高野一夫 参議院議員
3期国会発言一覧

高野一夫[参]在籍期 : | 3期|- 4期- 5期- 6期
高野一夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは高野一夫参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院3期)

高野一夫[参]本会議発言(全期間)
| 3期|- 4期- 5期- 6期
第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 参議院本会議 第36号(1956/04/16、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は、ただいま議題となりました公共企業体等労働関係法の一部改正案に対して、自由民主党を代表して、きわめて簡単ながら賛成の討論をいたしたい次第であります。  今さら私があらためて申し上げるまでもなく、三公社五現業の企業は、国家公共的の性格を持って、国民の日常生活に直接重大なる影響を与えるものであって、その運営は、国会の承認する事業計画と予算によってなされ、すなわち政府が運営の元締めに当っておって、しかも五現業の職員は国家公務員であり、三公社の職員は国家公務員に準ずるものであること、また労使関係にしても、企業体側は、民間企業の資本家的立場とは異なるものでありますから、公共企業体の労使……

高野一夫[参]本会議発言(全期間)
| 3期|- 4期- 5期- 6期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院3期)

高野一夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 3期|- 4期- 5期- 6期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 議院運営委員会 第閉会後6号(1953/10/28、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと伺いますが、式辞というのは陛下じやなくて議員に対して議長が読むのであつて、我々がこういう気持で行こうじやないかというような指示になるのですか。

第16回国会 厚生委員会 第閉会後1号(1953/10/12、3期、自由党)

○高野一夫君 私途中から失礼したいので、先に四、五点について、山下委員の御質問に関連して参りますが、お尋ねしてみたいと思うのですが、それは一方において粉食を奨励し、一方において人造米を奨励し、又一方において強化米を奨励する、こういうようなことはみんな人が好き好きだからパンを食いたい人はパンを食わせる。それから米粒に執着するものには人造米、強化米を食わせるというようなことはやつてやれないことはないかもわからないけれども、これは副食物とか嗜好品とかいうものとは違つて主食物でありますから、私はこれは又別個に考えなければならないものじやないかしらと私は思うのですが、そういうような非常に多岐に亘つた奨励……

第16回国会 厚生委員会 第閉会後2号(1953/10/22、3期、自由党)

○高野一夫君 私ちよつと伺いたいのですが、先般も私は東北線の三等車に乗つて、闇米を運んで、いろいろ取締を受けるところを見たのですが、誠に非常に陰惨な感じを持つのですが、結局は我々考えますところは闇米を運んだり、運ばせたり、売つたり、買つたり、又それを我々が買つて家庭生活に使わなければならん世の中では、誠に政治が行われていないような世の中だという感じを持つのですが、それで取締に当つておられるかたがたいろいろ売るところ、買うところ、悪質、良質、いろいろありましようけれども、ぶつかつていらつしやるわけですから、何と申しますか、一番事情がおわかりだろうと思うのですけれども、これをただ取締をどうこうする……

第16回国会 厚生委員会 第10号(1953/07/07、3期、自由党)

○高野一夫君 先ほど検査手数料だけ払えば旅費なんか要らずに検査をするというお話でしたが、これは簡易と場における検査ですか。自家用と殺の場合も検査の必要がありますか。
【次の発言】 自家用と殺の場合は検査の必要はこれは全然ないんですか。
【次の発言】 このと場外の自家用と殺に、どうして検査の必要がないということを言えるんでしようか。
【次の発言】 私は手数料ばかりのことを言つておるのじやないのですが、と場外自家用と殺をする場合強制的に検査をしなくてもよろしいというそのことはどうか。検査をしなくても別に不安がない、危険がないようなお考えなんでしようか。

第16回国会 厚生委員会 第11号(1953/07/08、3期、自由党)

○高野一夫君 先ほどの榊原委員、山下委員の質問に関連してお尋ねしたいのでありますが、第五条に「患者又は患者と疑うに足りる相当な理由がある者を診察させることができる。」ということになつておりますが、「患者と疑うに足りる相当な理由がある者」というのは、どういうふうにして発見するのですか。
【次の発言】 この顔貌から見ても、どうもらいじやないかということはよくわかるのでありますが、若しこれが被服を着ておつて現われない、着物やずぼんをつけておつて、その中に症状があるということで、曾つて医師の診療を受けたことがないという者に対してはどういうふうにして発見し、どういうふうに措置されるのですか。

第16回国会 厚生委員会 第14号(1953/07/13、3期、自由党)

○高野一夫君 参考人に二、三お尋ねしたいのですが、三条を適用することについて躊躇された一つの問題として外出の許可証を持つておつた、こういうふうなお話でありますが、どういう外出の許可証を持つておつたか、十分お調べになつたわけですか。
【次の発言】 私の申上げたいことは、この外出許可証の、外出の目的を偽わつてはしないかという懸念がある。そういう点について法の三条を適用することについて外出の許可証を持つておつたから適用することについて、一応考え直した、三日の日ですか……。というような説明があつたように私は聞いてメモをとつたのですけれども、そういう点については別にお調べになつたわけではないのですね。

第16回国会 厚生委員会 第19号(1953/07/23、3期、自由党)

○高野一夫君 私は健康保険のこの給付期間の延長ですね、これに関連しまして、給付費というのは、国庫負担ということを附帯決議で出したいという、私は個人的には、そういう気持を持つております。ところがどれくらい金がかかるかというと、百億くらい金がかかるということですから、予算の見込がつくか、つかないかということを調べてみる必要があると思います。見込のないものを幾ら決議しても仕様がないと思いますから、少しそれを調べて、明日でも意見を述べたいと思いますから、或いは質疑をするかも知れませんから、健康保険の問題は、今日はこのくらいで打切つて、明日にでも延ばして頂きたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第16回国会 厚生委員会 第20号(1953/07/24、3期、自由党)

○高野一夫君 ええ、関連してちよつと大臣にお尋ねしたいことがあるのです。私は先ほど来藤原さんの御意見を伺い、質問の材料としてお述べになることを伺つておつて、そうして大臣にお尋ねになつたことで、多少事実と相違している点があると思うのです。それを私は事実を申上げて、私は改めて大臣にお尋ねしたいことがあるのです。やはりあなたの御質問に関連したことで、先般参考人を呼んで、その呼んだ参考人の或る人が、納得ずくで収容しなければ収容の実績が上らないということを言つた。それは只今藤原委員のお話の一つになつておるけれども、大事なところが藤原委員のお話では落ちているのであります。その参考人の言うのには、納得ずくで……

第16回国会 厚生委員会 第21号(1953/07/27、3期、自由党)

○高野一夫君 この法案に直接関連のないことですが、関連してちよつとお伺いしたいと思うのですが、厚生省に、医務局側でもいいですが、これらにおきましては看護婦、医師、歯科医師の特例がこれで出るわけですが、薬剤師のほうはそういう希望者はないかどうか御存じございませんか。
【次の発言】 質疑打切の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は政府原案に、このまま原案に賛成でございます。そのように皆様の御承認を私も願いたいと思うのでございますが、ついては原案をそのまま承認する代りに、附帯決議を付して頂きたいと思いますが、案文を申上げてよろしうございますか。私の考えております案文は  健康保険法第五十七条の三……

第16回国会 厚生委員会 第23号(1953/07/29、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと青柳委員長にお伺いいたしますが、この一番最初の二十二条の救助の種類、これは水害対策特別委員会で考えておるのがそのまま全部入つておりますね。
【次の発言】 これを生活保護階級のものだけに限つた、災害にかかつた住宅ということになれば、今回又西日本、中国方面に対して臨時措置の立法をやるについては、生活保護階級でなくとも災害にかかつた住宅の修理ということは全部入れたいという考えでおるわけですが、そうするとそのほうに別に入れておかなければ不完全ということになりましようか。
【次の発言】 同じ与党同志で質問するのもおかしなものでありますけれども、この「当分の間、」ということになると、……

第16回国会 厚生委員会 第25号(1953/07/31、3期、自由党)

○高野一夫君 動議に反対じやないですが、私にも一言言わして下さい。私は小委員でもないし、理事でもないから、別の立場で申上げたいと思うのですが、昨晩、今日の会議のやり方をおきめになつたのは、小委員会でなくして、小委員と常任委員長と理事との懇談会で、今日のことをきめようということのお話でおきめになつたと思うのです。それで正十時に開会して、そして小委員長の報告を求めて、それから大臣においで願つて、いろいろ私はお質しするべきを質問するということで決定になつたと私は理解して、今日は実は正十時に参つたわけであります。(「その通り」と呼ぶ者あり)話がいろいろこんがらかりましたが、そこで先ほど来山下委員のお話……

第16回国会 厚生委員会 第26号(1953/08/01、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと細かい点ですが、この第五の「強制診断、強制入所の措置については」云々ということは、これは誠に結構だと思いますが、これは何もわざわざ強制という文字を付けなくても、「診断、入所の措置については」としたほうが、柔らかくていいんじやないでしようか。どうせあとで「人権尊重に基き」納得してやつたらいいという希望ですから、外の条文はともかく、ここではどんなものでしようか。
【次の発言】 私は先般第五条について、この強制診断について患者がいろいろ訴えて来るので、当局に伺いましたところが、あの文章の中には確か「診察させることができる。」となつておる。それではその診察に応じない場合はどうする……

第16回国会 厚生委員会 第27号(1953/08/04、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと保険局長に伺いますが、この表を見ますと、事務費の全額が三億となつておりますが、給付費は結局総額幾らかかるということになりますか、大体見当は……。大よそでいいですから、七十八億とか八十億とかその辺ですか。
【次の発言】 一カ年ですね。
【次の発言】 局長にちよつと伺つておきたいのは、現在は金がないからしようがないですが、将来、仮に来年度、再来年度でなくても、できるだけ近き将来において事情が許すならばこの年間の給付費の何%かを国庫負担にする、したいというような御希望でも厚生省はお持ちでしようか、それは好ましくないとお考えなんですか。

第16回国会 厚生委員会 第29号(1953/08/06、3期、自由党)

○高野一夫君 今の湯山さんのお話に関連します。私は衆議院の青柳議員に伺いたいのですが、むしろこれは特殊法人なんだから、やはり役員というのは大臣が任命することに特色があるので、それで若しもこれが大臣が任命しないような役員というような形をとるならば、財団法人とか社団法人とか何とかいうことになつて来る。そうするというと、それに対する監督官庁が、徹底的に監督を発動することはできない、そういうこともいろいろ考え併せますと、これはとにかくいろいろな話も出ようかと思われるので、やはりどうも会長、幹事まで任命するということもおかしいようなものですけれども、十分業務を監督するという立場から行けば、やはりこれでな……

第16回国会 厚生委員会 第30号(1953/08/07、3期、自由党)

○高野一夫君 財団法人日本遺族会に、若しもこの法律が通過して、無償貸付をやつたあとの運営の方法について多少ここに厚生省関係の監督の条項があるようですけれども、これはどういう程度に監督ができるでしようか、「法令、法令に基いてする行政庁の処分又は寄附行為に違反した場合において、その役員を解職すべき旨を勧告すること。」ができる。それからそのほか予算が不適当である場合というようなことがあるようでありますが、この経営の方法について、仮りに会計上の問題、予算の編成、いろいろの使い方の問題、そういう点について厳正なる監督批判を厚生省はやり得ることになりましようか。厚生省からの御答弁を願います。

第16回国会 厚生委員会 第31号(1953/08/08、3期、自由党)

○高野一夫君 私はこれについて私として最初にして最後の質問をたつた一つだけ申上げたいと思います。私、席を外しておつたので、すでに御質問があつて御答弁があつたかも知れませんが、そうであつたらば御勘弁願いたいと思うのですが、この法律を通さなければ厚生省の仕事に非常な支障を来たす、例えば今度日雇労務者或いはそのほかにいろいろな社会保険関係の法律も改正通過させましたが、そういうのを通過さしたところで、これがなければやはり死文に終つてしまう。ただの支障とか不便とかいうことでなくして、これがなければ仕事ができなくなるのだというような点がございましようか。それだけ一つ。

第16回国会 厚生委員会 第32号(1953/08/10、3期、自由党)

○高野一夫君 私は只今の中山委員の動議に賛成いたしております。
【次の発言】 先ほどの湯山委員のお話も御無理のないような点も感じないでもない点でありますが、率直に申上げて、一応この間も藤原委員なり湯山委員にしても、十分私はこの法案そのものに対する直接的な御質疑は十分お出しになつたのじやないかと思つておる。それであとから引つかかつて参る、引つかかつておるとおつしやる問題は、湯山委員の私案、こういう考え方を以て、これに対してどう思うか、こういうふうないわば討論に亙るような御質疑でありまして、直接間接関係がないとは申しませんけれども、直接的にこの法案に対する質疑は一応あのときにおやめになつて、そうし……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後3号(1953/09/16、3期、自由党)

○高野一夫君 厚生大臣に概括的のここで結構ですからお伺いしたいのですか、我々が臨時国会を早く希望したリ、予算措置を早く希望したりいたしましても、その前提といたしまして各地における被害実態を把握することが根本問題だと思う。それに対しては地方から報告されている、或いはそのほか各方面からの調査をもとにして、それに対して各省がそれぞれの所管において検査し、査定をされなければならないと思うのです。ところで厚生省からはいろいろ資料が出ておりますが、この資料を私は要求する前に建設省のを見ましたところが、その査定の進捗状況が頗る遅々としているようであります。非常にこれは各地方、各町村に亘つた災害であるから、こ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後4号(1953/09/17、3期、自由党)

○高野一夫君 私は最近和歌山県の御坊における中小商工業者の切実な訴えを受けましたのですが、御承知の通り、御坊は和歌山県の災害の一番中心地です。そこでその中小商工業者の立場を訴えて来ているわけです。それは中小商工業者に対して国民金融公庫或いはそのほかの金融機関から、災害復旧の融資を受けられるということになつているわけだが、その説明もいろいろ聞いた。金融機関から聞かされたけれども、その条件、手続き等は何ら普段のときと毫も変らないものを要求されている。従つて緊急の災害を受けた商工業者が、特に商店などが急いで金を借りるということには到底間に合わない。そこで結局、金を借りられるような人は金のある有産階級……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後6号(1953/09/19、3期、自由党)

○高野一夫君 この間、私がお願いして置きました資材に関する統計面の数字ができているのじやないかと思うのでありますが、できておりましたらお配り願いたいと思います。
【次の発言】 私は先般もお尋ねをし、且つ申上げたのですが、我々は、金々と言つて、金さえ間に合えばすぐ災害対策はできるかのごとく、とかく考えがちになつてしまうのですが、金だけで災害対策ができる面もあるけれども、それはむしろ極めて一部分であつて、その金で以て使用しなければならない資材がある。その資材が揃つて初めて災害復旧工事ができるということでありますならば、仮に今年百億要求して、もらつたけれども、鋼材もセメントも木材も間に合わないという……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後7号(1953/09/26、3期、自由党)

○高野一夫君 この静岡県の損害の総額というのはどれくらいのものですか。
【次の発言】 その会社の一つの実情を……、何という名前の会社ですか。
【次の発言】 資本金はどのくらいのものですか。
【次の発言】 これだけの県を指定して災害対策に援助しようというのに、会社の実体くらいはおわかりになりそうなものだと思います。
【次の発言】 あまりこればかりに時間をとるのもどうかと思いますから、間単に二つばかりお尋ねしたい。静岡は大井川だけですか。
【次の発言】 これがないと、今度のとにかく特別措置法にはちやんと条件があるのですから、何か交通関係或いは産業上の関係に非常に障害が起るのですか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後13号(1953/10/14、3期、自由党)

○高野一夫君 これは今のお話だと、私立学校が市町村単位のほうの基準に則つてという意味の御説明ですか。そうするとこの政令案には県が書いてありますね、これはどういうわけですか。公立学校はただ略して何も書いてなくて私立学校は県が指定してある。給食も県が書いてある。
【次の発言】 そうするとこの私立学校の地域指定は、それではこれは文部省の原案になつていないわけですね。まだきまつていないわけですね。委員会に提出される案ではないわけですね。我々に廻されたのは県が明らかに書いてある、こういうふうにこれは変更修正されるわけですか。
【次の発言】 そうすると、この学校給食と私立学校の復旧工事とは県が指定してある……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第25号(1953/08/06、3期、自由党)

○高野一夫君 この第八の問題ですが、これは昨日の参議院における委員会では、すでに前以て政府に申入れした事項でもあるし、それをただ法文化したに過ぎない案であるからということで、第一読会第二読会何ら異議なく満場一致できまつて、そうして今日午後の打合会に持込んでもらうということにきまつておつたのであります。そうして今日午前のほうの相談で残されたものは、昨日多少疑議のあつたところ、保留されたものが残されたものであつて、この第八、そのほか一、二のものはすでに昨日何らの異議なくきまつたものである。それが今日の委員長理事及び小委員長の連合会の合同打合会において、薬局を削るということにきまつたならば、これは多……


■ページ上部へ

第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 厚生委員会 第2号(1953/11/02、3期、自由党)

○高野一夫君 覚醒剤の取締の件は、この委員会が議員立法で改正案を作るということになつておつて、選挙前の厚生委員会で御相談になつたのですが、その後の選挙後の前国会において私の手許で試案をまとめるということになつておつたのであります。相当まとめてもらつたり、私も吟味したのですが、なかなか非常にむずかしいので、そこで前国会に間に合わなかつたので、次の通常国会までにまとめて、そしてこの厚生委員会の皆さんに御相談申上げるということに御了解を願つておりますが、現在の法律によつて取締のこともやらなければならんと思いますけれども、一応改正案をまとめるということもございますから、覚醒剤のことは通常国会において私……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第4号(1953/11/04、3期、自由党)

○高野一夫君 議事進行。大体この辺で相当いろいろ質疑応答でごしやごしやになつたようでありますが、或る程度鮮明にされたと思いますので、この辺で質疑を打切つて討論を省略し、採決することの動議を提出いたします。
【次の発言】 私はこの法案の審議について今助炭を提出したので、先ほど賛成もあつたのですからこの動議は動議としてお取上げをお願いいたします。

第17回国会 予算委員会 第4号(1953/11/06、3期、自由党)

○高野一夫君 時間がたちましたので簡単に大蔵大臣にお尋ねいたしたいと思います。  今回の災害復旧に対しまして、政府が考えておられる国庫負担額とそれに地方負担額を加えますと、相当な金額に上ります。千八百億乃至千九百億になるかと思います。ところでこの大部分は復旧工事費に使われると思いますが、これは私が申上げるまでもなく金だけで工事ができるものではないことは何人にもわかることだと思うのでありますが、そこで水害対策委員会におきましては政府の当局から種々資料を集めまして一応の推定をいたしましたところが、一応人的動員或いは資材、そういう面におきまして人的のほうは別にしまして、資材の鋼材、セメント、木材につ……


■ページ上部へ

第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 決算委員会 第閉会後6号(1954/09/04、3期、自由党)

○高野一夫君 私はこれは農林大臣にお伺いすべきか、厚生大臣に伺うべきか、まあ厚生大臣にお伺いするのが当然だろうと思うのですが、大体学説というものに、いろいろさつきからお話が出ますけれども、仮にアインシユタインの学説にしても、その他の学説にしても、関係学者が百人が百人一致した学説というものは、私はどこにもないと思う。そこで厚生省なら厚生省が正規の機関に諮つて、そこで関係学者、技能者が集まつて、仮に今度の問題でも、一%以下なら差支えないというような判断ができたなら、差支えないものとして考えていいのではなかろうか。だから、一%以内は差支えないという判定が下だされたならば、私は食つていいのではないか、……

第19回国会 決算委員会 第閉会後9号(1954/10/05、3期、自由党)

○高野一夫君 私第二局長さんが見えておりますので、通産関係のことで一つ伺つておきたいのですが、輸入物資のことについて外貨の割当を通産省でやることに、私が問題にしたいというよりは伺いたいのは、日本の輸入産業の大宗である繊維工業の原料というものが、化学製品は別といたしまして、羊毛にしても原綿にしても原料は全部輸入、その輸入は外貨割当の形でやつておるわけなんですが、これが適正にその割当が行われているかどうか、こういう点についてはやはり会計検査院でお調べになりますか。

第19回国会 決算委員会 第閉会後18号(1954/11/08、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと通産省に伺いますが、この保管させていた機械の分ですが、或る会社でへん取された機械総計六十一台、次に一台、それから「ほしいままに処分」というのはどういうものか知らんけれども、機械総計二十九台、こういうふうに非常に莫大な機械が処分されたわけですが、こういうような貸付けとか保管させている機械に対する定期的な監督かなんかされることになつているわけですか。ただ現在監督不行届であつたと言えば、それつきりだけれども、定期に、例えば何ヶ月に一回とか一年に一回とか、必ず検査監督に行くんだというような、きまりにもなつておりますか、どうですか。それを一つ伺つておきたいと思う。

第19回国会 決算委員会 第閉会後20号(1954/11/10、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと闇たばこのことで伺つてみたいのですが、これは担当官の方で結構ですが、現在日本における闇たばこの取引の本数、それから金額がおわかりであるか。大体見当がおつきであるか。仮にその損害額が十億なら十億ということにいたしました場合に、その闇たばこを完全に防渇することができたとすれば、その十億だけ取引されている金は、それだけ内地のたばこを喫つて、専売公社の販売高というか益金の中に入り得ることになるのか。それとも、それだけのものは防渇しても、やはり内地のたばこに振り向けられる分はその中の何パーセント、何十パーセントの程度であろう、こういうことになるのか。その辺のところをちよつと伺つてお……

第19回国会 厚生委員会 第2号(1953/12/11、3期、自由党)

○高野一夫君 只今長官の御説明では、私はまだ途中の案で、目下検討中だということでございますので、お尋ねするのもどうかと思いますし、我我も党内で特別委員会を作りまして目下検討しておる問題でございますが、折角厚生委員会で審議を始めるということになつたのですから、厚生省の関係として意見を申上げて、お聞きおきを願いたいと思います。  それは、こういうような行政機構改革ということは、事務簡素化、或いは予算の削減そのほか能率を上げる点、いろいろ効果を伴うことを目的とするものだと思いますけれども、然らば仕事の本質について私はよく吟味をした上で、統合すべきは統合し、分けておくべきは分けておくべきものじやなかろ……

第19回国会 厚生委員会 第5号(1954/02/09、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと局長に伺いたいのですが、実は遅れて来たので説明があつたのかも知れませんけれども、この癩研究所の新設についての予算が組んであるのですが、この癩研究所は大体どこに設置するという想定の下に、これは予算を組まれたのですか。
【次の発言】 癩療養所は東京近郊にもあるし、各地方にもあるわけですが、これについて私希望を申上げておきたいのは、これは従来医学的にも薬学的にも癩というものに対するいろいろな治療上の研究をしておるという学者がいるかいないかということが、場所を選定される上において非常に大事な問題じやないかと思う。その点は一つ十分考慮してそうしてこの研究所設置の場所は早急に一つおき……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後5号(1954/10/04、3期、自由党)

○高野一夫君 私高木さんと石和さんに一つずつ伺つてみたいと思うのですが、先ほど吉沢さんのお話の中に、今度帰すという場合には、きわめて短時間前に通告されたのが多い、例えば半日とかどうとかいうようなところが多かつたように思うと、従つて跡始末もろくにできなかつたのじやないか、こういうふうな意味のお話があつたように思うのでありますが、それは帰す人を選定するのに中共側で手間取つたのか、わからなかつたのか、それがどういう事情によるものかというようなことを高木さんのほうで何かお感じになつたか、お調べになつたかどうかということを一つ伺つてみたいと思います。

第19回国会 厚生委員会 第6号(1954/02/11、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと伺いますが、これは僅かですけれども薬用植物栽培・費というのが殖えておりますが、これは何か特殊の計画があるんですか。
【次の発言】 重複するならば結構です。私あとで又別に伺いますから。
【次の発言】 ちよつと伺いたいのですが、それに関連したことですが、例の大麻の問題ですが、これは農林省関係では大麻を栽培しなければならない。先ほど或る会合の席で大麻法は一つやめてもらいたいという議論が出ておつたりして、我々はその必要性を強調しているのですが、これに対して農林省側と厚生省側の栽培の取締の関係、又取締上何か特別の予算がどこかに組んでおるものかどうか、そういう点について概略伺いたいと……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後6号(1954/10/06、3期、自由党)

○高野一夫君 この記第一、中央社会保険医療協議会の運営に関する小さい数字の6のところに、協議会の委員の構成のことについて要望があるわけでありますが、療養担当者代表委員の増加を図ること、この点については私も小委員会に出ておつて異存はないのであります。ただ、ここで特に考えておかなけりやならん点は、この療養担当者代表委員に出すべき特殊の一つの団体からの代表委員が半数を占めるというようなところまで増加をするということがありますれば、協議会の運営は意味をなさないことになろうかと、こう思いますので、この点について根本的には賛成であるけれども、増加の内容については十分検討すべきであろうと私は考えますが、この……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後7号(1954/10/08、3期、自由党)

○高野一夫君 私も山下委員の御質問に関連して一、二伺つておきたいと思いますが、私も実はゆうべ東京新聞の記事を見まして非常に驚いておるわけでありますが、先ほど閣議の内容についてのお話も出ましたが、きのうの新聞を見ても多少意外に感じた次第であります。しかし、これに対する厚生大臣の釈明並びに今後の方針についてのお考えは、明確にただいま伺うことができましたから、それについては私は重ねて質問はいたしませんが、ただ、こういうような記事が、しかも大々的にこういうふうに大きな文字で書かれるということになりまするというと、いかにこれが誤報であつてあとで取り消されましても、取り消したことは一向わからんのでありまし……

第19回国会 厚生委員会 第8号(1954/02/16、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと伺いたいのですが、この十四枚目の裏のところ、国民健康保険助成、その(2)の保険者補助金、それに三通り御説明があつたように思うのですが、その中にこの指導員とか、第三番目は保健婦でしたか。
【次の発言】 そういうような健康指導とか、保健婦というものの活動に対して保険者に補助を与えるというわけなんでしようが、その健康指導とか、保健婦の活動とかいうようなことは、この国保のほかに保健所とか何かでやはりそういう面を担当している面があるわけですね。そうして更になお又例えば市町村とか、或いはこの別な組合とかいうものがそういうものをやる、それに対して補助をするというようなことは一つのケース……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後8号(1954/10/19、3期、自由党)

○高野一夫君 関連して……。私はこの新体系の資料の審議に当る前に確認しておきたいことが二、三あります。それはただいま榊原委員から御質問がありましたから、そのことについて臨時診療報酬調査会のことと、それから今の御答弁になつた調査会その他のことについて、私の立場から榊原委員の質問に関連してお尋ねしておきたい。このお出しになつた資料はまだよくわからんが、だいぶんよく読んで見ましたが、それは榊原委員のおつしやつたように臨時診療報酬調査会の答申通りの新体系でないことはこれは事実である。しかしながら医務局長がお話しになつたようにその精神を汲んでその方向に向かつたものであるということは私は納得できる。ところ……

第19回国会 厚生委員会 第9号(1954/02/19、3期、自由党)

○高野一夫君 この訂正した浮浪児給与品補助金、これがなくなつたというのでありますが、今後こういうようなものが必要に迫られた場合にはどういうような措置をおとりになりますか。
【次の発言】 その場合に県庁とか或いは町村で十分そういう浮浪児の面倒を見てくれるようなふうにやつてもらえるでしようか。それと厚生省の児童局関係との何か仕事上の連絡と申しますか、十分そういうものについて面倒を見てくれということについて、本当に緊密なる連絡がとれましようか。
【次の発言】 中共あたりから引揚げて来た孤児に対する面倒は児童局でその仕事に当られるわけですか。それとも引揚援護庁か何かでおやりになるわけですか。

第19回国会 厚生委員会 第閉会後9号(1954/10/21、3期、自由党)

○高野一夫君 私は大臣にお伺いしたいと思うのですが、今日新医療費体系なる言葉によつていろいろな論議がだいぶ交されておるわけでございますが、質問が出ているわけでございますが、私の考えでは、ここに新医療費体系なるものが二つ考えられると思つております。一つは、我々が曾て臨時診療報酬調査会できめまして厚生大臣に答申しましたいわゆる広範囲な、基本的な、本当の新医療費体系、それから今度のような極めて限局された暫定的な、いわゆる分業に直接関係のある部分だけ摘出したような新医療費体系、これも新医療費体系として出されておりますから、その言葉を使うわけでありますが、この二つが出ておる。そこでこれは混同して私は考え……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後10号(1954/10/25、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと伺いますが、この医療器械の償却費の所に、器械の個数ですか、回数ですか。これは個数と回数と両方の意味ですか。
【次の発言】 回数とは違うのですね。
【次の発言】 今日までの資料を一応点検してみまして、他に私が欲しい資料がこの中にないのが多少あると思うので、見てみなければわかりませんが、一応見てみて、次回かその次くらいには、四つ五つ私の資料を請求することになるかもわかりませんから、厚生省のほうでも御承知置きを願いますし、委員長のほうでも御了承を願います。今日は請求いたしません。

第19回国会 厚生委員会 第11号(1954/02/25、3期、自由党)

○高野一夫君 私はよくこれは知らないのですが、現在登録料を払つておりますね。あれは各地方の収入になるのとは違いますか。
【次の発言】 このちやんと正規に飼つている犬で繋留されていない犬を薬殺する場合は、狂犬病の蔓延するとかというような憂えのある期間に限るわけですか。そういう憂えのないふだんに放し飼いしてあるのも、保健所なら保健所のほうから行つて、どんどん捕獲して殺してしまうということはだめですか。
【次の発言】 現在各地によつて情勢が違うようですが、東京あたりでは放し飼いしているのはどんどん持つて行つてしまう。それであとからあわてて保健所あたりにそれをもらい下げに行くというような場合が頻々とし……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後11号(1954/10/26、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと私伺いたいのですが、これは私、この前の決算委員会で、我々この問題を扱つていて、まだその過程にありますので、この間も私は聞いたのですが、一体現在厚生省がこういうふうな試験をして、まだいずれなりとも結論が出てないというふうなことの今日の報告に私は受取つておりますが、一番最初に、厚生省がいろいろ試験の結果、例えば或る基準以内なら差支えない、或る基準以上は有毒であるとか、有害であるとか発表したことが、国民に不必要な不安感、恐怖感を与えたことになるのじやないか、こういうふうなことについては、私は相変らず、特にこの食糧問題については、どうも厚生省と農林省との連絡といいますか、協調点の……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後12号(1954/11/05、3期、自由党)

○高野一夫君 私は曾田医務局長の御説明は、どうも私の気に入らないのですが、これは先ほど榊原委員が御質問になつたことは、ただ静かに黙つて聞いていると、誠に無理からぬ御質問だと思つているわけです。そこで今答申の文章も読んでみましたが、専門学会に諮問しなければならんということは、決議の中にはないようでありますが、そのときに話の中には確かに出た。そこで技術料をきめる、医者の各診療行為、殊に調査会の答申はすべての診療項目についての技術料をきめる、従つて技術指数をきめるという考え方であつたために、内科、小児科、婦人科、すべての各学会の意見を聞く。併し各学会の意見を聞いたのみでは横の連絡がないから、学会同士……

第19回国会 厚生委員会 第13号(1954/03/11、3期、自由党)

○高野一夫君 私ちよつとそれに関連して同じことをさつきから考えておつたのですが、生活保護の中で医療扶助のパーセンテージが非常に増大して来た。ますます殖えつつあるというこの根本の原因ですね。それを深く掘り下げて分析されて、こういう結果だ、こういう事情からそれが増大を見つつある、今後まだ続くだろうとか、或いはここでこの程度でとどまるだろうとかというようなことについて、何か分析された結果があるならば、併せて今の堂森委員の御答弁に合せて説明をお願いしたいと思います。

第19回国会 厚生委員会 第閉会後13号(1954/11/08、3期、自由党)

○高野一夫君 榊原委員の質問に関連してお尋ねしたいと思うのですが、私が先般来厚生省に対して、二十六年と二十八年との間の医療費増額八百二十四億の内容の調査で資料を要求しておりますが、未だに出ません。そこで二カ年の間に八百二十四億殖えておるということについて、それにやはり関連して只今榊原委員から御質問があつたわけでありますが、これは被保険者が殖えて保険のほうだけが殖えるというなら別ですけれども、それならば自費診療が減らなければならんのですが、これは両方合せての医療費の増額でありまして、それが八百二十四億、二カ年に殖えておる。それが仮に結核であるかないかわからんけれども、私はこういうふうに考えるので……

第19回国会 厚生委員会 第14号(1954/03/16、3期、自由党)

○高野一夫君 関連して……。多分湯山委員の御質問と同じだと思うのですが、育成医療といい更生医療といい、なぜこんなものをあつちこつちに置かなけりやならんのか。こういうものを一つにまとめる方法はないのですか。それからもう一つ、育成医療の対象者はどのくらいいるのか。ここに金は書いてあるけれども……。
【次の発言】 そうしますとあなたのおつしやることはですね、この手帳がない場合も、子供をこういうふうにしてやるのだということになる点が一点あつたと思うのですが、それはどういうふうにして発見しますか。まだ現在そういうような症状が現われていない肢体不自由児で、盲にもならない或いはつんぼになるかも知れん、ならん……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後14号(1954/11/09、3期、自由党)

○高野一夫君 私も大臣に四、五点お伺いして、御見解を伺いたいのですが、今日はもう時間がありませんので、次回の十二日の委員会には、大臣の御出席を願えましようか、どうでしようか。
【次の発言】 それじや次回に。

第19回国会 厚生委員会 第15号(1954/03/18、3期、自由党)

○高野一夫君 一つだけ……、湯山委員の質問に関連すると思いますが、伺いたいのですが、その魚を廃棄処分にする場合は、食品衛生法に引つかかるだろと思いますが、廃棄処分された魚の損害というものは莫大なものだろうと思います。場合によつては……。それはどういうふうになりますか、損害賠償か何か方法がございますか。本人の全部損害になるわけですか。
【次の発言】 そうすると今度のような場合は、殆んど何百貫とかいうようなまぐろとか、さめというものが、折角はるばる向うで漁撈して来て、それが全部廃棄処分されるということになると、その損害というものは数十万、数百万になる。それはその漁撈に当つた人たちの全部負担と申しま……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後15号(1954/11/12、3期、自由党)

○高野一夫君 午後の小委員会には、どうしても農林省も来てもらわんとまずいと思うのですが、一つ御連絡願うことにして、午後の小委員のために一つ資料を要求しておきたいと思いますが、それは今のお話の高温殺菌と低温殺菌の栄養価の比較、衛生科学的な詳細なデータを一つ、それからもう一つは、これに処理業者六〇%は低温殺菌と書いてありますが、この処理業者の大企業的のものと中小企業的のもの、そういうふうに大体区別できるならば区別して、それの全国的な配置の工合を知りたいのです。それからもう一つは牛乳としての生産の分布状況を知りたい。例えば都市並びに都市周辺にどうとか、農村にどうということのパーセンテージと数量、それ……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後16号(1954/11/15、3期、自由党)

○高野一夫君 ほかの委員のかたがたの御質疑もあろうと思いますので、先ず最初一、二私からお尋ねし、御意見に参考人の方々から伺つておきたいと思いますが、先ず高橋さんに伺いたいのですが、私は学問のことであなたの似意見をはつきりと聞かして頂きたいのであります。丁度医師会も分業になると、あなたは分業論に御反対になりましたから申上げるのですが、分業になるというと責任の分離が行われて困る、いわゆる医療の責任が持てない。処方箋は間違つていたらわかるだろうが、調剤が間違つたら、薬剤師の調剤の適否はわかりにくい。こういうようなお話があつたわけであります。これは日本だけでなく、外国いずれのところも然りでありますが、……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後17号(1954/11/16、3期、自由党)

○高野一夫君 桐原さんにちよつとお伺いいたしますが、さつき新医療費体系の資料を検討する場合は、関係者、関係団体が納得するところまで行くことが必要であるというお話がありました。これは誠に尤もだろうと思うのですが、若しもこういうような場合に、関係団体の一つでもいわゆる拒否権を発動して、これに協力をしないというような場合があつたときは、結局一つの団体はいつまでもこれを納得させることができなくなるわけですが、そんなような場合はどうですか。例えばここに五つなら五つの団体がありまして、これの会議の上でいろいろ資料を作り、調査をし、体系なりデータを出すということが最も望ましいことで一番合理的なものが出ると思……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後19号(1954/11/25、3期、自由党)

○高野一夫君 斎藤長官にお伺いしたいのですが、私どもが十九国会でこの覚せい剤取締法の改正を企図したわけは、従来どうも刑が軽いというので、刑を非常に重くして而も密造、密輸を衝くというほかに、所持使用、これも密造、密輸と同じような重い刑を科するということに主眼をおいて、改正をしたわけでありまして、先ほど江口総監からお話があつたのですが、この違反に対する処分結果を見ますと、これは昭和二十七年から二十八年のでありますから、この改正後のがわからんのですが、従来のものを見ますると、みんな刑が軽い。それで多くが執行猶予だ。こんなことじや何にもならんからというわけで、刑を重くしたわけなんですが、この改正以後に……

第19回国会 厚生委員会 第閉会後20号(1954/11/29、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと委員長、速記をとめて。
【次の発言】 私は従来医薬分業実施問題につきましては、一分私としては意見を申述べ尽したつもりでございますから、今日の段階においてくどくどと申上げません。併しながら私が最後に申上げておきたいことは、もとの第十国会におきまして、この現在の問題になつておりまする昭和三十年一月一日から施行されることになつておりまする三法律が国会を通過したゆえんのものは、当時の自由党、改進党、分裂前の社会党が各党とも党議を以てきめられて、そうして衆参両院におきまして全会一致を以て通過した法律でございます。これがいろいろの理由もお持ちでございましようけれども、私はその理由が極……

第19回国会 厚生委員会 第21号(1954/03/30、3期、自由党)

○高野一夫君 私ちよつと一点だけ伺いたいのですが、この修学資金と文部省の育英会の資金とは性質的にどういうふうに違うわけですか。
【次の発言】 両親が揃つていても、経済的に能力がない場合であつて、且つ優秀なる者に対して金を借すと、出すというのがあります。こつちはまあ多少前置きが違うわけだが、若しも育英会のほうを改正をいたしまして、そうしてこういうようなものを内容を育英会のほうに盛ると、そうして修学資金として出すならば、同じ一本の線で行くということは考えられませんか。

第19回国会 厚生委員会 第23号(1954/04/06、3期、自由党)

○高野一夫君 先般三月三十三日付け参議院の通産委員長から申入れがありました件については、何か討議が始まつたのでしようか、説明でも、まだお聞きになりませんですか。
【次の発言】 この通産委員長からの申入れの是否は別として、一応折角文書で申入れがあるんですから、委員長かどなたか適当な人においでを願つて、この説明はここで結論をお出しになることについて、実はどういう考え方でされたか、いろいろなことを聞いてみたらどんなものでしようか、その必要もございませんか。

第19回国会 厚生委員会 第24号(1954/04/08、3期、自由党)

○高野一夫君 只今の質問に関連した問題ですが、先ほど堂森委員の質問に対して、今部長から多量の汚物の処理、それから特殊の汚物の処理ということについて政令で考えている、なるべく支障のないようにしたいつもりだということの御答弁があつたわけですが、それは今あなたがたが考えていらつしやるだけなんですか。それともどこかそういうことが出ておりますか。
【次の発言】 その両方の場合について政令で以て定めるということを入れて置かんでいいのですか。それは実際問題としてそうやつてもらえるだろうけれども、第七条、第八条について折角通産委員長から異議申立の機会を与えてくれという申入れがあつたわけなんですが、あなたのおつ……

第19回国会 厚生委員会 第25号(1954/04/09、3期、自由党)

○高野一夫君 私は勉強してないので、変な質問かも知れませんが、麻薬取締官、麻薬取締員とあへん監視員というものの関係はどうなりますか、例えば麻薬取締官があへん栽培者なんかの所へ行つて取締ることができるかどうか。又あへん監視員があへん監視のためにたまたま麻薬違反のいろいろな事件にぶつかつた場合にその取締りができるかどうか。その辺の関係は何かはつきり区別しておりますか。
【次の発言】 そうすると、その中からあへん監視員を特別に選定するとすれば、例えば一方において麻薬取締官であり、一方においてあへん監視員になる、こういうわけですか。或いは一方において薬事監視員であり一方において又あへん監視員になる、こ……

第19回国会 厚生委員会 第26号(1954/04/12、3期、自由党)

○高野一夫君 一つだけ伺いたいのですが、これは署名国を見ますと中共が入つてないし、中共を承認しない国が大部分だから当然かも知れませんが、中共を除外した場合に、密輸出関係の取締りということが非常に支障を来すようなことはないでしようか。入れるほうでこの条約に基いた方針で以てやればいいということだけれども、出すほうは勝手に出せるということになつた場合には、その辺が相当支障を来すのではないかと思いますが、どんなものでございましよう。
【次の発言】 そうすると従来相手国の政府を承認しておつて、その政府を承認した国が締約国に入らない場合と、全然承認しない国が締約国に入らない場合と二つあると思うのですが、そ……

第19回国会 厚生委員会 第28号(1954/04/15、3期、自由党)

○高野一夫君 簡単に一つ通訳の方を通して伺いますが、アメリカで、まあ日本でもそうでありますが、受胎調節の方法に器具を使つたり、薬品を使つたり、いろいろな方法がございましようけれども、アメリカみたいな西洋式の家屋に住んでおつて、そうしていろいろの方法を実行する場合と、日本みたいな家屋、部屋の構造において同じ方法を実行する場合とでは、その受胎調節の効果と申しますか、そこは同じ方法であつても非常な差異があるのじやないか。先ほど通訳の方の通訳を伺いますと、九八%効果があるというお話がありましたが、それは何か一つの方法が九八%なのか、いろいろな方法をひつくるめて、総合した結果統計をとつてみて九八%の効果……

第19回国会 厚生委員会 第29号(1954/04/16、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと伺いますが、この間狂犬病登録手数料が総額一カ年六億というお話があつて、各市町村で狂犬対策に使うというお話でしたが、大体大都市を除けて小さい町村あてに振り当てて見ると四、五万円程度になりはしないか。一カ年にそうすると四、五万円になるか、少くなるか多くなるかわかりませんが概略見てみてそういう感じがするんですが、そうすると市町村における狂犬病対策の費用というものは大体どれ位かかるか、その足りないところは国庫補助か何かどういうふうにされるつもりか、それをちよつと聞いておきたい。
【次の発言】 楠本部長に伺いますが、先般もお尋ねしたのですが、国立癩研究所のその後の経過はどういうふう……

第19回国会 厚生委員会 第30号(1954/04/19、3期、自由党)

○高野一夫君 これは私欠席したときにすでに質問が出たかも知れませんが、この追跡中の犬を捕獲しようとして人の家に入るには、「合理的に必要と判断される限度において」というのは大体どういうことになりますか。
【次の発言】 これは私は実際にこういうときにたびたびぶつかつておるのでお伺いするのですが、人の家へ逃込むのですね。ところがそれは石の塀でもありまして取囲まれるのならいいんだけれども、どこからでも、こつちから入つて向うのほうの庭の隅から逃げられるというような場合に、その屋敷に入る、人の家へ入る場合に協力してくれないとなかなか捕らないのです。そういうような場合に一々家人に尋ねて、そして何とかして出し……

第19回国会 厚生委員会 第34号(1954/04/30、3期、自由党)

○高野一夫君 この間これは久下さんの御説明だつたと思うのですが、五十年後の受給者の総数、その内訳老齢、遺族、障害の年金受給者の人数の説明を伺つたのですが、五十年後までこの法律が存続するとも考えられないし、又我々生きているわけでもないから、これはわからんし、いろいろ世の中の状態も変つて来るわけでしようが、取りあえず五年後と十年後における受給の総数、この二つの内訳と、それに該当する金額、それを政府案による場合と衆議院の修正案による場合との推定数字がありませんか。なければ三年後、七年後でいいですから……、大体五年後、十年後くらいのところで二通りに分けて……。

第19回国会 厚生委員会 第35号(1954/05/06、3期、自由党)

○高野一夫君 一つだけ私、総括的なことですが、保険局長に伺つておきたいのですが、先年、二十五年、二十六年の二回に亘つて私当時委員をしておつたのですが、社会保障制度審議会から社会保険関係のことについて政府に強い勧告を出しておるわけです。そのポイントは、私が御説明するまでもなく御承知のはずですが、いろいろな社会保障関係の法律もたくさんあるし、又糸口もたくさんあるんで、それを例えば医療とか公衆衛生、公的扶助というふうに大体調整統一して行くべきだという案を出してあるんですが、今度なんかでも例えば厚生年金、船員一保険、それもいいのですが、それから今度交渉法というような曾つて類例もないような法案まで作らな……

第19回国会 厚生委員会 第40号(1954/05/13、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと伺いますが、今あなたのほうで御発表になつて、又葛西副社長からも伺つた数字は、大体名簿にある者或いは名簿にないけれども所在並びに氏名が判明した数とありましたが、我々の感じでは、軍官民で相当向うに引張られて行つて相当多数の人が行方不明といいますか、調査のしようがないという人があるかと思いますが、そういうような数字が概略どのくらいのものとお考えになつておりますか。
【次の発言】 これは今日お伺いすることになつておりませんので数字も別に伺わなくとも結構ですが、事柄として一言伺つておきたいのですが、このソ連地区に引張つて行かれて中共のほうに廻された者、或いは最初から中共地区に残留し……

第19回国会 厚生委員会 第41号(1954/05/15、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと関連して、この幼児の一日七円十銭というのは幾ら要求されたのですか。
【次の発言】 ちよつと太宰局長に伺いますが、現在の国庫補助は総額幾らになつておりますか。

第19回国会 厚生委員会 第42号(1954/05/20、3期、自由党)

○高野一夫君 理事補欠互選の方法は、成規の手続を省略して、’委員長の御指名とせられることの動議を提出いたします。
【次の発言】 この放射能の問題について私もいろいろ質問を申上げたいのでありますが、今日の質疑応答は速急であつたからかして厚生省の調査はまだ不十分であると思うのです。そこで先ほど有馬委員からお話がありましたように全国、鹿児島あたりでも出ておるようですが、北海道そのほか調査資料を十分集められて、そうして測定の方法もまちまちでありますからして、どういうふうに統制したらいいかというような厚生省の考えもまとめられて、それから又谷口委員のお話のようなその別なプラスの面があるかも知れないというこ……

第19回国会 厚生委員会 第43号(1954/05/21、3期、自由党)

○高野一夫君 今の御説明に関連して、今の医務局長のなには総括的の意見なんであつて、これは総医療費のうちのいろいろな分析でありますが、剤薬分業を全国的に実施した場合にはこういうふうになるかも知れん。併しこれから地域を限定するとか、いろいろな方法を限定するということになれば、而も病院というものは今すでに剤薬分業をやつておる。そうして病院をオミツトして今度は診療所だけということになれば、そうして診療所であつても、なお且つ分業を実施する地域と実施しない地域もあるので、その実施地域における診療所のみということになれば、この影響力というものは僕は更に細かい数字になるのじやないかと思うのですが、そういうこと……

第19回国会 厚生委員会 第44号(1954/05/24、3期、自由党)

○高野一夫君 関連質問……。薬務局長に伺いますが、今無診投薬ということが出ましたけれども、正式に政府で定めた公定書というものがあつて、いわゆる国民医薬品集、これの一部にあるわけですが、これによつて調剤、投薬……、調剤になるか、投薬になるかわかりませんが、その国民医薬品集の処方に従つて、薬を製剤して調合して渡すということは、これは正規の方法として許されているはずだと私は考えますが、そこで今までの、例えば谷口委員の御質問による政府委員の御答弁というものでは、どうもその辺が何となく明確を欠くような感じがいたします。この国民医薬品集による調合、投薬といいますか、これはどういうふうになりますか。

第19回国会 厚生委員会 第45号(1954/05/25、3期、自由党)

○高野一夫君 私から小委員会の様子を報告を申上げたいと思います。  この小委員会は去る四月十人目に覚せい剤取締りに関する小委員会として設置されまして、常岡、藤原、堂森、有馬、谷口、湯山各委員に私が加わりまして、七名の委員が選任されて調査立案を命ぜられたわけであります。爾来小委員会は私が小委員長に選ばれまして、各委員熱心に慎重審議を重ねて頂いた結果、重要事項に対する一応の基本的の調査を完了いたしまして若干の結論に到達することができましたので、ここに概略の報告を申上げたい次第でございます。  本問題の調査に関しましては、五月六日、十一日、十三日、十五日、二十四日並びに本日と前後六回に亘つて小委員会……

第19回国会 厚生委員会 第46号(1954/05/26、3期、自由党)

○高野一夫君 只今議題となりました覚せい剤取締法改正案について提出いたしまする理由を説明を申上げたいと存じます。  覚せい剤の濫用による弊害を防止しようとして、第十国会に議員立法により覚せい剤取締法が制定されましたことは御承知の通りであります。然るに取締法の制定後においても覚せい剤の濫用による弊害は、一層甚だしいものがあり、覚せい剤の常用者は百万乃至百五十万人であるといわれていますが、極く内輪に見積つても七十万には達するのが現状であります。而もこれらの常用者は、多く直接間接に犯罪とつながりをもつものであり、この濫用の傾向は、都市のみではなく農漁村を通じて全国的なものとなつております。  更に注……

第19回国会 厚生委員会 第50号(1954/06/01、3期、自由党)

○高野一夫君 一つ二つ部長に伺いたいのですが、この第三条ですね、水質基準、ここに異常な酸性、異常なアルカリ性、異常な臭味ということがございますが、尤も第二項で、「省令で定める。」ということになつておりますけれども、これは相当精密なのがこれに基いて省令で定められるわけですか。それと同時に、これは専任の責任者が置かれるわけでありましようけれども、どこか適当な試験をするような機関というものが設けられるのかどうか。各地の衛生試験所とか、或いは厚生省の衛生試験所とか、そういうところできめるのかどうか。それを簡単で結構ですから、伺つておきます。
【次の発言】 この回数を定めて施設者が試験した結果はどこか報……

第19回国会 厚生委員会 第51号(1954/06/03、3期、自由党)

○高野一夫君 関連して……、藤原委員が奄美大島のことをいろいろ御心配下さるのは我々非常に有難いことだと思つて感謝しております。御承知の通り奄美大島は鹿児島との商取引がなければ全然立ち行かない所です。従つて約十年間鹿児島との交通の杜絶、商取引の杜絶によりまして、非常に困窮に陥つております。漸く復帰いたしましたけれども、まだ数カ月経つか経たんのでありまして、大島に対するいろんな対策というものは目下鹿児島の手において考究、研究中であります。御承知の通りにすでに県会議員もこの春きまりまして、衆議院にも一人議員が出てこられまして、そこで県会議員の六名にもつぶさに奄美大島の実情を県会に報告いたさせまして、……


■ページ上部へ

第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 厚生委員会 第2号(1954/12/07、3期、自由党)

○高野一夫君 私、正示次長に伺いたい。先ほどから伺いたいことが、山下委員、高良委員のお話の中ではつきりして参つたわけでありますが、私もその点を伺いたかつたが、第二条に「予算の範囲内において貸付金を貸し付ける」ということになつて、第四条に「年利五分五厘の元利均等年賦の方法により、政令の定めるところにより償還する」ことになつておるわけであります。そこでこの問題について今お話を伺うと、大蔵当局が何らの相談も受けていない、こういう御説明でありますが、今青柳さんのお話では、一億四千四百万余りの金を大体想定をしておられるということであるわけでありますが、そこで予算に関する問題がとかく議員立法で出されるとい……


■ページ上部へ

第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 社会労働委員会 第閉会後1号(1955/11/11、3期、自由党)

○高野一夫君 関連して……。私はいま一つこういうことを申し上げたいわけでありますが、横山委員の御質問、まことにごもっとも……。ところが日本の現在の食品衛生界を見ますというと、まったく百鬼夜行ともいうべきもので、これは、森永事件のようないろいろな不祥事件が起るべき状態にある、日本の食品界の現われの一つである。単なる現われにすぎないじゃないかと思っておる。そこでこの牛乳問題、乳製品の問題、これを解決するためには、そのほかの食品問題についてはやはり研究する必要がある。たとえば牛乳並びに乳製品ということについても、定義からして私どもは第一気に入らない。非常にあいまい模糊たる定義であり、そのために私が調……

第22回国会 社会労働委員会 第閉会後3号(1955/11/17、3期、自由民主党)

○高野一夫君 今阿具根さんの御報告を伺ったわけでありますが、なお当局としてはいろいろ調査中でもあろうし、結末もつきかねる点もあるのかとも思いまするが、率直にいって一体最近北九州、北海道にガス爆発事件がひんぴんとして起っておる。これは阿具根委員のおっしゃる通りです。ところでその原因は一体どこにあるのかということなのですが、これは土質や鉱山の性質は別問題として、企業者側の監督なり、注意というものが不十分なのか、鉱夫の注意が不十分なのか、それがともに両方とも不十分なのか、あるいはお話にもありました監督官庁の監督指導なり、注意が不十分なのか、それらの点がすべて総合された不十分さがあるのかどうか。これは……

第22回国会 社会労働委員会 第5号(1955/05/12、3期、自由党)

○高野一夫君 皆さんのだんだんの御苦労になりましたお話を伺って、いたく感銘いたしましたが、二、三藤田さんと福田さんにお伺いしておきたいと思うのでありますが、先ほど福田さんは、一般の人たちの間にまじって、社会人としての御生活の御経験があるように伺いましたし、また結婚に関する話もちらと伺ったように思いますが、この結婚問題につきましては、多くは日本人の女が向うの現地人の男と結婚した例の方が多いんだろうと思いますが、またロシヤの女と日本人の男と結婚した場合も相当にあるものかどうか。そうしてまたその双方において、あるいは比較的平穏な生活が行われているものか、それとももう仕方なしに、生きんがためにあきらめ……

第22回国会 社会労働委員会 第8号(1955/05/19、3期、自由党)

○高野一夫君 大臣にちょっとお伺いしたいのですが、大臣のこの間の御説明によりますと、労働問題をお考えになるについては、経済問題と総合的関連を持って解決しなければならないという考え方で考えている。殊に労働大臣自身経済閣僚の一人として、経済的に各省と連絡のもとに総合的な経済施策、それから労働施策の調整ということを必要として、現に努力しつつある。こういう御説明を伺ったように記憶しておるのであります。ところでこのことはまことにけっこうなことで、われわれ異議の差しはさむべき余地はございません。大いに賛意を表する次第でございますが、そこで今労政局長からちょっと問題にお触れになったようでありますけれども、こ……

第22回国会 社会労働委員会 第9号(1955/05/23、3期、自由党)

○高野一夫君 その間にちょっと伺いますが、今大臣は公報を見て、今日の委員会のあることを承知しているというお話でありますが、これは委員長にお伺いしますが、今日午後一時から社会労働委員会を開くことについて、大臣が御出席ができるかどうかということをお確かめになって、約束ができて委員会を開会するということにきまったものでありますか。それとも公報だけで大臣が御承知になるというような仕組みになっておったか。
【次の発言】 大臣に別にいやがらせを申し上げるわけではありませんが、大臣は今日午後一時からの委員会は御承知であったはずだし、先ほども予算委員会のあることは承知しておった、こういうお話だったけれども、こ……

第22回国会 社会労働委員会 第11号(1955/06/02、3期、自由党)

○高野一夫君 質問はしませんが、私は大臣に相当突っ込んだお尋ねをしたいと思いますが、午後一つぜひ。
【次の発言】 私は厚生行政全般の問題について、相当の数の項目にわたって大臣にお尋ねしたいわけなのでありますが、最初私だけ時間をとってもほかの委員に御迷惑でありましょうから、今日はとりあえず七つか八つ、十くらいの項目について御所見を伺いたいと思います。こまかい点はいずれ後日政府委員から聞かしていただき、またお尋ねする機会もあると思いますので、根本の問題だけお尋ねしてお見解を伺っておきたい。  まず第一に、最近国民健康保険が相当昨年来全国市町村に普及したのではないかと考えているのでございますが、これ……

第22回国会 社会労働委員会 第12号(1955/06/07、3期、自由党)

○高野一夫君 議事進行。今の山下委員の議事進行の問題について。この附添婦の問題は明後日参考人を呼ぶことだし、それからこれについてのいろいろ質問等もあるので、今日は附添婦の問題はこれで一つ打切っていただきたいと思うのであります。あと政府に対するほかの質問があれば、その方に移っていただきたいのであります。明後日これはやることになっておりますから。

第22回国会 社会労働委員会 第13号(1955/06/09、3期、自由党)

○高野一夫君 私は、しばらく各位に御辛抱願いたいと思います。一連の問題について、村田さん以外の各参考人から御意見を聞かしていただきたい。最後に厚生省の政府委員のはっきりした明快なる御答弁を要求したいと思います。  これはつき添い婦の廃止に反対をするか、その廃止が是であるかということでなくして、その是非をきめる前の基本の問題だと私は考えております。それに重要なる関連を持つ問題であって、どうしても私が理解しておきたいと、こう思うことがございますので、まず千種さんと松島さんに伺いますが、それは今日午前中の参考人のお話にもあったわけでありますが、先ほど千種さんのお話にもあったように思っている。それはど……

第22回国会 社会労働委員会 第14号(1955/06/13、3期、自由党)

○高野一夫君 ちょっと簡単に高橋さんにお伺いしたいですが五万人の学童にこれだけの注射をするのに何名の医者が動員されたか。そして五万人に医者がそれぞれ何カ所かに分れて注射されたわけでしょうが、そういう場合の注射器の消毒なんというものは、どういうような措置であったか。
【次の発言】 この注射の場合に、よく看護婦なんかに代行させる場合がしばしば起るわけでありますが、この場合はどうであったのですか。
【次の発言】 もう一つ高橋さんに伺いたいのですが、ただいま厚生省の予防課長ですか、御説明によると、製品は予研の製品であったということであるし、先ほどあなたが、武田の光工場の製品であるというようなお話であり……

第22回国会 社会労働委員会 第15号(1955/06/14、3期、自由党)

○高野一夫君 私は、また各委員にしばらくごしんぼう願って、四、五点の問題について、大臣の御意見を伺いたいと思うわけですが、これは前々の国会でございましたか、この参議院の厚生委員会で決議をした事項の中に入っておるわけでございますが、それは日本の医療制度を健全な明朗なものにするために、各医療関係の団体を作ることに法制化する必要がある、こういうような考え方から、たとえば医師会法、歯科医師会法、薬剤師会法、こういうような法律を作って、団体設立につてい一つの規制を設ける必要がある、こういうことをこの厚生委員会で決議をしたことがあるわけですが、その後、これについて、厚生当局はどういう準備を進められたか、あ……

第22回国会 社会労働委員会 第16号(1955/06/16、3期、自由党)

○高野一夫君 私は、前回に引き続いてつき添い婦の問題と覚醒剤取締法の問題を伺いたいのですが、大臣の御出席は……。
【次の発言】 やはりそれに関連したことですが、私は前国会に、厚生省の政府委員に文句を申し上げておいたのだが、一向に実行されていない。厚生省から社会福祉、児童問題、医療統計などいろいろな統計、資料がたくさん出ている、ところが議員には一冊も配布されない。そこで厚生省に要求したところが、公文書でもって要求してくれと、こういうことだったから、私は、何を言う、そんなばかなことがあるか、そんなことを言うなら、厚生省関係のいろいろなことをわれわれは相談しないぞ、こう言って怒ったことがあるのですが……

第22回国会 社会労働委員会 第17号(1955/06/20、3期、自由党)

○高野一夫君 私は前回の質問に関連して伺いたいのでありますが、大臣からでも保険局長からでもどちらからでもけっこうでありますが、それは先般来私が問題にしているのは、年々四、五百億ずつの医療費の激増を見ている。この問題を取り上げているのである。そこでその内容については明日私は資料をもって質問をし御答弁も願いたいと思っておりますが、そのために不正に請求され、不当に支出される各種の医療費、この問題を何とかして防止しなければならぬ、こう思っているわけです。そこで先般私は石川県における保険医監査の、病院監査の問題についてお尋ねいたしたわけでありますが、それに関連して今日は一言だけ伺っておきます。  それは……

第22回国会 社会労働委員会 第18号(1955/06/21、3期、自由党)

○高野一夫君 私はただいまのお話にもありました通りに、この保険医の監査の内容について資料をもって御説明を願いたい、こう実は頼んであるわけです。と同時に、さらに最も大きな問題といたしまして年々数百億の医療費が激増しつつある。このままで行けば、果てしない医療費の地獄に陥るわけでありますが、これを何とかしなければならない。そこでどういうわけで一カ年に四百億前後も医療費が激増していくのか、この内容について分析して一つ資料について御説明を願いたい、こう思って、これも要求してあるわけです。  ところで、ここで「健康保険年度別医療給付の診療種類別諸率」、これがその一部の資料のつもりでお出しになっているのだろ……

第22回国会 社会労働委員会 第20号(1955/06/27、3期、自由党)

○高野一夫君 この第一の「野外接種に用うる法定外予防ワクチン」、これはどういう意味でありますか。これだけではどうも要点をつかみにくいので、一応この点についての説明を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 今の榊原委員の御説明によりますと、この「法定外」なる言葉は、結局まだ薬事法によって正式に製造許可を一般に許されていないものと、こういう意味に解されるわけでありますが、しからばこの辺の文句を「野外接極に用うるものであって、いまだ薬事法による製造許可を与えられていない予防ワクチンを製造する場合は」と、こういうふうに直していただいたらば、榊原委員の御説明の通りになりゃしないかと思うのでありますが、……

第22回国会 社会労働委員会 第22号(1955/07/01、3期、自由党)

○高野一夫君 議事進行。私は、先般来現内閣の経済六ヵ年計画と労働力の問題について資料を要求し、質問継続中でありますから、きょうは本会議の振鈴が鳴りましたから、取りやめますが、引き続きこの総括質問を次の機会にお許しになるようにどうか御了承おき願いたいと存じます。

第22回国会 社会労働委員会 第23号(1955/07/07、3期、自由党)

○高野一夫君 今の山下委員の御質問に関連して参るわけですが、あるいは先ほど来話が出たのかもしれませんけれども、おくれて来ましたので重複したらお許しを願いたいと思うのでありますが、なぜ女子に限らなければならないかという理由を一つ伺いたい。実際問題として女子に限られておる、あるいはできるだけ女子の職業として与えようということはわかるけれども、この法律の原則として、なぜ女子に限らなければならないかということを一つ端的に御説明を願いたい。
【次の発言】 そうすると看護婦の仕事をさせるというところまで拡大した場合に、便宜はいいかもしれないけれども、看護婦の立場から、自分たちの仕事が侵されるとか何とかいう……

第22回国会 社会労働委員会 第24号(1955/07/11、3期、自由党)

○高野一夫君 そのただいまの色盲の問題ですが、この薬品やら化学的な学問をやる学校では、学科の試験に合格し、そのほかの一切の健康診断の結果合格いたしましても、色盲である限りは、たとえば赤と緑なら赤と緑だけの色盲であるという場合にも、一切許可しないということですか。薬学なんかでも、色盲である場合には絶対に入学を許しません。それは単なる二つの色の錯誤を起す色盲でありましても、やはり非常な支障を来たすのでありまして、これは化学薬品を扱う資格がない。特殊毒物などについては、十分お調べになって、厳格におやりになることを私は希望する。とんでもないことが起ります。

第22回国会 社会労働委員会 第25号(1955/07/12、3期、自由党)

○高野一夫君 薬務局長に伺ってみたいのでありますが、この猛毒の作用を持った農薬関係、この取扱いあるいは監督と申しますか、取締りと申しますか、そういう面について厚生省と農林省との間に何かいろいろ方針に食い違いが起るようなことがないものかどうか、その辺のところは円滑に行っておりますかどうかということを一つお伺いしたい。
【次の発言】 そうすると猛毒物の農薬の取締りは、すべて毒物及び劇物取締法一本で取り締ることになっておりますか、また農薬関係の取扱いについて、農林省で別個の法律か規則か何んかありはしないかと思うのですが、農林省の方でそういう血の所管の局があるようでありますけれども、農薬として取り締る……

第22回国会 社会労働委員会 第26号(1955/07/14、3期、自由党)

○高野一夫君 政府委員にお尋ねいたしますが、私が前回お尋ねした点なんでありますけれども、この附則に特例技工士なるものがあり、特例技工所なるものがあるわけであります。そこでこの条文を読みますと、いかにも過去の業務をやっている者に対する既得権を認め、そうしてその年限内において試験をやれば正規の歯科技工士になる、こういうようなふうに解せられるような感じがいたすのでありますが、しからば、特例技工士でなくして、やはり歯科技工士としての資格を認め、その業務を認めることになると思うのであります。ところが、この間政府委員の御答弁によるというと、これは特例技工士とか、あるいは特例技工所なるものを、特別のそういう……

第22回国会 社会労働委員会 第27号(1955/07/18、3期、自由党)

○高野一夫君 この法案は議員立法になっておりますが、私は政府当局にちょっとお尋ねして材料を知らしていただきたいことがあるわけでありますが、それがこの法案の審議の都合上必要と考えますので、そこで政府委員の方にお伺いいたしますが、一体現在全国の市町村の六〇%、四千六百、それから被保険者が二千六百万人、こういうことになっておるようでありまするけれども、ここで二割の国庫補助とかどうとかいうことを算定する基礎にもなるわけでありますが、この全国の四千六百なら四千六百の国民健康保険において使うところの療養費の総額――単位当り、一組合当りでなくてけっこうですが、総額として。それから事務費の総額、それは一カ年に……

第22回国会 社会労働委員会 第29号(1955/07/21、3期、自由党)

○高野一夫君 ちょっと伺いたいのでありますが、小学校入学前の者を除き全国民というのは、どれくらいになりますか。そうして同時にこれを定期的に政令で健康診断の回数を定めるということになっておりますが、大体一年に一回とか何とかいうような、どういう見当をつけておられますか、それを、一応伺っておきたいと思います。概略でけっこうです。
【次の発言】 小学校入学前の者を除いて全国に拡大するわけですが、それはわずか千百万人ですか。
【次の発言】 その七千六百万人の国民に対する健康診断をどういうふうにおやりになるわけてありますか。各種の私立の病院、診療所が動員されることでありましょうけれども、保健所その他も動員……

第22回国会 社会労働委員会 第30号(1955/07/22、3期、自由党)

○高野一夫君 私はこの改正案の実際的の立案に当られた中原法制局第一課長に伺ってみたい。それは私も不敏であるからよくわからぬけれども、いろいろ法律の改正案を調べてみると、今度の優生保護法の一部改正法律案ほどまことにいわゆる暴論暴挙をもってした法案というのはないような感じがする。一条ぐらいでもって、ここで別個の法律の除外例をつけるというのならば、これは従来もあり得ることである。ところが徹頭徹尾ことごとく薬事法なる法律の改正案である。これは昨日も相馬委員並びに山下委員から強くこの点を指摘された質問が出ているわけでありますが、こういうようなことは徹頭徹尾薬事法の改正が優生保護法の改正の名において行われ……

第22回国会 社会労働委員会 第31号(1955/07/25、3期、自由党)

○高野一夫君 大臣でも、大臣でなくても政府の方でけっこうでございますが、皆さんの質疑が出てからいろいろまた質問いたしますが、表題について伺いたいのでございますが、外傷性脊髄障害をけい肺と並べてこの法案の中に入れたことについては、どういうようなお考えがあってのことでしょうか。それを一つ伺っておきたいと思います。
【次の発言】 労働者が業務に従事しておる間に不治の病気の障害をこうむるというのに、けい肺もしかり、外傷性脊髄障害もしかりと、こういうようなことに今のお話からはなるわけでありますが、このほかに――まあ私医学のことはわかりませんから存じませんが、労働者が業務に従事して不治の疾病にかかり、障害……

第22回国会 社会労働委員会 第32号(1955/07/26、3期、自由党)

○高野一夫君 私はこの法律の実務に当られる政府委員にお考えを伺いたいのでありますが、それは三カ年の補償打ち切りをやりましてからあと二カ年の療養給付、場合によっては休業給付を与えることになっておりますが、もしもその二カ年の療養給付を与えた後に、その人がなおかつ全快しないで、しかも実際問題としては何らの仕事にもありつけないような廃人同様の状態に置かれた場合に、これに対してどういうふうにお考えになるか。
【次の発言】 二カ年の療養給付をやって、なおかつ完癒しないで、全快しないで、しかも、廃人同様の状態に置かれた。これに対しては生活保護法でも適用し得るような場合ならば生活保護法でも適用すると、それ以外……

第22回国会 社会労働委員会 第33号(1955/07/27、3期、自由党)

○高野一夫君 政府委員にお伺いしておきたいと思いますが、政府の原案ではあん摩師の中にカッコして「マッサージ、指圧を含む」ということになっておりますが、これは試験の問題はあとで伺いますが、試験を受けてあん摩師の免状をもらうのだろうと思うのですが、カッコの中にある人たちもすべてあん摩師の免状をもらうことになろうと思うのでありますが、そのときの免状は、あん摩師の免状はもらうけれども、自分はマッサージを専門にやる、指圧を専門にやる、あん摩を専門にやるという場合に、たとえば指圧の場合、マッサージの場合にあん摩ということを看板に掲げないで指圧あるいはマッサージ、こういうようなふうに看板に掲げたり、あるいは……

第22回国会 社会労働委員会 第34号(1955/07/28、3期、自由党)

○高野一夫君 提案者に伺いたいのでありますが、従来覚せい剤の取締りにつきましては、参議院の厚生委員会で立案をせられ、昨年また相当期間慎重調査を重ねた結果、同法改正案の議員立法を出して、衆参両院を通過したわけであります。そこで今回の改正案を見まするというと、非常な広範囲にわたっての改正案である。しかもその内容は、われわれがかって参議院ですでに調査済みあるいは検討済みの点があらためてこの改正案の取り上げられておるわけです。そこでそういう点について私は伺いたいのでありますが、私の伺うのは、一つ一つここに法務省関係がおいでになって、そうして提案者の御説明を聞いて、それに対する法務省の昨年改正した後の経……

第22回国会 社会労働委員会 第35号(1955/07/29、3期、自由党)

○高野一夫君 私は提案者代表の大石さんにまず伺っておきたいと思うのでありますが、あなたは昨年は衆議院に遺憾ながら議席をお持ちにならなかったのでありまするけれども、昨年休会中から引き続いて臨時国会にかけまして、この医薬分業の実施の問題が、衆参両方の委員会で慎重に審議されたわけであります。そのときに実施を目前に控えながら一年三カ月の延長が決定された。その延長が決定されるときにいかなることが両方の委員会において討論において、あるいは質疑において最も強く希望されたかということを御承知でありますか。ちょっとあなたはいろいろな医師である議員の方々とともにいろいろ御相談なさって、今回の改正案を衆議院にお出し……

第22回国会 社会労働委員会 第36号(1955/07/30、3期、自由党)

○高野一夫君 報告を申し上げます。  去る十八日の本委員会におきまして、そ族昆虫類駆除に関する小委員会が設置せられて、委員長より七名の小委員が指名せられましたが、二十二日の小委員会において私が小委員長に互選せられました。  二十六日に開催せられました第二回の小委員会におきましては、そ族昆虫類の実害に関する現状資料並びに高野試案にかかる立法案についての構想を説明いたしまして、小委員会の審議運営について各委員の意見の交換を行なったのであります。  次いで、三十日の第三回小委員会におきましては、会期末のことでもありまするし、十分なる審議を尽すことができませでしたが、本問題の重要性にかんがみまして、小……


■ページ上部へ

第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 議院運営委員会 第5号(1955/12/06、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は歯の治療中で発音ができんものですから、しゃべれないのですが、一言だけ意見を申し述べたいのですが、この虚礼廃止ということは、全く同感でありまして、何らこれに反対するものではないのであります。ただどういう点が虚礼の理由になるか、こういう点についてもう少しよく吟味してみる必要があるのじゃないかと思います。たとえばいろいろなポスターとかカレンダーとか、あるいは議員であるがゆえに新聞広告を出し、雑誌広告を出し、金を出して放送をするというようなこと、お歳暮だとか冠婚葬祭とかいうようなことは、これはもう無意味の虚礼になるかもしれない。そういうものは取り上げていいと思います。ただ私の考えるの……

第23回国会 社会労働委員会 第4号(1955/12/13、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は大臣の御見解を伺いたいのでありますが、大臣が御就任前のことに引っかかっておりますので、一応その前に政府委員の方に伺って、あとで大臣の御見解を伺いたいことが二、三ございますので、しばらく時間をちょうだいいたしたいと思います。  まず先般来森永事件に関連いたしまして、食品衛生法の不備欠陥並びに食品衛生監視員の素質向上の問題、こういう点についていろいろ本委員会で検討を加えておったわけでありますが、先般休会中のこの委員会に、厚生省から食品衛生法の改正要綱案なるものが出されて、それではとうていわれわれ了承することができないきわめて小範囲のものである、こういうふうに考えておりますので、私……

第23回国会 社会労働委員会 第6号(1955/12/16、3期、自由民主党)

○高野一夫君 大臣、時間があると思いますが、私ちょっと一問だけ簡単に逢坂さんにちょっと伺いたいのですが、これは向うの様子じゃないのですが、あなた方が日本にお帰りになって、そしていろいろな日本の様子をごらんになると、たとえば銀座あたりをお歩きになったかどうか知らぬけれども、その華美華麗なる様子とか、あるいは内地に生活している者のいろいろな服装、そういうものを、生活状況をごらんになって、何か反感でも感ぜられたことはなかったか、あるいはそれとも、これは日本の内地がこれだけ生活が安定してきて、国力が充実してきた反映だと、頼もしくお考えになったかどうか、そういう点について何か御感想があれば伺いたい。


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 議院運営委員会 第29号(1956/03/22、3期、自由民主党)

○高野一夫君 その事柄には、もちろんまことにけっこうで異存ございませんが、ただ一つ表彰文については、この文字の使い方と、なお言葉の使い方について、十分一つ議を練っていただく必要がありはしないかと思うことがございますので、理事会において十分練っていただくことをお願いいたします。

第24回国会 議院運営委員会 第44号(1956/05/04、3期、自由民主党)

○高野一夫君 関連して。  ここでこの問題は、結局今度初めて起った問題じゃなくして、毎回々々やっていることなんです。これはそれで、毎回々々やって毎回議運の問題になったのかどうか、私不敏にして知らないのですが、それでまあ社会党の皆さんも、十分このことは御理解になって、今まですでに実行なさったことなんですから、この辺で話はわかっておるので、私はいいと思うのですが、これは社会党の皆さんに御相談かたがた、今までこの問題について議運でこういうようなふうに長く議事を持たれたような、質問がかわされたことがありますか、これをあわせて私は伺ってみたい。

第24回国会 社会労働委員会 第1号(1955/12/20、3期、自由民主党)

○高野一夫君 その休会中の委員会の開会日取りなどについては、これは委員長に御一任したいと思うのですが、いかがでしょう。委員長理事打合会もなかなか開く機会もないと思いますので、適宜出席の可能率を委員部にでも調べていただいて、委員長が適当と思われる時期にお開き願った方が一番いいと思います。

第24回国会 社会労働委員会 第2号(1956/01/20、3期、自由民主党)

○高野一夫君 医務局長に伺いますが、あなたは今大臣が三十六日以後に委員会を開いてくれという要望であるというようなお話があったのですけれども、先ほどどなたか連絡員のお話では、二十四日の午後ないし二十五日の午後ならば差しつかえなさそうなお話をちらっと聞いたのだけれども、そういうお話は御承知ないわけですか。そうしてその二十六日以降というのは、はっきりと厚生大臣と打ち合せされての話であるかどうか。二十四日午後ないしは二十五日午後に出席が、各関係局長並びに大臣、政務次官出席不可能であるために二十六日以後という御発言があったのかどうか、その点をはっきり一つ確めておきたい。

第24回国会 社会労働委員会 第3号(1956/01/26、3期、自由民主党)

○高野一夫君 ちょっと今までの質問に関連して……。私は山下委員並びに榊原委員の御質問なり、政府側の御答弁を静かに拝聴しておったわけでありますが、そこでいろいろな印象と申しますか、一つの考えを持ったわけであります。これが果して政府側のお考えにぴったりくるものであるかどうか、一応まだこの資料等のなまなましいうちにこれを確かめておきたいと思います。それは新体系を利用することによって医療費の総ワクが減るとか減らぬとかいうことに関連して、これは二つの面に分けて考えるべきものじゃないかということであります。この点は先ほど高田局長が触れられたやにも思うのでありますけれども、現在政府が支払っている総ワクの中で……

第24回国会 社会労働委員会 第4号(1956/01/30、3期、自由民主党)

○高野一夫君 ちょっと速記をとめていただきたいのですが……。

第24回国会 社会労働委員会 第8号(1956/02/16、3期、自由民主党)

○高野一夫君 丸山さんに伺いたいのですが、新医療費体系というのは、お互い十分承知しているつもりなんですが、これは厚生省の考え方でなくしてあなたも十分御承知の通りに、当時昭和二十五年から六年にかけての厚生省の臨時診療報酬調査会で答申をしたそのものが新医療費体系だと思っております。そのときに、日本医師会の各代表員がこぞってこの新医療費体系の作成に参画されて、全部賛意を表せられた。従って今日私は、新医療費体系の個々の問題についてはいろいろ修正したい希望もあるだろうけれども、先ほど神崎さんから新医療費体系そのものには反対でないというお考えを聞きましたが、新医療費体系の考え方には現在あなた方は反対をなさ……

第24回国会 社会労働委員会 第9号(1956/02/17、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私ちょっと一点だけ確かめておきたいのですが、湯川さんにお伺いしたいのですが、あなたのお話の中にワクの問題があって、そのワクが増大するということには賛成できかねるが、昨年の三月現在におけるワク、それが正しいか、いなかは研究問題である。十年もの混乱時代を経て今日相当ふくれ上ったワクであるというふうにも考えられる、こういうようなお言葉があったように私は記憶しておるのですが、そこで私伺いたいのは、私も三十年三月、また現在においてもワクの操作というものがだいぶ審議会で問題になっているわけです、御承知の通り。そこでそのワクというものについては、私も多分に疑問をもっているわけです。適正であるか……

第24回国会 社会労働委員会 第10号(1956/02/23、3期、自由民主党)

○高野一夫君 議事進行。やはり最初の質問者が本質的な問題にずっと触れていこうとしておるのですから、関連質問はなるたけ簡単にするように希望いたします。

第24回国会 社会労働委員会 第11号(1956/02/24、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は今日の政務次官の御発言を聞いて、非常に意外な感に打たれたのであります。それは、われわれは委員でありますから、委員として、個人として自由な意見を述べて質問して一向に差しつかえない。政府側からおいでになる方々に対しては、保険局長は高田さん個人としておいで願っているのじゃなくて、保険局長としておいで願っている。曾田さん個人でなくて、医務局長の曾田さんとしておいで願っている。小林さんもおいで願えば、厚生大臣としておいで願います。山下さんも、厚生省の政務次官、政府委員として御出席を願って、そうして政府委員の立場からわれわれの質問に対して見解を述べ、答弁をなさる筋合いのものだと私は思う。……

第24回国会 社会労働委員会 第12号(1956/03/01、3期、自由民主党)

○高野一夫君 山下さんの今のは個人の御意見ということでありますが、前回も個人の御意見が出まして、この委員会に非常な波紋を投じた。そこでわれわれは政府委員としての、よくお打ち合せになった上での発言でないと困るということはそれなんです。ことにわれわれ与党でありますから、あまり深く追及したくないと思いまするけれども、今の御発言を聞いておっても、先ほど来の保険局長の御発言を聞いておってもますます私はわからなくなる。それでしからば一つ伺いたいのであります。中央社会保険医療協議会にはどういう意味で御諮問なさったのか。今の考えであるならば、直ちにその諮問を取り消さなければならない。撤回しなければならぬ。その……

第24回国会 社会労働委員会 第13号(1956/03/08、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は実はおわびを申し上げなければならないのでありますが、先ほど、すぐ大臣が見えるからお待ちを願いたいと、このことをお願い申し上げましたのは、大臣が衆議院の方へ行かれるので、すぐ済んでこっちへおいでになるということであったので、すぐ見えるまでと思って、実はお伝えをしてお待ちを願うような発言をいたしたわけです。盛んにいろいろ衆議院の方へ行って交渉をして参りましたが、今審議の途中になってしまって、いまだにまだ席をはずされないというような状態になってしまった。まことに、私がそういう点を申し上げたことについて、今までお待ちを願ったことについては、十分私おわびを申し上げます。あしからず。

第24回国会 社会労働委員会 第14号(1956/03/09、3期、自由民主党)

○高野一夫君 今の質問に関連して、私実は時間も切迫しておるので、議事進行を出したいのですが、せっかく山本さんが質問されておるので議事進行を出すのは遠慮しますが、要するに私も労働省、調達庁のあり方について少しおかしい点があると思う。先ほど来山本委員が質問されておるその重要なる資料になっておる印刷物、それが社会党の山本委員の手元にはあって、労働省、調達庁には来ていないとおっしゃるのか、あるいは事実来ていないのか、どうもその点はっきりしない。しかも先ほど倉石労働大臣は、せっかくその文書があるなら借りて見たらいいじゃないかと言われるけれども、だれ一人見せて下さいといって文書を手にとって見る人が一人もい……

第24回国会 社会労働委員会 第15号(1956/03/15、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私もただいまの山下委員の御発言の通りに、厚生大臣の釈明の問題については、後刻理事会で適当に御相談を願うといたしまして、引き続いてこの席においては、新医療費体系の問題ついて審議を進めていただきたいと思います。私も八日の衆議院の社会労働委員会における、大臣その他の御発言に対してただしたいところもありますし、さらになお不明確な点について、十分御見解を伺っておきたいと思うことがございますので、この機会に引き続いて新医療費体系の審議にお移りになるように、私も同様にお願いを申し上げます。
【次の発言】 私は最初の山下委員のお考えと大体同じで、先ほど申し上げた通りであります。それは衆議院におけ……

第24回国会 社会労働委員会 第18号(1956/03/27、3期、自由民主党)

○高野一夫君 ちょっと大臣に伺いたいのでありますが、この暫定案は、厚生省が案を作ってすでに協議会に諮問された結果の答弁ではなくして、先般の委員会でもお話しがありまして、山下委員からも追及があったようでありますが、全部投げかけてしまって、協議会で案を作ってそれを厚生省に入れる場合、建白といいますか、何かの形で出された、こういうわけでありますか。  ところで非常に急いでおられたのでありましょうけれども、この協議会の今井案なるものをこの協議会がきめて厚生省に報告した、その材料をそのままうのみにして告示しなければならなかったものであるかどうか。多少なりともこの中に不合理な点について少くとも所管官庁、責……

第24回国会 社会労働委員会 第19号(1956/03/29、3期、自由民主党)

○高野一夫君 葛西さんにちょっとお伺いいたしたいのですが、この北鮮の方で、抑留所に収容されておる日本人あるいは一般市民の中にまじって生活している人たちの生活状況ですが、これは先般来、ハバロフスクの収容所に収容されている人たちのいろんな生活待遇状況をしばしば非常にいいようなふうのみやげ話を聞かされて、しかも昨年末ハバロフスクから引き揚げてきた人たちのほんとうの話を聞いて非常に差のあることがわかったのです。それで北鮮の方からのたよりも、新聞に出るのは、音楽をやって楽しんだり、あるいはダンスをやったり、安来節を踊ったり、ピンポンをやったり、いかにも愉快そうな生活をしている写真が出て、そのほか非常に待……

第24回国会 社会労働委員会 第20号(1956/03/30、3期、自由民主党)

○高野一夫君 速記をとめてちょっと懇談を……。

第24回国会 社会労働委員会 第23号(1956/04/13、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は自由民主党を代表いたしまして、政府原案に賛成、修正案に反対の討論をいたしたいと思います。  ここで私が申し上げるまでもなく、三公社五現業の仕事が、国家公共の立場からいいまして非常に大事な企業であるということは申し上げるまでもないことであります。従って、これらの公共企業体の運営が適正に円滑にいくべく各関係者が特に注意し、留意しなければならないことも当然であります。ところで、それはどこに私は主眼があるかというと、私の考えを申し上げますれば、一口に言って、企業体側とその企業体で働くところの労働者側との間において心と心との相通ずるものがあり、かつ意思の疎通が十分に行われることでなけれ……

第24回国会 社会労働委員会 第25号(1956/04/19、3期、自由民主党)

○高野一夫君 委員長ちょっと速記をやめて下さい。
【次の発言】 環境衛生部長に伺いますが、私はほんとうはまず第一に、この第一条の目的についてただしたいのでありますが、これはあらゆる質問をしましたあとで最後にお尋ねすることにしたいと思います。  まず第二条の「添加物」、「化学的合成品」、こういうものについて、並びにこの条文の解釈の仕方についてお尋ねしたいと思います。元来、食品衛生法は専門家が承知していればいいというものではなくて、しろうとの食品を製造する者、販売する者、すべての人がわかりやすい法律でないといけないと思うのですが、どうもいろいろ読んでみますると、わかりにくい点がたくさんあって、非常……

第24回国会 社会労働委員会 第26号(1956/04/20、3期、自由民主党)

○高野一夫君 昨日竹中委員の御質問に対して、小林厚生大臣から御答弁があったのでありますが、その中で、あとで精査いたしまして多少意味が不明確であり、また多分に誤解を招くような言葉でもあるやに感じまするので、この際、緊急にこの点についての大臣の御見解を明確にしておいていただきたいと考えたわけであります。  それは竹中委員の質問に対して大臣の方から「できるだけ公的医療機関の諸君の御協力を仰ぐことはもちろんでありますが、また他面におきましては、医療費払い等の処置によりまして、国民の皆さんにはできるだけ御不便をかけないようにいたしたいと考えております。」こういうお言葉があったわけであります。そこで、この……

第24回国会 社会労働委員会 第27号(1956/04/24、3期、自由民主党)

○高野一夫君 関連して……。大臣の御答弁になる前に、私の質問のことが中心になっておりますので、一言私が質問した気持を申し上げ、それに対して大臣が御答弁になった点について、あらためて私は確認しておきたい意味において、お尋ねしておきたいと思うのですが、先ほど来、竹中委員並びに相馬委員からお話があった通りに、竹中委員に対する大臣の答弁と、それから私が確かめたところによって得た大臣の御答弁とは、結果的にみて私は矛盾がごうもない、こういう感じを実は受け取ったわけです。それは竹中委員に対する大臣の御答弁は、療養費払いの点が、あまりに大ざっぱな言葉であったために、これは非常に誤解を招くのじゃないか、こういう……

第24回国会 社会労働委員会 第28号(1956/04/26、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私はこの水爆実験で汚染されたマグロなんかの処分について多少疑義があるので、これは食品衛生法の審議のときに詳しくお尋ねしたいと思っているのですが、基本の問題としてこの機会に一点伺っておきたいのは、先年、これはこれからも起ることであろうと思いまするけれども、水爆実験みたような特殊の場合に、汚染されたああいうマグロの処分は厚生省がお当りになったわけですが、何によってなされたのであるか、多分食品衛生法に基いた処分と思うけれども、何らか一定の、たとえば放射能の検出量についての規格を設けて、新たに作られて処分をされたのかどうか、そのほか特殊な場合として、この食品衛生法に基かずに、法律に基かず……

第24回国会 社会労働委員会 第29号(1956/04/28、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(高野一夫君) ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 だいぶ時間もたちましたので、参考人各位に対する意見聴取並びに質疑はこの程度にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  参考人の各位に一言お礼を申し上げたいと思います。  本日は午前から午後にわたりまして、長時間にわたって、貴重なる御意見を聞かしていただき、かつわれわれ委員側の質問にお答えを願いまして、まことにありがとうございました。委員会を代表いたしまして心から厚くお礼を申し上げます。  ……

第24回国会 社会労働委員会 第30号(1956/05/02、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は本日のこの委員会で、朝日新聞社の事業に対しましてるる聞かしていただきましたこの機会に、政府の所信を二、三ただしておきたいと考えます。  ただいまも参考人の方からお話が出ました通りに、児童憲章が作られましてからすでに五周年を迎え、終戦後に児童福祉法が制定されましてからすでに八年を経過いたしております。われわれが国会におきまして、あるいはまた、政府当事者は政府行政官庁におかれまして、児童の福祉について果して遺憾なきを得たであろうかどうかという点について、大いに反省してみる必要があるのではないかと考えます。全国至るところ、ひんぴんとして親子心中が続出しておりますが、これをどうしてと……

第24回国会 社会労働委員会 第31号(1956/05/04、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は厚生省側に伺いたいのでありまするが、これは大臣の御就任前のその前、二代前の大臣の藤代のときからの話でありますから、御承知なければ政府委員、担当委員から御説明願いたい。今回衆議院で三志会の法制化、法的性格を与えるということを打ち出されたことは非常にわれわれ賛成なんであります。実は、われわれはこの参議院の前の厚生委員会においては、すでに三年前にこのことは政府がこの法制化をはかるべきであるというりっぱな決議をいたしまして政府に勧告をしてあるのであります。自来何事も、一向政府の方からこれについて研究したとも、むずかしいともむずかしくないとも御返答がない。そこで、昨年でありましたか、山……

第24回国会 社会労働委員会 第32号(1956/05/08、3期、自由民主党)

○高野一夫君 先ほど竹中さんの御意見の中にあったことで、一点だけ私は保険局長に伺っておきたいと思うのですが、先ほど竹中参考人のお話の中に、相かわらず保険医に対する支払いがおくれる、こういう話が出て、それらはしょっちゅうわれわれも聞かされる話なんですが、これはどういうわけなのか、非常に事務が多いので、書類審査に非常に手間取ると、こういうのか、それならばその事務が多いわりに職員が少いのか、職員をふやせば、ふやしたいのだが、あまり金がかかり過ぎてとうてい見込みがないのか、何か現在一、二ヵ月もおくれるということはよくないと思うのですが、このおくれることの一番根本の原因、それから何かこの打開策がないもの……

第24回国会 社会労働委員会 第33号(1956/05/10、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私藤本議員に、午前中の各委員の御質疑に対する藤本議員の御答弁で確かめておきたい点があります。明確に伺いたいのでありますが、それは五億六千五百万円の衆議院の修正によってそれだけのマイナスができた。それはいろいろな保険医療の経済問題に関する合理化といいますか、科学的にやることによって十分浮び上ってくる見込みがあるというようなことの御答弁を中心にして、どうもその見込みではいいとか悪いとかというような話があったと思いますが、このことについては、われわれお互いに与党の政調会においても十分相談をし合った問題であって、なおまた、衆議院の社労のあなた方の委員会においても、数十回にわたってたしか委……

第24回国会 社会労働委員会 第34号(1956/05/14、3期、自由民主党)

○高野一夫君 政府側の方に、事務当局でけっこうですが、伺いますが、この法案はきわめて簡単だと思いますので、大体様子はわかっているのですが、一、二の点について簡単に伺いますから、御答弁はきわめて簡潔にお願いしたいと思います。  この第一条で、へい獣という文字が変っているのは、これはどういうわけですか。点々がなくなったのは、何か最近のこれが流行か、あるいは文部省の規定がこういうふうになっているのですか。
【次の発言】 わかりました。このへい獣の取扱場また化製場というものは、これは第三条によれば、都道府県知事の許可ということになっておりますが、省令の定めるところによりというただし書きがついているのだ……

第24回国会 社会労働委員会 第35号(1956/05/15、3期、自由民主党)

○高野一夫君 これは保険のことは結局いろいろな経済問題が中心になるし、その質疑応答をこの大ぜいの委員会で繰り返すというと、こっちの方も十分な資料を持っておらない場合もあるし、答弁される方でもとりあえずの資料がない場合があるので、そこで先ほど山下委員のおっしゃった通りに、いろいろ審議の促進また適正を期するため、小委員会で十分の資料を持ち寄って検討しよう、こういうことになっておりますので、今動議が出ましたように、それで小委員会で十分検討願った上でその結果を本委員会に移していただいて、そこで小委員長から御報告を願い、その結果またいろいろ疑義があれば質問をするということの方が、非常に適正なる質疑、また……

第24回国会 社会労働委員会 第36号(1956/05/17、3期、自由民主党)

○高野一夫君 ちょっと関連して。よく医学者が言われているのですが、ペニシリンをしょっちゅう使うというと、体内に抵抗ができる。抵抗の物質ができるのかどうかしりませんが、抵抗ができる。しかもだんだんペニシリンがきかなくなる、こういうことを言われておる。ところが最近、ただいま田村先生から、乱用、多用の弊害がないかというお話がありましたが、ちょっとかぜで熱があってもペニシリンを打つ。私は最近その経験を二回持っておる。旅行先で、昨年非常に発熱いたしました。これはかぜですが、すぐペニシリンを打った。ことしも郷里に帰っていて、かぜをひいて、発熱してすぐペニシリンを打った。かぜくらいですぐペニシリンを打つ。け……

第24回国会 社会労働委員会 第37号(1956/05/21、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は保険局長に伺いたいのでありますが、この次年度の保険財政予算を立てられるに当って、過去の何年か――かりに三年としておきましょうか、三年分のいろいろなデータをもとにして予算を編成する、こういうような今のお話である。ところで先ほどから小委員長や皆さんからもお話があった通りに、過去の三年間といたしますれば、その最初の二年間ははっきりした数字がきまっているわけなんです。あとの前年度は一応見込みを立てていくより仕方がない。ところで今回は、たまたま予算にひっかかったこの問題が、三十一年度に入って前年度たる三十年度の決算がわかったためにここにいろいろな論議が沸騰してきた。昨年まではたとえば三……

第24回国会 社会労働委員会 第39号(1956/05/24、3期、自由民主党)

○高野一夫君 今の山下委員の御発言に関連して大臣に……。私は五カ年計画に対する問題も非常に基本の、厚生省にとって重大なことだと思います。そのいろいろな資料の内容が過去において厚生省の役人からいろいろ発表があったということもあり、こういうことはそのほかに新聞記事にいろんなのが出てしまったり、再三あることです。そこでこれはいろんな、企画室か保険局かどこか知らぬけれども、そういうところでは随時いろいろ勉強を続けられていろんな材料をお集めになっているはずだと思っているので、その経過なり、その材料なり、そういうものが随時あるいはほかの新聞雑誌へ出ることはあろうかと思います。しかしながら、厚生省として先ほ……

第24回国会 社会労働委員会 第40号(1956/05/25、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は自由民主党を代表して、簡単に本案に対する賛成の討論をいたしたいと思います。  本法案は第一に、現行の審査制度のもとにおいて、労災保険については、第一審、第二審とも地方にあって、また失業保険については、第二審は中央の労働省に設けられているのでありますが、労災保険につきましては、ことに中央に審査機関がないためにややもすれば同一事案にかかわらず審査がまちまちとなり、審査の統一性が失われがちであったので、労災保険についても中央に審査機関を設けることとし、従来から中央にあった失業保険審査会を、これと統合して、労働保険審査会を設置しようとするものであります。  第二に、労災保険も失業保険……

第24回国会 社会労働委員会 第41号(1956/05/26、3期、自由民主党)

○高野一夫君 関連。私は与党側ですから、できるだけ発言を遠慮して差し控えておるわけでありますが、大臣に今の問題に関連して希望を述べ、御見解を伺っておきたいことを簡単に申し上げたいのでありますが、今の御答弁の中にお触れになりましたが、社会保障制度審議会が創設以来数カ年にわたって、この八項目にわたる、もっとありますが、いろいろな問題について研究協議しました結果、二十五年の十月に政府に対して、当時の吉田内閣に対して勧告を出しておる。これは各業界、関係団体の代表、あるいは超党派的に各党の代表の議員、衆参両方の議員、それから労使各方面の代表、ほとんど相一致しましてできた案であります。社会保険の動向、その……

第24回国会 社会労働委員会 第44号(1956/06/03、3期、自由民主党)

○高野一夫君 これは高田さんに伺いたいのですが、第五条を見ますと、先ほど藤原委員から利子の問題が出ましたが、第五条の第三項には、各七種類の資金について据置期間があるが、今度だけ据置期間を置かなくてこれを落されたわけですが、何か目的があって、お考えがあって据置期間を置かなかったのですか、その点だけ伺っておきたいと思います。


高野一夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 3期|- 4期- 5期- 6期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院3期)

高野一夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 3期|- 4期- 5期- 6期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 文部・厚生連合委員会 第1号(1953/07/30、3期、自由党)

○高野一夫君 私は多少堂森委員長のお話で或る分は尽きているかと思いますが、一言だけ伺つておきたいことは、これは先ほど社会保障制度のシステムの問題が出ましたが、社会保障制度は別問題といたしまして、少くとも健康保険関係で、このようなものが幾つもあつちこつちに窓口がたくさんあるということが、行政機構の簡素化ということから考えますると、極めて逆の方向に向つているように私は考えます。それで疾病の予防、或いは負傷、廃疾、死亡、分娩、そういうようなことに関する限りは、できるだけ窓口を統一して、こういうことを扱つている厚生省所管においてまとめてやるほうが、横のいろいろな給付の内容、或いは医料報酬、そういう点に……


■ページ上部へ

第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 厚生委員会国民生活改善に関する小委員会 第1号(1953/12/03、3期、自由党)

○高野一夫君 先ほど特許の問題は農林省側から御説明願いたいという参考人のお話でしたが、特許の内容は明細書でわかりますからお尋ねする必要もないと存じますが、最近新聞によく伝えられておる松浦式の特許というものと、現在の人造米の製造工場におけるその特許の利用関係、そういうふうなものについて、農林省側で御承知ならばちよつと聞かして頂きたい。
【次の発言】 政府のほうでは、食糧庁でも結構ですが、いろいろなパテントがあるうちで、特に松浦式パテントが最もいいというようなことで、人造米のメーカー方面にその方法を利用するようにどんどん奨励と言いますか、指導と言いますか、そういうようなことでもされておりましようか……

第18回国会 厚生委員会国民生活改善に関する小委員会 第2号(1953/12/04、3期、自由党)

○高野一夫君 参考人のかたに伺いたいのですが、強化米は私から申上げるまでもなく、人造米とは別な観点から来ておるのでありますけれども、どうして食わせるかということです。製品としてどこか米屋で売つておるのか、どこか配給所で売らせるのか、それとも、さつきのプエルト・リコのように法制化ができれば結構でありますが、それがまだない現在において、どうして買わせるか、希望者に一キロとか二キロとか買わせるのか、こういうところはこれを普及させる上において一番の問題の点だろうと思うのでありますが、これについて先ず丹沢さんはどういうふうなお考えでございましようか。


■ページ上部へ

第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 厚生・外務・文部・水産連合委員会 第1号(1954/03/30、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと私、朝永先生と、武谷先生にお伺いしたいのですが、我々こういうような問題については、全く素人で、お尋ねすることが極めて幼稚なんですが、この原子核の分裂というものを、何かこう例え話かなんかにして頂いて、もつと我々素人がわかるようなふうの解説をして頂けないものですか。それでよく原子力、原子力といいますが、その原子力ということの本体は、この核の分裂によるそのまあ発散するいろいろな力、それをまあ利用すると、こういう意味ですか。それが一つ。  それから原子爆弾とよく言いますが、その爆弾なるものは、例えばウラニウムならウラニウムを使うとすれば、それはすべてがウラニウムなのか。或いは純粋……

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第2号(1954/05/27、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと楠本部長に伺いたいのですが、要するに、水道行政の根幹的の仕事は厚生省がやり、部分的の仕事は建設省、又一部は通産に関係しているというようなことから、論議の中心点が所管の範囲とか、或いは重複とか、まあどの程度簡素化できるかとかいうようなことになるわけですが、ここでもガリ版に書いてあるところを見ましても、又人から聞くところによりましても、欧米においての水道行政が例外なく公衆衛生行政の一環としてやられておるということでありますが、そこで私はこの欧米の様子を少し詳しく聞かして頂きたいのは、先ほど計画局長からお話がありました通りに、水源地の問題とか、或いは貯水地、浄水場、配水装置、そ……

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第4号(1954/05/31、3期、自由党)

○高野一夫君 関連して、両局長に伺いたいと思うのです。両省に関係していると思うのですが、この水道法案に関連して整理しなければならない、或いは改廃しなければならない法律、政令というものは、両省関係でそれぞれ大体幾つくらいでありますか。
【次の発言】 十五、六というのは法律が十五、六ですか、政令も入れてですか。
【次の発言】 それは厚生省所管だけですか。
【次の発言】 その十五、六の関係法律は、やはりこの水道法案の決定如何によつて整理しなければならんわけでしようが、この水道法案をきめてないでおつて、このままの状態でおつて、この十五、六の法律の案を作つて、そうして一遍に睨み合せて我々が審議すると、こ……

第19回国会 厚生委員会国民生活改善に関する小委員会 第1号(1954/02/18、3期、自由党)

○高野一夫君 ちよつと塩沢さんに一、二お伺いしたいのですが、その前に数字のことで釜井さんに確めたいのですが、この東京の二十三区のうち九十五というのは、二十二区にある学校のうちの九五%が実施しているということを意味しているのでございますか。
【次の発言】 そうすると郡部のほうは郡部にある学校のうちの三七%が実施している、こういう意味ですね。
【次の発言】 わかりました。  それじや塩沢君にお尋ねいたしますが、この要望事項の二より五まで、国庫負担、国庫補助という要望があるし、最後に給食物資の減免税という要望があつたわけですが、これは二、三、四、五というのは、大体どれくらいの金額になるか、推算をなさ……

第19回国会 厚生委員会社会医療関係の諸問題に関する小委員会 第閉会後3号(1954/08/30、3期、自由党)

○担当委員外委員(高野一夫君) 簡単にお尋ねしますが、結局いろいろお話を伺つておりますと、医師の保険による収入が足りないということが根本のことになつておるようですが、それで医師会のほうは食えないとおつしやる。曾田医務局長は、食えるか食えないかは生計費の実態調査がわからないから、何とも判断がつかないとおつしやる。そこでこれは結局医療費及び収入の中から医療に必要な経費を落したあとの生計費がどうなつておるかということに起因するだろうと思うわけです。そこで先年厚生省にできました診療報酬審議会に日本医師会の開業医の実態調査報告書が出ました。当時の情勢と今日の情勢とは違いますが、一応その数字を挙げて、私は……

第19回国会 厚生委員会社会医療関係の諸問題に関する小委員会 第閉会後4号(1954/08/31、3期、自由党)

○担当委員外委員(高野一夫君) 私ちよつと今井さんの御意見を伺いたいのです。実は先ほど山下委員の発言の中にも出たのですが、昨日医師の、特に開業医の生計維持ということについて昨日私は医師会長にお尋ねしたのです。それは医療は非常に大事な仕事であるということであつて、特に高度の生計費が必要である、こういうことで昨日もはつきり言つておられるわけです。そこであなたも我々も曾つて診療報酬調査会で一緒に参加して医療費の検討をしたことがあるのですが、そのときに医師会から出たデータにも、研究費や図書費なんかを全部差引いた純然たる医師の生計費というものが一般市民の生計費の二・七倍になつておつた。そこで医療が非常に……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 社会労働委員打合会 第1号(1956/01/23、3期、自由民主党)

○高野一夫君 私は今日は何も質問しないつもりでおりましたが、ただいま資料の要求がございましたので、これに関連して一言申し上げておきたいと思います。先ほど来谷口委員、山下委員に対しまして、大臣並びに保険局長の御説明で十分相わかっておるのでございますが、私も保険医の一日休診あるいは総辞職決議などということは、非常な重大問題と思って深い関心を持っておるわけであります。ところがこういうような法律にきめ手がないかもしれぬけれども、あるのかないのかわからぬけれども、人間の生命を、国民の生命をあずかっているその医療行為によって、自分たちの意見が通るか通らぬかという、その運動をするのに、診察してやらぬ、診療し……



高野一夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 3期|- 4期- 5期- 6期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

高野一夫[参]在籍期 : | 3期|- 4期- 5期- 6期
高野一夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 3期在籍の他の議員はこちら→ 3期参議院議員(五十音順)  3期参議院議員(選挙区順)  3期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。