちついたところでやる、こういうところでやっておるわけなんです。人がやっている途中で長々と演説なんかやっておると、質問の要旨がぼけてくるのです。それのみならず、系統的にやって初めてわかるのですからね。お互いにそういうことでやり、委員長もそういうふうに整理してもらいたいと思……
○小林孝平君 農林大臣何時ごろ来られますか。
【次の発言】 そんなら、昨日から農林大臣に対しての質問を留保しておきましたので、来られるまでちょっと大沢審議官にお尋ねしますが、この第九条の、これはきのうもちょっと尋ねられたと思いますが、「農業生産の調整」というのは、具体的にどういうことをやるのですかな。
【次の発言】 結局何でもやるということですな。何でもやるということじゃないですか、あなた。もうイギリスからフランスからアメリカからみんな例を引いて、ね、しかもスムーズにとか何とか。ちっともスムーズになっていないじゃないですか、あなた。この間の大麦、裸麦の問題、今の問題だってスムーズじゃないですか……
○小林孝平君 議事進行。今ちょうど私は議事進行で、委員長に申し上げようと思ったことが出たんですけれども、この今第四章をやっておりまして、私がその質問を実はやろうと思っておることの一つに、十九条ですね、「教育の事業の充実」これはこの基本法で非常に大切な項目なんですね、教育の問題は。そこでこの教育の問題をお尋ねしたいのですけれども、これは農林大臣にお尋ねしても片づかない問題なんで、文部大臣に来ていただかないとお答えができないわけですね。それから第二十条は、これは労働大臣、厚生大臣に来ていただかないとわからない。通産大臣もあります。その他、今あげたのは全部というのじゃないのです。例をあげたんです。そ……
○小林孝平君 今回のこの農業基本法に関連いたしまして、文部省の所管する農業教育という点が非常に重要な意義を持つわけであります。そこで二、三文部大臣のお考えを伺いたいと思います。大臣、この法案をお読みになっておられますか。
【次の発言】 この法律では、政府は今後自立経営農家というものを育成していくということを非常に強く強調しておるわけでありますが、それで今後の政府の考え方による自立経営農家というものを育てていくためには、その自立経営農家のにない手となる農民の資格、能力というものは非常に大切だと思うのです。技術的に見ても、あるいは技術者としての資格、能力あるいは経営者としての資格、能力というものを……
○小林孝平君 農業問題は、今や世界のいわゆる大国といわれるいずれにおいても重大な政治問題となっております。米国においても、ソ連、中国においても、また、フランスにおいてもしかりであります。世界のいわゆる大国であるこれらの国々の指導者は、フルシチョフでも、毛沢東あるいは米国の大統領も、それぞれ年次大会あるいは年頭教書等の重大演説の中で農業問題を大きく取り上げているのであります。ところが、わが日本では、この重大なる農業問題について、歴代の首相はいずれも属僚の書いた作文を施政方針演説で読み上げるか、あるいは属僚の書いたメモで質問に答えているにすぎない現状であります。しかるに、初めて池田総理は自分で考え……
○小林孝平君 今の外務大臣の答弁は、この新安保条約が調印される前なら外務大臣の御答弁でいいと思う。あのいいじゃない――それで外務省の立場として、そういうことで御答弁になることはあり得ると思う。ただ先般の予算委員会でもお尋ねいたしましたのですが、この新安保条約ができることによって、この条約の適用区域と米韓防衛条約の第三条の適用区域と重複するのです、竹島の問題については。従って、どうしてもこれはこの際明らかにしてアメリカの真意を日本としても確かめる必要がある。アメリカはそう思っておるというようなことでは今度は済まされないと思う。しかも日本は、アメリカにこの行政協定によって竹島を含む地域を演習場とし……
○小林孝平君 一つお伺いします。新潟の地盤沈下の問題ですけれども、昨年の六月二十四日に新潟地区地盤沈下対策特別委員会が答申書を技術庁長官あてに出されまして、これは御承知のように、二年間調査の結果を発表されたんですけれども、その内容は、水溶性ガスの採取に伴う地下水の大量くみ上げを地盤沈下の重要なる原因として重視せざるを得ないと、こういうふうに報告されているわけですが、なお付随して、関係各省庁が適切なる対策を考えるように、こういう答申がされました結果、九月の一日から大臣勧告の形でガスの一部採取規制が行なわれた。今までは一日に七十万立方メーターをくみ上げておったのを、この九月の一日からそのうち二十万……
○小林孝平君 雪害の問題につきまして三点お伺いいたします。
第一点は、今年の雪害が非常に被害が甚大でございまして、政府におかれましても、この対策を、いろいろ応急的、恒久的対策を考えられたのでありますが、その一環として、総合的な雪害対策研究所を作るということを新聞等に報ぜられました。これは閣議でも決定されたというふうに一部新聞に報ぜられたのでございますが、その後どうもこれは取りやめになったという話も聞きますが、その経過を詳細に御報告願いたいと思います。
【次の発言】 それはどの程度の内容のものですか。それから、一時閣議決定をされたというような話でございましたが、これは閣議決定されたのかどうか。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。