このページでは鹿島守之助参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○委員長(鹿島守之助君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
この際、小林外務政務次官から就任のごあいさつをしたいとのことで発言を求められております。これを許可いたします。
【次の発言】 国際情勢等に関する調査を議題として藤山外務大臣に対し質疑を行うことにいたします。なお藤山外務大臣の出席は、都合により正午までとなっておりますから、この点お含みの上質疑をお願いいたします。藤山外務大臣から発言を求められておりますので、まずこれを許可いたします。
【次の発言】 それでは質疑のおありの方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 承知いたしました。
ほかに御質疑のおありの方はございませ……
○委員長(鹿島守之助君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
一言ごあいさつ申し上げます。このたび私、はからずも外務委員長に選任されました。はなはだふなれでございますが、委員各位の御協力を賜わりまして、その任を全うしたいと思います。よろしくお願いいたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会におきましては、今期国会開会中、国際情勢等に関する調査を行なって参ったのでありますが、会期中に調査を完了することは困難であると広められますので、閉会中も引き続き調査を行うため、継続調査要求書を議長に提出したいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(鹿島守之助君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起して下さい。
まず、委員の異動について報告いたします。去る七月三十一日大谷藤之助君が委員を辞任され、その補欠として小柳牧衞君が選任されました。
【次の発言】 本日、先般当委員会が行ないました委員派遣について、派遣委員の方から報告を承わることにいたします。
まず第一班島根県に派遣された委員の方から御報告をお願いいたします。
【次の発言】 報告書が提出されておりますので、これを会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(鹿島守之助君) それではただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。昨日亀田得治君が委員を辞任され、その補欠として加藤シヅエ君が選任されました。
【次の発言】 本日は、国際情勢等に関する調査を議題とし、岸内閣総理大臣、藤山外務大臣及び楢橋運輸大臣に対し、質疑を行うことにいたします。
岸総理大臣から発言を求められておりますので、まずこれを許可いたします。
【次の発言】 御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと申しあげます。ただいま委員の異動がございました。小柳牧衞君が委員を辞任され、その補欠として大谷藤之助君が選任さ……
○委員長(鹿島守之助君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。昨日松浦清一君が委員を辞任され、その補欠として大和与一君が選任されました。
【次の発言】 本日は国際情勢等に関する調査を議題とし、藤山外務大臣に対し質疑を行うことにいたします。
藤山外務大臣から発言を求められておりますので、まず、これを許可いたします。
【次の発言】 それでは質疑のおありの方は、順次御発言願います。
【次の発言】 ほかに質疑のある方はございませんか。
それでは、本日はこれにて散会いたします。
午後零時十九分散会
○委員長(鹿島守之助君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
本日は、調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
当委員会におきましては、毎国会、国際情勢等に関する調査を行なって参ったのでありますが、今期国会におきましても、従前通り、国際情勢等に関する調査を行なうこととし、議長に対して調査承認要求書を提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の案文の作成及び手続等は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
本日は、これにて……
○委員長(鹿島守之助君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
千九百五十九年の国際小麦協定の締結について承認を求めるの件、在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案、以上本院先議の両案件を便宜一括議題として政府から提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 ただいま説明を聴取いたしました両案件のうち、まず千九百五十九年の国際小麦協定の締結について承認を求めるの件について、これより直ちに質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。なお、政府側より高野経済局次長、根本国際協定課長が出席いたしております。
○委員長(鹿島守之助君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
千九百五十九年の国際小麦協定の締結について承認を求めるの件を議題とし、前回に引き続き、質疑を続行いたします。質疑のある方は、順次発言を願います。
政府側からは、高橋条約局長、高野経済同次長、村田食糧庁業務第二部長、倉八通商同次長が出席いたしております。
【次の発言】 ただいま委員の異動がございました。藤原道子君及び加藤シヅエ君が委員を辞任され、その補欠として、藤田進君及び高田なほ子君がそれぞれ選任されました。
以上御報告いたします。
【次の発言】 ほかに質疑のある方はございませんか。――それでは、本件に関する質疑は、本日……
○委員長(鹿島守之助君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
日本国とヴィエトナム共和国との間の賠償協定の締結について承認を求めるの件、日本国とヴィエトナム共和国との間の借款に関する協定の締結について承認を求めるの件、以上予備審査の両件を便宜一括して議題といたします。
政府より提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 ただいま説明を聴取いたしました両件に対する質疑は、これを後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 次に、在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案、本院先議を議題とし、引き続き質疑を続行いたします。質疑のある方は、順次御発言を願います。政府から内……
○委員長(鹿島守之助君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告をいたします。
本日加藤シヅエ君が委員を辞任され、その補欠として戸叶武君が選任されました。
【次の発言】 千九百五十九年の国際小麦協定の締結について承認を求めるの件、本院先議を議題とし、前回に引き続き質疑を続行いたします。質疑のある方は、順次発言願います。なお、政府側から小林外務政務次官、高野経済局次長、村田食糧庁業務第二部長倉八通産局次長が出席いたしておられます。
【次の発言】 ほかに御質疑ございませんか。━━他に御質疑もございませんようですから、本件に対する質疑は、終了したものと認めて御異議……
○委員長(鹿島守之助君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。昨日戸叶武君が委員を辞任され、その補欠として加藤シヅエ君が選任されました。
【次の発言】 在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案(本院先議)を議題とし、引き続き質疑を続行いたします。質疑のある方は、順次御発言を願います。政府側からは小林外務政務次官、内田官房長、北原参事官が出席いたしております。質疑のある方はございませんか。
【次の発言】 そうでございます。在外公館の一括議題です。
【次の発言】 ほかに質疑のある方はございませんか。
本日は、これにて散会いたします……
○鹿島守之助君 永野委員からの質問に関連いたしまして、スエズ運河の国際入札についてですが、金利が非常に高い。これは問題なく高いのです。国際入札に参加するには入札保証金、いよいよ落札してそれをやりますときに契約保証金、大体入札保証金が五%、契約保証金一割、それを外貨で積み立てるわけですが、エジプトで、たとえばスエズ運河の何か落札しても、そういう外貨は、貿易の自由化がもっと進めばともかく、現在の段階では方々から、アフリカの各地から日本に入札のインビテーションがいっぱいくるのですよ。まず入札に際して外貨を積むということが全然できない。永野委員のおっしゃる金利の問題と同時に、われわれが海外に出るような……
○鹿島守之助君 アルゼンチンの移民のことについてちょっと伺いたいのですが、ブラジルなんか人種平等で、ちっとも人種的偏見はないのですが、アルゼンチンなどは、ホワイト・オンリーのように聞いたのですが、どういう種類の移住民が行っているのですか。
【次の発言】 現在のアルゼンチンヘ行っている移民は、みな農業移民ですか、全部農業移民ですか。
【次の発言】 今、アルゼンチン大使が非常にアルゼンチンの開発に熱心ですね。それで非常に膨大な道路計画、住宅計画、それから鉱山の開発ですね、将来はダム建設、こういうふうなものがあるので、日本に対して協力を求めてきているわけですが、そういう方面の、たとえば土建労務者みた……
○鹿島守之助君 それに関連して、これはシンガポールは含まれるのですか、含まれんのですか。
【次の発言】 現在シンガポールとの間の関係はどうですか、こういうふうな協定が結ばれつつありますか。
○鹿島守之助君 私は、新安保条約にはぜひとも経済援助並びに協力に関する規定を挿入してもらいたいことを、機会あるごとに、岸総理大臣、藤山外務大臣、自民党の幹部、財界要路の各位に要望していた次第でありますが、今回これが実現せられたことを衷心より喜ぶものであります。ところが、衆議院審議の過程においては、ほとんど経済問題について十分満足な審議が行なわれなかったばかりでなく、また新聞、雑誌、放送、世論等も、はなはだしくこれを軽視するように見受けられますが、まことに遺憾に考えておるものであります。実際この条約が批准せられ、成立した暁には、真に国民の生活を保障し、富の程度を絶えず向上せしめ、社会福祉を増進せ……
○鹿島守之助君 小坂外務大臣におかれては、近々第十五回国連総会に出席のため渡米せられ、その節ハーター国務長官やジロン国務次官初め米国多数の要路者と会見されるよう承わっており、日米経済協力問題もその議題にあるように承知しておりますので、私は、大臣渡米の機会において、新安保条約の運営並びに米国との経済協力、なかんずく東南アジアの低開発国援助の問題についていささか意見を承わり、また私の希望も申し述べたいと存じます。 日米安保条約には、その前文並びに第二条、岸・アイゼンハワー共同声明において、経済協力に関する規定、申し合わせがあることは、とくと御承知のことと存じます。私は、参議院の過般の安保特別委員……
○鹿島守之助君 日本とブラジル合衆国の間の文化協定のこの前文に、「国際連合憲章の高遠な理想」云々とあるし、それからイギリスと日本と、グレート・ブリテンそのほかの方にないのですが、その区別はどういう点でございますか。
【次の発言】 私は、何だか入れると入れないで運用の上に大きな差が出てくるような感じがするのですね。たとえば、われわれが了解している文化といえば、芸能文化と生活文化、この二つに大きく分けられるのですね。芸能は歌舞伎、お能を派遣する、こういうものは芸能文化で、生活とは全然関係がない。しかし、いろいろな生活状態を向上させるために、日本の産業の紹介だとか、そういうフィルムにしても生活に即し……
○鹿島守之助君 ちょっとそれに関連しまして。パキスタンと西ドイツとの間に投資条約ができているのですが、日本は、何かそういう交渉がありますか。
【次の発言】 将来西ドイツとパキスタンと批准した場合に、そういう場合に、何か最恵国待遇で、日本はそういう点均霑できるのですか。できないのですか。これは別問題ですか。
【次の発言】 日本においては、そういうような、パキスタンと西ドイツが結んだような条約が考慮されておりますかどうか。ぜひ考慮してもらいたいと思いますけれども……。
○鹿島守之助君 賠償の経過についてのほかの委員の要求がありましたが、マリキナ・ダムの入札が延び延びになっているのは、これは見通しはどうですか。いつごろになりますか。大統領の選挙前ですか。後になりますか。デリケートな問題でございますから、差しつかえない限度でようございます。
【次の発言】 一向順調には行ってない。非常に延び延びになっている。順調とは言えないと思いますがね。それから、マリキナ・ダムの入札も、この条約に関連性がありますか。ないでしょうか。
○鹿島守之助君 このインドネシア、パキスタンの協定ですが、まあわれわれ外国へ行きますと、向こうの会社で自分の飛行機を持っておるのがあるのですね。もうほとんど、タクシーみたいなものじゃなしに、自分でたいてい持っておるのですが、将来われわれが自分で飛行機を買って、それでインドネシアでもパキスタンでも行ける。この協定はそういう場合にも適用を受けるのですか。
【次の発言】 今度私ぐるっと昨年の暮から一月までずっと諸外国を回ってきたんですが、おそらく航空機に関しては日本はまだ四等国で、とにかくブラジルみたいな国でも簡単にハイヤーみたいに軽く行っているんですね。日本は道路もたいへんおくれていますが、航空は……
○鹿島守之助君 私も資料をいただきたいのです。大臣の補足説明では西独との関連性が非常に引かれておりますが、西ドイツでは、私の知る限りでは、与党はもちろん野党もあっさり通しておりますから、国会における議事録、討論、その要旨をひとつボンの連邦政府から集めていただきたい。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。