中田吉雄 参議院議員
4期国会発言一覧

中田吉雄[参]在籍期 : 2期- 3期-| 4期|- 5期- 6期
中田吉雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中田吉雄参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院4期)

中田吉雄[参]本会議発言(全期間)
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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 参議院本会議 第5号(1957/02/06、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 私は、日本社会党を代表し、石橋内閣の施政演説に対し、主として安全保障、地方財政を中心といたしまして質問いたします。  まず、第一に、原水爆時代におけるわが国の安全保障についてであります。今回の施政方針演説を拝聴いたしますると、国際政局に決定的な影響を与えつつある原水爆についての十分な認識がなく、また、外交においても、対米追随外交を対米協力という美名によって粉飾して、そうして鳩山外交より大きく後退いたしていますことは、まことに遺憾と言わなくてはなりません。先般イギリスの首相となりましたマクミランは、昨年外相としてジュネーブに参ってロンドンに帰りました際、記者団会見をやりまして「新聞……

第26回国会 参議院本会議 第30号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 私は、ただいま議題となりました昭和三十二年度特別会計予算補正(特第1号)に関しまして、日本社会党を代表し、反対討論を行わんとするものであります。  まず、反対をします第一の理由は、本予算補正によりまする駆逐艦二隻の建造は、わが国の独立と平和に対しまするわが党の基本方針と全く相いれないからであります。本予算補正は、新設されまする臨時受託調達特別会計に関するものであり、この会計は、日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定に基き、米国より無償で譲渡される予定の艦船二隻を日本国内で調達するため、新たに設けられるものであります。すなわち、これによっても明らかなように、これは日米間に取……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 参議院本会議 第18号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 私は、日本社会党を代表しまして昭和三十三年度一般会計予算、特別会計予算、政府関係機関予算の三案に対し、反対討論をいたさんとするものであります。  岸内閣は、少くとも昨年の春、石橋内閣から引き継いだ予算案が国会を通過いたしましたならば、直ちに解散を行うか、おそくとも昨年の秋には解散を断行し、しかる後、昭和三十三年度予算に対処するのが民主政治のルールーであったと言わなくてはなりません。(拍手)しかるに、岸総理は、解散回避のための口実を設け、三度も外遊をし、内政をおろそかにし、アイクやダレスのごきげんをとることによって、岸政権のてこ入れをしようといたしましたことは、内政と外交の本末を転……

中田吉雄[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院4期)

中田吉雄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 地方行政委員会 第1号(1956/11/19、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 今後の委員会の運営ですが、日曜を中心にして、土、日、月というようなことでよく遊説に出たりするものですから、一つなるべく……もし御了承が願えれば、特別な場合は別ですけれども、議案が輻湊したときは別ですが、なるべく土、月は委員会を持たないようなことを御了承願いたい。これは重要議案が山積しておるときは別ですが、一つそういう……他の委員会でもそういうことをやっておるようでありますから、お諮りしていただければ……。

第25回国会 地方行政委員会 第2号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 午前中に、小林財政部長からいろいろ財政の近況について御報告がありまして、だいぶん自画自讃されましたが、しかし、その内容については、後刻地方財政の本質にさかのぼっての御質問をいろいろしたいと思いますが、今日、大蔵省の地力資金課長においでを願いましたのは、再建団体の取扱いについて、自治庁と大蔵省との関係について、一つお願いしたいと思うわけであります。  実は、午前中いただきました各都道府県別の再建団体の指定を受けたいという申し出の一覧表と、それから承認になりましたものとの概況をいただいたんですが、府県の方につきましては、割合進捗しているようですが、町村の方におきまして、たとえば、北海……

第25回国会 地方行政委員会 第3号(1956/12/04、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 昼からおいでにならぬというので、希望ですが、藤井部長のおられました前任地の大阪は、四十六府県ですか、その中でも最も財政力の豊かな地方、財政危機の治外法権的な租界みたようなもので、非常に居心地のいいところで総務部長をやってこられたと思います。そういうところでは、地方公務員法も割合支障なく、いかに保守党さんの知事であっても適用されると思う。しかし、なかなか全国の各府県は大阪なんかとは非常に違いまして、きびしい。そういう点から、地方公務員を守るべき公務員法が、むしろ歪曲されて財政再建等に使われるようなおそれもありますし、一つ大阪とはなかなかよそは違うということを広い見地から見ていただき……

第25回国会 地方行政委員会 第4号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 この百十二号ですがね。この趣旨は、書かれている文面からは、それは合併しないと有利に増加すれば、よけい合併せぬという問題もあるが、合併を促進させるために弾圧を加えて、必ず県庁の地方課の職員が合併のあっせんに出てきますと、交付税が減りますぞ、学校の起債も、というようなことはもう常套手段なんです。そういうことのないようにという意味とはこれは違うのですか。非常に合併促進の手段にかなり広く、この起債であるとか、交付税であるとかいうものが使われて、歪曲されて流布されてるのですね。これはどうなんですか。合併促進法では、合併しないものとして個別に計算して、そして合算して出すということになっている……

第25回国会 地方行政委員会 第5号(1956/12/11、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 この再建計画の自治庁と愛媛県当局との折衝の際に、自治庁側でかなり考慮していただいたことは仄聞しているのですが、お伺いしたい点は、県会との関係が非常にむずかしいようですが、二%ということでこれは一切もうふくらませないという決定になっておるのですか。その点いろいろな印刷物ではもう二%から一切ふくらませぬという、そういう了解が議会側と県当局でついておるということですが、ただいま角田課長から三〇%というのは一応のワクで、何か調整的、かなり弾力性があるような意味を承わったのですが、その関係はどうなんですか。
【次の発言】 長野課長どうなんですか。再建計画の際に、県議会が昇給財源の一%ですか……

第25回国会 地方行政委員会 第6号(1956/12/13、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 関連してちょっと。今の数字ですね、柴田課長の方からでけっこうですが、対象人員を教育職員と事務職員と分けて八億というのは、これは半額の分ですか、その辺はっきりして下さい。
【次の発言】 これはやっぱりそういうものはその前の四項の「軽微」のものと違うのですか、やはり……。
【次の発言】 来年度交付税のかなり重要な変更をされる改正法案を出されるということで、お尋ねしようと思っていましたが、時間もありませんしいずれ二十日から国会が開かれるので、期末手当のこういう増額の実施状態等もまたお尋ねするときもあると思いますので、先刻柴田課長に申し入れておりましたが、それは本日は取りやめます。  た……

第25回国会 予算委員会 第3号(1956/12/06、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 鳩山総理に。本臨時国会も、本日をもって終了することになっていましたが、本日午前の委員長の御報告によりますと、政府との方から本国会を延長するような、要請があったやに聞いたわけですが、この国会の会期の延長について、自由民主党内におきまして、この会期の延長の理由といたしまして、まず一つは、どの会派とは申し上げませんが、ある会派は、会期を延長した方が、やがて行われる総裁公選における主導権確保に有利である、どういう理由かしりませんが、それが一つと、もう一つは、主導権確保のためには、新聞紙上にも、あるいは雑誌その他にも、あるいは一般の世評でも伝えられていますが、有力な総裁候補の三省のうち、そ……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 地方行政委員会 第2号(1956/12/24、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 議事進行に関して……長野再建課長は出席されますか。
【次の発言】 一億七千の追加補正ですが、おやりになったということですが、それは自治庁の認めた計、画のワクの中なんですか。
【次の発言】 先のお話の中に、単独事業はほとんどやっていなかったように聞いたのですが、そうなんですか。
【次の発言】 自治庁が指定されました再建団体の各府県別の一覧表を出しておりますが、それで見ると、お宅の県の投資的経費は本年三十二億一千七百万円で、補助事業が二十七億四千五百万円、単独事業が四億十千五百万円、こういうことになっておるのですが、これは大体一億七千万円の補正された計画通りなのですか、どうなのですか……

第26回国会 地方行政委員会 第閉会後2号(1957/07/12、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 財政部長の小林さんにお尋ねしますが、いろいろ給水したり検査したり、ただいま当局から陳情があったりしているようですが、それは交付金の特別分の対象になって措置されるのですか。それは八千八十万円ですか、起債がどうせあるのでしょうが、もう大部分一応各府県、市町村に配分の内示をされたような段階だと思うのですが、こういうことは緊急の事態にどう対応されるのですか。その二点について。
【次の発言】 生命に関することですから、できるだけ地元の要望に沿っていただきたいということは、当委員会のなにですが、起債ですね、府県の段階はもう確定したんじゃないですか、まだですか。市町村でも内示された段階だと思う……

第26回国会 地方行政委員会 第閉会後3号(1957/08/12、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 ただいま御説明をいただきました中に、災害復旧事業は、単に原形復旧にとどまらず、災害関連事業の施行をはかるという措置の御説明がございましたが、二度と再びこういうことを繰り返さぬためには、これまでのような原形復旧でないこの措置の方が適当だと思うのですが、これは現行法でできるのですか。
【次の発言】 そうすれば、これは単に今回の災害地帯だげでなしに、全国的な規模において原形復旧中心主義のような改良を含めたような、そういうことに転換されるのですか。あるいは九州だけの措置ですか。
【次の発言】 大蔵省はおいでになっておりますか。
【次の発言】 これはどうなりますか。外貨危機を救うためにとら……

第26回国会 地方行政委員会 第閉会後5号(1957/09/11、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 地方交付税ということですが、きょうの公報を広げることはできませんか。
【次の発言】 ちょっとその前に、議題からそれるかと思いまして恐縮ですが、ごく簡単ですから、お許しいただきたいと思うのですが、再来年で衆議院の定例解散もありますし、どういう形の選挙法がやられるかということは非常に重要で、大体のことは、長官なり岸総理の言明ではっきりしているのですが、小選挙区制度に対する長官並びに岸内閣のはっきりした一つ御見解をこの機会にお伺いしたい。
【次の発言】 大体、郡長官なり岸総理の御言明等で、そういう立場をとるかと思ったのですが、次にはやらない。  それからもう一つ、選挙制度調査会が期限が……

第26回国会 地方行政委員会 第閉会後6号(1957/10/11、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 答申とは違うのですが、立派な消防会館ができておるのですが、あの構想、特に地方で寄付金を集めるのに、どの家でも火災があるかもしれぬ、その寄付に応じない者は面倒を見てやらぬぞということまでは言わないが、そういうことでかなりの割り当てで建設資金を集めているんですね。あれは消防協会でやるのですか。その構想、金額、資金というようなことについて一つ御説明願いたい。
【次の発言】 きょうは時間もありませんし、一つ財団法へ消防協会の方に御連絡願ってもう少しこれに対する詳しい、関係方面の寄付とか、各県の割当とかそういうものをはっきりしてもらいたいし、ああいう大きな建物を作ることが果してふさわしいか……

第26回国会 地方行政委員会 第9号(1957/03/12、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 この資料ですが、これはまあわれわれとしては、もう少し各府県、市町村等の財政構造がどうなっているかというようなことを知るには、これはまあ要約ですから、すべての集大成なんだから、このもとの各府県別に仕分けたような、やはり警察の職員、一般の職員とか臨時職員とか、地方債の各府県別とか、そういうものはできないものですかね。私は、お宅の自治庁を見て、税務部はなかなかよく資料が整っておる。それから行政部でも、給与の実態調査等浩瀚な資料がまとめて出ているのですが、なかなかよほど専門家でないと、これで地方財政計画の当否というようなことを判断するには、もう少し資料を――やはりこの背後にある、これの基……

第26回国会 地方行政委員会 第10号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 地方公共団体の予算の編成期に際して、財政法でしたか指針を与えられておると思うのですが、三十二年度の各地方公共団体の予算の編成に対する指針を一つ見せていただきたいと思います。  それから非常に問題になっておるのは、いろいろ再建法の措置で再建法の適用を受けた団体の予算編成が、最近の経済界の好況、自然増収等にもかかわりませず非常に困難をきわめておる所もあるようですが、それらにしても何か特別な指針を与えておられるかどうか。私の聞く限りでは何かもうこれまでの計画通り組めておるような何があって、あっちこっちで非常に困難をきわめておるように聞いておるのですが、そういう点どうなしですか。

第26回国会 地方行政委員会 第11号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 関連して。今、局長の言われたようなことはあるでしょうが、しかしそういうことは個々の府県なり、市町村の地方財政がノルマルな状態に言えることで、なるほど地方道路税でやったやつはやるでしょうが、県で組んでおったやつをはずしてしまってプラスというふうになりますか。それは私は財政状態がノルマルな場合においてのみ言えることで、やはりバスやトラックをやっておる人がぶち込んだって、またガソリン税を払ったって、やはり府県の財政が赤字なら、なるほどそれはやるだろうが、これまでのやつをどこかにやってしまったり、だから私は今、局長の言われたようなこと、成瀬さんの言われたような問題は、地方財政がノルマルな……

第26回国会 地方行政委員会 第18号(1957/03/31、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 このいただいた資料をちょっと見たのですが、ないようですけれども、府県税と市町村税を直接税と間接税に分類して、その比率は出せませんか。出ていますか。私ちょっと見たのですが……、厳密には分けられるものもあると思います。ありますれば指摘していただきたいし、なければ、府県税と市町村税を直接税、間接税に分けて、その比率ですね。
【次の発言】 やはり私は、シャウプ税制をもう一ぺん反省してみる時期じゃないかというような点で、やはり間接税と直接税、国税と地方税とは比率が違っておりますが、そういう角度から取り上げたいと思いますので、一つこれを知らしていただきたい。  それから自動車関係の税金ですね……

第26回国会 地方行政委員会 第20号(1957/04/03、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 これはやはり加瀬委員の質問とあわせて……。私は造船利子の補給の打ち切りがやっぱりはね返ってきて、地方税がある意味で、そういう面でしわが寄っているという面も含んでいるのじゃないですか。
【次の発言】 外航船舶なんかの固定資産税、この種の、外国との国際競争等を考えて、それと足をそろえるというようなことは了承できるのですが、そういうことは、単にそういう固定資産や大規模な生産だけでなしに、私は人の部面でも、物やただそういう生産だけを限定して国際的な競争力等を考えて足をそろえるというような考えは、やはりこれは個人の負担にしたって、それは必ず生産のコストに響くことだし、私はもっと広くそういう……

第26回国会 地方行政委員会 第21号(1957/04/04、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 これは、運輸省になるのでしょうか、建設省になるのでしょうか、自動車関係のいろいろな税金が目的税のような形でかかっているので、受益者負担というようなことなら、道路に対する投資をする、その経済効果の分析ですね。たとえば、鮎川さんのところなんかで、道路に対する投資を一〇〇とすれば、それが関係するものに対する受益のパーセントなんかをいろいろ出しておるようですが、そういうものはありますか。
【次の発言】 この揮発油税、地方道路譲与税、あるいは軽油引取税等の税率をどうするかということを決定する際には、いろいろコスト分析その他をやって、自治庁、運輸省、大蔵省、建設省というようなところから話し合……

第26回国会 地方行政委員会 第23号(1957/04/06、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 地方税法の改正法案のけりをつけますためには、基地関係、まあ一種の固定資産税に該当するものですから、実際それもあわせて出してもらうことが必要じゃないかと思うのですが、大体私、予算委員会の際にも、初年度五億円出てるんですから、予算が出ているのに、法案がもう二日、三日待てというようなことで、今日に至ってもなお出ないようですが、一体どういうふうになりつつあるんでしょうか。
【次の発言】 一両日中にはまとまるだろうということですが、所管省はまあ自治庁だということで、大へんけっこうだと思うのですが、大体荒筋の構想はどういうふうになっておりますか。

第26回国会 地方行政委員会 第24号(1957/04/08、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 田中長官が御出席なのでお尋ねします。  七日に、新潟市に小澤組織委員長、塚田政調会長が行かれて、記者団会見において、小選挙区法案を検討して、臨時国会を開いて、この法案を通して解散になるだろうということを、七日に新潟市で声明されておりますし、極秘裡にやはり小選挙区制をもう一ぺん再検討しておるといううわさがあるのですが、最近ひんぴんとして各紙にそういう報道がされますが、担当大臣として御案内でしょうか。
【次の発言】 それで田中大臣の担当大臣としての御意見もよくわかりましたが、また別の方では、小選挙区制については非常に強い反対もあるし、また第一段階として、人口の増減に伴う選挙区の定数を……

第26回国会 地方行政委員会 第27号(1957/04/19、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 関連して。向井は土屋知事と一緒に住んでおったんですよ。そういうこともわかっていますが、そういうことと関連して、一緒に同居しておったのです。そういうことも含んで一つ。
【次の発言】 去る十五日の午後三時五分ですか、土屋知事は板付の飛行場に着いて、自分が却下した書類を副知事が勝手に判こを押してやったのだから、自分は刑事責任はもうなくなったのだ。今、井本刑事局長が言われたようなことと違うのですが、まだいろいろ疑問もあるし、また捜査の過程のようなお話ですが、自分が却下した書類を、それを山本副知事らが勝手にこの書類を利用して、知事の決裁印をとり、協会の知らぬ間に第一相互銀行に流して、一千万……

第26回国会 地方行政委員会 第36号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 昭和三十二年度の予算編成の過程でも、交付税の問題が最後までもめましたが、当委員会では、相変らずまた、田中長官以下の御努力にもかかわらず、われわれとしては満足できないような点がたくさんあるのですが、私、予算委員を兼ねていまして、欠席していましたので、重複しました」ら大へん恐縮ですが、御了承していただきたいのですが、この付帯決議ですね。衆議院の付帯決議というものは、地方交付税法の税率を、来年度から一・五上げるというふうにならずに、付帯決議になったいきさつを一つ聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これは、実質上地方交付税法の一部を改正して、税率のところを二七・……

第26回国会 地方行政委員会 第37号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 このただいまの議題と少し広い関連になって恐縮ですが、最近あちこちの地方団体に私一個で現地視察に参りました際に、自治大学の資金調達についていろいろなまあ不満といいますか、聞いているのですが、予算書を見ますると、昭和三十二年度の予算書には一千万円国が補助するようになっているのですが、その資金の調達について、特に都道府県市町村というような面の負担関係について、はっきりしてもらいたいと思うわけであります。
【次の発言】 これは均等償還となっているようですが、利息はつくのですか。
【次の発言】 そうしますと、知事会や市長会ですか、そういうところに持っている金でやるのですか、立てかえてもらう……

第26回国会 予算委員会 第7号(1957/03/11、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 私も委員長理事打合会に出て、いろいろ打合会の進行状態を見ますると、石橋前総理の御病気、政変等によりまして、予算の審議が非常におくれたということだけで、どうして社会党を納得さして早く総括質問に入るかということだけに、私から見ていると非常にそこに重点を置いて、三十二年度予算、三十一年度予算補正等をどうするかという、やはり全体的な構想に基いての衆議院におけるような、そういうことがなかったと思う。やはり私はどうしても予算の建前からいえば、三十一年度補正予算を先議すべきでしょう。そういうことを考えてみると、小林委員は、予算ということでどの予算か限定がなかったとも言われていますし、やはり私た……

第26回国会 予算委員会 第20号(1957/03/31、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 議事進行。いよいよ予算審議も最終段階になって、最後の締めくくりの総括質問ですが、いろいろ他の委員会との関係もあると思うのですが、与党の委員の人の出席も少いようですから、はっきりしてから議事進行していただきたいと思います。

第26回国会 予算委員会 第21号(1957/04/24、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 ただいま議題となりました昭和三十二年度補正予算につきまして、わが党といたしましては、小林、湯山、中田等三人が質疑することとなりまして、私は、主として外交、防衛等、この予算を取り巻く包括的な問題に関して御質問を申し上げたいと思うわけであります。  まず第一に、岸内閣の外交政策の基調に関してでございます。この点につきましては、臨時総理大臣とし、また外務大臣とされ、外交方針に対する施政演説も拝聴し、わが党の羽生、曾祢両氏あるいは衆議院における和田氏等、その他あらゆる角度から質問がありまして、つぶさに拝聴することができました。率直に申し上げますと、まことに岸総理はよくお勤めいただいて、懇……

第26回国会 予算委員会 第23号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 私は、ただいま議題になりました昭和三十二年度特別会計予算補正特第一号に関しまして、日本社会党を代表しまして反対討論を行わんとするものであります。  まず、反対いたします第一の理由は、本予算補正によりまする駆逐艦二そうの建造は、わが国の独立と平和に対しまするわが党の基本方針と全く相いれないからであります。本予算補正は、新設されまする臨時受託調達特別会計に関しまするものでありますが、この会計は、日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定に基き米国より無償で譲渡される予定の艦船二そうを、日本国内で調達するために、新たに設けられるものであります。すなわちこれによっても明らかなように、……

第26回国会 予算委員会 第28号(1957/05/11、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 関連質問……。岸総理の先日来のお話を承わりますと、仲裁裁定は完全に実施する、しかし予算単価と実行単価との差があるのだから、その調整をすることは裁定の完全実施と抵触するものでない、こういうお考えのように思うわけであります。そこで、かりに岸総理と同じベースに立って考えてみて、この調整の仕方を、一体これが労働者大衆に対して思いやりのある、また公社制度その他の特殊性に十分応じるものかどうかということについては、問題があると思うわけであります。そこで私は、いろいろこういうことに対する先例を調査してみました。これは比較し得る非常にいい例は、昭和二十九年、国家警察と自治体、警察とが一本になった……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 地方行政委員会 第2号(1957/11/05、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 郡長官、いろいろ御尽力を願って、自由民主党の大勢も二七・五に通信開会でなることが大体決定的なことは非常にけっこうなんですが、最近伝えるところによりますと、なるほど次の通常国会で二七・五にする。ただし、これが実施は昭和三十四年からやるのだ。二七・五にするが、三十三からやらずに、ただし書をつけて、三十四年から実施するのだ、そういう意見もありますが、その心配はありませんか。
【次の発言】 郡長官の方はそういうように理解されているかもしれませんが、大蔵省としましては、なるべく他の要求費目とかね合いでやりたい。党で締め上げられたりして万策尽きた。じゃあ二七・五にするか、三十三年度からは実施……

第27回国会 地方行政委員会 第3号(1957/11/07、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 農林省の方にお伺いしますが、九州の災害で、小規模災害ですね、補助対象にならぬものは、私おそく来たんですが、その発表あったんでしょうか、三県別に……十万円以下ですか、補助対象にならないやつ、それ一つ……。
【次の発言】 そうしますと、ただいまいただいている資料には、長崎の被害総額は三%と出ていますね、熊本一%……。
【次の発言】 被害総額に対しまして、小災害の額は必ずしも多くないのですが、これが地方で十分補助対象にならずにやれるかどうか。検討します際に必要なことは、地方公共団体の区域ごとにこれがどの程度集中しているか、集中しておれば、たとえば長崎一億八千万、熊本一億三千万でも、被害……

第27回国会 予算委員会 第4号(1957/11/11、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 大へんおそくなって恐縮ですが、私は地方自治並びに総理が政治と取り組まれる心がまえの問題、外交、防衛、その他について、御質問申し上げたいと思うわけであります。  まず第一に、地方自治と政党との関係に関してお伺いいたしたいと思うものであります。御案内のように、明後十三日は、岸総理御主催のもとに、東京都の体育館におきまして、天皇陛下の御来臨を得まして、地方自治施行十周年記念の祝典が盛大に行われるわけであります。私たちは、新自治法が施行されましてから、過去十ヵ年を回顧いたしまして、そのすこやかな将来の発展を所期しますためには、いろいろなされねばならぬ多くのことがあると思うわけでありますが……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 地方行政委員会 第6号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 この備考の2ですね、なおこれだけよけいあるということですか。
【次の発言】 それは法人税を引き下げますと、はね返つてくるのをこれはごまかす手段じゃないですか。
【次の発言】 どうして……。法人税を下げると、法人分が市町村民税の法人分ではね返る、それがはね返つて減るのでしょう。それで減るから、それをもとに戻して、減らぬようにするということの、あなた方の正論が負けてしまつて、押し切られてしまつて、事実上は減るのでしょう。そういうこととの関係はどうなるのですか。
【次の発言】 資料の要求を……。振興課長にお願いしますが、この前、当委員会に出されました、勧告を申請しておったところですね。……

第28回国会 地方行政委員会 第25号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 いただきました資料を見ますと、木引税が市町村の税の六、七〇%、八〇%にもなる町村があるのですが、これが今回の改正で、できるだけ合理化して、あまり減らないようにする、減るものは交付金で見るということにしても、そういう山村の林政が後退しないかという点なのですが、七、八〇%も木引税に依存していますところは、水田も畑もおそらく少いでしょうし、そこの住民の福祉というものは、山林資源の開発にほとんど依存していると思うのですが、木引税等が形が変って、交付金等で一般財源のような形でくれば、それがおのずから町村の林政の後退、やがてそれが住民の福祉というふうにはね返ってくることはないかどうかという点……

第28回国会 地方行政委員会 第28号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 この今回の重要な改正のポイントの一つであります剰余金の処理の問題は、国の予算でも大きく取り上げられた経済基盤強化確立資金、フィスカル・ポリシイの問題としてこれは取り上げられたのですが、どうもいろいろ検討してみますると、中央、地方相互の関連のもとにやられたのではないか、フィスカル・ポリシイの一環として、そういう一環として取り上げられたのかどうかという点をお伺いしたい。
【次の発言】 しかし若干のニュアンスの相違はありますが、時同じくして出ているという点、あるいは地方財政には相当余裕があるではないかというような大蔵省の攻勢というようなものとの関連で、どう言われようが、やはりその機能と……

第28回国会 地方行政委員会 第30号(1958/04/16、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 三十二年度の特別交付税の算定要綱をいただいていますが、福岡県ははなはだしく特別交付税が多いようでしたが、これは折しもリコール運動のあったさなかですが、反対派のてこ入れのために出されたんではよもやなかろうと思うのですが、この算定要綱のどの条項に当るのか。なお三十一年度並びに三十二年度の特別交付税の額ということについて一つ御説明を願います。
【次の発言】 この三十二年度特別交付税算定要綱案の二十一、十六ですか……。
【次の発言】 事業税をそれでは過大に見積っておったわけですね。それで私は福岡県のような、八幡を初め巨大産業のたくさんある、いわばそういうときにどうしてそういうふうになった……

第28回国会 地方行政委員会 第31号(1958/04/17、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 私はまず、松澤委員とも関連するのですが、今からでもおそくないから、解散の時期を予告し、明示さるべきではないかという点であります。民主政治のよきルールの確立のためには、あらゆる機会に努めなくてはならぬと思うわけですが、特に議会政治の最も大切な解散の時期というものを、もう大体十日かあるいは一週間というふうにしぼられているのに、なおこれを明示されないということは、解散権をもてあそぶといっては恐縮ですが、民主政治家として私は岸総理のためにとらないところだと思うわけであります。予算委員会でも申し上げましたように、カナダは三月三十一日に総選挙をやりましたが、二月二日に予告し、五月二十五日にや……

第28回国会 地方行政委員会 第32号(1958/04/18、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 選挙違反の各種選挙ごとの統計、府県別の資料、これはいただきましたかな。
【次の発言】 府県別にです。およそ選挙法の改正法案を審議する際には、もう要求を待たずして出していただくべきだと思うわけであります。労をいとわず、各府県別の集計を出して下さい。あなたのところはそれ専門でしょう。
【次の発言】 いや、過去のですから、あなたのところにあるやつは、各府県別のやつを集計しておるはずでしょう。統計学の一ページを習った者ならそんなことはわかり切っておることで、府県別集計、それが出ねば審議に応ずることはできませんよ。

第28回国会 予算委員会 第4号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 議事進行について。  いよいよ本日から参議院の予算審議が始まったわけですが、われわれもできるだけ国民の要望にこたえまして、その審議の促進に対しては協力いたしたいと思います。  そこで、ぜひとも要望いたしたいことは、政府は本国会におきまして、予算案の通過が最大の岸内閣の使命である、こういうことを言われて、国民の強い解散の要求に対しても、予算の重要性をもってこれに対処しておられるわけであります。従って、私たちが予算審議を御要望に沿って迅速にやるためには、これに関係しますところの重要法案が少くとも提案されることが予算審議をスムーズにやる重要な前提と言わなくてはなりません。この点は衆議院……

第28回国会 予算委員会 第9号(1958/03/10、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 私は、賠償協定、焦げつき債権、政治借款、減税並びに道路予算における中央、地方の負担問題、さらにイルカ漁業の転業対策費の問題、時間がありましたら軍人恩給の問題を御質問申し上げたいと思います。  まず、岸総理にお尋ねいたしたいことは、インドネシアの平和条約並びに賠償協定を締結されました直後、革命政権ができましたが、それにもかかわらず、伝えられるような既定方針のもとにこの批准をやられる意思であるかどうか、またああいうような革命政権が樹立されることが予想された中に、あの協定は締結されたものであるかどうかということについて、お伺いいたします。

第28回国会 予算委員会 第14号(1958/03/18、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 関連質問。今私も、実は分科会で御質問しようと思ったんですが、最後に小山さんが質問されました、この糸価の安定が繭価の安定に果して通ずるかどうか。ただいまの政府委員の答弁では、養蚕繭を作る農家の立場からすれば、非常に問題だと思うわけであります。今回の政府のてこ入れによりまして、糸価がある程度安定されたことは、まことにけっこうだと思うわけであります。しかし、春蚕の掃き立てもだん迫ってくるわけですが、ただいまのような、農林省の蚕糸局で立てているような蚕糸業対策では、たとえば、アメリカの実勢価格とこの支持価格をどうするか、化繊との関係、中共生糸の関係等、広範な総合的な長期の対策の一環として……

第28回国会 予算委員会 第16号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 関連して。小笠原議員からの道路三法案に関連する地方負担分、交付公債の利息の問題ですが、ただいま大蔵大臣は考慮してもいい、こういうことでしたが、わが党としましては、少くともこの負担率でも問題だが、せめて交付公債の利子は全免すべきだ、こういう考えを持っておるのですか、百歩譲って大蔵大臣、こういうことはできませんか、たとえば一級国道、緊急措置法の第五条では、四分の三を国が持って四分の一を地方が持つ。この四分の一ということを利息を含めて四分の一、利息の方も四分の一にする。非常に大蔵省辛いからその方もそういうふうなことをすれば首尾一貫すると思うが、そういうことはどうか。たとえば修理につきま……

第28回国会 予算委員会 第18号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 議事進行。岸総理ももうしばらくしたらおいでになるでしょうし、法務大臣にも出席を求められておりますし、若干時間が残っているようですが、午後やるような議事進行をしていただくといいと思うのですが……。

第28回国会 予算委員会 第20号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 関連して。外国の例ですが、カナダは、昨年総選挙をやりまして過半数をとることができませなんだので、政局を安定する意味で、たしか二月の一日に、三月三十一日に総選挙をやると、こういうことをカナダの首相は言明しています。さらに、イタリアの大統領も、この三月十七日に、来たる五月二十五日に総選挙をやると。こういうふうに解散の時期をはっきりと予告して、国民に判断の余裕を与えるというのが、民主政治のとるべき方向だと思うんですが、どうも、時期を予告することは、いかにも解散権を拘束するようにとられてですか、川島幹事長等の言を見ると、そういう言説をなされているんですが、イタリア、カナダ等の例を見ても、……


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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 予算委員会 第1号(1958/06/19、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 調査資料を要求しておきたいので、資料の提出ですが、一つとしまして、最近における賠償の実施状況、それから詳細な内訳は書類で提出いたしますが、電電公社創設以来の年度別の事業計画、契約の実績調べ、電電共済組合積立金の預託先、及び預託先の変更の状況というような問題でございますので、お願いいたします。
【次の発言】 五、六年だと思いますが。
【次の発言】 けっこうです。

第29回国会 予算委員会 第2号(1958/06/30、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 私は不況対策、特にオープン・アカウントの問題を中心にする不況対策、並びに予算の効率的な使用の問題と関連して、電電公社の問題を、取り上げ、時間が許しますれば、農業及び文教の問題を取り上げたいと存じます。  まず、その前に岸総理に、佐藤大蔵大臣を任命されましたことに対し、国民の間に不安と不信がありますので、このことについて御心境を承わっておきたいと思うわけであります。申すまでもなく、政治は国民の信頼の上に成り立つと思うわけであります。私は佐藤さんが総理の御令弟であるということによって、能力があってもそれが閣僚に入れないというようなことがあってはならぬと思います。しかし御案内のように、……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 地方行政委員会 第2号(1958/12/12、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 ちょっと。
【次の発言】 実は、この件でないので恐縮ですが、愛知長官に聞くのはどうかと思いますが、岸総理あるいは赤城官房長官にお伺いしたいと思うのですが、自治庁長官は兼職でやっていかれるかどうかという問題であります。まあ警職法の過渡的あるいは一時的な措置としてとられた措置だと思うのですが、御案内のように、地方財政の規模は国家予算に匹敵しますし、三千数百の膨大な複雑な団体をかかえての重要な国会に臨む際ですので、私は、やはり専任を置かるべきだ。愛知長官は、まあ行財政について非常な深い造詣を持たれますし、特に地方行財政の問題が今国会で大きな際ですから、そういうことについては私は異論があ……


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各種会議発言一覧(参議院4期)

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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 大蔵・地方行政・運輸・建設委員会連合審査会 第1号(1957/04/02、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 加瀬議員の質問と重複するのですが、政府の三十二年度の重要施策の一環として道路整備の問題が取り上げられていますが、受益者負担ということではやはり狭い、限界があって、新しい角度からやはりもう一ぺん再検討していただく必要があるのじゃないかと、こういう見地に立って大蔵大臣、建設大臣にお尋ねしたいと思うわけであります。大蔵省から三月二十三日付でいただいた資料によりますると、大蔵省が道路整備に使われます全体の経費の八割五分というものが業者の負担であります。さらに地方におきましての三割六分が業者の負担であります。これに自動車税の九十六億九千万を加えますと約六割、国の方におきまして八割五分、地方……

第26回国会 予算委員会公聴会 第1号(1957/03/15、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 昨年度六団体の要請ですか、何かたくさんの専門家が参加されて実態調査をやられたようですが、大体再建法の適用もほとんど済んだわけですが、たとえば徳島県のようなところは再建法の期限が十五カ年というような長いものもありますが、手直しをせぬと実際やれぬじゃないかと思いますが、どうでしょう。実態調査と、あの適用団体の現状と考えてどういうふうにお考えでしょうか。
【次の発言】 梶原さんの御質問から一つ感づいたのですが、間接統制で今の米作農家を擁護するような政策ができますか。


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1958/03/20、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 図書館にいろいろお世話になっておるのであまり言いたくもないのですが、図書館長は出て来ないのですか。私はやはり国会関係の予算を審議する際に、図書館長でございと言って一ぺんも出ずに、そうしてあちこち講演したり、随筆を書いたり、はなはだ私は不熱心だと思うのです。これはやはり私たちずっと見ていて、およそ図書館予算が審議される際、この忙しい国会議員の要求に十分応ずるようにするには、どうしたらいいかというようなことについては、やはり図書館長みずから、前国務大臣であるとか、あちこちの講演に出たり、文筆をもっばらやつて、それで国会議員に十気の接触なしに、どうしたら今御質問のあったような、国会議員……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1958/03/24、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 私恩給関係で少し質問したいのですが、社会保障との関係で基本的な原則のようなことはきょうはやりません。先般いただきました資料でもはっきりわからないのですが、将来社会保障の全面的な実施にこの軍人恩給の今回の増額修正が支障にならぬかという点が大きな問題になるのです。そこでかねて要求していただいた資料だけではわからぬのですが、今回七百八十五億のやつが八百五十三億になって、六十七億八千ふえていくのですが、これはずっととれるのですね。余命率を計算して一体これが四年後に、年次別に四年間にどれだけふえていく。さらに余命率を計算してゼロになるのは一体いつか。軍人恩給がゼロになるのはいつか。こういう……

第28回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1958/03/26、4期、日本社会党)

○中田吉雄君 金森図書館長に、矢嶋委員の質問に関連して、二、三お伺いしたいと思うのですが、国会図書館にいろいろ世話になって注文をつけることも恐縮ですが、私は、国会図書館というものが批判の外に立っておるということは、非常に問題だと思うわけです。各省は国会でぎゅうぎゅう予算その他やりますし、一般国民との接触も深い。ところが、実際国会議員は、この分科会を見ても、社会党の五名だけが出るほどそれほど、国会図書館というものは批判の外に立っておるということは、これはやはり図書館長の運営のいかんによっては、図書館経営が沈滞しないとも限りませんし、私はこれまで見て、やはり国会からのいろんな要請を受けて、受け身の……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1958/03/25、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(中田吉雄君) 関門トンネルの問題ですが、もしこれを国が直轄工事としてやっていましたら、たしか四分の三くらいは国の負担でやり、四分の一くらいは地元負担ということで、山口と福岡にいくわけだと思うんです。私は、やはり安部委員の言われますように……、なるほどまあ国家財政にも限度があるし、地元の要請もあってやるということについては根本大臣の言われたようなことがありますが、ああいう産業道路と申しますか、一般の道路と、雲仙や阿蘇のようなまあ観光道路のようなものとを、同じような形で有料道路にして、それを二十七年でペイさしていくということに大きな問題があるじゃないかと、これは当初、あとでも御質……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

中田吉雄[参]在籍期 : 2期- 3期-| 4期|- 5期- 6期
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