このページでは山本伊三郎参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。
○山本伊三郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました生活環境施設整備緊急措置法案に対しまして、池田総理並びに関係閣僚に、数点について質問をいたします。 この法律はむずかしい名前でうたっておりますけれども、俗な言葉で表現を許されるならば、シシ――いわゆる小便、ババ――いわゆる大便と、ごみの始末を、五カ年間にきれいに処理するという内容でございます。まことに時宜に適した法律だと考えます。しかし、わが国の経済の発展は、近年著しく伸びていることは御存じのとおりであります。また、産業の施設においては世界一流の国といわれております。しかし、生活環境施設、すなわち、シシ、ハバ、ごみの処……
○山本伊三郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、昨日提案されました三十八年度補正予算案に対しまして、池田総理並びに関係大臣に若干の質問をしたいと存じます。 実は、先ほどの牛田君の質問に対しまして、国際収支につきましての問題で、池田総理並びに大蔵大臣の答弁は、私は、あれは、うそとは申しませんが、若干問題がございますので、順序を変えて、それをちょっとお尋ねしたいと思います。 本年春の三十八年度の予算審議に際しまして、私が予算委員会において、政府の国際収支に対する問題について質問をいたしました。これに対しまして、政府は、数字を示しまして具体的に答弁をされたのであります。それはすなわち、貿易収……
○山本伊三郎君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になりました三十九年度予算三案に対し、反対の立場から討論をするものであります。 反対の第一の理由といたしまして、まず、池田総理の政治に対する姿勢を指摘したいのであります。池田総理は、予算審議の過程におきましてもたびたび言明されておりますが、自民党の来たる七月の総裁選挙には立つとも立たないとも言わない、口々これ実なりと言って、うそぶいております。しかし、その総理の政治のとり方の姿勢を見ますと、遺憾ながら、国政の処理にあたっては、常に七月選挙にどう響くかを尺度として行動していることがうかがわれるのであります。これが国の方途を誤らしめ、……
○山本伊三郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、去る二十一日、本院において行なわれました佐藤総理大臣の演説に対しまして、若干の質問を申し上げたいと存じます。 この二十一日の佐藤総理の演説につきましては、私も当初非常に期待をしておりました。池田さんのあとを追うたということはわかりますけれども、日本のいまの政治、内政、外交の実情から申しましても、特に経済的問題では、もう十カ月も金融引き締めによりまして、各方面に大きな打撃を与えております。これをどう転換する施策を具体的に演説されるかと期待しておりましたが、その内容はきわめて抽象的であります。具体性がちっともございません。時間が制約されておりま……
○山本伊三郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になっております昭和三十九年度補正予算三案に対しまして、反対の意思を表明いたします。(拍手) 今日の日本経済の現状を見ますときに、自民党政府の誤れる所得倍増政策の暴走によりまして、わが国の経済はあらゆる面にひずみと矛盾を露呈しておるのであります。すなわちわが党が前内閣当時からたびたび警告をしたごとく、過剰投資はいまや現実の生産力と化し、基幹産業全般に及び、その過剰設備、過剰生産の状態は深刻なものがあります。これがため、金融は梗塞し、企業の経営状態は悪化し、株式市場の暴落は、日銀信用による株価操作を必要とするほど異常な状態におちい……
○山本伊三郎君 先ほどからの政務次官の話を聞いてうずうずしているのですが、政務次官はこの問題については、今回衆議院でやられたと思いますが、初めてだと思うのです。先ほどから言われるのは、なかなかいいことも言われるときがあるんですね。しかし、本質はつかんでおりませんよ。問題は、この二条三項がこれの本質的な問題じゃないのです。その全般から見て主管省は自治省になっているが、自治省が出してきた案自体が、もう根本的にわれわれは不満なんですよ。不満というのは、給付が低いとかそういうものじゃない。全然、先ほどあなたが言われた恩給のような自然保険料方式じゃなくて、平準保険料方式でやるんだ、そのようになっていない……
○山本伊三郎君 これは開会中にいろいろお話ししたがったのですが、北富士の忍草の問題です。すでに現地からの情報を見ますると、もう地元では待ち切れないということで、いろいろ問題が出ておるように思うのですけれども、志賀大臣も誠意をもってこれに対して善処をして解決に努力するという予算委員会の答弁もありますし、私はこれ以上言いませんが、問題は相当複雑なものですが、できるだけ早くこの問題を解決するように努力をしてもらいたいと思うのです。そうでなければ自後起こる問題について私は地元の、もう待ち切れないというその事情もわかると思うのですが、じんぜん日をおくらして、地元で起こる事態について私はやはり政府が責任を……
○山本伊三郎君 労働大臣――給与担当大臣はもう見えますか。
【次の発言】 きょうは主として政府に対してちょっと注文があったのですが、しかし、まだ来ないので、人事院にちょっと下調べで、ちょっと御質問しておきたいと思います。
今簡単に神田人事院総裁代理から御説明願いましたが、これを調べますと、いろいろ問題が出てきておるように思うのです。しかも今度の勧告は、昨年の八月八日の勧告と違って、きわめて巧妙になされておるので、説明だけ聞いておってもなかなか理解ができないと思うのです。そこで端的にひとつお願いいたしますが、今度のこれが実施されたときにおいて、今百六十七億の所要財源が要ると言っておられまするが……
○山本伊三郎君 それじゃ人事院の勧告につきまして、一昨日人事院に対して若干質疑をしたいと思っておりましたが、主として政府の所信をただしたのですが、きょうは人事院の今度の勧告について人事院にひとつ腹蔵なき御説明と答弁を願いたいと思います。今度の勧告の内容は、従来の勧告よりだいぶ複雑なものであって、一見なかなか理解しがたいと思う。したがって、それを簡潔にひとつ答弁してもらいたいと思うのです。この公務員の給与の問題は、ひいては民間の給与に影響するところが大きいのです。また、民間の給与の実態は、また公務員に非常に影響する、こういうことで非常に政府の公務員に対する給与の問題についての考え方が、われわれと……
○山本伊三郎君 それでは恩給に関連をいたしまして、旧南満州鉄道の職員の通算問題について、恩給局長並びに大蔵当局にひとつその現在の政府部内におけるこれに対する作業状態についてお伺いしたいと思います。すでに御存じのように、さきの国会で本委員会においても附帯決議がすでにつけられております。一々これは申しませんが、御存じのとおりでございますが、なおかつ、またこの問題は非常にわれわれとしても重要な問題であるので、この前の通常国会の四月十七日の日に参議院の地方行政委員会で特に池田総理の出席を求めた際にも、この点について総理の御所見を伺っておるのですが、その際に、誠意をもって十分検討したい、きわめて希望的な……
○山本伊三郎君 それじゃ私から二、三お三人の参考人にお尋ねしたいと思います。 今学者あるいは当事者からおのおのの立場からいろいろと公述をされました。本委員会としてはすでに御存じのように、昨年の二月十五日だと思いますが、わざわざ現地視察をしてこの一日も解決を早くやりたいと思ってきました。今調達庁の長坂さんですか、言われましたが、きわめて当事者、事務的に言われたのですが、この問題の発生したのはきわめて政治的な問題が根拠になっておるのです。入会権があるかどうか。これは入会慣行ということで、一応当局は認めた。そういうことから現地ではああいう一つの問題を起こした。それに対して池田総理大臣もその中に入っ……
○山本伊三郎君 それでは私から審査法並びに整理法について質問したいと思いますが、まず整理法の問題、これは相当たくさんございますが、二百八十六法律に関連した問題ですが、まず一々説明を求めることはどうかと思いますが、この社会保険、労働保険関係では、相当審査制度が完備しておると私は見ておるのですが、その関連は整理法でやられておりますが、一口に言ってどういう点――ただ、先ほどの大臣代理ですかの趣旨説明を聞きますと、両方合わしたということで言われましたが、その点ひとつ概括的にどういう点を整理法において変えられたか。特に社会保険関係では、行政不服審査法以上に私は審査制度が前進しておると思うのですが、その点……
○山本伊三郎君 内閣委員会として参考までに聞いておきます、二点ほど。各省で人事局を持っている省は幾つぐらい、どこにありますか。郵政省では調べていますか。
【次の発言】 この人事局設置の理由として、ここに若干書いてあるのですがね。人事局の範囲に入らないものに、一般職の職員の給与に関する法律の適用を受けもののうち政令で定めるものは依然として大臣官房で扱う、こういうことですが、そうすると、人事局というのは主としていわゆる郵政労務者――労務者といいますか、従業員の労務担当という労務行政というものを担当さそう、こういう趣旨ですか。
【次の発言】 そうすると、この説明ではちょっと足らないですね。「一般職の……
○山本伊三郎君 理事会の決定で、変則的に、総理に先にやれということですから、若干質問はずばりとなりますので、その点御了解願います。
まず第一に、国会も終末に近づいて参りましたが、政府としては、ILO八十七号条約の批准案をこの国会に出される意思があるのかどうか、この点ひとつ。
【次の発言】 それでは、今の御答弁では、与野党間の了解がつけば政府としては直ちに出すのだ、こういう御答弁ですが、すでに国会も、あと残すところわずか一週間以内でございまするが、もし了解がついて出された場合に、国会の会期延長という問題も起こるのですが、政府としては、その間どうお考えになりますか。
○山本伊三郎君 それじゃ地方公営企業法の一部改正の法律案につきまして、私から若干ひとつ問題を出して質問したいと思います。質問の順序を最初にちょっと答弁する側の方々に申しておきますが、まず最初に公営企業、それからそれが終わりましてから皆さん方が言われる準公営企業について触れていきたいと思います。それから私が発言の中で公営交通と言う場合は、地方鉄道事業、それから軌道事業、並びに自動車運送事業というものを含めた意味で私申しますので、そのつもりで受け取っていただきたいと思います。 そこで質問に入る第一として、一体自治省なり運輸省あたりは、地方公営企業というものが、地方自治法第二条の第二項に規定してあ……
○山本伊三郎君 ちょっと二、三、予算関係ですけれども、お聞きしたいんですが、災害出動のために特別予算を編成をされていないんですね。そういう災害時における予算の関係はどういうふうになっていますか。
【次の発言】 そういう年々の災害、単に雪害だけでなくして、風水害もありましょうが、そういうことは、これは予定できないことであると思う。したがって、今度のやつは、だいぶ大じかけなやつだと思うんですが、相当私は自衛隊も経費がかさんでくるんじゃないか。なぜこういうことを尋ねるかと申しますと、先ほど下村委員からも言われましたが、実は何年前ですか、諫早の水害があった。私現地に行きましたが、非常によくやってくれる……
○山本伊三郎君 今の旧七帝大の学長の問題で人事院に相談したら、やむを得ない、こういう人事院の意向だというのですが、一体やむを得ないというのは、人事院で相当検討して、やむを得ないという結論を出したのか。内閣からそういう点を言われたから一応やむを得ないのか。法律上から、一般の公務員の給与の原則から言って、われわれとしては承服しがたいのです。それを簡単に、やむを得ないという結論を出されたのはどういう経緯か、ちょっと説明してもらいたい。
【次の発言】 認証官にするかどうかは、これはもう私は内閣で考えてもいいと思うのですが、こと一般職の給与に関する問題が、これは正式の諮問であるか相談であるかは別として、……
○山本伊三郎君 自治省にちょっと聞いておきますが、これに関連して、今度の給与法が、御存じのように、衆議院で修正され、おそらくこの修正されたものが成立すると思うのですが、それに対して、地方公務員の場合、政府原案については、さきの臨時国会で、補正予算で一応単位費用が上げられたのですが、修正された部分の財源措置を、自治省は、地方公務員に対してどうするのですか。それを聞いておきたい。
【次の発言】 この配慮するということと、基準財政需要額の単位費用を引き上げるということとは、別問題だと思うのですが、配慮するということは、自治省では何らかの方法で、そういう措置をとれという通牒か何かによって処置されるかど……
○山本伊三郎君 この法律案施行について、自衛隊の関係はどうなんですか。
【次の発言】 国会議員はどうなっておりますか。
【次の発言】 この場合のドル換算は平価で三百六十円ということですか。
【次の発言】 これは変な質問ですが、公務員が今まで海外出張するときには、為替管理の関係はこれはもう特別認めておるのですか。
【次の発言】 とっぴな質問ですが、政務次官は海外出張されましたか。
【次の発言】 その場合に、今の国家公務員の旅費規程に準ずるというのですが、あなたの経験で、一応、ぜいたくはできないけれども、大体それで行ける――自分の費用を出して行くと
いうことはないですか。
○山本伊三郎君 自治省は、今度の設置法改正で十七人、各省から見ると一番数の少ない増員なんですが、それはそれでいいんですが、この提案の趣旨の説明によりますと、固定資産評価制度の改正に伴う新しい評価基準の作成、消防防災事務の円滑な遂行となっておるんですが、固定資産評価制度、これは大きい問題ですが、どの程度自治省で作業が進捗しておるのか。その点ちょっと聞いておきたい。
【次の発言】 これは地方行政あたりで深くいろいろと質疑がやられましたんですか、この内容について。
【次の発言】 この審議会設置のときに当委員会でこれもいろいろ話を聞いたんですが、この固定資産、相当いろいろ問題があると思うんです。固定資……
○山本伊三郎君 では、この前に引き続いて若干、本案に関連をしましてこの前も少し聞いたんですが、地方公務員の給与の問題ですが、この国会で実は衆議院で修正されまして、若干基準が動いたんですが、地方公務員に対しての財政措置はどうされますか、これをちょっと。
【次の発言】 全体的に見ますと、まあそういう今言われたようなことの措置でできますが、これが非常に財政状態悪いところの都道府県、市町村になると、まあ平均して五百万円だが、ある程度支障を来たすのじゃないかと思うんですが、もしそういうものが出た場合に、自治省として特別に何か配慮する措置はできるのですか。
○山本伊三郎君 今度の設置法によりますと、国民経済計算審議会、きわめて具体的な審議会が出ているんですが、従来、国民所得推計、これらは企画庁の管轄でやっておられるんですか、通産省ですか。
【次の発言】 この産業関連表も、これも同じく企画庁でやっておられますか。
【次の発言】 三十六年度の国民総所得の表が出ておるんですがね、国民総生産、これらの推計する資料なりプロセスはどういう方法でやっておられるんですか。
【次の発言】 その資料をどういうところで集められるんですか。
【次の発言】 忙しくて前に資料の要求ができなかったんですが、そういうものを、たとえば政府支出、あるいは民間の鉱工業の指数、こういう……
○山本伊三郎君 この前の本委員会で資料をちょっと要求しておったのですが、できておりますか。
【次の発言】 三十六年度の国民総所得は十七兆四千億ですか、ちょっと数字ありましたら、三十五年、三十六年――三十七年はまだ終わっておりませんが、大体見通しがあれば、この三年間の年度間のやつわかりませんか。
【次の発言】 国民総所得はどうなるのですか。
【次の発言】 三十五年は。
【次の発言】 三十五年ですよ。
【次の発言】 三十六年が十四兆一千一百幾らでしょう。ちょっと違うのじゃないですか。――わからなけりゃこれは統計数字見ますから……。
【次の発言】 三十六年は。
○山本伊三郎君 それじゃ、せっかく大臣おいでになっておりますから、新聞で見たのですが、EEC諸国、欧州諸国に対して移動大使を派遣するということをいわれておりますが、どういう実情になっているのですか。
【次の発言】 それから四月以降に取りざたされております数品目の自由化ですね、非鉄金属とかあるいは砂糖なんかいわれておりますが、これに対する関税の引き上げというようなことは政府として手をつけられておるのですか、その点について。これは大蔵省ですか。
【次の発言】 これはガットの中でいろいろと話が進められるのではないかと思うのですが、それは外務省は関係しておられるのですか。
○山本伊三郎君 質問の前にちょっとお尋ねしておきますが、質問の都合がありますが、文部大臣はおおよそ何時ごろにこちらに来られる予定ですか。
【次の発言】 いろいろ御質問申し上げたいことがあるのですが、まず第一に、提案理由の説明の一番最後に、「国立高等専門学校の増設、理工系学生の増員及び学年進行等による教職員の増員」となっておるのですが、ほかの設置法では、大体この説明に具体的に数字なんか書いておるんですが、条文の中にはあるようですが、具体的にどういう人をどれだけ増員するのか、これをまずお聞きしたい。
【次の発言】 国立学校の増設その他で、二千六百八十六名、これは主として教官ですか。
○山本伊三郎君 それでは、私から、これは文教委員会でいろいろやられますから、これは参考までに、特にこれに対して私いろいろ陳情等を受けておる面もあるので、大臣に聞いておきたいと思うのです。教科用図書のいわゆる無償措置に関する法律案ですが、趣旨はよくわかるのですが、この選定、採択については若干われわれは問題があると思うのですが、現行の教科図書の扱いと、これによってどういう程度変わるのか、この点、ひとつお尋ねしておきたい。
【次の発言】 そうすると、都道府県教育委員会で各自主的に選定をして、そして市町村教育委員会でその中から採択する、こういう方法が今までとられておった、そうですね。
○山本伊三郎君 私、この問題については触れないのですが、先ほど、宇佐美長官が戸叶委員から言われた熊本の行幸の際に、三階以上からのぞいたらいかぬというような問題は、絶対にそういうことはないと宮内庁は言われているけれども、この前、瓜生次長もそういう答弁です。ところが事実はそうではないのです。私も経験がありますが。三階以上ではなしに二階から歓迎してもいけないというのが、各県の警察本部の取り締まり方針です。したがって、この点を私は言わないんです。そうしなければ取り締まりができないならば、私はそれで徹底して、はっきり、公示したらいいと思うのです。でないと、一般国民も非常に迷惑するんです。それで、私はいい……
○山本伊三郎君 それじゃちょっと質問を、政府委員に尋ねようと思っておったのですが、大臣が見えましたので、お忙しいようですから、二点について大臣にひとつお聞きしておきたいと思います。 これは去る二十四日の新聞に載ったことでございますが、私は、新聞に載ったということであえてそう取り立てて言うことも好かないのでございますが、こと非常に重要な三十八年度の減税問題ですから、この点についてひとつ大臣にその真意をお聞きしておきたいと思います。去る五月二十三日に開かれました経団連の総会の席上、池田総理が三十八年度における減税の政府の一応指向する考え方を明らかにされております。その内容についてはすでに大蔵大臣……
○山本伊三郎君 われわれは、実は防衛庁設置法がかかれば、今永末委員が言われましたが、徹底的にひとつ究明したいと思うのですが、過去ロッキードが機種選定されたときの経過から見ると、先ほどから防衛庁当局が答弁されているのは、実はわれわれもう歯がゆいのです。その当時、機種選定についていろいろ参両された源田さんなども、委員会の委員としておられますけれども、グラマンが一応決定して、それをロッキードに変えられた当時から、相当この委員会でも、もめてもめてもめ抜いてこれが出された。当時赤城長官のときだと思いますが、したがって、志賀さんについてはあえてこれを追及する必要はないと思いますが、先ほどからちょっとスロッ……
○山本伊三郎君 それじゃ最初に、この宇宙開発審議会のことについてちょっと……。 それじゃまだ政府委員の方が見えられぬらしいので、一応宇宙開発審議会はあとに回しまして、先日、この前の委員会で、総理府総務長官と内閣官房長官認証官の問題で、民社の田畑君といろいろ質疑があったのですが、僕はちょっと変わった見解を持っているのですがね。この内閣官房長官とか、総理府総務長官の方々を今さら認証官ということは、なるほど形式的には重みをつけるようだが、逆に僕らも大臣と同じ考え方で扱っているのです。もしそういう考え方でなければ、きょうも総理府のこの設置法をあげる場合には、大臣の出席を求めるなら、総理大臣に来てもら……
○山本伊三郎君 きょうは総裁来るのですか。
【次の発言】 現在まで国家公務員法第百三条によって、私企業からの隔離の項があるのですが、こういう法律案を出して国会に報告するということですが、その点人事院としてはどうなんですか、これによって相当効果がありますか。
【次の発言】 従来、この第百三条の規定に抵触して民営企業に天下りしていかれたという場合に、罰則をもって、それをやった人に対して罰則を適用したというようなことあるのですか。
【次の発言】 提案者の代表者の委員長見えましたから委員長にひとつ質問をしたいのですが、趣旨はまことに私けっこうだと思っております。ただこういう法律を出されて、いろいろと衆……
○山本伊三郎君 それじゃ、この前の当委員会、きょうおのおの与党の方々のきわめて貴重な参考になる御意見、御質問を聞きまして、これから私、野党の立場から、恩給法の改正並びに恩給の改正に附帯して国家公務員の共済組合の問題、第二には公共企業体職員等共済組合法の一部改正、それから次には、旧令による共済制度の改正の問題について、順次、政府の所信をひとつ聞いていきたいと思います。 まず、恩給法の問題でありますが、実は戦後目まぐるしい経済変動の中で、公務員の恩給という年金制度が相当考え方も運用も変わってきたと思うのです。特に昭和二十八年の法律第百五十五号による改正は、いろいろの意味において論争されておること……
○山本伊三郎君 それじゃ公正取引委員会の事務局長にお尋ねいたします。
この委員長の報酬を引き上げる案が出ておるのですが、すでにこの種の特別職の給与の引き上げは、昨年十月一日に遡及をして国家公務員の給与の引き上げと同時に実現しておるのですが、公正取引委員長の分だけあとに残されたという事情について、公正取引委員会のほうとしては、どういう考えを持っておられますか。
【次の発言】 それじゃ、それまでは幾らであったのですか。
【次の発言】 この点については後ほど大蔵大臣が見えたら聞きますが、幸い給与課長見えておりますから、今度の十四万円を十八万円にですか、する案でありますが、これはどういういきさつです……
○山本伊三郎君 大臣おられる間にちょっと聞いておきたいのですが、この前の国会で川崎入国者収容所の位置を変更するということが一応承認されたことを覚えておるのですが、この説明を聞くのと、衆議院で修正されたのとちょっとわからないのですが、その事情をちょっと聞かせていただきたい。
【次の発言】 これはなんですか、川崎化成と建交換をということは、向こうのほうから契約解除というのですか。これは話し合いで、口約束程度のものであったのですか。
【次の発言】 政府のやり方はいつもそうなっちゃうんです。法律案が通り、予算が通らなければ実施できないということで、当局者の責任を問うわけではないのですが、われわれが内閣……
○山本伊三郎君 ちょっと関連。ちょっとタイミングがおくれたのですが、先ほど経済企画庁長官が五分位によると低所得者のほうがいわゆる所得の率が伸びておるという御答弁でございましたが、私のデータが違うかどうか知りませんが、三十六年度による五分位層を見ますると、第一では九・三%、第二では一〇・四%、第三では一〇・七%、第四では一一・一%、上になるほど伸びておるようにデータが出ておるのですが、今の御答弁とちょっと食い違うので、お教え願いたいと思います。
【次の発言】 あしたまたくわしく質問いたしますが、先ほどの答弁の印象を受けますと、三十七年度はなるほどまだ最後は出ておりません。まだ年度半ばで出ておりま……
○山本伊三郎君 経済企画庁長官は……。
【次の発言】 それでは、まず最初に、第二次補正予算に関係して、産投会計繰り入れの問題について、総理並びに大蔵大臣にお伺いいたしたいと思います。
まず、大蔵大臣にお伺いいたしますが、昭和三十七年度の第二次補正予算以後における新規財源は幾らくらいの予定でございますか。
【次の発言】 それの積算基礎、計算基礎を伺います。
【次の発言】 財政法第二十八条による報告はあるのですが、今言われたものでなくて、もう少し計算の基礎をはっきりと、あなたでなくてもいいから……。
【次の発言】 そうすると、かりに第三次補正をやらないとすれば、今言われた千三百六十三億というもの……
○山本伊三郎君 池田総理はじめ各大臣、連日御苦労さんですが、二、三引き続き御質問申し上げたいと思います。 まず最初に、デノミの問題でちょっと政府の態度をただしておきたいと思います。二月の中ごろだと思いますが、山際日銀総裁が談話を発表されて、わが国としてはやはりデノミはやるべきであるという考え方を出されました。それに対して直ちに、翌日だと思いますが、田中大蔵大臣はこれをやらないんだという意思表示をされたのを、これは新聞紙上見たんであります。閣議でそれがきまったかどうかは別といたしまして、そういう大蔵大臣の談話が出ております。で、それはまあ一応とにかくといたしまして、二月の二十八日の日に衆議院の……
○山本伊三郎君 それでは、昨日の私の残した質問、というよりも、日銀総裁にひとつ御所見をお伺いしたいと存じます。 まず、説明を願う前提として、私の質問する意図をひとつ明らかにしておきたい。実は、山際総裁が二十八日の衆議院の大蔵委員会で若干詳しくデノミについていろいろと御説明願ったと思うんですが、それについて昨日、総理並びに大蔵大臣に政府の所信をただしました。それはもう新聞紙上御存じのように、全然否定されております。その中で大蔵大臣が、まあ私をさして言っておるんじゃないと思うんですが、戦前の貨幣の郷愁というようなこともということがありましたが、私は全然そういうことは考えておりません。今後、日本が……
○山本伊三郎君 それでは外交問題で、実は韓国の問題で、外務大臣にまず冒頭に質問したいんですが、おくれるようでございますので、最初に、旧地主に対する報償問題について、いろいろ新聞紙上をにぎわしておりまするが、はっきりと政府の態度をひとつここで表明していただきたいと思います。
本論に入る前に、問題を秩序正しく問いただすために、さきに、昨年の五月二十二日に出されました農地被買収者問題調査会の答申が出ておるはずでございまするが、その骨子を、総理府総務長官からまずお知らせ願いたい。
【次の発言】 それではもう一つ、本論に入る前に聞いておきますが、昭和二十八年十二月二十三日に出た、本件に関する最高裁判所……
○山本伊三郎君 ちょっと関連、これにちょっと関係はないのですが、池田総理にちょっとお教えを願いたいのですが、実は地方選挙を通じて、各地へ閣僚が、また、政府の、政務次官なんか参られますと、自民党に籍のある人、あるいはそれに準ずるような人が、知事または市長になれば、中央が自民党の政府だから非常に有利である、こういう演説なりをされております。私も長い間地方自治体におりましたが、どうもその点が理解ができませんので、どういう点が有利になるのかということを具体的に二、三例をあげて、総理から御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 それは重要な、われわれ非常に問題というよりも、われわれ理解できないので……
○山本伊三郎君 まず第一に外務大臣に、六月五日に政府から発表されましたいわゆる原子力潜水艦についてというこれについて、内容に相当われわれとして納得のできない、特にこの安全性について、ますますわれわれとしては不安な感じを国民に与えておるのでないかと思いますので、数点について政府の見解をただしたいと思います。その前に、この中間報告は全部これでなされておるのかどうか、おそらく内容を見ますると、アメリカからの報告を出されておると思うのですが、まだこちらに来ておらないものは別として、来ておるものは全部これに載せられておるのかどうか、この点をまず聞いておきたい。
○山本伊三郎君 それでは準備の関係上特別職の給与に関して若干基本的な問題を質問したいと思います。
特別職は、御存じのように、人事院の勧告外の給与の問題ですが、今度の特別職の給与の引き上げを見ますると、必ずしも人事院の勧告内容に沿ったものでない点が相当あるのですが、特別職についての給与の考え方はどういうことで給与を設定ざれるか、この点をひとつまず聞いておきたい。
【次の発言】 それでは、資料を調べながら質問いたしますので、すわったまま失礼いたします。
実はずばり入りますが、北富士演習場の補償問題でございます。特に林雑の問題でございますが、これにつきましては、もうすでに三年有半にわたる問題があ……
○山本伊三郎君 まず最初に、今度の公務員の給与改正に伴う地方公務員の関連性をお聞きしたいのですが、その前に、予算委員会でたびたび言っておるのですから、もうここで繰り返しませんが、ひとつ大橋労働大臣、率直にお聞きしたいのですが、本院でも個人的な話をいたしますと、給与の内容についてはいろいろ議論がありますが、実施時期については、もう四回目だから、政府としては人事院の勧告、また、人事院総裁も予算委員会で言われたが、きわめて遺憾だということを言っておりますし、国家財政の点からやむを得ないということで、非常に政府は強調されておりますが、一体、五月から実施した場合に、財政との関係、どうなっておるか、この点……
○山本伊三郎君 それでは最初に日韓問題でひとつお伺いしたいと思います。
池田総理並びに大平外相から御答弁を願いたいと思います。日韓問題の中に入る前に、総理にちょっと聞いておきたいのですが、さきにケネディ大統領の葬儀に参列しました際に、ジョンソン新大統領と御会談をされた報道を聞いておるのでございますが、その際、世界情勢なり、あるいは日米関係の話をされたと聞いておるのでございますが、日韓会談の問題は、極東の情勢に非常に影響があるので当然そういう話もされたと思うのですが、この点につきましてお答え願いたい。
【次の発言】 この場で内容は話せないかもしれませんが、日韓会談に対するアメリカにおける考え方……
○山本伊三郎君 それじゃいま西田委員からいろいろと問題点を指摘されたのですが、この法律は、さきの第四十回の国会で、附帯決議で、それにのっとってまあ議員立法かどうかという問題があって、結局政府提案で出されておる。これについて私はまあ了解いたします。したがって、地方公務員共済組合法ができたときのような各種の準備もできておらないということも、これも私はよくわかります。したがって、いまちょっと質疑応答を聞いておりましても、なかなか問題があるようでありますが、きょうはそういうところは触れません。きょうは、総括的に二、三だけ聞いておきたいと思いますが、まず、先ほど西田さんも聞かれましたが、これが地方公務員……
○山本伊三郎君 一昨日の委員会で資料を相当いただいて、いろいろ検討したのですが、この間も実は質問の中で若干触れておいたのですが、今度のいわゆる団体共済の法律は、問題の相当あることはわれわれも承知しております。まあしかし、これが国会の附帯決議、本院の附帯決議を尊重して出されたということかう、われわれとしてはできるだけ協力をしたいという気持ちでおることは事実なんですが、しかし、事、年金制度でありますので、将来の年金保険経済なんかを見ると、やはり心配する点も相当ございます。したがって、追及するという意味の質問でなくして、建設的な意味において若干資料によって質問をしておきたいと思う。 今度の団体共済……
○山本伊三郎君 それじゃこの前に引き続いて若干地方公務員等職員共済組合の問題について質問をいたしたいと思います。 本日は幸い大臣も御出席願ってあるので、理事打ち合わせ会で聞きますと、本日これを終結をするという方向にきまっておるようであります。したがって、そういう立場に立って大臣あるいは政府委員に御質問申し上げたいと思うのですが、大臣のほうには、一番最後に確認するときにひとつお尋ねすることにいたします。 政府委員に若干質問しておきたいと思います。第二百二条の準用規定をちょっと聞いておきたいのですが、二百二条の準用規定で第二条第一項第三号あるいは第二項等が準用されております。これは運用上の問題……
○山本伊三郎君 それじゃ簡単に要点だけひとつ自治省当局に御質問申し上げたいと思います。
本年の期末手当を機会に、自治省から、まあ俗に市町村長はやみ給与だといっておるのですが、それに対する通牒が出されておるようですが、その動機はどういうふうなことですか。
【次の発言】 この通牒は、ただいま各委員に配られたのですが、この趣意は、どうもわれわれとしては納得のできないものがあるのですね。特に、この地方公務員の場合は、時間外手当、俗にこれは超勤手当と言っておりますが、これについても低額――低額と申しますよりも、その超勤そのものの時間に応じて支給されていないところが多い、というのは、予算がないということ……
○山本伊三郎君 関連して。先ほどの指定職給与表の問題でちょっとお尋ねしておきたいのですが、いま、はしなくも人事院総裁が、事務次官が二十一万円にしたのは、その理由を言えと言われれば言うと言われましたが、一体五万円上げた理由、根拠というものはどこにあるのか。
【次の発言】 私はその考え方には納得できません。もちろん事務次官は、これは一般職として給与表で規定されておる。これはさっきの鶴園君の考えと一緒なんですが、それはまた別として、やはり政治的にいろいろ関係のある総理大臣なり、そういうものと、いわゆる一般事務次官、一般職の人との関連で考える要素を私も若干認めます。しかし、下級職員と言ってはことばが悪……
○山本伊三郎君 関連。政務次官、それは違いますよ。この前十四日に吉武自治大臣が、これは財政局長聞いておられます、どうきまるかということは、やはり国家公務員がきまらなければこれは言えないけれども、財源措置はいたします、準じてやる。ただ柴田財政局長は、年央であるから地方交付税の改正でいくか、あるいはその他の方法でいくか、その方法についてはいまのところは言明できないけれども、従来の方針によってやります――議事録見てみなさい、そういうことになっているでしょう。
【次の発言】 いや、異なるとかじゃなしに、やはり国会でははっきりしたことでなければ――もちろん大臣がおっしゃったのだから、当の担当大臣だから、……
○山本伊三郎君 関連で。 いまの海原防衛局長は、安保体制上やむを得ないと、まあこういう意味に私はとれておるんですが、安保条約によって――まあわれわれとしては、その安保体制に対しては基本的にも反対しておるんですが、それはそれとして、しからば安保条約によって安保体制がある以上、首都圏内において非常にそういう事故があれば、被害の多い地域にそれを置かなければならないというその防衛庁の見方について、専門的に何かあるんですか。いま鶴園委員が言われておるのは、われわれは基本的には安保体制に反対だけれども、そういうものを言っておったところで、根本的な問題だから別として、首都周辺でそういう危険な演習をやるとい……
○山本伊三郎君 それでは近畿地方に村山道雄委員と私と二人参りましたが、私から報告したいと思います。 近畿班の報告を申し上げますが、村山委員と私の二名は、去る一月八日から六日間の日程をもって、国家行政組織及び国家公務員制度等に関する調査の一環として、人事院大阪地方事務所、大阪府庁、大阪市役所、近畿地方建設局、兵庫県庁、滋賀県庁、奈良国立文化財研究所、奈良国立博物館等におもむき現地視察を行なってまいりました。 今回のおもなる調査事項を申し上げますと、第一は、国の出先機関の運用状況、第二は、各府県における国の出先機関に対する意見、第三は、各府県職員の給与制度の実情、第四は、近畿圏整備状況、第五は……
○山本伊三郎君 冒頭に、実は予算の関係でたびたび欠席いたしまして、内閣委員に御迷惑をかけていることをこの機会に若干お断わり申し上げておきたいと思います。 そういう関係で、実はお尋ねしたいことは詳細にたくさんあるのですが、本日は、実は質問善を忘れてくるような状態でありまして、概括的に基本的な問題をひとつ。 すでに以前に同僚議員なりあるいは各派から質問があったかと思いますが、その点はお許し願いたい。そこで、いよいよこの答申も出るという段階になりつつあったが、若干日にちが切れるので、これを延長しようという趣旨だと思いますが、それにつきましてはいいといたしまして、この臨時行政調査会を設置するときに……
○山本伊三郎君 それじゃあひとつ長官に若干質問したいと思うのですが、相当あの答申も、ある程度各専門部会で煮詰まってきているようにも聞くのですが、第一部、第二部、第三部おのおの部会で検討していただいているのですが、この前ちょっと聞いておこうと思ったのですが、第一部、第二部、第三部の区分けは、行政管理庁で一応この三つに分けたらいいということで計画されたのですか、あるいは七人委員会の中で意見が出てやられたのですか、この点一つ。
【次の発言】 おのおの第一、第二、第三部と、大体いい分け方をしているのですが、おのおの、やはり調査会の現況報告を読ましていただきますと、いろいろ意見が出ておるんですが、第一部……
○山本伊三郎君 この寒冷地の問題で給与担当の大臣がお答えになりましたのですが、人事院総裁に一つ聞いておきます。実は一般寒冷地該当の人々が考えておることは、今度の勧告にはきわめて不満なんです。なるほど五級地、四級地には若干石炭手当あるいは薪炭手当の増額ということになっておるが、それもまず平均して五%程度でなかろうかと思う。しかも三級地以下は豪雪手当というようなもので、しかも一メートル半以上積雪のあった場合のみそれを支給するということですから、三級地以下には、そういう積雪が非常に多い年には何らかの前進は見るけれども、それ以外には何にもない。これは相当われわれとしても問題あると思っておるのです。大橋……
○山本伊三郎君 旧金鵄勲章年金受給者に関する特別措置法案に対しまして、日本社会党を代表いたしまして、反対の意見を述べたいと存じます。 本案第一条に規定しているところを見ますると、「旧金鵄勲章年金受給者のかつて受けていた経済的処遇が失われ、かつ、老齢者については生活能力が低下している状況にかんがみ、その処遇の改善を図るため、特別の措置として一時金を給することに」云々と書いてあります。 かつてこの法案に対しまして、同僚議員なり、あるいは参考人、憲法学者なり、当事者が参考意見を述べておられます。しかし、われわれといたしましては、納得のできない法律案として今日まで来ましたが、ここで明らかにわれわれ……
○山本伊三郎君 それでは理事打合会で、時間もきまっておるようでありますが、大事なところだけひとつ許す限り質問したいと思うんですが、なるべく重複を避けたいと思うんですが、ちょっと出席しておりませんでしたので、あるいは重複するかもしれません。 まず最初に聞きたいのは、毎年この皇室経済法の施行法でいろいろ経費を出してこられるんですが、内廷費と宮廷費との概念の相違ですね、大体皇室関係の費用としては、内廷費、宮廷費、皇族費、それから宮内庁費という項目に分かれておりますが、そのうち内廷費と宮廷費がここには出ておりますが、どういう区別で分けられておるか。大体わかるんですが、この点ちょっと先に聞いておきたい……
○山本伊三郎君 それではこれから国事行為の臨時代行に関する法律案について若干の質問をしたいと思います。 まず最初に、基本的な問題として、新憲法によって天皇のいわゆる権能が大きく変更されたんですが、この国事行為の問題につきましても、憲法の第一条の、いわゆる天皇は象徴天皇――まあ俗に象徴天皇と言っておりますが、そういう第一条の規定から来る関係から、政府は、天皇は日本国の象徴であるという象徴天皇の理解のしかたを、憲法学者はいろいろ言っておりますが、それは別として、行政府としてこの国事行為の法律案を出される前提として、象徴天皇の考え方について、政府のひとつ見解を聞いておきたい。なお、質問が大きいので……
○山本伊三郎君 引き続いて私から。今度の運輸省設置法の一部改正法律案の中で、第二の問題で、自動車に関係した問題で運輸当局に質問してみたいと思います。
最初に、これは勉強足らぬか知りませんが、運輸省設置法の中の陸運局の中に、総務部、鉄道部、自動車部、整備部があるのですが、総務部、鉄道部はこれは大体わかるのですが、整備部はどういう行政を主管されておるか、ちょっと。
【次の発言】 そこで、数年前から都市交通についてはいろいろと問題があり、これは都市だけとも限りませんが、交通の事故その他で、交通問題が非常にやかましくなって、内閣部内でも交通対策本部というものを設置されたのですが、この前の予算委員会の……
○山本伊三郎君 もう大臣来るんでしょう。ちょっとそれまで待ってください。
【次の発言】 それでは、時間もたいぶおそくなりましたので、要点だけひとつ聞いておきたいのですが、問題は、北富士演習場の入会権に関係する林野雑産物補償の問題についてです。この問題、私が本委員会で取り上げてすでに足かけ四年以上になると思うのです。そこで、その間いろいろな紆余曲折がありまして、昨年ですか本年ですか、地元ではこれが訴訟問題として裁判にかけられたということも聞きました。しかし、それはそれとして、この前の志賀防衛庁長官ともこれは約束もしたのですが、早急にこの補償問題を解決するということで今日に来ているのですが、たまた……
○山本伊三郎君 それでは自治省設置法の一部を改正する法律案につきまして、本日は特は地方公営企業制度調査会設置に関しまして、地方公営企業の実態について若干質問したいと思います。
そこで、まず最初に、衆議院における状態をちょっと大臣にお聞きしておきたいのですが、衆議院の地方行政委員会で、特に、地方公営企業のうち都市交通について、小委員会を設けられて財政問題の処理についていろいろと御苦労願っているということを聞いておるんですが、この経過、経緯は現在どうなっておりますか。ちょっと聞いておきたいと思います。
【次の発言】 赤澤大臣は非常に誠意を持ってやってもらうということもこれは仄聞しておるのですが、……
○山本伊三郎君 先ほどの関連も含めて二つほどお尋ねしたいと思いますが、最初の問題は、別にきょうは聞こうと思わなかったが、先ほど原子力潜水艦の問題が出まして、外務大臣がいろいろ答弁されたわけですが、昨年の通常国会の予算委員会で、あなたにこの問題をお尋ねしたときに、たまたま問題が出たから思い出してひとつ聞いておきたい。いまの原子力潜水艦の寄港の問題に関係する安全性の問題でいろいろお話があったのですが、私が予算委員会でお尋ねしたのは、ちょうど中間報告が出た直後だと思う。そのときに、私はあなたに、中間報告だから十分わからない、今後煮詰めてまた向こうのほうに問い返すのだという御返事でしたが、その後一年も……
○山本伊三郎君 それでは、自治省設置法について、この前二日間やりましたので、大体自治大臣の地方公営企業に対する考え方、十分われわれも誠意あるところはわかりました。しかし、こう言ってはまことに失礼ですが、大臣はたびたびかわられますので、どうかひとつ、出席する事務当局も、大臣がかわっても国会で言ったことを変えないように特にその点お願いしたいと思います。財政局長、わかっておりますですね。大臣かわったら、また変えられては困るから、地方公営企業の公共性を重点として、今後再建、合理化をしていく、しかもそれは、いわゆる従業員にはしわ寄せしないというひとつ前提でやっていくということについて、間違いなく事務当局……
○山本伊三郎君 時間の、休憩の関係がございますから、大体六点ほどについてお聞きしたいのですが、長引くのをあとに回しまして、ひとつ広島市にある原爆病のアメリカの研究所――俗にABCCといっておりますが、研究所があるのですが、これは一体どこの所管になっておるのですか。
【次の発言】 実はこの前向こうへ行って調査をしたのですが、民間だというが、向こうのほうでは、政府が予算、費用を負担して――アメリカ政府が負担しておるということは事実らしいですよ。そういう研究機関ですからね、あれは商売ではない。原爆病に対する相当科学的な、医学的な研究をしておるらしいのですが、向こうの、何といいますか、理事長とか――日……
○山本伊三郎君 大体ぼくの分担は寒冷地なんですが、共済関係で一つ二つほど聞いておきたいと思うのです。これはもうすでに聞かれたと思いますが、私、納得しない点があるから直接聞かなければいけない、大蔵省に伺います。
国家公務員共済組合の運営機構が地方公務員共済組合の機構と別の構成をとっているのですが、地方公務員のような理事が、組合でなしに、一般の何といいますか職員から選んだ理事を置くという、こういう措置が何でとれないのですか。
【次の発言】 先ほどそういう言質があったということであればけっこうですが、それではたまたま大蔵大臣見えておりますから、大蔵がそういう御答弁になったかどうかもう一回ひとつ。
○山本伊三郎君 それでは、ILO八十七号条約に関連しまして、冒頭に池田総理にお尋ねしたいと思います。
池田総理は、常に、本国会で、この第四十六通常国会でILO八十七号条約の成立をさすという意味のたびたび発言をされておりますが、現在もなおそういう考え方でおられるかどうか、まず冒頭にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 しかるに、そういう総理の考えであるにかかわらず、自民党内にこの問題については相当いろいろ問題があるように聞いております。しかし、それは新聞紙上のことでありますので、どういう点が、この前の通常国会の過程で、自社両党において了解のできた倉石修正案なるものがどういう点で問題になってお……
○山本伊三郎君 議事進行。実はほかの大臣については了解しているのですが、河野建設大臣と早川自治大臣退席するときに、委員長に届けがあったかどうか、そういう点をひとつ聞いておかなければならぬと思う。私、全然知らないのです。この点をひとつお聞きしたい。
○山本伊三郎君 ちょっと関連。
憲法改正の手続について政府の見解は、総理なり、法制局長官が言われましたが、矢部副会長にこれはちょっと参考までに聞いておきたいのですが、いわゆる憲法の改正の手続については、内閣の発案権は九十六条ではなくして、七十二条だ、こう言われておりますが、矢部副会長は、やはりその法源は、手続の法源は、七十二条かあるいはどういうところにそれを求めておられるか、ちょっと御参考までに。
【次の発言】 大体矢部副会長の見解は一応わかりましたが、しかし、九十六条が特に憲法改正を規定しておるということから考えると、憲法七十二条の「議案」というものが、法律案というものには私は憲法は含まれ……
○山本伊三郎君 それでは最初に、実は御多忙のところ御出席願った佐藤臨時行政調査会会長に対しまして、若干質問したいと思います。 すでに臨時行政調査会が出発して二年になろうとしておりますが、いろいろと御苦労願いまして、九項目にのぼる一応の報告書も通覧さしていただきました。いろいろと内容を見ましても、非常に検討されていることにつきましては敬意を表します。ただ、冒頭にひとつ会長にただしておきたいのは、過去の経験から見ましても、行政組織の改革ということは、きわめて抵抗のあるものでありまして、せっかくやがて答申が出されようとしておりまするが、この答申を出された後における政府がこれをどうとるかということは……
○山本伊三郎君 関連してちょっと一つだけ。実は本日の委員会については、いわゆる閣僚が出ない先にやったために若干誤解があると思いますから、これはあとで申しまするが、日銀総裁が十時半ということで、非常に時間が延びたことについては、これはわれわれとしては相済まぬと思うのですが、ただ最後に一問私は聞いておきたいのですが、今度の公定歩合の引き上げについて、いろいろ本質的な問題が各同僚から質問がありましたが、今日中小企業の非常に膨張しておる際に、これは中小企業に及ぼす影響は大だと思うのですが、これは中央銀行の総裁としてこれに対する何らかの手当てをしなけりゃならぬと思うのですが、その点一点だけひとつお聞きし……
○山本伊三郎君 予算審議も衆参を通じてすでに二カ月にわたっております。その間、池田総理、田中大蔵各閣僚にはたいへん御苦労だったと思っております。私は、過去二カ月間における衆参両院で論議をされました事柄につきまして、三つの大きい新聞並びにそれを裏づけするために会議録を克明に実は調べたのでありまするが、そこで政府の答弁あるいは新聞の論調等を集約いたしますと、次の二つの問題がいまの池田内閣としては当面解決をしなければならない問題だと集約をしたのであります。 その第一は、やはりその論議をされた回数その他から見ましても、日韓問題が一番重要な池田内閣に課せられた問題だと私は見たのであります。第二の問題と……
○山本伊三郎君 関連、いま聞いておりますと、きわめて専門的なことを言われておるのですが、昨年までは毎勤統計による上昇の率によって仲裁裁定の額を出した。本年の場合は、実際の民間の賃金実態、いわゆる百名以上の事業所を、これをもとにとって格差を出した、こういうことでありますが、しからば、昨年までその上昇率だけでやった根拠、われわれとしては、いままで、きょう初めて知ったわけですが、裁定なり人事院勧告を出す場合には、民間の給与との格差自体が問題であると思う。上昇率となりますると、昨年、一昨年は、非常に景気がいいときには、中小企業、いわゆる零細企業の率が多くなる。したがって、そういう点が、いま初めて聞いた……
○山本伊三郎君 それでは、本日まあ三点についてお伺いしたいのですが、まず、外交問題で大平外相にお尋ねしたいのです。昨日からたびたび日韓問題でいろいろ質問がありましたが、きょう私、日韓問題はやめておきます。昨日からいろいろ外相の答弁を聞いておりますと、あまり晴れ晴れしい顔つきではございません。また、今後の問題もございますので、きょうは日韓会談は一応おくことにいたしまして、外交一般についてひとつ大平外相にお聞きしておきたいのであります。 池田内閣が成立した当時、すなわち一九六〇年当時から見ると、世界の情勢は私相当変わっておるんじゃないかと思うのです。一九五九年だと思いますが、キャンプ・デービッド……
○山本伊三郎君 時間が相当……。西田委員がだいぶ執拗に迫られた、のですが、ぼくはいろいろ尋ねることをたくさん持ってきたのですが、自治大臣は昼から予算委員会へ出られますので、余ったところは予算委員会でやろうと思いますけれども、できればここの場所でやったほうがほんとうだと思いますので、率直な御意見をひとつ聞かしていただきたいと思います。前提といたしまして、古武自治大臣は、かつて労働大臣をやられておりまして、労働問題にはきわめて造詣が深いという立場から質問したいと思います。先ほどもちょっと西田委員に対する答弁の中にもその片りんも見えておりまして、私もある意味においてはあなたの言うことに賛成する点があ……
○山本伊三郎君 関連。この問領は私は重大な問題だと思うんです。私も当予算委員会において、池田内閣のときに池田総理、大平外務相に数回質問したんです。その際に、竹島の領土問題を含む法的地位、漁業権の問題、その他請求権問題、一括これを解決する方針は変わらないということを、たびたび言われておったのですが、その方針が変わったのかどうか、これだけ聞きたい。その点だけ聞きたい。政府のほうです、外務大臣。
○山本伊三郎君 議事進行。こういう重要な問題が審議されておるときに、財政当局の大蔵大臣がおらぬということは、これは当予算委員会に対する一つの軽視だと思う。したがって、大蔵大臣があらぬから運輸大臣はかってなことを言っておるけれども、大蔵大臣は一体どういう考えかわからないのですから、私は大蔵大臣の出席までこの問題を保留してもらいたい。浅井さんのことですから、ここで私は休憩を要求したいけれども、さっそく大蔵大臣を呼んできてもらいたい。
【次の発言】 関連して。あなたは証人として来られておるのですから、あなたの性格もわかりますから、答弁は私はよく聞いておりますけれども、いま、浅井議員があなたに質問して……
○山本伊三郎君 佐藤総理とは初めて予算委員会で相対しますが、実は総括締めくくりでございますので、時間の関係もあって、たくさん聞きたいと思いますので、ことば足らずに、ずばり当たりますので、失礼な点がありましたらひとつお許しを願いたいと思います。 池田前内閣のできた三十五年のときに、池田総理が組閣当初、池田内閣のいわゆる中心的重点施策として所得倍増というものを打ち出されました。それがよしあしは別といたしまして、一応国民にアピールしたことは事実であります。佐藤さんが組閣をされまして、いろいろ演説も聞きましたが、中心的な重点施策は一体何かということについて私なりに理解しておりまするが、あらためてひと……
○山本伊三郎君 いまのに関連しまして、ちょっとぼくはきょう、こういう問題があるということを知らずに、準備しないで来たのですが、いまそういう長官の答弁を聞いておりますと、伊藤委員が言われたように、確かにニュアンスだけかもしれません。前の徳安その他の総理府長官の答弁から見ると、若干後退しているような印象を受けることは事実です、私そばから聞いておりまして。 そこでもう一つ突っ込んで聞きますが、しからば、資格期間の通算だけは認めるけれども、全面通算ができなしという法理的な考え方、また、政治的の考え方があると思うのです。その点を明らかにしてもらえれば、参考になると思います。
○山本伊三郎君 それでは、本国会の予算審議も最終段階になりましたので、この国会の重要な一つの問題でありますが、医療費の問題ですね、一応これで結着をつけてみたいと思います。
そこで、実は総理にまずお尋ねいたしますが、私は時間を節約したいほうですから、具体的に率直にお尋ねします。
二月二十七日に、支払い者代表と官房長官との間に了解事項ができたのであります、その前文に、今次医療費問題収拾についてはその取り扱いに対して佐藤総理にあずけると、こう言っているのですが、佐藤総理はあずかられたそのことがあるかどうか。
【次の発言】 そこに問題があるのです。そう言われるだろうと思っておったのですがね。支払い……
○山本伊三郎君 それでは、先ほど北裏さんが、あの財政運用上の問題で、散超の場合には非常に金融界に迷惑をかけているということ、これは、われわれもそういうことを申しておるのですが、今の財政法なり税制から見ると、なかなかそれがコンスタントにいかない。で、あなたらの立場から、どうすればいいだろうというような何かサゼスチョンがあれば、御参考までに伺いたい。 それと、もう一つは、檜山さんについでにお尋ねしたいのですが、最近のアメリカの経済雑誌を見ますと、金価格の引き上げ、いわゆるドルの平価切り下げというものがありますね。そういうことが非常に流布されておるのですが、三十八年度ないし三十九年度にそれが実現す……
○山本伊三郎君 データを持ってこずに失礼な質問でございますが、先ほどからいろいろ地方財政についてお話がございましたが、池田内閣ができた昭和三十五年からいわゆる経済政策が高度経済政策ということをやられまして以後、地方財政の構成比をずっと調べてみますと、投資的経費というものが相当急角度に伸びてきておると思うんです。実はノートを忘れてきたので、失礼でございますが、大体記憶をたどりましても、昭和三十五年度の地方財政総額は一兆五千何がしかだったと思います。それから三十六年が一兇九千、それから三十七年が二兆二千、それから三十八年が二兆六千、それから来年度は三兆一千億、こういうことでありますが、投資的経費の……
○担当委員外委員(山本伊三郎君) それじゃ、時間もあまりないようでありますので、特に、三十九年度国会の予算のうち、給与に関して若干皆さん方に質問しておきたいと思います。
まず冒頭に、衆参の関係者にお尋ねいたしますが、国会職員の給与は、内閣委員会でわれわれ討議しておる際にも、あまり論議が出ておらないのですが、基本的には国家公務員に準じておるようでありますが、その点どうですか、お尋ねいたしたい。
【次の発言】 衆議院のほうも同様ですか。
【次の発言】 ただいま説明ありましたが、国家公務員に準じておるけれども、やはり特別職であり、国会職員という特殊な職場、職務の関係で若干異なっておるというのですが……
○担当委員外委員(山本伊三郎君) 私は、特に郵政省関係だけではないのですか、五現業にわたるわけですが、本は郵政関係でございますから、郵政関係の共済組合の――これも私きょういたところなんですが、掛け金率が引き上げられるということがあるようでありますが、そういうことがあるならば、その経過をちょっと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 どうも私は、まあこれは郵政当局だけを責めるわけじゃないのですが、あの組合はやはり郵政省で一応組合を運営しているのじゃないのですか。五現業の場合はどうなっておりますか。
【次の発言】 その場合、まあいま大蔵省の給与課長見えておりますが、この上げなくちゃならぬというこ……
○山本伊三郎君 それじゃ自治省関係の問題で若干質問をしたいと思います。
いま御説明がありました特に地方交付税交付金の問題でお尋ねしたいのですが、本年度地方交付税が五百二億ほど増収されているのですが、これに対して、この国会で単位費用の改正がされているのですが、そのおもなる問題について、ちょっとまず御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いま言われました単位費用のうち給与についての単価、教員。それから府県、市町村ということを分けて今度はどれぐらいになっているんですか。
【次の発言】 ちょっと平均が出てないですか。
【次の発言】 地方財政計画の場合にひとつの平均した数字で出しておるのと違いますか……
○山本伊三郎君 それじゃ、ひとつ厚生省の大臣にあとで聞きますが、社会保険の関係で一つだけ聞いておきたいと思います。おられますか。それじゃ、まだ法律案ができていないようでございますが、今度厚年の改正がやられるようでありますが、一万円年金ということでだいぶ宣伝が行き届いているわけですが、それに対して保険料率も若干上がると思うのですが、保険料率の上がる度合い、それと船員保険との関係、この点をひとつ簡単明瞭に先に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 第一極だけ言われたが、第二種、第三種、第四種の関係はどうなるか。
【次の発言】 その料率をはじき出す財源計算書というものはできておりますか。もちろん……
○副主査(山本伊三郎君) ただいまより開会いたします。
昭和三十九年度予算中、労働省所管を議題にいたします。まず政府から説明を求めます。大橋労働大臣。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の通告がございますので、順次発言を許します。野本君。
【次の発言】 市川君。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。