鹿島守之助 参議院議員
3期国会発言一覧

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鹿島守之助[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは鹿島守之助参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

鹿島守之助[参]本会議発言(全期間)
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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第21号(1954/03/19、3期、自由党)

○鹿島守之助君 今回、政府から提出されました日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定、いわゆるMSA並びにこれに関連する三協定について、私は自由党を代表して若干の質疑を行うと同時に、この際、我が国の外交並びに経済政策に関し、政府当局の所信を伺いたいと存じます。  MSA協定が本月八日、日米間に調印せられたことは、単に日米両国の利益であるばかりでなく、東亜の平和を強化し、延いては世界の平和維持に寄与するものとして慶祝の意を表するものであります。又、昨年夏以来今日まで八カ月の長きに亘る困難な交渉に当られました岡崎外務大臣初め政府当局に対し、深甚なる敬意と謝意とを表するものであります。  今回……

第19回国会 参議院本会議 第40号(1954/04/28、3期、自由党)

○鹿島守之助君 私は自由党を代表いたしまして、只今上程せられました日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定について承認を求めるの件外三件に対し賛成の意を表するものであります。  この相互防衛援助協定、いわゆるMSA協定については、昨年六月末日、日米間の交換文書が発表されて以来今日まで、盛んな論争が交されて来たのであります。併しながら、こうした論議の間にMSA援助の輪廓は次第に明確となり、無用の不安も漸次薄らぎ、国民の大部分もすでにMSA協定締結の理由とその必要性をほぼ納得するに至つたというのが、今日の実情であると思考するものであります。(拍手)  このMSA協定は、先になされた政府当局の……

鹿島守之助[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

鹿島守之助[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 建設委員会 第閉会後4号(1953/10/13、3期、自由党)

○鹿島守之助君 今度の計画には一兆一千億という非常に厖大な金でございまして、いい加減貧乏をしている日本としては容易ならざる金であり、予算措置もかなり困難だろうと思いますが、それで何とかしてこの節約の方法はないか。日頃我々が考えておりますのに、今は、三月三十一日で終つて四月一日から始る会計年度でありますが、これを暦年度にいたしますというと非常に能率が上るのじやないか。通例こういう河川あたりの仕事ができますのは三月、四月、五月。六月にはそろそろ洪水がある。もう三月はいつも金がない。予算を使い果して四月、五月の最も仕事のできますときは予算が通つたばかりで、事務折衝で時間を空費いたしまして、まあ日本の……

第16回国会 建設委員会 第5号(1953/06/25、3期、自由党)

○鹿島守之助君 外国から来た人が言いますのに、どうも日本の道路はひどい、何よりも先ず道路を直さなければならんと。吉田総理も道路を何とかしなければならん。自由党の佐藤幹事長が建設大臣の頃も大いに道路を直さなければならんと言つたことがありますが、本年度の予算で特にそうした理想ですね、抱負というものを特に織り込んだ点がございましたら一つお教えを願いたいと思います。
【次の発言】 その程度ですか。
【次の発言】 少し理想はありませんか。

第16回国会 建設委員会 第閉会後6号(1953/10/21、3期、自由党)

○鹿島守之助君 もう時間もございませんから一言お尋ねしたいのですが、この要綱はまあ観念上の一つのエクイテイーの、正義公平の観念から出ておるのか、それとも電源開発を促進さそうというそういう意思からか、この要綱の趣旨ですね。それで恐らく官吏が立案されるというと、どうしてもやはり正義公平ということが離れない。併し実際の今の事情から言いますと、一つの例をとつてみますと、佐久間ダムあたりは三十五万キロワツト、それが一年用地買収なんかでごたごたしますと三十億違う、それは電源開発会社で売る値段です。それが国民経済に及ぼす影響は、アメリカでは大体その電力を使つて硫安を作るとか何とかというと八倍乃至十倍、恐らく……

第16回国会 建設委員会 第16号(1953/07/23、3期、自由党)

○鹿島守之助君 私はこの建設業法改正案につきましては、政府の説明を十分了承いたしまして賛成いたしますが、併しこれに満足するものではございません。建設業法が制定されまして、従来全く放任されておりました建設業に登録制度が布かれ、又片務契約是正の目的を以て中央建設業審議会において工事請負標準契約約款ができましてから数年になりますが、その運営の実際を見ますに、登録制度は全く形式に終り、標準契約約款の実施も勧告をなし得るにとどまり、強制力が伴わないために容易に一般に普及されない憾みがあります。更にその内容につきましても考慮を要する問題が多々ありますが、次に述べます諸点について政府、特に建設省御当局の深甚……

第16回国会 建設委員会 第19号(1953/07/28、3期、自由党)

○鹿島守之助君 この法案には賛成いたします。併し現在日本の総合開発なり電源開発が遅れている、これは国際的に見て……。議論が多くあつて実際において進まない原因の一つは土地の問題だと思います。この改正によつてどれだけそれが促進されるか問題だとは思います。併しないよりはましだ。ですから政府は総合開発、電源開発を層促進する上においてもつと強力な措置を考案して預きたい。こういう希望条件を附してこの法案に賛成いたします。


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 建設委員会 第2号(1953/10/31、3期、自由党)

○鹿島守之助君 実業界の一部では、有料道路になつても産業上重要な道路は至急直してもらいたい。その製品が何ぼ舗装をよくしてもこわれる、道路が悪いためにこわれる。それからスピードの点ですね、早く物を送れる、それからトラツクの傷む点、そういう点で、政府としては有料道路にして産業上重要なものを至急整備される御意向がございますか。

第17回国会 建設委員会 第4号(1953/11/04、3期、自由党)

○鹿島守之助君 ちよつと外交政策とも関連しておりますから、速記をとめて下さい。


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 建設委員会 第2号(1953/12/04、3期、自由党)

○鹿島守之助君 今設計の話が出ましたが、私たちは、かなり旧海軍の施設をやつておられた人が大分会社に入つて来ております。例えば私たち海岸堤防だとか、そういうものの海軍のほうの意見を聞いてみますと、いろいろ今度の設計を見ると、これは如何にも建設省式だというので、大分海軍のほうから批判が出て、そういうふうな意見を、これは十分御検討して下さつて、若しそういう意見が取り入れられますと、大分コストが安くなるし、私たち聞いておりますと、風の吹き方がこういう吹き方で、こういうふうになつていつ頃こういう波が来る、だからこういうような設計が適当で、そうして安全だ。こういうような意見を大分私たち聞かされたのです。そ……

第18回国会 建設委員会 第3号(1953/12/07、3期、自由党)

○鹿島守之助君 ちよつとそれに関連いたしまして、確かに今江田委員が言われたように、調査研究は非常に重要でございますが、これは政府でやつてもらいたいのですが、我々のほうでも民間でも痛感いたしまして、自分たちの技術改善をやりたいためにアメリカなり、ドイツなり、技術者派遣をしようと思いますけれども、二人ほど実は派遣しようと思つたこともあるし、それからアメリカから雇い入れたい、こういうふうに思いましたが、なかなかスタツクですか、あそこでそういう外貨の割当てがないわけです。そういう技術研究のために建設省のほうから一つ便宜を図つて頂けないものでしようか。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務委員会 第26号(1954/04/27、3期、自由党)

○鹿島守之助君 私は自由党を代表して、日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定について承認を求める件ほか三件に対し賛成の意を表します。  本協定は政府において我が国の国情に合致するかどうかあらかじめ十分研究したのち八カ月間に亘る互譲の精神で交渉を進め、両国間の完全な理解に基き我が国の事情を参酌した特別の規定をも盛り込んでおります。即ち安保条約の義務以上の新らしい義務のないこと、憲法の条章に従つて行われることが明確にされております。私は政府のとつた慎重な態度と周到な用意に敬意を表します。  私は本件に対する反対論の主要なものを取上げ、これを反駁し、又本協定が万一不成立の場合の事態を説明する……

第19回国会 建設委員会 第2号(1953/12/15、3期、自由党)

○鹿島守之助君 まあ私の考えでは、アメリカの民間の会社というふうなものは利益の一%に該当するものを研究に充てているようですですから大体そういうような心組でおります。それで皆一緒になつているのですね。会社の現業をやつている者も研究所の者も一緒にやつておりますから、給料というものもちやんと予算というのは全然なしに本社の人たちと一緒に支払つております。それから今甲野さんが言われましたが、研究費が足らないとおつしやつていますが、予算がないので、私は甲野さんにも必要な機械でも何でもあつたらどうぞ遠慮なしに申出て頂きたい、それで会社の都合で或いは即時に買えんということはあるかも知れないけれども、私は責任を……

第19回国会 建設委員会 第3号(1953/12/16、3期、自由党)

○鹿島守之助君 来年度の公共事業費を査定し或いは予算を組む場合に、査定される場合に、労賃ということは非常に大きな要素であることは申すまでもないことと思いますが、前の国会での予算委員会で小笠原大蔵大臣から、今九州では人夫賃が千円だ、それから東北地方ではその村のために土木工事をなしたところが、とても労賃が高いので遠くから労力を入れなければならんような事態を生じたと、地方民は災害があつたとき、最初は協力してくれるものだけれども、しまいになるとなかなか慾が出て、困つた事態が起きると、それで災害復旧法というような一つの法律を作つて、地元の人にも協力さしたいと考えておると、こういうことを大蔵大臣が予算委員……

第19回国会 建設委員会 第10号(1954/02/23、3期、自由党)

○鹿島守之助君 ちよつと関連していますが、調査の問題ですけれども、予算の問題も重要でございますが、今日技術者が、まあ全国にダムや総合開発ができたために調査能力がある技術者が、非常に数が少いのじやないか、この点どうお考えになりますか。
【次の発言】 私の考えで、いろいろ事業してみて感ずる点は、有能な調査能力のある技術者の数が少い、能力において不十分である。これは何も日本の技術者が欧米の技術者に比べて能力が劣つているという意味ではない。これは私しばしばアメリカの技術者に会いますけれども、戦争中まあアメリカだけがこの電源開発そのほかダムの建設をやつていて、日本初め全世界は第二次戦争中約十年間ストツプ……

第19回国会 建設委員会 第閉会後10号(1954/11/09、3期、自由党)

○鹿島守之助君 ちよつとお伺いしたいのですが、今度ヨーロツパ、アメリカずつと廻つて来て、住宅が非常な勢いで建ちつつある。数だけでなしに質も非常に立派である。それは都市計画も関連してだ。そういう調査ですね、諸外国における住宅の計画、こういうふうなものは資料ございましようか。実は向うで大公使館で聞いてみますが、そういうなには全然ないのです。例えば、外務省の人がスエーデンのストツクホルムの少し離れたところで非常な計画をやつておる、そこへ連れて行つてくれたのです。聞いてみるけれども、まあ私は外交官ですからねというわけで、専門でないのでよくわかつていないのですが、私この三カ年計画を立てるにしても、やはり……

第19回国会 建設委員会 第閉会後11号(1954/11/29、3期、自由党)

○鹿島守之助君 ちよつと、三重、愛知県の請負人につきましては、土木工業協会が、私は土木工業協会会長をしておるのですが、斡旋いたしましたので、その今田中さんが嫌がる請負人をひつぱたいたということでございますが、そんなことはありません。皆自由意思でやりました。誤解ないように。請負うときには、金は払つてもらえるということを思つていましたが、払つてもらえないので困つていることは事実でございますから、どうかできるだけ一つ、支払うようにお願いいたしたい。これだけ申しておきます。
【次の発言】 それは金は困つておりますが、嫌がる請負人をひつぱたいてやつた、これは事実に反します。自由意思的に契約したのですから……

第19回国会 建設委員会 第45号(1954/05/30、3期、自由党)

○鹿島守之助君 土地収用法の一部改正に関する請願に関し所見を述べさせて頂きたいと存じます。  本請願の要旨にあるごとく、公益又は公共事業である電源開発その他利水或いは治水事業に必要なるダム、又これらの目的を併せ持つ多目的ダム等の建設工事、更に交通運輸のための道路、鉄道の建設工事について、近来の状態は地元問題の解決が遅れ、従つてこれら重要国策である基本産業が遅れることが多くなり、実に我が国の現在、将来のために遺憾に堪えません。  この点は電力会社のみならず、建設省、農林省等の官庁工事も皆同様であります。然るに地元問題に関する起業者と被補償者との示談ができぬ場合は、法的解決としては土地収用法による……

第19回国会 建設委員会 第47号(1954/06/02、3期、自由党)

○鹿島守之助君 私はこの際、通商産業委員会に付託されております砂利採取法案について、当建設委員会として、次に申述べますような案で修正の申入れをするよう取計らつて下さることを希望いたします。    砂利採取法案に対する修正に関する申入れの件  同法案第十一条を修正して、河川等の管理上の次に「又は政令で定める公益事業に」を加へる。   理 由  第十一条の規定は砂利採取専業者を保護する反面に於て、砂利採取専業者の独占を強め、価格の高騰を来す虞が少くない。従来電源開発、治水、鉄道、道路等の公益事業の用に供する砂利に付ては、工事費の低廉を確保する為、多くの場合工事現場附近に於て、当該企業者又は建設業者……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務委員会 第閉会後1号(1955/08/19、3期、自由党)【議会役職】

○理事(鹿島守之助君) ただいまから外務委員会を開会いたします。まず、理事補欠互選の件を議題といたします。本委員会は先に理事草葉隆同君が委員を辞任せられ、また理事苫米地義三君が委員を辞任いたしましたので、現在理事が二名欠員になっておりますので、つきましてはただいまからその補欠互選を行いたいと存じますが、慣例によりまして、成規の手続を省略して便宜その指名を委員長に御一任を願うこととして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それでは私より草葉君の補欠として小滝彬君を、苫米地義三君の補欠として鶴見祐輔君をそれぞれ理事に指名いたします。暫時休憩いたします。再開は三号室でいたし……

第22回国会 外務委員会 第閉会後2号(1955/09/14、3期、自由党)

○鹿島守之助君 けっこうです。

第22回国会 外務委員会 第4号(1955/05/17、3期、自由党)

○鹿島守之助君 きわめて平凡な質問でございますけれども、このガット加入によりまして日本の経済自立といいますか、日本の国際貸借上大体どのくらいな改善ができる見通しですか。
【次の発言】 おもにアメリカですか。
【次の発言】 今、日本では、もと幕末に不平等条約を結んで、それが治外法権と関税の自主権でしたが、今日本は関税の自主権というものは持っておるのですか。保護貿易のために、ガットヘの加入に反対するような国に対して、自由に高い税率をかけてどうするということはできるのですか。
【次の発言】 だから日本にかりに反対するような国に対しては、報復関税を与えて威嚇することはできるのですか、できないのですか。……

第22回国会 外務委員会 第10号(1955/06/14、3期、自由党)

○鹿島守之助君 関連です。私、昨年の秋ヨーロッパ、それからアメリカを回ったのですが、受けました印象は、ことに公使あたりには若すぎるのじゃないか、参事官、公使等はずっと若すぎるのじゃないか、大使が老朽ということもありますけれども、それほど老朽ということよりも、シナのことわざに、年とったラクダは十匹のロバよりもよけい運ぶということがあるように、若いもの必ずしも優秀じゃない。ことに日本におきましては約十年ほど海外との交通が絶えたので、言葉だとか、外国語ですね、それから礼儀作法だとか、そういうものでかなりギャップがある。相当な年とっても優秀な人は採用することが望ましいのじゃないか、今の若い外交官、新進……

第22回国会 外務委員会 第11号(1955/06/17、3期、自由党)

○鹿島守之助君 まず日ソ交渉の問題についてお伺いしたいと存じます。  日ソ交渉が六月十四日のソ連の提案によって重大な難関にぶつかったと伝えられておりますが、日本には日本独自の立場があり、次の四原則が不退転の決意をもって実現ないし解決せられることを切望いたします。  その一つは、領土問題の解決であります。ソ連側の提案にかかる歯舞、色丹両島返還拒否を含む領土現状維持では困ります。この両島はもとより、千島、南樺太の返還は日本国民の一致せる要望であります。その二は、われらは共産主義及び共産主義生活様式には絶対反対であります。この点は自由党だけでなく、民主党はもとより社会党の大部分もそうだと思います。従……

第22回国会 外務委員会 第18号(1955/07/19、3期、自由党)

○鹿島守之助君 この巨頭会談で日本にどれだけ利害関係があるかということは、まだ電報も短かくて十分検討できませんけれども、非常に私注意を引いたことは、フランス代表が軍縮で節約したその金でそれを未開発の援助計画に使う、この提案です。これはアイゼンハワーも言ったことがあるし、それからイギリスのアトリーが非常にこの点をはっきり選挙戦にも打ち出して、綱領の一つの中に軍備を縮小して、それで未開発の援助をやる、これは吉田内閣におきましても、東南アジア――アメリカの援助を得、あるいは国連の援助を得て未開発地に対しまして、ことに主として日本は東南アジアに対しまして……、今この巨頭会談でこの問題が出たのですよ。日……

第22回国会 外務委員会 第19号(1955/07/22、3期、自由党)

○鹿島守之助君 それにちょっと関連して質問したい。移民の大体の歴史から見ますと、たとえばイタリアあたりが大へんな移民国だ、あれは一つのサンプルですが、第一段階はともかくその国でどちらかというと、生存競争で負けたような、そういうような何が海外に職を求めて、無規律に自由に向うへ行った段階なんです。日本でもまだ今でもサントス渡しとかなんとかいうので非常にあわれな様相を呈しておるのです。第二段階は私たちがイタリアにいた時分に、それじゃいけない、行くものはみんな一応の教育をしていく、その教育というのは主として価値を与える、価値化と言いますか、女が行くのならばそれは看護婦だとか、あるいは産婆だとか、何かそ……

第22回国会 外務委員会 第21号(1955/07/26、3期、自由党)

○鹿島守之助君 本日まず伺いたいのは、特別円問題の解決に関する日本国とタイとの間の協定に関する件でござい捜すが、この第二条に関しまして、日本国の資本財及び日本人の役務の提供に関し、今日すでに合意された条件及びその態様ができているでしょうか、その点伺いたい。
【次の発言】 次に、現在日本政府の考えとしては、いかなる事業に投資またはクレジットを与えようとお考えになっておられまするか。またいかなる種類の資本財及び役務を提供しようと考えておられますか。この点伺いたい
【次の発言】 フィリピンの方はかなり具体的に積み上げ方式で、いろいろな要求している資本財、役務が出ておりますが、タイの方はそういう具体的……

第22回国会 外務委員会 第22号(1955/07/27、3期、自由党)

○鹿島守之助君 イタリアにおきましては、季節移民と申しますか、たとえばアルゼンチンの小麦の収穫のようなときには、大量にイタリアから向うへ行きまして、その収穫が終りますとまた帰ってくる、こういうような移民の方法がありまして、これは移民協定か何かで、ずっと昔から締結せられてありますが、日本もそろそろそういう季節移民と申しますか、そういうものを考える現実上の必要時がきておるの考、二つの点についてお考えを伺いたいと思います。  一つは、最近、日本のある土木建築会社が、アリューシャンにおきまして日本軍の残した鉄材、遺骨、そのほかそういうものを一定の価格で請け負いまして、私の聞いたところでは、ワシントン政……

第22回国会 決算委員会 第25号(1955/07/07、3期、自由党)

○鹿島守之助君 サービスのことに関連いたしまして、今度私は海外に回ってみたのですが、イギリスあたりは建設業というようなものは、内地では今あまり仕事がないので、それでアフリカだとか、中近東あたりに非常に何と言いますか、国土総合開発といいますか、自然改造というものがございまして、イギリスはもとよりフランス、ドイツ、これはやはりエキスパートの、こういうサービスの中に入れまして、政府が大々的に援助しておる。銀行なんかも、たとえば最近トルコなんかが国立銀行を建てるというので、年賦払いみたいにして五年か何かで、それはどこでもほとんど建設業者という側は、日本よりも大きいのですが、銀行とタイアップしまして、こ……


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各種会議発言一覧(参議院3期)

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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 通商産業・建設連合委員会 第1号(1954/06/01、3期、自由党)

○鹿島守之助君 それに関連いたしまして実は建設業者はこの十一条についしは非常に大きな不安を持つておりますので、この五月の十二日に全国建設業協会会長清水康雄、社団法人土木工業協会会長鹿島守之助、私と連盟でこれは慎重審議の結果参議院議長河井彌八殿宛に十一条の問題について陳情書が出ておるのです。読上げて見ます。   「河川法等の規定に基き砂利の採取又は払下の許可をする者は、……砂利採取業者が砂利採取業の合理的経営を維持できるように考慮して許可するものとする」との規定は、砂利採取専業者を保護する半面において、砂利採取専業者の独占を強め、価格の高騰を来たす虞れが少くない。従来電源開発、治水、鉄道、道路等……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 内閣・決算委員会連合審査会 第1号(1955/06/09、3期、自由党)

○鹿島守之助君 右にちょっと関連しまして、私も実は今度初めて決算委員会にきた者で、よく事情を知らないのですが、ここへ参って皆さんの意見を聞いてみますと、検査を受ける側、商人だとか請負人が非常に悪いことを要求する、そういうために今度局が四局が五局にふえるのですが、ふえるのももっと監督を厳重にするという趣旨だろうと思います。趣旨はけっこうでございますが、私自身としていろいろ政府の事業を受持ったり、やった者の立場から見ますと、一方的に判定されまして、われわれの方では……。アメリカではクレームといいますが、人民の権利が非常に認められておりまして、官庁なり、あるいは会計検査院の裁定なり、決定に対しては異……



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データ更新日:2022/12/18

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