このページでは小沢久太郎参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。
○小沢久太郎君 ただいま議題となりました自由民主党、日本社会党並びに縁風会の共同提案にかかる道路整備の促進に関する決議案につきまして、その提案の理由を説明申し上げます。 まず、最初に決議案を朗読いたします。 世界各国の例に徴するまでもなく、日本経済発展の鍵は道路交通の確保にあるといつても過言でない。 しかるに戦後十年余の今日、さきに立法された道路整備費の財源等に関する臨時措置法により、五ケ年計画をもつて漸次改良整備されつつあるが、なお急激に増大しつつある自動車交通に対処しえず、これがため経済発展を阻害することはなはだしいものがある。 政府は将来における産業経済の発展に対応し、抜本……
○小沢久太郎君 これはいろいろ委員会をやっておる方がまた決算の委員をやられるのですから、ダブるということはやむを得ないのですが、そういうほかのあれと定例がダブるということは御研究になっておきめになったのですか。それで最後にそうおきめになったら、われわれは、火曜日と木曜日の午前十時から実は建設委員会をやるのです。ですから今、石井さんの言われたようにあまり出られないことになるのです。ほかの方がそういう点を御勘案になっておきめになったのならば、われわれ了承いたしますが、そういう点を御勘案になっておきめになったのですか。
○小沢久太郎君 実は私は九号台風で九州を視察して来たんですが、例の海岸堤防が非常にこわれておる。これを早急に復旧しなければならぬわけですが、その復旧するについて建設省、運輸省、それから農林省、そういうふうにお互いに分れて復旧するというようなわけでして、その間にちゃんとした構造の基準を作らなくちゃいかぬということになるわけですが、海岸法によりますと、築造基準というものを作ることになっておるんですが、これはどの程度まで進捗しておりますか、河川局長にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 河川局長が今まあ早急にこれはやりたいというのですが、まあこれは災害復旧もしなければいかぬし、ぜひこの築造基準を早……
○小沢久太郎君 田中委員のいろいろ質問された問題につきましては、実は私も建設省におりまして、建設省の職員の状態をよく知っておりますが、実際建設省はほかの官庁に比べて定員が少いのです。それがためにやむを得ず無理なことをしているのですが、今も重盛さんの言われたように、今度定員をふやす、それは非常にけっこうなことですが、その境を私はもっと明確にしてほしい。そうしてでき得るならば、相当数をふやしていただきたい。そういうふうにして、建設省の実際働いている人が愉快に、そうして後顧の憂いなく働けるようにしていただきたい、そういうことをわれわれとしては考える次第ですが、その境をどういうふうにして……、非常に官……
○小沢久太郎君 建設業法の一部改正の法律につきましては、今田中委員から御説明がありましたから、私は重複を避けますが、会計法の一部改正は、大蔵省の方として、今政府提案といたしまして提出しておるわけでありまして、それにはこれまでの会計法はいかに入札が低くとも、それをもって国はやらなければならぬというようなことであります。でございますから、実際問題としては、国損を与えるような場合でもその法律に従ってやらなければならないというようなことでございまして、それを今回改めまして、どうしても入札したものでその仕事を遂行しがたいというようなことを施行者が認めた場合には、最低価格でなくともいいというような法律でご……
○小沢久太郎君 実は日本の道路はまあ非常に悪いがために、日本の産業経済の発達を阻害しておるというような事情にかんがみまして、今回道路整備の促進に関する決議案を出そうというわけでございます。それで道路整備の促進に関する決議案を朗読いたします。 道路整備の促進に関する決議案 世界各国の例に徴するまでもな く、日本経済発展の鍵は道路交通の 確保にあると言っても過言でない。 然るに戦後十年余の今日、さきに 立法された「道路整備費の財源等に 関する臨時措置法」により、五ケ年計 画をもって漸次改良整備されつつあ るが、なお急激に増大しつつある自 動車交通に対処し得ず、これがため……
○説明員(小沢久太郎君) 太田川の問題につきましては、当委員会でいろいろ御指摘を願いましたので、地建の担当官を呼びまして、よく事情を調査いたしました。
【次の発言】 この二億六千何がしというものは、これは補償金でございまして、補助金ではございません。
それから先ほど大倉さんが言われましたように、国がこれを出せば権限としては国がこれをどうしろということはございませんが、しかしこれがどう使われてもいいというわけではございませんのでして、これが適切に、しかもそのいきました金が公平に漁民に渡るように、われわれの方といたしましては指導するといいますか、それを願っておるということでございまして、どういう……
○政府委員(小沢久太郎君) 実は最初協定を結びましたときに、二億六千六百万円五カ年で支払う。それによって今後苦情を言わないというようなことでありまして、建設省といたしましてはその二億六千六百万円を五カ年で払うということで解決しているというふうに考えております。
【次の発言】 ただいまお示しになりました資料は、あとう限り早く集めて提出したいと思いますけれども、先ほど申し上げました一億一千万、前の補償費の一億一千万の内容でございますが、これは先ほども河川局長が申し上げました通り、試算の過程でこういうことができましたので、今となりましてはこれに対してどうということは、私は地検に参りましてもないと思い……
○説明員(小沢久太郎君) ただいま田中さんの言われました運輸省の問題、あるいは農林省の問題、あるいは建設省の問題、そういう問題にまたがっていることは、企画庁で総合調整する、あるいは総合計画を作るということは、ぜひお願いしたいと思います。そこでわれわれの方といたしましては、その河川行政に関する限り、その治水の問題等、いろいろの問題に誠意をもって十分にやりたい。そういうように考えております。
○政府委員(小沢久太郎君) 実は私、昨日建設政務次官を拝命いたしまして、皆様の御指導によりまして、やっていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
○政府委員(小澤久太郎君) ただいま田中委員から御要求のありましたものは、さっそく調べまして提出いたします。
【次の発言】 ただいま田中委員の御要求になりましたものは、なるべく調べまして、詳細にわかるようにいたしますが、あるいはわからぬものがあるかもしれませんが、その点は一つ御了承願いたいと思います。
【次の発言】 田中委員の御説ごもっともでございまして、十分調査してそのようにいたします。
【次の発言】 ただいま田中委員から御要求のありましたものは、さっそく提出いたします。ただ、いろいろな経過等もございまして、確定していないものは、どういうふうな処置をとっておるかというようなことまでつけ加えま……
○政府委員(小沢久太郎君) それは労働大臣の所管でございます。
【次の発言】 私は官房長の説明が正しいと信じます。
【次の発言】 そういういろいろ産業開発青年隊をぜひしなければならぬということは、われわれ考えておるのでございますが、ただいま田中さんの言われた点につきましては、十分研究したいと思います。
○政府委員(小沢久太郎君) それは田中さんが言われた、つまりあとの方の市街地が住宅群になる、それから工場群になる、そしてそこで徒歩で通えるような工合にするというわけで、混合地域にはまあ住宅と工場が混合してしまう。そして不健全な市街に発達させるということは避けたいというふうに思っております。
【次の発言】 まあわれわれが今考えておりますのは、千葉海岸とか、それから伊勢湾とか、そういうようなところを候補地に持っております。しかしそれをどこから着工するか、どういうような計画でするかということは今後法律が通ってからにする、そういうふうに思っております。
○政府委員(小沢久太郎君) 文書の上でははっきりしておりませんが、予算の接衝のときに、大蔵省ではその意味は了承しているわけでございます。
【次の発言】 ただいま石井さんあるいは田中さんが言われました住宅公団、日本に住宅が足りない、その中から出すということはいろいろ問題がございますが、とにかく外国から来ました技術研修生に住宅を供給するということは、日本の国策としてもぜひ必要でございますが、今年は大蔵省の了解を得てそうしたのでございますが、その翌年、つまり三十三年度につきましては、たとえば外務省の
ワクで取るとか、そういうふうな別個のようにわれわれはしたい、そういうふうに思っておる次第でございま……
○政府委員(小沢久太郎君) 田中さんの今言われた趣旨は、私まことにけっこうでございまして、そうなるべきだと思うのでございますが、とにかく災害を受けた人を一刻も早く、つまり住居を与えなければいかぬというようなわけ合いから、救助法の住宅があるわけでございまして、実際上は田中さんのおっしゃる通りにしたいのでございますが、一刻も……そうしますと時間がかかりますので、やむを得ずこういうふうになっているというような現状でございます。
【次の発言】 そのお尋ねの最初の方の、金を持っている人にも無条件に貸すかということでございますが、これは標準建設費も一般の分より安くなっておりますし、それの建設費の額も御承知……
○政府委員(小沢久太郎君) 国土縦貫自動車道とそれから高速自動車国道との関係でございますが、ただいま田中委員が言われましたが、国土開発縦貫自動車道が幹線であることは、われわれもそう考えております。それから関連性の問題でございますけれども、これはやはり全国を一つのものと見まして、先ほど申し上げました国土開発縦貫自動車道を幹線といたしまして、そのほか主要な経済準備を進めまして、ほんとうの日本の大事な自動車国道を作るというふうな意味合いから、両方とも一緒に考えて国道網を結成したい、そういうふうに考えておるのであります。
【次の発言】 大臣がこの前衆議院におきまして、国土縦貫自動車道の方も将来運輸大臣……
○政府委員(小沢久太郎君) この審議会にかけます際に、起終点だけで、その途中を別に案がなくしてかけるということは、事務当局といたしましては責任がないように思われますので、やはり事務当局といたしましては、ちゃんとして調査いたしまして、その調査の結果こういうふうになったということで、かけるというふうにいたしております。
【次の発言】 ただいま田中委員がおっしゃいました国民経済上非常にまあ大事なことであるということは、これは当然のことでございます。それから、この路線は、やはり国民の全般の利益あるいは経済の向上のために資する道でございまして、単なる政治的に解決するというような問題ではございませんので、……
○政府委員(小沢久太郎君) ただいま、このダムの問題につきましては、建設大臣が非常に強権を持ってやるというお話がありましたが、大体この法案に盛られておりますものは、これまで建設省がやっておりました治水のダムが主になっておるのでございます。先ほども北村さんがおっしゃいましたように、昔は水資源というものをあまり考えませんので、多目的ダムというものは作りませんで、治水なら治水、電力なら電力というふうにしてございますが、水が非常に大事であるというので、一滴の水も利用しなければならぬというので、治水ダムを建設省がやっておりましたその水を利用しまして、電力だとか海潮用水だとかいうふうに使うわけでございまし……
○政府委員(小沢久太郎君) 高速自動車国道法案につきまして、その要旨を御説明いたします。 わが国の経済は、ここ数年来、急速にその規模を拡大して参りましたが、特に自動車交通の発達は近年まことに目ざましいものがあります、 政府といたしましては、このような情勢に対処するため、道路整備計画の樹立、道路財源の確保、有料制による道路整備の促進等諸設の施策を講じて、鋭意道路の整備のため努力して参つたのでありますが、従来の道路の整備のみによりましては、自動車の高速性、機動性等そのすぐれた特徴を十分に生かすことができず、自動車交通も局地的に限定されざるを得ない現状であります。 このような現状を打開し、自動……
○政府委員(小沢久太郎君) ただいま議題になりました駐車場法案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明いたします。 わが国における自動車の保有台数は毎年三十万台をこえる増加を示し、現在では百六十万台余に達しておりますが、大都市ことにその中心部にこれらの自動車が集中し、これがため、市街地の道路交通は著しく混雑して参り、もはやこれを放置することを許さない状態に立ち至っております。都市内の自動車交通が混雑し、道路交通が円滑を欠くに至りますと、都市における業務機能を低下せしめ、ひいては公衆の利便を著しく阻害することとなるのであります。 都市内の道路交通の混雑を招来している大きい原因は、道路上に……
○政府委員(小沢久太郎君) このダムの補償の問題につきましては、昔はただ補償金だけ渡せばいいというような思想でやっておりましたが、まあ最近になりますと、金を渡すということばかりではございませんで代替地を与えるとか、あるいは職業指導をするというふうにいたしまして、単に金を与えるということでなくて、将来ともこの生活がりっぱにやっていけるという方針を加味してやっておるわけでございます。 それからそのダムの補償の問題でございますけれども、これは一応各省間に基準がございまして、それによってやっておるわけでございますが、情勢がまあだんだん変るに従いまして、いろいろ研究いたしまして、その基準額をどうするか……
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