石井桂 参議院議員
3期国会発言一覧

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石井桂[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは石井桂参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

石井桂[参]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第19号(1955/06/03、3期、自由党)

○石井桂君 私は、ただいま議題となりました住宅融資保険法案に対しまして、自由党を代表し、若干疑問とする点をあげまして、政府の意見をただしたいと思うものでございます。  この法案は、政府の住宅政策の一環をなすものでございますから、この法案の内容に立ち入る前に、私は、まず政府の住宅政策の基本的構想についてお尋ねをいたしまして、さらに本年度の、いわゆる四十二万戸建設計画の具体的内容につきまして、国民の間に沸き上っておりますところの不満と要望とを取り上げまして、これに対する政府の所見を、大蔵、建設両大臣から承わりたいと存じております。  政府はさきの総選挙に当りまして、三十年度四十二万戸の住宅建設を大……

第22回国会 参議院本会議 第38号(1955/07/20、3期、自由党)

○石井桂君 ただいま議題となりました建築士法の一部を改正する法律案につきまして、委員会の審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本法律案は、田中一君外二名の提案になるものであります。まず提案の理由並びに内容の概要を申し上げます。  建築士法は、昭和二十五年第七国会において制定せられ、定められたる構造、用途の建築物、あるいは一定規模以上の建築物の設計、工事監理等を行う場合、これに携わる技術者の資格を定めるとともに、建築士の行う業務についても規正を行い、建築物の災害等に対する安全性を確保し、質の向上をはかったものでありますが、過去五カ年間の実施にかんがみ、建築士事務所の業務に関する規正事項を……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 参議院本会議 第22号(1956/03/16、3期、自由民主党)

○石井桂君 ただいま議題となりました、住宅金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審議の経過及び結果を御報告いたします。住宅金融公庫は、昭和二十五年六月に、住宅建設資金の融通機関として、全額政府出資をもって設立された公法人でありまして、その業務は、一般の金融機関に委託するほか、みずからも貸付、管理等を行うなど現業的性格を持っているのでありますが、役員及び職員はこれまで国家公務員とされて参りました。これは公庫の業務体制を急速に整備する必要があったことによるのでありまして、すでに設立後五カ年余を経過した現在、その必要も認められなくなりました。よって本改正案は、役職員の地位を……

第24回国会 参議院本会議 第33号(1956/04/06、3期、自由民主党)

○石井桂君 ただいま議題となりました積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法案並びに官庁営繕法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法案について申し上げます。  本法案は、衆議院議員の提出にかかるものでありまして、北海道、東北等積雪寒冷地域において、除雪、防雪あるいは凍結融解時における路層の破損防止等による道路の交通確保のため、主要道路に一定の計画を樹立し、これらの事業に要する経費に対しまして、国庫補助の特別措置を講じようとするものであります。  その内容に……

第24回国会 参議院本会議 第35号(1956/04/13、3期、自由民主党)

○石井桂君 ただいま議題となりました地代家賃統制令の一部を改正する法律案並びに公共工事の前払金保証事業に関する法律の一部を改正する法律案について、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、地代家賃統制令の一部を改正する法律案について御報告申し上げます。  地代家賃の統制は、昭和十三年以来実施せられ、戦後においても引き続き物価政策の一環として行われて参りましたが、昭和二十五年に至り、一般物価の安定とともに統制対象も大幅に縮小され、今日においては主として昭和二十五年七月以前に建築された住宅と敷地について適用されております。本法案は、統制借家の修繕を促進させ、その老朽化を……

第24回国会 参議院本会議 第53号(1956/05/25、3期、自由民主党)

○石井桂君 ただいま議題となりました建設業法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  建設業法は、建設工事の適正な施行の確保と建設業の健全な発達に資することを目的として、昭和二十四年に制定されたものであります。建設工事の請負契約に関する紛争は、昭和二十五年から三十年までの六年間に合計一千三百八十一件の多数があり、これらの処理につきましては、同法第二十四条の規定により、建設業審議会が解決のあっせんに当ってきたのでありますが、審議会のあっせんの方法のみでは紛争処理におのずから限度があり、未解決またはせん延等の事態を生じてきておりますので、これ……

石井桂[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

石井桂[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 建設委員会 第1号(1953/05/22、3期、自由党)

○石井桂君 只今の田中君の御意見に非常に賛成でございます。水道のみならず、例えば住宅のごときものでも、非常に困つた人の住宅政策は厚生省でやつております。私地方におりましたときに、厚生省から流れて来る住宅計画と、建設省から流れて来る住宅計画と、地方庁には独自に命令が来注して、一貫した住宅政策が立てられない。この点は住宅以外の、今の田中さんの水道その他の事業でも同様だと思うのです。  結局建設事業は、各省のセクシヨナリズムが然らしめるものである。そのことについて何も謳わないで調査すると、結局建設省所管の仕事のみに限局してしまつて、誠につまらない調査ができ上るだろうと思います。そういうところを委員長……

第16回国会 建設委員会 第閉会後1号(1953/09/24、3期、自由党)

○石井桂君 それでは第二班の御報告を申上げます。第二班は七月十八日の和歌山、奈良地方の水害とその復旧状況について視察して参りましたが、その大略を以下御報告申上げます。  小笠原議員と私とは張る九月十人日に東京を出発しまして、奈良県の吉野郡野迫川村地方、和歌山県の貴志川、有田川、日高川の中流部、奥地の各地を日程と時間の許す範囲におきまして視察をして参りまして、二十二日帰京いたしました。先ず奈良県について申上げますと、すでに御承知の通り七月の水害は十津川下流の流域、十津川村と同じく吉野郡の野迫川村とが最も大きな被害をこうむつておるのであります。十津川村はまだ道路の復旧が車両を通すほどに至つておりま……

第16回国会 建設委員会 第2号(1953/05/29、3期、自由党)

○石井桂君 ちよつと二、三分だけ……。
【次の発言】 私は住宅政策のことについて表を頂いてみて考えておるのですが、一つ根本的なことをお聞きしたいと思うのですが、この予算が暫定的なものでありますから、予算の全貌がわからないのでありますが、一体国庫補助住宅は毎年と同じような調子で建てる方針かどうか。若し同じような方針であるとすれば、国民が要望しておる住宅政策に対しては毎年の進歩がちつとも認められないと思うのですが、それに対して民間の自力の住宅にするお考えがあるかどうかということが一つ。  それから又この配付された表を見ますと、大阪も東京も殆んど同じようになつて、何ら住宅問題に対する重点的な現われが……

第16回国会 建設委員会 第閉会後2号(1953/09/25、3期、自由党)

○石井桂君 私は最近和歌山と奈良を視察しましたが、その結果、和歌山の日高川の上流に川上というところがございまして、その川上が殆んど全村流されておりました。その復旧として今木材を一番川下のほうから運んでいる。ところが目の前に国有林がある。これをケーブルで降ろせばすぐに復旧ができるのだ、而も家もなく職もなく皆困つておる。そういう場合に成規の手続を経たならば、国有林を木材の市価を上げることのないような安い価格で払い下げられる御用意がありますかどうか。地元は非常な要望をしておるのですが、而もその殆んど手を入れないような立派な、と言つちや悪いのですが、そういう国有林がある。そばまでどうしても行き得ません……

第16回国会 建設委員会 第3号(1953/06/02、3期、自由党)【議会役職】

○理事(石井桂君) それでは只今から建設委員会を開会いたします。  建設行政に関する調査を議題に供します。本日は昭和二十八年度予算について建設大臣の構想の御説明をお願いしたいと存じますが、大臣は閣議で暫時遅れますので、先ず今国会における建設省関係の法案の提出予定につきまして御説明をお願いいたします。
【次の発言】 それじや速記をやめて。
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。  只今石破政府委員から今国会における建設省関係の法案の提出予定の分につきまして御説明を願つたのでございますが、この点につきまして御意見又は御質問ございませんですか。

第16回国会 建設委員会 第4号(1953/06/23、3期、自由党)

○石井桂君 この第三表の上から何行目かに河川事業調査費というのがある。その中で地盤沈下の調査に要する経費ということが出ておりますが、東京と大阪は非常こ地盤が沈下しておるようですが、この調査費でどういうことを調査して、又調査しておるのかどうか、その経過並びに効果というようなものをお聞きしたいのです。  それから更に地盤調査の結果、或いは文献でもよろしゆうございますが、地盤沈下の原因というものを確められておるかどうか、そういうことと、更に近頃の東京の地盤沈下をしておるところから大量のメタンガスをとつて事業化しようとしておる。そういうものに対しての、どんな影響があるかという見通しですが、非常にむずか……

第16回国会 建設委員会 第閉会後4号(1953/10/13、3期、自由党)

○石井桂君 私は水防活動のことを少しお聞きしたいと思うのですが、水防活動は建設省の所管になつておりましようか。先ず第一それからお聞きしたい。
【次の発言】 それでは、今回の水害で和歌山県下を視察した際の話でありますが、堤などが切れようとしたときに、地元の方々が非常によく働いて、そうして堤防のいろいろ決壊を防いだというような美談は随所にございます。非常に土木的な堤防の補強とか或いは橋梁のマットの補強なんというのに非常によく働いておられて、我々も大いに感心して帰つて来たのですが、ただああいう多量の降雨のときですから仕方がないとは思いますが、判断を誤つたといいますか、どのくらいの水がどのくらいな時間……

第16回国会 建設委員会 第6号(1953/06/29、3期、自由党)【議会役職】

○理事(石井桂君) よろしうございますか。
【次の発言】 この際ちよつとお諮りいたします。本会議が始まりましたので、休憩いたしましようかどういたしましようか、皆さんの御意見を……。
【次の発言】 それでは休憩いたすことにいたします。よろしうございますか。
【次の発言】 どうも有難うございました。  これで休憩いたします。    午後二時一分休憩

第16回国会 建設委員会 第9号(1953/07/07、3期、自由党)

○石井桂君 先ほどからいろいろ御質疑を聞いておつたのですが、提案者の意図が、北海道に限つたということが余りはつきりしていないのであります。私は大体技術家出身なので考えて見たのですが、大体北海道の全島が火山灰地であつて、使用資材がよその土地よりも非常に入手しやすいということと、もう一つは木材の節約が、木炭で燃料に使うという資材を救う、こういう二つの考えが元でこの法案が出たのじやないかと私は考えておつたのですが、その建設資材のほうの御説明が師岡住宅局長からちよつとあつただけで、それがはつきりされないものだから、なぜ北海道にこれが最も安くできるのだということと、有効な家ができるのだという説明がぴんと……

第16回国会 建設委員会 第10号(1953/07/08、3期、自由党)

○石井桂君 ちよつと七条のうちで、第二項に土地の取得に必要な資金を貸付けると書いてございます。今住宅問題で一番困つているのは土地の高騰なんでございまして、最近二倍三倍になつているのですが、貸付ける標準の単価と言いますか、どのくらいに大体見当をつけておるのですか。今それが非常なネツクでありますから、心配ですからちよつとお聞かせ願いたいと思います。平均で……。
【次の発言】 これは東京の状態だけなんですが、金融公庫の資金を借りる申込ができて契約をした挙句に、実際土地の高騰のために建たない家がどつさりあるわけなんです。これは結局こういう法律が出ても、資金の裏付がありませんと、実際は画に描いた餅になり……

第16回国会 建設委員会 第12号(1953/07/13、3期、自由党)

○石井桂君 この際、議院運営委員会に対して連合審査の申入れを行うことにしては如何ですか。

第16回国会 建設委員会 第15号(1953/07/21、3期、自由党)

○石井桂君 前回の委員会にも斡旋委員を設けることにつきまして、屋上屋の感がするじやないかという趣旨の質問があつたようでありますけれども、政府のほうの本当の肚は、斡旋委員会を設けてどれだけの効果を期待しておられるのでございましようか。その点一つ納得の行きますように御説明願えれば大変結構だと思います。
【次の発言】 この百八条の中にありまするところの調停委員の仕事と、今度の提案による斡旋委員の仕事とですね。実際の問題からいうと、斡旋委員がうんと働けば調停委員の仕事が殆んどなくなるというようなそういう気がするのですが、今度この関係は如何でございましようか。

第16回国会 建設委員会 第16号(1953/07/23、3期、自由党)

○石井桂君 私もロワー・リミツトの条項を是非近い将来に入れて頂きたいという意見を持つております。只今政務次官の御説明によりまして、ロワー・リミツトの件については研究がまだ十分にやられていない上、その内部のほうのお話合いも十分ついていないから自信が持てないというような御説明があつたと思います。ロワー・リミツトの研究は私はもう十分なされていると思いますが、一方的な全建の資料を土台として判断するのは冒険だと思いますか、全建か中心になつて、官庁の営繕或いは建設に関する諸機関が全部、大蔵省の当局までも入つて研究してできた資料なんです。ですから最後は私は内部の大蔵当局との話合いだろうと思います。そのことの……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 建設委員会 第閉会後1号(1953/11/24、3期、自由党)

○石井桂君 只今大臣から行政機構の点を大体説明せられて、この際余り大臣のほうから考えを発表することは差し控えたい、こういうお話ですから、なお考えがあればこの際述べて参考になさるお気持があるようですから、ちよつと自分の考えを申上げたいと思います。  大体終戦後建設省の担当しておられる建設面は、主として土木、建築であろうと思うのです。先般来新聞に出ております行政機構の改革の案というものはまあ大臣は御存じないでしようけれども、火のないところに煙は立たないというので、恐らく行政管理庁や何かで下僚がすでに案を作つて、そうしてまあ新聞に漏れているものだと思います。私の同僚議員の一人が行政管理庁の相当な責任……

第17回国会 建設委員会 第2号(1953/10/31、3期、自由党)

○石井桂君 私はこの予算が修正減額されてありますが、修正減額された暁にはどういうふうにお困りになるか、それがわからんものですからお聞きしたいと思うのですが、修正されてもかまわない、ちつとも迷惑をこうむらんものかどうか。
【次の発言】 そういたしますと延びることが困る。困るには一応困るのですけれども、一番いわゆる痛手のないところだけは我慢して呑んだと言われるのですか。
【次の発言】 了承いたします。よろしうございます。

第17回国会 建設委員会 第3号(1953/11/02、3期、自由党)

○石井桂君 同じ問題なんですが、私は二十二億の金を住宅金融公庫から差引いても本年度の計画に変りはないという御答弁だつたのですが、今の住宅金融公庫のやり方で万全だとお思いになつておられれば、そういうことが私はお答えとして出ると思うのですが、併しまだ改善の余地が随分あるように見受けられます。例えば非常に都市で住宅が必要な場合に、どこに家が建たないネツクがあるかということをお考えになつて、それに対処すればいいと思うのですが、何もしないで以て、ただ住宅金融公庫は社会政策の一環としてやるべき仕事が、むしろ金貸しのように附しちやつて、困つた者に金を、住宅を建てるのに貸して家を建てさしてやるという方針よりも……

第17回国会 建設委員会 第閉会後3号(1953/11/26、3期、自由党)

○石井桂君 只今のような緊急を要する引揚者の住宅というのは北海道以外にもどつさりあるのですか、それをちよつと……。あればどのくらい全国にあるのか。
【次の発言】 私がお尋ねした内容は、引揚者住宅で、そして腐朽したり立退きが迫られたりして、そうしてどうしても緊急に建てなければならない戸数はどのくらいあるのか、こういう質問なんです。
【次の発言】 この引揚者のために予算を取られて、そうして何千戸か建てられる計画は非常に結構だと思うのですが、今まで住宅計画が一本建でなかつたせいか知りませんが、例えば第一種、第二種の公営住宅を建てながら、突然その年度の全部引揚者住宅に充てろとか、いろいろな指令が政府か……

第17回国会 建設委員会 第4号(1953/11/04、3期、自由党)

○石井桂君 丁度大臣がお見えになりましたから、昨日質問したことでありますけれども、もう一遍確かめておきたいと思います。  災害の復旧費の財源のために住宅金融公庫の予算から二十二億を引出されて、その影響するところはないという御答弁を実は昨日頂きました。今度の二十八年度の前の国会の予算では、例年の住宅建設費の二倍も計画なさつて、そうしてまあ予算を得られたのですが、今の内閣では住宅問題は非常にまあ重要視しておると思つて喜んでおつたのですが、この二十二億を金融公庫から取つたということは、  一見今の内閣が非常に住宅問題に関心のないという印象を国民に与えておると思うのです。で、昨日の御答弁では、二十二億……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 建設委員会 第3号(1953/12/07、3期、自由党)

○石井桂君 ちよつとそれに関連して私も聞きしたいのですが、実は人事の交流をしようと思つて、地方庁と建設省とやろうと思いますと、東京から行く場合には大概二級ぐらい下がるのですよ。実際に前例もあるのです。それで誰も行きたがらない。一遍行つて帰つて来れば修行になるから、だから行けばいいと思うのですが、二級下げられて帰つて来ると、二級下げられたままで入るわけですね。それで人事の交流ができないわけです、大都市は。ところが大都市ほど優秀な技術者がいる。だから今の田中さんの言つたのと同じかも知れないけれども、人事の交流をする場合に人材を建設省に集めようとするならば、恐らく建設省の給料は田中さんの言つたように……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 建設委員会 第2号(1953/12/15、3期、自由党)

○石井桂君 私は大体各参考人の方々に二つの点で御質問したいと思うのです。一つは研究所のあり方といいますか、例えば建設省には土木研究所と建築研究所がある。これを、こういうようなものは一省の下にあるのだから一緒にしたほうがいいか、別にしておいたほうがいいかということを各研究所長に簡単に一つその希望とそれから理由を述べて頂きたい。  それからもう一つは、例えば鹿島建設技術研究所というようなものが東京にございます。こういうようなものは土木建築、一般に建設方面を研究なす  つている。或いは運輸省にも技術研究所がございます。こういうようなものが、同じような種類のものをそのまま置いて、そして研究を競うて、そ……

第19回国会 建設委員会 第閉会後2号(1954/08/13、3期、自由党)

○石井桂君 それではこれから一班の報告をいたします。  去る七月十八日より第一班として田中委員並びに私の二人が北九州における災害復旧等建設事業の現地調査をいたして参りました結果を御報告申上げます。日程につきましては別に皆様のお手許にお配りいたしておきました通りでございます。以下私どもの見て参りました各地の状況につきまして要点のみを簡単に申述べることといたします。  一、関門田道トンネルの工事については、御承知のように、昭和二十七年道路整備特別会計の設置と共に三十一億五千万円の工事予算で、昭和三十一年度までの五カ年継続事業として行われておりまして、直営工事の海峡トンネル部分はすでに殆んど全断面の……

第19回国会 建設委員会 第3号(1953/12/16、3期、自由党)

○石井桂君 石川さんの御意見と違うような内容では私はないと思つて申上げたいと思うのですが、その行政機構の改革に対する管理庁の御方針というものを聞きたいのですが、具体的に申上げますと、私は長い間役人をやつて来て、行政機構の改革という声がするたびに悩まされた考の一人なんですが、いつの場合でも実質的には大した成績は挙げてなかつたと思うのです。で、近頃アメリカあたりから帰つて来た人の御研究によりますと、アメリカ等では非常に能率を挙げている機構を見て来ると、そうすると局だの課だのというものは非常にどつさりある。日本は局であれば何百人いなきやならん、課であれば五十人とか六十人いなきやならんということで、形……

第19回国会 建設委員会 第5号(1954/02/04、3期、自由党)

○石井桂君 私も大臣に住宅政策のことをお伺いしたいと思うのですが、今回の査定で大分公営住宅のほうは一割四分増というお話でございますが、戸数は大して殖えてないと思います。そこで一番問題になるのは住宅金融公庫等の予算だと思いますが、これは大幅に削減されておる。そうすると今、田中委員の御質問のように、住宅計画が随分狂いが出て来ておると思うのでございますが、政府とされましては住宅政策としてどういうふうに今後お扱いになるか、どういう御計画で行かれるかということを先ず第一にお伺いしたい。  それからもう一つ第二点は、何と言つても公営住宅で住宅問題を解消するということは非常にむずかしい問題じやないか、なぜな……

第19回国会 建設委員会 第閉会後7号(1954/10/26、3期、自由党)

○石井桂君 只今計画局長から岩内の措置につきましてお話がございまして手早く区画整理なり道路計画その他の都市計画施設をされる計画をなさいますし、又早期に住宅を供給する対策を立てられたことは非常に敬意を表するところなんですが、大体都市や市町村の災害、主として火災などがあつた場合に、一挙に家がなくなつた場合に、その後の復興した姿を見ますと、大概な場合に単に道路が拡がるくらいにとどまつてしまつて、再びその都市に同じような災害が来たときをどういうふうにして防ぐかということが形の上に現われていないのが普通の例だと思うのです。一番大きな例は東京でしよう。その他鳥取にしろ、熱海にしろ、いろいろ集団的な火災や或……

第19回国会 建設委員会 第9号(1954/02/18、3期、自由党)

○石井桂君 今までの皆さんの御意見の開陳で大体全貌がわかつて来たのですが、重複を避けまして、職種の非常に少い技術家、例えば建築の技術家などは交流を主務官庁でしようと思つても、国家公務員同士の交流じやできないわけなんです。そこで本省側からいい人を地方公務員に下してもらい、又本省でも地方からいい地方公務員を国家公務員にしたい、こういう要望が非常に職種によつて、人間が少いところじや起るわけです。その場合に人事院としては地方から上る場合には何級下にするとか上にするとかいう、そういう方針か何かあるのでございますか。
【次の発言】 今東京の場合なんですが、全く同じ仕事をするわけです。かかりも何も、生活も同……

第19回国会 建設委員会 第10号(1954/02/23、3期、自由党)

○石井桂君 大変迂遠なことを聞くようですが、まあこれは建設委員会だから総合開発の問題を主としても、まあダムの建設に終始しておるようなふうに取れるのですが、総合開発と言えば、まあ例えば鉱工業地帯の造成とか港湾の整備とか、或いは地下資源の発見だとか、いろいろな計画が一律に同時に計画されて調査され、その計画が実施に移されておると思うのですが、まあ幸い経済審議庁の部長さんがお見えになつておるそうでありますから、電源開発以外の計画がどういうふうに進められているか、御承知の範囲で結構ですが、お話し願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、実際にこの国土開発計画で実施に移つているのは今の電源開発……

第19回国会 建設委員会 第11号(1954/02/25、3期、自由党)

○石井桂君 小澤さんの今聞いた問題で関連して……。今二十四年以後のやつは事務官、技術官の区別を余りしないと、二十四年以前のやつは成るべく一つ差別を縮めるように努力したいというお話があつたように思うのです。具体的にいうとどういうふうにやるのですか。実は私も丁度人事課長と長い間一緒に暮していて、実に技術官と事務官の差別はひどいものであると、まだ未だに頭に残つておるのですが、具体的に言うとどういうふうにして縮めるのですか。
【次の発言】 結局私は事務官が甚だしくいいということを言つておるのじやない。技術官が甚だしく事務官に比べて悪い。だから悪い技術官の待遇を今鬼丸さんがおつしやつたように、最低期間で……

第19回国会 建設委員会 第12号(1954/02/26、3期、自由党)

○石井桂君 ちよつと関連して私も……。
【次の発言】 関連して私が発言するとおわかりになることがあると思うのですが……。
【次の発言】 大分東京都の問題が例にとられて、住宅不足の折から予算を返上することの点を当局にお聞きになつておるようですが、その一部は実は私のときにもたしかあつたと思います。責任もあるのであります。これは東京都の財政が普通はよそよりも金持だということで、東京都の出す分を実際その一般財源、都民の税金で賄えるかどうかと、こういう問題になると思うのです。で御承知のように公営住宅の半分は国が出すわけです。あとの半分は地元の公共団体が出す。そこで当初は、まあ例えば一万戸建てるとすれば百……

第19回国会 建設委員会 第13号(1954/03/02、3期、自由党)

○石井桂君 それではちよつと住宅局長にお聞きしたいのですが、住宅問題じやないのです。国会図書館の懸賞設計に絡んで建築界で非常に大きな問題になつておる問題があるのですが、建築著作権の問題なんです。あの規定が建築著作権の精神に触れたり、或いは建築士法の精神に触れるのじやないかというので非常に学界等も騒いでおるのですが、住宅局長は多少御関係もあることですから、どういうふうにお考えになつておるか。この際、建築士法にも触れないか、或いは著作権法にも触れないか、或いはこれはこのまま放つておいてもいい問題であるかどうか、或いはあなたが何かそれに対して対策を考えられておられるか。そういう点について御意見を承わ……

第19回国会 建設委員会 第14号(1954/03/04、3期、自由党)

○石井桂君 只今赤木委員の御質問に対して町田さんから回答がありましたが、中央官衙地区の整備の原案ですね、書くのは営繕局だと思うのですが、決定するのは営繕局にそういう権限はないと思うのですが、これは官衙地区だという区域は首都建設委員会か何かできめるのですが、併しその中のどこがグリーンでどこが建築敷地だということを決定するのは営繕局の権限じやないでしよう。それをちよつと……。そうすると非常に官庁の一小部分でそんな大きな権限を持つてないように思うのですが……。
【次の発言】 普通の都市計画の区域或いは地域をきめるのは皆都市計画法とかそういうものによつて都市計画中央審議会できめるんだと思う。はつきりき……

第19回国会 建設委員会 第16号(1954/03/16、3期、自由党)

○石井桂君 全体的の説明をもうなすつたんですから逐条でもいいんじやないですか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 宅地の開発を営利会社でされる例に電鉄会社の沿線開発の場合を例にされましたが、そういうふうに家が殆んどない所ばかり狙つておられるのですか。都内で、まあ今ではそんなにどつさり戸山ケ原のようなところはないと思いますが、例えば赤羽あたりに何万坪というような空地が、軍用地の跡がある。まだ探せばあると思うのですが、郊外や何かそういう所だけ狙つているのでしようか。
【次の発言】 もう一つ、例えば焼けただれた建物がまだ残骸があるというような土地、そういう所を整理や何かすることも、ここにいう……

第19回国会 建設委員会 第17号(1954/03/23、3期、自由党)

○石井桂君 一点だけ。只今同僚委員からお聞きになつたことなんですが、東京、千葉あたりが二千五百円というのは甚だ少いように思うのです。併し私は想像するのに、これは何か軍用地とか、そういう特殊なところじやないでしようか。それとも普通の民間で所有しているところですか。
【次の発言】 私も少し所用があつてほうそれ調べて見たのですが、大体省線の環状地、環状の中あたりは二万円以下という土地は殆んどない。これは余り低過ぎるのですが、実際にあるのですか。

第19回国会 建設委員会 第18号(1954/03/25、3期、自由党)

○石井桂君 今までにいろいろな委員の方から御意見がございまして、都市の中心には高層建築を建てて、そしてそれを住宅として使うのが最良の方法だという趣旨の御意見、又それに対する政府委員の御答弁がございましたが、私もそれと全く同じなんですが、併し毎年各都市で何万戸という住宅を建てます場合に、その住宅の所要の土地というものは大きな面積に上ります。従いまして一挙にして耐火構造を建てて、そうして必要な住宅の数を充足するということは非常に困難なことは明らかでありまして、これに対して比較的郊外に近いところに宅地を造成して与えるということは、住宅政策から言えば私は現在の段階においては最も適切な方法だと思うのです……

第19回国会 建設委員会 第19号(1954/03/30、3期、自由党)

○石井桂君 小笠原君の発言に関連して。公共団体や何かの人を呼んでそうして宅地造成に必要な要求があるだろうからその要求を調査して見るのも審議のために必要な方法だろうということは、私も同感なんですが、それと同じような効果があると思うのですが、住宅審議会でこの要綱を出すについて随分討論されたろうと思うのです。そのことについてこの前私が質問したときには、住宅審議会と十分このことを討論いたしまして、その答えに副うて出しておるという答弁もしておられたようであります。それらの経過の資料があつたらやつぱりお出しを願いたいと思います。

第19回国会 建設委員会 第20号(1954/04/01、3期、自由党)

○石井桂君 今の問題に関連するのですが、共同建築というのは私も考えた、非常にいいものだと思うのです。これは大正十二年の震災後共同建築というのが防火地域内で指定されたときに、補助率が一般のやつよりも高率に貸付けられた例があるのです。ですから今の考えをまあこちらのほうへ応用すれば、公庫の貸付率を殖やして奨励するという途は開けて、或いは考えられる法律じやないかと思うのですがね。つまり、従来は防火地域内の高層建築の補助において共同建築だけ補助率が高かつたのです。ということは、やはり共同建築を奨励しているのだから、その思想は私は非常にいいと思うのですよ。これが一律にやつておられるらしいのですが、そういう……

第19回国会 建設委員会 第22号(1954/04/06、3期、自由党)

○石井桂君 今度の法律の改正案の中に一般法人も土地の造成ができることになつておりまして、この点については委員の一部の方も一般の法人に任せることは非常に心配があるという御意見を開陳しておられますが、この点について参考人の方々からどういうふうに考えるか。実際に一般法人は削除したほうがいいのか或いは原案がいいのかの御意見を承りたいと思います。吉田さん、内藤さんから一つ御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 只今の内藤さんの御意見の心配は、適当の方法によつて補うことができるというそういう方法があればいいだろうということですが、それに関連して一つ政府当局のほうで、そういう方法、実際効力があるようにで……

第19回国会 建設委員会 第24号(1954/04/13、3期、自由党)

○石井桂君 過小宅地の整理は、従前やつた土地区画整理の面で整理をした例がございますか、どうですか。過小宅地を区画整理事業として整理した、過小宅地をやめてしまつてそうして小さいからというので換地を与えなかつたとか、或いは金銭でその換地の代りにしたとか、或いは今度の改正案のように特別に広い、過小宅地でないようにして、換地を与えて金を取つたとか、金銭で清算するのですか、そういうふうにした例が今までの区画整理の事業でありましたかどうですか、前例を聞きたいわけです。
【次の発言】 その場合に今一番小さいのは、標準として約三十坪になつていますね。今特別都市計画として今度狙われた場合に、過小宅地の基準として……

第19回国会 建設委員会 第25号(1954/04/15、3期、自由党)

○石井桂君 前回に質問になつたことですが、土地区画整理事業の最小限度は前回の御答弁で一千坪くらい、一番小さいやつが……。そういう話があつたのですが、それより小さいやつはないのですか。
【次の発言】 例えば駅前広場というようなところで区画整理事業をやるときにもそういうことはございませんか。重要な、例えば杉並とか阿佐谷の駅とか、そういうような駅の近所だけをやるというようなものはありませんですか。
【次の発言】 第一項の中の「公共施設の新設」ということが定義に語つてありますが、土地区画整理事業とは云々公共施設の新設というのは例えばどんなものでしようか、事例を一つ……。

第19回国会 建設委員会 第26号(1954/04/16、3期、自由党)

○石井桂君 ここの第一款に出ております組合施行の区画整理と、前にある個人施行の場合と、施行する人が違うのですから、内容はそれぞれその施行する人に適当した規定になつておると思うのですが、利害得失とか、国によつて与えられる利益があるとすれば、そこの差異があるかどうか、そういう点ありましたら一つ説明を願いたい。全く同じですかどうですか。国によつて保護されるところがあるとすれば、個人施行の場合と組合施行の場合と違うかどうか。
【次の発言】 それ以外にはあとは手続上とかそういう問題の違いでございますね。質問が雑駁ですからおわかりにならんかも知れないけれども……。

第19回国会 建設委員会 第27号(1954/04/19、3期、自由党)

○石井桂君 委員長、関連質問。
【次の発言】 只今の木村さんの御質問に関連いたしまして質問したいと思うのですが、建売り住宅についてなんですが、普通一般の金融公庫からお金を借りる人は、金を借りたあとで自分で何から何まで世話をするという人もあります。併しまあ一代に一軒くらいしか建たない現在でありますから、大概は建築屋に頼んだり或いは設計技師に頼んだりして、或いは土地を探すのに非常に骨が折れる。そういう手数を省いてくれというような趣旨のいわゆる建売りが欲しいというような国民の声も随分あると思うのです。それでそういう趣旨に応えて、若しこの分譲住宅が一般営利法人でないような法人によつて計画されたり、或い……

第19回国会 建設委員会 第28号(1954/04/20、3期、自由党)

○石井桂君 今の立体換地についてですけれども、従前の換地の方法は、平面的な価値を比較して、従前の価値に対して今度の価値が上つたところは敷地を狭くしてもいいというようなことで、地球のそれこそ中心から無限大の天上までの値を考えておると思います。ところが立体換地になりますと、その家のところで局限されてしまつて、将来どのくらい伸びるかということは考えていないと思うのですよ、立体換地の場合は……。従前は、平面的にお考えになつても、将来このくらい伸びるだろうという換地の比較ができたろうと思うのです。ところが今度は、旧敷地は利用の方法によれば相当に広幅に利用ができる。ところが新しい換地のビルの一室ということ……

第19回国会 建設委員会 第29号(1954/04/23、3期、自由党)

○石井桂君 これは田中委員が聞かれたことですが、この法、案は非常に結構な法案だと思うのですが、この機械を持たない者の救済方法とか、そういうことは一応考えられたものでしようか、どうでしようか。
【次の発言】 今官房長の御説明は、業者個人のことをお考えになつているようですけれども、百万円の借金をするような業者というものはやつぱり相当の方だと思うのです。街には何万という業者がおりますが、これら他の法律の、例えば協同組合法みたいなものがあつて、そして数名で協同組合を作つている。それでその組合に一つあれば組合員の人がみな利用できる、そういうふうな途を開けば、私は一人の業者に食わせる能力はなくてもいいのじ……

第19回国会 建設委員会 第30号(1954/04/27、3期、自由党)

○石井桂君 昨日でしたか、前の委員会で質問したことで今の三浦さんの御質問に関連するんですが、この「機械類の製造を含む」という項がありますが、機械の製造に……、機械を取得する私企業に貸付ける、相手は公共工事を請負ういわゆる建設業者にする場合があるんじやないんですか。
【次の発言】 そうすると一般の建設業者が公共事業を引受けて、それで何割かの前払を受けますが、従来も受けていたんですね。ところがそのほかに今度新らしく入つた条文によつて、請負業者がたまたまその公共工事をやる機械を持つていない。その場合に請負業者がその機械を買う金の何割かを借受けるということはできないんですか。

第19回国会 建設委員会 第31号(1954/04/30、3期、自由党)

○石井桂君 この三条関係の建築基準法の改正の点は、私も内容は賛成なんですが、ただこういうふうに改正するに当つての理由をお伺いしたいと思うのです。建築基準法は昭和二十五年に制定されて市街地建築物法三十数年の経験をすつかり変えたものとしてその当時いろいろな理由を述べ立てられております。その中での主な理由の一つとして津々浦々までこの規定は適用するというようなことが大きな旗印になつておるように思うのです。僅か数年でこういうふうに変えなければならないというようなことは二十五年にすでにわかつていたことなんです。三十年の経験でもうその奥のほうまで手続させるのはむずかしい、非常に煩填だということはわかつていた……

第19回国会 建設委員会 第36号(1954/05/15、3期、自由党)【議会役職】

○理事(石井桂君) それでは只今より建設委員会を開会いたします。  本日は北海道災害に関する件について調査をいたしたいと存じます。  先ず建設省より説明をお願いいたします。
【次の発言】 何か御質問ございませんか。
【次の発言】 只今の三浦委員の御希望の資料は極力集めましてお配りすることにいたします。
【次の発言】 それではちよつと速記をやめて。
【次の発言】 それでは速記を起して下さい。  本日は委員会はこれを以て散会いたします。    午前十一時十七分散会

第19回国会 建設委員会 第45号(1954/05/30、3期、自由党)

○石井桂君 このダムの補償額については非常に各地ともまちまちですが、特に田子倉についてはきまつていないけれども非常に大きい、三十万、三十五万円というふうに全国に類例がないと思うのです。利根川の水没の場合でも十七、八万円で皆協力しているのです。特に発電のような問題は別ですけれども、治山、治水に関係するものだつたら或る程度は我慢してもらわなければならんと思うのです。全部三十五万円だということになつたら、これは収拾がつかないと思うのですがね、そういう意味合いから私どもは田子倉ダムの決定値段がわかつても、やはり国としては大体今まで現在やつておる各種の調停事項を勘案して、公正なものにしなければ困ると思う……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第4号(1954/03/15、3期、自由党)

○石井桂君 友末知事さんにお尋ねしたいと思いますが、友末知事さんの今日の立場は全国知事会を代表しておると思うんですが、そういう立場であれば、住宅問題に対して今回の補助率の引下げはどういうふうにお考えになるか。例えばあとのほうの条文のうちで重要な事項は、ということの御説明にはなかつたように思うんですが、茨城県としては大したことはないかもしれないけれども、どういうふうにお考えになつているか、もうこれでいいかどうか。お触れにならなかつたのはどういう程度に今回の補助率のうちでお考えになつておられるか、それをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 只今質問をいたしましたことがよくおわかりにならなかつたか……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 建設委員会 第2号(1954/12/06、3期、自由党)

○石井桂君 ちよつと関連して……。道路局長に質問しますが、この道路は都市計画法基いて都市計画審議会の決定を得た道路ですか。
【次の発言】 そうすると、道路の実行をする可否とか、それを事業年度に何年でやる可否とかううようなことは、都市計画審議会の権限に属すると思うんですが、そういうことはないですか。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 この際、大臣が御出席になつておりますから、ちよつと私質問をかねて希望を申上げたいと思うのですが、二十九年度の補正予算におきましては、公共事業費をおおむね七〇%を節約しておられる。そうして量は減らさない方針でいらつしやる。この前の建設委員会で官房長の御説明で……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 建設委員会 第2号(1955/01/24、3期、自由党)

○石井桂君 ただいま大臣からの御説明ありましたのですけれども、私も一言住宅政策について御質問したいと思うのです。今、田中議員からもお話ありましたように、二十九年度までは第一期公営住宅の計画、三カ年で十八万戸計画だったのです。これが実際努力してもできなかったという話は、その通りなんです。そこで、そのうちでまあ六万戸、年間六万戸公営住宅を建てる。それから金融公庫住宅を六万戸建てるというような計画で進んでおって、大体六万戸に対しては二百四十億くらいな金を公営住宅を建てる補助金としているわけでございますね。そうすると、まあ四十二万戸というものが、もし民間の持ち家、自分で建てるもの、あるいは貸し家でない……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 決算委員会 第3号(1955/05/10、3期、自由党)

○石井桂君 これは決算委員会の問題でないかもしれないのですが、ちょっと調子がわからぬものですから質問させていただきます。  住宅金融公庫の例をとりまして、貸付ですがね、それが年に五万戸で何百億とかある場合に、建築の貸付というのは、その年度に貸し付けても、支払義務は、あれは建築ができるのが三カ月か四カ月かかりますから、その年度の予定戸数だけ貸し付けていると、いつも余ってしまう。そこで住宅金融公庫の貸付金というようなものは、たとえば一二〇%ぐらい貸し付けるところへめどを置いて貸し付けなければ、計画坪数は消化しないわけなんです。それを大蔵省は非常にやかましくて、押えておるので、成績が上らんということ……

第22回国会 決算委員会 第4号(1955/05/16、3期、自由党)

○石井桂君 宮崎の地検の不当行為の原因がここに書いてありますが、それは主として旅費の立てかえ、事務の諸経費に使用したと書いてあるのですが、私も長い間役人をしたことがあるのですが、この旅費なんというものは収入の一部だと大体考えておられるが、こういうことに不自由をするようなことだと、予算が非常に貧弱でこういうことをするようになったんじゃないかと思うのだが、この当時からすれば今はそういう点改善されておるのですか。つまり旅費の立てかえとか事務の経費とかいうものは非常に必要なものだ。そういうものの立てかえが原因で不正がだんだん大きくなったことを見ると、検察庁というのは人の悪いところを縛る役所ですから、こ……

第22回国会 決算委員会 第31号(1955/07/21、3期、自由党)

○石井桂君 事務総長、国会図書館の工事についておわかりでございましょうか。
【次の発言】 ちょっと、国会図書館が、昨年ですか、懸賞設計をやって、そうして一等の当選案に基きまして工事を進めた。ところがその一等当選案をとり入れようとすると、設計者の設計料の予算がとってない。そのために設計がおくれて図書館が土を掘るだけで先へちっとも進んでおらぬ、このことは、どなたがその予算を作る責任者か私にはわかりませんけれども、やはり作るということで進んでおれば、設計料も払えないような予算を組むのは、非常に当を得ていないと私は思っております。それらの事情がおわかりになればおわかりになっている範囲だけでお聞かせ願え……

第22回国会 建設委員会 第3号(1955/05/10、3期、自由党)

○石井桂君 私は大臣に特に住宅の量産ということを伺いたいと思いますが、この中に示された住宅対策は、量と質の問題の中で、むしろ量を重点的に考えられているようであります。そこで、まあ財源の問題は非常に知能をしぼられて最大限に利用しておられるようですが、ロー・コストの家をどっさり作るということは、同じワクの中で量をふやすもとになるだろうと思うんですが、そこで従来のような生産方式によらないで、原始的な、現場で大工さんがかんなをかけたりのこぎりで切ったりということによらないで、多くは工場生産によって量産をするという方策をとれば、非常にコストが安くなって量がふえるだろうと思います。住宅政策のまあ一つの解決……

第22回国会 建設委員会 第閉会後3号(1955/10/14、3期、自由党)

○石井桂君 私もその点お伺いしたいと思ったのですが、なお私も都市計画審議会の委員をかなり長い間やっておりまして、都市計画のやり方は多少心得ておるつもりですが、原案は二十何年前に作られても、毎年々々あれば数回の都市計画審議会が開かれて、そうしてその時代の要請に従って、国家百年の計を先へ見込んで、改訂をしばしば加えているはずです。焼けた都市でも、焼けない都市でも、私はそう思う。そこで町田計画局長の言い表わし方が非常に悪かったと思うのです。すでに二十年前の計画であっても、都市計画は数十年たった先の道路の工夫を考えて、今たとえば六メートルか八メートルあったものでも、将来は、火災とかいろんな場合には、三……

第22回国会 建設委員会 第4号(1955/05/17、3期、自由党)

○石井桂君 私は、今度の住宅を作るために公団を作られるようでありますが、公団法の法律が出ておりませんからよくわかりませんが、そこに使う技術人員というものがどのくらいあって、どういうところから動員するか、お考えがあれば、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 それにつきまして、ちょっと聞きたいことがあるんですが、それは、建設省の営繕局または地方建設局の営繕部の人が、大量どうしても整理されるようなふうに聞いておりまして、それをまあ整理された場合に、どの程度実質的に出血なく吸収されるかということも、あわせ考えられておるだろうと思うのですよ、実際に具体的に。住宅局長代理ではあるが、本職は官房長であられ……

第22回国会 建設委員会 第11号(1955/06/09、3期、自由党)

○石井桂君 私は武藤先生にちょっとお聞きしたいと思いますが、先ほど先生の御意見の中で、住宅建築だけでなくて住区の設定、そういうもののめんどうをみることが必要だという御意見がありました。これは私も長く住宅を作る方の側に立った場合の、ほんとうのやはり希望だったのです。たとえば例を戸山ハイツとか、戸山アパートにとりましても、雨の日は、大通りに行くわずかに二、三町の間を長ぐつはかなければ行かれないというような都営住宅ができてしまう。それは今の予算が結局家を作るだけの予算でありまして、住宅を集団的に作るのには、やはりそれによるところの道路とか、下水、あるいは給水、排水、さらに大集団になると、ガス水道等の……

第22回国会 建設委員会 第12号(1955/06/14、3期、自由党)

○石井桂君 今日、金融公庫の方見えておりますか。
【次の発言】 ちょっと一言だけ、時間がおそいようでございますから……。政府の原案の五十二億の財政投資ですね、投資から四十五億を融資にする。そうしますと、初めの七万五千戸の計画の場合と、つまり利子を払うだけワクを減らさなればならぬから、そういたしますから、これは計算すると約三億になる、六分五厘として。そうすると、七万五千にどうも影響がありそうに思うのです。で、公庫の方がおいでになるなら、公庫の方から先に聞いて、石破官房長から先にうまくごまかされるといけないから、公庫から聞いて、それから官房長から、支障があるかどうかを伺いたい。

第22回国会 建設委員会 第13号(1955/06/16、3期、自由党)

○石井桂君 私は報賞のことについてちょっと大臣の御意見を聞きたい。いただいた資料でも、報賞の考え方は非常に画期的な規定のようでございますし、これは物心両面から水防の思想を高揚する上に非常に大切だと思うんですが、昨年ですか一昨年、外国から帰って来た人の話で、水防について非常に苦心している国は世界の国でオランダが一番だ、ある旅行者の一人が提防決壊している所へ視察に行ったところが、貴婦人が一人水にひざまで入ってれんがを積んでいる。それを聞いたところが、オランダの女王だった。それほどオランダの国に水防が徹底しているわけですね。これは水防施設とかいろいろな用意をすることも肝心ですが、国民がほんとうに郷土……

第22回国会 建設委員会 第15号(1955/06/23、3期、自由党)

○石井桂君 この三十年度の住宅計画四十二万戸につきまして、毎回私ども質問しておるのでございますが、そのうちで国の施設として建てるものが十七万五千戸でございますが、その他が二十四万五三尺これは国の施設として建てる住宅については予算等も明細についておるようでございまして、一応実行をこの通りすれば、十七万五千戸できるとかも思いますが、二十四万五千戸の民間に三十年度建てられるだろうと期待する戸数については、私どもどう考えても、これはできそうもないように私は思います。そこで、できるのだ、できないのだということだけでは、水かけ論ですから、二十四万五千戸は民間の施設としてできるという理由を、大臣から一つ納得……

第22回国会 建設委員会 第16号(1955/06/28、3期、自由党)

○石井桂君 きょう新聞を見ると、金融公庫の貸付について新聞発表したようですが、今問題になっている貸付率の昨年より約一〇%低下について発表されているようですが、今ああいう発表をしても差しつかえないですか、どうですか、その辺一つ……。
【次の発言】 毎年の例におよりになったかもしれませんけれども、融資率が変更のないようなときには、予算が通ればということでいいと思うのですが、今問題になっておるのは、金融公庫住宅では、住宅計画の一環をになっておる金融公庫住宅での融資率が問題になっておる。そこで昨年よりも一割ほど低率にして貸し付けるということであれば、これは一般の庶民の人が、昨年通り貸し付けられると思っ……

第22回国会 建設委員会 第17号(1955/06/30、3期、自由党)

○石井桂君 ちょっと……。前にさかのぼるのですが、公庫住宅ですね。公庫住宅の家賃につきまして、今どういう標準で収入を確かめておるかという田中委員の御質問がありました。それに関連して、私はこういう先例を聞いたのですが、ここに書いてありますように、償還金の六倍以上取っておることは確かだ。しかし税金の証明書を持ってこいとこう言うものですから、場所によっては収入としては確かに六倍以上だ。しかし税金の方は六倍ではないのです。その中には一万円とか七千円とかが旅費という名目で支給される。どうしてもその証明はとれない。とれないが、実際は支給している所では六倍以上だということで証明書をつけてやるにもかかわらず、……

第22回国会 建設委員会 第18号(1955/07/05、3期、自由党)

○石井桂君 関連。ただいま石原委員と湯山委員の御質問がありましたが、御答弁がちぐはぐのように私は思います。大体公団法によってアパートを集団的に建てる場合に、屎尿処理の方法が二つあると思います。放流下水、なまのままで流す場合、それから放流下水のないところでは浄化槽を通じて浄化したものを普通の下水に流す方法と二つあるわけであります。ただいまお話が行ったり来たりしちゃってはっきりしないわけですね。そこで大都市におけるようなところは放流下水があるのですから、放流下水ヘアパートの管を直結すればそれで済む。ところが町の中でない所で、野原へそういうものを建てるときには、放流下水まで持ってゆくのは大へんなんで……

第22回国会 建設委員会 第19号(1955/07/07、3期、自由党)

○石井桂君 ちょっと関連して……。今の廃道になった場合ですね。それは私有地になるのですか、私道になるのですか。何になるのですか。道になるのか、公共団体の所有地になるのか。私道になるのか、単なるさら地になるのか、どっちなんでしょう。
【次の発言】 国有財産なんですけれども、それは何といいますか、オープン・スペースというか、建築敷地になるのか。道路として、つまり区道でもなければ国道でもなければ都道でもない、私道というのもあるのですね、実際。ですから、道という形でその地積が残るのか、それとも単なる建築敷地で残るのかによって、今度は建築の方の法律が働くわけですよ。ですから、私道で残れば、私道についても……

第22回国会 建設委員会 第20号(1955/07/12、3期、自由党)

○石井桂君 私東京都のことにあまり口を出したくなかったのですが、ただいまのような御説明であると、当然赤木さんのような疑問が出る。一体この公営住宅を除いて都単独事業をやるということで、これをおやめになったところを見ると、こっちは家賃が高くなる。そういうことでそちらの方に主力を置いたごとき御説明では、公営住宅の事業の負担の低い階級の住宅政策をないがしろにしたという方向に進んでいるかのごとき印象を与えるような御答弁でありますので、たとえ私が東京都出身であっても、これは東京都の住宅政策に鼓を鳴らして責めなければならない、こういうふうな立場になりますから、もう少し御親切に、納得のいく御答弁を承わりたい。

第22回国会 建設委員会 第21号(1955/07/14、3期、自由党)【議会役職】

○理事(石井桂君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  建築士法の一部を改正する法律案を議題に供します。  まず、本案の提案理由の御説明を、発議者を代表して田中一君から御説明をお願いいたします。
【次の発言】 引き続いて、内容の詳細な御説明をお願いいたします。
【次の発言】 それでは、御質疑のおありの方は、順次御発言をお願いいたします。ただいま政府からは今井政務次官、石破官房長、小宮建築指導課長が御出席でございます。
【次の発言】 なお、私からも補足したいと思いますが、りっぱに事務所を備えておられるのは、このうちの何人でもないと思うのです。自宅を建築士事務所にしている方がおそらく九分九……

第22回国会 建設委員会 第22号(1955/07/19、3期、自由党)

○石井桂君 提案者の一人といたしまして、ちょっと申し上げたいと思いますが、建築士法の一部を改正する法律、今回提案されました案は、そのおもなところは第二十三条の登録制をとったというところでありまして、あと二十三条の二から二十三条の九、あるいは二十四条の二、二十四条の三等はいずれも登録制をとるのに必要な手続をここに規定したものでありまして、すでに建設業法にその例がございます。それをとったものでございまして、ほとんど問題にするようなところもないと存じますので、御意見がございませんでしたならば、すみやかに一つこれを御審議を終了せられることをお願いいたします。

第22回国会 建設委員会 第23号(1955/07/21、3期、自由党)

○石井桂君 今赤木先生の御質問に関連するのですが、多分建設省の宮内課長のところでそういうのを調べてあるだろうと思います。そこであの資料を読み上げるのも大へんですから、さわりのところだけ、各国の状況を簡単にお話ししていただくと、暑いのに非常にいいと思いますが、願えませんでしょうか。

第22回国会 建設委員会 第24号(1955/07/25、3期、自由党)

○石井桂君 私も希望条件をつけてこの法案に賛成したいと存じます。  今回の改正法案は、防寒住宅は簡易耐火構造または耐火構造でなければならないというような原則に対するただし書きとして、今回つけ加えられたのは、あくまで木造は例外として取り扱っておると存じます。従いまして、ただし書きの精神に十分沿いますように、ラフに流れないように、一つ十分監督をするということで、そういう希望をつけて賛成したいと思います。

第22回国会 建設委員会 第25号(1955/07/26、3期、自由党)

○石井桂君 地盤変動対策事業というのは、主としてどんなことですか。
【次の発言】 そういう点になりますと、土手を高くして潮を防ぐ、それは、この地盤がいつごろ沈下が終るのか、あるいは変動が終るのかわからないから、いたちごっこになって、それが不足すればまた上るということになるのです。もっと抜本的な調査がないと……。
【次の発言】 この新潟の海岸決壊防止に関して、私も現場に行って見たことがあるのですが、非常に高い断涯の所をえらくえぐられて、そしてだんだん毎年減っていくようなんですが、あれはどんな防災対策なんですか。非常に潮流関係は強い力を持っているだろうと思いますが……。


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 建設委員会 第2号(1955/12/08、3期、自由民主党)

○石井桂君 田中さんの質問で大体みんな聞いちゃったようなわけなんですが、少し私もお聞きしたいことがあるのです。それは住宅公団の住宅の建設方針として、非常に繁華な東京を中心とした、たとえば例をとりますと、東京を中心とした衛星都市のような建て方でいくか、あるいは都内の、まあ遊休土地といってもあまりないのですが、そういうところを克明に探してやる方針なのか。どうもこの発注形式を見ると、東京支所の例をとると、稲毛に何ぼ、それから野毛山に何ぼ、国立に何ぼというふうに、大体郊外地を中心としているようなんです。そういたしますと、大きな敷地をねらう関係から、さっき田中さんが御質問になったように、何百戸計画という……

第23回国会 建設委員会 第3号(1955/12/13、3期、自由民主党)

○石井桂君 私は、この間石村君が本会議で大臣に質問したことについて、もう一ぺんここで確認したいと思うのであります。今回地方財政再建整備のために、今年度の公共事業費を節約する場合に支障がないかという質問がありまして、大臣は本会議で、支障がない旨の答弁をされました・そのときに、その理由としては、毎年予算上の不用額が相当に出るので、今年は予算の決定が非常におそいので、たぶん毎年並みに不用額が残るだろう、それで事業執行上支障がないというような御答弁のように承わりました。そこで不用額に当る事業が、それだけ私は当初の計画目的に達しないのじゃないかという心配がありますが、そうなれば、政府の公約の計画というも……

第23回国会 建設委員会 第4号(1955/12/15、3期、自由民主党)

○石井桂君 ちょっと、大臣がおられますから、簡単に……。  私は実は、住宅融資保険法というのが前国会で通りまして、うまくこれが施行されれば非常にいいと思っておりましたのですが、二、三聞いた例によると、あまりこれは効果を上げてい意いように聞くのですが、その模様を、まあ大臣まだ御存じでなければ、住宅局長でけっこうですから……。
【次の発言】 私、非常に適切な例を二つばかり聞いたのがありますので、それを申し上げまして、こういう法律が通った以上は、やはり法律の効果を上げてもらうように希望したいと思うのですが、その一つの例は、今参議院議員の方が家を建てようとするので銀行に借りに行ったんだそうです。その場……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 議院運営委員会 第閉会後2号(1956/07/25、3期、自由民主党)

○石井桂君 ちょっと私から……。懸賞設計に付帯する条件があるわけなんです。しろうとが見てどういう姿になるか、横から見た図面と平面ですね、それから切断面、どういう間取り、どのくらいの高さになるかという切断面、配置図、姿図ですね、これだけが普通懸賞に与えられた条件だと思うのです。これは初めから今まで全部そうです。しかし、それで家を作ろうというと作れない、なぜ作れないかというと、柱にはどのくらいの鉄骨を計算して、はりはどういうふうにするか、床はどういうふうにするかというこまかい計算が実質的に計算されなければならない。それをやって行くと一年くらいかかるわけです。そこで普通は懸賞設計は、このくらいのもの……

第24回国会 建設委員会 第1号(1955/12/20、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(石井桂君) それでは、ただいまから委員会を開会いたします。  まず、審査報告書に関する件についてお諮りいたします。国設住宅法案、日本分譲住宅公社法案、日本分譲住宅公社施行法案、建設業法の一部を改正する法律案、国土開発縦貫自動車道建設法案、以上の法律案につきましては、いまだ審査を完了するに至っておりませんので、本院規則第七十二条の三によりまして、閉会中審査未了の旨の報告書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、報告書の内容及びその手続等は委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第24回国会 建設委員会 第2号(1955/12/22、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(石井桂君) それでは、ただいまから建設委員会を開催いたします。  公報に掲載してあります通り、本日は湯田ダムの補償問題の件を議題に供します。  御質疑のおありの方は御発言を願いたいと思いますが、ただいま政府からは建設省米田河川局長、それから小池開発課長、通産省から鉱山局の磯野鉱政課長、土地調整委員会からは豐島事務局長がお見えでございまして、なお経済企画庁開発部の方もお見えになる予定でございますので、申し添えます。それでは、逐次御意見、御発言のある方はお願いしたいと思います。
【次の発言】 小笠原委員にちょっと申し上げます。経済企画庁河野調査官、高橋技官が参りました。

第24回国会 建設委員会 第5号(1956/02/09、3期、自由民主党)

○石井桂君 私この際、大臣に、住宅政策につきまして二、三の点を御質問したいと思います。  前回の大臣の説明によりまして、まず私の感じを申し上げますならば、公営住宅の減少を指摘せざるを得ないのでありまして、何か住宅政策について退歩したように私は感じます。そこで大臣といたされましては、三十一年度の予算は退歩しておるようにお感じになっておるかどうかというのが、その第一点であります。  第二点は、第二期公営住宅の計画との関係についてでありまして、こういうような計画よりもずっと下回った計画で、果して所期の目的が達成できるかどうか。第二期公営住宅の目的達成は不可能ではないかと、私は不安を持っております。こ……

第24回国会 建設委員会 第7号(1956/02/16、3期、自由民主党)

○石井桂君 その方がいいと思います。
【次の発言】 ちょっとこの表を説明していただいた方がいいと思います。
【次の発言】 ちょっと関連して。料金のことですが、今田中委員がお尋ねしたことに関連しておるんですが、私ども東海道でちょくちょく御厄介になっておる戸塚付近です、あれは四十円ですが、ちょっと用を足して帰って来ても八十円とられる。その八十円という料金は、あれは普通有料道路はコンクリート道路になっておるから、タイヤの切れ方も、そういうことはみな同じだと思う。そうすると、大体キロ数によるんでしょうか、どうなんでしょうか。たとえば、あれが半分くらいの長さになると、二十円になるかという質問なんです。

第24回国会 建設委員会 第8号(1956/02/21、3期、自由民主党)

○石井桂君 この第一条の目的の「道路の新設」という道路の中に、高架道路のようなものは含まれておりますか、どうですか。
【次の発言】 もし、そういうような場合に、都市の中に三隅とか四階に当るような、つまり高架の下を建築物にするというようなものの使用とか、維持管理とか、そういうことは、この公団の目的でありますか、どうですか。
【次の発言】 都市では非常に地価が高いですから、だから、その高架道路を作るような場合には、下は必然的に、これに多少命を加えて、そしてその空間を利用するようなことを、だれでも考えると思うのです。またそうしなければ、きっとその高架道路は私はペイしていかないだろうと思うのです。だか……

第24回国会 建設委員会 第11号(1956/03/01、3期、自由民主党)

○石井桂君 関連して。こういう資料は、やはり作成が簡単なようですから、一つ至急お出し願ったらいいと思います。こんなものはわけがない。一日にやられるから、それだからもう少し勉強して下さい。
【次の発言】 関連して。ただいま田中委員に御答弁になった、公団が発足した場合に建設省から職員が移動していきまして、欠員ができますね。それをなるべく定員外の人から上げてゆくということは非常にけっこうなことだと思って、ぜひそうお願いしたいのですが、その場合に、公務員の試験を受けろとかなんとかいうことが出るかどうか。出ると、なかなかむずかしいだろうと思うのですが、すでに大学なんか出て同窓は公務員になっている。そうい……

第24回国会 建設委員会 第12号(1956/03/06、3期、自由民主党)

○石井桂君 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております道路整備特別措置法案につきまして、原案に賛成の意を表するものであります。  御承知のように、今日まで、現行の道路特別措置法によりまして、特別会計で有料道路の制度が続いて参っているのでありますが、この際政府におきましては、さらに道路整備を拡充強化するため、新たに道路整備特別措置法案と、新たな事業団体としての日本道路公団を設置する方策を立てまして、本二法案を出しているわけであります。私どもは日本の道路整備が諸外国に比べて大へんおくれておりますことをはなはだ残念に思って参ったのでありますが、現在におきましても、一、二級国道で未……

第24回国会 建設委員会 第13号(1956/03/08、3期、自由民主党)

○石井桂君 私は提案者に直接基本的なことをお伺いしたいと思うのですが、この法律の目的が災害防除と農地改良対策なんですが、先ほど田中委員が御質問になった東京都下の伊豆七島ですね、これは式根島だとかその他の島は、花桶石という軽石がうんとできる。それから大島なぞは黒砂利ができまして、そこらの島あたりは農業がかなりあるが、ほかの方はまあ農業は見るべきものはない。で、むしろそういう石材を適当に使った方がその土地の振興に審与するところが非常に多いという場合には、何かこの法律の目的からいうと、農業生産力の向上と災害防除ですから、入らない。ところが、その土地としてはそういう方面を開発すれば、国のために非常にな……

第24回国会 建設委員会 第14号(1956/03/13、3期、自由民主党)

○石井桂君 田中さんの今の御質疑の大部分に賛成なんですが、しかし金貸しがどうこういうのはなまいきだ、こうおっしゃっておるのですが、住宅金融公庫法の目的は、貸付の目的といたしては、やはり「国民大衆が健康で文化的な生活を営むに足る住宅の建設」である。そこに衛生的でないようなものを作ったりなにかすることがあり得るかもしれん。そういうのには、最小限度ある基準を与えようというので、貸付についてもいろいろな基準が私はあるのだと思うのです。その貸付の基準をなるべく簡単にして、国民の要望にも沿い、かつ健康で衛生的な住宅が作れるという目的を達する上に、最小限度の貸付の基準を設けろ、こういう御趣旨であれば、これは……

第24回国会 建設委員会 第16号(1956/03/20、3期、自由民主党)

○石井桂君 この法案の二条にも書いてありますが、「緑地」というふうに出ておりますが、都市公園の説明に緑地という字を使っておるようですが、その緑地というものはどういうものですか。この法文上の「緑地」というものはどういうものか、御説明願いたい。
【次の発言】 そうすると、緑地帯というのがありますが、緑地帯と緑地はどう違いますか。
【次の発言】 局長の御答弁が間違って答弁されたように私は思うのですが、私は緑地と緑地地域との差を聞いたのではなくて、緑地と緑地帯の差を聞いたのです。ところが、あなたは緑地帯を緑地地域として御答弁されたようですが、その差はどうですか。

第24回国会 建設委員会 第17号(1956/03/22、3期、自由民主党)

○石井桂君 おとといの委員会で、政令に規定せられる内容のことを次の機会にお示しを願うことに約束がなっておりますが、きょうは御用意はできておりますか。
【次の発言】 関連して。今の高圧線ですね、小さい――小さいというと変ですが、日比谷公園みたいなものは人間がうんと出たりなんかするような所は、やっぱりなるべく通らないようなことが望ましいのだけれども、緑地まで入れるとなると、たとえば砧緑地というものがあるのですが、そういう所は通らなければならぬととも予想される。だから、例外的には――全然通しちゃいけないということになると、あれは非常に経済的な関係があるかもしれない。それらはやっぱり、あとでもいいです……

第24回国会 建設委員会 第18号(1956/03/27、3期、自由民主党)

○石井桂君 酒井さんの御意見に関連しまして……。今国土開発縦貫自動車道建設法案と建設業法の一部を改正する法律案ですね、これは各党の調整を至急はかりまして、調整がつきましたら、さっそく提出していただきたいということで努力するということで……。

第24回国会 建設委員会 第19号(1956/03/29、3期、自由民主党)

○石井桂君 ちょっとこの条文に関係のないことですけれども、これは思いつきではなはだ済まないのですが、既成都市で公園を得ようとすると非常にむずかしいのですね、なかなか。そこでまあ実際は公園のような屋上がずいぶんある。たとえばデパートの屋上ね、そういうやつはこの対象にはならないのですか。

第24回国会 建設委員会 第20号(1956/04/04、3期、自由民主党)

○石井桂君 ちょっとその前に。私は逐条審議に入る前に、今議題となりました官庁営繕法の一部を改正する法律案の改正の要旨を拝見しますと、今まで官庁営繕法があったにもかかわらず、なかなか規定に明確な点がなかったので、各省がばらばらにやっていて、非常に能率が悪かった。そこで今度はこういう改正をするのだというような目的がその一つに掲げてあるようであります。そこで今度の改正によって従来官庁営繕法の不備が除かれたかどうか、除かれるかどうかということを、提案者からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 大体御趣旨のほどはわかりましたけれども、提案者は、戦前の営繕管財局でやっておられた範囲と、今度新しく改正せら……

第24回国会 建設委員会 第21号(1956/04/05、3期、自由民主党)

○石井桂君 関連しまして。この法案の大修繕ということが問題になるようですが、同じような点が建築基準法にあるのですが、その基準法の同じ言葉と意味が違うのでございますか。その点、ちょっとお伺いしたい。建築基準法は、第二条の十四号に「大規模な修繕」というのがあるのです。建築関係にいろいろと同じような定義が出てくると混乱のもとですから、一応聞いておきたいと思いますが。
【次の発言】 そうしますと、ただいま川中委員へのお答えにありますように、大体一軒について三万円以上、それから坪当り二千円以上の修繕を、この法令でいう「大修繕」とお考えになっているわけですか。

第24回国会 建設委員会 第22号(1956/04/10、3期、自由民主党)

○石井桂君 今回の地代家賃統制令の一部を改正する法律案の中の、この修繕に対して家賃の値上げを認められるようにいたしますと、この修理状況のパーセンテージの表もございますが、一体どういうふうに修理の能率が上るかということの目当てがおありになりますか、あったらば、予想を聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、住宅政策をお立てになりますときですね、たとえば三十一年度は四十三万戸というふうにして、公営住宅の第二次の三カ年計画ですか、そういうものやなんかの場合に、老朽住宅を何戸見込んでいて、それが何パーセント老朽住宅の方の老朽化防止ができるかということを、きっと考えられていると思……

第24回国会 建設委員会 第23号(1956/04/12、3期、自由民主党)

○石井桂君 私は自由民主党を代表いたしまして、賛成の意を表するものであります。  今河の改正は、大体二点取り上げることができると思いますか、そのうちの一つは、老朽家屋の修繕を許してそれに相当の家賃を増額させる点、もう一つは、三十坪以上の大きな住宅を統制からはずす点でざいます。  住宅政策の今の非常な難点は、年間二十五万戸に上る大きな老朽家屋の防止をどうするかという点でありまして、今回の措置は住宅政策の一番難点とした老朽防止対策の一環をなすものとして、非常に着想がいいところだと思います。  なお、第二点の三十坪以上の家屋を統制から除外するという点につきましては、すでに昭和二十五年度以降の新築住宅……

第24回国会 建設委員会 第24号(1956/04/17、3期、自由民主党)

○石井桂君 今、近藤委員がお聞きになった人口の過度集中を防止するということは、本法の大きな眼目とここに説明されておるのですが、その場合に、松井局長の御答弁によると、はなはだ自信のないような御答弁をいただいたような印象を私は受けたのです。まあ非常に人口集中防止はむずかしいということはわかります。もう何度もいろいろな防空時代にも人口の規制を法律的にやって、そうしてなかなかできなかった。非常にむずかしいことはわかるけれども、せっかく首都圏整備法案を作って、そうして人口の過大防止をやろうという大きなここに旗じるしとして掲げておって、その法文の御答弁としてははなはだ心もとないので、これはもうほんとうにや……

第24回国会 建設委員会 第25号(1956/04/19、3期、自由民主党)

○石井桂君 私は本法案中の九条に対し希望条件を付したいと存じます。すなわち損失補償と相待つ生活再建または環境整備のための措置を規定しておりまする九条の運営については、特に公正を期せられたいという希望条件をつけまして、本法案に賛成の意を表します。

第24回国会 建設委員会 第26号(1956/04/24、3期、自由民主党)

○石井桂君 私は自由民主党を代表いたしまして、本法律案に賛成の意を表するものであります。  ただ、この法案の内容を見ますと、たとえば海岸保全施設の築造の基準等は非常に抽象的にできておりまして、その細部にわたっては、三省のやり方についてまだお打ち合せをして一つの基準を作るまでに、こまかい点は至っていないようでございます。そこでこの海岸保全施設の細部にわたっても、これを十分同じような基準によらなければ、この本法の目的を達成することが非常にむずかしいのじゃないかと思います。そこで、至急一つ三省で仲よく、今田中委員の言われたように、仲よく基準を作っていただきまして、そうしてこの法案の目的を達成するよう……

第24回国会 建設委員会 第27号(1956/04/25、3期、自由民主党)

○石井桂君 関連して……。これは特別委員というのは審査委員会の中から選ぶのですか。外へ置くのですか。
【次の発言】 そうすると、紛争処理の審査会が十五名以内と、そのほかの人が、まあ兼務しておる人もあるでしょうが、十名とか十五名というわけですね。
【次の発言】 この審査委員と、特別委員の待遇なんですが、どこかに出ておりましょうか。待遇というのは、報酬とかそういうもの、あるいは実費弁償であるとか、いろんなことがあるだろうと思うのだけれども、それはどこか出ておりますか。
【次の発言】 普通は、たとえば二級職とか、二級職に該当する待遇をするとか、旅行するような場合、出張するような場合には、地方庁であれ……

第24回国会 建設委員会 第29号(1956/04/27、3期、自由民主党)

○石井桂君 私は大へん潜越ですが、東北興業株式会社法の法案が付されてから、連合を重ねること四回、それから建設委員会における審議が六回を重ねて、すでに十回になんなんとしております。われわれの質問もすでに尽されたと存じますので、この際、質問を打ち切って、直ちに討論に入り、採決せられんことの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私は自由民主党を代表いたしまして、本案に賛成するものでございます。  ただ、今回のセメントの製造をきっかけといたしまして、さらに国策に沿うような事業を計画して、東北振興のために抜本的の計画を立て、これを順次完成されまするように希望をいたしまして、賛成い……

第24回国会 建設委員会 第31号(1956/05/10、3期、自由民主党)

○石井桂君 私も委員長の御発言に全く同感の意を表するものでありまして、私はこの建設委員の与党の理事の立場から、法案と取っ組んで、野党の皆様方、非常に御協力下すって、各委員会の成績のうちでは、建設委員会が一番いいわけなんです。十五法案のうち、余すところ一つしか残っていない。そういうふうに勉強してきた出鼻を、最後にたたかれるというのは、私は非常に残念だと思います。で、もし河川局長、道路局長がほんとうにやむを得ない公用で出られるのであれば、おそらく議会の関係は今週どう触るのだろうという予定くらいな心やりはあったろうと思う。で、そういうことで調査室なり何なりに問い合せて、万全を期しておくのが、僕は役人……

第24回国会 建設委員会 第35号(1956/05/29、3期、自由民主党)

○石井桂君 私は建築基準法の取扱いについて住宅局長に御質問しようと思っておりますが、御承知のように、基準法は昭和二十五年に公布されまして施行されておりますが、すでに六カ年を経過しておりまして、私どもが予想していたように、逐次改めねばならぬようなところができておるようでございます。そこで最近、これは東京都の例でありますが、各区の区議会の建設委員長の集まりやら、あるいは各区の建築課長の集まりに出席をいたしてみますと、次のような四点に対する要望が非常に多いのです。  そこで、私はだんだん御説明して参りますが、まず第一に、準防火地域は大がい商業地域と重なって指定されておりますが、そこでは敷地に対する建……


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各種会議発言一覧(参議院3期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 議院運営・建設連合委員会 第2号(1953/07/20、3期、自由党)

○石井桂君 この告示された時期は、先ほど聞き洩らしましたが、いつでございますか。
【次の発言】 私はこういう官衛計画が、一日も早くできることを望む者の一人でありますけれども、赤木さんの御関係のことはまあさて措いて、頭の中で除いて置いて、考えてみたい。  大体都市計画とか、こういう計画のものは、計画ができたらば直ちに実行に移れるようにしなければ、もう何百年かかつても都市計画といううのはできなくなるんです。私はまあ都市計画と建設の関係で三十年やつて参りましたが、いつでも紙に書いた計画に終るのが、今までの都市計画です。従つてこういう計画ができましたならば、勇敢に、まあ余り無理しちやいけませんが、勇敢……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第3号(1954/05/28、3期、自由党)

○石井桂君 これは念のためにお伺いしておくのでありますが、昨日の三浦委員の質問に関連したことでありますけれども、環境衛生部長の御説明の中に水道法案というのは水の取入れがきまつてからのことを規定しているので、水の取入れをきめるまでは国土総合開発というような点からきめて行くのだというふうに私は聞いたのであります。この点をもう一遍御答弁願つて確かめておきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと例えば水が非常に困つておる東京のようなものを例にとると、この水道法案という法律だけでは東京が水が足りないという場合にはどこからこの水を取つたらよかろうとか、そういうようなサゼスツシヨンとか、或いは面倒を……

第19回国会 厚生・建設連合委員会 第4号(1954/05/31、3期、自由党)

○石井桂君 諸外国における飲料安定基準というプリントを頂いたのでありますが、この中にこれは私は専門家じやないからわかりませんが、鉄分のことを規定しておる例が日本とアメリカとスイスと、アルゼンチンのやつはないようなんです。実際問題として鉄のことが非常に都内の水の判定にかなり問題を起すのですが、外国にもない所もあるのですから、大した基準でないと思いますが、必要なんですか。
【次の発言】 そうすると、スイスとかアルゼンチンという所は鉄があつても差支えないのですか、鉄がないのですか。水の中に……、あつても差支えないのですか、どつちなんですか。


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 建設・運輸委員会連合審査会 第1号(1955/07/29、3期、自由党)

○石井桂君 私ははなはだ素朴な質問でございますが、提案者から御意見を承わりたいと思います。  去る二十六日の参考人はいずれもその道でりっぱな方とされている方なんでありますが、それらの方々の御意見のうちで、総合開発の点について意見をお述べになりました鈴木さんの御意見の中に、こういうことがあげられております。日本の工場は港湾に立地して発達してきた、本法案にいうごとき縦貫道路によりどの程度の産業開発が期待し得るかは疑問であるということなんでありまして、私はその疑問であるという方が疑問であるという意見の持ち主なんです。しかし、そういう御意見がりっぱな方々から言われているところを見ますと、この法案の説明……

第22回国会 建設・大蔵委員会連合審査会 第1号(1955/07/25、3期、自由党)

○石井桂君 今の小林委員並びに木内委員の御質問に関連することですが、建設業法でロァー・リミットの制限をすることは筋がいささか違ってくる、会計関係の法令でするべきではないかという御意見が出たようですが、私は実は賛成した者ですからそうは思っていない側なんですが、建設工事というものは現場生産でありまして、ことごとく生産費が違う。幾ら同じアパートを作るにしても、地盤が違えばまるで工事費が違う。そういうようなことですから、一般の製品を購入する場合だとか、あるいは印刷物購入とか発注というものとまるで違う性質のものでありまして、建築物に関する私は十分な会計法の方面の規定ができておるかどうかは研究しておりませ……

第22回国会 建設・大蔵委員会連合審査会 第2号(1955/07/27、3期、自由党)

○石井桂君 関連して……。ただいま建設省の方から国の態度の御表明がありましたが、私は、前回も小林委員並びに木内委員から、建設業法の改正でロアー・リミットの規定を設けるのは筋違いじゃないかというような御発言があり、また大蔵省の課長からそれに対する、私に対する御答弁がありましたが、私は実は建設業法の第一条の目的とするところを見ますと、やはり「建設工事の請負契約の規正」というようなことも目的の一部になっております。従って、必ずしも筋違いではないと、私はこういうふうに考えておりますが、そういう条文の精神から考えて。しかも、官房長は建設業法の主管の責任者だと思いますので、それに対する御答弁をお願いいたし……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 商工・建設委員会連合審査会 第1号(1955/12/16、3期、自由民主党)

○石井桂君 ただいま提案者から親切な御説明がありましたので、わからなかったこともだいぶよくわかりました。この砂利採取を現在の状態で放任しておいては困る。砂利採取法を作らなきやどうしてもいけないという理由は、たいぶどっさり提案理由を説明されましたが、どこに重点があるのか、私どもにはっきりつかめないのですが、それを提案者から簡単に一つ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御答弁のうちに、管理者を設ける制度は、これは新たな法律による制度だと思いますが、地方ボスが活躍したり、濫掘があって非常に危険だという状態は、現在でも河川法による取締りがやはりあると思うのです。そこでそれに砂利採取法……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 建設・商工委員会連合審査会 第4号(1956/04/27、3期、自由民主党)

○石井桂君 先ほどからお伺いしておりますと、従来からの成績の芳ばしくないことも、いろいろ機構や幹部の人となりにもあるという御意見があるわけです。そこでこの東北興業の監督権を持っておる政府としては、悪いところを改めるということはどなたが聞いても一向差しつかえないことじゃないかと思うんです。それをなぜ勇敢に――逡巡されるのか。政府の方針としてはそうだ、しかし総裁もおるのですから、総裁に監督権がある立場から総裁と話し合って、悪いところがあったら改善して、この東北興業の目的を達成するのに全力を尽すんだという所信を披瀝しても、一向差しつかえないと思うんだけれども、何をごたごたやって答弁を逡巡しているんで……

第24回国会 商工・建設委員会連合審査会 第1号(1956/04/12、3期、自由民主党)

○石井桂君 私はこの法案の目的であるところの地盤沈下の問題ですね。これは工業用地下水をうんとくみ上げることによって地盤が沈下する、そういう判断のもとに出ているのでしょうか。
【次の発言】 もう少し端的に聞きますと、地下水をうんとくみ上げることがそのおもな原因で地盤が沈下する、そういう判断のもとにこれは出ているのでしょうか、つまりくみ上げなければ地盤が沈下しないのか、こういうことなのです。
【次の発言】 私はそういうお考えがまあ全部間違っておるとは言いませんが、私は学界の定説ではないと思うのです。この地盤沈下というものは、それは一時にはなるでしょう、工業用水をくみ上げることはですね、しかしあなた……

第24回国会 大蔵・建設委員会連合審査会 第1号(1956/05/18、3期、自由民主党)

○石井桂君 小津委員の御質問で大体よくわかりましたが、一点だけ私もこれに関連して御質問申し上げたいと思います。御承知のように、今回の会計法の一部を改正する法律案にかわるべきものといたしまして、昭和三十年七月二十日に、参議院の各派共同提案で、建設業法の一部を改正する法律案が提出されまして、その内容がほとんど盛り込んであるように、私は今回の会計法の一部を改正する法律案に盛り込んであるように承知しておるのでございますが、その当時の審議の経過を顧みますと、その当時は、政府はあげて、建設業法の一部を改正する法律案の内容、すなわち今回の会計法の一部を改正する法律案の内容、そういうようなものは不適当なもので……

第24回国会 地方行政・逓信・建設委員会連合審査会 第1号(1956/04/10、3期、自由民主党)

○石井桂君 私は、ただいま議題となりました法律案と公営住宅に関する関係を二、三お聞きしたいと存じます。  御承知のように、公営住宅は、現在第一種、第二種の公営住宅がありまして、第一種は二分の一国庫補助であります。第二種は三分の二の国庫補助でありまして、公共団体は、この家賃をきめるときに、自分の負担する建設費だけの家賃計算によってやっております。それでありますから、交際には、第一種は、民間で建てますときの家賃の半分、第二種は、三分の一の家賃をきめて取っておる、いわゆる低家賃住宅政策をとっておるわけですが、この法律案が出ますと、その結果は、家賃を相当上げられるような結果になると思うのであります。そ……



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データ更新日:2022/12/18

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