このページでは内村清次参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。
○内村清次君 その日程は、委員にも謄写版刷りでもいいですから、配って下さい。
○内村清次君 何ページですか、総括関係ですか。
○内村清次君 今の災害関係の三千四百戸、これはどこの所管ですか、これは建設省で災害関係を見込んで作るのですか。
【次の発言】 所管です。
【次の発言】 ちょっとそれに関してですけれども、各省別のいろいろな戸数が上っておりましたけれども、この予算は全部あれですか、各省で単独で全部きめてしまわれるのですか。例を申し上げますと、例の国家公務員宿舎ですね、これは必要な戸数についての決定は全部大蔵省でやっておられるわけですか。
【次の発言】 今の大蔵省でやっているというのは、大蔵省が予算の査定その他はやっているが、既定予算は各省で持った予算の中からそういう数字を出しておりませんか。
○内村清次君 河川局長に一つお伺いいたします。七・二六の水害の問題ですが、熊本県におきます水害の非常に大きな原因の一つには、井芹川の問題、坪井川のはんらん、この二つがあげられておりますが、この坪井川と井芹川の緊急災害復旧対策ですね、それからまた永久的な復興対策というようなものは、河川局長はどういうふうに考えておられますか。何か決定されましたなら、その点を一つ御説明願いたい。
【次の発言】 その問題は、主として井芹川の問題ですが、坪井川の問題で、まあたとえば石塘堰、何ですか、古町のちょうど入り口に石塘堰というのがありますね、ああいう問題が緊急の問題としてこれは大きな世論になっているのですが、これ……
○内村清次君 議事進行について。ただいま委員長は議題の付議につきまして、昭和三十二年度一般会計予算とさらにまた補正予算もともに議題にかけておられますが、私は、この本委員会におきまして、まず、どの予算から議題にかけられるのか、実は承わってみますると、理事会におきましては、衆議院の予算の可決次第、その順序を経て参議院の方ではその議題の先議をするというお話がきまっておると、私は聞いておりますが、ただいまのお話では一括しておられるが、どういう順序でやられるのか、この点をお承りいたしたいと思います。
【次の発言】 これは、予算委員会の審議を円滑にいたしまする上については、やはりすべて委員長の独断でなくし……
○内村清次君 きょうの本会議は、本院といたしましては重要なこれは決議案の上程でございますから、しかもこれには総理も当然出られなくてはならない、外務大臣としても出られなくちゃならない、ぜひ本会議に私たちを出席させてもらいたい、そのためには一時休憩をして出席させてもらいたい、これを要求いたします。(「理事会」「続行続行」「了解」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 ただいま委員長のお約束の通りに、昨日の吉田萬次委員の発言からきまする所管大臣の問題で、一応この問題は済んだようでございますが、ただ私はここで委員長にお願いしたいことがある。それはきのうの吉田萬次君のこの発言をされました内容につきまして、もちろん……
○内村清次君 今朝の新聞によりますると、日ソ漁業交渉が、総理の政治的配慮によって十二万トンの線が出たようで、妥結の方向に進んだと聞いておりまするが、その経過について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 総理は、昨日の自民党大会で、新総裁に公選せられまして、名実ともに、政党の責任政治が二大政党対立のもとに運用せられますることは、同慶に存じます。
総理は、この新総裁就任という新事態の上に立ちまして、衆議院を解散して、信を国民に問う気持はないか、この点承わりたい。
【次の発言】 総理は、複雑な党内事情のために、新総裁としても多忙であると思いますが、内外の情勢から、総理兼外相の兼任を解いて、外務……
○内村清次君 そうしますとすべて白紙に返して、この理事会に一任すると、こういう考え方ですか。これはぜひやはり総括質問が済み、あるいは補正予算の関連の質疑が済み、いよいよ本審議に入りましたそういう段階には、おそらくこれは理事会が開かれておると思うのです。これはそういう理事会の交渉があって、その中でこういう重要な問題は早く決定なさって、そうしてその移りかわりの当初に、委員長は、必ず出席を求めて、希望に沿いますというのが最初のお約束でございましたからして、これはやっぱり実行なされていかなくちゃならぬと私は思うのですが、かりに、委員長のただいまのお言葉では、理事会に一任だということで、呼ぶか呼ばないか……
○内村清次君 関連。ただいま千田君の質問に対しまして、農林大臣は、国土総合開発の見地から農地の転用その他においてあまり支障ないと、はっきり断言されたようなお言葉がありました。先般私が総括質問の際に総合開発の問題について、あるいは趣旨として、電源開発を主体としてその他農地あるいはまた宅地、それから道路、こういうような総合的な開発の点が等閑視されてはおらないか、同時にもちろん機構としても一元化しておらない、各省が予算措置についてもばらばらに要求しておるというふうなことで、総合開発が総合開発になっておらぬじゃないかという点を指摘したわけです。その際に農林大臣は、出席要求をしておりましたけれどもおいで……
○内村清次君 関連。この五カ年計画の第一年度においては、やはり資金関係は九百億ばかり、第二年度において一千百億というような、こういう膨大な資金計画をなされておるのですが、現在、工事費といたしましては三百億ないし三百五十億です。そうしてこれで鉄道の工事が施行されておる。それが、それの倍以上の資金計画でやられまするが、その人員の構成におきましても、一体これをどう消化されて行くかという点が第一点、それから第二の点は、この路線計画に対しましてもやはり工事監督というものがある、その監督面を非常に縮小されておるのですね。ほとんどあとは請負というようなことでやっておられるが、あの国鉄の輸送の安全と、それから……
○内村清次君 建設大臣にまずお尋ねいたしますことは、先日本委員会におきまして、私が質問いたしました国土開発縦貫自動車道建設法案の修正の一件、及び高速度自動車国道法案附則第八項撤回の件、この二点に対しまして大臣は善処するとおっしゃった。この一点に対しましては、その後どう処理されておるか、これをお伺いいたします。
【次の発言】 私はここで指摘いたしましたことがそのまま実行されたということになれば、私といたしましても満足するところですけれども、これは大臣も知っておるように、この法案の施行面に当りましては、画期的な施行がなされるし、しかもまたそれには六千億近くの費用がこれにはついておるという問題もあり……
○内村清次君 第三分科会における審査の経過を御報告申し上げます。 第三公科会に付託されました案件は、昭和三十二年度予算三案のうち農林省、運輸省及び建設省所管に関するものでございます。分科会におきましては、二十九、三十の両日並びに本日の午前にわたりまして、順次所管予算につきまして、政府当局から説明を聴取し、質疑を行い、慎重に審査を行いました。その詳細につきましては会議録によって御承知を願うことといたしまして、ここでは質疑応答のうちおもなるもの若干を御報告申し上げるにとどめたいと存じます。 まず農林省所管におきましては、河野農政は流通過程の合理化、適地、適作というように経済的色彩の強いものであ……
○内村清次君 関連。岸総理はかって三月の十六日に、この国鉄といわゆる当局との間におきましての、労組との間の紛争に対して、鈴木社会党委員長と会談をされておる、その際に総理は今回の争議に対しては裁定の完全実施をすることを約束し、さらにまた処分者については、これは行わないということを約束されておる。で、私はただいまの総理のお話を聞いてみますると、これはもちろん慎重な態度で進んでおられることはよくわかります。がしかしながら、その言葉の中にはやはり処分者もあえてせなくてはいけないような言葉も出しておる、この点は私は大きな公約違反であると考えます。この点に対しまして政府はどうお考えになるか、いま一つ、御答……
○内村清次君 関連。ただいまの総理の発言は、これは昨日私の質問に対しまする御答弁と一貫いたしまして、名目は総裁の自主性によってその処分権限を与えておる、こういうような点を言っておられるようであります。しかしながら、私はとにかく疑義があるのは、今、中村君の質問と同じように、労働大臣あるいは運輸大臣、あるいはまたは岸総理の根底は、やはり政府が公社に命じてそして処分をするという根底があると私たちは考えておるのです。というのは、きょうの三時のニュースを聞きましても、二時半に臨時閣議を開いております。またあるいは労働懇談会か何か知りませんが、とにかく処分の発表をきょうやろうというような政府の方針を決定し……
○内村清次君 関連して……。先ほど岡田君が最後に言いました、そればかりではないのです。あの二十三日の事件に対しましては、政府にこれは十分なる責任があると同時に、国鉄総裁はそれを認めておる。政府の責任を認めて、そして団交の際に、今回の、抜き打ちストといわれておりますが、こういうような事態は、これは絶対処分者を出さないということを労組との間にちゃんと協定をしておるんじゃないですか。これは当局の非も認め、政府のすなわち干渉に対しましても認めて、政府に責任ありと考え、当局も責任ありと考えて処分者を出さないということを総裁自体が認めておる。総裁、そうでしょう。その点をはっきりして下さい。あなたの答弁の中……
○内村清次君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま本委員会に提出されております仲裁裁定に関する昭和三十二年度特別会計予算補正(特第2号)及び昭和三十二年度政府関係機関予算補正(機第1号)に対しまして反対の意を表明せんとするものであります。(拍手) すでに本委員会において同僚議員の質問によりまして明らかにされております通り、一言にして申しますれば、本補正予算は、先に仲裁委員会によって行われた裁定の趣旨に反するのはもちろん、全く一方的独断的な措置であり、不完全な実施であり、また公労法の精神をじゅうりんし、三公社五現業に働らく労働者の権利を不当に抑圧し、生活権を脅かすものであると申さなければ……
○内村清次君 建設大臣と大蔵省関係にお尋ねいたします。二点ありますが、最近私は予算委員といたしまして地方に出張したわけですが、調査視察の項目の中に、道路整備の問題も含めて、栃木県、それから茨城、群馬、この三県におきまして知事の意見を聞いたわけです。今回政府の方で、特にまた建設大臣が考えておりますこの道路整備の問題、この計画に対しまして、一級国道やあるいはまた二級国道、これを整備するために軽油引取税の譲与税、それを国家移管にするということは、地方ではどうも強い反対が述べられておるのが一点、税の面ではその点です。 それから第二点では、現に県の方で、国道の舗装、一級道の舗装、その他二級道、県道とい……
○内村清次君 建設大臣に。この緊急五カ年計画ですね、これの予算総額が示されておりますが、これは国土総合開発の一環として予算の中に含まっておるのでしょうか。あるいは、たとえばこの中に災害復旧費というものは、これは一つそれから除外して、あとの河川改修費だとかいろいろなものは総合開発費の総計の中に形成づけられておるものかどうか、その点はどうですか。
【次の発言】 そうすると、たとえば国土総合開発の公共事業費の中にこの河川改修の事業費の額というものは入っておるものかどうか、これはまた別個ですか、その点は。
【次の発言】 それからこれは大臣にちょっとお尋ねしたいのですが、熊本県の白川改修の問題ですけれど……
○内村清次君 関連。あなたの方では前年度からでしたか、五カ年計画なる計画を立てて、そうして下水道予算を充当していく、ところが今回の下水道の予算は約一千百万円ですかを見ただけで、それで年度計画に支障ないかどうか、これが一点ですよ。
それから河川の災害にどうしても下水道が関連してくるけれども、この関連した下水道の予算としましては、ほとんどごくわずかしか計上してないわけですが、総体的にあなたの方の見込みとして、これで満足か、不満足かという問題が聞きたいわけですけれども、これはどうですか。
【次の発言】 先ほど村上委員から御質問がありましたが、都市災害復旧事業費の中に二十六年災以降と申しますか、それ……
○内村清次君 道路局長にお尋ねしますが、従来、道路の整備の補助費、これが府県に対しまして、たとえば一級、二級国道と県道、こういった整備のための補助費の割当が、総額上において非常に差異があるのですね。もちろんあるいは道路の延長面積、キロ数と、それから交通量の多寡、あるいはまた、災害の状況によっては、これはその特殊的な事情に正比例していくというような形は、これは当然あるだろうと思うのです。県の面積とかその他ありましようし、あるいはまた、県の予算関係も、それには関係してきましょうが、そういった需要の関係にもかかわらず、やはり各県において相当な差異があるということを私たちは聞いておるわけです。こういう……
○内村清次君 この問題は、昨年は公団住宅の家賃不払いの大きな問題として取り上げられており、当時、大臣も今のような御答弁ではなかったのですね。最初は一つ自治庁の方とも積極的に交渉して、固定資産税の問題も、これはなんとか考えようというような発言が新聞にも載った。私たちも重要視したよりどころは、やはり大臣の政治的な、何と申しますか、交渉によって解決するものだと期待していたのです。しかし善明が少し変っておりますようですから、とれと関連はいたしますけれども、確かに建設大臣は、昨年この問題解決に当って、来年度は金利コストを一つ引き下げて、そうして家賃の安い方向に必ずし向けていこうというような発言のあったこ……
○内村清次君 河川局長に治山治水の予算関係についてちょっとお尋ねしますが、これは前委員会で私も建設省の重点政策で大臣に質問した際に、治山治水の予算というものは本委員会も相当後援したが、十分取られておらないような形が出てきているが、これは私たちとしても決して満足すべき問題ではない。そこで、日本の地形からして河川が相当多い、その河川に対して今河川局の方の計画としてもちろん直轄河川、あるいは中小河川を通じて災害関係に対するところの予算の計画――復旧の予算の計画、これもまた全体的に計画の何%というような計画もあると思いますが、直接総体的に河川に対する治山治水上のいわゆる何というか、平素におけるところの……
○内村清次君 この水害予防組合の法律の中にも経費の問題外ですね、これは国家予算として一般会計から幾らと、地方公共団体から幾らと、そうして組合自体はどういう経費を出しておるか、この関連性を一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、組合自体の自主性によって経費の大半は償っていく、しかし、そうやった施設物の費用については、国がその一部負担をして、公共団体を通じてこれは配付しますか。
もう一つは、この寄付というようなことはどうでございますか。
【次の発言】 寄付の問題……。
【次の発言】 わかりました。
○内村清次君 まず、この法案につきまして、山くずれを本法案に適用しなかった理由について質問したいと思いますが、この大多数の地すべりが、かつて生じました山くずれの崩土の滑動するものであることは言うまでもありませんけれども、この地すべりは山くずれの後身であると言われておる、従って地すべりと山くずれとは親子関係の間柄にあるにかかわらず、反復的に襲つてくるところの山くずれに対しまして、今回の法案に対してはその規定が明確でないわけですが、山くずれの数町歩に及ぶ大規模なものについて規定するところの必要があると考えますが、これに対しましてはどういう政府の方では考えがされておるか。
○内村清次君 今、田中委員から実例をあげられましたが、私も一つ実例をあげますと、一つは道路の問題、一つは下水の問題です。道路の問題で、たとえば地主があって地主がその宅地を生かすために、私有地の道路を提供しておる。しかし、これは二間道、あるいは一間半道というような相当広い道路ですから、永久性のある道路ですね、この道路が雨のときや、あるいはまた雪どけのときにはじゃぶじゃぶする。非常に道路が泥濘になって通行人に非常に迷惑ですけれども、それが砂利を入れない。たまたま区役所の方に申告していけば、これは区役所の道ではありません、ごう言って、年に一回か三年に一回ぐらいは砂利を入れるが、それは地主の半分持ち、……
○内村清次君 十一号の台風は、これは近来私たちが覚えておりまするケースからしますと、静岡、神奈川県、東京は別として山陰地方に対して、また裏日本地方に対しては、まれな台風ではなかったかとこう思うわけです。まあいわば毎年九州地方は常襲地帯としてやられておったわけですから、こういう点で何か建設省といたしましてはたまに来る台風被害に対して、これが参考になるような事態があったのではないかと思いますが、あるいはまた、これは率直に言って川床が非常に上っておる、あるいは地すべり個所の選定に遺漏があったりというふうな点も見受けられるようなことがありはしなかったか、こういう点につきましてはどうでございますか。
○内村清次君 それでは第三班の御報告を申し上げます。 私は西田委員及び森田委員とともに、東北地方、主として秋田、青森、岩手各県下の建設事業について、去る八月二十日から八月二十五日までの六日間の日程で調査して参りました。 まず行程の概略を申し上げますと、八月二十日に上野駅を立ちまして、翌二十一日秋田県の湯沢に下車、皆瀬ダムを見て引き返し、一級国道十三号線を北上して、横手、大曲を経て秋田に至り、翌二十二日は土崎地区の道路を視察、一級国道七号線飯島―追分間の工事現場を見、能代において米代川改修工事の説明を聴取し、米代川を見ながら鷹巣、大館を経由して青森県に入り、二十三日は弘前の災害地を見て二十四……
○内村清次君 遠藤大臣にちょっと御質問いたします。きょうは道路審議会が開催される、これに臨まれるところの大臣としては、おそらくまあ就任されてあるいは初めてではないかと思うのですね、この審議会の機構が、これはあなたの諮問機関ということになっておる。しかもこの審議会の中には、まあたとえば鉄道審議会のように政党の委員というものはおらない。まあ純然たるそういった学識経験者や、あるいはまた、それに関係したところの道路と密接な関係の委員の方々が審議されておるだろうと思うのです。比較的、これは従来まあ政党の弊害というか、党利的な問題は超越しておると私は考えるのです。そこで、第二次岸内閣も、建設省関係の所管に……
○内村清次君 まあそういう点もあったな。やはり人を見て質問せいという話だからな。
○内村清次君 バスの事故ですね。これはこの統計にも表われておりまするように、特殊自動車としては五百五十三件ですか、それから自動車関係一般が九百四十七件、トラック事故にしましても、自動車関係の事故は非常に多いようですが、問題はこの件数の多いのに比べて――もちろんこれは乗客の死傷という問題がついて参りますし、非常に世間に対しましてもこれは惨たんたる状態を呈するわけですが、その個所ですね、事故を発生するところの個所、この個所が踏切の方が多いのか、あるいはまたは山間の道路の場合の方が多いのか、この個所の点がどうなっておりますかが一つ。 それからその事故の原因といたしまして、運転手の過失によるもの、あ……
○内村清次君 今、国鉄側からの発言を聞いておりますと、どうも非常に重大性が、当委員会としてもこれは慎重な考えをせなくちゃならぬ問題が出ておると思います。で、私たち国民の代表として、そうして委員会に所属をして、しかも当志免問題につきましては、終始この問題の重要なことを議題として取り扱っておる。しかも委員会としてはもちろん青山委員長、委員会の報告も一応あっただろう。あるいはまた委員長も出席してもらって衆議院の方においてもその聴取はした。が、しかし、先ほど柴谷委員からも言われますように、青山委員会の委員の人たちは現地の調査も十分しておらない、そうして埋蔵量というものが八百万トンだという数字を出してお……
○内村清次君 政務次官とあるいは官房長に一つお尋ねをいたします。 問題は、きょうは予算の内示に対するあなた方の復活要求の忙しい時期と思いますからして、私も重点的に簡単に指摘して質問したいと思いますが、そこでこの内示に対しまして建設省関係といたしましては、一体どの点を総括して復活要求に努力されておるか、その点がわかっておりますならば指摘していただきたいことが一点です。 それから第二はこの治山治水関係の項目で、聞きますると三十四年度からは新五カ年計画をまた新たに一つ立て直して、治山治水の予算を計画的に計上するというようなうわさがありますが、それはそういうような方針であるかどうか。それからさらに……
○内村清次君 人員の問題、いわゆる職員の問題をちょっと説明して下さい。
【次の発言】 それから行政機関職員定員法による定員と予算定員との差があるでしよう、この点一つ説明していただきたい。
【次の発言】 この行政機関の定員法の建設省全体の定員としては、現在が一万六千四百二十八名、それを三十四年度今回に改正しようとするのが一万六千七百二十二名、そうすると私が先ほど質問したのは、予算定員が一般会計それからダム特別会計、道路整備特別会計を含めまして一万六千七百二十五名ということが、これは予算書の中に書いてあるのですね。その差がちょっとあるようですね。この改正の差は三名ですから、これは特別職三名だろうと……
○内村清次君 今回新規に小規模河川が五十河川入っておりますね、これの選定方法ですがね、これは中小河川の方から選定していく、その中から選定していくか。それから補助率が今回は百分の四十になっておりますね、これはどうやった関係で百分の四十になったのか、その点まず……。
【次の発言】 そうすると工事内容ですね、それはまあ大体中小河川の工事内容とほぼ同様ですか。
【次の発言】 都市計画と並行してやっているところの河川改修ですね、都市計画とこの費用区分というものは、一体どういうふうにみているのですか。
【次の発言】 この方針はまあたとえば二様にやっていく、一つは熊本の白川の改修に伴うところの都市計画、街路……
○内村清次君 この都市計画事業のまあ総括説明からは、予算関係は皆増加しておるようでございますね。特にまた、その街路事業費においては、増加しておるようですが、先般、これはもう、さきの委員会で配られました、昭和三十四年度の建設省関係の総予算額ですか、この中に、財源関係の内訳として、街路関係の区画整理事業、これが二億六千八百万円、三十三年度は五億七千百万円、こういうふうに減っておるのですね。
これは、どういう内容ですか、この内容、事業内容ですね。
【次の発言】 戦災復興の問題は、先ほど田中君から、いろいろ質問がされましたけれども、まあ私も、その点には事例を一つ持っておりますが、これは別の問題ですか……
○内村清次君 建設大臣にお尋ねいたしますが、三十四年度の予算計画の一般予算の中におきましては、政府の重点政策として道路整備というものが、産業基盤の強化という意味でなされて、先般のこの委員会でも大臣の説明があっておりますが、その道路整備の予算増加に対しましては、「三十三年度以降五箇年間に総投資額一兆円を規模とする新しい道路整備五箇年計画を樹立し」と、こういう説明がなされておるんですが、先般の委員会で、これは道路局長にも質問いたしておりますけれども、この根幹となる五カ年計画というものが、まだ樹立されておらないというような説明もあっておりますが、もちろん、これは検討中であると、閣議決定までいっておら……
○内村清次君 ちょっと前の項に帰りますが、こういう場合のときはどうなりますかね。たとえば区画整理の中に入っている人が立体換地としての建物はいやだ、否認するというような場合のときに強制権はありますか。そこに行きなさいという強制権がありますか。
【次の発言】 その点が先ほど田中君が言いました民法上との関係がどうなってくるかという問題ですね。これはやはりそれとの関連によって立法されておるわけですか。
○内村清次君 ちょっと答弁を一緒にやって下さい。赤字の場合には施行者の側で負担する、こういうお話ですが、施行者が赤子を負担して、損害は全部施行者の負担だ、こういうようなことの事例、それでもそれがほんとうに清算を完了したということになるのですか、どうですか。それも一つあわせて答弁していただきたい。
○内村清次君 罰則の規定に、違反建築についての体刑という問題が出ておりますね。六カ月の体刑というようなことが。これは、今日まで、違反建築の実数それからまた、是正の実績だとか、それからそれが国損になった例だとかいう実績は、あなたのほうでは統計をとっておられますか。
【次の発言】 そうすると、体刑という問題は、建築違反というような項目から考えますと、私たちは少し重過ぎはしないかというような感じもするんですが、どうやった場合が体刑になるのですか。
【次の発言】 今回の規定に違反することが明らかな工事中の建築物というものについては、工事の施工停止というのがありますね。だから、この項目で、もちろん私も、……
○内村清次君 まずこの道路整備緊急措置法の一部を改正する法律案につきまして一、二点質疑をいたしますが、これは本委員会におきまして、当初三十四年度の予算計画が提示せられましてから総括質問で私も建設大臣に質問いたしたわけでございますが、その際にこれは当委員会といたしましても、かねて政府の方で策定をしておりました道路整備の五カ年計画ですね、この計画の閣議決定がなされて、そうしてその五カ年計画というものがいよいよ本ぎまりになったという通報は私たちも聞いておりましたけれども、これはもう基本的な政府の政策でもありますから、その五カ年計画というものを一つ本委員会に提出をしていただいて、そうしてその五カ年計画……
○内村清次君 提案者にお伺いしますが、本法案の提出に当りまして、聞くところによりますると、大体の原案は福岡県それから山口県を除いてあった。他の県の後進性を主体として、そうしてそれを産業その他国土の開発を主眼とした法案であったというようなことも聞いております。特にまた九州の全体的な産業開発の、また国土開発の面からいたしまして、九州地区だけの開発というような法案の性格を第二義的に考えて、そうしてこの地区の開発は、かつて法案となっておりました東北の開発と匹敵するような開発の計画がなされておるというようなことも聞いておりました。そこで質問の要旨といたしましては、山口県を特に掲げたという理由はどこにある……
○内村清次君 資料、要求をしておきます。 第一は、第一種の公営住宅入居資格者の数。それから第二種の公営住宅入居資格者の数。第二種にも入居できない低額所得者が何人あるか。それからこの数字が、住宅困窮者総数とどういう比較数になっているかというその比較の割合ですね。次に、公営住宅の建設戸数、譲渡戸数の資料、これは各府県別の、地区別なものを一つ出していただきたい。それから災害関連の公営住宅、その他厚生省の管理する住宅建設戸数。まあこのくらいにしておきましてあとは質問の過程で……。
○内村清次君 本委員会で先般わが党の秋山委員から質問がございましたが、この首都高速道路公団法とこれは関連のあるものでもありますし、しかもまた、1今回の首都高速道路の計画の中にあります、八路線の計画の一部に関しておる問題ですが、東京高速道路株式会社が経営いたしておるところの、現在東京都において高速道路を建設中のものがありますが、この会社の設立計画につきましては、資料をもって委員の方に配付されてありますけれども、この資料を概括的に見ましても、まず、法的根拠というものは一体どういうふうになっておるのか。あるいはまたさらにその経過の点につきまして、建設省としてどういう経過がたどられておるかという御説明……
○内村清次君 参考人に一つお尋ねしますが、それは憲法と本改正案との関係です。これは憲法の二十二条「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。」この問題と、今回改正案の中には住宅明け渡しの強い制限ではないとしても、「明け渡すように努めなければならない。」しかしそうでない場合のときには割増金を徴収する、これは一つの制限事項ですね。そうやって制限事項を設けて、この公営住宅法の第一条の目的、国と地方公共団体とが協力をして生活困窮者、住宅困窮者、そしてまた低所得者層に対しては、国民生活の安定からこの法律を制定したというこの目的に対しましてでも、あるいは憲法の二十二条の条項に……
○内村清次君 この前の委員会のときに大臣に私も質問いたしましたが、これは本首都高速道路公団の設立にあたりまして、基本計画というものがいつごろからどう立てられたものであるか。たまたま昨日私たちもその八路線を見せていただいたわけです。そこでこの前の質問にもありましたように、とにかく古川橋あたり二号路線の関係で見ますと、各住宅には絶対反対のビラが間断なく張ってあるのです。私もびっくりしちゃったのです。それでもちろん私たちもこの陳情請願書というものは内容的には見ておりました。確かにこれは住民の方々が今度の建設計画に対して相当な被害をこうむった。しかもその被害に対しては何ら補償も考えておらないとか、ある……
○主査(内村清次君) ただいま御推薦により、私が主査として本分科会の運営を行うこととなりました。何とぞ御協力のほどをお願いいたします。
第三分科会は昭和三十二年度総予算中、農林省、運輸省及び建設省関係予算について審査をいたすわけでございます。本分科会の審査日程につきましては、佐藤副主査と協議いたしまして、本日は午前中農林省関係予算について審査を行い、残余は明日行う、本日午後は運輸省関係予算について審査を行い、明日は建設省関係予算について審査を行う、以上のように協議いたしましたが、右のように運営することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
ちょっと……
○主査(内村清次君) それでは、ただいまから第三分科会を開きます。
本日は建設省所管について審査を行います。
まず建設省関係予算についてその概要御説明を願います。
【次の発言】 ただいまの建設省関係予算につきまして、御質疑のある方は順次御質疑をお願いしたいと存じます。
【次の発言】 それではちょっとお諮りいたしますが、建設省関係予算審査のために、日本道路公団副総裁井尻君を参考人として、その説明を聽取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――別に御発言もなければ、建設省関係予算の質疑はこれにて終了す……
○主査(内村清次君) それではただいまから第三分科会を開きます。
昨日に引き続き、日本国有鉄道関係の質疑を行います。本日は午前中に主査の報告を終ることになっておりますから、それをお含みの上御質疑を願います。御質疑のおありの方は御発言を願います。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――別に御質疑もなければ、運輸省関係の予算の質疑はこれにて終了することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってさように決定いたしました。
以上をもちまして昭和三十二年度総予算のうち農林省、運輸省及び建設省所管の質疑は終りました。
これにて本分科会における審査を終了することに御異……
○内村清次君 その際に、関連しますが、先ほど、またあなたの御意見、御公述のまとまり方ですね、いわゆる私学の全体の連盟なら連盟としてのまとまり方の要望書あたりを至急出していただきたいと思います。
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