このページでは棚橋小虎参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。
○棚橋小虎君 私は日本社会党第二控室を代表して、秘密保護法について質問をいたしたいと思います。 政府は本案、原案を作成する初めに当りましては、非常にこの秘密防衛の範囲を拡げまして、そうしてなお刑罰も無期懲役までこれに加えようとして、非常に広汎な立法を考えておつたようでありますけれども、世論の反対に出あいまして、にわかにその方針を変えまして、只今ここに提案になりましたような、やや緩和された法律を糧案されたようであります。併しながらこれにつきましても、なおたくさんの問題点があるのでありまして私はこれらの二、三の点について政府に質問をいたしたいと思うのであります。 秘密保護法はMSA協定の第三条……
○棚橋小虎君 私はこの際、米価問題に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表して、米価問題に関して二、三の質問を政府にいたしたいと思います。
政府は、すでに今年度において米穀の事前売り渡し制を実施することを決定したのでありますが、その後の政府の動きを見まするのに、政府は果して真剣に、事前売り渡し制の実施を考えているかどうか、はなはだ疑問とせざるを得ないのであります。言うまでもなく、事前売り渡し制が円滑に実施されるためには、まず農民が自主的に進んでこれに協力する態勢がとられなければならないのは言うまでもありません。そのためには、農民の理解と納得とを深め、その制……
○棚橋小虎君 ただいま議題になりました農林水産関係の請願について、農林水産委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。 これらの請願の趣旨は、多種多様でありますが、これを大別いたしますと、農業関係では、米の統制問題をめぐっていろいろな論議が高まっておりますので、食糧管理制度に関するものがはなはだ多く十四件に達し、そのうち統制撤廃反対に関するものが六件、現行予約売渡制の存続を希望するもの一件、食糧管理の適正を要望するもの二件、米の増配に関するもの五件であります。次に開墾及び開拓等農地開発に関するもの十四件、灌漑、排水、溜池、客土等、土地改良事業に関するもの十四件、農地法に関するもの三件で……
○棚橋小虎君 ただいま議題になりました公有林野宮行造林法の一部を改正する法律案について、農林水産委員会における審査の経過並びに結果を報告いたします。 御承知の通り、大正九年、現行の公有林野官行造林法が制定され、国が公共団体との契約に基いて収益を分収する条件をもって、公有林野に造林することができることとなし、自来、公有林野について、いわゆる官行造林が行われ、昭和三十一年度において、おおむね当初の目標面積である三十万町歩の植栽を完了する予定になっております。ところが公有林野には、なお造林を必要とする土地が相当残されており、さらにまた主いわゆる部落有林野にありましては、その利用状況がとかく粗放で、……
○棚橋小虎君 ただいま議題になりました農業改良資金助成法案について、農林水産委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。 この法律案の目的とするところは、農業者が農業経営の改善のため自主的に能率的な農業技術を導入し、及び農業施設を改良し、造成し、または取得することを促進するため、農業者等に対する技術導入資金の貸付または農業者等が融資を受ける施設資金にかかる債務の保証を行う都道府県に対し、政府が必要な助成を行う制度を確立し、もって農業経営の安定と農業生産力の増強に資することにしようとするものであります。 しかして、この法律案が提出されるに至った理由として、大よそ次のように述べられており……
○棚橋小虎君 ただいま議題になりました飼料の品質改善に関する法律の一部を改正する法律案について、農林水産委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。 飼料の品質改善に関する法律は、昭和二十八年四月の公布にかかり、飼料の登録及び検査等を行うことによってその品質の保全を期しているのであります。ところが、この法律が施行されてから今日までの経過にかんがみ、この法律の中心をなしている登録制度を整備するとともに、取締りの面においても、必要最小限の強化をはかることが必要であるという理由によって、本法律案が提出されたものでありまして、これが内容のおもな点は大要次のようであります。 すなわち第一は、登……
○棚橋小虎君 ただいま議題となりました森林開発公団法案について、農林水産委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。 この法律案は、森林資源が豊富であるにかかわらず、地理的条件からその開発が十分行われていない特定の地域内の森林を、急速かつ計画的に開発して、林業生産の増大と林業経営の改善に資するため、新たに森林開発公団を設け、余剰農産物資金融通特別会計等から資金の融通を受け、林道の開設、改良、復旧及び維持管理並びに受託造林等の事業を行うこととする目的をもって提案されたものでありまして、これが理由とするところは、わが国の林野面積は国土のおおよそ七割を占め、立木蓄積は六十億石をこえるのであり……
○棚橋小虎君 ただいま北海道の水害対策に関する請願ほか八十九件が議題となりましたが、今国会中、去る四月二十一日までに農林水産委員会に付託された請願は百五十八件でありまして、委員会においては、とりあえずこれを一区切りとし、このほどその審査を終え、ここにその経過及び結果を御報告いたす次第であります。 これらの請願の趣旨は多種多様でありますが、これを大別いたしますと、農政関係百十七件、林政関係十二件、漁政関係二十九件となっておりまして、さらにこれを細別いたしますと、農政関係中最も多いのは、いわゆる農業団体再々編成に関連するもので、合計四十一件に達し、これらのうち二十九件は新農業団体の設立に反対する……
○棚橋小虎君 この第六十条は第八十九条に関連があるのですが、内容につきましては、第八十九条の場合に質問することにいたしましてそれを保留しまして他日に譲ります。
【次の発言】 この但書の中からして、第一号と、それから第六号は規定を除外されておるわけですが、その除外されておる理由を……。
【次の発言】 第二号はどうですか。八十九条の第二号です。
【次の発言】 これと違つておるのですか。
○棚橋小虎君 何か急にしなきやならんようなことがありますればですが今日お集まりも少いようですし、ほかにも委員会があるんじやないですか。若しできれば延ばして頂いたらどうかと思います。
○棚橋小虎君 先般中山委員と私は検察及び裁判の運営に関する調査のために、島根、鳥取の両県下に派遣されることになりましたので、西村専門員と三原調査員を帯同いたしまして、十一月二十二日から松江、米子、鳥取の三市に出張いたしまして、所定の調査を完了いたしました。よつて調査の次第を御報告申上げます。詳細な内容につきましては写真、図面、その他の統計的書類を添附いたしまして報告書を作つておりますので、それに譲りまして、ここでは簡単に概要を説明いたしたいと思います。 検察当局が捜査の段階において在監の被疑者を取調べます場合に、拘置所或いは刑務所が場所的に検察庁と離れている関係上、あらかじめ数名の被疑者を呼……
○棚橋小虎君 特にそういう俸給の従来の改訂ですか、これを破つてそうして増額をしなければならん、或いは又この際一般の行政面におきましても、この一定の金額以上の俸給を受ける人はこの最我慢をする、そういうことになつておるのに、裁判官や検察官について特にそれを破らなければならんという何か特別の理由があるのですか。
【次の発言】 この問題は認証官は今度のベース・アツプからは除外するという原則が立てられておる。これは公務員に対する全般、司法部であれ、或いは行政部であれ、皆同じ一つの原則によつてやつておるものと思うから、そこで各部内を見ますというと、成るほど司法部のいわゆる一号判事と、それから特号の検事と、……
○棚橋小虎君 ただいまの亀田委員の御質問はだいぶん法律の解釈の込み入つた問題でありましたが、私はきわめて常識的な平易な問題でありますので気楽にお答え願いたいと思います。八月二十八日の検事長会議における小原法務大臣のごあいさつ、これを見ますというと、今ごろ再び現職に就任するなどは夢にも思つていなかつたのであるが、たまたま例の指揮権発動に関連していろいろな問題が発生したため、吉田総理大臣よりこの際私に事態の調整に当たるようにとの依頼がありましたので、あえて老躯を提げて責任に当つた次第でありますと、こうゆうように言われております。大臣はほとんど半生を司法部内で送りまして、司法部の大先輩であります信頼……
○棚橋小虎君 法務大臣は検事総長一人を指揮監督する、こういう法の建前になつておりますが、法務大臣というものはこれは内閣の閣僚の一人でありますからして、その立場は内閣の方針に従つてやらなければならんということはあきらかであります。これは昨日も小原法務大臣がそういうふうにはつきりと述べられております。言うまでもないことであります。ところでその法務大臣が個々の検事をもし指揮監督する、一人々々の検事を指揮監督するということになりますると、これは検察の事柄が内閣の方針によつてことごとく干渉を受けるということになるのでありまするからして、そういうことはどこまでも避けなければならん。検察のことは政治というも……
○棚橋小虎君 本案はいろいろ議論の余地のある法案でありますけれども、現在交通事犯というものは非常に激増している。裁判が長引いて、それがために非常に困難するというそういう実際上の必要から出されたものと思うのでありまして、私はこの案に賛成をいたします。 但し、それにつきましては条件があるのでありまして、これは刑事訴訟法の普通の裁判手続によらない簡易な裁判手続であります。併し裁判手続を簡易にするということは、人権の尊重をおろそかにしていいということにはならんのでありますから、これはどこまでも人権を尊重するということに運用の方面において留意して頂きたいということを希望するわけであります。 なおもう……
○棚橋小虎君 いろいろお話を承わりましたが、これは実際少年院管理に当られる方々と、それからして私ども実際のものに携わらない者の間におきましては、自然にその間に考え方のへだたりもあると思うのでありますが、しかし少年院というものは、これは刑務所ではない、やはり教育機関であるというふうに考えられると思うのでありますが、その点から申しまして、収容されておる少年たちに、何か自分は外部と隔離されたというような感じを与えて、非常に塀が高くなる、あるいは廊下にみんな格子があつて外部との間に交通ができない、それから今こちらの菊沢さんがおつしやるように、これは男の子もそうでありましようが、ことに女の子では一つの制……
○棚橋小虎君 この問題は日本の国内問題としても、朝鮮人の問題というものは相当重大な問題である上に、ただいまの日韓の国交がああいうふうに行きづまつておるという点から考えても、朝鮮人問題というものに対する日本政府の取扱い方というものは、よほど慎重にしなければならんと思いますが、ところが現在の在留の朝鮮人というものに対して非常に私ども不合理であると思うし、また気の毒であると思う点も多々あるのでありますが、一つの例を言うと、私の知つておるある朝鮮人などは、日本に二十数年来在留しておつて相当な生活をしておる。それが男の子があつて私が懇意であるので高等学校に入るときに保証人になつてやつた。これが野球の選手……
○棚橋小虎君 第三班は宮城、棚橋両委員で編成し、十月三日以降七日間にわたり、三原調査員を帯同し、福岡、宮崎両県に出張し、同様調査を行いました。 福岡におきましては、まず福岡面等裁判所におきまして調査懇談会を開き、高裁、地裁、家裁、高検、地検、弁護士会等より説明や意見を聞き、また質疑応答を重ねた次第であります。そのほか高等裁判所、検察庁、地方裁判所、家庭裁判所、筑紫少女苑を視察いたしました。これら説明及び質疑応答あるいは視察についての詳細は報告書に譲りまして、ここでは所定調査の中主な事項について申し述べます。 福岡高裁管内の総事件数は、説明によりますと、添附書類にありますように、民事事件は漸……
○棚橋小虎君 私の質問は全部長官からお答え下さらなくてもいい質問がありますから、その点を最初に申上げておきます。
この第一条の三項二号の「日米相互防衛援助協定等に基き、アメリカ合衆国政府から供与される情報で、」という情報という字句ですが、この情報という言葉は相当広い内容を持つておるんで、法律的にその内容を限定するということになると、かなり主観的な解釈をしなくちやならんことになるのではないかと、こう思われますが、これはどういうふうに解釈されておるわけですか。
【次の発言】 一応そういうふうに内容付けてもわからんことはないのですけれども、併しこれを拡張して解釈しようと思えば、この言葉は相当拡張で……
○棚橋小虎君 政府の委員の御答弁によりますと、本法によつて保護する防衛秘密事項というものは、アメリカの秘密であると同時に日本の秘密である、こういうふうな御答弁であつたと思うのでありますが、併し、この法律によつて保護される対象になつておる防衛秘密というものは、MSA条約によつて供与される武器に関する秘密ということになつておりますから、内容から申せばアメリカの秘密ということになるだろうと思います。ところが、将来日本で武器なんかについていろいろ発明などがあつた場合に、つまりアメリカの今度の保護されておる秘密以上の、もつと重要な発明等があつた場合に、政府はそういうものを保護しようと思つておられるのかど……
○棚橋小虎君 私はこの法案に対しましては、修正案にも反対の態度を表明するものであります。 この秘密保護法はMSA協定第三条に基く義務によつてなされたところのものでありまして、いわばMSA協定の申し子というようなものであります。ところがその基本となつておりますところのMSA協定というものは、その援助を受けるためには、合衆国との間に結ばれた多角的双務協定に基き、軍事的義務を日本が遂行しなければならん。又自国の防衛力と自由世界の防衛力を発展させるために、一般経済情勢の許す限りの貢献をすること、又自国の防衛力を発展させるために必要な合理的措置をとること、こういうような苛酷な条件を以ちまして、我が国の……
○棚橋小虎君 この接収不動産について権利を取得した第三者が元の権利者から対抗を受ける場合には、別に第三者の善意、悪意ということは問わないのですか。
【次の発言】 問わないというのは、どういう理由があるのでございますか。
○棚橋小虎君 私は只今の中山委員の修正案に賛成いたします。 修正の点はいずれも当然の修正でありますから、これに賛成いたしますが、只今楠見委員からの御希望に対しましては、政府も十分にそれに副うようにお取り計らうよう希望いたします。
○棚橋小虎君 それでは私はここでその販売業者の名前をあげることは差し控えますが、なお続いておるようでありましたら具体的に御当局にお願い申し上げますから、しかるべき処置をお願いしたいと思います。
○棚橋小虎君 ただいまの農林大臣の御答弁で、ダムの着工される地元に対して従来農林当局が交渉等においては非常に十分な手順を尽しておらなかったということを率直にお認めになりまして、今後はそういうことのないようにどまでも誠意をもって地元民の満足のいくようにして交渉をしたい、こういう御答弁がありまして一応私ども了解をいたしたわけであります。しかしながらああいう山村のことでありまして、ことに木曽の人たちは長い間森林の資源に頼って先祖伝来生活を立てておったものでありまして、それを一朝にして新しく開田される知多半島、さらに海岸地方にその人たちを全部移動させるということは、なかなか困難なことのように思うのであ……
○委員長(棚橋小虎君) それでは、ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
ちょっと速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
それでは、昭和三十一年度農林省関係予算に関する件を議題といたします。なお、農林省からは官房長、予算課長、総務課長が出席いたしておりますから、御質疑のある方は順次御発言をお願いすることにいたします。なお、本日は官房長あるいは予算課長に対して総括的な御質問を願い、その間に問題点が明らかになりましてから、関係長官あるいは局長の御出席を求めてそれぞれ詳細な説明を聞き、続いて重要問題について河野農林大臣の出席を求めて御所見を伺うことに取り運びたいと存じます……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
最初に理事の辞任の件についてお諮りいたします。秋山俊一郎君及び千田正君から理事を辞任したい旨の申し出がありましたが、これを許可することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたしました。
つきましては、その補欠互選とそのほかに二名理事が欠員になっておりますので、その補欠互選を行いたいと思います。その互選の方法は成規の手続を省略して、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは私から青山正一君、重政庸徳君、鈴木強平君及び……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。 日韓漁業問題の件を議題といたします。日韓間の漁業問題について、当委員会におきましては、かねてたびたび委員会の問題にしてその解決を推進して参ったのでありますが、最近きわめて遺憾とする状態に立ち至って、そのすみやかな解決が要望されております。たまたま去る五日、東京において李ライン排撃行動大会が開かれ、本日その大会に御出席の被害をこうむられた方の御家族、その他関係の代表の方の御来院がありましたので、ただいまからこれら代表の皆さんからいろいろお話を伺って、この問題の今後の取扱い上の資料にいたしたいと存じます。 なお、お話を伺うのは気や……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。本日あらためて日韓漁業問題を議題にして御審議願う予定でありましたが、本日も昨日同様関係大臣の出席が困難であるとのことでありますので、はなはだ遺憾ではありますが、本日もこの問題を見送ることといたします。中央卸売市場法の一部を改正する法律案を議題といたします。本改正法律案は、前国会に本院議員田中啓一君外六名によって発議せられ、当委員会に付託され、閉会中継続審査となっていたものでありますが、本日は本国会において本改正法律案の取扱い方について御協議御決定を願うことにいたしたいと存じます。なおその前提として、政府当局から農林省における中央卸売……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。
農産物価格安定法の一部を改正する法律案を議題にいたします。本法律案ば、衆法第四号をもって衆議院議員芳賀貢君外十三名によって提出され、去る十月予備審査のため衆議院から送付、即日当委員会に予備付託になったものであります。まず提案者から提案理由の説明を開くことにいたします。
【次の発言】 本法案の審査は日をあらためて行うことにいたします。
その他予定した議案につきましてはただいま関係大臣の出席を交渉中でありますから、そのまましばらくお待ちを願います。速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記をつけて。
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから委員会を開会いたします。
最初に理事の補欠互選の件についてお諮りいたします。先般青山委員が委員が辞任され、理事が欠員になっておりますので、その補欠互選を行いたいと存じます。互選の方法は、成規の手続を省略して、委員長において便宜指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは私より青山正一君を理事に指名いたします。
【次の発言】 昭和三十年度の地方財政に関する特別措置法案の件を議題にいたします。
この件について、江田委員から決議の動議が提出されておりますので、この際御発言を願うことにいたします。ちょっと速……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
最初にお諮りいたします。中央卸売市場法の一部を改正する法律案及び農産物価格安定法の一部を改正する法律案は、審査を続けて参りましたが、会期も本日をもって終了いたすこととなり、会期中に審査を完了することは困難でありますので、本院規則第五十三条によりまして、継続審査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
なお要求雷の内容及びその手続等は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
最初に審査報告書に関する件についてお諮りいたします。
中央卸売市場法の一部を改正する法律案及び農産物価格安定法の一部を改正する法律案につきましては、本院規則第七十二条の三によりまして、閉会中審査未了の旨の報告書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたします。
なお報告書の内容及びその手続等は、委員長に御一任願いたいと思います。御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。これもさように決定いたしました。
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。
最初に議題に追加して、理事の補欠互選の件についてお諮りいたします。先般江田委員が委員を辞任され、理事が欠員になっておりますので、その補欠互選を行いたいと存じます。互選の方法は、成規の手続を省略して、委員長において便宜指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは私から江田三郎君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次にこれまた議題に追加して、委員派遣要求の件についてお諮りいたします。先に理事会において御協議願いました委員派遣承認要求に関する件について、熊野川及び剣山の森林開発の……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。
最初昨日の委員会における三陸沖暴風浪高潮被害に対する政府の対策に関する農林省農林経済局長の説明について、農林経済局長から発言が求められておりますから、お聞き取りを願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ではこの問題は本日はこの程度にいたします。
本会議の都合によって、予定した議題の審議は後日に譲り、本日はこれにて散会いたします。
午前十一時九分散会
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。
森林開発に関する件を議題にいたします。
去る一月三十日の委員会の御決定によって、明日から現地調査をわずらわすことになりました熊野川地区及び剣山地区の森林開発計画について、林野庁長官から説明を聞くことにいたします。
林野庁長官、それから指導部の林道課長が御出席になっております。林野庁長官。
【次の発言】 この問題について御質疑の向きは質疑を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。この問題は本日はこの程度にいたします。なお、御主張の各位におかれましては、よろしくお願いを申し上げます。
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。
派遣委員報告の件を議題にいたします。先般熊野川及び剣山地域の山林開発事業施行予定地の実情調査をわずらわしたのでありまして、御出張の各位におかせられましては、寒さの折から遠路御足労をいただき、まことにありがとうございました。ではただいまから順次調査の結果について御報告願うことにいたします。第一班、三浦委員お願いいたします。
【次の発言】 なお、第二班は委員の都合によって後日に回すことにいたします。ただいまの御報告に御質疑の向きはこの際御質疑を願います。
【次の発言】 開拓融資保証法の一部を改正する法律案を議題といたします。本法律案……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
最初に参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。北海道十勝川上流音更川の灌漑用水に関する件について、本日電源開発株式会社副総裁藤井崇治君及び北海道土木部長田中彦敏君を参考人として出席を求め、意見を聞くことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたします。
なお手続等につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように取り計らいます。
【次の発言】 公有林野官行造林法の一部を改正する法律案を議題にいたします。
本法律案……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。
愛知川ダムの件を議題にいたします。本件につきましては、ただいま陳情をお聞き願ったのでありますが、この件について亀田委員から発言を求められておりますから、この際御発言を願うことにいたします。
なお、この件については、ただいま政府から農林省農地局長小倉武一君、農地局建設部長清野保君、農地局管理部管理課長岡田覚夫君が御出席であります。
【次の発言】 それはどういうことですか。見たこともなければ確かめたものでもないというのに、その書類があるというのは、どういう根拠ですか。
【次の発言】 それでは、先ほど局長はあると言われたのですが、あ……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。
家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案を議題といたします。本法律案につきましては、去る二月九日の委員会において提案理由の説明を聞いたのでありますが、本日は本法律案審査の前提である家畜伝染病及びそれら防疫の現況、並びに法律案の逐条内容等について補足説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 以上説明を聞いたのでありまして、ただいまから質疑に入ることにいたします。御質疑の向きは順次御質疑を願います。
【次の発言】 この法律案の予備審査はこの程度で終り、後日衆議院を通過し、本付託となった際残余の質疑を行い、その結果によって本法律案の取……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。
まず委員の変更について御報告いたします。小西英雄君が辞任せられ、佐藤清一郎君が選任されました。
次に、参考人の件について御報告いたします。去る二月二十一日の委員会の御決定によって、委員長に御一任願いました農林漁業金融に関する参考人の出席については、来たる三月二日金曜日、午後一時から、農林漁業金融公庫総裁山添利作、及び農林中央金庫理事長湯河元威の両君の出席を求めることにいたしましたから、御了承をお願いいたします。
【次の発言】 開拓融資保証法の一部を改正する法律案、及び開拓者資金融通法の一部を改正する法律案(いずれも内閣送付、予……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。
農林漁業金融に関する参考人についてお諮りをいたしたいと思います。この件について、過般の委員会において農林漁業金融公庫総裁山添利作及び農林中央金庫理事長湯河元威両君の出席を求めることに御報告をいたしておきましたが、いま一人社団法人全国組合金融協会副会長鈴木勇造君を追加して出席を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。
【次の発言】 次に連合審査会に関する件についてお諮りいたします。本院規則第三十六条に基き、農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまより農林水産委員会を開きます。
飼料需給安定法の一部を改正する法律案を議題に供します。
本法律案につきましては、去る二月十四日の委員会において提案理由の説明を聞いたのでありますが、本日は本法律案審査の前提である飼料の需給状況その他参考事項並びに法律案の内容等について政府委員から補足的説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 以上説明を聞いたのでありますが、これから質疑に入ります。質疑の向きは、順次御質疑を願います。
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。
まず委員の変更について御報告いたします。森田豊壽委員及び横川信夫委員が辞任され、小西英雄委員及び高橋進太郎委員が選任されました。
【次の発言】 次に連合審査会に関する件についてお諮りいたします。本院規則第三十六条に基き、米国の水爆実験の件について外務委員会と連合審査会を開会することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたします。
ただいまの決議に基き、委員長は外務委員会に申し入れることにいたします。
【次の発言】 急傾斜地帯農業振興臨時措置法の一部を改正する法律案を議題にいたします。
本法律……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。
まず委員の変更について御報告いたします。井上清一君及び一松政二君が辞任され、秋山俊一郎君及び長谷山行毅君が選任されました。
【次の発言】 肥料取締法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本法律案は、去る三月十三日内閣から閣法第百二十四号をもって提出、即日当委員会に付託されたものでありまして、本院先議であります。まず提案理由の説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 本法律案の審議は後日に譲ります。
【次の発言】 開拓融資保証法の一部を改正する法律案及び開拓者資金融通法の一部を改正する法律案を一括して議題にいたします。
……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開きます。
森林開発公団法案を議題にいたします。
本法律案は、去る三月二十三日内閣から閣法第百四十五号をもって予備審査のため送付、同日当委員会に予備付託となったものであります。まず、提案理由の説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 本法律案の審査は、日をあらためて行うことにいたします。
【次の発言】 有益鳥獣の保護増殖及び狩猟の適正化等に関する特別措置法案を議題にいたします。
本法律案は、衆議院議員足立篤郎君外三名提出にかかるもので、去る三月二十三日衆議院より予備審査のため送付、同日当委員会に予備付託となったものであります。まず、提……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
まず委員の変更について御報告いたします。雨森常夫君及び横川信夫君が辞任され、高橋進太郎君及び植竹春彦君が選任されました。
【次の発言】 飼料の品質改善に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。
本法律案は去る三月二十七日衆議院において全会一致をもって原案通り可決され、当院に送付、同日委員会に付託されました。本法律案につきましては、去る三月九日提案理由の説明を聞いたのでありまして、本日はまず現行法の施行状況その他参考事項、並びに法律案の内容等について補足説明を聞くことにいたします。
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
まず委員の変更について御報告いたします。去る四月十四日佐藤清一郎君及び高橋進太郎君が辞任され、石村幸作君及び雨森常夫君が選任され、昨日植竹春彦君が辞任され横川信夫君が選任され、本日石村幸作君が辞任され、佐藤清一郎君が選任されました。
【次の発言】 飼料の品質改善に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題にいたします。
ちょっと懇談をしますから、速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。
それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。なお修正意見の……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。
まず委員の変更について御報告いたします。昨十八日奥むめお君が辞任され井野碩哉君が選任され、本日井野碩哉君、秋山俊一郎君及び江田三郎君が辞任され、奥むめお君、井上清一君及び亀田得治君が選任されました。
【次の発言】 森林開発公団法案(内閣提出、衆議院送付)を議題にいたします。本法律案について、前回に引続いて御質疑の向きは御質疑を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
本法律案の取扱いについては、懇談中の話し合いのように取り運ぶことといたします。
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。まず委員の変更について御報告いたします。井上清一君、館哲二君及び亀田得治君が辞任され、秋山俊一郎君、雨森常夫君及び菊川孝夫君が選任されました。
【次の発言】 韓国ノリの件を議題にいたします。
かねて問題になっておりますこの件について、過般の委員会のお話し合いに従って、その後政府当局において検討せられました結果について説明を聞くことにいたします。なお当局から秘密会にするよう申し入れがありますが、そのように取り計らって御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め秘密会といたします。ただいまから秘密会に入りますから、委員……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。 まず委員の変更について御報告いたします。去る四月二十三日佐藤清一郎君が辞任され、紅露みつ君が選任され、四月二十四日三浦辰雄君、小西英雄君及び横川信夫君が辞任され、北勝太郎君、植竹春彦君、平井太郎君が選任され、四月二十五日植竹春彦君、平井太郎君、両森常夫君及び北勝太郎君が辞任され、三浦辰雄君、小幡治利君、小西英雄君及び松原一彦君が選任され、四月三十日紅露みつ君、戸叶武君が辞任され、長島銀藏君及び荒木正三郎君が選任され、五月二日松原一彦君が辞任され、高橋進太郎君が選任され、五月四日荒木正三郎君及び重政庸徳君が辞任され、戸叶武君……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから委員会を開会いたします。
まづ韓国ノリに関する件を議題といたします。本件につきましては、一昨日の委員会において、本日あらためて御協議願うことになっておりましたので、ただいまから引き続き御懇談願いたいと存じます。速記をとめて。
午前十一時速記中止
【次の発言】 速記をつけて。
この件につきましては、ただいままでの御懇談に従って、午後の委員会において通商局長及び水産庁次長の出席を求め、申し入れすることにいたします。
それでは午後一時まで休憩いたします。
午前十一時十八分休憩
【次の発言】 ただいまから委員会を再開いたします。
昭和二十九年度ま……
○委員長(棚橋小虎君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。 まず、委員の変更について御報告いたします。五月二十五日、長島銀藏君が辞任され、大谷瑩潤君が選任され、五月二十六日、大谷瑩潤君、小柳牧衞君、井上知治君、秋山俊一郎君、関根久藏君、重政庸徳君、青山正一君、瀧井治三郎君及び三橋八次郎君が辞任され、長島銀藏君、小幡治和君、池田宇右衞門君、笹森順造君、上原正吉君、小野義夫君、古池信三君、高橋衛君及び松浦清一君が選任され、五月二十八日、松浦清一君、笹森順造君、高橋衛君、古池信三君、上原正吉君及び館哲二君が辞任され、三橋八次郎君、重政庸徳君、秋山俊一郎君、関根久藏君、青山正一君及び宮本邦……
○棚橋小虎君 地方行政委員長並びに委員各位にごあいさつ申し上げます。 ただいま議題となっております昭和三十年度の地方財政に関する特別措置法案は、地方財政の赤字補てんのため、公共事業費の一部をもってこれに充てようとするもののようでありまして、農林水産委員会にいたしましてもきわめて関係が深い法律案でありますので、連合審査をお願いいたしましたところ、会期切迫して特に御多忙のところを御快諾いただきましてありがとうございました。農林水産委員会を代表して御礼を申し上げます。 これから重政、江田、溝口、森、その他の委員から順次発言せられる予定でありますから御了承をいただきたいと存じます。
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