このページでは野上元参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○野上元君 私は、先般行なわれました総理の施政演説並びに蔵相の財政演説に対しまして、日本社会党を代表して、若干の質問を行なわんとするものであります。 まず最初に、総理に対して、政治に対する基本的姿勢について、過去における総理の言動等にも触れながらお伺いしたいと思います。 私は、世紀の大選挙戦と言われたケネディとニクソンとの間に戦われた前後四回に及ぶテレビ討論の内容を、詳細に検討してみたのであります。そして私がまず発見したものは、政治家にとって首尾一貫した政治節操がいかに大切であるかということでありました。また、政治家の言動は、二度と訂正できないほどきびしい戒律を要求されていることを知ったの……
○野上元君 私も近藤長官同様科学技術には弱いんですけれども、したがって、質問がきわめて幼稚であり、かつ思いつきのようになって恐縮なんですが、一、二お聞きしたいのですが、原子炉を中心に研究されておる目的は、原子動力の開発ということにあるわけですね。参考人(菊地正士君) それももちろん含んでおります。しかし、それ以外、たとえばアイソトープ製造であるとか、それから結局は原子動力のそれにあるのでございますけれども、放射線によるいろんな物質の損傷の問題とか、そういった問題ももちろん研究しておりますが、いずれも原子動力の開発に関連した研究でございます。
○野上元君 私は、ただいまの江藤君の動議に賛成いたします。
○野上元君 二、三御質問申し上げたいと思いますが、ただいま御説明を聞いたばかりで、なおよく検討しなければならぬ点もあると思いますが、若干、思いつきになると思いますが、その点はひとつ御容赦願ってお答えいただきたいと思いますが、今御説明を聞いておりますと、この事業の内容から見て、あるいはまた主務大臣が運輸大臣であるということから見て、むしろこれは科学技術特別委員会でやるよりも、運輸委員会でやるべき性質の問題ではないかというように考えるのですが、科学技術特別委員会で特に審議しなければならぬという理由は何でしょうか。
【次の発言】 第一の事業団の目的というところにおいては、日本原子力船開発事業団と、こ……
○野上元君 長官に二、三お尋ねしたいのですが、あなたのほうの原子力局が発行された「原子力第一船開発計画について」というのがありますがね。これの五ページに資金計画が載っておるわけです。この法案が通過すると、この資金計画は十分にやっていけるという長官は見通しを持っておられますか、資金調達の面で。
【次の発言】 先般もこの資金計画について、特に資金調達の方法についてお聞きしたわけですが、初年度は政府が一億円出資し、民間から五千万円、この初年度だけを見てみますと、政府が二とすれば民間が一という割合で出ておるのですが、二年度以降はそうじゃなくて、政府が大半のものを持つ、そして民間はそれより少ない率に落ち……
○野上元君 この事業団法とは直接関係はないのですが、間接的には関係が出てくると思いますが、現在、東海村の第一号原子炉の工事が半年以上おくれているという問題について、新聞紙上で、科学技術庁の側とそれからGEJ側との間においておのおの責任のなすり合いをやっているようだが、その事情をひとつ説明してもらいたい。
【次の発言】 この契約を見ますと、八月末が引き渡し期日としてはぎりぎり一ぱいである、したがって、八月末日を越えると、米側の責任の場合には一日に三十万ドルの割合で原研に支払う、また原研側に責任がある場合には一日五十万円の割合でGEJに払わなければならない、こういう契約になっておるようですが、すで……
○野上元君 ちょっと一言。大体わかりましたけれども、被害の状態はどうなんですか。局舎が、特定局なんかでつぶれたとか、あるいは職員が途中でけがをしたとか、そういう状況は全然ないのですか。
○野上元君 二、三質問をしたいと思いますが、先ほど松平さんからラジオの契約に関する問題について御質問があったのですが、これはやはり相当大きな問題だと思うのです。NHKとしても、ラジオのほうの伸びというものをあまり多く見積もってはおられない。しかし、現在の段階においては、テレビがあるからNHKもそういう方針がとれると思うのですね。しかし、テレビも同じような状態になった場合には、これは非常に大きな問題だと私は実は考えているわけなんです。そこで、実は最近テレビ・メーカーを視察したのですが、小さなポータブルのトランジスター・テレビが相当多量に生産され、かつ販売されつつあるようです。したがって、あまり遠……
○野上元君 私は、まず最初に基本的な問題について、二、三お聞きしたいと思うのです。郵政大臣がおられませんので、政務次官にかわって御答弁を願いたいと思いますが、この電波法の一部を改正する法律案は、電波行政上の必要に基づいて出されたものじゃなくて、海運界の合理化の側面援助として出されたものである、こういうふうに理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 積極的な理由は、あくまでも海運業界の再建を側面から援助するという立場をとり、はたして電波法を改正してもいいかどうかという点については、いろいろと検討してみたが、今日の段階においては、大丈夫である、こういうふうに考えられて出されたわけですね。
○野上元君 関連していいですか。
【次の発言】 今の話を聞いていますと、よくわからないところがあるんですが、要するにそれはタレント料のことですか、今お話しになっているのは。たとえば、賃金も一つの契約ですわね。タレント料もおそらく契約だと思います。しかし、賃金の場合、NHKに勤めておられる職員については、明らかに労働協約によって長期的な見通しの上に立って賃金表というものができて、それを両者が納得して払っているわけですね。したがって、それ以上に払うとか、あるいはそれ以下に払うということは、明らかにこれは協約違反になるわけです。したがって、そういうことはあり得ないと思う。ところが、今お話しになってい……
○野上元君 先ほど鈴木恭一委員の質問の中に、資金運用部資金の運用についての運用審議会の話が出たのですがね。今、私どももちょっと議事録を読ましてもらったら、会長は総理大臣、副会長二人と、こういうふうになっているのですが、それは昔はそうなっていたのですか。
【次の発言】 そのときは、郵政大臣がそれまでは出ておられたわけですか。今回改正された審議会には、郵政大臣はメンバーとして加わっているか、あるいは郵政当局からだれかメンバーとして加わっておりますか。
【次の発言】 現在、資金運用部資金の財源は、ほとんど五〇%をこすものが郵便貯金であると思うのです。したがいまして、資金運用部の資金運用については、郵……
○野上元君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案について賛成の討論を行ないたいと思います。 今さら申し上げるまでもなく、簡易生命保険は、その法に明示されているとおりでありまして、すなわち、国民に簡易に利用できる生命保険を確実な経営によりなるべく安い保険料で提供し、もって国民の経済生活の安定をはかり、その福祉を増進することを目的とするものであります。すなわち、簡保並びに郵便年金は、国民が零細な金を積み立てることによって不測の事態に備えるとともに、老後における生活安定の一助にする等、いわゆる社会保障の……
○野上元君 先ほど新谷委員のほうから、郵政当局の通信政策の根本についてお尋ねがあったようです。私も同じことを尋ねるかもしれませんが、立場が違います、考え方も違いますので、重複するところがあるかと思いますけれども、お答えをいただきたいと思いますが、若干具体的に聞いてみたいと思うのですが、実は私の手元に、ある県の農業協同組合の組合長さんですが、おそらくこれは有線放送の施設を持っておられる方だと思いますが、その方から、今次の有線放送関係の改正についての意見が述べられております。その中にこういうふうに書いてあるのですが、今回の改正については、いろいろと努力されたという点については、自分のほうもこれを認……
○野上元君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました公衆電気通信法及び有線電気通信法の一部を改正する法律案に対し賛成の討論を行ないます。 今さら私から申し述べるまでもなく、電話発達のいかんは、その国の政治、経済、文化の消長のバロメーターであって、とりわけ、 スピードを重んぜられる近代社会においては、いよいよその重要性を増大するに至ったのであります。わが国においても、政府の高度経済成長政策にタイアップして、電信電話公社がいち早く電話の長期拡充計画を作成して、すみやかに実行に移された事実は、そのことを端的に物語っていると思います。 しかしながら、政府の高度経済成長政策は、必ずしも当……
○野上元君 具体的な修正案の内容に入る前に、根本的な問題について、二、三質問したいと思いますが、まず第一の質問は、これはもう皆さん御承知のように、郵便貯金のスタートのときは、国民貯蓄の増強というようなことで貯蓄精神を謳歌するという意味で郵便貯金というのが始められた。そして戦時中においては、もっぱら戦費調達の手段としてやられてきた、これはもう疑いもない事実です。さらにまた、戦後においては、経済再建の方策として財政投融資の財源として、郵政省の計画というよりもむしろ大蔵省を代表する政府の計画として貯蓄目標額がきめられたりしたという事実があったわけです。そういう段階においては、郵便貯金の本来の使命とい……
○野上元君 先ほどの大臣の所管事項の説明の中で、さらにまたふえんして説明があったのですが、その中で期末手当については、全特定労組及び全郵政労組と妥結したんだが、全逓とはまだ妥結しておらない、したがって、まだ紛争状態にあることはまことに遺憾であると、こう言っておられたんですが、原因は何ですか、交渉が進捗しない原因は。
【次の発言】 そうしますと、いま問題となっておる特定局長に融資する問題についても、話し合いはしておるけれども、全逓の要求を郵政省がいれることができないのでぶつかっておるのだ、こういうふうに解釈してよろしいですか。
【次の発言】 そうしますと、特定局舎の改善の問題は、これは団体交渉事……
○野上元君 前回の本委員会で若干の御質問を申し上げました。さらにまた、私は気持としては、いま永岡委員が言われたような気持ちで、管理運営事項についての考え方等について、郵政当局はあまりにもかたくなになっておるので、こういう事実もありますよということを示唆したつもりなんです。そのとき郵政大臣は、とにかくこの問題の解決には最善の努力をいたしますと、こういう御回答を得たのでありますが、その後ようやく一週間になろうとしておりますが、どういう努力をされたのかお聞きしたいと思います。というのは、今日依然として郵政当局と全逓との間の紛争が続けられておるということでございますから、前回の委員会以後における郵政大……
○野上元君 長官は、きょうは二時から何かお忙しいそうで、あまり時間がありませんが、この際、長官にぜひ聞いておきたい問題についてのみ質問したいと思います。 本日のこれは朝日新聞の記事でありますが、東海村にある原研の動力試験炉及びその他二つの炉が再び運転を中止するということが記事になって出ておるわけでありますが、しばしば原研の原子炉がとまるという現実をわれわれが見ておりますと、何か底深い原因があるんじゃないかというような気がいたします。かつまた、ばく大な国費を投じて建設された原子炉が、しばしば停止されるということは、国民の側に立っても非常に不安だと思います。どういうところに一体しばしばこうとめら……
○野上元君 大臣に私から質問したいのですが、大臣は、十七日の閣議が終了したあとで新聞記者団と会見して、今日の郵政省と労働組合との間における紛争について、あなたの談話のようなものを発表されておるのでありますが、その内容を見ますと、きわめて重大な問題を含んでおるように私は考えるのであります。新聞の記事によりますと、日本経済新聞及び毎日新聞の十七日の夕刊に掲載されておるのでございますが、今次の問題は、すでに郵政大臣の手を離れて、私の一存では解決することができない、と言われておるわけでありますが、郵政大臣はみずからの権限を放棄されたのですか。それとも、他から権限を取り上げられたのですか、どちらなんです……
○野上元君 二、三いまの災害の問題で御質問したいのですが、電電公社の場合には、大体応急的復旧費というふうにはっきりしておるのですが、郵政の場合は、応急と本復旧との区別はないのですね。大体ここにあげられておる額がいわゆる本復旧でもあるというわけですね。
【次の発言】 郵政の場合は、大体私も新潟を、現地を見てまいったので知っておるのですが、本復旧で最も時間がかかるのは、大体新潟の一部だけでしょう。その他はあまり本復旧と応急復旧が大体同時に行なわれると考えていいんじゃないですか。
【次の発言】 電電公社にちょっとお聞きしたいのですが、本復旧と応急復旧との差ですね。これはわれわれもわかるのですが、電話……
○野上元君 私は、郡委員とともに、去る一月八日より四日間、東北地方の逓信関係業務の運営状況を視察してまいりましたが、その詳細については、委員長のお許しを得て、会議録にとどめたいと思いますので、御了承願います。 右、簡単でございますが、御報告いたします。
○野上元君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております簡易生命保険法の一部を改正する法律案に対して賛成の討論を行ないます。 この法案の内容は、簡保の保険金の最高制限額及び最低制限額をそれぞれ引き上げるとともに、簡易保険の新種として特別養老保険の制度を創設しようとするものでありまして、現下わが国の国民経済の実情から見て時宜に適したものと判断をいたしますが、なお、積み立て金と同様に、余裕金の自主的運用の道を開き、かつ電力債への長期運用その他有利な社債への運用を行なうことによって事業の経済基盤を強化することにより、保険料の実質的引き下げ、あるいは契約者に対する福祉施設を強化する等、い……
○野上元君 あまり時間がありませんので、事業計画全般については次回に譲ることにいたしますが、きょうは、主として意見書について郵政当局の考え方を伺いたいと思います。
その前に、御承知のように、池田総理あるいはまた郵政大臣は、早ければ来年の二月からラジオの受信料を免除する、おそくとも来年度は免除する、こういうことを新聞で発表されたのであります。この計画を郵政当局が意見書を付する前に見られて、その大臣が言明されたラジオ受信料を免除するという問題はどういうふうにこの中に生かされておりますか。
【次の発言】 あなたのほうで「おおむね適当である」という表現を使われておるのですが、これは郵政大臣の意見だと……
○野上元君 郵政大臣が都合でまだ出席しておりませんので、出席されましたら、あらためて郵政大臣には質問をするということにいたしまして、とりあえず、NHKに対する質問をしたいと考えます。
まず、第一にお聞きしたいことは、三十九年度の収支予算並びに事業計画についてはNHK側の説明を聞いたこともありますが、特に三十九年度において例年にない特徴的な施策というものがありましたら、ひとつあげていただきたいと思うのです。
【次の発言】 この予算説明書の中にあります受信料は、六百四十二億八千七百万円となっておりますが、これの内訳を教えていただきたいと思います。内訳で私の聞きたいのは、この中で、純然たるラジオ料……
○野上元君 関連質問さしていただきます。 三十九年度の収支予算、事業計画及び資金計画をいろいろと検討いたしましたが、NHK当局が、すべての部門について非常に努力をされておるということは十分に認められるわけですが、にもかかわらず、最近NHKに対する風当たりが非常に強いわけです。私どもも、新聞で見、あるいは人に聞く程度でありますからよくわかりませんけれども、しかし、かりにもNHKに対する新聞の報道等が随所に出てくるということは、NHK当局にも何か心してもらわなければならぬ問題があるのではないかというふうに最近痛感されるわけです。したがって、そういう点について、これから二、三久保委員の問題に関連し……
○野上元君 ただいままでの質疑応答を聞いておりますと、郵政大臣は、このオリンピックの通信衛星を利用しての世界中継に対して、非常に熱があるようでもあるし、ないようでもあるようですね。どうも私たちは、聞いておってさっぱりわからないのですか、先ほどあなたみずから発言されたように、記者会見のときには非常にハッスルされるけれども、委員会になると、さっぱりハッスルしないのですね。熱は表面だけで、しん熱はないのじゃないかというような気がするのですよ。それで私はあなたにお聞きしたいのですが、あなたはほんとうにやるという意思がおありなんですか。ぜひ実現したいという強烈な希望がおありなんですか。
○野上元君 私も、ただいま永岡委員が質問をいたしました四・一七ストがなぜこういう経過をたどってきたか、さらにはまた、これをどうすれば回避することができるかという点に論点をしぼりまして質問をいたすつもりです。したがって、若干の重複はあると思いますが、その点はひとつがまんをいただきたいと思います。さらにまた、これは郵政大臣ばかりでなく、電電公社の総裁にも質問をいたすような形になりまするけれども、答弁は郵政大臣だけでけっこうでございますので、その点、あらかじめお含みいただきたいと思います。 郵政大臣は、先ほどの永岡委員の質問によりまして、自分は、今日の郵政従業員あるいは電電公社の職員の給与を上げた……
○野上元君 私もちょっと関連質問したいんだけれども、国際電電会社が、あなたのほうの会社の定款に基づいて事業をおやりになるという場合に、それはあなたの国際電電独自の計画によってどんなことでもやれるのか。あるいは、あなたのほうとしては、一応採算ベースなどを考えて、それによってやっていくのか、それとも、国策的な見地からおやりになっていくのかですね。その点は、郵政省との関係は、あなたのほうの基本的な方針を決定する場合のイニシアチブといいますか、それはどちらがとられるのですか。
【次の発言】 もう一つ、それじゃお聞きしておきたいのですが、太平洋の海底ケーブルは、これを計画されたのは国際電電のほうで、それ……
○野上元君 今回の電波法の一部改正の内容は、申し上げるまでもありませんが、いま一番大きな問題になっておるのは、先ほど来の質疑で明らかになっておりますように、所有権と公共物の使用権の調整というところが一番のポイントになっておるようでありますから、その点にできるだけ集中をして質問をしてみたいと思います。
まず最初に、現実にあるマイクロ設備の高さの種類、それを教えていただきたいと思います。
【次の発言】 現実に、すでに障害を見つつあるという設備というのはありますか。
【次の発言】 三十一メートルという高さですね、これは最初は百尺という表現を使っておる。それが昭和二十五年ぐらいに三十一メートルという……
○野上元君 ちょっと関連質問さしてもらいたいんですが、電波法の改正の場合に、あなたのほうの立場としてはやむを得ないかもしれません。これは船員局といいますか、そちらのほうの所管に属することかもしれませんが、ややないがしろにされておる点があるのは、無線通信士の教育、確保、そういう点について、非常に、何といいますか、無関心ではないかというようなことが言われておるわけです。私が集めた資料によりますと、さきの電波法改正案によれば、昭和四十二年八月以降は特定のものを除いては全部一名となってしまうということになるために、船主としては、先を見越して、船舶無線通信士の採用を一切停止してしまっておるというような状……
○理事(野上元君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
本日、委員長所用のため欠席されましたので、私が委員長の委託を受けて、委員長の職務を代行いたします。
電波法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案に対する質疑は、前回すでに終局いたしております。
これより直ちに討論に入ります。御意見のある方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。(「なし」と呼ぶ者あり)
別に御意見もないようでございますが、討論はないものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。
それでは、これより採決に入ります。
電波法の一部を改正する法律案を問題に供します。本案に賛成……
○野上元君 ちょっと関連質問ですが、いま大臣が御答弁になったのですが、四、五月分の収支状況を見ていると、大体補正予算を組まないでもいけるし、若干の節約等と相まって何とかやっていける、こういうふうに言われたのですが、それは郵政関係ですか、電電公社関係ですか。
【次の発言】 さらにもう一度聞いておきたいのですが、郵政大臣としては、いまのところ補正予算ということは考えておらない、将来はどうなるかが、いまのところはっきり明言はできない、こういうお考えを述べられていると解釈してよろしいのです。
【次の発言】 大橋総裁にもついでにお聞きしたいのですが、郵政省のほうとしては、増収の状況を四、五月に照らしてみ……
○野上元君 本案については、同僚委員から相当詳しく質疑があったわけでありますので、あるいは私の質問と重複することがあるかもわかりませんが、その点はひとつ御了解いただいておきたいと思います。
この法案が通過することによって、電電公社が投資をすることができることになるわけですが、日本船舶通信株式会社が設立されたのは昭和二十七年十二月ということになっておりますが、この会社をつくったのは、郵政省が肝いりでつくられたのですか、電電公社のほうでつくられたのですか。
【次の発言】 そのつくられたときにですね、いろいろの考え方があったと思うのですが、当初は、電電公社からは全然投資はされておらないわけですか。
○野上元君 委員長のお許しを得てほんの一、二御質問を申し上げたいと思うのです。実はきょうはたくさん質問をするつもりで準備をしておったのですが、時間がないそうでありますから、二・三分だけお許しをいただきましたので、お聞きしたいと思います。 まず最初に、オリンピックの記録映画のことなんですが、これは当委員会の直接関係のある問題ではないと思います。しかし、間接的には、NHKがおられるので、あるいはまた会長が組織委員会のメンバーということでありますから、お聞きしておきたいと思うのですが、NHKから見た場合に、あの東京オリンピックの記録映画はどのようにごらんになっておりますか。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。