野上元 参議院議員
5期国会発言一覧

野上元[参]在籍期 : | 5期|- 6期- 7期- 8期- 9期
野上元[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは野上元参議院議員の5期(1959/06/02〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は5期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院5期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
野上元[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院5期)

野上元[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 逓信委員会 第1号(1959/07/02、5期、日本社会党)

○野上元君 ただいま大臣からごあいさつがあったのでございますが、これはもう儀礼的に申し上げれば、就任のごあいさつに対して、けちをつけるのは筋ではないと思いますけれども、ごあいさつの中で、ただ言、私の立場からすれば、どうしても、これは聞き捨てならぬ言葉がございます。その点について、私の立場から意見を申し上げてみたいと考えるわけです。  それは冒頭に、全逓との労働問題についての御発言がございました。私は、今日参議院議員をやりながら、かつ全逓委員長を努めている者でございますので、特に、その点については、一言申し上げておきたいと考えるわけであります。大臣は全逓との間に、団体交渉が開かれておらない、こう……

第32回国会 逓信委員会 第閉会後3号(1959/09/10、5期、日本社会党)

○野上元君 ただいま光村委員との質疑応答の中で明らかになったことは、今日、全逓の違法な法律的根拠は公労法四条三項である、こういうわけですね、この点ははっきりしておるのですか。
【次の発言】 公労法四条三項には、先ほど来光村委員から言われておるように、公共企業体等の職員でない者は組合員になれない、役員になれない、こう書いてありますね、ただそれだけ書いてあるわけですね。その役員は、じゃ、どういう役員だということは書いてないわけです。組合員にもなれないということが書いてある、その点は十分御承知ですね。で、今例にとられた、去年の秋でしたか、国鉄労働組合、それからその前には今動力車労組というのですか、機……

第32回国会 逓信委員会 第閉会後4号(1959/10/09、5期、日本社会党)

○野上元君 首藤さんにお聞きしたいのですが、職員の罹災者が約八十戸あるというお話ですが、それは今度の被災地における全部ですか。
【次の発言】 大体全部でどれくらいあるのですか。
【次の発言】 それではそれの救援状態はどうですか。
【次の発言】 NHKの公共的な立場から、NHKの活動は、ややもすると外部的に非常にはなやかでありますが、それをささえているのは従業員でありますから、従業員の罹災状況等について当局側として十分に一つ慎重に調査されて、すみやかに復旧をし、その公共サービスができるように尽力をしていただきたいことを、特に私要望しておきたいと思います。


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 逓信委員会 第2号(1959/11/12、5期、日本社会党)

○野上元君 それでは私から郵政事業の問題について御質問申し上げますが、今回は主として定員の問題、それから前回本委員会で懸案になっておりました仲裁裁定実施のその後の状況、さらに年末始の繁忙に対する郵政省の施策等について質問をいたしたいと考えます。  まず第一に、定員の問題について質問したいのですが、本日大臣から補足説明資料として出されておるのがありますが、この第一の懸案事項になっておりました定員法の適用除外の問題については、長年わたって郵政当局に対してこの問題については要望を続けて参ったわけであります。がしかし本日の説明によっても、もう数年来の問題になるのにもかかわらず、なおかつ政府部内としては……

第33回国会 逓信委員会 第3号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○野上元君 本日私は、前回の委員会で質問を留保いたしておりました仲裁裁定実施の問題、それから年末首繁忙対策の問題について質問をいたしたいと存じます。  まず最初に、仲裁裁定実施の問題について、前々回でしたか、佐藤政務次官が、仲裁裁定実施については全力をあげて努力する、若手の時間をかしてもらいたいと、こういう答弁があったわけですが、その後における政務次官が交渉された結果について報告をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 そうすると政務次官としては、今後はどういうふうにされる御予定ですか。
【次の発言】 そうすると、前回佐藤政務次官も同席されて明らかにしたように、前国会における衆議院あるいは本……

第33回国会 逓信委員会 第4号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○野上元君 私今の問題について関連質問いたします。須藤委員並びに光村委員の質問に対して、大臣は今日郵政当局としては全逓と敵対行為をしているのではない。同じかまの飯を食っているのだから、一口も早くこういう事態がなくなることが望ましいのだ、こう言っているわけですね。この点についてはわれわれもまた同感なんです。私は、第一回か二回目の逓信委員会のときにもあなたに申し上げたのですが、こういう状態を解消するためには、まず何はさておいても話し合いが先行されなければならぬ、これのないところに問題の解決はない、こういうように私はあなたに要望したのです。その要望に対して、ただいまの答弁は、とにかくこういう事態を一……

第33回国会 逓信委員会 第5号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○野上元君 郵政大臣にお尋ねしたいのですが、先般の委員会で例の定員の問題について、定員法のワクをはずすかどうかについて、次回の逓信委員会でその後の状況をあなたの方で御回答されるということになっておったのですが、その前に、この間新聞を拝見しますと、行政管理庁の方でも最近の結論として、五現業は定員法のワクをはずすのが正しいのだ、こういう結論を出したようですが、その点について大臣の方のその後の進捗状況をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 新聞の記事をごらんになりましたか。
【次の発言】 あれによると検討中ではなくてすでに大体の結論が出て、そういう方向に次期の通常国会で管理庁としては立法措置をとり……

第33回国会 逓信委員会 第6号(1959/12/02、5期、日本社会党)

○野上元君 大臣がお見えにならないので、関係の方、特に郵務局長にお尋ねを申したいと思います。この聞資料として提供していただきました三十四年度の年末首郵便物数等調書ですが、年末対策について二、三お伺いしておきたいと思います。  この三枚口の要員配置の表の中で、「訓練所要人員」、こうなっているのですがね、これをちょっと具体的に説明していただけませんか。
【次の発言】 そうするとOA欄ですね、所要人員を非常勤の脂率で算定した数がありますね。このOA欄はもう全然訓練の要らない、こういう非常勤ですか。
【次の発言】 そうすると一番最後の欄のOAプラスOBというのはどういう意味ですか、これは。これは全然別……

第33回国会 逓信委員会 第7号(1959/12/03、5期、日本社会党)

○野上元君 ちょっと私質問したいのですが、すでに鈴木委員から質問されたかもしれませんし、これを読めばわかることかもしれません。一、二質問をさしていただきたいと思いますが、今回電電公社がやっておられまする「改訂電信電話拡充第二次五ヵ年計画」というのは、これは非常に長い、長期にわたる計画の一環であろうと考えるわけです。それでこの中をちょっと拝見いたしましたが、この基本方針は、ここにもありますように、加入電話需要の将来を予測してこれを充足せしめるということが目的なのか、それとももう少し積極的に、ある時点をとらえて理想的な姿にしたい、たとえばうしろの表にありますように、今日日本においては百人にわずかに……

第33回国会 逓信委員会 第8号(1959/12/09、5期、日本社会党)

○野上元君 最近における郵便物の配達の状況について、なおそれに関連して二、三質問をしたいと思うのですが、郵政当局は静岡郵便局を中心として起こっておる非常勤の郵便法違反問題について御承知でしょうか。
【次の発言】 今回起こった事件の内容を見てみますと、大体商店の従業員を非常勤に雇って、それに郵便を配達させる、こういうことになっているようですが、この場合非常勤に採用したということは、身分上どういうふうになるのですか。
【次の発言】 そうすると身分は国家公務員になると、こういうことですか。
【次の発言】 同じ条件のもとでパートー・タイマーの場合は、どういうふうになるのですか。

第33回国会 逓信委員会 第10号(1959/12/17、5期、日本社会党)

○野上元君 郵政大臣に御質問いたしますが、前回までの本委員会において、私から郵政大臣に、今日問題になっておりまする郵政省と全逓との紛争の解決の問題について、いろいろとあなたに質問を続けてきたわけですが、前回までの委員会の結論は、一切全逓とは話し合いに応じない、こういう態度をとられておったのですが、新聞等で拝見いたしますと、十五日ごろから、情勢がやや動きつつあるように私は承っておるわけであります。で、これは新聞記事の内容ですが、十五日の日に、岸首相を含む関係政府与党の首脳部連絡会議におきまして、一つの、政府あるいは与党としての態度を決定したというように聞いておりますが、新聞記事等によりますと、非……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 逓信委員会 第3号(1960/03/03、5期、日本社会党)

○野上元君 私は、前回の本委員会で大臣が所管事項を説明されたのでありますが、その中の郵政事業一般にわたりまして、郵政大臣に御質問を申し上げたのでありますが、この所管事項の説明の中を見ますと、「年末首業務はおおむね正常に近い状態で運行することができました。」と、こういうように言われておるのでありますが、年賀郵便を幾ら全体で発行して、そうして正月三日間のうちに配達された年賀郵便は幾ら、それ以後になった年賀郵便は幾らという数字がおわかりになりますか。
【次の発言】 郵政当局としては、こういう状態ならまずまず上等だというふうに考えておられるのですか。

第34回国会 逓信委員会 第4号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○野上元君 本年の一月十四日に全逓と郵政省との賃金引き上げに関する紛争に関して仲裁裁定が出たはずですが、その仲裁裁定は今どういうふうになっているか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 見通しはどうですか。
【次の発言】 郵政省の中には一つ以上の組合があるわけですね。そのある組合にすでに実施されておる給与上の問題については、仲裁裁定が出たからといって、その前にすでに実施されておるものを変えるということはできないですか。
【次の発言】 そうすると、法律的には二つの俸給表が存在してもよろしいと、こういうことになるわけですね。
【次の発言】 そうすると、すでに一つの俸給表ができておるということは、……

第34回国会 逓信委員会 第5号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○野上元君 きょうは、郵政従業員の賃金の問題について若干質問を申し上げたいと思いますが、今回組合側から賃金引き上げについて要求が出されておりますが、その内容をお聞かせ願いたいと思います。――お答えがないようですから、ほかの方を先に参りましょう。(「人事部長どうした」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 その要求に対して、郵政省はどういうふうに答えようとしているのですか。
【次の発言】 まず給与の引き上げの何といいますか、制度といいますか、そういうものについてお聞きしたいのですが、組合が賃金の引き上げを要求した場合に、郵政当局は、団体交渉によってそのことをずばりと解決できるような制度になっておるのですか……

第34回国会 逓信委員会 第6号(1960/03/15、5期、日本社会党)

○野上元君 保険局長にまず最初にお聞きしたいのですが、最近新聞の報ずるところによると、貿易の自由化並びに為替の自由化に伴って、民間生命保険会社の態度が非常に積極的な施策を試みんとするような動きが出ておりますが、これについて郵政当局の対策といいますか、そういうものについて若干お聞きしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、保険料率というものはまだ自由化にならぬ。やはり各社が協定した保険料率をとっていく、こういうふうに業界の方としては意見の一致を見ている、こういうことですか。
【次の発言】 そうすると、民間では業績に応じて配当はそれぞれ各社が自由に増減していく、こういう仕組みに今後変える、こう……

第34回国会 逓信委員会 第8号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○野上元君 三十五年度予算に関係ありますので、若干今の問題、カラーテレビの問題をお聞きしておきたいのですが、今、溝上副会長は、カラーテレビの問題は、発信の方は問題ない。問題は受信機にある。しかしもう受信機も、踏み切っていい時代がきた、こういうふうに言われておるのですが、今、私は記念日に出席して、あなたの方からいただいた「NHKカラーテレビジョン」というこれをちょっと読んでみたのですが、これは三十五年の三月に発行されたものですが、それの中に、こういうふうに書いてあるのですがね。アメリカにおいて伸びないのは、受信機が高いからだ。そして、「なお、わが国における状況は、NHK技術研究所が、カラー受信機……

第34回国会 逓信委員会 第10号(1960/03/29、5期、日本社会党)

○野上元君 審議の時間が非常に切迫して参りまして、時間がなくなりましたので、ラジオ、テレビ、その他一般的な問題について、いろいろと御質問をしたいと思いましたが、その時間がないので、主として予算に関係のある問題に集中して御質問を申し上げたいと思いますが、一番最初に、収入の面でありますが、ラジオ収入の方は逐年著しく減少しておる。さらにまた、昨日の新聞を見ますと、ラジオの聴取料の不払いの運動といってはおかしいのですが、不払いの傾向が非常に強く出てきた。従って昨年の、三十四年度のラジオの集金状況を見ますと、予算から見て大体十億程度の減収になっておる、こういうことが報ぜられておるのですが、こういう傾向を……

第34回国会 逓信委員会 第12号(1960/04/06、5期、日本社会党)

○野上元君 この際、郵政大臣に御質問申し上げたいと思いますが、本逓信委員会は重要な法案をたくさんかかえて審議を続けて参ったのでありますが、遺憾ながら、NHKの予算にいたしましても、ぎりぎり一ぱいで通過させるというような事態でございますし、さらにまた、電信電話公社の拡充計画案につきましても、いまだ審議に入れないような状態であります。この点はまことに遺憾であります。しかしながら、新聞等の報ずるところによりますと、あたかも国会が審議をおくらしておるかのごとき記事を散見するわけでありまして、われわれとしては、非常に不満なものを持っておるわけでありますが、この点については、私たちが申し上げたいのは、郵政……

第34回国会 逓信委員会 第13号(1960/04/07、5期、日本社会党)

○野上元君 公社にお尋ねしますが、昨日、私は公社と全電通労働組合との紛争の問題について二、三御質問申し上げ、かつ、最終的には円満に妥結されるように、公社側も努力されるよう希望しておきましたが、その結論はどういうふうになりましたか、それをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 ここは団交の席上ではありませんので、具体的な内容についてお尋ねするのはどうかと思いますが、不幸にして団交が決裂し、実力行使に入るという場合には、あらかじめ総裁は警告を発せられているようでありますが、朝日新聞の四月五日の記事によりますれば、全電通労組は七千円べ一スアッフあるいは時間短縮等の要求を掲げて闘ってきたけれども、……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 逓信委員会 第閉会後2号(1960/08/31、5期、日本社会党)

○野上元君 関連質問。  郵政大臣にお聞きしたいのですが、カラーテレビジョンの問題は、本委員会で非常に大きな問題になって、ただいま同僚議員から、いろいろと意見なり、質問なりが出た通りであります。本委員会でも慎重審議を重ねたわけですが、政府の方針は、今あなたからお聞きしましたが、この際、われわれが非常に遺憾に思うことは、少なくとも電波行政を国民の代表として審議する本委員会が、積極的な反対ではなくても、少なくとも慎重にやるべきであるという与野党あげてのこの見解を未だ堅持しておると私は確信しておるのですが、そういう状況の中で、あなたの方が、強硬にこれを実施に移されていくというような行き方について、非……


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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 逓信委員会 第2号(1960/12/15、5期、日本社会党)

○野上元君 ただいま郵政大臣から所管事項の説明をお聞きしたんですが、大臣は冒頭、私はしろうとだということを言われたんですけれども、しろうとこそ革新的な意見を持ち得るわけなんですよ。くろうとになるとだめなんです。何回私がやかましく言っても、ちっとも思い切った改革をやってくれないんです。従って、しろうとである郵政大臣の方がおそらく創造力があると思うので、一つ思い切ってこの際、郵政省の体質改善のために努力してもらいたいと思うのです。  それから組合との関係については、ことしはきわめて平穏裏に交渉が妥結されたことについて、大臣並びに関係各位の御努力に対しては私は深い敬意を表します。  そこで一つだけお……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 逓信委員会 第3号(1961/02/14、5期、日本社会党)

○野上元君 私は、最上委員とともに、去る一月十日から四日間、東海地方における電信関係業務運営状況を視察いたして参りました。  その詳細は、委員長のお許しを得て速記録にとどめたいと存じますので、御了承をお願いいたします。  右簡単でありまするが、御報告をいたします。

第38回国会 逓信委員会 第4号(1961/02/16、5期、日本社会党)

○野上元君 ちょっと今の問題で関連質問をしますが、光村、永岡両委員の質問に対して郵政当局の答弁は非常に白々しいし、かつわれわれを説得する説得力を持たぬですよ。私は別の角度で大臣にお聞きしたい、事務当局はいいですから。現在特定局長の任用問題をめぐってトラブルのある局があるということをあなたは認識されておりますか、認めますか。
【次の発言】 そのトラブルの原因は、特定局制度という制度そのものに内包しているものであるということをあなたは認めますか。
【次の発言】 あなたは、いわゆる制度の中にそういうトラブルの原因があるのだ、内包しておるのだということを認められたわけです。にもかかわらず、この制度は、……

第38回国会 逓信委員会 第10号(1961/03/16、5期、日本社会党)

○野上元君 今の問題でちょっと関連質問をしますが、大臣は現在全国でこの合理化の問題でどれくらい紛争があり、どういう状況になっておるかということを御存じですか。
【次の発言】 私はこの問題は郵政省にとっても重大な問題と思うから、少なくとも私の質問に対して、大臣は下僚に質問せずにずぼりと答弁できることを期待しておったわけですが、残念ながら先ほど来大臣は、この問題で大きな紛争が全国的に巻き起こっておるということについて、あまり詳しく御存じないように思うので、そういうことではこの問題の解決は非常にむつかしくなると思うんですよ。大臣はもう少しこの問題の底深い重要性を認識をして、あなたがみずから陣頭に立っ……

第38回国会 逓信委員会 第12号(1961/03/23、5期、日本社会党)

○野上元君 ただいま決定になりました簡易生命保険法の一部を改正する法律案に対しまして、数日来行なわれました質疑応答の中でも明らかにされておりまするように、簡易生命保険は、民営とは違いまして、官営の特色を十分に表わす必要があると考えまして、各派共同で次のような附帯決議をすることになりました。私が代表いたしまして、ただいまその案を朗読いたしますので、万場の御賛成をいただきたいと存じます。    簡易生命保険法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は簡易保険事業の特質に鑑み、加入者に対する福祉施設を整備拡充するとともに、速かにこれがために必要な措置を講ずべきである。   右決議する。……

第38回国会 逓信委員会 第15号(1961/03/29、5期、日本社会党)

○野上元君 郵政大臣並びに貯金局長にお尋ねしたいのですが、この貯金法の一部改正の法律案の主たる内容は、利子の引き下げにあると思うのですが、この利子の引き下げを行なうときに、郵政当局と大蔵省とだいぶ折衝されておったようですが、郵政当局としては終始反対の立場に立って折衝しておったと聞いておるのですが、その点はどういう事情なのか、一応あなた方の本心を聞いておきたいと思います。
【次の発言】 郵政大臣のお答えとしては一応承っておきますが、貯金局長としては、現実に貯金事業を運営していく立場から、今日の情勢において貯金利子の引き下げをするということが好ましいことかどうか、その点はどういうふうにお考えになっ……

第38回国会 逓信委員会 第16号(1961/03/30、5期、日本社会党)

○野上元君 この法律案の改正について、この必要性について、当局としていろいろと理由をあげられておるのですが、かりにこれを改正すると、この説明書にある平均五分九厘一毛の利回りというのは、どれくらいのアップになるのか、この点をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 なぜこれを上げなければならぬかという理由については、必要性については第三項でも述べられておるわけですが、あなた方が考えて、何を目標にしてこの利回りを引き上げることについて考慮されておるか、その目標は一体何か。
【次の発言】 そのことは、一般的理由は私も承認いたしております。しかし、どれを目標にしておられるのか、その運用利回りの引……

第38回国会 逓信委員会 第17号(1961/04/11、5期、日本社会党)

○野上元君 私も最近郵政当局が全逓に対して行なわれつつある処分について質問したいのですが、いわゆる春季闘争というものの中で全逓労組に対する処分の内容をまとめて発表してもらいたいと思います。
【次の発言】 いわゆる職を失う処分をだいぶ行なっておるようですが、その中で解雇、免職あるいは懲戒免職、いろいろな処分の仕方をしておるのだが、それはどういう理由に基づくのですか。
【次の発言】 山田委員の御質問と若干ダブる点があるかも知れませんが、あらかじめ御了承いただきたいと思います。  今回、為替料金の値上げが行なおれるわけですが、この目的は何ですか。増収ですか、それとも、郵便料金とのつり合いということで……

第38回国会 逓信委員会 第18号(1961/04/13、5期、日本社会党)

○野上元君 本法の改正の目的は、料金を改定することによって、事業収支の均衡をはかることがおもなる目的とされておるようでありまするが、現在事業収支にかなりの不均衡を生じておると言っておられるのですが、これはどういう状態になっているのか、明らかにされたいと思います。
【次の発言】 その理由は何ですか、赤字になっておる理由は何ですか。
【次の発言】 そうすると、結論的には人件費の増加率の方が事業の成長率を上回っておる、こういうことになりますか。
【次の発言】 人件費の増加というのはどういう種類になっておるのですか。たとえば人員の増加による人件費の増加なのか、人員の増加はないけれども、ベースアップ、給……

第38回国会 逓信委員会 第22号(1961/05/09、5期、日本社会党)

○野上元君 まず大臣に基本的な問題について二、三御質問いたします。  大臣としては、最近における発言の中で、郵便事業は今ちょうど非常に曲りかどにきた。経営的に見ても非常に危機の状態にある。こういうふうなことをしばしば言われ、かつ抜本的な措置を講じなければならぬと、こういうふうに言われておるのですが、その郵便事業の危機というものについてどのように把握されておるか、その点について一つ御所見を承りたいと思います。
【次の発言】 そこで危機の概念についてあなたは述べられたわけですが、それを直すにはどういうふうにしたら一番いいと思いますか、たとえば経営の根本をどういうふうに考えたらいいかということを聞き……

第38回国会 逓信委員会 第23号(1961/05/11、5期、日本社会党)

○野上元君 田島さんにちょっとお伺いしたいのですが、私も田島さんの御意見を非常に興味深く、かつ非常に参考にして聞いておりました。私も実は一昨日の逓信委員会でその点に触れたのです。それで、今日の郵便事業の運営状況から見て、かりに原価を償うものであっても、将来性から見ていくと、だんだんコストが高くなっていくという傾向がある。従って、郵便物数がだんだんふえても、郵便物の成長があっても、経営は苦しくなっていくのじゃないか、こういう点に触れたわけです。そして、最終的には、この四、五年はもつと、こう言われるわけです。しかし、今お二人のお話を聞いておりましても、特に、郵政審議会のメンバーの方々ですから、お聞……

第38回国会 逓信委員会 第25号(1961/05/16、5期、日本社会党)

○野上元君 前々回の委員会のときに質問を保留しておきましたので、若干これから質問を行ないたいと思います。  先般当委員会で参考人を呼んで本法案についての意見をいろいろと聞きましたが、その中で、特に二、三の点について郵政当局の考え方をお聞きしたいのですが、特に田島参考人が述べられた意見の中で、かりに今日の郵政事業が原価を償うものであっても、将来の発展を期待することができない、こういう御意見が出されたのを、当日御出席の政府委員の皆さん方はお聞きをいただいたと思うのですが、それについて、郵政大臣は当時出席されておらなかったので、特に郵政大臣から答弁を求めようとは思いませんが、どなたか適当な人がおりま……

第38回国会 逓信委員会 第26号(1961/05/18、5期、日本社会党)

○野上元君 郵務局長にお尋ねしたいのですが、「郵政事業長期計画」を一つごらんいただきたいと思いますが、この三ページに郵便物の伸びの状況が各年度別ごとに昭和四十年度まで出されているわけです。これをちょっと計算してみますと、総計において三十七年度は三十六年度より六・三%、それから三十八年度は六・〇%、三十九年度は五・九%、四十年度五・七%、こういうふうにだんだん下がっておるわけですが、今日政府が行なっておる経済成長計画から見て、この程度でよろしいのでしょうか。
【次の発言】 この計数の見方はいろいろあると思いますから、その点についてはあまり深く追及いたしませんが、この計画を見ると、三十七年度がすな……

第38回国会 逓信委員会 第31号(1961/06/06、5期、日本社会党)

○野上元君 先般の当委員会におきまして、四人の参考人の方をお呼びいたしまして、いろいろと電電公社の経営等について参考人の意見を述べてもらいました。それに対して、われわれも質問をいたしたのでありますが、それらの点については、公社の皆さん方も十分にお聞き取り願ったと思います。  そこで、私は、この本法案の審議に入りまする前と言いますか、重大な関係がありますが、基本的な公社の経営方針についてお聞きしておきたいと考えるわけですが、御承知のように、今日電信電話事業は、公共事業だということが言われておるのですが、公共事業といわゆる私企業との差を区別するのは、非常に今日むずかしい段階に入っております。私の見……

第38回国会 逓信委員会 第32号(1961/06/07、5期、日本社会党)

○野上元君 ちょっと質問。やはり皆さん心配しているのは、こういうものを委員会で採択した場合、今までの順位がありますね。その順位が狂うというようなことになりますと、こういう前例に残るわけですね。各議員がこぞって自分のところのやつをどんどん持ってくる、そうしてわれわれはこれを採択せざるを得ないということに、形式的にやるというようなことになると、それがあなたの方の置局計画に重大な影響を及ぼすということになると、これは軽々に私はここで採択するというと、あとであなたの方も困るであろうし、われわれも軽率にこれを採択した責任を感じなければならぬので、その点はどういうふうに考えられておるのか、率直にやはり言わ……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 逓信委員会 第2号(1961/10/03、5期、日本社会党)

○野上元君 私は、去る七月十七日より六日間、北海道地方における逓信関係業務の運営状況を視察して参りましたが、その詳細は、委員長のお許しを得て、速記録にどどめたいと存じますので、御了承をお願いいたします。  右簡単でありますが、御報告いたします。

第39回国会 逓信委員会 第5号(1961/10/13、5期、日本社会党)

○野上元君 郵政大臣もまだお見えになっておらないようですが、去る前回の本委員会において永岡委員から質問がなされたということを聞いております。したがって、私の質問があるいはダブることがあるかもしれません。もしも簡単な問題で前回でもう答えておられるなら、前回それは答えたと言われてけっこうです、あとで私は議事録を見ますから。で、ダブるところがあるかもしれませんが、その点ひとつ了承してもらっておきたいと思います。  この臨時国会が始まる前に、御承知のように、先国会で、通常国会で郵便法の改正がなされ、若干の料金値上げがなされた。その条件ではありませんけれども、料金を値上げした以上遅配はなくするのだという……

第39回国会 逓信委員会 第6号(1961/10/17、5期、日本社会党)

○野上元君 まず第一に、そろそろ三十七年度の郵政省の予算が大蔵省と折衝段階に入っておられると思うのだが、その状況をちょっと知らせてもらいたい。
【次の発言】 これの大蔵省との折衝の模様をちょっと聞かしてもらいたいのですがね、簡単でいいですが。
【次の発言】 特に貯金、保険は、時間の関係であとに回しますが、郵便関係の問題で定員の問題ですがね、予算要求にどういうふうにされておるのか内訳を知らせてもらいたい。郵便関係だけでいいです。
【次の発言】 増員です。
【次の発言】 その八千人というのは、純然たる増員ですか、それとも、非常勤務を定員に組みかえるというだけの増員なのか、その点どうなんですか。

第39回国会 逓信委員会 第8号(1961/10/24、5期、日本社会党)

○野上元君 若干永岡委員との関連において聞きたいと思うのですが、先般来、しばしば質問したのですが、ちょうど大臣がお留守のために大臣の御回答を聞く機会はなかったので、この機会に二、三質問したいと思うのです。  それで今一番なまなましい労使関係の問題ですが、大臣、非常に努力をされておるということにつきましては、われわれも敬意を表しておるわけですが、私たちが一番感ずるのは、やはり労使間の意思の疏通と言いますか、これがもう基本だと思うのです。その上にすべての問題が組み立てられていかなければならない、こうわれわれとしては考えるわけです。そのためには、これはやむを得ないことかもしらぬが、大臣、政務次官がし……

第39回国会 逓信委員会 第9号(1961/10/26、5期、日本社会党)

○野上元君 関連質問。鈴木さんの質問にちょっと関連質問させてもらって、公社のほうにひとつお答え願いたいのですが、今鈴木君が言われたように、やってもやっても積滞がたまっていく、こういう感じを受けるわけですね。電電公社として、四十七年までかかってその積滞をなくするという長期計画を立てられている。そのことはよくわかります。その立てられた根本的な原因というのは、資金調達面から見て、四十七年度までかかる長期計画が必要なのか、あるいはまた、かりにここに資金があっても、その設備能力といいますか、というものに限界があるから、これの限界を考えながらこの四十七年までにやるということか、その点の根本的な判断というの……

第39回国会 逓信委員会 第10号(1961/10/31、5期、日本社会党)

○野上元君 私の意見は、請願の気持はよくわかるわけなんですが、ただ議員が、われわれも同様ですが、どこどこへ作ってくれということを出してくると思うのですが、それをどんどん全部郵政省が受け入れるというようなことになると、いわゆる郵政省の設置計画、置局計画というものを根底から狂わしてしまうというようなことになると思うのです。で、一般論としては、私はこういうやり方をやることはあまり好ましくないんではないかと、こう実は考えております。しかし、せっかく出されておる問題ですから、特に郵政省の御意見等が、この場所に設置することが適当であると、郵政省も偶然そう考えておったというような場合であるならば、これはすみ……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 逓信委員会 第2号(1962/02/06、5期、日本社会党)

○野上元君 私も、ちょっと関連質問をしたいのですが、先ほど来、同僚議員から、全逓と郵政省との間の正常化について非常に気を使ったいろいろな質問が出たわけですが、私もそれに関連して、一、二、大臣にお聞きしたいことがあるのです。  先ほど、あなたが説明された所管事項説明資料の中にも、先ほど来言われておるように、本年の郵便業務の運行は、例年になく好成績をおさめておる、こういうふうに書かれておるわけですね。そして、そのあとで、今後、労使関係の正常化には格段の配慮をやりたいのだ、こういうことが書かれておるにもかかわらず、突如として処分が出たということについては、非常に私も残念に思っておるわけですよ。そこで……

第40回国会 逓信委員会 第3号(1962/02/08、5期、日本社会党)

○野上元君 私は白井委員とともに去る一月九日より五日間近畿地方における逓信関係業務の運営状況を視察して参りましたが、詳細は委員長のお許しを得て速記録にとどめたいと思いますので、御了承をお願いいたします。  右、簡単でありまするが御報告いたします。
【次の発言】 大臣がいないとちょっと質問しにくいのだが、その前に技術的な問題について、今、山田委員から質問されたFM放送について二、三監理局長の意見を聞いておきたいと思うのだが、FMの放送を開始しようとする目的は何ですか。
【次の発言】 その問題が根本問題であって、その問題が解決をしないとこの根本方針がきまらない、こういうふうに受け取れるのです。あな……

第40回国会 逓信委員会 第4号(1962/02/13、5期、日本社会党)

○野上元君 電波関係の問題について二、三引き続いて質問したいのですが、あまり時間が、あなたのほうの都合で、ないようですから、できるだけ要領よく質問したいと思います。  まず第一にカラーテレビの問題なんですがね。これはカラーテレビを実施するときに、この委員会では非常に慎重論を唱えてやってきたのですが、あなたのほうでこれを免許された。そうして本放送を実施されたのですが、その後、やはり依然として、見ていると伸びがほとんどないように、むしろ逆に縮小していくんじゃないかというような傾向にあるんだが、その点について、郵政当局としては、免許された手前、何か具体的な、かつ積極的な手を打っておられるかどうか、そ……

第40回国会 逓信委員会 第8号(1962/02/27、5期、日本社会党)

○野上元君 本件については、ただいま私は初めて伺っておるので、その内容について、もう少し詳細に説明をいただきたいと思うのですが、せっかく郵務局長が見えておられますので、今の説明資料に基づいて、さらに細部にわたってどういうふうになるのか、一応御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 コストの計算をする場合には、一万円以下の買い受けの場合も、あるいは売りさばきの場合も、百五十万円の買い受けの場合も、コストの計算としては、あまり変わりはないじゃないですか。
【次の発言】 そうすると、コストよりもむしろ権衡をきわめて大きく見たということになるわけですが、その権衡は、従来も、百分の一と百分の七ですか、……

第40回国会 逓信委員会 第10号(1962/03/06、5期、日本社会党)

○野上元君 ただいまから電波法について質問をいたしますが、まず技術的な問題はあと回しにいたしまして、根本的な問題について大臣の所信をお聞きしたいと思うのであります。  この法案は、御承知のように三十二年五月七日に、二十六国会でしたか当時上程されまして、その国会では継続審議になり、さらにまた二十七年にも継続審議になり二十八年には審議未了となったいわくつきの法案なんですが、その後の情勢の変化というのはどういうことですか。今回また政府提案として出されたという情勢の変化はどういうところにあるか。
【次の発言】 ただいま郵政大臣としての基本的な考え方を述べられたわけですが、本法案を出すにあたりまして、郵……

第40回国会 逓信委員会 第12号(1962/03/13、5期、日本社会党)

○野上元君 きょうは、この新料金による計画についての問題については小町専務がおいでにならないようですから、直接担当者が来られてからこの点については質問することにいたしまして、比較的料金並びに具体的な長期計画の内容等については質問をしないで、その他の問題について質問をしたいと思います。  まず第一に質問を申し上げたいのですが、御承知のように過般アメリカにおいて通信衛星法ですかが突如議会に上程されて、そうして近くテレスターとかあるいはその他の通信衛星が打ち上げられるということが新聞紙上に報ぜられているわけです。で、この内容について若干質問したいのですが、これは現実にはいつごろ打ち上げられて、NHK……

第40回国会 逓信委員会 第13号(1962/03/15、5期、日本社会党)

○野上元君 先般の委員会では二、三、予算に直接関係のない問題について聞きましたが、きょうは予算に直接関係のある問題について質問をしてみたいと思います。  三十七年度の予算を編成するにあたりまして、NHKとしては第二次六カ年計画を基礎にして三十七年度の予算を作られたものと思います。したがいまして、第二次六カ年計画がその基礎をなすものだというふうに考えられますから、その点について質問をいたしますが、この第二次六カ年計画はおおむねこの大きな計画としては最後のものであるかどうか。あるいは第三次長期計画がすでに構想の中にあるのかどうか。その点についてますお聞きしておきたいと思います。

第40回国会 逓信委員会 第14号(1962/03/20、5期、日本社会党)

○野上元君 前回の質問に引き続きまして、まず長期計画に基づく考え方について質問いたしますが、この中には、いわゆる合理化対策というものが非常に強く打ち出されているわけですが、御承知のように、今日合理化に対する労働組合の考え方は非常に疑惑的であって、これを進める上において非常に困難を伴っているというのが産業界あるいはその他一般の傾向でありますが、NHKにおきまして、これを策定されるにあたって、あなたのほうと組合と、どういう話し合いが行なわれ、どういう点について問題があり、最終的にはどういう結論を出したかという点について、できるだけ詳細に御説明願いたい。

第40回国会 逓信委員会 第15号(1962/03/22、5期、日本社会党)

○野上元君 前回の委員会におきまして、若干質問を残しておきましたので、これから質問を申し上げたいと思いますが、前回の質問によりまして、この事業団を作ってからの発揮される効果についてお聞きしたわけですが、そのとき大体四点ぐらいをあげて答弁されたようであります。第一は、予算上の制約を脱却することができるだろう。それから、会計の明確化を期することができる。それからまた、施設の建設がスムーズにいくだろう、あるいは要員の確保がこれまたスムーズにいくであろう、こういう理由をあげられて、この事業団を作るということを答弁されたのですが、現実の姿は、この法案の内容を読んでみますと、予算上の制約を脱却できるかどう……

第40回国会 逓信委員会 第16号(1962/03/27、5期、日本社会党)

○野上元君 三十三条について質問いたしますが、この三十三条を読んでみますと、「簡易生命保険又は郵便年金の加入者の意見が業務の運営に反映できるよう、」ということで、特定の審議会のごときものを作られるようなことが書いてありますし、あなたのほうから配られたパンフレットを読んでみますと、そういうこともちゃんと約束をされておるようですが、この問題については、すでに同僚議員のほうから質問されましたが、郵政当局としてはどういうふうにお考えになっておるか、お答え願いたいと思います。
【次の発言】 具体的にはどういう方法でおやりになりますか。
【次の発言】 あなたのほうで構想を持っておられる委員会というのは常設……

第40回国会 逓信委員会 第19号(1962/04/05、5期、日本社会党)

○野上元君 私が質問した前回の問題について、いまだ的確なる御答弁がないので、私としてはこれ以上質問をしても、私が了解できるような内容をお聞きできないと思いまして、今日まで質問を保留しておりましたが、その点について、あなたのほうで何か特別な資料でもあれば、お出し願いたいと思うのですが、特別な資料がありますか。電波のいわゆる無線機器の問題について。
【次の発言】 それでは、あらためて質問しますが、この電波法の一部を改正する法律案の中には、その理由として電波法施行後における無線機器の発達の状況、これが第一。第二としては、わが国及び諸外国の海運界の実情をも考慮した結果。第三点としては、運用義務時間を軽……

第40回国会 逓信委員会 第20号(1962/04/10、5期、日本社会党)

○野上元君 運用局長にちょっとお聞きしたいのですが、先ほど久保委員の御質問の中で、中電の六百名の処遇といいますか、の問題で、大体百五十名くらいは手中継で残さざるを得ないだろう、こういうお答えがあったように思いますが、それは技術的な面からくるのですか、それとも雇用上そういうふうにやるのですか、どちらですか。
【次の発言】 それは技術的にどうしてもその部門は残さなければならないのか、雇用問題があるので漸進的にそういう措置をとられるのか、したがって、将来はこの手中継というものがなくなるということが予想されるとするならば、その百五十名ないし二百名も当然要らなくなるのか、その点をちょっとお聞きしておきた……

第40回国会 逓信委員会 第21号(1962/04/12、5期、日本社会党)

○野上元君 気象庁長官にお尋ねいたしたいのですが、気象庁長官は純粋に技術者の立場から見て、今次の電波法が改正されるのは好ましいと思われるか、好ましくないと思うか、いずれですか。
【次の発言】 あなたのほうから出された資料をただいま受け取ったのですが、「気象業務整備五ヵ年計画」、「昭和三十六年九月改訂」、こういうふうになっておりますが、これは電波法が改正されることを見通して改定されたのかどうか、その点をお聞きしたいのです。
【次の発言】 まず最初にお聞きしたいのですが、一ページの中ほどに、「気象庁は、その使命である気象業務の遂行に努力をはらってきたが、社会の気象業務に対する要望は、ますます増大し……

第40回国会 逓信委員会 第22号(1962/04/17、5期、日本社会党)

○野上元君 まず米田さんにお伺いしたいと思いますが、先ほど米田さんのお話によりますと、甲板部、機関部等については相当の人員の削減ができた、それについては海員組合とおそらく話し合いがつかれた上で、円満にそういう措置がとられたと思うのですが、どうして通信士だけ円満に解決できないのか、それは電波法というものがあるからなのか、あるいはまた通信士の勤務の実態から見て、話し合いがつかないのか、それはどちらなんでしょう。
【次の発言】 今のお話を聞いておりましても、必ずしも電波法がガンになっておるのではなくて、電波法を改正するための海員組合との話し合いがつかないということは、やはりその内容である無線通信士の……


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データ更新日:2022/12/18

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