奥むめお 参議院議員
4期国会発言一覧

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奥むめお[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは奥むめお参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

奥むめお[参]本会議発言(全期間)
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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 参議院本会議 第24号(1957/04/08、4期、緑風会)

○奥むめお君 今日の中小企業団体法の提案に当りまして、提案者も、質問者も、回答する人も、みんなが消費者の立場を考えているということを、そろっておっしゃって下さったことは非常に満足するところであります。しかし、この中小企業団体法が施行されましたならば、きっと消費生活、ひいては国民の生活文化の向上に犠牲のしわ寄せを与えるであろうという不安を私は持つのでございます。  私は、まず総理大臣に伺いたいのでありますが、戦時統制の苦い経験をなまなましく今なお持っておる消費者は、物を買う生活にまで強権が発動されて、そのしわ寄せを受けるということは、とてもがまんがならない。で、医師会が診療拒絶をしまして、患者が……

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委員会発言一覧(参議院4期)

奥むめお[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 決算委員会 第5号(1956/11/29、4期、緑風会)

○奥むめお君 先ほどから問題になっております、国有の建物に住んでいらっしゃる困窮者の数とか、その建物というふうなものは、概数どれくらいございますの。これは実際、耐用年限が切れている時分でございましょうし、非常に危険でございます。また不衛生でもございますね。こういう問題の対策として、どういう方法を持ってらっしゃるのですか。
【次の発言】 それで無償で地方に貸し付けたものの維持管理費というようなものは、地方が個人の借主から取り立てることはできないという建前になりますか。
【次の発言】 大臣に伺いますが、ただいま大臣の御答弁によりますと、この決算に現われたものに関する限りは、大学教授の待遇が悪いとい……

第25回国会 決算委員会 第6号(1956/12/04、4期、緑風会)

○奥むめお君 さっきから御質問が出るかと思っていたのですけれども、用地の買収ということ、大きな金額だけれども、ずいぶん驚くべきずさんに行われておるようなんですね。一体、防衛庁は一番大きい国費の消費者でございますが、物品にいたしましても、予算にいたしましても非常に驚くべき単位の金を案外気楽に使っていらっしゃる。一度社会労働委員会でも傍聴してもらいたい。十円か二十円の零細なものを、予算がほしいというので議員が非常に骨を折っている。一方にこういうむだ使いと言えば語弊があるかもしれないけれども、驚くべき膨大な金がむぞうさに使われている。この用地をお買いになるときに、一体どういうふうな機構で評価なさった……

第25回国会 決算委員会 第8号(1956/12/11、4期、緑風会)

○奥むめお君 先ごろいただいた防衛庁機構というパンフレットですか、何か書類がありましたね。あれを読みまして、今ちょっと記憶に出ないんですが、去年の夏、機構を改革なすったんじゃないですか。あれを見て……、そういう本をもらいましたね。防衛庁機構――、三十年の夏、機構を改革したという本だったと思います。ことしの夏ですか、何かありませんか。
【次の発言】 あれで、三十一年夏ですか、機構を改革したとかいう……。
【次の発言】 それではそのときから人員が足りないことがわかっていて、やはり人員をふやせないのですか。その土地収用の問題で、土地を買収なさる問題で三十二年まで、そんなに人の不足をしているのを、なぜ……

第25回国会 逓信委員会 第6号(1956/12/04、4期、緑風会)

○奥むめお君 逆戻りして済みません。遅刻して来て質問してよろしいですか。
【次の発言】 いいえ、その前の……。(「終った」「きめてしまった」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 簡易保険のあべこべの請願が二つ出ておりまして、一方は採択になり、一方は保留になった。私はこの簡易保険のこういう貯金については、非常に女の立場から関心を持っておりますが、この現行維持に関する請願は、民間の生命保険会社の従業員の保護が理由になっておるように聞いたのでございます。私はまず一つ伺っておきたいのは、簡易保険というのはどういう成り立ちで、どういうことを目的としておられますか。


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 決算委員会 第2号(1957/02/01、4期、緑風会)

○奥むめお君 食管会計の赤字はどれくらいありまして、およそどういう理由でなったか、ちょっとざっと教えていただきたいと思います。
【次の発言】 この間、先月の末の二十八日ですか、ある新聞の座談会で、あなたの方の砂田さんが食管会計をきれいに洗えば四百億くらいになると、こういうことをおっしゃったことは、大臣のおっしゃったことじゃないのだから、知らないとおっしゃればそれだけだけれども、大へんこれは問題の話だと思う。まあ食管会計というものは何が何だかわからぬというような、これはけだし定評でありましょうから、それについてどういうふうにお考えになっていますか、そこを説明願いたいと思います。

第26回国会 決算委員会 第19号(1957/03/16、4期、緑風会)

○奥むめお君 新しい農林大臣は非常に農政通でいらっしゃる点で、私たち期待を大きく持つわけでございます。今度臨時食糧制度調査会を持ちまして、いろいろ食管会計の抜本策をお立てになると聞いておりますので、その成果を期待しておるわけでございますが、大臣は食管の赤字を消費者の米価にしわ寄せするという問題についてどういうふうに……大臣の背骨としての考え方はどうなんですか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 新聞なんかでいろいろ論難されているととは御存じと思いますけれども、現に新内閣ができてから、消費者米価を上げるという強硬な方針をとっていらっしゃるつもりだったにもかかわらず、党内の派閥の関係から反対……

第26回国会 決算委員会 第21号(1957/03/26、4期、緑風会)

○奥むめお君 私、緑風会を代表いたしまして、ただいま議題になっております昭和二十九年度決算の審議を議了いたしますに当りまして、これを承認したいと思うのであります。  つきましては、私どもこの決算審議を続けて参りました過程で、驚くべき不正不当の支出が多いということ、しかも年々これが減らないということ、同じことを繰り返しておるばかりでなしに、かえって同じ事件の上にさらに悪質な問題も出てきておるということに対して、非常に遺憾に思うのでございます。  二十九年度の決算を見まして、まず七十三億円にも上る二千何百件という不正不当の事件を、私たちは遺憾に思いますとともに、そのあとの処理、責任者の処分、また上……

第26回国会 決算委員会 第23号(1957/04/12、4期、緑風会)

○奥むめお君 会計検査院の方にちょっとお伺いいたします。北海道の開発計画は、第一次五カ年計画が昭和二十七年から始まっておるようでございますが、十分にその成果を見ながら検査を厳密にしてもらいたいと思っておりましたけれども、この三十年度の検査報告と二十九年度の検査報告と比べますと、非常に三十年度に飛躍的に多くなっておる、批難事項が、金額が非常に多いのでございますが、これは検査が二十九年度は少かったのでございますか、あるいは何かほかに原因があったのか、三十年度になってよけいにふえたというのはどういうわけでございますか、検査院から御説明願いたい。

第26回国会 決算委員会 第27号(1957/05/06、4期、緑風会)

○奥むめお君 ちょっと前に戻りますが、農林省と建設省にちょっと参考のために伺いたいのですが、建設省で七千四百万円、農林省で千四百万円ですか――という莫大な繰越金でございますね、これはどういうふうにその後お使いになりましたのか、その年月日を金額別に知らして下さい。まず建設省から……。
【次の発言】 およそ何月にどれくらい出るものですか。
【次の発言】 考えているのですか、もう少し精確に知りたい。
【次の発言】 農林省はいかがですか。
【次の発言】 数字はお持ちでないのですか。
【次の発言】 私、きょうは予備費を問題にあげて、決算をしてこれを議了しょうとしているのでございますが、こういう特別たくさ……

第26回国会 社会労働委員会 第30号(1957/05/10、4期、緑風会)

○奥むめお君 肉屋さんの長尾さんにお伺いいたしますが、その枝肉の価格は支配できないとおっしゃいましたが、肉を売りますときに、包み肉と言いますか、表にきれいに並べた肉を置きながら、ちょつと違った肉をはめますね、三分の一か、半分くらい。あれは、あなた方業界の組合としては、あれは皆さんしていらっしゃると思いますが、知っておいででございますか。
【次の発言】 それじゃ、続けて聞きますが、そうすると、肉の値段というものはどっちの値段になるのですか。それを平均して値段をつけていらっしゃいますか。それとも、われわれ買うときは、ロースと言えば、ロースが出ますね。すると、その中にまた違った肉が入りますね。それの……

第26回国会 社会労働委員会 第31号(1957/05/13、4期、緑風会)

○奥むめお君 この法案と中小企業団体法の法案と非常に内容が似ております。法文も大へん似たところがあるし、また、ある業種によりましては、どっちの方の法律によって組織をするのかという不明な点も多々あると思うのでありますが、私こういう重大な大衆生活に重要なこの法案は、ぜひ商工委員と一緒に審議する必要があると思いますが、そういうことはいかがでございますか。そういう提案は出ていなかったか、向うから提議されていないかということをお聞きします。
【次の発言】 今、亀山衆議院議員は、中小企業団体法との関係においては修正するところはないと断言しておっしゃいますが、ここで、日本の国では、二院制度があります限り、参……

第26回国会 社会労働委員会 第33号(1957/05/15、4期、緑風会)

○奥むめお君 ちょっと大臣にお伺いしたいのでございますが、この法律で衛生を順守する、衛生措置をよくするということをまあ名目にうたっておりますわけですが、今まで衛生措置のことでいろいろ取締りの監督の人が回って歩いております。これは業者が一番きらうところで、一番またおそれるところで、もううるさい人が行くから、一ぱい飲ませてしまわなきゃいかぬ、どこかへ連れ出そうとか、あるいは来るのだから早う掃除せいというようなことで、業者としては連絡をとって、非常にこの衛生監督に対して、皆が衛生的な措置をしようという気よりも、監督されることがうるさい。で、またまいてしまおうというようなことがずいぶんあっていますです……

第26回国会 社会労働委員会 第35号(1957/05/18、4期、緑風会)

○奥むめお君 私緑風会の所属議員でございますが、私ども参議院の良識ということを非常に重んじて、党派に片寄らない政治をしなければならない、参議院議員は政党政派を超越して真に国民のための政治をしなければならないという立場を厳守しております者でございますが、二院制度があります以上は、参議院があくまでも厳正に審議するものと思いましたところが、この環境衛生法案が本委員会にかかりましてから、初めに衆議院でこの法案の小委員長をなすっていらっしたと聞いております。亀山さんが答弁にお立ちになったときに、衆議院では、社会党も自民党も全部が賛成して、そして共同提案としてこれが可決したのだから、その後、修正の余地がな……

第26回国会 逓信委員会 第5号(1957/03/07、4期、緑風会)

○奥むめお君 今の問題に関連して、通産省でそういうふうな適正価格の基準を出すというような仕事をおできになるのですか。
【次の発言】 実は私ども、今山田さんからも出ましたけれども、電気洗たく機で非常に文句が出ているわけです。初めにできたものは悪くて非常に高い、あとに出るものほど安くて性能のいいものが出る、いずれテレビの時代がくるだろうということはだれでも思って、おることだし、言っておりますけれども、今のところ、電気洗たく機でこりごりしているから、もう少しいいのが安くなるまでは買えないという意見が実は私どもの仲間ではずいぶん出ている。いま一つは、放送法案やいろいろなテレビの問題なんか出ておりますか……

第26回国会 逓信委員会 第7号(1957/03/18、4期、緑風会)

○奥むめお君 関連質問。大へん、目標がもっと大きかったらもっとよけい集まるだろうといわれるようなお話だったと思いますが、それじゃ十五万円の最高目標ですね、何%くらい加入者がありまして、大体この金額で大ざっぱに分けてパーセンテージ出してみて下さい。それからもう一つあわせて、二十万円にしたらどれくらい入る見込みでいらっしゃるか、何%くらい二十万円のものがとれるか……。
【次の発言】 二百八十万件といったらこれは何%になりますか、全加入者の。
【次の発言】 今の問題でちょっと伺いますが、婦人団体が地元の郵便局と組みまして、ずいぶん簡易保険を勧誘し、集金もして勧誘費というふうなリベートをいただいており……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 予算委員会 第4号(1957/11/11、4期、緑風会)

○奥むめお君 時間がございませんから、私は中小企業団体法につきまして、総理大臣と通商産業大臣に質問を若干したいと思うのであります。しかし中小企業庁長官にはぜひ聞いてもらいたい。また経済企画庁長官も、非常に国民生活に関係が深いのですから、ぜひ聞いていただきたいと思うのでございます。  で、零細な国民の貯蓄、郵便貯金の六三%も含んでいるこの資金運用部資金が、この年末の臨時国会によりまして、中小企業の救済に役立つということは、これは非常にうれしいことでございます。で、しかし、中小企業は、日本の人口過剰のプールという役目をしている宿命的な悲しい存在でございますので、本来ならば、もっと根本的な対策が立て……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 決算委員会 第8号(1958/03/03、4期、緑風会)

○奥むめお君 幸い工業技術院の方が、お見えになっていますから、きょうの問題にははずれますけれども、JISマークについて一つお伺いしたいと思います。  非常にたくさんの種類を次々とJISマークを与えていらっしゃるけれども、今どれくらいの品数になっているか。それからその製品があとあとまで品質の管理とか、性能の監査というようなものを、そのほかの問題で指導監督をしていらっしゃるであろうか。していらっしゃるとしたら、それはどういうケースになっていますか、伺いたいと思います。
【次の発言】 それをたとえば工業製品と雑貨類と分けたらどんな割合になりますか。

第28回国会 決算委員会 第20号(1958/04/14、4期、緑風会)

○奥むめお君 社会局長がお見えになるまで他の方にお尋ねします。  まず会計検査院の方にお伺いいたしますが、第二百三十九号から二百四十一号、児童保護費負担金の精算の問題、これで三件出ていますね。徴収金の一部を脱漏しておるとか、それから支出額を過大に計上したという問題をおあげになっていますが、たとえばどういうことでございますか。実例をあげて具体的に、徴収金の脱漏というのはどういうことであるか。
【次の発言】 大筋のことはここに書いてございますから、具体的にこういう場所でこういう金が脱漏していたとか、こういうふうなことで、それは具体的ななには今そこにお持ちでございませんか、事例は。

第28回国会 逓信委員会 第8号(1958/03/11、4期、緑風会)

○奥むめお君 今いろいろ資金運用部に繰り入れられる郵政関係の貯金あるいは保険金については、大臣の御意見も、新谷さんの御意見、光村さんの御意見を聞いておりましたけれども、私もここに問題があるということを思います。だけれども、私どもから言えば、国の予算の使い方というものについて根本的に問題があるということを指摘したい。同じ内閣の中で、大蔵省がとるのをこちらがとらなくちゃならぬ、ああだ、こうだというようなことは、私は非常に大事な問題で、慎重に大臣は発言してほしいと思います。優先的にあっちこっちというのじゃなくて、国全体の使い方に非常に問題がある、私もそれは認めますけれども、そういうことをよほど慎重な……

第28回国会 逓信委員会 第24号(1958/04/24、4期、緑風会)

○奥むめお君 今大臣がここでほかにも方法があるというお言葉でございましたが、どういう方法がありますか、教えて下さい。逓信職員の福祉施設について。
【次の発言】 これは別に大臣から御答弁を受けなくてよろしいのですが、事務当局からで。お年玉はがきはよけい売れればもうかるのですか、売れれば売れるほど損するのでございますか。
【次の発言】 この問題は、前にも郵政事業の審議のときに詳しく数字も発表していただいたり、いろいろ質疑も出ていたことでございますけれども、年賀郵便はがきは、全体で売ってしまったのが三十五億枚と書いてありますね、資料によりますと。年間ずっと全部最初から通じまして、大へんな数でございま……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 決算委員会 第2号(1958/06/13、4期、緑風会)

○奥むめお君 まず、先ほど資料を水産課の方に要求しておりますが、それについて、ちょっとつけ加えて注文したいと思うんです。それは、要求した資料はそのままでよろしいんですが、ここに会社側から出されましたこの試験結果が三ページにわたって出ております。これの批評、あなた方の検査、調査の結果にマッチした批評でございますね、批判と申しますか、あなた方はこれをどうごらんになるか。さかのぼって申しますと、先ほど研究所長さんですか、害がないと確信を持っておっしゃっていたようですが、それの裏づけになるものは、大学でしてもらったり、大学と提携して調査したものの私は資料であろうと思うのでございます。これについてあなた……

第29回国会 決算委員会 第3号(1958/06/20、4期、緑風会)

○奥むめお君 簡単な質問でございますが、きょうは厚生省からだれも来ておらないそうでして、水産庁の長官に伺いたいのですが、東京湾のアサリやあるいはアユや、あるいはいろいろなまだ死なないお魚を市民が買って食べているわけです。漁民はもちろんたくさん食べていると思いますが、これの害毒というものはどういうものであるかということは水産庁の中にお調べになっておる機関もあると思いますが、いかがでございますか。貝がらの外にアワをふいておるとか、あるいは鼻上げしておるとか、いろいろ書かれておりますですね。これは量としては相当のものだと思いますが、毎日売られておるものの分量から言いますると……。


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 決算委員会 第5号(1958/12/23、4期、緑風会)

○奥むめお君 縁風会は決算の審議に強い関心を寄せる会派でございますが、ここを代表しまして、私が昭和三十一年度の決算の千百二十八件の審議を終えましたに当りまして、特に感じておりますことをここで申し上げたいと思います。  国の法律によりまして、いろいろな施策や、または施策を進めたり、あるいは国の予算を配分しまして事業を行なっていきますことが、そのまま正しく行われたとしても、国民のすみずみにまで行き届いた政治を行うということは、なかなか困難なのでございますけれども、それさえできないのに、現在では政治的に進められる施策が、とかく上に厚くして下に薄いものが多い。その費用を使います場合にも、いろいろ下から……

第31回国会 商工委員会 第25号(1959/04/01、4期、緑風会)

○奥むめお君 大臣にちょっと伺いたいのですが、この法律はまあ小売商業を保護するという立場から、生協や購買会そのほかの販売をする店を規制するというか、そういうものをじゃまのもののようにみなして、ここに法律が立てられているのだけれども、私ども消費者の立場から世の中を見ますときには、物を買うということの相手は商店であれ、あるいは生協であれ、購買会であれ、みんな同じなんです。それを政府の立場から差別的に行う。これは同じ消費者としてはどこから買おうと、これは自由なんだし、なるべくいい品物を安く売ってくれることが第一の目標でありますけれども、そういう店を育てていきたい。そうしますと、国としてもそういう方向……

第31回国会 商工委員会 第26号(1959/04/07、4期、緑風会)

○奥むめお君 ただいまの堀本さんの御質問に関連して一つ長官に伺いたい。今農業協同組合がみずから生産したものを皆で出荷して、そしてこれを売りますときに、非常に安過ぎたりすることが小売商業の活動を阻害するおそれのあるというようなお話がありましたが、それじゃそういう小売商業の事業活動が高過ぎた場合はどういうふうになさるのですか。高過ぎるということがありますね。そして、これだけの法律の保護をなさっても、自分がこういうふうに高過ぎる売り方をするからお客さんがつかない。やはりよそへ流れてしまうということは、これは水が低きにつくようなものです。そういう場合は、この法律には含まれていないけれども、あなたのお考……


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各種会議発言一覧(参議院4期)

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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 社会労働・農林水産委員会連合審査会 第1号(1957/05/17、4期、緑風会)

○奥むめお君 それがきまらなければ審議ができないと小笠原委員はおっしゃっていますのですが、委員長いつそれをおきめになるのですか、政府の態度をわれわれが聞くことをいつおきめになるのですか。



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データ更新日:2022/12/18

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