このページでは石井桂参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。
○石井桂君 ただいま議題となりました地すべり等防止法案について建設委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 わが国における地すべりの現況は、全国で五千五百カ所、総面積十四万五千町歩に及んでおりますが、これらの地域は、宅地、森林または農地に利用されている実情で、地すべりによる被害は逐年顕著になってきているのであります。この地すべりの防止については、従来、砂防法または森林法にのっとり措置されてきたのでありますが、今回これら各種地すべり防止事業に関する計画と実施を統一して事業の効果的執行とその適正化を期するとともに、また、鉱業権者が存在しないボタ山についても、その管理が放置さ……
○石井桂君 私は、ただいま議題となっております第十八回国際オリンピック大会東京招致に関する決議案の発議者を代表いたしまして、本決議案の趣旨を弁明いたしたいと存じます。 まず、決議の案文を朗読いたします。 第十八回国際オリンピック大会東京招致に関する決議 参議院は、来る千九百六十四年の第十八回国際オリンピック大会を東京都に招致するため、その促進運動を強力に推進し、もつてその準備態勢を整備すべきものと認める。 右決議する。 次に、この決議の趣旨を弁明いたします。 スポーツの振興が国民の意気を高揚し、心身ともに健全な青年の育成に資するところ、きわめて大きなものがあることは、今さら……
○石井桂君 定例日ですが、週二回というのは、ほかの委員会でも、本会議のないところをねらって同じ時刻から始まる委員会があると思うのです。たとえばわれわれの属しておる建設委員会が十時からですが、そういう場合に午前中で終ってしまうと、この委員会にはまあよほど器用に立ち回らないと出てこられない。従来からこういうふうになっておったんですか。たとえば午後からやるとか何とかいうようなことの工夫はなかったのでしょうか、従来も。
○石井桂君 もう御質問があったかもしれないのですが、批難事項の五十二号、一番初めの、「敷地調査不十分なため不経済な工事となったもの」、これですが、地盤の調査が不完全なために、西巣鴨職員宿舎建築工事、四階建のところを三階建にした。そこで地盤を、不同沈下になりましたから、基礎を補強して三階建にしたために、百二十万円ですか、これがよけいかかったと、こういう批難事項になっているのですが、これは主として会計検査院にお聞きしたいと思うのですが、むしろ私は、今、宿舎とか住宅が足りないのだから、なぜ四階建が建てられなくなったかということを責められるならいいけれども、地盤が悪いところに金がかかるのは当りまえのこ……
○石井桂君 それに関連して。三十三年度建設省重要施策についてはプリントに刷ってありますが、大臣が言われたことはどうせ速記になるのだから、配られたらいいんじゃないですか。
それから田中さんの資料は別ですが、関連して、そういうものがあると非常に見いいと思うのです。
【次の発言】 時間もあまりないようですから簡単に三つばかりお聞きしたいと思うのですが、先ほどの大臣の御説明にもありました通り、鉄材の非常な暴騰によりまして、三十一年度の住宅計画に、戸数等に変更があったかどうか、そういう点が一点、第二点は、この表に、融資保険法による融資があるようであります。これは何軒ぐらいの分ですかということ、それから……
○石井桂君 この住宅金融公庫の政府の出資の関係を聞きたいのですが、これは九十六億円、政府の出資を要求してる金なんですが、これは九十六億円出資しないと、民間に貸し付ける利率五分五厘を下回ることでしょうか。そういう計算でしょうか。
【次の発言】 そうすると、たとえばこれは仮定の問題でお答えしにくいかと思うのですが、半分の五十億円くらいにきめられた場合、五分五厘の利率は保てないで、六分になるとか八分になるとか、そういうおそれのある数字でしょうか。
【次の発言】 私の心配は、今まで五分五厘の利率というものは非常に安いわけです。安いわけだけれども、これを借りて家を建てておる者からみれば非常な負担なんです……
○石井桂君 この道路整備十ヵ年計画策定要綱の中で、有料道路整備事業として整備することが適当なものというのは、収支を償うという意味ですか。
【次の発言】 そうすると、その適当なものと判断する要素ですねし要素は交通上早く整備することが必要だということと、それから少しぐらい経費の補助をすれば、これはペイするだろう、そういう二つのことですか。
【次の発言】 それから、そのうちの例としてある東京―神戸高速道路、これは大体のお考えは、調査団の調査でどこいら辺を通るかという見当はついているのでしょうが、たとえば取りつけですね。東京なら東京へ入ってくるのはどこいう辺に入ってくるのでしょうか。全然考えがないので……
○理事(石井桂君) それでは、ただいまより委員会を開会いたします。
委員変更の件を御報告申し上げます。十二月七日江藤智君が辞任せられ、松野鶴平君が補欠として指名されました。
【次の発言】 次に、先ほどの理事会の協議事項を御報告申し上げます。
お手元に配付いたしました通りの決議案を、中山君、小澤君及び内村君の三名の発議にいたしまして、あと十七名の建設委員の方々が賛成者となられるように計らうことにいたしました。
それでは決議案の御説明を発議者からお願いしますか。
【次の発言】 ただいまの決議案に対して、御意見またはその他何かお心当りのある方は……。
○石井桂君 奈良、和歌山班の現地調査について御報告申し上げます。 本班は、昭和三十二年一月十一日から同十六日まで奈良、和歌山両県における二十九年度決算検査報告事項のうち、農林省、建設省所管の分について調査を行なったのでございます。派遣委員は、鈴木議員と奥議員と私の三人でございます。 この調査は、二十九年度検査報告事項のうち、農林省所管七件、建設省所管三件を選定いたしまして、これら指摘事項の現状を把握し、これに関連してその発生原因、事前にとった防止対策、事後の是正措置、改善方策、関係者に対する処分等を中心に、また、現地各方面の改善意見並びに要望事項等もあわせて調査いたしたのでございます。これ……
○石井桂君 私は正示局長から御説明を願いたいと思うのですが、太平洋戦争が起りました当時、外国人が土地や建物を持っておったのですが、それが自分の国へ帰ってしまったあと、国がこれを収用しまして、そうして日本人に売り渡したか、貸し付けした場所がずいぶんあるんです。そのうちでそれを買った人が、今度平和になって外国人が帰ってきたので、もう一ぺん国から買い戻された。そのときに買ったときの値段と同じ値段で買い戻された。その当時は非常に安かったのですが、地価が上ったり何かして非常に損害をこうむった。非常に困った事実があるというので陳情――これは横浜におられる方がずいぶん多いのですが、最近受けたことがあります。……
○石井桂君 ただいまの質問に関連しまして。この図面は、長さが三百メーターで幅が四十メーターというと、矩形の面積の計算なんですね。そうすると、それを三、四、十二でかけると一万二千になる。こんなでこぼこしたのにいきなりこう書いて出すのは、あまり粗末過ぎますよ。私も与党の方だけれども、あまりひどいように思うな、これは。ですから、やはり議会の方に出すのには、ちゃんと責任のある図面を出していただかぬと、私どもひやひやしてしまうのだ。もう少し良心的なのを出してもらいたい。全くきまりが悪いよ。その点いかがですか、責任者としては。
【次の発言】 もしそうなう、あまりひど過ぎると思うのです。東駅の本屋の面積が、……
○石井桂君 第二班について御報告申し上げます。 昨年十二月十四日から十九日まで六日間の日程をもって、私と内村委員と北委員と、中京、京阪地区の主として住宅建設事業、並びに名古屋―神戸間の高速度自動車道について調査して参りました。視察の経路を申し上げますと、まず名古屋に参りまして、愛知県内及び名古屋市におきます住宅車偏並びに建設状況を、各事業主体から聴取いたしましてから、同市域に建設されております県、市住宅公団及び住宅協会等の各団地、また山林の宅地開発事業をやっております一ッ山団地、あるいは市営の公設市場の二階以上に公営住宅を建設しました併存共同住宅等を視察いたしました。次いで名古屋から神戸に至……
○石井桂君 ちょっと私聞き漏らしたのですが、何か政治問題が起りそうだとかなんとかいうことは、どんなことなんですか、ちょっと御報告を聞いていただけではわからないのですが、どんな政治問題が起きているのか、簡単でよろしゅうございますけれども。
【次の発言】 もう一つ、簡単なことですが、玉造―松江間の有料道路というのは、ほかに人間が歩く道路があるのですか。つまり有料道路のほかに並行線があるかという質問です。
【次の発言】 けっこうです。
○石井桂君 関連して……。田中さんの質問に対して向うの方の答えが食い違っているようです。ですから今の田中さんの質問に対して指導課長のお答えになったのは、つまり建物からはね出していって、カンティレバーで向うへかからないで、途中までで何といいますか、カンティレバーで普通持つ長さを答えておる。私は田中さんの質問はそうじゃないと思う。ビルとビルがあってそれを下へ支柱なしで廊下を差し渡せるのはという質問と、こういうふうに承わったのです。ところが答えの方は相手の建物へ廊下をかけないで、こっちだけで持たしている寸法はどのくらいかという答えをしているのですがね。これは私は田中さんの御質問を聞きそこなったかどう……
○石井桂君 関連して。田中委員の言われている年度内の予算を年度に使い切るというのは私も建前で、そうあるべきだと思います。しかし、私も長い間住宅を建てた経験がありますが、住宅や何か、鉄筋コンクリートですと、非常に工期がかかるのです。ところで人手と工期の問題をからみ合せると、百パーセントこれをやるということは非常にむずかしいのです。それはまあ理論としては田中さんの通りなんだけれども、実際やらせるとほんとうに百パーセントむずかしい。そこでそれをやり切るのに、三万五千戸と三十二年度の計画が立てられておるのですが、これ三万五千戸着手するということだとそういうことになるのですが、かりに着手する工事が四万五……
○石井桂君 ちょっとこの際希望しておきますが、首都圏整備の予算についての御説明を承わりたいのですが、この次でもよろしいのですが、きょうは時間がないようですから。
【次の発言】 先ほどの首都圏の予算は、建設省の所管じゃないですね。それですから、この次の機会でもいいですから……。
○石井桂君 私聞き漏らしたものですから、ちょっと大臣でなくしてけっこうですから、住宅局長に。
公団住宅の家賃の不払いの問題が起きていますが、金融公庫住宅にも同じ性質のものがあるように僕は思うのですが、それはありませんか。
【次の発言】 私がお聞きしているのは、そういう不払い運動があるかという事実だけで、方針を聞いていたわけじゃなかったのです。実際知らないからありますかと聞いているのです。
【次の発言】 もう一つ。それからさっき公団住宅の固定資産税算定に、評価価額を公団と自治庁と相談して鉄筋コンクリート四万円ぐらい、実際は五万六、七千円かかっておるのですから、それだけ譲歩したことはけっこうだと……
○石井桂君 質問に入る前に、大臣は何時ごろまでおられますか。
【次の発言】 大臣から前々回に御説明をお願いしたのですが、今回の建設省予算のうちですね、本年度の特徴はどういうところにあるか、大体お伺いしたいと思います。
【次の発言】 住宅と道路の予算が非常に伸びたことはわかるのですが、多目的ダムのために特別会計を設置しているようです。それで、その説明の要旨の中に、早期完成をはかるという御説明がございました。早期というのは、従来よりも具体的にいうと、一体十年のものを五年に短縮する意味なのか、あるいは九〇%ぐらいの意味の短縮なのか、どういうふうな程度の早期でございますか。
○石井桂君 この前の委員会で、首都圏の予算を御説明いただいたのですが、項目別に配布した資料で見ますと、第一項から八項まであるようでありまして、しかもそれは三十一年度と三十二年度の対比の表になっております。私はこれを拝見しましたときに、ただ三十一年度の予算を何割か増しただけの予算に終っておるようでありまして、首都圏整備法が昨年通過してからの予算としては特徴がないように思うのです。そこで本年度首都圏整備法が施行されて初めて盛られるところの予算の特徴はどこに置いてあるか、重点はどこに置いてあるかということをまずお問いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明によりますと、たとえば例をとると公……
○石井桂君 官房長に御質問しますが、昭和二十四年から建設業法が施行されて、いろいろ建設業者の指導育成に専念されておると思うんです。今回の予算に建設業法関係の予算はどのくらいになっておりますか。これを見たのじゃわかりませんので、ちょっとお伺い申し上げます。この三十二年度建設省関係予算内訳表、二月六日づけのこの資料で、どこにありますか。
【次の発言】 私はこの質問をなぜしたかといいますと、昭和二十四年の五月二十四日に建設業法が公布されまして、そうしてもう八年になるのです。建設業界は仕事が非常に忙しくて、はなはだけっこうなんですが、建設業者の状態をみますと、あまりその主管の建設省の御努力が現われてな……
○理事(石井桂君) それではただいまより委員会を開会いたします。
本日はまず公団住宅家賃問題等に関する件を議題にいたします。
お諮りいたしますが、本件を調査のため、参考人として日本住宅公団総裁加納久朗君、同公団理事渋江操一君及び理事吉田安三郎君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 意義ないと認め、さよう決定いたしました。
あらかじめの連絡で、ただいま参考人の方々には御出席を得ております。それでは御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっとそれでは私から申し上げます。今日の議題につきましては、会議が始まります前に理事会を急に開きまして、そ……
○石井桂君 地盤沈下に対する今年の予算は、ここに書いてある地盤変動対策事業費補助という予算に出ているのですか。五億七千三百万円というこれですか。幾らになっていますか。
【次の発言】 今年度の地盤対策費を充てる個所はどういうところですか、おもに。
【次の発言】 東京都は地盤変動でなくて、高潮対策の費用として別に上げているのですか。
【次の発言】 どうして地盤変動対策の事業費が、向こうへ行ったりこっちへ行ったり、いろいろな形に現われているのですか、地盤沈下に対する対策というのは同じ性質のものであろうかと思うのですが。
【次の発言】 地盤変動というのは、その原因で分けているというわけですか。地盤変動……
○石井桂君 私は、これは公庫の総裁には言っておりませんが、公団と公庫の家賃の算定に固定資産税分が入ると思うのですが、同じようなものを作って、そうして評価の算定に差があるだろうと思うのです。そこで公団の住宅に対しては、坪当り幾らとして固定資産税を計算しておるのですか。公庫の方の貸し出しの住宅に対する坪当りは幾らとしてやっておるのか、それを伺いたいのですが、非常な差があるようですが、もっとおわかりやすく言いますと、公団の住宅は坪当り四万円でできるものとしての固定資産税の評価があるように聞いておりますが、ところが金融公庫から貸し出されて同じ建物を建てて、五万六千円のものとして評価された、公団の方が二……
○石井桂君 一言だけ申し上げたい。北海道の開発計画というのは、国土計画を受けた地方計画ですか、どうですか、それをお伺いしたいのです。
【次の発言】 私も西田委員とそれから田上次長のやりとりを、地方計画の内容だと思って承わっておりました。そこで、東京だとかその他過大都市は人口防止の方で夢中になっている。北海道は領土の二〇%持ちながら人口は五%しかない、そこで人口を入れなければならぬ、こういう御計画を今持っていると思います。その方策を実現するのには、やはりいろいろな鉱工業を勃興させるよりほか私はないのじゃないかと思います。そこでその工場を誘致するとか、つまり北海道の気候に合った工場を誘致するとか、……
○石井桂君 先般視察いたしました災害状況並びに建設事業調査について御報告を申し上げます。 私は重盛委員とともに去る九月三十日から十月四日までの五日間にわたりまして、岐阜、長野両県下を回って参りました。視察いたしましたおもな個所は、岐阜県におきましては、去る六月末に発生いたしました台風第五号及び八月上旬の豪雨により被害をこうむりました多治見市、土岐市、瑞浪市等を中心とする中津川、土岐川等の被害状況、長野県関係におきましては、天竜川支流の被害状況とともに、泰阜ダムの河川、耕地に及ぼす影響並びに美和ダム、明科地区の地すべり状況等を調査いたし、それに伴う地元の陳情、要望等につきましても聴取して参りま……
○石井桂君 今の田中さんの御質問に関連して……。名古屋――神戸間の路線の調査ですね。昨年の暮建設委員会でわれわれ出張を命ぜられて調査したときに、約幅一キロの中に大体おさまるという調査はできておる、その幅一キロの中に、どこへその路線が行くかということはまだきまってない、で、そういうふうな調査をこれからするんだというんですが、今の調査費の大部分はそういうふうに調査しておられるのでしょうか。
【次の発言】 この調査のことと違うことですが、ちょっとお伺いしたいんですが、建設省からいただいた資料の中で道路事業費という項の、八ページにそういう項目があります。それから道路改修費補助という、こういう項目があり……
○石井桂君 都市整備事業費補助という項目が昨年よりも約倍くらいになっております。それは普通の区画整理の補助ですか。計画局長御説明を願います。
【次の発言】 そういたしますと、大きな都市の区画整理というのは非常におくれておりまして、中途半端でやりっ放しになっておる区画整理がずいぶん多いのです。それはどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 私は、その都市計画事業の中で、ことに区画整理事業が熱心に施行されねばならないと思っておる一人なんですが、ところがこれは東京を例にとりますと、戦災後計画された五千万坪――たしか五千万坪だと思います。その事業が第一回に半分くらいになり、第二回に千五百万坪にな……
○石井桂君 関連して……。営繕関係のことなんですが、先ほど田中委員からお伺いして、本年度の二十三億の営繕局の予算がふえた分については、併任をするという方法だというお話を承わりましたが、大体そのいま併任される人数で今回の増加の事業がまかなえる定員でございますか。能力はどうですか。
【次の発言】 できるだけやりたいというのだから、きっと幾らか足りないのですね。どのくらい足りないのですか。
【次の発言】 私の心配するのは、まあ仕事が立て込んで参りまして、能力が足りないときには外注するという方法で、設計事務所にいろいろな設計を頼むという方法はあるんですが、実際困るのは現場監督だと思うんです。どこの官庁……
○石井桂君 田中先生とそれから政府当局の質問を聞いていますと、日本住宅公団のおやりになる宅地造成のうちで必要な学校、商店、あるいは病院というものの必要な最小限度の面積をとることはよくわかる。ただ工場の取扱いに対しましてね、既成都市の中の取扱いと、それからいわゆるニュー・タウンを作るような開発区域の取扱いについてのその態度が明瞭に打も出されてないわけなんですよ。あるいは五〇%以内でもきまらないことは、まだきまりませんとはっきり言ってもらった方がいい。いいかげんにその場限りのことを言われると、われわれは非常に迷惑する。それはまだ五〇%以下にもきまらない、研究も進んでいない、そんなことを軽々と答弁さ……
○石井桂君 今度の公団法の一部改正によりまして、水面埋立地をやることになるわけでありますが、その埋立地の今年度の予算単価というものがどのくらい見込んであって、そのうちに漁業補償はどのくらい見込んであるか、御説明願いたい。政府の方から一つ……。
【次の発言】 千円でもって補償が十分でしょうかしら、今までの経験上……。
【次の発言】 そうすると、水面の補償というのは、たとえば東京湾に例をとると、ノリだとか、カキだとか、ハマグリだとか、そういうもののほかに魚だとか、そういうものを全部入れてですか。
【次の発言】 そうすると、大体坪当り四千七百五十円が埋め立てに要する費用だと、こういうふうに考えていい……
○石井桂君 関連して。今田中さんの御質問の、要綱の第二ですね。第二は、地方公共団体の中に市町村も含まれるというようなお答えでございました。しかし、従来この金融公庫の貸付事務の調査をしているのは、建築基準法の府県の部局あるいは部課のところでやっておるのです。それは、貸付に伴う建築物の基準を厳重に査定して貸し付けている。ですから、直接市町村にゆだねる場合は、今のお答えによると、能力があればということですが、市町村にはそういう調査の機関がないはずなんです。この場合、第二の貸付事務、――いろいろな資金の貸付、元利の回収あるいはその他の事務をいたしますと、市町村の人件費というものは膨大になるだろうと思う……
○石井桂君 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま提案になっております国土開発縦貫自動車道建設法案に賛成の意を表します。
この法案は、国土開発という大きな目的を持つ法案でありまして、画期的なものであり、今日の道路行政に寄与するところが大であると確信いたします。しかし、今日までの論議の経過にかんがみまして、一日も早く成立せしめたいために、多少いまだ法の目的とするところを達成するためには足りないところがあるように考えます。従いまして近い将来、これらの不備な点を十分一つ修正することを期待いたしまして、本案に賛成をいたします。
【次の発言】 関連して。
今、忘れちゃいけないものですから無理に割……
○石井桂君 今田中さんの質問に対して大蔵省の課長から御答弁があって、地方庁は第二種の不燃住宅を建てることをいやがっているのですか、そういう御趣旨の御答弁のように思ったのだけれども……。
【次の発言】 私は第一種と第二種とを比べると、地方庁の持ち出しは第一種の方は二分の一、第二種は三分の一ですから、第二種を建てたいという希望の方が多いだろうと思うのです。そういうことと、それから低所得者の住宅ということをまず第一に目ざすという趣旨で、この法案は確かに住宅政策の推進に寄与するところが大きいと思うのですが、敷地の場所によっては第一種とか第二種とかに限ると困るところがずいぶんあると思うのです。たとえば、……
○石井桂君 私は鬼丸さんに御質問したいことがあるのですが、この基準法の今回の改正の点は四点になってわるようです、このほかにも、施行されてもう数年になりますので、変えなきゃならぬ点がずいぶん数々多いように私は思います。そこで今回あげられた改正点は、どういう観点から拾われたものでありますか。その点をお伺いしたい。
【次の発言】 私は御説明はよくわかるのですが、それは先ほど御説明になったことをまとめたものなんです。私はその改正すべき点がすいぶんあるのに、今回この改正点を抜き出されたのはどういう理由かと、そういうことを聞きたいわけなんです。だから先ほどの御説明と同じことを繰り返されたのじゃ答えならない……
○石井桂君 ちょっと簡単なことですが、この高速国道法案の中に兼用工作物というのがありますね。これは道路法に規定しているといいますが、非常に繁華な都市に高速道路が入って来る場合を予想すると、高架になるだろう。そうすると、そこに下にビルみたいなものができる場合に、そういう場合の扱いは、やっぱりここに規定する兼用工作物と考えていいのですか。
【次の発言】 そうすると、今の私が御質問するような場合は、この法律では出てこないわけですか。
【次の発言】 それでは、簡単なことをあと二つ三つお尋ねいたしますが、特別道路区域というのですか、それは、危険区域と考えていいのですか。
○石井桂君 関連して。今私、田中さんの質問のことでわからなくなったのですが、この提出された原案は横断の場合を予想して改正されたように思ったのですが、今の田中さんの御質問を聞いていますと、建築物で下が通路になる場合、あるいは上が通路になる場合には、敷地から通路に突出して、道路の線に平行して通路ができるようなことを含まれておると、そうすると非常に便利にはなるけれども、いわゆる昔あった建築線というような制度はすっかり考えを放擲したということになるわけです。そこで私は横断の場合だけを予想心して今考えておったけれども、田中さんの御質問で気がついたのですが、そうするとある場合には一メートル道路の上―道路と……
○石井桂君 二、三日前の毎日新聞の学芸欄に名古屋と東京の弾丸道路というのが出ている。それでそのほかに縦貫道路としては信州を通るという図面が出ている。そこで、国土開発縦貫自動車道のあの計画によって、山の背を通る高速道路と、それから今の東海道をつなぐこの自動車高速道法による道路が二つできる形の図面ができておった。そこで、そういう事態が起り得るかどうか、この法律によって起り得るかどうか、あるいは東京と名古屋の方の高速自動車道はできないのかというような、どっちかが私としては疑問になったのですが、当局はどういうお見通しですか。
○石井桂君 非常に初歩な質問なんですが、地積というのは、地球の表面の面積なんですか。それとも水平に正射影された面積なのですか、どっちですか。
【次の発言】 不動産なんかに登記するのも正射影の図面なんですか。
【次の発言】 そういたしますと、今度の地籍調査というのは、やはり実際の表面の面積でなくて、上から水平に投影された地積をはかるわけですか。
【次の発言】 そういたしますと、実際に林産物だとか、いろいろなものの高というものは、正射影の面積でなくて、実際に長い広い面積ではえてくるものの産物だろうと思うのですが、そういう地積だけで傾斜に関係のない地積が出ても、国土開発からいっていろいろな資源や何か……
○石井桂君 今回のこの国土調査法の改正の説明を拝見しますと、今度は地籍調査事業についてこの促進をはかるためにというようなことが書いてある。それは主として国の負担あるいは都道府県の負担の率をよくするということの意味ですか。
【次の発言】 この地籍調査につきましては、国勢調査と同じように定期的にこれを調査するという計画ではなくて、日本全体の面積のうちの何分の一か必要な部分だけを特定調査をしてやられるわけですか。それとも先ほど申し上げましたように、国勢調査のように五年目ごとに調査をする、これは費用と手間がかかるので、何カ年に一ぺんくらいやられればいい、こういう意味なんでしょうか。
○石井桂君 斎藤先生のただいまの御質問なんですが、建築士法の制度がきまりましたときには、大工さんや何かは技能者として実際に家を作るまあレーバーなんです。そのレーバーにまかしておくと、建築の質が向上できないというので、設計とか、工事の監理に相当の技能のある者を建築士という資格を与えまして、そうして建築の質をよくして行こう、こういう制度なんでありまして、従って建築士には必要な知識と経験を有する者をまあ規定して、そうして試験をして、ある基準に達した者のみを建築士にしたい、こういう制度なんです。そこで初めから全般的に試験制度を用いまして、試験に合格した者のみを建築士にするということ、これが理想でありま……
○石井桂君 駐車場施設については大体計画性を持たせて、路上駐車場については駐車整備区域などの観念から、基準法の商業地域の中で適当に設けられるようになっておりますし、多分に計画性があるようにも見られるのです。ところが二十条の関係で、大規模の建築物における駐車場施設というのは、建築物が大きなものがあれば、そこへ必ず設ける義務を負わしている。そうするとそれが計画に乗ってこないように思うのです。そうすると駐車場の整備計画というものは計画に乗ってくるやっと、アトランダムに建てられる建物に設けられる駐車場と、こう二通りあるようにどうもこの法文を見ると思えます。そうすると大建築物に義務づけられる駐車場は計画……
○石井桂君 ただいまの説明のうちで、第一の休憩所、給油所その他の施設とありますが、その他の施設で今予想される施設はどんなものがありますか。
【次の発言】 それからその次に、高架の新設、改築と一体として建設することが適当であると認められる事務所、倉庫、店舗その他政令で、定める施設というのは、どういうものがありますか。
【次の発言】 たとえばこの日本道路公団法の一部を改正する法律案による高架ではありませんが、東京都ですでに数寄屋橋から新橋まで高速度の高架道路ができる計画があるようです。その下は主として自動車の車庫にするという計画があるのですが、倉庫なんぞはだれでも考えられる例だと思うのですが、ここ……
○石井桂君 この東北開発促進法案の六条に審議会構成が出ております。そこの五に関係市長を代表する者が一人、六が関係町村長を代表する者が一人、四は関係県の知事七人、こういうふうになっておりますが、この関係市長の代表を一人だけというふうに限定し、町村の方も一人と、こういたしますのは、県を代表する各県一人々々に比べて少し少な過ぎやしないかと、ほかの法令の前例等によってこういう構成をお考えになったのか、どういうのですか。その点伺いたい。
【次の発言】 御説明で大体わかりましたが、この関係市町村はいろいろ団体を作っているから一人でいいだろうと、あっさり片づけることが果してできるかどうかというのがまだよく私……
○石井桂君 東北興業株式会社のセメント事業についてですが、御報告が出ておりますが、昨年度この法案を通すときに非常な困難があった。そこで昨年度の事業がうまく進捗しておるかどうか、また本年度はどういうふうにそれを続けていくのか、それを資料――これは広範な資料ですから、何か簡単に御説明願いたいと思います。
○石井桂君 私は、この際、住宅対策について、二、三の質問をしたいと存じます。 御存じのように、十二月七日に、千代田区の主婦会館において、住宅建設推進全国大会というのが催されまして、住宅に非常に困窮している方々並びに住宅関係者が集まりまして、今、政府でも重要施策の一つとして住宅対策は取り上げられておるのでありますけれども、ややもすると、軽視されがちな傾向にあるじゃないかということを心配されまして、いろいろな決議をしております。そこで、現在建設省で計画せられておりまするところの住宅対策を見ますと、これは、十分とは言いがたいが、相当に昨年よりも進捗しておると思います。そこで、大蔵省御当局は、住宅問……
○石井桂君 ただいまの説明で概要はわかりましたが、三十三年度の首都圏整備計画の重点というのは、先ほど御説明の中で承わりませんでしたが、どこを重点としてとるのでございますか。
【次の発言】 今の説明と、この書いてあることと同じことだものですからね、そのことごとくが大切だものだから、どれも捨て切れない、という感じがあるわけです。で、われわれ受けた場合に、この首都圏整備計画が非常にお金がどっさりかかる計画でありますから、いろいろな過程を経て、たとえば、あまり望ましいことではありませんが、予算が半分になったという場合にどれを切るか、どれをどうしてもやらなきゃならぬか、という気魄が見えてないように思う。……
○理事(石井桂君) 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起して。
【次の発言】 ほかに御発言ございませんか。
他に調査案件のおありの方は、建設関係でおありの方は御発言願います。
【次の発言】 それでは調査案件を次の委員会までにお持ち寄り願いたいと思います。
それでは次回の委員会は六月四日水曜日十時に開会することといたしまして、本日の委員会はこれをもって終了いたします。
午前十一時七分散会
○理事(石井桂君) ただいまより建設委員会を開会いたします。
まず委員の変更について御報告いたします。六月一戸大河原一次君、清澤俊英君が委員を辞任され、その補欠として小酒井義男君、海野三朗君が委員に選任されました。また、本日植竹春彦君、木下友敬君が委員を辞任せられ、その補欠として西田信一君、坂本昭君が委員に選任されました。
【次の発言】 これより本日の議事に入ります。
建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 それではさよう計らうことにいたしまして、ちょっと速記をやめて下さい。
○石井桂君 きわめて簡単なことですが、先ほど森田委員の御質問と、提出を要求された資料に関係するのですが、前回に、建設大臣の予算を説明する書類の中に、五ヵ年で約九千億の事業を施行する予定であるということが書いてある。そこで五ヵ年計画の初年度の今年度は、約一千億ちょっとですね、道路についての総事業費は。そうすると、九千億を五ヵ年でやるとすると、平均千八百億、七ヵ年とすると千三百億なんです。そうすると、初年度から平均よりずっと少くなるわけですね。それでもなおかつまあ来年度はたとえばガソリン税の収入がふえるとか何とかいう見込みで、大体五ヵ年計画とか七ヵ年計画というものが、こんな初年度少くても、見通しが……
○石井桂君 この官庁営繕法というものがありまして、委任を受けるようになっておるわけです。支出委任を受けてやるようになっているのですが、今その四十億はどういう官庁ですか。
【次の発言】 私の聞きたいのは、各省で取って委任しないというものがあるだろうと思うのですよ。そういうのを逆に聞きたいと思ったものだから。どうしても手放さない役所があるのじゃないかと思うのですがね。
【次の発言】 その具体的な例はございませんか。今まで、たとえばどこの役所で、どうしてもあなた方のお考えでは当然こるはずだと思うのだけれども、向うの立場が強いために、こない。こういう実例はありませんですか。
○石井桂君 ちょっと一つ関連しまして。 田中さんの御質疑で大体わかりましたろうと思いますが、この二級建築士の取扱いについて法律を変えましたのは、やはり田中さんがおっしゃったように、実際技術を持っておって、試験や何かするときに発表ができない人が技術屋にずいぶんおるのです。こういう実力のある人を救いたい、こういう目的がずいぶんあった、こう思うのです。そこで、できるだけ中央建築士審議会で設けられた基準に合うものはこれは皆もう上げていただく、こういう方針でいっていいと思います。ただ、中央建築士審議会で作った基準というものは、あらゆる森羅万象を書いてないわけです。そういうところの差はどこでやるかといい……
○石井桂君 今回の水防法の改正をしなければならない点をわかりやすく一つ説明して下さい。
【次の発言】 もう一つ。水害予防組合と事務組合の……、いろいろな言葉が出てきますね。私ちょっとわからないんですけれども、簡単に説明して下さい。
【次の発言】 大体今の御説明でわかりましたが、水害予防組合は水害予防組合法による組合でありまして、ということでありますが、その説明だけでは私にはわからないんです。どういう差があるのか、ちょっと今の説明でわからないんですがね。
【次の発言】 水害予防組合で、地方公共団体ですかの事業とすることを得ざる場合、というのはどういう場合ですか。大阪が例になっているようですけれど……
○石井桂君 私は、公営住宅法第六条第三項の規定が三ヵ年計画を規定しておりますが、この法律ができたときは、まだ経済事情とか世間が安定しないというような事情があって、永久な、何といいますか比較的長期の計画が立たないような事情にあったから、こういう法規ができたのではないかと想像しております。そこで最近は、政府が経済五ヵ年計画とかそういうものを立てて、それに基いて住宅計画を進めておるようであります。そうすると、この公営住宅法の三ヵ年計画という条文によってされる計画と、それから経済五ヵ年計測という計画とは、もちろん合せて矛盾のないように計画をしておられると思いますが、そうすると、公営住宅法の三ヵ年計画と……
○石井桂君 赤木先生の御陳述の中に、十二条の築造等の基準を定めることは、かえって自縄自縛になるのじゃないかと、その中の御説明の例として、安全な構造であるものとすることということをおあげになって御説明になったようですが、まあできれば、この法案のねらいは、やはりあらゆる工夫をして、絶対にということはできないでしょうが、現在の科学の力で災害を防ぐという趣旨が法文に盛られていると思うのですが、かえって自縄自縛になるということは、ちょっと私どもよくわからないのですが、もう一ぺん先生の…・。
【次の発言】 もう一つお教え願いたいと思うのですが、今回提出された地すべり等防止法案がなくとも、砂防法、森林法でも……
○石井桂君 ちょっと資料について住宅局長にお伺いしたいのですが、きょう御説明になつた資料でですね、中高層率は大都市のパーセンテージはもっと高率にした方が僕は理想だと思うのですかね。これは不燃率で、全体で七五%ですね、一番困っているのは大都市なんですね。で、それも宅地で非常に困っているのですよ。そういうところではもっと不燃率を上げる努力がほしいと思うのです。それは主として予算の関係でしょうかね、どうなんでしよう。計画が割合に高率でないのは予算関係でしょうか。
【次の発言】 その予算は国費の関係でしょうか、地方費の方の関係でしょうか。
【次の発言】 実は、東京都の赤羽の方に桐ケ丘という団地がありま……
○理事(石井桂君) ただいまより建設委員会を開会いたします。
まず、委員の変更について御報告いたします。
四月一日に前田佳都男君、斎藤昇君が委員を辞任され、その補欠として川口爲之助君、紅露みつ君が、四月二日に中野文門君が委員を辞任され、その補欠として後藤義隆君が、また本日後藤義隆君が委員を辞任され、その補々として井上清一君が、それぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 それではこれより下水道法案を議題といたします。
御質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 ただいま厚生省の環境衛生部長尾村偉久君、水道課長田邊弘者が出席されておりますことを御報告申し上げます。
○理事(石井桂君) それではただいまより建設委員県会を開会いたします。
まず委員の変更について御報告いたします。四月九日井上清一君、川口爲之助君が委員を辞任せられ、その補欠として後藤義隆君、酒井利雄君がそれぞれ委員に選任されました。
【次の発言】 それではこれより下水道法案を議題といたします。
本案は昨日衆議院において修正議決の上本院に送付され、直ちに当委員会に本付託されましたので御報告いたします。
なお建設省より町田計画局長、志村総務課長、岩井下水道課長、厚生省より尾村環境衛生部長、田辺水道課長が出席されております。それではこれより質疑に入ります。御質疑のおありの方は順次御発言を願いま……
○石井桂君 私関連して。田中さんの質問が、首都圏市街地開発区域整備法案の何といいますか、工場計画や何かについてあった。その場合にあなたは、今既成市街地からここに工場なり住宅を持ってくるのだ、という御説明をなすって、首都圏整備法の根本政策としては、過大人吉の防止にあるという御趣旨の説明をしたように承わったのです。それはそれでいいと思うのですが、開発区域の整備法案を出して工場なり住宅地をそこに開発するのだけれども、既成市街地からそこに来るという補償がないわけなんです。そうすると、埼玉県の方から来てみたり、茨城県の方から来てみたりすると、首都圏の過大人口の集中を防止すると、こう言うのたけれども、結局……
○石井桂君 まだ私の方は寄り合ってどういうものを会派としてまとめるという段階になっておりませんけれども、私自身首都圏計画の検討について関係者の意見を聴取したい。それからその点は田中さんはちょうど見えなかったのですが、田中さんの派の重盛さんも同意見でありました。一日お願いして一つ計画を検討したい。こういう意見が両方にございました。
○政府委員(石井桂君) 私は今回はからずも科学技術政務次官を命ぜられました。 もとよりふびんな者でございますが、皆様の御指導によりまして 一生懸命で自分の職責を果したいと存じます。 何とぞ御支援のほどをお願いいたします。(拍手)
○政府委員(石井桂君) 一言ごあいさつ申し上げたいと存じます。 私は、六月十七日付をもちまして、科学技術庁政務次官を拝命いたしました。もとより不敏な者でございますけれども、一生懸命に職責を全うしたいと思います。どうぞ皆さん、よろしく御指導のほどをお願いいたします。
○政府委員(石井桂君) 科学技術会議議員の任命につき、両議院の同意を求める件につきまして、御説明申し上げます。 今回、科学技術会議設置法が制定されましたので、内海清温及び梶井剛の二名を常勤の、また茅誠司を非常勤の科学技術会議議員にそれぞれ任命をいたしたく、科学技術会議設置法第七条第一項の規定に基き、両議院の同意を求めるため、本件を提案いたしました。 科学技術会議は、科学技術会議設置法に基き総理府に設置され、科学技術一般に関する基本的かつ総合的な政策の樹立と科学技術に関する重要事項を、内閣総理大臣の諮問に応じて審議答申し、科学技術の振興に資することを任務とするものであります。 次に、三君の……
○政府委員(石井桂君) 私ども、一般の諮問機関でなくて、特に科学技術会議は、関係各省の総合調整をやる任務を主としておりますので、やはり特別にお考えいただいても支障ないのではないかと存じております。
○政府委員(石井桂君) ただいまの御質問に対する答弁は、佐々木君の答弁でおわかりになりましたように、先任を原則といたしますが、いろいろ補充、異動等の場合に特に御懸念のないように、御心配のないように、はっきり局長の不在のときには、この人が局長の代理をしろというふうに心配のないようにしたいと思います。
【次の発言】 次長の上には、局長がございますし、その上には次官もおることでございますから、私も実は役所生活を三十年やって参りまして、そういう御心配はない、絶対にないとは申せません、そういう経験もございました。しかし、役所は機構によっても動くようにもなっておりますで、初めからそういう心配がないよにあら……
○石井桂君 私も田中さんの質疑を聞いておりまして、非常に疑問を深くするのですが、官庁営繕法の目的と、今度だされた国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法案、これとの関係をみますと、第一条の目的等においても、違うのは使用調整というのが含まれておることと、それから新しい法案の方には、もう少し広くいろいろなことが規定しておる、これとの違いのようでありまして、本来もし官庁営繕法の趣旨が十分大蔵省当局で納得しておられれば、それを育成して官庁営繕法の方の条文を練って、幾らか修正することによって、使用調整だけの法律案で事足りるように私は思うのです。いろいろの目的、いろいろの法律を出して、同じ対象のものを方々……
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