このページでは奥むめお参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○奥むめお君 陳情の問題でちょっと伺いたいのですが、陳情政治について。陳情をやはりした方が有効でございますか。いかがなもんでございますか。
【次の発言】 非常に陳情が目に余るわけでございますね、年々。それからことに何か今度のように災害があったり、あるいは何か突発的なことが起りますと、これはもう特に当路の方は一番たくさんの陳情を受けて弱ってなさるだろうと思うのですけれども、陳情するということは一つにはやはり政治に対する不信だと私は思うのですよ。(「それはそうだよ、してくれないから」と言う者あり)やはり行かなければしてくれないのだというふうな気持と、それから知りやせんのだ、行って聞かして説明してこ……
○奥むめお君 通産大臣にちょっと伺いたいのでございますが、時間も非常にございません、大へん残念でございますが、ただいま新聞代の大幅値上げの問題で独占禁止法に関連しておりますが、政府は前々国会で独占禁止法の骨抜き法案を政府提出でお出しになった、これが非常な抵抗に会って廃案になったことをわれわれ記憶しているわけでございますが、この独占禁止法違反としてあるいは御承知のように、総発行部数が二千万部といわれるのです、それくらいの大新聞といわれるものが、全部一ぺんの社告で値上げをした、その社告もほとんど型式が同じで、原稿があったと思われるような同じような文句で値上げを、一日予告しただけで四月一日からずっと……
○奥むめお君 新聞代の値上げについて質問いたしますけれども、公取関係から出席者はだれでございますか。私は委員長の出席を求めておりますが……。
【次の発言】 それでは私はまず事務局長に伺いたいと思います。
この問題は、三月の三十日の新聞に値上げが一斉に社告されまして、一日から値上げになったことでございます。これを独禁法違反としてその値上げを認めないという、消費者団体の決議が公取の方へ出されております。そしてそれによってあなた方が強制調査にお入りになったと聞いておりますが、これで間違いございませんか。
【次の発言】 巷間伝えるところによりますと、その筋からの圧力があって、何か新聞関係の圧力があっ……
○奥むめお君 まず委員長にお伺いいたしますが、どなたが来ていらっしゃいますか。――だれが来ていらっしゃるのですか。
【次の発言】 ガス料金の値上げの申請が行われているようでございますが、私はその概要と、そうしてあなたの御見解を伺いたい。
【次の発言】 ちょっとお話し中失礼でございますが、資料をお持ちでございますか、各委員にお配りいただく資料。それはその資料に出ているかどうか――出ていないですか。
【次の発言】 資料があるものは資料で……。きようはお持ちでございませんか。
【次の発言】 午後までには出ますか。
【次の発言】 ではそういうこまかい数字のことは省きまして、時間が惜しいですから。まずあ……
○奥むめお君 ただいま出ましたけれども、この建設審議会ですか。こういうようなものを、私今数子をいただきましたのですが、まるで、半分以下の収入しか入っていないのですね、原価と比べますとね。これは、今までしたのは、いつごろか、見込みのあるのはありますか、または、わからないと書いてありますね、いかがですか。
私は、まず大臣に伺いたいのは、こういう諮問機関というものは、何のためにあるのですか。そうして、それを大臣は尊重なさいますか。ぜひこれは、出れば許可をなさいますわけでございますか。
【次の発言】 それじゃ伺いますが、大臣は、サービス精神を強調なさいますけれども、それは自分の方に駅があればいいだろ……
○奥むめお君 時間がおそくなりましたが、今は非常に国会内も与野党がしのぎを削って争っているし、また予算編成で各省とも政治家もまた血眼になって競争している。そのうしろのひももまた血眼になって競争していると思う時期で、今ここで食糧とか栄養とか質問すれば、何かひまな話を言うようでございますけれども、私は国民の健康、国民の栄養が――生活の安定がなくて防衛が何だと言いたいんです。また増産奨励といいましても、道路といいましても、その第一のことが今の政治に一番欠けでいると思うから、どうしても質問しておきたいと思うのでございます。それを大ざっぱに申しますと、食管会計の赤字、これは大へんなものでございます。これ……
○奥むめお君 今輸出五一%とおっしゃいましたが、これをもう一つ別の角度から国内需要の面、中小企業といえばわれわれすぐ家庭商品に関係のあるものを考えますが、国内需要の面では何%くらいというふうな、そういう区別を分けて見なすったら……。
【次の発言】 私先ほどおっしゃいましたのを聞いていまして、経済的に助成をするとか、あるいは診断をするとか、いろいろ体質改善の面というふうなことを主にして、企業を見ていらしたと思うのですが、今度はその内容の面で立ち入って要求するというのか、そういう面は中小企業庁でどこで扱っていなさるかということが聞きたい。と申しますのは、私どもから見ておりますと、今の日本の中小企業……
○奥むめお君 緑風会を代表いたしまして、核燃料物質の加工の請負に伴う外国人等の責任の免除等に関する法律案に対しまして、通読いたしまして気になるところもないではありませんけれども、賛成いたします。ただ立ちおくれております日本が数年後には原子力発電も実現するであろうと、明るい新しい時代がとにかく近づいていることを考えますと、この時代にふさわしい日本の原子力研究と、そのいろいろな実現が確実に、また国民にも不安を与えないような進み方で、しっかり私たちが期待するように発展していくということを願いまして、この法案に賛成の意を表するものでございます。
○奥むめお君 大へんこまかく競輪の問題を御答弁いただいたり、要望して下すったりしたので、つけ加えることはないわけですけれども、実は、私ども婦人団体活動に関連いたした問題で、通産省、自治庁に聞いてもらいたいことは、前に売春問題のときに、全国の婦人界が総立ちになった。競輪の問題は今度二度目でございます。ほんとうに婦人界の心からの声であるということは、私これは責任をもって議会で申し上げねばならぬと思います。今池田大臣が、政治家であるのだから世論を聞いてと、大へんうれしいお言葉ですが、それ以上に、次期総理大臣は池田さんだろうかなんていわれているほど新しい時代のにない手にならなければならない池田さんです……
○奥むめお君 運輸大臣がお急ぎになりますようで、時間もおそくなりましたから、私の質問、なるべく簡潔にしていきたいと思うのでありますが、東京でも、地方に行きましても、あれはだれだれ代議士が作ったの、だれだれ議員が立てた橋だの、トンネルだのという名誉を残しているようなものにたびたび出会っておるのであります。これはまことににがにがしいことでございまして、こういうことはあってはならぬと思うのでございます。昨日の新聞にも、羽島駅当選御礼大野伴睦などというのが書いてあります。私が今伺いたいことは、鉄道建設審議会は運輸大臣の諮問機関であると存じますので、この審議会がまた最近十一の新線を決定したと聞くのであり……
○奥むめお君 関連して、私も資料を要求したい。
【次の発言】 時間がおくれるようでございますし、先ほどNHKの方が、聞きにきて下さったのでお渡ししておきました。資料要求は、よろしゅうございます。済みました。
○奥むめお君 私も同志会を代表いたしまして、三十五年度の収支予算、事業計画、また資金計画の全体に賛意を表するものでございます。ただ、ラジオ、テレビが生活に溶け込んだ時代がきました今日、しかもNHKでは放送料収入が非常に減っておるということは、曲がりかどにきておるという感じを深くするのでございます。去年度には大幅な聴取料の値上げがございましたにもかかわらず、NHKの会計にはこれからどういうふうな予算を立てていくだろうか、またことしの計画もこのようにして進めて、あとなかなか御苦労があることと思うのでございます。いろいろ御意見はほかの同僚議員からもおっしゃいましたから、ただ私どもの立場から考えまして……
○奥むめお君 私この際資料を一つほしのですが、今矢嶋さんが指摘なさいましたけれども、私どもからいえば、予算というものは有権者、納税者からいえば非常に関心があるわけだけれども、直接に手が伸べられないことが多いのですけれども、決算の面は非常に関心を持っているのです。ですから決算の面がほんとうに、たとえば決算が上がって本会議に報告されてもほとんど政府のだれも出てこない、毎年そうです。ずっと前に私が委員長したときも、ぜひ出るように言って押しかけて行ったけれどもだれも出てこない、それくらい軽んぜられているということが非常に不愉快であったのです。この際一つ決算の個々の各省が問題になったとき大臣がどれくらい……
○奥むめお君 幸い文部大臣がお出でになりますので、ちょっと伺いたいと思います。文部省の社会教育課で、婦人教育の予算が去年よりことし、おととしよりは去年というふうに、だいぶふえましたが、婦人教育というものに対する御方針を伺いたい。予算をおふやしになったくらいだから、よほどはっきりした見通しをお持ちになっておると思いますが。
【次の発言】 婦人団体の助成金を出すとおっしゃいましたけれども、婦人団体というのは、何でございますか。考えておいでになります団体というのは、何でございますか。
【次の発言】 そういう補助は、地方自治体ではどれくらい持つわけですか。あなたの方で補助をお出しになれば、地方も幾らか……
○奥むめお君 このごろ、ずいぶん酒類がたくさん出るようでございます。どのような数字になっていますか。ここ二、三年の数字。
【次の発言】 こまかくは要りませんから。
【次の発言】 年々ふえておりますか。
【次の発言】 このごろ、住宅事情が非常に変わりまして、団地がたくさんでさましたり、あるいは都会へずいぶん入って来ました。東京なんか非常な入り方でございますが、東京の数字はお持ちですか。
【次の発言】 六大都市の資料をいただきたいと思います。
【次の発言】 販売の認可といいますか、免許といいますか、小売商の免許につきまして、私きょうは簡単に伺いたいと思いますけれども、こういうふうに都会に集中する人……
○奥むめお君 NHKの会長にお差しつかえなかったら伺いたいと思うのですが、新聞で拝見しますと、放送料を下げるようにと言われて池田首相にお会いになりましたということが書いてある。あれはどういういきさつでございます、その経過を。
【次の発言】 それじゃ公式にその話を議題になすった会見ではなかったとおっしゃる……。
○奥むめお君 ついでに関連して、放送内容について何か新プログラムの件があるようですね。それでどういうふうなことがいいとされたり、悪いとされたり、御注文が出たりすることを何かまとめたものございませんか。
【次の発言】 ちょっと質問を受けておることがありますので、参考に拝見いたしたいと思います。
○奥むめお君 新聞協会の江尻さんにお伺いします。きょうは郵便料金の第三種値上げの問題でございますけれども、新聞が先ごろ値上げをしたときに、サービスをよくするためにというので、日曜版をお出しになりました。あのとき非常に内外から反対がずいぶん強かった。読者の方からも、また配達する人からも、印刷する人からも、こんなに物価が上がったり、ベースアップをする時代がくるという御予想がなかったのじゃないかと思いますが、新聞が非常に重い、日によっては百グラムすれすれだというお話がありましたけれども、新聞を私ども、たとえばページを少なくするとか、あるいは日曜版をやめるとか、いろいろな点はお考えになっておりますか、……
○奥むめお君 ただいま郵便料金の値上げの問題を審議しておるわけでございますが、郵便の大衆の感覚といたしましては、遅配ということが非常に強くあるわけでございまして、やはりさすがに郵政省も気がとがめたと見えて、一種、二種は上げなかったのだというふうに考えられるわけですけれども、しかし、遅配の結果が、速達あるいは電話、電報というものにたよらなければならないというわけでございます。ですから、この方の収入はずいぶんふえなさっただろうと思うのです。遅配は、きょうの新聞では遅配はなくするのだと書いてございますが、それは五年後の四十年のことらしいので、現実の遅配について、現況も聞かしてもらいたいし、また、どう……
○奥むめお君 私、参議院同志会といたしましては、個人々々が自由な意見がありますので、代表するとは申しませんけれども、同志会にも、私と同じ意見の人も少なくないわけです。それは、今度の郵便料金の改定につきまして、反対の表明をしたい。先ごろこの委員会で、専門家であられる手島先生が非常に詳細に、いろいろ専門の立場から御意見をお述べになりました、傾聴いたしました一人でございますが、その最後に、郵便の遅配の問題を、非常に重要な問題をお出しになりましたけれども、時間がなかったので、先生はその細論はおっしゃいませんでした。しかし私は、それを伺いながら、きっと遅配についても、苦々しい気持をお持ちで責任を感じてい……
○奥むめお君 今度公衆通話料で、非常に新しい機械を使って全国的に合理化するというこの方針は、非常にありがたいことだと思うのでございますが、新しい機械を使って便利になるということは、一つのわれわれの願いですけれども、それによって料金が上がるということは困ったことだと思うんです。で、まあ当局では上がらない、下がらないけれども上がらないつもりで算定したということをおっしゃっていましたけれども、これはやってみなければわからない。で、私、たとえば私どもの経験で、電力会社がアンペア制という新しい機械を採用した。上がらないという。これで非常に便利になる。ところが、基本料金の立て方が非常に高くなっておりまして……
○奥むめお君 私、参議院同志会を代表いたしまして、今日結論をつけようとしておりますこの法案に賛成をいたします。しかしながら条件がございます。これは、この法案がかかりましてから、いろいろな立場から皆さんが発言なさいました記録を通して見て下さいましても、非常に問題の多いことが、将来にかけての不安を残しておると思うのでございます。電話事業は、すでに生活の必需品と申すべく非常に普及発達しております。これはもちろん、経営者の立場にある方、従業員の方、それから加入者の人々が、三者一体となってこの発展を持ち来たしたものだと思うのでございます。この際に機械化をして、合理化をして、全国的に即時通話ができるように……
○奥むめお君 公務員が不当なる経理で国損を与えたという場合のあとの処置については、どういう御感想でいらっしゃいますか。
【次の発言】 各省に分かれまして、そこまでいかない問題がたくさんございますね。そういうことについて、どういうふうにお感じになりますか。いろいろ問題になって、あとの事後処理というようなことについて報告がたくさん出ておりますね。あれは各省みな同じレベルでやっているんですか、その注意とか、戒告とか何とかいうのは。
【次の発言】 それにつきまして、院長の御感想はどうですか。全然権限外でおありになるようですから、それについての御成心相心。
○奥むめお君 予備費の件につきましては、今まで皆さんで審議いたしましたとおり、若干の問題の点もありますけれども、今後のことをきびしく注意していただくことにして、私は承認したいと思います。
○奥むめお君 私は参議院同志会を代表しまして、この三十四年度の決算に承認を与えることを承諾いたします。 先ほど当決算委員会として数々の問題を掲げて警告を発しております。これを政府におかれては十分にこの警告の趣旨を読み取っていただいて、今後のあり方に反省をいたしていただかなければならないと思うのでございます。ことに綱紀の粛正につきましては、政府が綱紀粛正という大柿を掲げて叱咤激励して間違いがなからしめるように、国民の税金が不正に使われることがないように、特に注意をしていただきたいということが私どもの念願でございます。そのことを強く要望いたしまして、今日の承認への結論といたします。
○奥むめお君 ちょっと関連。ようございますか。
協議してやりたいとおっしゃっていますが、繊維製品品質表示法では純綿というのは九〇%と出ておりますね。公取はそれをまだきめていないのですね。そうすると、大体九〇%とするつもりですか。それとも八五%とか八八%とかいうことになると考えられますか。
【次の発言】 ちょっとお伺いしますが、公取は一〇〇%と言うべきじゃないですか。そうではないのですか。どうしてそういう抽象的な、あいまいな答弁をなさいますか。
【次の発言】 そうじゃない。純綿と書いてあるとしますね、純綿というラベルがついている。そしたら繊維製品品質表示法では純綿は九〇%といっておりますね。公……
○奥むめお君 そういう資料をほかのかたにも……。参考に私もほしいと思うけれども……。
○奥むめお君 まあ私は、今まで質問が出ましたのと、まるで違った角度から心配しているんです。それは官業というものが、いかに能率の上がらないもので、そして心の伴わないものかということも、いろいろ見てきているものですから、ことにこの仕事は弱者を相手ですから、病人なり年寄りの。あるいは診療所なんか健康な人も来るでしょうけれども、こういう点で、まあ現にいろんな仕事が行なわれておりまして、いろいろ不平も聞くんです。上位にいる人ほど官僚的で、下またこれにならうというふうな例が非常に多いわけですね。だからそういうことがぜひないようにしてもらいたい。こういう点ではっきり当局の御決意を聞いておきたいと思います。
○奥むめお君 私はこの法案がずいぶん長く今国会でも審議されていますのを聞いていまして、また、そとで第三者の公平なる意見を相当聞いたと思います。何とか自分で意見を、筋を通したいと思いまして聞いてきたと思いますが、国会の委員会の審議は、された割合に、時間はかけましたけれども、乏しかったと思う。それは、やはり与野党の対立した問題として取り扱っているという感じを非常に強く持ちました。こういう重大な問題は、もっと審議をして郵政当局の答弁も、私から言えば非常に不満でございましたが、もっと私どもを納得させる資料をそろえて、そしてだいじょうぶ、こういうふうになるからだいじょうぶだ、あるいはこういう問題はこうい……
○奥むめお君 私、池田総理にお伺いしたいと思います。総理は、好んで政治の姿勢を正すと言われますが、政治の姿勢を正すとは、国民大衆を基盤として、大衆の願う政治を行なうことではないでしょうか。総理となってから初めて打ち出されたキャッチ・フレーズ「所得倍増」は大当たりしました。しかるに、一年を出ずして所得倍増から物価倍増になりました。小数大企業家の幾百倍、幾千倍になったものもありましょうが、大衆の得たものは物価倍増で、所得のふえた者も、ふえた以上の諸物価値上がりで、暮しはつらくなったんです。総理は、これは高度成長のひずみだと言われます。ひずみであっても何でも、物価倍増のつらさをじかにかぶって苦しんで……
○奥むめお君 まず、農林大臣にお伺いしたいと思います。
この間関西の市場を視察なさいました。東京の市場も御視察になりました。時局柄生鮮食料品などいろいろ高くて困っていることが問題になっております際に、大臣はどういうふうにごらんになっていらして、どういう対策をお考えになったか聞かして下さい。
【次の発言】 役所仕事というものは一体に非常に時間がかかるのでございますけれども、来年になればどんな風が吹くかわからないとわれわれはそう考える。だから、まずさしあたり年内の方向を見せてほしい、こう考えるのでございますが、業者筋では大臣は国営にして支配権を一本にまとめるのだ、けしからぬと言っている声も聞こえ……
○奥むめお君 私も今委員長がおっしゃいましたごとく、全面的に非常に熱意を持って賛成しておりますわけでございます。国のお金、公の金というものが、非常に軽んじられているということは、国民が一番慨嘆していることで、これをやはり立て直すのは、決算委員の非常に重要な職責だと思います。で、国の予算、各省の経理のあり方というようなものも、非常に軽く、予算の面だけで推進されていますけれども、振り返って、使い方というようなものは、もっと吟味すれば、やはり積極的にどうあるべきかということまで、われわれが解明していかねばいかぬと思うのです。決算委員というものは、それだけの責任と職責を持ちたい。 で、そういう意味で……
○奥むめお君 私よくわからないけれども、やっぱり大蔵省に、最後、大蔵省の交渉になっておるようですから、 もう少し詳しく聞きたいと思いますけれども、いかがでございましょう。現状なんかをね、あの当時とはだいぶ時 期がたってますね。いかがですか。
○奥むめお君 大蔵省の方に伺いますが、第二回の参議院の選挙のあとだったと思いますが、大蔵省が何か急に態度を変えたことがありますね。普通の国有財産として大蔵省に納めてしまえと言うといて、今度はまた現金に戻せというようなことで、あのときに委員会で大へんみんなが不審に思ったことがあります。私もはっきりした記憶はないんだけれども、何か大蔵省の態度が途中で変更したことがあったじゃありませんか。なぜ変わったのでしたかしら。
【次の発言】 今相澤委員がおっしゃいました、あれから普通財産に一応入れまして、それからそう長い時間でなしに、間もなくまた原形に戻せという何か要求をなすったと私の頭にあるのです。そこに大……
○奥むめお君 その前にちょっと……。
あの建物が、一番初め幾坪のものができて、あれからいつ建て増して、地下設備はいつしたかということを、ちょっとはっきり年月で出して下さい。このごろは非常に広くなっていらっしゃいますね。
【次の発言】 会計検査院から指摘されて、議員が視察に行きましたときに、一貫サービスができるようにしたいというお話がございましたね。ですから、もう指摘されて問題になっておるときには、私はあれほどきちんとしたものではなかった、あなた方が、その後一貫サービスできるようになすったものと見ておるのです。だから、その年月が知りたいのです。
○委員以外の議員(奥むめお君) ちょっと伺いますが、いろいろ参考になることも伺いましたし、また皆さんの御意見を伺いましたけれども、これは、だいぶ審査の方針が変わってくるのを予想いたしますと、会計検査院の報告も変わってこなければならない。そうすると、それに対する準備も時間がかかるし、こちらで扱う項目も、今までのように検査院から出され、項目別にただ追っていくだけでなくなると、こちらも準備がたいへんで、そうすると参考資料もそろえなければならない。今伺うと、衆議院では三十三年度の決算からやっておるということでございますけれども、資料をそろえる時間の問題と、それから審査をする――ここで審議をする時間の問……
○奥むめお君 今度の厚生省の予算を、数字的に御質問申し上げるというよりも、大局的に伺いたいと思うのですけれども、この冬たいへんかぜがはやりましたが、インフルエンザの予防対策は用意なさいませんですが、いかがでございましょう。そういう問題を伺います。
【次の発言】 政務次官に伺いますが、小児麻痺でもずいぶん非常に手おくれにして、国民のほうから大騒ぎをして、やっと、注射ができるようになりましたですね。で、手おくれにしないで、インフルエンザでも早く手を打たれることが国民の不安を非常に軽くすると思いますが、もっとそういう点で予算措置、そのほかでお考えがあってよかったのじゃないですか、いかがでございますか……
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