一松定吉 参議院議員
4期国会発言一覧

一松定吉[参]在籍期 : 2期- 3期-| 4期|- 5期
一松定吉[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは一松定吉参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

一松定吉[参]本会議発言(全期間)
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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 参議院本会議 第25号(1958/04/22、4期、自由民主党)

○一松定吉君 ただいま議題となりました裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案並びに検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案について、法務委員会における審議の経過並びに結果について、一括して御報告を申し上げます。従来、最高裁判所長官、最高裁判所判事及び高等裁判所長官並びに検事総長、次長検事及び検事長の報酬または俸給は、内閣総理大臣等の特別職の職員の俸給に準じて定められていることは、皆様御承知の通りでございますが、昭和二十三年六月以降、その増額は見送られたまま現在に至っているのであります。その結果、一般の裁判官、検察官並びに一般の政府職員の報酬または俸給に比較いたしまして、著しく……

一松定吉[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

一松定吉[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 法務委員会 第2号(1956/11/29、4期、自由民主党)

○一松定吉君 売春の問題は、御承知の通りに前国会でその法案が通過いたしまして、二年間の猶予中に、彼らはその業務をやめて転業するというようなことになっておったのでありまするが、ぼちぼち転業しつつあるものもたくさんあるようでありまするが、またかえって地下にもぐっていろんな脱法行為をやっているものもあるというようなことも聞いております。転業しようとするものが、転業するについて必要な金を何とか国庫が一つやってくれないかというような意見もあるようでございますが、そういうような点について、法務委員会としてはその後の経過がどうなっておるかということを、一応実情を調査して、そうして善処するという必要があろうと……

第25回国会 法務委員会 第3号(1956/12/04、4期、自由民主党)

○一松定吉君 ちょっと伺いますが、この現在の場所は市の中心地になって商店街があって非常に雑踏しておる。ゆえに移転する必要があるし、特に荒廃に傾いておるからということはごもっともでありますが、私が伺いたいのは、その今度の候補地の土地の必要なる範囲内における価格と、現在の刑務所と移転することによって、その現在の場所の価格、刑務所を移転してさら地にすることによって、価格は市街地であれば相当出ましょうから、それとの関連の比較で、あまり国庫の負担がたくさんなくてもいいような形勢ではないのですか。そのへんをちょっと詳細に説明してもらいたい。
【次の発言】 今度移転する土地と、建物を建てた費用とで、現在の土……

第25回国会 法務委員会 第5号(1956/12/10、4期、自由民主党)

○一松定吉君 法務大臣に少しく伺ってみたいと思います。  御承知の大阪の拘置所を都島の延原の工場跡に移転するということに関しましては、都島区民九万人のほとんど全部がこれに反対をしておりまして、衆議院並びに参議院の法務委員会に請願をしておる。しかしてこの両法務委員会において調査の結果、都島区民の請願は理由ありということで請願を採択して、これに参衆両院の議長が意見書を付して、かくのごとく民衆は反対しておるのであるから、当局としてはなるたけ民衆の意思を尊重して、適当な処置をとることが必要であるという意見書をつけて内閣に送付したということを承知しております。しかるにその後、この延原の土地に移転すべくい……

第25回国会 法務委員会 第6号(1956/12/12、4期、自由民主党)

○一松定吉君 私が前回この問題に関しまして、参、衆両院法務委員会において採択したその採択を、法務省当局が無視してこういうようなことをやっている。その理由いかん。  その次には、こういうような強硬に法務省の考えを実行しようと思うならば、少くとも土地の、都島の住民の了解のいくような措置を講じた上でやらなければならぬじゃないか。それもやっていない。大阪の弁護士会が満場一致で法務省の案に賛成したということを言われているが、大阪の弁護士会の会員の総数はほとんど七百人に近い、六百九十何名、しかるにこの問題が論議されたときに集まった弁護士の頭数は七十数人にすぎなかった。約十分の一なんです。そういう会合の人の……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 法務委員会 第2号(1957/02/07、4期、自由民主党)

○一松定吉君 それでは過般私どもは大阪、和歌山、愛知の一府二県を視察いたしたのでありますが、今、委員長からお話のありました売春防止法の運用に関する問題と監獄及び少年院の改善等に関する問題、日ソ復交に伴う破壊的団体の取締りに関する問題、これだけの問題につきまして調査をいたしたのでございますが、ちょうど派遣委員の井上知治君が出張の前々口から御病気にかかりまして出張ができない。そこで赤松常子君と私と二人が行くことになったのであります。ところが私はどういうものか存じませんが、大阪府の調査はお前はできないということで、大阪府の調査を除かれておったのであります。そうすると、調査の主要部分は大阪にあるのです……

第26回国会 法務委員会 第4号(1957/02/19、4期、自由民主党)

○一松定吉君 ただいま宮城委員から少年犯罪に対する取扱い等について、非常に微に入り細にわたり、しかも同情ある御質問があったのでありますが、要するに犯罪少年に対する待遇だとか教育だとかいうようなことが、現行制度で不完全であるのだから、それを完全にして、これらのものの教化、改善の資に供するようにしなければならぬということが要点であったようであるが、私は一つきょうは最高裁判所の裁判官の待遇問題について、少し聞いてみたいのであります。これはわれわれ国民の行いということが、年々歳々改善されて、りっぱな国民の素質を備えるようになるについては、いわゆる教育ということが最も必要であると同時に、反社会性の行動を……

第26回国会 法務委員会 第5号(1957/02/28、4期、自由民主党)

○一松定吉君 私は、主として最高裁の方面についての質問を実はいたしたかったのですが、法務大臣が三時から御用がおありになるということですから、法務大臣に関係する限りにおいて法務大臣の御意見を承わりたい。  今法務委員会にいわゆる法曹一元化、裁判所の機構改革というような問題が提案され、もしくはされんとしておるということでありますが、この法曹一元化に関します法務大臣の御意見を一つ承わって、われわれをしてなるほど提案の理由は相当だなということを、法務委員の頭に一つ認識を深めるように御説明を願いたい。非常にこれは広範にわたりまするから、御用意がもしできておらなかったら、概略のことでよろしいから、一つ御説……

第26回国会 法務委員会 第8号(1957/03/14、4期、自由民主党)

○一松定吉君 幸いに、最高裁判所の事務総長の五鬼上君がいらっしゃいますから、裁判所法等の一部を改正する法律案についての所見を伺ってみたいのであります。  最高裁判所は、識見の高い、法律の素養のある十五人の裁判官をもって構成されることになっておる、その通りであります。ところが最高裁判所に、識見の高い、法律の素養のある十五人の人を得るということが、なかなかむずかしいように私は思うのです。裁判所の方から出る裁判官とかいうような方は、裁判所の長官だとか、部長だとかいうような方面からとることによって、相当人材はあるようでありますが、この十五人の裁判官は、今までの慣例から見ますと、判事から五名、学識経験者……

第26回国会 法務委員会 第12号(1957/04/02、4期、自由民主党)

○一松定吉君 政府の方面から滞納処分と強制執行等との手続の調整に関する法律案を御提出になりましたことは、私は最も時宜に適したる法案だと、かように考えております。実は、この問題につきましては、滞納処分と強制執行との競合等につきまして、ずいぶんいろいろな問題があり、関係者がそれぞれ利害関係を異にいたしまするために、不合理な点がたくさんありまして、在野法曹等でも常にこれを問題にして頭を痛める種になっておったのでありますが、法務省の方で意をここに用いられて、この法案を御提出になったことは、その当を得たるものと確信をいたします。  ただ、ここに問題となる点は、本法において自動車の執行についての規定が不問……

第26回国会 法務委員会 第13号(1957/04/04、4期、自由民主党)

○一松定吉君 鈴木参考人に伺いますが、あなたの御意見は、要するに、自動車を普通の動産と同じように、除外例を設けないことにして、普通一般の動産と同じ取扱いにしてくれなければいけない。要点はそういう意味だね。
【次の発言】 私の言うのは、自動車もしくは航空機を除外したという本法は完全ではないのだ。私権を保護するについては不十分である。ゆえにこれを普通の動産に対する差し押え、滞納処分と同じようなふうにやってもらうことが理想であるし、またそうなければならぬのだ、ゆえにそういうことを希望する。ただし、それは国税徴収法や地方税法、最高裁判所の自動車及びこれらのものに対する執行規則等を改正しなければならぬか……

第26回国会 法務委員会 第17号(1957/04/25、4期、自由民主党)

○一松定吉君 本法案に対しましては、すでに慎重審議の上、その争点も、修正しなければならぬ点等もよく理解できたようでございます。私は、この法案は今まで滞納処分の強制執行また差し押えの執行拒否等の手続についていろいろな手違いがあって、思うように調整のできなかったことを、この法案において調整することのできるようになったことは、一歩前進であると非常に喜んでおるのであります。ただ、この法案につきまして、御承知の通りに自動車等の差し押え処分等につきまして、包含されていないことがまだ欠点であると考えますので、この点につきましてもすでに政府当局においても将来そういう点を考慮して、そうして万遺漏なきを期したいと……

第26回国会 法務委員会 第18号(1957/05/07、4期、自由民主党)

○一松定吉君 これはごく小さいことですが、一般職の俸給は一番最下級が一級、一番上級は十五級というんだがね。ところが裁判官や検察官の一番上級は一級、そうしてだんだん下に下って十級、十一級という、あべこべに級の数え方がなっている。これは裁判所や検察庁と一般職の俸給の一級、二級というのを、話し合って、行政官の最下級が一級であって最高級が十五級であるならば、裁判官あるいは検事も、最下級が一級であって最高級が十五級と、こういうふうにした方がいいと思う。一般職と級が逢うので、われわれしろうとが見ると、普通の人間が見るとわからぬ。こういうことは、政府部内ですから、話し合いの上に一つきめなければいかぬです。こ……

第26回国会 法務委員会 第21号(1957/05/14、4期、自由民主党)

○一松定吉君 この軽犯罪法の一条の十二号、三十号だけでは犬の取締りはできないのじゃないですか。なぜかというと軽犯罪法の一条の十二号では「人畜に害を加える性癖のあることの明らかな犬」で、明らかでない犬を解放しておって、これがたまたま人に食いついたという犬の取締りはどうなるか。
【次の発言】 つまりその点について取締りができていないということと、いま一つ、狂犬病予防法の規定を見ると、罰則の規定が二十六条以下に規定してある。そこでこの二十七条の第二号、第三号、第四号で見ると、犬に予防注射を受けさせなかった、あるいは予防注射済票をつけなかった、あるいは犬の隔離について指示に従わなかった、あるいは犬に口……

第26回国会 法務委員会 第22号(1957/05/17、4期、自由民主党)

○一松定吉君 私は、両案とも原案に賛成いたします。同時に、この際、一つ付帯決議をつけたいと存じます。  それはお手元に配ってありまする乙案の方で、本乙案を付帯決議とすることを御了承願いたいと思います。読み上げます。     附帯決議   裁判官に負荷される司法の使命の重要性にかんがみ、政府は、すみやかに次の諸点に留意し、裁判官の待遇を改善是正することに鋭意努力すべきである。  一、法曹一元の理想を推進するため、最高裁判所の裁判官の優遇策を措置し、特に普通恩給年限を国務大臣のそれとの均衡を得るように是正すること。  一、高等裁判所長官、地方並びに家庭各裁判所長その他経験年数等においてこれらの者に……

第26回国会 予算委員会 第1号(1956/12/20、4期、自由民主党)

○一松定吉君 ちょっと私伺いたいのです。この委員派遣につきまして、衆議院のように、地区から出ている人、あるいは参議院の地区から出ている人というのは、これはもうその選挙区の方に出張することはいけないというような今まで慣例があったようですが、全国区から出ている人に向って、たとえばお前は本籍が大分だから大分に行くことはできぬとか、あるいは大阪が本籍だから大阪に行くことはできぬというようなことは、全国区を代表して出ている議員については、それはいかがかと実は思うのです。今までの慣例は、ただし、そういうことになっているということを承知いたしておりますが、その慣例はやはり継続してそのままにする方がいいのか、……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 法務委員会 第閉会後1号(1957/12/02、4期、自由民主党)

○一松定吉君 今の八の法曹一元化の問題、これはここに結論は出ておりますが、御承知の通り、今これが日本で非常に問題になっておって、どうしたらよいかといって議論が行われておるのですが、あなた方が欧米各国を視察された結果から見て、どういうようなふうにしたらよいかというふうな大体の構想がまとまっておるならば、ここで一つ発表してもらいたい。
【次の発言】 あなた方の御調査の途中で、日本の法曹一元化の問題を十分御了知の上で向うに行っていらっしゃる。これはわれわれの考えではどちらの方がいいなんという御自身の感想はあるでしょう、定説というようなことまでいかぬにしても。それはわれわれがやはり将来これを論議するに……

第27回国会 法務委員会 第2号(1957/11/05、4期、自由民主党)

○一松定吉君 今日、私はこの売春汚職問題に関しまして、自分の立場を明らかにすると同時に、捜査の手段、方法並びに読売新聞記者の福田、宇都宮氏に対する新聞記事の記載並びにこれに対する検察庁のとった処置及び裁判所の勾留請求を却下した事情、これに対する世論の状況等について一つお尋ねしてみたいのであります。  まず、私の立場を明らかにいたしますが、私は法務委員で、しかも理事としてこの売春防止法についての審議に関与した者であります。また、売春の審査委員として内閣から任命せられてその方面の審査にも当った立場であります。しかして私は週刊朝日にもありまするように、わが国においていわゆる公娼というものを廃する問題……

第27回国会 法務委員会 第閉会後2号(1957/12/19、4期、自由民主党)

○一松定吉君 非常な有益な御報告がありまして、しかもその御報告はおのおの具体的に精密な御調査の結果を発表せられましたので、私は喜んで拝聴いたしました。いずれそういう各般にわたりまする質問は、大臣等の御出席の際に、各項目にわたってお尋ねしたいと思いますが、実は私きょうはほかの用事で退席をいたしますから、今特に質問ということでなくて、大臣の今後御出席をお願いする意味においての前提として、ほんの五分間ばかり、ちょっと私のお願いを申し上げておきたいのであります。  最高裁の問題、法曹一元化の問題につきましては、また別の機会を見ましてお願いを申し上げまするが、ただ、この売春防止法の実施に伴いましての更生……

第27回国会 法務委員会 第5号(1957/11/12、4期、自由民主党)

○一松定吉君 私は亀田君並びに法務大臣、検事総長との質問応答を聞いておりますが、私は法務大臣や検事総長の答弁が正しいと考えます。それはなぜかといいますと、こういうような汚い犯罪は徹底的にこれを捜査して、そうしてその事実を明らかにして国民の前に知らせるということが必要なんです。そういたしますると、捜査の過程にあることを係官がいろいろしゃべるということによって証拠隠滅のおそれが十分にあるのです。証拠隠滅のおそれがあり、証拠隠滅されるということになると、われわれ国会議員が徹底的にこれを調べてもらいたいという趣旨が徹底しないことになる。それがために、いわゆる犯罪者を逸するという悪い結果を招来することは……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 法務委員会 第1号(1957/12/20、4期、自由民主党)

○一松定吉君 私は、きのう急用のために途中で退席をいたしましたが、死刑廃止の問題とか幼児誘拐の問題等が出ておったようですが、あれはどういうようになりましたか、継続審議ということですか。
【次の発言】 そうすると、今回の国会ではやらなくてこのまた次の国会にするのですか、この国会中にやはり審議はやるのですか。恩赦法の一部を改正する法律案、刑法等の一部を改正する法律案、幼児誘拐等処罰法案、裁判所法等の一部を改正する法律案という、この四案がきのう問題になっておるようですが、この審議の方法は……。
【次の発言】 この国会でおやりになる、適当な時期を見て……。

第28回国会 法務委員会 第閉会後1号(1958/06/07、4期、自由民主党)

○一松定吉君 厚生省の方にちょっと伺いますが、売春防止法を厳格に実施することによってますます密淫売というものがその数を増加することは、これはもう自然の趨勢であると私は思う。それと同時に、病毒がますます伝染が激しくなるということも、これまた自然の道理であろうと思うのでありますが、この厚生省から御提出になりました各府県並びに市の梅毒、淋病、軟性下疳等の表を見ますると、ちょうど梅毒の検診をいたしました人の数が三万五百九十三で、そうして、そのうちで結局この病気のある者が六千百五十六人、こういうことになっておりますが、これを検診を受けた人と病毒のあった人との割合をしてみますと、ちょうど四人に一人ずつぐら……

第28回国会 法務委員会 第2号(1957/12/21、4期、自由民主党)

○一松定吉君 売春という行為そのものが風俗を害し、国民の思想善導に悪結果を生ずるということのために、わが国多年行われておったその営業を法律をもって廃止して、そうしてりっぱな営業にこれを転業せしめなければならないという趣旨で、数年前から売春取締法の成立を国会に要望し、政府もまたこれに関心をもってそのことを強力に推進いたしました結果、前年の議会において参衆両議院において満場一致でこの売春防止法が通過して、昭和三十三年四月一日からは完全にかようなものは影をひそめて、業者も正業につくというけっこうな状況に立ち至っておることは、私が申し上げるまでもないのでありますが、それにつきまして、こういう業務に従事……

第28回国会 法務委員会 第3号(1958/02/03、4期、自由民主党)

○一松定吉君 私は実はこの問題について、李ラインの問題と、今の朝鮮人の送還の問題、こういうことに関しまして、外務大臣と法務大臣にお尋ねしたいという考えを持っておったのであります。幸い法務大臣が出席しておりましたから、法務大臣だけにでもその関係ある事項をお尋ねしようと思ったが、法務大臣は中途で御退席になりましたから、一つ近いうちに、外務大臣と、法務大臣、両大臣をお呼び出し賜わりまして、その席上で李ライン問題並びにこの問題に対する解決方法、一体、日本人の漁夫が向うに逮捕されて、犯罪があるなんていうようなことは、朝鮮が勝手に李ラインをこしらえて、そうして犯罪でもない、公海における漁獲に対して犯罪なん……

第28回国会 法務委員会 第5号(1958/02/10、4期、自由民主党)

○一松定吉君 大川委員の質問に牽連して、少しばかりお尋ねしておきますが、都島に移転することについて、都島区民の要望によって法務省では約束しておるのですが、少年鑑別所ですか、あれはもう撤回する準備ができたでしょうかということが一つ。それから四条畷のあの拘置所の出張所は、都島に併合することはできるのですかできぬのですかということが一つ。それから上本町の簡易裁判所も、今大川委員の言うように、司法センターというて、あそこの今の裁判所を、検察庁と分れるということになると、持ってくることができるのですか、できないのですかということが一つ。それから東京の地方裁判所の三階であったのを、四階か五階かにしましたね……

第28回国会 法務委員会 第8号(1958/02/20、4期、自由民主党)

○一松定吉君 きょう私は継続して質問する考えはありませんが、この次の機会に詳細に質問したいので、その前提として一応皆さんの御検討を願っておいて、材料をこしらえておいていただきたいために申し上げておきたいのですが、私はこの補導処分ということには反対なんです。それは私も審議会の委員のときからそういうことは反対だったのです。刑の執行猶予をしてそれで保護観察するということをすればそれで十分なんです。それに補導処分ということをやって、そしてこれを補導院に収容し、そして自由を拘束する、そして今の宮城さんや藤原さんの質問されたように、自殺のおそれのある者、あるいは他人に暴行を加えるようなおそれのある者はこれ……

第28回国会 法務委員会 第9号(1958/02/25、4期、自由民主党)

○一松定吉君 ちょっと菅原君に一つ。あなたは専門家でないのだから、専門家でないあなたを法律の専門家である僕がいじめる意味ではありませんから、これは一つ悪しからず御理解の上で、あなたのほんとうの正しい御意見を承わって、この法案の審議の参考にしたいのですが、私どもは、この売春防止法について、売春行為をする婦女の将来改過遷善の実を上げて、再びこういうことをしないようにこれを指導誘掖していくことが、売春法の終局の目的でなければならぬ。そういうことで、売春をやった婦女が起訴されて、裁判を言い渡されるときに、刑法二十五条によって、情状によって執行猶予の言い渡しをする。執行猶予の言い渡しをするのは、将来再犯……

第28回国会 法務委員会 第14号(1958/03/07、4期、自由民主党)

○一松定吉君 今の恩赦の問題ですが、今藤原さんと大川さんの意見が食い違っているようですが、私は、自分が法律家として、大川君の御意見が正しいと思うのです。それは、なるほど恩赦を見越して選挙違反をやるというようなことは、それは悪質です。ところが、これは選挙違反に限りませんよ。恩赦を見越して強盗をやる、恩赦を見越して詐欺をやる、恩赦を見越してわいせつ行為をやる、それは恩赦を見越してやったのだから、同じ趣旨において、これらの者は恩赦に浴せぬという態度を取るなら、これは趣旨が一貫していますよ。しかし、恩赦を見越してやるということを選挙違反だけに限って、お前方は恩赦を見越してやったのだから、これは恩赦の恩……

第28回国会 法務委員会 第15号(1958/03/10、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(一松定吉君) それではこれより会議を開きます。  まず、会議を開きますに当りまして、出席の政府委員を御紹介申します。政務次官の横川信夫君、調査課長位野木益雄君、刑事局長の竹内壽平君、最高裁人事局長鈴木忠一君、同じく家庭局の菰淵鋭夫君が御出席になっております。渡部矯正局長と、横井刑事局総務課長、福原保護局長は少しおくれます。法務大臣は今予算に出席せられておりまするから、間もなく当委員会に出席いたします
【次の発言】 それでは初めに、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案並びに検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案、訴訟費用等臨時措置法の一部を改正する法律の一部を改正す……

第28回国会 法務委員会 第17号(1958/03/17、4期、自由民主党)

○一松定吉君 時間もありませんし、もうこれは四月一日に実施しなきゃならぬという法律でありまするし、これから衆議院の審議を減なきゃならぬというので、とても一問一答で片づけるということはとうていできないと思いまするので、私は概括的にあなた方に御注意をしていただく点を御参考のために申し上げまして、それについて御答弁していただく方は御答弁していただくし、御答弁していただかなくても、運用の面においてそういうことに将来注意をするということであれば、答弁しなくてもよろしいですが、私の考えておることだけを申し上げますから、それについて一々立ってお答えをしていただかなくても、もう目睫の間に迫っておるときに、一問……

第28回国会 法務委員会 第21号(1958/03/31、4期、自由民主党)

○一松定吉君 あとから来て、皆さんもう質問をしておるかもしれませんが、私は裁判官に判事補なんという名前があるということはよくないということは、この前の法務委員会でもよく言うておいて、皆さんのよく御了解を得ておるんですが、なぜよくないかといいますると、現に裁判に関することを、一人前の判事でなくて、判事補というまだ一人前に達しないような人の裁判を受けるということそれ自体が、人権の擁護をこいねがう関係者にとって、あまりいい気持はせぬと思うんです。これをなぜ一体判事補とか判事とか分けたかというその沿革については、あえてここで議論をいたしませんが、判事補という名前がよくないということであれば、これを一つ……

第28回国会 法務委員会 第22号(1958/04/01、4期、自由民主党)

○一松定吉君 他の諸君から伺ったか存じませんが、やはり百九十七条ノ四の冒頭の「公務員」ですね。公務員であり、しかも弁護士である者が請託を受けて、ほかの公務員に対してこういうようなことをさしたというような場合には、報酬として金品を収受しても犯罪にはなりませんか。
【次の発言】 それではよろしい。その点は抜きにします。  そこで「請託」という言葉ですね。この「請託」という言葉は、依頼とか、嘱託とかいうこととは違いますか。
【次の発言】 「請託」の中には、依頼とか嘱託というような意味は含まれておると、こう解釈すればいいのだね。
【次の発言】 嘱託もね。

第28回国会 法務委員会 第24号(1958/04/08、4期、自由民主党)

○一松定吉君 この前お尋ねした例の判事補のあの問題について、その後、政府の方は何か御検討なさいましたか。やはりあれは現行法を改める必要がないからというお考えでしょうか。
【次の発言】 実は、この前もあなたに申し上げましたように、同じ一人前の裁判官でありながら、十年以上の者は判事、十年以下の者は判事補というようなやり方では、自分の権利の擁護を要求する個人としては、一人前の裁判官の裁判を受けたというときの感情と、一人前でない判事補の裁判を受けたという感情とでは非常に違うのであるからして、やはり私は旧裁判所構成法に規定せられてあったように、司法官試補の試験に及第して、そうして修習を終えて裁判官になっ……

第28回国会 法務委員会 第25号(1958/04/09、4期、自由民主党)

○一松定吉君 ちょっと刑事局長にお尋ねしますが、この刑法の二百二十二条一項、二項、二百二十三条一項、二項、どちらにも皆「害ヲ加フ可キコトヲ以テ」「脅迫」するとある。「害ヲ加フ可キコト」ということは、いつも脅迫の前提になるのだね、そうすると「害ヲ加フ可キコト」ということを取ってのければ、脅迫ということはないのだね、この二百二十二条、二十三条にはどの項にも「害ヲ加フ可キコト」が皆前提になっている。そうすると、「害ヲ加フ可キコト」ということを前提としなければ脅迫ということはないのか、あるのか。
【次の発言】 それならば、今度百五条、改正案のいわゆる「強談威迫ノ行為」ということに、害を加うべきことをも……

第28回国会 法務委員会 第29号(1958/04/17、4期、自由民主党)

○一松定吉君 矯正局長にお尋ねしますが、今の報告を聞くと、第一に、少年院のそういう連中に対する指導誘掖の衝に当る指導者に人を得ないということだね。それがしかも巡査とか看守とかいう者の上りが多いというようなこと、そういうことになると思いますが。
【次の発言】 あとの七名は……。
【次の発言】 そういう人はどういう学歴、経歴の人ですか。
【次の発言】 矯正局長に伺いますが、大学を出た者とか専門学校を出た者とかいうような、高等教育を受けたというような人が四〇何%というのは、非常にけっこうであるが、そういうような人を年に一回とか二回もしくは三回とか集めて、そういう不良少年を指導誘掖するような何か教育と……

第28回国会 法務委員会 第32号(1958/04/21、4期、自由民主党)

○一松定吉君 ちょっと関連して。こういう場合に、法務大臣が、第九条の規定によって、法務大臣が裁定することになっておるが、その裁定が不公平であると認められるよらな場合の救済方法はどうなんですか。
【次の発言】 行政裁判によるんだね。
【次の発言】 この法文のどこかに、この裁定の不服のある者は行政裁判の手続によるとかいうような規定を書いた方がいいように思うんだが、それはどうなんですか。

第28回国会 法務委員会 第34号(1958/04/23、4期、自由民主党)

○一松定吉君 ちょっと伺いますが、売春取締法が四月一日から実施されるに当りましては、例の補導院というものができて、裁判所がこの者に対して執行猶予の言い渡しと同時に補導院に入れる必要、収容する必要があると認めるときには、判決が補導院に入れるということに今度なりましたね。ところが、あの方の費用がなくて今に補導院というものの設置ができなくて困っているということを聞いたのですが、その現状はどうなっておるのですか。
【次の発言】 あなたの方じゃない……だれか、どっちでもいい。
【次の発言】 その予算は。
【次の発言】 そうすると、四月一日からその法案が通過して実施されるまでの間は裁判所がそういう宣告はで……

第28回国会 予算委員会 第8号(1958/03/08、4期、自由民主党)

○一松定吉君 私は観光国策に関しまして、総理大臣並びに関係大臣の所見を伺いたいのであります。私がこの問題を取り上げて御質問申し上ぐるに至った動機を一応申し上げておくことは、私がこの質問をするについての必要であることを、十分に御認識ができようと思うと同時に、政府もこの点に対しては、必ずこれを実行しなければならないということを十分に御感得がいけることであろうと思いまするから、この質問をする動機について一言申し上げておきます。また私の質問は、与えられた時間が、わずかに四十分でございますが、できるだけ節約をするようにという委員長並びに各関係者の諸君からのお話がありましたので、なるたけ時間を節約いたした……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 法務委員会 第2号(1958/06/18、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(一松定吉君) ただいま一応の説明が終りましたので、何か御質疑のある方は、この際発言をしていただきます。

第29回国会 法務委員会 第閉会後2号(1958/08/01、4期、自由民主党)

○一松定吉君 関連して。大臣御退席のようですが、今の大川委員の質問に牽連して少し私伺ってみたいのですが、私ども実際の弁護という建前におりまする者から見ますと、今の裁判並びに検察の事務については、ずいぶん考慮、研究しなければならぬ点がたくさんあると思うのです。その中で今、大川君の言われましたように、裁判官、検察官の定員がどうも少い、それがために事務が輻湊して非常にみな弱っている。これについては予算を増加して人員をふやす必要があるじゃないかという御意見ごもっともでありまするから、それは大臣の方で、人権擁護の建前からぜひ一つ実現をするように御努力を願いたいということを特にお願いしておきまするが、これ……

第29回国会 法務委員会 第5号(1958/07/02、4期、自由民主党)

○一松定吉君 まず、今当席に見えられておりまする関係当局のもっと詳細な一つ説明を聞いて、その上でわれわれは質問をしたい。
【次の発言】 請願者がこういうような請願をすることは、自分の所属町村に負担をかけまいという意味であることは、これは察するに余りがあるのでありますが、これを全額国庫負担にするということになって参りますると、一つこの春日井市だけでなくて、全国がこの例にならうということになりましょうが、そうすると全額国庫負担の金額が合計どのくらいになる見込みでしょうか、それを一つ御説明願いたい。
【次の発言】 そうすると、一億七千万円を三年間負担するということにななると、五億一千万円というものを……

第29回国会 法務委員会 第6号(1958/07/07、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(一松定吉君) 本日の委員会を開会いたします。  前回に引き続き、検察及び裁判の運営等に関する調査をいたしまして、裁判書の作成並びに浄書に関する問題を調査することにいたします。  前回に引き続き、御質疑の方は御発言を願います。
【次の発言】 ちょっとこの際、御報告しますが、委員の異動がありましたので、七月七日付で藤原道子君が辞任され、坂本昭君が選任されました。また、赤松常子君が辞任され、横川正市君が選任され、松本治一郎君が辞任され、矢嶋三義君が選任されました。ただいま質問した横川君は、本日赤松君と交代いたしております。
【次の発言】 警察の方、人権擁護の方にお伺いしますが、近ごろ犯罪の捜……

第29回国会 予算委員会 第閉会後2号(1958/08/30、4期、自由民主党)

○一松定吉君 ほかでもないのですが、この報告は委員長の方に向って、その席からやるよりも、私は委員の全部に向って報告するということが意義があると思いますから、あの席からこちらに向っておやり下さるように、今後一つ是正していただいた方がよくはないかと私個人で思っておりますが、皆さんもそれがよければ、そこからあちらに向ってやるより、そこからこっちに向って報告することがよくはないかと、実は初めから痛感しておりますから、一つお考えを願いたいと思います。

第29回国会 予算委員会 第閉会後3号(1958/09/01、4期、自由民主党)

○一松定吉君 委員派遣第四班の調査の結果を御報告申し上げます。  第四班は、一松定吉、苫米地英俊、戸叶武の三名でありまして、八月十七日から二十三日に至る七日間、京都府、兵庫県、岡山県の三県下を視察いたしました。その視察の範囲は、大蔵省及び通産省の各出先機関並びに宮内庁京都事務所、道路公団大阪支社等であり、また、地方公共団体といたしましては、これら各県庁及び姫路市役所でありました。産業関係の現地視察といたしましては、岡山県下では、児島地区の中小機業、児島湾干拓事業、ビートの栽培試作、温室ブドウの栽培状況等、また、兵庫県下では、富士製鉄の広畑製鉄所、淡路島の酪農業等でありました。以下調査の結果を簡……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 法務委員会 第閉会後2号(1959/06/08、4期、自由民主党)

○一松定吉君 警察方面の方にお伺いしたいのでございますが、今度の参議院選挙について、ずいぶん違反がたくさんあったように思うのですが、第一、戸別訪問やなんかいうことについて、いろいろな理由を有権者に押しつけて、これを脅迫して投票さしたというふうなうわさがたくさんありまするし、あるいは金銭で買収したといううわさがあります。こういう方面について、警察方面でそれらの事実を捜査していらっしゃるでしょうが、そういうことについての大体抽象的でいいですから、具体的にお話になると、捜査の妨害になるようなことがあってはいけませんから、抽象的に一つ話して下さい。ことにある地区のごときは、今まで党員でも何でもなかった……

第31回国会 法務委員会 第5号(1959/02/10、4期、自由民主党)

○一松定吉君 ちょっとお願いですが、これは今度の改正案ですか、この俸給の金額は。
【次の発言】 それならば、旧の俸給の表を次回に御提出願って、比較して研究したいのですから、旧の俸給の対照比較表、それを一つ御提出願いたい。
【次の発言】 ちょっと中川局長にお伺いする前に、問題だけをあなたに申し上げて、この次の機会に一つその調査した結果を話してもらいたい。新聞の発表によると、二十七日だけのアリバイを調べたように思うのだが、ところが本件は、あなた御承知の通りに、二十一日から始まっている。二十一日が二カ所、二十二日が凶行がない。二十三日が二カ所、二十四日が三カ所、二十五日がまた三カ所、二十六日が一カ所……


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各種会議発言一覧(参議院4期)

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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 地方行政・法務委員会連合審査会 第1号(1958/02/13、4期、自由民主党)

○一松定吉君 ちょっと伺いますが、たとえば、私が刀剣を持っておる。それが美術品として価値ある刀剣類かどうかということは、私はわからない。そういう私の持っておるものは、一応第十四条の規定によって、文化財保護委員会にこれを鑑定をしてもらって、そうして、これが美術品として価値ある刀剣類だったら、それから登録手続をやると、こういうことですか。
【次の発言】 そうすると、文化財保護委員会の規則というものはもうできたのですか。
【次の発言】 そうすると、できていないのですか。新法に基くところの、第十四条の文化財保護委員会規則というものは。
【次の発言】 こういうものを一緒に出してくれぬと、これは運用の規定……

第28回国会 法務・外務委員会連合審査会 第1号(1958/02/14、4期、自由民主党)

○一松定吉君 牽連質問ですが、簡単に両君の、質問を……。
【次の発言】 ごく簡単に、いけませんか。
【次の発言】 私は準公務員という名称の解釈が、松本政務次官のはよほど不明瞭であると思うのです。公務員といえば公務員、準公務員といえば、公務員ではないけれども、公務員に準ずる者が準公務員、たとえば日本であると、今までのような高等官とか判任官とか、そういうものは公務員、雇というものは公務員じゃない、準公務員、ですからして、中国で公務員といわれておるものは、日本に来ても公務員、中国でも、雇といわれて、公務員でなくて公務員に準ずるというような制度があれば、それは日本に来ても準公務員、中国における公務員が……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1958/03/20、4期、自由民主党)

○一松定吉君 主査あるいは副主査は、互選の方法によらずして、私、動機を提出いたしますからして、御賛成願います。主査には石坂豊一君を、副主査には亀田得治君を推薦する動機を提出いたします。
【次の発言】 これは何かね。この分科会には大臣は来ないのか。
【次の発言】 大臣にやって来てもらって質問しなきゃ、大臣域外の職員だけではわれわれ満足しないような点もあるのだが、これをきょうこうした国会、裁判所の審議をしてしまつて二十四日、五日にはこれらのものは審議しないということになると、大臣の出席要求する日がなくなるが、それはどうなんですか。
【次の発言】 この国際会議出席等海外派遣に必要な旅費一千八百四十四……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1958/03/25、4期、自由民主党)

○一松定吉君 宮内庁関係の質問をしたいのですが……。
【次の発言】 少しお伺いいたしますが、私どもが陛下の日常の御生活等を拝察いたしまして、ほんとうに深憂にたえないことが多いのでありますが、なかんずく陛下のいわゆる皇居の御新築ということが、今日そのままにまだ放擲されておるのですが、これに対しては宮内庁の皆さんはどういう考えで、いつごろこういう計画を立てるとかいうような、何か御計画がありますか。そういう点を一つ御遠慮なく話していただきたい。私はいつまでも両陛下が今のような仮住まいの所にお住まいなさっておるということは、国民としてほんとうに恐懼にたえないのでありますから、一日もすみやかにその皇居の……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1958/03/26、4期、自由民主党)

○一松定吉君 矢嶋君や中田君の御質問によって、大体のことは理解もいたしまするし、館長のお考えよくわかりましたですが、ただ私は国立国会図書館が、あまり国会議員によって利用されていることが少ないのじゃないかということを憂慮している。中田君、矢嶋君等はずいぶん利用していらっしゃるようでありますから、それはそうであると思う。議場において質問することが材料豊富、そのお説の根拠確実であるというような点から見ると、国立図書館の機能をもって十分に御研究を重ねられていると思うのですが、そうでない国会議員は、ほとんど図書館のあることまで――知っちゃいるでしょうけれども、利用するということが少いように思うのですが、……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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