このページでは笹森順造参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。
○笹森順造君 石橋内閣の施政の基本方針に対し、私は参議院自由民主党を代表して若干の質問をいたし、関係各閣僚から、それぞれ明快なお答えあらんことを望みます。 第一は、内閣総理大臣臨時代理の職務の限界についてであります。石橋内閣成立し、その組閣第一回の施政方針演説が期待されたのでありますが、風邪による欠席のため、直接これを聞き得ないことは遺憾とするところであります。一刻も早く健康を回復し、国会に出席して、内閣の国会に対する責任の衝に当ることのすみやかならんことを心から念ずるものであります。総理の一時的事故のため、国会の審議を遷延させることなからしむるため、政府は総理の臨時代理を置いたのであります……
○笹森順造君 ただいま上程されました決議案につき、提案者を代表して、その理由を申し途べ、全員の賛成を仰ぎたいと思います。 初めに案文を朗読いたします。 原水爆の禁止に関する決議 本院はさきに「原子力国際管理並びに原子兵器禁止に関する決議」及び「原水爆の実験禁止に関する決議」を行い、国際連合並びに関係各国の善処を要請したが、原子力の国際管理に関する適切なる措置はいまだに講ぜられていないのみならず、原水爆の実験は、あるいは無警告に、あるいは予告を伴いつつも、なお依然として続行されており、近くは、英国政府が日本政府の再三の要請にもかかわらずクリスマス島周辺において新たなる実験を実施せんと……
○笹森順造君 ただいま議題となりました二件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を御報告いたします。 まず、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とスウェーデンとの間の条約の批准について承認を求めるの件について申し上げます。 この条約は、さきに締結されました日米間の二重課税防止条約に次ぐ同種の条約として、昨年十二月十二日に署名されたものでありまして、今後ますます緊密化すると考えられる日本・スウェーデン両国間の経済関係に対して、現在の両国の国内税法をそのまま適用した場合に生ずる二重課税の事態を回避し、もって両国の経済的協力関係に生ずべき支障を取り除くため……
○笹森順造君 ただいま議題となりました四つの承認案件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を一括して御報告いたします。 まず、国交回復に関するわが国とポーランド間の協定及びわが国とチェコスロバキアとの間の議定書、それぞれの批准について承認を求める二件につき申し上げます。 政府の説明によりますと、これら協定並びに議定書の署名に至るまでの経緯と内容の概要は次の通りであります。 ポーランドとチェコスロバキアは、昭和二十六年九月のサンフランシスコ平和会議に、他の連合国とともに参加いたしましたが、平和条約には、ソ連とともに署名を行わなかったため、わが国とこれら二国との間の国交は回復されな……
○笹森順造君 ただいま議題となりました二件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を一括して御報告いたします。 まず、日本国とノールウェーとの間の通商航海条約の批准について承認を求めるの件について申し上げます。 この条約の署名に至るまでの経緯と内容の概要は次の通りであります。すなわち、戦前のわが国とノールウェーとの間の通商航海関係は、明治四十四年の通商航海条約及び特別相互関税条約によって規律されておりましたが、戦後、ノールウェーは同条約を復活させる意両はなく、これにかわる新しい条約の締結を希望する旨、申して参ったのであります。従って、戦後における両国の通商関係は、サンフランシス……
○笹森順造君 ただいま議題となりました四つの承認案件及び法律案一件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を順次簡単に報告いたします。 まず、千九百四十六年十二月二日にワシントンで署名された国際捕鯨取締条約の議定書について申し上げます。この議定書は、わが国も参加しております国際捕鯨取締条約に二つの改正を織り込むため、昨年十一月十九日に作成され、わが国も同月二十九日に署名を了したのであります。 今回の改正は、第一に、ヘリコプターその他の航空機が、将来、鯨の捕獲等に使用されれば、これらによる鯨の無秩序な捕獲が予想されるので、ヘリコプター等を現在から条約の規制のもとりに置くために第二……
○委員長(笹森順造君) ただいま議題となりました北太平洋のおつとせいの保存に関する暫定条約の批准について承認を求めるの件につき、外務委員会における審議の経過並びに結果を報告いたしま土。 まず、本条約の署名に至るまでの経緯と内容の概要を申し上げます。この条約は、一昨年十一月からワシントンで、日米加ソの四カ国が長期にわたって交渉を行いました結果、本年二月九日署名の運びとなったものでありまして、暫定条約という名に示される通り、北太平洋のオットセイについて十分な資料を得るための科学的調査を行うことを主たる内容とするものであります。従って調査期間中、オットセイの商業的海上猟獲は禁止されるのでありますが……
○笹森順造君 ただいま議題となりました四つの承認案件につきまして、外務委員会における審議の経過と結果を一括して御報告いたします。 まず、千九百五十三年十月一日にロンドンで署名のため開放された国際砂糖協定を改正する議定書は、国際砂糖協定の一部を改正するため、昨年十一月二日にジュネーヴにおける国際連合砂糖会議により採択されたものであります。そのおもなる改正点と、これに対するわが国の立場を申し上げますと、第一に、輸出国の輸出割当量が増加されましたので、わが国としては買付先の選択が以前より自由となり、特に台湾、フィリピン、インドネシアの輸出量が大幅に増加したため、これら諸国との輸入交渉が円滑になるこ……
○委員長(笹森順造君) これより外務委員会を開きます。
先刻委員長並びに理事打合会におきまして、本日の議事の運営に関しまして各党、各委員の所要時間並びに順序等についてお打ち合わせをいたしました通りに行います。さよう御了承を願います。
まず理事の補欠互選についてお諮りいたします。当委員会におきましては、去る五月十七日以来理事一名欠員を生じておりますので、理事の補欠互選を行いたいと存じます。互選は投票によることなく、便宜その指名を委員長に御一任願うこととして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。理事に佐野廣君を指名いたします。
○委員長(笹森順造君) それではただいまから外務委員会を開会いたします。
理事補欠互選を行います。ただいま当外務委員会では理事が一名欠けております、互選の方法は委員長の指名によりたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
よって、委員長は鶴見祐輔君を理事に指名いたします。
次回の委員会は公報をもって御通知申し上げます。本日はこれにて散会いたします。
午前十一時三十三分散会
○委員長(笹森順造君) ただいま証ら、外務委員会を開会いたします。
本日は、国際情勢等に関する調査を議題といたします。外務大臣に御質疑のある方は、順次お願いいたします。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 それでは速記を始めて。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十分散会
○委員長(笹森順造君) これより委員会を開きます。
委員の異動がございました。本日、重宗雄三君、黒川武雄君、森元治郎君が辞任されまして、大谷贇雄君、江藤智君、小酒井義男君が補欠選任せられましたので報告いたします。
【次の発言】 本日は国際情勢等に関する調査を議題といたします。御質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 私はきわめて限定された問題について、外務大臣にお尋ねしたいと思います。それは一般的な海外移住に関する現在の外務大臣の構想、さらに昔から特にその問題と深い関係を持っておりまする日米関係における移住者の問題、これらに限定してお尋ねしたいと思います。
戦後日本の国際的な……
○委員長(笹森順造君) 本件について質疑は次回に譲りたいと思います。
【次の発言】 引き続き御質疑を願いたいのでありますが、ただいま外務大臣から御発言を求められておりますから御発言をしていただきます。
【次の発言】 次の方の要求もございますから、ごく簡単にお願いいたします。
【次の発言】 次回は二十六日午前十時から開会いたします。本日はこれにて散会いたします。
午後零時十九分散会
○委員長(笹森順造君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
航空業務に関する日本国とスイスとの間の協定の締結について承認を求めるの件、日本国とブラジル合衆国との間の航空運送協定の批准について承認を求めるの件、以上二件を一括して議題といたします。両件について御質疑のおありの方は順次御発言を願います。関係政府当局の出席者として、ただいまのところ外務省から井上政務次官、高橋条約局長が見えております。
【次の発言】 ただいま運輸省から吉行監理部長が見えておりますから、御報告しておきます。
【次の発言】 本日はこの程度にいたしまして次回は三月五日に開会いたします。
本日はこれにて散会いたします……
○委員長(笹森順造君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
日本国とインドとの間の文化協定の批准について承認を求めるの件、日本国とドイツ連邦共和国との間の文化協定の批准について承認を求めるの件、以上二件を一括して議題といたします。
まず政府から提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 両件についての御質疑は後刻に譲ります。
【次の発言】 次に、航空業務に関する日本国とスイスとの間の協定の締結について承認を求めるの件、日本国とブラジル合衆国との間の航空運送協定の批准について承認を求めるの件、以上二件を一括して議題といたします。
前回に引き続いて両件について質疑を続行いたします。……
○委員長(笹森順造君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず委員の異動について報告いたします。昨六日、小滝彬君が委員を辞任せられ、佐野廣君が委員になられました。
この際委員の皆様にお諮りいたしたいのでありますが、本委員会の理事杉原君から理事の辞任願が委員長の手元に参っております。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めてさよう決定いたします。
つきましては、直ちにその補欠互選をいたしたいと存じますが、互選の方法は慣例によりまして指名を委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
○委員長(笹森順造君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
前回に引き続き日本国とインドとの間の文化協定の批准について承認を求めるの件、日本国とドイツ連邦共和国との間の文化協定の批准について承認を求めるの件、以上二件を一括して議題といたします。前回に引き続き両件について質疑のおありの方は順次御発言を願います。なおこの際委員諸君に申し上げますが、政府側の出席者として、外務省から井上政務次官、高橋条約局長、田中情報文化局長が出席されております。
【次の発言】 先ほど、政府側出席者について報告申し上げましたが、その際は、外務省から井上政務次官、高橋条約局長、田中情報文化局長が出席しておる旨を……
○委員長(笹森順造君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とスエーデンとの間の条約の批准について承認を求めるの件を議題といたします。本件について御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 この際御報告いたします。外務省からは井上政務次官、木村官房長、高橋条約局長、佐藤経済局次長が出席されておりますし、大蔵省からは塩崎税制第一課長が出席しております。
【次の発言】 本件につきましての御質疑は本日はこの程度にいたします。
【次の発言】 次に、在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案を議題とい……
○委員長(笹森順造君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とスウェーデンとの間の条約の批准について承認を求めるの件を議題といたします。
前回に引き続き質疑を行います。質疑のおありの方は順次御発言を願います。ただいま外務省の方からは高橋条約局長が出席されております。ちょっと速記をとめて。
午前十一時三分速記中止
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。
ほかに御発言もございませんようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこれより討論に入りま……
○委員長(笹森順造君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず委員の異動について報告いたします。三月三十日に佐野廣君が辞任せられて西田信一君が補欠となりました。同月三十一日西田信一君が辞任されまして塩見俊二君が補欠となりました。昨一日塩見俊二君が辞任せられまして佐野廣君が補欠となりました。委員の異動に伴ない当外務委員会ではただいま理事が一名欠けておりますので、理事の補欠互選を行います。互選の方法は慣例によりましてその指名を委員長に御一任願いたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは私より佐野廣君を理事に指名いたします。
○委員長(笹森順造君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
本日は国際情勢に関する調査を議題といたします。まず最初に原水爆実験禁止に関する件について、井上政務次官から発言を求められておりますのでこれを許可いたします。
【次の発言】 ただいま政府側から岸内閣総理大臣、井上政務次官、法眼参事官、高橋条約局長、湯川経済局長、宮崎国際協力局長、近藤情報文化局長、中垣厚生政務次官が出席しております。御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 次回は来たる十一日午前十時より開会いたします。
本日はこれにて散会……
○委員長(笹森順造君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず竹中委員から中国残留行方不明者に関し発言を求めておられます。これを許します。政府側からは外務政務次官井上清一君、厚生政務次官中垣國雄君、引揚援護局長田邊繁雄君等が出席しておられます。
【次の発言】 ちょっと、今の資料の要求というのは。
【次の発言】 外務省、よろしゅうございますか。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起して下さい。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起して下さい。
【次の発言】 さよう取り計らいます。速記を止めて。
○委員長(笹森順造君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず委員の異動について報告いたします。昨十五日に佐野廣君が委員を辞任せられ、その補欠として松平勇雄君が委員になられ、本十六日松平君が辞任せられまして佐野君が補欠となりました。委員の異動に伴い、当外務委員会ではただいま理事が一名欠けておりますので、理事の補欠選挙を行います。互選の方法は慣例によりましてその指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは私より佐野廣君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、日本国とチェッコスロヴァキア共和国との間の国交回復に関する……
○委員長(笹森順造君) ただいまから外務委員会を開きます。
まず、日本国とチェッコスロヴァキア共和国との間の国交回復に関する議定書の批准について承認を求めるの件、日本国とポーランド人民共和国との間の国交回復に関する協定の批准について承認を求めるの件、以上二件を一括して議題といたします。前回に引き続き御質疑を願います。…別に御発言もございませんようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。…別に御意見もないようでございますが、討論は終局したものと認めて御異……
○委員長(笹森順造君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず委員の異動について報告いたします。去る二十二日に加藤シヅエ君が委員を辞任せられ、その補欠として赤松常子君が委員になられ、二十五日に赤松君が委員を辞任せられまして加藤シヅエ君が補欠となりました。
【次の発言】 次に、千九百二十四年八月二十五日にブラッセルで署名された船荷証券に関するある規則の統一のための国際条約の批准について承認を求めるの件、日本国とエジプトとの間の文化協定の批准について承認を求めるの件、千九百五十三年十月一日にロンドンで署名のため開放された国際砂糖協定を改正する議定書の受諾について承認を求めるの件、日本国と……
○委員長(笹森順造君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
南西諸島在住者等に関する在外公館等借入金整理準備審査会法特例法案を議題といたします。まず政府から提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本法案の質疑は次回に譲りたいと存じます。
【次の発言】 次に、千九百二十四年八月二十五日にブラッセルで署名された船荷証券に関するある規則の統一のための国際条約の批准について承認を求めるの件を議題といたします。質疑に入ります前に、政府当局から補足説明を求めます。
【次の発言】 本件に関係する政府当局の出席者は井上政務次官、藤崎条約局外務参事官のほかに、法務省吉田参事官、運輸省海運局吉田総……
○委員長(笹森順造君) ただいまから外務委員会を開きます。
なお本日開会を予定いたしておりました、農林水産委員会との連合審査の件につきましては、都合により本日は取りやめ、本件につきましては改めて農林水産委員長と協議いたしたいと存じます。御了承願います。
【次の発言】 次に、南西諸島在住者等に関する在外公館等借入金整理準備審査会法特例法案を議題といたします。本法案に対して質疑のおありの方は順次御発言願います。なお本案関係について政府側からは井上政務次官、高橋条約局長、中田説明員が出席しております。
本法案に対する質疑は次回に継続することに御異議ございませんか。
○委員長(笹森順造君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
まず委員の異動について報告いたします。五月十日石黒忠篤君が辞任せられ、河野謙三君が補欠となりました。五月十一日河野謙三君が辞任せられ、石黒忠篤君が補欠となりました。五月十三日佐野廣君が辞任せられ西岡ハル君が補欠となりました。五月十四日西岡ハル君が辞任せられ、佐野廣君が補欠となりました。
【次の発言】 委員の異動に伴い、当外務委員会では、ただいま理事が一名欠けておりますので、理事の補欠選挙を行います。互選の方法は慣例によりまして、その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(笹森順造君) ただいまから外務委員会を開会いたします。北太平洋のおっとせいの保存に関する暫定条約の批准について承認を求めるの件を議題といたします。
本件に関する農林水産委員会との連合審査会は、本日午前の審議をもってこれを打ち切ることにいたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。本件について御質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 政府から関係官としては、水産庁から岡井長官、木田海洋第一課長が出席しております。そのほかに現在説明員として藤崎参事官も出席しております。後刻それぞれ次官、大臣が出席するように連絡をとって……
○委員長(笹森順造君) ただいまから外務委員会を開会いたします。
国際原子力機関憲章の批准について承認を求めるの件、特殊核物質の賃貸借に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府を代表して行動する合衆国原子力委員会との間の第二次協定の締結について承認を求めるの件、特殊核物質の賃貸借に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府を代表して行動する合衆国原子力委員会との間の協定第一条の特例に関する公文の交換について承認を求めるの件、以上三件を一括して議題といたします。質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 この際御報告いたしますが、外務省関係では井上政務次官、高橋条約局長、宮崎国際協力局長、説……
○笹森順造君 関連して今のことでちょっとお尋ねしておきたいのですが、豪州に移民が各国から出ておることは御承知の通りなんですが、ヨーロッパ各国から行っておる場合に、今の移民官が選ぶというのは、同情的に、あるいはその国の言葉でという意味でないかということを考えるのですが、そういう点、たとえば現在米国で日本人の何十年おってもイングリッシュのよくできない人は、六十以上になる日本語で試験をしておりますね、現在アメリカで市民権を取る場合には。そういうような意味でむしろ同情的にやっておるのでないのか、一体豪州で移民官がその生まれた国の言葉でいいということの便宜でないのか、その辺が外務省でおわかりかどうか。加……
○笹森順造君 現在この委員会は、内閣から提出されました日本国とオーストラリア連邦との間の通商に関する協定の締結について承認を求められております。私もこれを審議しておる現状でありますが、これは関税及び輸入制度上の最恵国待遇を与えられる問題でありまして、私どもとしては内閣がここまでこの協約を進め得ることに至ったことについては、大いに多としておる次第であります。これを審議しております段階に、私どもはむろんこれはどなたも御不同意はない、むしろ賛成でまた支持せられるものと承知して、将来こういう工合に日本の海外貿易が進んでいきますことについて喜びにたえない状況でありまして、新しい内閣としての外交方針の一部……
○笹森順造君 私一つお伺いしたいのですが、それは公海と領海の問題、国際会議における領海の問題で、今論議されておりますことに対して、日本政府がとっております態度、これはただいま問題になっておりまする海洋の、漁業等にも大きな関係がありますので、一通りの情勢の御説明と政府の態度をここでお示し願いたいと思います。
【次の発言】 今のお話で私は大へん懸念いたしますのは、三海里説の主張は、従来の古い国際法あるいは国際慣例によっての根拠がだんだんと、こう薄らいできておるのじゃないか。従って、公海において権益を主張しなければならない。また、利益を多く持つ日本としては、ただいま外務大臣のお話のように、できれば三……
○笹森順造君 この前の委員会の際に、海洋法国際会議に関する日本の政府の立場及びその状況について、一通りの基本の御説明をいただいたのでありますが、その後、だいぶこの会議も進展しておる模様でありますので、その後のことについて、お尋ねしたいと思うわけであります。 それは、今も羽生委員からお話のありましたように、今の政府の外交の方針は、自主的な立場を堅持していこうという新しい路線にやはり顔を出してきておるようにも考えられる、こういう意味で、日本は日本独自の外交の考え方がありましょうが、しかし、自国の利益だけで他国の利益を無視するということは、今後、国際情勢に立つ日本の外交のやり方ではないと思う。特に……
○笹森順造君 ちょっと今の森さんの御質問に関連してお尋ねしておきたいのですが、オホーツク海におけるサケ・マスの漁獲をソ連側においては、日本の漁夫に対してこれを禁止するということに対することについては、先ほど長官も言われたように、多少の誤解があったように思うので、独航船ならばできるのだというような期待は相当北海道の漁民側において、ある。従って、その両方の協定の条文に関して、はっきりとそれもできないのだということになっておらぬということなので、独航船に関するものは条文の上にも現われておらぬということを聞くのですが、そうではなくしてお話のごとくであるならば、条約協定の文言をはっきりしておいていただき……
○笹森順造君 私は日中関係につきまして、おもに総理並びに外相にお尋ねをいたしまして、さらにそののちに漁業問題について農林大臣にお尋ねをしたいと思います。 先般来、衆議院あるいは参議院におきまして、日中問題に関する質疑応答が行われておりまして、政府の答弁は、私からいたしましては、おおむね妥当適切であったと思っております。しかるところ、野党の質問者は必ずしもこれを納得しておらないというような印象も受けておるのであります。従いまして、この際それらの重要なる根本の諸点だけに触れて明確にしていただく必要があると感ずるわけでございます。 そこで第一に、このことに触れて申し上げたいことは、日本が昭和二十……
○委員長(笹森順造君) これより外務、農林水産委員会連合審査会を開会いたします。前例によりまして私が連合審査会の委員長の職を勤めさせていただきます。
それでは、北太平洋のおっとせいの保存に関する暫定条約の批准について承認を求めるの件を議題といたします。質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 千田君簡単に願います。
【次の発言】 補足説明をさせます。
【次の発言】 本日の連合審査会はこれにて散会いたします。
午前十一時二十七分散会
○笹森順造君 関連して。この前外務大臣の御演説の中にも、これは一つの債務と考えているというお話しがあった。非常に私ども気にしておった。それは援助せられたあの当時から、いろいろ状況を私どもは気にしておったわけですが、決して理屈っぽいことを申し上げるのではないですけれども、国家が一つのそういう財政的な債務を負っているということになると、建前としてはやはり国会がこれに対して承認を与えなければ、政府が債務として責任を負い得ないじゃないかという議論は、ずっと前からあって、国会でこれに感謝決議をしてもらったこともあったけれども、これを国家の責任として、債務として決議したことは一度もない。そういうことを行政……
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