このページでは大谷瑩潤参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。
○大谷瑩潤君 御報告を申し上げます。 第一班は去る一月十八日から二十三日までの六日間、矢嶋委員、武内委員に私が参加いたしまして、福井、愛知、静岡の三県で三十三年度の決算に関連して調査や視察を行なって参りました。 今般の調査は、検査院の指摘事項もさることながら、これらの各県では伊勢湾台風や狩野川台風などのため甚大な被害を受けておりますので、災害復旧事業費の関係をも対象として行なった次第でありますが、一言所見を申し述べますと、災害復旧など事業の進捗がはかばかしくないため、過年度に災害を受けたまま未復旧となっていた個所が再び災害を受け、いよいよその被害度を増大しているものがあまたある模様でありま……
○大谷瑩潤君 平素私の最も尊敬いたしておりまする植木先生が、このたび法務の方の大臣に御入閣になりまして、今後厳正なる態度で行政に処していっていただかなければならぬポストに、かような人格者を迎えましたことは、御同慶にたえない次第でございまして、心からお喜びを申し上げますわけでございます。 なお、古川先生も政務次官として大臣を助け、かつまた当行政面において御尽瘁下さることに対し、私は心から感謝感激をいたしております。 御就任早々、かようなお尋ねを申し上げますことは、はなはだ失礼であるかのように考えまするが、幸いこの委員会に御出席下されました大臣の最初にあたりまして、こういう問題をいかにお考え願……
○委員外議員(大谷瑩潤君) 第二班の一行を代表して調査の概要を御報告いたします。 第二班は、青木一男君、米田正文君、羽生三七君、杉山昌作君、私、大谷瑩潤の五名でありまして、被害県のうち、長野県、岐阜県の両県の調査を命ぜられました。 私どもは、まず長野県の上伊那、下伊那地方及び諏訪湖周辺地区、次いで岐阜県の南部低湿地帯を中心に被害状況を調査するとともに、罹災者に対しましては慰めと激励の言葉を述べ、罹災者からは切実なる要望を聴取して参ったのであります。なお、両県におもむきました際は、本院議員一同を代表し、それぞれお見舞金を贈呈して参りました。 まず被害の概況についてでありまするが、今次六月の……
○大谷瑩潤君 私から中部班の現地調査について御報告いたします。 中部班は、松澤委員、赤松委員、それに私大谷の三名が、安達法政局第一部第三課長、秋本事務局参事、今井調査員を伴いまして、九月四日、名古屋高等裁判所における法曹懇談を最初に、九月八日、金沢の湖南学院視察に至るまで、名古屋、岐阜、金沢の三都市において、売春防止法の運用状況並びに売春に伴う青少年犯罪の実態等につき調査を行なって参りました。 調査にあたり、最高裁より長井総務局第一課長、並びに今江事務官、法務省から刑事局佐藤検事が同行され、終始私たちの調査に便宜をはかられ、また現地の関係官庁より貴重な資料が提出される等、各方面より多大の御……
○大谷瑩潤君 私は、参議院同志会を代表して、政治的暴力行為防止法案に対し、継続審議に賛成いたしまするが、簡単に理由を申し述べます。 防止法案については、自民、社会両党間に条件付お話し合いがあったと聞いていまするが、同志会としては、議事運営上、かような申し合わせ等は悪例を残すと思いますので、すべて無条件継続審議という趣旨を明らかにして、賛成をいたします。
○大谷瑩潤君 私は保護観察官の問題について伺いたいと存じます。保護観察官の職務は、家庭裁判所調査官の素養並びに仕事の内容等から考えますと非常に似通っておるところが多いと思いますが、その待遇の面においては家庭裁判所の調査官の俸給調整額一六%に対し保護観察官は八%でありまして、その格差が五〇%に及ぶようでありますが、当局としてこれらの点について是正して待遇を均衡にやっていくというようなお考えがあるかないかを伺いたいと思います。
【次の発言】 私たちは地方の保護観察所を視察して歩きましたが、保護観察官の増員と、これに伴う事務官、雇等の事務職員の増員、さらに保護観察所の支部設置、保護観察官の駐在、常駐……
○大谷瑩潤君 きょうは早朝から、私質問をさせていただく番に当たりまして、閣僚の各位に特に忌憚のない御意見を承らさしていただく機会を得て心から感謝をいたしております。どうか、私の質問はとかく抽象的な問題が多いために、お答えも自然具体的な問題よりも抽象的に流れやすいことになりはしないかと思います。できまするだけひとつ具体的にお答えを願いたいと思います。 まず最初に、総理は国会再開劈頭の施政方針演説において、青少年こそは祖国の生命力の聖なる源泉であり、民族の純潔と勇気とを代表するものであって、この次代をになう青少年の育成こそが現下最重要課題であると強調されております。そしてこれに続いて、政府は地方……
○大谷瑩潤君 私は質問に先んじまして、委員長にお願いを申したいと存じます。 今日のこの委員会の席上には社会党の方が一人も見えておりませんが、参議院の自主性と良識とを強調しておる同僚議員が、衆議院の運営による与野党の考えの相違に基づく混乱を本院に持ち込み、当委員会はもちろん、本会議においても欠席して一そう審議を困難に陥れることは、むしろみずから参議院の軽視を意味するものとして、同僚議員の反省を求め、遺憾の意を表したいと存じまするが、委員長におかれましては、一日も早く、一ときも早くこの問題を解決して、正常なる審議の行なわれまするようお取り計らいを願いたいと存じます。 次に、委員長の御指名により……
○大谷瑩潤君 先ほどから同僚委員より、今度の少年事犯に対しまして、その責任所在等に対し、峻烈なる御質問が続いておりましたが、私は、このあとにもたくさんそういう方面の御質問があろうかと思いますので、それよりも、もっと根本の問題に対しまして御当局の御意見並びに今後の御決心を承っておきたいと思うのでございます。時間がございませんので簡単に申し上げますので、あるいは言葉の足らぬ点があろうかと考えまするが、どうぞお察しの上で御回答を願いたいと思います。 まず第一にお伺いいたしたいのは法務大臣でありまするが、今おいでにならぬようであります。ですから、第二の公安委員長にお尋ねすることを先にいたしたいと存じ……
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