古池信三 参議院議員
6期国会発言一覧

古池信三[参]在籍期 : 2期- 3期- 4期- 5期-| 6期|- 7期- 8期- 9期
古池信三[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは古池信三参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院6期)

古池信三[参]本会議発言(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 参議院本会議 第17号(1964/04/15、6期、自由民主党)【政府役職:郵政大臣】

○国務大臣(古池信三君) お答え申し上げます。  今回、公労協の企てておりまする半日ストが計画のとおり実行された場合には、郵政関係等の業務についてどのような影響があるかという、まず第一のお問いに対しましてお答えいたしますが、  郵政の関係について申し上げますと、全逓の組合が半日ストの準備指令を出した局は、中央郵便局、鉄道郵便局、定員二百名以上の普通局がそれでございます。もし、計画どおりの半日ストを実施するといたしますれば、通常郵便物において約二千万通、小包において約三十万個これが運送、配達の面で遅延し、郵便物の引き受けの面では、通常郵便物約三百万通、小包郵便物約四万個に支障が免ずるものと推定さ……

古池信三[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院6期)

古池信三[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1962/12/24、6期、自由民主党)

○古池信三君 委員長の互選については、成規の手続を省略して、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1963/07/06、6期、自由民主党)【議会役職】

○理事(古池信三君) ただいまから科学技術振興対策特例委員会を開会いたします。  田上委員長より委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を行ないます。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る六月一日、北條雋八君が辞任され、その補欠として牛田寛君が指名せられました。また、同十四日、光村甚助君が辞任され、その補欠として加瀬完君が指名されました。
【次の発言】 次に、委員長辞任の件についてお諮りいたします。  先ほど申し上げましたように、田上松衞君から委員長辞任願いが提出されております。これを許可することに御協異議ございませんか。

第43回国会 商工委員会 第36号(1963/06/27、6期、自由民主党)

○古池信三君 今まで同僚の議員の皆さんから、中小企業問題に関する重要な諸点についていろいろ御質疑がありましたから、私はそれらの点については重複を避けてお尋ねをいたしませんが、ただここであまり今まで触れられなかった一、二の点についてひとつお尋ねをしたいと思います。  それは中小企業における技術という面ですが、今さら技術の重要なことは申し上げるまでもないと思いますけれども、特に中小企業の製品が国内市場はもとより輸出市場におきまして非常に大きな分野を占めておる、こういう点から考えますると、どうしても技術の向上ということは急速にやらなくちゃいかぬ。中小企業でももちろん例外はありまするが、しかし一般的に……


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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 決算委員会 第3号(1963/12/16、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 郵政事業特別会計、郵便貯金特別会計、簡易生命保険及郵便年金特別会計並びに一般会計の昭和三十六年度決算の概要と会計検査院から指摘のありました事項について申し上げます。  郵政事業特別会計の歳入予算額は二千二百三十五億四千余万円、歳出予算現額は二千三百八十六億二千八百余万円でありまして、これに対する決算額は、歳入は二千三百四十一億四千四百余万円、歳出は二千三百四十九億一千八百余万円となっております。  この中には収入印紙等の業務外収入支出や借り入れ金、建設費等の資本的収入支出が含まれていますので、これらを除きました事業の運営による歳入歳出は、歳入は一千七百五十八億五千八百……

第45回国会 逓信委員会 第2号(1963/12/12、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) このたび、第三次池田内閣の成立にあたりまして、不肖私、引き続き郵政大臣を拝命いたしました。今日まで格別皆さま方の御高配を賜わっておりまするが、今後さらにいろいろとお世話になると存じます。何とぞ今後一そうの御支援御協力を賜わりまするよう、この機会にお願い申し上げまして、私のごあいさつといたしたいと存じます。
【次の発言】 さらに、この機会に、郵政省所管行政の現況などにつきまして概略の御説明を申し上げたいと存じます。  まず、郵便事業並びに労働問題について申し上げます。  郵便事業の運行状況はおおむね正常でありますが、逐年郵便物の激増する状況にかんがみ、今後業務量の増加に……

第45回国会 逓信委員会 第3号(1963/12/17、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) ただいま永岡さんからの切々たる御所見を拝聴いたしまして、私も永岡さん御同様に、かつてこの郵政事業に職を奉じたこともございます。したがって、郵政事業がいかに大切な仕事であり、また、国民の皆さんにとっても、ほんとうに日常欠くべからざる重要な仕事であるということは、永岡さん御同様に私もよく承知しております。この年末の繁忙期に際しまして、郵政事業が円満に運行できないような状態になってきておる、このことに対しましては、私といたしましても非常に遺憾にたえません。私の気持としては、何とかして、これは一日も早く正常な運行に引き戻しまして、国民の皆さんに少しでも御迷惑をかけることを少な……

第45回国会 予算委員会 第3号(1963/12/17、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) ただいまお説のとおりでございます。
【次の発言】 この問題につきまして、まず労資の紛争によって、この年末の繁忙期に国民の皆様に御迷惑をかけていることにつきまして、私としまして、まことに遺憾に存じております。話し合いをしておるかどうかという端的な御質問でございましたが、これにつきまして、若干の説明を加えてお答えを申し上げたいと存じます。  私は、かように考えております。事業の運営というものは、もとより労使が相協力してやらねばならぬことは、いまさら申し上げるまでもないのでございます。しかしながら一面におきまして、事業というものは、やはり経営の衝に当たる者、そうして一方、労……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 議院運営委員会 第30号(1964/06/16、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 電波管理審議会委員金子鋭及び田上穣治の両君は六月二日任期満了となりましたが、金子鋭君を再任し、田上穣治君の後任として杉村章三郎君を任命いたしたいので、電波法第九十九条の三第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  両君の経歴につきましては、お手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも公共の福祉に関し公正な判断をすることができ、広い経験と豊富な知識を有するものでありますので、電波監理審議会委員として適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。

第46回国会 逓信委員会 第1号(1963/12/20、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 御承知のように、火曜日と金曜日には、定例的に原則として各新聞社の記者諸君とお会いをしております。そして、閣議における問題その他当面の問題について私の所見を申し述べることがならわしになっておるのであります。私がお話をしたことを、新聞記者諸君がそれぞれの感覚において受け取られまして、これを適当に抜粋をして、そして新聞の記事にされるということは申すまでもないと存じます。したがいまして、そこには、私がお話ししたことと、この記事との間には、表現の上において、あるいはニュアンスの上において違いの出てくるということも、これはお認めいただけるだろうと思います。この新聞記事は、もちろん……

第46回国会 逓信委員会 第2号(1964/02/13、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 郵政省所管行政の現況等につきまして概略御説明申し上げます。  まず、今国会に提出いたしました法律案及び提出予定法律案について申し上げます。  提出いたしました法律案は、第一は、「電話設備の拡充に係る電話交換方式の自動化の実施に伴い退職する者に対する特別措置に関する法律案」でありますが、この法律案は、さきの第四十三回通常国会及び第四十四回臨時国会において審議未了となったものであり、重ねて今国会に提出いたしたものであります。その内容は、電話設備の拡充計画の円滑な遂行に資するため、郵政省または日本電信電話公社の職員であって、電話の自動化の際に退職する電話交換要員に対して特別……

第46回国会 逓信委員会 第3号(1964/02/18、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) ただいま議題となりました簡易生命保険法の一部を改正する法律案について、提案理由を御説明申し上げます。  この法律案は、簡易生命保険の保険金の最高制限額及び最低制限額をそれぞれ引き上げるとともに、簡易生命保険の新種として特別養老保険の制度を創設しようとするものであります。  まず保険金の最高制限額の引き上げについて申し上げます。  現在、保険金の最高額は五十万円に制限されているのでありますが、最近における社会経済事情の推移にかんがみますときは、この金額では、国民の経済生活の安定をはかり、その福祉の増進を目的とする制度本来の機能を十分発揮することが困難でありまして、簡易保……

第46回国会 逓信委員会 第6号(1964/03/03、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) ただいま議題となりました日本放送協会の昭和三十九年度収支予算、事業計画及び資金計画の提案事由につきまして、御説明申し上げます。  この収支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条第二項の規定によりまして、郵政大臣がこれらに意見を付し、国会に提出するものであります。  郵政大臣としましては、これら収支予算等につきまして、検討いたしました結果、お手元にお配りいたしましたとおりの意見を付したのであります。  この収支予算等の概略を御説明いたしますと、まず、収支予算でございますが、その規模は、収入、支出ともに総額七百八十八億八千三百万円と予定しております。  これを昭和……

第46回国会 逓信委員会 第7号(1964/03/05、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 通貨価値の安定ということは非常に私は大切なことだと考えております。保険に限らず、貯金にしましても、やはり長期にわたれば、若干の通貨価値の変動ということは、従来の沿革から見ましても、あるのですが、その通貨価値の変動があまりに大きい場合には、いろいろな面において支障が出てくるということは、全く私もさように考えております。そこで、政府としましても、物価の安定ということのために非常な努力をして、関係各省が常にこのために頭を使い、極力物価の上がらないようにというふうにつとめておることは御承知のとおりだと存じます。保険について見ますると、やはり、いまお話しのように、十数年前と今日……

第46回国会 逓信委員会 第8号(1964/03/10、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) お答えいたします。  御承知のように、わが国の簡易生命保険事業は、全国各地に所在しておりまする郵便局というものをその拠点として、今日まできわめて順調な発展を遂げてまいりまして、先月十八日をもちまして、保険金額も三兆円を突破するというような次第であります。これはおそらく、日本が、明治以来、いろいろな面において成功をいたした事業はたくさんありますけれども、そのうちで、この国営の簡易生命保険事業というものは、やはり非常に成功した事業の一つではないかと私は考えておる次第でございます。今日、日本の国民の経済生活の安定あるいはまた福祉の増進という点から見まして、簡易保険は大きな役……

第46回国会 逓信委員会 第10号(1964/03/17、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) ただいま御指摘になりましたように、最近、民間といわず、官庁といわず、事務の機械化ということが非常に進められてまいっております。したがって、それに伴って、健康に与える影響ということも決して少なくないと想像されますので、これについては、郵政省としまして今後十分に検討を加えて、万全の措置をひとつ講じてまいりたい、こう考えます。
【次の発言】 ただいまの御説、私まことにごもっともだと存じます。確かに、いままでのやり方は、私から見ましても不十分であったんじゃないかというふうに思います。御説のように、非常に多数の従業員を擁する事業でありまするから、従業員の保健、特に事務機械化に伴……

第46回国会 逓信委員会 第11号(1964/03/18、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) その経緯を簡単にここで御説明をいたしたいと存じます。  ちょうどNHKの予算案並びに一連の計画案が閣議に提案されまして、その際に、これは別に閣議の決定とか、あるいは了解事項というような意味のものではありませんけれども、池田総理からも発言がありまして、ラジオの乙料金のほうはもうそろそろ全廃するということを考えてもいいのではないであろうかと、こういう発言がありました。それは事実でございます。それで、私はそのときに若干説明をいたしまして、この三十九年度予算におきましては、ラジオ乙料金は十四億余りになっておる、しかし、いろいろ聞いてみると、徴収の手数料その他で約半額くらいは経……

第46回国会 逓信委員会 第12号(1964/03/24、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 私は、いわゆる乙料金、すなわちラジオだけ受信されておる方の料金のことをお話しいたしたのですが、それが全体のラジオ料金にとられるように報道されたとすれば、それは私の説明が不十分であったということでございまして、今後さような点については十分に注意してまいりたいと思います。
【次の発言】 さように考えております。
【次の発言】 確かに昨日の夕刊でしたか、私その報道を見ました。昨日オリンピック対策特別委員会が開かれまして、その委員会において佐藤国務大臣の御発言であったかと存じます。もちろん、通信につきましては、郵政省が所管しているわけでございまするから、有線であろうと無線であ……

第46回国会 逓信委員会 第13号(1964/03/25、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) これは形式のことでありますから、私たちとしては、どちらでもよろしいと思いますが、要するに、NHKのほうで便利なようにおやりになったらよかろうと存じます。
【次の発言】 私、別にどちらでもいいと思いますけれども、十分にまた事務当局にも話しまして、非常に困るようなことがあれば別問題ですけれども、たいした支障がなければ、御期待に沿うようなふうにいたしたいと思います。
【次の発言】 前回でしたか、前々回でしたか、この委員会で概略の御報告は申し上げておいたのでありまするが、重ねて繰り返して申し上げることになりまするけれども、この三十九年度のNHKの予算案並びにこれに関連する計画……

第46回国会 逓信委員会 第14号(1964/03/26、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 特定局長会というのは、私から申すまでもなく、特定局長諸君が任意に結成している団体であります。したがって、これは郵政省が認可しているものでも何でもございません。したがって、特別な監督もいたしておるわけではございません。ただいま御発言になった四項目ということにつきましては 私は具体的に存じておりません。したがって、その局長会の中でどういう話がなされたか、あるいはまた、どんな決議がなされたか、そういうようなことは私としては関知していない、こう申し上げるよりしようがないと思います。
【次の発言】 西村事務次官が明年立候補するとかしないとかいうような問題は、全然私は承知しており……

第46回国会 逓信委員会 第15号(1964/04/02、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) ただいま議題となりました電波法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  第一点といたしましては、昨年四月に批准されました千九百六十年の海上における人命の安全のための国際条約の発効に備えまして、電波法中の船舶局の無線設備、運用等に関する条件を新しい条約の規定に適合させるために必要な改正をしようとするものであります。  第二点といたしましては、昨年の建築基準法の一部改正によりまして、新たに容積地区の制度が設けられ、この地区内では、三十一メートルという従来の高さの制限を受けない高層建築物の建築が予想されますので、この機会に、高層建築物その他の工作物によるマイ……

第46回国会 逓信委員会 第16号(1964/04/14、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 郵政関係の従業員諸君の給与につきましては、もちろん事情の許す限りこれを向上させるということは、私も決して反対ではございません。しかしながら、一つの事業として運営いたしておりまする立場から申しますれば、むやみに人件費を膨張するということもできません。今日、事業費の中でおよそ八〇%程度は人件費によって占められておるような実情でございます。また、収入の源泉はもっぱら料金の収入に依存しておるわけでございまして、これは国民の生活にきわめて重大なる影響を持つ公共料金でございまするので、私どもといたしましては、できる限り事業の合理化もはかって、可能なる範囲において余裕を生み出し、そ……

第46回国会 逓信委員会 第17号(1964/04/21、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 先ほど来の御意見は、非常に私、ごもっともな点が多々あるものとお考えて拝聴しておったのでありますが、まあ元来、この法律の全般のたてまえとしまして、今日これは日本ばかりではないと思いますが、非常に所有権というものを尊重しておるたてまえがあると思うのです。ただし、所有権も絶対のものではない、公共の福祉のためにはこれを制限することができるということは、もとより憲法の規定の定めるところでありますけれども、やはり何と申しても所有権は強い、そして、それを他の公共目的のために制限するのだ、こういうふうな立場に立ってきておるように私は考えておるのであります。今回の場合にしましても、その……

第46回国会 逓信委員会 第19号(1964/04/27、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 現実の当面の問題としましては、ただいま公労委のほうで調停の合議に入っておりますので、その内容については差し控えたいと思いますが、やはり政府事業としては、民間の事業とたいへん変わったところがあります。原則論としては、調停によって双方が合意をして、これを実施に移すということが理想だろうと思いますけれども、それが簡単に、国会の承認を得た予算の範囲内において実行できることならば、可能であると思いますけれども、やはりこの十六条の関係が出てきますと、どうしてもそこに、仲裁と比べますと、弱い点が出てくる。そういう点からいけば、結果的に考えますと、むしろ、仲裁裁定によったほうが、たと……

第46回国会 逓信委員会 第20号(1964/04/28、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 私ども、放送事業を監督しております立場からいえば、もちろん、放送法なり電波法なり、その法の規定の趣旨、精神というものをくんで、法の運用をしていくということは、これは申すまでもなく当然のことであると思います。ただ、いま御引例になりました四月十五日における池田総理大臣の談話というものは、いろいろいま御意見があったことは伺いましたが、あの当時の事情は、御承知のように、公労協のほうで半日あるいは一日のゼネストをやろう、こういうような計画がありまして、もし万が一かようなゼネストが行なわれるということになりますと、これによって国民の受ける打撃、影響というものは、これははかり知るべ……

第46回国会 逓信委員会 第21号(1964/05/07、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 当委員会におきまして、今日まで、オリンピックの中継の問題につきましては、非常に御熱心に御論議をしていただきまして、まことに感謝にたえないところでございます。  先ごろの当委員会におきまして、アメリカに対して郵政省の職員を派遣をいたしたい、およそ四月のうちに派遣をしたいということをお約束申し上げたのでございましたが、その後のアメリカの情勢もいろいろと勘案いたしまして、四月の十六日に上田電波研究所長を派遣いたしまして、上田所長は要務を終わりまして五月の三日に帰国をしたのであります。その間、向こうにおきまして、シンコム二号によるテレビジョンの実験に立ち会い、さらに関係諸機関……

第46回国会 逓信委員会 第23号(1964/05/19、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) ただいま御質問がありましたから、私は率直に申し上げたいと存じます。もとより法律を制定するということは、これは何省というその主管省だけの責任ではなく、その提案につきましては、政府全体の責任でございます。したがって、その立案に際しましては、関係各省は十分に事務的に連絡をとりまして、万遺漏のない措置を講ずべきであることは、申し上げるまでもないと存じます。昨年、建築基準法の一部改正の行なわれました際に、あとから伺ってみますと、建設省の事務当局から当方の事務当局に対しまして十分な連絡があったとは思えない節がございます。しかしながら、その法律は事務次官会議において審議をし、さらに……

第46回国会 逓信委員会 第24号(1964/05/21、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 賃金問題について、御承知のように、仲裁委員会の裁定が出たわけでございます。これはただいまも御指摘のありましたように、公労法の第三十五条によりまして、この裁定に対しましては、当事者は双方とも、最終的決定としてこれに服従しなきゃならない、また政府は、この裁定が実施されるようにできる限りの努力をしなきゃならない、こういうことになっておりまするので、私どももすなおにこれを受け取りまして、この裁定に対しましては、今後できる限りの努力を重ねてまいりたいと、こう考えております。
【次の発言】 公正な第三者機関である、また、このことを職能としておられまする仲裁委員会において、今日まで……

第46回国会 逓信委員会 第25号(1964/05/26、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) ただいま議題になりました日本電信電話公社法の一部を改正する法律案の提案の理由について御説明申し上げます。  日本電信電話公社の行なう公衆電気通信業務の一部につきましては、その内容等において必要があるときは、公衆電気通信法の規定に従い他に委託して行なうことがあります。この公社の委託を受けて行なう公衆電気通信業務は、公社の行なう公衆電気通信業務と一体となって運営されなければならないものであり、また、その公益性を確保するため、その経営がいたずらに投機の対象となることなく安定して行なわれる必要があるのであります。公社の行なう公衆電気通信業務の運営と特に密接に関連する事業につき……

第46回国会 逓信委員会 第26号(1964/05/28、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 投資の対象になる事業といたしましては、公衆電気通信を公社から委託をいたしまして、その仕事をやってもらうような事業、これが主たるものでございまして、他は非常に密接な関連を有するような事業ということになっておりますが、その委託事業の例をとってみましても、本来、かような事業は俗にいうもうかる商売ではないわけであります。また、そうあってはならないのであります。ところが、施設をいたすにいたしましても、やはり今後は相当な資金を要するであろうということは予想されるところでありまして、その資金をどうして調達するかという点になりますると、ただいま申し上げましたように、あまりもうかるとい……

第46回国会 逓信委員会 第27号(1964/06/02、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) ただいまのとおりに私ども考えております。

第46回国会 逓信委員会 第28号(1964/06/04、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 企業努力はあらゆる事業において必要なことであると考えます。また、船舶の無線につきましては、もとより公衆電気通信でありまするから、本来ならば、すべての点において公社が施設をはかるというのが原則であろうと思います。しかしながら、例外的に特殊な場合として委託業務を行なうということも事情やむを得ないものがあると考えられる。かつまた、その対象として日本船舶通信株式会社というものがここに設立されたと、こういう事情を考えてみまする場合においては、この会社を育成するという意味合いから、公社が若干の投資をするということは必ずしも不都合ではないと私は考えております。さらに、かような公共性……

第46回国会 逓信委員会 第29号(1964/06/09、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 先般の参議院における予算委員会におきましても、その問題について御質疑がございまして、私からお答えを申し上げておいたのでありまするが、郵政省関係といたしましては、全部を含めまして概算をいたしてみますると、大体百二十四億余りの金額にのぼるのでございます。そこで、これらの財源措置について考究をいたしておりまするが、大体いままでのところでは、郵政事業本来の会計並びに貯金の会計、保険の会計、さらにまた、公社からの繰り入れ等を合わせまして、何とか補正予算を組まないで措置ができるのではなかろうか、こういう見通しを立ておるわけでございます。  何ぶん、今年度に入りましてようやく二カ月……

第46回国会 逓信委員会 第30号(1964/06/11、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 公衆電気通信につきましては、御指摘のとおり、これはあくまで一本化して一企業体で実行することが原則であり、また理想であると考えます。しかしながら、現実の問題といたしましては、特殊な場合におきましては、あるいは特殊な地域的な関係におきましては、公社自身がやることが非常に困難であるか、あるいはまた、公社がやるよりも、適当なる機関に委託をして、かわりに行なわしめるほうが、能率その他の点からきわめて経済的である、かように見ているわけでございまして、したがって、原則はもちろんはっきりいたしておりまするけれども、例外的な措置として特殊な場合がある。したがって、そこに若干の委託業務と……

第46回国会 逓信委員会 第31号(1964/06/16、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) ただいま議題になりました「電話設備の拡充に係る電話交換方式の自動化の実施に伴い退職する者に対する特別措置に関する法律案」の提案理由を御説明申し上げます。  加入電話等の公衆電気通信役務に対する国民の需要の急激な増加に応ずるため、日本電信電話公社におきましては、急速かつ計画的に電話設備の拡充改善をはかっていかなければならないのでありますが、その一環として行ないます電話交換方式の自動化の実施に伴いまして、自動化される電話取り扱い局の大部分の局におきましては、一時に多数の電話交換要員が過剰となり、その数は、昭和四十二年度までで約三万三千名の多数にのぼる見込みとなっております……

第46回国会 逓信委員会 第32号(1964/06/23、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) お答えいたします。  これは退職される方々に対しまして、法律による退職手当が支給されることはもとよりでございますが、この場合に限り、特にそのほかに特別の給付金を支給いたしまして退職の円滑化をはかるというのが、この法律の目的でございます。  特別給付金の性格といたしましては、広く解釈すれば、これはやはり退職金の一種にもなるかと存じますが、厳格な意味における退職手当ではない、したがって、国家公務員等の退職手当法そのものにはよらないが、性質としましては同様のものであるから、特に法律を制定いたしまして、これに基づいて支給をする、かように考えております。で、現行法の解釈として申……

第46回国会 内閣委員会 第5号(1964/02/11、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) ただいま議題となりました郵政省設置法の一部を改正する法律案について提案理由の御説明を申し上げます。  この法律案は、郵政省の職員のうち、一般職の職員の給与に関する法律の適用を受ける職員を二十二名増員しようとするもので、これは、主として宇宙通信研究のための要員として電波研究所の職員を増員するものであります。  何とぞ十分御審議の上、すみやかに御可決くださいますようお願い申し上げます。

第46回国会 内閣委員会 第21号(1964/04/07、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) ただいまお尋ねの点は、私も当時国会に出ておりまして、承知をしておりますが、今日この電波監理局を電波局と直すということについては、一応見送っております。
【次の発言】 詳細な点はまた別にお答えいたすことにいたしまして、私が考えておりますることは、なるほどただいまの御意見のような点も確かにあると思いますが、ものごとというものはある程度総合して研究したほうが能率があがるという点もあると思いますが、しかし、また一面におきましては、それぞれ専門が違っておりまするから、その専門に従って深く研究していくということも大切ではなかろうかと、こう考えております。現実のいまの問題といたしま……

第46回国会 内閣委員会 第22号(1964/04/09、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 概略だけ私から御説明申し上げまして、非常に技術的な点が多いと思いますので、詳細は電波監理局のほうから御答弁申し上げたいと思います。  最近、宇宙開発が進みまして、宇宙通信衛星を利用する国際的な通信がいよいよ実用化の段階に入らんとしております。そこで日本といたしましては、郵政省が中心になりまして、国際電信電話株式会社、日本電信電話公社並びに日本放送協会、この四者の専門の技術者が集まりまして、すでに四者の協議会を形づくっております。必要に応じ、随時会合し、会議を開きまして、当面の問題に対処してまいっておるのでございます。昨年十一月二十三日に行なわれましたアメリカからのリレ……

第46回国会 内閣委員会 第24号(1964/04/16、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 郵政犯罪があとを断たないということはまことに残念なことでございまして、特に最近静岡市内において大がかりの犯罪が行なわれたということに対しましては、全く弁解の余地のないところでございまして、申しわけないことと考えております。そこで、郵政犯罪に対しましてはいろいろな態様があるわけでございますが、私としましては、まず第一に、この犯罪を起こすような余地なからしめるという予防、防止対策が、第一に重要なことであろうと考えます。第二には、もしもそういう犯罪が起こった場合には、一日も早くこれを発見して、その被害を最小限度に食いとめる、こういうことが必要であろうと考えまして、それには何……

第46回国会 予算委員会 第16号(1964/03/19、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) お答えいたします。  昭和三十七年度末で六十億円になっております。
【次の発言】 お答えいたします。  この問題につきましては、昨年の本委員会におきましても、あなたの御質問がありまして、当時の大臣から御答弁申し上げておるわけでございます。要するに、終戦処理費支弁によって建設した設備並びに安全保障諸費支弁のもの、これらの使用料金につきましては、現に、まだ日米間の地位協定の解釈の上において、基本的に意見が合っていない、これが根本原因でございます。前国会での御質問もありましたので、その後も引き続いて、これが解決のために、関係者が寄り寄り協議をいたして、努力をしておるのであり……

第46回国会 予算委員会 第17号(1964/03/23、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) お答え申し上げます。御説のように、現在、全国各地の特定郵便局に、女子の従事員が相当数働いておられます。特に、電話の交換に従事しておられまする方々は、どうしても、やむを得ず、夜間の勤務ということがあるわけでございますが、これは、理想からいえば、好ましいことではないと思いますけれども、一応は、労働基準法でも例外として認められておる仕事でございます。  そこで、今後は、おいおいに、電話事業そのものが自動化してまいりまするから、そうなりますれば、交換業務も、婦人の手を借りる必要がなくなると、こういうことになってまいりますが、それまでの間は、当分、婦人の交換業務というものは、や……

第46回国会 予算委員会 第21号(1964/03/30、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) いま私の名前をおあげになりましたのでお答え申し上げますが、予算分科会において私から御答弁申し上げましたことを、少し思い違いなさっているのじゃないかと思います。といいますのは、あの際問題になりましたことは、日韓の海底ケーブルの所有権の問題と、もう一つ電波の問題がございまして、私は、その日韓間の海底ケーブルの問題は今回の日韓会談に含めて解決をしたいということをはっきりお答え申し上げました。ただ、電波の問題は、これはITUの関係があるから、今回の会談で直ちに妥結することはむずかしい。やはりITUの国際会議に持ち出して解決すべきものであるということをお答えしたのでありますが、……

第46回国会 予算委員会 第22号(1964/06/05、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) お答えいたします。私のほうでは、大体中小企業を含めて対象とすべきものであって、千人以上というような大企業を対象とすることは反対であるということを申しております。
【次の発言】 お答えいたします。予算審議の際にも別にうそを申したわけではございませんが、ことしはようやく新年度に入りましてまだ二カ月済んだばかりでありますので、今後の収支の見通しというのもここで確定的なことはもちろん申し上げかねますが、大体その当時の収入の見込みというものは、過去の五年間の実績に基づきまして一定の算式に基づいて出したわけでございます。ところが、その後二カ月の収入の趨勢を見ておりますと、まずこの……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 逓信、建設委員会連合審査会 第1号(1964/05/12、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) ただいま議題となりました電波法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  第一点といたしましては、昨年四月に批准されました「千九百六十年の海上における人命の安全のための国際条約」の発効に備えまして、電波法中の船舶局の無線設備、運用等に関する条件を新しい条約の規定に適合させるために必要な改正をしようとするものであります。  第二点といたしましては、昨年の建築基準法の一部改正によりまして、新たに容積地区の制度が設けられ、この地区では、三十一メートルという従来の高さの制限を受けない高層建築物の建築が予想されますので、この機会に、高層建築物その他の工作物によるマ……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1964/03/26、6期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(古池信三君) 郵政省所管各会計の昭和三十九年度予算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、郵政事業特別会計の予算でありますが、この会計の歳入歳出予定総額は、ともに三千百二十八億二千二百万円でありまして、前年度予算額に比べて四百五十九億一千七百万円、一七%の増加となっております。しかし、この中には収入印紙、失業保険印紙等の、いわゆる通り抜けとなる業務外の収入、支出七百四十二億三千万円が含まれておりますので、これを差し引いた郵政事業の実体予算は二千三百八十五億九千二百万円で、前年度予算額に比べ二百九十四億八千二百万円、一四%の増加となっております。この増加のおもなものを歳出に……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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