森八三一 参議院議員
4期国会発言一覧

森八三一[参]在籍期 : 2期- 3期-| 4期|- 5期- 6期- 7期- 8期- 9期
森八三一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは森八三一参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

森八三一[参]本会議発言(全期間)
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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 参議院本会議 第17号(1957/03/22、4期、緑風会)

○森八三一君 私は、ただいま議題となりました昭和三十一年度一般会計予算補正第1号ほか四案につきまして、緑風会を代表して、以下申し述べまする希望意見を付し、政府の格段の留意と努力を期待し、原案に賛意を表する次第であります。  まず、補正第1号についてであります。本案は、世界的な好況に伴い、わが国産業が予期以上の驚くべき進展を示し、経済界も未曾有の活況を呈し、昭和三十一年度の歳入におきまして一千億円余の自然増収を見込み得ることになったのでありまして、これが自然増収を財源として昭和三十一年度予算に四百億円を追加補正し、うち百億は地方交付金に、三百億円は産業投資特別会計に繰り入れんとするものであります……

第26回国会 参議院本会議 第22号(1957/03/31、4期、緑風会)

○森八三一君 私は緑風会議員総会の決定に基きまして、ただいま議題となっております昭和三十二年度一般会計予算外二件に対しまして、以下申し上げます数点を指摘し、政府の善処を求め、原案に対し賛成の意を表明する次第であります。   一般会計予算は一兆一千三百七十四億円であります。前年度に比べまして千余億円の増加であり、財政投融資におきましても六百七十億円の増加が計上されております。さらに、昭和三十  一年度予算補正におきまして追加計上せられまして、そうしてそれが三十二年度に持ち越して使用することになっておりまする二百億円を加えますれば、まさに二千億円になんなんとする膨張を見るのであります。貨幣価値が変……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 参議院本会議 第13号(1958/03/12、4期、緑風会)

○森八三一君 私は、ただいま議題となっておりまする昭和三十二年度一般会計予算補正(第2号)並びに同特別会計予算補正(特第4号)に対しまして、緑風会の議員総会の決定に基きまして、原案に賛成の討論を行うものであります。  本補正予算は、昭和三十二年度租税の自然増収中、法人税三百億、相続税十四億二千六百万円、関税八十億円、合計三百九十四億二千六百万円を財源として、一般会計の歳出に追加計上いたしますともに、その中から三百十億三千七百四万円を食糧管理特別会計に繰り入れんとするものであります。食糧管理特別会計が、ただ単に米麦のような主要食糧の管理に必要な経理を行うばかりでなくて、農産物や飼料などの価格安定……

第28回国会 参議院本会議 第18号(1958/03/31、4期、緑風会)

○森八三一君 私は、ただいま議題になっております昭和三十三年度一般会計予算外二件に対しまして、緑風会を代表して、政府提出の原案に賛成の討論を行うものであります。  本三十三年度予算に国民が期待するものは、きわめて多種多様でありまするが、なかんずく、その最も重要なものは、産業の堅実な成長を達成すること、国際収支の黒字を完遂すること、これらの成果の上に国民経済の発展と安定を具現することであろうと存じます。これがためには、政治の清潔が保持され、きびしい内外の諸情勢に処し、判断と対策の誤まりなきを期し、国民の政治に対する信頼と協力を得ることが、その要諦であると存じます。私はここに、まずもって、政府の決……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 参議院本会議 第7号(1958/10/20、4期、緑風会)

○森八三一君 私は、緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となっておりまする警察官職務執行法の改正案につきまして、岸総理並びに青木国務大臣に対しまして、若干の質問をいたしたいと思います。  ここに私がお尋ねいたしたいと考えておりまする事柄の大部分は、すでに衆議院の本会議でも取り上げられた問題でありまするし、ただいまも、松澤、小林同僚諸君から御質問があった問題であります。岸総理や関係の大臣からそれぞれ御答弁を承わっておるのでありまするが、いずれも希望的な抽象的なお考えでありまして、その程度では十分に了解をするわけには参りかねるように思うのであります。何といたしましても、どんな法律でも、国民の完全……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 参議院本会議 第21号(1959/03/31、4期、緑風会)

○森八三一君 私は、緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となっておりまする昭和三十四年度予算三案に対しまして、政府原案に賛成の意を表するものであります。(拍手)  私どもは、いわゆる神武景気の波に乗って、一千億円減税、一千億円施策を打ち出されました昭和三十二年度の予算の審議に当りまして、当面する好況に目を奪われて、いたずらに積極政策を展開することは厳に戒心を要するところであり、きびしい国際経済の競争場裏に立って、輸出の振興と国際収支の正常なる発展を期し、わが国経済の再建を実現することは容易ならざる難事であり、周到綿密な計画のものに対処しなければならぬことを警告いたして参ったのであります。とこ……

森八三一[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

森八三一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 予算委員会 第2号(1956/12/05、4期、緑風会)

○森八三一君 総理が二時に御出席になるといたしますれば、それまで休憩を希望いたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第25回国会 予算委員会 第4号(1956/12/12、4期、緑風会)

○森八三一君 関連して。今、大臣の御答弁に、税制調査会の方で農業事業税というものを考えておることについては聞いておる、その中にはもっともと思われる節もある、こういうお話がございましたが、どういう点についてもっともとお考えになるのか。
【次の発言】 今、結論が、農業事業税を課していいと出ておるわけではない――それはごもっともだと思います。それは税制調査会も新聞記事でありますからわかりませんが、おそらく農業事業税というものは適当でないという考えもあろうというような表現もしておる、それは農業事業税が困難である場合には、というような表現をしておるのですから、絶対に税制調査会もこれを課すべしという強硬な……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 地方行政委員会 第7号(1957/03/05、4期、緑風会)

○森八三一君 午前中に予算委員会で、奥野さんの説明を十分聞いておらなかったのですが、あるいは御説明があったかと思いますが、第六の電気ガス税に関する事項という見出しの中で、電気ガス税を非課税にするという特定なものを取り上げられておられますが、特にこの第二項の水産関係が取り上げられておるということは非常にけっこうだと思いますけれども、特に水産関係だけをピックアップして非課税に考えられたわけ、その考え方の根拠はどこにあるのか、そこを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そういう観念で運んで参りますと、今後日本の農業形態がかなり変っていくと思います。そういうことに関連して鶏卵とか肉、乳等の畜産物が……

第26回国会 地方行政委員会 第19号(1957/04/02、4期、緑風会)

○森八三一君 先刻、成瀬君の質問に、大臣は、飲食税が二百円から三百円まで、百円は免税点を引き上げた。三百円から五百円までは五%が一〇%になるから増税だ、そのことについては、来年度の税収は、地方税全体を通じて増収になる見込みだから、その際には、このことを優先的に解決するように考えるということをきわめて明確におっしゃっておるのです。だとすると、私は、来年度自然増収がこの改正税法によって当然予見されるということであって、このことは、優先的に一つぜひとも考えるというような情熱があるといたしますれば、今こういうことでいろいろ問題をまき起しておるときに、これを積極的にやることは当然じゃないかと思う。来年度……

第26回国会 地方行政委員会 第20号(1957/04/03、4期、緑風会)

○森八三一君 今度の改正の四百八十九条に、電気ガス税の問題が取り上げられております。このことは、多年問題になっておった案件の解決の一部が取り進められるということでありまして、一応了解するところでありますが、この提案を拝見いたしますると、製氷工場に併設されておる冷蔵倉庫のみが非課税になっておる。単独にそういう目的を持っておるものについては除外されておるということでありますが、これは、一体この措置をするという趣旨からいたしますれば、同様に扱わるべきものであると思うのですが、こういうように区別せられました趣旨がどこに存在しておるのか、その点をまず最初にお伺いいたします。

第26回国会 地方行政委員会 第21号(1957/04/04、4期、緑風会)

○森八三一君 どうも今の小林委員なり小笠原委員と自動車局長の質疑を聞いておりまして、全く私わからなくなるのですが、六千円ガソリン代が上った。それを原価に織り込まぬということで、会社なり運輸業者の経営が成り立っていくということであったといたしますれば、今までの許可がずさんであったということになるのでありますが、そういうふうにお認めになりますか。
【次の発言】 そうはっきりしてしまうと工合が悪いのですが、(笑声)というのは、予算委員会ではしばしばそういうような論議もありまして、いろいろの政府の施策によって生ずる物価の値上りというものは、企業の内部に吸収せしめて、これが一般民生なり産業に影響を持ち来……

第26回国会 地方行政委員会 第22号(1957/04/05、4期、緑風会)

○森八三一君 今の点は、一昨日の質疑を通してもう少し明確な御答弁があったと私は記憶しておるのです。それはこのものの税収いかんにかかわらず、基準財政需要額が当然膨張して行くと思いますが、そういうような収支の増加による歳入との関連なしに、この関係については明確に是正をするということを、これははっきり御答弁になっておると記憶をいたしておりますが、今の大臣の答弁では、それがまたちょっとぼやけてきてしまったようになったのですが、この前の答弁がほんとうだと理解していいのですか。
【次の発言】 これは部長に数字的なことをちょっとお伺いしたいのですが、三百円までに免税点を引き上げたということによる減収額が、今……

第26回国会 地方行政委員会 第24号(1957/04/08、4期、緑風会)

○森八三一君 私は、ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案に対しまして、自由民主党の大沢委員の御同意をいただきまして、ここに次の修正案を提案いたします。  まず、修正の案文の全部を朗読いたします。    地方税法の一部を改正する法律案に対する修正案   地方税法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第七百条の七の改正規定中「八千四百円」を「八千円」に改める。   附則第一条中「昭和三十二年四月一日」を「公布の日の翌日)に、「同年七月一日」を「昭和三十二年七月一日」に改める。   附則第二十三条及び第二十四条中「二千四百円」を「二千円」に改める。  以上でありま……

第26回国会 地方行政委員会 第25号(1957/04/16、4期、緑風会)

○森八三一君 ただいま議題になっておりまする、農業委員会等に関する法律の一部を改正する法律案は、本院の農林水産委員会で審査をされておる案件でありますが、このことが地方自治にも密接な関連を持っておりますことでもあり、農林水産委員会におきましては、この法律の取扱いに関しまして、農業団体のあり方について根本的な検討を加うべき旨の付帯決議等が行われておりまするいきさつ等にかんがみまして、この際、次の決議を提案いたしまして、本委員会の決議として、農林水産委員長に申し入れをしていただきたいと考えるのであります。
【次の発言】 固定資産税がとん税にかわっていくわけですが、今お話の、八十六市町村が対象になるの……

第26回国会 地方行政委員会 第30号(1957/04/25、4期、緑風会)

○森八三一君 私は、ただいま議題になっている市町村職員共済組合法の一部を改正する法律案につきまして、大沢委員の御提案であります修正を加えまして、原案に賛成をいたすものであります。ただ、特に、この改正の運営に関しまして、質疑の過程でも明らかにされたし、さらにただいま加瀬委員の反対要旨の御説明にもありました一点、すなわち、健康保険法の改正に伴う改正のことに関しまして、改正の第二点では、公務員の待遇が合理的に改善されるという内容を示しており、今申しまする第一点では、このままに遂行されますれば、逆の状態が生まれてくるということでありますが、しかし、法律の中には、そういうような結果になりませんような処置……

第26回国会 地方行政委員会 第37号(1957/05/18、4期、緑風会)

○森八三一君 私は原案並びにただいま大沢委員提案の付帯決議に賛成をいたすものであります。  ただこの際一言付加しておきたいことは、田中大臣からも衆議院の審査に際しましては同様の意思の表示がせられ、大蔵大臣もその実現については誠意をもってこれに対処する、というような発言があったということでありまするし、与党の態度としても、このことの実現を期するというような強い御意思である模様でありますので、そこに疑念を生ずることはないものと思いますが、従来のきわめて少い例であったかもしれませんが、そういうような非常に強い態度が表明されておった案件でありまして、それがその通りに実現をされず、いつとはなしにすでに言……

第26回国会 予算委員会 第閉会後1号(1957/10/31、4期、緑風会)

○森八三一君 第六九州班は、安井、中田、私の三理事をもって組織され、佐賀、長崎、熊本の三県を視察いたしました。当初、六月下旬出発の予定でありましたが、都合で延期いたしましたところ、たまたま七月二十五、六日の大水害が発生いたしましたので、日程の一部変更により、つぶさに今回の被害地域を視察して参りました。  今回の現地視察につきまして、以下、主として災害の問題について申し上げます。その詳細な説明は省きますが、被害のうち、たっとい人命が長崎県で七百六十名、熊本県百七十九名、佐賀県一名、計九百四十名が死亡または行方不明となって失われており、また経済的被害の見積額は、県当局の数字で、長崎県で二百四十九億……

第26回国会 予算委員会 第5号(1957/03/07、4期、緑風会)

○森八三一君 今ここでお答え願えなければ、あとで書面でいただいてもけっこうですが、現在、三十一年度末でいいです。三十一年度末の公社の借入金の現在額は幾らになるか。昨日大臣は、二千億ということをおっしゃいましたが、それで間違いございませんか。
【次の発言】 それから五年後の完成後の年間の維持費はおおむね幾ばくを要するかということが一つ。それから五カ年後の経営費は当然何がしか増加すると思いますが、また合理化によって増加はしないということも考えられますが、年間おおむね幾ばくぐらいの経営費の増加を見込まなければならぬかということが第二点です。  それから第三点、これはすぐお答えいただきたいのですが、六……

第26回国会 予算委員会 第6号(1957/03/08、4期、緑風会)

○森八三一君 質問ではありませんが、資料としてこういうものがまとまるかどうか、お伺いしたいと思います。それは農業災害補償法に基く関係でありますが、昭和二十六年からになりますか、三十年まで、最近五カ年間の政府の予算に組まれた、もちろん補正も命めます一般会計、特別会計、それも合計でけっこうです。予算額は幾ばくであったか、これはもうわかりますわね。
【次の発言】 それが一つ。  それからこの事業のため、法律に基く共済組合なり連合会があるわけでありますが、そういうような組織に対して農家が負担した負担金の合計は、各年次別に幾らであったか、その内訳として、事務費の負担分が幾らで、保険料の払い込みが幾らかと……

第26回国会 予算委員会 第8号(1957/03/12、4期、緑風会)

○森八三一君 時間がたくさんありませんので簡潔に二、三の点についてお伺いをいたしたいと思います。  最初に総理にお尋ねをいたしますのは、しばしば総理もおっしゃっておりますように、石橋前内閣の一切の方針を受け継いでいくのだ、そういたしますると前総理が就任早々の際に全国各地におきまして所信を表明されました、世の中に言っております五つの誓いというものだろうと思いますが、その第一に、国会の運営を正常化するという一点がありますることは御承知の通りであります。そこで一体国会の運営を正常化するということにつきまして、これは当然なことではありまするが、政府側においても反省し考えなければならぬ点がある。われわれ……

第26回国会 予算委員会 第14号(1957/03/22、4期、緑風会)

○森八三一君 私は、ただいま議題となりました昭和三十一年度一般会計予算補正第一号外四案につきまして、緑風会を代表して以下申し述べまする意見を付し、政府の格段の留意と努力を期待し原案に賛成の意を表するものであります。  まず、補正第一号についてであります。本案は、世界的な好況に伴い、わが国産業が予期以上の驚くべき進展を示し、経済界も未曾有の活況を呈し、昭和三十一年度の歳入におきまして一千億円余の自然増収を見込み得ることとなりましたので、これが自然増収を財源として、昭和三十一年度予算に四百億円を追加補正し、うち百億は地方交付金に、三百億は財政投資特別会計に繰り入れんとするものであります。  元来、……

第26回国会 予算委員会 第16号(1957/03/25、4期、緑風会)

○森八三一君 農林大臣は漁業交渉でお忙がしいようでありますので、農林大臣関係の問題をまず御質問を申し上げたいと思います。  それはしばしば歴代の内閣が言っておりますように、日本の経済自立を達成しまするために、どうしても日本の食糧問題を解決せにやならぬ。そこで政府におきましては、その食糧問題の解決という一点をながめて、ただ単に米麦に依存するというだけのことでは、この問題の根本的解決、対策の問題にはなりませんので、酪農の問題を非常に強く取り上げてきまして、そして議会もその趣旨に即応いたしまして、かねて政府が提案いたしました酪農振興法を議決をいたしまして、これが実施の段階にあることは御案内の通りであ……

第26回国会 予算委員会 第20号(1957/03/31、4期、緑風会)

○森八三一君 三週間にわたりますこの委員会の審議を通じまして、同僚の委員の非常に真摯な質疑を通じて、もっとも、分科会等におきましては、政府委員の御答弁に、きわめて不勉強な、要領を得なかったものがなかったわけではありませんが、大体三十二年度の予算の全貌について、その大綱を明らかにすることができたと思います。さらに、この審議を通じまして、岸内閣が持っていらっしゃいまする政策の方向についても、おおむねつかむことができたと思うのでありまして、私どもは、最後の決をとるべき時間が刻々と迫りつつあります。そこで、端的に、この際二、三の問題につきまして、総理の御所信を承わっておきたいと思うのであります。  ま……

第26回国会 予算委員会 第29号(1957/05/13、4期、緑風会)

○森八三一君 私はただいま議題となっております昭和三十二年度予算補正に対しまして、緑風会を代表して原案に賛成するものであります。  本補正予算案は三公社一現業に対する仲裁裁定実施に関し所要の措置をなさんとするものでありまして、裁定主文が実行される内容のものであると理解されますることが私の賛意を表明するゆえんであります。  裁定主文が実施される内容のものでありまするにかかわらず、本委員会の質疑におきましても論議があり、当局と関係労働組合の間にもいろいろの物議を生じておりますることは、私のは、なはだ残念とするところであります。かような事態を見るに至りましたことは、裁定理由の解釈がそれぞれの立場にお……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 地方行政委員会 第3号(1957/11/07、4期、緑風会)

○森八三一君 ただいま御報告の中に、地すべり関係ですが、災害の発生額から見ますると、三億五千万円そこそこということで、全額的にはそう大きくなっておりませんが、これは、どういう災害の額を見積っているのかわかりませんが、これが及んで、河川の関係にも相当の影響を与えていることは事実なんです。さらに、住宅の全壊、流失なんかを見ましても、大部分のものが私は地すべり関係から発生している。そうしてここには出ておりませんが、その陰には、人命の損傷というものも相当ある。しかも、そういうような地すべり地区というものは、現地へ行ってみますると、おおむね予知し得るような状況になっておるのです。今後こういうような地すべ……

第27回国会 地方行政委員会 第4号(1957/11/14、4期、緑風会)

○森八三一君 この四百四十九号というのは同趣旨ではない。一方は事務局を置くことができるというのと、置かなければならぬというのと、非常に趣旨が違うのですよ。

第27回国会 予算委員会 第2号(1957/11/08、4期、緑風会)

○森八三一君 私は、当面する内政問題の二つ三つについて、お伺いをいたしたいと思うのです。  その第一は、地方交付税の問題であります。このことにつきましては、前国会におきまして、地方団体が非常に財政的に困難をしておるために、その財源等につきましても、政府としまして格別の施策も講じていらっしゃる。そのときに、たまたま一千億円の減税というような問題も起きまして、三税の基礎に政府の措置によって相当の狂いが起きてくるというような問題等、いろいろの関連からいたしまして、地方交付税の税率二六%を二八にしろとか、いろいろな議論がありまして、最終的に、両院の委員会等で検討の結果、明年度から二七%五、すなわち現行……

第27回国会 予算委員会 第3号(1957/11/09、4期、緑風会)

○森八三一君 昨日、今問題になっておりまする中小企業の団体法の問題に関連して通産大臣に質問中であったのでありますが、私も非常に困難をしている中小企業者の正常な発達をはかりますために万全の措置をとりたいという気持については、政府と見解を一にするものでありますが、といって、きのうも申し上げましたように、その目的を達し得る他の手段があるのに、あえて憲法に抵触するのではないかというような疑義の持たれるような措置をとる必要はないのではないかというのでありました。他に講ずる方法がないということでありますれば、これは考えなければならぬことも目的を達するためには存在すると思いますが、他に適当な手段があるとすれ……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 大蔵委員会 第27号(1958/04/10、4期、緑風会)

○委員外議員(森八三一君) 非常に貴重な時間を割愛いただきまして、委員外の発言をお認め願ったことを、まずもって感謝申し上げます。  私はこの法案に対しては、農政に志しておる立場から非常に関心を寄せておるのであります。そういう観点から各条にわたりまして詳細疑問とする点を質したいのでありまするが、貴重な時間を割愛願ったことでもありますので、それらの問題につきましては、委員の各位から当然詳細な質疑が行われまして、私の疑問とする点も氷解をしていただけることと存じますので、本日はただ一点だけお伺いいたしたいと思います。  それはこの法律が衆議院で可決せられるに際しまして、三項目にわたる付帯決議が付せられ……

第28回国会 地方行政委員会 第4号(1958/02/14、4期、緑風会)

○森八三一君 十四条の前段の方には骨董品という字句があり、刀剣の後段の方には骨董品という表現がないのですが、これはどういう関係が……。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 私はこのことを、非常にしろうとでわかりませんが、刀剣類には骨董品的価値のあるものはない、こういうことに割り切ってよろしいということになりますならば、どうも常識論としては、刀剣類といえども骨董価値があるといって愛玩というか、所持しておる人が世の中にはなくはないのではないかと私は思いますが、いかがでしよう。
【次の発言】 そこで、今、四条の力は、一般の風俗慣習ということで、局長のお話のように、先祖から伝わってきたような家宝の……

第28回国会 地方行政委員会 第20号(1958/03/27、4期、緑風会)

○森八三一君 私は、ただいま議題になりました公営企業金融公庫法の一部改正に対しまして、緑風会を代表するものではありませんが、委員の立場におきまして、政府提案の当初の原案には、公営企業金融公庫の業務を拡大して、その目的を達成しようとする方向がにじみ出ておるわけでありますので、賛意を表するわけでありますが、関連して、衆議院におきまして、短期資金の貸付ができるように修正をされて本院に付託されておるわけでありますが、このことにつきましては、質疑応答を通じまして、本来の目的に反するような措置はいたさないとか、そういうような危険を生ずる心配はないというような説明はなされておるのでありますが、法律がかくのご……

第28回国会 地方行政委員会 第24号(1958/04/02、4期、緑風会)

○森八三一君 私は、ただいま議題になっておりまする地方自治法の一部を改正する法律案に対しまして、政府提出の原案並びに衆議院で修正されました案を含めて賛成をするものであります。  なお、討論中、大沢委員から発議せられました付帯決議案に対しましても、当然なことでありまして、心からの賛成をするのであります。  なお、討論に際しまして、成瀬委員から御発言の、付帯決議第三項、公職者の兼業禁止に関する問題に関しましては、すでに本院の議決もあったことであり、これまた早急に解決いたしますることが、地方公共団体のためにも稗益する点が多々あると考えられますので、十分慎重な研究を要することではありますが、すみやかに……

第28回国会 地方行政委員会 第25号(1958/04/03、4期、緑風会)

○森八三一君 大臣に一点だけお伺いいたします。これは、実はこの質疑を通しまして、例の税の負担の均衡をはかるとか、あるいは税の本質から検討するというような非常な広範な意味から、地方税全体について本年度中に十分御検討を願う。これはきわめて大切なことで、ぜひ適正な結論が出るように期待するわけであります。  その場合に一つお伺いいたしたいことは、競輪や競艇が地方財政に相当寄与をしておるということは現実。そこでこの御検討を願う税制の検討というものは、あくまでも地方行政の水準を確保、引き上げていくということのために必要な財源を、しかも安定した財源というものを確保しておるということがねらいでなければならぬと……

第28回国会 地方行政委員会 第27号(1958/04/09、4期、緑風会)

○森八三一君 前回の委員会で加瀬委員の質疑で、大要は了解いたしましたが、さらに二、三の点をお伺いいたしたいと思います。  それは国民経済の発展に従って地方の一般財源というものが当然伸びてゆくと了解せられるのでありますが、今回新しく挿入される四条の三によって、前年度における一般財源の額というものに固定せられるというような結果になりますれば、行政水準が今日の実情では十分でないことは、これはもう当局もお認めになっておると思う。それを上昇せしめてゆくということがここでチェックされるような形になるのではないかということをおそれるんですが、そういう場合に具体的にどういう措置をお考えになるのか、その点をまず……

第28回国会 地方行政委員会 第28号(1958/04/10、4期、緑風会)

○森八三一君 関連。今の中田委員の御質問のことは、きのうも私は聞いたのですが、きのうの答弁では、かなり地方団体の自主性を認めるような意味の御発言であったと思いましたから、一応質疑はその程度にしたのでありますが、今の局長の御答弁だと、例示されたものが数点ありますが、その他については関係各省と打ち合せをして、その希望を十分参酌した上で政令をきめる。なお、穴をあけておく必要があるから、自治庁長官の承認を受けたものはその限りではないといったような包括的な規定をするということですが、最後の長官の承認を受けた場合というのは、これはきわめて極限された特定の場合であってこれは事実上大した威力を持つもので私はな……

第28回国会 農林水産委員会 第32号(1958/04/15、4期、緑風会)

○委員外議員(森八三一君) 非常に貴重な時間を割愛いただきまして、委員外発言を御承認いただきましたことを、まずもって感謝を申し上げます。  農林漁業金融公庫法の改正に関連いたしまして、いろいろお尋ねをいたしたいことがございますが、委員外発言のことでもありますので、一点だけをこの際、お尋ねをいたしたいと存じます。と申しまするのは、日本の国策として、海外移住のことが強く推進されて参っておりますることは、御案内の通りであり、このことをさらに強く進めて参らなければならぬことも、申すまでもないことであります。そこで、この移民の問題を名実ともにしっかりと推し進めて、優秀な成果を上げて参りまするためにとるべ……

第28回国会 予算委員会 第5号(1958/03/05、4期、緑風会)

○森八三一君 私はまず最初に総理に、おとりになっておる総理の外交上の基本的まあ心がまえといいますか、態度といいますか、そういうものについてお伺いしたい。私がこういうことをお伺いいたしますゆえんのものは、昨年の春、石橋総理のあとを受けられまして、総理に御就任以来、アメリカあるいは東南アジアなどに前後数回にわたって旅行をせられまして、非常に親善に努力をされておる。一生懸命に日本の正常の立場というものを発展せしめる御努力を願っておるその御心労に対して、私は心からの敬意を表するのにやぶさかではございません。が、しかし、そういうように一生懸命に御尽力を願っておるのに、世の中ではこの実態を評しまして、よろ……

第28回国会 予算委員会 第9号(1958/03/10、4期、緑風会)

○森八三一君 私はただいま議題となっております昭和三十二年度一般会計予算補正(第2号)並びに同特別会計予算補正(特第4号)に対しまして、原案に賛成の討論を行うものであります。(拍手)  本補正予算は、昭和三十二年度租税の自然増収中、法人税三百億、相続税十四億二千六百万円、関税八十億円、合計三百九十四億二千六百万円を財源として一般会計の歳出に追加計上するとともに、そのうちから三百十億三千七百四万円を食糧管理特別会計に繰り入れんとするものであります。  食糧管理特別会計が、ただ単に米麦のような主要食糧の管理を行うに必要な会計のみでなく、農産物、飼料等の価格安定や需給の調節に所要の経理をも行なって参……

第28回国会 予算委員会 第10号(1958/03/13、4期、緑風会)

○森八三一君 関連して。今文部大臣は競輪や競馬をスポーツと考えておるとおっしゃったが、実際はどうなんですか。私は今行われておる競輪や競馬はスポーツとはどうも認識しない。今日こういうものがいかに社会悪を起しておるかということは、これは自明のことです。文教の元締めがこれをスポーツとおっしゃっては私は理解に苦しむのですが、もう一ぺんはっきりとした所信をお伺いしたい。

第28回国会 予算委員会 第14号(1958/03/18、4期、緑風会)

○森八三一君 ただいまの中田委員の質問に対して蚕糸局長からお答えがあったのですが、これは根本さんが農林大臣の時にできた法律なんです、安定法は。その当時政府の見解は、これはあくまで糸価安定法であったのです。それをわれわれが、それではいけない、今御答弁のように、糸価が安定すれば逆に繭値は安定するのだと、こうおっしゃったのです。それではいけない、これは鶏、卵の議論とは違うのだ。繭があって初めて糸があるのだ。結論が一緒になるならば繭値を安定したらどうだ、そうすれば糸値も安定するのじゃないかということから議論をいたしまして、政府の当初構想であった糸価安定法というものが繭糸価格安定法に変ったのです。そのい……

第28回国会 予算委員会 第18号(1958/03/27、4期、緑風会)

○森八三一君 最初に岸総理にお伺いいたしたいと思います。と申し上げますのは、この二十八国会が一月の下旬に再開をせられましてから今日まで、衆参両院のこの予算委員会では、実に多岐多様にわたる各般の問題が取り上げられまして、論議がされました。相当明確になったこともありまするが、政府の御答弁が必ずしも明確になっておりませんために、いろいろ混迷を巻き起しているようなことがあるのではないか。また総理のお考えと、関係の主管大臣のお答えの間に、聞き方が悪いのかもしれませんが、やや食い違っておるというようなことがありまするために、受ける方から見ますると、自分の都合のいい方へ解釈することは、これはもう情の当然であ……

第28回国会 予算委員会 第20号(1958/03/29、4期、緑風会)

○森八三一君 議事進行。当委員会の運営につきましては、昨日の理事会の申し合ぜに従って、委員長取り運びをされて参りました。なお、下条委員の質問を残しております。昨日、理事会の決定を委員会に報告され、了承された推移から申しますると、下條委員の質疑をこれから続行すべきでありますが、時すでに二十時にもなんなんとすることでありますので、下條委員の質疑は三十一日に持ち越しをいたしまして、三十一日十時に委員会を開き、下條委員の質疑を行いまして、下條委員の質疑が終りますれば、本委員会の質疑終局ということにいたしまして、直ちに引き続き討論採決をすることにいたしまして、きょうはこの程度で散会されまするようにお諮り……

第28回国会 予算委員会 第21号(1958/03/31、4期、緑風会)

○森八三一君 私は、ただいま議題となっておりまする昭和三十三年度一般会計予算ほか二件に対しまして、緑風会を代表して、政府提出の原案に賛成の討論を行うものであります。(拍手)  本三十三年度予算に国民が期待するものはきわめて多岐多様でありますが、なかんづく、その最も重要なものは、産業の健実な成長を達成すること、国際収支の黒字を完遂すること、これらの成果の上に国民経済の発展と安定を具現することであろうと存じます。これがためには、政治の清潔が保持され、きびしい内外の諸情勢に処し判断と対策の誤まりなきを期し、国民の政治に対する信頼と協力を得ることが、その要諦であると存じます。私はここにまず政府の決意と……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 地方行政委員会 第閉会後1号(1958/07/30、4期、緑風会)

○森八三一君 地方行政の改革に関する調査のため、私は小林委員とともに、去る七月二十二日から二十八日に至る一週間、兵庫、鳥取の両県に派遣さして、両県並びに神戸、豊岡、鳥取、倉吉、米子の各市についてその行財政の実情を視察、調査して参りました。おもな調査事項は、他班と同様に、先般の総選挙の執行状況、町村合併の進捗の状況、行財政運営の実情というこしになっております。関係各県及び市に対してはあらかじめ資料の作製をお願いいたし、それぞれ行き届いた資料が提出されておりまするから、別にこれを整理し、文書報告として後刻委員長のお手元に提出いたします。従いまして、詳細はそれによって御承知願うこととし、ここでは二、……

第29回国会 農林水産委員会 第閉会後3号(1958/09/10、4期、緑風会)

○森八三一君 今まで各委員からいろいろの点で御質問があったのですが、ほしノリの問題の経過を考えてみますると、昭和二十九年からこの委員会では取り上げまして、十数回にわたって論議を尽しまして、昭和三十一年の五月十日に一応委員会としては結論を得て、両省に申し入れをいたしました。その申し入れの趣旨を十分に一体理解されておるのかどうか、今までのお話を聞いておると、三十一年五月十日の申し入れというものは全く顧みられておらぬ。勝手に措置をされておるというようにしか理解ができない。一体通産省はこの申し入れを十分御承知なんですかどうですか。その点をまず聞きたい。

第29回国会 予算委員会 第3号(1958/07/01、4期、緑風会)

○森八三一君 大へん暑いときですから、なるべく楽な気付でお伺いをし、お答えを願うことがいいと思います。ことに上着が質疑をするわけではございませんので、委員長も一つ上着をお取りになりまして、総理も一つ上着をお取りいただきまして、自由な姿勢でやるようにいたしたいと思いますので、私も上着を取らしていただきます。  最初に、総理にお伺いをいたしますが、今度の選挙の結果、第二次の岸内閣を組織せられまして、できるだけ大衆の中にとけ込んで、よく民意を把握することに努力をされておるという姿には、私、心から敬意を表するのであります。しかし、内外の情勢はきわめて多端なときでありますので、あまり若さと健康に信頼を置……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 地方行政委員会 第5号(1958/10/16、4期、緑風会)

○森八三一君 ただいま懇談中に松澤委員から御発言がありました点については、委員長でそれぞれ善処されることを希望いたしますが、その間、先刻小林委員の質問に対して、本件の取扱いにつきましては、政府部内で協議の結果、水難救護法を適用して処置をするということに一応目下のところでは話がまとまっておる。そこで、その水難救護法の適用のもとに処理される具体的な姿として、流木等については、直ちに処分をしてもよろしいという御発言があり、その処分した対価と処理に要する費用との間にマイナスが生じた場合には、その法律によって当然国庫がそのめんどうを見るんだという付加的な御説明もございましたが、私の承知いたしておりますと……

第30回国会 地方行政委員会 第6号(1958/10/21、4期、緑風会)

○森八三一君 ただいま山口大臣からお答えがあったことで一応了承できますが、流材や廃材の措置について、水難救護法を適用して措置をするということに閣議で決定した限りは、地方から照会があったら回答してやるなんていうなまぬるいことではなしに、市町村長は非常に困っておるのですから、きまった方針というものは、当然に積極的に示達されることが私は親切じゃないかと思うのですが、どうですか。
【次の発言】 そこが問題なんでしてね。水難救護法によりますというと、その所有者というものが、非常の場合ですから、すぐ判明しない。だから、関係の市町村長は六カ月間管理をしまして、その間に所有者の判明を待つというのが原則なのです……

第30回国会 地方行政委員会 第8号(1958/10/24、4期、緑風会)

○森八三一君 私は、ただいま議題になっております風俗営業取締法の一部を改正する法律案に対しまして、緑風会を代表して、政府の提出いたしました改正原案に賛成をし、加藤委員から提案せられました修正案に反対の意を表明するものであります。  そこで、一言申し添えまして政府の注意を喚起し、なお将来に向って善処を希望いたしたいと思うのでございますが、その第一点は、修正案にもございました照度の問題であります。今回の改正法によって新たに取り上げられました喫茶店なりバーは、もちろん従前からこの法の対象となっておりましたいわゆる風俗営業全体を通じまして立入をしなければならぬという趣旨からしまして、風俗等が努めて善良……

第30回国会 地方行政委員会 第12号(1958/11/04、4期、緑風会)

○森八三一君 私は、ただいま議題になっておりまする新市町村建設促進法の一部を改正する法律案に対しまして、原案に賛成の意を表するわけであります。  ただ、賛意を表しまするにつきまして、一、二希望を申し上げておきたいと思いまするが、その第一は、特例法によって町村の合併が推進されて参りましたが、ここで一応終止符を打つ。将来は、一応の本則によって、行われる場合に期待をされるというふうに処理されますることは適当と思います。しかし、今回の改正によりまして、ただいまも大沢委員からお話がありましたように、従前行われておりました計画の変更等が行われるということになるわけでありまするが、すでに出されておりまする計……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 地方行政委員会 第4号(1958/12/18、4期、緑風会)

○森八三一君 ただいま大沢委員の質疑応答を通しまして、政府の意見が一致しておらぬというのですから、ここで結論をお伺いすることは非常にむずかしいことなのですが、そういう政府部内の意見がこの問題について一致しないということに、私は非常に不審の感を持つのです。それは結局、自治庁政務次官がおっしゃることは、われわれの理解しておる当然のことをおっしゃっておる。それに対して相澤主計官のおっしゃるのは、何かこの地方交付税法というものを便宜主義的に考えていらっしゃるということにしか受け取れないのです。そこでお伺いしたいのは、繰り返し、大沢委員の質問に関連するのですが、地方交付税は地方団体の自主財源とお認めにな……

第31回国会 地方行政委員会 第9号(1959/02/17、4期、緑風会)

○森八三一君 先刻説明の中で、全日制の高等学校、大学、幼稚園については、この改正法の適用される学校数とその職員数の御発表がありましたが、教育事務に従事する職員につきましてはお話がなかったのですが、そこで、お伺いいたしたいことは、政令で定める該当者の範囲は何をお考えになっておるか、そのお考えになっておる構想に基いて対象となるべき人員が、見込み数幾らであるかということが一つ。  それから、基準に当てはめて条例が改正せられた場合に、この改正法が適用になるということになりまするが、現在基準以下の条例でありまする市町村が幾ばくであるのか、それが、この改正法が実施になりますれば、当然、今御説明のありました……

第31回国会 地方行政委員会 第22号(1959/03/27、4期、緑風会)

○森八三一君 私は、この際、青木国務大臣に、過日予算委員会でもお伺いをいたしたのでありますが、地方税の中にありまする、いわゆる通例申しまする遊興飲食税のうちの大衆飲食税についてであります。  過般の予算委員会で、この税法が改正されましたときに、従前二百円まで免税であったのを、百円引き上げて三百円にした。その際に、従前五%の課税であった部分を、五百円まで一割という税法の改正が行われましたときに、この委員会でいろいろ論議がございまして、当時の担当大臣でありました田中さんは、われわれ委員の質問に答えまして、非常にもっともなことであるので、三十三年度には必ずこれを実現するというような趣旨の答弁をされて……

第31回国会 地方行政委員会 第23号(1959/03/31、4期、緑風会)

○森八三一君 私は、ただいま議題になっておりまする三案に対しまして、原案に賛成の意を表しますと同時に、提案されております社会党の修正案には、遺憾ながら反対の意を表するのであります。  社会党の提案されておりまする修正案のねらっておりまする点につきましては、必ずしも賛意を表し得ないというわけではありませんが、昭和三十四年度の十月一日からいわゆる大衆遊興飲食税の減税を実施せんとする内容を持っておるのでありまして、地方財政が非常に困難な度を加えておりまする現況にかんがみまして、これが減収に伴う対策を講ずることなしにこの措置をいたしますることは、きわめて地方財政に悪影響を与えることになりますので、そう……

第31回国会 予算委員会 第9号(1959/03/12、4期、緑風会)

○森八三一君 私はこの機会に、議題になっておりまする昭和三十三年度の予算補正(第2号)の問題を中心にして、大蔵大臣に二、三お尋ねをいたしたいと思います。  その第一は、昨年ちょうど今ごろ三十三年度の予算を審議いたしまする場合に国際収支の問題が相当論議の対象になったことは御案内の通りであります。その際に三十三年度の輸入の見通しは三十二億四千万ドルというようなことが計画として発表されました。もちろん生きておる経済のことですから、その通りにいかなければならぬということを強く主張するものではございません。ところが、今年度の予算の審議に当りまして、経済企画庁の方から出されております資料によりますると、実……

第31回国会 予算委員会 第14号(1959/03/19、4期、緑風会)

○森八三一君 時間がわずかでありますので、端的にお伺いをいたしたいと思います。  まず最初に、青木国務大臣にお尋ねをいたします。ひとり予算委員会だけではありません。どこの委員会でも、われわれ議員と政府との間に各種の質疑が行われまして、その質疑を通して政府当局の見解も述べられ、ときにはわれわれ議員の質疑に対しまして、同感の意を表せられ、それが他日、に約束をされるような場合がしばしばあるのであります。その具体的な現われといたしましては、各種の委員会で付帯的な決議をいたします。その決議の趣旨はごもっともだから、そういうものはすみやかにその、実現をはかるというような見解が述べられたり、もっと具体的に、……

第31回国会 予算委員会 第15号(1959/03/20、4期、緑風会)

○森八三一君 委員長、議事進行について発言を求めます。
【次の発言】 一般質問は本日をもって終了することを目途として努力して参りましたが、すでに時間も九時になったことでありますので、本日はこの程度として、残余の質問は二十三日に続行することとし、二十三口質問の終了後、直ちに分科会に移り、分科会は二十六日中に主査報告を結了すること、なお分科会の、委員配属等は委員長に一任することにいたし、本日はこの程度で散会されんことの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第31回国会 予算委員会 第17号(1959/03/26、4期、緑風会)

○森八三一君 第三分科会におきまする担当予算の審議の経過を御報告申し上げます。  第三分科会の担当は、昭和三十四年度予算三案中、農林、運輸、郵政及び建設の各省所管に属するものでございます。分科会におきましては、二十三日の午後に郵政省、二十四日及び二十五日の午前に農林省、二十五日午後に建設省、本二十六日に運輸省の各所管予算について関係当局から説明を聴取し、質疑を行い、詳細にわたりまして審査を行なって参りました。以下質疑応答のおもなるものにつきまして、その要旨を御報告いたします。  まず、郵政省所管におきましては、昨年四月ILO総会で行われた、無電による医療助言の勧告について、郵政大臣及び電電公社……

第31回国会 予算委員会 第18号(1959/03/30、4期、緑風会)

○森八三一君 三月三日の日に三十四年度の予算三案が衆議院を通過しまして、本院に本付託になった四日の日から、本院では連日この委員会を開きまして、内事、外交きわめて広範な問題にわたりまして質疑が行われました。その質疑を通しましてきわめて重要と思われることで、今なお政府の考え方が必ずしも明確に表現されておりません数個の問題が残されておると思うのであります。そういうような関係からいたしまして、ただいまも外交問題で曾祢委員から御質疑があったわけでありまするが、私はこの際内政問題を中心として数個の点についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  その第一点は皇太子殿下の御結婚と特赦の問題であります。かつ……

第31回国会 予算委員会 第19号(1959/03/31、4期、緑風会)

○森八三一君 私は緑風会を代表して、ただいま議題になっておりまする、昭和三十四年度予算三案に対しまして、政府提出の原案に賛成の意を表するものであります。  私どもは、いわゆる神武景気の波に乗って、一千億円減税、一千億円施策を打ち出されました昭和三十二年度予算の審議に当りまして、当面する好況に目を奪われて、いたずらに積極財政を展開いたしますることは、厳に戒心を要するところであり、きびしい国際経済の競争場裡に立って、輸出の振興と国際収支の正常なる発展を期し、わが国経済の再建を実現することは容易ならざる難事であり、周到綿密な計画のもとに対処しなければならぬことを警告したのであります。ところが私どもの……

第31回国会 予算委員会 第20号(1959/04/07、4期、緑風会)

○森八三一君 関連。ただいまの皇太子の御成婚に関する大赦、恩赦、特赦の問題でありますが、このことはすでに二十八国会から取り上げて、この委員会では毎回論議をしてきたところであります。私も二十八国会以来、予算委員会のたびには毎回発言をいたしておるところであります。最初に、総理の御答弁は、御成婚等の場合には、前例としてはそういうことはなかった、だから、そういう趣旨においてこの取扱いをするでありましょう、そういう趣旨の御答弁であったと記憶をいたしております。なるほど調べてみまするというと、現在の天皇陛下の御成婚、大正十三年には、総理のおっしゃる通り、選挙違反は対象になっておりません。それから現在の皇太……


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各種会議発言一覧(参議院4期)

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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 予算委員会公聴会 第1号(1957/03/15、4期、緑風会)

○森八三一君 先刻のお話で、今回の減税措置というものが一応受け入れられる。しかし、その結果階層別に見るというと問題点が残っておる。そこへもってきて一面に鉄道運賃の値上げが行われる。それがさらにアンバランスを深めている。この点に問題点があるという御指摘があった。そこでお伺いしたいことは、今度の鉄道建設五カ年計画の六千億円という支出の内容がいいか悪いかという点の究明は別にいたしまして、そのことは現在の国鉄の老朽しておる現状から考えれば不可避的たという前提に立った場合、そういうようなアンバランスが起きてくることを考えながら、鉄道運賃の値上げという一点にこの解決の策を求めなければならぬというのか、他に……

第26回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1957/03/30、4期、緑風会)

○森八三一君 予算に直接関連をしておることではありませんが、検査院で非常に人手不足の中を御苦労いただきまして、各地で検査が行われ、その結果を国会に報告せられまして、国の予算の執行に適正を期する資料を与えておっていただいておるということにつきましては、感謝をいたしておりますが、その検査のやり方について一つ例をあげて申しますると、昭和二十八年に九州から本州にわたって非常な大災害があった。その災害の復旧のためにかなり高額の補助が行われ、その後におきましても年々水害、風水害、凍霜害、冷害といったような各種の災害が頻発するたびごとに、国としてはいろいろ救済の手を差し伸べておる。その一つに、農村で申します……

第26回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1957/03/31、4期、緑風会)

○森八三一君 この分科会に審査を付託せられておりまする案件につきましては、昨日から各位の熱心な質疑がかわされたわけでありますが、まだ質疑も相当残っておるかと思いますが、しかし理事会でかねて協議が整っておりますように、本日の午前中に主査の報告を完了するという申し合せ等の関係からいたしまして、時間も切迫していることでありますので、分科会の審査はこの程度で打ち切ることにお取り計らいを願いたいと思います。


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 予算委員会公聴会 第1号(1958/03/11、4期、緑風会)

○森八三一君 非常にごもっともなお話を聞いたのですが、そのうち一つ、貯蓄減税は不徹底だというようなことの意味の御発言があったように思うのですが、それじゃ、一体、どういうふうにしたらいいかという対案がございましたら、お話を聞かしていただきたい。  もう一つは、最近、生糸の輸出が非常に困難をしておるという状況にあるわけでありますが、この原因は一体どこにあるのか。輸出商社のいたずらな競争のために値段を下げた、それが悪影響を与えたというようなふうにもいわれておりまするし、玉糸の最低価格を年度の途中で変えてしまったということが、価格安定の新政策というものについての日本政府の態度があいまいだったということ……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1959/03/23、4期、緑風会)【議会役職】

○主査(森八三一君) 議事を始めるに当りまして、一言ごあいさつを申し上げます。  皆様の御推選によりまして、私が主査をやらせていただくことになりました。御協力をいただきまして、これより本分科会の運営を行なっていきたいと思います。  審査に入りまする前に、議事の進め方についてお諮りをいたします。  当分科会は、昭和三十四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、農林省、運輸省、郵政省及び建設省所管について審査をいたすわけでありますが、本日は郵政省、二十四日は農林省、二十五日は建設省、二十六日は運輸省所管について御審議を願うといった方法で進めて参りたいと思います。もちろん、一応の区分……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1959/03/24、4期、緑風会)【議会役職】

○主査(森八三一君) それではただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。日程の順に従いまして、昭和三十四年度一般会計予算同特別会計予算並びに政府関係機関予算のうち、農林省所管を議題といたします。最初に政府から提案の御説明をいただきます。
【次の発言】 この際お諮りいたします。  他の分科会担当委員の諸君から、質疑のためこの分科会で発言を求められました場合には、これを許可することにいたしたいと存じますので、あらかじめ御了承を得たいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めますので、さよう取り計いをいたします。  続きまして、ただいまの説明に対し、御質疑のある方は……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1959/03/25、4期、緑風会)【議会役職】

○主査(森八三一君) ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。  昨日に引き続きまして農林省所管を議題にいたします。  御質疑のおありの方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 北村委員にちょっと申し上げますが、あと栗山委員、千田委員の発言の必要がありますので、要点だけ簡潔にお願いします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記つけて。  ただいま懇談中に栗山委員から要求のありました資料につきましては、至急調製をして提出を希望いたします。
【次の発言】 それでは、お諮りいたします。  日程の関係もありますので、農林省所管につきましてはこの程度で終了い……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1959/03/26、4期、緑風会)【議会役職】

○主査(森八三一君) ただいまから予算委員会第三分科会を開会いたします。  本日は昭和三十四年度一般会計予算同特別会計予算及び政府関係機関予算のうち、運輸省所管を議題といたします。  まず、政府から御説明をいただきます。
【次の発言】 この分科会の委員の皆さんにお願い申し上げます。質疑の通告書が相当多数に上っておりますので、質疑を制限するというような趣旨ではございませんが、おおむね三、四十分程度で御進行いただきますように御協力を前もってお願いしておきます。自然政府当局におきましても、質問に対しては、要旨を十分に率直に御開陳いただきますように希望いたしておきます。  なお、国鉄の予算説明が残って……



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データ更新日:2022/12/18

森八三一[参]在籍期 : 2期- 3期-| 4期|- 5期- 6期- 7期- 8期- 9期
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