このページでは塩見俊二参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。
○塩見俊二君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和三十四年度一般会計予算外二件の予算案に対しまして、賛成の討論を行うものであります。(拍手) まず、昭和三十四年度予算案の特色を明瞭にし、続きまして重要政策の内容を明瞭にいたしまして、私の賛成の理由といたします。 明年度予算案の特色の第一は、一兆四千百九十二億円の歳出の一切が租税その他の普通歳入によってまかなわれていることでありまして、公債政策を伴わない完全な健全予算であるということであります。第二の特色は、わが自由民主党がかねてから国民諸君に公約いたしました重要政策をことごとく網羅して実現いたしているのでありまし……
○塩見俊二君 私各税目につきまして印紙税が最も脱税といいますか、非常に法律通り執行されていない最高の税目だと思うのですが、かりに法律通り執行するとしまして、それを百として現在実際徴収している印紙税というのは大体何十パーセントくらいになるか、ちょっと見込みを教えていただきたいと思います。
【次の発言】 それではよろしゅうございます。ただ、それに関連しまして、あるいは税制調査会なりあるいは主税局の方で、何とかもう少し完全に徴収できるような印紙税の形に変えていくというような研究はなさっておられますか。
○塩見俊二君 平林委員から憲法上の疑義がないかというお話があったわけでありますが、主税局長の見解としてはこれは大丈夫だ、こういう御答弁のように承わっております。相続税法におきまして、かりに家屋相続の制度、相続に対する課税ですね。いわゆる遺産税的な課税、これをやめまして、個別的な相続税に改めた。こういうふうなただいまのような解釈でいけば、将来遺産税的な性格の相続税がより公平だ、こういう見解に立てば、やはり遺産税的なものを復活するというお考えですか。
【次の発言】 先ほどの衆議院の委員会におきまして、例のお知らせ制度をやめるというふうな御発言があったように聞いておるのです。このお知らせ制度は、これ……
○塩見俊二君 一言だけお伺いしたいと思います。先ほど中共の税制のお話が出ておったようでありますが、私、実は若干向うにおりまして調べてきたのですが、まあおっしゃる通り、約五〇%の国の事業所得、これは結局私は五藤先生と同じように、ある意味での法人税の大体だ、こういうふうに見ているわけです。それから個人の所得税ですが、これはないとおっしゃいますけれども、これはあると思うのであります。ただ、現在大衆がああいったような組織になりまして、非常に少なくなっておりますけれども、それでも全収入の約七、八%に当る数字でありまして、これはもっぱら資本の蓄積を、ないようにするといいますか、逆の観点からやはり取っている……
○塩見俊二君 木村先生に一点だけお尋ねを申し上げます。 結論から申し上げますと、先ほどお話がありましたこの防衛費の問題であります。日本の現在の経済力あるいは国際環境のもとにおきまして、大体どの程度の比重を持った防衛費を予算として計上するのが適当であるかということについてお尋ねを申し上げたいと思います。その前に岸総理が福祉国家を建設する、これは全く賛成である、これは私どもも同感であります。従ってまた同時に、今年度の予算が防衛関係で一〇・八%、民生関係で一〇・五%ということで防衛費の方が比重が多い、これはけしからぬ、まあこういうお話であるわけでありまして、私どももできるだけ福祉国家を建設する限り……
○担当委員外委員(塩見俊二君) 時間も大へんおそくなりましたので、私は地方財政あるいは地方税関係でいろいろ承わりたいと思いましたが、時間がございませんので、大体府県税及び市町村税で五〇%以上の税額を占めております事業税、固定資産税を中心としてお伺いしたいと思います。私も実は昨年夏以来地方制度調査会の財政部の委員といたしまして、また党内の臨時税制調査会の委員といたしまして、国税、地方税をめぐる昭和三十四年度の税制改革につきまして関与して参ったのであります。まあ自治庁におかれましても、大局的な判断をされまして非常な御苦心の結果、ともかくも国税、地方税を通じまして七百億円の減税が実現をしたということ……
○塩見俊二君 まだ主税局側がお見えになっておりませんので、お見えになってからお伺いしたいと思います。 私は、きょうの問題は非常に重大な問題であると思うわけですが、しかしながら、問題自身はやや技術的な感じがしますので、主として国税庁の長官、それから主税局長からお答えをいただきたいと思います。 御承知の通り、税金の問題も若干緩和されてきたようでありますが、それにいたしましても、まだまだ日本の国民生活の水準からいたしましても、相当に税の負担は国民の重大な苦悶の的になり、また、いろいろ批判の的になっておる重大問題であるだけに、政府におきましても、毎年相当の減税を行いまして、負担の軽減をはかって参っ……
○塩見俊二君 私は、若干の時間をちょうだいいたしまして、昭和三十四年度の税制改革の問題、減税の問題を中心にお尋ねをいたしたいと思います。 大蔵省からちょうだいをいたしました「租税及び印紙収入予算の説明」この説明書の順を追ってお尋ねを申し上げたいと思います。まず、三ページを開きますと、昭和三十四年度の租税収入の総額が一兆一千二百十二億になっております。そして同時に、歳入歳出予算は御承知の通り、一兆四千百九十二億、従いまして、総収入のうちで八〇%は租税及び印紙収入が占めておるわけであります。この八〇%の租税及び印紙収入は、これは全く国民の血と汗の結晶である租税収入であるわけであります。この租税収……
○副主査(塩見俊二君) 午前中の厚生省所管に対する質疑は本日は、この程度にいたしまして、残余の質疑は明二十六日午前十時から続行することにいたし、休憩をいたします。 午後一時五十六分休憩
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