このページでは千葉信参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○千葉信君 三十五年度の裁判所の予算の関係についてお尋ねをしたいと思うのですが、最高裁関係の方は御出席の政府委員は先ほどの守田人事局長以下三人だけですか。
【次の発言】 守田人事局長、長井総務局総務課長が御出席になっておりますか。
【次の発言】 最高裁に対して三十五年度予算の関係で若干の質問を申し上げたいと思います。
質問に入るにあたって申し上げておきたいことは、前回の法務委員会の席上で、最高裁からの予算の関係について説明がありました。そのときに高田委員の方から要求があって、そう説明している内容と同一の説明書を文書をもって至急提出しろという要求があり、最高裁の方としてもこの委員会の席上で了承……
○千葉信君 きょう答弁で来ておられるのはどなたとどなたですか。
【次の発言】 今ここに法務省設置法等がないものですから、それでお尋ねするのですが、やつぱり裁判官の報酬等に関する法律上の提案者は、これは総理大臣ということになると思うのですが、従って私どもの方で質問した場合の答弁者は、あなた方の方ではどちらの方で答弁するというお考えですか。
【次の発言】 本来、特別職の職員に対する俸給とか給料の関係は、特別職に関する俸給の法律に基づいてこれは大蔵省が所管しておるはずですが、その特別職の中のそれぞれの任命権者の異なるものは、たとえば自衛隊であるとか、あるいは裁判官、検察官というふうに、それぞれの任命……
○千葉信君 最高裁にも法務省にも同じことが言えると思うのですが、平均報酬額というか、普通いわれる平均給与額を必要だと私が考えたことは、たとえば、きのうの委員会でも問題になりましたが、裁判官の優位性の問題、御答弁によりますと、最初の出発当時においては大体四割方高い水準で俸給額がきめられておる。いろいろの経過もあったのでしょうが、現在ではその点はかなり不利な取り扱いになってきておる。こういう点と、やはり国会としても十分どの程度の水準にすれば適正かどうかという問題とか、あるいはまたそれをやるにはどういう方法が解決の方法として考えられなければならないかという、そういう問題も含めて検討する必要があるので……
○千葉信君 今の後藤君に対する答弁少し不十分でないかな。規則できめるというけれども、聞いている方の立場からいうと、どの法律の根拠に基づいて最高裁がきめる権限を持っているのか、その権限に基づいて最高裁は規則なら規則できめるということですが、正確な答弁としては、やっぱり裁判所職員臨時措置法による最高裁の権限に基づいて最高裁の規則できめるという答弁が正しいのじゃないですか。
【次の発言】 そういう答弁しなきゃだめだ。けさからいろいろ質疑応答を聞いておりましたが、質疑応答を聞いていて、私は非常に不満にたえない、答弁については。私は裁判所法の一部改正法案については、次回以降の委員会でじっくりお尋ねします……
○千葉信君 質問に入る前に、もう少し委員の出席を委員長の方で督励してもらいたいと思うのですが、ごらんの通りの状況では、あまりやかましいことは言いませんけれども、感心せぬのであります。
【次の発言】 それじゃ一つ最高裁の方にお尋ねをいたします。おそらく最高裁としては横田さんが御答弁になると思いますが、聞くところによりますと、横田さんは最近今の官職を去られるというお話ですが、もしそれがほんとうだとすると、私はきわめて遺憾だと思わざるを得ない。なぜかというと、この委員会の当初に横田さんが言われたところの裁判の尊厳というか、あるいはまた裁判所の機構の充実というか、そういう点に関連して、現在のような裁判……
○千葉信君 ただいま議題となりました裁判所職員臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 現行の裁判所職員臨時措置法は、その題名の通り、公務員制度全般の再検討と裁判所職員についての基本法規の制定が終わるまでの臨時の措置として、昭和二十七年に施行されたのであります。しかしながら、その後、御承知の通り、公務員制度の改革についての検討は続けられておりますが、いまだに公務員制度全般が整備され、安定する時期に至りませず、従ってまた、裁判所職員法とも称すべき基本法も制定されるには至っていないのであります。しかして、この臨時措置としての裁判所職員臨時措置法の運用の実情を……
○千葉信君 資料の関係ですが、給与ベース等比較表というのは三十四年一月一日現在、それからその他の資料が、大体そうですが三十二年七月一日現存、平均家族構成等の関係も、その表で見ますと、三十二年の場合には一・九七、三十四年の場合には、一・九五と一般職はなっております。同様に裁判所の方の関係も数字が違っているのは、これは年度が違っている関係でこういう変動が起こっていると見ていいかどうか、その点が第一点です。多分そうだと思うんです。 それからこの給与ベース等比較表では、裁判所と、裁判官を含むと、三つの表が掲示をされていますが、その他の場合の裁判所とあるのは、裁判官並びにその秘書官を除いたものか、ある……
○千葉信君 私の申し上げたい問題に、ただいま委員長発言で若干触れられましたが、私は今回この裁判官あるいは検察官の報酬、俸給等に関する法律案の審議にあたりまして、第一点は、この法律案を審議する所管の委員会として法務委員会が審議をするという点に疑点を有し、さらにまた、昨日問題となりましたこの法律案の提案理由の説明者、いわば特別職の給与の決定等に関する権限はどこにあるのかという問題に関連しまして、私の意見としては国家行政組織法なり、あるいは各省設置法、なかんずく総理府、大蔵両省設置法等の関連から見て、担当者は大蔵大臣だという見解に立っており、従ってこの法律案の提案理由の説明者は大蔵大臣でなくてはなら……
○千葉信君 補足説明を、内容等について政府委員から……。
【次の発言】 官房長官に申し上げておきますがね。今、今国会に提案される法律案の概要等について承りましたが、最初あなたの方から説明をいただいたときに、それぞれの概要あるいは内容等については、政府委員の方から申し上げることにいたしますという御説明でございました。ですから、私は、あなたの説明を聞いたあとに政府委員の説明を求めたわけです。どうもその説明の状態を見ておりますと、これはだれでも感じたことだと思うのですが、実に不体裁だと思います。そこへ来てから原稿を狩り集めてみたり、手招きして助言を受けたりして説明をしておる。説明する席もばらばらであ……
○千葉信君 議事進行について。委員長に私は御注意申し上げたいと思うのですが、北富士の演習場の問題については、非常に問題が多くて、いろいろな角度から究明しなければならぬ点があると思います。ところが、先ほどの安田君の質問に対して、不動産部長ですか、お答えになりましたけれども、質問の趣旨をはき違えておるのか、知っていてわざと答弁にならない答弁を繰り返しているのか、これじゃ全然質疑は進まないと思う。安田君の質問しましたのは、その北富士演習場の返還の問題については、これはその成り立ちについては、米軍との地位に関する協定から出発するものだから、これと自衛隊があとから使用する問題とはおのずから違うと思う。そ……
○千葉信君 郵政大臣にお尋ねいたしますが、この法律案は三省にまたがる法律案で、いわばこの法律案に関する主務大臣というのは郵政、運輸、大蔵、三大臣のはずですね。そうですね。
【次の発言】 この前も、提案理由の説明では郵政大臣がおいでになりました。私は、郵政大臣がこの法律案の提案理由説明に当たられることに疑義を持っておりましたが、寛容と忍耐の精神をもって、特に私はだまって提案理由の説明だけは聞きました。きょうも郵政大臣が一人お見えのようです。これは郵政大臣は、他の運輸、大蔵大臣の権限なり責任なりをここで代行することになると思うんですが、そういうおつもりでおいでですか。
○千葉信君 今の辻君の発言に付け加えますが、現在政府の中にある各種の審議会、調査会等を見ますと、中には違法行為、脱法行為で設置しているものがあります。従って、今回の国会中、この委員会で各省設置法に盛られたこれらの調査会、審議会設置法等を審議するにあたっては、一番最初に、従来、前の岸内閣総理大臣が内閣委員会で私に公約されたことが実施されていないという実情がありますから、池田総理大臣の所信を求めて、そのあとで各省設置法の審議に入りたいと思いますから、そういう取り運びにしていただきたい。
○千葉信君 今の山本君の質問の趣旨は、基本的な問題について担当大臣に質問をしたいということです。だからその場合に、森山政務次官はお見えになっておりますけれども、郵政大臣のもとにある政務次官ですが、今回の問題の場合には、郵政大臣が、閣議で決定されたこの法律案に対する担当大臣の代理をする資格については疑義があると思うのです。従ってこの際は、担当大臣をぜひ委員会に招致してもらって質問を始めてもらいたいと思います。
【次の発言】 正式決定ですね。
○千葉信君 人事院にお尋ねしますが、人事院では、通例その勧告を用意されると、その勧告の実現ということも考慮に入れる必要があるという見地から、その勧告についての予算上の見通しなり、ないしはその折衝等を従来ずっとやられたようですが、今回のこの寒冷地手当、石炭手当等に対する勧告にあたっても、人事院としてはそういう折衝を政府の方とやられましたか。
【次の発言】 そうすると、従来は一般的な給与改定の勧告なんかの場合は別として、地域的な関係を持つ給与の引き上げの勧告等については、従来事前に予算上の問題について折衝を行なってきた、今回だけは行なわなかったと、こう答弁されるのですね。
○千葉信君 今朝来の質疑応答を聞いておりますと、大体要約して三つの問題ですが、そのうちの初任給の問題、もちろん年功賃金の問題等については時間を相当必要としますから、これは次の機会に譲りますが、暫定手当の問題と、それから特別調整額の問題について人事院の答弁を聞いておりますと、はっきりしないところもあるし、同時に、また人事院としてそういう考えを持っていいかどうかということについて疑念を持たせる点がかなり出て参ります。私は、この二つの問題に限って、人事院当局のお考えが、もし間違っていれば是正しなければならないと思いますので、二つの問題に限って質問を展開いたします。 そこで、最初に特別調整額の問題で……
○千葉信君 池田総理にお伺いいたしますが、池田総理は、十七日の閣議を通じて、国家公務員地方公務員あるいは公共企業体の職員の組合運動について、違法不当行為に対して、国家公務員法、公労法、庁舎管理権によって厳正敏速に措置し、綱紀を引き締め、職場規律を確保するようという指示をなさいました。私は、法治国家である限り、厳重に法律を守れということを首相がやられることは当然だと考えております。ただ、ここで問題になりますことは、今政府の方から各省設置法が続々提案されてきておりますが、この問題に関連して、私は、公務員等に対し、また国民に対しては法律を守れという厳命をされる政府なり首相なりが、法に違反するような事……
○千葉信君 事務当局にお尋ねするのは少し無理かと思いますけれども、大臣がなかなか出席できないので、一つ事務当局の方に質問をしてくれ、特に郵政政務次官も見えているのだから、まあやってみてくれという連絡がありましたので、お尋ねをいたします。 私は、公式には、郵政大臣が三公社にまたがるこの法律案の答弁をするという二月七日でしたかの閣議決定の内容を見ました。郵政政務次官が、時によっては代理するということになっておりますが、郵政政務次官の場合には、その資格は一応ないようですから、従って、これは全く事務的な立場での御答弁になろうかと思うのですが、問題の性質からいうと、少し無理がありますけれども、せっかく……
○千葉信君 きょう午前中に無理をして委員会を開会したのは、たしか通産大臣に時間の関係の都合があるという話で午前中開会したわけですが、まだよろしいのでございますか。
【次の発言】 それでは、今度の通産省設置法の関係というのは、三つの審議会を設置することと、同時に、その顧問会議を廃止するという条件が大体の内容になっておりますが、私は、こういう設置法を通産省が出す場合において、もう一つ解決しなければならない問題のあることを忘れているのじゃないかと思うのです。それは、その通産省の付属機関として輸出会議が設けられた。昭和二十九年に設けられました。私は、この輸出会議は、その構成員が大臣と日銀の総裁ですから……
○千葉信君 関連質問ですが、その事務官――事務官でないかもしらぬけれども、大臣以外の者が、こういう問題について、廃止したいと考えているなどという答弁はおかしいと思う。私は、もっとこの問題については、基本的な論議をする必要があると思うのですが、大臣にお尋ねいたしますが、その今問題になっている貿易外輸出会議、それから伊藤君の言った交通調査懇談会、運輸交通問題懇談会、運輸行政顧問会議、これはいずれも訓令で設置しているのですね、大臣の権限内で。閣議決定で設置された場合でも異論があり、いかぬといって国会で論議された。それを、運輸大臣の権限内の省令とか訓令でこういう行政機関の補足機関を設置するなどというこ……
○千葉信君 総務長官の藤枝君にお尋ねしますが、三月の二十三日に参議院の内閣委員会で、あなたの所管の関係の問題が論議されたことを御承知ですか。
【次の発言】 あなたの所管です。総理府の所管。
【次の発言】 そのときの総理府関係の問題というのは、例の暴力犯罪防止対策懇談会、そのときの論議の経過をかいつまんでみますと、国家行政組織法第八条によると、行政機関の付属機関、特にまあ審議会あるいは協議会、名前は懇談会であろうと、そういう付属機関については法律によるべきだ、そこで、その対象として取り上げられたのは、暴力犯罪防止対策懇談会以外にも、たとえば輸出会議であるとか、あるいは外交問題懇談会であるとか、労……
○千葉信君 それじゃ総務長官にお尋ねいたします。いずれ行政管理庁の長官が今お見えになるそうですから全般的の問題については、行管長官の答弁を聞いてからお尋ねすることになりますけれども、一つだけ総務長官にお尋ねしておきたいのは、何か閣議の席上で、行政組織の一環としての審議会、協議会ないしは調査会等の存廃について一応の結論があったようですが、そのうちのあなたの所管にかかわるところの暴力犯罪防止対策懇談会の存廃等の問題についてはどういうふうになりましたか。それからまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 答弁はだいぶ私の了承できる線に近くなりましたが、はっきりしておきたいのは、そのお答えのありました……
○千葉信君 行政管理庁長官にお伺いいたしますが、行政管理庁の方から資料として「懇談会等行政運営上の会合について」という資料をいただきました。この資料を見ますと、大体従来論議のあった各種審議、協議、懇談会等の関係について、おおむね了承できる線がはっきり出ておるのでございます。ずいぶんむだな時間をかけ、むだな手間をかげながらも、やっとここまで到達したことは私も大いに了といたします。ただ、この間の内閣委員会の総務長官との質疑応答の中で、この審議会の整理もしくは今後厳重に法律で規制をしていくという方針等については閣議できまったものではない、こういう御答弁がありました。今私のいただいたこの資料にも、だれ……
○千葉信君 これ、議事進行の発言ですがね。今の鶴園委員の質問に対する長官の答弁を聞いていると、鶴園君だけが了解できないのじゃなくて、われわれもああいう答弁では了解全然できません。結論から言うと、法律を無視した結果になっていますから、従って、その兼職を禁止するという法律を変えるか、長官が報酬をもらってないから云々といいますけれども、これは報酬は、それぞれ審議会、委員会等で日当をもらっています。ですから、報酬の関係も不明確な点がありますし、特にそういう会議に出ることが科学技術会議にとってプラスになる点があるからという理由で、それを認めてもらいたいというならば、法律の兼職禁止条項を変えることにしなけ……
○千葉信君 議事進行について。今の外交問題懇談会に対する外務大臣の答弁を聞いておると、どうもその事実と食い違っておるところがかなりあります。政府が委員に任命した外交問題懇談会委員が、政府に関係のない全くの民間人の自由な意見を表明する機関であるかのごとき答弁をしておること自体にも問題がありますし、これはこういう論議をするようでは、かつてこの内閣委員会でけじめのついた問題について、もう一度私は初めからやり直さなければならぬ。やり直すときには、私は従来その問題についてかなり明確に答弁をした首相なり行政管理庁の長官らの同席を願って、そこで政府の統一した答弁をいただかないと、同じ問題で同じことを論議する……
○千葉信君 今この委員会で審議中の労働省設置法にも直接の関係を持っている問題で、しかも、さきにこの委員会をはなはだ遺憾な審議の経過を通じて通過いたしました外務省設置法にも、全く同種の問題がありますので、外務大臣及び行政管理庁長官に御質問したいと思います。
最初に、行政管理庁長官にお尋ねしておきたいことは、行政機構の中にある各種審議会、調査会ないし懇談会の整理統合という問題について、閣議で明確にするというお約束をこの委員会でいただいておりますが、その点はどうなっているか、お尋ねいたします。
【次の発言】 外務大臣にお伺いいたします。外務省設置法の審議に際して、伊藤委員の質問に大臣は答えられて、……
○委員外議員(千葉信君) 裁判所職員臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 現行の裁判所職員臨時措置法は、その題名の通り、公務員制度全般の再検討と裁判所職員についての基本法規の制定が終わるまでの臨時の措置として、昭和二十七年に施行されたのであります。しかしながら、その後、御承知の通り、公務員制度の改革についての検討は続けられておりますが、いまだに公務員制度全般が整備され、安定する時期に至りませず、従って、また、裁判所職員法とも称すべき基本法も制定されるには至っていないのであります。しかして、この臨時措置としての裁判所職員臨時措置法の運用の実情を見ますと……
○千葉信君 今の会議の御答弁の要旨をそのまま文書でお出し願うことと、もう一つは、今お話を聞いておりますと、付属機関としての性格もはっきりしてきておりますし、国家行政組織法上から言うと、行政事務を担当するそういう会議と、行政事務を担当しない付属機関の場合とはっきり区別されている。その点が今の御答弁ではすこぶるあいまいもこで、一方的に国家行政組織法上に抵触しないなどということを言っておられますけれども、どうも私は抵触する傾向がある問題だと思う。その文書をお出し願うと同時に、その会議の設置に至りました政令があると思いますから、その政令の写しを同時にお出し願って、次の機会に審議したいと思います。よろし……
○千葉信君 総務長官にお伺いいたします。この総理府設置法等の第二条で、従来都道府県までに設けられていた協議会、今回はさらに市単位のところにも政府の補助金ですか、協議会の費用等が若干交付されることになるので、予算額としてはどれくらいになりますか。
【次の発言】 この青少年問題協議会の関係については、従来の国会の論議の経過から言いますと、私はこの二条でその経費の補助をするという改正以外にも、当然もう一つ改正を要する一項があったと思うのですが、小平さんは従来の国会の論議、特に参議院の内閣委員会におけるこの青少年問題協議会の内容についていろいろ論議のあったことを前任者からお聞きになっておられますか。
○千葉信君 速記をとめて下さい。
【次の発言】 今回提案になりました総理府設置法等の一部を改正する法律案の中に含まれております青少年問題協議会設置法の一部を改正する本法案第二条の関係から言いますと、今回の改正は、都道府県以下の青少年問題協議会に対しても、交付金を割り当てようという改正のようでありますが、実は青少年問題協議会法自体では、もう一つの懸案になっている問題があるのでありまして、その懸案になっている問題というのは、この青少年問題協議会設置法の第二条中央協議会を規定した法律の第二項によりますと「青少年の指導、育成、保護及びきょう正に関する総合的施策の適切な実施を期するために必要な関係行政機……
○委員以外の議員(千葉信君) お答え申し上げます。 憲法上に規定せられている三権分立という建前は、私どもそのまま、今回の場合も、何らそれに対する異議を差しはさむとか、ないしは憲法に違反の疑いがあるという考えに立ってこの改正案を提案しているのではないのでございまして、すでに御承知のとおり、今回提案いたしました裁判所職員臨時措置法の一部を改正する法律案の、この一部を改正する問題は、すでに裁判所職員に対する臨時措置法の制定にあたって、この職員関係の措置については、全く国家公務員法制定の精神に照らし合わせて、裁判そのものに対する三権分立の精神を侵す侵さないの問題とは別に、そこに従事する裁判官及びその……
○委員以外の議員(千葉信君) 前回の委員会で井川委員から御質問のありました事項のうち、答弁を保留いたしました訴願前置に関するこの法律案との関係でございますが、衆議院のほうの論議の状況等をつぶさに聞きましたところ、もともとこの法律案は、行政処分についての訴えないしはまたその他の裁判所に対する訴願との関係につきましても、いずれの場合でも、この法律案はそれにこだわることなくできるという建前をとっておりますので、衆議院の現在訴願前置の問題に関する論議の結果いかんによってこの法律案が直接の影響を受けることはないという、そういう建前に立っておりますので、これを補足して御答弁申し上げておきます。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。